JPH07978Y2 - 杖 - Google Patents

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JPH07978Y2
JPH07978Y2 JP1990003275U JP327590U JPH07978Y2 JP H07978 Y2 JPH07978 Y2 JP H07978Y2 JP 1990003275 U JP1990003275 U JP 1990003275U JP 327590 U JP327590 U JP 327590U JP H07978 Y2 JPH07978 Y2 JP H07978Y2
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JP
Japan
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cane
weight
sensitivity
insulating cylinder
switch
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JP1990003275U
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JPH0394118U (ja
Inventor
甚弘 土屋
Original Assignee
上日工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は障害者用,受傷者用,老人用等として好適な杖
に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の杖としては、杖本体に、該杖本体が傾斜
して水平面とのなす角度が所定の角度以下になったとき
オンとなる傾倒スイッチと、該傾倒スイッチに直列接続
された音声表示器と、該傾倒スイッチと該音声表示器と
の直列回路に電源スイッチを介して給電する電池とが組
付けられた構造であった。この場合、傾倒スイッチとし
ては、水銀スイッチ等の液体を使用したものが用いられ
ていた。
このような杖によれば、該杖をもつ障害者等が倒れ、該
杖と水平面とのなす角度が所定の角度以下になると、傾
倒スイッチがオンとなり電池からの給電がブザー等の音
声表示器になされて、該音声表示器が音声を発し、近く
の者に知らせることができる。従って、障害者等が近く
の者から手助けを受けることが可能となる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような杖では、傾倒スイッチとして
水銀スイッチ等の液体を使用したものを用いていたの
で、液漏れを回避する構造にしなければならず、コスト
高になり、また感度調整が難しい問題点があった。更
に、液体を用いたスイッチでは、杖を上下させた時に液
体が躍って誤動作を招き易い問題点があった。
本考案の目的は、構造が簡単で、感度調整も容易で、誤
動作を可及的に避けることができる傾倒スイッチを備え
た杖を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、次の通りである。
請求項(1)の考案は、杖本体に、該杖本体が傾斜して
水平面とのなす角度が所定の角度以下になったときオン
となる傾倒スイッチと、前記傾倒スイッチに直列接続さ
れた音声表示器と、前記傾倒スイッチと前記音声表示器
との直列回路に電源スイッチを介して給電する電池とが
組付けられている杖において、 前記傾倒スイッチは、前記杖本体内に組み込まれた絶縁
筒体と、前記絶縁筒体の内周に保持されているリング状
固定接点と、前記絶縁筒体の上部に設けられている絶縁
支持体と、前記絶縁筒体のほぼ軸心上の位置で前記絶縁
支持体から該絶縁筒体内にリード線を介してほぼ前記リ
ング状固定接点の高さの位置に吊り下げられている振り
子形可動接点と、前記振り子形可動接点以上の大きさと
重さを有して該振り子形可動接点の下に吊り線を介して
吊り下げられている感度低下用重りと、前記絶縁筒体の
下部に設けられている下部支持体と、前記感度低下用重
りと前記下部支持体との間に弛みをもたせて張られてい
て前記感度低下用重りの過上昇を阻止する重り過上昇阻
止線とで構成されていることを特徴とする。
請求項(2)の考案は、請求項(1)において、前記杖
本体には、点滅灯と該点滅灯に対する前記電池からの給
電の制御をする手動スイッチとが組付けられていること
を特徴とする。
請求項(3)の考案は、請求項(1)又は(2)におい
て、前記電池が2次電池であり、且つ前記杖本体には前
記2次電池に充電するためのジャックが組付けられてい
ることを特徴とする。
請求項(4)の考案は、請求項(1)乃至(3)のいず
れかにおいて、前記杖本体が松葉杖本体であることを特
徴とする。
[作用] 請求項(1)に記載の杖の傾倒スイッチが、振り子形可
動接点の下に吊り線を介して感度低下用重りが吊り下げ
られた構造になっているので、杖が垂直状態等のときに
は、該傾倒スイッチに水平方向の振動が加わっても、感
度低下用重りは絶縁筒体に接触するが、振り子形可動接
点は感度低下用重りの作用で振幅が小さくなってリング
状固定接点に接触できず、スイッチオンの状態になら
ず、このため通常の歩行時には音声表示器が音声表示を
せず、誤動作を防止できる。
杖が所定の角度(水平面とのなす角度)以下に傾斜する
と、振り子形可動接点がその重力でリング状固定接点に
接触し、これによりスイッチオンの状態になり、音声表
示器が音声表示をする。
この場合、感度調整は、感度低下用重りの重さの変更等
により容易に行うことができる。
また、感度低下用重りと下部支持体との間に弛みをもた
せて重り過上昇阻止線が張られていると、何らかの理由
により杖が逆さになっても感度低下用重りの過上昇を該
重り過上昇阻止線が阻止するので、該感度低下用重りが
振り子形可動接点とリング状固接点との間に入り、抜け
なくなる事態の発生を阻止することができる。
請求項(2)に記載の杖は、請求項(1)の杖がもつ機
能のほかに、手動スイッチをオンとすることにより、点
滅灯が点滅し、夜間等においては障害者等の存在を相手
に知らせることがきる機能をもつ。
請求項(3)に記載の杖は、請求項(1)又は(2)の
杖がもつ機能のほかに、電池にジャックを経て充電をす
ることができる機能をもつ。
請求項(4)に記載の杖は、請求項(1)乃至(3)の
いずれかの機能を松葉杖にもたせることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図及び第2図は、本考案に係る杖の第1実施例を示
したものである。図示のように本実施例の杖は、金属製
又は樹脂製のパイプからなる主柱部1と、該主柱部1の
頂部に交差して取付けられている金属製又は樹脂製のパ
イプからなる握り部2とで構成されている杖本体3を有
する。主柱部1内には、該杖本体3と水平面とのなす角
度が所定の角度以下になったときオンとなる傾倒スイッ
チ4が組付けられている。
該傾倒スイッチ4は、主柱部1内にその上部から挿入さ
れて該主柱部1の絞り部5で位置決めされている絶縁筒
体6と、該絶縁筒体6の内周に保持されているリング状
固定接点7と、絶縁筒体6の上に載置されている円板状
の絶縁支持体8と、絶縁筒体6のほぼ軸心上の位置で該
絶縁支持体8から該絶縁筒体6内にピアノ線等のリード
線9を介してほぼリング状固定接点7の位置に吊り下げ
られている振り子形可動接点10と、該振り子形可動接点
10の下に吊り線11を介して吊り下げられている感度低下
用重り12と、絶縁筒体6の下端と絞り部5との間に位置
決めされて設けられている円板状の下部支持体13と、感
度低下用重り12と下部支持体13との間に弛みをもたせて
張られていて感度低下用重り12の過上昇を阻止する重り
過上昇阻止線14とで構成されている。感度低下用重り12
は、振り子形可動接点10より重く且つ大径に形成されて
いる。
握り部2の後端には、音声表示器としての電子ブザー15
が組込まれている。該電子ブザー15と傾倒スイッチ4と
は、直列接続されてその両端が電源スイッチ16を介して
給電用電池としての2次電池17に接続されている。電源
スイッチ16は握り部2の後端に組付けられている。2次
電池17は、握り部2内に組込まれている。2次電池17の
両端には、充電用ジャック18が接続されている。該充電
用ジャック18は、握り部2の先端側内部に組込まれてい
る。握り部2の先端には、該充電用ジャック18を保護す
るため防水キャップ19が被せられている。
傾倒スイッチ4と電子ブザー15との直列回路には、手動
スイッチ20と点滅灯21との直列回路が並列接続されてい
る。手動スイッチ20は、握り部2に組付けられている。
点滅灯21は、主柱部1の上端部に組付けられている。該
点滅灯21の先端を被って透光カバー22が主柱部1の上端
に被せられている。
このような杖は、障害者等が所持して電源スイッチ16を
オンとして使用していると、万一該障害者等がつまずく
などして倒れたときには、該杖も傾斜して水平面とのな
す角度が所定の角度(例えば、45°とか、30°以下等の
角度)以下になる。このとき、振り子形可動接点10がそ
の重力の作用で第3図に示すようにリング状固定接点7
に接触し、これにより該傾倒スイッチ4がオンとなり、
電子ブザー15に給電がなされて該電子ブザー15がブザー
音を発することになる。従って、近くの人にブザー音に
より手助けを求めることができる。
障害者等がその人なりに普通に歩いているときには、そ
の時の振動で振り子形可動接点10がリング状固定接点7
に接触しないように感度低下用重り12が抑制する。即
ち、感度低下用重り12の作用荷重によりリード線9,振り
子形可動接点10,吊り線11,感度低下用重り12が振れ動く
とき、振り子形可動接点10は感度低下用重り12がない時
より振幅が小さくなり、第1図に2点鎖線で示すように
感度低下用重り12が絶縁筒体6の内壁に接触した時も該
振り子形可動接点10はリング状固定接点7に接触でき
ず、通常の歩行時には電子ブザー15が鳴らない。
このような感度低下用重り12の振り子動作の障害になら
ないように、過上昇阻止線14の長さが定められている。
該過上昇阻止線14は、何らかの理由により該杖が逆さに
なったとき、感度低下用重り12が振り子形可動接点10と
リング状固定接点7との間に入り、抜けなくなる事態の
発生を阻止する。
障害者等が夜間等に歩行するときには、手動スイッチ20
をオンとする。かくすると、点滅灯21が点滅し、第三者
に障害者等の存在を知らせることができる。
家に帰ってきたら、充電用ジャック18を用いて2次電池
17に対する充電を適宜行う。
第4図は、本考案の杖の他の回路構成例を示したもので
ある。このように配線を行うと、杖が水平面に対して所
定の角度以下になったとき、電子ブザー15が鳴り、且つ
点滅灯21が点滅することになる。従って、夜間、電子ブ
ザー15が鳴っている位置を点滅灯21の点滅で知らせるこ
とができる。また、夜間に通常の歩行時に点滅灯21だけ
点滅させたいときには、手動スイッチ20をオンとすれば
よい。この状態で杖が水平面に対して所定の角度以下に
なったときにも、電子ブザー15が鳴り、点滅灯21が点滅
する。
第5図は、本考案に係る杖の第2実施利を示したもので
ある。本実施例では、握り部2の先端部に点滅灯21を組
付け、該握り部2の後端に充電用ジャック18を組付け、
主柱部1の上端に電子ブザー15を組付けた例を示したも
のである。その他は、第1実施例と同様に構成されてい
る。
第6図及び第7図は、本考案に係る杖の第3実施例を示
したものである。本実施例では、主柱部1内に傾倒スイ
ッチ4と点滅灯21とを組込み、握り部2の先端に電子ブ
ザー15を組付け、該握り部2の後端に充電用ジャック18
を組付けた例を示したものである。点滅灯21を主柱部1
内に組込んだ関係で、該主柱部1には光を外に出すため
複数の孔23が設けられ、各孔23にはレンズ24が取付けら
れている。その他は、第1実施例とほぼ同様の構成にな
っている。
第8図は、本考案に係る杖の第4実施例を示したもので
ある。本実施例は、松葉杖に本考案を適用した例を示し
たものである。本実施例では、主柱部1と、該主柱部1
と共にV字状をなす支柱部25と、これら主柱部1と支柱
部25の上端間を結ぶ腕掛け部26とで松葉杖形の杖本体3
が構成されている。主柱部1内には傾倒スイッチ4が組
込まれ、該主柱部1の上端には点滅灯21が組付けられ、
腕掛け部26内には2次電池17が組込まれ、該腕掛け部26
の先端には充電用ジャック18が組付けられ、該腕掛け部
26の後端には電子ブザー15と電源スイッチ16とが組付け
られ、該腕掛け部26の途中には手動スイッチ20が組付け
られている。そして、電気回路は、第2図又は第4図に
示す構成となっている。
なお、傾倒スイッチ4としては上述した構成のものに限
定されるものではなく、例えば水銀スイッチ等でもよ
い。
また、音声表示器としては、ブザーに限らず、リードオ
ンリーメモリ(ROM)等を用いて「助けて下さい」等の
言葉を発する構成とすることもできる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る杖によれば、下記のよ
うな効果を得ることができる。
請求項(1)に記載の杖では、傾倒スイッチが、振り子
形可動接点の下に吊り線を介して感度低下用重りが吊り
下げられた構造になっているので、杖が垂直状態等のと
きには、該傾倒スイッチに水平方向の振動が加わって
も、感度低下用重りは絶縁筒体に接触するが、振り子形
可動接点は感度低下用重りの作用で振幅が小さくなって
リング状固定接点に接触できず、スイッチオンの状態に
ならず、このため通常の歩行時には音声表示器が音声表
示をせず、誤動作を防止することができる。
また、感度調整は、感度低下用重りの重さの変更等によ
り容易に行うことができる。
また、この傾倒スイッチにおいては、感度低下用重りと
下部支持体との間に弛みをもたせて重り過上昇阻止線が
張られているので、何らかの理由により杖が逆さになっ
ても感度低下用重りの過上昇を該重り過上昇阻止線が阻
止し、このため該感度低下用重りが振り子形可動接点と
リング状固定接点との間に入り、抜けなくなる事態の発
生を阻止することができる。
更に、この傾倒スイッチは、液体を使用せず、簡単な機
械部品の組み合わせで構成されているので、構造が簡単
であり、低コストで製造することができる。
請求項(2)に記載の杖によれば、請求項(1)の杖が
もつ効果のほかに、手動スイッチをオンとすることによ
り、点滅灯が点滅し、夜間等においては障害者等の存在
を相手に知らせることができる効果を得ることができ
る。
請求項(3)に記載の杖によれば、請求項(1)又は
(2)の杖がもつ効果のほかに、電池にジャックを経て
充電をすることができる効果を得ることができる。従っ
て、電池は何度でも再使用することができる。
請求項(4)に記載の杖によれば、請求項(1)乃至
(3)のいずれかの効果を松葉杖にもたせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る杖の第1実施例の要部縦断面図、
第2図は第1図に示す杖の電気回路図、第3図は本実施
例の杖が倒れたときの傾倒スイッチの動作を示す縦断面
図、第4図は本実施例の杖の電気回路の他の実施例を示
す回路図、第5図及び第6図は本考案に係る杖の第2,第
3実施例の縦断面図、第7図は第3実施例の杖の主柱部
における他の角度からの縦断面図、第8図は本考案に係
る杖の第4実施例の縦断面図である。 1……主柱部、2……握り部、3……杖本体、4……傾
倒スイッチ、6……絶縁筒体、7……リング状固定接
点、8……絶縁支持体、9……リード線、10……振り子
形可動接点、11……吊り線、12……感度低下用重り、13
……下部支持体、14……重り過上昇阻止線、15……電子
ブザー(音声表示器)、16……電源スイッチ、17……2
次電池(電池)、18……充電用ジャック、20……手動ス
イッチ、21……点滅灯、25……支柱部、26……腕掛け
部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】杖本体に、該杖本体が傾斜して水平面との
    なす角度が所定の角度以下になったときオンとなる傾倒
    スイッチと、前記傾倒スイッチに直列接続された音声表
    示器と、前記傾倒スイッチと前記音声表示器との直列回
    路に電源スイッチを介して給電する電池とが組付けられ
    ている杖において、 前記傾倒スイッチは、前記杖本体内に組み込まれた絶縁
    筒体と、前記絶縁筒体の内周に保持されているリング状
    固定接点と、前記絶縁筒体の上部に設けられている絶縁
    支持体と、前記絶縁筒体のほぼ軸心上の位置で前記絶縁
    支持体から該絶縁筒体内にリード線を介してほぼ前記リ
    ング状固定接点の高さの位置に吊り下げられている振り
    子形可動接点と、前記振り子形可動接点以上の大きさと
    重さを有して該振り子形可動接点の下に吊り線を介して
    吊り下げられている感度低下用重りと、前記絶縁筒体の
    下部に設けられている下部支持体と、前記感度低下用重
    りと前記下部支持体との間に弛みをもたせて張られてい
    て前記感度低下用重りの過上昇を阻止する重り過上昇阻
    止線とで構成されていることを特徴とする杖。
  2. 【請求項2】前記杖本体には、点滅灯と該点滅灯に対す
    る前記電池からの給電の制御をする手動スイッチとが組
    付けられている請求項(1)に記載の杖。
  3. 【請求項3】前記電池が2次電池であり、且つ前記杖本
    体には前記2次電池に充電するためのジャックが組付け
    られていることを特徴とする請求項(1)又は(2)に
    記載の杖。
  4. 【請求項4】前記杖本体が松葉杖本体である請求項
    (1)乃至(3)のいずれかに記載の杖。
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