JPH0798546A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0798546A JPH0798546A JP15664994A JP15664994A JPH0798546A JP H0798546 A JPH0798546 A JP H0798546A JP 15664994 A JP15664994 A JP 15664994A JP 15664994 A JP15664994 A JP 15664994A JP H0798546 A JPH0798546 A JP H0798546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- magnetic
- toner
- magnetic toner
- developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 磁性1成分トナーの磁化の強さを小さくした
場合においても、磁性トナーへの帯電付与の安定化を可
能とし、帯電十分な磁性トナーのみを安定に現像スリー
ブ表面に薄層コーティングし、良好な画像再現性を得
る。 【構成】 現像スリーブがその表面に担持している第1
層現像剤に加える搬送力の大きさをF1S、 第2層のそれ
をF1 、現像剤量規制部材が第1層、第2層現像剤に加
える搬送力の大きさF2S、F2 としたとき、F2S≒F
2 、F1S>F2 ≧F1 の関係を満たし、磁性トナーの含
有する磁性体の磁化の強さが10〜40emu/g、水
平方向フェレ径が0.05〜0.5μmであり、穂の本
数密度が8×104 本/cm2 、穂の長さが180μm
以下であり、磁性トナーの重量平均粒径をRμm、真密
度をρg/cm3 としたとき、像領域に搬送される現像
剤量が現像領域面の単位表面積に対して0.06Rρ以
上とする。
場合においても、磁性トナーへの帯電付与の安定化を可
能とし、帯電十分な磁性トナーのみを安定に現像スリー
ブ表面に薄層コーティングし、良好な画像再現性を得
る。 【構成】 現像スリーブがその表面に担持している第1
層現像剤に加える搬送力の大きさをF1S、 第2層のそれ
をF1 、現像剤量規制部材が第1層、第2層現像剤に加
える搬送力の大きさF2S、F2 としたとき、F2S≒F
2 、F1S>F2 ≧F1 の関係を満たし、磁性トナーの含
有する磁性体の磁化の強さが10〜40emu/g、水
平方向フェレ径が0.05〜0.5μmであり、穂の本
数密度が8×104 本/cm2 、穂の長さが180μm
以下であり、磁性トナーの重量平均粒径をRμm、真密
度をρg/cm3 としたとき、像領域に搬送される現像
剤量が現像領域面の単位表面積に対して0.06Rρ以
上とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザプリンタ
や複写機等とされる電子写真式或は静電記録式の画像形
成装置に関し、特に磁性1成分現像剤を使用する現像装
置に特徴を有する。
や複写機等とされる電子写真式或は静電記録式の画像形
成装置に関し、特に磁性1成分現像剤を使用する現像装
置に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁性1成分現像剤を用いる現像方
法として、特開昭54−43036号公報にて開示され
た、現像スリーブ上に磁性トナーを極めて薄く塗布し、
ついで、これを磁界の作用下で静電像に極めて接近さ
せ、かつ、接触させることなく対向させ、現像する方法
が知られている。
法として、特開昭54−43036号公報にて開示され
た、現像スリーブ上に磁性トナーを極めて薄く塗布し、
ついで、これを磁界の作用下で静電像に極めて接近さ
せ、かつ、接触させることなく対向させ、現像する方法
が知られている。
【0003】すなわち、図6に示すように、上記従来の
現像装置は、磁性1成分現像剤である磁性トナーTを収
容した現像容器3を備え、現像容器3内には潜像担持体
である感光ドラム15と対向した開口部に、現像スリー
ブ1aが矢印の回転方向に回転可能に設置されている。
現像スリーブ1aは、非磁性部材からなり、内側に磁石
1bが非回転に設置されている。現像容器3の奥には現
像剤搬送部材4が設置されている。又、現像容器3の開
口部の現像スリーブ1aの上方位置には磁性ブレード2
が設置され、現像スリーブ1a内の磁石1bの磁極の一
つの磁極Nと磁性ブレード2とが対向して、これにより
現像剤規制部が構成されている。磁性ブレード2は、現
像スリーブ1aとの間の距離が一定値Wになるように配
置されている。一般的に、この磁性ブレード2の距離W
は、100(μm)〜1(mm)の範囲内に設定される
ことが多い。
現像装置は、磁性1成分現像剤である磁性トナーTを収
容した現像容器3を備え、現像容器3内には潜像担持体
である感光ドラム15と対向した開口部に、現像スリー
ブ1aが矢印の回転方向に回転可能に設置されている。
現像スリーブ1aは、非磁性部材からなり、内側に磁石
1bが非回転に設置されている。現像容器3の奥には現
像剤搬送部材4が設置されている。又、現像容器3の開
口部の現像スリーブ1aの上方位置には磁性ブレード2
が設置され、現像スリーブ1a内の磁石1bの磁極の一
つの磁極Nと磁性ブレード2とが対向して、これにより
現像剤規制部が構成されている。磁性ブレード2は、現
像スリーブ1aとの間の距離が一定値Wになるように配
置されている。一般的に、この磁性ブレード2の距離W
は、100(μm)〜1(mm)の範囲内に設定される
ことが多い。
【0004】現像容器3内に収容された磁性トナーT
は、磁石1bにより現像スリーブ1a上に担持されて、
現像スリーブ1aの回転により感光ドラム15と対向し
た現像領域へ向けて搬送され、その搬送途上、現像剤規
制部で磁性ブレード2により規制されて、現像スリーブ
1a上に薄層を形成するように薄く塗布される。このト
ナー薄層の層厚は、図8に示すように、現像スリーブ1
aと磁性ブレード2との間を通る現像スリーブ1aの表
面にほぼ平行に沿ったカットラインLの位置によって決
定される。カットラインLについては後で更に述べる。
は、磁石1bにより現像スリーブ1a上に担持されて、
現像スリーブ1aの回転により感光ドラム15と対向し
た現像領域へ向けて搬送され、その搬送途上、現像剤規
制部で磁性ブレード2により規制されて、現像スリーブ
1a上に薄層を形成するように薄く塗布される。このト
ナー薄層の層厚は、図8に示すように、現像スリーブ1
aと磁性ブレード2との間を通る現像スリーブ1aの表
面にほぼ平行に沿ったカットラインLの位置によって決
定される。カットラインLについては後で更に述べる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記磁
性1成分方式による複写画像は、上述したように、磁界
の作用下に現像する方式であるので、磁界の影響等で現
像時にトナーが鎖状(一般には、「穂」と呼ばれてい
る)になりながら現像されるために、画像横方向の解像
度が縦方向に比べて悪くなり易く、例えば、現像画像後
半の非画像部のはみ出しによる解像度不良という現象が
生じ易い傾向がある。また、ベタ黒画像を現像しようと
した場合に、穂に最密充填することが難しく、穂の重な
り方によっては現像されたベタ黒画像中に隙間ができて
しまい、一様なベタ黒画像が得られないという傾向があ
った。
性1成分方式による複写画像は、上述したように、磁界
の作用下に現像する方式であるので、磁界の影響等で現
像時にトナーが鎖状(一般には、「穂」と呼ばれてい
る)になりながら現像されるために、画像横方向の解像
度が縦方向に比べて悪くなり易く、例えば、現像画像後
半の非画像部のはみ出しによる解像度不良という現象が
生じ易い傾向がある。また、ベタ黒画像を現像しようと
した場合に、穂に最密充填することが難しく、穂の重な
り方によっては現像されたベタ黒画像中に隙間ができて
しまい、一様なベタ黒画像が得られないという傾向があ
った。
【0006】又、本発明者等の調査によると、現像スリ
ーブ1aと磁性ブレード2との間を磁性トナーTが通過
する際に、磁性トナーTに電荷が付与され、且つ、電荷
付与部でのトナーの搬送並びに挙動は、以下のようにな
っていることが分かった。
ーブ1aと磁性ブレード2との間を磁性トナーTが通過
する際に、磁性トナーTに電荷が付与され、且つ、電荷
付与部でのトナーの搬送並びに挙動は、以下のようにな
っていることが分かった。
【0007】図7に示すように、現像スリーブ1aと磁
性ブレード2を結ぶ直線に垂直な平面を2つ考え、磁性
ブレード2に近い面をS1とし、現像スリーブ1aに近
い面S2とする。一般的に磁性ブレード2の幅(現像ス
リーブ1aの周方向に沿う方向の長さ)は、永久磁石1
bの磁極1bの磁極Nの幅に比べて狭くしてあるので永
久磁石1bの磁極Nからの磁界の、S1面、S2面での
それぞれの磁束密度を考えると、S1面での磁束密度
は、S2面での磁束密度より大きくなる。従って、現像
スリーブ1a上に担持された磁性トナーTは、現像スリ
ーブ1aと磁性ブレード2との間で、磁性トナーの磁化
の強さに応じた、図7の矢印の方向の力、すなわち、磁
性ブレード2に収束する磁力を受ける。
性ブレード2を結ぶ直線に垂直な平面を2つ考え、磁性
ブレード2に近い面をS1とし、現像スリーブ1aに近
い面S2とする。一般的に磁性ブレード2の幅(現像ス
リーブ1aの周方向に沿う方向の長さ)は、永久磁石1
bの磁極1bの磁極Nの幅に比べて狭くしてあるので永
久磁石1bの磁極Nからの磁界の、S1面、S2面での
それぞれの磁束密度を考えると、S1面での磁束密度
は、S2面での磁束密度より大きくなる。従って、現像
スリーブ1a上に担持された磁性トナーTは、現像スリ
ーブ1aと磁性ブレード2との間で、磁性トナーの磁化
の強さに応じた、図7の矢印の方向の力、すなわち、磁
性ブレード2に収束する磁力を受ける。
【0008】従って、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間で磁性トナーTは、図8に示すように、穂(B
状態)を形成し、かつ、その穂は、磁性ブレード2に発
して現像スリーブ1a方向に向かう穂を形成する。
2との間で磁性トナーTは、図8に示すように、穂(B
状態)を形成し、かつ、その穂は、磁性ブレード2に発
して現像スリーブ1a方向に向かう穂を形成する。
【0009】そして、磁性トナーTへの帯電付与は、現
像スリーブ1aと磁性ブレード2から形成された上記穂
の先端のトナーt1 とが接触することにより、先端のト
ナーに対して電荷が付与される。
像スリーブ1aと磁性ブレード2から形成された上記穂
の先端のトナーt1 とが接触することにより、先端のト
ナーに対して電荷が付与される。
【0010】また、現像スリーブ1aと磁性ブレード2
との間でのトナーの搬送は、以下の様になっていること
が分かった。
との間でのトナーの搬送は、以下の様になっていること
が分かった。
【0011】上述した様に、現像スリーブ1aと接触し
た穂の先端のトナーt1 には、潜像を現像するための極
性の摩擦帯電電荷が付与されるので、静電鏡映力により
現像スリーブ1a方向への力が働く。
た穂の先端のトナーt1 には、潜像を現像するための極
性の摩擦帯電電荷が付与されるので、静電鏡映力により
現像スリーブ1a方向への力が働く。
【0012】従って、穂の先端のトナーt1 は、現像ス
リーブ1aに付着し、現像スリーブ1aとの摩擦力によ
り、現像スリーブ1aの回転方向への搬送力が与えられ
る。
リーブ1aに付着し、現像スリーブ1aとの摩擦力によ
り、現像スリーブ1aの回転方向への搬送力が与えられ
る。
【0013】このとき、トナー同士には、互いにある程
度の凝集力が働いているので、穂の先端のトナー(第1
層のトナー)t1 に接しているそのすぐ上の第2層のト
ナーt2 にも、凝集力を介した搬送力が生じる。同様に
その上の第3層のトナーt3にも、凝集力を介した搬送
力が生じる。
度の凝集力が働いているので、穂の先端のトナー(第1
層のトナー)t1 に接しているそのすぐ上の第2層のト
ナーt2 にも、凝集力を介した搬送力が生じる。同様に
その上の第3層のトナーt3にも、凝集力を介した搬送
力が生じる。
【0014】しかしながら、現像スリーブ1aと磁性ブ
レード2との間では、前述のごとく、磁性ブレード2の
方向への磁力もトナーには作用している。従って、トナ
ーにかかる搬送力が、上記磁力に打ち勝つ位置、すなわ
ち、この位置を前述した図8のカットラインLとする
と、トナーTの穂はカットラインLを境にして現像スリ
ーブ1a側がちぎれて、現像スリーブ1a上に残ったト
ナーTが、現像スリーブ1aの回転方向に搬送される。
レード2との間では、前述のごとく、磁性ブレード2の
方向への磁力もトナーには作用している。従って、トナ
ーにかかる搬送力が、上記磁力に打ち勝つ位置、すなわ
ち、この位置を前述した図8のカットラインLとする
と、トナーTの穂はカットラインLを境にして現像スリ
ーブ1a側がちぎれて、現像スリーブ1a上に残ったト
ナーTが、現像スリーブ1aの回転方向に搬送される。
【0015】一方、図8にAで示された、磁性ブレード
2側に残った電荷を十分に付与されないトナーは、残存
トナーにより形成されたトナー溜りとして大きくなって
いき、磁力によりトナーを磁性ブレード2に保持し続け
ていることができなくなり、トナー溜りから十分な電荷
を持たないトナー塊が離れて現像スリーブ1aの回転方
向に搬送される。
2側に残った電荷を十分に付与されないトナーは、残存
トナーにより形成されたトナー溜りとして大きくなって
いき、磁力によりトナーを磁性ブレード2に保持し続け
ていることができなくなり、トナー溜りから十分な電荷
を持たないトナー塊が離れて現像スリーブ1aの回転方
向に搬送される。
【0016】以上が、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間を磁性トナーTが通過する際の電荷付与及び搬
送の並びにトナーの挙動である。
2との間を磁性トナーTが通過する際の電荷付与及び搬
送の並びにトナーの挙動である。
【0017】従って、上記従来例のトナー挙動と、トナ
ーへの帯電付与の過程から明らかなように、上記従来例
では、現像スリーブ1aの近傍のトナー、すなわち、現
像スリーブ1a上の第1層のトナーt1 にしか十分な帯
電電荷を付与することができず、現像スリーブ1aによ
って搬送されるトナーの一部は、必要な電荷を付与され
ないままのトナーで占められる。その結果、トナーの帯
電不安定により現像が不安定になり、安定して良好な画
像を得ることができないという問題点があった。
ーへの帯電付与の過程から明らかなように、上記従来例
では、現像スリーブ1aの近傍のトナー、すなわち、現
像スリーブ1a上の第1層のトナーt1 にしか十分な帯
電電荷を付与することができず、現像スリーブ1aによ
って搬送されるトナーの一部は、必要な電荷を付与され
ないままのトナーで占められる。その結果、トナーの帯
電不安定により現像が不安定になり、安定して良好な画
像を得ることができないという問題点があった。
【0018】一方、磁性1成分方式のもう一つの問題で
ある、現像時に磁界の影響等でトナーが鎖状になりなが
ら現像されるために生じる、画像再現性不良について
は、以下のようなことが分かった。
ある、現像時に磁界の影響等でトナーが鎖状になりなが
ら現像されるために生じる、画像再現性不良について
は、以下のようなことが分かった。
【0019】すなわち、画像再現性を解決する方法とし
て、トナーの穂を短く、且つ、密にすることが考えら
れ、その手段としては、トナー中の磁性体量の割合を減
少させる方法が容易に考えられる。
て、トナーの穂を短く、且つ、密にすることが考えら
れ、その手段としては、トナー中の磁性体量の割合を減
少させる方法が容易に考えられる。
【0020】その理由は、磁性トナーの磁化の強さが大
きいときには、磁性トナーによって形成される穂は長
く、また、現像スリーブ1a上の単位面積当たりの穂の
本数は粗の状態となり、逆に磁性トナーの磁化の強さが
小さいと、穂は短く、且つ、現像スリーブ1a上の単位
表面積当たりの穂の本数は密の状態となるからである。
きいときには、磁性トナーによって形成される穂は長
く、また、現像スリーブ1a上の単位面積当たりの穂の
本数は粗の状態となり、逆に磁性トナーの磁化の強さが
小さいと、穂は短く、且つ、現像スリーブ1a上の単位
表面積当たりの穂の本数は密の状態となるからである。
【0021】しかしながら、磁性トナーの磁化の強さを
小さくして穂が密になりすぎると、磁性トナーの結合が
解れないために、1個の穂は太く、凝集した状態にな
る。また、このトナーの凝集が生じると、カブリ等の磁
性トナーの帯電不良が生じ易くなるという問題を発生さ
せる。
小さくして穂が密になりすぎると、磁性トナーの結合が
解れないために、1個の穂は太く、凝集した状態にな
る。また、このトナーの凝集が生じると、カブリ等の磁
性トナーの帯電不良が生じ易くなるという問題を発生さ
せる。
【0022】この磁性トナーの磁化の強さと穂の形状と
の関係、また、磁性トナーの凝集とカブリの関係に関し
ては以下のように定性的に理解される。
の関係、また、磁性トナーの凝集とカブリの関係に関し
ては以下のように定性的に理解される。
【0023】すなわち、磁界下で磁化された磁性トナー
間には磁界方向に沿った引力と、磁界に垂直な方向に沿
った反発力が生じる。従って、磁性トナーの磁化の強さ
が大きいときには、磁化された磁性トナー間の上記引力
及び反発力が強いために、磁性トナーによって形成され
る穂は長く粗になり、かつ、1個の穂は細くなる。また
逆に、磁性トナーの磁化の強さが小さいときには、上記
引力及び反発力が弱いために、穂は短く密になり、か
つ、1個の穂は太く短くなり、凝集した状態となる。
間には磁界方向に沿った引力と、磁界に垂直な方向に沿
った反発力が生じる。従って、磁性トナーの磁化の強さ
が大きいときには、磁化された磁性トナー間の上記引力
及び反発力が強いために、磁性トナーによって形成され
る穂は長く粗になり、かつ、1個の穂は細くなる。また
逆に、磁性トナーの磁化の強さが小さいときには、上記
引力及び反発力が弱いために、穂は短く密になり、か
つ、1個の穂は太く短くなり、凝集した状態となる。
【0024】従って、磁性トナー中の磁性体量の割合を
減少させ磁性トナーの磁化の強さを減少させるような場
合には、穂は太く、凝集した状態になり、穂の内部にあ
るトナーは、現像剤担持体との接触機会が非常に小さく
なるために、摩擦帯電による帯電電荷を十分に得ること
ができず、結果として、トナーの帯電不安定に伴いカブ
リなどの画質劣化を引き起こし易い。
減少させ磁性トナーの磁化の強さを減少させるような場
合には、穂は太く、凝集した状態になり、穂の内部にあ
るトナーは、現像剤担持体との接触機会が非常に小さく
なるために、摩擦帯電による帯電電荷を十分に得ること
ができず、結果として、トナーの帯電不安定に伴いカブ
リなどの画質劣化を引き起こし易い。
【0025】図8のAで示した電荷を付与されないトナ
ーの溜り部分を保持する力も、磁性トナーの磁化の強さ
に依存し、磁化の強さが小さい場合には、保持力も弱く
なり、前述のトナー帯電付与の過程から明らかなよう
に、帯電不安定に伴う現象を引き起こし易い。
ーの溜り部分を保持する力も、磁性トナーの磁化の強さ
に依存し、磁化の強さが小さい場合には、保持力も弱く
なり、前述のトナー帯電付与の過程から明らかなよう
に、帯電不安定に伴う現象を引き起こし易い。
【0026】従って、単純にトナー中の磁性体量の割合
を減少させて、穂を短くしようとした場合には、上述の
方式においては、トナーの帯電不良に伴うカブリ等の画
質の劣化を引き起こし易いという問題があった。
を減少させて、穂を短くしようとした場合には、上述の
方式においては、トナーの帯電不良に伴うカブリ等の画
質の劣化を引き起こし易いという問題があった。
【0027】上述の磁性トナーの磁化の強さを弱くした
場合に起因する帯電不安定に伴う問題を解決する方法と
して、弾性体の現像剤層厚規制部材を現像剤担持体に当
接させるような、機械的な手段による帯電付与の構成が
考えられる。
場合に起因する帯電不安定に伴う問題を解決する方法と
して、弾性体の現像剤層厚規制部材を現像剤担持体に当
接させるような、機械的な手段による帯電付与の構成が
考えられる。
【0028】また、本発明者等の検討によると、上述の
磁化の強さを弱くした磁性トナーと、上述の弾性体の現
像剤層厚部材を現像剤担持体に当接させる構成を有した
現像装置による画像は、上記磁性1成分トナーが鎖状に
なりながら現像されることによる画像横方向の解像度不
良と、ベタ黒画像を現像使用とした場合に生ずる、穂の
重なりの隙間の影響によるベタ黒画像の一様性不良とい
う問題が、解消されるということを確認した。
磁化の強さを弱くした磁性トナーと、上述の弾性体の現
像剤層厚部材を現像剤担持体に当接させる構成を有した
現像装置による画像は、上記磁性1成分トナーが鎖状に
なりながら現像されることによる画像横方向の解像度不
良と、ベタ黒画像を現像使用とした場合に生ずる、穂の
重なりの隙間の影響によるベタ黒画像の一様性不良とい
う問題が、解消されるということを確認した。
【0029】しかしながら、上記構成は、弾性体の現像
剤層厚規制部材の摩耗等が生じ易く、耐久安定性に欠け
るという問題点があった。
剤層厚規制部材の摩耗等が生じ易く、耐久安定性に欠け
るという問題点があった。
【0030】従って、上述した様に、現像剤担持体の現
像剤の層厚を現像剤担持体に非接触の状態で規制し、且
つ、磁性トナーの磁化の強さを小さくした場合にも、磁
性トナーに十分な帯電付与を可能とし、画像再現性を改
善する画像形成装置にはまだ十分なものはなかった。
像剤の層厚を現像剤担持体に非接触の状態で規制し、且
つ、磁性トナーの磁化の強さを小さくした場合にも、磁
性トナーに十分な帯電付与を可能とし、画像再現性を改
善する画像形成装置にはまだ十分なものはなかった。
【0031】従って、本発明の目的は、磁性トナーの磁
化の強さを小さくした場合においても、磁性トナーへの
帯電付与の安定化を可能とし、且つ、帯電十分な磁性ト
ナーのみを安定に現像スリーブ表面に薄層コーティング
し、なおかつ、現像領域へ搬送し、更には、良好な画像
再現性を得ることのできる現像装置を備えた画像形成装
置を提供することである。
化の強さを小さくした場合においても、磁性トナーへの
帯電付与の安定化を可能とし、且つ、帯電十分な磁性ト
ナーのみを安定に現像スリーブ表面に薄層コーティング
し、なおかつ、現像領域へ搬送し、更には、良好な画像
再現性を得ることのできる現像装置を備えた画像形成装
置を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
潜像が形成される潜像担持体と、磁性体を含有する磁性
トナーを含む現像剤により前記潜像担持体上に形成され
た潜像を可視像化する現像装置とを有し、前記現像装置
が、前記現像剤を収容する現像容器と、該現像容器から
潜像を現像する現像領域に前記現像剤を搬送する現像剤
担持体と、該現像剤担持体の内部に静止配置された第1
の磁界発生手段と、前記現像剤担持体上の現像剤の塗布
量を規制する現像剤量規制部材とを備え、該現像剤量規
制部材は、前記現像剤担持体上の現像剤と接触し、前記
現像剤担持体の回転方向と同方向に回転可能に前記現像
剤担持体と間隙を介して対向配置され、第1の磁界発生
手段の磁極と協同して前記間隙に磁界を形成する第2の
磁界発生手段を備え、前記磁性トナーが、少なくとも、
前記現像剤担持体と上記現像剤量規制部材とから搬送力
を受ける構成を備えた画像形成装置において、前記現像
剤担持体がその表面に接している第1層現像剤に加える
搬送力の大きさをF1S、第1層現像剤上の第2層現像剤
に加える搬送力の大きさをF1 、前記現像剤量規制部材
が、第1層現像剤及び第2層現像剤に加える搬送力の大
きさをそれぞれF2S、F2 としたとき、F2S≒F2 、か
つ、F1S>F2 ≧F1 の関係を満たし、前記磁性トナー
が含有する磁性体は、磁場1K(Oe)における磁化の
強さσsが10〜40(emu/g)、水平方向フェレ
径が0.05〜0.5(μm)である金属酸化物で形成
され、前記現像領域における、前記現像剤担持体上に形
成される磁性トナーを含む現像剤の鎖状集合体の本数密
度が8×104 本/cm2 以上、且つ該鎖状集合体の長
さが180μm以下であり、前記磁性トナーの重量平均
粒径をR(μm)、真密度をρ(g/cm3 )としたと
き、前記現像領域に搬送される現像剤量が、前記潜像担
持体の現像領域面の単位表面積に対して、0.06Rρ
(mg/cm2 )以上であることを特徴とする画像形成
装置である。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
潜像が形成される潜像担持体と、磁性体を含有する磁性
トナーを含む現像剤により前記潜像担持体上に形成され
た潜像を可視像化する現像装置とを有し、前記現像装置
が、前記現像剤を収容する現像容器と、該現像容器から
潜像を現像する現像領域に前記現像剤を搬送する現像剤
担持体と、該現像剤担持体の内部に静止配置された第1
の磁界発生手段と、前記現像剤担持体上の現像剤の塗布
量を規制する現像剤量規制部材とを備え、該現像剤量規
制部材は、前記現像剤担持体上の現像剤と接触し、前記
現像剤担持体の回転方向と同方向に回転可能に前記現像
剤担持体と間隙を介して対向配置され、第1の磁界発生
手段の磁極と協同して前記間隙に磁界を形成する第2の
磁界発生手段を備え、前記磁性トナーが、少なくとも、
前記現像剤担持体と上記現像剤量規制部材とから搬送力
を受ける構成を備えた画像形成装置において、前記現像
剤担持体がその表面に接している第1層現像剤に加える
搬送力の大きさをF1S、第1層現像剤上の第2層現像剤
に加える搬送力の大きさをF1 、前記現像剤量規制部材
が、第1層現像剤及び第2層現像剤に加える搬送力の大
きさをそれぞれF2S、F2 としたとき、F2S≒F2 、か
つ、F1S>F2 ≧F1 の関係を満たし、前記磁性トナー
が含有する磁性体は、磁場1K(Oe)における磁化の
強さσsが10〜40(emu/g)、水平方向フェレ
径が0.05〜0.5(μm)である金属酸化物で形成
され、前記現像領域における、前記現像剤担持体上に形
成される磁性トナーを含む現像剤の鎖状集合体の本数密
度が8×104 本/cm2 以上、且つ該鎖状集合体の長
さが180μm以下であり、前記磁性トナーの重量平均
粒径をR(μm)、真密度をρ(g/cm3 )としたと
き、前記現像領域に搬送される現像剤量が、前記潜像担
持体の現像領域面の単位表面積に対して、0.06Rρ
(mg/cm2 )以上であることを特徴とする画像形成
装置である。
【0033】磁性トナーの重量平均粒径をR(μm)と
したとき、R≧7.5の場合、磁性トナー中の磁性体含
有量は30〜60(wt%)であることが好ましい。
したとき、R≧7.5の場合、磁性トナー中の磁性体含
有量は30〜60(wt%)であることが好ましい。
【0034】前記磁性トナー中の磁性体含有量をWT
(wt%)、トナーの重量平均粒径をR(μm)とした
とき、R≦7.5の場合、WT=−(10/3)R+
(70±15)を満足することが好ましい。
(wt%)、トナーの重量平均粒径をR(μm)とした
とき、R≦7.5の場合、WT=−(10/3)R+
(70±15)を満足することが好ましい。
【0035】前記現像剤担持体表面に接している磁性ト
ナーの、前記現像剤担持体より受ける搬送力の主たる力
は、磁性トナーの帯電電荷量に依存する力であることが
好ましい。
ナーの、前記現像剤担持体より受ける搬送力の主たる力
は、磁性トナーの帯電電荷量に依存する力であることが
好ましい。
【0036】前記現像剤担持体表面から磁性トナーに与
えられる搬送力の方向と、前記現像剤量規制部材から磁
性トナーに与えられる搬送力の方向が、異方向であって
もよい。
えられる搬送力の方向と、前記現像剤量規制部材から磁
性トナーに与えられる搬送力の方向が、異方向であって
もよい。
【0037】前記現像剤量規制部材は、内部に永久磁石
を有する非磁性部材で構成され、且つ、前記現像剤担持
体に近接して回転可能に設けられることが好ましい。
を有する非磁性部材で構成され、且つ、前記現像剤担持
体に近接して回転可能に設けられることが好ましい。
【0038】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。次に説明する実施例にては、
本発明は、例えば図5に示されるような電子写真式画像
形成装置に具現化するものとして説明するが、これに限
定されるものではない。又、前出の部材と同一の部材に
ついては同一符号を付すものとする。
して更に詳しく説明する。次に説明する実施例にては、
本発明は、例えば図5に示されるような電子写真式画像
形成装置に具現化するものとして説明するが、これに限
定されるものではない。又、前出の部材と同一の部材に
ついては同一符号を付すものとする。
【0039】図5において、電子写真式画像形成装置
は、静電潜像担持体としてのドラム状の電子写真感光体
15を回転自在に設け、この感光体15を帯電器12で
一様に帯電し、次に例えばレーザーのような発光素子1
3によって情報信号を露光し、静電潜像を形成し、現像
装置10で可視化する。次に転写帯電器14で転写紙1
6へ転写し、更に定着装置17により定着する。又、感
光体15上の転写残トナーはクリーニング装置11によ
り除去される。
は、静電潜像担持体としてのドラム状の電子写真感光体
15を回転自在に設け、この感光体15を帯電器12で
一様に帯電し、次に例えばレーザーのような発光素子1
3によって情報信号を露光し、静電潜像を形成し、現像
装置10で可視化する。次に転写帯電器14で転写紙1
6へ転写し、更に定着装置17により定着する。又、感
光体15上の転写残トナーはクリーニング装置11によ
り除去される。
【0040】以下に、実施例に用いた磁性トナーの構成
について更に詳しく説明する。
について更に詳しく説明する。
【0041】トナーの結着樹脂としては、ポリスチレ
ン、ポリp−クロルスチレン、ポリビニルトルエン、ス
チレン−pクロスチレン共重合体、スチレンビニル−ト
ルエン共重合体等のスチレン及びその置換体の単独重合
体及びそれらの共重合体;スチレン−アクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−アクリルn−ブチル共重合体等のスチレンとアク
リル酸エステルとの共重合体;スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸n−ブチル共重合体等のス
チレンとメタクリル酸エステルとの共重合体;スチレン
とアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルとの多
元共重合体;その他スチレン−アクリルニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共
重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のス
チレンと他のビニル系重合性単畳体とのスチレン系共重
合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリ
レート、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、ポリアミド、
エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル
酸、フェノール樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹
脂、石油樹脂、塩素化パラフィン等が単独または混合し
て使用できる。
ン、ポリp−クロルスチレン、ポリビニルトルエン、ス
チレン−pクロスチレン共重合体、スチレンビニル−ト
ルエン共重合体等のスチレン及びその置換体の単独重合
体及びそれらの共重合体;スチレン−アクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−アクリルn−ブチル共重合体等のスチレンとアク
リル酸エステルとの共重合体;スチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸n−ブチル共重合体等のス
チレンとメタクリル酸エステルとの共重合体;スチレン
とアクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルとの多
元共重合体;その他スチレン−アクリルニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共
重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のス
チレンと他のビニル系重合性単畳体とのスチレン系共重
合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリ
レート、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、ポリアミド、
エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル
酸、フェノール樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹
脂、石油樹脂、塩素化パラフィン等が単独または混合し
て使用できる。
【0042】特に圧力定着方式に供せられるトナー用の
結着樹脂として、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−アクリル酸エステル共重合体、高級脂肪酸、ポリアミ
ド樹脂、ポリエステル樹脂等が単独または混合して使用
できる。用いる重合体、共重合体、あるいはポリマーブ
レンドは、スチレンに代表されるビニル芳香族系または
アクリル系のモノマーを40%以上の量で含有すると、
より望ましい結果が得られる。
結着樹脂として、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−アクリル酸エステル共重合体、高級脂肪酸、ポリアミ
ド樹脂、ポリエステル樹脂等が単独または混合して使用
できる。用いる重合体、共重合体、あるいはポリマーブ
レンドは、スチレンに代表されるビニル芳香族系または
アクリル系のモノマーを40%以上の量で含有すると、
より望ましい結果が得られる。
【0043】トナーには、任意の適当な顔料や染料が着
色剤として使用できる。例えば、カーボンブラック、フ
タロシアニンブルー、群青、キナクリドン、ベンジジン
イエロー等の公知の染顔料がある。
色剤として使用できる。例えば、カーボンブラック、フ
タロシアニンブルー、群青、キナクリドン、ベンジジン
イエロー等の公知の染顔料がある。
【0044】実施例に用いられる磁性体を含有するトナ
ーの製法としては従来知られた方法でよい。すなわち、
結着樹脂、荷電制御剤、着色剤、磁性体、他添加剤をヘ
ンシェルミキサー等で予め粉体混合し、ついで、これを
150℃位に熱したロールミルで約30分間混練し、混
練物を得、冷却後、粉砕、必要に応じて分級しトナー組
成物を得る。
ーの製法としては従来知られた方法でよい。すなわち、
結着樹脂、荷電制御剤、着色剤、磁性体、他添加剤をヘ
ンシェルミキサー等で予め粉体混合し、ついで、これを
150℃位に熱したロールミルで約30分間混練し、混
練物を得、冷却後、粉砕、必要に応じて分級しトナー組
成物を得る。
【0045】必要に応じて、流動性付与剤、潤滑剤、研
磨剤、クリーニング助剤、抵抗調節剤、荷電制御剤など
をを内添あるいは外添してもかまわない。
磨剤、クリーニング助剤、抵抗調節剤、荷電制御剤など
をを内添あるいは外添してもかまわない。
【0046】トナーの帯電量も適正でないと良好な画像
が得られない。トナーの帯電量は、ブローオフ測定法に
より求めた。測定機は、東芝ケミカル社製のものを用い
た。キャリアは、EFV200/300(日本製粉社
製)を用い、トナー濃度2wt%で、混合時間は約2分
とした。このときの測定値の絶対値が5〜50μc/g
がよい。好ましくは、5〜40μc/gである。5μc
/gである。5μc/gである。5μc/g未満である
と、画像の鮮鋭さが悪くなり、背景部のカブリを生じ
る。さらに、高温高湿環境下では、画像濃度の低下など
が問題となってくる。50μc/gより大きいと、静電
凝集力が大きくなり穂がほぐれにくくなり、画質が低下
する。特に、低温低湿環境下ではトナー担持体との鏡映
力が必要以上に大きくなるため、画像濃度の低下等が生
じる。
が得られない。トナーの帯電量は、ブローオフ測定法に
より求めた。測定機は、東芝ケミカル社製のものを用い
た。キャリアは、EFV200/300(日本製粉社
製)を用い、トナー濃度2wt%で、混合時間は約2分
とした。このときの測定値の絶対値が5〜50μc/g
がよい。好ましくは、5〜40μc/gである。5μc
/gである。5μc/gである。5μc/g未満である
と、画像の鮮鋭さが悪くなり、背景部のカブリを生じ
る。さらに、高温高湿環境下では、画像濃度の低下など
が問題となってくる。50μc/gより大きいと、静電
凝集力が大きくなり穂がほぐれにくくなり、画質が低下
する。特に、低温低湿環境下ではトナー担持体との鏡映
力が必要以上に大きくなるため、画像濃度の低下等が生
じる。
【0047】また、一般的に、トナーの帯電量、即ち、
上述したトナーの比電荷Q/Mは、トナー1個の半径を
R、帯電量をQ、密度をρとおくと、 Q/M=3Q/4πρR3 と表わせる。一般的な磁性1成分トナーの、トナー中の
磁性体の密度は、結着樹脂の密度に比べるとその値は数
倍大きい。従って、トナー密度ρは、トナー中の磁性体
量を減少させるとそれに伴い減少し、比電荷は逆に増加
する。よく知られているように、比電荷の上昇は画像濃
度薄を引き起こしやすい。特に、上式から明らかなよう
に、トナー粒径を小粒径化するにつれその傾向は顕著に
なる。本発明者等の検討によると、上述の帯電量の条件
を満たすためには、磁性トナー中の磁性体含有量をWT
(wt%)、磁性トナーの重量平均粒径をR(μm)と
した場合に、R≧7.5のとき、WTが30〜60(w
t%)である構成とすることが好ましく、R≦7.5の
とき、WT=−(10/3)R+(70±15)を満足
する構成とすることが好ましいことが確認された。
上述したトナーの比電荷Q/Mは、トナー1個の半径を
R、帯電量をQ、密度をρとおくと、 Q/M=3Q/4πρR3 と表わせる。一般的な磁性1成分トナーの、トナー中の
磁性体の密度は、結着樹脂の密度に比べるとその値は数
倍大きい。従って、トナー密度ρは、トナー中の磁性体
量を減少させるとそれに伴い減少し、比電荷は逆に増加
する。よく知られているように、比電荷の上昇は画像濃
度薄を引き起こしやすい。特に、上式から明らかなよう
に、トナー粒径を小粒径化するにつれその傾向は顕著に
なる。本発明者等の検討によると、上述の帯電量の条件
を満たすためには、磁性トナー中の磁性体含有量をWT
(wt%)、磁性トナーの重量平均粒径をR(μm)と
した場合に、R≧7.5のとき、WTが30〜60(w
t%)である構成とすることが好ましく、R≦7.5の
とき、WT=−(10/3)R+(70±15)を満足
する構成とすることが好ましいことが確認された。
【0048】また、実施例の構成における、現像剤担持
体上に担持される磁性トナーのコート状態について以下
に詳しく説明する。
体上に担持される磁性トナーのコート状態について以下
に詳しく説明する。
【0049】本発明者等の検討によれば、上記従来例の
現像領域における上記現像剤スリーブ1aの上記磁性ト
ナーの穂の状態と磁性トナーの磁化の強さとの間には、
穂の長さが、磁性トナーの磁化の強さに応じて長くな
り、穂の密度は、磁性トナーの磁化の強さに応じて粗に
なるという相関関係があることが確認された。
現像領域における上記現像剤スリーブ1aの上記磁性ト
ナーの穂の状態と磁性トナーの磁化の強さとの間には、
穂の長さが、磁性トナーの磁化の強さに応じて長くな
り、穂の密度は、磁性トナーの磁化の強さに応じて粗に
なるという相関関係があることが確認された。
【0050】また、磁性トナーの穂の状態と磁性トナー
の帯電状態との間には、穂の長さが、磁性トナーの平均
帯電電荷量の絶対値に逆比例して短くなり、穂の密度
は、磁性トナーの帯電電荷量分布における、所望の帯電
極性、即ち正規極性とは反対の逆極性に帯電したトナー
量の増加に逆比例して粗になり、穂の太さは、上記逆極
性に帯電したトナー量の像かに応じて太くなる、という
相関関係があることが確認された。
の帯電状態との間には、穂の長さが、磁性トナーの平均
帯電電荷量の絶対値に逆比例して短くなり、穂の密度
は、磁性トナーの帯電電荷量分布における、所望の帯電
極性、即ち正規極性とは反対の逆極性に帯電したトナー
量の増加に逆比例して粗になり、穂の太さは、上記逆極
性に帯電したトナー量の像かに応じて太くなる、という
相関関係があることが確認された。
【0051】また、磁性トナーの穂の状態と磁性トナー
の平均粒径との間には、穂の長さが、磁性トナーの平均
粒径を小さくするのに応じて短くなるという相関関係が
あることが確認された。
の平均粒径との間には、穂の長さが、磁性トナーの平均
粒径を小さくするのに応じて短くなるという相関関係が
あることが確認された。
【0052】更に詳しく述べると、上記現像剤担持体と
上記潜像担持体との間で形成される現像領域部分におい
て、良質な画像再現性を得るための、上記現像剤担持体
上に担持される磁性トナーの鎖状集合体、即ち、穂の適
正条件は、以下のようであることを見出した。
上記潜像担持体との間で形成される現像領域部分におい
て、良質な画像再現性を得るための、上記現像剤担持体
上に担持される磁性トナーの鎖状集合体、即ち、穂の適
正条件は、以下のようであることを見出した。
【0053】即ち、現像スリーブ1aの磁石1bの磁極
により形成される磁界の上記現像剤担持体上の磁束密度
が1000Gのところにおいて、該穂の長さが180μ
m以下で、現像画像後半の非画像部の穂のはみ出しによ
る解像度不良が解消されることを見出した。
により形成される磁界の上記現像剤担持体上の磁束密度
が1000Gのところにおいて、該穂の長さが180μ
m以下で、現像画像後半の非画像部の穂のはみ出しによ
る解像度不良が解消されることを見出した。
【0054】また、穂の単位面積当たりの本数密度が、
8×104 本/cm2 以上の時に、帯電不安定によるカ
ブリの問題が解消されることを見出した。
8×104 本/cm2 以上の時に、帯電不安定によるカ
ブリの問題が解消されることを見出した。
【0055】特に好ましくは、該磁性トナーの穂の長さ
が160μm以下、穂の本数密度が、10×104 本/
cm2 以上、に調整することが、画像再現性をより安定
にして良好にされる条件であることを見出した。
が160μm以下、穂の本数密度が、10×104 本/
cm2 以上、に調整することが、画像再現性をより安定
にして良好にされる条件であることを見出した。
【0056】従って、本発明の構成において、上記現像
剤担持体と上記潜像担持体との間で形成される現像領域
部分において、上記現像剤担持体上に担持される磁性ト
ナーの鎖状集合体、即ち、穂の単位面積当たりの本数密
度が、8×104 本/cm2以上であり、且つ、該穂の
長さが180μm以下になるように調整されている。
剤担持体と上記潜像担持体との間で形成される現像領域
部分において、上記現像剤担持体上に担持される磁性ト
ナーの鎖状集合体、即ち、穂の単位面積当たりの本数密
度が、8×104 本/cm2以上であり、且つ、該穂の
長さが180μm以下になるように調整されている。
【0057】磁性体の粒径はトナーの帯電量、着色力な
どに関係する。磁性体の粒径は水平方向フェレ径で示
す。測定は、透過型電子顕微鏡により得られた、1万倍
の磁性体の写真を4倍に拡大し、4万倍の写真とした
後、ランダムに250個の磁性体を選び、その径を実測
し平均粒径を求めるものである。平均粒径は、0.05
〜0.5μmである。
どに関係する。磁性体の粒径は水平方向フェレ径で示
す。測定は、透過型電子顕微鏡により得られた、1万倍
の磁性体の写真を4倍に拡大し、4万倍の写真とした
後、ランダムに250個の磁性体を選び、その径を実測
し平均粒径を求めるものである。平均粒径は、0.05
〜0.5μmである。
【0058】好ましくは、0.08〜0.4μm、さら
に好ましくは、0.1〜0.4μmである。平均粒径
0.05μm未満であると帯電制御が難しく、また、酸
化され易くなるためにハンドリング性に劣る。平均粒径
0.5μmよりも大きいと着色力が不十分で、またトナ
ーの帯電も不均一となるための背景部のカブリなどが発
生し易くなる場合がある。
に好ましくは、0.1〜0.4μmである。平均粒径
0.05μm未満であると帯電制御が難しく、また、酸
化され易くなるためにハンドリング性に劣る。平均粒径
0.5μmよりも大きいと着色力が不十分で、またトナ
ーの帯電も不均一となるための背景部のカブリなどが発
生し易くなる場合がある。
【0059】すなわち、実施例の構成においては、磁性
トナーが含有する磁性体を、水平方向フェレ径が0.0
5〜0.5μmである金属酸化物で形成される構成と
し、且つ、該磁性体の磁場1K(Oe)における磁化の
強さσsを10〜40(emu/g)とし、磁性トナー
中の磁性体含有量をWT(wt%)、磁性トナーの重量
平均粒径をR(μm)とした場合に、R≧7.5の時
に、WTが30〜60(wt%)、R≦7.5の時に、
WT=−(10/3)R+(70±15)(wt%)、
とすることにより上記穂の条件が充分に達成できること
を見出し、この範囲内に調整している。
トナーが含有する磁性体を、水平方向フェレ径が0.0
5〜0.5μmである金属酸化物で形成される構成と
し、且つ、該磁性体の磁場1K(Oe)における磁化の
強さσsを10〜40(emu/g)とし、磁性トナー
中の磁性体含有量をWT(wt%)、磁性トナーの重量
平均粒径をR(μm)とした場合に、R≧7.5の時
に、WTが30〜60(wt%)、R≦7.5の時に、
WT=−(10/3)R+(70±15)(wt%)、
とすることにより上記穂の条件が充分に達成できること
を見出し、この範囲内に調整している。
【0060】また、本発明者等の検討によれば、画像濃
度に関する条件は以下のようであれば十分であることが
分かった。すなわち、同一画像濃度を出すために必要な
磁性トナーの量は、一般的に図9に示すように、該磁性
トナーの粒径に依存し、該粒径の小さい磁性トナーの方
が少ないトナー量ですむ。
度に関する条件は以下のようであれば十分であることが
分かった。すなわち、同一画像濃度を出すために必要な
磁性トナーの量は、一般的に図9に示すように、該磁性
トナーの粒径に依存し、該粒径の小さい磁性トナーの方
が少ないトナー量ですむ。
【0061】また、本発明者等の検討によると、画像濃
度と磁性トナー量との関係は、該磁性トナーの粒径及び
密度規格化が可能であり、規格化の定数を0.06Rρ
(mg/cm2 )とし、該潜像担持体上の現像トナー量
を前述の規格化定数で割った値を規格化トナー量とする
と、図10に示すように、画像濃度と規格化トナー量と
の関係は、該磁性トナーの粒径及び密度にかかわらず、
ほぼ同一直線上にのることを見出した。また、該潜像担
持体の現像トナー量が、0.06Rρ(mg/cm2 )
以上であることが十分な画像濃度を出すための条件であ
ることを見出した。
度と磁性トナー量との関係は、該磁性トナーの粒径及び
密度規格化が可能であり、規格化の定数を0.06Rρ
(mg/cm2 )とし、該潜像担持体上の現像トナー量
を前述の規格化定数で割った値を規格化トナー量とする
と、図10に示すように、画像濃度と規格化トナー量と
の関係は、該磁性トナーの粒径及び密度にかかわらず、
ほぼ同一直線上にのることを見出した。また、該潜像担
持体の現像トナー量が、0.06Rρ(mg/cm2 )
以上であることが十分な画像濃度を出すための条件であ
ることを見出した。
【0062】従って、実施例の構成においては、該磁性
トナーの重量平均粒径をR(μm)、真密度をρ(g/
cm3 )とするときに、上記現像剤担持体と上記潜像担
持体との間で形成される現像領域部分に搬送される該現
像剤量が、該潜像担持体の現像領域面の単位表面積に対
して、0.06Rρ(mg/cm2 )以上になるように
調整されている。
トナーの重量平均粒径をR(μm)、真密度をρ(g/
cm3 )とするときに、上記現像剤担持体と上記潜像担
持体との間で形成される現像領域部分に搬送される該現
像剤量が、該潜像担持体の現像領域面の単位表面積に対
して、0.06Rρ(mg/cm2 )以上になるように
調整されている。
【0063】実施例で用いた磁性トナーの磁化の強さ、
すなわち、飽和磁化ρsは、磁場1K(Oe)の時の値
を用いている。この理由は以下による。
すなわち、飽和磁化ρsは、磁場1K(Oe)の時の値
を用いている。この理由は以下による。
【0064】上述したように該穂の長さは、該磁性体の
磁気特性と磁場の強さに依存する。従って、本発明に用
いた上記現像装置の、上記現像剤担持体の内部に配設さ
れた磁石による磁場は、上記現像剤担持体の表面で最大
1K(Oe)程度であるため、上記磁場1K(Oe)程
度であるため、上記磁場1K(Oe)での磁化の強さ
が、上記現像装置内での磁性トナーの磁気特性を考える
上では最も適している値であり、また、上記磁性トナー
の磁化の強さは、上記磁場の大きさでほぼ飽和値に達し
ていたため、上記磁場1K(Oe)の値を採用した。
磁気特性と磁場の強さに依存する。従って、本発明に用
いた上記現像装置の、上記現像剤担持体の内部に配設さ
れた磁石による磁場は、上記現像剤担持体の表面で最大
1K(Oe)程度であるため、上記磁場1K(Oe)程
度であるため、上記磁場1K(Oe)での磁化の強さ
が、上記現像装置内での磁性トナーの磁気特性を考える
上では最も適している値であり、また、上記磁性トナー
の磁化の強さは、上記磁場の大きさでほぼ飽和値に達し
ていたため、上記磁場1K(Oe)の値を採用した。
【0065】また、磁気力の測定は、東英工業社製のV
SMを用いた。トナーの粒度分布は種々の方法によって
測定できるが、本発明においてはコールターカウンター
を用いて行なった。すなわち、測定装置としてはコール
ターカウンター社製TA−II型機を用い、個数分布、体
積分布を出力するインターフェイス及びパーソナルコン
ピュータを接続し、測定用の電解液としては、一級塩化
ナトリウムを用いて1%Nacl水溶液に調整されたも
のを用いた。
SMを用いた。トナーの粒度分布は種々の方法によって
測定できるが、本発明においてはコールターカウンター
を用いて行なった。すなわち、測定装置としてはコール
ターカウンター社製TA−II型機を用い、個数分布、体
積分布を出力するインターフェイス及びパーソナルコン
ピュータを接続し、測定用の電解液としては、一級塩化
ナトリウムを用いて1%Nacl水溶液に調整されたも
のを用いた。
【0066】測定法としては、上記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン酸塩0.1〜5ml加え、更に
測定試料0.5〜50mgを加える。試料を懸濁した電
解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行な
い、上記コールターカウンター社製TA−II型機によ
り、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用
い、個数を基準として2〜40μmの粒度分布を測定
し、それから本発明に関わるところの値、即ち、粒度は
重量平均径、変化係数は体積分布の標準偏差を体積平均
径で割ったものに100を掛けたものをだした。
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン酸塩0.1〜5ml加え、更に
測定試料0.5〜50mgを加える。試料を懸濁した電
解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行な
い、上記コールターカウンター社製TA−II型機によ
り、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用
い、個数を基準として2〜40μmの粒度分布を測定
し、それから本発明に関わるところの値、即ち、粒度は
重量平均径、変化係数は体積分布の標準偏差を体積平均
径で割ったものに100を掛けたものをだした。
【0067】上記穂及び穂の単位面積当たりの本数密度
の定義は、上記磁性トナーの上述の測定法による重量平
均径R(μm)に対して、該現像剤担持体の現像領域部
分、即ち、現像スリーブ1a内の磁石1bの磁極により
形成される磁界の上記現像剤担持体上の磁束密度100
0Gのところにおいて、該現像剤担持体上の約4R(μ
m)上方部分以上にまで存在する該磁性トナーの集合体
を穂とし、また、該現像剤担持体上の約4R(μm)上
方部分に存在する穂の密度を本数密度とした。
の定義は、上記磁性トナーの上述の測定法による重量平
均径R(μm)に対して、該現像剤担持体の現像領域部
分、即ち、現像スリーブ1a内の磁石1bの磁極により
形成される磁界の上記現像剤担持体上の磁束密度100
0Gのところにおいて、該現像剤担持体上の約4R(μ
m)上方部分以上にまで存在する該磁性トナーの集合体
を穂とし、また、該現像剤担持体上の約4R(μm)上
方部分に存在する穂の密度を本数密度とした。
【0068】該穂の定義は以下の理由による。該磁性ト
ナーの磁気特性が同等でも、該穂の長さには分布があ
り、また、上述したように該磁性トナーの粒径により穂
の長さが異なるために、測定位置を一定とすると、必然
的に粒径の小さいトナーは、穂の密度が小さくなってし
まう。従って、測定位置は、粒径に比例した補正が必要
となる。また、上記測定位置とした理由は、磁性トナー
が実質的に単体(1個、或は、数個の隣接状態)で上記
現像剤担持体上に担持されている場合は穂を形成してい
ないために、上記実質的に単体で担持されている磁性ト
ナーを穂の本数密度として計測することを避けるためで
ある。
ナーの磁気特性が同等でも、該穂の長さには分布があ
り、また、上述したように該磁性トナーの粒径により穂
の長さが異なるために、測定位置を一定とすると、必然
的に粒径の小さいトナーは、穂の密度が小さくなってし
まう。従って、測定位置は、粒径に比例した補正が必要
となる。また、上記測定位置とした理由は、磁性トナー
が実質的に単体(1個、或は、数個の隣接状態)で上記
現像剤担持体上に担持されている場合は穂を形成してい
ないために、上記実質的に単体で担持されている磁性ト
ナーを穂の本数密度として計測することを避けるためで
ある。
【0069】また、該現像剤担持体上の本数密度の測定
方法は、現像剤担持体上の上方約4R(μm)の位置
に、倍率100倍とした光学顕微鏡の焦点を合わせ、位
置に存在する穂の単位面積当たりの本数密度を測定し
た。
方法は、現像剤担持体上の上方約4R(μm)の位置
に、倍率100倍とした光学顕微鏡の焦点を合わせ、位
置に存在する穂の単位面積当たりの本数密度を測定し
た。
【0070】また、該磁性トナーの穂の長さの測定は、
光学顕微鏡の倍率を2000倍とし、被写界深度の浅い
状態にし、該顕微鏡の焦点を現像剤担持体上から上方に
走査させ、穂の先端に焦点があうまでの、該焦点部分の
移動距離を測定することにより穂の長さを測定した。
光学顕微鏡の倍率を2000倍とし、被写界深度の浅い
状態にし、該顕微鏡の焦点を現像剤担持体上から上方に
走査させ、穂の先端に焦点があうまでの、該焦点部分の
移動距離を測定することにより穂の長さを測定した。
【0071】後述する実施例及び比較例に用いる磁性ト
ナーに用いた磁性体に関するデータを下記の表1に示
す。
ナーに用いた磁性体に関するデータを下記の表1に示
す。
【0072】
【表1】
【0073】また、後述する実施例並びに磁性トナーを
下記の表2に示す。
下記の表2に示す。
【0074】
【表2】
【0075】実施例1 次に、図1を参照して、本発明による画像形成装置の現
像装置の第1実施例について説明する。
像装置の第1実施例について説明する。
【0076】図1において、現像装置10は、潜像担持
体である感光ドラム15に対向し、現像容器3の開口部
に矢印方向に回転可能に配設された現像剤担持体である
非磁性金属部材の現像スリーブ1a、および現像スリー
ブ1aの内部に配設された第1の磁界発生手段たる永久
磁石1bを備えている。又、現像容器3内には磁性トナ
ーが収容され、更に磁性トナーを現像スリーブ1a方向
に搬送する搬送部材4a、4bが設けられている。又、
現像容器3内には現像スリーブ1aに近接して円筒状の
現像剤量規制部材6が配設され、現像剤量規制部材6の
近傍には一端をその表面に当接してトナーを掻き落とす
ためのスクレーパ7が取り付けられている。
体である感光ドラム15に対向し、現像容器3の開口部
に矢印方向に回転可能に配設された現像剤担持体である
非磁性金属部材の現像スリーブ1a、および現像スリー
ブ1aの内部に配設された第1の磁界発生手段たる永久
磁石1bを備えている。又、現像容器3内には磁性トナ
ーが収容され、更に磁性トナーを現像スリーブ1a方向
に搬送する搬送部材4a、4bが設けられている。又、
現像容器3内には現像スリーブ1aに近接して円筒状の
現像剤量規制部材6が配設され、現像剤量規制部材6の
近傍には一端をその表面に当接してトナーを掻き落とす
ためのスクレーパ7が取り付けられている。
【0077】現像剤量規制部材6は、矢印方向に回転可
能な外筒部の非磁性部材6aと、この非磁性部材6aの
内部に配設固定された第2の磁界発生手段たる永久磁石
6bとを有し、現像領域に対して、現像スリーブ1aの
回転方向上流側に配され、且つ、非磁性部材6aの回転
方向aは、現像スリーブ1aの回転方向bと同方向とさ
れている。
能な外筒部の非磁性部材6aと、この非磁性部材6aの
内部に配設固定された第2の磁界発生手段たる永久磁石
6bとを有し、現像領域に対して、現像スリーブ1aの
回転方向上流側に配され、且つ、非磁性部材6aの回転
方向aは、現像スリーブ1aの回転方向bと同方向とさ
れている。
【0078】なお、現像スリーブ1a内の永久磁石1b
はそれぞれ3個ずつ交互に配設されたN極とS極とを有
し、一方、現像剤量規制部材6の永久磁石6bは各1個
のN極とS極とを有している。このとき、両者の対向部
分の磁極が異極となるように、即ち、図1に示すよう
に、現像スリーブ1a内の永久磁石1bの磁極N1と現
像剤量規制部材6の永久磁石6bの磁極S4とが近接対
向するように配置されている。
はそれぞれ3個ずつ交互に配設されたN極とS極とを有
し、一方、現像剤量規制部材6の永久磁石6bは各1個
のN極とS極とを有している。このとき、両者の対向部
分の磁極が異極となるように、即ち、図1に示すよう
に、現像スリーブ1a内の永久磁石1bの磁極N1と現
像剤量規制部材6の永久磁石6bの磁極S4とが近接対
向するように配置されている。
【0079】また、現像剤量規制部材6の磁極S4及び
現像スリーブ1a内の磁極N1の大きさは、磁極S4の
幅が磁極N1の幅よりも狭くなるように設定され、これ
により磁極N1とS4との間に形成される磁場の磁束密
度は、現像スリーブ1aから現像剤量規制部材6側へい
くほど大きくなるように変化する。
現像スリーブ1a内の磁極N1の大きさは、磁極S4の
幅が磁極N1の幅よりも狭くなるように設定され、これ
により磁極N1とS4との間に形成される磁場の磁束密
度は、現像スリーブ1aから現像剤量規制部材6側へい
くほど大きくなるように変化する。
【0080】上記のような構成とすることにより、前出
の図7を参照して説明したのと同様な理由で、現像剤量
規制部材6と現像スリーブ1aとの間に存在する磁性ト
ナーTには、現像スリーブ1aから現像剤量規制部材6
側への磁界による力が働く。
の図7を参照して説明したのと同様な理由で、現像剤量
規制部材6と現像スリーブ1aとの間に存在する磁性ト
ナーTには、現像スリーブ1aから現像剤量規制部材6
側への磁界による力が働く。
【0081】また、図1に示すように、非磁性部材6a
が現像スリーブ1aの回転方向bとと同方向aに回転す
ることにより、磁性トナーTには、上記磁界による力と
非磁性部材6aとの摩擦力、及び磁性トナー間の摩擦力
により、現像剤量規制部材6から現像容器3内方向への
搬送力が与えられる。
が現像スリーブ1aの回転方向bとと同方向aに回転す
ることにより、磁性トナーTには、上記磁界による力と
非磁性部材6aとの摩擦力、及び磁性トナー間の摩擦力
により、現像剤量規制部材6から現像容器3内方向への
搬送力が与えられる。
【0082】また、上述したように現像スリーブ1aに
接触している磁性トナーTには、現像スリーブ1aとの
摩擦帯電により帯電電荷が与えられる。帯電電荷を得た
磁性トナーTには、鏡映力による現像スリーブ1a方向
への力が働き、現像スリーブ1aとの摩擦力により、現
像スリーブ1aの回転方向bへの搬送力が与えられる。
接触している磁性トナーTには、現像スリーブ1aとの
摩擦帯電により帯電電荷が与えられる。帯電電荷を得た
磁性トナーTには、鏡映力による現像スリーブ1a方向
への力が働き、現像スリーブ1aとの摩擦力により、現
像スリーブ1aの回転方向bへの搬送力が与えられる。
【0083】従って、図1に示す現像装置10において
は、図2に示すように、現像剤量規制部に存在する磁性
トナーTのうち、現像スリーブ1aに接触している磁性
トナーt1 には、磁性トナーTの帯電電荷量に依存した
搬送力(F1s)と現像剤量規制部材6からの搬送力(F
2S)とが、搬送力の主な力として与えられる。
は、図2に示すように、現像剤量規制部に存在する磁性
トナーTのうち、現像スリーブ1aに接触している磁性
トナーt1 には、磁性トナーTの帯電電荷量に依存した
搬送力(F1s)と現像剤量規制部材6からの搬送力(F
2S)とが、搬送力の主な力として与えられる。
【0084】また、現像スリーブ1aに接触していない
磁性トナーt2 には、磁性トナー間の凝集力を介して、
現像スリーブ1aからの搬送力(F1 )と現像剤量規制
部材6からの搬送力(F2 )とが、搬送力の主の力とし
て与えられる。
磁性トナーt2 には、磁性トナー間の凝集力を介して、
現像スリーブ1aからの搬送力(F1 )と現像剤量規制
部材6からの搬送力(F2 )とが、搬送力の主の力とし
て与えられる。
【0085】また、上記現像剤量規制部材6からの搬送
力F2 、F2Sは、上記磁性トナーt1、t2 が、上記現像
剤量規制部に形成された磁界内において、ほぼ同等の位
置に存在するので、実質的にほぼ同等であり、F2 =F
2Sと考えて良い。
力F2 、F2Sは、上記磁性トナーt1、t2 が、上記現像
剤量規制部に形成された磁界内において、ほぼ同等の位
置に存在するので、実質的にほぼ同等であり、F2 =F
2Sと考えて良い。
【0086】従って、 F1s > F2 ≧ F1 ・・・・ (1) という関係が存在すれば、現像領域に搬送される磁性ト
ナーは十分に帯電したトナーのみとなる。
ナーは十分に帯電したトナーのみとなる。
【0087】上記関係式を満たす構成は、磁性トナーの
特性により異なるが、本実施例においては、現像スリー
ブ1a内の磁極N1の磁束密度を900ガウスとし、こ
の磁極N1に近接対向するように配された、永久磁石6
bの磁極S4の磁束密度を800ガウスとし、また、各
々の磁極の磁束密度のピーク値に対して50%以上の値
を示す領域の幅(便宜上、以後50%値と称する)の比
を (磁極S4の50%値)/(磁極N1の50%値)≒
0.8 として、磁極N1の幅に対して磁極S4の幅を狭くする
ことにより、磁極N1とS4との間で形成される磁場の
磁束密度が、現像スリーブ1aから現像剤規制部材6側
へいくほど大きくなるように変化させたものである。ま
た、現像剤規制部材6と現像剤担持体1との間の距離W
を約0.5mmとし、また、上記現像スリーブ1aの周
速の絶対値と上記非磁性部材6aの周速の絶対値を同じ
とする構成にしている。
特性により異なるが、本実施例においては、現像スリー
ブ1a内の磁極N1の磁束密度を900ガウスとし、こ
の磁極N1に近接対向するように配された、永久磁石6
bの磁極S4の磁束密度を800ガウスとし、また、各
々の磁極の磁束密度のピーク値に対して50%以上の値
を示す領域の幅(便宜上、以後50%値と称する)の比
を (磁極S4の50%値)/(磁極N1の50%値)≒
0.8 として、磁極N1の幅に対して磁極S4の幅を狭くする
ことにより、磁極N1とS4との間で形成される磁場の
磁束密度が、現像スリーブ1aから現像剤規制部材6側
へいくほど大きくなるように変化させたものである。ま
た、現像剤規制部材6と現像剤担持体1との間の距離W
を約0.5mmとし、また、上記現像スリーブ1aの周
速の絶対値と上記非磁性部材6aの周速の絶対値を同じ
とする構成にしている。
【0088】また、本実施例に用いた磁性トナーは、磁
性トナー中の磁性体量を減少させずに磁性トナーの磁化
の強さを小さくしたものである。すなわち、磁場1K
(Oe)における磁化の強さが10〜40emu/gと
した、一般に、通常用いられている磁性体よりも磁化の
強さが小さい磁性体を用いている。トナー中に含有され
る磁性体としては、鉄、コバルト、ニッケル、銅、マグ
ネシウム、マンガン、アルミニウム、硅素等の元素を含
む金属酸化物などがある。
性トナー中の磁性体量を減少させずに磁性トナーの磁化
の強さを小さくしたものである。すなわち、磁場1K
(Oe)における磁化の強さが10〜40emu/gと
した、一般に、通常用いられている磁性体よりも磁化の
強さが小さい磁性体を用いている。トナー中に含有され
る磁性体としては、鉄、コバルト、ニッケル、銅、マグ
ネシウム、マンガン、アルミニウム、硅素等の元素を含
む金属酸化物などがある。
【0089】本実施例に用いた磁性トナーの磁性体は、
表1中、No.1の磁性体で、以下に示すような合成法
により得られたスピネル型酸化鉄である。
表1中、No.1の磁性体で、以下に示すような合成法
により得られたスピネル型酸化鉄である。
【0090】(合成例)反応器として、内容量180L
(リットル)の気泡酸化型反応塔を用いた。工業用硫酸
鉄を水に溶解し、第一鉄濃度134g/Lの溶液40L
を用意する。別に苛性ソーダ濃度182g/Lの溶液4
0Lを用意し、これに上記硫酸鉄溶液を攪拌しながら加
えて中和を行い、残留苛性ソーダが5g/Lとなるよう
にした。これに工業用水酸化亜鉛溶液pH11.3、亜
鉛濃度40g/Lのものを50L加え、第一鉄濃度40
g/Lの反応液を準備した。上記反応液に温度80℃を
維持しながら酸化用空気を10L/minの割合で吹き
込み、酸化反応を行った。反応は約7時間で終了した。
ついで、このスラリーを洗浄乾燥して、スピネル型酸化
鉄を得た。得られた磁性体は、水平方向フェレ径0.2
5μm、BET8.8m2 /g、磁化の強さ31.5e
mu/g、保持力170Oe、残留磁化5.7emu/
gであった。
(リットル)の気泡酸化型反応塔を用いた。工業用硫酸
鉄を水に溶解し、第一鉄濃度134g/Lの溶液40L
を用意する。別に苛性ソーダ濃度182g/Lの溶液4
0Lを用意し、これに上記硫酸鉄溶液を攪拌しながら加
えて中和を行い、残留苛性ソーダが5g/Lとなるよう
にした。これに工業用水酸化亜鉛溶液pH11.3、亜
鉛濃度40g/Lのものを50L加え、第一鉄濃度40
g/Lの反応液を準備した。上記反応液に温度80℃を
維持しながら酸化用空気を10L/minの割合で吹き
込み、酸化反応を行った。反応は約7時間で終了した。
ついで、このスラリーを洗浄乾燥して、スピネル型酸化
鉄を得た。得られた磁性体は、水平方向フェレ径0.2
5μm、BET8.8m2 /g、磁化の強さ31.5e
mu/g、保持力170Oe、残留磁化5.7emu/
gであった。
【0091】また、磁性トナーの作製は以下のようにし
て行った。
て行った。
【0092】 スチレン−アクリル系共重合体 54.9% 負荷電性制御剤 0.5% 磁性体(上記合成例で得た磁性体) 44.4% 離型剤 0.2% を粉体混合し、これを140℃に設定した2本ロールミ
ルで約30分間熱混練し、冷却後、粗粉砕、微粉砕(ジ
ェットミル)した。さらに、エルボウジェット分級器に
より、微粉、粗粉をカットし、トナー組成物を得た。得
られたトナーの粒度は、重量平均径8.3μm、変化係
数30%であった。これに負帯電性コロイダルシリカを
0.6%外添し現像剤(表2中のAトナー)とした。
ルで約30分間熱混練し、冷却後、粗粉砕、微粉砕(ジ
ェットミル)した。さらに、エルボウジェット分級器に
より、微粉、粗粉をカットし、トナー組成物を得た。得
られたトナーの粒度は、重量平均径8.3μm、変化係
数30%であった。これに負帯電性コロイダルシリカを
0.6%外添し現像剤(表2中のAトナー)とした。
【0093】本実施例の構成によれば、現像領域におけ
る現像スリーブ上の単位面積当たりの現像剤量が、0.
8〜1.0mg/cm2 、感光ドラムと現像スリーブと
の間で形成される現像領域において、現像スリーブ上に
形成される磁性トナーの鎖状集合体の単位面積当たりの
本数密度が、8×104 〜15×104 本/cm2 、且
つ、磁性トナーの鎖状集合体の長さが160μm以下と
なり、現像領域における磁性トナーの帯電電荷が安定
し、且つ、画像再現性が良好であった。
る現像スリーブ上の単位面積当たりの現像剤量が、0.
8〜1.0mg/cm2 、感光ドラムと現像スリーブと
の間で形成される現像領域において、現像スリーブ上に
形成される磁性トナーの鎖状集合体の単位面積当たりの
本数密度が、8×104 〜15×104 本/cm2 、且
つ、磁性トナーの鎖状集合体の長さが160μm以下と
なり、現像領域における磁性トナーの帯電電荷が安定
し、且つ、画像再現性が良好であった。
【0094】上記構成によって得られた条件は、感光ド
ラムと現像スリーブとの間で形成される現像領域におい
て、現像スリーブ上に形成される磁性トナーの鎖状集合
体の本数密度が、8×104 本/cm2 以上、且つ、磁
性トナーの鎖状集合体の長さが180μm以下、且つ、
磁性トナーの重量平均粒径がR(μm)、真密度がρ
(g/cm3 )のとき、現像領域における現像スリーブ
上の現像剤量が、0.06Rρ(mg/cm2 )以上で
あった。
ラムと現像スリーブとの間で形成される現像領域におい
て、現像スリーブ上に形成される磁性トナーの鎖状集合
体の本数密度が、8×104 本/cm2 以上、且つ、磁
性トナーの鎖状集合体の長さが180μm以下、且つ、
磁性トナーの重量平均粒径がR(μm)、真密度がρ
(g/cm3 )のとき、現像領域における現像スリーブ
上の現像剤量が、0.06Rρ(mg/cm2 )以上で
あった。
【0095】尚、本発明は、上記構成に限るものではな
く、磁性トナーの特性に応じて、上記間形式(1)の条
件、及び現像領域における、現像スリーブ上に形成され
る磁性トナーの鎖状集合体の条件を満たすように、上記
構成条件、即ち、上記磁極の磁束密度、50%値、現像
剤規制部材6と現像スリーブ1aとの間の距離W、現像
スリーブ1a及び非磁性部材6aの周速等を適宜調整す
ることが好ましい。
く、磁性トナーの特性に応じて、上記間形式(1)の条
件、及び現像領域における、現像スリーブ上に形成され
る磁性トナーの鎖状集合体の条件を満たすように、上記
構成条件、即ち、上記磁極の磁束密度、50%値、現像
剤規制部材6と現像スリーブ1aとの間の距離W、現像
スリーブ1a及び非磁性部材6aの周速等を適宜調整す
ることが好ましい。
【0096】(比較例1)第1実施例の磁性トナーの磁
性体を、表1のNo.3の磁性体とし、それ以外を実施
例1と同様にして磁性トナー(表2中のCトナー)を作
製した。得られたトナーの粒度は、重量平均径8.3μ
m、変化係数35%であった。
性体を、表1のNo.3の磁性体とし、それ以外を実施
例1と同様にして磁性トナー(表2中のCトナー)を作
製した。得られたトナーの粒度は、重量平均径8.3μ
m、変化係数35%であった。
【0097】この磁性トナーを、図6に示す従来の現像
装置により評価したところ、細線再現性は、第1実施例
に比べて、潜像に忠実だとはいえなかった。
装置により評価したところ、細線再現性は、第1実施例
に比べて、潜像に忠実だとはいえなかった。
【0098】また、現像領域における現像スリーブ上の
単位面積当たりの現像剤量は0.8〜1.0mg/cm
2 、感光ドラムと現像スリーブとの間で形成される現像
領域における磁性トナーの穂の本数密度は5×104 〜
7×104 本/cm2 、穂の長さは200〜220μm
であった。即ち、少なくとも穂の長さが、良質な画像を
得るための条件を満たしていなかった。
単位面積当たりの現像剤量は0.8〜1.0mg/cm
2 、感光ドラムと現像スリーブとの間で形成される現像
領域における磁性トナーの穂の本数密度は5×104 〜
7×104 本/cm2 、穂の長さは200〜220μm
であった。即ち、少なくとも穂の長さが、良質な画像を
得るための条件を満たしていなかった。
【0099】尚、ここで図6に示す従来の現像装置に配
された永久磁石1bは、その現像領域近傍に配された磁
極N2の磁束密度が現像スリーブ1a上において900
ガウス以上になるものを用いた。
された永久磁石1bは、その現像領域近傍に配された磁
極N2の磁束密度が現像スリーブ1a上において900
ガウス以上になるものを用いた。
【0100】(比較例2)第1実施例の磁性トナーを、
図6に示す従来の現像装置において、評価したところ、
磁性トナーの帯電不良による画像かぶりが発生した。
図6に示す従来の現像装置において、評価したところ、
磁性トナーの帯電不良による画像かぶりが発生した。
【0101】これは、現像スリーブ上の単位面積当たり
の現像剤量に対して穂の本数密度が低い、即ち、穂が太
く穂内の磁性トナーが十分な摩擦帯電電荷を得ることが
できないためにカブリが生じたと考えられる。すなわ
ち、現像領域における磁性トナーの穂の本数密度が、良
質な画像を得るための条件を満たしていなかったためと
考えられる。実際に、現像領域における現像スリーブ上
の単位面積当たりの現像剤量は0.8〜1.0mg/c
m2 、穂の長さは160μm以下であったが、感光ドラ
ムと現像スリーブとの間で形成される現像領域における
磁性トナーの穂の本数密度は、5×104 〜7×104
本/cm2 であった。
の現像剤量に対して穂の本数密度が低い、即ち、穂が太
く穂内の磁性トナーが十分な摩擦帯電電荷を得ることが
できないためにカブリが生じたと考えられる。すなわ
ち、現像領域における磁性トナーの穂の本数密度が、良
質な画像を得るための条件を満たしていなかったためと
考えられる。実際に、現像領域における現像スリーブ上
の単位面積当たりの現像剤量は0.8〜1.0mg/c
m2 、穂の長さは160μm以下であったが、感光ドラ
ムと現像スリーブとの間で形成される現像領域における
磁性トナーの穂の本数密度は、5×104 〜7×104
本/cm2 であった。
【0102】実施例2 次に、本発明による画像形成装置の第2の実施例につい
て説明する。本実施例は現像装置に用いられる磁性トナ
ーの磁性体として表1中のNo.2の磁性体を用いたも
のである。このNo.2の磁性体は第1実施例の合成例
と同様にして作製し、スピネル型酸化鉄の磁性体を得
た。得られた磁性体は、水平方向フェレ径0.20μ
m、BET9.4m2 /g、磁化の強さ37.8emu
/g、保持力78Oe、残留磁化6.4emu/gであ
った。この磁性体を用いてトナー(表2中のBトナー)
を作製した。処方は以下の通りである。
て説明する。本実施例は現像装置に用いられる磁性トナ
ーの磁性体として表1中のNo.2の磁性体を用いたも
のである。このNo.2の磁性体は第1実施例の合成例
と同様にして作製し、スピネル型酸化鉄の磁性体を得
た。得られた磁性体は、水平方向フェレ径0.20μ
m、BET9.4m2 /g、磁化の強さ37.8emu
/g、保持力78Oe、残留磁化6.4emu/gであ
った。この磁性体を用いてトナー(表2中のBトナー)
を作製した。処方は以下の通りである。
【0103】 スチレン−アクリル系共重合体 49.7% 負荷電性制御剤 0.5% 磁性体(上記合成例で得た磁性体) 49.6% 離型剤 0.2% 得られたトナーは重量平均径6.1μm、変化係数34
%であった。これに負帯電性コロイダルシリカを0.9
%外添し現像剤とした。
%であった。これに負帯電性コロイダルシリカを0.9
%外添し現像剤とした。
【0104】この磁性トナーと、第1実施例の現像装置
を用いたところ、現像領域における現像スリーブ上の単
位面積当たりの現像剤量が、0.63〜0.85mg/
cm2 、感光ドラムと現像スリーブとの間で形成される
現像領域において、現像スリーブ上に形成される磁性ト
ナーの鎖状集合体の単位面積当たりの本数密度が、10
×104 〜18×104 本/cm2 、かつ、磁性トナー
の鎖状集合体の長さが140μm以下となり、磁性トナ
ーへの電荷付与が安定し、かつ、画像再現性が良好であ
った。
を用いたところ、現像領域における現像スリーブ上の単
位面積当たりの現像剤量が、0.63〜0.85mg/
cm2 、感光ドラムと現像スリーブとの間で形成される
現像領域において、現像スリーブ上に形成される磁性ト
ナーの鎖状集合体の単位面積当たりの本数密度が、10
×104 〜18×104 本/cm2 、かつ、磁性トナー
の鎖状集合体の長さが140μm以下となり、磁性トナ
ーへの電荷付与が安定し、かつ、画像再現性が良好であ
った。
【0105】上記構成によって得られた条件は、感光ド
ラムと現像スリーブとの間で形成される現像領域におい
て、現像スリーブ上に形成される磁性トナーの鎖状の集
合体の本数密度が、8×104 本/cm2 以上、かつ、
該磁性トナーの鎖状集合体の長さが180μm以下、且
つ、該磁性トナーとの重量平均粒径がR(μm)、真密
度がρ(g/cm3 )の時、現像領域における現像スリ
ーブ上の現像剤量が、0.06Rρ(mg/cm2 )以
上であった。
ラムと現像スリーブとの間で形成される現像領域におい
て、現像スリーブ上に形成される磁性トナーの鎖状の集
合体の本数密度が、8×104 本/cm2 以上、かつ、
該磁性トナーの鎖状集合体の長さが180μm以下、且
つ、該磁性トナーとの重量平均粒径がR(μm)、真密
度がρ(g/cm3 )の時、現像領域における現像スリ
ーブ上の現像剤量が、0.06Rρ(mg/cm2 )以
上であった。
【0106】尚、本発明は、上記構成に限るものではな
く、磁性トナーの特性に応じて、上記関係式(1)の条
件、及び現像領域における、現像スリーブ上に形成され
る磁性トナーの鎖状集合体の条件を満たすように、上記
構成条件、即ち、上記磁極の磁束密度、50%値、現像
剤規制部材6と現像スリーブ1aとの間の距離W、現像
スリーブ1a及び非磁性部材6aの周速等を適宜調整す
ることが好ましい。
く、磁性トナーの特性に応じて、上記関係式(1)の条
件、及び現像領域における、現像スリーブ上に形成され
る磁性トナーの鎖状集合体の条件を満たすように、上記
構成条件、即ち、上記磁極の磁束密度、50%値、現像
剤規制部材6と現像スリーブ1aとの間の距離W、現像
スリーブ1a及び非磁性部材6aの周速等を適宜調整す
ることが好ましい。
【0107】実施例3 次に、図3を参照して、本発明による画像形成装置の第
3の実施例について説明する。
3の実施例について説明する。
【0108】図3において、現像装置10は、潜像担持
体である感光ドラム15に対向し、現像容器3の開口部
に矢印方向に回転可能に配設された現像剤担持体である
非磁性金属部材の現像スリーブ1a、および現像スリー
ブ1aの内部に配設された永久磁石1bを備えている。
又、現像容器3内には磁性トナーが収容され、更に磁性
トナーを現像スリーブ1a方向に搬送する搬送部材4
a、4bが設けられている。又、現像容器3内には現像
スリーブ1aに近接して円筒状の現像剤量規制部材61
が配設され、現像剤量規制部材61の近傍には一端を現
像容器3に支持されトナーを掻き落とすための磁性部材
で構成されたスクレーパ71が取り付けられている。
体である感光ドラム15に対向し、現像容器3の開口部
に矢印方向に回転可能に配設された現像剤担持体である
非磁性金属部材の現像スリーブ1a、および現像スリー
ブ1aの内部に配設された永久磁石1bを備えている。
又、現像容器3内には磁性トナーが収容され、更に磁性
トナーを現像スリーブ1a方向に搬送する搬送部材4
a、4bが設けられている。又、現像容器3内には現像
スリーブ1aに近接して円筒状の現像剤量規制部材61
が配設され、現像剤量規制部材61の近傍には一端を現
像容器3に支持されトナーを掻き落とすための磁性部材
で構成されたスクレーパ71が取り付けられている。
【0109】現像スリーブ1aの永久磁石1bは交互に
配設された4極のN極及びS極を有し、一方、現像スリ
ーブ1aに近接して配置された現像剤量規制部材61も
同様に交互に配設された4極のN極及びS極を備えてい
る。
配設された4極のN極及びS極を有し、一方、現像スリ
ーブ1aに近接して配置された現像剤量規制部材61も
同様に交互に配設された4極のN極及びS極を備えてい
る。
【0110】また、現像剤量規制部材61は、感光ドラ
ム1と現像スリーブ1aとの間の現像領域に対して、現
像スリーブ1aの回転方向上流側に配され、かつ、その
回転方向aは、現像スリーブ1aの回転方向bと同方向
とされている。
ム1と現像スリーブ1aとの間の現像領域に対して、現
像スリーブ1aの回転方向上流側に配され、かつ、その
回転方向aは、現像スリーブ1aの回転方向bと同方向
とされている。
【0111】上記構成によれば、現像剤規制部材61と
現像スリーブ1aとの間に存在する磁性トナーTには、
第1実施例と同様に、現像剤規制部材61と現像スリー
ブ1aとから、第1の実施例と同様な搬送力が与えられ
る。
現像スリーブ1aとの間に存在する磁性トナーTには、
第1実施例と同様に、現像剤規制部材61と現像スリー
ブ1aとから、第1の実施例と同様な搬送力が与えられ
る。
【0112】従って、磁性トナーの特性に応じて、現像
剤量規制部材61の磁極数、磁極の各々の磁束密度、5
0%値、現像剤量規制部材61と現像スリーブ1aとの
間の距離W、現像剤量規制部材61及び現像スリーブ1
aの回転速度等を、上記関係式(1)、及び現像領域に
おける現像スリーブ上に形成される磁性トナーの鎖状集
合体の条件を満たすように適宜調整することにより、第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
剤量規制部材61の磁極数、磁極の各々の磁束密度、5
0%値、現像剤量規制部材61と現像スリーブ1aとの
間の距離W、現像剤量規制部材61及び現像スリーブ1
aの回転速度等を、上記関係式(1)、及び現像領域に
おける現像スリーブ上に形成される磁性トナーの鎖状集
合体の条件を満たすように適宜調整することにより、第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0113】上記関係式を満たす構成は、磁性トナーの
特性により異なるが、本実施例においては、現像剤量規
制部材61の磁極を4極構成とし、各々の磁極の磁束密
度を500ガウス以上とし、また、各々の磁極の50%
値が角度にして30度以上の構成とし、また、現像剤量
規制部材61と現像スリーブ1aとの間の距離Wを約
0.5mmとし、また、現像スリーブ1aの周速の絶対
値と現像剤量規制部材61の周速の絶対値を同じとした
場合に、第1及び第2の実施例に用いた磁性トナーにお
いて上記関係式(1)の条件を満たすことが確認され
た。
特性により異なるが、本実施例においては、現像剤量規
制部材61の磁極を4極構成とし、各々の磁極の磁束密
度を500ガウス以上とし、また、各々の磁極の50%
値が角度にして30度以上の構成とし、また、現像剤量
規制部材61と現像スリーブ1aとの間の距離Wを約
0.5mmとし、また、現像スリーブ1aの周速の絶対
値と現像剤量規制部材61の周速の絶対値を同じとした
場合に、第1及び第2の実施例に用いた磁性トナーにお
いて上記関係式(1)の条件を満たすことが確認され
た。
【0114】なおかつ、感光ドラム15と現像スリーブ
1aとの間で形成される現像領域において、現像スリー
ブ1a上に形成される磁性トナーの鎖状集合体の本数密
度が、8×104 本/cm2 以上、かつ、磁性トナーの
鎖状集合体の長さ180μm以下、かつ、磁性トナーの
重量平均粒径がRμm、真密度がρg/cm2 のとき、
現像領域における現像スリーブ1a上の現像剤量が0.
06Rρmg/cm2以上という良質な画像を得るため
の条件を満たすことが確認された。
1aとの間で形成される現像領域において、現像スリー
ブ1a上に形成される磁性トナーの鎖状集合体の本数密
度が、8×104 本/cm2 以上、かつ、磁性トナーの
鎖状集合体の長さ180μm以下、かつ、磁性トナーの
重量平均粒径がRμm、真密度がρg/cm2 のとき、
現像領域における現像スリーブ1a上の現像剤量が0.
06Rρmg/cm2以上という良質な画像を得るため
の条件を満たすことが確認された。
【0115】また、その時得られた画像は、カブリ、潜
像忠実性に関して良質な画像であった。
像忠実性に関して良質な画像であった。
【0116】また、本発明は、上記構成に限るものでは
なく、磁性トナーの特性に応じて、上記関係式(1)の
条件、及び現像領域における現像スリーブ上に形成され
る磁性トナーの鎖状集合体の条件を満たすように、上記
構成条件を適宜調整することが好ましい。
なく、磁性トナーの特性に応じて、上記関係式(1)の
条件、及び現像領域における現像スリーブ上に形成され
る磁性トナーの鎖状集合体の条件を満たすように、上記
構成条件を適宜調整することが好ましい。
【0117】実施例4 次に図4を参照して、本発明による画像形成装置の現像
装置の第4実施例について説明する。
装置の第4実施例について説明する。
【0118】図4において、現像装置10は、潜像担持
体である感光ドラム15に対向し、現像容器3の開口部
に矢印方向に回転可能に配設された現像剤担持体である
非磁性金属部材の現像スリーブ1a、および現像スリー
ブ1aの内部に配設された永久磁石1bを備えている。
又、現像容器3内には磁性トナーが収容され、更に磁性
トナーを現像スリーブ1a方向に搬送する搬送部材4
a、4bが設けられている。又、現像容器3内には現像
スリーブ1aに近接して現像剤量規制部材62が配設さ
れている。尚、現像剤量規制部材62は回転可能に設け
られた永久磁石62aと、この永久磁石62aを現像ス
リーブ1aから隔離する非磁性部材62bとを有してい
る。
体である感光ドラム15に対向し、現像容器3の開口部
に矢印方向に回転可能に配設された現像剤担持体である
非磁性金属部材の現像スリーブ1a、および現像スリー
ブ1aの内部に配設された永久磁石1bを備えている。
又、現像容器3内には磁性トナーが収容され、更に磁性
トナーを現像スリーブ1a方向に搬送する搬送部材4
a、4bが設けられている。又、現像容器3内には現像
スリーブ1aに近接して現像剤量規制部材62が配設さ
れている。尚、現像剤量規制部材62は回転可能に設け
られた永久磁石62aと、この永久磁石62aを現像ス
リーブ1aから隔離する非磁性部材62bとを有してい
る。
【0119】現像スリーブ1aの永久磁石1bは交互に
配設された4極のN極及びS極を有し、一方、現像剤量
規制部材62の永久磁石62aも同様に交互に配設され
た4極のN極及びS極を備えている。
配設された4極のN極及びS極を有し、一方、現像剤量
規制部材62の永久磁石62aも同様に交互に配設され
た4極のN極及びS極を備えている。
【0120】また、現像剤量規制部材62は、感光ドラ
ム1と現像スリーブ1aとの間の現像領域に対して、現
像スリーブ1aの回転方向上流側に配され、かつ、その
永久磁石62aの回転方向cは、現像スリーブ1aの回
転方向bと逆方向とされている。
ム1と現像スリーブ1aとの間の現像領域に対して、現
像スリーブ1aの回転方向上流側に配され、かつ、その
永久磁石62aの回転方向cは、現像スリーブ1aの回
転方向bと逆方向とされている。
【0121】上記構成によれば、現像剤量規制部材62
と現像スリーブ1aとの間に存在する磁性トナーTに
は、第1実施例と同様に、現像剤規制部材62の永久磁
石62aと現像スリーブ1aとから、上記実施例と同様
な搬送力が与えられる。
と現像スリーブ1aとの間に存在する磁性トナーTに
は、第1実施例と同様に、現像剤規制部材62の永久磁
石62aと現像スリーブ1aとから、上記実施例と同様
な搬送力が与えられる。
【0122】従って、磁性トナーの特性に応じて、永久
磁石62aの磁極数、これらの磁極の各々の磁束密度、
50%値、永久磁石62aと現像スリーブ1aとの間の
距離W、永久磁石62a及び現像スリーブ1aの回転速
度等を、上記関係式(1)の条件が満たされるように適
宜調整することにより、第1の実施例と同様の効果を得
ることができる。
磁石62aの磁極数、これらの磁極の各々の磁束密度、
50%値、永久磁石62aと現像スリーブ1aとの間の
距離W、永久磁石62a及び現像スリーブ1aの回転速
度等を、上記関係式(1)の条件が満たされるように適
宜調整することにより、第1の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0123】上記関係式(1)を満たす構成は、磁性ト
ナーの特性により異なるが、本実施例においては、上記
永久磁石62aを4極構成とし、各々の磁極の磁束密度
を400ガウス以上とし、また、各々の磁極の50%値
が、角度にして30度以上の構成とし、また、永久磁石
62aと現像スリーブ1aとの間の距離Wを約0.5m
mとし、また、現像スリーブ1aの周速の絶対値に対し
て、永久磁石62aの周速の絶対値を2倍以上とした場
合に、実施例1及び2に用いた磁性トナーにおいて上記
関係式(1)の条件を満たすことが確認された。
ナーの特性により異なるが、本実施例においては、上記
永久磁石62aを4極構成とし、各々の磁極の磁束密度
を400ガウス以上とし、また、各々の磁極の50%値
が、角度にして30度以上の構成とし、また、永久磁石
62aと現像スリーブ1aとの間の距離Wを約0.5m
mとし、また、現像スリーブ1aの周速の絶対値に対し
て、永久磁石62aの周速の絶対値を2倍以上とした場
合に、実施例1及び2に用いた磁性トナーにおいて上記
関係式(1)の条件を満たすことが確認された。
【0124】なおかつ、感光ドラム15と現像スリーブ
1aとの間で形成される現像領域において、現像スリー
ブ上に形成される磁性トナーの鎖状集合体の本数密度
が、8×104 本/cm2 以上、かつ、磁性トナーの鎖
状集合体の長さが180μm以下、かつ、磁性トナーの
重量平均粒径がRμm、真密度がρg/cm2 のとき、
現像領域における現像スリーブ上の現像剤量が0.06
Rρmg/cm2 以上という良質な画像を得るための条
件を満たすことが確認された。
1aとの間で形成される現像領域において、現像スリー
ブ上に形成される磁性トナーの鎖状集合体の本数密度
が、8×104 本/cm2 以上、かつ、磁性トナーの鎖
状集合体の長さが180μm以下、かつ、磁性トナーの
重量平均粒径がRμm、真密度がρg/cm2 のとき、
現像領域における現像スリーブ上の現像剤量が0.06
Rρmg/cm2 以上という良質な画像を得るための条
件を満たすことが確認された。
【0125】また、その時得られた画像は、カブリ、潜
像忠実性に関して良質な画像であった。
像忠実性に関して良質な画像であった。
【0126】ここで、上記実施例並びに比較例における
画像の評価結果を下記の表3に示す。
画像の評価結果を下記の表3に示す。
【0127】
【表3】
【0128】尚、本発明は、上記構成に限るものではな
く、磁性トナーの特性に応じて、上記関係式を満たすよ
うに、構成条件を適宜調整することが好ましい。
く、磁性トナーの特性に応じて、上記関係式を満たすよ
うに、構成条件を適宜調整することが好ましい。
【0129】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、現像剤担持体がその表面に接し
ている第1層現像剤に加える搬送力の大きさをF1S、第
1層現像剤上の第2層現像剤に加える搬送力の大きさを
F1 、現像剤量規制部材が、第1層現像剤及び第2層現
像剤に加える搬送力の大きさをそれぞれF2S、F2 とし
たとき、F2S≒F2 、かつ、F1S>F2 ≧F1 の関係を
満たし、磁性トナーが含有する磁性体は、磁場1K(O
e)における磁化の強さσsが10〜40(emu/
g)、水平方向フェレ径が0.05〜0.5(μm)で
ある金属酸化物で形成され、前記現像領域における、前
記現像剤担持体上に形成される磁性トナーを含む現像剤
の鎖状集合体の本数密度が8×104 本/cm2 以上、
且つ該鎖状集合体の長さが180μm以下であり、前記
磁性トナーの重量平均粒径をR(μm)、真密度をρ
(g/cm3 )としたとき、前記現像領域に搬送される
現像剤量が、前記潜像担持体の現像領域面の単位表面積
に対して、0.06Rρ(mg/cm2 )以上である構
成としたことにより、磁性トナーへの帯電付与の安定化
を可能となり、帯電十分な磁性トナーのみを安定的に現
像剤担持体表面に薄層コーティングすることができ、現
像領域への搬送ができ、従って、磁性1成分トナーを用
いた現像での画像再現性を良好にすることができる。
による画像形成装置は、現像剤担持体がその表面に接し
ている第1層現像剤に加える搬送力の大きさをF1S、第
1層現像剤上の第2層現像剤に加える搬送力の大きさを
F1 、現像剤量規制部材が、第1層現像剤及び第2層現
像剤に加える搬送力の大きさをそれぞれF2S、F2 とし
たとき、F2S≒F2 、かつ、F1S>F2 ≧F1 の関係を
満たし、磁性トナーが含有する磁性体は、磁場1K(O
e)における磁化の強さσsが10〜40(emu/
g)、水平方向フェレ径が0.05〜0.5(μm)で
ある金属酸化物で形成され、前記現像領域における、前
記現像剤担持体上に形成される磁性トナーを含む現像剤
の鎖状集合体の本数密度が8×104 本/cm2 以上、
且つ該鎖状集合体の長さが180μm以下であり、前記
磁性トナーの重量平均粒径をR(μm)、真密度をρ
(g/cm3 )としたとき、前記現像領域に搬送される
現像剤量が、前記潜像担持体の現像領域面の単位表面積
に対して、0.06Rρ(mg/cm2 )以上である構
成としたことにより、磁性トナーへの帯電付与の安定化
を可能となり、帯電十分な磁性トナーのみを安定的に現
像剤担持体表面に薄層コーティングすることができ、現
像領域への搬送ができ、従って、磁性1成分トナーを用
いた現像での画像再現性を良好にすることができる。
【図1】本発明による画像形成装置の現像装置の第1実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図2】第1実施例における電荷付与部の作用を示す説
明図である。
明図である。
【図3】本発明による現像装置の第2実施例を示す説明
図である。
図である。
【図4】本発明による現像装置の第3実施例を示す説明
図である。
図である。
【図5】本発明による画像形成装置の概略構成図であ
る。
る。
【図6】従来の現像装置を示す説明図である。
【図7】図6の現像装置の電荷付与部の作用を示す説明
図である。
図である。
【図8】図7の電荷付与部の作用をより詳しく示す説明
図である。
図である。
【図9】画像濃度とトナー粒径との関係を示すグラフで
ある。
ある。
【図10】画像濃度と規格化トナー量の関係を示すグラ
フである。
フである。
1a 現像剤担持体(現像スリーブ) 1b 永久磁石 3 現像容器 15 感光ドラム(潜像担持体) 6、61、62 現像剤量規制部材 T 磁性トナー
Claims (6)
- 【請求項1】 潜像が形成される潜像担持体と、磁性体
を含有する磁性トナーを含む現像剤により前記潜像担持
体上に形成された潜像を可視像化する現像装置とを有
し、前記現像装置が、前記現像剤を収容する現像容器
と、該現像容器から潜像を現像する現像領域に前記現像
剤を搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体の内部に
静止配置された第1の磁界発生手段と、前記現像剤担持
体上の現像剤の塗布量を規制する現像剤量規制部材とを
備え、該現像剤量規制部材は、前記現像剤担持体上の現
像剤と接触し、前記現像剤担持体の回転方向と同方向に
回転可能に前記現像剤担持体と間隙を介して対向配置さ
れ、第1の磁界発生手段の磁極と協同して前記間隙に磁
界を形成する第2の磁界発生手段を備え、前記磁性トナ
ーが、少なくとも、前記現像剤担持体と上記現像剤量規
制部材とから搬送力を受ける構成を備えた画像形成装置
において、 前記現像剤担持体がその表面に接している第1層現像剤
に加える搬送力の大きさをF1S、第1層現像剤上の第2
層現像剤に加える搬送力の大きさをF1 、前記現像剤量
規制部材が、第1層現像剤及び第2層現像剤に加える搬
送力の大きさをそれぞれF2S、F2 としたとき、 F2S≒F2 、かつ、F1S>F2 ≧F1 の関係を満たし、
前記磁性トナーが含有する磁性体は、磁場1K(Oe)
における磁化の強さσsが10〜40(emu/g)、
水平方向フェレ径が0.05〜0.5(μm)である金
属酸化物で形成され、 前記現像領域における、前記現像剤担持体上に形成され
る磁性トナーを含む現像剤の鎖状集合体の本数密度が8
×104 本/cm2 以上、且つ該鎖状集合体の長さが1
80μm以下であり、 前記磁性トナーの重量平均粒径をR(μm)、真密度を
ρ(g/cm3 )としたとき、前記現像領域に搬送され
る現像剤量が、前記潜像担持体の現像領域面の単位表面
積に対して、0.06Rρ(mg/cm2 )以上である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 磁性トナーの重量平均粒径をR(μm)
としたとき、R≧7.5のとき、磁性トナー中の磁性体
含有量が30〜60(wt%)であることを特徴とする
請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記磁性トナー中の磁性体含有量をWT
(wt%)、トナーの重量平均粒径をR(μm)とした
とき、R≦7.5のとき、 WT=−(10/3)R+(70±15) を満足することを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記現像剤担持体表面に接している磁性
トナーの、前記現像剤担持体より受ける搬送力の主たる
力が、磁性トナーの帯電電荷量に依存する力であること
を特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記現像剤担持体表面から磁性トナーに
与えられる搬送力の方向と、前記現像剤量規制部材から
磁性トナーに与えられる搬送力の方向が、異方向である
ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記現像剤量規制部材が、内部に永久磁
石を有する非磁性部材で構成され、且つ、前記現像剤担
持体に近接して回転可能に設けられていることを特徴と
する請求項1の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15664994A JPH0798546A (ja) | 1993-06-15 | 1994-06-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-168588 | 1993-06-15 | ||
| JP16858893 | 1993-06-15 | ||
| JP15664994A JPH0798546A (ja) | 1993-06-15 | 1994-06-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0798546A true JPH0798546A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=26484336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15664994A Pending JPH0798546A (ja) | 1993-06-15 | 1994-06-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798546A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008044322A1 (en) | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device and process cartridge |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP15664994A patent/JPH0798546A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008044322A1 (en) | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device and process cartridge |
| US7454160B2 (en) | 2006-10-13 | 2008-11-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus including a cylindrical developer carrying member conveying a magnetic mono-component developer |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0727275B2 (ja) | 磁性現像剤およびそれを用いた現像方法 | |
| JP2862436B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
| JP2942137B2 (ja) | 磁性トナー及び画像形成方法 | |
| JP2002148846A (ja) | トナー | |
| JP2003043756A (ja) | 二成分系現像剤及び補給用現像剤 | |
| JP3093578B2 (ja) | 電子写真用トナー | |
| JP2001265058A (ja) | トナー粒子の製造方法、磁性トナー及び画像形成方法 | |
| JP2002328493A (ja) | 磁性微粒子分散型樹脂キャリア、二成分系現像剤及び補給用現像剤 | |
| JP2003122058A (ja) | カラー色用補給用現像剤、黒色一成分磁性現像剤及びカラー画像形成装置 | |
| JPH0798546A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4165822B2 (ja) | フルカラートナーキット、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置 | |
| JP3118107B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP3485861B2 (ja) | 磁性一成分現像剤及びその現像方法 | |
| JP2759463B2 (ja) | 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法 | |
| JP3363584B2 (ja) | 画像形成方法 | |
| JP3258858B2 (ja) | 画像形成方法 | |
| JP2769880B2 (ja) | 静電荷像現像用磁性トナー | |
| JP2008015221A (ja) | 磁性トナー及び画像形成方法 | |
| JP2899117B2 (ja) | 静電荷像現像用磁性トナー | |
| JP2003255689A (ja) | 二成分現像装置、それを用いたプロセスカートリッジ及び二成分現像方法 | |
| JPH06295130A (ja) | 現像装置 | |
| JP3058480B2 (ja) | 磁性トナー | |
| JP2000292972A (ja) | 静電荷像現像用磁性トナー | |
| JPH0695425A (ja) | 電子写真用トナー | |
| JPH07333889A (ja) | 磁性トナー及び画像形成方法 |