JPH0810016Y2 - 燃料タンクの逆流防止装置 - Google Patents

燃料タンクの逆流防止装置

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JPH0810016Y2
JPH0810016Y2 JP1990070076U JP7007690U JPH0810016Y2 JP H0810016 Y2 JPH0810016 Y2 JP H0810016Y2 JP 1990070076 U JP1990070076 U JP 1990070076U JP 7007690 U JP7007690 U JP 7007690U JP H0810016 Y2 JPH0810016 Y2 JP H0810016Y2
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JP
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valve body
prevention device
backflow prevention
fuel tank
valve
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旭一 佐藤
寿一 藤田
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オーエム工業株式会社
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    • F16K15/00Check valves
    • F16K15/02Check valves with guided rigid valve members
    • F16K15/03Check valves with guided rigid valve members with a hinged closure member or with a pivoted closure member
    • F16K15/035Check valves with guided rigid valve members with a hinged closure member or with a pivoted closure member with a plurality of valve members
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車の燃料給油口から燃料タンクに至る間
に設ける燃料タンクの逆流防止装置に関する。
【従来の技術】
燃料を給油時の正流時には開き、燃料が吹き返す逆流
時には閉じる機能を有した燃料タンクの逆流防止装置
は、従来、例えば実開昭59−9926号、同59−155222号、
同60−3118号等にみられるように、構成部材がバルブボ
デー、弁体、回転軸ピン等の個々に独立した部品からな
るので、部品点数も多かった。また、回転軸ピンを組付
けた後に、そのピンが外れないように先端を潰すなどの
作業が必要であった。 本考案者らは、このような燃料タンクの逆流防止装置
における、組み立ての容易化、部品点数の削減を課題と
すると共に、同時に弁体が外れ難く、かつ、組立体がパ
イプから抜けない構造について検討し、先に実願平1−
141732号として提案した。 燃料タンクの逆流防止装置が1枚弁体の場合、正しく
機能させるためには取付部に方向を規制して設置する必
要があった。たとえば、バルブボデーに位置決め突起を
設け、相手側パイプには位置決め用の切り込みを入れ双
方をあわせて方向を決めていた。これは、常に弁体自重
で閉じる方向にしておき、逆流時の応答を早くするため
と、給油時に抵抗ができるだけ少なくなる配置にするた
めである。 また、弁体が閉じた状態で、軸受部に燃料中のタール
や異物が付着して回動不良になると、燃料の供給ができ
なくなる危険がある。 更に、給油時には給油管内の燃料は乱流となってお
り、給油性が悪くなる原因の一つである。層流でタンク
へ導くことが望ましい。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術の有している難点のうち、本考案者らは
下記に示す課題を解決すべく検討した。 取り付けの方向性をなくす。 弁体回動不良時の危険性を少なくする。 整流作用を付加機能として持たせる。
【課題を解決するための手段】
このような課題を検討した結果、環状の内部を扇形に
3等分以上に分割し、その分割線上に支杆(2)を有す
るバルブボデー(3)と、前記扇形に見合う形状で支杆
(2)を回転軸受とする弁体(1)とからなり、支杆
(2)の回転軸受へ弁体(1)の回動範囲を90°以下、
かつ一方向に規制する回動規制部(4)を設けたことを
特徴とする燃料タンクの逆流防止装置を開発したのであ
る。 支杆(2)の態様としては、3等分以上、5等分程度
まで環状内部を分割した線上に存在させるのが好まし
い。仕切りの数は多いほど大きな整流効果が期待できる
が、弁体枚数を増やす程、実質開口面積が小さくなるの
で多ければよいわけでもない。従って上記範囲が好まし
い。 また、回動範囲を90°以下かつ一方向に規制する回動
規制部(4)の態様としては、弁体(1)の支軸(5)
を保持する支杆(2)へ切り込み入れて2個所の係止部
(6a)(6b)を設けると共に、各係止部(6a)(6b)は
弁体(1)との接する場所が90°離れた位置へ設けると
か、弁体(1)の軸支部から後方へ段差を有した軸係止
片(7)(7)を設けて、その係止片(7)が弁体
(1)よりも反対面で回動して支杆(2)へ触れてスト
ッパー機能を果たす構造とか、更には、バルブボデーへ
設けられた規制突起へ回動終端において弁体(1)の先
端部が接する構造等が好ましい態様である。
【作用】
このような構造の燃料タンクの逆流防止装置は、取付
方向の影響が少ないので、いずれの方向に取り付けても
ほぼ同一の弁作用が得られる。 弁体が1枚だけであると軸の回動不良により上述のよ
うに燃料の供給ができなくなるおそれがあるが、3枚以
上の個々に独立した弁体(1)が設けられたことによ
り、たとえ弁体回動不良のものが一部生じたとしても、
危険が回避される。 弁体(1)は弁作用に加えて、給油中には複数の弁体
が流れの中に存在して整流作用をもたらす。特に弁体を
3枚以上としたことにより、どの角度で取り付けても弁
体の一部が浸かって整流作用を発揮することができる。
【実施例】
第1〜4図は本考案の第1実施例を示すもので、第1
図は本考案の逆流防止装置の正面図、第2図は第1図中
A−A断面図、第3図は第1図中B−B断面拡大図、第
4図は弁体の一つが開いた状態の同逆流防止装置の正面
図である。第5図は底面図である。 これらの図にみられるように、この燃料タンクの逆流
防止装置はバルブボデー(3)が環状の内部を扇形に3
等分(扇角120°)し、その分割線上に支杆(2)を設
けている。したがって支杆(2)は中心から三方に分岐
した構造である。そして、弁体(1)は前記扇形に見合
う形状であり、一辺が前記支杆(2)に設けられた軸受
(5)によって回動自在に保持されている。ここでは、
3つの弁体(1a)(1b)(1c)の回動範囲を75°以下か
つ同一方向になるよう規制するために、前記支杆(2)
の回転軸受(5)へ弁体(1)の回動規制部(4)を設
けている。 回動規制部(4)は弁体(1)の軸受(5)を保持す
る支杆(2)の周上2個所へ係止部(6a)(6b)を設け
ると共に、係止部(6a)(6b)間はほぼ180°離れ、そ
の断面形状が扇角90°の扇形となっており、弁体(1)
との接する部位が扇角を挾む二辺であるから、ほぼ弁体
(1a)(1b)(1c)の回動範囲が90°以下となってい
る。弁体(1)は軸支部から後方へ段差を有した軸係止
片(7)(7)を設けて、その係止片(7)が弁体
(1)よりも反対面で回動して支杆(2)へ触れてスト
ッパー機能を果たし、弁体(1)の回動を同一方向にな
るよう規制している。更に、バルブボデー(3)へ規制
突起(8)が設けられており、回動終端において弁体
(1)の先端部が接して、これもストッパーの働きをす
る構造となっている。バルブボデー(3)の入口側はフ
ランジ(9)が設けられ、更に、側壁へパイプとの嵌合
突起(10)を3個所に設けている。 第6図は本考案の他の実施例を示す正面図である。こ
の場合、バルブボデー(3)は環状の内部を扇形に4等
分している。その分割線上に十字状の支杆(2)を設け
るとともに、これに前記扇角90°の扇形に見合う形状で
支杆(2)を回転軸受とする4枚の弁体(1)を取付け
ている。 以上のように、弁体(1)を3枚以上に分割すると次
のような利点が得られる。まず、弁体(1)が2枚の場
合バルブを水平におくか垂直におくかで、流量抵抗が大
きく変わってくる(燃料がパイプの下半分程度流れてい
る場合、2枚の時には抵抗となる弁体が浸からないか、
半分浸かるかになるため)。その点、弁体が3枚以上だ
と、どの角度で取り付けても弁体の一部が浸かってい
る。 また、乱流を整流するには、流れのなかに案内板を設
ければよい。3枚の場合、流れの中に少なくとも1枚の
弁体があり、これが流れ中の渦を分割して減衰させると
ともに弁体板が流れの案内板として整流作用を持つ。上
記の場合のとき2枚だと流れを仕切らないので整流でき
ない。 仕切りの数は多いほど大きな整流効果が期待できる
が、弁体枚数を増やす程、実質開口面積が小さくなるの
で多ければよいわけでもない。3枚の弁体は方向性がま
ったくないわけではなく、1枚だけが悪い方向に位置す
るケースがおこる。しかし、弁体全体の1/3以下の部分
だけであり、残りの2/3以上の部分で逆流を抑え、続い
て1枚が作用するので実質逆流防止できる。 この場合、応答が遅れるように思われるが、1枚弁体
に対して慣性質量が小さいので応答速度は向上する。そ
の意味では、弁体を分割するほど応答性がよくなる。 弁体が1枚だけであると軸の回動不良により上述のよ
うに燃料の供給ができなくなるおそれがあるが、3枚以
上にしておけば必ずその内の1枚は開くようになるの
で、危険は少なくなる。 なお、実施例において、回動部に通常使われる軸と軸
受を使用していないのは軸と軸受の隙間にタール等が付
着しやすいからである。もちろん、通常の軸と軸受でも
良いが、さらに安全を期するためである。
【考案の効果】
本考案の燃料タンクの逆流防止装置は以上のような構
造としたことにより、下記のような効果が得られた。 取付け時に方向性がないため、作業性がよく、更
に、組付けの自動化を容易なものとする。 給油時の弁体回動不良による危険性をなくすること
が可能となった。 給油時に整流作用を持たせることが可能となり、給
油性が良好で、わざわざ整流器を設ける必要がなくなっ
た。これによりコスト低減を達成できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は第1図中A−A断面図、第3
図は第1図中B−B部断面拡大図、第4図は弁体の一つ
が開いた状態の同逆流防止装置の正面図である。第5図
は底面図である。第6図は他の実施例の正面図である。 (1)弁体、(2)支杆 (3)バルブボデー、(4)回動規制部 (5)軸受、(6)係止部 (7)軸係止片、(8)規制突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状の内部を扇形に3等分以上に分割し、
    その分割線上に支杆(2)を有するバルブボデー(3)
    と、前記扇形に見合う形状で支杆(2)を回転軸受とす
    る弁体(1)とからなり、前記支杆(2)の回転軸受へ
    弁体(1)の回動範囲を90°以下かつ一方向に規制する
    回動規制部(4)を設けたことを特徴とする燃料タンク
    の逆流防止装置。
JP1990070076U 1990-06-30 1990-06-30 燃料タンクの逆流防止装置 Expired - Fee Related JPH0810016Y2 (ja)

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