JPH0798183A - 乾燥機 - Google Patents
乾燥機Info
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- JPH0798183A JPH0798183A JP24403093A JP24403093A JPH0798183A JP H0798183 A JPH0798183 A JP H0798183A JP 24403093 A JP24403093 A JP 24403093A JP 24403093 A JP24403093 A JP 24403093A JP H0798183 A JPH0798183 A JP H0798183A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/52—Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過乾燥の発生を確実に防止し、合わせて、乾
燥不足の発生をも効果的に抑止する。 【構成】 乾燥処理の停止指令手段9を、検出重量Wが
目標仕上がり重量mWよりも所定割合kだけ大きいチェ
ック重量cWにまで減少したチェック時点におけ検出給
排気温度差Δtに応じ、乾燥処理を停止すべき給排気温
度差Δtの減少限界値mΔtを決定するとともに、チェ
ック時点から所定待機時間Tを計時し、そして、所定待
機時間Tの経過時点で検出給排気温度差Δtが決定の減
少限界値mΔt以下であったとき、又は、所定待機時間
Tの経過の後に検出給排気温度差Δtが決定の減少限界
値mΔt以下となったとき、乾燥処理の停止指令を付与
する構成としてある。
燥不足の発生をも効果的に抑止する。 【構成】 乾燥処理の停止指令手段9を、検出重量Wが
目標仕上がり重量mWよりも所定割合kだけ大きいチェ
ック重量cWにまで減少したチェック時点におけ検出給
排気温度差Δtに応じ、乾燥処理を停止すべき給排気温
度差Δtの減少限界値mΔtを決定するとともに、チェ
ック時点から所定待機時間Tを計時し、そして、所定待
機時間Tの経過時点で検出給排気温度差Δtが決定の減
少限界値mΔt以下であったとき、又は、所定待機時間
Tの経過の後に検出給排気温度差Δtが決定の減少限界
値mΔt以下となったとき、乾燥処理の停止指令を付与
する構成としてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、千切り大根の製造等に
用いる乾燥機に関し、詳しくは、乾燥対象物を貯留する
貯留室に乾燥用風を通風する給排気手段と、前記貯留室
における乾燥対象物の重量を検出する重量検出手段と、
目標含水率にまで乾燥させたときの乾燥対象物の予測重
量である目標仕上がり重量を設定する仕上がり重量設定
手段と、前記重量検出手段による検出重量、及び、前記
の目標仕上がり重量に基づき乾燥処理の停止指令を与え
る停止指令手段とを設けた乾燥機に関する。
用いる乾燥機に関し、詳しくは、乾燥対象物を貯留する
貯留室に乾燥用風を通風する給排気手段と、前記貯留室
における乾燥対象物の重量を検出する重量検出手段と、
目標含水率にまで乾燥させたときの乾燥対象物の予測重
量である目標仕上がり重量を設定する仕上がり重量設定
手段と、前記重量検出手段による検出重量、及び、前記
の目標仕上がり重量に基づき乾燥処理の停止指令を与え
る停止指令手段とを設けた乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き乾燥機においては、目
標含水率mαにまで乾燥させたときの乾燥対象物の予測
重量(目標仕上がり重量mW)をオペレータが経験的に
判断して、この目標仕上がり重量mWを仕上がり重量設
定手段により設定することに対し、停止指令手段は、単
に、重量検出手段により検出される乾燥対象物の重量W
が目標仕上がり重量mWにまで減少したときに、乾燥処
理の停止指令を付与する構成としており、換言すれば、
経験に基づき人為設定される目標仕上がり重量mWと重
量検出手段による検出重量Wとの比較にのみ基づいて、
乾燥処理の停止を行うべき時点を判定する形態を採用し
ていた。
標含水率mαにまで乾燥させたときの乾燥対象物の予測
重量(目標仕上がり重量mW)をオペレータが経験的に
判断して、この目標仕上がり重量mWを仕上がり重量設
定手段により設定することに対し、停止指令手段は、単
に、重量検出手段により検出される乾燥対象物の重量W
が目標仕上がり重量mWにまで減少したときに、乾燥処
理の停止指令を付与する構成としており、換言すれば、
経験に基づき人為設定される目標仕上がり重量mWと重
量検出手段による検出重量Wとの比較にのみ基づいて、
乾燥処理の停止を行うべき時点を判定する形態を採用し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の乾燥機
では、目標含水率mαにまで乾燥させた乾燥対象物の真
の仕上がり重量sWに対し、上記の如く設定する目標仕
上がり重量mWにある程度の誤差を伴うため、停止指令
手段により停止指令が与えられた時点(すなわち、検出
重量Wが目標仕上がり重量mWにまで減少した時点)に
おいて、乾燥対象物の含水率αが未だ所望の目標含水率
mαにまで低下しておらず、乾燥対象物が乾燥不足の状
態にあるといったことや、逆に、停止指令手段により停
止指令が与えられた時点において、乾燥対象物の含水率
αが既に所望の目標含水率mαよりも大きく下回って、
乾燥対象物が過乾燥の状態となっているといったことが
生じた。
では、目標含水率mαにまで乾燥させた乾燥対象物の真
の仕上がり重量sWに対し、上記の如く設定する目標仕
上がり重量mWにある程度の誤差を伴うため、停止指令
手段により停止指令が与えられた時点(すなわち、検出
重量Wが目標仕上がり重量mWにまで減少した時点)に
おいて、乾燥対象物の含水率αが未だ所望の目標含水率
mαにまで低下しておらず、乾燥対象物が乾燥不足の状
態にあるといったことや、逆に、停止指令手段により停
止指令が与えられた時点において、乾燥対象物の含水率
αが既に所望の目標含水率mαよりも大きく下回って、
乾燥対象物が過乾燥の状態となっているといったことが
生じた。
【0004】つまり、真の仕上がり重量sWに対し目標
仕上がり重量mWが過大に設定される誤差形態では、停
止指令手段による停止指令の付与時点が適正な付与時点
よりも誤差分だけ早くなって乾燥不足を招き、一方、真
の仕上がり重量sWに対し目標仕上がり重量mWが過小
に設定される誤差形態では、停止指令手段による停止指
令の付与時点が適正な付与時点よりも誤差分だけ遅れて
過乾燥を招くこととなっていた。そして、乾燥不足に対
しては、再度、補充の乾燥処理を施すことで対処できる
ものの、過乾燥に対しては対処できず、過乾燥による仕
上がり品質の大巾な低下、及び、品量の目減りを招く問
題があった。
仕上がり重量mWが過大に設定される誤差形態では、停
止指令手段による停止指令の付与時点が適正な付与時点
よりも誤差分だけ早くなって乾燥不足を招き、一方、真
の仕上がり重量sWに対し目標仕上がり重量mWが過小
に設定される誤差形態では、停止指令手段による停止指
令の付与時点が適正な付与時点よりも誤差分だけ遅れて
過乾燥を招くこととなっていた。そして、乾燥不足に対
しては、再度、補充の乾燥処理を施すことで対処できる
ものの、過乾燥に対しては対処できず、過乾燥による仕
上がり品質の大巾な低下、及び、品量の目減りを招く問
題があった。
【0005】本発明の目的は、合理的な乾燥状態判定を
もって乾燥処理の停止指令を付与することで、目標仕上
がり重量が真の仕上がり重量よりも過小に誤設定される
ことによる過乾燥の発生を確実に防止できるようにする
とともに、合わせて、乾燥不足の発生をも効果的に抑止
できるようにする点にある。
もって乾燥処理の停止指令を付与することで、目標仕上
がり重量が真の仕上がり重量よりも過小に誤設定される
ことによる過乾燥の発生を確実に防止できるようにする
とともに、合わせて、乾燥不足の発生をも効果的に抑止
できるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による乾燥機の特
徴構成は、乾燥対象物を貯留する貯留室に乾燥用風を通
風する給排気手段と、前記貯留室における乾燥対象物の
重量を検出する重量検出手段と、目標含水率にまで乾燥
させたときの乾燥対象物の予測重量である目標仕上がり
重量を設定する仕上がり重量設定手段と、前記重量検出
手段による検出重量、及び、前記の目標仕上がり重量に
基づき乾燥処理の停止指令を与える停止指令手段とを設
ける構成において、前記貯留室の給排気温度差を検出す
る差温検出手段を設け、前記停止指令手段は、次の
(イ)〜(ハ)、(イ)前記重量検出手段(10)によ
る検出重量(W)が目標仕上がり重量(mW)よりも所
定割合(k)だけ大きいチェック重量(cW)にまで減
少したときをチェック時点として、そのチェック時点に
おける前記差温検出手段(S1),(S2)の検出給排
気温度差(Δt)に応じ、乾燥処理を停止すべき給排気
温度差(Δt)の減少限界値(mΔt)を決定する、
(ロ)チェック時点から所定の待機時間(T)を計時す
る、(ハ)前記の所定待機時間(T)の経過時点で前記
差温検出手段(S1),(S2)による検出給排気温度
差(Δt)が決定の減少限界値(mΔt)以下であった
とき、又は、前記の所定待機時間(T)の経過の後に前
記差温検出手段(S1),(S2)による検出給排気温
度差(Δt)が決定の減少限界値(mΔt)以下となっ
たとき、乾燥処理の停止指令を付与する、を実行する構
成としてあることにある。
徴構成は、乾燥対象物を貯留する貯留室に乾燥用風を通
風する給排気手段と、前記貯留室における乾燥対象物の
重量を検出する重量検出手段と、目標含水率にまで乾燥
させたときの乾燥対象物の予測重量である目標仕上がり
重量を設定する仕上がり重量設定手段と、前記重量検出
手段による検出重量、及び、前記の目標仕上がり重量に
基づき乾燥処理の停止指令を与える停止指令手段とを設
ける構成において、前記貯留室の給排気温度差を検出す
る差温検出手段を設け、前記停止指令手段は、次の
(イ)〜(ハ)、(イ)前記重量検出手段(10)によ
る検出重量(W)が目標仕上がり重量(mW)よりも所
定割合(k)だけ大きいチェック重量(cW)にまで減
少したときをチェック時点として、そのチェック時点に
おける前記差温検出手段(S1),(S2)の検出給排
気温度差(Δt)に応じ、乾燥処理を停止すべき給排気
温度差(Δt)の減少限界値(mΔt)を決定する、
(ロ)チェック時点から所定の待機時間(T)を計時す
る、(ハ)前記の所定待機時間(T)の経過時点で前記
差温検出手段(S1),(S2)による検出給排気温度
差(Δt)が決定の減少限界値(mΔt)以下であった
とき、又は、前記の所定待機時間(T)の経過の後に前
記差温検出手段(S1),(S2)による検出給排気温
度差(Δt)が決定の減少限界値(mΔt)以下となっ
たとき、乾燥処理の停止指令を付与する、を実行する構
成としてあることにある。
【0007】
【作用】つまり、貯留室に対する乾燥用風の通風により
貯留室における乾燥対象物を乾燥処理する形態では、乾
燥が進んで乾燥対象物の含水率αが低下するほど、乾燥
対象物からの水分蒸散量が減少して乾燥用風からの気化
熱奪取量が減少し、このことから、貯留室の給排気温度
差Δt(=ti−to,但し,ti:貯留室に対し供給
する乾燥用風の温度,to:貯留室から排気する乾燥用
風の温度)も、その基本的変化特性として含水率αの低
下に伴い減少する。そして、これら含水率αと給排気温
度差Δt(以下、単に差温と称する)との関係について
更に研究した結果、一般に含水率αと差温Δtとの間に
は次の如き相関関係があることが判明した。
貯留室における乾燥対象物を乾燥処理する形態では、乾
燥が進んで乾燥対象物の含水率αが低下するほど、乾燥
対象物からの水分蒸散量が減少して乾燥用風からの気化
熱奪取量が減少し、このことから、貯留室の給排気温度
差Δt(=ti−to,但し,ti:貯留室に対し供給
する乾燥用風の温度,to:貯留室から排気する乾燥用
風の温度)も、その基本的変化特性として含水率αの低
下に伴い減少する。そして、これら含水率αと給排気温
度差Δt(以下、単に差温と称する)との関係について
更に研究した結果、一般に含水率αと差温Δtとの間に
は次の如き相関関係があることが判明した。
【0008】すなわち、図5は一例として、大根を乾燥
対象物とする千切り大根製造工程での含水率αと差温Δ
tとの相関関係を示し、図中の各実線は乾燥対象物とし
ての大根の量や貯留室内における設置状態、あるいは、
室外温湿度等の運転条件を種々異ならせた場合の実験結
果を示すが、この図5からも判るように、一般に、含水
率αの各値に対する差温Δtには、上記の如き運転条件
の違いによって多少のバラツキ(例えば、図5の例にお
いて含水率α=34%に対する差温Δtは1.8〜3.
1℃のバラツキ)があるものの、その差温Δtのバラツ
キには上限(Hの一点鎖線で示す)と下限(Lの一点鎖
線で示す)が存在し、そして、乾燥が進行して含水率α
が低下するほど、差温Δtのバラツキはバラツキ幅の縮
小を伴いながら上限及び下限がともに低下する。
対象物とする千切り大根製造工程での含水率αと差温Δ
tとの相関関係を示し、図中の各実線は乾燥対象物とし
ての大根の量や貯留室内における設置状態、あるいは、
室外温湿度等の運転条件を種々異ならせた場合の実験結
果を示すが、この図5からも判るように、一般に、含水
率αの各値に対する差温Δtには、上記の如き運転条件
の違いによって多少のバラツキ(例えば、図5の例にお
いて含水率α=34%に対する差温Δtは1.8〜3.
1℃のバラツキ)があるものの、その差温Δtのバラツ
キには上限(Hの一点鎖線で示す)と下限(Lの一点鎖
線で示す)が存在し、そして、乾燥が進行して含水率α
が低下するほど、差温Δtのバラツキはバラツキ幅の縮
小を伴いながら上限及び下限がともに低下する。
【0009】換言すれば、差温Δtの各値に対する含水
率αは、運転条件の違いによって多少のバラツキがある
が、その含水率αのバラツキには下限(上記Hの一点鎖
線に相当)と上限(上記Lの一点鎖線に相当)が存在
し、そして、乾燥が進行して差温Δtが減少するほど、
含水率αはバラツキ幅の縮小を伴いながら低下する。
率αは、運転条件の違いによって多少のバラツキがある
が、その含水率αのバラツキには下限(上記Hの一点鎖
線に相当)と上限(上記Lの一点鎖線に相当)が存在
し、そして、乾燥が進行して差温Δtが減少するほど、
含水率αはバラツキ幅の縮小を伴いながら低下する。
【0010】従って、具体的乾燥対象物についての、こ
のような含水率αと差温Δtとの特定の相関関係を実験
等に基づき予め定量的に把握しておけば(図6参照)、
目標仕上がり重量mWに誤設定の可能性があるとして
も、乾燥対象物の重量Wが目標仕上がり重量mWに至る
以前の適当なチェック時点において、そのチェック時点
における差温Δtと、目標含水率mαに対する差温バラ
ツキ範囲mDとを比較する(換言すれば、チェック時点
の差温Δtに対する含水率αのバラツキ範囲と目標含水
率mαとを比較する)ことで、含水率αについて次の如
き判定を行える。
のような含水率αと差温Δtとの特定の相関関係を実験
等に基づき予め定量的に把握しておけば(図6参照)、
目標仕上がり重量mWに誤設定の可能性があるとして
も、乾燥対象物の重量Wが目標仕上がり重量mWに至る
以前の適当なチェック時点において、そのチェック時点
における差温Δtと、目標含水率mαに対する差温バラ
ツキ範囲mDとを比較する(換言すれば、チェック時点
の差温Δtに対する含水率αのバラツキ範囲と目標含水
率mαとを比較する)ことで、含水率αについて次の如
き判定を行える。
【0011】上記の比較の結果、チェック時点の差温Δ
tが目標含水率mαに対する差温バラツキ範囲mDの上
限よりも大きいとき(例えば、図6においてチェック時
点の差温Δt=Δt1のとき)には、そのチェック時点
において含水率αが目標含水率mαよりも未だ確実に大
きいと判定でき、そして、そのチェック時点から更に乾
燥処理を進めても、差温Δtが目標含水率mαに対する
差温バラツキ範囲mDの上限に至るまでは、含水率αが
目標含水率mαより小さくなることは無いと判定でき
る。
tが目標含水率mαに対する差温バラツキ範囲mDの上
限よりも大きいとき(例えば、図6においてチェック時
点の差温Δt=Δt1のとき)には、そのチェック時点
において含水率αが目標含水率mαよりも未だ確実に大
きいと判定でき、そして、そのチェック時点から更に乾
燥処理を進めても、差温Δtが目標含水率mαに対する
差温バラツキ範囲mDの上限に至るまでは、含水率αが
目標含水率mαより小さくなることは無いと判定でき
る。
【0012】比較の結果、チェック時点の差温Δtが目
標含水率mαに対する差温バラツキ範囲mDの範囲内に
あるとき(例えば、図6においてチェック時点の差温Δ
t=Δt2のとき)には、そのチェック時点において含
水率αが既に目標含水率mα以下となっている可能性が
あると判定できる。
標含水率mαに対する差温バラツキ範囲mDの範囲内に
あるとき(例えば、図6においてチェック時点の差温Δ
t=Δt2のとき)には、そのチェック時点において含
水率αが既に目標含水率mα以下となっている可能性が
あると判定できる。
【0013】比較の結果、チェック時点における差温Δ
tが目標含水率mαに対する差温バラツキ範囲mDの下
限以下であるときには、そのチェック時点において含水
率αが既に確実に目標含水率mα以下となっていると判
定できる。
tが目標含水率mαに対する差温バラツキ範囲mDの下
限以下であるときには、そのチェック時点において含水
率αが既に確実に目標含水率mα以下となっていると判
定できる。
【0014】また一般に、目標含水率mαには、その目
標含水率mαを中心値とするようなある程度の許容範囲
があることから、上記の如き適当なチェック時点におい
て、目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温
バラツキ範囲mD”と、チェック時点の含水率αとを比
較すれば、上述と同様に次の如き判定を行える(同図6
参照)。
標含水率mαを中心値とするようなある程度の許容範囲
があることから、上記の如き適当なチェック時点におい
て、目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温
バラツキ範囲mD”と、チェック時点の含水率αとを比
較すれば、上述と同様に次の如き判定を行える(同図6
参照)。
【0015】比較の結果、チェック時点の差温Δtが目
標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温バラツ
キ範囲mD”の上限よりも大きいとき(例えば、図6に
おいてチェック時点の差温Δt=Δt3のとき)には、
そのチェック時点において含水率αが、仮に目標含水率
mα以下であるとしても目標含水率mαの許容範囲下限
mα”よりは未だ確実に大きいと判定でき、そして、そ
のチェック時点から更に乾燥処理を進めても、差温Δt
が目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温バ
ラツキ範囲mD”の上限に至るまでは、含水率αが目標
含水率mαの許容範囲下限mα”より小さくなることは
無いと判定できる。
標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温バラツ
キ範囲mD”の上限よりも大きいとき(例えば、図6に
おいてチェック時点の差温Δt=Δt3のとき)には、
そのチェック時点において含水率αが、仮に目標含水率
mα以下であるとしても目標含水率mαの許容範囲下限
mα”よりは未だ確実に大きいと判定でき、そして、そ
のチェック時点から更に乾燥処理を進めても、差温Δt
が目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温バ
ラツキ範囲mD”の上限に至るまでは、含水率αが目標
含水率mαの許容範囲下限mα”より小さくなることは
無いと判定できる。
【0016】比較の結果、チェック時点の差温Δtが目
標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温バラツ
キ範囲mD”の範囲内にあるとき(例えば、図6におい
てチェック時点の差温Δt=Δt2のとき)には、その
チェック時点において含水率αが既に目標含水率mαの
許容範囲下限mα”以下となっている可能性があると判
定でき、また比較の結果、チェック時点における差温Δ
tが目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温
バラツキ範囲mD”の下限以下であるときには、そのチ
ェック時点において含水率αが既に確実に目標含水率m
αの許容範囲下限mα”以下となっていると判定でき
る。
標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温バラツ
キ範囲mD”の範囲内にあるとき(例えば、図6におい
てチェック時点の差温Δt=Δt2のとき)には、その
チェック時点において含水率αが既に目標含水率mαの
許容範囲下限mα”以下となっている可能性があると判
定でき、また比較の結果、チェック時点における差温Δ
tが目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する差温
バラツキ範囲mD”の下限以下であるときには、そのチ
ェック時点において含水率αが既に確実に目標含水率m
αの許容範囲下限mα”以下となっていると判定でき
る。
【0017】これに対し、目標仕上がり重量mWよりも
所定割合k%だけ大きい重量cW(=mW+k×mW/
100)をチェック重量として、乾燥対象物の検出重量
Wがチェック重量cWにまで減少した時点を上記のチェ
ック時点とすれば、目標仕上がり重量mWがそのk%以
下だけ真の仕上がり重量よりも小さく誤設定(過乾燥側
の誤設定)されている状況で、検出重量Wがチェック重
量cWとなったチェック時点での差温Δtが目標含水率
mαに対する差温バラツキ範囲mDの範囲内または下限
となったとしても(すなわち、そのチェック時点での差
温Δtに基づく判定では、含水率αが既に目標含水率m
α以下となっている可能性があるとしても)、目標仕上
がり重量mWの過小側への誤差がk%以下であってチェ
ック重量cWは真の仕上がり重量よりも未だ大きいか
ら、そのチェック時点での含水率αが実際に目標含水率
mαより小さくなっていることはない。
所定割合k%だけ大きい重量cW(=mW+k×mW/
100)をチェック重量として、乾燥対象物の検出重量
Wがチェック重量cWにまで減少した時点を上記のチェ
ック時点とすれば、目標仕上がり重量mWがそのk%以
下だけ真の仕上がり重量よりも小さく誤設定(過乾燥側
の誤設定)されている状況で、検出重量Wがチェック重
量cWとなったチェック時点での差温Δtが目標含水率
mαに対する差温バラツキ範囲mDの範囲内または下限
となったとしても(すなわち、そのチェック時点での差
温Δtに基づく判定では、含水率αが既に目標含水率m
α以下となっている可能性があるとしても)、目標仕上
がり重量mWの過小側への誤差がk%以下であってチェ
ック重量cWは真の仕上がり重量よりも未だ大きいか
ら、そのチェック時点での含水率αが実際に目標含水率
mαより小さくなっていることはない。
【0018】すなわち、目標仕上がり重量mWが真の仕
上がり重量sWに正しく設定されている状況では、図4
における横軸方向で目標含水率mαに対応する位置aが
真の仕上がり重量sWに対応する位置であって、かつ、
正しく設定された目標仕上がり重量mWに対応する位置
となり、その位置からk%重量分だけ高含水率側の位置
bが正しい設定の目標仕上がり重量mWに対するチェッ
ク重量cWの位置、すなわち、チェック時点の位置とな
る。
上がり重量sWに正しく設定されている状況では、図4
における横軸方向で目標含水率mαに対応する位置aが
真の仕上がり重量sWに対応する位置であって、かつ、
正しく設定された目標仕上がり重量mWに対応する位置
となり、その位置からk%重量分だけ高含水率側の位置
bが正しい設定の目標仕上がり重量mWに対するチェッ
ク重量cWの位置、すなわち、チェック時点の位置とな
る。
【0019】ところが、目標仕上がり重量mWがそのk
%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定されて
いる状況では、図4における横軸方向で目標含水率mα
に対応する位置aが真の仕上がり重量sWに対応する位
置であるのに対し、誤設定の目標仕上がり重量mWに対
応する位置がさらにk%重量分だけ低含水率側の位置c
となることから、目標含水率mαに対応する位置aが誤
設定の目標仕上がり重量mWに対するチェック重量c
W、及びチェック時点の位置となる。
%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定されて
いる状況では、図4における横軸方向で目標含水率mα
に対応する位置aが真の仕上がり重量sWに対応する位
置であるのに対し、誤設定の目標仕上がり重量mWに対
応する位置がさらにk%重量分だけ低含水率側の位置c
となることから、目標含水率mαに対応する位置aが誤
設定の目標仕上がり重量mWに対するチェック重量c
W、及びチェック時点の位置となる。
【0020】そして、真の仕上がり重量sWよりも目標
仕上がり重量mWが小さく誤設定されることにおける誤
差が上記のk%未満であれば、チェック重量cWの位
置、すなわち、チェック時点の位置は、目標仕上がり重
量mWが真の仕上がり重量sWに正しく設定された場合
のチェック時点の位置bと、目標仕上がり重量mWがそ
のk%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定さ
れ場合のチェック時点の位置aとの間に位置することに
なる。
仕上がり重量mWが小さく誤設定されることにおける誤
差が上記のk%未満であれば、チェック重量cWの位
置、すなわち、チェック時点の位置は、目標仕上がり重
量mWが真の仕上がり重量sWに正しく設定された場合
のチェック時点の位置bと、目標仕上がり重量mWがそ
のk%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定さ
れ場合のチェック時点の位置aとの間に位置することに
なる。
【0021】従って、目標仕上がり重量mWが真の仕上
がり重量sWよりも小さく設定される誤設定において、
その誤差が目標仕上がり重量mWのk%以下である限
り、検出重量Wがチェック重量cWとなったチェック時
点での差温Δtが目標含水率mαに対する差温バラツキ
範囲mDの範囲内または下限であって、そのチェック時
点での差温Δtに基づく判定では、含水率αが既に目標
含水率mα以下となっている可能性があるとしても、目
標仕上がり重量mWの過小側への誤差がk%以下でチェ
ック重量cWは真の仕上がり重量sWよりも未だ大きい
から、そのチェック時点での含水率αが実際に目標含水
率mαより小さくなっていることはない。
がり重量sWよりも小さく設定される誤設定において、
その誤差が目標仕上がり重量mWのk%以下である限
り、検出重量Wがチェック重量cWとなったチェック時
点での差温Δtが目標含水率mαに対する差温バラツキ
範囲mDの範囲内または下限であって、そのチェック時
点での差温Δtに基づく判定では、含水率αが既に目標
含水率mα以下となっている可能性があるとしても、目
標仕上がり重量mWの過小側への誤差がk%以下でチェ
ック重量cWは真の仕上がり重量sWよりも未だ大きい
から、そのチェック時点での含水率αが実際に目標含水
率mαより小さくなっていることはない。
【0022】換言すれば、目標仕上がり重量mWの設定
において、目標仕上がり重量mWの最大k%まで目標仕
上がり重量mWが真の仕上がり重量sWよりも小さく誤
設定される可能性がある場合では、チェック重量cW及
びチェック時点を定める前記の所定割合として、その可
能性のある最大誤差としてのk%という値を採用してお
けば、目標仕上がり重量mWの設定に誤りがあったとし
ても、検出重量Wがチェック重量cWとなったチェック
時点において既に含水率αが目標含水率mαよりも小さ
くなっている、といったことは確実に回避できる。
において、目標仕上がり重量mWの最大k%まで目標仕
上がり重量mWが真の仕上がり重量sWよりも小さく誤
設定される可能性がある場合では、チェック重量cW及
びチェック時点を定める前記の所定割合として、その可
能性のある最大誤差としてのk%という値を採用してお
けば、目標仕上がり重量mWの設定に誤りがあったとし
ても、検出重量Wがチェック重量cWとなったチェック
時点において既に含水率αが目標含水率mαよりも小さ
くなっている、といったことは確実に回避できる。
【0023】そして、上記の如くチェック時点における
目標含水率割れを確実に防止できることから、そのチェ
ック時点において差温Δtが目標含水率mαに対する差
温バラツキ範囲mDの範囲内または下限であった場合
(特に、目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する
差温バラツキ範囲mD”の上限以下で、かつ、目標含水
率mαに対する差温バラツキ範囲mDの下限以上の範囲
内であった場合)でも、目標含水率αからその許容範囲
下限mα”にまで含水率低下する程度の差温減少幅に限
れば、そのチェック時点から更に乾燥処理を進めて差温
Δtを減少させても、含水率αが目標含水率mαの許容
範囲下限mα”より小さくなることは無いと判定でき
る。
目標含水率割れを確実に防止できることから、そのチェ
ック時点において差温Δtが目標含水率mαに対する差
温バラツキ範囲mDの範囲内または下限であった場合
(特に、目標含水率mαの許容範囲下限mα”に対する
差温バラツキ範囲mD”の上限以下で、かつ、目標含水
率mαに対する差温バラツキ範囲mDの下限以上の範囲
内であった場合)でも、目標含水率αからその許容範囲
下限mα”にまで含水率低下する程度の差温減少幅に限
れば、そのチェック時点から更に乾燥処理を進めて差温
Δtを減少させても、含水率αが目標含水率mαの許容
範囲下限mα”より小さくなることは無いと判定でき
る。
【0024】要するに、検出重量Wが目標仕上がり重量
mWよりも所定割合だけ大きいチェック重量cWにまで
減少した時点をチェック時点とする形態において、それ
らチェック重量cWやチェック時点を定める上記の所定
割合に適当な値を採用すれば、含水率αが目標含水率m
αとなる真の仕上がり重量sWよりも目標仕上がり重量
mWが小さく誤設定されて、その誤差が不確定であるに
しても、それが予測される通常の誤差範囲である限り、
チェック時点に至ったとき既に含水率αが目標含水率m
αよりも小さくなっているといったことを確実に回避し
ながら、そのチェック時点において、差温Δtを最終的
にどの程度まで減少させ得るかという差温Δtの減少限
界値mΔt、すなわち、目標含水率mα、ないし、その
許容範囲下限mα”よりも小さくなる可能性が生じない
範囲で含水率αを最終的にどの程度まで低下させ得るか
の指標となる差温Δtの減少限界値mΔtを、上述の如
き種々の判定形態をもってチェック時点の検出差温Δt
に応じ決定することができる。
mWよりも所定割合だけ大きいチェック重量cWにまで
減少した時点をチェック時点とする形態において、それ
らチェック重量cWやチェック時点を定める上記の所定
割合に適当な値を採用すれば、含水率αが目標含水率m
αとなる真の仕上がり重量sWよりも目標仕上がり重量
mWが小さく誤設定されて、その誤差が不確定であるに
しても、それが予測される通常の誤差範囲である限り、
チェック時点に至ったとき既に含水率αが目標含水率m
αよりも小さくなっているといったことを確実に回避し
ながら、そのチェック時点において、差温Δtを最終的
にどの程度まで減少させ得るかという差温Δtの減少限
界値mΔt、すなわち、目標含水率mα、ないし、その
許容範囲下限mα”よりも小さくなる可能性が生じない
範囲で含水率αを最終的にどの程度まで低下させ得るか
の指標となる差温Δtの減少限界値mΔtを、上述の如
き種々の判定形態をもってチェック時点の検出差温Δt
に応じ決定することができる。
【0025】従って、このようにチェック時点の検出差
温Δtに応じ差温Δtの減少限界値mΔtを決定して、
検出差温Δtがその決定の減少限界値mΔtとなったと
き停止指令を付与するといった形態を採用すれば、目標
仕上がり重量mWが真の仕上がり重量sWよりも小さく
誤設定されたことにかかわらず、含水率αが目標含水率
mα、ないし、その許容範囲下限mα”を下回るような
過乾燥を確実に回避しながら、含水率αを目標含水率m
αに極力近づけた時点で停止指令を与えることができ
る。
温Δtに応じ差温Δtの減少限界値mΔtを決定して、
検出差温Δtがその決定の減少限界値mΔtとなったと
き停止指令を付与するといった形態を採用すれば、目標
仕上がり重量mWが真の仕上がり重量sWよりも小さく
誤設定されたことにかかわらず、含水率αが目標含水率
mα、ないし、その許容範囲下限mα”を下回るような
過乾燥を確実に回避しながら、含水率αを目標含水率m
αに極力近づけた時点で停止指令を与えることができ
る。
【0026】一方、上記の如くチェック時点の差温Δt
に応じて差温Δtの減少限界値mΔtを決定する形態で
は、チェック時点における差温Δtが同等であれば、目
標仕上がり重量mWの誤差によるチェック時点の変位に
かかわらず等しい差温減少限界値mΔtが決定・採用さ
れることから、例えば、図7においてチェック時点の状
態が点Pxで与えられる場合のようにチェック時点の対
応位置(x位置)が目標含水率mαの対応位置aにある
場合(すなわち、目標仕上がり重量mWが前記の所定割
合k%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定さ
れている場合)と、図7においてチェック時点の状態が
点Pyで与えられる場合のようにチェッック時点の対応
位置(y位置)が目標含水率mαの対応位置aよりもか
なり高含水率側に位置する場合とで、チェック時点の位
置は互いに異なるものの、それらチェック時点における
差温Δtが同等(Δt=Δt4)となって互いに等しい
差温減少限界値mΔtが決定・採用されることがある。
に応じて差温Δtの減少限界値mΔtを決定する形態で
は、チェック時点における差温Δtが同等であれば、目
標仕上がり重量mWの誤差によるチェック時点の変位に
かかわらず等しい差温減少限界値mΔtが決定・採用さ
れることから、例えば、図7においてチェック時点の状
態が点Pxで与えられる場合のようにチェック時点の対
応位置(x位置)が目標含水率mαの対応位置aにある
場合(すなわち、目標仕上がり重量mWが前記の所定割
合k%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定さ
れている場合)と、図7においてチェック時点の状態が
点Pyで与えられる場合のようにチェッック時点の対応
位置(y位置)が目標含水率mαの対応位置aよりもか
なり高含水率側に位置する場合とで、チェック時点の位
置は互いに異なるものの、それらチェック時点における
差温Δtが同等(Δt=Δt4)となって互いに等しい
差温減少限界値mΔtが決定・採用されることがある。
【0027】そして、このことから、差温Δtが決定の
減少限界値mΔtとなったとき停止指令を付与するとい
う形態を単純に採用すると、チェック時点の差温Δtが
同等となるものの中でもチェック時点の対応位置が高含
水率側に位置する場合(特に目標仕上がり重量mWが真
の仕上がり重量sWよりも過大に誤設定されているため
チェック時点の対応位置が高含水率側に変位している場
合)について、差温Δtが決定の減少限界値mΔtに至
って停止指令が付与されたときの含水率αが未だ目標含
水率mαにまで十分に近づいておらず、乾燥不足の状態
となっているといったことが生じ得る。
減少限界値mΔtとなったとき停止指令を付与するとい
う形態を単純に採用すると、チェック時点の差温Δtが
同等となるものの中でもチェック時点の対応位置が高含
水率側に位置する場合(特に目標仕上がり重量mWが真
の仕上がり重量sWよりも過大に誤設定されているため
チェック時点の対応位置が高含水率側に変位している場
合)について、差温Δtが決定の減少限界値mΔtに至
って停止指令が付与されたときの含水率αが未だ目標含
水率mαにまで十分に近づいておらず、乾燥不足の状態
となっているといったことが生じ得る。
【0028】これについて、含水率αと差温Δtとの相
関関係に再度着目すると、差温Δtには、乾燥処理が進
んで含水率αがある程度まで低下すると差温Δtの減少
勾配が大きくなる特性があり、これを反映して、差温Δ
tの減少速度(単位時間における差温Δtの減少量)も
過渡的に大きくなる変化域があるが、その変化域を過ぎ
てさらに乾燥処理を進めると、乾燥対象物からの水分蒸
散が行われ難くなって含水率αの低下速度(単位時間に
おける含水率αの低下量)そのものが小さくなるため、
差温Δtの減少速度も乾燥処理の開始時からその時点に
至るまでの値に比べかなり小さいものに低下するといっ
た特性が見られる。
関関係に再度着目すると、差温Δtには、乾燥処理が進
んで含水率αがある程度まで低下すると差温Δtの減少
勾配が大きくなる特性があり、これを反映して、差温Δ
tの減少速度(単位時間における差温Δtの減少量)も
過渡的に大きくなる変化域があるが、その変化域を過ぎ
てさらに乾燥処理を進めると、乾燥対象物からの水分蒸
散が行われ難くなって含水率αの低下速度(単位時間に
おける含水率αの低下量)そのものが小さくなるため、
差温Δtの減少速度も乾燥処理の開始時からその時点に
至るまでの値に比べかなり小さいものに低下するといっ
た特性が見られる。
【0029】従って、このような差温減少速度の低下が
見られる含水率範囲に目標含水率mαをおく乾燥処理で
は(同図7参照)、チェック時点の状態が前記の点Px
で与えられる場合のようにチェック時点の対応位置が目
標含水率mαの対応位置aにある場合について、チェッ
ク時点から差温Δtが決定の減少限界値mΔtに至るま
でに相応の時間Tmを必要とし、これに対し、チェック
時点の状態が前記の点Pyで与えられる場合のようにチ
ェック時点の対応位置が高含水率側に位置する場合につ
いては、チェック時点の差温Δtが同等で等しい差温減
少限界値mΔtが採用されるにしても、チェック時点か
ら差温Δtが決定の減少限界値mΔtに至るまでの時間
が上記の相応時間Tmよりも短いものとなる。
見られる含水率範囲に目標含水率mαをおく乾燥処理で
は(同図7参照)、チェック時点の状態が前記の点Px
で与えられる場合のようにチェック時点の対応位置が目
標含水率mαの対応位置aにある場合について、チェッ
ク時点から差温Δtが決定の減少限界値mΔtに至るま
でに相応の時間Tmを必要とし、これに対し、チェック
時点の状態が前記の点Pyで与えられる場合のようにチ
ェック時点の対応位置が高含水率側に位置する場合につ
いては、チェック時点の差温Δtが同等で等しい差温減
少限界値mΔtが採用されるにしても、チェック時点か
ら差温Δtが決定の減少限界値mΔtに至るまでの時間
が上記の相応時間Tmよりも短いものとなる。
【0030】このことから、上記の相応時間Tmに対応
させた適当な時間として所定の停止待機時間Tというも
のを決定し、そして、単純にチェック時点ののち差温Δ
tが決定の減少限界値mΔtとなったとき停止指令を付
与するという形態に代え、チェック時点から上記の所定
待機時間Tを計時して、その所定待機時間Tの経過時点
で差温Δtが決定の減少限界値mΔt以下であったと
き、又は、その所定待機時間Tの経過の後に差温Δtが
決定の減少限界値mΔt以下となったとき、乾燥処理の
停止指令を付与するという形態を採用すれば、チェック
時点の対応位置が高含水率側に位置することによる前述
の如き乾燥不足の発生を抑止することができる。
させた適当な時間として所定の停止待機時間Tというも
のを決定し、そして、単純にチェック時点ののち差温Δ
tが決定の減少限界値mΔtとなったとき停止指令を付
与するという形態に代え、チェック時点から上記の所定
待機時間Tを計時して、その所定待機時間Tの経過時点
で差温Δtが決定の減少限界値mΔt以下であったと
き、又は、その所定待機時間Tの経過の後に差温Δtが
決定の減少限界値mΔt以下となったとき、乾燥処理の
停止指令を付与するという形態を採用すれば、チェック
時点の対応位置が高含水率側に位置することによる前述
の如き乾燥不足の発生を抑止することができる。
【0031】
【発明の効果】すなわち、本発明の特徴構成によれば、
目標仕上がり重量が真の仕上がり重量よりも過小に誤設
定される場合があるといったことにかかわらず、過乾燥
という対処不能な品質低下や品量の目減りを招くことを
確実に回避でき、又、目標仕上がり重量の設定によって
前記のチェック時点対応位置が高含水率側となることに
起因する乾燥不足の発生も合わせ効果的に抑止できるこ
とで、仮に乾燥不足が発生して補充の乾燥処理を行うに
しても、その乾燥不足の程度が軽微であることから補充
の乾燥処理は簡便かつ的確に行うことができ、これらの
ことから、全体として適正な品量で高い仕上がり品質を
安定的かつ簡便に確保できるようになる。
目標仕上がり重量が真の仕上がり重量よりも過小に誤設
定される場合があるといったことにかかわらず、過乾燥
という対処不能な品質低下や品量の目減りを招くことを
確実に回避でき、又、目標仕上がり重量の設定によって
前記のチェック時点対応位置が高含水率側となることに
起因する乾燥不足の発生も合わせ効果的に抑止できるこ
とで、仮に乾燥不足が発生して補充の乾燥処理を行うに
しても、その乾燥不足の程度が軽微であることから補充
の乾燥処理は簡便かつ的確に行うことができ、これらの
ことから、全体として適正な品量で高い仕上がり品質を
安定的かつ簡便に確保できるようになる。
【0032】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0033】図1は乾燥機構成を示し、1は乾燥対象物
X(千切り大根の原料等)を上下複数段に載置収容する
台車、2は乾燥対象物Xを載置した二台の台車1を室内
一側寄りと他側寄りとに並べて収納する貯留室である、
又、3は給排気手段としての通風乾燥用の正逆転切り換
え可能なファンであり、このファン3を正転運転するこ
とにより図中実線の矢印で示す如く貯留室2の一側から
他側へ乾燥用風Aを通風し、又、逆転運転することによ
り図中破線の矢印で示す如く貯留室2の他側から一側へ
乾燥用風Aを通風するようにしてある。
X(千切り大根の原料等)を上下複数段に載置収容する
台車、2は乾燥対象物Xを載置した二台の台車1を室内
一側寄りと他側寄りとに並べて収納する貯留室である、
又、3は給排気手段としての通風乾燥用の正逆転切り換
え可能なファンであり、このファン3を正転運転するこ
とにより図中実線の矢印で示す如く貯留室2の一側から
他側へ乾燥用風Aを通風し、又、逆転運転することによ
り図中破線の矢印で示す如く貯留室2の他側から一側へ
乾燥用風Aを通風するようにしてある。
【0034】4,5は、図中一点鎖線で示す如き姿勢で
外気口6,7を開くとともに除湿機8に対する循環風路
を閉じる外気通風状態と、図中実線で示す如き姿勢で逆
に外気口6,7を閉じるとともに除湿機8に対する循環
風路を開く循環通風状態とに風路を切り換えるダンパで
あり、外気OAの通風による乾燥処理が行える状況で
は、ダンパ4,5を外気通風状態としてファン3を正転
運転することにより、上側の外気口6から取り入れた外
気OAを乾燥用風Aとして貯留室2の一側(図中右側)
から他側へ通風するとともに、通風後の外気OAを下側
の外気口7から外部へ排出する外気通風正転運転と、同
じくダンパ4,5を外気通風状態としてファン3を逆転
運転することにより、下側の外気口7から取り入れた外
気OAを乾燥用風Aとして貯留室2の他側(図中左側)
から一側へ通風するとともに、通風後の外気OAを上側
の外気口6から外部へ排出する外気通風逆転運転とを自
動的に交互実施し、これにより、外気OAをもって室内
の乾燥対象物Xを乾燥処理する。
外気口6,7を開くとともに除湿機8に対する循環風路
を閉じる外気通風状態と、図中実線で示す如き姿勢で逆
に外気口6,7を閉じるとともに除湿機8に対する循環
風路を開く循環通風状態とに風路を切り換えるダンパで
あり、外気OAの通風による乾燥処理が行える状況で
は、ダンパ4,5を外気通風状態としてファン3を正転
運転することにより、上側の外気口6から取り入れた外
気OAを乾燥用風Aとして貯留室2の一側(図中右側)
から他側へ通風するとともに、通風後の外気OAを下側
の外気口7から外部へ排出する外気通風正転運転と、同
じくダンパ4,5を外気通風状態としてファン3を逆転
運転することにより、下側の外気口7から取り入れた外
気OAを乾燥用風Aとして貯留室2の他側(図中左側)
から一側へ通風するとともに、通風後の外気OAを上側
の外気口6から外部へ排出する外気通風逆転運転とを自
動的に交互実施し、これにより、外気OAをもって室内
の乾燥対象物Xを乾燥処理する。
【0035】又、外気OAの通風による乾燥処理ができ
ない状況では、ダンパ4,5を循環通風状態としてファ
ン3を正転運転することにより、除湿機8で除湿した空
気を乾燥用風Aとして貯留室2の一側(図中右側)から
他側へ通風し、通風後の空気を除湿機8に戻す循環通風
正転運転と、同じくダンパ4,5を循環通風状態として
ファン3を逆転運転することにより、除湿機8で除湿し
た空気を乾燥用風Aとして貯留室2の他側(図中左側)
から一側へ通風し、通風後の空気を除湿機8に戻す循環
通風逆転運転とを自動的に交互実施し、これにより、除
湿機8をもって強制的に室内の乾燥対象物Xを乾燥処理
する。
ない状況では、ダンパ4,5を循環通風状態としてファ
ン3を正転運転することにより、除湿機8で除湿した空
気を乾燥用風Aとして貯留室2の一側(図中右側)から
他側へ通風し、通風後の空気を除湿機8に戻す循環通風
正転運転と、同じくダンパ4,5を循環通風状態として
ファン3を逆転運転することにより、除湿機8で除湿し
た空気を乾燥用風Aとして貯留室2の他側(図中左側)
から一側へ通風し、通風後の空気を除湿機8に戻す循環
通風逆転運転とを自動的に交互実施し、これにより、除
湿機8をもって強制的に室内の乾燥対象物Xを乾燥処理
する。
【0036】除湿機8は貯留室2から戻る空気を冷却除
湿する室内側蒸発器8aと、その冷却除湿した空気を再
熱する室内側凝縮器8bと、外気OAを放熱対象とする
室外側凝縮器8cとを備えるヒートポンプで構成してあ
り、運転モードとして、冷媒凝縮の全量を室内側凝縮器
8bで行わせて再熱量を大とする暖房除湿モードと、冷
媒凝縮の一部を室外側凝縮器8cで行わせて室内側凝縮
器8bによる再熱量を小とする冷房除湿モードとを択一
的に実施できるようにし、設定室温trmを中心とする
設定温度範囲(trm±dt)内に貯留室2の室温tr
を保つように、運転モードを貯留室2の室温検出に基づ
いて暖房除湿モードと冷房除湿モードとに自動的に切り
換える構成としてある。
湿する室内側蒸発器8aと、その冷却除湿した空気を再
熱する室内側凝縮器8bと、外気OAを放熱対象とする
室外側凝縮器8cとを備えるヒートポンプで構成してあ
り、運転モードとして、冷媒凝縮の全量を室内側凝縮器
8bで行わせて再熱量を大とする暖房除湿モードと、冷
媒凝縮の一部を室外側凝縮器8cで行わせて室内側凝縮
器8bによる再熱量を小とする冷房除湿モードとを択一
的に実施できるようにし、設定室温trmを中心とする
設定温度範囲(trm±dt)内に貯留室2の室温tr
を保つように、運転モードを貯留室2の室温検出に基づ
いて暖房除湿モードと冷房除湿モードとに自動的に切り
換える構成としてある。
【0037】貯留室2の室温検出については温度センサ
として、ファン正転運転時には貯留室2への給気温度t
iとなり、かつ、ファン逆転運転時には貯留室2からの
排気温度toとなる貯留室一側端の通風温度t1を検出
する第1温度センサS1を設けるとともに、それとは逆
にファン正転運転時には貯留室2からの排気温度toと
なり、かつ、ファン逆転運転時には貯留室2への給気温
度tiとなる貯留室他側端の通風温度t2を検出する第
2温度センサS2を設け、そして、これら第1温度セン
サS1及び第2温度センサS2の夫々による検出温度t
1,t2の平均温度を貯留室2の検出室温tr(=(t
1+t2)/2)として採用するようにしてある。
として、ファン正転運転時には貯留室2への給気温度t
iとなり、かつ、ファン逆転運転時には貯留室2からの
排気温度toとなる貯留室一側端の通風温度t1を検出
する第1温度センサS1を設けるとともに、それとは逆
にファン正転運転時には貯留室2からの排気温度toと
なり、かつ、ファン逆転運転時には貯留室2への給気温
度tiとなる貯留室他側端の通風温度t2を検出する第
2温度センサS2を設け、そして、これら第1温度セン
サS1及び第2温度センサS2の夫々による検出温度t
1,t2の平均温度を貯留室2の検出室温tr(=(t
1+t2)/2)として採用するようにしてある。
【0038】9は、前述の暖房除湿モードと冷房除湿モ
ードとの自動切り換え、ファン正転運転とファン逆転運
転との自動切り換え、並びに、乾燥処理の自動停止を行
う制御装置であり、暖房除湿モードと冷房除湿モードと
の自動切り換えについては、図2に示すように、前記の
検出室温tr(=(t1+t2)/2)が設定温度範囲
(trm±dt)の下限値trm−dtにまで低下する
と、運転モードを暖房除湿モードに切り換え、かつ、検
出室温tr(=(t1+t2)/2)が設定温度範囲
(trm±dt)の上限値trm+dtにまで上昇する
と、運転モードを冷房除湿モードに切り換える構成とし
てある。
ードとの自動切り換え、ファン正転運転とファン逆転運
転との自動切り換え、並びに、乾燥処理の自動停止を行
う制御装置であり、暖房除湿モードと冷房除湿モードと
の自動切り換えについては、図2に示すように、前記の
検出室温tr(=(t1+t2)/2)が設定温度範囲
(trm±dt)の下限値trm−dtにまで低下する
と、運転モードを暖房除湿モードに切り換え、かつ、検
出室温tr(=(t1+t2)/2)が設定温度範囲
(trm±dt)の上限値trm+dtにまで上昇する
と、運転モードを冷房除湿モードに切り換える構成とし
てある。
【0039】又、ファン正転運転とファン逆転運転との
自動切り換えについては、室内一側寄りの台車1におけ
る乾燥対象物Xと室内他側寄りの台車1における乾燥対
象物Xとの夫々が、互いの重量差や初期含水率の違いに
かかわらず、等しい乾燥処理時間で後述のチェック重量
cWにまで重量減少するように、乾燥処理開始当初の試
験的なファン正転運転での一側寄り乾燥対象物Xの単位
時間当たりの重量減少量、同様の乾燥処理開始当初の試
験的なファン逆転運転での他側寄り乾燥対象物Xの単位
時間当たりの重量減少量、並びに、それら試験的ファン
運転後の両乾燥対象物X夫々の重量Wとチェック重量c
Wとの差(W−cW)に基づき、所定の正逆転周期T
(例えば100分)における正転運転時間T1と逆転運
転時間T2(=T−T1)とを決定し、そして、乾燥処
理開始当初の試験的ファン運転の後、両乾燥対象物Xが
チェック重量cWに至るまでは、これら正転運転時間T
1のファン正転運転と逆転運転時間T2のファン逆転運
転とを交互に繰り返す構成としてある。
自動切り換えについては、室内一側寄りの台車1におけ
る乾燥対象物Xと室内他側寄りの台車1における乾燥対
象物Xとの夫々が、互いの重量差や初期含水率の違いに
かかわらず、等しい乾燥処理時間で後述のチェック重量
cWにまで重量減少するように、乾燥処理開始当初の試
験的なファン正転運転での一側寄り乾燥対象物Xの単位
時間当たりの重量減少量、同様の乾燥処理開始当初の試
験的なファン逆転運転での他側寄り乾燥対象物Xの単位
時間当たりの重量減少量、並びに、それら試験的ファン
運転後の両乾燥対象物X夫々の重量Wとチェック重量c
Wとの差(W−cW)に基づき、所定の正逆転周期T
(例えば100分)における正転運転時間T1と逆転運
転時間T2(=T−T1)とを決定し、そして、乾燥処
理開始当初の試験的ファン運転の後、両乾燥対象物Xが
チェック重量cWに至るまでは、これら正転運転時間T
1のファン正転運転と逆転運転時間T2のファン逆転運
転とを交互に繰り返す構成としてある。
【0040】尚、図2において第1温度センサS1の検
出温度t1と第2温度センサS2の検出温度t2との高
低関係が逆転する点が、ファン正転運転とファン逆転運
転との切り換え時点に対応する。又、図2は実験データ
を示すことから種々の外乱に起因する多少のデータ値の
乱れがある。
出温度t1と第2温度センサS2の検出温度t2との高
低関係が逆転する点が、ファン正転運転とファン逆転運
転との切り換え時点に対応する。又、図2は実験データ
を示すことから種々の外乱に起因する多少のデータ値の
乱れがある。
【0041】一方、乾燥処理の自動停止については、一
側寄り乾燥対象物Xの重量W、及び、他側寄り乾燥対象
物Xの重量Wを検出する重量検出手段として、ロードセ
ルを用いた重量センサ10を台車1の夫々に設けるとと
もに、一側寄り乾燥対象物Xと他側寄り乾燥対象物Xと
の夫々について、乾燥対象物Xが目標含水率mαまで乾
燥したときの予測重量である目標仕上がり重量mWを、
作業者が各乾燥対象物Xの初期状態から判断して設定す
る仕上がり重量設定手段としての設定器11を設けてあ
る。
側寄り乾燥対象物Xの重量W、及び、他側寄り乾燥対象
物Xの重量Wを検出する重量検出手段として、ロードセ
ルを用いた重量センサ10を台車1の夫々に設けるとと
もに、一側寄り乾燥対象物Xと他側寄り乾燥対象物Xと
の夫々について、乾燥対象物Xが目標含水率mαまで乾
燥したときの予測重量である目標仕上がり重量mWを、
作業者が各乾燥対象物Xの初期状態から判断して設定す
る仕上がり重量設定手段としての設定器11を設けてあ
る。
【0042】そして、これら重量センサ10及び設定器
11からの情報に対し、制御装置9は下記〜の制御
動作をするように構成してある(図3参照)。
11からの情報に対し、制御装置9は下記〜の制御
動作をするように構成してある(図3参照)。
【0043】 一側寄り乾燥対象物X及び他側寄り乾
燥対象物Xの夫々について、設定器11により設定され
た目標仕上がり重量mWよりも所定割合k%だけ大きい
重量(mW+k×mW/100)をチェック重量cWと
する。尚、本例においては、乾燥対象物Xが目標含水率
mαとなる真の仕上がり重量sWに対し、目標仕上がり
重量mWがその±10%を最大誤差として誤設定される
可能性があることから、上記のチェック重量cWを定め
る所定割合k%には具体的数値として10%を採用して
ある。
燥対象物Xの夫々について、設定器11により設定され
た目標仕上がり重量mWよりも所定割合k%だけ大きい
重量(mW+k×mW/100)をチェック重量cWと
する。尚、本例においては、乾燥対象物Xが目標含水率
mαとなる真の仕上がり重量sWに対し、目標仕上がり
重量mWがその±10%を最大誤差として誤設定される
可能性があることから、上記のチェック重量cWを定め
る所定割合k%には具体的数値として10%を採用して
ある。
【0044】 一側寄り乾燥対象物X、すなわち、フ
ァン正転運転において風上側となる乾燥対象物Xの検出
重量Wがそのチェック重量cWにまで減少した時点をチ
ェック時点とし、このチェック時点以降は、暖房除湿モ
ードと冷房除湿モードとの交互切り換え、及び、ファン
正転運転とファン逆転運転との交互切り換えを、停止タ
イミング判定用の切り換え形態をもって行う。そして、
その停止タイミング判定用の切り換え形態としては(図
2参照)、検出室温trが前記の設定温度範囲の上限値
trm+dtに上昇するまでファン正転運転で暖房除湿
モードを実行することと、検出室温trが前記の設定温
度範囲の下限値trm−dtに低下するまでファン逆転
運転で冷房除湿モードを実行することとを交互に繰り返
す。
ァン正転運転において風上側となる乾燥対象物Xの検出
重量Wがそのチェック重量cWにまで減少した時点をチ
ェック時点とし、このチェック時点以降は、暖房除湿モ
ードと冷房除湿モードとの交互切り換え、及び、ファン
正転運転とファン逆転運転との交互切り換えを、停止タ
イミング判定用の切り換え形態をもって行う。そして、
その停止タイミング判定用の切り換え形態としては(図
2参照)、検出室温trが前記の設定温度範囲の上限値
trm+dtに上昇するまでファン正転運転で暖房除湿
モードを実行することと、検出室温trが前記の設定温
度範囲の下限値trm−dtに低下するまでファン逆転
運転で冷房除湿モードを実行することとを交互に繰り返
す。
【0045】つまり、含水率αと差温Δtとの関係にお
いて、含水率αの各値に対する差温Δtには、運転条件
の違いによって多少のバラツキがあるものの、その差温
Δtのバラツキには上限と下限が存在し、そして、乾燥
が進行して含水率αが低下するほど、差温Δtのバラツ
キはバラツキ幅の縮小を伴いながら上限及び下限がとも
に低下するという相関関係があり、図4においてHは差
温バラツキ範囲の上限の変化ラインを示し、又、Lは差
温バラツキ範囲の下限の変化ラインを示すが、目標仕上
がり重量mWが真の仕上がり重量sWに正しく設定され
ている状況では、図4における横軸方向で目標含水率m
αに対応する位置aが真の仕上がり重量sWに対応する
位置であって、かつ、正しく設定された目標仕上がり重
量mWに対応する位置となり、その位置aからk=10
%重量分だけ高含水率側の位置bが正しい設定の目標仕
上がり重量mWに対するチェック重量cW及びチェック
時点に対応する位置となる。
いて、含水率αの各値に対する差温Δtには、運転条件
の違いによって多少のバラツキがあるものの、その差温
Δtのバラツキには上限と下限が存在し、そして、乾燥
が進行して含水率αが低下するほど、差温Δtのバラツ
キはバラツキ幅の縮小を伴いながら上限及び下限がとも
に低下するという相関関係があり、図4においてHは差
温バラツキ範囲の上限の変化ラインを示し、又、Lは差
温バラツキ範囲の下限の変化ラインを示すが、目標仕上
がり重量mWが真の仕上がり重量sWに正しく設定され
ている状況では、図4における横軸方向で目標含水率m
αに対応する位置aが真の仕上がり重量sWに対応する
位置であって、かつ、正しく設定された目標仕上がり重
量mWに対応する位置となり、その位置aからk=10
%重量分だけ高含水率側の位置bが正しい設定の目標仕
上がり重量mWに対するチェック重量cW及びチェック
時点に対応する位置となる。
【0046】又、目標仕上がり重量mWがそのk=10
%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定されて
いる状況では、図4における横軸方向で目標含水率mα
に対応する位置aが真の仕上がり重量sWに対応する位
置であるのに対し、誤設定の目標仕上がり重量mWに対
応する位置がさらにk=10%重量分だけ低含水率側の
位置cとなることから、目標含水率mαに対応する位置
aが誤設定の目標仕上がり重量mWに対するチェック重
量cW及びチェック時点に対応する位置となり、そし
て、真の仕上がり重量sWよりも目標仕上がり重量mW
が小さく誤設定されることにおける誤差が上記のk=1
0%未満であれば、チェック重量cWの位置及びチェッ
ク時点の対応位置は、目標仕上がり重量mWが真の仕上
がり重量sWに正しく設定された場合のチェック時点の
位置bと、目標仕上がり重量mWがそのk=10%だけ
真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定され場合のチ
ェック時点の位置aとの間に位置することになる。
%だけ真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定されて
いる状況では、図4における横軸方向で目標含水率mα
に対応する位置aが真の仕上がり重量sWに対応する位
置であるのに対し、誤設定の目標仕上がり重量mWに対
応する位置がさらにk=10%重量分だけ低含水率側の
位置cとなることから、目標含水率mαに対応する位置
aが誤設定の目標仕上がり重量mWに対するチェック重
量cW及びチェック時点に対応する位置となり、そし
て、真の仕上がり重量sWよりも目標仕上がり重量mW
が小さく誤設定されることにおける誤差が上記のk=1
0%未満であれば、チェック重量cWの位置及びチェッ
ク時点の対応位置は、目標仕上がり重量mWが真の仕上
がり重量sWに正しく設定された場合のチェック時点の
位置bと、目標仕上がり重量mWがそのk=10%だけ
真の仕上がり重量sWよりも小さく誤設定され場合のチ
ェック時点の位置aとの間に位置することになる。
【0047】さらに、目標仕上がり重量mWが真の仕上
がり重量sWよりも大きく誤設定されている状況では、
図4における横軸方向において誤設定の目標仕上がり重
量mWに対応する位置が目標含水率mαに対応する位置
aよりも高含水率側の位置となることから、それに伴
い、チェック重量及びチェック時点に対応する位置も、
目標仕上がり重量mWが真の仕上がり重量sWに正しく
設定された場合のチェック時点の位置bより高含水率側
に位置することとなる。
がり重量sWよりも大きく誤設定されている状況では、
図4における横軸方向において誤設定の目標仕上がり重
量mWに対応する位置が目標含水率mαに対応する位置
aよりも高含水率側の位置となることから、それに伴
い、チェック重量及びチェック時点に対応する位置も、
目標仕上がり重量mWが真の仕上がり重量sWに正しく
設定された場合のチェック時点の位置bより高含水率側
に位置することとなる。
【0048】 第1温度センサS1による検出温度t
1と第2温度センサS2による検出温度t2との差、す
なわち、貯留室2の給排気温度差(差温Δt=ti−t
o)を監視し、上記のチェック時点における差温Δtに
応じて差温Δtの減少限界値mΔtを決定する。
1と第2温度センサS2による検出温度t2との差、す
なわち、貯留室2の給排気温度差(差温Δt=ti−t
o)を監視し、上記のチェック時点における差温Δtに
応じて差温Δtの減少限界値mΔtを決定する。
【0049】具体的には(図4参照)、乾燥対象物Xが
千切り大根の原料である場合、目標含水率mα=20%
に対する差温Δtのバラツキ範囲mDが1.2〜2.0
℃deg、又、目標含水率mαの許容範囲下限mα”=
18%に対する差温Δtのバラツキ範囲mD”が1.1
〜1.8℃degであるのに対し、チェック時点の検出
差温Δtが1.8℃deg以上であるときには、差温Δ
tの減少限界値mΔtを1.8℃degとし、チェック
時点の検出差温Δtが1.4℃deg以上で1.8℃d
eg未満であるときには、差温Δtの減少限界値mΔt
をチェック時点における差温Δtよりも0.2℃deg
だけ小さい値とし、チェック時点の検出差温Δtが1.
2℃degよりも大きくかつ1.4℃deg未満である
ときには、差温Δtの減少限界値mΔtを1.2℃de
gとし、又、チェック時点の検出差温Δtが1.2℃d
eg以下であるときには、そのチェック時点で直ちにフ
ァン3に対し停止指令を与えて乾燥処理を自動停止す
る。
千切り大根の原料である場合、目標含水率mα=20%
に対する差温Δtのバラツキ範囲mDが1.2〜2.0
℃deg、又、目標含水率mαの許容範囲下限mα”=
18%に対する差温Δtのバラツキ範囲mD”が1.1
〜1.8℃degであるのに対し、チェック時点の検出
差温Δtが1.8℃deg以上であるときには、差温Δ
tの減少限界値mΔtを1.8℃degとし、チェック
時点の検出差温Δtが1.4℃deg以上で1.8℃d
eg未満であるときには、差温Δtの減少限界値mΔt
をチェック時点における差温Δtよりも0.2℃deg
だけ小さい値とし、チェック時点の検出差温Δtが1.
2℃degよりも大きくかつ1.4℃deg未満である
ときには、差温Δtの減少限界値mΔtを1.2℃de
gとし、又、チェック時点の検出差温Δtが1.2℃d
eg以下であるときには、そのチェック時点で直ちにフ
ァン3に対し停止指令を与えて乾燥処理を自動停止す
る。
【0050】尚、貯留室2の差温Δt(=ti−to,
ファン正転運転ではΔt=t1−t2,ファン逆転運転
ではΔt=t2−t1)は暖房除湿モードから冷房除湿
モードへの切り換え時にピーク値を示すことから、本例
においては制御精度の向上を目的として、暖房除湿モー
ドから冷房除湿モードへの切り換え時における差温Δt
を乾燥処理停止制御の制御指標として用いており、これ
に従って、上記の差温減少限界値mΔtの決定基準とす
るチェック時点の差温Δtについても、チェック時点か
ら採用する前記の停止タイミング判定用切り換え形態に
おいて、ファン正転運転での暖房除湿モードからファン
逆転運転での冷房除湿モードへの切り換えが最初に行わ
れるときの差温Δtをチェック時点の差温Δtとして採
用している。
ファン正転運転ではΔt=t1−t2,ファン逆転運転
ではΔt=t2−t1)は暖房除湿モードから冷房除湿
モードへの切り換え時にピーク値を示すことから、本例
においては制御精度の向上を目的として、暖房除湿モー
ドから冷房除湿モードへの切り換え時における差温Δt
を乾燥処理停止制御の制御指標として用いており、これ
に従って、上記の差温減少限界値mΔtの決定基準とす
るチェック時点の差温Δtについても、チェック時点か
ら採用する前記の停止タイミング判定用切り換え形態に
おいて、ファン正転運転での暖房除湿モードからファン
逆転運転での冷房除湿モードへの切り換えが最初に行わ
れるときの差温Δtをチェック時点の差温Δtとして採
用している。
【0051】 チェック時点から所定の待機時間Tを
計時する。尚、本例においては、乾燥対象物Xが目標含
水率mα=20%に至ったときの差温Δtから、その差
温Δtがさらに0.2℃degだけ減少する(換言すれ
ば、含水率αが目標含水率mα=20%からその許容範
囲下限mα”=18%にまで低下する)のに実験上で時
間Tmを要することに対し、所定待機時間Tには、上記
の実験所要時間時間Tmと等しい時間、ないし、やや短
い時間を採用する。 チェック時点の後、前述の如き停止タイミング判
定用の切り換え形態で暖房除湿モードと冷房除湿モード
との切り換え、及び、ファン正転運転とファン逆転運転
との切り換えを行うことにおいて、ファン正転運転での
暖房除湿モードからファン逆転運転での冷房除湿モード
への切り換え時における差温Δt(=t1−t2)を監
視し、そして、この切り換え時の差温Δtが、上記の所
定待機時間Tの経過時点において既に前記ので決定し
た差温減少限界値mΔt以下であったとき、又は、上記
の所定待機時間Tの経過の後に決定減少限界値mΔt以
下となったとき、ファン3に対し停止指令を与えて乾燥
処理を自動停止する。
計時する。尚、本例においては、乾燥対象物Xが目標含
水率mα=20%に至ったときの差温Δtから、その差
温Δtがさらに0.2℃degだけ減少する(換言すれ
ば、含水率αが目標含水率mα=20%からその許容範
囲下限mα”=18%にまで低下する)のに実験上で時
間Tmを要することに対し、所定待機時間Tには、上記
の実験所要時間時間Tmと等しい時間、ないし、やや短
い時間を採用する。 チェック時点の後、前述の如き停止タイミング判
定用の切り換え形態で暖房除湿モードと冷房除湿モード
との切り換え、及び、ファン正転運転とファン逆転運転
との切り換えを行うことにおいて、ファン正転運転での
暖房除湿モードからファン逆転運転での冷房除湿モード
への切り換え時における差温Δt(=t1−t2)を監
視し、そして、この切り換え時の差温Δtが、上記の所
定待機時間Tの経過時点において既に前記ので決定し
た差温減少限界値mΔt以下であったとき、又は、上記
の所定待機時間Tの経過の後に決定減少限界値mΔt以
下となったとき、ファン3に対し停止指令を与えて乾燥
処理を自動停止する。
【0052】尚、本例においては、所定待機時間Tの計
時中であっても差温Δtが1.2℃deg以下となった
ときには直ちに自動停止を行うようにしてある。
時中であっても差温Δtが1.2℃deg以下となった
ときには直ちに自動停止を行うようにしてある。
【0053】以上要するに、制御装置9は、次の(イ)
〜(ハ)、(イ)重量検出手段としての重量センサ10
による検出重量Wが目標仕上がり重量mWよりも所定割
合k%だけ大きいチェック重量cWにまで減少したとき
をチェック時点として、そのチェック時点における差温
検出手段として第1及び第2温度センサS1,S2によ
る検出差温(給排気温度差)Δtに応じ、乾燥処理を停
止すべき差温Δtの減少限界値mΔtを決定する、
(ロ)チェック時点から所定の待機時間Tを計時する、
(ハ)その所定待機時間Tの経過時点で検出差温Δtが
決定減少限界値mΔt以下であったとき、又は、所定待
機時間Tの経過の後に検出差温Δtが決定減少限界値m
Δt以下となったとき、乾燥処理の停止指令を付与す
る、を実行する停止指令手段を構成するものである。
〜(ハ)、(イ)重量検出手段としての重量センサ10
による検出重量Wが目標仕上がり重量mWよりも所定割
合k%だけ大きいチェック重量cWにまで減少したとき
をチェック時点として、そのチェック時点における差温
検出手段として第1及び第2温度センサS1,S2によ
る検出差温(給排気温度差)Δtに応じ、乾燥処理を停
止すべき差温Δtの減少限界値mΔtを決定する、
(ロ)チェック時点から所定の待機時間Tを計時する、
(ハ)その所定待機時間Tの経過時点で検出差温Δtが
決定減少限界値mΔt以下であったとき、又は、所定待
機時間Tの経過の後に検出差温Δtが決定減少限界値m
Δt以下となったとき、乾燥処理の停止指令を付与す
る、を実行する停止指令手段を構成するものである。
【0054】尚、図4においてP1は、目標仕上がり重
量mWが真の仕上がり重量sWに正しく設定されてい
て、チェック時点(b位置)の差温Δtが2.3℃de
gであった場合につき、所定待機時間Tの経過の後に差
温Δtが決定減少限界値mΔt=1.8℃degに至っ
て上記の自動停止が行われるまでの差温・含水率の変化
過程を示し、またP2は、目標仕上がり重量mWがその
10%よりも少し小さい値だけ真の仕上がり重量sWよ
り小さく誤設定されていて、チェック時点(a位置より
少しだけ手前)の差温Δtが1.6℃degであった場
合につき、同じく所定待機時間Tの経過の後に差温Δt
が決定減少限界値mΔt=1.6−0.2℃deg以下
に至って上記の自動停止が行われるまでの差温・含水率
の変化過程を示し、さらにP3は、目標仕上がり重量m
Wが真の仕上がり重量sWよりも少しだけ大きく誤設定
されていて、チェック時点(b位置より少しだけ手前)
の差温Δtが上記のP2の場合と同じ1.6℃degで
あった場合につき、所定待機時間Tの経過以前に差温Δ
tが決定減少限界値mΔt=1.6−0.2℃deg以
下となって、所定待機時間Tの経過時点で上記の自動停
止が行われるまでの差温・含水率の変化過程を示す。
量mWが真の仕上がり重量sWに正しく設定されてい
て、チェック時点(b位置)の差温Δtが2.3℃de
gであった場合につき、所定待機時間Tの経過の後に差
温Δtが決定減少限界値mΔt=1.8℃degに至っ
て上記の自動停止が行われるまでの差温・含水率の変化
過程を示し、またP2は、目標仕上がり重量mWがその
10%よりも少し小さい値だけ真の仕上がり重量sWよ
り小さく誤設定されていて、チェック時点(a位置より
少しだけ手前)の差温Δtが1.6℃degであった場
合につき、同じく所定待機時間Tの経過の後に差温Δt
が決定減少限界値mΔt=1.6−0.2℃deg以下
に至って上記の自動停止が行われるまでの差温・含水率
の変化過程を示し、さらにP3は、目標仕上がり重量m
Wが真の仕上がり重量sWよりも少しだけ大きく誤設定
されていて、チェック時点(b位置より少しだけ手前)
の差温Δtが上記のP2の場合と同じ1.6℃degで
あった場合につき、所定待機時間Tの経過以前に差温Δ
tが決定減少限界値mΔt=1.6−0.2℃deg以
下となって、所定待機時間Tの経過時点で上記の自動停
止が行われるまでの差温・含水率の変化過程を示す。
【0055】乾燥処理の自動停止後は除湿機8を用いて
貯留室2内を無風の低温低湿状態に保つ貯蔵工程へ移
る。
貯留室2内を無風の低温低湿状態に保つ貯蔵工程へ移
る。
【0056】又、乾燥処理の自動停止時点での乾燥対象
物Xの含水率αが未だ目標含水率mαの許容範囲上限m
α’にまで低下しておらず、乾燥対象物Xが乾燥不足の
状態にあるときには、乾燥処置時間を人為的に調整・管
理する形態等での補充の乾燥処理を施す。
物Xの含水率αが未だ目標含水率mαの許容範囲上限m
α’にまで低下しておらず、乾燥対象物Xが乾燥不足の
状態にあるときには、乾燥処置時間を人為的に調整・管
理する形態等での補充の乾燥処理を施す。
【0057】乾燥処理停止制御の制御指標として用い
る、暖房除湿モードから冷房除湿モードへの切り換え時
における差温Δtついてさらに具体的には、検出室温t
r(=(t1+t2)/2)が設定温度範囲(trm±
dt)の上限値trm+dtよりも所定温度(例えば
0.5℃)だけ低い時点から上限値trm+dtに至る
(すなわち、暖房除湿モードから冷房除湿モードへの切
り換え時点)までをサンプリング時間として、このサン
プリング時間における検出温度t1,t2の差温の平均
値を、乾燥処理停止制御の制御指標としての差温Δtと
して用いる形態を一例として挙げることができる。
る、暖房除湿モードから冷房除湿モードへの切り換え時
における差温Δtついてさらに具体的には、検出室温t
r(=(t1+t2)/2)が設定温度範囲(trm±
dt)の上限値trm+dtよりも所定温度(例えば
0.5℃)だけ低い時点から上限値trm+dtに至る
(すなわち、暖房除湿モードから冷房除湿モードへの切
り換え時点)までをサンプリング時間として、このサン
プリング時間における検出温度t1,t2の差温の平均
値を、乾燥処理停止制御の制御指標としての差温Δtと
して用いる形態を一例として挙げることができる。
【0058】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0059】(1)前述の実施例においては、ファン3
の正逆転切り換えにより貯留室2に対する乾燥用風Aと
通風方向を所定時間T1,T2ごとに判定させる形態と
したが、貯留室2に対し常に一定方向で乾燥用風Aを通
風する形態において本発明を実施してもよい。
の正逆転切り換えにより貯留室2に対する乾燥用風Aと
通風方向を所定時間T1,T2ごとに判定させる形態と
したが、貯留室2に対し常に一定方向で乾燥用風Aを通
風する形態において本発明を実施してもよい。
【0060】(2)チェック時点の差温(給排気温度
差)Δtに応じ、乾燥処理を停止すべき差温Δtの減少
限界値mΔtを決定するのに、その具体的決定形態は種
々の変更が可能であり、前述の実施例で示した決定形態
に限定されるものではない。
差)Δtに応じ、乾燥処理を停止すべき差温Δtの減少
限界値mΔtを決定するのに、その具体的決定形態は種
々の変更が可能であり、前述の実施例で示した決定形態
に限定されるものではない。
【0061】(3)所定待機時間Tの具体的な値は実験
等に基づいて適宜決定すればよく、又、所定待機時間T
を一定値とするに代えて、チェック時点の差温Δtの決
定した差温減少限界値mΔtとの差に応じて所定待機時
間Tを変更する形態を採用する等してもよい。
等に基づいて適宜決定すればよく、又、所定待機時間T
を一定値とするに代えて、チェック時点の差温Δtの決
定した差温減少限界値mΔtとの差に応じて所定待機時
間Tを変更する形態を採用する等してもよい。
【0062】(4)停止指令手段9が付与する乾燥処理
の停止指令は、オペレータに乾燥処理の停止操作を促す
報知手段に対する報知作動指令であってもよい。
の停止指令は、オペレータに乾燥処理の停止操作を促す
報知手段に対する報知作動指令であってもよい。
【0063】(5)乾燥対象物Xついては、千切り大根
の原料大根を初めとして、種々の作物・物品を乾燥対象
とすることができる。
の原料大根を初めとして、種々の作物・物品を乾燥対象
とすることができる。
【0064】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】乾燥機の構成図
【図2】乾燥処理における給排気温度の変化を示すグラ
フ
フ
【図3】乾燥処理停止の制御流れ図
【図4】乾燥処理停止の制御形態を説明するためのグラ
フ
フ
【図5】差温(給排気温度差)と含水率との関係を示す
グラフ
グラフ
【図6】チェック時点の差温と目標含水率に対する差温
バラツキ範囲との関係を示すグラフ
バラツキ範囲との関係を示すグラフ
【図7】チェック時点の差温が同等でチェック時点の対
応位置が異なる場合を比較するグラフ
応位置が異なる場合を比較するグラフ
2 貯留室 3 給排気手段 9 停止指令手段 10 重量検出手段 11 仕上がり重量設定手段 X 乾燥対象物 A 乾燥用風 cW チェック重量 k 所定割合 W 乾燥対象物の重量 mα 目標含水率 mW 目標仕上がり重量 mΔt 減少限界値 S1,S2 差温検出手段 Δt 給排気温度差(差温) T 所定待機時間
Claims (1)
- 【請求項1】 乾燥対象物(X)を貯留する貯留室
(2)に乾燥用風(A)を通風する給排気手段(3)
と、 前記貯留室(2)における乾燥対象物(X)の重量
(W)を検出する重量検出手段(10)と、 目標含水率(mα)にまで乾燥させたときの乾燥対象物
(X)の予測重量である目標仕上がり重量(mW)を設
定する仕上がり重量設定手段(11)と、 前記重量検出手段(10)による検出重量(W)、及
び、前記の目標仕上がり重量(mW)に基づき乾燥処理
の停止指令を与える停止指令手段(9)とを設けた乾燥
機であって、 前記貯留室(2)の給排気温度差(Δt)を検出する差
温検出手段(S1),(S2)を設け、 前記停止指令手段(9)は、次の(イ)〜(ハ)、 (イ)前記重量検出手段(10)による検出重量(W)
が目標仕上がり重量(mW)よりも所定割合(k)だけ
大きいチェック重量(cW)にまで減少したときをチェ
ック時点として、そのチェック時点における前記差温検
出手段(S1),(S2)の検出給排気温度差(Δt)
に応じ、乾燥処理を停止すべき給排気温度差(Δt)の
減少限界値(mΔt)を決定する、 (ロ)チェック時点から所定の待機時間(T)を計時す
る、 (ハ)前記の所定待機時間(T)の経過時点で前記差温
検出手段(S1),(S2)による検出給排気温度差
(Δt)が決定の減少限界値(mΔt)以下であったと
き、又は、前記の所定待機時間(T)の経過の後に前記
差温検出手段(S1),(S2)による検出給排気温度
差(Δt)が決定の減少限界値(mΔt)以下となった
とき、乾燥処理の停止指令を付与する、を実行する構成
としてある乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24403093A JPH0798183A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24403093A JPH0798183A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0798183A true JPH0798183A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17112670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24403093A Pending JPH0798183A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798183A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006247028A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Olympia:Kk | 空気循環装置を有する遊技機、及びこれを用いた遊技場の島ユニット。 |
| JP2015087937A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 井関農機株式会社 | 穀物乾燥機の遠隔管理システム |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24403093A patent/JPH0798183A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006247028A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Olympia:Kk | 空気循環装置を有する遊技機、及びこれを用いた遊技場の島ユニット。 |
| JP2015087937A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 井関農機株式会社 | 穀物乾燥機の遠隔管理システム |
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