JPH0797992A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH0797992A JPH0797992A JP24432493A JP24432493A JPH0797992A JP H0797992 A JPH0797992 A JP H0797992A JP 24432493 A JP24432493 A JP 24432493A JP 24432493 A JP24432493 A JP 24432493A JP H0797992 A JPH0797992 A JP H0797992A
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- Japan
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- discharge port
- scroll
- discharge
- holding cylinder
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は圧縮機構の駆動時に弁体がスクロール
に衝突して異常音を発生することを防止し、また圧縮機
構の駆動停止時に弁体のスクロールへの衝突を緩和でき
る逆止弁を備えたスクロール型圧縮機を提供することを
目的とする。 【構成】逆止弁71は、吐出ポートに連通して立てて設
けられた保持筒72と、この保持筒の内部に上下移動自
在に設けられ下降移動して吐出ポートを閉じ吐出ポート
から突出されるガスにより浮上されて吐出ポートを開く
弁体75とを具備し、保持筒には、その長さ方向に間隔
を存して複数個の吐出孔が形成され、これら吐出孔のう
ち開口面積が最も小さい吐出孔が吐出ポートに最も近い
位置にあることを特徴とする。
に衝突して異常音を発生することを防止し、また圧縮機
構の駆動停止時に弁体のスクロールへの衝突を緩和でき
る逆止弁を備えたスクロール型圧縮機を提供することを
目的とする。 【構成】逆止弁71は、吐出ポートに連通して立てて設
けられた保持筒72と、この保持筒の内部に上下移動自
在に設けられ下降移動して吐出ポートを閉じ吐出ポート
から突出されるガスにより浮上されて吐出ポートを開く
弁体75とを具備し、保持筒には、その長さ方向に間隔
を存して複数個の吐出孔が形成され、これら吐出孔のう
ち開口面積が最も小さい吐出孔が吐出ポートに最も近い
位置にあることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール型圧縮機に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍装置などに組込まれて用いら
れるスクロール型圧縮機においては図4に示されるもの
がある。すなわち、ハウジング1の上部には圧縮機構が
設けられ、下部には図示しないモータが設けられてい
る。圧縮機構は、固定スクロール2と旋回スクロール3
を有している。固定スクロール2は端板4と、その内面
に直立された渦巻状のラップ5とを有し、中央部には吐
出ポート6が設けられている。旋回スクロール3は端板
7と、その内面に直立された渦巻状のラップ8とを有し
ている。固定スクロール2と旋回スクロール3は相互に
偏心するとともに、180度の角度で相互に組み合わさ
れて複数個の密閉空間9が形成されている。旋回スクロ
ール3はハウジング1に固定されたケーシング10に摺
動自在に支持され、モータにより旋回公転されるように
なっている。固定スクロール2はケーシング10に浮上
自在に支持されている。
れるスクロール型圧縮機においては図4に示されるもの
がある。すなわち、ハウジング1の上部には圧縮機構が
設けられ、下部には図示しないモータが設けられてい
る。圧縮機構は、固定スクロール2と旋回スクロール3
を有している。固定スクロール2は端板4と、その内面
に直立された渦巻状のラップ5とを有し、中央部には吐
出ポート6が設けられている。旋回スクロール3は端板
7と、その内面に直立された渦巻状のラップ8とを有し
ている。固定スクロール2と旋回スクロール3は相互に
偏心するとともに、180度の角度で相互に組み合わさ
れて複数個の密閉空間9が形成されている。旋回スクロ
ール3はハウジング1に固定されたケーシング10に摺
動自在に支持され、モータにより旋回公転されるように
なっている。固定スクロール2はケーシング10に浮上
自在に支持されている。
【0003】また、ハウジング1の内部には圧縮機構が
設けられた部分と、それより上側の高圧側空間11とを
仕切るディスチャージカバー12が設けられ、ハウジン
グ1の天井部には吐出管13が設けられている。
設けられた部分と、それより上側の高圧側空間11とを
仕切るディスチャージカバー12が設けられ、ハウジン
グ1の天井部には吐出管13が設けられている。
【0004】さらに、ディスチャージカバー12の中央
部には逆止弁14が設けられている。すなわち、ディス
チャージカバー12の中央部には円形の透孔15が形成
され、この孔15には保持筒16が設けられ、この保持
筒16に内部に弁体17が設けられて逆止弁14が構成
されている。逆止弁14は、圧縮機構から高圧空間への
ガスの流れを許容し、高圧空間から圧縮機構へのガスの
逆流を阻止しガスの逆流による旋回スクロール3の逆
転、すなわち旋回スクロール3が固定スクロールとの間
の密閉空間を広げる方向に回転することを防止するもの
である。
部には逆止弁14が設けられている。すなわち、ディス
チャージカバー12の中央部には円形の透孔15が形成
され、この孔15には保持筒16が設けられ、この保持
筒16に内部に弁体17が設けられて逆止弁14が構成
されている。逆止弁14は、圧縮機構から高圧空間への
ガスの流れを許容し、高圧空間から圧縮機構へのガスの
逆流を阻止しガスの逆流による旋回スクロール3の逆
転、すなわち旋回スクロール3が固定スクロールとの間
の密閉空間を広げる方向に回転することを防止するもの
である。
【0005】保持筒16は両端が開放された円筒形をな
すもので、直立して配置されている。保持筒16の下部
はディスチャージカバー12の透孔15に挿入されて、
固定スクロール2の端板4の上面に載せられ、保持筒1
6の下端開口が固定スクロール2の吐出ポート6に連通
している。保持筒16の上部はハウジング1の高圧側空
間11に突出し、上端はハウジング1の天井部に当接し
て開口が閉塞されている。高圧側空間11に突出する保
持筒16の周壁には1個の吐出孔18が形成されてい
る。こ吐出孔18の直径(開口面積)はガスの突出量を
考慮して設定する。
すもので、直立して配置されている。保持筒16の下部
はディスチャージカバー12の透孔15に挿入されて、
固定スクロール2の端板4の上面に載せられ、保持筒1
6の下端開口が固定スクロール2の吐出ポート6に連通
している。保持筒16の上部はハウジング1の高圧側空
間11に突出し、上端はハウジング1の天井部に当接し
て開口が閉塞されている。高圧側空間11に突出する保
持筒16の周壁には1個の吐出孔18が形成されてい
る。こ吐出孔18の直径(開口面積)はガスの突出量を
考慮して設定する。
【0006】弁体14は保持筒16の内部に上下移動自
在に設けられ、下降移動して吐出ポート6を閉じ吐出ポ
ート6から突出される前記ガスにより浮上されて吐出ポ
ート6を開くものである。
在に設けられ、下降移動して吐出ポート6を閉じ吐出ポ
ート6から突出される前記ガスにより浮上されて吐出ポ
ート6を開くものである。
【0007】このように構成された圧縮機において、圧
縮機構が駆動していない時は逆止弁14における弁体1
7は自重により固定スクロール2の上面に載って吐出ポ
ート6を閉じている。
縮機構が駆動していない時は逆止弁14における弁体1
7は自重により固定スクロール2の上面に載って吐出ポ
ート6を閉じている。
【0008】そして、圧縮機構が駆動する時には、旋回
スクロール3がモータの駆動により駆動されて公転旋回
運動をする。そうすると、ガスがハウジング1に設けら
れた図示しない吸入管からハウジング1の内部を経て密
閉空間8に吸入される。旋回スクロール3の公転旋回運
動により密閉空間8の容積が減少してガスが圧縮され中
央部に至る。ここで、ガスは固定スクロール2の吐出ポ
ート6に入り、その圧力で逆止弁14の保持筒16の内
部に設けられて固定スクロール2の端板4の上面に載っ
ている弁体17を押上げる。これにより吐出ポート6が
開放される。そして、弁体17は吐出ポート6から吐出
するガスに押されて保持筒16の内部を上昇移動して吐
出孔18を越えてハウジング1の天井部に達する。これ
によりガスは保持筒16の内部に入り、続いて吐出孔1
8を経て高圧空間11に入る。その後ガスは吐出管13
を経て外部に吐出される。
スクロール3がモータの駆動により駆動されて公転旋回
運動をする。そうすると、ガスがハウジング1に設けら
れた図示しない吸入管からハウジング1の内部を経て密
閉空間8に吸入される。旋回スクロール3の公転旋回運
動により密閉空間8の容積が減少してガスが圧縮され中
央部に至る。ここで、ガスは固定スクロール2の吐出ポ
ート6に入り、その圧力で逆止弁14の保持筒16の内
部に設けられて固定スクロール2の端板4の上面に載っ
ている弁体17を押上げる。これにより吐出ポート6が
開放される。そして、弁体17は吐出ポート6から吐出
するガスに押されて保持筒16の内部を上昇移動して吐
出孔18を越えてハウジング1の天井部に達する。これ
によりガスは保持筒16の内部に入り、続いて吐出孔1
8を経て高圧空間11に入る。その後ガスは吐出管13
を経て外部に吐出される。
【0009】圧縮機構の駆動が停止すると、吐出ポート
6からのガスの吐出が停止し、圧縮機構が負圧となり、
高圧空間11が高圧となるので、弁体17は下方に移動
して固定スクロール2の端板4の上面に載り吐出ポート
6を閉じるので、高圧空間11から圧縮機構へのガスの
逆流が阻止される。
6からのガスの吐出が停止し、圧縮機構が負圧となり、
高圧空間11が高圧となるので、弁体17は下方に移動
して固定スクロール2の端板4の上面に載り吐出ポート
6を閉じるので、高圧空間11から圧縮機構へのガスの
逆流が阻止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のスクロール型圧縮機に設けられる逆止弁14には次
に述べる問題がある。逆止弁14では、固定スクロール
2の吐出ポート6から吐出したガスが保持筒16の内部
に入り吐出孔18から吐出されることにより、弁体17
がガスによって保持筒16の吐出孔18の高さ位置まで
押し上げられて上昇移動する。すなわち、弁体17の揚
程は、吐出孔18の固定スクロール2の端板4の上面か
らの高さ位置に規定される。
来のスクロール型圧縮機に設けられる逆止弁14には次
に述べる問題がある。逆止弁14では、固定スクロール
2の吐出ポート6から吐出したガスが保持筒16の内部
に入り吐出孔18から吐出されることにより、弁体17
がガスによって保持筒16の吐出孔18の高さ位置まで
押し上げられて上昇移動する。すなわち、弁体17の揚
程は、吐出孔18の固定スクロール2の端板4の上面か
らの高さ位置に規定される。
【0011】ところが、この保持筒16の吐出孔18の
高さ位置が低い場合には、圧縮機構を駆動する時に吐出
ポート6から吐出したガスの脈動に応じて弁体17が上
下移動すると、弁体が固定スクロール2の端板4の上面
に衝突して異常音が発生し、また弁体17が吐出ポート
6を閉じて逆止弁野動作に支障を来すことがある。
高さ位置が低い場合には、圧縮機構を駆動する時に吐出
ポート6から吐出したガスの脈動に応じて弁体17が上
下移動すると、弁体が固定スクロール2の端板4の上面
に衝突して異常音が発生し、また弁体17が吐出ポート
6を閉じて逆止弁野動作に支障を来すことがある。
【0012】また、保持筒16の吐出孔18の高さ位置
が高い場合には、弁体17がガスによって高い位置まで
押し上げられるために、圧縮機構の駆動が停止されて弁
体17が下降移動する時の速度が速く、これに伴い弁体
17が端板4の上面に衝突する抵抗が大きい。このた
め、弁体17の端板4への衝突により大きな衝突音が発
生し、また弁体17が破損することもある。
が高い場合には、弁体17がガスによって高い位置まで
押し上げられるために、圧縮機構の駆動が停止されて弁
体17が下降移動する時の速度が速く、これに伴い弁体
17が端板4の上面に衝突する抵抗が大きい。このた
め、弁体17の端板4への衝突により大きな衝突音が発
生し、また弁体17が破損することもある。
【0013】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、圧縮機構の駆動時に弁体がスクロールに衝突して異
常音が発生することを防止し、また圧縮機構の駆動停止
時に弁体のスクロールへの衝突を緩和できる逆止弁を備
えたスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
で、圧縮機構の駆動時に弁体がスクロールに衝突して異
常音が発生することを防止し、また圧縮機構の駆動停止
時に弁体のスクロールへの衝突を緩和できる逆止弁を備
えたスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のスクロール型圧縮機は、固定スクロールと旋
回スクロールとを互いに組合せて形成された密閉空間を
その面積を減少させながら前記両スクロールの中心側に
向けて移動してガスを圧縮し、このガスを前記一方のス
クロールに形成された吐出ポートおよびこの吐出ポート
に連通する逆止弁を介して外部に吐出するスクロール型
圧縮機において、前記逆止弁は、前記吐出ポートに連通
して立てて設けられた保持筒と、この保持筒の内部に上
下移動自在に設けられ下降移動して前記吐出ポートを閉
じ前記吐出ポートから突出される前記ガスにより上方移
動されて前記吐出ポートを開く弁体とを具備し、前記保
持筒には、その長さ方向に間隔を存して複数個の吐出孔
が形成され、これら吐出孔のうち開口面積が最も小さい
吐出孔が前記吐出ポートに最も近い位置にあることを特
徴とする。前記複数個の吐出孔のうち前記吐出ポートか
ら最も離れた位置にある吐出孔が、前記保持筒における
前記吐出ポートとは反対側の端部の開口である。
に本発明のスクロール型圧縮機は、固定スクロールと旋
回スクロールとを互いに組合せて形成された密閉空間を
その面積を減少させながら前記両スクロールの中心側に
向けて移動してガスを圧縮し、このガスを前記一方のス
クロールに形成された吐出ポートおよびこの吐出ポート
に連通する逆止弁を介して外部に吐出するスクロール型
圧縮機において、前記逆止弁は、前記吐出ポートに連通
して立てて設けられた保持筒と、この保持筒の内部に上
下移動自在に設けられ下降移動して前記吐出ポートを閉
じ前記吐出ポートから突出される前記ガスにより上方移
動されて前記吐出ポートを開く弁体とを具備し、前記保
持筒には、その長さ方向に間隔を存して複数個の吐出孔
が形成され、これら吐出孔のうち開口面積が最も小さい
吐出孔が前記吐出ポートに最も近い位置にあることを特
徴とする。前記複数個の吐出孔のうち前記吐出ポートか
ら最も離れた位置にある吐出孔が、前記保持筒における
前記吐出ポートとは反対側の端部の開口である。
【0015】
【作用】圧縮機構が駆動する時は、吐出ポートから吐出
したガスが保持筒の内部に入り、保持筒にその軸方向に
形成された複数個の吐出孔を夫々通って外部に吐出す
る。ここで、吐出ポートに最も近い位置にある開口面積
が最も小さい吐出孔に対して、この小さい吐出孔より吐
出ポートから離れた位置にある吐出孔の開口面積の方が
大きい。このため、吐出ポートに最も近い位置にある開
口面積が最も小さい吐出孔から吐出するガスの量に対し
て、この吐出孔より吐出ポートから離れた位置にある大
きな開口面積の吐出孔から吐出するガスの量の方が多
い。
したガスが保持筒の内部に入り、保持筒にその軸方向に
形成された複数個の吐出孔を夫々通って外部に吐出す
る。ここで、吐出ポートに最も近い位置にある開口面積
が最も小さい吐出孔に対して、この小さい吐出孔より吐
出ポートから離れた位置にある吐出孔の開口面積の方が
大きい。このため、吐出ポートに最も近い位置にある開
口面積が最も小さい吐出孔から吐出するガスの量に対し
て、この吐出孔より吐出ポートから離れた位置にある大
きな開口面積の吐出孔から吐出するガスの量の方が多
い。
【0016】これにより弁体は吐出ポートから離れた位
置、すなわち固定スクロールの端板4の上面からの高さ
が高い位置にある大きな開口面積の吐出孔から吐出する
ガスの流れに乗って、この大きな開口面積の吐出孔の高
さまで上昇移動する。従って、弁体は固定スクロールの
端板の上面からの高い位置に上昇するために、ガスが脈
動するのに伴い弁体が脈動しても、吐出ポートが形成さ
れたスクロールの端板の上面に衝突することがなく、圧
縮機構の駆動時に弁体がスクロールに衝突して異常音が
発生したり、弁体が吐出ポートを閉じて弁動作に支障を
来すことがない。
置、すなわち固定スクロールの端板4の上面からの高さ
が高い位置にある大きな開口面積の吐出孔から吐出する
ガスの流れに乗って、この大きな開口面積の吐出孔の高
さまで上昇移動する。従って、弁体は固定スクロールの
端板の上面からの高い位置に上昇するために、ガスが脈
動するのに伴い弁体が脈動しても、吐出ポートが形成さ
れたスクロールの端板の上面に衝突することがなく、圧
縮機構の駆動時に弁体がスクロールに衝突して異常音が
発生したり、弁体が吐出ポートを閉じて弁動作に支障を
来すことがない。
【0017】また、圧縮機構が駆動が停止した時は、吐
出ポートから保持筒に流入するガスの流れが停止し、弁
体は吐出ポートから離れた高い位置にある大きな開口面
積の吐出孔の位置から、下降移動して吐出ポートが形成
されているスクロールの端板の上面に載る。ここで、弁
体は加工する途中で、保持筒内部にあって吐出ポートに
近い低い位置にある位置にある開口面積が小さい吐出孔
から突出するガス(空気)の抵抗によって、弁体の上側
と下側との圧力差が大変小さくなり、従って弁体の下降
速度が下降速度があまり上昇しない。このため、弁体が
スクロールの端板の上面に衝突する衝撃が緩和され、弁
体の端板への衝突による衝突音が小さくすることがで
き、また弁体が破損することも防止できる。
出ポートから保持筒に流入するガスの流れが停止し、弁
体は吐出ポートから離れた高い位置にある大きな開口面
積の吐出孔の位置から、下降移動して吐出ポートが形成
されているスクロールの端板の上面に載る。ここで、弁
体は加工する途中で、保持筒内部にあって吐出ポートに
近い低い位置にある位置にある開口面積が小さい吐出孔
から突出するガス(空気)の抵抗によって、弁体の上側
と下側との圧力差が大変小さくなり、従って弁体の下降
速度が下降速度があまり上昇しない。このため、弁体が
スクロールの端板の上面に衝突する衝撃が緩和され、弁
体の端板への衝突による衝突音が小さくすることがで
き、また弁体が破損することも防止できる。
【0018】吐出ポートから最も離れた位置にある吐出
孔を保持筒における吐出ポートとは反対側の端部の開口
とすることにより、構成の簡素化および製造の簡素化を
図ることができる。
孔を保持筒における吐出ポートとは反対側の端部の開口
とすることにより、構成の簡素化および製造の簡素化を
図ることができる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について図1および図2を
参照して説明する。図1はスクロール型圧縮機の全体を
示している。図1において、密閉ハウジング31の内部
はディスチャージカバー32によって高圧空間33と低
圧空間34とに仕切られている。低圧空間34の内部の
上部にはスクロール型圧縮機構Cが、下部には電動機M
が、さらに低圧空間34の底部(密閉ハウジング31の
底部)には油ポンプPが夫々設けられ、これらはスクロ
ール型圧縮機構C、電動機Mおよび油ポンプPは電動機
Mに設けられた回転軸35によって連結されている。
参照して説明する。図1はスクロール型圧縮機の全体を
示している。図1において、密閉ハウジング31の内部
はディスチャージカバー32によって高圧空間33と低
圧空間34とに仕切られている。低圧空間34の内部の
上部にはスクロール型圧縮機構Cが、下部には電動機M
が、さらに低圧空間34の底部(密閉ハウジング31の
底部)には油ポンプPが夫々設けられ、これらはスクロ
ール型圧縮機構C、電動機Mおよび油ポンプPは電動機
Mに設けられた回転軸35によって連結されている。
【0020】電動機Mは密閉ハウジング31に固定され
た固定子36と、この固定子36の内部に組合された回
転子37と、この回転子37に挿通固着された回転軸3
5とを有し、回転軸35は回転子37の下側と上側に夫
々延出している。
た固定子36と、この固定子36の内部に組合された回
転子37と、この回転子37に挿通固着された回転軸3
5とを有し、回転軸35は回転子37の下側と上側に夫
々延出している。
【0021】スクロール型圧縮機構Cは、固定スクロー
ル38と旋回スクロール39を有し、固定スクロール3
8は端板40と渦巻状のラップ41とを備え、中央部に
上下方向に吐出ポート42が設けられている。旋回スク
ロール39は端板43と渦巻状のラップ44とを備え、
端板43の下面に設けられたボス45の内部にブッシュ
46が軸受47を介して回転自在に嵌合され、このブッ
シュ46に回転軸35の上端に設けられた偏心軸48が
スライド可能に挿入されている。
ル38と旋回スクロール39を有し、固定スクロール3
8は端板40と渦巻状のラップ41とを備え、中央部に
上下方向に吐出ポート42が設けられている。旋回スク
ロール39は端板43と渦巻状のラップ44とを備え、
端板43の下面に設けられたボス45の内部にブッシュ
46が軸受47を介して回転自在に嵌合され、このブッ
シュ46に回転軸35の上端に設けられた偏心軸48が
スライド可能に挿入されている。
【0022】固定スクロール38と旋回スクロール39
とは端板40と端板43とが所定距離偏心するととも
に、ラップ41とラップ44が180度だけ角度をずら
せて相互に組合されている複数の密閉空間49が形成さ
れている。旋回スクロール39は密閉ハウジング31の
内部に固定されたケーシング50に摺動自在に支持さ
れ、旋回スクロール39とケーシング50との間には、
旋回スクロール39の公転旋回運動を許容するが自転を
阻止する自転阻止機構51が設けられている。
とは端板40と端板43とが所定距離偏心するととも
に、ラップ41とラップ44が180度だけ角度をずら
せて相互に組合されている複数の密閉空間49が形成さ
れている。旋回スクロール39は密閉ハウジング31の
内部に固定されたケーシング50に摺動自在に支持さ
れ、旋回スクロール39とケーシング50との間には、
旋回スクロール39の公転旋回運動を許容するが自転を
阻止する自転阻止機構51が設けられている。
【0023】固定スクロール38の端板40の外周はケ
ーシング50に浮き上がり自在に支持され、固定スクロ
ール38の端板40の上面には外周部の円筒フランジ5
2と中央部の吐出ポート42を有する突部53が同心状
に形成されている。
ーシング50に浮き上がり自在に支持され、固定スクロ
ール38の端板40の上面には外周部の円筒フランジ5
2と中央部の吐出ポート42を有する突部53が同心状
に形成されている。
【0024】これらフランジ52と突部53の間にはデ
ィスチャージカバー32の下面に設けられた円筒フラン
ジ54が封密摺動自在に嵌合されて背圧室55が形成さ
れている。この背圧室55は端板40に設けられた孔5
6を介してガスの圧縮途中にある密閉空間49と連通し
ている。ここで、孔56はラップ41の内周側に接した
地点に位置され、背圧室55の内周側は高圧側となって
おり、外周側には低圧室57が形成されている。なお、
密閉ハウジング31の低圧空間34の部分にはガス吸入
管58が設けられ、高圧空間35の部分にはガス吐出管
59が設けられている。
ィスチャージカバー32の下面に設けられた円筒フラン
ジ54が封密摺動自在に嵌合されて背圧室55が形成さ
れている。この背圧室55は端板40に設けられた孔5
6を介してガスの圧縮途中にある密閉空間49と連通し
ている。ここで、孔56はラップ41の内周側に接した
地点に位置され、背圧室55の内周側は高圧側となって
おり、外周側には低圧室57が形成されている。なお、
密閉ハウジング31の低圧空間34の部分にはガス吸入
管58が設けられ、高圧空間35の部分にはガス吐出管
59が設けられている。
【0025】さらに、ディスチャージカバー32には逆
止弁71が設けられている。すなわち、ディスチャージ
カバー32の中央部には円形の透孔60が形成され、こ
の孔60には保持筒72が設けられ、この保持筒72の
内部に弁体75が設けられて逆止弁71が構成されてい
る。
止弁71が設けられている。すなわち、ディスチャージ
カバー32の中央部には円形の透孔60が形成され、こ
の孔60には保持筒72が設けられ、この保持筒72の
内部に弁体75が設けられて逆止弁71が構成されてい
る。
【0026】保持筒72は両端が開放された円筒形をな
すもので、直立して配置されている。保持筒72の下部
はディスチャージカバー32の透孔60に挿入されて、
固定スクロール38の端板40の上面に載せられ、保持
筒72の下端開口が固定スクロール38の吐出ポート4
2に連通している。保持筒72の上部はハウジング31
の高圧側空間33に突出し、上端はハウジング31の天
井部には当接して開口が閉塞されている。
すもので、直立して配置されている。保持筒72の下部
はディスチャージカバー32の透孔60に挿入されて、
固定スクロール38の端板40の上面に載せられ、保持
筒72の下端開口が固定スクロール38の吐出ポート4
2に連通している。保持筒72の上部はハウジング31
の高圧側空間33に突出し、上端はハウジング31の天
井部には当接して開口が閉塞されている。
【0027】高圧側空間33に突出する保持筒72の周
壁には、その長さ方向に間隔を存して複数個、例えば2
個の円形をなす吐出孔73、74が保持筒72の長さ方
向(高さ方向)に間隔を存して形成されている。これら
の吐出孔73、74のうち、固定スクロール38の端板
40の上面からの高さが低い位置、すなわち吐出ポート
42に近い位置にある吐出孔73の開口面積(直径)
は、この吐出孔73に対して固定スクロール38の端板
40の上面からの高さが高い位置、すなわち吐出ポート
42から離れた位置にある吐出孔74の開口面積(直
径)より小さく設定されている。
壁には、その長さ方向に間隔を存して複数個、例えば2
個の円形をなす吐出孔73、74が保持筒72の長さ方
向(高さ方向)に間隔を存して形成されている。これら
の吐出孔73、74のうち、固定スクロール38の端板
40の上面からの高さが低い位置、すなわち吐出ポート
42に近い位置にある吐出孔73の開口面積(直径)
は、この吐出孔73に対して固定スクロール38の端板
40の上面からの高さが高い位置、すなわち吐出ポート
42から離れた位置にある吐出孔74の開口面積(直
径)より小さく設定されている。
【0028】吐出孔74の開口面積(直径)は、ガスの
圧力により弁体75を吐出孔74の位置まで押し上げる
ガス流量が得られる大きさであり、吐出孔74の開口面
積(直径)は、弁体75が下降する時に弁体75の上下
側の圧力差ができるだけ小さくできるガスの流量が得ら
れる大きさである。
圧力により弁体75を吐出孔74の位置まで押し上げる
ガス流量が得られる大きさであり、吐出孔74の開口面
積(直径)は、弁体75が下降する時に弁体75の上下
側の圧力差ができるだけ小さくできるガスの流量が得ら
れる大きさである。
【0029】弁体14は保持筒16の内部に上下移動自
在に設けられ、下降移動により吐出ポートを閉じ前記吐
出ポート42から突出される前記ガスにより浮上されて
上昇移動して吐出ポート42を開くものである。
在に設けられ、下降移動により吐出ポートを閉じ前記吐
出ポート42から突出される前記ガスにより浮上されて
上昇移動して吐出ポート42を開くものである。
【0030】このように構成されたスクロール型圧縮機
では、圧縮機構Cが駆動していない時は逆止弁71の弁
体75は自重により固定スクロール38の端板40の上
面に載って上流側吐出ポート73を閉じている。
では、圧縮機構Cが駆動していない時は逆止弁71の弁
体75は自重により固定スクロール38の端板40の上
面に載って上流側吐出ポート73を閉じている。
【0031】そして、圧縮機構Cが駆動する時には、モ
ータMの駆動によって回転軸35が回転され、この回転
が偏心軸48、ブッシュ46およびボス45を介して圧
縮機構Cの旋回スクロール39に伝達される。旋回スク
ロール39は自転阻止機構51により自転を阻止されな
がら好転旋回半径を半径とする円軌道上で公転旋回運動
を行う。
ータMの駆動によって回転軸35が回転され、この回転
が偏心軸48、ブッシュ46およびボス45を介して圧
縮機構Cの旋回スクロール39に伝達される。旋回スク
ロール39は自転阻止機構51により自転を阻止されな
がら好転旋回半径を半径とする円軌道上で公転旋回運動
を行う。
【0032】そうすると、ガスが吸入管58を介して密
閉ハウジング31の低圧空間34に入り、図示省略の経
路を経て圧縮機構Cの密閉区間に吸入される。そして、
旋回スクロール39の公転旋回運動によって密閉空間4
9の容積が減少するのに伴いガスが圧縮されながら中央
部に至る。
閉ハウジング31の低圧空間34に入り、図示省略の経
路を経て圧縮機構Cの密閉区間に吸入される。そして、
旋回スクロール39の公転旋回運動によって密閉空間4
9の容積が減少するのに伴いガスが圧縮されながら中央
部に至る。
【0033】ここで、ガスは固定スクロール38の吐出
ポート42に入り、その圧力で逆止弁14の保持筒16
の内部に設けられて固定スクロール2の端板4の上面に
載っている弁体17を押上げる。これにより吐出ポート
6が開放されてガスが吐出ポート6から保持筒72の内
部に吐出される。
ポート42に入り、その圧力で逆止弁14の保持筒16
の内部に設けられて固定スクロール2の端板4の上面に
載っている弁体17を押上げる。これにより吐出ポート
6が開放されてガスが吐出ポート6から保持筒72の内
部に吐出される。
【0034】吐出ポート42から吐出したガスは保持筒
72の内部に入り、保持筒72にその軸方向に形成され
た2個の吐出孔73、74を夫々通って高圧側空間33
に吐出する。ここで、吐出ポート42に最も近い位置に
ある開口面積が最も小さい吐出孔73に対して、この小
さい吐出孔より吐出ポート42から離れた位置にある吐
出孔74の開口面積の方が大きい。このため、吐出ポー
ト42に最も近い位置にある開口面積が最も小さい吐出
孔73から吐出するガスの量に対して、この吐出孔73
より吐出ポート42から離れた位置にある大きな開口面
積の吐出孔74から吐出するガスの量のほうが多い。
72の内部に入り、保持筒72にその軸方向に形成され
た2個の吐出孔73、74を夫々通って高圧側空間33
に吐出する。ここで、吐出ポート42に最も近い位置に
ある開口面積が最も小さい吐出孔73に対して、この小
さい吐出孔より吐出ポート42から離れた位置にある吐
出孔74の開口面積の方が大きい。このため、吐出ポー
ト42に最も近い位置にある開口面積が最も小さい吐出
孔73から吐出するガスの量に対して、この吐出孔73
より吐出ポート42から離れた位置にある大きな開口面
積の吐出孔74から吐出するガスの量のほうが多い。
【0035】そして、弁体75は吐出ポート42から吐
出するガスに押されて保持筒16の内部を上昇移動して
吐出孔73を越え、は吐出ポートから離れた位置、すな
わち固定スクロールの端板4の上面からの高さが高い位
置にある大きな開口面積の吐出孔から吐出するガスの流
れに乗って、この大きな開口面積の吐出孔の高さまで上
昇移動する。
出するガスに押されて保持筒16の内部を上昇移動して
吐出孔73を越え、は吐出ポートから離れた位置、すな
わち固定スクロールの端板4の上面からの高さが高い位
置にある大きな開口面積の吐出孔から吐出するガスの流
れに乗って、この大きな開口面積の吐出孔の高さまで上
昇移動する。
【0036】このように弁体75は固定スクロール38
の端板40の上面から高い位置まで上昇するために、ガ
スが脈動するのに伴い弁体75が脈動しても、吐出ポー
ト42が形成された固定スクロール38の端板40の上
面に衝突することがなく、圧縮機構Cの駆動時に弁体が
固定スクロール38に衝突して異常音が発生したり、弁
体75が吐出ポートを42を閉じて弁動作に支障を来す
ことがない。高圧側空間33に流れたガスは吐出管13
を経て外部に吐出される。
の端板40の上面から高い位置まで上昇するために、ガ
スが脈動するのに伴い弁体75が脈動しても、吐出ポー
ト42が形成された固定スクロール38の端板40の上
面に衝突することがなく、圧縮機構Cの駆動時に弁体が
固定スクロール38に衝突して異常音が発生したり、弁
体75が吐出ポートを42を閉じて弁動作に支障を来す
ことがない。高圧側空間33に流れたガスは吐出管13
を経て外部に吐出される。
【0037】圧縮機構Cの駆動が停止すると、高圧側空
間33が高圧で圧縮機構Cが負圧となり、弁体74は吐
出ポート42から離れた高い位置にある大きな開口面積
の吐出孔74の位置から、下降移動して吐出ポート42
が形成されている固定スクロール38の端板40の上面
に載る。これにより高圧側空間33から圧縮機構Cへに
ガスの逆流が阻止される。ここで、弁体75は下降移動
する途中で、保持筒72内部にあって吐出ポート42に
近い低い位置にある位置にある開口面積が小さい吐出孔
73から吐出するガス(空気)の抵抗によって、弁体7
5の上側と下側との圧力差が大変小さくなり、従って弁
体74の下降速度があまり上昇しない。このため、弁体
75が固定スクロール38の端板40の上面に衝突する
衝撃が緩和され、弁体75の端板40への衝突による衝
突音が小さくすることができ、また弁体75が破損する
ことも防止できる。
間33が高圧で圧縮機構Cが負圧となり、弁体74は吐
出ポート42から離れた高い位置にある大きな開口面積
の吐出孔74の位置から、下降移動して吐出ポート42
が形成されている固定スクロール38の端板40の上面
に載る。これにより高圧側空間33から圧縮機構Cへに
ガスの逆流が阻止される。ここで、弁体75は下降移動
する途中で、保持筒72内部にあって吐出ポート42に
近い低い位置にある位置にある開口面積が小さい吐出孔
73から吐出するガス(空気)の抵抗によって、弁体7
5の上側と下側との圧力差が大変小さくなり、従って弁
体74の下降速度があまり上昇しない。このため、弁体
75が固定スクロール38の端板40の上面に衝突する
衝撃が緩和され、弁体75の端板40への衝突による衝
突音が小さくすることができ、また弁体75が破損する
ことも防止できる。
【0038】なお、背圧室55内のガス圧力によって固
定スクロール38は旋回スクロール39に押し付けられ
密閉空間49内部からガスが漏出することを阻止する。
密閉空間49内部に液体が吸入された時は、固定スクロ
ール38が浮上してその液体を逃がすことにより圧縮機
構の損傷を防止する。
定スクロール38は旋回スクロール39に押し付けられ
密閉空間49内部からガスが漏出することを阻止する。
密閉空間49内部に液体が吸入された時は、固定スクロ
ール38が浮上してその液体を逃がすことにより圧縮機
構の損傷を防止する。
【0039】また、ハウジング31の内部の下部に組み
込まれ油ポンプPは、回転軸35に回転駆動されてハウ
ジング31の内部の底部に溜められた潤滑油を吸い込ん
で、回転軸35に形成された孔35aを通して圧縮機構
Cの摺動部に供給する。
込まれ油ポンプPは、回転軸35に回転駆動されてハウ
ジング31の内部の底部に溜められた潤滑油を吸い込ん
で、回転軸35に形成された孔35aを通して圧縮機構
Cの摺動部に供給する。
【0040】他の実施例について図3を参照して説明す
る。この実施例のスクロール型圧縮機は、前述したスク
ロール型圧縮機とは逆止弁の構成が異なるもので、それ
以外の部分は前記実施例のスクロール型圧縮機と同じで
あるために説明を省略する。そして、この実施例では図
3に示す弁室の構成について説明する。図3において図
2と同じ部分は同じ符号を付して示す。
る。この実施例のスクロール型圧縮機は、前述したスク
ロール型圧縮機とは逆止弁の構成が異なるもので、それ
以外の部分は前記実施例のスクロール型圧縮機と同じで
あるために説明を省略する。そして、この実施例では図
3に示す弁室の構成について説明する。図3において図
2と同じ部分は同じ符号を付して示す。
【0041】この実施例では、保持筒76に2個の吐出
孔77、78が形成されている。1個の吐出孔77は、
保持筒76の周壁に形成され、他の1個の吐出孔78は
保持筒76の上端の開口として形成されている。吐出孔
77は吐出ポート42に近い位置にある開口面積が小さ
い吐出孔に相当し、吐出孔78は吐出ポート42から離
れた位置にある開口面積が大きい吐出孔に相当する。保
持筒76の内部に挿入された弁体79には孔80が形成
されている。
孔77、78が形成されている。1個の吐出孔77は、
保持筒76の周壁に形成され、他の1個の吐出孔78は
保持筒76の上端の開口として形成されている。吐出孔
77は吐出ポート42に近い位置にある開口面積が小さ
い吐出孔に相当し、吐出孔78は吐出ポート42から離
れた位置にある開口面積が大きい吐出孔に相当する。保
持筒76の内部に挿入された弁体79には孔80が形成
されている。
【0042】このような構成において、圧縮機構が駆動
されガスが吐出ポート42から保持筒76の内部に吐出
されると、弁体79がガスに押されて吐出孔78の位置
である保持筒76の上端開口まで上方移動する。ガスは
弁体79の下側から孔80を通って上側に抜け保持体7
6の上端開口から高圧側空間33に吐出される。また、
圧縮機構の駆動が停止された時には、吐出孔77の存在
により弁体79の下降速度が抑制される。
されガスが吐出ポート42から保持筒76の内部に吐出
されると、弁体79がガスに押されて吐出孔78の位置
である保持筒76の上端開口まで上方移動する。ガスは
弁体79の下側から孔80を通って上側に抜け保持体7
6の上端開口から高圧側空間33に吐出される。また、
圧縮機構の駆動が停止された時には、吐出孔77の存在
により弁体79の下降速度が抑制される。
【0043】この実施例では、吐出ポート42から最も
離れた位置にある吐出孔78を保持筒72における吐出
ポート42とは反対側の端部の開口とすることにより、
周壁に吐出孔78を形成する必要がなくなり、構成の簡
素化および製造の簡素化を図ることができる。
離れた位置にある吐出孔78を保持筒72における吐出
ポート42とは反対側の端部の開口とすることにより、
周壁に吐出孔78を形成する必要がなくなり、構成の簡
素化および製造の簡素化を図ることができる。
【0044】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ずに、種々変形して実施することができる。例えば、保
持筒に形成する吐出孔は2個に限らず3個以上であって
も良い。
ずに、種々変形して実施することができる。例えば、保
持筒に形成する吐出孔は2個に限らず3個以上であって
も良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
縮機構の駆動時に弁体がスクロールに衝突して異常音を
発生することを防止し、また圧縮機構の駆動停止時に弁
体のスクロールへの衝突を緩和できる逆止弁を備えたス
クロール型圧縮機を得ることができる。また、吐出ポー
トから最も離れた位置にある吐出孔を保持筒における吐
出ポートとは反対側の端部の開口とすることにより、構
成の簡素化および製造の簡素化を図ることができる。
縮機構の駆動時に弁体がスクロールに衝突して異常音を
発生することを防止し、また圧縮機構の駆動停止時に弁
体のスクロールへの衝突を緩和できる逆止弁を備えたス
クロール型圧縮機を得ることができる。また、吐出ポー
トから最も離れた位置にある吐出孔を保持筒における吐
出ポートとは反対側の端部の開口とすることにより、構
成の簡素化および製造の簡素化を図ることができる。
【図1】第1の発明の一実施例におけるスクロール型圧
縮機を示す断面図。
縮機を示す断面図。
【図2】同実施例におけるスクロール型圧縮機に設ける
逆止弁を拡大して示す断面図。
逆止弁を拡大して示す断面図。
【図3】他の実施例におけるスクロール型圧縮機に設け
る逆止弁を拡大して示す断面図。
る逆止弁を拡大して示す断面図。
【図4】従来のスクロール型圧縮機の一例を示す断面
図。
図。
31…ハウジング、 38…固定スクロール、
39…旋回スクロール、 71…逆止弁、72…保
持筒、 73、74…吐出孔 75…弁体。
39…旋回スクロール、 71…逆止弁、72…保
持筒、 73、74…吐出孔 75…弁体。
Claims (2)
- 【請求項1】 固定スクロールと旋回スクロールとを互
いに組合せて形成された密閉空間をその面積を減少させ
ながら前記両スクロールの中心側に向けて移動してガス
を圧縮し、このガスを前記一方のスクロールに形成され
た吐出ポートおよびこの吐出ポートに連通する逆止弁を
介して外部に吐出するスクロール型圧縮機において、 前記逆止弁は、前記吐出ポートに連通して立てて設けら
れた保持筒と、この保持筒の内部に上下移動自在に設け
られ下降移動して前記吐出ポートを閉じ前記吐出ポート
から突出される前記ガスにより上昇移動されて前記吐出
ポートを開く弁体とを具備し、前記保持筒には、その長
さ方向に間隔を存して複数個の吐出孔が形成され、これ
ら吐出孔のうち開口面積が最も小さい吐出孔が前記吐出
ポートに最も近い位置にあることを特徴とするスクロー
ル型圧縮機。 - 【請求項2】 前記複数個の吐出孔のうち前記吐出ポー
トから最も離れた位置にある吐出孔が、前記保持筒にお
ける前記吐出ポートとは反対側の端部の開口である請求
項1記載のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5244324A JP3068383B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5244324A JP3068383B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797992A true JPH0797992A (ja) | 1995-04-11 |
| JP3068383B2 JP3068383B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=17117025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5244324A Expired - Fee Related JP3068383B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3068383B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1067289A3 (en) * | 1999-07-07 | 2002-03-27 | Copeland Corporation | Scroll compressor discharge muffler |
| WO2014040449A1 (zh) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 排气阀和包括排气阀的压缩机 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5244324A patent/JP3068383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1067289A3 (en) * | 1999-07-07 | 2002-03-27 | Copeland Corporation | Scroll compressor discharge muffler |
| AU766172B2 (en) * | 1999-07-07 | 2003-10-09 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Scroll compressor discharge muffler |
| WO2014040449A1 (zh) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 排气阀和包括排气阀的压缩机 |
| US9926932B2 (en) | 2012-09-14 | 2018-03-27 | Emerson Climate Technologies (Suzhou) Co., Ltd. | Discharge valve and compressor comprising same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3068383B2 (ja) | 2000-07-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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