JPH08102438A - 位置合わせ方法 - Google Patents
位置合わせ方法Info
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- JPH08102438A JPH08102438A JP6236767A JP23676794A JPH08102438A JP H08102438 A JPH08102438 A JP H08102438A JP 6236767 A JP6236767 A JP 6236767A JP 23676794 A JP23676794 A JP 23676794A JP H08102438 A JPH08102438 A JP H08102438A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- coordinate
- shot
- wafer
- shots
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サンプルショット中からアライメント誤差の
非線形成分の大きな跳びショットを正確に排除して、高
精度に位置合わせを行う。 【構成】 N個のサンプルショットについてステージ座
標系での座標値を計測し(ステップ101)、順次L番
目のサンプルショットを除いた(N−1)個のサンプル
ショットの座標データを用いて変換パラメータを求め、
この変換パラメータとL番目のサンプルショットの計測
データとからそのL番目のサンプルショットの仮想位置
を求める(ステップ103,104)。その仮想位置と
計測された座標位置とのずれ量E(L)が基準値E0 よ
り大きい場合にそのL番目のサンプルショットを跳びシ
ョットとして排除する(ステップ109,110)。
非線形成分の大きな跳びショットを正確に排除して、高
精度に位置合わせを行う。 【構成】 N個のサンプルショットについてステージ座
標系での座標値を計測し(ステップ101)、順次L番
目のサンプルショットを除いた(N−1)個のサンプル
ショットの座標データを用いて変換パラメータを求め、
この変換パラメータとL番目のサンプルショットの計測
データとからそのL番目のサンプルショットの仮想位置
を求める(ステップ103,104)。その仮想位置と
計測された座標位置とのずれ量E(L)が基準値E0 よ
り大きい場合にそのL番目のサンプルショットを跳びシ
ョットとして排除する(ステップ109,110)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばウエハの各ショ
ット領域上に順次レチクルのパターンを露光する露光装
置において、統計処理により算出した配列座標に基づい
てウエハの各ショット領域を順次露光位置に位置合わせ
する場合に適用して好適な位置合わせ方法に関するもの
である。
ット領域上に順次レチクルのパターンを露光する露光装
置において、統計処理により算出した配列座標に基づい
てウエハの各ショット領域を順次露光位置に位置合わせ
する場合に適用して好適な位置合わせ方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体素子又は液晶表示素子等をフォト
リソグラフィ工程で製造する際に、フォトマスク又はレ
チクル等(以下、一例として「レチクル」を使用する)
のパターン像を投影光学系を介して感光材が塗布された
ウエハ上の各ショット領域に投影する投影露光装置が使
用されている。この種の投影露光装置として近年は、ウ
エハを2次元的に移動自在なステージ上に載置し、この
ステージによりウエハを歩進(ステッピング)させて、
レチクルのパターン像をウエハ上の各ショット領域に順
次露光する動作を繰り返す、所謂ステップ・アンド・リ
ピート方式の露光装置、特に、縮小投影型の露光装置
(ステッパー)が多用されている。
リソグラフィ工程で製造する際に、フォトマスク又はレ
チクル等(以下、一例として「レチクル」を使用する)
のパターン像を投影光学系を介して感光材が塗布された
ウエハ上の各ショット領域に投影する投影露光装置が使
用されている。この種の投影露光装置として近年は、ウ
エハを2次元的に移動自在なステージ上に載置し、この
ステージによりウエハを歩進(ステッピング)させて、
レチクルのパターン像をウエハ上の各ショット領域に順
次露光する動作を繰り返す、所謂ステップ・アンド・リ
ピート方式の露光装置、特に、縮小投影型の露光装置
(ステッパー)が多用されている。
【0003】例えば半導体素子はウエハ上に多数層の回
路パターンを重ねて露光することにより形成されるの
で、2層目以降の回路パターンをウエハ上に投影露光す
る際には、ウエハ上の既に回路パターンが形成された各
ショット領域とレチクルのパターン像との位置合わせ、
即ちウエハとレチクルとの位置合わせ(アライメント)
を精確に行う必要がある。従来のステッパー等における
ウエハの位置合わせは、次のようなエンハンスト・グロ
ーバル・アライメント(以下、「EGA」という)方式
で行われていた(例えば特開昭61−44429号公報
参照)。
路パターンを重ねて露光することにより形成されるの
で、2層目以降の回路パターンをウエハ上に投影露光す
る際には、ウエハ上の既に回路パターンが形成された各
ショット領域とレチクルのパターン像との位置合わせ、
即ちウエハとレチクルとの位置合わせ(アライメント)
を精確に行う必要がある。従来のステッパー等における
ウエハの位置合わせは、次のようなエンハンスト・グロ
ーバル・アライメント(以下、「EGA」という)方式
で行われていた(例えば特開昭61−44429号公報
参照)。
【0004】即ち、ウエハ上には、ウエハマークと呼ば
れる位置合わせ用のマークがそれぞれ付設された複数の
ショット領域(チップパターン)が形成されており、こ
れらショット領域は、予めウエハ上に設定された配列座
標に基づいて規則的に配列されている。しかしながら、
ウエハ上の複数のショット領域の設計上の配列座標値
(ショット配列)に基づいてウエハをステッピングさせ
ても、以下のような要因により、ウエハが精確に位置合
わせされるとは限らない。 (1) ウエハの残存回転誤差(ローテーション)θ (2) ステージ座標系(又はショット配列)の直交度誤差
w (3) ウエハの線形伸縮(スケーリング)Rx,Ry (4) ウエハ(中心位置)のオフセット(平行移動)O
x,Oy
れる位置合わせ用のマークがそれぞれ付設された複数の
ショット領域(チップパターン)が形成されており、こ
れらショット領域は、予めウエハ上に設定された配列座
標に基づいて規則的に配列されている。しかしながら、
ウエハ上の複数のショット領域の設計上の配列座標値
(ショット配列)に基づいてウエハをステッピングさせ
ても、以下のような要因により、ウエハが精確に位置合
わせされるとは限らない。 (1) ウエハの残存回転誤差(ローテーション)θ (2) ステージ座標系(又はショット配列)の直交度誤差
w (3) ウエハの線形伸縮(スケーリング)Rx,Ry (4) ウエハ(中心位置)のオフセット(平行移動)O
x,Oy
【0005】この際、これら4個の誤差量(6個のパラ
メータ)に基づくウエハの座標変換は一次変換式で記述
できる。そこで、ウエハマークが付設された複数のショ
ット領域が規則的に配列されたウエハに対し、このウエ
ハ上の座標系(x,y)を静止座標系としてのステージ
上の座標系(X,Y)に変換する一次変換モデルを、6
個の変換パラメータa〜fを用いて次のように表現する
ことができる。
メータ)に基づくウエハの座標変換は一次変換式で記述
できる。そこで、ウエハマークが付設された複数のショ
ット領域が規則的に配列されたウエハに対し、このウエ
ハ上の座標系(x,y)を静止座標系としてのステージ
上の座標系(X,Y)に変換する一次変換モデルを、6
個の変換パラメータa〜fを用いて次のように表現する
ことができる。
【0006】
【数1】
【0007】この変換式における6個の変換パラメータ
a〜fは、以下のようにEGA方式により求めることが
できる。この場合、ウエハ上の複数の露光対象とするシ
ョット領域(チップパターン)の中から幾つか選び出さ
れたショット領域(以下、「サンプルショット」とい
う)の各々に付随した座標系(x,y)上の設計上の座
標がそれぞれ(x1 ,y1 ),(x2 ,y2 ),‥‥,
(xn ,yn )であるウエハマークに対して所定の基準
位置への位置合わせ(アライメント)を行う。そして、
そのときのステージ上の座標系(X,Y)での実際の座
標値(XM1 ,YM1 ),(XM2 ,YM2 ),‥‥,
(XMn ,YMn )を計測する。
a〜fは、以下のようにEGA方式により求めることが
できる。この場合、ウエハ上の複数の露光対象とするシ
ョット領域(チップパターン)の中から幾つか選び出さ
れたショット領域(以下、「サンプルショット」とい
う)の各々に付随した座標系(x,y)上の設計上の座
標がそれぞれ(x1 ,y1 ),(x2 ,y2 ),‥‥,
(xn ,yn )であるウエハマークに対して所定の基準
位置への位置合わせ(アライメント)を行う。そして、
そのときのステージ上の座標系(X,Y)での実際の座
標値(XM1 ,YM1 ),(XM2 ,YM2 ),‥‥,
(XMn ,YMn )を計測する。
【0008】また、選び出されたウエハマークの設計上
の配列座標(xi ,yi )(i=1,‥‥,n)を上述
の一次変換モデルに代入して得られる計算上の配列座標
(X i ,Yi )とアライメント時の計測された座標(X
Mi ,YMi )との差分(△x,△y)をアライメント
誤差と考える。また、アライメント誤差のx成分及びy
成分の自乗和、即ち次式のように差分(Xi −XMi )
2 のiに関する積算値と、差分(Yi −YMi )2 のi
に関する積算値との和で表される量が残留誤差成分であ
る。
の配列座標(xi ,yi )(i=1,‥‥,n)を上述
の一次変換モデルに代入して得られる計算上の配列座標
(X i ,Yi )とアライメント時の計測された座標(X
Mi ,YMi )との差分(△x,△y)をアライメント
誤差と考える。また、アライメント誤差のx成分及びy
成分の自乗和、即ち次式のように差分(Xi −XMi )
2 のiに関する積算値と、差分(Yi −YMi )2 のi
に関する積算値との和で表される量が残留誤差成分であ
る。
【0009】
【数2】
【0010】そして、その残留誤差成分を6個の変換パ
ラメータa〜fで順次偏微分し、その値が0となるよう
な方程式をたてて、それら6個の連立方程式を解けば6
個の変換パラメータa〜fが求められる。このように最
小自乗法により、(数1)の6個の変換パラメータa〜
fを求める計算をEGA計算と呼ぶ。これ以降は、変換
パラメータa〜fを係数とした一次変換式を用いて計算
した配列座標に基づいて、ウエハの各ショット領域の位
置合わせを行うことができる。あるいは、一次変換式で
は近似精度が良好でない場合には、例えば2次以上の高
次式を用いてウエハの位置合わせを行うようにしてもよ
い。
ラメータa〜fで順次偏微分し、その値が0となるよう
な方程式をたてて、それら6個の連立方程式を解けば6
個の変換パラメータa〜fが求められる。このように最
小自乗法により、(数1)の6個の変換パラメータa〜
fを求める計算をEGA計算と呼ぶ。これ以降は、変換
パラメータa〜fを係数とした一次変換式を用いて計算
した配列座標に基づいて、ウエハの各ショット領域の位
置合わせを行うことができる。あるいは、一次変換式で
は近似精度が良好でない場合には、例えば2次以上の高
次式を用いてウエハの位置合わせを行うようにしてもよ
い。
【0011】上記の如き従来のEGA方式のアライメン
ト方法においては、複数のサンプルショットの中に、ア
ライメント誤差から線形成分を差し引いて得られる非線
形成分が他のサンプルショットに比べて特に大きい所謂
跳びショットが含まれている場合があった。このような
跳びショットは、ウエハ上のそのサンプルショットに属
するウエハマークの崩れ等に起因する計測エラー、又は
ウエハ上の局所的な非線形歪み、あるいは第1層目のレ
チクルパターンをウエハ上に転写するときのウエハステ
ージの位置決め誤差等により発生するものであるため、
他のショット領域の配列座標を算出する場合にはそのよ
うな跳びショットのアライメントデータ(計測された座
標値)は除外(リジェクト)することが望ましい。
ト方法においては、複数のサンプルショットの中に、ア
ライメント誤差から線形成分を差し引いて得られる非線
形成分が他のサンプルショットに比べて特に大きい所謂
跳びショットが含まれている場合があった。このような
跳びショットは、ウエハ上のそのサンプルショットに属
するウエハマークの崩れ等に起因する計測エラー、又は
ウエハ上の局所的な非線形歪み、あるいは第1層目のレ
チクルパターンをウエハ上に転写するときのウエハステ
ージの位置決め誤差等により発生するものであるため、
他のショット領域の配列座標を算出する場合にはそのよ
うな跳びショットのアライメントデータ(計測された座
標値)は除外(リジェクト)することが望ましい。
【0012】そのため、従来は次の〜のようにして
跳びショットを検出し、検出された跳びショットを排除
(リジェクト)してEGA方式のアライメントを行って
いた。 アライメント誤差が所定の基準値以上となるショット
領域を跳びショットとする。例えば図9(a)は、露光
対象とするウエハ41上に分布するサンプルショットの
アライメント誤差の一例を誇張して示し、この図9
(a)において、ウエハ41上の座標系(x,y)上
で、サンプルショットを含む各ショット領域の設計上の
配列座標が定められている。これに対して、ウエハ41
が載置されるウエハステージの座標系であるステージ座
標系(X,Y)上で、8個のサンプルショットSB1 〜
SB8 の座標値(正確にはウエハマークの座標値)が計
測される。
跳びショットを検出し、検出された跳びショットを排除
(リジェクト)してEGA方式のアライメントを行って
いた。 アライメント誤差が所定の基準値以上となるショット
領域を跳びショットとする。例えば図9(a)は、露光
対象とするウエハ41上に分布するサンプルショットの
アライメント誤差の一例を誇張して示し、この図9
(a)において、ウエハ41上の座標系(x,y)上
で、サンプルショットを含む各ショット領域の設計上の
配列座標が定められている。これに対して、ウエハ41
が載置されるウエハステージの座標系であるステージ座
標系(X,Y)上で、8個のサンプルショットSB1 〜
SB8 の座標値(正確にはウエハマークの座標値)が計
測される。
【0013】そして、8個のサンプルショットSB1 〜
SB8 のアライメント誤差がそれぞれベクトルVB1 〜
VB8 で表されている。例えばベクトルVB1 の起点
は、サンプルショットSB1 のステージ座標系(X,
Y)上での設計上の中心座標を表し、ベクトルVB1 の
終点は、サンプルショットSB1 のステージ座標系
(X,Y)上での計測された中心座標を表す。この場合
のステージ座標系(X,Y)での設計上の中心座標と
は、(数1)に6個のパラメータa〜fの概算値と、ウ
エハ上の座標系での設計値とを代入することにより算出
される。また、6個のパラメータa〜fの概算値とは、
例えば、上述の6個のパラメータを線形伸縮を等方的と
みなし(Rx=Ry)、直交度誤差wを0とみなして、
ウエハ41上の2つの2次元のアライメントマークの位
置をステージ座標系(X,Y)上で計測するという所謂
グローバル・アライメントにより求められる。
SB8 のアライメント誤差がそれぞれベクトルVB1 〜
VB8 で表されている。例えばベクトルVB1 の起点
は、サンプルショットSB1 のステージ座標系(X,
Y)上での設計上の中心座標を表し、ベクトルVB1 の
終点は、サンプルショットSB1 のステージ座標系
(X,Y)上での計測された中心座標を表す。この場合
のステージ座標系(X,Y)での設計上の中心座標と
は、(数1)に6個のパラメータa〜fの概算値と、ウ
エハ上の座標系での設計値とを代入することにより算出
される。また、6個のパラメータa〜fの概算値とは、
例えば、上述の6個のパラメータを線形伸縮を等方的と
みなし(Rx=Ry)、直交度誤差wを0とみなして、
ウエハ41上の2つの2次元のアライメントマークの位
置をステージ座標系(X,Y)上で計測するという所謂
グローバル・アライメントにより求められる。
【0014】図9(b)は、図9(a)の8個のサンプ
ルショットSB1 〜SB8 のアライメント誤差のベクト
ルの絶対値|VB1|〜|VB8|を示し、この絶対値が所
定の基準値VB以上となるサンプルショット、即ち2番
目のサンプルショットSB2が排除される。 EGA計算を行うことにより、アライメント誤差を線
形成分と非線形成分とに分けて、非線形成分が所定の基
準値以上となるサンプルショットを排除する。
ルショットSB1 〜SB8 のアライメント誤差のベクト
ルの絶対値|VB1|〜|VB8|を示し、この絶対値が所
定の基準値VB以上となるサンプルショット、即ち2番
目のサンプルショットSB2が排除される。 EGA計算を行うことにより、アライメント誤差を線
形成分と非線形成分とに分けて、非線形成分が所定の基
準値以上となるサンプルショットを排除する。
【0015】図10(a)は、ウエハ41上の8個のサ
ンプルショットSB1 〜SB8 のアライメント誤差のベ
クトルVB1 〜VB8 の別の例を示し、図10(b)
は、それらサンプルショットSB1 〜SB8 毎のベクト
ルVB1 〜VB8 の絶対値(アライメント誤差の絶対
値)を示す。この場合、各サンプルショットのウエハ4
1上の座標系での設計上の配列座標値、及びステージ座
標系での計測された座標値に対して、EGA計算により
(数1)を最小自乗法的に満たす6個の変換パラメータ
a〜fの値を求め、これら6個の変換パラメータa〜f
と、設計上の配列座標値とを(数1)に代入して、各サ
ンプルショットSB1 〜SB8 のステージ座標系での線
形誤差を除いた計算上の配列座標値を算出する。最初の
計算上の配列座標から、その線形誤差を除いた計算上の
配列座標値までのベクトルが、アライメント誤差の線形
成分のベクトルである。
ンプルショットSB1 〜SB8 のアライメント誤差のベ
クトルVB1 〜VB8 の別の例を示し、図10(b)
は、それらサンプルショットSB1 〜SB8 毎のベクト
ルVB1 〜VB8 の絶対値(アライメント誤差の絶対
値)を示す。この場合、各サンプルショットのウエハ4
1上の座標系での設計上の配列座標値、及びステージ座
標系での計測された座標値に対して、EGA計算により
(数1)を最小自乗法的に満たす6個の変換パラメータ
a〜fの値を求め、これら6個の変換パラメータa〜f
と、設計上の配列座標値とを(数1)に代入して、各サ
ンプルショットSB1 〜SB8 のステージ座標系での線
形誤差を除いた計算上の配列座標値を算出する。最初の
計算上の配列座標から、その線形誤差を除いた計算上の
配列座標値までのベクトルが、アライメント誤差の線形
成分のベクトルである。
【0016】そして、図10(a)のアライメント誤差
のベクトルから線形成分のベクトルを差し引くと、図1
1(a)に示すように、サンプルショットSB1 〜SB
8 毎にそれぞれ非線形成分のベクトルVBN1 〜VBN
8 が得られる。図11(b)は、サンプルショットSB
1 〜SB8 毎のアライメント誤差の非線形成分のベクト
ルの絶対値|VBN1|〜|VBN8|を示し、この非線形
成分の絶対値が所定の基準値より大きいサンプルショッ
ト、例えば8番目のサンプルショットSB8 が排除され
る。
のベクトルから線形成分のベクトルを差し引くと、図1
1(a)に示すように、サンプルショットSB1 〜SB
8 毎にそれぞれ非線形成分のベクトルVBN1 〜VBN
8 が得られる。図11(b)は、サンプルショットSB
1 〜SB8 毎のアライメント誤差の非線形成分のベクト
ルの絶対値|VBN1|〜|VBN8|を示し、この非線形
成分の絶対値が所定の基準値より大きいサンプルショッ
ト、例えば8番目のサンプルショットSB8 が排除され
る。
【0017】ウエハ上のサンプルショット毎にアライ
メント誤差のベクトルの絶対値の標準偏差を計算し、ア
ライメント誤差のベクトルの絶対値がその標準偏差の所
定倍以上となるサンプルショットを排除する。
メント誤差のベクトルの絶対値の標準偏差を計算し、ア
ライメント誤差のベクトルの絶対値がその標準偏差の所
定倍以上となるサンプルショットを排除する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
のうちで、のようにアライメント誤差のベクトルの絶
対値が所定の基準値以上となるサンプルショットを排除
する方法では、例えば図9(a)の場合を例に取ると、
全体から見ると方向のバランスが悪いベクトルVB8 で
も、絶対値が小さいために排除されないという不都合が
ある。また、ウエハ41全体の回転、直交度、又は線形
伸縮(スケーリング)が特に大きい場合は、その所定の
基準値(図9(b)の基準値VBに対応する値)をかな
り大きくしない限り、殆どのサンプルショットが排除の
対象となり、高精度な位置合わせができなくなる。ま
た、排除されるアライメント誤差のベクトルの方向によ
っては、逆に非線形成分が強調されるなど、排除すべき
サンプルショットを間違える場合もあった。
のうちで、のようにアライメント誤差のベクトルの絶
対値が所定の基準値以上となるサンプルショットを排除
する方法では、例えば図9(a)の場合を例に取ると、
全体から見ると方向のバランスが悪いベクトルVB8 で
も、絶対値が小さいために排除されないという不都合が
ある。また、ウエハ41全体の回転、直交度、又は線形
伸縮(スケーリング)が特に大きい場合は、その所定の
基準値(図9(b)の基準値VBに対応する値)をかな
り大きくしない限り、殆どのサンプルショットが排除の
対象となり、高精度な位置合わせができなくなる。ま
た、排除されるアライメント誤差のベクトルの方向によ
っては、逆に非線形成分が強調されるなど、排除すべき
サンプルショットを間違える場合もあった。
【0019】次に、のようにEGA計算を行って線形
成分の補正を行い、得られた非線形成分の絶対値を所定
の基準値と比較する方法では、の場合のように排除す
べきサンプルショットを間違える確率はかなり減少す
る。しかしながら、の方法で計算される線形成分は、
本来排除されるべき跳びショットの座標値を用いて計算
されているため、正確な線形成分が得られていないとみ
なされる。従って、最終的に得られるアライメント誤差
の非線形成分の絶対値(図11(b)の分布に相当する
もの)の値も不正確となり、例えば所定の基準値の近傍
では排除すべきサンプルショットを間違える恐れがあ
る。
成分の補正を行い、得られた非線形成分の絶対値を所定
の基準値と比較する方法では、の場合のように排除す
べきサンプルショットを間違える確率はかなり減少す
る。しかしながら、の方法で計算される線形成分は、
本来排除されるべき跳びショットの座標値を用いて計算
されているため、正確な線形成分が得られていないとみ
なされる。従って、最終的に得られるアライメント誤差
の非線形成分の絶対値(図11(b)の分布に相当する
もの)の値も不正確となり、例えば所定の基準値の近傍
では排除すべきサンプルショットを間違える恐れがあ
る。
【0020】また、のようにアライメント誤差の絶対
値の標準偏差に基づいて、排除の基準値を統計学的に変
動値とした場合にも、線形成分を差し引いていないため
に、の場合と同様に排除すべきサンプルショットを間
違える場合がある。更に、の方法をの方法と組み合
わせることも考えられるが、これでも計算の根拠とし
て、排除されるべきサンプルショットのアライメント誤
差が含まれているために、例えばその基準値の近傍で排
除すべきサンプルショットを間違える恐れがあるのは
の方法と同じである。
値の標準偏差に基づいて、排除の基準値を統計学的に変
動値とした場合にも、線形成分を差し引いていないため
に、の場合と同様に排除すべきサンプルショットを間
違える場合がある。更に、の方法をの方法と組み合
わせることも考えられるが、これでも計算の根拠とし
て、排除されるべきサンプルショットのアライメント誤
差が含まれているために、例えばその基準値の近傍で排
除すべきサンプルショットを間違える恐れがあるのは
の方法と同じである。
【0021】本発明は斯かる点に鑑み、処理対象とする
ウエハ上のサンプルショットの位置を予め実際に計測し
て得られた結果に基づいて、統計処理により変換パラメ
ータを求め、この変換パラメータを用いて算出された計
算上の配列座標(仮想座標系)に基づいてウエハ上の各
ショット領域の位置合わせを行う位置合わせ方法におい
て、サンプルショット中のアライメント誤差の非線形成
分の大きい跳びショットを正確に排除して、高精度に位
置合わせすることを目的とする。
ウエハ上のサンプルショットの位置を予め実際に計測し
て得られた結果に基づいて、統計処理により変換パラメ
ータを求め、この変換パラメータを用いて算出された計
算上の配列座標(仮想座標系)に基づいてウエハ上の各
ショット領域の位置合わせを行う位置合わせ方法におい
て、サンプルショット中のアライメント誤差の非線形成
分の大きい跳びショットを正確に排除して、高精度に位
置合わせすることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明による位置合わせ
方法は、例えば図1及び図4〜図6に示すように、基板
(8)上に設定された第1の座標系(x,y)上の配列
座標に基づいてその基板上に配列された複数の被加工領
域(ESi)の各々を、その基板の移動位置を規定する第
2の座標系(X,Y)内の所定の加工位置に対して位置
合わせする方法において、複数の被加工領域(ESi)の
内、予め選択されたN個(Nは4以上の整数)のサンプ
ル領域(SA1,SA2,…)の第2の座標系(X,Y)上
での座標位置を計測する第1工程(ステップ101)
と、この第1工程で計測されたそれらN個のサンプル領
域の座標位置データから、L番目(Lは1からNまでの
整数)のサンプル領域を除いた(N−1)個の座標位置
データを統計処理して仮想的な座標変換式((数1)の
変換変換行列))を求め、この仮想的な座標変換式とそ
のL番目のサンプル領域の設計上の位置とからそのL番
目のサンプル領域の仮想位置を算出し、このように算出
した仮想位置とその第1工程で計測されたそのL番目の
サンプル領域の座標位置データとを比較し、そのずれ量
E(L)を記憶する処理を、各回毎にLの値を異ならせ
つつN回繰り返す第2工程(ステップ102〜107)
と、を有する。
方法は、例えば図1及び図4〜図6に示すように、基板
(8)上に設定された第1の座標系(x,y)上の配列
座標に基づいてその基板上に配列された複数の被加工領
域(ESi)の各々を、その基板の移動位置を規定する第
2の座標系(X,Y)内の所定の加工位置に対して位置
合わせする方法において、複数の被加工領域(ESi)の
内、予め選択されたN個(Nは4以上の整数)のサンプ
ル領域(SA1,SA2,…)の第2の座標系(X,Y)上
での座標位置を計測する第1工程(ステップ101)
と、この第1工程で計測されたそれらN個のサンプル領
域の座標位置データから、L番目(Lは1からNまでの
整数)のサンプル領域を除いた(N−1)個の座標位置
データを統計処理して仮想的な座標変換式((数1)の
変換変換行列))を求め、この仮想的な座標変換式とそ
のL番目のサンプル領域の設計上の位置とからそのL番
目のサンプル領域の仮想位置を算出し、このように算出
した仮想位置とその第1工程で計測されたそのL番目の
サンプル領域の座標位置データとを比較し、そのずれ量
E(L)を記憶する処理を、各回毎にLの値を異ならせ
つつN回繰り返す第2工程(ステップ102〜107)
と、を有する。
【0023】更に、本発明は、その第2工程で得たN個
のずれ量E(L)と所定の許容値E 0 とをそれぞれ比較
する第3工程(ステップ109)と、この第3工程でそ
れらN個のずれ量N(L)中のQ番目(Qは1からNま
での整数)のずれ量がその所定の許容値E0 より大きい
場合に、そのQ番目のサンプル領域を排除し、残された
(N−1)個の座標位置データを統計処理して求めたそ
の仮想的な座標変換式より、その基板(8)上の複数の
被加工領域の各々の第2の座標系(X,Y)上での座標
位置を算出し、その第3工程で、それらN個のずれ量が
全てその所定の許容値E0 以下である場合に、それらN
個のサンプル領域の座標位置データを統計処理して求め
た仮想的な座標変換式より、その基板(8)上の複数の
被加工領域の各々の第2の座標系(X,Y)上での座標
位置を算出する第4工程(ステップ110〜113)
と、を有するものである。
のずれ量E(L)と所定の許容値E 0 とをそれぞれ比較
する第3工程(ステップ109)と、この第3工程でそ
れらN個のずれ量N(L)中のQ番目(Qは1からNま
での整数)のずれ量がその所定の許容値E0 より大きい
場合に、そのQ番目のサンプル領域を排除し、残された
(N−1)個の座標位置データを統計処理して求めたそ
の仮想的な座標変換式より、その基板(8)上の複数の
被加工領域の各々の第2の座標系(X,Y)上での座標
位置を算出し、その第3工程で、それらN個のずれ量が
全てその所定の許容値E0 以下である場合に、それらN
個のサンプル領域の座標位置データを統計処理して求め
た仮想的な座標変換式より、その基板(8)上の複数の
被加工領域の各々の第2の座標系(X,Y)上での座標
位置を算出する第4工程(ステップ110〜113)
と、を有するものである。
【0024】この場合、その第3工程において、それら
N個のずれ量E(L)中にその所定の許容値E0 より大
きいものが複数個ある場合に、これら複数個のずれ量の
内で最も大きいものから順に所定の限界排除数までのず
れ量に対応する1個又は複数個のサンプル領域をその第
4工程で排除することが望ましい。また、その第4工程
において、そのQ番目のサンプル領域を排除した場合
に、その第4工程において残されるサンプル領域の個数
が予め定められた許容数以上である範囲内で、その第4
工程において残されるサンプル領域についてその第2工
程から第4工程までを繰り返すようにしてもよい。
N個のずれ量E(L)中にその所定の許容値E0 より大
きいものが複数個ある場合に、これら複数個のずれ量の
内で最も大きいものから順に所定の限界排除数までのず
れ量に対応する1個又は複数個のサンプル領域をその第
4工程で排除することが望ましい。また、その第4工程
において、そのQ番目のサンプル領域を排除した場合
に、その第4工程において残されるサンプル領域の個数
が予め定められた許容数以上である範囲内で、その第4
工程において残されるサンプル領域についてその第2工
程から第4工程までを繰り返すようにしてもよい。
【0025】また、その第3工程で比較対象となるその
所定の許容値E0 の一例は、それらサンプル領域の第2
の座標系(X,Y)上での座標位置の計測値のばらつき
を超える値である。
所定の許容値E0 の一例は、それらサンプル領域の第2
の座標系(X,Y)上での座標位置の計測値のばらつき
を超える値である。
【0026】
【作用】斯かる本発明によれば、基板(8)上で選択さ
れたN個のサンプル領域(サンプルショットSA1,SA
2,…)の第2の座標系(ステージ座標系(X,Y))で
の座標位置が計測される。その後、これらN個のサンプ
ル領域から、跳びショットの可能性のあるL番目(Lは
1からNまで変化する)のサンプル領域を除いた(N−
1)個のサンプル領域について計測された座標位置デー
タを統計処理する。
れたN個のサンプル領域(サンプルショットSA1,SA
2,…)の第2の座標系(ステージ座標系(X,Y))で
の座標位置が計測される。その後、これらN個のサンプ
ル領域から、跳びショットの可能性のあるL番目(Lは
1からNまで変化する)のサンプル領域を除いた(N−
1)個のサンプル領域について計測された座標位置デー
タを統計処理する。
【0027】具体的に、例えばEGA方式を適用する場
合には、それら計測された座標位置データと設計上の配
列座標とを用いて最小自乗法により、第1の座標系
(x,y)から第2の座標系(X,Y)への仮想的な座
標変換式を示す(数1)の6個の変換パラメータa〜f
を決定する。この(数1)は、座標位置データから非線
形成分のばらつきが取り除かれた線形的な座標変換式に
対応する。このように決定された変換パラメータa〜f
を用いて、(数1)に設計上の配列座標を代入して得ら
れる計算上の配列座標が、非線形成分のばらつきが取り
除かれた仮想位置である。
合には、それら計測された座標位置データと設計上の配
列座標とを用いて最小自乗法により、第1の座標系
(x,y)から第2の座標系(X,Y)への仮想的な座
標変換式を示す(数1)の6個の変換パラメータa〜f
を決定する。この(数1)は、座標位置データから非線
形成分のばらつきが取り除かれた線形的な座標変換式に
対応する。このように決定された変換パラメータa〜f
を用いて、(数1)に設計上の配列座標を代入して得ら
れる計算上の配列座標が、非線形成分のばらつきが取り
除かれた仮想位置である。
【0028】次に、取り除かれているL番目のサンプル
領域の設計上の配列座標をその(数1)に代入すること
により、そのL番目のサンプル領域の仮想位置(計算上
の配列座標)を算出し、その仮想位置と第1工程で計測
されている座標位置データとのずれ量E(L)を求め
る。この際に、L番目のサンプル領域の計測値がそれ以
外のサンプル領域の計測値と同様の傾向を有するなら
ば、そのずれ量E(L)の値は小さいはずであるが、逆
にそのずれ量E(L)が所定の許容値E0 より大きけれ
ば、そのL番目のサンプル領域は跳びショットである蓋
然性が高い。そこで、この判断基準を用いて跳びショッ
トを排除している。
領域の設計上の配列座標をその(数1)に代入すること
により、そのL番目のサンプル領域の仮想位置(計算上
の配列座標)を算出し、その仮想位置と第1工程で計測
されている座標位置データとのずれ量E(L)を求め
る。この際に、L番目のサンプル領域の計測値がそれ以
外のサンプル領域の計測値と同様の傾向を有するなら
ば、そのずれ量E(L)の値は小さいはずであるが、逆
にそのずれ量E(L)が所定の許容値E0 より大きけれ
ば、そのL番目のサンプル領域は跳びショットである蓋
然性が高い。そこで、この判断基準を用いて跳びショッ
トを排除している。
【0029】仮にそのL番目のサンプル領域が跳びショ
ットであるとすると、(N−1)個の座標位置データか
ら(数1)のような仮想的な座標変換式を求める際に
は、跳びショットとしてのL番目のサンプル領域の計測
結果が含まれていないため、その座標変換式は正確に定
められている。従って、その仮想的な座標変換式からに
より求めた座標位置のずれ量E(L)を判断基準とする
ことにより、正確に跳びショットを排除できると共に、
その仮想的な座標変換式により、基板(8)上の殆ど全
ての被加工領域(跳びショットは除く)の実際の位置が
正確に算出され、位置合わせ精度が向上する。
ットであるとすると、(N−1)個の座標位置データか
ら(数1)のような仮想的な座標変換式を求める際に
は、跳びショットとしてのL番目のサンプル領域の計測
結果が含まれていないため、その座標変換式は正確に定
められている。従って、その仮想的な座標変換式からに
より求めた座標位置のずれ量E(L)を判断基準とする
ことにより、正確に跳びショットを排除できると共に、
その仮想的な座標変換式により、基板(8)上の殆ど全
ての被加工領域(跳びショットは除く)の実際の位置が
正確に算出され、位置合わせ精度が向上する。
【0030】なお、上記の第3工程及び第4工程におけ
る跳びショットの排除の際に、差分値E(L)の絶対値
が許容値E0 より大きいものが複数個ある場合には、複
数個のサンプル領域を跳びショットとして排除してもよ
い。更に、残されたサンプル領域に対して、上記の第1
工程〜第4工程の排除動作を繰り返し行うことにより、
更に跳びショットを排除することも可能である。この場
合、排除された残りのサンプル領域の個数が余りに少な
いと、その後の統計処理での平均化効果が得にくくなる
ため、残存するサンプル領域の個数の下限(所定の許容
数)、あるいは排除するサンプル領域の個数の上限(限
界排除数)を予め設定しておくことにより、平均化効果
を維持できる。。
る跳びショットの排除の際に、差分値E(L)の絶対値
が許容値E0 より大きいものが複数個ある場合には、複
数個のサンプル領域を跳びショットとして排除してもよ
い。更に、残されたサンプル領域に対して、上記の第1
工程〜第4工程の排除動作を繰り返し行うことにより、
更に跳びショットを排除することも可能である。この場
合、排除された残りのサンプル領域の個数が余りに少な
いと、その後の統計処理での平均化効果が得にくくなる
ため、残存するサンプル領域の個数の下限(所定の許容
数)、あるいは排除するサンプル領域の個数の上限(限
界排除数)を予め設定しておくことにより、平均化効果
を維持できる。。
【0031】また、ずれ量E(L)の比較対象となる所
定の許容値E0 が、それらサンプル領域の第2の座標系
(X,Y)上での座標位置を計測するためのアライメン
ト系の計測誤差と、その際に基板(8)の位置決めを行
うステージの位置決め誤差との和、即ち各サンプル領域
の計測値のばらつきを超える値であるときには、その計
測値のばらつきにより計測座標がずれたサンプル領域を
誤って跳びショットと判定することがなくなる。
定の許容値E0 が、それらサンプル領域の第2の座標系
(X,Y)上での座標位置を計測するためのアライメン
ト系の計測誤差と、その際に基板(8)の位置決めを行
うステージの位置決め誤差との和、即ち各サンプル領域
の計測値のばらつきを超える値であるときには、その計
測値のばらつきにより計測座標がずれたサンプル領域を
誤って跳びショットと判定することがなくなる。
【0032】
【実施例】以下、本発明による位置合わせ方法の一実施
例につき図面を参照して説明する。本例はステップ・ア
ンド・リピート方式で感光基板としてのウエハ上の各シ
ョット領域にレチクルのパターンを露光する露光装置
(ステッパー)のアライメント動作に本発明を適用した
ものである。但し、本発明はステップ・アンド・スキャ
ン方式のような走査露光方式の露光装置にも適用でき
る。
例につき図面を参照して説明する。本例はステップ・ア
ンド・リピート方式で感光基板としてのウエハ上の各シ
ョット領域にレチクルのパターンを露光する露光装置
(ステッパー)のアライメント動作に本発明を適用した
ものである。但し、本発明はステップ・アンド・スキャ
ン方式のような走査露光方式の露光装置にも適用でき
る。
【0033】図2は本例の露光装置を示し、この図2に
おいて、照明光学系1から射出された露光光ILが、ほ
ぼ均一な照度でレチクル2を照明する。レチクル2はレ
チクルステージ3上に保持され、レチクルステージ3は
レチクルベース4上の2次元平面内で移動及び微小回転
ができるように構成されている。装置全体の動作を統轄
制御する主制御系6が、レチクルベース4上の駆動装置
5を介してレチクルステージ3の動作を制御する。
おいて、照明光学系1から射出された露光光ILが、ほ
ぼ均一な照度でレチクル2を照明する。レチクル2はレ
チクルステージ3上に保持され、レチクルステージ3は
レチクルベース4上の2次元平面内で移動及び微小回転
ができるように構成されている。装置全体の動作を統轄
制御する主制御系6が、レチクルベース4上の駆動装置
5を介してレチクルステージ3の動作を制御する。
【0034】露光光ILのもとで、レチクル2のパター
ン像が投影光学系7を介してウエハ8上の各ショット領
域に投影される。ウエハ8はウエハホルダー9を介して
ウエハステージ10上に載置されている。投影光学系7
の光軸に平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な2次元平面の
直交座標系をX軸及びY軸とする。ウエハステージ10
は、投影光学系7の光軸に垂直な面内でウエハ8を2次
元的に位置決めするXYステージ、投影光学系7の光軸
に平行なZ方向にウエハ8を位置決めするZステージ、
及びウエハ8を微小回転させるθステージ等より構成さ
れている。
ン像が投影光学系7を介してウエハ8上の各ショット領
域に投影される。ウエハ8はウエハホルダー9を介して
ウエハステージ10上に載置されている。投影光学系7
の光軸に平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な2次元平面の
直交座標系をX軸及びY軸とする。ウエハステージ10
は、投影光学系7の光軸に垂直な面内でウエハ8を2次
元的に位置決めするXYステージ、投影光学系7の光軸
に平行なZ方向にウエハ8を位置決めするZステージ、
及びウエハ8を微小回転させるθステージ等より構成さ
れている。
【0035】ウエハステージ10の上面に移動鏡11が
固定され、移動鏡11に対向するようにレーザ干渉計1
2が配置されている。図2では簡略化して表示している
が、移動鏡11はX軸に垂直な反射面を有する平面鏡及
びY軸に垂直な反射面を有する平面鏡より構成されてい
る。また、レーザ干渉計12は、X軸に沿って移動鏡1
1にレーザビームを照射する2個のX軸用のレーザ干渉
計、及びY軸に沿って移動鏡11にレーザビームを照射
するY軸用のレーザ干渉計より構成され、X軸用の1個
のレーザ干渉計及びY軸用の1個のレーザ干渉計によ
り、ウエハステージ10のX座標及びY座標が計測され
る。このように計測されるX座標及びY座標よりなる座
標系(X,Y)を、以下ではステージ座標系又は静止座
標系(本発明の「第2の座標系」に対応する)と呼ぶ。
固定され、移動鏡11に対向するようにレーザ干渉計1
2が配置されている。図2では簡略化して表示している
が、移動鏡11はX軸に垂直な反射面を有する平面鏡及
びY軸に垂直な反射面を有する平面鏡より構成されてい
る。また、レーザ干渉計12は、X軸に沿って移動鏡1
1にレーザビームを照射する2個のX軸用のレーザ干渉
計、及びY軸に沿って移動鏡11にレーザビームを照射
するY軸用のレーザ干渉計より構成され、X軸用の1個
のレーザ干渉計及びY軸用の1個のレーザ干渉計によ
り、ウエハステージ10のX座標及びY座標が計測され
る。このように計測されるX座標及びY座標よりなる座
標系(X,Y)を、以下ではステージ座標系又は静止座
標系(本発明の「第2の座標系」に対応する)と呼ぶ。
【0036】また、X軸用の2個のレーザ干渉計の計測
値の差により、ウエハステージ10の回転角が計測され
る。レーザ干渉計12により計測されたX座標、Y座標
及び回転角の情報が座標計測回路12a及び主制御系6
に供給され、主制御系6は、供給された座標をモニター
しつつ駆動装置13を介して、ウエハステージ10の位
置決め動作を制御する。なお、図2には示していない
が、レチクル側にもウエハ側と同様の3軸の干渉計シス
テムが設けられている。
値の差により、ウエハステージ10の回転角が計測され
る。レーザ干渉計12により計測されたX座標、Y座標
及び回転角の情報が座標計測回路12a及び主制御系6
に供給され、主制御系6は、供給された座標をモニター
しつつ駆動装置13を介して、ウエハステージ10の位
置決め動作を制御する。なお、図2には示していない
が、レチクル側にもウエハ側と同様の3軸の干渉計シス
テムが設けられている。
【0037】本例の投影光学系7には結像特性制御装置
14が装着されている。結像特性制御装置14は、例え
ば投影光学系7を構成するレンズ群の内の所定のレンズ
群の間隔を調整するか、又は所定のレンズ群の間のレン
ズ室内の気体の圧力を調整することにより、投影光学系
7の投影倍率、歪曲収差の調整を行う。結像特性制御装
置14の動作も主制御系6により制御されている。
14が装着されている。結像特性制御装置14は、例え
ば投影光学系7を構成するレンズ群の内の所定のレンズ
群の間隔を調整するか、又は所定のレンズ群の間のレン
ズ室内の気体の圧力を調整することにより、投影光学系
7の投影倍率、歪曲収差の調整を行う。結像特性制御装
置14の動作も主制御系6により制御されている。
【0038】本例では、投影光学系7の側面にオフ・ア
クシス方式で画像処理方式のアライメント系15が配置
され、このアライメント系15において、光源16から
の照明光がコリメータレンズ17、ビームスプリッター
18、ミラー19及び対物レンズ20を介してウエハ8
上のX軸用のウエハマーク(アライメントマーク)Mx
の近傍に照射されている。この場合、アライメント系1
5の検出領域の基準点と投影光学系7の露光領域の基準
点との間隔であるベースライン量は予め計測されてい
る。そして、ウエハマークMxからの反射光が、対物レ
ンズ20、ミラー19、ビームスプリッター18及び集
光レンズ21を介して指標板22上に照射され、指標板
22上にウエハマークMxの像が結像される。
クシス方式で画像処理方式のアライメント系15が配置
され、このアライメント系15において、光源16から
の照明光がコリメータレンズ17、ビームスプリッター
18、ミラー19及び対物レンズ20を介してウエハ8
上のX軸用のウエハマーク(アライメントマーク)Mx
の近傍に照射されている。この場合、アライメント系1
5の検出領域の基準点と投影光学系7の露光領域の基準
点との間隔であるベースライン量は予め計測されてい
る。そして、ウエハマークMxからの反射光が、対物レ
ンズ20、ミラー19、ビームスプリッター18及び集
光レンズ21を介して指標板22上に照射され、指標板
22上にウエハマークMxの像が結像される。
【0039】指標板22を透過した光が、第1リレーレ
ンズ23を経てビームスプリッター24に向かい、ビー
ムスプリッター24を透過した光が、X軸用の第2リレ
ーレンズ25Xを介して2次元CCDよりなるX軸用の
撮像素子26Xの撮像面上に集光され、ビームスプリッ
ター24で反射された光が、Y軸用の第2リレーレンズ
25Yを介して2次元CCDよりなるY軸用の撮像素子
26Yの撮像面上に集光される。撮像素子26X及び2
6Yの撮像面上にはそれぞれウエハマークMxの像及び
指標板22上の指標マークの像が重ねて結像される。撮
像素子26X及び26Yの撮像信号は共に座標計測回路
12aに供給される。
ンズ23を経てビームスプリッター24に向かい、ビー
ムスプリッター24を透過した光が、X軸用の第2リレ
ーレンズ25Xを介して2次元CCDよりなるX軸用の
撮像素子26Xの撮像面上に集光され、ビームスプリッ
ター24で反射された光が、Y軸用の第2リレーレンズ
25Yを介して2次元CCDよりなるY軸用の撮像素子
26Yの撮像面上に集光される。撮像素子26X及び2
6Yの撮像面上にはそれぞれウエハマークMxの像及び
指標板22上の指標マークの像が重ねて結像される。撮
像素子26X及び26Yの撮像信号は共に座標計測回路
12aに供給される。
【0040】図3は図2の指標板22上のパターンを示
し、この図3において、中央部に3本の直線パターンよ
りなるウエハマークMxの像MxPが結像され、この像
MxPのピッチ方向であるXP方向、その像MxPの長
手方向であるYP方向が、それぞれ図2のウエハステー
ジ10のステージ座標系のX方向及びY方向に対応して
いる。そして、ウエハマーク像MxPをXP方向に挟む
ように2個の指標マーク31A及び31Bが形成され、
ウエハマーク像MxPをYP方向に挟むように2個の指
標マーク32A及び32Bが形成されている。
し、この図3において、中央部に3本の直線パターンよ
りなるウエハマークMxの像MxPが結像され、この像
MxPのピッチ方向であるXP方向、その像MxPの長
手方向であるYP方向が、それぞれ図2のウエハステー
ジ10のステージ座標系のX方向及びY方向に対応して
いる。そして、ウエハマーク像MxPをXP方向に挟む
ように2個の指標マーク31A及び31Bが形成され、
ウエハマーク像MxPをYP方向に挟むように2個の指
標マーク32A及び32Bが形成されている。
【0041】この場合、XP方向で指標マーク31A,
31B及びウエハマーク像MxPを囲む検出領域33X
内の像が図2のX軸用の撮像素子26Xで撮像され、Y
P方向で指標マーク32A,32B及びY軸用のウエハ
マーク(不図示、X軸用のウエハマークMxを90°回
転したパターン)の像を囲む検出領域33Y内の像が図
2のY軸用の撮像素子26Yで撮像される。更に、撮像
素子26X及び26Yの各画素から光電変換信号を読み
取る際の走査方向はそれぞれXP方向及びYP方向に設
定され、撮像素子26X及び26Yの撮像信号を処理す
ることにより、X軸用のウエハマーク像MxPと指標マ
ーク31A,31BとのXP方向の位置ずれ量、及びY
軸用のウエハマークの像と指標マーク32A,32Bと
のYP方向の位置ずれ量を求めることができる。従っ
て、図2において、座標計測回路12aは、ウエハ8上
のウエハマークMxの像と指標板22上の指標マークと
の位置関係及びそのときのレーザ干渉計12の計測結果
より、そのウエハマークMxのステージ座標系(X,
Y)上でのX座標を求め、このように計測されたX座標
を主制御系6に供給する。同様にして、Y軸用のウエハ
マークのステージ座標系(X,Y)上でのY座標も計測
されて、主制御系6に供給される。
31B及びウエハマーク像MxPを囲む検出領域33X
内の像が図2のX軸用の撮像素子26Xで撮像され、Y
P方向で指標マーク32A,32B及びY軸用のウエハ
マーク(不図示、X軸用のウエハマークMxを90°回
転したパターン)の像を囲む検出領域33Y内の像が図
2のY軸用の撮像素子26Yで撮像される。更に、撮像
素子26X及び26Yの各画素から光電変換信号を読み
取る際の走査方向はそれぞれXP方向及びYP方向に設
定され、撮像素子26X及び26Yの撮像信号を処理す
ることにより、X軸用のウエハマーク像MxPと指標マ
ーク31A,31BとのXP方向の位置ずれ量、及びY
軸用のウエハマークの像と指標マーク32A,32Bと
のYP方向の位置ずれ量を求めることができる。従っ
て、図2において、座標計測回路12aは、ウエハ8上
のウエハマークMxの像と指標板22上の指標マークと
の位置関係及びそのときのレーザ干渉計12の計測結果
より、そのウエハマークMxのステージ座標系(X,
Y)上でのX座標を求め、このように計測されたX座標
を主制御系6に供給する。同様にして、Y軸用のウエハ
マークのステージ座標系(X,Y)上でのY座標も計測
されて、主制御系6に供給される。
【0042】次に、本例で露光対象とするウエハの各シ
ョット領域の位置決めを行って、各ショット領域にそれ
ぞれレチクル2のパターン像を露光する際の動作につき
図1のフローチャートを参照して説明する。先ず露光対
象とするウエハ8を図2のウエハホルダー9上にロード
する。図4はウエハ8上のショット領域の配列の一例を
示し、この図4において、ウエハ8上にはこのウエハ上
に設定された座標系(x,y)(本発明の「第1の座標
系」に対応する)に沿って規則的にショット領域E
S1 ,ES2 ,…,ESM(Mは4以上の整数)が形成さ
れ、各ショット領域ESi(i=1〜M)にはそれまでの
工程によりそれぞれチップパターンが形成されている。
また、各ショット領域ESi はx方向及びy方向にそれ
ぞれ所定幅のストリートラインで区切られており、各シ
ョット領域ESi に接するx方向に伸びたストリートラ
インの中央部にX軸用のウエハマークMxi が形成さ
れ、各ショット領域ESi に接するy方向に伸びたスト
リートラインの中央部にY軸用のウエハマークMyi が
形成されている。
ョット領域の位置決めを行って、各ショット領域にそれ
ぞれレチクル2のパターン像を露光する際の動作につき
図1のフローチャートを参照して説明する。先ず露光対
象とするウエハ8を図2のウエハホルダー9上にロード
する。図4はウエハ8上のショット領域の配列の一例を
示し、この図4において、ウエハ8上にはこのウエハ上
に設定された座標系(x,y)(本発明の「第1の座標
系」に対応する)に沿って規則的にショット領域E
S1 ,ES2 ,…,ESM(Mは4以上の整数)が形成さ
れ、各ショット領域ESi(i=1〜M)にはそれまでの
工程によりそれぞれチップパターンが形成されている。
また、各ショット領域ESi はx方向及びy方向にそれ
ぞれ所定幅のストリートラインで区切られており、各シ
ョット領域ESi に接するx方向に伸びたストリートラ
インの中央部にX軸用のウエハマークMxi が形成さ
れ、各ショット領域ESi に接するy方向に伸びたスト
リートラインの中央部にY軸用のウエハマークMyi が
形成されている。
【0043】X軸用のウエハマークMxi 及びY軸用の
ウエハマークMyi はそれぞれx方向及びy方向に所定
ピッチで3本の直線パターンを並べたものであり、これ
らのパターンはウエハ8の下地に凹部又は凸部のパター
ンとして形成されている。ウエハ8上の座標系(x,
y)でのウエハマークMxi のx座標xi (設計上の座
標値)、及びウエハマークMyi のy座標yi (設計上
の座標値)は既知であり、図2の主制御系6内の記憶部
に記憶されている。この場合、ウエハマークMx i のx
座標、及びウエハマークMyi のy座標を、それぞれシ
ョット領域ESiのx座標及びy座標とみなす。
ウエハマークMyi はそれぞれx方向及びy方向に所定
ピッチで3本の直線パターンを並べたものであり、これ
らのパターンはウエハ8の下地に凹部又は凸部のパター
ンとして形成されている。ウエハ8上の座標系(x,
y)でのウエハマークMxi のx座標xi (設計上の座
標値)、及びウエハマークMyi のy座標yi (設計上
の座標値)は既知であり、図2の主制御系6内の記憶部
に記憶されている。この場合、ウエハマークMx i のx
座標、及びウエハマークMyi のy座標を、それぞれシ
ョット領域ESiのx座標及びy座標とみなす。
【0044】また、ウエハ8上にはおおまかな位置合わ
せ(グローバル・アライメント)を行うための2つの2
次元のグローバル・アライメントマーク(不図示)が形
成され、これら2つのグローバル・アライメントマーク
のウエハ8上の座標系(x,y)での座標値は既知であ
る。そこで、線形伸縮を等方的とみなし(即ち、X方向
及びY方向のスケーリングのパラメータRx,Ryにつ
いて、Rx=Ryが成立する)、ステージ座標系の直交
度誤差wを0とみなして、(数1)の未知の変換パラメ
ータを4個にした上で、図2の主制御系6が、アライメ
ント系15を介してウエハ8上の2つの2次元のグロー
バル・アライメントマークのステージ座標系(X,Y)
での座標値を計測する。この計測結果より、(数1)の
簡略化された4個の変換パラメータの値を決定する。
せ(グローバル・アライメント)を行うための2つの2
次元のグローバル・アライメントマーク(不図示)が形
成され、これら2つのグローバル・アライメントマーク
のウエハ8上の座標系(x,y)での座標値は既知であ
る。そこで、線形伸縮を等方的とみなし(即ち、X方向
及びY方向のスケーリングのパラメータRx,Ryにつ
いて、Rx=Ryが成立する)、ステージ座標系の直交
度誤差wを0とみなして、(数1)の未知の変換パラメ
ータを4個にした上で、図2の主制御系6が、アライメ
ント系15を介してウエハ8上の2つの2次元のグロー
バル・アライメントマークのステージ座標系(X,Y)
での座標値を計測する。この計測結果より、(数1)の
簡略化された4個の変換パラメータの値を決定する。
【0045】また、本例では図4のM個のショット領域
ES1 〜ESM よりN個(Nは4以上でM以下の整数)
のサンプルショットSA1,SA2,…,SANを選択
し、図1のステップ101においてそれらN個のサンプ
ルショットのステージ座標系(X,Y)での座標値を計
測する。なお、図4では、ショット領域の個数Mが86
個で、サンプルショットの個数Nが10個の場合を示し
ている。
ES1 〜ESM よりN個(Nは4以上でM以下の整数)
のサンプルショットSA1,SA2,…,SANを選択
し、図1のステップ101においてそれらN個のサンプ
ルショットのステージ座標系(X,Y)での座標値を計
測する。なお、図4では、ショット領域の個数Mが86
個で、サンプルショットの個数Nが10個の場合を示し
ている。
【0046】その計測を行うため、主制御系6は、グロ
ーバル・アライメントで求めた4個の変換パラメータ、
並びにウエハマークMxi の設計上のx座標、及びウエ
ハマークMyi の設計上のy座標を順次(数1)に代入
することにより、ステージ座標系(X,Y)上でのウエ
ハマークMxi の計算上のX座標の初期値、及びウエハ
マークMyi の計算上のY座標の初期値を算出する。ま
た、ウエハマークMx i の中心の計算上のY座標の初期
値、及びウエハマークMyi の中心の計算上のX座標の
初期値も同時に算出する。これらステージ座標系(X,
Y)上での設計上の座標値の初期値に基づいてウエハス
テージ10を駆動することにより、ウエハマークMxi
及びウエハマークMyi を順次アライメント系15の観
察視野内に追い込んで、正確な座標値を計測する。
ーバル・アライメントで求めた4個の変換パラメータ、
並びにウエハマークMxi の設計上のx座標、及びウエ
ハマークMyi の設計上のy座標を順次(数1)に代入
することにより、ステージ座標系(X,Y)上でのウエ
ハマークMxi の計算上のX座標の初期値、及びウエハ
マークMyi の計算上のY座標の初期値を算出する。ま
た、ウエハマークMx i の中心の計算上のY座標の初期
値、及びウエハマークMyi の中心の計算上のX座標の
初期値も同時に算出する。これらステージ座標系(X,
Y)上での設計上の座標値の初期値に基づいてウエハス
テージ10を駆動することにより、ウエハマークMxi
及びウエハマークMyi を順次アライメント系15の観
察視野内に追い込んで、正確な座標値を計測する。
【0047】次に、ステップ102において、変数Lの
初期値を1とし、ステップ103から106までの工程
をN回繰り返す。先ず、ステップ103において、N個
のサンプルショットからL番目のサンプルショットを除
いた(N−1)個のサンプルショットの設計上の座標、
及び計測された座標値に基づいて、(数2)の残留誤差
成分を最小にするようにEGA計算(又は他の統計処理
でもよい)を行って、(数1)の6個の変換パラメータ
a〜fの値を定める。このようにして定められた変換パ
ラメータa〜fを代入して得られる(数1)の座標変換
式が、本発明の仮想的な座標変換式に対応する。(数
1)の座標変換式により得られる座標系は、計測値から
非線形なばらつきを取り除いた線形的な仮想座標系とも
みなすことができる。
初期値を1とし、ステップ103から106までの工程
をN回繰り返す。先ず、ステップ103において、N個
のサンプルショットからL番目のサンプルショットを除
いた(N−1)個のサンプルショットの設計上の座標、
及び計測された座標値に基づいて、(数2)の残留誤差
成分を最小にするようにEGA計算(又は他の統計処理
でもよい)を行って、(数1)の6個の変換パラメータ
a〜fの値を定める。このようにして定められた変換パ
ラメータa〜fを代入して得られる(数1)の座標変換
式が、本発明の仮想的な座標変換式に対応する。(数
1)の座標変換式により得られる座標系は、計測値から
非線形なばらつきを取り除いた線形的な仮想座標系とも
みなすことができる。
【0048】次に、ステップ104において、ステップ
103で求めた変換パラメータa〜fとそのL番目のサ
ンプルショットの設計上の位置とを(数1)に代入し
て、そのL番目のサンプルショットの仮想位置、即ちス
テージ座標系(X,Y)での計算上の配列座標を求め
る。これは、ステップ103で求めた仮想的な座標変換
式と設計上の位置とから、L番目のサンプルショットの
仮想位置を求めることを意味する。
103で求めた変換パラメータa〜fとそのL番目のサ
ンプルショットの設計上の位置とを(数1)に代入し
て、そのL番目のサンプルショットの仮想位置、即ちス
テージ座標系(X,Y)での計算上の配列座標を求め
る。これは、ステップ103で求めた仮想的な座標変換
式と設計上の位置とから、L番目のサンプルショットの
仮想位置を求めることを意味する。
【0049】更に、ステップ105において、そのL番
目のサンプルショットの仮想位置と、そのL番目のサン
プルショットのステップ101で計測された座標位置と
のずれ量E(L)を求める。その仮想位置を(XL,
YL)、その計測された座標位置を(XML,YML)とする
と、ずれ量E(L)は次式で表される。
目のサンプルショットの仮想位置と、そのL番目のサン
プルショットのステップ101で計測された座標位置と
のずれ量E(L)を求める。その仮想位置を(XL,
YL)、その計測された座標位置を(XML,YML)とする
と、ずれ量E(L)は次式で表される。
【0050】
【数3】 E(L)={(XL-XML)2 +(YL-YML)2}1/2 その後、ステップ106において、変数LがNに等しい
か(繰り返しがN回行われたか)どうかを判断し、変数
LがNより小さければ、変数Lに1を加算して、ステッ
プ103へ戻る。一方、ステップ106で変数LがNに
等しければ、N個のサンプルショットの全てについて、
それぞれを排除した場合の仮想的な座標変換式を用いて
仮想位置を算出する工程が行われたため、動作はステッ
プ108へと進む。
か(繰り返しがN回行われたか)どうかを判断し、変数
LがNより小さければ、変数Lに1を加算して、ステッ
プ103へ戻る。一方、ステップ106で変数LがNに
等しければ、N個のサンプルショットの全てについて、
それぞれを排除した場合の仮想的な座標変換式を用いて
仮想位置を算出する工程が行われたため、動作はステッ
プ108へと進む。
【0051】ステップ108は、ステップ109から1
12までの動作を繰り返すための初期設定を行うステッ
プであり、変数N’としてサンプルショットの個数Nの
値を記憶し、変数Lを1に初期化する。それに続くステ
ップ109において、ステップ105で算出したずれ量
E(L)と、予め設定されている許容値E0 との比較を
行い、ずれ量E(L)がE0 より大きい場合、ステップ
110に進み、そのL番目のサンプルショットを跳びシ
ョットとみなして削除すると共に、変数N’から1だけ
減ずる。なお、前述のステップ103において、(N−
1)個の座標位置データから、仮想的な座標変換式を求
める際には、跳びショットとしてのL番目のサンプル領
域の計測結果が含まれていないため、仮想的な座標変換
式は正確に求められている。従って、この仮想的な座標
変換式により、ウエハ8上の殆ど全てのショット領域
(跳びショットは除く)のステージ座標系(X,Y)で
の配列座標が正確に算出され、その座標変換式により算
出された仮想座標とL番目のサンプルショットの計測さ
れた座標とのずれ量E(L)を判断基準とすることによ
り、正確に跳びショットを排除できる。
12までの動作を繰り返すための初期設定を行うステッ
プであり、変数N’としてサンプルショットの個数Nの
値を記憶し、変数Lを1に初期化する。それに続くステ
ップ109において、ステップ105で算出したずれ量
E(L)と、予め設定されている許容値E0 との比較を
行い、ずれ量E(L)がE0 より大きい場合、ステップ
110に進み、そのL番目のサンプルショットを跳びシ
ョットとみなして削除すると共に、変数N’から1だけ
減ずる。なお、前述のステップ103において、(N−
1)個の座標位置データから、仮想的な座標変換式を求
める際には、跳びショットとしてのL番目のサンプル領
域の計測結果が含まれていないため、仮想的な座標変換
式は正確に求められている。従って、この仮想的な座標
変換式により、ウエハ8上の殆ど全てのショット領域
(跳びショットは除く)のステージ座標系(X,Y)で
の配列座標が正確に算出され、その座標変換式により算
出された仮想座標とL番目のサンプルショットの計測さ
れた座標とのずれ量E(L)を判断基準とすることによ
り、正確に跳びショットを排除できる。
【0052】ステップ110に続くステップ111で
は、ステップ106と同様に、繰り返し動作がN回行わ
れたかどうかを判断する。N回の繰り返しが終了した場
合には、ステップ113に進む。一方、ステップ109
でずれ量E(L)が許容値E0以下である場合には、ス
テップ111に移行する。そして、ステップ111で、
変数LがNに達していないときには、ステップ112で
変数Lに1を加算した後、ステップ109に戻って次の
ずれ量E(L)と許容値E0 との比較を行う。このよう
にして、N個のサンプルショット中で、ずれ量E(L)
が許容値E0 より大きいものが跳びショットとして排除
される。従って、この例では跳びショットとして排除さ
れるサンプルショットの個数は複数個であっても構わな
い。
は、ステップ106と同様に、繰り返し動作がN回行わ
れたかどうかを判断する。N回の繰り返しが終了した場
合には、ステップ113に進む。一方、ステップ109
でずれ量E(L)が許容値E0以下である場合には、ス
テップ111に移行する。そして、ステップ111で、
変数LがNに達していないときには、ステップ112で
変数Lに1を加算した後、ステップ109に戻って次の
ずれ量E(L)と許容値E0 との比較を行う。このよう
にして、N個のサンプルショット中で、ずれ量E(L)
が許容値E0 より大きいものが跳びショットとして排除
される。従って、この例では跳びショットとして排除さ
れるサンプルショットの個数は複数個であっても構わな
い。
【0053】但し、跳びショットを排除した後に残され
るサンプルショットの個数が少な過ぎると平均化効果が
小さくなるため、それを防止するために跳びショットと
して排除されるサンプルショットの個数に所定の上限値
(限界排除数)を設けるか、又は残されるサンプルショ
ットの個数に所定の下限値(許容数)を設けるようにし
てもよい。これについては後述する。
るサンプルショットの個数が少な過ぎると平均化効果が
小さくなるため、それを防止するために跳びショットと
して排除されるサンプルショットの個数に所定の上限値
(限界排除数)を設けるか、又は残されるサンプルショ
ットの個数に所定の下限値(許容数)を設けるようにし
てもよい。これについては後述する。
【0054】その後、ステップ113において、跳びシ
ョットを排除して残されたN’個のサンプルショットの
設計上の座標、及び計測された座標値を基に、再びEG
A計算(又は他の統計処理でもよい)を行い、(数1)
に示す線形的で仮想的な座標変換式を求める。そして、
この座標変換式を用いて各ショット領域ESi のステー
ジ座標系(X,Y)での配列座標を求め、それに基づい
て図2のウエハステージ10を駆動して、各ショット領
域ESi の基準点を順次投影光学系7による露光領域の
基準点に位置決めしてそれぞれレチクル2のパターンを
投影露光する。その後、ステップ114で、次のウエハ
への露光等の処理が行われる。
ョットを排除して残されたN’個のサンプルショットの
設計上の座標、及び計測された座標値を基に、再びEG
A計算(又は他の統計処理でもよい)を行い、(数1)
に示す線形的で仮想的な座標変換式を求める。そして、
この座標変換式を用いて各ショット領域ESi のステー
ジ座標系(X,Y)での配列座標を求め、それに基づい
て図2のウエハステージ10を駆動して、各ショット領
域ESi の基準点を順次投影光学系7による露光領域の
基準点に位置決めしてそれぞれレチクル2のパターンを
投影露光する。その後、ステップ114で、次のウエハ
への露光等の処理が行われる。
【0055】次に、図1のステップ103からステップ
105までの工程と、ステップ110の工程について図
5〜図7を参照して詳細に説明する。以下ではサンプル
ショットの個数Nが10個の場合を例に取って説明す
る。図5は、ステップ101において計測された10個
(N=10)のサンプルショットSA1〜SA10を示
し、この図5において、各サンプルショットにおける設
計上の座標に対する計測された座標のずれ(アライメン
ト誤差)を誤差ベクトルE1〜E10で表している。ま
た、10個のサンプルショット中でサンプルショットS
A4が跳びショットとなっている。この場合、図1のス
テップ103においては、これらの10点の計測位置か
ら順次L番目のサンプルショットのデータを除いた9個
の計測値、及び対応する9個の設計値に基づいてEGA
計算を行う。そして、得られた(数1)の6個の変換パ
ラメータを用いて、ステップ104でそのL番目のサン
プルショットの仮想位置を求め、上記の計測値と比較す
る。
105までの工程と、ステップ110の工程について図
5〜図7を参照して詳細に説明する。以下ではサンプル
ショットの個数Nが10個の場合を例に取って説明す
る。図5は、ステップ101において計測された10個
(N=10)のサンプルショットSA1〜SA10を示
し、この図5において、各サンプルショットにおける設
計上の座標に対する計測された座標のずれ(アライメン
ト誤差)を誤差ベクトルE1〜E10で表している。ま
た、10個のサンプルショット中でサンプルショットS
A4が跳びショットとなっている。この場合、図1のス
テップ103においては、これらの10点の計測位置か
ら順次L番目のサンプルショットのデータを除いた9個
の計測値、及び対応する9個の設計値に基づいてEGA
計算を行う。そして、得られた(数1)の6個の変換パ
ラメータを用いて、ステップ104でそのL番目のサン
プルショットの仮想位置を求め、上記の計測値と比較す
る。
【0056】図6(a)は、跳びショットであるサンプ
ルショットSA4(L=4)を除いた場合のステップ1
04の結果を示す。即ち、サンプルショットSA4を除
く9個のサンプルショットの計測結果、及び設計座標に
対してEGA計算を行って6個の変換パラメータを求
め、その変換パラメータとサンプルショットSA4の設
計上の座標とを(数1)に代入してサンプルショットS
A4の仮想座標を求める。そして、そのように求められ
た仮想座標とサンプルショットSA4の計測された座標
とのずれを示すベクトルを誤差ベクトルδE4 として示
してある。この誤差ベクトルδE4 はX成分とY成分と
からなり、その絶対値(大きさ)|δE4|は{(X成
分)2 +(Y成分)2 }1/2 である。ステップ105で
は、その絶対値|δE4|を求め、これをずれ量E(4)
として記憶する。
ルショットSA4(L=4)を除いた場合のステップ1
04の結果を示す。即ち、サンプルショットSA4を除
く9個のサンプルショットの計測結果、及び設計座標に
対してEGA計算を行って6個の変換パラメータを求
め、その変換パラメータとサンプルショットSA4の設
計上の座標とを(数1)に代入してサンプルショットS
A4の仮想座標を求める。そして、そのように求められ
た仮想座標とサンプルショットSA4の計測された座標
とのずれを示すベクトルを誤差ベクトルδE4 として示
してある。この誤差ベクトルδE4 はX成分とY成分と
からなり、その絶対値(大きさ)|δE4|は{(X成
分)2 +(Y成分)2 }1/2 である。ステップ105で
は、その絶対値|δE4|を求め、これをずれ量E(4)
として記憶する。
【0057】そして、図6(b)に示すように、記憶し
たずれ量E(4)(=|δE4|)をステップ109にて
許容値E0 と比較し、許容値E0 よりずれ量E(4)が
大きければサンプルショットSA4は跳びショットとし
てサンプルショットから削除される。なお、図6(a)
中には、サンプルショットSA4(L=4)以外のサン
プルショットについても、9個のサンプルショットの座
標データに基づいて算出された各々の仮想位置と計測位
置とのずれを誤差ベクトルE1,E2,…で示している
が、図6(a)中の誤差ベクトルE1,E2,…は、図
5(a)中の誤差ベクトルE1,E2,…とは異なるも
のである。また、図6(a)の場合、サンプルショット
SA4が跳びショットであるか否かの判断は、ずれ量|
δE4|のみを用いて行うので、他の誤差ベクトルE1,
E2,…については必ずしもこれを求める必要はない。
たずれ量E(4)(=|δE4|)をステップ109にて
許容値E0 と比較し、許容値E0 よりずれ量E(4)が
大きければサンプルショットSA4は跳びショットとし
てサンプルショットから削除される。なお、図6(a)
中には、サンプルショットSA4(L=4)以外のサン
プルショットについても、9個のサンプルショットの座
標データに基づいて算出された各々の仮想位置と計測位
置とのずれを誤差ベクトルE1,E2,…で示している
が、図6(a)中の誤差ベクトルE1,E2,…は、図
5(a)中の誤差ベクトルE1,E2,…とは異なるも
のである。また、図6(a)の場合、サンプルショット
SA4が跳びショットであるか否かの判断は、ずれ量|
δE4|のみを用いて行うので、他の誤差ベクトルE1,
E2,…については必ずしもこれを求める必要はない。
【0058】次に、図7(a)はステップ103におい
て跳びショットではないサンプルショットSA3(L=
3)を除き、ステップ104,105から求めたサンプ
ルショットSA3の仮想座標と計測された座標とのずれ
を示す誤差ベクトルδE3 をプロットしたものである。
図7(b)に示すように、このときの誤差ベクトルの絶
対値|δE3|(ずれ量E(3))は許容値E0 より小さ
いため、サンプルショットSA3は跳びショットとは判
断されず、ステップ110で削除されることはない。こ
れは他のサンプルショットSAL(L=1,2,5,
6,7,8,9,10)でも全く同様である。
て跳びショットではないサンプルショットSA3(L=
3)を除き、ステップ104,105から求めたサンプ
ルショットSA3の仮想座標と計測された座標とのずれ
を示す誤差ベクトルδE3 をプロットしたものである。
図7(b)に示すように、このときの誤差ベクトルの絶
対値|δE3|(ずれ量E(3))は許容値E0 より小さ
いため、サンプルショットSA3は跳びショットとは判
断されず、ステップ110で削除されることはない。こ
れは他のサンプルショットSAL(L=1,2,5,
6,7,8,9,10)でも全く同様である。
【0059】但し、このときサンプルショットSA3に
近接したサンプルショットSA4が跳びショットである
ため、その影響を受けて(EGA計算により求められる
変換パラメータが影響される)誤差ベクトルの絶対値|
δE3|は、許容値E0 に近い大きな値となっている。そ
れでも、絶対値|δE3|は許容値E0 よりは小さく、サ
ンプルショットSA3 を跳びショットと誤認識すること
はないが、より一層確実に誤認識を防止するために、サ
ンプルショットSA3に近接したサンプルショット(図
7(a)ではサンプルショットSA2,SA4)につい
ても、それぞれ誤差ベクトルの絶対値|δE2'|,|δ
E4'|を求める。そして、絶対値|δE 2'|,|δE4'
|が或る程度以上、例えばE0 /2以上であるときに
は、絶対値|δE3|が許容値E0 より大きくともサンプ
ルショットSA3 を跳びショットと判断しないようにし
てもよい。
近接したサンプルショットSA4が跳びショットである
ため、その影響を受けて(EGA計算により求められる
変換パラメータが影響される)誤差ベクトルの絶対値|
δE3|は、許容値E0 に近い大きな値となっている。そ
れでも、絶対値|δE3|は許容値E0 よりは小さく、サ
ンプルショットSA3 を跳びショットと誤認識すること
はないが、より一層確実に誤認識を防止するために、サ
ンプルショットSA3に近接したサンプルショット(図
7(a)ではサンプルショットSA2,SA4)につい
ても、それぞれ誤差ベクトルの絶対値|δE2'|,|δ
E4'|を求める。そして、絶対値|δE 2'|,|δE4'
|が或る程度以上、例えばE0 /2以上であるときに
は、絶対値|δE3|が許容値E0 より大きくともサンプ
ルショットSA3 を跳びショットと判断しないようにし
てもよい。
【0060】なお、許容値E0 は使用する投影露光装置
のウエハステージ10のステージ停止精度(ステッピン
グ精度)と、使用するアライメント系15の検出精度と
の合成精度により定める。例えば、ステージ精度がσ値
(標準偏差)としてαであり、センサの検出精度がσ値
としてβであれば、所定の係数γを用いて、許容値E 0
を次のように設定すればよい。なお、係数γは、例えば
1より大きい実数である。
のウエハステージ10のステージ停止精度(ステッピン
グ精度)と、使用するアライメント系15の検出精度と
の合成精度により定める。例えば、ステージ精度がσ値
(標準偏差)としてαであり、センサの検出精度がσ値
としてβであれば、所定の係数γを用いて、許容値E 0
を次のように設定すればよい。なお、係数γは、例えば
1より大きい実数である。
【0061】
【数4】E0 =γ(α2 +β3 )1/2 なお、上述の例では、サンプルショットの個数Nを10
としたが、Nの値は勿論これに限るものではなく、Nは
4以上の自然数であればよい。また、既に説明したよう
に、ステップ110で削除されるサンプルショットの個
数があまりに多いと、平均化効果が不足し、残される
N’個のサンプルショットのデータを用いてステップ1
13にて行うEGA計算の精度が劣化する恐れがある。
このため、ステップ110で削除するサンプルショット
数に上限(限界排除数)を設け、その個数以上に多くの
サンプルショットを削除しないようにしてもよい。勿
論、削除するサンプルショット数の上限を定めるのでは
なく、残されるサンプルショットの個数の下限N'
Lim(許容数)を定めても全く同様である。一般に3個
以上のサンプルショットがないとEGA計算はできない
ため、残されるサンプルショットの個数N’の下限の最
低数は3であるが、或る程度の平均化効果を得るため
に、この下限N'Limを例えば6程度にする。勿論、この
値も6に限ったものではない。
としたが、Nの値は勿論これに限るものではなく、Nは
4以上の自然数であればよい。また、既に説明したよう
に、ステップ110で削除されるサンプルショットの個
数があまりに多いと、平均化効果が不足し、残される
N’個のサンプルショットのデータを用いてステップ1
13にて行うEGA計算の精度が劣化する恐れがある。
このため、ステップ110で削除するサンプルショット
数に上限(限界排除数)を設け、その個数以上に多くの
サンプルショットを削除しないようにしてもよい。勿
論、削除するサンプルショット数の上限を定めるのでは
なく、残されるサンプルショットの個数の下限N'
Lim(許容数)を定めても全く同様である。一般に3個
以上のサンプルショットがないとEGA計算はできない
ため、残されるサンプルショットの個数N’の下限の最
低数は3であるが、或る程度の平均化効果を得るため
に、この下限N'Limを例えば6程度にする。勿論、この
値も6に限ったものではない。
【0062】この場合、ステップ110でサンプルショ
ットを削除する際に、個数N’の値がその下限N'Limを
下回らないようにする必要がある。このため、例えばス
テップ109,110での処理を図1とは異ならせ、ス
テップ109にてE(L)>E0 なる変数Lの値と、ず
れ量E(L)の大きさを記憶し、全ての変数Lについて
ステップ109が終了した段階で、E(L)>E0 であ
った各変数Lについて、ずれ量E(L)が大きな順に最
大で(N−N'Lim)個だけのサンプルショットを跳びシ
ョットとして削除するようにすればよい。
ットを削除する際に、個数N’の値がその下限N'Limを
下回らないようにする必要がある。このため、例えばス
テップ109,110での処理を図1とは異ならせ、ス
テップ109にてE(L)>E0 なる変数Lの値と、ず
れ量E(L)の大きさを記憶し、全ての変数Lについて
ステップ109が終了した段階で、E(L)>E0 であ
った各変数Lについて、ずれ量E(L)が大きな順に最
大で(N−N'Lim)個だけのサンプルショットを跳びシ
ョットとして削除するようにすればよい。
【0063】また、図1中のステップ113の前に、残
されているサンプルショットの個数N’をNとおいて再
びステップ102へ移行し、ステップ103〜112ま
での一連の処理を行うようにしてもよい。即ち、ステッ
プ102〜112までの跳びショットの削除動作を2段
階に渡って行うこともできる。ここで、上述実施例と従
来技術との比較を行うため、従来技術におけるの方法
を図5の配列のサンプルショットに適用した結果を図8
に示す。その従来技術におけるの方法では、図5の1
0点のサンプルショットSA1〜SA10の計測座標の
全てを用いてEGA計算を行い、それにより得られた変
換パラメータと設計上の座標とより各サンプルショット
の仮想位置を求め、これら仮想位置と計測された座標と
のずれを示す誤差ベクトルを求める。このようにしてサ
ンプルショットSA1〜SA10毎に求められた誤差ベ
クトルが、図8のサンプルショットSA1〜SA10の
中に矢印で誇張して示してある。具体的に、サンプルシ
ョットSA3及びSA4について求められる誤差ベクト
ルはベクトルδE3'及びδE4'であるが、ベクトルδE
3'とδE4'とは大きさがほぼ同じである。従って、跳び
ショットは前述の通りサンプルショットSA4である
が、従来技術の方法では図8の結果から跳びショットが
サンプルショットSA3であるのか、又はサンプルショ
ットSA4であるのかを正確に判別することは難しいこ
とが分かる。
されているサンプルショットの個数N’をNとおいて再
びステップ102へ移行し、ステップ103〜112ま
での一連の処理を行うようにしてもよい。即ち、ステッ
プ102〜112までの跳びショットの削除動作を2段
階に渡って行うこともできる。ここで、上述実施例と従
来技術との比較を行うため、従来技術におけるの方法
を図5の配列のサンプルショットに適用した結果を図8
に示す。その従来技術におけるの方法では、図5の1
0点のサンプルショットSA1〜SA10の計測座標の
全てを用いてEGA計算を行い、それにより得られた変
換パラメータと設計上の座標とより各サンプルショット
の仮想位置を求め、これら仮想位置と計測された座標と
のずれを示す誤差ベクトルを求める。このようにしてサ
ンプルショットSA1〜SA10毎に求められた誤差ベ
クトルが、図8のサンプルショットSA1〜SA10の
中に矢印で誇張して示してある。具体的に、サンプルシ
ョットSA3及びSA4について求められる誤差ベクト
ルはベクトルδE3'及びδE4'であるが、ベクトルδE
3'とδE4'とは大きさがほぼ同じである。従って、跳び
ショットは前述の通りサンプルショットSA4である
が、従来技術の方法では図8の結果から跳びショットが
サンプルショットSA3であるのか、又はサンプルショ
ットSA4であるのかを正確に判別することは難しいこ
とが分かる。
【0064】なお、上述実施例では、図4に示すように
各サンプルショットSA1,SA2,…においてそれぞ
れX軸用のウエハマーク及びY軸用のウエハマークの位
置を計測しているが、各サンプルショットにおいて必ず
しもX軸用のウエハマーク及びY軸用のウエハマークの
位置を計測する必要はない。例えばサンプルショットの
数を2倍にして、奇数番目のサンプルショットSA1,
SA3,…においては、X軸用のウエハマークのみを計
測し、偶数番目のサンプルショットSA2,SA4,…
においては、Y軸用のウエハマークのみを計測するよう
にしてもよく、この場合には各ウエハマークを除いてE
GA計算を行って求めた座標変換式によりその排除され
たウエハマークの仮想位置を求め、この仮想位置と設計
上の位置とのずれ量も大きなウエハマークを跳びマーク
として排除していけばよい。
各サンプルショットSA1,SA2,…においてそれぞ
れX軸用のウエハマーク及びY軸用のウエハマークの位
置を計測しているが、各サンプルショットにおいて必ず
しもX軸用のウエハマーク及びY軸用のウエハマークの
位置を計測する必要はない。例えばサンプルショットの
数を2倍にして、奇数番目のサンプルショットSA1,
SA3,…においては、X軸用のウエハマークのみを計
測し、偶数番目のサンプルショットSA2,SA4,…
においては、Y軸用のウエハマークのみを計測するよう
にしてもよく、この場合には各ウエハマークを除いてE
GA計算を行って求めた座標変換式によりその排除され
たウエハマークの仮想位置を求め、この仮想位置と設計
上の位置とのずれ量も大きなウエハマークを跳びマーク
として排除していけばよい。
【0065】また、上述実施例では(数2)を最小とす
るEGA計算が使用されているが、サンプルショット毎
に例えばウエハの中心からの距離に応じて重みを付与
し、(数2)の代わりにその重みを用いた加重加算によ
り残留誤差成分を定義し、この残留誤差成分が最小にな
るように変換パラメータを定める重み付けEGA方式を
使用する場合等にも本発明は適用できる。
るEGA計算が使用されているが、サンプルショット毎
に例えばウエハの中心からの距離に応じて重みを付与
し、(数2)の代わりにその重みを用いた加重加算によ
り残留誤差成分を定義し、この残留誤差成分が最小にな
るように変換パラメータを定める重み付けEGA方式を
使用する場合等にも本発明は適用できる。
【0066】このように、本発明は上述実施例に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得る。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得る。
【0067】
【発明の効果】本発明の位置合わせ方法によれば、最初
に選択されたN個のサンプル領域(サンプルショット)
から順次L番目のサンプル領域を除いた(N−1)個の
サンプル領域についてそれぞれ仮想的な座標変換式を求
め、この座標変換式に基づいてそのL番目の仮想位置を
求め、この仮想位置と計測された座標位置とのずれ量が
所定の許容値を超える場合に跳びショットであるとして
排除を行っている。この際に、その座標変換式を求める
際のデータには、跳びショットのデータが入っていない
ため、跳びショットを正確に排除して、高精度に位置合
わせできる利点がある。
に選択されたN個のサンプル領域(サンプルショット)
から順次L番目のサンプル領域を除いた(N−1)個の
サンプル領域についてそれぞれ仮想的な座標変換式を求
め、この座標変換式に基づいてそのL番目の仮想位置を
求め、この仮想位置と計測された座標位置とのずれ量が
所定の許容値を超える場合に跳びショットであるとして
排除を行っている。この際に、その座標変換式を求める
際のデータには、跳びショットのデータが入っていない
ため、跳びショットを正確に排除して、高精度に位置合
わせできる利点がある。
【0068】また、第3工程において、N個のずれ量中
に所定の許容値より大きいものが複数個ある場合に、こ
れら複数個のずれ量の内で最も大きいものから順に所定
の限界排除数までのずれ量に対応する1個又は複数個の
サンプル領域を第4工程で排除する場合には、跳びショ
ットが複数個ある場合でも、限界排除数を超えない範囲
で跳びショットを正確に、且つ迅速に排除できる利点が
ある。
に所定の許容値より大きいものが複数個ある場合に、こ
れら複数個のずれ量の内で最も大きいものから順に所定
の限界排除数までのずれ量に対応する1個又は複数個の
サンプル領域を第4工程で排除する場合には、跳びショ
ットが複数個ある場合でも、限界排除数を超えない範囲
で跳びショットを正確に、且つ迅速に排除できる利点が
ある。
【0069】更に、第4工程において、Q番目のサンプ
ル領域を排除した場合に、第4工程において残されるサ
ンプル領域の個数が予め定められた許容数以上である範
囲内で、その第4工程において残されるサンプル領域に
ついて第2工程から第4工程までを繰り返す場合にも、
複数個の跳びショットを正確に排除できる利点がある。
ル領域を排除した場合に、第4工程において残されるサ
ンプル領域の個数が予め定められた許容数以上である範
囲内で、その第4工程において残されるサンプル領域に
ついて第2工程から第4工程までを繰り返す場合にも、
複数個の跳びショットを正確に排除できる利点がある。
【0070】また、第3工程で比較対象となる所定の許
容値が、それらサンプル領域の第2の座標系上での座標
位置の計測値のばらつきを超える値である場合には、計
測値がばらついた場合に誤って跳びショットと判定する
ことがなくなる。
容値が、それらサンプル領域の第2の座標系上での座標
位置の計測値のばらつきを超える値である場合には、計
測値がばらついた場合に誤って跳びショットと判定する
ことがなくなる。
【図1】本発明による位置合わせ方法の一実施例が適用
された露光方法を示すフローチャートである。
された露光方法を示すフローチャートである。
【図2】図1の露光方法が適用される投影露光装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図3】図2中のオフ・アクシス方式のアライメント系
15の指標板上の像の一例を示す拡大図である。
15の指標板上の像の一例を示す拡大図である。
【図4】実施例で露光されるウエハ8上のサンプルショ
ットの配列の一例を示す平面図である。
ットの配列の一例を示す平面図である。
【図5】個数が10個で1つの跳びショットを含むサン
プルショットの配列、及びアライメント誤差の一例を示
す平面図である。
プルショットの配列、及びアライメント誤差の一例を示
す平面図である。
【図6】図5からサンプルショットSA4を除いて図1
のステップ104の工程を実行して得られる、そのサン
プルショットSA4の仮想位置と計測された位置とのず
れ量、及び他のサンプルショットのアライメント誤差の
線形成分を示す図である。
のステップ104の工程を実行して得られる、そのサン
プルショットSA4の仮想位置と計測された位置とのず
れ量、及び他のサンプルショットのアライメント誤差の
線形成分を示す図である。
【図7】図5からサンプルショットSA3を除いて図1
のステップ104の工程を実行して得られる、そのサン
プルショットSA3の仮想位置と計測された位置とのず
れ量、及び他のサンプルショットのアライメント誤差の
線形成分を示す図である。
のステップ104の工程を実行して得られる、そのサン
プルショットSA3の仮想位置と計測された位置とのず
れ量、及び他のサンプルショットのアライメント誤差の
線形成分を示す図である。
【図8】図5のサンプルショットに対して従来技術を適
用して求めた仮想位置と計測位置とのずれを示す平面図
である。
用して求めた仮想位置と計測位置とのずれを示す平面図
である。
【図9】従来の跳びショットの排除方法の一例の説明図
である。
である。
【図10】従来の跳びショットの排除方法の他の例が適
用されるウエハ上のサンプルショットのアライメント誤
差を示す図である。
用されるウエハ上のサンプルショットのアライメント誤
差を示す図である。
【図11】従来の跳びショットの排除方法の他の例を図
10のウエハに適用した場合の説明図である。
10のウエハに適用した場合の説明図である。
1 照明光学系 2 レチクル 6 主制御系 7 投影光学系 8 ウエハ 9 ウエハホルダー 10 ウエハステージ 15 オフ・アクシス方式のアライメント系 22 指標板 26X,26Y 撮像素子 ES1 〜ESM ショット領域 SA1〜SA10 サンプルショット Mxi X軸のウエハマーク Myi Y軸のウエハマーク
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上に設定された第1の座標系上の配
列座標に基づいて前記基板上に配列された複数の被加工
領域の各々を、前記基板の移動位置を規定する第2の座
標系内の所定の加工位置に対して位置合わせする方法に
おいて、 前記複数の被加工領域のうち、予め選択されたN個(N
は4以上の整数)のサンプル領域の前記第2の座標系上
での座標位置を計測する第1工程と;前記第1工程で計
測された前記N個のサンプル領域の座標位置データか
ら、L番目(Lは1からNまでの整数)のサンプル領域
を除いた(N−1)個の座標位置データを統計処理して
仮想的な座標変換式を求め、該仮想的な座標変換式と前
記L番目のサンプル領域の設計上の位置とから前記L番
目のサンプル領域の仮想位置を算出し、該算出した仮想
位置と前記第1工程で計測された前記L番目のサンプル
領域の座標位置データとを比較し、そのずれ量を記憶す
る処理を、各回毎にLの値を異ならせつつN回繰り返す
第2工程と;該第2工程で得た前記N個のずれ量と所定
の許容値とをそれぞれ比較する第3工程と;該第3工程
で前記N個のずれ量中のQ番目(Qは1からNまでの整
数)のずれ量が、前記所定の許容値より大きい場合に、
前記Q番目のサンプル領域を排除し、残された(N−
1)個のサンプル領域の座標位置データを統計処理して
求めた前記仮想的な座標変換式より、前記基板上の前記
複数の被加工領域の各々の前記第2の座標系上での座標
位置を算出し、 前記第3工程で、前記N個のずれ量が全て前記所定の許
容値以下である場合に、前記N個のサンプル領域の座標
位置データを統計処理して求めた仮想的な座標変換式よ
り、前記基板上の前記複数の被加工領域の各々の前記第
2の座標系上の座標位置を算出する第4工程と;を含む
ことを特徴とする位置合わせ方法。 - 【請求項2】 前記第3工程において、前記N個のずれ
量中に前記所定の許容値より大きいものが複数個ある場
合に、該複数個のずれ量の内で最も大きいものから順に
所定の限界排除数までのずれ量に対応する1個又は複数
個のサンプル領域を前記第4工程で排除することを特徴
とする請求項1記載の位置合わせ方法。 - 【請求項3】 前記第4工程において、前記Q番目のサ
ンプル領域を排除した場合に、前記第4工程において残
されるサンプル領域の個数が予め定められた許容数以上
である範囲内で、前記第4工程において残されるサンプ
ル領域について前記第2工程から第4工程までを繰り返
すことを特徴とする請求項1又は2記載の位置合わせ方
法。 - 【請求項4】 前記第3工程で比較対象となる前記所定
の許容値は、前記サンプル領域の前記第2の座標系上で
の座標位置の計測値のばらつきを超える値であることを
特徴とする請求項1、2又は3記載の位置合わせ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236767A JPH08102438A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 位置合わせ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236767A JPH08102438A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 位置合わせ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102438A true JPH08102438A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17005496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6236767A Withdrawn JPH08102438A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 位置合わせ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102438A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012243969A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Nuflare Technology Inc | 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 |
| CN119472160A (zh) * | 2024-03-14 | 2025-02-18 | 江苏芯德半导体科技有限公司 | 一种自动计算光刻图形中对位芯片坐标值的方法 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6236767A patent/JPH08102438A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012243969A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Nuflare Technology Inc | 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 |
| CN119472160A (zh) * | 2024-03-14 | 2025-02-18 | 江苏芯德半导体科技有限公司 | 一种自动计算光刻图形中对位芯片坐标值的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |