JPH0799761A - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
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- JPH0799761A JPH0799761A JP26296293A JP26296293A JPH0799761A JP H0799761 A JPH0799761 A JP H0799761A JP 26296293 A JP26296293 A JP 26296293A JP 26296293 A JP26296293 A JP 26296293A JP H0799761 A JPH0799761 A JP H0799761A
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Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転電機のT/N特性値を、簡易な構造で大
幅に向上させることを可能とする。 【構成】 ロータ側のコア26,28と、ステータ側の
コア23とを、対面時において互いに接触するように配
置し、上記ロータ側のコア26,28とステータ側のコ
ア23との対面時における磁気抵抗を、特にリラクタン
ス型及び磁束集中反転型の回転電機において一定のレベ
ル以下に低減したもの。
幅に向上させることを可能とする。 【構成】 ロータ側のコア26,28と、ステータ側の
コア23とを、対面時において互いに接触するように配
置し、上記ロータ側のコア26,28とステータ側のコ
ア23との対面時における磁気抵抗を、特にリラクタン
ス型及び磁束集中反転型の回転電機において一定のレベ
ル以下に低減したもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータ側のコアとステ
ータ側のコアとを対面配置させることによって、回転駆
動用の磁気回路を形成するようにした回転電機に関す
る。
ータ側のコアとを対面配置させることによって、回転駆
動用の磁気回路を形成するようにした回転電機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の回転電機が開発されている
が、従来の回転電機の一例として図4及び図5に示され
た構成の3相モータがある。このものは、所謂2−3
(磁極数−コア極数)構造と呼ばれているモータであ
り、ケーシング1の内周壁に中空円筒状の界磁磁石2が
固定されているとともに、この界磁磁石2の内周側に電
機子3が回転自在に配置されている。これらのケーシン
グ1及び界磁磁石2は、いずれか一方側がロータとして
構成され、他方側がステータとして構成されている。上
記界磁磁石2の着磁は、円周方向に2つの異なる磁極
N,Sを形成するように行われているとともに、前記電
機子3は、界磁磁石2の内周壁に近接して磁束を集める
3体の突極状コア3a,3a,3aを有しており、これ
らの各突極状コア3aの各々にコイル3b,3b,3b
がそれぞれ巻回されている。
が、従来の回転電機の一例として図4及び図5に示され
た構成の3相モータがある。このものは、所謂2−3
(磁極数−コア極数)構造と呼ばれているモータであ
り、ケーシング1の内周壁に中空円筒状の界磁磁石2が
固定されているとともに、この界磁磁石2の内周側に電
機子3が回転自在に配置されている。これらのケーシン
グ1及び界磁磁石2は、いずれか一方側がロータとして
構成され、他方側がステータとして構成されている。上
記界磁磁石2の着磁は、円周方向に2つの異なる磁極
N,Sを形成するように行われているとともに、前記電
機子3は、界磁磁石2の内周壁に近接して磁束を集める
3体の突極状コア3a,3a,3aを有しており、これ
らの各突極状コア3aの各々にコイル3b,3b,3b
がそれぞれ巻回されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の回転電機では、所謂T/N特性値が未だ十分でない
という問題がある。すなわちT/N特性値は、回転電機
のT−N特性におけるトルクTと回転数Nとの商であ
り、具体的には、 T/N特性値=TS /NO =ΔT/ΔN =KE ・KT /R・・・・・・・・・・ で表される。ここで、 TS ;始動トルク NO ;無負荷回転数 KE ;逆起電圧定数 KT ;トルク定数 R ;内部抵抗 である。
来の回転電機では、所謂T/N特性値が未だ十分でない
という問題がある。すなわちT/N特性値は、回転電機
のT−N特性におけるトルクTと回転数Nとの商であ
り、具体的には、 T/N特性値=TS /NO =ΔT/ΔN =KE ・KT /R・・・・・・・・・・ で表される。ここで、 TS ;始動トルク NO ;無負荷回転数 KE ;逆起電圧定数 KT ;トルク定数 R ;内部抵抗 である。
【0004】このT/N特性値は、回転電機の基本であ
るT−N特性の大きさを表しており、回転電機の大きさ
を比較することができる。例えばT/N=3の回転電機
は、T/N=1の回転電機を3個同時に回したのと同じ
T−N特性が出せる。より具体的には、T/N特性値
は、回転電機の体積の約2乗(正確には5/3乗)に比
例しており、また界磁磁石のBHMAX にほぼ比例する関
係を有している。したがって従来から、より大きいモー
タや強い磁石を使用しようとする場合には、結果的にT
/N特性値を大きくしようとしているものである。
るT−N特性の大きさを表しており、回転電機の大きさ
を比較することができる。例えばT/N=3の回転電機
は、T/N=1の回転電機を3個同時に回したのと同じ
T−N特性が出せる。より具体的には、T/N特性値
は、回転電機の体積の約2乗(正確には5/3乗)に比
例しており、また界磁磁石のBHMAX にほぼ比例する関
係を有している。したがって従来から、より大きいモー
タや強い磁石を使用しようとする場合には、結果的にT
/N特性値を大きくしようとしているものである。
【0005】T/N特性値を大きくした場合には、次の
ようなことが可能となる。 1)発生トルクの増大。 2)立上り時間の低減。 3)トルク定数及び逆起電圧定数の増大。 4)定格電流の低減。 5)損失(銅損)の低減。 6)高効率化。 7)発熱の低減。 8)出力の増大。 9)負荷変動による回転数変動への影響低減。
ようなことが可能となる。 1)発生トルクの増大。 2)立上り時間の低減。 3)トルク定数及び逆起電圧定数の増大。 4)定格電流の低減。 5)損失(銅損)の低減。 6)高効率化。 7)発熱の低減。 8)出力の増大。 9)負荷変動による回転数変動への影響低減。
【0006】またT/N特性値に余裕がある場合には、
活用の仕方によって次のようなことが可能になる。 1)回転電機の小型、薄型、軽量化。 2)材料見直し等による低コスト化。 3)設計の自由度の拡大。
活用の仕方によって次のようなことが可能になる。 1)回転電機の小型、薄型、軽量化。 2)材料見直し等による低コスト化。 3)設計の自由度の拡大。
【0007】このように従来から提案されている回転電
機に関する各種の提案には、結果的により高いT/N特
性値を得るためのものが多い。すなわち回転電機の軽薄
短小化、省電力化、省資源化、低価格化等の要請の根底
になっているのは、(T/N特性値)/(体格)及び
(T/N特性値)/(コスト)であり、T/N特性値を
いかに効率よく出すかが従来からの課題となっている。
例えば、 1)小型化、薄型化、軽量化。 2)始動トルクの伸長。 3)立上がり時間の短縮化。 4)電流値の低減。 5)損失(銅損)の低減。 6)合理化。 等であり、従来からの回転電機技術に関する提案は、結
果的にT/N特性値を向上させるための検討ともいえる
ものが多い。実際的にはT/N特性値で5%乃至10%
の違いが競合している。
機に関する各種の提案には、結果的により高いT/N特
性値を得るためのものが多い。すなわち回転電機の軽薄
短小化、省電力化、省資源化、低価格化等の要請の根底
になっているのは、(T/N特性値)/(体格)及び
(T/N特性値)/(コスト)であり、T/N特性値を
いかに効率よく出すかが従来からの課題となっている。
例えば、 1)小型化、薄型化、軽量化。 2)始動トルクの伸長。 3)立上がり時間の短縮化。 4)電流値の低減。 5)損失(銅損)の低減。 6)合理化。 等であり、従来からの回転電機技術に関する提案は、結
果的にT/N特性値を向上させるための検討ともいえる
ものが多い。実際的にはT/N特性値で5%乃至10%
の違いが競合している。
【0008】次にこのようなT/N特性値を決める要素
としては、P(磁極数)、Φ(有効磁束)、H(並列コ
イル数)、A(コイル断面積)、L(1T当りのコイル
長)があり、それを式で表すと、 T/N特性値=P2 ・Φ2 ・H・A/L・・・・ となる。したがってこれらの各要素を全体として最大と
なるように組み合わせればT/N特性値が最大になる。
特に、P2 ×Φ2 をいかに大きくするかがポイントにな
る。
としては、P(磁極数)、Φ(有効磁束)、H(並列コ
イル数)、A(コイル断面積)、L(1T当りのコイル
長)があり、それを式で表すと、 T/N特性値=P2 ・Φ2 ・H・A/L・・・・ となる。したがってこれらの各要素を全体として最大と
なるように組み合わせればT/N特性値が最大になる。
特に、P2 ×Φ2 をいかに大きくするかがポイントにな
る。
【0009】このような観点から考察すれば、上述した
図4及び図5に示された所謂2−3(磁極数−コア極
数)構造の回転電機の場合には、3相のモータにおいて
磁極数と突極数とが最小限の組み合せとなっており、例
えば図示の位置関係においては、矢印で示したようにN
極の総磁束が1カ所の突極状コア3aに集中している。
したがって有効磁束Φは大きくなっている。しかしなが
ら磁極数Pが2であるため、T/N特性値の向上には限
界がある。
図4及び図5に示された所謂2−3(磁極数−コア極
数)構造の回転電機の場合には、3相のモータにおいて
磁極数と突極数とが最小限の組み合せとなっており、例
えば図示の位置関係においては、矢印で示したようにN
極の総磁束が1カ所の突極状コア3aに集中している。
したがって有効磁束Φは大きくなっている。しかしなが
ら磁極数Pが2であるため、T/N特性値の向上には限
界がある。
【0010】一方多極型のものでは、磁極数Pと並列コ
イル数Hとが増大されていると同時に、コイル長Lが減
じられることによって、T/N特性値の向上が図られて
いるが、電機子の突極と界磁磁石との1突極当りの対向
面積が小さくなっており、磁束が分散使用されている。
すなわち同じ総磁束を多極に分けて使っているため、磁
極数Pは増えているが有効磁束Φは減少しており、結
局、上式中におけるP2×Φ2 の値は変わっていない。
また並列コイル数Hの増大は可能であるが、コイル断面
積Aの減少に打ち消されてしまい、構造が複雑化する割
にはT/N特性値を大幅に向上させることはできない。
したがってこの多極型の場合にはBHMAXの大きい磁石
を採用して有効磁束Φを稼ぎ、T/N特性値の向上を図
っているのが現状である。
イル数Hとが増大されていると同時に、コイル長Lが減
じられることによって、T/N特性値の向上が図られて
いるが、電機子の突極と界磁磁石との1突極当りの対向
面積が小さくなっており、磁束が分散使用されている。
すなわち同じ総磁束を多極に分けて使っているため、磁
極数Pは増えているが有効磁束Φは減少しており、結
局、上式中におけるP2×Φ2 の値は変わっていない。
また並列コイル数Hの増大は可能であるが、コイル断面
積Aの減少に打ち消されてしまい、構造が複雑化する割
にはT/N特性値を大幅に向上させることはできない。
したがってこの多極型の場合にはBHMAXの大きい磁石
を採用して有効磁束Φを稼ぎ、T/N特性値の向上を図
っているのが現状である。
【0011】このように従来における磁石対向型の回転
電機では、強い磁石を使うという大幅コストアップにつ
ながる方法でしかT/N特性値の向上を図ることができ
ないという問題がある。
電機では、強い磁石を使うという大幅コストアップにつ
ながる方法でしかT/N特性値の向上を図ることができ
ないという問題がある。
【0012】このため本発明は、簡易な構造でT/N特
性値を大幅に向上させることができるようにした回転電
機の構造を提供することを目的とする。
性値を大幅に向上させることができるようにした回転電
機の構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ロータ側のコアとステータ側のコアとを、少
なくとも回転時に対向するように配置することによっ
て、回転駆動用の磁気回路を形成する回転電機におい
て、上記ロータ側のコアとステータ側のコアとを、対向
時において互いに接触させるように構成している。
本発明は、ロータ側のコアとステータ側のコアとを、少
なくとも回転時に対向するように配置することによっ
て、回転駆動用の磁気回路を形成する回転電機におい
て、上記ロータ側のコアとステータ側のコアとを、対向
時において互いに接触させるように構成している。
【0014】
【作用】このような構成を有する手段においては、ロー
タ側のコアとステータ側のコアとの対面時における磁気
抵抗が一定のレベル以下に低減され、その結果、T/N
特性値が向上されるようになっている。
タ側のコアとステータ側のコアとの対面時における磁気
抵抗が一定のレベル以下に低減され、その結果、T/N
特性値が向上されるようになっている。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず図1及び図2に示されている実施例
は、本願発明者が既に提案している所謂磁束集中反転型
の3相モータに対して本発明を適用したものであり、図
示を省略したケーシングの中心部に設けられた中空円筒
状の軸受21内に、回転軸22が回転自在に支承されて
いる。また上記軸受21の外周部には、ステータ(電機
子)コアを構成する鉄心23が固着されているととも
に、この鉄心23に対して3相コイル24が巻回されて
いる。上記鉄心23は、珪素鋼鈑等を所定の厚さに積層
してなるものであって、放射状に延びる3体の突極23
a,23b,23cが、回転軸を中心にして円周方向に
120°のピッチ間隔で設けられている。上記コイル2
4は、各突極23a,23b,23cの途中部分に励磁
用として巻回されている。
に説明する。まず図1及び図2に示されている実施例
は、本願発明者が既に提案している所謂磁束集中反転型
の3相モータに対して本発明を適用したものであり、図
示を省略したケーシングの中心部に設けられた中空円筒
状の軸受21内に、回転軸22が回転自在に支承されて
いる。また上記軸受21の外周部には、ステータ(電機
子)コアを構成する鉄心23が固着されているととも
に、この鉄心23に対して3相コイル24が巻回されて
いる。上記鉄心23は、珪素鋼鈑等を所定の厚さに積層
してなるものであって、放射状に延びる3体の突極23
a,23b,23cが、回転軸を中心にして円周方向に
120°のピッチ間隔で設けられている。上記コイル2
4は、各突極23a,23b,23cの途中部分に励磁
用として巻回されている。
【0016】一方上記回転軸22の軸受突出部分には、
ロータを構成する回転円板25が回転軸22と一体的に
回転するように固定されているとともに、この回転円板
25の外周部に、ロータコアを構成するヨーク板26を
介して界磁磁石27が固定されている。界磁磁石27
は、上記電機子の各突極23a,23b,23cの外周
側を、所定の空隙を介して環状に取り囲む中空円筒体か
らなり、固定状態にある上記電機子の回りを回転移動す
るように構成されている。この界磁磁石27としては、
フェライト或いは稀土類のマグネットが採用されてお
り、その延在方向である周方向に直交する方向(軸方
向)に着磁が行われている。本実施例では、界磁磁石2
7の図示上側端面がN極に着磁されているとともに、図
示下側端面がS極に着磁されている。
ロータを構成する回転円板25が回転軸22と一体的に
回転するように固定されているとともに、この回転円板
25の外周部に、ロータコアを構成するヨーク板26を
介して界磁磁石27が固定されている。界磁磁石27
は、上記電機子の各突極23a,23b,23cの外周
側を、所定の空隙を介して環状に取り囲む中空円筒体か
らなり、固定状態にある上記電機子の回りを回転移動す
るように構成されている。この界磁磁石27としては、
フェライト或いは稀土類のマグネットが採用されてお
り、その延在方向である周方向に直交する方向(軸方
向)に着磁が行われている。本実施例では、界磁磁石2
7の図示上側端面がN極に着磁されているとともに、図
示下側端面がS極に着磁されている。
【0017】上記ヨーク板26は、界磁磁石27におけ
る図示上側の着磁端面に取り付けられているとともに、
界磁磁石27の図示下側の着磁端面には、同じくロータ
コアを構成するヨーク板28が取り付けられている。こ
れらの各ヨーク板26,28は、界磁磁石27の各着磁
端面に沿って延在するリング状の強磁性材からなり、界
磁磁石27の図示上側のN極側に取り付けられたヨーク
板26がN極に磁化されているとともに、界磁磁石27
の図示下側のS極側に取り付けられたヨーク板28はS
極に磁化されている。
る図示上側の着磁端面に取り付けられているとともに、
界磁磁石27の図示下側の着磁端面には、同じくロータ
コアを構成するヨーク板28が取り付けられている。こ
れらの各ヨーク板26,28は、界磁磁石27の各着磁
端面に沿って延在するリング状の強磁性材からなり、界
磁磁石27の図示上側のN極側に取り付けられたヨーク
板26がN極に磁化されているとともに、界磁磁石27
の図示下側のS極側に取り付けられたヨーク板28はS
極に磁化されている。
【0018】また一方のヨーク板26の内周縁部には、
軸中心に向かって突出する4体の磁路形成用凸部26
a,26b,26c,26dが設けられているととも
に、他方のヨーク板28の内周縁部には、軸中心に向か
って突出する4体の磁路形成用凸部28a,28b,2
8c,28dが設けられている。これらヨーク板26の
磁路形成用凸部26a,…及びヨーク板28の磁路形成
用凸部28a,…どうしは、前記電機子の鉄心23を軸
方向から挟み込みつつ回転移動するように構成されてい
る。
軸中心に向かって突出する4体の磁路形成用凸部26
a,26b,26c,26dが設けられているととも
に、他方のヨーク板28の内周縁部には、軸中心に向か
って突出する4体の磁路形成用凸部28a,28b,2
8c,28dが設けられている。これらヨーク板26の
磁路形成用凸部26a,…及びヨーク板28の磁路形成
用凸部28a,…どうしは、前記電機子の鉄心23を軸
方向から挟み込みつつ回転移動するように構成されてい
る。
【0019】すなわち各ヨーク板26及び28の磁路形
成用凸部26a,…及び28a,…と、電機子の鉄心2
3とは、両者の相対回転移動に伴い、対面及び離間を繰
り替えすように構成されており、両者が軸方向に対面し
たときには、ロータ側のコアを構成する磁路形成用凸部
26a,…及び28a,…が、ステータ側のコアを構成
する鉄心23の各突極23a,23b,23cに接触す
るように配置されている。そして磁路形成用凸部26
a,…及び28a,…が、鉄心23の各突極23a,2
3b,23cに対面し接触したときには、上記各ヨーク
板26及び28の磁路形成用凸部26a,…及び28
a,…を通して、界磁磁石27からの磁束が、鉄心23
側に集束するように構成されている。このとき磁路形成
用凸部26a,…及び28a,…の板厚及び鉄心23と
の対面長さは、鉄心23の厚さとほぼ同じ寸法に設定さ
れている。
成用凸部26a,…及び28a,…と、電機子の鉄心2
3とは、両者の相対回転移動に伴い、対面及び離間を繰
り替えすように構成されており、両者が軸方向に対面し
たときには、ロータ側のコアを構成する磁路形成用凸部
26a,…及び28a,…が、ステータ側のコアを構成
する鉄心23の各突極23a,23b,23cに接触す
るように配置されている。そして磁路形成用凸部26
a,…及び28a,…が、鉄心23の各突極23a,2
3b,23cに対面し接触したときには、上記各ヨーク
板26及び28の磁路形成用凸部26a,…及び28
a,…を通して、界磁磁石27からの磁束が、鉄心23
側に集束するように構成されている。このとき磁路形成
用凸部26a,…及び28a,…の板厚及び鉄心23と
の対面長さは、鉄心23の厚さとほぼ同じ寸法に設定さ
れている。
【0020】これら両ヨーク板26及び28における各
磁路形成用凸部26a,…及び28a,…は、周方向に
90°のピッチ間隔で並設されており、一方側の磁路形
成用凸部26a,…と他方側の磁路形成用凸部28a,
…とは、周方向において互いに45°ずらされて配置さ
れている。すなわち平面視において、N極に磁化された
磁路形成用凸部26a,…と、S極に磁化された磁路形
成用凸部28a,…とは、周方向に45°のピッチ間隔
で交互に環状配置されており、一方側の磁路形成用凸部
26a、他方側の磁路形成用凸部28a、一方側の磁路
形成用凸部26b、他方側の磁路形成用凸部28b、…
の順に交互に配置されている。したがって前記鉄心23
のコイル24を装着した部分を通過する磁束の方向が、
上記両側の磁路形成用凸部26a,28aの配置ピッチ
(45°)毎に反転する配置関係になされている。
磁路形成用凸部26a,…及び28a,…は、周方向に
90°のピッチ間隔で並設されており、一方側の磁路形
成用凸部26a,…と他方側の磁路形成用凸部28a,
…とは、周方向において互いに45°ずらされて配置さ
れている。すなわち平面視において、N極に磁化された
磁路形成用凸部26a,…と、S極に磁化された磁路形
成用凸部28a,…とは、周方向に45°のピッチ間隔
で交互に環状配置されており、一方側の磁路形成用凸部
26a、他方側の磁路形成用凸部28a、一方側の磁路
形成用凸部26b、他方側の磁路形成用凸部28b、…
の順に交互に配置されている。したがって前記鉄心23
のコイル24を装着した部分を通過する磁束の方向が、
上記両側の磁路形成用凸部26a,28aの配置ピッチ
(45°)毎に反転する配置関係になされている。
【0021】このような実施例におけるモータでは、電
機子側と界磁磁石側とが、図示の位置関係にあるとき、
すなわち一方のヨーク板26の磁路形成用凸部26a
(N極)が一つの突極23aに対面接触し、かつ他方の
ヨーク板28における一対の磁路形成用凸部28b,2
8c(S極)が他の突極23b,23cに対面接触して
いるときには、図示矢印のように界磁磁石27からの総
磁束が、各磁路形成用凸部26a,28b,28cを通
して鉄心23に集束される。
機子側と界磁磁石側とが、図示の位置関係にあるとき、
すなわち一方のヨーク板26の磁路形成用凸部26a
(N極)が一つの突極23aに対面接触し、かつ他方の
ヨーク板28における一対の磁路形成用凸部28b,2
8c(S極)が他の突極23b,23cに対面接触して
いるときには、図示矢印のように界磁磁石27からの総
磁束が、各磁路形成用凸部26a,28b,28cを通
して鉄心23に集束される。
【0022】次にこの状態から界磁磁石側が、磁路形成
用凸部の配置ピッチである45°だけ回転移動したとき
には、ヨーク板28の磁路形成用凸部28a(S極)が
突極23aに対面接触するともに、ヨーク板26におけ
る一対の磁路形成用凸部26c,26d(N極)が突極
23b,23cに対面接触する。したがって界磁磁石2
7からの総磁束は、上述した矢印方向とは反対側に反転
して鉄心23に集束される。
用凸部の配置ピッチである45°だけ回転移動したとき
には、ヨーク板28の磁路形成用凸部28a(S極)が
突極23aに対面接触するともに、ヨーク板26におけ
る一対の磁路形成用凸部26c,26d(N極)が突極
23b,23cに対面接触する。したがって界磁磁石2
7からの総磁束は、上述した矢印方向とは反対側に反転
して鉄心23に集束される。
【0023】このように本実施例では、界磁磁石27に
取り付けられた一対のヨーク板26,28の形状によ
り、界磁磁石27の総磁束を分散させることなく集中さ
せる構造で多極化が図られており、これによって界磁磁
石27からの磁束が常時最大限に利用され、磁極数P及
び有効磁束Φの双方が同時に増大されるようになってい
る。そしてその多極化にあたっては、従来のように界磁
磁石に多極着磁は行われておらず、しかも電機子側の構
造が簡易に維持されている。
取り付けられた一対のヨーク板26,28の形状によ
り、界磁磁石27の総磁束を分散させることなく集中さ
せる構造で多極化が図られており、これによって界磁磁
石27からの磁束が常時最大限に利用され、磁極数P及
び有効磁束Φの双方が同時に増大されるようになってい
る。そしてその多極化にあたっては、従来のように界磁
磁石に多極着磁は行われておらず、しかも電機子側の構
造が簡易に維持されている。
【0024】この状態は、前述した図4及び図5に示さ
れた所謂2−3構造の回転電機と同様な総磁束集中状態
のままで、磁極数Pを増大させた状態となっている。そ
して前述した式に示した通り、T/N特性値に対して
磁極数Pは2乗で寄与することから、磁極数Pを3倍と
すればT/N特性値は9倍となり、本実施例のように磁
極数Pを4倍とすればT/N特性値は16倍、磁極数P
が5倍ならT/N特性値は25倍のようにしてT/N特
性値は大幅に向上される。
れた所謂2−3構造の回転電機と同様な総磁束集中状態
のままで、磁極数Pを増大させた状態となっている。そ
して前述した式に示した通り、T/N特性値に対して
磁極数Pは2乗で寄与することから、磁極数Pを3倍と
すればT/N特性値は9倍となり、本実施例のように磁
極数Pを4倍とすればT/N特性値は16倍、磁極数P
が5倍ならT/N特性値は25倍のようにしてT/N特
性値は大幅に向上される。
【0025】加えて本実施例では、ロータ側のコアを構
成する磁路形成用凸部26a,…及び28a,…が、ス
テータ側のコアを構成する鉄心23の各突極23a,2
3b,23cに対面時に接触するように配置されている
ため、両者の対面時における磁気抵抗が一定のレベル以
下に低減され、以下述べるように上記T/N特性値が一
層向上されるようになっている。
成する磁路形成用凸部26a,…及び28a,…が、ス
テータ側のコアを構成する鉄心23の各突極23a,2
3b,23cに対面時に接触するように配置されている
ため、両者の対面時における磁気抵抗が一定のレベル以
下に低減され、以下述べるように上記T/N特性値が一
層向上されるようになっている。
【0026】まずロータ側のコアとステータ側のコアと
の間に形成されるエアギャップによる磁気抵抗の影響
を、上述した実施例にかかる磁束集中反転型構造のモー
タ、従来タイプの磁石対向型構造のモータ、及びリラク
タンス型構造のモータにおける発生推力を比較して検討
してみる。図3に示されているように、上記3構造の同
一形状及び同一条件におけるエアギャップ量(横軸)
と、平均推力(縦軸)との関係は、構造の違いにより大
きな差異がある。まずエアギャップによる影響が最も大
きいのがリラクタンス型構造(AL)で、次に大きい
のが磁束集中反転型構造(AJ)であり、従来タイプ
の磁石対向型構造(AK)ではエアギャップによる影
響が小さい。
の間に形成されるエアギャップによる磁気抵抗の影響
を、上述した実施例にかかる磁束集中反転型構造のモー
タ、従来タイプの磁石対向型構造のモータ、及びリラク
タンス型構造のモータにおける発生推力を比較して検討
してみる。図3に示されているように、上記3構造の同
一形状及び同一条件におけるエアギャップ量(横軸)
と、平均推力(縦軸)との関係は、構造の違いにより大
きな差異がある。まずエアギャップによる影響が最も大
きいのがリラクタンス型構造(AL)で、次に大きい
のが磁束集中反転型構造(AJ)であり、従来タイプ
の磁石対向型構造(AK)ではエアギャップによる影
響が小さい。
【0027】すなわちリラクタンス型構造(AL)及
び磁束集中反転型構造(AJ)では、エアギャップを
十分小さくすることによって、従来タイプの磁石対向型
構造(AK)の数倍の推力を得ることが可能となり、
その2乗のT/N特性値が得られることが判る。しかし
ながら両コアどうしの間のエアギャップを、ある限界以
下で非接触とするように製造することは非常に難しい。
そこで本発明は、接触状態でも使用可能な配置構造によ
り、始めから接触させることとし、最大の推力を得るよ
うに構成したものである。このように本発明は、リラク
タンス型構造及び磁束集中反転型構造の回転電機に適用
することによって、より大きな作用・効果が得られるも
のである。
び磁束集中反転型構造(AJ)では、エアギャップを
十分小さくすることによって、従来タイプの磁石対向型
構造(AK)の数倍の推力を得ることが可能となり、
その2乗のT/N特性値が得られることが判る。しかし
ながら両コアどうしの間のエアギャップを、ある限界以
下で非接触とするように製造することは非常に難しい。
そこで本発明は、接触状態でも使用可能な配置構造によ
り、始めから接触させることとし、最大の推力を得るよ
うに構成したものである。このように本発明は、リラク
タンス型構造及び磁束集中反転型構造の回転電機に適用
することによって、より大きな作用・効果が得られるも
のである。
【0028】またこのとき、ロータ側のコアとステータ
側のコアとを、バネや磁気吸引手段等の吸引手段によっ
て接触方向に付勢することとすれば、振動や衝撃等を受
けた場合においても、コアどうしの接触性を良好に維持
することができ、安定した回転を得ることができる。特
に、両者間の吸引力が小さいリラクタンス型構造のもの
において都合が良い。この場合の吸引手段は、できるだ
け回転の中心部分に配置することが好ましい。例えば、
回転軸のスラスト軸受に、ロータ側をステータ側に吸引
するマグネットを設けたものや、ステータ側から延出す
る板バネの先端面をロータ側に接触させたもの等が考え
られる。
側のコアとを、バネや磁気吸引手段等の吸引手段によっ
て接触方向に付勢することとすれば、振動や衝撃等を受
けた場合においても、コアどうしの接触性を良好に維持
することができ、安定した回転を得ることができる。特
に、両者間の吸引力が小さいリラクタンス型構造のもの
において都合が良い。この場合の吸引手段は、できるだ
け回転の中心部分に配置することが好ましい。例えば、
回転軸のスラスト軸受に、ロータ側をステータ側に吸引
するマグネットを設けたものや、ステータ側から延出す
る板バネの先端面をロータ側に接触させたもの等が考え
られる。
【0029】さらにロータ側のコアとステータ側のコア
との接触面に、グリス等の潤滑剤を塗布し、または薄厚
シート部材を介して接触配置し、あるいは両者の接触面
に所定の表面処理を施しておけば、両者間の摩擦係数を
低減することができ、円滑な回転移動を得ることがで
き、耐久性の向上も図ることができる。
との接触面に、グリス等の潤滑剤を塗布し、または薄厚
シート部材を介して接触配置し、あるいは両者の接触面
に所定の表面処理を施しておけば、両者間の摩擦係数を
低減することができ、円滑な回転移動を得ることがで
き、耐久性の向上も図ることができる。
【0030】同様に、ロータ側のコアとステータ側のコ
アとの接触面のうちの少なくとも一方側の全面を平面状
に形成すれば、円滑な回転移動を得ることができるとと
もに耐久性を向上させることができる。具体的には、所
定のピッチで配置された突極状コアどうしの間の空間部
分を、樹脂材等の一体成形によって充填することが考え
られる。
アとの接触面のうちの少なくとも一方側の全面を平面状
に形成すれば、円滑な回転移動を得ることができるとと
もに耐久性を向上させることができる。具体的には、所
定のピッチで配置された突極状コアどうしの間の空間部
分を、樹脂材等の一体成形によって充填することが考え
られる。
【0031】さらにまたロータ側のコアとステータ側の
コアとの接触面における回転方向前端縁部に、テーパ面
や湾曲面等からなる摺動案内面を形成しても同様な作用
・効果を得ることができる。なおこの場合の摺動案内面
は、ロータ側のコアとステータ側のコアとの接触面の双
方に設けても、いずれか一方側に設けても良い。
コアとの接触面における回転方向前端縁部に、テーパ面
や湾曲面等からなる摺動案内面を形成しても同様な作用
・効果を得ることができる。なおこの場合の摺動案内面
は、ロータ側のコアとステータ側のコアとの接触面の双
方に設けても、いずれか一方側に設けても良い。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、ロータ側の
コアとステータ側のコアとを、対面時において互いに接
触するように配置し、ロータ側のコアとステータ側のコ
アとの対面時における磁気抵抗を一定のレベル以下に低
減したものであるから、特にリラクタンス型及び磁束集
中反転型の回転電機のT/N特性値を、簡易な構造で大
幅に向上させることができる。
コアとステータ側のコアとを、対面時において互いに接
触するように配置し、ロータ側のコアとステータ側のコ
アとの対面時における磁気抵抗を一定のレベル以下に低
減したものであるから、特にリラクタンス型及び磁束集
中反転型の回転電機のT/N特性値を、簡易な構造で大
幅に向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例における回転電機を表した
平面説明図である。
平面説明図である。
【図2】図1に表した回転電機の構造を表した横断面説
明図である。
明図である。
【図3】エアギャップと推力との関係を比較して表した
線図である。
線図である。
【図4】従来における回転電機の一例を表した平面説明
図である。
図である。
【図5】図4に表した回転電機の構造を表した横断面説
明図である。
明図である。
23 鉄心(ステータコア) 26,28 ヨーク板(ロータコア) 26a,26b,26c,28a,28b,28c 磁
路形成用凸部
路形成用凸部
Claims (9)
- 【請求項1】 相対的に回転移動するロータ側のコアと
ステータ側のコアとが少なくとも回転時に対面するよう
に配置され、このロータ側のコアとステータ側のコアと
の対面部位を通して、回転駆動用の磁気回路が形成され
る回転電機において、 上記ロータ側のコアとステータ側のコアとは、少なくと
も対面時に接触するように配置されていることを特徴と
する回転電機。 - 【請求項2】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとを接触方向に付勢
させる吸引手段が設けられていることを特徴とする回転
電機。 - 【請求項3】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとの接触面に、所定
の潤滑剤が塗布されていることを特徴とする回転電機。 - 【請求項4】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとは、薄厚シート部
材を介して接触するように配置されていることを特徴と
する回転電機。 - 【請求項5】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとの接触面に、所定
の表面処理が施されていることを特徴とする回転電機。 - 【請求項6】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとの接触面のうちの
少なくとも一方側の全面が、平面状に形成されているこ
とを特徴とする回転電機。 - 【請求項7】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとの接触面のうちの
少なくとも一方側の回転方向前端縁部が、摺動案内面に
形成されていることを特徴とする回転電機。 - 【請求項8】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとは、回転駆動用の
永久磁石の磁束を一方側に集束させるように相互に接触
・離間し、かつその磁束の方向が、ロータとステータと
の相対回転移動に伴いコアの配置ピッチ毎に反転する位
置関係に設けられていることを特徴とする回転電機。 - 【請求項9】 請求項1記載の回転電機において、 ロータ側のコアとステータ側のコアとは、ステータ側の
電磁気吸引力によりロータ側のコアに回転駆動力を生じ
させるリラクタンス型構造に構成されていることを特徴
とする回転電機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26296293A JPH0799761A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 回転電機 |
| US08/171,625 US5552653A (en) | 1992-12-22 | 1993-12-22 | Electric motor with increased T/N characteristic value |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26296293A JPH0799761A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799761A true JPH0799761A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17382971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26296293A Withdrawn JPH0799761A (ja) | 1992-12-22 | 1993-09-27 | 回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799761A (ja) |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP26296293A patent/JPH0799761A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |