JPH08101916A - 不良検査方法およびその装置 - Google Patents

不良検査方法およびその装置

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JPH08101916A
JPH08101916A JP6261698A JP26169894A JPH08101916A JP H08101916 A JPH08101916 A JP H08101916A JP 6261698 A JP6261698 A JP 6261698A JP 26169894 A JP26169894 A JP 26169894A JP H08101916 A JPH08101916 A JP H08101916A
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image
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measured
feature amount
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JP6261698A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kawachi
雅弘 河内
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象物の種類や観測条件などを問わず、対象
物に欠陥が存在するかどうかを正しく判別して、対象物
の不良を安定して検査できるようにする。 【構成】 濃淡画像1の対象物の画像部分1Aには矩形
状の検査領域4が設定される。まず検査領域4内の上端
位置に矩形状の小領域20を設定し、この位置で小領域
20内の画像について平均濃度などの特徴量を計測す
る。ついで小領域20を所定のピッチだけ移動させ、そ
の位置で小領域20内の画像について特徴量を計測す
る。以下、小領域20の移動と特徴量の計測とを繰り返
し実行した後、各計測値により所定の演算を実行し、そ
の演算結果から対象物の不良を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対象物を撮像して得
られた画像により前記対象物の不良を検査する不良検査
方法およびその装置に関連し、殊にこの発明は、対象物
の種類や観測条件を問わず、対象物に傷,突起物,欠け
などの欠陥が存在するかどうかを判別して対象物の不良
を検査する不良検査方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に対象物の不良を検査するのに、適
当な照明下で撮像装置により対象物を撮像し、得られた
濃淡画像またはその2値画像に検査領域を設定して、そ
の検査領域内の画像について所定の特徴量を計測し、そ
の計測値から対象物の良否、すなわち対象物に欠陥が存
在するかどうかを判別している。
【0003】図12には、従来の不良検査方法の一例が
示してある。図12(1)は、対象物を撮像して得られ
た濃淡画像1を示す。同図中、1Aは対象物の画像部
分、1Bは背景の画像部分である。前記対象物の画像部
分1Aには傷のような欠陥2が現れている。
【0004】図12(2)は、この濃淡画像1を所定の
2値化しきい値で2値化処理して得られた2値画像3で
あり、同図中、斜線部分が黒画素の領域を、白地部分が
白画素の領域を、それぞれ示す。背景の画像部分1Bお
よび欠陥2は黒画素に、また対象物の画像部分1Aは白
画素に、それぞれ2値化されている。対象物の画像部分
1Aに矩形状の検査領域4を設定し、この検査領域4内
の画像について黒画素領域の面積、すなわち黒画素数を
特徴量として計測し、この計測値が所定の判定値以上で
あれば、対象物に欠陥が存在すると判断し、前記判定値
より小さければ、対象物に欠陥は存在しないと判断す
る。
【0005】図13には、従来の不良検査方法の他の例
が示してある。図13(1)は、対象物を撮像して得ら
れた濃淡画像1を示す。同図中、1Aは対象物の画像部
分、1Bは背景の画像部分、2は欠陥2である。図13
(4)には、この濃淡画像1のA−A線に沿う明るさ分
布M1が示してある。この明るさ分布M1では、背景の
画像部分1Bは暗く、対象物の画像部分1Aは明るい
が、欠陥2の位置では明るさが低下している。
【0006】図13(2)は、この濃淡画像1に輪郭抽
出処理を施して得られたエッジ画像5を示す。同図中、
1aは対象物の画像部分1Aの輪郭であるエッジを、2
aは欠陥2の輪郭であるエッジを、それぞれ示す。図1
3(5)には、このエッジ画像5のA′−A′線に沿う
明るさ分布M2が示してある。この明るさ分布M2で
は、前記の各エッジ1a,2aの位置での明るさが急激
に大きくなっている。
【0007】図13(3)は、前記エッジ画像5を所定
の2値化しきい値THで2値化処理して得られた2値画
像6を示す。同図中、1a′はエッジ画像5における対
象物の画像部分1Aのエッジ1aを2値化処理して得ら
れた黒画素領域を、2a′は欠陥2のエッジ2aを2値
化処理して得られた黒画素領域を、それぞれ示す。図1
3(6)には、この2値画像6のA〃−A〃線に沿うデ
ータ分布Dが示してある。前記の各エッジ1a,2aの
位置では、データが「1」であり、その他の位置では
「0」である。
【0008】この2値画像6の対象物の画像部分1Aに
矩形状の検査領域4を設定し、この検査領域4内の画像
の黒画素領域の面積、すなわち黒画素数を特徴量として
計測し、この計測値が所定の判定値以上であれば、対象
物に欠陥が存在すると判断し、前記判定値より小さけれ
ば、対象物に欠陥は存在しないと判断する。
【0009】なお上記の各従来例では、濃淡画像1やエ
ッジ画像5を2値化処理して得られた2値画像3,6の
対象物の画像部分1Aに検査領域4を設定して、特徴量
の計測および欠陥の有無の判断を行っているが、これら
の方法の他に、濃淡画像1の対象物の画像部分1Aに検
査領域4を設定し、その検査領域4内の画像の平均濃度
や分散値を特徴量として計測し、その計測値を判定値と
比較することにより対象物の不良を検査するという方法
もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した不良検査方法
では、対象物の種類や観測条件によっては、以下の具体
例で詳述するように、対象物に欠陥が存在するかどうか
を正しく判別し得ず、安定した検査が行えないという問
題がある。
【0011】図14には、円筒体を対象物とする場合の
不具合が示してある。図14(1)は前記対象物を撮像
して得られた濃淡画像1を、また図14(2)は前記濃
淡画像1を所定の2値化しきい値THで2値化処理して
得られた2値画像3を、それぞれ示す。図14(1)に
おいて、1Aは対象物の画像部分、1Bは背景の画像部
分、2は対象物の画像部分1Aに現れた欠陥2である
が、この対象物の画像部分1Aには前記欠陥2を挟んで
両側に「シェーディング」と称される影7が現れてい
る。図14(3)には、この濃淡画像1のA−A線に沿
う画像の明るさ分布M1が示してある。この明るさ分布
M1では、背景の画像部分1Bは暗く、対象物の画像部
分1Aは明るいが、欠陥2の位置および前記影7の位置
で明るさが低下している。図14(2)に示す2値画像
3は、斜線部分が黒画素の領域であり、白地部分が白画
素の領域であるが、欠陥2のみならず前記影7の部分も
黒画素に2値化されている。図14(4)には、前記濃
淡画像1を図14(3)に示す2値化しきい値THで2
値化したときのデータ分布D、すなわち2値画像3の
A′−A′線に沿うデータ分布Dが示してある。
【0012】このような2値画像3の対象物の画像部分
1Aに検査領域4を設定し、この検査領域4内の画像に
ついて黒画素領域の面積を計測したとき、その計測値は
欠陥2の面積と影7の面積との総和になり、欠陥2の部
分の面積のみを検出できない。従って仮に欠陥2が存在
しなくても、影7の存在により対象物は不良であると判
断されることがある。
【0013】図15には、表面が梨地模様の物体を対象
物とする場合の不具合が示してある。図15(1)が濃
淡画像1、図15(2)が2値画像3であり、1Aが対
象物の画像部分、1Bが背景の画像部分、2が欠陥を示
す。前記2値画像3は、対象物の画像部分1Aが白画素
に2値化されているが、この対象物の画像部分1Aには
黒画素に2値化された欠陥2および梨地模様を構成する
無数の傷8が現れている。
【0014】このような2値画像3に検査領域4を設定
して、黒画素領域の面積を計測したとき、その計測値は
欠陥2の面積とすべての傷8の面積との総和になり、欠
陥2の部分の面積のみを検出できない。
【0015】図16には、対象物の端縁に現れる突起物
や欠けなどの欠陥を検査する場合の不具合例が示してあ
る。図16(1)が濃淡画像1、図16(2)が2値画
像3であり、1Aが対象物の画像部分、1Bが背景の画
像部分を示す。この対象物の画像部分1Aの一方の端縁
には突起物9と欠け10とが現れている。図16(2)
に示す2値画像3は、斜線部分が黒画素の領域、白地部
分が白画素の領域であるが、突起物9は白画素に、また
欠け10は黒画素に、それぞれ2値化されている。
【0016】このような2値画像3の対象物の画像部分
1Aには、その内側に矩形状の検査領域11を、外側に
帯状の検査領域12を、それぞれ設定し、前記検査領域
11内の画像について黒画素領域の面積を、帯状の検査
領域12内の画像について白画素領域の面積を、それぞ
れ計測する。もし検査領域11内の黒画素領域の面積が
判定値以上であるとき、欠け10が存在すると判断す
る。またもし検査領域12内の白画素領域の面積が判定
値以上であるとき、突起物9が存在すると判断する。
【0017】このような方法では、小さな突起物9や欠
け10を検出するには、各検査領域11,12を対象物
の画像部分1Aの端縁に接近させて設定する必要がある
が、そのような設定は容易でなく、もし画像の位置ずれ
修正が高精度に行われないと、突起物9や欠け10の検
査が困難である。
【0018】図17および図18には、対象物を撮像す
るための照明条件が変動した場合の不具合が示してあ
る。図17(1)(2)は照明強度が変動する前の画像
であって、図17(1)が濃淡画像1、図17(2)が
その2値画像3である。1Aは対象物の画像部分、1B
は背景の画像部分、2は欠陥であり、図17(3)に
は、濃淡画像1のA−A線に沿う明るさ分布M1が示し
てある。この濃淡画像1を所定の2値化しきい値THで
2値化処理すると、図17(2)に示す2値画像3が得
られる。なおこの2値画像3において、斜線部分が黒画
素の領域であり、白地部分が白画素の領域である。
【0019】図18(1)(2)は照明強度が低下した
ときの画像であって、図18(1)が濃淡画像1、図1
8(2)がその2値画像3である。図18(3)には、
濃淡画像1のA′−A′線の沿う明るさ分布M2が示し
てあり、照明変動前の明るさ分布M1より明るさのレベ
ルが下がっている。この濃淡画像1を前記2値化しきい
値THで2値化処理すると、図18(2)に示すよう
に、対象物の画像部分が消失し、全体が黒画素一色の2
値画像3となり、従って不良検査が不可能である。
【0020】図19には、欠陥が背景との濃度差の小さ
い汚れなどである場合の不具合が示してある。図19
(1)は、そのような汚れのある対象物を撮像して得ら
れた濃淡画像1を示す。同図中、1Aは対象物の画像部
分、1Bは背景の画像部分であり、対象物の画像部分1
Aには薄い汚れによる欠陥2が現れている。図19
(2)には、この濃淡画像1のA−A線に沿う明るさ分
布M1が示してある。この明るさ分布M1では、背景の
画像部分1Bは暗く、対象物の画像部分1Aは明るい
が、欠陥2の位置で明るさがわずかに低下している。図
19(3)は、この濃淡画像1より生成されたエッジ画
像(図示せず)の明るさ分布M2を示すが、このエッジ
画像には欠陥2のエッジは抽出されておらず、従って欠
陥2の位置で明るさが増大していない。このような濃淡
画像1については、欠陥を含む2値画像を安定して得る
ことができず、不良検査は困難である。
【0021】図20には、網状体を対象物とする場合の
不具合例が示してある。同図は、前記対象物の濃淡画像
を2値化処理して得られた2値画像3を示す。13Aは
網状体の画像部分、13Bは背景の画像部分であり、網
状体の画像部分13Aには破れによる欠陥2が現れてい
る。この種の欠陥2の検査では、2値画像3の全体を検
査領域としており、この2値画像3について、黒画素の
領域の面積、すなわち黒画素数を計測し、その計測値が
所定の判定値以上であれば、対象物に欠陥が存在しない
と判断し、前記判定値より小さければ、対象物に欠陥が
存在する判断する。しかしながら網状体の場合、対象物
の画像部分13Aの一部が欠陥2の存在により欠落して
も、対象物の画像部分13Aのばらつきに吸収されるた
め、欠陥の有無を判別するのは困難である。
【0022】図21には、輪ゴムのような輪状体を対象
物とする場合の不具合が示してある。図21(1)
(2)は、切れなどの欠陥のある対象物の濃淡画像を2
値化処理して得られた2値画像3を示す。同図中、1A
は対象物の画像部分、1Bは背景の画像部分であり、対
象物の画像部分1Aには切れによる欠陥2が現れてい
る。この2値画像3において、斜線部分が黒画素の領
域、白地部分が白画素の領域であるが、欠陥2の部分は
黒画素に2値化される。このような2値画像3の対象物
の画像部分1Aに、円形をなす線状の検査領域14を設
定し、前記検査領域14上の黒画素数を計測し、もし黒
画素数が判定値以上であれば、対象物に欠陥2が存在す
ると判断し、またもし黒画素数が判定値より小さけれ
ば、対象物に欠陥2が存在しないと判断する。この方法
では、検査領域14を幅が狭い対象物の画像部分1A上
に正しく設定する必要があるが、そのような設定は容易
でなく、図21(2)のように、画像の位置ずれ修正が
適正に行われなかったり、対象物が変形したりすると、
対象物の画像部分1Aに対する検査領域14の設定位置
がずれ、欠陥2の検出が困難となる。
【0023】この発明は、上記した諸問題に着目してな
されたもので、対象物の種類や観測条件などを問わず、
対象物に欠陥が存在するかどうかを正しく判別して、対
象物の不良を安定して検査できる不良検査方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対象
物を撮像して得られた画像により前記対象物の不良を検
査する方法において、前記画像の検査領域を複数の小領
域に分割して、各小領域内の画像についてそれぞれ特徴
量を計測した後、各計測値を処理することにより対象物
の不良判別を行うことを特徴としている。
【0025】請求項2〜5の発明では、前記画像は濃淡
画像であり、各小領域内の画像についてそれぞれ平均濃
度,分散値,重心位置,モデル画像との濃淡相関値を特
徴量として計測するようにしている。
【0026】請求項6,7の発明では、前記画像は2値
画像であり、各小領域内の画像についてそれぞれ黒画素
領域または白画素領域の面積,重心位置を特徴量として
計測するようにしている。
【0027】請求項8の発明は、対象物を撮像して得ら
れた画像により前記対象物の不良を検査する方法におい
て、前記画像の検査領域を複数の小領域に分割して、各
小領域内の画像についてそれぞれ複数種の特徴量を計測
した後、特徴量の種類毎に各計測値を処理することによ
り対象物の不良判別を行い、すべての種類の特徴量につ
いて不良判別が行われたとき、対象物が不良であると判
断することを特徴としている。
【0028】請求項9の発明は、対象物を撮像して得ら
れた画像により前記対象物の不良を検査する方法におい
て、前記画像の検査領域を複数の小領域に分割して、各
小領域内の画像についてそれぞれ複数種の特徴量を計測
した後、特徴量の種類毎に各計測値を処理することによ
り対象物の不良判別を行い、いずれかの種類の特徴量に
ついて不良判別が行われたとき、対象物が不良であると
判断することを特徴としている。
【0029】請求項10の発明は、対象物を撮像して得
られた画像により前記対象物の不良を検査する装置にお
いて、前記画像の検査領域を複数の小領域に分割する領
域分割手段と、前記領域分割手段により分割された各小
領域内の画像についてそれぞれ特徴量を計測する特徴量
計測手段と、前記特徴量計測手段により計測された各特
徴量を処理することにより対象物の不良判別を行う判別
手段とを備えたものである。
【0030】
【作用】欠陥を有する対象物の場合、その画像の検査領
域を複数の小領域に分割しているので、画像に現れた欠
陥部分はいずれかの小領域内に含まれることになる。欠
陥部分を含む小領域内の画像より計測された特徴量と、
欠陥部分を含まない小領域内の画像より計測された特徴
量との間には差があり、この差から欠陥の有無を判別し
得る。
【0031】請求項2〜5の発明では、平均濃度,分散
値,重心位置,モデル画像との濃淡相関値が特徴量とし
て計測されるもので、欠陥部分を含む小領域内の画像よ
り計測された平均濃度,分散値,重心位置,モデル画像
との濃淡相関値と、欠陥部分を含まない小領域内の画像
より計測された平均濃度,分散値,重心位置,モデル画
像との濃淡相関値との間には差があり、この差から欠陥
の有無を判別し得る。
【0032】請求項6,7の発明では、黒画素領域また
は白画素領域の面積や重心位置が特徴量として計測され
るもので、欠陥部分を含む小領域内の画像より計測され
た面積や重心位置と、欠陥部分を含まない小領域内の画
像より計測された面積や重心位置との間には差があり、
この差から欠陥の有無を判別し得る。
【0033】請求項8の発明では、特徴量の種類毎に特
徴量の各計測値を処理して対象物の不良判別を行った結
果、すべての種類の特徴量について不良判別が行われた
とき、対象物が不良であると判断する。
【0034】請求項9の発明では、特徴量の種類毎に特
徴量の各計測値を処理して対象物の不良判別を行った結
果、いずれかの種類の特徴量について不良判別が行われ
たとき、対象物が不良であると判断する。
【0035】請求項10の発明にかかる不良検査装置で
は、領域分割手段により画像の検査領域が複数の小領域
に分割され、特徴量計測手段が分割された各小領域内の
画像についてそれぞれ特徴量を計測する。判別手段は計
測された各特徴量を処理することにより対象物の不良判
別を行う。
【0036】
【実施例】図1〜図7は、この発明にかかる不良検査方
法を具体的に示している。図1は、円筒体を対象物とす
る場合の具体例であり、図14(1)は前記対象物を撮
像して得られた濃淡画像1を示す。図中、1Aは対象物
の画像部分、1Bは背景の画像部分、2は対象物の画像
部分1Aに現れた欠陥2であり、この対象物の画像部分
1Aには前記欠陥2を挟んで両側に「シェーディング」
と称される影7が現れている。
【0037】この濃淡画像1の対象物の画像部分1Aに
は矩形状の検査領域4が設定され、この検査領域4を複
数の小領域20に分割して、各小領域20内の画像につ
いてそれぞれ平均濃度を特徴量として計測する。この実
施例では、まず検査領域4内の上端位置に横幅がH、縦
幅がWの矩形状の小領域20を設定し、この位置で小領
域20内の画像について平均濃度を計測する。ついで小
領域20を所定のピッチd(ただしd≦W)だけ下方へ
移動させ、その位置で同様にして小領域20内の画像に
ついて平均濃度を計測する。以下、小領域20が検査領
域4の下端位置に達するまで、小領域20の移動と平均
濃度の計測とを繰り返し実行する。
【0038】図1(2)は、小領域20の各移動位置で
計測された平均濃度をプロットしたものであり、欠陥2
の存在位置やその近傍では平均濃度が低下している。い
まi番目の移動位置での平均濃度をR(i)、その直前
および直後の各移動位置での平均濃度をR(i−1),
R(i+1)とすると、平均濃度R(i)と平均濃度R
(i−1),R(i+1)の平均値との差の絶対値を次
式により算出する。
【0039】
【数1】
【0040】図1(3)は、小領域20の各移動位置で
の前記演算値aをプロットしたものであり、欠陥2が存
在するとき、所定の判定値Sを越える点Pが現れる。従
ってこの判定値Sを越える点があるかどうかにより対象
物が不良かどうかを判別する。
【0041】なお上記実施例では、小領域20内の濃淡
画像について平均濃度を特徴量として計測しているが、
これに限らず、分散値を特徴量として計測してもよく、
また重心位置やモデルとの濃淡相関値を特徴量として算
出してもよい。また上記実施例では、濃淡画像を対象と
しているが、2値画像を対象として、黒画素または白画
素の領域の面積や重心位置を計測または算出してもよ
い。さらに上記実施例では、ひとつの種類の特徴量(平
均濃度)を計測して前記演算値を順次算出し、いずれか
の演算値が所定の判定値Sを越えたとき、対象物に欠陥
が存在すると判断しているが、複数種類の特徴量(濃淡
画像については平均濃度,分散値,重心位置,モデルと
の濃淡相関値など、2値画像については面積,重心位置
など)を計測して前記演算値を順次算出し、全ての種類
の特徴量について、いずれかの演算値が所定の判定値を
越えたとき、対象物に欠陥が存在すると判断してもよ
く、またいずれかの種類の特徴量について、いずれかの
演算値が所定の判定値を越えたとき、対象物に欠陥が存
在すると判断してもよい。
【0042】図2は、表面が梨地模様の物体を対象物と
する場合の具体例であり、図2(1)は前記対象物を撮
像して得られた濃淡画像1を示す。図中、1Aは対象物
の画像部分、1Bは背景の画像部分、2は対象物の画像
部分1Aに現れた欠陥2であり、この対象物の画像部分
1Aには前記梨地模様を構成する無数の傷8が現れてい
る。
【0043】この濃淡画像1の対象物の画像部分1Aに
は矩形状の検査領域4が設定され、まずこの検査領域4
内の上端位置に図1の実施例と同様の矩形状の小領域2
0を設定して、この位置で小領域20内の画像について
分散値を特徴量として計測する。ついで小領域20を所
定のピッチだけ下方へ移動させ、その位置で同様にして
小領域20内の画像について分散値を計測する。以下、
小領域20が検査領域4の下端位置に達するまで、小領
域20の移動と分散値の計測とを繰り返し実行する。
【0044】図2(2)は、小領域20の各移動位置で
計測された分散値をプロットしたものであり、欠陥2の
存在位置やその近傍では分散値が低下している。いまi
番目の移動位置での分散値をσ(i)、その直前および
直後の各移動位置での分散値をσ(i−1),σ(i+
1)とすると、分散値の傾きbをσ(i),σ(i−
1)間の差とσ(i),σ(i+1)間の差を用いて次
式により算出する。
【0045】
【数2】
【0046】図2(3)は、小領域20の各移動位置で
の前記演算値bをプロットしたものであり、欠陥2が存
在するとき、所定の判定値Sを越える点P1,P2が現
れる。従ってこの判定値Sを越える点があるかどうかに
より対象物が不良かどうかを判別する。
【0047】図3は、対象物の端縁に現れる突起物や欠
けなどの欠陥を検査する場合の具体例であり、図3
(1)は前記対象物を撮像して得られた濃淡画像1を示
す。図中、1Aは対象物の画像部分、1Bは背景の画像
部分であり、この対象物の画像部分1Aの一方の端縁に
は突起物9と欠け10とが現れている。
【0048】前記対象物の画像部分1Aには一方の端縁
に沿って矩形状の検査領域4が設定され、まずこの検査
領域4内の上端位置に矩形状の小領域20を設定して、
この位置で小領域20内の画像について平均濃度を特徴
量として計測する。ついで小領域20を所定のピッチだ
け下方へ移動させ、その位置で同様にして小領域20内
の画像について平均濃度を計測する。以下、小領域20
が検査領域4の下端位置に達するまで、小領域20の移
動と平均濃度の計測とを繰り返し実行する。
【0049】図3(2)は、小領域20の各移動位置で
計測された平均濃度をプロットしたものであり、突起物
9の存在位置やその近傍では平均濃度が低下し、欠け1
0の存在位置やその近傍では平均濃度が増加している。
いまi番目の移動位置での平均濃度をR(i)、その直
前および直後の各移動位置での平均濃度をR(i−
1),R(i+1)とすると、平均濃度R(i)と平均
濃度R(i−1),R(i+1)の平均値との差の絶対
値aを前記した式により算出する。図3(3)は、小
領域20の各移動位置での前記演算値aをプロットした
ものであり、突起物9や欠け10が存在するとき、所定
の判定値Sを越える点P1,P2が現れる。従ってこの
判定値Sを越える点があるかどうかにより対象物が不良
かどうかを判別する。
【0050】図4は、対象物を撮像するための照明条件
(照明強度)が変動した場合の具体例であり、図4
(1)は前記対象物を撮像して得られた濃淡画像1を示
す。図中、1Aは対象物の画像部分、1Bは背景の画像
部分、2は対象物の画像部分1Aに現れた欠陥2であ
り、図4(2)には、照明強度が変動する前の濃淡画像
1のA−A線に沿う明るさ分布M1と、照明強度が低下
したときの濃淡画像1のA−A線に沿う明るさ分布M2
とが示してある。
【0051】この濃淡画像1の対象物の画像部分1Aに
は矩形状の検査領域4が設定され、まずこの検査領域4
内の上端位置に図1の実施例と同様の矩形状の小領域2
0を設定して、この位置で小領域20内の画像について
分散値を特徴量として計測する。ついで小領域20を所
定のピッチだけ下方へ移動させ、その位置で同様にして
小領域20内の画像について分散値を計測する。以下、
小領域20が検査領域4の下端位置に達するまで、小領
域20の移動と分散値の計測とを繰り返し実行する。
【0052】図4(3)は、小領域20の各移動位置で
計測された分散値をプロットしたものであり、欠陥2の
存在位置やその近傍では分散値は増大して、所定の判定
値Sを越える点Pが現れる。従ってこの判定値Sを越え
る点があるかどうかにより対象物が不良かどうかを判別
することができる。
【0053】図5は、欠陥が背景との濃度差の小さい汚
れなどである場合の具体例であり、図5(1)は前記対
象物を撮像して得られた濃淡画像1を示す。図中、1A
は対象物の画像部分、1Bは背景の画像部分であり、対
象物の画像部分1Aには薄い汚れによる欠陥2が現れて
いる。図5(2)には、この濃淡画像1のA−A線に沿
う明るさ分布M1が示してある。この明るさ分布M1で
は、背景の画像部分1Bは暗く、対象物の画像部分1A
は明るいが、欠陥2の位置で明るさがわずかに低下して
いる。
【0054】この濃淡画像1の対象物の画像部分1Aに
は矩形状の検査領域4が設定され、まずこの検査領域4
内の上端位置に矩形状の小領域20を設定して、この位
置で小領域20内の画像について分散値を特徴量として
計測する。ついで小領域20を所定のピッチだけ下方へ
移動させ、その位置で同様にして小領域20内の画像に
ついて分散値を計測する。以下、小領域20が検査領域
4の下端位置に達するまで、小領域20の移動と分散値
の計測とを繰り返し実行する。
【0055】図5(3)は、小領域20の各移動位置で
計測された分散値をプロットしたものであり、欠陥2の
存在位置やその近傍では分散値は増加する。いまi番目
の移動位置での分散値をσ(i)、その直前および直後
の各移動位置での分散値をσ(i−1),σ(i+1)
とすると、分散値の傾きbをσ(i),σ(i−1)間
の差とσ(i),σ(i+1)間の差を用いて前記式
により算出する。図5(4)は、小領域20の各移動位
置での前記演算値bをプロットしたものであり、欠陥2
が存在するとき、所定の判定値Sを越える点P1〜P4
が現れる。従ってこの判定値Sを越える点があるかどう
かにより対象物が不良かどうかを判別する。
【0056】図6は、網状体を対象物とする場合の具体
例であり、図6(1)は前記対象物を撮像して得られた
濃淡画像1を示す。図中、1Aは網状体の画像部分、1
Bは背景の画像部分であり、網状体の画像部分1Aには
破れによる欠陥2が現れている。
【0057】この濃淡画像1には矩形状の検査領域4a
〜4dが4列に設定され、まず第1列目の検査領域4a
内の上端位置に矩形状の小領域20を設定して、この位
置で小領域20内の画像について分散値を特徴量として
計測する。ついで小領域20を所定のピッチだけ下方へ
移動させ、その位置で同様にして小領域20内の画像に
ついて分散値を計測する。以下、小領域20が検査領域
4aの下端位置に達するまで、小領域20の移動と分散
値の計測とを繰り返し実行する。つぎに第2列目の検査
領域4b内の上端位置に矩形状の小領域20を設定し
て、この位置で小領域20内の画像について分散値を特
徴量として計測する。ついで小領域20を所定のピッチ
だけ下方へ移動させ、その位置で同様にして小領域20
内の画像について分散値を計測する。以下、小領域20
が検査領域4bの下端位置に達するまで、小領域20の
移動と分散値の計測とを繰り返し実行する。第3列目と
第4列目の各検査領域4c,4dについても同様に行
う。
【0058】図6(2)は、小領域20の各移動位置で
計測された分散値をプロットしたものであり、欠陥2の
存在位置やその近傍では分散値が低下している。いまi
番目の移動位置での分散値をσ(i)、その直前のi−
1番目,さらにi−2番目の分散値をσ(i−1),σ
(i−2)、直後のi+1番目,i+2番目の分散値を
σ(i+1),σ(i+2)とすると、分散値σ(i)
と分散値σ(i−1),σ(i−2),σ(i+1),
σ(i+2)の平均値との差の絶対値を次式により算出
する。
【0059】
【数3】
【0060】図6(3)は、小領域20の各移動位置で
の前記演算値cをプロットしたものであり、欠陥2が存
在するとき、所定の判定値Sを越える点Pが現れる。従
ってこの判定値Sを越える点があるかどうかにより対象
物が不良かどうかを判別する。
【0061】図7および図8は、輪ゴムのような輪状体
を対象物とする場合の具体例であり、図7(1)は変形
していない前記対象物を撮像して得られた濃淡画像1
を、また図8(1)は変形した前記対象物を撮像して得
られた濃淡画像1を、それぞれ示す。同図中、1Aは対
象物の画像部分、1Bは背景の画像部分であり、対象物
の画像部分1Aには切れ目による欠陥2が現れている。
【0062】これら濃淡画像1には円形をなす線状の検
査領域14が設定され、この検査領域14上の適当な角
度位置に小領域20を設定して、この角度位置で小領域
20内の画像について分散値を特徴量として計測する。
ついで小領域20を所定の角度ピッチθだけ移動させ、
その角度位置で同様にして小領域20内の画像について
分散値を計測する。以下、小領域20が最初の角度位置
に達するまで、小領域20の移動と分散値の計測とを繰
り返し実行する。
【0063】図7(2)および図8(2)は、小領域2
0の各移動位置で計測された分散値をプロットしたもの
であり、欠陥2の存在位置やその近傍では分散値が低下
している。いまi番目の移動位置での分散値をσ
(i)、その直前のi−1番目,さらにi−2番目,i
−3番目の分散値をσ(i−1),σ(i−2),σ
(i−3)、その直後のi+1番目,さらにi+2番
目,i+3番目の分散値をσ(i+1),σ(i+
2),σ(i+3)とすると、分散値σ(i)と分散値
σ(i−1),σ(i−2),,σ(i−3),σ(i
+1),σ(i+2),σ(i+3)の平均値との差の
絶対値を次式により算出する。
【0064】
【数4】
【0065】図7(3)および図8(3)は、小領域2
0の各移動位置での前記演算値dをプロットしたもので
あり、欠陥2が存在するとき、所定の判定値Sを越える
点P1〜P3が現れる。従ってこの判定値Sを越える点
があるかどうかにより対象物が不良かどうかを判別でき
る。
【0066】図9は、上記した不良検査方法を実施する
ための不良検査装置の構成例を示す。図示例の不良検査
装置は、テレビカメラ31,画像処理部32,モニタ3
3より構成され、画像処理部32はA/D変換部34,
画像メモリ35,アフィン変換部36,特徴量計測部3
7,表示メモリ38,CPU39,ROM40,RAM
41,D/A変換部42,外部インターフェイス43な
どを含んでいる。
【0067】前記テレビカメラ31は対象物を撮像して
濃淡画像を生成するもので、このテレビカメラ31から
のアナログ量の画像信号はA/D変換部34によりディ
ジタル量の画像データに変換される。画像メモリ35に
は1フレーム分のディジタル量の画像データが格納さ
れ、表示メモリ35にはモニタ3に表示するための表示
データとして前記小領域20を表す画像などが書き込ま
れる。D/A変換部42はA/D変換部34や画像メモ
リ35からの画像データや表示メモリ35からの表示デ
ータを入力してアナログ量の画像信号に変換し、これを
モニタ33へ出力する。外部インターフェイス部43に
は、図示しないストロボ光源や周辺装置などが接続され
る。
【0068】アフィン変換部36は、前記画像メモリ3
5に格納された濃淡画像をアフィン変換により回転さ
せ、回転ずれのない適正な濃淡画像を生成する。特徴量
計測部37は、アフィン変換後の濃淡画像に検査領域を
設定して、この検査領域を複数の小領域に分割し、各小
領域内の濃淡画像について特徴量を計測する。具体的に
は、図1〜図8に示した具体例のように、検査領域に沿
って小領域20を所定のピッチまたは角度ピッチずつ移
動させ、各移動位置で小領域20内の濃淡画像につい
て、平均濃度,分散値などの特徴量を計測する。CPU
39は、前記特徴量計測部37による各計測値を取り込
み、所定の演算などの処理を行い、その処理結果から対
象物の不良を判別する。なおROM40は不良検査装置
の動作を制御するためのプログラムや固定データが格納
され、またRAM41は装置動作中の作業エリアとして
用いられる。
【0069】図10は、モデル画像との濃淡相関値を特
徴量として計測するようにした不良検査装置の構成例を
示す。この実施例では、濃淡画像と濃淡相関をとるため
のモデル画像が格納されるモデルメモリ44が設けてあ
る。なお他の構成は、図9に示すものと同様であり、こ
こでは説明を繰り返さない。
【0070】図11は、上記した不良検査装置の制御手
順をステップ1(以下、「ST1」で示す)〜ST12
で示している。
【0071】まずスタート時点で対象物の濃淡画像が得
られると、ST1で濃淡画像1に対する小領域20の最
初の設定位置、すなわち始点座標(X1,X2)と、最
終の設定位置、すなわち終点座標(X2,Y2)と、小
領域20の横幅Hおよび縦幅Wと、小領域20を移動さ
せるピッチdまたは角度ピッチθとが、RAM41より
CPU39に取り込まれる。つぎのST2で特徴量計測
部37は前記データに基づき濃淡画像1の初期位置に前
記小領域20を設定する。
【0072】つぎのST3では、特徴量計測部37は前
記小領域20内の画像について平均濃度や分散値などを
特徴量として計測する。この計測値はCPU39に取り
込まれてRAM41に格納される。つぎのST4では、
小領域20が最終位置まで移動したかどうかを判定して
おり、その判定が「NO」であれば、ST5へ進んで小
領域20を所定のピッチまたは角度ピッチだけ移動させ
た後、その位置で同様にして小領域20内の画像につい
て特徴量を計測する(ST3)。以下、小領域20が最
終位置に達するまで、ST5の小領域20の移動とST
3の特徴量の計測とを繰り返し実行する。
【0073】かくして最終位置での特徴量の計測が終了
すると、ST4の判定が「YES」となり、CPU39
は小領域20の最初の設定位置で得られた計測値とその
前後位置で得られた計測値とをRAM40より読み出し
て所定の演算を実行し(ST6,7)、その演算値が判
定値Sを越えるかどうかを判定する(ST8)。もしS
T8の判定が「YES」であれば、ST12へ進み、C
PU39は対象物に不良がある旨の異常信号を出力す
る。
【0074】もしST8の判定が「NO」であれば、S
T9を経てST10へ進み、つぎの小領域20の移動位
置で得られた計測値とその前後位置で得られた計測値と
をRAM40より読み出して所定の演算を実行し、その
演算値が判定値Sを越えるかどうかを判定する(ST
8)。かくして最終の移動位置で得られた計測値とその
前後位置で得られた計測値とから所定の演算を実行し、
その演算値が判定値Sを越えなかったとき、ST9の判
定が「YES」となってST11へ進み、CPU39は
対象物に不良がない旨の正常信号を出力する。
【0075】
【発明の効果】この発明は上記の如く、対象物を撮像し
て得られた画像の検査領域を複数の小領域に分割して、
各小領域内の画像についてそれぞれ特徴量を計測した
後、各計測値を処理することにより対象物の不良を判別
するようにしたから、対象物の種類や観測条件などを問
わず、対象物に欠陥が存在するかどうかを正しく判別し
て、対象物の不良を安定して検査できる。
【0076】請求項8の発明では、複数種類の特徴量を
計測し、特徴量の種類毎に特徴量の各計測値を処理して
対象物の不良判別を行った結果、すべての種類の特徴量
について不良判別が行われたとき、対象物が不良である
と判断するようにしたから、高精度の不良検査を安定し
て行うことができる。
【0077】請求項9の発明では、特徴量の種類毎に特
徴量の各計測値を処理して対象物の不良判別を行った結
果、いずれかの種類の特徴量について不良判別が行われ
たとき、対象物が不良であると判断するようにしたか
ら、多種類の欠陥を検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の不良検査方法を円筒体の不良検査に
適用した例を示す説明図である。
【図2】この発明の不良検査方法を梨地模様の物体の不
良検査に適用した例を示す説明図である。
【図3】この発明の不良検査方法を突起物および欠けの
検査に適用した例を示す説明図である。
【図4】この発明の不良検査方法を照明条件が変動する
場合の不良検査に適用した例を示す説明図である。
【図5】この発明の不良検査方法を背景との濃度差の小
さい汚れの検査に適用した例を示す説明図である。
【図6】この発明の不良検査方法を網状体の不良検査に
適用した例を示す説明図である。
【図7】この発明の不良検査方法を輪状体の不良検査に
適用した例を示す説明図である。
【図8】この発明の不良検査方法を輪状体の不良検査に
適用した例を示す説明図である。
【図9】この発明の一実施例である不良検査装置の構成
例を示すブロック図である。
【図10】この発明の他の実施例である不良検査装置の
構成例を示すブロック図である。
【図11】図9の不良検査装置の制御の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図12】従来の不良検査方法を示す説明図である。
【図13】従来の他の不良検査方法を示す説明図であ
る。
【図14】円筒体を対象物とする場合の従来例の不具合
を示す説明図である。
【図15】梨地模様の物体を対象物とする場合の従来例
の不具合を示す説明図である。
【図16】突起物および欠けを検査する場合の従来例の
不具合を示す説明図である。
【図17】照明変動した場合の従来例の不具合を示す説
明図である。
【図18】照明変動した場合の従来例の不具合を示す説
明図である。
【図19】背景との濃度差の小さな汚れを検査する場合
の従来例の不具合を示す説明図である。
【図20】網状体を対象物とする場合の従来例の不具合
を示す説明図である。
【図21】輪状体を対象物とする場合の従来例の不具合
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 濃淡画像 2 欠陥 4,4a〜4d,14 検査領域 20 小領域 31 テレビカメラ 35 画像メモリ 37 特徴量計測部 39 CPU 40 ROM 41 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9061−5H G06F 15/70 320 9061−5H 355 9061−5H 360 9061−5H 460 C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を撮像して得られた画像により前
    記対象物の不良を検査する方法において、 前記画像の検査領域を複数の小領域に分割して、各小領
    域内の画像についてそれぞれ特徴量を計測した後、各計
    測値を処理することにより対象物の不良判別を行うこと
    を特徴とする不良検査方法。
  2. 【請求項2】 前記画像は濃淡画像であり、各小領域内
    の画像についてそれぞれ平均濃度を特徴量として計測す
    るようにした請求項1に記載された不良検査方法。
  3. 【請求項3】 前記画像は濃淡画像であり、各小領域内
    の画像についてそれぞれ分散値を特徴量として計測する
    ようにした請求項1に記載された不良検査方法。
  4. 【請求項4】 前記画像は濃淡画像であり、各小領域内
    の画像についてそれぞれ重心位置を特徴量として計測す
    るようにした請求項1に記載された不良検査方法。
  5. 【請求項5】 前記画像は濃淡画像であり、各小領域内
    の画像についてそれぞれモデル画像との濃淡相関値を特
    徴量として計測するようにした請求項1に記載された不
    良検査方法。
  6. 【請求項6】 前記画像は2値画像であり、各小領域内
    の画像についてそれぞれ黒画素領域または白画素領域の
    面積を特徴量として計測するようにした請求項1に記載
    された不良検査方法。
  7. 【請求項7】 前記画像は2値画像であり、各小領域内
    の画像についてそれぞれ重心位置を特徴量として計測す
    るようにした請求項1に記載された不良検査方法。
  8. 【請求項8】 対象物を撮像して得られた画像により前
    記対象物の不良を検査する方法において、 前記画像の検査領域を複数の小領域に分割して、各小領
    域内の画像についてそれぞれ複数種の特徴量を計測した
    後、特徴量の種類毎に各計測値を処理することにより対
    象物の不良判別を行い、すべての種類の特徴量について
    不良判別が行われたとき、対象物が不良であると判断す
    ることを特徴とする不良検査方法。
  9. 【請求項9】 対象物を撮像して得られた画像により前
    記対象物の不良を検査する方法において、 前記画像の検査領域を複数の小領域に分割して、各小領
    域内の画像についてそれぞれ複数種の特徴量を計測した
    後、特徴量の種類毎に各計測値を処理することにより対
    象物の不良判別を行い、いずれかの種類の特徴量につい
    て不良判別が行われたとき、対象物が不良であると判断
    することを特徴とする不良検査方法。
  10. 【請求項10】 対象物を撮像して得られた画像により
    前記対象物の不良を検査する装置において、 前記画像の検査領域を複数の小領域に分割する領域分割
    手段と、 前記領域分割手段により分割された各小領域内の画像に
    ついてそれぞれ特徴量を計測する特徴量計測手段と、 前記特徴量計測手段により計測された各特徴量を処理す
    ることにより対象物の不良判別を行う判別手段とを備え
    て成る不良検査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6970588B1 (en) 1999-09-30 2005-11-29 Omron Corporation Image processing apparatus, image processing method and visual inspection system
JP2007033192A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Canon Chemicals Inc 板状体の欠陥検出方法及び欠陥検出装置
JP2013015359A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Tokuyama Corp 欠陥検査方法および欠陥検査装置
CN112345543A (zh) * 2020-11-23 2021-02-09 常州信息职业技术学院 一种冲压阀片类零件快速检测方法及装置

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