JPH0799063A - 蓄電池装置 - Google Patents

蓄電池装置

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JPH0799063A
JPH0799063A JP5267861A JP26786193A JPH0799063A JP H0799063 A JPH0799063 A JP H0799063A JP 5267861 A JP5267861 A JP 5267861A JP 26786193 A JP26786193 A JP 26786193A JP H0799063 A JPH0799063 A JP H0799063A
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Japan
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battery
storage battery
charging
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JP5267861A
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Hideo Awazu
英雄 粟津
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池情報を記録する電池情報記録手段とこの
電池情報を送信する通信手段を設けることにより、構成
部品の汎用性を高めると共に、使用中に変化する動的な
電池情報を含む任意の電池情報を充電器に知らせること
ができる蓄電池装置を提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ2a内部に電池情報を
記憶するRAMが装備されると共に、マイクロコンピュ
ータ2aのIOポートD0 〜D3 に他の電池情報を記憶
するEEPROM2eが接続され、IOポートD9 に通
信端子9が接続されて、EEPROM2eから読み出し
た電池情報を通信によって充電器に送信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニッケルカドミウム蓄
電池等を備えた蓄電池装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蓄電池装置は、ニッケルカドミウム蓄電
池等のセルを複数直列に接続して蓄電池を構成してい
る。従って、蓄電池装置の定格電圧は、蓄電池の種類と
直列接続したセルの数である定格セル数によって定ま
り、満充電状態の蓄電池装置から取り出すことができる
総電気量を示す定格電池容量は、この定格セル数と各セ
ルの電池容量によって定まる。
【0003】また、蓄電池装置の充電器は、一般に定格
セル数や定格電池容量の異なるもの同士で共用するよう
になっている。しかし、この充電器によって定格セル数
が大きく異なる蓄電池装置の充電を行おうとする場合、
定格セル数が多い蓄電池装置に対して十分に充電可能な
充電電圧を印加しようとすると、定格セル数が少ない蓄
電池装置に対しては過大な電圧となり蓄電池を破損する
おそれが生じるため、装着する蓄電池装置の定格セル数
に応じて充電電圧を切り替えて設定する必要がある。ま
た、この充電器が充電を行う際に装着された蓄電池装置
の定格電池容量が分かっていれば、例えばこの定格電池
容量を大きく超える過剰な充電容量を供給したときに、
蓄電池装置の蓄電池が異常であることを検出し警告する
ことができる。
【0004】そこで、上記蓄電池装置には、例えば装着
部に機械的な凹凸等によるマークを設けて、充電器が装
着時にこの凹凸を読み出せるようにして、自身の定格セ
ル数や定格電池容量を充電器に知らせるようにしたもの
が従来からあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
機械的な凹凸を用いた方法では、定格セル数や定格電池
容量が異なる蓄電池装置ごとに形状の異なる部品を装着
部に使用する必要があり、蓄電池装置の構成部品の汎用
性を損い生産性を害するという問題があった。また、こ
のような方法では、充電器に知らせる電池情報の数に限
度があり、しかも、蓄電池装置に内蔵された検出回路等
が使用中に随時検出しまた算出する短絡セル数や積算電
池容量等の動的な電池情報を充電器に知らせることがで
きないという問題も発生していた。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、電池情報を記
録する電池情報記録手段とこの電池情報を送信する通信
手段を設けることにより、構成部品の汎用性を高めると
共に、使用中に変化する動的な電池情報を含む任意の電
池情報を充電器に知らせることができる蓄電池装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の蓄電池装置は、充電可能な蓄電池と、少
なくとも蓄電池の定格セル数と定格電池容量とからなる
電池情報を電気的に記録した電池情報記録手段と、電池
情報記録手段に記録された電池情報を所定の手順で外部
に送信することができる通信手段とを備えたことを特徴
としている。
【0008】請求項2の蓄電池装置は、請求項1の構成
に加え、電池情報記録手段が電気的に書き換え可能な電
池情報の記録領域を有すると共に、使用中に変化する各
種電池情報を検出し電池情報記録手段に記録する電池情
報検出手段が設けられたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の蓄電池装置に装備される充電可能な蓄
電池としては、ニッケルカドミウム蓄電池等の全ての2
次電池が含まれる。
【0010】電池情報記録手段には、少なくとも当該蓄
電池装置に装備された蓄電池の定格セル数と当該蓄電池
の定格電池容量とからなる電池情報が電気的に記録され
ている。この電池情報記録手段は、定格セル数や定格電
池容量等のように蓄電池装置ごとに固定された電池情報
のみを記録する場合には、PROM[Programmable Read
-Only Memory] 等のように最初に1回だけ書き込み可能
であり、後は読み出し専用となる不揮発性の半導体記憶
装置を用いることができる。しかしながら、請求項2に
示すように、蓄電池装置の使用中に変化する動的な電池
情報を記録する場合には、少なくとも書き換え可能な記
録領域を有するものでなければならず、揮発性の半導体
記憶装置であるRAM[Random Access Memory]や不揮発
性の半導体記憶装置であるEEPROM[Electrically
Erasable PROM]等を用いる。ただし、RAMのような揮
発性の半導体記憶装置に記録した場合には、蓄電池の過
放電時等に電源が断たれて電池情報が破壊されるおそれ
があることを考慮する必要がある。動的な電池情報は、
請求項2に示すように、電池情報検出手段によって検出
される。
【0011】上記電池情報記録手段に記録された電池情
報は、通信手段によって外部に送信される。この通信手
段は、シリアル通信とパラレル通信のいずれであっても
よい。また、送信に際して、ハンドシェイク等のプロト
コルは必ずしも必要ではないが、少なくとも予め時系列
に沿って定められた所定の手順に従って電池情報が送り
出される。この通信手段が受信機能も有していれば、書
き換え可能な電池情報記録手段に記録された電池情報を
これによって外部から変更することも可能であり、工場
出荷時にこの機能によって上記定格セル数や定格電池容
量等のような固定された電池情報を電池情報記録手段に
書き込むこともできるようになる。
【0012】この結果、請求項1の発明によれば、蓄電
池装置ごとに異なる電池情報を電池情報記録手段に電気
的に書き込むだけで、通信手段がこれを充電器等に送信
できるので、蓄電池装置の種類に応じて構成部品を変え
る必要がなくなり、この構成部品を汎用化することがで
きる。しかも、この際、通信手順を適当に定めておけ
ば、送信する電池情報の数も自由に増減できるようにな
る。また、請求項2の発明によれば、電池情報検出手段
によって検出された動的な電池情報を充電器等に送信で
きるようになるので、この動的な電池情報に基づいてよ
り最適な充電条件等を設定したり、電池異常のより詳細
な検出を行うこともできるようになる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を詳述する。
【0014】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すも
のであって、図1はマイクロコンピュータにおけるメイ
ンルーチンの動作を示すフローチャート、図2はマイク
ロコンピュータにおける割り込みルーチンの動作を示す
フローチャート、図3は蓄電池装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0015】本実施例の蓄電池装置は、1チップマイク
ロコンピュータによって演算通信制御部を構成した場合
について説明する。
【0016】この蓄電池装置は、図3に示すように、ニ
ッケルカドミウム蓄電池1と共にマイクロコンピュータ
基板2をケース内に収納したものである。ニッケルカド
ミウム蓄電池1は、複数のセルを直列に接続したもので
あり、正極が蓄電池装置の正極端子3に接続されると共
に、負極がシャント抵抗4を介して負極端子5に接続さ
れている。そして、蓄電池装置の充放電は、これら正極
端子3と負極端子5を通じて行われる。シャント抵抗4
は、抵抗値が数mΩ程度の極めて低抵抗の抵抗器であ
り、ここに流れる電流の大きさを検出するための検流器
の役割を果たすものである。また、この蓄電池装置内に
は、サーモスタット6とサーミスタ7がニッケルカドミ
ウム蓄電池1の近傍に配置され、それぞれの導通状態や
抵抗値を外部端子から読み出せるようになっている。サ
ーモスタット6は、温度が所定値以上に上昇すると遮断
されるので、この導通状態を外部から読み出すことによ
りニッケルカドミウム蓄電池1の充電末期を検出するこ
とができる。サーミスタ7は、ニッケルカドミウム蓄電
池1の温度に応じて抵抗値が変化するので、この抵抗値
を外部から読み出すことにより、充電完了の時期等を検
出するのに利用することができる。
【0017】マイクロコンピュータ基板2は、マイクロ
コンピュータ2aとその周辺回路を実装した回路基板で
ある。マイクロコンピュータ2aは、アナログ信号を入
力してAD変換を行うアナログポートAD1 〜AD3 を
備えている。そして、第1のアナログポートAD1 に
は、上記ニッケルカドミウム蓄電池1の端子電圧が端子
電圧入力回路2bを介して入力され、第2のアナログポ
ートAD2 には、上記シャント抵抗4の充電電流による
電圧降下が充電電流入力回路2cを介して入力され、第
3のアナログポートAD3 には、このシャント抵抗4の
放電電流による電圧降下が放電電流入力回路2dを介し
て入力されるようになっている。端子電圧入力回路2b
は、ニッケルカドミウム蓄電池1の端子電圧を抵抗分圧
によりAD変換可能な電圧範囲に変換して第1のアナロ
グポートAD1 に送るインターフェイス回路である。ま
た、充電電流入力回路2cと放電電流入力回路2dは、
オペアンプ(演算増幅器)に負帰還を施すことにより所
定の利得を得るようにした反転増幅器と非反転増幅器で
あり、充電電流と放電電流に対応する電圧降下をそれぞ
れAD変換可能な電圧範囲に変換して第2と第3のアナ
ログポートAD2 ,AD3 に送るインターフェイス回路
である。ただし、充電電流入力回路2cは、シャント抵
抗4に充電電流が流れた場合に正となる電圧を出力し、
放電電流入力回路2dは、シャント抵抗4に放電電流が
流れた場合に正となる電圧を出力するようになってい
て、それぞれ負電圧は0Aの電流値として取り扱われる
ので、第2と第3のアナログポートAD2 ,AD3 に
は、充電電流と放電電流とが区別して入力される。この
結果、これらのアナログポートAD1 〜AD3 には、そ
れぞれニッケルカドミウム蓄電池1の端子電圧,充電電
流及び放電電流の各値が入力され内部でディジタル信号
に変換されることになる。なお、第1のアナログポート
AD1 に入力される端子電圧の値には、実際にはシャン
ト抵抗4の電圧降下も含まれることになるが、この電圧
降下はほとんど無視できる。
【0018】このマイクロコンピュータ2aは、ディジ
タル入出力を行うIOポートD0 〜D10を備えている。
IOポートD0 〜D3 には、外部記憶装置であるEEP
ROM2eが接続されている。EEPROM2eは、電
気的な書き込みが可能な不揮発性の半導体記憶装置であ
るEEPROM[Electrically Erasable Programmable
Read-Only Memory] からなり、このIOポートD0 〜D
3 を介してEEPROM2eに対してデータの読み書き
を行うことができるようになっている。このEEPRO
M2eには、予め定格電池容量や定格セル数等の当該蓄
電池装置に固有の電池情報が書き込まれ記憶されると共
に、短絡セル数等の動的な電池情報も随時書き込み更新
されて記憶されている。また、上記アナログポートAD
1 〜AD3 から入力した端子電圧や充放電電流の値及び
マイクロコンピュータ2aが演算処理で得た積算電池容
量等の動的な電池情報は、マイクロコンピュータ2a内
部のRAMに随時書き込み記憶されるようになってい
る。IOポートD4 〜D8 には、5個のLED[Light E
mitting Diode]を備えたLEDアレイ2fが接続され、
各IOポートD4 〜D8 に対応するLEDを任意に点灯
させることができるようになっている。IOポートD10
には、蓄電池装置表面に操作部が設けられた操作スイッ
チ8が接続され、この操作スイッチ8の操作を読み込む
ことができるようになっている。
【0019】上記IOポートD9 には、蓄電池装置の外
部端子である通信端子9が接続されている。通信端子9
は、充電時に蓄電池装置を充電器に装着すると、この充
電器に設けられた通信端子と接続されるように配置され
ている。そして、このIOポートD9 は、オープンコレ
クタ構成の入出力トランジスタによって双方向の入出力
が可能となるIOポートであるため、通信端子9を介し
て充電器との間でデータの送受信が可能となる。送信の
際には、CPUからの指示に従ってIOポートD9 の出
力トランジスタがON/OFFするので、充電器の通信
端子をプルアップすることにより、論理振幅のHレベル
とLレベルを出力することができる。また、受信の際に
は、充電器の通信端子が出力する論理レベルに応じてI
OポートD9 の入力トランジスタがON/OFFするこ
とにより、Hレベル又はLレベルを入力することができ
る。
【0020】上記マイクロコンピュータ2aは、ニッケ
ルカドミウム蓄電池1から電源回路2gを介して定電圧
電源の供給を受けるようになっている。また、このマイ
クロコンピュータ2a内部のAD変換回路やEEPRO
M2e及びLEDアレイ2fも図示しない電源回路を介
してニッケルカドミウム蓄電池1から電源の供給を受け
るようになっている。ただし、これらAD変換回路等の
電源は、マイクロコンピュータ2aによって必要時にの
み供給が行われるように制御され、無駄な電力を消費し
ないようになっている。
【0021】上記構成の蓄電池装置の充電容量検出装置
の動作を図1及び図2のフローチャートに基づいて説明
する。
【0022】マイクロコンピュータ2aは、内部のPR
OM[Programmable Read-Only Memory] に格納されたプ
ログラムに従ってCPU[Central Processing Unit] が
各ポートAD1 〜AD3 及びD0 〜D10の入出力を行う
ことにより制御動作を行う。即ち、図1に示すように、
このプログラムのメインルーチンは、まず最初のステッ
プ(以下「S」という)において、充電状態に設定され
ているかどうかを調べる(S1)。充電状態の設定の有
無は、内部のRAMに設けたフラグの状態を参照して調
べるようになっていて、このフラグがセットされていれ
ば、制御が通常の待機状態から充電状態に移行している
ことが分かる。そして、充電状態の設定がされていない
と判定された場合には、電池情報検出処理(S3)を実
行した後にS1に戻り、充電状態が設定されるまでこの
S1とS3の処理を繰り返す。S3の電池情報検出処理
では、過放電によるニッケルカドミウム蓄電池1の端子
電圧の異常な低下によりマイクロコンピュータ2aがリ
セットされた回数を示すリセット回数やEEPROM2
eのデータをチェックした際のエラー回数を示すEEP
ROMエラー回数等の検出処理が行われる。そして、こ
こで検出されたリセット回数やEEPROMエラー回数
はEEPROM2eに記憶される。
【0023】蓄電池装置の充電が開始されると、後に説
明するように割り込みルーチンが充電状態の設定を行う
ので、上記繰り返し中のS1の処理においてこれが判定
される。すると、IOポートD9 にデータを出力するこ
とによる通信処理が行われ(S2)、この後に上記S1
の処理に戻り、これらS1,S2の処理を繰り返す。ま
た、充電状態が解除されると、再びS1とS3の繰り返
し処理に戻る。
【0024】S2の通信処理は、充電開始当初の適当な
所定時期に開始される。通信方式は、無手順の調歩同期
式であり、予め定められたクロックに基づいてビットデ
ータをシリアルに送信するものである。送信データは、
16ビット単位であり、前後に2ビットずつのスタート
ビットとエンドビットが付加されると共に、データの直
後には1ビットのパリティビットが付加される。また、
この送信されるデータの順序も予め定められている。従
って、充電器側では、充電開始後の所定の時期に通信端
子を監視し、スタートビットとエンドビットに基づい
て、これらの間のデータを16ビットずつ読み込むこと
になる。また、偶数パリティのパリティビットによっ
て、このデータの通信エラーを検出することができる。
【0025】マイクロコンピュータ2aは、内部にタイ
マ割り込み機能を備え、タイマに設定された時間間隔ご
とにハードウエア割り込みによってプログラムの割り込
みルーチンを呼び出すことができるようになっている。
【0026】この割り込みルーチンは、制御が待機状態
にある場合には、電力消費を抑制するために比較的長い
タイマ時間T1 間隔で呼び出されるように設定されてい
る。そして、この割り込みルーチンが呼び出されると、
図2に示すように、まずアナログポートAD2 に入力さ
れた充電電流の値をAD変換することにより検出を行う
(S11)。次に、充電状態の設定が行われているかど
うかを調べ(S12)、充電状態が設定されていない場
合には、検出した充電電流の値が充電開始電流Imin 以
上かどうかの判断を行う(S13)。そして、充電開始
電流Imin に満たないと判定された場合には、制御が通
常の待機状態かその他の状態にあり、かつ、充電も開始
されていないことを示すので、直ちに割り込みルーチン
を終了する。
【0027】ここで、蓄電池装置の充電が開始される
と、その後最初に呼び出された割り込みルーチンの上記
S13の処理において充電電流が充電開始電流Imin 以
上になったと判定されるので、まず自身のタイマ割り込
みの時間をタイマ時間T1 よりも短いタイマ時間T2 間
隔に設定すると共に(S14)、充電状態の設定を行い
(S15)、制御を待機状態から充電状態に移行させ
る。制御が充電状態に移行すると、充電時の電池情報検
出処理(S16)を実行してから割り込みルーチンを終
了する。なお、この充電状態でタイマ割り込みの時間を
待機状態のタイマ時間T1 間隔よりも短いタイマ時間T
2 間隔に設定するのは、充電電流を精密に検出するため
であり、これにより、充電電流が不安定な場合や著しく
変化する場合にも対応することができる。
【0028】S16の充電時の電池情報検出処理では、
例えばアナログポートAD1 に入力される端子電圧に基
づいて、この端子電圧が異常に低いか異常に高いかによ
り短絡セル数やドライアップ等の検出が行われる。ま
た、ここでは、蓄電池装置に充電が行われた回数を示す
充電回数のカウントも行われる。さらに、S11で検出
した充電電流にタイマ割り込みの時間間隔であるタイマ
時間T2 を乗算して充電容量の検出も行われる。なお、
放電時には本実施例では説明していない方法によって放
電電流や放電容量の検出が行われる。例えばニッケルカ
ドミウム蓄電池1が完全放電状態となっている蓄電池装
置の製造直後にRAMに記憶された積算電池容量を0m
Am秒の値に設定し、以降、充電時にはこの充電容量を
加算すると共に、放電時にはこの放電容量を減算する積
算処理を繰り返すと、この積算電池容量によって、ニッ
ケルカドミウム蓄電池1にそのとき実際に貯えられてい
る電池容量を随時表すことができる。この積算電池容量
は、充電時に定格電池容量を超えた場合にも積算を継続
することにより、過充電の検出に利用することもでき
る。先に検出した充電電流や端子電圧及び放電電流、並
びにこのS16の処理で検出された積算電池容量等のよ
うに頻繁に変化し更新される動的な電池情報はRAMに
記憶される。また、このS16の処理で検出された短絡
セル数やドライアップの検出回数及び充電回数等の比較
的変化の少ない動的な電池情報はEEPROM2eに記
憶される。
【0029】一旦充電が開始されると、以降に呼び出さ
れる割り込みルーチンでは、上記S12の処理において
充電状態が設定されていると判定される。そして、この
場合にも、引き続いて、検出した充電電流の値が充電開
始電流Imin 以上かどうかの判断を行い(S17)、充
電開始電流Imin 以上であると判定された場合には、上
記S16の処理を実行してRAMやEEPROM2eの
電池情報の更新を行った後に割り込みルーチンを終了す
る。
【0030】充電作業は、作業者が蓄電池装置を充電器
から外したり、充電器が−ΔV充電方式等によって自動
的に満充電を検出した場合に完了する。充電が完了する
と、充電電流が供給されなくなるため、その後最初に呼
び出される割り込みルーチンでの上記S17の処理にお
いて、この充電電流が充電開始電流Imin 未満になった
と判定されるので、タイマ割り込みの時間をタイマ時間
T1 間隔に戻すと共に(S18)、充電状態の解除を行
ってから(S19)割り込みルーチンを終了する。そし
て、これにより制御が充電状態から最初の待機状態に戻
る。
【0031】上記S2の通信処理では、EEPROM2
eに予め記憶された定格セル数や定格電池容量等の固定
の電池情報と、上記各処理によって検出されRAMやこ
のEEPROM2eに記憶された端子電圧,充電電流,
積算電池容量,充電回数,短絡セル数,ドライアップ検
出回数,過充電回数,リセット回数及びEEPROMエ
ラー回数等の動的な電池情報を充電器に送信する。充電
器は、定格セル数を受信することにより、これに応じて
充電電圧を調整することができ、定格電池容量と積算電
池容量を受信することにより、充電の完了時期等を判断
することができる。また、充電開始時に積算電池容量が
ある程度の値を示す場合には、ニッケルカドミウム蓄電
池1のメモリー効果を避けるために一旦完全放電させて
から充電を行うように制御することもできる。端子電圧
及び充電電流の値を受信すると、充電時のこれらの値が
正常かどうかを判断できるようになる。充電回数,リセ
ット回数及び過充電回数等を受信すると、これらの回数
が多い場合にはニッケルカドミウム蓄電池1が古くなっ
たり過酷な条件で使用されていることが分かるので、充
電電流を小さくしてこのニッケルカドミウム蓄電池1に
大きな負担をかけないようにしながら充電を行うように
制御することができる。EEPROMエラー回数を受信
すると、この回数が多い場合に、上記各電池情報が信頼
性のないものであると判断することができる。
【0032】以上説明したように、本実施例の蓄電池装
置によれば、定格セル数や定格電池容量等の電池情報を
マイクロコンピュータ2a内部のRAMや外部のEEP
ROM2eに書き込んでおくことにより、通信によって
充電器にこれらの電池情報を知らせることができるの
で、蓄電池装置の種類に応じてマイクロコンピュータ基
板2を変える必要がなくなり、このマイクロコンピュー
タ基板2を汎用化することができる。また、この通信に
よって積算電池容量や短絡セル数等の動的な電池情報を
充電器に送信できるので、充電時の条件を最適に設定し
たり、電池異常の詳細な検出を行うことができるように
なる。しかも、シリアル通信によって各電池情報を順番
に送信するので、この電池情報の数が制限されない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の蓄電池装置によれば、蓄電池装置の電池情報を通信に
よって充電器等に通知することができるので、この蓄電
池装置の構成部品を汎用化し生産性を向上させることが
できるようになる。しかも、この際、通知する電池情報
の数も自由に増減できるようになる。また、蓄電池装置
の使用中に変化する動的な電池情報も充電器等に通知で
きるので、この動的な電池情報に基づいて、より最適な
充電条件等を設定したり、電池異常のより詳細な検出を
行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、マイク
ロコンピュータにおけるメインルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図2】本発明の一実施例を示すものであって、マイク
ロコンピュータにおける割り込みルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の一実施例を示すものであって、蓄電池
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ニッケルカドミウム蓄電池 2 マイクロコンピュータ基板 2a マイクロコンピュータ 2b 端子電圧入力回路 2c 充電電流入力回路 2d 放電電流入力回路 2e EEPROM 4 シャント抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電可能な蓄電池と、 少なくとも蓄電池の定格セル数と定格電池容量とからな
    る電池情報を電気的に記録した電池情報記録手段と、 電池情報記録手段に記録された電池情報を所定の手順で
    外部に送信することができる通信手段とを備えたことを
    特徴とする蓄電池装置。
  2. 【請求項2】電池情報記録手段が電気的に書き換え可能
    な電池情報の記録領域を有すると共に、 使用中に変化する各種電池情報を検出し電池情報記録手
    段に記録する電池情報検出手段が設けられたことを特徴
    とする請求項1に記載の蓄電池装置。
JP5267861A 1993-09-29 1993-09-29 蓄電池装置 Pending JPH0799063A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017138A (ja) * 2001-07-04 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池パック
JP2007325324A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電システム、電池パックおよびその充電方法
JP2008243652A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Mitsubishi Motors Corp リチウムイオン電池の管理システム
JP2012109260A (ja) * 2005-11-14 2012-06-07 Hitachi Vehicle Energy Ltd 二次電池システム
CN103267951A (zh) * 2013-04-25 2013-08-28 国家电网公司 一种用于变电站内蓄电池的在线监测系统
JP2014052296A (ja) * 2011-09-09 2014-03-20 Gs Yuasa Corp 監視装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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