JPH0799228B2 - ヒューム管とその製造方法 - Google Patents

ヒューム管とその製造方法

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JPH0799228B2
JPH0799228B2 JP62236679A JP23667987A JPH0799228B2 JP H0799228 B2 JPH0799228 B2 JP H0799228B2 JP 62236679 A JP62236679 A JP 62236679A JP 23667987 A JP23667987 A JP 23667987A JP H0799228 B2 JPH0799228 B2 JP H0799228B2
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JP
Japan
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fume tube
peripheral surface
inner peripheral
hollow ceramic
manufacturing
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JP62236679A
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JPS6479490A (en
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義正 近藤
澄彦 栗田
Original Assignee
株式会社青木建設
株式会社香蘭社
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、ヒューム管とその製造方法に関するもので
ある。さらに詳しくは、この発明は、高強度で、耐摩耗
性に優れた中空セラミックス骨材を用いた、内周面の劣
化抑制効果に優れたヒューム管とその製造方法に関する
ものである。
(背景技術) 従来、コンクリートの遠心成型体からなるヒューム管が
知られている。これらのヒューム管は、その製造方法、
構造、および使用状態の特殊性から、製造工程および保
存時、さらには使用時に劣化しやすいという問題があっ
た。
たとえば、第2図に示したように、ヒューム管は遠心力
によって締め固めするために、ヒューム管(ア)の外周
面(イ)の近傍では組織構造が密になるものの、逆に内
周面(ウ)に近い部分では組織構造が疎になりやすい。
このため、内周面(ウ)の近傍においてはその組織にク
ラック(エ)が発生しやすいという欠点があった。
このことは、遠心成型によって、ヒューム管(ア)の組
織構造において比重の大きい粗骨材(オ)が外周面
(イ)近傍に集まり、内周面(ウ)近傍にはモルタル分
が多くなるためクラック(エ)が発生しやすいことによ
る。強度的に内周面(ウ)近傍が弱いばかりでなく、モ
ルタル分が多いことにより、硫化水素等の酸成分によっ
てエロージョンされやすい。
ヒューム管は、下水道管等として常時水に接している場
合が多いため、このような劣化は急速に進行し、使用不
能となる。
従来は、このようなヒューム管の欠点を補うために、内
周面(ウ)にモルタルによって修復措置するか、あるい
は内周面(ウ)に樹脂コーティングして、劣化を抑える
ことなどが行われていた。
しかしながら、モルタルによる効果はあまり期待でき
ず、また樹脂コーティングは、耐久性および製造コスト
の面で問題が多いのが実情である。
このため、従来の方法に代わる新しい劣化抑制効果に優
れ、しかも低コストなヒューム管の実現が強く望まれて
いた。
(発明の目的) この発明は、以上の通りの事情を踏まえてなされたもの
であり、従来のヒューム管の欠点を改善し、強度が大き
く、劣化抑制効果に優れ、しかも製造コストの安い新し
い構造のヒューム管とその製造方法を提供することを目
的としている。
(発明の開示) この発明は、上記の目的を実現するために、内周面近傍
に中空セラミックス骨材層を形成してなることを特徴と
するヒューム管を提供するものである。
またこの発明は、このヒューム管を製造するために、中
空セラミックス骨材を用いて遠心成型し、内周面近傍に
中空セラミックス骨材層を形成することを特徴としてい
る。
添付した図面に沿って説明すると、第1図に示したよう
に、この発明のヒューム管は、ヒューム管(1)の内周
面近傍に、中空セラミックス骨材(2)を配した組織構
造からなっている。ヒューム管(1)について、遠心成
型で製造する場合には、比較的比重の大きな粗骨材
(3)は、外周面(4)近傍に集まり、内周面(5)の
近傍には、モルタル分が多くなるが、この発明において
は、このモルタル分の多い内周面(5)の近傍に中空セ
ラミックス骨材(2)を配している。
この中空セラミックス骨材(2)は、単位体積重量が小
さく、モルタル層に浮いた構造で、ヒューム管(1)の
内周面(5)近傍に集まる。中空セラミックス骨材
(2)は、セラミックスであるが故に、その強度は大き
く、また耐摩耗性、耐酸性にも優れたものとすることが
できる。
この中空セラミックス骨材(2)は、たとえば、比重
が、表乾時に1.35、絶乾時に1.32程度で、吸水率2.4%
の、約1〜3mm径のアルミナが例示される。あるいはさ
らにまた、これ以上の粒径のものが適宜に用いられる。
吸水率は、たとえば従来の軽量骨材であるビルトンの3
1.0%(造粒)、14.7%(非造粒)に比べてもはるかに
小さく、安定した組織構造を形成するのに好ましいもの
である。耐久性は著しく向上する。
強度についてみると、コンクリート体としては、圧縮強
度は、475kg/cm2、310kg/cm2(比強度)で、ビルトンの
場合の371kg/cm2、239kg/cm2(比強度)よりも、約30%
も大きい。また、曲げ強度は、70kg/cm2、で、ビルトン
を用いた場合の59kg/cm2よりも、約20%も高い。
粒径が平均1.5〜1.7mmの中空セラミックス骨材は、たと
えば、コンクリートの調合としては、次のような割合
が、また、その特性も、次のように例示される。
(A)調合 W/C(%) 40 単位水量(kg/m3) 204 セメント(kg/m3) 500 中空骨材(kg/m3) 857 (B)特性 比重(気乾時、4週間) 1.53 圧縮強度(kg/cm2) 475 曲げ強度(kg/cm2) 70 乾燥収縮率(×10-4) 1.36 遠心成型において、この中空骨材(2)は、ヒューム管
製造のための原料としてあらかじめ混合しておいてもよ
いし、あるいはまた、成型の途中段階で加えるようにし
てもよい。ヒューム管(1)の全重量および全体積に対
する中空セラミックス骨材(2)の占める割合は、各
々、数%〜数10%の範囲で、ヒューム管の使用場所等に
応じて適宜に選択することができる。
内周面(5)近傍には、以上の通りの中空セラミックス
骨材(2)層が形成されるため、組織構造は密になり、
内周面(5)での衝撃、水分、酸性分等に対しての耐性
は大きく向上する。
(発明の効果) この発明により、以上の通りの強度、劣化抑制効果に優
れ、しかも従来の樹脂コーティングヒューム管に比べて
はるかに低コストなヒューム管が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一例を示した断面図である。ま
た、第2図は、従来例を示した断面図である。 1……ヒューム管、2……中空骨材、 3……粗骨材、4……外周面、 5……内周面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面近傍に中空セラミックス骨材層を形
    成してなることを特徴とするヒューム管。
  2. 【請求項2】中空セラミックス骨材を用いて遠心成型
    し、内周面近傍に中空セラミックス骨材層を形成するこ
    とを特徴とするヒューム管の製造方法。
JP62236679A 1987-09-21 1987-09-21 ヒューム管とその製造方法 Expired - Lifetime JPH0799228B2 (ja)

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JPS6479490A JPS6479490A (en) 1989-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950505B2 (ja) * 1976-07-27 1984-12-08 第一化成株式会社 プラスチツク成形品及びその成形方法
JPS61188110A (ja) * 1985-02-14 1986-08-21 麻生セメント株式会社 耐食性管製造法

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JPS6479490A (en) 1989-03-24

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