JPH0797183A - アウトリガー装置 - Google Patents
アウトリガー装置Info
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- JPH0797183A JPH0797183A JP24508293A JP24508293A JPH0797183A JP H0797183 A JPH0797183 A JP H0797183A JP 24508293 A JP24508293 A JP 24508293A JP 24508293 A JP24508293 A JP 24508293A JP H0797183 A JPH0797183 A JP H0797183A
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- Japan
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- float
- outrigger
- jack cylinder
- vehicle body
- vehicle
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両のデパーチャアングルの拡大と、車体側
部材とフロートとの相互干渉の回避とが図れるアウトリ
ガー装置を得る。 【構成】 ジャッキシリンダ24の下端のフロート30
を、これらの間に配置されたスライド支持機構Xによ
り、使用時位置と該使用時位置よりも車幅方向内側で且
つ他方のアウトリガー寄りの格納時位置との間で略水平
方向に移動可能とする。かかる構成により、アウトリガ
ー装置4,7の張り出し状態時に一対のアウトリガー5,
6及び8,9のフロート30をそれぞれ使用時位置に設
定することで該各フロート30にかかる接地荷重を確実
に支持することができ、またアウトリガー装置4,7の
格納状態時には各フロート30をそれぞれ格納時位置に
設定することで該各フロート30の車幅方向外方への延
出量が低減されるとともに、各フロート30が車体前後
方向において相互に接近し該各フロート30のアウトリ
ガー装置4,7から車体前後方向への延出量が低減され
る。
部材とフロートとの相互干渉の回避とが図れるアウトリ
ガー装置を得る。 【構成】 ジャッキシリンダ24の下端のフロート30
を、これらの間に配置されたスライド支持機構Xによ
り、使用時位置と該使用時位置よりも車幅方向内側で且
つ他方のアウトリガー寄りの格納時位置との間で略水平
方向に移動可能とする。かかる構成により、アウトリガ
ー装置4,7の張り出し状態時に一対のアウトリガー5,
6及び8,9のフロート30をそれぞれ使用時位置に設
定することで該各フロート30にかかる接地荷重を確実
に支持することができ、またアウトリガー装置4,7の
格納状態時には各フロート30をそれぞれ格納時位置に
設定することで該各フロート30の車幅方向外方への延
出量が低減されるとともに、各フロート30が車体前後
方向において相互に接近し該各フロート30のアウトリ
ガー装置4,7から車体前後方向への延出量が低減され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアウトリガー装置、特に
フロートの支持構造に関するものである。
フロートの支持構造に関するものである。
【0002】に関するものである。
【0003】
【従来の技術】クレーン車等の作業用車両に装備される
アウトリガー装置は、車体に対してその車幅方向に搭載
された伸縮桁の先端に上下方向に向けてジャッキシリン
ダを取り付けるとともに、該ジャッキシリンダの下端に
接地用のフロートを取り付けて構成されるが、この場
合、車体の右側に張り出すアウトリガーと左側に張り出
すアウトリガーとは車体前後方向に近接して併置される
のが通例である。
アウトリガー装置は、車体に対してその車幅方向に搭載
された伸縮桁の先端に上下方向に向けてジャッキシリン
ダを取り付けるとともに、該ジャッキシリンダの下端に
接地用のフロートを取り付けて構成されるが、この場
合、車体の右側に張り出すアウトリガーと左側に張り出
すアウトリガーとは車体前後方向に近接して併置される
のが通例である。
【0004】ところで、このようなアウトリガーは、フ
ロートにかかる接地荷重をジャッキシリンダで支持する
必要上、該ジャッキシリンダの軸心はフロートの中心に
略合致せしめられているが、該フロートはその接地荷重
に対する面圧を小さく維持する観点から比較的大きな接
地面積を有しており、従ってフロートがジャッキシリン
ダから車幅方向外方へ大きく延出することになる。とこ
ろが、このようにフロートがジャッキシリンダよりも車
幅方向外方へ延出した状態がアウトリガーの格納状態に
おいても維持されるとすると、法的に規制される車体の
車幅寸法が上記フロートによって制約されることとな
り、好ましくない。尚、このような問題を解決する方法
の一つとして、アウトリガー格納状態においてはフロー
トを取り外すことが考えられるが、該フロートが重量物
であることから、操作性・作業性という点において現実
的ではない。
ロートにかかる接地荷重をジャッキシリンダで支持する
必要上、該ジャッキシリンダの軸心はフロートの中心に
略合致せしめられているが、該フロートはその接地荷重
に対する面圧を小さく維持する観点から比較的大きな接
地面積を有しており、従ってフロートがジャッキシリン
ダから車幅方向外方へ大きく延出することになる。とこ
ろが、このようにフロートがジャッキシリンダよりも車
幅方向外方へ延出した状態がアウトリガーの格納状態に
おいても維持されるとすると、法的に規制される車体の
車幅寸法が上記フロートによって制約されることとな
り、好ましくない。尚、このような問題を解決する方法
の一つとして、アウトリガー格納状態においてはフロー
トを取り外すことが考えられるが、該フロートが重量物
であることから、操作性・作業性という点において現実
的ではない。
【0005】このような事情から、例えば実開昭50ー
98409号公報には、アウトリガー使用時においては
フロートの中心をジャッキシリンダの軸心に合致させる
一方、該アウトリガーの格納時にはフロートの中心をジ
ャッキシリンダの軸心よりも伸縮桁の軸方向の内側寄り
に移動させて該フロートが車幅方向においてジャッキシ
リンダよりも側方へ延出しないようにしたアウトリガー
装置が提案されている。
98409号公報には、アウトリガー使用時においては
フロートの中心をジャッキシリンダの軸心に合致させる
一方、該アウトリガーの格納時にはフロートの中心をジ
ャッキシリンダの軸心よりも伸縮桁の軸方向の内側寄り
に移動させて該フロートが車幅方向においてジャッキシ
リンダよりも側方へ延出しないようにしたアウトリガー
装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
アウトリガー格納時にフロートをジャッキシリンダ軸心
に対して車幅方向内側へ移動させるような構造としたも
のにおいては、アウトリガー格納時におけるフロートに
よる車幅制限は回避されるものの、以下に述べる如き問
題があった。
アウトリガー格納時にフロートをジャッキシリンダ軸心
に対して車幅方向内側へ移動させるような構造としたも
のにおいては、アウトリガー格納時におけるフロートに
よる車幅制限は回避されるものの、以下に述べる如き問
題があった。
【0007】例えば、このアウトリガーが車体の最後端
に装備されるものである場合には、車両のデパーチャア
ングル(図1のθ参照)はジャッキシリンダの下端に装着
されたフロートによって規制されるが、この場合、この
フロートの車体前後方向の位置はフロートの移動に拘わ
らずアウトリガー使用時においても格納時(即ち、車両
走行時)においても一定であることから、デパーチャア
ングルはアウトリガーの車体前後方向及び上下方向の取
付位置により一義的に規定され、例えば車両走行時にお
いてのみこれを拡大するとちいうようなことは不可能で
あり、従って、車両が起伏の大きい道路を支障なく走行
する上において障害の一つとなっていた。
に装備されるものである場合には、車両のデパーチャア
ングル(図1のθ参照)はジャッキシリンダの下端に装着
されたフロートによって規制されるが、この場合、この
フロートの車体前後方向の位置はフロートの移動に拘わ
らずアウトリガー使用時においても格納時(即ち、車両
走行時)においても一定であることから、デパーチャア
ングルはアウトリガーの車体前後方向及び上下方向の取
付位置により一義的に規定され、例えば車両走行時にお
いてのみこれを拡大するとちいうようなことは不可能で
あり、従って、車両が起伏の大きい道路を支障なく走行
する上において障害の一つとなっていた。
【0008】一方、車体前後方向においてアウトリガー
装置と近接する位置に車体側部材(例えば車輪によりア
ウトリガー装置に泥等がはねかけられるのを防止するた
めに車輪とアウトリガー装置との間に装備される泥よけ
シート)が配置されている場合には、例えフロートを伸
縮桁の軸方向(即ち、車幅方向)へ移動可能としても、該
フロートの伸縮桁に対する車体前後方向における相対位
置は一定で変化がないことから、車体側部材とフロート
との干渉が起こり易くなるという問題もあった。
装置と近接する位置に車体側部材(例えば車輪によりア
ウトリガー装置に泥等がはねかけられるのを防止するた
めに車輪とアウトリガー装置との間に装備される泥よけ
シート)が配置されている場合には、例えフロートを伸
縮桁の軸方向(即ち、車幅方向)へ移動可能としても、該
フロートの伸縮桁に対する車体前後方向における相対位
置は一定で変化がないことから、車体側部材とフロート
との干渉が起こり易くなるという問題もあった。
【0009】そこで本発明は、アウトリガー装置を装備
した車両のデパーチャアングルの拡大と、車体側部材と
フロートとの相互干渉の回避とを実現し得るようにした
アウトリガー装置を提供せんとしてなされたものであ
る。
した車両のデパーチャアングルの拡大と、車体側部材と
フロートとの相互干渉の回避とを実現し得るようにした
アウトリガー装置を提供せんとしてなされたものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明ではかかる課題を
解決するための具体的手段として、伸縮自在とされた伸
縮桁の先端に上下方向に向けてジャッキシリンダを取付
けるとともに、該ジャッキシリンダの下端に所定の接地
面積をもつフロートを取付けてなる一対のアウトリガー
を、その伸縮方向を相互に逆方向とした状態で車体に対
してそれぞれ車幅方向に向け且つ車体前後方向に相前後
させて並設してなるアウトリガー装置において、上記各
アウトリガーの上記ジャッキシリンダと上記フロートと
の間に、該フロートを、該フロートが上記ジャッキシリ
ンダの軸心上に位置する使用時位置と、該使用時位置よ
り車幅方向内側で且つ該アウトリガーの軸心よりも他方
のアウトリガー寄りに位置する格納時位置との間で略水
平方向に移動可能に支持するスライド支持機構を設けた
ことを特徴としている。
解決するための具体的手段として、伸縮自在とされた伸
縮桁の先端に上下方向に向けてジャッキシリンダを取付
けるとともに、該ジャッキシリンダの下端に所定の接地
面積をもつフロートを取付けてなる一対のアウトリガー
を、その伸縮方向を相互に逆方向とした状態で車体に対
してそれぞれ車幅方向に向け且つ車体前後方向に相前後
させて並設してなるアウトリガー装置において、上記各
アウトリガーの上記ジャッキシリンダと上記フロートと
の間に、該フロートを、該フロートが上記ジャッキシリ
ンダの軸心上に位置する使用時位置と、該使用時位置よ
り車幅方向内側で且つ該アウトリガーの軸心よりも他方
のアウトリガー寄りに位置する格納時位置との間で略水
平方向に移動可能に支持するスライド支持機構を設けた
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明では、ジャッキシリンダの下端に装着さ
れるフロートは、該ジャッキシリンダとの間に配置され
たスライド支持機構により、その中心が上記ジャッキシ
リンダの軸心に合致する使用時位置と、該使用時位置よ
りも車幅方向内側で且つ他方のアウトリガー寄りの格納
時位置との間で略水平方向に移動可能とされているの
で、アウトリガー装置の張り出し状態時にはこれを構成
する一対のアウトリガーのフロートをそれぞれ使用時位
置に位置設定することで該各フロートにかかる接地荷重
をジャッキシリンダによって確実に支持することがで
き、またアウトリガー装置の格納状態時には各アウトリ
ガーのフロートをそれぞれ格納時位置に設定することで
該各フロートの車幅方向外方への延出量が低減されると
ともに、各フロートが車体前後方向において相互に接近
し該各フロートのアウトリガー装置から車体前後方向へ
の延出量が低減されることになる。
れるフロートは、該ジャッキシリンダとの間に配置され
たスライド支持機構により、その中心が上記ジャッキシ
リンダの軸心に合致する使用時位置と、該使用時位置よ
りも車幅方向内側で且つ他方のアウトリガー寄りの格納
時位置との間で略水平方向に移動可能とされているの
で、アウトリガー装置の張り出し状態時にはこれを構成
する一対のアウトリガーのフロートをそれぞれ使用時位
置に位置設定することで該各フロートにかかる接地荷重
をジャッキシリンダによって確実に支持することがで
き、またアウトリガー装置の格納状態時には各アウトリ
ガーのフロートをそれぞれ格納時位置に設定することで
該各フロートの車幅方向外方への延出量が低減されると
ともに、各フロートが車体前後方向において相互に接近
し該各フロートのアウトリガー装置から車体前後方向へ
の延出量が低減されることになる。
【0012】
【発明の効果】従って、本発明のアウトリガー装置によ
れば、このアウトリガー装置が車両の最後端に配置され
るものである場合には、車体後方側のアウトリガーのフ
ロートによって車両のデパーチャアングルが規定される
が、この場合、この後方側のアウトリガーのフロートは
アウトリガーの格納状態時においては格納時位置に位置
設定され車体後方側への延出量がアウトリガー張り出し
状態時よりも小さくなっていることから、例えば、上掲
公知例の如くフロートの車体前後方向における位置がア
ウトリガー格納状態時においてもアウトリガー張り出し
状態時と同位置に設定される構成の場合に比して、該フ
ロートが車体前方側へ移動した分だけ車両のデパーチャ
アングルが拡大し、延いては車両の移動時性能の向上に
寄与し得るという効果が奏せられるものである。
れば、このアウトリガー装置が車両の最後端に配置され
るものである場合には、車体後方側のアウトリガーのフ
ロートによって車両のデパーチャアングルが規定される
が、この場合、この後方側のアウトリガーのフロートは
アウトリガーの格納状態時においては格納時位置に位置
設定され車体後方側への延出量がアウトリガー張り出し
状態時よりも小さくなっていることから、例えば、上掲
公知例の如くフロートの車体前後方向における位置がア
ウトリガー格納状態時においてもアウトリガー張り出し
状態時と同位置に設定される構成の場合に比して、該フ
ロートが車体前方側へ移動した分だけ車両のデパーチャ
アングルが拡大し、延いては車両の移動時性能の向上に
寄与し得るという効果が奏せられるものである。
【0013】また、フロートがその格納時位置において
はその使用時位置よりも車体前後方向において他方のア
ウトリガー寄りに移動しアウトリガー装置から車体前後
方向への張り出し量が小ならしめられることから、例え
アウトリガー装置に対して車体前後方向に近接して車体
側部材が配置されているような場合であっても、該車体
側部材とフロートとの相互干渉が可及的に防止され、こ
れらの損傷が未然に回避されるという効果も得られる。
はその使用時位置よりも車体前後方向において他方のア
ウトリガー寄りに移動しアウトリガー装置から車体前後
方向への張り出し量が小ならしめられることから、例え
アウトリガー装置に対して車体前後方向に近接して車体
側部材が配置されているような場合であっても、該車体
側部材とフロートとの相互干渉が可及的に防止され、こ
れらの損傷が未然に回避されるという効果も得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のアウトリガー装置を添付図面
に基づいて具体的に説明すると、図1及び図2にはクレ
ーン車Zが示されている。このクレーン車Zは、六つの
車輪10A〜10Fを備えた多輪操舵式の車体1上に旋
回自在に搭載された旋回台2に対して伸縮式ブーム3を
起伏自在に取り付けるとともに、第1車輪10Aと第2
車輪10Bの間に対応する車体前部には後述のフロント
アウトリガー装置4を、また車体1の最後端には後述の
リヤアウトリガー装置7をそれぞれ装備している。
に基づいて具体的に説明すると、図1及び図2にはクレ
ーン車Zが示されている。このクレーン車Zは、六つの
車輪10A〜10Fを備えた多輪操舵式の車体1上に旋
回自在に搭載された旋回台2に対して伸縮式ブーム3を
起伏自在に取り付けるとともに、第1車輪10Aと第2
車輪10Bの間に対応する車体前部には後述のフロント
アウトリガー装置4を、また車体1の最後端には後述の
リヤアウトリガー装置7をそれぞれ装備している。
【0015】上記フロントアウトリガー装置4は、同一
構成の一対のアウトリガー5,6をその張り出し方向を
相互に逆方向とした状態で車体1に対して車幅方向に向
け、且つ車体前後方向に相前後して近接状態で固定して
構成される。また、上記リヤアウトリガー装置7も上記
フロントアウトリガー装置4と同様に、同一構成の一対
のアウトリガー8,9をその張り出し方向を相互に逆方
向とした状態で車体1に対して車幅方向に向け、且つ車
体前後方向に相前後して近接状態で固定して構成され
る。そして、このフロントアウトリガー装置4の一対の
アウトリガー5,6とリヤアウトリガー装置7の一対の
アウトリガー8,9はともに同一構成を有するものであ
る。このため、ここでは上記リヤアウトリガー装置7を
構成する一つのアウトリガー9を例にとってその構造等
を詳述することとする。
構成の一対のアウトリガー5,6をその張り出し方向を
相互に逆方向とした状態で車体1に対して車幅方向に向
け、且つ車体前後方向に相前後して近接状態で固定して
構成される。また、上記リヤアウトリガー装置7も上記
フロントアウトリガー装置4と同様に、同一構成の一対
のアウトリガー8,9をその張り出し方向を相互に逆方
向とした状態で車体1に対して車幅方向に向け、且つ車
体前後方向に相前後して近接状態で固定して構成され
る。そして、このフロントアウトリガー装置4の一対の
アウトリガー5,6とリヤアウトリガー装置7の一対の
アウトリガー8,9はともに同一構成を有するものであ
る。このため、ここでは上記リヤアウトリガー装置7を
構成する一つのアウトリガー9を例にとってその構造等
を詳述することとする。
【0016】アウトリガー9は、車体1の後端において
車体左側に張り出して車体1を支持するものであって、
図3に示すように、車体後端において車幅方向に向けて
固定配置された固定箱桁21と該固定箱桁21内に伸縮
自在に内装された第1伸縮桁22と該第1伸縮桁22内
に伸縮自在に内挿された第2伸縮桁23とからなる伸縮
桁20と、該伸縮桁20の第2伸縮桁23の先端に上下
方向に向けて且つ該第2伸縮桁23の下面から下方へ突
出状態で取り付けられたジャッキシリンダ24と、該ジ
ャッキシリンダ24のシリンダロッド26の下端に後述
のスライド支持機構Xを介して連結されたフロート30
とを備えている。そして、上記伸縮桁20の最縮小状態
(アウトリガー格納状態)においては、上記ジャッキシリ
ンダ24は第1伸縮桁22の外端面より車幅方向内側に
位置せしめられる。また、上記伸縮桁20の伸長状態
(アウトリガー張り出し状態)においては、上記ジャッキ
シリンダ24は上記第1伸縮桁22の外端面よりもさら
に外方へ延出せしめられる。上記ジャッキシリンダ24
は、図5及び図9に示すように、シリンダロッド26を
下方に向けた状態で上記伸縮桁20の第2伸縮桁23の
先端に取り付けられる。このシリンダロッド26は、図
6及び図11に示すように、その先端を球面軸端26a
とする一方、該球面軸端26aの直上方に棚状の掛止部
26bと軸状のガイド軸部26dを形成するとともに、該
ガイド軸部26dの上方側を該ガイド軸部26dよりもさ
らに小径とした細径部26cとしている。尚、この球面
軸端26aは図10に示すように後述するフロート30
側の球面座33に摺接して接地荷重を支持するものであ
り、また掛止部26bは図6に示すように後述するスラ
イド部材40のガイド部42a,42aとシリンダロッド
軸方向で係合して上記フロート30を吊下支持するもの
であり、さらにガイド軸部26dは図6に示すように上
記スライド部材40のガイド部42a,42aの端面と水
平方向において係合して上記フロート30の水平移動を
ガイドし、また細径部26cは図10に鎖線図示するよ
うに上記フロート30が傾斜状態で接地した場合に上記
ガイド部42a,42aとシリンダロッド26との干渉を
回避する逃げ部として機能するものである。
車体左側に張り出して車体1を支持するものであって、
図3に示すように、車体後端において車幅方向に向けて
固定配置された固定箱桁21と該固定箱桁21内に伸縮
自在に内装された第1伸縮桁22と該第1伸縮桁22内
に伸縮自在に内挿された第2伸縮桁23とからなる伸縮
桁20と、該伸縮桁20の第2伸縮桁23の先端に上下
方向に向けて且つ該第2伸縮桁23の下面から下方へ突
出状態で取り付けられたジャッキシリンダ24と、該ジ
ャッキシリンダ24のシリンダロッド26の下端に後述
のスライド支持機構Xを介して連結されたフロート30
とを備えている。そして、上記伸縮桁20の最縮小状態
(アウトリガー格納状態)においては、上記ジャッキシリ
ンダ24は第1伸縮桁22の外端面より車幅方向内側に
位置せしめられる。また、上記伸縮桁20の伸長状態
(アウトリガー張り出し状態)においては、上記ジャッキ
シリンダ24は上記第1伸縮桁22の外端面よりもさら
に外方へ延出せしめられる。上記ジャッキシリンダ24
は、図5及び図9に示すように、シリンダロッド26を
下方に向けた状態で上記伸縮桁20の第2伸縮桁23の
先端に取り付けられる。このシリンダロッド26は、図
6及び図11に示すように、その先端を球面軸端26a
とする一方、該球面軸端26aの直上方に棚状の掛止部
26bと軸状のガイド軸部26dを形成するとともに、該
ガイド軸部26dの上方側を該ガイド軸部26dよりもさ
らに小径とした細径部26cとしている。尚、この球面
軸端26aは図10に示すように後述するフロート30
側の球面座33に摺接して接地荷重を支持するものであ
り、また掛止部26bは図6に示すように後述するスラ
イド部材40のガイド部42a,42aとシリンダロッド
軸方向で係合して上記フロート30を吊下支持するもの
であり、さらにガイド軸部26dは図6に示すように上
記スライド部材40のガイド部42a,42aの端面と水
平方向において係合して上記フロート30の水平移動を
ガイドし、また細径部26cは図10に鎖線図示するよ
うに上記フロート30が傾斜状態で接地した場合に上記
ガイド部42a,42aとシリンダロッド26との干渉を
回避する逃げ部として機能するものである。
【0017】上記フロート30は、図4,図5及び図1
1に示すように、矩形薄箱状のフロート本体部31と、
該フロート本体部31の上面側の中心位置に取り付けら
れた荷重支承部32とを備えている。また、この荷重支
承部32の上面には、上記シリンダロッド26の球面軸
端26aを嵌合させてこれを摺動させ得る球面座33が
形成されている。
1に示すように、矩形薄箱状のフロート本体部31と、
該フロート本体部31の上面側の中心位置に取り付けら
れた荷重支承部32とを備えている。また、この荷重支
承部32の上面には、上記シリンダロッド26の球面軸
端26aを嵌合させてこれを摺動させ得る球面座33が
形成されている。
【0018】上記スライド支持機構Xは、上記フロート
30をジャッキシリンダ24のシリンダロッド26に対
して水平方向に移動可能に支持せしめるものであって、
図11に示すように、フロート30側に配置される後述
のスライド部材40とジャッキシリンダ24側に配置さ
れる掛止ブラケット50とで構成される。
30をジャッキシリンダ24のシリンダロッド26に対
して水平方向に移動可能に支持せしめるものであって、
図11に示すように、フロート30側に配置される後述
のスライド部材40とジャッキシリンダ24側に配置さ
れる掛止ブラケット50とで構成される。
【0019】上記スライド部材40は、帯状の板材の長
手方向の中央部と一端部とにそれぞれ略L状に折曲延出
する掛止片44,44を一体形成した左右一対の側板4
1,41を、上記フロート30の荷重支承部32の上面
に対して、上記各掛止片44,44、・・の中心位置に
上記球面座33が位置するようにして、所定間隔をもっ
て対向配置するとともに、これら一対の側板41,側板
41間に、略U字状の板材でなる連結板42を、その開
口側が上記各掛止片44,44,・・側に位置し且つ平行
に延びる両端部で構成されるガイド部42a,42aが上
記各掛止片44,44,・・と所定間隔をもって上下方向
に平行に対向するように固着せしめて構成される。尚、
この場合、上記スライド部材40のフロート30に対す
る平面方向における取付位置は、図4及び図7に示すよ
うに、正方形状のフロート30の対角線とスライド部材
40の軸線が合致するように設定されている。
手方向の中央部と一端部とにそれぞれ略L状に折曲延出
する掛止片44,44を一体形成した左右一対の側板4
1,41を、上記フロート30の荷重支承部32の上面
に対して、上記各掛止片44,44、・・の中心位置に
上記球面座33が位置するようにして、所定間隔をもっ
て対向配置するとともに、これら一対の側板41,側板
41間に、略U字状の板材でなる連結板42を、その開
口側が上記各掛止片44,44,・・側に位置し且つ平行
に延びる両端部で構成されるガイド部42a,42aが上
記各掛止片44,44,・・と所定間隔をもって上下方向
に平行に対向するように固着せしめて構成される。尚、
この場合、上記スライド部材40のフロート30に対す
る平面方向における取付位置は、図4及び図7に示すよ
うに、正方形状のフロート30の対角線とスライド部材
40の軸線が合致するように設定されている。
【0020】また、上記側板41は、その反掛止片側を
該掛止片44よりも高さを低くして第1逃げ部45とす
るとともに、該各掛止片44,44の間をもその高さを
低くして第2逃げ部46としている。この第1及び第2
逃げ部45,46のうち、第1逃げ部45はスライド部
材40が上記シリンダロッド26を中心として水平面内
で回転する場合において該側板41と掛止ブラケット5
0との干渉を回避するためのものであり、また第2逃げ
部46は図10に示すようにフロート30が傾動状態で
接地した場合において該側板41とシリンダロッド26
との干渉を回避するためのものである。
該掛止片44よりも高さを低くして第1逃げ部45とす
るとともに、該各掛止片44,44の間をもその高さを
低くして第2逃げ部46としている。この第1及び第2
逃げ部45,46のうち、第1逃げ部45はスライド部
材40が上記シリンダロッド26を中心として水平面内
で回転する場合において該側板41と掛止ブラケット5
0との干渉を回避するためのものであり、また第2逃げ
部46は図10に示すようにフロート30が傾動状態で
接地した場合において該側板41とシリンダロッド26
との干渉を回避するためのものである。
【0021】さらに、上記連結板42のU字状の連続部
は、上記シリンダロッド26がスライド部材40から抜
け出るのを防止するストッパー部42bとして機能す
る。また、上記ガイド部42a,42aは、図5及び図6
に示すように、上記シリンダロッド26の掛止部26b
とシリンダロッド軸方向において係合することで上記フ
ロート30を該シリンダロッド26側に吊下支持せしめ
るとともに、その内側端面が上記シリンダロッド26の
ガイド軸部26dと水平方向において当接係合すること
で該シリンダロッド26に対するフロート30の水平方
向への移動規制を行う。
は、上記シリンダロッド26がスライド部材40から抜
け出るのを防止するストッパー部42bとして機能す
る。また、上記ガイド部42a,42aは、図5及び図6
に示すように、上記シリンダロッド26の掛止部26b
とシリンダロッド軸方向において係合することで上記フ
ロート30を該シリンダロッド26側に吊下支持せしめ
るとともに、その内側端面が上記シリンダロッド26の
ガイド軸部26dと水平方向において当接係合すること
で該シリンダロッド26に対するフロート30の水平方
向への移動規制を行う。
【0022】上記掛止ブラケット50は、図5及び図1
1に示すように、上記ジャッキシリンダ24の下端に位
置する矩形のエンドプレート25の隅部に締着固定され
たアーム部材51と、該アーム部材51の端部に対して
水平方向へ延出状態で固定された掛止プレート52とで
構成される。そして、この掛止プレート52は、その平
面方向においてはその軸線がシリンダロッド26の中心
を通るようにその配置方向が設定されるとともに、その
掛止プレート52の先端面52aとシリンダロッド26
の軸心との間隔は、上記スライド部材40の掛止片44
形成側の端面と球面座33の中心との間隔より若干大き
な寸法に設定されている(図8参照)。また、掛止プレー
ト52の上下方向(シリンダロッド26の軸方向)におけ
る配置位置は、図6に示すように上記シリンダロッド2
6が最縮小状態にある場合においてこれに吊下支持され
た上記スライド部材40の各掛止片44,44,・・の下
面位置より僅かに下方側に位置するように設定されてい
る。
1に示すように、上記ジャッキシリンダ24の下端に位
置する矩形のエンドプレート25の隅部に締着固定され
たアーム部材51と、該アーム部材51の端部に対して
水平方向へ延出状態で固定された掛止プレート52とで
構成される。そして、この掛止プレート52は、その平
面方向においてはその軸線がシリンダロッド26の中心
を通るようにその配置方向が設定されるとともに、その
掛止プレート52の先端面52aとシリンダロッド26
の軸心との間隔は、上記スライド部材40の掛止片44
形成側の端面と球面座33の中心との間隔より若干大き
な寸法に設定されている(図8参照)。また、掛止プレー
ト52の上下方向(シリンダロッド26の軸方向)におけ
る配置位置は、図6に示すように上記シリンダロッド2
6が最縮小状態にある場合においてこれに吊下支持され
た上記スライド部材40の各掛止片44,44,・・の下
面位置より僅かに下方側に位置するように設定されてい
る。
【0023】尚、上記アーム部材51は、上述のよう
に、ジャッキシリンダ24のエンドプレート25の隅部
に取り付けられるが、その取付位置は次のように設定さ
れる。即ち、図4及び図7に示すように、ジャッキシリ
ンダ24はそのエンドプレート25の平行な二辺が上記
第2伸縮桁23の軸方向に平行なる如くして該第2伸縮
桁23の先端部に取り付けられるが、上記アーム部材5
1は、このジャッキシリンダ24のエンドプレート25
の四隅のうち、第2伸縮桁23寄りに位置し且つ隣接す
る他のアウトリガー、即ち、上記アウトリガー8寄りに
位置する隅部に取り付けられる。また、この実施例にお
いては上記アーム部材51をジャッキシリンダ24側に
取り付けているが、これは該ジャッキシリンダ24が第
2伸縮桁23から下方に大きくはね出しているという取
付構造上の理由によるものであり、従って該ジャッキシ
リンダ24が第2伸縮桁23から下方へさほどはね出さ
ずに固定されるような取付構造の場合には、上記アーム
部材51をジャッキシリンダ24側ではなく、第2伸縮
桁23側に直接取り付けることも可能である。
に、ジャッキシリンダ24のエンドプレート25の隅部
に取り付けられるが、その取付位置は次のように設定さ
れる。即ち、図4及び図7に示すように、ジャッキシリ
ンダ24はそのエンドプレート25の平行な二辺が上記
第2伸縮桁23の軸方向に平行なる如くして該第2伸縮
桁23の先端部に取り付けられるが、上記アーム部材5
1は、このジャッキシリンダ24のエンドプレート25
の四隅のうち、第2伸縮桁23寄りに位置し且つ隣接す
る他のアウトリガー、即ち、上記アウトリガー8寄りに
位置する隅部に取り付けられる。また、この実施例にお
いては上記アーム部材51をジャッキシリンダ24側に
取り付けているが、これは該ジャッキシリンダ24が第
2伸縮桁23から下方に大きくはね出しているという取
付構造上の理由によるものであり、従って該ジャッキシ
リンダ24が第2伸縮桁23から下方へさほどはね出さ
ずに固定されるような取付構造の場合には、上記アーム
部材51をジャッキシリンダ24側ではなく、第2伸縮
桁23側に直接取り付けることも可能である。
【0024】叙上の如く構成されたスライド支持機構X
を介してジャッキシリンダ24のシリンダロッド26の
下端にフロート30を吊下支持すると、該フロート30
はこれを水平方向に押引操作することで、上記ジャッキ
シリンダ24の下端において上記第2伸縮桁23に対し
て斜め方向に移動し、図4〜図6に示す格納時位置と図
7〜図9に示す使用時位置とに選択的に位置設定可能と
される。
を介してジャッキシリンダ24のシリンダロッド26の
下端にフロート30を吊下支持すると、該フロート30
はこれを水平方向に押引操作することで、上記ジャッキ
シリンダ24の下端において上記第2伸縮桁23に対し
て斜め方向に移動し、図4〜図6に示す格納時位置と図
7〜図9に示す使用時位置とに選択的に位置設定可能と
される。
【0025】即ち、格納時位置においては、図4〜図6
に示すように、上記シリンダロッド26がスライド部材
40のストッパー部42b寄りに位置し、上記スライド
部材40の各掛止片44,44,・・が上記掛止ブラケッ
ト50の掛止プレート52と係合している。従って、こ
の格納時位置においては、フロート30の揺動が上記ス
ライド部材40の各掛止片44,44,・・と掛止ブラケ
ット50の掛止プレート52との係合により規制される
一方、該フロート30の水平方向への移動は、上記シリ
ンダロッド26のガイド軸部26dとスライド部材40
側のストッパー部42bとが係合することと、第3ピン
受孔63に嵌挿されるピン64がシリンダロッド26の
細径部26cに係合することとによって規制される。そ
して、この格納時位置においては、上記フロート30
は、その中心が上記ジャッキシリンダ24の軸心位置か
ら他方のアウトリガー9側に向けて斜め内方に移動し、
車幅方向においては上記伸縮桁20の第2伸縮桁23の
先端より車幅方向内側に位置し、また車長方向において
は該アウトリガー9の伸縮桁20と他方のアウトリガー
8の伸縮桁20とに跨がった位置にあり、結果的に該フ
ロート30は一対のアウトリガー8,9で構成されるリ
ヤアウトリガー装置7の占有スペース内に位置せしめら
れることとなる。
に示すように、上記シリンダロッド26がスライド部材
40のストッパー部42b寄りに位置し、上記スライド
部材40の各掛止片44,44,・・が上記掛止ブラケッ
ト50の掛止プレート52と係合している。従って、こ
の格納時位置においては、フロート30の揺動が上記ス
ライド部材40の各掛止片44,44,・・と掛止ブラケ
ット50の掛止プレート52との係合により規制される
一方、該フロート30の水平方向への移動は、上記シリ
ンダロッド26のガイド軸部26dとスライド部材40
側のストッパー部42bとが係合することと、第3ピン
受孔63に嵌挿されるピン64がシリンダロッド26の
細径部26cに係合することとによって規制される。そ
して、この格納時位置においては、上記フロート30
は、その中心が上記ジャッキシリンダ24の軸心位置か
ら他方のアウトリガー9側に向けて斜め内方に移動し、
車幅方向においては上記伸縮桁20の第2伸縮桁23の
先端より車幅方向内側に位置し、また車長方向において
は該アウトリガー9の伸縮桁20と他方のアウトリガー
8の伸縮桁20とに跨がった位置にあり、結果的に該フ
ロート30は一対のアウトリガー8,9で構成されるリ
ヤアウトリガー装置7の占有スペース内に位置せしめら
れることとなる。
【0026】一方、使用時位置においては、図7〜図9
に示すように、上記シリンダロッド26の軸心とフロー
ト30の球面座33の軸心とが合致し、上記スライド部
材40の各掛止片44,44,・・と上記掛止ブラケット
50の掛止プレート52との係合状態は解除されてい
る。また、この場合、図8に示すように第1ピン受孔6
1と第2ピン受孔62とにそれぞれ嵌挿された一対のピ
ン64,64によりシリンダロッド26が挟まれること
で該シリンダロッド26とフロート30との水平方向に
おける位置規制がなされる一方、フロート30の揺動は
自在とされる。従って、この状態で上記ジャッキシリン
ダ24が伸長しフロート30が接地すると、図10に実
線図示するように、シリンダロッド26の球面軸端26
aがフロート30側の球面座33に当接し、フロート3
0にかかる接地荷重がジャッキシリンダ24により支持
されることになる。
に示すように、上記シリンダロッド26の軸心とフロー
ト30の球面座33の軸心とが合致し、上記スライド部
材40の各掛止片44,44,・・と上記掛止ブラケット
50の掛止プレート52との係合状態は解除されてい
る。また、この場合、図8に示すように第1ピン受孔6
1と第2ピン受孔62とにそれぞれ嵌挿された一対のピ
ン64,64によりシリンダロッド26が挟まれること
で該シリンダロッド26とフロート30との水平方向に
おける位置規制がなされる一方、フロート30の揺動は
自在とされる。従って、この状態で上記ジャッキシリン
ダ24が伸長しフロート30が接地すると、図10に実
線図示するように、シリンダロッド26の球面軸端26
aがフロート30側の球面座33に当接し、フロート3
0にかかる接地荷重がジャッキシリンダ24により支持
されることになる。
【0027】尚、この場合、接地点が傾斜していれば上
記フロート30は図10に鎖線図示する如く傾斜配置さ
れるが、この場合、シリンダロッド26に細径部26c
が形成されていることで該シリンダロッド26と上記フ
ロート30側のガイド部42a,42aとの干渉が回避さ
れるとともに、側板41の第2逃げ部46により該側板
41とシリンダロッド26との干渉も回避され、適正な
荷重支持機能が達成されるものである。
記フロート30は図10に鎖線図示する如く傾斜配置さ
れるが、この場合、シリンダロッド26に細径部26c
が形成されていることで該シリンダロッド26と上記フ
ロート30側のガイド部42a,42aとの干渉が回避さ
れるとともに、側板41の第2逃げ部46により該側板
41とシリンダロッド26との干渉も回避され、適正な
荷重支持機能が達成されるものである。
【0028】そして、このフロート30が使用時位置に
設定された状態では、上記フロート30は、図7に示す
ように、上記ジャッキシリンダ24の軸心位置において
上記第2伸縮桁23から車幅方向外方及び車長方向後方
へそれぞれ延出した状態にあり、伸縮桁20の張り出し
幅を最大限使用した接地状態とされる。
設定された状態では、上記フロート30は、図7に示す
ように、上記ジャッキシリンダ24の軸心位置において
上記第2伸縮桁23から車幅方向外方及び車長方向後方
へそれぞれ延出した状態にあり、伸縮桁20の張り出し
幅を最大限使用した接地状態とされる。
【0029】尚、フロート30が格納時位置に設定され
ている状態(即ち、上記スライド部材40の各掛止片4
4,44,・・と掛止ブラケット50の掛止プレート52
とが係合した状態)において誤って上記ジャッキシリン
ダ24が伸長操作されると、上記スライド支持機構Xが
損傷するおそれがあるため、この実施例においてはフロ
ート30が格納時位置に設定された状態においてはジャ
ッキシリンダ24の伸長操作が行えないようにインター
ロック機構を装備している。即ち、図5、図8及び図1
1に示すように、上記掛止ブラケット50のアーム部材
51に作動子54を備えたリミットスイッチ53を取付
け、フロート30が格納時位置に設定された時には上記
作動子54が上記掛止片44に係合してON作動される
ようにするとともに、図8に示すようにジャッキシリン
ダ24の伸長側油路56の方向切換弁59よりも下流側
位置に二位置式電磁開閉弁57を介設し、上記リミット
スイッチ53がON作動した時には上記開閉弁57をし
て油路56を閉塞させるようにしている。これにより、
誤操作によるスライド支持機構Xの損傷が確実に防止さ
れるものである。
ている状態(即ち、上記スライド部材40の各掛止片4
4,44,・・と掛止ブラケット50の掛止プレート52
とが係合した状態)において誤って上記ジャッキシリン
ダ24が伸長操作されると、上記スライド支持機構Xが
損傷するおそれがあるため、この実施例においてはフロ
ート30が格納時位置に設定された状態においてはジャ
ッキシリンダ24の伸長操作が行えないようにインター
ロック機構を装備している。即ち、図5、図8及び図1
1に示すように、上記掛止ブラケット50のアーム部材
51に作動子54を備えたリミットスイッチ53を取付
け、フロート30が格納時位置に設定された時には上記
作動子54が上記掛止片44に係合してON作動される
ようにするとともに、図8に示すようにジャッキシリン
ダ24の伸長側油路56の方向切換弁59よりも下流側
位置に二位置式電磁開閉弁57を介設し、上記リミット
スイッチ53がON作動した時には上記開閉弁57をし
て油路56を閉塞させるようにしている。これにより、
誤操作によるスライド支持機構Xの損傷が確実に防止さ
れるものである。
【0030】以上がリヤアウトリガー装置7を構成する
一対のアウトリガー8,9のうちのアウトリガー9の構
成及びその作動等であるが、この実施例のクレーン車Z
においては上述のように上記アウトリガー9と同一構成
のアウトリガーを用いてフロントアウトリガー装置4と
リヤアウトリガー装置7を構成している。従って、フロ
ントアウトリガー装置4の各アウトリガー5,6の各フ
ロート30,30もリヤアウトリガー装置7の各アウト
リガー8,9の各フロート30,30も共に車体1に対し
て斜め移動可能とされるが、この実施例においては図2
においてそれぞれ矢印で示すようにそれぞれ対をなす他
方のアウトリガー寄りにフロート30が移動するように
その移動方向を規定している。即ち、フロントアウトリ
ガー装置4においては一方のアウトリガー5のフロート
30は斜め後方へ、他方のアウトリガー6のフロート3
0は斜め前方へ、またリヤアウトリガー装置7において
は一方のアウトリガー8のフロート30は斜め後方へ、
他方のアウトリガー9のフロート30は斜め前方へ、そ
れぞれ移動し得るようにしている。
一対のアウトリガー8,9のうちのアウトリガー9の構
成及びその作動等であるが、この実施例のクレーン車Z
においては上述のように上記アウトリガー9と同一構成
のアウトリガーを用いてフロントアウトリガー装置4と
リヤアウトリガー装置7を構成している。従って、フロ
ントアウトリガー装置4の各アウトリガー5,6の各フ
ロート30,30もリヤアウトリガー装置7の各アウト
リガー8,9の各フロート30,30も共に車体1に対し
て斜め移動可能とされるが、この実施例においては図2
においてそれぞれ矢印で示すようにそれぞれ対をなす他
方のアウトリガー寄りにフロート30が移動するように
その移動方向を規定している。即ち、フロントアウトリ
ガー装置4においては一方のアウトリガー5のフロート
30は斜め後方へ、他方のアウトリガー6のフロート3
0は斜め前方へ、またリヤアウトリガー装置7において
は一方のアウトリガー8のフロート30は斜め後方へ、
他方のアウトリガー9のフロート30は斜め前方へ、そ
れぞれ移動し得るようにしている。
【0031】このように各アウトリガーのフロート30
を斜め移動可能とするとともにその移動方向を規定する
ことにより、次のような利点が得られるものである。
を斜め移動可能とするとともにその移動方向を規定する
ことにより、次のような利点が得られるものである。
【0032】先ず第1に、各アウトリガーのフロート3
0共に、アウトリガー格納状態時においてはそれぞれ格
納時位置に設定され、張り出し状態時における位置、即
ち、使用時位置よりも車幅方向内側に引き込まれること
から、フロート30によって車体1の車幅が制限される
ことがなく、それだけ車体1の車幅拡大が図れるもので
ある。
0共に、アウトリガー格納状態時においてはそれぞれ格
納時位置に設定され、張り出し状態時における位置、即
ち、使用時位置よりも車幅方向内側に引き込まれること
から、フロート30によって車体1の車幅が制限される
ことがなく、それだけ車体1の車幅拡大が図れるもので
ある。
【0033】第2に、図1に示すように、車体1のデパ
ーチャアングルθは最後部のアウトリガーのフロート3
0、即ち、アウトリガー9のフロート30によって規定
されるが、この実施例においてはアウトリガー格納状態
時にはフロート30をその格納時位置に設定することで
ジャッキシリンダ24の軸心上に位置する使用時位置よ
りも車体前方へ移動させるようにしていることから、該
フロート30が前方へ移動する分だけ、例えばフロート
30を取り外したりすることなく容易にデパーチャアン
グルの拡大を図ることができ、クレーン車Zの移動時性
能(例えば、起伏の大きな道路における安全な走行)が達
成されるものである。
ーチャアングルθは最後部のアウトリガーのフロート3
0、即ち、アウトリガー9のフロート30によって規定
されるが、この実施例においてはアウトリガー格納状態
時にはフロート30をその格納時位置に設定することで
ジャッキシリンダ24の軸心上に位置する使用時位置よ
りも車体前方へ移動させるようにしていることから、該
フロート30が前方へ移動する分だけ、例えばフロート
30を取り外したりすることなく容易にデパーチャアン
グルの拡大を図ることができ、クレーン車Zの移動時性
能(例えば、起伏の大きな道路における安全な走行)が達
成されるものである。
【0034】第3に、フロート30を格納時位置に設定
することで各アウトリガーのフロート30はそれぞれ対
をなす他方のアウトリガー寄りに移動する(換言すれ
ば、アウトリガー装置の占有スペース内に移動する)こ
とから、図1及び図2にそれぞれ示すようにフロントア
ウトリガー装置4の前後両側、リヤアウトリガー装置7
の前方側にそれぞれ泥よけシート11〜13が取り付け
られていても、フロート30がアウトリガー装置の占有
スペース内に位置することで該フロート30と泥よけシ
ート11〜13との干渉が未然に防止され、これらに無
用の損傷を与えることが無くなるものである。このよう
なフロート30との干渉防止効果は、泥よけシート11
〜13に限られるものではなく、アウトリガーに近接し
て配置される各種の車体側部材においも同様である。
することで各アウトリガーのフロート30はそれぞれ対
をなす他方のアウトリガー寄りに移動する(換言すれ
ば、アウトリガー装置の占有スペース内に移動する)こ
とから、図1及び図2にそれぞれ示すようにフロントア
ウトリガー装置4の前後両側、リヤアウトリガー装置7
の前方側にそれぞれ泥よけシート11〜13が取り付け
られていても、フロート30がアウトリガー装置の占有
スペース内に位置することで該フロート30と泥よけシ
ート11〜13との干渉が未然に防止され、これらに無
用の損傷を与えることが無くなるものである。このよう
なフロート30との干渉防止効果は、泥よけシート11
〜13に限られるものではなく、アウトリガーに近接し
て配置される各種の車体側部材においも同様である。
【図1】本発明の実施例にかかるアウトリガー装置を供
えたクレーン車の側面図である。
えたクレーン車の側面図である。
【図2】図1のII-II矢視図である。
【図3】図1のIII-III拡大矢視図であって、それ本来
のアウトリガー格納状態時の図面の他にアウトリガー張
り出し状態時をも併記した図面である。
のアウトリガー格納状態時の図面の他にアウトリガー張
り出し状態時をも併記した図面である。
【図4】図3のIV-IV矢視図である。
【図5】図4のV-V断面図である。
【図6】図5のVI-VI断面図である。
【図7】図3のVII-VII拡大矢視図である。
【図8】ジャッキシリンダの油圧回路を併記した図7の
VIII-VIII断面図である。
VIII-VIII断面図である。
【図9】図8のIX-IX断面図である。
【図10】図9の状態変化図である。
【図11】図3に示すフロート部分の分解斜視図であ
る。
る。
1は車体、2は旋回台、3はブーム、4はフロントアウ
トリガー装置、5及び6はアウトリガー、7はリヤアウ
トリガー装置、8及び9はアウトリガー、10A〜10
Fは車輪、11〜13は泥よけシート、20は伸縮桁、
21は固定箱桁、22は第1伸縮桁、23は第2伸縮
桁、24はジャッキシリンダ、26はシリンダロッド、
30はフロート、31はフロート本体部、32は荷重支
承部、33は球面座、40はスライド部材、41は側
板、42は連結板、44は掛止片、45は第1逃げ部、
46は第2逃げ部、50は掛止ブラケット、51はアー
ム部材、52は掛止プレート、53はリミットスイッ
チ、54は作動子、56は油路、57は開閉弁、58は
ソレノイドコイル、59は方向切換弁、61〜63はピ
ン受孔、64はピンである。
トリガー装置、5及び6はアウトリガー、7はリヤアウ
トリガー装置、8及び9はアウトリガー、10A〜10
Fは車輪、11〜13は泥よけシート、20は伸縮桁、
21は固定箱桁、22は第1伸縮桁、23は第2伸縮
桁、24はジャッキシリンダ、26はシリンダロッド、
30はフロート、31はフロート本体部、32は荷重支
承部、33は球面座、40はスライド部材、41は側
板、42は連結板、44は掛止片、45は第1逃げ部、
46は第2逃げ部、50は掛止ブラケット、51はアー
ム部材、52は掛止プレート、53はリミットスイッ
チ、54は作動子、56は油路、57は開閉弁、58は
ソレノイドコイル、59は方向切換弁、61〜63はピ
ン受孔、64はピンである。
Claims (1)
- 【請求項1】 伸縮自在とされた伸縮桁の先端に上下方
向に向けてジャッキシリンダを取付けるとともに、該ジ
ャッキシリンダの下端に所定の接地面積をもつフロート
を取付けてなる一対のアウトリガーを、その伸縮方向を
相互に逆方向とした状態で車体に対してそれぞれ車幅方
向に向け且つ車体前後方向に相前後させて並設してなる
アウトリガー装置であって、 上記各アウトリガーの上記ジャッキシリンダと上記フロ
ートとの間に、該フロートを、該フロートが上記ジャッ
キシリンダの軸心上に位置する使用時位置と、該使用時
位置より車幅方向内側で且つ該アウトリガーの軸心より
も他方のアウトリガー寄りに位置する格納時位置との間
で略水平方向に移動可能に支持するスライド支持機構が
設けられていることを特徴とするアウトリガー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24508293A JPH0797183A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | アウトリガー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24508293A JPH0797183A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | アウトリガー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797183A true JPH0797183A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17128340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24508293A Pending JPH0797183A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | アウトリガー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797183A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08318832A (ja) * | 1995-05-25 | 1996-12-03 | Kato Works Co Ltd | アウトリガフロート格納装置 |
| JP2000086163A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-28 | Sumitomo Constr Mach Co Ltd | 建設機械のアウトリガー装置 |
| JP2019014573A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24508293A patent/JPH0797183A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08318832A (ja) * | 1995-05-25 | 1996-12-03 | Kato Works Co Ltd | アウトリガフロート格納装置 |
| JP2000086163A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-28 | Sumitomo Constr Mach Co Ltd | 建設機械のアウトリガー装置 |
| JP2019014573A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 |
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