JPH0799644A - 画像通信装置 - Google Patents
画像通信装置Info
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- JPH0799644A JPH0799644A JP5242486A JP24248693A JPH0799644A JP H0799644 A JPH0799644 A JP H0799644A JP 5242486 A JP5242486 A JP 5242486A JP 24248693 A JP24248693 A JP 24248693A JP H0799644 A JPH0799644 A JP H0799644A
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 TV会議で互いの視線を一致させる。
【構成】 カメラ1,2は同じ人物を撮像する。撮像さ
れた画像は、ビデオ信号処理部3,4で処理され、対応
点抽出部5及び法線ベクトル抽出部6に印加される。対
応点抽出部5は2つの画像の対応点を抽出し、法線ベク
トル抽出部6は法線ベクトルを抽出する。3次元構造処
理部7は、対応点抽出部5及び法線ベクトル抽出部6で
抽出された情報を使い、被写体のおおよその3次元位置
情報を算出する。このように算出された被写体の構造情
報を使い、座標変換部8が、視線が一致する方向にカメ
ラ1,2を向け、その撮像画像を送受信伝送部9が通信
相手に送信する。
れた画像は、ビデオ信号処理部3,4で処理され、対応
点抽出部5及び法線ベクトル抽出部6に印加される。対
応点抽出部5は2つの画像の対応点を抽出し、法線ベク
トル抽出部6は法線ベクトルを抽出する。3次元構造処
理部7は、対応点抽出部5及び法線ベクトル抽出部6で
抽出された情報を使い、被写体のおおよその3次元位置
情報を算出する。このように算出された被写体の構造情
報を使い、座標変換部8が、視線が一致する方向にカメ
ラ1,2を向け、その撮像画像を送受信伝送部9が通信
相手に送信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像通信装置に関し、
より具体的には、互いの視線を一致させた状態でTV会
議できる画像通信装置に関する。
より具体的には、互いの視線を一致させた状態でTV会
議できる画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの撮像装置の撮影画像を組み合わせ
て利用する複眼撮像系としては、以下のものが知られて
いる。例えば4,000×4,000画素の超高精細な
画像を超高精細モニタに表示する場合、撮像系における
高密度化および高感度化が間題となる。撮像系における
解決手法として、画素数の少ない二つの撮像系を用いて
共通の被写体を撮像し、各撮像系でそれぞれ得られる二
つの画像を合成することにより高精細な一つの画像を得
る複眼撮像装置の原理が提案されている(相澤など、
「超高精細画像取得のための基礎検討」、画像電子学会
予稿90−03−04、p.23〜28)。
て利用する複眼撮像系としては、以下のものが知られて
いる。例えば4,000×4,000画素の超高精細な
画像を超高精細モニタに表示する場合、撮像系における
高密度化および高感度化が間題となる。撮像系における
解決手法として、画素数の少ない二つの撮像系を用いて
共通の被写体を撮像し、各撮像系でそれぞれ得られる二
つの画像を合成することにより高精細な一つの画像を得
る複眼撮像装置の原理が提案されている(相澤など、
「超高精細画像取得のための基礎検討」、画像電子学会
予稿90−03−04、p.23〜28)。
【0003】この原理に基づく複眼撮像装置は、図7に
示すように、左側撮像系110Lと右側撮像系110Rと
を用意し、左側撮像系110Lと右側撮像系110Rとで
サンプリング点を空問位相で1/2ピッチずらして被写
体101を撮像するとともに、左側撮像系110Lで得
られた左側画像ILと右側撮像系110Rで得られた右側
画像IRとをマイクロプロセッサ(以下、「CPU」と
称する。)120で合成処理することにより、一つの撮
像系で被写体101を撮像したときに比べて高精細な一
つの出力画像IOUTを得るものである。
示すように、左側撮像系110Lと右側撮像系110Rと
を用意し、左側撮像系110Lと右側撮像系110Rとで
サンプリング点を空問位相で1/2ピッチずらして被写
体101を撮像するとともに、左側撮像系110Lで得
られた左側画像ILと右側撮像系110Rで得られた右側
画像IRとをマイクロプロセッサ(以下、「CPU」と
称する。)120で合成処理することにより、一つの撮
像系で被写体101を撮像したときに比べて高精細な一
つの出力画像IOUTを得るものである。
【0004】図8は、図7に示した左側撮像系110L
および右側撮像系110Rの基本的な光学構造を示す。
左側撮像系110Lは、左側撮像光学系111Lと左側イ
メージセンサ112Lとからなる。右側撮像系110
Rは、右側撮像光学系111Rと右側イメージセンサ11
2Rとからなる。ここで、左側撮像光学系111Lと右側
撮像光学系111Rとは、互いに等価な仕様(又は性
能)を有し、ここではズームレンズからなる。また、左
側イメージセンサ112Lと右側イメージセンサ112R
とは互いに等価な仕様(又は性能)を有し、サチコンな
どの撮像管又はCCD型撮像素子等の固体撮像素子から
なる。
および右側撮像系110Rの基本的な光学構造を示す。
左側撮像系110Lは、左側撮像光学系111Lと左側イ
メージセンサ112Lとからなる。右側撮像系110
Rは、右側撮像光学系111Rと右側イメージセンサ11
2Rとからなる。ここで、左側撮像光学系111Lと右側
撮像光学系111Rとは、互いに等価な仕様(又は性
能)を有し、ここではズームレンズからなる。また、左
側イメージセンサ112Lと右側イメージセンサ112R
とは互いに等価な仕様(又は性能)を有し、サチコンな
どの撮像管又はCCD型撮像素子等の固体撮像素子から
なる。
【0005】左側撮像系110Lと右側撮像系110Rと
は、それらの光軸LL,LRが被写体面102上の点Oで
ほぼ交差し、かつ、被写体面102の法線O−O’に対
して線対称になるように配置されている。なお、各光軸
LL,LRと被写体面102の法線O−O’とのなす角
(以下、「傾斜角」と称する。)をそれぞれθとしたと
きに、2θを輻輳角と定義する。
は、それらの光軸LL,LRが被写体面102上の点Oで
ほぼ交差し、かつ、被写体面102の法線O−O’に対
して線対称になるように配置されている。なお、各光軸
LL,LRと被写体面102の法線O−O’とのなす角
(以下、「傾斜角」と称する。)をそれぞれθとしたと
きに、2θを輻輳角と定義する。
【0006】この複眼撮像装置では、被写体距離が変化
した場合には、例えば、図8に示す×印を中心として左
側撮像系110L及び右側撮像系110Rをそれぞれ回転
させて、被写体距離の変化に応じて輻輳角2θを変更し
た上で、撮像が行なわれる。次に、距離画像に関して説
明する。図9は、距離画像を求めるために用いられる三
角測量の説明図である。なお、以下の説明では、特記し
ない限り、右側カメラ及び左側カメラのイメージセンサ
がそれぞれポジ面に置かれた状態で図示する。三角測量
によれば、2つのカメラ(右側カメラおよび左側カメ
ラ)を用いて三次元空間内にある物体(被写体)を撮像
した場合で、右側カメラのレンズの中心点をOR、左側
カメラのレンズの中心点をOLとしたとき、この物体上
の一点Pの、右側カメラのセンサ面ASRでの投影点PR
と左側カメラのセンサ面ASLでの投影点PLとから、こ
の物体上の一点Pの三次元座標を得ることができる。
した場合には、例えば、図8に示す×印を中心として左
側撮像系110L及び右側撮像系110Rをそれぞれ回転
させて、被写体距離の変化に応じて輻輳角2θを変更し
た上で、撮像が行なわれる。次に、距離画像に関して説
明する。図9は、距離画像を求めるために用いられる三
角測量の説明図である。なお、以下の説明では、特記し
ない限り、右側カメラ及び左側カメラのイメージセンサ
がそれぞれポジ面に置かれた状態で図示する。三角測量
によれば、2つのカメラ(右側カメラおよび左側カメ
ラ)を用いて三次元空間内にある物体(被写体)を撮像
した場合で、右側カメラのレンズの中心点をOR、左側
カメラのレンズの中心点をOLとしたとき、この物体上
の一点Pの、右側カメラのセンサ面ASRでの投影点PR
と左側カメラのセンサ面ASLでの投影点PLとから、こ
の物体上の一点Pの三次元座標を得ることができる。
【0007】図9において、基線B、基線長LB、エピ
ポーラ面(視線面)Ae及びエピポーラ・ライン(視線
像)LeR,LeLは、それぞれ以下のように定義される。
即ち、基線Bとは、右側カメラのレンズの中心点ORと
左側カメラのレンズの中心点OLとを結ぶ線をいう。基
線長LBとは、基線Bの長さをいう。エピポーラ面Aeと
は、物体上の一点P、投影点PR及び投影点PLの三点を
結んでできる平面をいう。エピポーラ・ライン(視線
像)LeRとは、エピポーラ面Aeと右側カメラのセンサ
面ASRとの交線をいい、エピポーラ・ラインLeLとは、
エピポーラ面Aeと左側カメラのセンサ面ASLとの交線
をいう。
ポーラ面(視線面)Ae及びエピポーラ・ライン(視線
像)LeR,LeLは、それぞれ以下のように定義される。
即ち、基線Bとは、右側カメラのレンズの中心点ORと
左側カメラのレンズの中心点OLとを結ぶ線をいう。基
線長LBとは、基線Bの長さをいう。エピポーラ面Aeと
は、物体上の一点P、投影点PR及び投影点PLの三点を
結んでできる平面をいう。エピポーラ・ライン(視線
像)LeRとは、エピポーラ面Aeと右側カメラのセンサ
面ASRとの交線をいい、エピポーラ・ラインLeLとは、
エピポーラ面Aeと左側カメラのセンサ面ASLとの交線
をいう。
【0008】図10に示すように、基線Bの中点を原点
O(0,0,0)、基線Bに沿ってx軸、紙面に垂直な
方向にy軸(図示せず。)、そして、基線B及びy軸に
垂直な方向にz軸をとり、右側カメラのレンズおよび左
側カメラのレンズの焦点距離をそれぞれfとし、物体上
の一点Pの座標を(xP,yP,zP)、投影点PRの座標
を(xPR,yPR,zPR)及び投影点PLの座標を
(xPL,yPL,zPL)とする。このとき、右側カメラお
よび左側カメラの光軸がそれぞれ、図10に示すよう
に、基線Bに対して垂直である場合(即ち、2つの光軸
が互いに平行である場合)、以下の式が成立する。即
ち、
O(0,0,0)、基線Bに沿ってx軸、紙面に垂直な
方向にy軸(図示せず。)、そして、基線B及びy軸に
垂直な方向にz軸をとり、右側カメラのレンズおよび左
側カメラのレンズの焦点距離をそれぞれfとし、物体上
の一点Pの座標を(xP,yP,zP)、投影点PRの座標
を(xPR,yPR,zPR)及び投影点PLの座標を
(xPL,yPL,zPL)とする。このとき、右側カメラお
よび左側カメラの光軸がそれぞれ、図10に示すよう
に、基線Bに対して垂直である場合(即ち、2つの光軸
が互いに平行である場合)、以下の式が成立する。即
ち、
【0009】
【数1】(xPL+LB/2)/f=(xP+LB/2)/zP
【0010】
【数2】(xPR-LB/2)/f=(xP-LB/2)/zP
【0011】
【数3】yL/f=yR/f=y/zP
【0012】
【数4】(LB+xPL−xPR)/f=LB/zP よって、物体上の一点Pの座標(xP,yP,zP)は、
下記式により求められる。即ち、
下記式により求められる。即ち、
【0013】
【数5】xP=LB((xPL+xPR)/2)/(LB+xPL-xPR)
【0014】
【数6】yP=LB((yPL+yPR)/2)/(LB+XPL-xPR)
【0015】
【数7】zP=LBf/(LB+xPL-xPR) また、右側カメラ及び左側カメラの光軸がそれぞれ、図
11に示すように基線Bに対して所定の角度(輻輳角)
θをもっている場合には、以下の式が成立する。即ち、
11に示すように基線Bに対して所定の角度(輻輳角)
θをもっている場合には、以下の式が成立する。即ち、
【0016】
【数8】(xPL+LB/2)zPL=(xP+LB/2)/zP
【0017】
【数9】(xPR-LB/2)/zPR=(xP-LB/2)/zP
【0018】
【数10】yPL/zPL=yPR/zPR=yP/zP
【0019】
【数11】 LB/zP=((zPL+LB/2)−(zPL/z
PR)(xPR−LB/2)/ZPL 但し、|xPR|≧|xPL|
PR)(xPR−LB/2)/ZPL 但し、|xPR|≧|xPL|
【0020】
【数12】 LB/zP=(-(xPR-LB/2)+(zPR/zPL)(xPL+LB/2))/zPR 但し、|xPR|<|xPL|
【0021】
【数13】zPR=(xPR-LB/2)tan(θ)+fcos(θ)
【0022】
【数14】zPL=-(xPL+LB/2)tan(θ)+fcos(θ)
【0023】これらの
【数1】〜
【数14】から、物体上の一点Pの座標(xP,yP,z
P)を求めることができる。
P)を求めることができる。
【0024】以上説明した三角測量により、右側撮像系
及び左側撮像系からなる複眼撮像系によって撮像した二
枚の画像から、物体(被写体)までの距離を求めること
ができる。しかし、三角測量は、右側カメラのセンサ面
ASRでの投影点PRと左側カメラのセンサ面ASLでの投
影点PLとが同じ点Pの投影点であることを前提条件と
して、物体までの距離を求めるものであるので、左側カ
メラのセンサ面ASLでの投影点PLに対応する右側カメ
ラのセンサ面ASRでの投影点PRが抽出されている必要
がある。従って、複眼撮像系を用いて距離情報を得るに
は、如何にして対応点を抽出するか(対応点抽出方法)
が問題となる。代表的な対応点抽出方法としては、既に
工場などで応用されているテンプレート・マッチング法
等がある。
及び左側撮像系からなる複眼撮像系によって撮像した二
枚の画像から、物体(被写体)までの距離を求めること
ができる。しかし、三角測量は、右側カメラのセンサ面
ASRでの投影点PRと左側カメラのセンサ面ASLでの投
影点PLとが同じ点Pの投影点であることを前提条件と
して、物体までの距離を求めるものであるので、左側カ
メラのセンサ面ASLでの投影点PLに対応する右側カメ
ラのセンサ面ASRでの投影点PRが抽出されている必要
がある。従って、複眼撮像系を用いて距離情報を得るに
は、如何にして対応点を抽出するか(対応点抽出方法)
が問題となる。代表的な対応点抽出方法としては、既に
工場などで応用されているテンプレート・マッチング法
等がある。
【0025】テンプレート・マッチング法を説明する。
テンプレート・マッチング法は、左側カメラのセンサ面
ASLに結像される左画像の任意の一点を囲むテンプレー
トを考え、このテンプレート内の画像に対して、右側カ
メラのセンサASRに結像される右画像とを比較し、その
類似性から対応点を決定するものである。なお、類似性
の判定には、SSDA(Sequential Sim
ilarity Detection Algorit
hm)法と、相関法がある。
テンプレート・マッチング法は、左側カメラのセンサ面
ASLに結像される左画像の任意の一点を囲むテンプレー
トを考え、このテンプレート内の画像に対して、右側カ
メラのセンサASRに結像される右画像とを比較し、その
類似性から対応点を決定するものである。なお、類似性
の判定には、SSDA(Sequential Sim
ilarity Detection Algorit
hm)法と、相関法がある。
【0026】SSDA法では、数15に示すように、左
画像のエピポーラ・ラインLeL上の全ての画素と右画像
のエピポーラ・ラインLeR上の全ての画素に対して、左
画像のテンプレート内の画像中の画素値ELと探索する
右画像中の画素値ERとの差を加算し、得られた和E
(x,y)が最小になる座標をもって対応点の座標とす
るものである。
画像のエピポーラ・ラインLeL上の全ての画素と右画像
のエピポーラ・ラインLeR上の全ての画素に対して、左
画像のテンプレート内の画像中の画素値ELと探索する
右画像中の画素値ERとの差を加算し、得られた和E
(x,y)が最小になる座標をもって対応点の座標とす
るものである。
【0027】
【数15】
【0028】SSDA法では、今までに計算した他の座
標における最小値よりも計算中の画素値の差の和が大き
〈なった場合には、計算を中止して次の座標に移動して
もよいので、余分な計算をなくして計算時間を短縮でき
る。
標における最小値よりも計算中の画素値の差の和が大き
〈なった場合には、計算を中止して次の座標に移動して
もよいので、余分な計算をなくして計算時間を短縮でき
る。
【0029】相関法は、数16に示すように、左画像の
テンプレート内の画像中の画素値ELと探索する右画像
中の画素値ERとの相互相関をとることにより相関値P
(x,y)を求めて、求めた相関値P(x,y)が最大
となる座標をもって対応点の座標とするものである。な
お、数16に示す正規化相互相関では、最大値は1とな
る。
テンプレート内の画像中の画素値ELと探索する右画像
中の画素値ERとの相互相関をとることにより相関値P
(x,y)を求めて、求めた相関値P(x,y)が最大
となる座標をもって対応点の座標とするものである。な
お、数16に示す正規化相互相関では、最大値は1とな
る。
【0030】
【数16】
【0031】また、視線を一致させる技術に関しては、
平成4年特許出願公開第196696号がある。そこに
は、通信相手の顔画像を見ながら同時にその観察者であ
る通信者の画像を撮像して通信相手に送信する対面通信
において、通信相手との視線一致を光学的に実現する方
式として次のようなものが提案されている。例えば、動
画像として表示される通信相手と正対する通信において
良好な視線一致を得るために、撮像系(カメラ)と表示
系(ディスプレイ装置)の光軸をハーフミラーで結合す
る構成を開示している。
平成4年特許出願公開第196696号がある。そこに
は、通信相手の顔画像を見ながら同時にその観察者であ
る通信者の画像を撮像して通信相手に送信する対面通信
において、通信相手との視線一致を光学的に実現する方
式として次のようなものが提案されている。例えば、動
画像として表示される通信相手と正対する通信において
良好な視線一致を得るために、撮像系(カメラ)と表示
系(ディスプレイ装置)の光軸をハーフミラーで結合す
る構成を開示している。
【0032】また、他の例として、図12に示すよう
に、表示装置に近接した位置にカメラを配置する。図1
2(1)は正面図、同(2)はその側面図を示し、表示
装置(ディスプレイ)の上方にカメラ2を配置する。カ
メラ2は、被撮影者3に対しては角度θ(カメラ2とデ
ィスプレイ1面の動画ウインドウ中心T点を注視する被
撮影者3の眼Eを結ぶ線とのなす角度)をもっている。
これは、ディスプレイ面と被撮影者との距離Lが大きい
場合に、視線の不一致を感じさせない機器配置構成であ
る。
に、表示装置に近接した位置にカメラを配置する。図1
2(1)は正面図、同(2)はその側面図を示し、表示
装置(ディスプレイ)の上方にカメラ2を配置する。カ
メラ2は、被撮影者3に対しては角度θ(カメラ2とデ
ィスプレイ1面の動画ウインドウ中心T点を注視する被
撮影者3の眼Eを結ぶ線とのなす角度)をもっている。
これは、ディスプレイ面と被撮影者との距離Lが大きい
場合に、視線の不一致を感じさせない機器配置構成であ
る。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例では、
視覚的に違和感を感じさせるという問題点があった。ま
た、より臨場感を高めるためには大画面表示が必須とな
り、表示装置の画面サイズが大きくなると共に半透鏡の
サイズも大きくしなければならない。その結果、奥行き
が大きくなり、表示・撮像装置自体が大型のものとなっ
てしまうという問題点があった。
視覚的に違和感を感じさせるという問題点があった。ま
た、より臨場感を高めるためには大画面表示が必須とな
り、表示装置の画面サイズが大きくなると共に半透鏡の
サイズも大きくしなければならない。その結果、奥行き
が大きくなり、表示・撮像装置自体が大型のものとなっ
てしまうという問題点があった。
【0034】大画面化に応じて撮像装置にも広角のレン
ズを用いる事が不可欠となり、かつ、半透鏡の価格もサ
イズに応じて高いものとなるので、その結果、装置全体
が高価なものになるという問題点があった。
ズを用いる事が不可欠となり、かつ、半透鏡の価格もサ
イズに応じて高いものとなるので、その結果、装置全体
が高価なものになるという問題点があった。
【0035】従来例では更に、目を避けたい場合に、有
効な手段が存在しない。
効な手段が存在しない。
【0036】本発明は、このような問題点を解決する画
像通信装置を提示することを目的とする。
像通信装置を提示することを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像通信装
置は、通信相手の画像を互いの表示装置に表示して会話
する画像通信装置であって、各通信端末が、複数の撮像
装置と、当該複数の撮像装置による撮影画像を、通信相
手の視線と一致させるべく処理する視線一致処理装置と
を具備することを特徴とする。
置は、通信相手の画像を互いの表示装置に表示して会話
する画像通信装置であって、各通信端末が、複数の撮像
装置と、当該複数の撮像装置による撮影画像を、通信相
手の視線と一致させるべく処理する視線一致処理装置と
を具備することを特徴とする。
【0038】
【作用】上記手段により、通信相手との視線が一致した
画像を通信相手に送信できるようになり、視線を相互に
一致させることができる。
画像を通信相手に送信できるようになり、視線を相互に
一致させることができる。
【0039】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0040】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示し、図2は端末の外観図を示す。
ック図を示し、図2は端末の外観図を示す。
【0041】図2に示すように、端末としては、ディス
プレイ装置、2台のカメラ、マンマシン・インターフェ
ース部(キーボード、マウス、スイッチ類など)からな
る。図1において、カメラ1,2は同じ被写体を撮像す
る。TV会議などの状況下では、通常、主たる被写体は
TV会議しようとする人物である。撮像された画像は、
画像メモリを有するビデオ信号処理部3,4へ伝送され
る。ビデオ信号処理部3,4で処理された画像は、対応
点抽出部5及び法線ベクトル抽出部6に印加される。対
応点抽出部5は対応点を抽出し、法線ベクトル抽出部6
は法線ベクトルを抽出する。
プレイ装置、2台のカメラ、マンマシン・インターフェ
ース部(キーボード、マウス、スイッチ類など)からな
る。図1において、カメラ1,2は同じ被写体を撮像す
る。TV会議などの状況下では、通常、主たる被写体は
TV会議しようとする人物である。撮像された画像は、
画像メモリを有するビデオ信号処理部3,4へ伝送され
る。ビデオ信号処理部3,4で処理された画像は、対応
点抽出部5及び法線ベクトル抽出部6に印加される。対
応点抽出部5は対応点を抽出し、法線ベクトル抽出部6
は法線ベクトルを抽出する。
【0042】3次元構造処理部7は、対応点抽出部5及
び法線ベクトル抽出部6で抽出された情報を使い、被写
体のおおよその3次元位置情報を算出する。このように
算出された被写体の構造情報を使い、座標変換部8が、
任意の指定の方向に被写体を向かせる。指定の方向に向
けられた被写体の画像を送受信伝送部9から通信相手に
送信する。
び法線ベクトル抽出部6で抽出された情報を使い、被写
体のおおよその3次元位置情報を算出する。このように
算出された被写体の構造情報を使い、座標変換部8が、
任意の指定の方向に被写体を向かせる。指定の方向に向
けられた被写体の画像を送受信伝送部9から通信相手に
送信する。
【0043】以上はごく基本的な情報の流れであるが、
以下、細部を詳細に説明する。
以下、細部を詳細に説明する。
【0044】対応点抽出部5を説明する。対応点抽出部
5は、2つの撮像画像からそれぞれ抽出した二本のエピ
ポーラ・ラインから形成される視差画面上の各交点で、
この二枚の二値画像の実画素に基づく興奮性結合及び抑
制性結合をもつ局所演算を行うことにより視差ラインを
算出する。この二枚の二値画像の対応点を抽出する際
に、各二値画像の互いに隣り合う実画素の間に、実画素
間の連続性を示す仮想画素をそれぞれ設け、仮想画素に
基づく興奮性結合及び抑制性結合をもつ局所演算を、実
画素に基づく興奮性結合及び抑制性結合をもつ局所演算
と並行して行う。なお、仮想画素に基づく興奮性結合
は、実画素に基づく興奮性結合と互いに拮抗し、また、
仮想画素に基づく抑制性結合は実画素に基づく抑制性結
合と互いに拮抗する。
5は、2つの撮像画像からそれぞれ抽出した二本のエピ
ポーラ・ラインから形成される視差画面上の各交点で、
この二枚の二値画像の実画素に基づく興奮性結合及び抑
制性結合をもつ局所演算を行うことにより視差ラインを
算出する。この二枚の二値画像の対応点を抽出する際
に、各二値画像の互いに隣り合う実画素の間に、実画素
間の連続性を示す仮想画素をそれぞれ設け、仮想画素に
基づく興奮性結合及び抑制性結合をもつ局所演算を、実
画素に基づく興奮性結合及び抑制性結合をもつ局所演算
と並行して行う。なお、仮想画素に基づく興奮性結合
は、実画素に基づく興奮性結合と互いに拮抗し、また、
仮想画素に基づく抑制性結合は実画素に基づく抑制性結
合と互いに拮抗する。
【0045】David Marrにより提案された協
調アルゴリズムでは以下の3つの規則がある。即ち、 規則1(適合性)・・・黒点は黒点とのみ整合し得る。
調アルゴリズムでは以下の3つの規則がある。即ち、 規則1(適合性)・・・黒点は黒点とのみ整合し得る。
【0046】規則2(一意性)・・・ほとんど常に、一
つの画像の一つの黒点は、他方の画像の唯一の黒点と整
合し得る。
つの画像の一つの黒点は、他方の画像の唯一の黒点と整
合し得る。
【0047】規則3(連続性)・・・整合する点の視差
は、ほとんど全域で滑らかに変化する。
は、ほとんど全域で滑らかに変化する。
【0048】本実施例は、これらの3つの規則に更に、
以下の規則4〜6を追加するものである。即ち、 規則4・・・視差の連続性の度合いを、局所処理の中心
ほど強く局所処理の周辺ほど弱くする。
以下の規則4〜6を追加するものである。即ち、 規則4・・・視差の連続性の度合いを、局所処理の中心
ほど強く局所処理の周辺ほど弱くする。
【0049】規則5・・・一意性を強化するため、局所
処理の周辺に行くほど抑制性結合を強くする。
処理の周辺に行くほど抑制性結合を強くする。
【0050】規則6・・・画像中の互いに隣り合う実画
素の間に、実画素間の連続性を示す仮想画素をそれぞれ
設け、設けた各仮想画素に基づいて規則1〜5に拮抗す
る処理を施す。
素の間に、実画素間の連続性を示す仮想画素をそれぞれ
設け、設けた各仮想画素に基づいて規則1〜5に拮抗す
る処理を施す。
【0051】なお、規則5における局所処理とは、一つ
の画像の一実画素に注目したとき、その実画素を中心と
した局所領域に施す処理をいい、局所処理の中心とは、
このとき注目した一実画素の位置をいい、局所処理の周
辺とは、このとき注目した一実画素から離れた位置をい
う。この局所処理に繰り返しにより、視差ラインを算出
し、対応点を抽出する。
の画像の一実画素に注目したとき、その実画素を中心と
した局所領域に施す処理をいい、局所処理の中心とは、
このとき注目した一実画素の位置をいい、局所処理の周
辺とは、このとき注目した一実画素から離れた位置をい
う。この局所処理に繰り返しにより、視差ラインを算出
し、対応点を抽出する。
【0052】法線ベクトル抽出部6は、図3に示すよう
に3つのモジュールからなる。SSモジュールは、画像
上の物体の遮蔽輪郭部分の法線方向を基に3次元構造情
報を抽出する。このモジュールは、3次元物体の表面に
対する滑らかな拘束を仮定して、緩和法により大局的に
最も誤差の少ない状態を解とするものである。初期条件
として遮蔽輪郭の法線方向情報が用いられる。画素点
〈x,y)における法線方回を表わす関数をf(x,
y),g(x,y)とする。近傍の法線との問の滑らか
さを表わす量egを、次式のように定義する。即ち、
に3つのモジュールからなる。SSモジュールは、画像
上の物体の遮蔽輪郭部分の法線方向を基に3次元構造情
報を抽出する。このモジュールは、3次元物体の表面に
対する滑らかな拘束を仮定して、緩和法により大局的に
最も誤差の少ない状態を解とするものである。初期条件
として遮蔽輪郭の法線方向情報が用いられる。画素点
〈x,y)における法線方回を表わす関数をf(x,
y),g(x,y)とする。近傍の法線との問の滑らか
さを表わす量egを、次式のように定義する。即ち、
【0053】
【数17】eg=∫∫((fx 2+fy 2)+(gx 2+gy 2))dxdy 但し、fxは関数fのx方向の偏微分、fyは関数fのy方
向の偏微分、gxは関数gのx方向の偏微分、gyは関数g
のy方向の偏微分である。
向の偏微分、gxは関数gのx方向の偏微分、gyは関数g
のy方向の偏微分である。
【0054】また、測定輝度値Iと理論値R(f,g)
との誤差を表わす量efを、次式のように定義する。即
ち、
との誤差を表わす量efを、次式のように定義する。即
ち、
【0055】
【数18】ef=∫∫(I(x,y)−R(f,g))2dxdy SSモジュールは、eg+λefを最小化するために変
分法によりf,gを解いて離散化を行ない、緩和法を実
行して法線方向情報を抽出する。
分法によりf,gを解いて離散化を行ない、緩和法を実
行して法線方向情報を抽出する。
【0056】LSAMモジュールは、物体の表面形状と
して球面を想定して、画素の局所的な輝度変化情報に基
づいて法線方向を算出する。画素上での方向ξにおける
輝度Iの2次微分d2Iは、ξだけ回転した座標系
(u,v)におけるu方向の2次偏微分Iuuの値と等し
い。この値は、次の座標変換式 Iuu=Ixxcos2ξ+Iyysin2ξ+2Ixycosξsinξ から求められる。
して球面を想定して、画素の局所的な輝度変化情報に基
づいて法線方向を算出する。画素上での方向ξにおける
輝度Iの2次微分d2Iは、ξだけ回転した座標系
(u,v)におけるu方向の2次偏微分Iuuの値と等し
い。この値は、次の座標変換式 Iuu=Ixxcos2ξ+Iyysin2ξ+2Ixycosξsinξ から求められる。
【0057】Iuuが最小になる条件は、 dIuu/dξ=0 である。従って、 tanξ=2Ixy/(Ixx−Iyy) となる。
【0058】物体表面が球状であると仮定し、そのとき
のIxx,Iyy,Ixyの値を代入すると、 tan2ξ=
2xy/(x2-y2) となる。また、 tanθ=y/x であるから、 tan2θ=2tanθ/(1−tan2θ) =2xy/(x2-y2) =tan2ξ となる。
のIxx,Iyy,Ixyの値を代入すると、 tan2ξ=
2xy/(x2-y2) となる。また、 tanθ=y/x であるから、 tan2θ=2tanθ/(1−tan2θ) =2xy/(x2-y2) =tan2ξ となる。
【0059】従って、表面形状を球面と仮定したとき、
法線の方位角θは、輝度の2次微分d2Iの最小方向に
等しい。LSAMモジュールは、このような演算により
法線方向を算出する。
法線の方位角θは、輝度の2次微分d2Iの最小方向に
等しい。LSAMモジュールは、このような演算により
法線方向を算出する。
【0060】SSモジュール及びLSAMモジュールの
詳細は、Ikeuchi,K. &B.K.P. Ho
rn ”Numerical Shape from
Shading and Ocduling Boun
daries”,A1,vol.17,#1−3,P
P.141−184,1981、及び、Pentlan
d A.P.”Local Shading anal
ysis”,IEEETrans,PAM1−6,#
2,1984に記載されている。
詳細は、Ikeuchi,K. &B.K.P. Ho
rn ”Numerical Shape from
Shading and Ocduling Boun
daries”,A1,vol.17,#1−3,P
P.141−184,1981、及び、Pentlan
d A.P.”Local Shading anal
ysis”,IEEETrans,PAM1−6,#
2,1984に記載されている。
【0061】SSモジュール及びLSAMモジュールで
算出された法線方向情報から、新たに利用する法線方向
情報を次のように定義する。即ち、SSモジュールで算
出された法線ベクトルをfSSとし、LSAMモジュール
で算出された法線ベクトルをfLSAMとすると、新たに利
用する法線方向情報fを次式により求める。即ち、 f=(fSS+fLSAM)/2 又は、任意の点(x,y)の近傍領域のfSSとfLSAMの
全体の平均からfを定義してもよい。仮に、近傍領域か
ら4つのfSS1,fSS2,fSS3,fSS4;fLSAM1,f
LSAM2,fLSAM3,fLSAM4が得られたとき、 f=(1/8)(Σ(fSSi+fLSAMi)) とする。但し、iは1〜4である。
算出された法線方向情報から、新たに利用する法線方向
情報を次のように定義する。即ち、SSモジュールで算
出された法線ベクトルをfSSとし、LSAMモジュール
で算出された法線ベクトルをfLSAMとすると、新たに利
用する法線方向情報fを次式により求める。即ち、 f=(fSS+fLSAM)/2 又は、任意の点(x,y)の近傍領域のfSSとfLSAMの
全体の平均からfを定義してもよい。仮に、近傍領域か
ら4つのfSS1,fSS2,fSS3,fSS4;fLSAM1,f
LSAM2,fLSAM3,fLSAM4が得られたとき、 f=(1/8)(Σ(fSSi+fLSAMi)) とする。但し、iは1〜4である。
【0062】座標変換部8を説明する。座標変換部8
は、自動選択モードと任意選択モードのどちらか一方を
選択し、実行する。自動変換モードは、法線ベクトル抽
出部6で算出した法線ベクトルを利用する。通常、法線
ベクトルは被写体の形によって様々な方向を向いている
が、例えば、TV会議などで人物が中心の被写体の場
合、撮像される被写体として人物がほぼ中心に位置する
ので、中心近傍の領域の平均値から全体の方向を見地
し、これがカメラの光軸と一致するように回転させる。
数学的には、次の変換になる。
は、自動選択モードと任意選択モードのどちらか一方を
選択し、実行する。自動変換モードは、法線ベクトル抽
出部6で算出した法線ベクトルを利用する。通常、法線
ベクトルは被写体の形によって様々な方向を向いている
が、例えば、TV会議などで人物が中心の被写体の場
合、撮像される被写体として人物がほぼ中心に位置する
ので、中心近傍の領域の平均値から全体の方向を見地
し、これがカメラの光軸と一致するように回転させる。
数学的には、次の変換になる。
【0063】
【数19】
【0064】ここで、(ω,φ,χ)が回転角である。
【0065】任意選択モードでは、TV会議における通
信相手が、送信側の撮像画像の向きを変換することを可
能にする。変換式として数19と同じであるが、変換の
回転角の情報が通信相手から伝送されてくるのが特徴で
ある。
信相手が、送信側の撮像画像の向きを変換することを可
能にする。変換式として数19と同じであるが、変換の
回転角の情報が通信相手から伝送されてくるのが特徴で
ある。
【0066】次に、複眼光学系を説明する。図4は、本
実施例における複眼撮像系の基本配置を示す。右側撮像
系100は、右側撮像光学系102と右側イメージセン
サ103とからなり、左側撮像光学系200は、左側撮
像光学系202と左側イメージセンサ203とからな
る。ここで、右側撮像光学系102と左側撮像光学系2
02とは互いに等価な仕様(又は性能)を有し、ここで
はズームレンズからなる。また、右側イメージセンサ1
03と左側イメージセンサ203は互いに等価な仕様
(又は性能)を有し、ここでは、サチコンなどの撮像管
又はCCD型撮像素子等のような固体撮像索子からな
る。
実施例における複眼撮像系の基本配置を示す。右側撮像
系100は、右側撮像光学系102と右側イメージセン
サ103とからなり、左側撮像光学系200は、左側撮
像光学系202と左側イメージセンサ203とからな
る。ここで、右側撮像光学系102と左側撮像光学系2
02とは互いに等価な仕様(又は性能)を有し、ここで
はズームレンズからなる。また、右側イメージセンサ1
03と左側イメージセンサ203は互いに等価な仕様
(又は性能)を有し、ここでは、サチコンなどの撮像管
又はCCD型撮像素子等のような固体撮像索子からな
る。
【0067】右側撮像系100と左側撮像系200は、
それらの光軸101,201が被写体面l上の点Oでほ
ぼ交差し、かつ、被写体面1000の法線O−O’に対
して線対称になるように配置されている。なお、各光軸
101,201と被写体面1の法線O−O’とのなす角
(以下、傾斜角と称する)をそれぞれθとしたときに、
2θを輻輳角と定義する。この複眼撮像装置では、被写
体距離が変化した場合には、たとえば回転中心F1,F2
を中心として右側撮像系100及び左側撮像系200を
それぞれ回転させて、被写体距離の変化に応じて輻輳角
2θを変更し、その後、撮像を実行する。
それらの光軸101,201が被写体面l上の点Oでほ
ぼ交差し、かつ、被写体面1000の法線O−O’に対
して線対称になるように配置されている。なお、各光軸
101,201と被写体面1の法線O−O’とのなす角
(以下、傾斜角と称する)をそれぞれθとしたときに、
2θを輻輳角と定義する。この複眼撮像装置では、被写
体距離が変化した場合には、たとえば回転中心F1,F2
を中心として右側撮像系100及び左側撮像系200を
それぞれ回転させて、被写体距離の変化に応じて輻輳角
2θを変更し、その後、撮像を実行する。
【0068】次に、本実施例における複眼撮像装置およ
びその処理系を具体的に説明する。図5は本実施例の複
眼撮像装置の第1実施例を示す概略構成図、図6はその
処理ブロック図である。図5に示す複眼撮像装置では、
図4に示す基本配置を前提に、2組の撮像系(右側撮像
系100及び左側撮像系200)を用いて、共通の被写
体を撮像して得られる2つの画像を合成することにより
高精細な1つの画像を得るものである。
びその処理系を具体的に説明する。図5は本実施例の複
眼撮像装置の第1実施例を示す概略構成図、図6はその
処理ブロック図である。図5に示す複眼撮像装置では、
図4に示す基本配置を前提に、2組の撮像系(右側撮像
系100及び左側撮像系200)を用いて、共通の被写
体を撮像して得られる2つの画像を合成することにより
高精細な1つの画像を得るものである。
【0069】右側撮像系100及び左側撮像系200の
構成を、図5を参照して詳細に説明する。右側撮像系1
00は、右側撮像光学系102と、撮像管からなる右側
イメージ・センサ103とからなり、左側撮像系200
は、左側撮像光学系202と、撮像管からなる左側イメ
ージ・センサ203とからなる。
構成を、図5を参照して詳細に説明する。右側撮像系1
00は、右側撮像光学系102と、撮像管からなる右側
イメージ・センサ103とからなり、左側撮像系200
は、左側撮像光学系202と、撮像管からなる左側イメ
ージ・センサ203とからなる。
【0070】右側撮像光学系102及び左側撮像光学系
202はそれぞれ、変倍群102b,202b及び合焦
群102d,202dを含むレンズ群102a〜102
d,202a〜202dと、変倍群102b,202b
を駆動するための駆動系であるズーム・モータ106,
206と、合焦群102d,202dを駆動するための
駆動系であるフォーカス・モータ107,207と、光
軸101,201を含む平面内で撮像光学系102,2
02及びイメージ・センサ103,203を一体として
回転させるための機構系(不図示)及び駆動系(輻輳角
モータ104,204)と、輻輳角モータ104,20
4の回転角を検出する角度エンコーダ105,205と
を含む。なお、角度エンコータ105,205として
は、例えばポテンショメータのような外付けの部材を用
いてもよいし、例えばパルス・モータのように駆動信号
から回転角を検出できるモータではの駆動信号を回転角
に変換する手段でもよい。
202はそれぞれ、変倍群102b,202b及び合焦
群102d,202dを含むレンズ群102a〜102
d,202a〜202dと、変倍群102b,202b
を駆動するための駆動系であるズーム・モータ106,
206と、合焦群102d,202dを駆動するための
駆動系であるフォーカス・モータ107,207と、光
軸101,201を含む平面内で撮像光学系102,2
02及びイメージ・センサ103,203を一体として
回転させるための機構系(不図示)及び駆動系(輻輳角
モータ104,204)と、輻輳角モータ104,20
4の回転角を検出する角度エンコーダ105,205と
を含む。なお、角度エンコータ105,205として
は、例えばポテンショメータのような外付けの部材を用
いてもよいし、例えばパルス・モータのように駆動信号
から回転角を検出できるモータではの駆動信号を回転角
に変換する手段でもよい。
【0071】右側撮像光学系102のフォーカス・モー
タ107及びズーム・モータ106は、変倍群102b
の光軸方向の位置情報を得るためのフォーカス・エンコ
ーダ109の出力信号及び合焦群102dの光軸方向の
位置情報を得るためのズーム・エンコーダ108の出力
信号により制御され、左側撮像光学系202のフォーカ
ス・モータ207及びズーム・モータ206は、変倍群
202bの光軸方向の位置情報を得るためのフォーカス
・エンコーダ209の出力信号及び合焦群202dの光
軸方向の位置情報を得るためのズーム・エンコーダ20
8の出力信号により制御される。これらにより、右側撮
像光学系102の焦点距離と左側撮像光学系202の焦
点距離とは常に一致するように制御され、この結果、右
側撮像光学系102の結像倍率と左側撮像光学系202
の結像倍率は常に一致する。
タ107及びズーム・モータ106は、変倍群102b
の光軸方向の位置情報を得るためのフォーカス・エンコ
ーダ109の出力信号及び合焦群102dの光軸方向の
位置情報を得るためのズーム・エンコーダ108の出力
信号により制御され、左側撮像光学系202のフォーカ
ス・モータ207及びズーム・モータ206は、変倍群
202bの光軸方向の位置情報を得るためのフォーカス
・エンコーダ209の出力信号及び合焦群202dの光
軸方向の位置情報を得るためのズーム・エンコーダ20
8の出力信号により制御される。これらにより、右側撮
像光学系102の焦点距離と左側撮像光学系202の焦
点距離とは常に一致するように制御され、この結果、右
側撮像光学系102の結像倍率と左側撮像光学系202
の結像倍率は常に一致する。
【0072】以上の構成により、まず回転角情報検出手
段105,205が輻輳角2θを検出する。次に、ズー
ム・エンコーダ108,208の出力信号により、各撮
像光学系102,202の焦点距離が求められる。そし
て、フォーカス・エンコーダ109,209の出力信号
により各撮像光学系102,202に対する被写体距離
が求められ、上述の各撮像光学系102.202の焦点
距離と合わせて、各撮像光学系102,202のレンズ
バックが求められる。なお、ズーム・エンコーダ10
8,208及びフォーカス・エンコーダ109,209
の出力信号により、各撮像光学系102,202の焦点
距離とレンズバックも常に一致する。
段105,205が輻輳角2θを検出する。次に、ズー
ム・エンコーダ108,208の出力信号により、各撮
像光学系102,202の焦点距離が求められる。そし
て、フォーカス・エンコーダ109,209の出力信号
により各撮像光学系102,202に対する被写体距離
が求められ、上述の各撮像光学系102.202の焦点
距離と合わせて、各撮像光学系102,202のレンズ
バックが求められる。なお、ズーム・エンコーダ10
8,208及びフォーカス・エンコーダ109,209
の出力信号により、各撮像光学系102,202の焦点
距離とレンズバックも常に一致する。
【0073】図6に示すように、変換信号生成部12
R,12Lは、それぞれイメージ・センサ103,20
3からの画像信号及び角度エンコーダ105,205か
らの角度信号をもとに、後述するエピポーラ・ラインを
再構成する。座標変換部11R,11Lは、変換信号生
成部12R,12Lの出力信号に従い、イメージ・セン
サ103,203の出力画像を座標変換処理する。画像
メモリ111,211は、座標変換部11R,11Lに
おいてそれぞれ座標変換された映像信号112,212
を一時保存する。補間処理部13R,13Lは、画像メ
モリ111,211に記憶された映像信号112,21
2に対し補間処理を施し、サンプリング点を内挿する。
R,12Lは、それぞれイメージ・センサ103,20
3からの画像信号及び角度エンコーダ105,205か
らの角度信号をもとに、後述するエピポーラ・ラインを
再構成する。座標変換部11R,11Lは、変換信号生
成部12R,12Lの出力信号に従い、イメージ・セン
サ103,203の出力画像を座標変換処理する。画像
メモリ111,211は、座標変換部11R,11Lに
おいてそれぞれ座標変換された映像信号112,212
を一時保存する。補間処理部13R,13Lは、画像メ
モリ111,211に記憶された映像信号112,21
2に対し補間処理を施し、サンプリング点を内挿する。
【0074】対応点検出部5は、補間処理部13R,1
3Lにおいてそれぞれ補間処理された映像信号113,
213における対応点を検出する。メモリ15は、対応
点検出部5において得られた対応点の位置と、対応する
位置における画索間の差の絶対値の和(以下「残差」と
称する)を保存する。法線ベクトル抽出部6は2つの画
像を利用して法線ベクトルを求める。画像メモリ311
には、法線ベクトル抽出部6において抽出きれた映像が
書き込まれる。
3Lにおいてそれぞれ補間処理された映像信号113,
213における対応点を検出する。メモリ15は、対応
点検出部5において得られた対応点の位置と、対応する
位置における画索間の差の絶対値の和(以下「残差」と
称する)を保存する。法線ベクトル抽出部6は2つの画
像を利用して法線ベクトルを求める。画像メモリ311
には、法線ベクトル抽出部6において抽出きれた映像が
書き込まれる。
【0075】最後に、伝送部9を説明する。伝送部9
は、通信相手に画像を伝送すると共に、通信相手から座
標変換コントロール信号を受信する。通常、通信相手側
にジョイスティック等のポインティング・デバイスが装
備される。通信相手は、再正像の任意の点を設定して、
変換処理装置で使用される任意の方位角(ω,φ,χ)
に相当する情報を伝送する。
は、通信相手に画像を伝送すると共に、通信相手から座
標変換コントロール信号を受信する。通常、通信相手側
にジョイスティック等のポインティング・デバイスが装
備される。通信相手は、再正像の任意の点を設定して、
変換処理装置で使用される任意の方位角(ω,φ,χ)
に相当する情報を伝送する。
【0076】他の実施例として、座標変換部において、
座標変換の方位角と被写体の最高部、即ち、ディスプレ
イと最も近い最近部の近傍領域の法線方向を基に座標変
換してもよい。これは例えば、TV会議などでは通常、
被写体の顔がディスプレイに相対しており、この時、鼻
のあたりが一番ディスプレイに近く、その近傍領域で、
カメラの倍率及びその鼻の概略の大きさから決まる領域
の法線方向から、その法線方向をディスプレイと垂直に
するように変換し、伝送する。
座標変換の方位角と被写体の最高部、即ち、ディスプレ
イと最も近い最近部の近傍領域の法線方向を基に座標変
換してもよい。これは例えば、TV会議などでは通常、
被写体の顔がディスプレイに相対しており、この時、鼻
のあたりが一番ディスプレイに近く、その近傍領域で、
カメラの倍率及びその鼻の概略の大きさから決まる領域
の法線方向から、その法線方向をディスプレイと垂直に
するように変換し、伝送する。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、互いに視線が一致するので、通信
相手と違和感の無い対面会議又は通話を実現できる。ま
た、そのための構成も簡単であり、端末装置を安価に構
築できる。
に、本発明によれば、互いに視線が一致するので、通信
相手と違和感の無い対面会議又は通話を実現できる。ま
た、そのための構成も簡単であり、端末装置を安価に構
築できる。
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】 端末の外観図である。
【図3】 法線ベクトル抽出部6の内部構成ブロック図
である。
である。
【図4】 複眼撮像装置の概略構成図である。
【図5】 撮像系の概略構成図である。
【図6】 処理の流れに応じた概略機能ブロック図であ
る。
る。
【図7】 複眼撮像装置の基本原理の説明図である。
【図8】 図7の左側撮像系及び右側撮像系の基本構造
の説明図である。
の説明図である。
【図9】 距離画像を求めるための三角測量の説明図で
ある。
ある。
【図10】 右側カメラと左側カメラの光軸が平行な場
合の物体座標算出の説明図である。
合の物体座標算出の説明図である。
【図11】 右側カメラと左側カメラの光軸が交差する
場合の物体座標算出の説明図である。
場合の物体座標算出の説明図である。
【図12】 TV会議で視線をほぼ一致させる従来の端
末装置のディスプレイ正面図と端末の側面図である。
末装置のディスプレイ正面図と端末の側面図である。
1,2:カメラ 3,4:ビデオ信号処理部 5:対応点抽出部 6:法線ベクトル抽出部 7:3次元構造処理部 8:座標変換部 9:送受信伝送部 11R,11L:座標変換部 12R,12L:変換信号生成部 13R,13L:補間処理部 15:メモリ 100:右側撮像系 101:光軸 102:右側撮像光学系 103:右側イメージセンサ 200:左側撮像系 201:光軸 202:左側撮像光学系 203:左側イメージセンサ 102b,202b:変倍群 102d,202d:合焦群 102a〜102d,202a〜202d:レンズ群 104,204:輻輳角モータ 105,205:角度エンコーダ 106,206:ズーム・モータ 107,207:フォーカス・モータ 108,208:ズーム・エンコーダ 109,209:フォーカス・エンコーダ 111,211:画像メモリ 112,212:座標変換された映像信号 101:被写体 102:被写体面 110L:左側撮像系 110R:右側撮像系 111L:左側撮像光学系 112L:左側イメージセンサ 111R:右側撮像光学系 112R:右側イメージセンサ 120:マイクロプロセッサ 311:画像メモリ 1000:被写体面 LL,LR:光軸 IL:左側画像 IR:右側画像 F1,F2:回転中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 正慶 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 光武 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 通信相手の画像を互いの表示装置に表示
して会話する画像通信装置であって、各通信端末が、複
数の撮像装置と、当該複数の撮像装置による撮影画像
を、通信相手の視線と一致させるべく処理する視線一致
処理装置とを具備することを特徴とする画像通信装置。 - 【請求項2】 上記視線一致処理装置が、当該複数の撮
影光学装置による撮影画像から距離構造と法線情報を演
算し、座標変換する演算手段を具備する請求項1に記載
の画像通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242486A JPH0799644A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242486A JPH0799644A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 画像通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799644A true JPH0799644A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17089804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5242486A Withdrawn JPH0799644A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799644A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7057662B2 (en) * | 2002-11-22 | 2006-06-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Retractable camera apparatus |
| KR100588742B1 (ko) * | 1999-12-20 | 2006-06-13 | 주식회사 케이티 | 영상 통신을 위한 시선일치 영상 획득 장치 및 그 방법 |
| JPWO2008053649A1 (ja) * | 2006-11-02 | 2010-02-25 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 広角画像取得方法及び広角ステレオカメラ装置 |
| JP2010278989A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 表示・撮影装置 |
| JP2015188189A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | カシオ計算機株式会社 | 特定装置、特定方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP5242486A patent/JPH0799644A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100588742B1 (ko) * | 1999-12-20 | 2006-06-13 | 주식회사 케이티 | 영상 통신을 위한 시선일치 영상 획득 장치 및 그 방법 |
| US7057662B2 (en) * | 2002-11-22 | 2006-06-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Retractable camera apparatus |
| JPWO2008053649A1 (ja) * | 2006-11-02 | 2010-02-25 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 広角画像取得方法及び広角ステレオカメラ装置 |
| JP2010278989A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 表示・撮影装置 |
| JP2015188189A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | カシオ計算機株式会社 | 特定装置、特定方法及びプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |