JPH079719U - 瓶類の保護容器 - Google Patents

瓶類の保護容器

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JPH079719U
JPH079719U JP4459993U JP4459993U JPH079719U JP H079719 U JPH079719 U JP H079719U JP 4459993 U JP4459993 U JP 4459993U JP 4459993 U JP4459993 U JP 4459993U JP H079719 U JPH079719 U JP H079719U
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隆保 田中
悦男 青山
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城北紙器梱包株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤や止め金などを用いずに瓶類の保護容
器を組み立て可能とし、製造と用済後の処分を容易化す
る。 【構成】 4個の面片11、12、13、14及び第1
面片と略同形の第5面片15を並列、接続した、四角な
筒体を形成するための第1面素材10と、並列順が逆な
外は第1面素材10と同じに形成された第1〜第5面片
21、22、23、24、25からなり、第5面片25
で第1面素材10と連絡した第2面素材20とを有し、
各素材10、20を折り曲げて第1、第5面片11と1
5、21と25を重ね合わせ、筒体を形成したときに、
両面11と15、21と25を係合させる係合部16、
26を夫々に形成し、第1、第2面素材10、20から
なる筒体の隣接する第2、第3面片12、13、22、
23の一部を内側へ折り曲げて瓶類を収める凹部19、
29を形成した保護容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は包装上のクッションを必要とする瓶類を保護するための容器に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばビールやジュース或いは洋酒類の瓶は割れるおそれがあるため、包装上 クッションを必要とする。従来、そのようなクッションは樹脂発泡体や段ボール などにより製造されたもの或いは詰め物によって構成されている。しかし樹脂類 は処分の問題から使用されなくなり、段ボール類の比率が高まっているが、従来 のものは要所を止め金や接着剤によって止めているため、製造上の手間がかかる 問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に鑑みなされたもので、その課題とするところは止め金や接 着剤を用いなくとも瓶類を保護し得る保護容器を組み立てることができるように することにより、製造を容易化し、用済後の処分が問題なく行なえるようにする ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、四角な筒体を形成する4個の面片11、1 2、13、14及びその第1の面片11とほぼ同形の第5の面片15を順に並列 し境界を折り線として連続して設けた第1面素材10と、前記と同形の筒体を形 成する4個の面片21、22、23、24及びその第1の面片21とほぼ同形の 第5の面片25を第1面素材10とは逆方向から順に並列し境界を折り線として 連設するとともに、二つの第5面片15、25が隣接するように第1面素材10 と並列した第2面素材20とを有し、第1面素材10により筒体を形成したとき に重なる第1面片11と第5面片15及び第2面素材20により筒体を形成した ときに重なる第1面片21と第5面片25に互いに係合する係合部16、26を 形成し、第1面素材10による筒体と第2面素材20による筒体の互いに接触可 能な第2面片12、22及び互いに並列する第3面片13、23の一部に、二つ の筒体の内方へ折り返される折り線17、27と、両折り線17、27を連絡す る切離線18、28とを形成し、折り線17、27と切離線18、28で囲まれ る部分により瓶類を収めるための凹部19、29を設けるという手段を講じたも のである。
【0005】 前記第1面素材10と第2面素材20とは合わさって瓶類の片側を収容し、保 護することができる容器を構成する。故に、片側(下側)のみを保護するように 受け止める包装の場合には、二つの面素材10、20からなる保護容器で十分で ある。他方、第1面素材10と第2面素材20とを合わせたものを一対組み合わ せることにより、瓶類の全体をすっぽりと包み込むことができる完全な保護容器 を構成することができる。以下の実施例は瓶類の全体を保護する容器に関するも のである。
【0006】
【実施例】
図面を参照して説明すると、例示の実施例は四角な筒体を4個、1枚の紙素材 Sから一体的に形成することができるものである。即ち1枚の紙素材Sは上下左 右の中央線L、Mで上下左右に4等分された区画を有し、上下方向の中央線Lを 挾んで左右両側は対称な構造を持ち、その一方の側、実施例では右側の上部に第 1の面素材10を設け、右側の下部に第2の面素材20を設けている。以下各面 素材10〜40ごとに説明する。なお図1は表面、図2は裏面を夫々示す。
【0007】 面素材10 これは四角い一様な断面形状を有する筒体を形成することができる4個の面片 11、12、13、14を有する。各面片の内、組み立て時対向することになる 第1、第3面片11、13と第2、第4面片12、14とは同寸法、同形状とす る。第1乃至第4面片11〜14は山折り線51を境界として連続しており、ま た第1面片11と同形状、同寸法の第5の面片15が第4面片14に山折り線5 1を介して連続している。
【0008】 各面片11〜15を折り曲げて筒体を形成したときに重なり合う、第1面片1 1と第5面片15には相互に係合可能な係合部16、16を設ける。この係合部 16、16は台形状の係合片とその打ち抜き孔とからなる雌雄の係合構造を有す るが、いずれも同形であるのに係合可能であるという特徴を有する。
【0009】 第2面素材20 これも前記第1面素材10と同形の筒体を形成することができる4個の面片2 1、22、23、24を有するがその並列の方向は第1面素材10の各面片の並 列方向とは上下が逆になっており、一番下が第1面片21になる。第1、第3面 片21、23が同形、第2、第4面片22、24が同形であるのも第1面素材1 0の場合と同じであり、第1面片21乃至第4面片24は山折り線52を境界と して連続している。そして第1面片21と同形の第5面25が第4面片24の外 側に山折り線52を介して連続している。
【0010】 つまり第2面素材20の構成は、第1乃至第5面片21〜25が逆方向に並列 していることを除けば同じであるから、第1面素材10と第2面素材20とは、 隣接する夫々の第5面片15、25の間の左右の中央線Mを境として対称な構成 である。
【0011】 また、筒体形成時に重なり合う第1面片21と第5面片25には、それを係合 させる係合部26、26が前記係合部16、16と全く同様の係合構造に設けら れる。
【0012】 但し、第1面素材10と第2面素材20の境界は折り曲げることなく平面に保 ち、この部分つまり両素材10、20の第5面片15、25が片側の保護容器の 最外側に位置する部分となる(図4参照)。
【0013】 凹部19、29 かくして第1面素材10による筒体と、第2面素材20による筒体の合わさっ た部分には瓶類の収納が可能な凹部19、29を設ける。これらは第1面素材1 0の第2、第3面片12、13と、第2面素材20の第2、第3面素材22、2 3に、それらの一部を内方へ折り返し可能な折り線17、27と、両折り線17 、27を連絡する切離線18、28とを夫々複数箇所ずつ設けた部分からなる。 折り線17、27は凹みを作るために夫々3箇所設けてあり(17a、17b、 17c、27a、27b、27c)、断面形がL字形の凹部19、29を形成す ることができる。
【0014】 凹部19、29には瓶の形状に合わせた形状にするため、瓶の口が収まる口部 収容のための端部凹部19′、29′と瓶の胴から口部への肩が収まる中間凹部 19″、29″とを設けている。中間凹部19″、29″のための折り線17、 27と切離線18、28は、凹部19、29の断面形が小さい端部凹部19′、 29′へ変化するのに対応した傾斜と余裕を有する。
【0015】 第3面素材30 第3面素材30は、紙素材Sの上下方向の中央線Lを境に第1面素材10と対 称に設けられる。従って第3面素材30を構成している4個の面片31、32、 33、34と第5の面片35の配列、係合片36、36及び凹部39を設けるた めの折り線37と切離線38からなる構成も第1面素材と対称である。このこと は、縦横の中央線L、Mの交点0を中心として紙素材Sを回転させたとき第3面 素材30が第2面素材20と点対称になることを意味する。53は折り線であり 、また凹部39は端部凹部39′と中間凹部39″を有する。
【0016】 第4面素材40 第4面素材40は、上下方向の中央線Lを境に第2面素材20と対称に設けら れる。第4面素材40は4個の面片41、42、43、44と第5の面片45、 係合片46、46及び凹部49を設けるための折り線47と切離線48とを有す るが、これらの形態と配置は第2面素材と対称であり、かつ交点0を中心として 第1面素材10と点対称の関係にある。54は折り線であり、また凹部49は端 部凹部49′と中間凹部49″を有する。
【0017】 第1面素材乃至第4面素材の関係 第1面素材10と第2面素材20とは、前述の通り、第5面片15、25が隣 接並列した関係にある。このため夫々の面片を外側の第1面片11、21が内側 になるように四角い筒状状に折り線51、52で折り曲げ、かつまた夫々の第2 、第3面12、13、22、23の一部を内方へ折り返すことにより、2本の四 角な筒体が並び、その接触部に二つの凹部19、29が並ぶので合わさって瓶類 Bの片側の収容が可能な保護凹部A′が形成される。
【0018】 また第3面素材30と第4面素材40とは第5面片35、45が隣接した関係 にあり、夫々2本の四角な筒状に折り曲げるとその接触部に二つの凹部39、4 9が並び、それらが合わさって瓶類Bの他の片側の収容が可能な保護凹部A″が 形成される。
【0019】 第1面素材10の第3面片13と第3面素材30の第3面片33との境の中央 線Lの部分は折り曲げ線55でつながっており、かつまた第2面素材20の第3 面片23と第4面素材40の第3面片43との境の中央線Lの他の部分も折り曲 げ線56でつながっている。上下方向の中央線Lの他の部分は図1に実線で示さ れているように切り離されている。57、58、59はその切離線を示す。
【0020】 第1面素材10と第3面素材30の第3面片13、33が折り曲げ線55でつ ながっており、かつ第2面素材20と第4面素材40の第3面片23、43が折 り曲げ線56でつながっている結果、第1、第2面素材10、20の凹部19、 29が合わさった保護凹部A′と、第3、第4面素材30、40の凹部39、4 9が合わさった保護凹部A″とは、合わさって保護空間Aを形成することとなる (図5乃至図8)。
【0021】 即ちこのように構成される本案保護容器は、紙素材Sとして例えば段ボールを 用い、表側に図1に示す切り込み線を表裏貫通するように形成し、裏側に図2に 破線で示す折り線を形成することにより展開状態の半製品が完成し、第1乃至第 4面素材10〜40の夫々について第1面片11、21、31、41乃至第4面 片14、24、34、44を内側へ折り曲げ、かつ凹部19、29、39、49 を形成することにより四つの四角な筒体をクッションとし、それらで囲まれた保 護空間Aを中心に有する瓶類の保護容器を形成することができる。
【0022】 このような保護容器の組み立ては、各面片11〜45を折り曲げ、係合部16 、26、36、46を互いに係合させることのみ(図6乃至図8参照)により行 なうことができ、接着や止め金で止めるなどの作業は一切不要になる。さらに保 護空間Aを中心に有する四個の四角な筒体を外容器60に挿し込むようにすると 保護容器は瓶類Bを包んだ状態で開かず包装状態が維持される。
【0023】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから止め金や接着剤など を用いることなく、紙素材を折り曲げ、要所を係合させることによって瓶類を衝 撃その他の外力から保護し得る容器を製造することができ、製造が容易であると ともに、用済後の処分も問題なく行なえるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案保護容器の1実施例に係る展開表面図。
【図2】同上の展開裏面図。
【図3】同上の折り曲げ中の斜視図。
【図4】組み立てを略完了し、中に瓶類を収める状態の
斜視図。
【図5】組み立て完了直前の斜視図。
【図6】図5のVI−VI線断面図。
【図7】図5のVII−VII線断面図。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角な筒体を形成する4個の面片11、
    12、13、14及びその第1の面片11とほぼ同形の
    第5の面片15を順に並列し境界を折り線として連続し
    て設けた第1面素材10と、前記と同形の筒体を形成す
    る4個の面片21、22、23、24及びその第1の面
    片21とほぼ同形の第5の面片25を第1面素材10と
    は逆方向から順に並列し境界を折り線として連設すると
    ともに、二つの第5面片15、25が隣接するように第
    1面素材10と並列した第2面素材20とを有し、第1
    面素材10により筒体を形成したときに重なる第1面片
    11と第5面片15及び第2面素材20により筒体を形
    成したときに重なる第1面片21と第5面片25に互い
    に係合する係合部16、26を形成し、第1面素材10
    による筒体と第2面素材20による筒体の互いに接触可
    能な第2面片12、22及び互いに並列する第3面片1
    3、23の一部に、二つの筒体の内方へ折り返される折
    り線17、27と、両折り線17、27を連絡する切離
    線18、28とを形成し、折り線17、27と切離線1
    8、28で囲まれる部分により瓶類を収めるための凹部
    19、29を設けたことを特徴とする瓶類の保護容器。
  2. 【請求項2】 紙類よりなる素材を上下左右に4等分す
    る区画を想定し、その右側の上部区画に第1面素材10
    を設けるとともに、右側の下部区画に第2面素材20を
    設け、また左側の上部区画には上下の中央線を境に第1
    面素材10と対称な形態を有する第3面素材30を設け
    るとともに、左側の下部区画には前記中央線を境に第2
    面素材20と対称な形態を有する第4面素材40を設
    け、前記素材を左右に分ける中央線部分は、各面素材1
    0、20、30、40の第3面片13、23、33、4
    3に相当する部分に折り線を残存する以外は全て切り離
    し、右側の第1、第2面素材10、20により形成した
    二つの筒体と、左側の第3、第4素材30、40により
    形成した二つの筒体とが前記残存した折り線を介して重
    なり合い、それらの間に四つの筒体で囲まれる保護空間
    が形成されるように構成した請求項第1項記載の瓶類の
    保護容器。
JP1993044599U 1993-07-23 1993-07-23 瓶類の保護容器 Expired - Lifetime JPH08252Y2 (ja)

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JPH08252Y2 JPH08252Y2 (ja) 1996-01-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185904U (ja) * 1974-12-28 1976-07-09
JP2006273402A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Tdk Corp 緩衝機能付き包装箱
JP2023002281A (ja) * 2021-06-22 2023-01-10 ダイナパック株式会社 緩衝材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5185904U (ja) * 1974-12-28 1976-07-09
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JP2023002281A (ja) * 2021-06-22 2023-01-10 ダイナパック株式会社 緩衝材

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