JPH079834Y2 - 屋外骨材貯蔵装置 - Google Patents

屋外骨材貯蔵装置

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JPH079834Y2
JPH079834Y2 JP7682790U JP7682790U JPH079834Y2 JP H079834 Y2 JPH079834 Y2 JP H079834Y2 JP 7682790 U JP7682790 U JP 7682790U JP 7682790 U JP7682790 U JP 7682790U JP H079834 Y2 JPH079834 Y2 JP H079834Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、屋外骨材貯蔵装置、さらに詳しくはアスファ
ルト合材生産ライン等における屋外骨材貯蔵装置に関す
るものである。
「従来の技術」 従来、アスファルト合材生産ライン等における骨材貯蔵
装置は、その上部が開口されており、この開口部に上方
より、骨材を投入するように構成されている。この骨材
の脱水率が降雨や直射日光により変動すると、アスファ
ルト合材の生産能力が低下する。そのため、大屋根を設
けた建屋の内部空間に、骨材貯蔵装置を配置するのが一
般である。
ところが、このようにすると、大規模な施設を要し、用
地の有効利用および設備費用の低廉化の要請に対応でき
ない。
そこで、上部に骨材投入用開口部を備えた屋外骨材貯蔵
容器に、該開口部を開閉可能にする蓋体を設け、蓋体の
両側部の中央に、一対の支持アームの上端を固定し、下
端を上記容器の両側部に枢着し、上記アームの中程に、
流体圧シリンダのピストンロッド先端を枢着した装置
(実開昭63-99885号公報)が提案されている。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、上記装置においては、支持アームの下端(容
器の両側部との枢着部)を中心に、該アームの上端に固
定された蓋体が、上記開口部の上方から容器の背部まで
回動することで、この開口部を開放する構成とした。
この容器背部の空間には、設備用地をコンパクトにする
等のため、関連する骨材乾燥装置、混合装置、計量装置
およびこれらの付属設備などを配置することが多いが、
上記の構成によったのでは巨大な蓋体が貴重な空間を占
領するし作業員が該空間近傍に近づくと危険であり、用
地の有効利用の要請に対応できない。
また、上記支持アームが、その下端を中心に、90°以上
回動しないと、開口部を十分開放できないので、支持ア
ームを押圧するピストンロッドのストロークが極めて大
となり、流体圧シリンダおよび該シリンダへの流体圧供
給手段に要する設備負担が増加する問題がある。
さらに、上記回動動作を必須のものとするため、回動方
向の直角方向に長尺の蓋体であって、少なくともその下
面(開口部に対面する)は上方に湾曲する円弧状である
ことを要するし、長尺の蓋体をその長手方向両端の2点
のみで支持する構成とせざるを得ない。
すなわち、円弧状であることから、製造が容易でないば
かりでなく、上記長手方向の直角方向に強風が吹くと蓋
体が揚力を得て浮き上がる恐れがあるし、2点のみで支
持することから、ピストンロッドの押圧力に対し蓋体が
撓みやすいのみならず、蓋体上に雪が降り積もっている
際に蓋体の開閉動作が困難になるという問題がある。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、蓋体が貴重な容器背部の空間を占領せず用
地を有効利用でき、ピストンロッドのストロークが小さ
く流体圧シリンダおよび該シリンダへの流体圧供給手段
をコンパクトに形成でき、蓋体の変形が少なくかつその
開閉動作が容易な屋外骨材貯蔵装置を提供することにあ
る。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は、 上部に骨材投入用開口部を備えた上方開口容器に、前記
開口部を開閉可能にする蓋体を設けた屋外骨材貯蔵装置
において、 前記蓋体は、下枠であって前記容器の骨材投入方向奥側
縁部に所要間隔を隔てて前記開閉方向に回動可能に枢着
されかつ前記開口部と重合可能に形成されてなるもの
と、上枠であって該下枠と補強杆群を介して連結されか
つ長手方向中央部が高く両端部が低く形成されてなるも
のとを備える蓋枠に、防水性を有する蓋本体を張設して
なり、 前記蓋枠の長手方向両端部のそれぞれに、流体圧シリン
ダのピストンロッド先端部および長杆先端部を前記両端
部の回動平面内に回動可能に枢着し、前記長杆の下方を
短杆内に摺動自在に挿入し、前記短杆および前記流体圧
シリンダのそれぞれを前記回動平面内を回動可能に枢支
し、前記長杆および短杆に、前記蓋体が最大開度となっ
た際相符合する挿通孔を穿設し、前記挿通孔を通過可能
に形成されたピンを設けてなることを特徴とする屋外骨
材貯蔵装置をもって構成される。
「作用」 蓋体が閉、すなわち下枠が骨材投入用開口部と重合して
いる状態において、降雨、降雪があっても、蓋体上を
雨、雪がその長手方向にも流れ落ち蓋体上に堆積し難
い。そして、容器内に貯蔵された骨材は乾燥状態を維持
できる。
次に、流体圧シリンダのピストンロッドを押方向に動作
させ、蓋体を開き、最大開度になった状態でピンを挿通
孔に挿入し、該開度を保持し、骨材供給作業を行う。
そして、作業が終了するとピンを外して、蓋体を閉じる
ものである。
「実施例」 本考案の一実施例を図面を参照して、説明する。
第1図に示すように、アスファルト合材生産ラインにお
いて用いられる上方開口容器(ホッパ)1は、土台(図
示せず)上に立設された機枠2上に支持される。該容器
1は、下方が截頭四角錐状となり、下端に適宜の開閉装
置(図示せず)を有する骨材排出用開口部1aを、上方に
骨材投入用開口部1bを、それぞれ備えている。また、図
示していないが、ストックパイルからペイローダ等によ
り、骨材を投入する方向(第1図のx方向)の奥側が高
く、手前側が低く形成されている。これは、投入された
骨材を上記奥側の容器1の内面に当接させることによ
り、該骨材が容器1の背部にこぼれ出ないようにするた
めのものである。勿論、必要に応じて骨材投入用開口部
1bを水平になしたり、上記容器1の下方を截頭円錐状と
したりしても差支えない。
かかる容器1は、上記骨材投入方向(x方向)に直交す
る方向に、3つ、4つあるいは7つなど、例えば骨材の
粒度別に並設されるものである。また、上記骨材排出用
開口部1aの下方には、排出された骨材を次工程に搬送す
るベルトコンベア(図示せず)が設けられている。
該容器1の上方には、骨材投入用開口部1bを開閉する蓋
体3が設けられる。即ち、蓋体31の長手方向一側縁部
を、所要間隔tを隔てて、上記骨材投入方向(x方向)
奥側に回動可能に枢着するものである。この蓋枠31は、
骨材投入用開口部1bと重合するように形成された下枠31
1と、該下枠311の上方に位置する上枠312と、上記下枠3
11と上枠312とを連結する補強杆群313とからなる。そし
て、該上枠312はその長手方向中央部が高く、両端部が
低い山形状の構造をなす。これにより、該蓋体3は、そ
の長手方向に関する曲げ作用(後述する流体圧シリンダ
4のピストンロッド5や長杆6の軸方向力、降雨、降雪
による分布荷重など)に対し、こわさが大であって歪み
にくい構造となる。
さらに、該蓋体31、特に上枠312には、軽量丈夫で防水
性の高い材料、例えば合成樹脂製シートやアルミニウム
製の薄板体または波板体からなる蓋本体32が張設され、
上記蓋枠31と蓋本体32とから蓋体3が構成される。
したがって、骨材投入用開口部1bが閉鎖された状態にお
いて、蓋体3の長手方向について、降雨時の水はけが良
好となる。のみならず、特に冬期の寒冷地において夜
間、作業が休止され相当量の降雪があった場合において
も、上記蓋本体32上を雪がずれ落ちるため、雪は蓋体3
上に堆積し難く、翌朝蓋体3を開けて作業を開始しよう
とする際、蓋体3の重量増加により、後述する流体圧供
給装置に過負荷がかかることを未然に防止することがで
きる。
一方、機枠2の一部であって容器1の長手方向両端部の
下方に位置する側杆21のそれぞれに、上記蓋枠31の長手
方向両端部の回動平面内を正逆回動できるように、短杆
7のそれぞれの上部を支持し、該短杆7のそれぞれに長
杆6の下方を摺動自在に遊挿する。また、上記下枠311
の長手方向両端部の略中央に、該長杆6の上端部を上記
回動平面内を正逆回動可能に枢着する。さらに、蓋体3
の開度が最大となった際に、相符号する挿通孔61、71
を、上記長杆6、短杆7のそれぞれに穿設し、この符号
状態において、ピン8の先端部をこれら挿通孔61、71に
挿通させ、上記蓋体3の開度を保持するものである(第
2図、第3図)。また、図面においては、長杆6、短杆
7のそれぞれが円管状の部材を用いて構成する例を示し
ているが、必要に応じて、断面コ字状、ロ字状などの部
材を用いてもよい。
上記蓋体3の最大開度は、骨材を容器1に供給するペイ
ローダのバケット(図示せず)などの容器1への進入角
度を考慮して定めるものであるが、通常水平方向に対し
75°前後程度で十分であり、蓋体3が鉛直上方よりも後
傾し容器1背部の空間を占めるようなことはない。この
ように、蓋体3は、上記それぞれの長杆6、短杆7およ
び機枠2に強固に支持される。したがって、ペイローダ
などによる骨材供給作業中や人手による容器1内部の清
掃作業中に、強風や後述する流体圧供給装置の誤操作な
どにより、蓋体3が急に閉鎖することはなく、事故を未
然に回避することができる。
さらに、上記下枠311の長手方向両端部の略中央(長杆
6上端部の枢着部)と、該容器1と蓋体3との枢着部と
の中間に、流体圧シリンダ4のピストンロッド5の先端
部を上記回動平面内を正逆回動可能に枢着する。さら
に、該流体圧シリンダ4を機枠2に、同平面内を正逆回
動可能に取付ける。そして、図示していないが、上記流
体圧シリンダ4に、流体圧ポンプを含む流体圧供給装置
を接続し、該供給装置を人手または周知の制御手段を介
して動作させる。この動作の態様は、蓋体3の開動作の
み、すなわちピストンロッド5の押動作のみ流体圧を供
給し、閉動作の際には供給流体圧を減じ、蓋体3の自重
を利用して閉鎖させるようにしてもよいし、上記流体圧
供給装置の回路中に適宜4ポートの切換弁(図示せず)
などを介設し、上記閉動作の際に開動作の反対方向、す
なわちピストンロッド5の引動作の流体圧を供給するよ
うになし、強制的に閉鎖するようにしてもよい。なお、
図中9で示すものは、起立片であって側杆21の上面に溶
着されるものであり、10はボルト、81は鎖である。
勿論、本考案の要旨を変更しない範囲において、必要に
応じて変形できる。
「考案の効果」 本考案は上述のように構成されているので、蓋体が貴重
な容器背部の空間を占領せず用地を有効利用でき、ピス
トンロッドのストロークが小さく流体圧シリンダおよび
該シリンダへの流体圧供給装置をコンパクトに形成で
き、蓋体の変形が少なくかつその開閉動作が容易で、安
全な屋外骨材貯蔵装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る屋外骨材貯蔵装置の斜
視図、第2図は該装置の右側面図、第3図は長杆および
短杆にピンを挿通させた状態を示す一部切欠拡大断面図
である。 1……上方開口容器、1b……骨材投入用開口部、1c……
奥側縁部、2……機枠、3……蓋体、31……蓋枠、311
……下枠、312……上枠、313……補強杆、32……蓋本
体、4……流体圧シリンダ、5……ピストンロッド、6
……長杆、61……挿通孔、7……短杆、71……挿通孔、
8……ピン、t……間隔、x……骨材投入方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に骨材投入用開口部を備えた上方開口
    容器に、前記開口部を開閉可能にする蓋体を設けた屋外
    骨材貯蔵装置において、 前記蓋体は、下枠であって前記容器の骨材投入方向奥側
    縁部に所要間隔を隔てて前記開閉方向に回動可能に枢着
    されかつ前記開口部と重合可能に形成されてなるもの
    と、上枠であって該下枠と補強杆群を介して連結されか
    つ長手方向中央部が高く両端部が低く形成されてなるも
    のとを備える蓋枠に、防水性を有する蓋本体を張設して
    なり、 前記蓋枠の長手方向両端部のそれぞれに、流体圧シリン
    ダのピストンロッド先端部および長杆先端部を前記両端
    部の回動平面内を回動可能に枢着し、前記長杆の下方を
    短杆内に摺動自在に挿入し、前記短杆および前記流体圧
    シリンダのそれぞれを前記回動平面内を回動可能に枢支
    し、前記長杆および短杆に、前記蓋体が最大開度となっ
    た際相符号する挿通孔を穿設し、前記挿通孔を通過可能
    に形成されたピンを設けてなることを特徴とする屋外骨
    材貯蔵装置。
JP7682790U 1990-07-19 1990-07-19 屋外骨材貯蔵装置 Expired - Lifetime JPH079834Y2 (ja)

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JPH0435593U JPH0435593U (ja) 1992-03-25
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