JPH08102463A - 集積回路、その製造方法およびその薄膜形成装置 - Google Patents
集積回路、その製造方法およびその薄膜形成装置Info
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- JPH08102463A JPH08102463A JP23781594A JP23781594A JPH08102463A JP H08102463 A JPH08102463 A JP H08102463A JP 23781594 A JP23781594 A JP 23781594A JP 23781594 A JP23781594 A JP 23781594A JP H08102463 A JPH08102463 A JP H08102463A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 銅配線層を用い、低抵抗でエレクトロマイグ
レーション(EM)耐性に優れ、良好なステップカバレ
ッジ性、穴埋め性を有する高品質の集積回路を得ること
を目的とする。 【構成】 基板1上に複数の層から構成される下地層3
を介して配線層2が形成された集積回路において、配線
層2としては銅または銅合金を用い、下地層3は基板1
から配線層2に向かって、チタンなどからなる密着層3
1(a)、TiN、TiWNなどからなるバリア層32
(a)、配線層2の銅と合金を形成しやすい金属からな
る配線下地層33(a)から構成される。
レーション(EM)耐性に優れ、良好なステップカバレ
ッジ性、穴埋め性を有する高品質の集積回路を得ること
を目的とする。 【構成】 基板1上に複数の層から構成される下地層3
を介して配線層2が形成された集積回路において、配線
層2としては銅または銅合金を用い、下地層3は基板1
から配線層2に向かって、チタンなどからなる密着層3
1(a)、TiN、TiWNなどからなるバリア層32
(a)、配線層2の銅と合金を形成しやすい金属からな
る配線下地層33(a)から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板上に複数の層か
ら構成される下地層を介して銅または銅合金からなる配
線層が形成された大規模集積回路、その製造方法及びそ
の薄膜形成装置に関するものである。
ら構成される下地層を介して銅または銅合金からなる配
線層が形成された大規模集積回路、その製造方法及びそ
の薄膜形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から半導体集積回路の配線膜として
は、アルミニウム合金が用いられてきたが、集積度の高
密度化などにより、半導体の設計ルールがサブミクロン
になってくると、現状のアルミニウムを用いた配線膜で
は、配線抵抗が大きくなり、配線遅延の原因となる。そ
こで、抵抗の小さい銅を用いた配線膜の形成方法および
その製造装置が求められている。
は、アルミニウム合金が用いられてきたが、集積度の高
密度化などにより、半導体の設計ルールがサブミクロン
になってくると、現状のアルミニウムを用いた配線膜で
は、配線抵抗が大きくなり、配線遅延の原因となる。そ
こで、抵抗の小さい銅を用いた配線膜の形成方法および
その製造装置が求められている。
【0003】図24は例えば『セミコン関西・京都技術
セミナー90講演予稿集』(June22.90)に示
された従来の集積回路の構造を示す断面図である。図に
おいて、1はシリコン基板、4は絶縁層、5はコンタク
トホール、41はアルミニウム・シリコン・銅合金の配
線層、40は窒化チタンのバリア層である。上記集積回
路は、スパッタリング法、CVD法などの方法により、
シリコン基板1上に形成されている。
セミナー90講演予稿集』(June22.90)に示
された従来の集積回路の構造を示す断面図である。図に
おいて、1はシリコン基板、4は絶縁層、5はコンタク
トホール、41はアルミニウム・シリコン・銅合金の配
線層、40は窒化チタンのバリア層である。上記集積回
路は、スパッタリング法、CVD法などの方法により、
シリコン基板1上に形成されている。
【0004】図25は例えばJournal of Vacuum Scienc
e and Technology A Volume 3,No.2,1985に示された従
来のマグネトロン型スパッタ装置を示す概略構成図であ
る。図において、1は基板、201は真空槽、203は
基板1と対向して配設されたターゲット、206は基板
1とターゲット203との間に配設されたシャッター、
204は真空槽201内を排気する排気系、205はア
ルゴン等を真空槽201内に導入するガス導入系、20
7は磁石が収納されたターゲットホルダーである。
e and Technology A Volume 3,No.2,1985に示された従
来のマグネトロン型スパッタ装置を示す概略構成図であ
る。図において、1は基板、201は真空槽、203は
基板1と対向して配設されたターゲット、206は基板
1とターゲット203との間に配設されたシャッター、
204は真空槽201内を排気する排気系、205はア
ルゴン等を真空槽201内に導入するガス導入系、20
7は磁石が収納されたターゲットホルダーである。
【0005】次に、上記構成の動作について説明する。
まず、真空槽201内のガスを排気系204により、排
出した後、ガス導入系205によって窒素ガスおよびア
ルゴン等のガスを真空槽201内に導入した後、チタン
等の蒸着材料で形成されているターゲット203に対し
て、配線用バリア膜が被覆される基板1に直流もしくは
高周波電圧を印加すると、ターゲット203と基板1と
の間にプラズマが形成される。この際、ターゲットホル
ダー207内の磁石は、プラズマ中の電子を螺旋回転さ
せ、プラズマ生成を促進する。このプラズマ中で生成さ
れるアルゴンイオンは、バイアス電圧によって加速さ
れ、ターゲット203に衝突して、ターゲット材料をス
パッタし、窒素ガス雰囲気で、チタン蒸着材料が基板1
上に付着して窒化チタン配線用バリア膜が形成される。
まず、真空槽201内のガスを排気系204により、排
出した後、ガス導入系205によって窒素ガスおよびア
ルゴン等のガスを真空槽201内に導入した後、チタン
等の蒸着材料で形成されているターゲット203に対し
て、配線用バリア膜が被覆される基板1に直流もしくは
高周波電圧を印加すると、ターゲット203と基板1と
の間にプラズマが形成される。この際、ターゲットホル
ダー207内の磁石は、プラズマ中の電子を螺旋回転さ
せ、プラズマ生成を促進する。このプラズマ中で生成さ
れるアルゴンイオンは、バイアス電圧によって加速さ
れ、ターゲット203に衝突して、ターゲット材料をス
パッタし、窒素ガス雰囲気で、チタン蒸着材料が基板1
上に付着して窒化チタン配線用バリア膜が形成される。
【0006】また、図26は前述した従来のマグネトロ
ン型スパッタ装置により高アスペクトコンタクトホール
にアルミニウムを蒸着したものの断面図で、図におい
て、220は穴径0.5μm、深さ2.0μmのコンタ
クトホール、221、222、223はそれぞれチタ
ン、窒化チタンおよびアルミニウム合金によって蒸着形
成された配線密着層、配線バリア層および配線層であ
る。この図からわかるように、コンタクトホール底部に
おける膜厚は、コンタクトホール以外の平坦部の膜厚に
比較して、オーバーハングの成長により影ができるので
薄くなっている。このように現在実用されているマグネ
トロン型スパッタ装置の段差被覆性およびボトムカバレ
ッジ性(ウエハの表面膜厚に対するコンタクトホール底
部に蒸着された膜厚の比)は限界にきている。
ン型スパッタ装置により高アスペクトコンタクトホール
にアルミニウムを蒸着したものの断面図で、図におい
て、220は穴径0.5μm、深さ2.0μmのコンタ
クトホール、221、222、223はそれぞれチタ
ン、窒化チタンおよびアルミニウム合金によって蒸着形
成された配線密着層、配線バリア層および配線層であ
る。この図からわかるように、コンタクトホール底部に
おける膜厚は、コンタクトホール以外の平坦部の膜厚に
比較して、オーバーハングの成長により影ができるので
薄くなっている。このように現在実用されているマグネ
トロン型スパッタ装置の段差被覆性およびボトムカバレ
ッジ性(ウエハの表面膜厚に対するコンタクトホール底
部に蒸着された膜厚の比)は限界にきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路は以上
のように構成されているので、配線膜材料であるアルミ
ニウムは、LSIの微細化・高集積度化に伴い、配線幅
が約1μm以下になると配線抵抗が無視できなくなり、
配線遅延が生じるといった課題、また微細化により電流
密度の増大するため、エレクトロマイグレーション(E
M)が問題となってくるなどの課題があった。また、L
SIの微細化・高集積度化に伴い、コンタクトホール内
で良好なステップカバレッジを確保できなくなり、シリ
コン基板と配線層との相互拡散を抑制することができな
いといった課題、あるいは配線層をコンタクトホールに
埋め込むことができないといった課題があった。
のように構成されているので、配線膜材料であるアルミ
ニウムは、LSIの微細化・高集積度化に伴い、配線幅
が約1μm以下になると配線抵抗が無視できなくなり、
配線遅延が生じるといった課題、また微細化により電流
密度の増大するため、エレクトロマイグレーション(E
M)が問題となってくるなどの課題があった。また、L
SIの微細化・高集積度化に伴い、コンタクトホール内
で良好なステップカバレッジを確保できなくなり、シリ
コン基板と配線層との相互拡散を抑制することができな
いといった課題、あるいは配線層をコンタクトホールに
埋め込むことができないといった課題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、銅または銅合金配線層を用い、
低抵抗でエレクトロマイグレーション(EM)耐性に優
れ、良好なステップカバレッジ性、穴埋め性を有する高
品質の集積回路を得ることを目的とし、また、基板の表
面に効率良く、この銅配線層を形成できる製造方法およ
び薄膜形成装置を得ること目的とする。
ためになされたもので、銅または銅合金配線層を用い、
低抵抗でエレクトロマイグレーション(EM)耐性に優
れ、良好なステップカバレッジ性、穴埋め性を有する高
品質の集積回路を得ることを目的とし、また、基板の表
面に効率良く、この銅配線層を形成できる製造方法およ
び薄膜形成装置を得ること目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る集積回路は、配線層を銅または銅合金により構成し、
下地層を基板から配線層に向かって、密着層、バリア層
および前記配線層の銅または銅合金と合金を形成しやす
い金属からなる配線下地層から構成したものである。
る集積回路は、配線層を銅または銅合金により構成し、
下地層を基板から配線層に向かって、密着層、バリア層
および前記配線層の銅または銅合金と合金を形成しやす
い金属からなる配線下地層から構成したものである。
【0010】この発明の請求項2に係る集積回路は、配
線層を銅または銅合金により構成し、下地層に含まれた
配線下地層をチタン、シリコン、アルミニウムおよびゲ
ルマニウムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金
属と銅とで形成される銅合金から構成したものである。
線層を銅または銅合金により構成し、下地層に含まれた
配線下地層をチタン、シリコン、アルミニウムおよびゲ
ルマニウムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金
属と銅とで形成される銅合金から構成したものである。
【0011】この発明の請求項3に係る集積回路は、配
線層を銅または銅合金により構成し、下地層に含まれた
配線下地層をチタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマ
ニウムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と
銅とで形成される銅合金から構成するとともに、前記配
線層に接近するにつれてチタン、シリコン、アルミニウ
ム、ゲルマニウムの群から選ばれた少なくとも1種の金
属の組成が銅の組成に対して逓減する構造とされたもの
である。
線層を銅または銅合金により構成し、下地層に含まれた
配線下地層をチタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマ
ニウムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と
銅とで形成される銅合金から構成するとともに、前記配
線層に接近するにつれてチタン、シリコン、アルミニウ
ム、ゲルマニウムの群から選ばれた少なくとも1種の金
属の組成が銅の組成に対して逓減する構造とされたもの
である。
【0012】この発明の請求項4に係る集積回路は、請
求項1ないし請求項3のいずれかの記載の集積回路にお
いて、配線層を銅または銅合金により構成し、下地層に
含まれたバリア層を、基板から配線層に向かって、組成
Xが変化する窒化チタン(TiNX)薄膜層で構成した
ものである。
求項1ないし請求項3のいずれかの記載の集積回路にお
いて、配線層を銅または銅合金により構成し、下地層に
含まれたバリア層を、基板から配線層に向かって、組成
Xが変化する窒化チタン(TiNX)薄膜層で構成した
ものである。
【0013】この発明の請求項5に係る集積回路は、請
求項1ないし請求項3のいずれかの記載の集積回路にお
いて、配線層を銅または銅合金により構成し、下地層に
含まれたバリア層を、基板から配線層に向かって、チタ
ン層、窒化二チタン層および窒化チタン層の順序で形成
したものである。
求項1ないし請求項3のいずれかの記載の集積回路にお
いて、配線層を銅または銅合金により構成し、下地層に
含まれたバリア層を、基板から配線層に向かって、チタ
ン層、窒化二チタン層および窒化チタン層の順序で形成
したものである。
【0014】この発明の請求項6に係る集積回路は、請
求項1ないし請求項3のいずれかの記載の集積回路にお
いて、配線層を銅または銅合金により構成し、下地層に
含まれたバリア層を、基板から配線層に向かって、チタ
ン層、徐々に窒素組成がチタン組成に対して大きくなる
ようにした窒化チタン(TiNX)層そして最後に窒化
チタン(TiN)層の順序で形成したものである。
求項1ないし請求項3のいずれかの記載の集積回路にお
いて、配線層を銅または銅合金により構成し、下地層に
含まれたバリア層を、基板から配線層に向かって、チタ
ン層、徐々に窒素組成がチタン組成に対して大きくなる
ようにした窒化チタン(TiNX)層そして最後に窒化
チタン(TiN)層の順序で形成したものである。
【0015】この発明の請求項7に係る集積回路の薄膜
形成装置は、銅または銅合金の配線層形成時にイオンビ
ーム源により1〜500(μA/cm2)のイオン照射
を行うとともに、基板温度制御機構により昇温、降温の
温度サイクルを繰り返すことにより、銅および銅合金配
線層を形成するものである。
形成装置は、銅または銅合金の配線層形成時にイオンビ
ーム源により1〜500(μA/cm2)のイオン照射
を行うとともに、基板温度制御機構により昇温、降温の
温度サイクルを繰り返すことにより、銅および銅合金配
線層を形成するものである。
【0016】この発明の請求項8に係る集積回路の薄膜
形成装置は、銅または銅合金からなる配線層の形成時に
ガスイオン源により不活性ガスイオンを照射しながら、
イオンビーム源によりイオン照射しながら銅および銅合
金の蒸着を行うとともに、基板温度制御機構により昇
温、降温の温度サイクルを繰り返すことにより、銅また
は銅合金の配線層を形成するものである。
形成装置は、銅または銅合金からなる配線層の形成時に
ガスイオン源により不活性ガスイオンを照射しながら、
イオンビーム源によりイオン照射しながら銅および銅合
金の蒸着を行うとともに、基板温度制御機構により昇
温、降温の温度サイクルを繰り返すことにより、銅また
は銅合金の配線層を形成するものである。
【0017】この発明の請求項9に係る集積回路の薄膜
形成装置は、請求項7または請求項8の集積回路の薄膜
形成装置において、イオンビーム源として磁界印加型イ
オンビーム源を用い、ガスイオン源として磁界印加型ガ
スイオン源を用いたものである。
形成装置は、請求項7または請求項8の集積回路の薄膜
形成装置において、イオンビーム源として磁界印加型イ
オンビーム源を用い、ガスイオン源として磁界印加型ガ
スイオン源を用いたものである。
【0018】この発明の請求項10に係る集積回路の薄
膜形成装置は、請求項7または請求項8の集積回路の薄
膜形成装置において、基板温度制御機構における基板加
熱機構および基板冷却機構は、それぞれ独立に上下移動
が可能な機構を備えるとともに、基板回転機構は、1回
転毎に回転方向を反転させる機構を備えたものである。
膜形成装置は、請求項7または請求項8の集積回路の薄
膜形成装置において、基板温度制御機構における基板加
熱機構および基板冷却機構は、それぞれ独立に上下移動
が可能な機構を備えるとともに、基板回転機構は、1回
転毎に回転方向を反転させる機構を備えたものである。
【0019】この発明の請求項11に係る集積回路の薄
膜形成装置は、請求項7または請求項8の集積回路の薄
膜形成装置において、基板搬送機構は、段差付き馬蹄型
基板ホルダーおよび段差付き基板搬送用フォークを備え
たものである。
膜形成装置は、請求項7または請求項8の集積回路の薄
膜形成装置において、基板搬送機構は、段差付き馬蹄型
基板ホルダーおよび段差付き基板搬送用フォークを備え
たものである。
【0020】この発明の請求項12に係る集積回路の薄
膜形成装置は、請求項11の集積回路の薄膜形成装置に
おいて、基板搬送機構の基板搬送用フォークは、基板と
の接触部分を合成樹脂で被覆したものである。
膜形成装置は、請求項11の集積回路の薄膜形成装置に
おいて、基板搬送機構の基板搬送用フォークは、基板と
の接触部分を合成樹脂で被覆したものである。
【0021】この発明の請求項13に係る集積回路の薄
膜形成装置は、請求項11の集積回路の薄膜形成装置に
おいて、基板搬送機構の基板搬送用フォークを、中空構
造としたものである。
膜形成装置は、請求項11の集積回路の薄膜形成装置に
おいて、基板搬送機構の基板搬送用フォークを、中空構
造としたものである。
【0022】この発明の請求項14に係る集積回路の製
造方法は、イオンビーム源により、銅と、合金元素であ
るチタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマニウムから
なる群から選ばれた少なくとも1種の金属とを混合蒸着
しながら、銅合金からなる配線下地層を形成したもので
ある。
造方法は、イオンビーム源により、銅と、合金元素であ
るチタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマニウムから
なる群から選ばれた少なくとも1種の金属とを混合蒸着
しながら、銅合金からなる配線下地層を形成したもので
ある。
【0023】この発明の請求項15に係る集積回路の製
造方法は、真空槽中の基板近傍に窒素ガスを導入する量
を順次制御しながら、イオンビーム源によって、基板上
にイオンを照射しながらチタンを蒸着して、組成Xが変
化する窒化チタン(TiNX)薄膜層からなる下地層に含
まれたバリア層を形成したものである。
造方法は、真空槽中の基板近傍に窒素ガスを導入する量
を順次制御しながら、イオンビーム源によって、基板上
にイオンを照射しながらチタンを蒸着して、組成Xが変
化する窒化チタン(TiNX)薄膜層からなる下地層に含
まれたバリア層を形成したものである。
【0024】この発明の請求項16に係る集積回路の製
造方法は、真空槽中の基板近傍に窒素ガスの混合ガスも
しくは窒素元素を含む混合ガスを導入する量を順次制御
しながら、前記基板に不活性ガスイオンを照射してイオ
ンビーム源によって前記基板上にイオンを照射しながら
チタンを蒸着して、組成Xが変化する窒化チタン(Ti
NX)薄膜層からなる下地層におけるバリア層を形成し
たものである。
造方法は、真空槽中の基板近傍に窒素ガスの混合ガスも
しくは窒素元素を含む混合ガスを導入する量を順次制御
しながら、前記基板に不活性ガスイオンを照射してイオ
ンビーム源によって前記基板上にイオンを照射しながら
チタンを蒸着して、組成Xが変化する窒化チタン(Ti
NX)薄膜層からなる下地層におけるバリア層を形成し
たものである。
【0025】この発明の請求項17に係る集積回路の製
造方法は、配線層形成時にはガスイオン源により不活性
ガスイオンを照射しながら、イオンビーム源によって、
基板上にイオンを照射して銅および銅合金を蒸着すると
ともに、配線層成膜時には基板温度を室温からリフロー
開始温度まで連続的に昇温することにより銅または銅合
金配線層を形成したものである。
造方法は、配線層形成時にはガスイオン源により不活性
ガスイオンを照射しながら、イオンビーム源によって、
基板上にイオンを照射して銅および銅合金を蒸着すると
ともに、配線層成膜時には基板温度を室温からリフロー
開始温度まで連続的に昇温することにより銅または銅合
金配線層を形成したものである。
【0026】この発明の請求項18に係る集積回路の製
造方法は、銅および銅合金配線層形成時にガスイオン源
により不活性ガスイオンを照射しながら、イオンビーム
源によって、基板上にイオンを照射して銅または銅合金
を蒸着するとともに、基板温度を室温で配線層を所定の
膜厚だけ堆積した後、リフロー開始温度まで昇温し、再
び、室温に冷却し、所定の膜厚を堆積するという周期を
繰り返すことにより前記銅または銅合金配線層を形成し
たものである。
造方法は、銅および銅合金配線層形成時にガスイオン源
により不活性ガスイオンを照射しながら、イオンビーム
源によって、基板上にイオンを照射して銅または銅合金
を蒸着するとともに、基板温度を室温で配線層を所定の
膜厚だけ堆積した後、リフロー開始温度まで昇温し、再
び、室温に冷却し、所定の膜厚を堆積するという周期を
繰り返すことにより前記銅または銅合金配線層を形成し
たものである。
【0027】
【作用】この発明の請求項1記載の集積回路において
は、配線層として銅または銅合金を用いているので、低
抵抗でエレクトロマイグレーション(EM)耐性に優れ
た配線層が形成でき、また、集積回路の下地層における
密着層およびバリア層は薄膜化しても電気的コンタクト
およびバリア性が良い。また、下地層における配線下地
層は、配線層と合金を形成しやすい金属であるので、配
線層形成時に、配線層の銅または銅合金と反応して、合
金化することにより、配線層の融点を低下させる。
は、配線層として銅または銅合金を用いているので、低
抵抗でエレクトロマイグレーション(EM)耐性に優れ
た配線層が形成でき、また、集積回路の下地層における
密着層およびバリア層は薄膜化しても電気的コンタクト
およびバリア性が良い。また、下地層における配線下地
層は、配線層と合金を形成しやすい金属であるので、配
線層形成時に、配線層の銅または銅合金と反応して、合
金化することにより、配線層の融点を低下させる。
【0028】この発明の請求項2または請求項3記載の
集積回路においては、集積回路の下地層における配線下
地層は、チタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマニウ
ムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅と
から形成される銅合金であるので、配線層形成時に、配
線層の銅と反応して、合金化することにより、配線層の
融点を低下させる。
集積回路においては、集積回路の下地層における配線下
地層は、チタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマニウ
ムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅と
から形成される銅合金であるので、配線層形成時に、配
線層の銅と反応して、合金化することにより、配線層の
融点を低下させる。
【0029】この発明の請求項4ないし請求項6のいず
れかに記載の集積回路においては、請求項1ないし請求
項3のいずれかの集積回路において、集積回路の下地層
におけるバリア層は、薄膜化しても電気的コンタクトお
よびバリア性が良い。
れかに記載の集積回路においては、請求項1ないし請求
項3のいずれかの集積回路において、集積回路の下地層
におけるバリア層は、薄膜化しても電気的コンタクトお
よびバリア性が良い。
【0030】こん発明の請求項7記載の薄膜形成装置に
おいては、基板温度制御機構は、基板加熱機構と基板冷
却機構とを備えることにより、成膜中の基板温度の昇降
温度制御性が高くなる。また、集積回路の薄膜形成装置
のイオンビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化
し、かつ加速手段によりイオン化された蒸気に運動エネ
ルギーを付与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コン
タクトな銅配線層を形成できる。さらに、配線層形成時
にイオンビーム源により1〜500(μA/cm2)の
イオン照射を行うとともに、基板温度制御機構により昇
温降温の温度サイクルを繰り返すことにより、配線材料
である銅または銅合金のリフローを促進し、微細なコン
タクトホールに対しても穴埋め性良く配線層を形成する
ことができ、さらに、反応性が高いので、良好な電気的
コンタクトおよびバリア性を有するTiNなどのバリア
層を形成できる。
おいては、基板温度制御機構は、基板加熱機構と基板冷
却機構とを備えることにより、成膜中の基板温度の昇降
温度制御性が高くなる。また、集積回路の薄膜形成装置
のイオンビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化
し、かつ加速手段によりイオン化された蒸気に運動エネ
ルギーを付与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コン
タクトな銅配線層を形成できる。さらに、配線層形成時
にイオンビーム源により1〜500(μA/cm2)の
イオン照射を行うとともに、基板温度制御機構により昇
温降温の温度サイクルを繰り返すことにより、配線材料
である銅または銅合金のリフローを促進し、微細なコン
タクトホールに対しても穴埋め性良く配線層を形成する
ことができ、さらに、反応性が高いので、良好な電気的
コンタクトおよびバリア性を有するTiNなどのバリア
層を形成できる。
【0031】この発明の請求項8記載の薄膜形成装置に
おいては、基板温度制御機構は、基板加熱機構と基板冷
却機構とを備えることにより、成膜中の基板温度の昇降
温度制御性が高くなる。また、集積回路の薄膜形成装置
のイオンビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化
し、かつ加速手段によりイオン化された蒸気に運動エネ
ルギーを付与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コン
タクトな銅配線層を形成できる。また、配線層形成時に
ガスイオン源により不活性ガスイオンを照射しながらイ
オンビーム源によって基板上にイオン照射しながら銅お
よび銅合金の蒸着を行うとともに、基板温度制御機構に
より昇温降温の温度サイクルを繰り返すことにより、配
線材料である銅および銅合金のリフローを促進し、微細
なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く配線層を形
成することができ、さらに、基板近傍に導入された窒素
ガスが前記ガスイオン源からの不活性ガスイオン照射に
より、活性化して基板に蒸着するので、蒸着物質の蒸気
との反応効率が向上し、良好な電気的コンタクトおよび
バリア性を有するTiNなどのバリア層を形成できる。
おいては、基板温度制御機構は、基板加熱機構と基板冷
却機構とを備えることにより、成膜中の基板温度の昇降
温度制御性が高くなる。また、集積回路の薄膜形成装置
のイオンビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化
し、かつ加速手段によりイオン化された蒸気に運動エネ
ルギーを付与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コン
タクトな銅配線層を形成できる。また、配線層形成時に
ガスイオン源により不活性ガスイオンを照射しながらイ
オンビーム源によって基板上にイオン照射しながら銅お
よび銅合金の蒸着を行うとともに、基板温度制御機構に
より昇温降温の温度サイクルを繰り返すことにより、配
線材料である銅および銅合金のリフローを促進し、微細
なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く配線層を形
成することができ、さらに、基板近傍に導入された窒素
ガスが前記ガスイオン源からの不活性ガスイオン照射に
より、活性化して基板に蒸着するので、蒸着物質の蒸気
との反応効率が向上し、良好な電気的コンタクトおよび
バリア性を有するTiNなどのバリア層を形成できる。
【0032】この発明の請求項9記載の集積回路の薄膜
形成装置によれば、請求項7また請求項8記載の集積回
路の薄膜形成装置において、集積回路の薄膜形成装置の
磁界印加型イオンビーム源は、イオン化手段として、グ
ロー放電のプラズマ密度を増加させる磁界印加手段を備
えるとともに、その配置として、磁界を与える磁石をイ
オン化部周囲およびイオン化部の中心軸上に配置するこ
とにより、電子が回転できるように数百ガウスの磁束密
度を電子ビーム放出フィラメントとるつぼとの間のイオ
ン化空間に効率良く印加できるため、蒸着物質の蒸気を
非常に高いイオン化効率でイオン化できる。また、磁界
印加型ガスイオン源は、ガスイオン化手段として、磁界
印加手段を備えるとともに、その配置として、磁界を与
える磁石をイオン化部周囲およびイオン化部の中心軸上
に配置することにより、電子ビームが回転運動できよう
に数百ガウス程度の磁束密度を電子ビーム引き出し電極
内部のイオン化空間に効率良く印加できるため、イオン
化効率を高めることができる。
形成装置によれば、請求項7また請求項8記載の集積回
路の薄膜形成装置において、集積回路の薄膜形成装置の
磁界印加型イオンビーム源は、イオン化手段として、グ
ロー放電のプラズマ密度を増加させる磁界印加手段を備
えるとともに、その配置として、磁界を与える磁石をイ
オン化部周囲およびイオン化部の中心軸上に配置するこ
とにより、電子が回転できるように数百ガウスの磁束密
度を電子ビーム放出フィラメントとるつぼとの間のイオ
ン化空間に効率良く印加できるため、蒸着物質の蒸気を
非常に高いイオン化効率でイオン化できる。また、磁界
印加型ガスイオン源は、ガスイオン化手段として、磁界
印加手段を備えるとともに、その配置として、磁界を与
える磁石をイオン化部周囲およびイオン化部の中心軸上
に配置することにより、電子ビームが回転運動できよう
に数百ガウス程度の磁束密度を電子ビーム引き出し電極
内部のイオン化空間に効率良く印加できるため、イオン
化効率を高めることができる。
【0033】この発明の請求項10記載の集積回路の薄
膜形成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集
積回路の薄膜形成装置において、基板加熱機構および基
板冷却機構は、それぞれ独立に上下移動が可能な機構を
備えることにより、基板温度の昇温あるいは降温時に前
記基板加熱機構あるいは基板冷却機構を基板に対して接
近あるいは接触させることができ、基板温度の昇温降温
をより短時間に制御性良く行うことができる。また、基
板回転機構としては、1回転毎に回転方向を反転させる
機構を備えたことにより、基板加熱機構および基板冷却
機構を備えた場合でも、装置構造が複雑にならず、容易
に一方向に連続して回転した場合と同様の基板回転の効
果が得られる。
膜形成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集
積回路の薄膜形成装置において、基板加熱機構および基
板冷却機構は、それぞれ独立に上下移動が可能な機構を
備えることにより、基板温度の昇温あるいは降温時に前
記基板加熱機構あるいは基板冷却機構を基板に対して接
近あるいは接触させることができ、基板温度の昇温降温
をより短時間に制御性良く行うことができる。また、基
板回転機構としては、1回転毎に回転方向を反転させる
機構を備えたことにより、基板加熱機構および基板冷却
機構を備えた場合でも、装置構造が複雑にならず、容易
に一方向に連続して回転した場合と同様の基板回転の効
果が得られる。
【0034】この発明の請求項11記載の集積回路の薄
膜形成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集
積回路の薄膜形成装置において、段差付き馬蹄型基板ホ
ルダーおよび段差付き基板搬送用フォークを用いること
により、上下方向の運動のみにより容易に基板の受け渡
しができる。また、段差を形成することにより、搬送時
および受け渡し時の基板の墜落および位置ずれなどを抑
制でき、また、基板との接触面積を小さくできる。
膜形成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集
積回路の薄膜形成装置において、段差付き馬蹄型基板ホ
ルダーおよび段差付き基板搬送用フォークを用いること
により、上下方向の運動のみにより容易に基板の受け渡
しができる。また、段差を形成することにより、搬送時
および受け渡し時の基板の墜落および位置ずれなどを抑
制でき、また、基板との接触面積を小さくできる。
【0035】この発明の請求項12記載の集積回路の薄
膜形成装置によれば、請求項11記載の集積回路の薄膜
形成装置において、基板搬送機構の基板搬送用フォーク
は、基板との接触部分をテフロン、ポリピレンなどの合
成樹脂で被覆することにより、基板に対するダストの発
生を抑制することができ、集積回路形成時の歩留まりを
向上させることができる。
膜形成装置によれば、請求項11記載の集積回路の薄膜
形成装置において、基板搬送機構の基板搬送用フォーク
は、基板との接触部分をテフロン、ポリピレンなどの合
成樹脂で被覆することにより、基板に対するダストの発
生を抑制することができ、集積回路形成時の歩留まりを
向上させることができる。
【0036】この発明の請求項13記載の集積回路の薄
膜形成装置によれば、請求項11記載の集積回路の薄膜
形成装置において、基板搬送機構の基板搬送用フォーク
を中空構造とすることにより、基板搬送用フォークの自
重の軽量化が可能となり、基板搬送時の位置精度を向上
させることができる。
膜形成装置によれば、請求項11記載の集積回路の薄膜
形成装置において、基板搬送機構の基板搬送用フォーク
を中空構造とすることにより、基板搬送用フォークの自
重の軽量化が可能となり、基板搬送時の位置精度を向上
させることができる。
【0037】この発明の請求項14記載の集積回路の製
造方法によれば、集積回路の下地層における配線下地層
は、チタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマニウムか
らなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅とから
形成される銅合金であるので、配線層形成時に、配線層
の銅と反応して、合金化することにより、配線層の融点
を低下させる。
造方法によれば、集積回路の下地層における配線下地層
は、チタン、シリコン、アルミニウム、ゲルマニウムか
らなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅とから
形成される銅合金であるので、配線層形成時に、配線層
の銅と反応して、合金化することにより、配線層の融点
を低下させる。
【0038】この発明の請求項15または請求項16記
載の集積回路の製造方法によれば、集積回路の下地層に
おけるバリア層は、薄膜化しても電気的コンタクトおよ
びバリア性が良い。
載の集積回路の製造方法によれば、集積回路の下地層に
おけるバリア層は、薄膜化しても電気的コンタクトおよ
びバリア性が良い。
【0039】この発明の請求項17記載の集積回路の製
造方法によれば、配線層形成時にガスイオン源により不
活性ガスイオンを照射しながら、イオンビーム源によっ
て、基板上にイオンを照射しながら銅または銅合金を蒸
着することにより、銅または銅合金配線膜の結晶粒成長
を抑制するとともに、配線材料である銅または銅合金が
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も穴埋め性良く配線膜を形成できる。また、配線層成膜
中に基板温度を室温からリフロー開始温度まで連続的に
昇温することにより、同様に配線材料である銅および銅
合金がリフローし易くなり、微細なコンタクトホールに
対しても穴埋め性良く配線膜を形成できる。
造方法によれば、配線層形成時にガスイオン源により不
活性ガスイオンを照射しながら、イオンビーム源によっ
て、基板上にイオンを照射しながら銅または銅合金を蒸
着することにより、銅または銅合金配線膜の結晶粒成長
を抑制するとともに、配線材料である銅または銅合金が
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も穴埋め性良く配線膜を形成できる。また、配線層成膜
中に基板温度を室温からリフロー開始温度まで連続的に
昇温することにより、同様に配線材料である銅および銅
合金がリフローし易くなり、微細なコンタクトホールに
対しても穴埋め性良く配線膜を形成できる。
【0040】この発明の請求項18記載の集積回路の製
造方法によれば、銅または銅合金配線層形成時にガスイ
オン源により不活性ガスイオンを照射しながら、イオン
ビーム源によって、基板上にイオンを照射しながら銅ま
たは銅合金を蒸着することにより、銅または銅合金配線
膜の結晶粒成長が抑制されるとともに、配線材料である
銅または銅合金がリフローし易くなり、微細なコンタク
トホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成できる。
また、基板温度を室温で配線層を所定の膜厚だけ堆積し
た後、リフロー開始温度まで昇温し、再び室温に冷却
し、所定の膜厚を堆積するという周期を繰り返すことに
より、同様に配線材料である銅または銅合金がリフロー
し易くなり、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め
性良く配線膜を形成できる。
造方法によれば、銅または銅合金配線層形成時にガスイ
オン源により不活性ガスイオンを照射しながら、イオン
ビーム源によって、基板上にイオンを照射しながら銅ま
たは銅合金を蒸着することにより、銅または銅合金配線
膜の結晶粒成長が抑制されるとともに、配線材料である
銅または銅合金がリフローし易くなり、微細なコンタク
トホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成できる。
また、基板温度を室温で配線層を所定の膜厚だけ堆積し
た後、リフロー開始温度まで昇温し、再び室温に冷却
し、所定の膜厚を堆積するという周期を繰り返すことに
より、同様に配線材料である銅または銅合金がリフロー
し易くなり、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め
性良く配線膜を形成できる。
【0041】
実施例1.以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例における集積回路の構
成を示す断面図である。1はシリコン基板、2は銅配線
層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシリコン
基板1と銅配線層2との間に形成された下地層であり、
この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層2側に
向かって順次配設されるチタン層からなる密着層31
(a)、TiN層からなるバリア層32(a)、シリコ
ン層からなる配線下地層33(a)から構成されてい
る。
する。図1はこの発明の一実施例における集積回路の構
成を示す断面図である。1はシリコン基板、2は銅配線
層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシリコン
基板1と銅配線層2との間に形成された下地層であり、
この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層2側に
向かって順次配設されるチタン層からなる密着層31
(a)、TiN層からなるバリア層32(a)、シリコ
ン層からなる配線下地層33(a)から構成されてい
る。
【0042】なお、上記実施例では、バリア層32
(a)としてTiN層を適用したが、勿論これに限定さ
れるものではなく、TiNに替えてTiWN、TiW、
TiCN、TiONなどを適用しても同様の効果を得
る。また、配線下地層33(a)としてシリコン層を適
用したが、勿論これに限定されるものではなく、シリコ
ンに替えてチタン、アルミニウム、ゲルマニウムなどを
適用しても同様の効果を得る。
(a)としてTiN層を適用したが、勿論これに限定さ
れるものではなく、TiNに替えてTiWN、TiW、
TiCN、TiONなどを適用しても同様の効果を得
る。また、配線下地層33(a)としてシリコン層を適
用したが、勿論これに限定されるものではなく、シリコ
ンに替えてチタン、アルミニウム、ゲルマニウムなどを
適用しても同様の効果を得る。
【0043】図7および8は本発明の集積回路を製造す
る場合に好適に用いられる薄膜形成装置の一例を模式的
に示す構成図である。特に、図8はイオン化手段として
磁界印加型イオン化手段159を用いたものである。図
において、80は所定の真空度に保持された真空槽、1
はこの真空槽80の上方に基板回転保持装置81によっ
て回転可能に保持された基板、82はこの基板1の温度
の昇温降温を制御する基板温度制御機構、83は基板1
の表面近傍に流量の調整された窒素ガスを導入するガス
導入管、84はこのガス導入管83内を流れる窒素ガス
の流量を調整する流量調整バルブ、85はガス導入管8
3および流量調整バルブ84より構成される窒素ガス導
入手段、100は基板1を真空槽80内に搬入、搬出す
る基板搬送機構、86は真空槽80内の真空度を調整す
るための真空排気系である。
る場合に好適に用いられる薄膜形成装置の一例を模式的
に示す構成図である。特に、図8はイオン化手段として
磁界印加型イオン化手段159を用いたものである。図
において、80は所定の真空度に保持された真空槽、1
はこの真空槽80の上方に基板回転保持装置81によっ
て回転可能に保持された基板、82はこの基板1の温度
の昇温降温を制御する基板温度制御機構、83は基板1
の表面近傍に流量の調整された窒素ガスを導入するガス
導入管、84はこのガス導入管83内を流れる窒素ガス
の流量を調整する流量調整バルブ、85はガス導入管8
3および流量調整バルブ84より構成される窒素ガス導
入手段、100は基板1を真空槽80内に搬入、搬出す
る基板搬送機構、86は真空槽80内の真空度を調整す
るための真空排気系である。
【0044】87(a)、87(b)、87(c)は各
蒸着物質の蒸気の流れを開閉するシャッター、50
(a)、50(b)、50(c)は、各るつぼ51
(a)、51(b)、51(c)に蒸着物質としてチタ
ン52(a)、シリコン52(b)、銅52(c)をそ
れぞれ保有し、各蒸着物質52(a)、52(b)、5
2(c)のイオン化された蒸気を各シャッター87
(a)、87(b)、87(c)を介し、基板1に向け
て照射する第1、第2および第3のイオンビーム源であ
り、図8の場合は、第1、第2および第3の磁界印加型
イオンビーム源150(a)、150(b)、150
(c)である。
蒸着物質の蒸気の流れを開閉するシャッター、50
(a)、50(b)、50(c)は、各るつぼ51
(a)、51(b)、51(c)に蒸着物質としてチタ
ン52(a)、シリコン52(b)、銅52(c)をそ
れぞれ保有し、各蒸着物質52(a)、52(b)、5
2(c)のイオン化された蒸気を各シャッター87
(a)、87(b)、87(c)を介し、基板1に向け
て照射する第1、第2および第3のイオンビーム源であ
り、図8の場合は、第1、第2および第3の磁界印加型
イオンビーム源150(a)、150(b)、150
(c)である。
【0045】また、53はるつぼ51(a)の周囲に配
設された加熱用フィラメント、54はこの加熱用フィラ
メント53の周囲を覆うように配設された熱シールド板
で、これらるつぼ51(a)、加熱用フィラメント5
3、熱シールド板54で蒸気発生手段55を構成してい
る。56は電子ビームを放出する電子ビーム放出フィラ
メント、57はこの電子ビーム放出フィラメント56か
ら電子を引き出して加速する電子ビーム引き出し電極、
58は電子ビーム放出フィラメント56の周囲を覆うよ
うに配設された熱シールド板で、これら電子ビーム放出
フィラメント56、電子ビーム引き出し電極57、熱シ
ールド板58によりイオン化手段59を構成している。
設された加熱用フィラメント、54はこの加熱用フィラ
メント53の周囲を覆うように配設された熱シールド板
で、これらるつぼ51(a)、加熱用フィラメント5
3、熱シールド板54で蒸気発生手段55を構成してい
る。56は電子ビームを放出する電子ビーム放出フィラ
メント、57はこの電子ビーム放出フィラメント56か
ら電子を引き出して加速する電子ビーム引き出し電極、
58は電子ビーム放出フィラメント56の周囲を覆うよ
うに配設された熱シールド板で、これら電子ビーム放出
フィラメント56、電子ビーム引き出し電極57、熱シ
ールド板58によりイオン化手段59を構成している。
【0046】図8の場合は、電子ビームを放出する電子
ビーム放出フィラメント56、この電子ビーム放出フィ
ラメント56から電子を引き出して加速する電子ビーム
引き出し電極57、電子ビーム放出フィラメント56の
周囲を覆うように配設された熱シールド板58の他に、
磁界を与える磁石をイオン化部周囲およびイオン化部の
中心軸上に配置したことを特徴とする磁界印加手段60
および61により磁界印加型イオン化手段159を構成
している。62はイオン化手段59あるいは磁界印加型
イオン化手段159によりイオン化された蒸着物質の蒸
気を電界で加速し、運動エネルギーを付与する加速電極
である。
ビーム放出フィラメント56、この電子ビーム放出フィ
ラメント56から電子を引き出して加速する電子ビーム
引き出し電極57、電子ビーム放出フィラメント56の
周囲を覆うように配設された熱シールド板58の他に、
磁界を与える磁石をイオン化部周囲およびイオン化部の
中心軸上に配置したことを特徴とする磁界印加手段60
および61により磁界印加型イオン化手段159を構成
している。62はイオン化手段59あるいは磁界印加型
イオン化手段159によりイオン化された蒸着物質の蒸
気を電界で加速し、運動エネルギーを付与する加速電極
である。
【0047】70は加熱フィラメント53用の第1の交
流電源、71はるつぼ51(a)の電位を加熱フィラメ
ント53に対して正にバイアスする第1の直流電源、7
2は電子ビーム放出フィラメント56用の第2の交流電
源、73は電子ビーム放出フィラメント56の電位を電
子ビーム引き出し電極57に対して負にバイアスする第
2の直流電源、74はるつぼ51(a)および電子ビー
ム引き出し電極57の電位を加速電極62に対して正に
バイアスする第3の直流電源で、これら各電源70〜7
4により電源装置75は構成されている。そして、この
電源装置75によって駆動される蒸気発生手段55、イ
オン化手段59もしくは磁界印加型イオン化手段159
および加速電極62により前述の第1のイオンビーム源
50(a)もしくは第1の磁界印加型イオンビーム源1
50(a)は構成されている。なお、第2のイオンビー
ム源50(b)、および第3のイオンビーム源50
(c)もしくは第2の磁界印加型イオンビーム源150
(b)、第3の磁界印加型イオンビーム源150(c)
については、第1のイオンビーム源50(a)もしくは
第1の磁界印加型イオンビーム源150(a)と同様の
構成なので説明は省略する。
流電源、71はるつぼ51(a)の電位を加熱フィラメ
ント53に対して正にバイアスする第1の直流電源、7
2は電子ビーム放出フィラメント56用の第2の交流電
源、73は電子ビーム放出フィラメント56の電位を電
子ビーム引き出し電極57に対して負にバイアスする第
2の直流電源、74はるつぼ51(a)および電子ビー
ム引き出し電極57の電位を加速電極62に対して正に
バイアスする第3の直流電源で、これら各電源70〜7
4により電源装置75は構成されている。そして、この
電源装置75によって駆動される蒸気発生手段55、イ
オン化手段59もしくは磁界印加型イオン化手段159
および加速電極62により前述の第1のイオンビーム源
50(a)もしくは第1の磁界印加型イオンビーム源1
50(a)は構成されている。なお、第2のイオンビー
ム源50(b)、および第3のイオンビーム源50
(c)もしくは第2の磁界印加型イオンビーム源150
(b)、第3の磁界印加型イオンビーム源150(c)
については、第1のイオンビーム源50(a)もしくは
第1の磁界印加型イオンビーム源150(a)と同様の
構成なので説明は省略する。
【0048】次に、上記のように構成された薄膜形成装
置の動作について説明する。例として、図1に示される
集積回路を形成する場合について説明を行う。まず、真
空排気系86によって、真空槽80内を1×10-6To
rr程度の真空度になるまで排気した後、基板搬送機構
100により基板1を基板回転保持装置81に配置す
る。次に、基板温度制御機構82により基板温度を所定
の温度に設定し、基板回転保持装置81により回転させ
る。次いで、各シャッター87(a)、87(b)、8
7(c)を閉の状態で、蒸着物質として、チタン52
(a)、シリコン52(b)、銅52(c)がそれぞれ
充填された各るつぼ51(a)、51(b)、51
(c)へ、すなわち、例えば第1のイオンビーム源50
(a)もしくは第1の磁界印加型イオンビーム源150
(a)の場合は、加熱用フィラメント53から放出され
る電子を、第1の直流電源71から印加される電界によ
ってるつぼ51(a)に向かって加速し、衝突させるこ
とにより、るつぼ51(a)を加熱する。
置の動作について説明する。例として、図1に示される
集積回路を形成する場合について説明を行う。まず、真
空排気系86によって、真空槽80内を1×10-6To
rr程度の真空度になるまで排気した後、基板搬送機構
100により基板1を基板回転保持装置81に配置す
る。次に、基板温度制御機構82により基板温度を所定
の温度に設定し、基板回転保持装置81により回転させ
る。次いで、各シャッター87(a)、87(b)、8
7(c)を閉の状態で、蒸着物質として、チタン52
(a)、シリコン52(b)、銅52(c)がそれぞれ
充填された各るつぼ51(a)、51(b)、51
(c)へ、すなわち、例えば第1のイオンビーム源50
(a)もしくは第1の磁界印加型イオンビーム源150
(a)の場合は、加熱用フィラメント53から放出され
る電子を、第1の直流電源71から印加される電界によ
ってるつぼ51(a)に向かって加速し、衝突させるこ
とにより、るつぼ51(a)を加熱する。
【0049】この加熱によって、るつぼ51(a)内の
チタン52(a)は蒸発して真空槽80内に噴射され
る。このようにして噴射されたチタン52(a)の蒸気
は電子ビーム放出フィラメント56から放出される電子
ビームによって、イオン化される。この際、図8の場
合、磁界印加型イオン化手段159はグロー放電のプラ
ズマ密度を増加させる磁界印加手段60、61により電
子が回転できるように数百ガウスの磁束密度を電子ビー
ム放出フィラメント56とるつぼ51(a)との間のイ
オン化空間に効率良く印加できるため、非常に高いイオ
ン化効率でイオン化される。
チタン52(a)は蒸発して真空槽80内に噴射され
る。このようにして噴射されたチタン52(a)の蒸気
は電子ビーム放出フィラメント56から放出される電子
ビームによって、イオン化される。この際、図8の場
合、磁界印加型イオン化手段159はグロー放電のプラ
ズマ密度を増加させる磁界印加手段60、61により電
子が回転できるように数百ガウスの磁束密度を電子ビー
ム放出フィラメント56とるつぼ51(a)との間のイ
オン化空間に効率良く印加できるため、非常に高いイオ
ン化効率でイオン化される。
【0050】以上より、イオン化された蒸着物質の蒸気
は、イオン化されない残りの蒸着物質の蒸気とともに、
加速電極62で形成される電界によって加速される。こ
の状態でシャッター87(a)を開の状態に切り替える
と、これらイオン化された蒸着物質の蒸気およびイオン
化されない残りの蒸着物質の蒸気は、基板1表面に照射
され衝突することにより、基板1表面にはチタン52
(a)の薄膜、すなわち、図1に示すように密着層であ
るチタン層31(a)が形成される。
は、イオン化されない残りの蒸着物質の蒸気とともに、
加速電極62で形成される電界によって加速される。こ
の状態でシャッター87(a)を開の状態に切り替える
と、これらイオン化された蒸着物質の蒸気およびイオン
化されない残りの蒸着物質の蒸気は、基板1表面に照射
され衝突することにより、基板1表面にはチタン52
(a)の薄膜、すなわち、図1に示すように密着層であ
るチタン層31(a)が形成される。
【0051】次いで、流量調整バルブ84を開き、真空
槽80内にガス導入管83より窒素ガスを基板1表面近
傍に導入し、この窒素ガスと照射されるイオン化された
蒸着物質の蒸気および蒸着物質の蒸気とを基板1上で反
応させて、図1に示すようにチタン層31(a)の上に
バリア層である窒化チタン層32(a)を形成する。
槽80内にガス導入管83より窒素ガスを基板1表面近
傍に導入し、この窒素ガスと照射されるイオン化された
蒸着物質の蒸気および蒸着物質の蒸気とを基板1上で反
応させて、図1に示すようにチタン層31(a)の上に
バリア層である窒化チタン層32(a)を形成する。
【0052】次いで、シャッタ87(a)を閉じるとと
もに流量調整バルブ84を閉じて真空槽80内への窒素
ガスの供給を停止した後、シャッター87(b)を開の
状態にすると、第1のイオンビーム源50(a)もしく
は第1の磁界印加型イオンビーム源150(a)の場合
と同様の作用により、今度は第2のイオンビーム源50
(b)もしくは磁界印加型イオンビーム源150(b)
からのシリコン52(b)のイオン化された蒸気および
蒸気が、基板1表面に照射され衝突ことにより、図1に
示すように窒化チタン層32(a)上に配線下地層であ
るシリコン層33(a)が形成され、これらチタン層3
1(a)、窒化チタン層32(a)およびシリコン層3
3(a)で下地層3が構成される。
もに流量調整バルブ84を閉じて真空槽80内への窒素
ガスの供給を停止した後、シャッター87(b)を開の
状態にすると、第1のイオンビーム源50(a)もしく
は第1の磁界印加型イオンビーム源150(a)の場合
と同様の作用により、今度は第2のイオンビーム源50
(b)もしくは磁界印加型イオンビーム源150(b)
からのシリコン52(b)のイオン化された蒸気および
蒸気が、基板1表面に照射され衝突ことにより、図1に
示すように窒化チタン層32(a)上に配線下地層であ
るシリコン層33(a)が形成され、これらチタン層3
1(a)、窒化チタン層32(a)およびシリコン層3
3(a)で下地層3が構成される。
【0053】その後、シャッター87bを閉じるととも
にシャッター87(c)を開の状態にすると、第3のイ
オンビーム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビー
ム源150(c)からの銅52(c)のイオン化された
蒸気および蒸気が、基板1表面に照射され衝突すること
により、図1に示すように銅配線層2がシリコン層33
(a)上に形成され、集積回路が構成される。
にシャッター87(c)を開の状態にすると、第3のイ
オンビーム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビー
ム源150(c)からの銅52(c)のイオン化された
蒸気および蒸気が、基板1表面に照射され衝突すること
により、図1に示すように銅配線層2がシリコン層33
(a)上に形成され、集積回路が構成される。
【0054】ここで、銅配線層2の形成時にイオンビー
ム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源15
0(c)により1〜500(μA/cm2)のイオン照
射を行いながら、銅を蒸着することにより、銅配線膜の
結晶粒成長を抑制するとともに、配線材料である銅のリ
フロー温度を低くすることができ、リフローし易くな
り、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く配
線膜を形成できる。また、銅配線層2の形成時の基板1
の温度を基板温度制御機構82により、図15に示すよ
うに、基板温度を室温T1で一定膜厚を堆積することに
より、結晶粒の成長を抑制しながら、コンタクトホール
側面および底面に連続膜形成を行うことができ、次い
で、基板温度T1からリフロー開始温度T2まで連続的
に昇温することにより、下地層3の最表層のシリコン層
33(a)は銅配線層2の銅と反応し、合金化すること
によって銅配線層2の融点を低下せしめることができ、
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も埋め込み性良く配線膜が形成できる。
ム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源15
0(c)により1〜500(μA/cm2)のイオン照
射を行いながら、銅を蒸着することにより、銅配線膜の
結晶粒成長を抑制するとともに、配線材料である銅のリ
フロー温度を低くすることができ、リフローし易くな
り、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く配
線膜を形成できる。また、銅配線層2の形成時の基板1
の温度を基板温度制御機構82により、図15に示すよ
うに、基板温度を室温T1で一定膜厚を堆積することに
より、結晶粒の成長を抑制しながら、コンタクトホール
側面および底面に連続膜形成を行うことができ、次い
で、基板温度T1からリフロー開始温度T2まで連続的
に昇温することにより、下地層3の最表層のシリコン層
33(a)は銅配線層2の銅と反応し、合金化すること
によって銅配線層2の融点を低下せしめることができ、
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も埋め込み性良く配線膜が形成できる。
【0055】また、同様に、銅配線層2の形成時にイオ
ンビーム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム
源150(c)により1〜500(μA/cm2)のイ
オン照射を行いながら、銅を蒸着するとともに、銅配線
層2の形成時の基板温度を基板温度制御機構82によ
り、図16に示すように、基板温度を室温T1で配線膜
を所定の膜厚だけ堆積した後、リフロー開始温度T2ま
で昇温し、再び、室温T1に基板温度を冷却し、所定の
膜厚を堆積するという周期を繰り返すようにしてもよ
い。すなわち、室温T1である一定膜厚を堆積すること
により、結晶粒の成長を抑制しながら、コンタクトホー
ル側面および底面に連続膜形成を行うことができ、次の
段階として、室温T1からリフロー開始温度T2まで連
続的に昇温することにより、下地層3の最表層のシリコ
ン層33(a)は銅配線層2の銅と反応し、合金化する
ことによって銅配線層2の融点を低下させるため、リフ
ローしやすくなり、微細なコンタクトホール中に銅が埋
め込まれる。再び、室温T1に基板温度を冷却し、所定
の膜厚を堆積することにより、前述のように、結晶粒の
成長を抑制しながら、コンタクトホール側面および底面
に連続膜形成を行うことができ、次の段階として、再
び、室温T1からリフロー開始温度T2まで連続的に昇
温することにより、前述のように、合金化することによ
って銅配線層2の融点を低下せしめることにより、リフ
ローしやすくなり、微細なコンタクトホール中に銅が埋
め込まれる。以上の周期を繰り返すことにより、基板表
面に堆積した銅配線層2が効率良くコンタクトホール内
に埋め込まれるため、アスペクト比の大きなコンタクト
ホールに対してもオーバーハングを抑制できるととも
に、ボイドの発生が抑制でき、基板表面での平坦性が向
上し、高品質の銅配線層2を歩留まり良く形成できる。
ンビーム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム
源150(c)により1〜500(μA/cm2)のイ
オン照射を行いながら、銅を蒸着するとともに、銅配線
層2の形成時の基板温度を基板温度制御機構82によ
り、図16に示すように、基板温度を室温T1で配線膜
を所定の膜厚だけ堆積した後、リフロー開始温度T2ま
で昇温し、再び、室温T1に基板温度を冷却し、所定の
膜厚を堆積するという周期を繰り返すようにしてもよ
い。すなわち、室温T1である一定膜厚を堆積すること
により、結晶粒の成長を抑制しながら、コンタクトホー
ル側面および底面に連続膜形成を行うことができ、次の
段階として、室温T1からリフロー開始温度T2まで連
続的に昇温することにより、下地層3の最表層のシリコ
ン層33(a)は銅配線層2の銅と反応し、合金化する
ことによって銅配線層2の融点を低下させるため、リフ
ローしやすくなり、微細なコンタクトホール中に銅が埋
め込まれる。再び、室温T1に基板温度を冷却し、所定
の膜厚を堆積することにより、前述のように、結晶粒の
成長を抑制しながら、コンタクトホール側面および底面
に連続膜形成を行うことができ、次の段階として、再
び、室温T1からリフロー開始温度T2まで連続的に昇
温することにより、前述のように、合金化することによ
って銅配線層2の融点を低下せしめることにより、リフ
ローしやすくなり、微細なコンタクトホール中に銅が埋
め込まれる。以上の周期を繰り返すことにより、基板表
面に堆積した銅配線層2が効率良くコンタクトホール内
に埋め込まれるため、アスペクト比の大きなコンタクト
ホールに対してもオーバーハングを抑制できるととも
に、ボイドの発生が抑制でき、基板表面での平坦性が向
上し、高品質の銅配線層2を歩留まり良く形成できる。
【0056】上記のように構成されるこの発明の実施例
1における集積回路によれば、コンタクトホール5の長
さ方向に対して、シリコン基板1側からシリコンとのコ
ンタクト抵抗が小さく且つ密着性の高いチタン層31
(a)を配設し、またその上にシリコンと銅配線材料と
のバリア性が良好な窒化チタン層32(a)を配設し、
さらにその上に銅配線材料と密着性および濡れ性が良
く、銅と合金化しやすいシリコン層33(a)をそれぞ
れ配設し、下地層3をこれら各層31(a)、32
(a)、33(a)の3層構造としたので、銅配線層2
形成時に基板温度制御を行うことにより、下地層3の最
表層のシリコン層33(a)は銅配線層2の銅と反応
し、合金化することによって銅配線層2の融点を低下せ
しめることができ、リフローしやすくなり、微細なコン
タクトホールに対しても埋め込み性が向上し、また、電
気的コンタクト性およびバリア性の良い集積回路が得ら
れる。
1における集積回路によれば、コンタクトホール5の長
さ方向に対して、シリコン基板1側からシリコンとのコ
ンタクト抵抗が小さく且つ密着性の高いチタン層31
(a)を配設し、またその上にシリコンと銅配線材料と
のバリア性が良好な窒化チタン層32(a)を配設し、
さらにその上に銅配線材料と密着性および濡れ性が良
く、銅と合金化しやすいシリコン層33(a)をそれぞ
れ配設し、下地層3をこれら各層31(a)、32
(a)、33(a)の3層構造としたので、銅配線層2
形成時に基板温度制御を行うことにより、下地層3の最
表層のシリコン層33(a)は銅配線層2の銅と反応
し、合金化することによって銅配線層2の融点を低下せ
しめることができ、リフローしやすくなり、微細なコン
タクトホールに対しても埋め込み性が向上し、また、電
気的コンタクト性およびバリア性の良い集積回路が得ら
れる。
【0057】以上より、低抵抗で、かつ低抵抗コンタク
トな銅配線層を形成でき、銅配線層2を用いた高品質の
集積回路を基板の表面に効率良く形成でき、耐エレクト
ロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配線膜を
信頼性高く製造できる。
トな銅配線層を形成でき、銅配線層2を用いた高品質の
集積回路を基板の表面に効率良く形成でき、耐エレクト
ロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配線膜を
信頼性高く製造できる。
【0058】なお、上記実施例では、バリア層32
(a)としてTiN層を適用したが、勿論これに限定さ
れるものではなく、TiNに替えてTiWN、TiW、
TiCN、TiONなどを適用しても同様の効果を得
る。また、配線下地層33(a)としてシリコン層を適
用したが、勿論これに限定されるものではなく、シリコ
ンに替えてチタン、アルミニウム、ゲルマニウムなどを
適用しても同様の効果を得る。
(a)としてTiN層を適用したが、勿論これに限定さ
れるものではなく、TiNに替えてTiWN、TiW、
TiCN、TiONなどを適用しても同様の効果を得
る。また、配線下地層33(a)としてシリコン層を適
用したが、勿論これに限定されるものではなく、シリコ
ンに替えてチタン、アルミニウム、ゲルマニウムなどを
適用しても同様の効果を得る。
【0059】実施例2.図9および図10は本発明の集
積回路を製造する場合に好適に用いられる薄膜形成装置
の別の実施例を模式的に示す構成図である。特に、図1
0の場合、イオン化部に磁界を印加する磁界印加手段を
設けたものである。ここで、図7および8との同一部分
の説明は同一符号を付し、その説明は省略する。図にお
いて、83は基板1近傍に窒素ガスを導入するガス導入
管、90はアルゴンガスなどの不活性ガスの流量を調整
する流量調整弁、91はガス導入管、92は電子ビーム
放出手段であるフィラメント、93は内部でプラズマを
形成する電子ビーム引き出し電極、94はイオンを加速
制御して多孔電極95を通して基板1に照射する加速手
段であり、110はガス導入管91、電子ビーム放出手
段92、電子ビーム引き出し電極93、多孔電極95お
よび加速手段94により構成されるガスイオン源であ
る。
積回路を製造する場合に好適に用いられる薄膜形成装置
の別の実施例を模式的に示す構成図である。特に、図1
0の場合、イオン化部に磁界を印加する磁界印加手段を
設けたものである。ここで、図7および8との同一部分
の説明は同一符号を付し、その説明は省略する。図にお
いて、83は基板1近傍に窒素ガスを導入するガス導入
管、90はアルゴンガスなどの不活性ガスの流量を調整
する流量調整弁、91はガス導入管、92は電子ビーム
放出手段であるフィラメント、93は内部でプラズマを
形成する電子ビーム引き出し電極、94はイオンを加速
制御して多孔電極95を通して基板1に照射する加速手
段であり、110はガス導入管91、電子ビーム放出手
段92、電子ビーム引き出し電極93、多孔電極95お
よび加速手段94により構成されるガスイオン源であ
る。
【0060】図10の場合は、ガス導入管91、電子ビ
ーム放出手段92、電子ビーム引き出し電極93、多孔
電極95、加速手段94の他に、イオン化部に磁界を印
加する磁界印加手段96からなる磁界印加型ガスイオン
源120を構成している。
ーム放出手段92、電子ビーム引き出し電極93、多孔
電極95、加速手段94の他に、イオン化部に磁界を印
加する磁界印加手段96からなる磁界印加型ガスイオン
源120を構成している。
【0061】97は電子ビーム放出手段であるフィラメ
ント92を加熱するフィラメント加熱用電源、98は電
子ビーム放出手段であるフィラメント92に対して電子
ビーム引き出し電極93を正の電位にバイアスする直流
電源、99は加速手段94に対して電子ビーム引き出し
電極93を正の電位にバイアスする直流電源である。
ント92を加熱するフィラメント加熱用電源、98は電
子ビーム放出手段であるフィラメント92に対して電子
ビーム引き出し電極93を正の電位にバイアスする直流
電源、99は加速手段94に対して電子ビーム引き出し
電極93を正の電位にバイアスする直流電源である。
【0062】次に、上記のように構成された薄膜形成装
置の動作について説明する。例として、図1に示される
集積回路の銅配線層を形成する場合について説明を行
う。配線下地層であるシリコン層までは、実施例1と同
様に形成を行う。次いで、真空排気装置86によって、
高真空に保持された真空槽80内に、流量調整バルブ9
0を調整することにより、ガスイオン源110もしくは
磁界印加型ガスイオン源120の電子ビーム引き出し電
極93内にガス導入管91より不活性ガスであるアルゴ
ンガスを導入し、真空槽80内のガス圧を10-5〜10
-3Torr程度になるように調整する。フィラメント加
熱電源97により、電子ビーム放出手段である加熱され
たフィラメント92から、電子ビーム引き出し電極93
に向かって電子ビームが放出されるように直流電源98
によってバイアス電圧を印加すると、放出された熱電子
が電子ビーム引き出し電極93内のアルゴンガスと衝突
してプラズマを形成し、イオン化が行われる。
置の動作について説明する。例として、図1に示される
集積回路の銅配線層を形成する場合について説明を行
う。配線下地層であるシリコン層までは、実施例1と同
様に形成を行う。次いで、真空排気装置86によって、
高真空に保持された真空槽80内に、流量調整バルブ9
0を調整することにより、ガスイオン源110もしくは
磁界印加型ガスイオン源120の電子ビーム引き出し電
極93内にガス導入管91より不活性ガスであるアルゴ
ンガスを導入し、真空槽80内のガス圧を10-5〜10
-3Torr程度になるように調整する。フィラメント加
熱電源97により、電子ビーム放出手段である加熱され
たフィラメント92から、電子ビーム引き出し電極93
に向かって電子ビームが放出されるように直流電源98
によってバイアス電圧を印加すると、放出された熱電子
が電子ビーム引き出し電極93内のアルゴンガスと衝突
してプラズマを形成し、イオン化が行われる。
【0063】この際、図10の場合、磁界印加手段96
は、磁界を与える磁石をイオン化部周囲およびイオン化
部の中心軸上に配置することにより、電子ビームが回転
運動できように数百ガウス程度の磁束密度を電子ビーム
引き出し電極93内部のイオン化空間に効率良く印加で
きるため、イオン化効率を高めることができる。以上よ
り、生成したアルゴンイオンは、加速手段94で形成さ
れる電界による加速を受けて、多孔電極95により引き
出されて基板1に照射される。
は、磁界を与える磁石をイオン化部周囲およびイオン化
部の中心軸上に配置することにより、電子ビームが回転
運動できように数百ガウス程度の磁束密度を電子ビーム
引き出し電極93内部のイオン化空間に効率良く印加で
きるため、イオン化効率を高めることができる。以上よ
り、生成したアルゴンイオンは、加速手段94で形成さ
れる電界による加速を受けて、多孔電極95により引き
出されて基板1に照射される。
【0064】次に、ガスイオン源110もしくは磁界印
加型ガスイオン源120からアルゴンイオンが照射され
た状態で、実施例1の場合と同様にして、第3のイオン
ビーム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源
150(c)から銅52(c)のイオン化された蒸気お
よび蒸気が基板1上に照射され衝突することにより、図
1に示すように銅配線層2が配線下地層33(a)上に
形成され、集積回路が構成される。
加型ガスイオン源120からアルゴンイオンが照射され
た状態で、実施例1の場合と同様にして、第3のイオン
ビーム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源
150(c)から銅52(c)のイオン化された蒸気お
よび蒸気が基板1上に照射され衝突することにより、図
1に示すように銅配線層2が配線下地層33(a)上に
形成され、集積回路が構成される。
【0065】ここで、銅配線層2の形成時にイオンビー
ム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源15
0(c)およびガスイオン源110もしくは磁界印加型
ガスイオン源120により、1〜500(μA/c
m2)のイオン照射を行いながら、銅を蒸着することに
より、銅配線膜の結晶粒成長を抑制するとともに、配線
材料である銅のリフロー温度を低くでき、リフローし易
くなり、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良
く配線膜を形成でき、また、アルゴンイオンのスパッタ
リング効果により、基板表面の平坦性が向上する。
ム源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源15
0(c)およびガスイオン源110もしくは磁界印加型
ガスイオン源120により、1〜500(μA/c
m2)のイオン照射を行いながら、銅を蒸着することに
より、銅配線膜の結晶粒成長を抑制するとともに、配線
材料である銅のリフロー温度を低くでき、リフローし易
くなり、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良
く配線膜を形成でき、また、アルゴンイオンのスパッタ
リング効果により、基板表面の平坦性が向上する。
【0066】また、実施例1と同様に銅配線層2の形成
時の基板温度を基板温度制御機構82により、図15に
示すように制御することにより、下地層3の最表層の配
線下地層33(a)は銅配線層2の銅と反応し、合金化
することによって銅配線層2の融点を低下させるため、
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も埋め込み性良く銅配線層2が形成できる。さらに、図
16に示すような基板温度の周期を繰り返すことによ
り、基板表面に堆積した銅配線層2が効率良くコンタク
トホール内に埋め込まれるため、アスペクト比の大きな
コンタクトホールに対してもオーバーハングを抑制でき
るとともに、ボイドの発生が抑制でき、基板表面での平
坦性が向上し、高品質の配線膜を歩留まり良く形成でき
る。以上より、低抵抗で、かつ低抵抗コンタクトな銅配
線層2を形成でき、銅配線層2を用いた高品質の集積回
路を基板の表面に効率良く形成でき、耐エレクトロマイ
グレーション性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性
高く製造できる。
時の基板温度を基板温度制御機構82により、図15に
示すように制御することにより、下地層3の最表層の配
線下地層33(a)は銅配線層2の銅と反応し、合金化
することによって銅配線層2の融点を低下させるため、
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も埋め込み性良く銅配線層2が形成できる。さらに、図
16に示すような基板温度の周期を繰り返すことによ
り、基板表面に堆積した銅配線層2が効率良くコンタク
トホール内に埋め込まれるため、アスペクト比の大きな
コンタクトホールに対してもオーバーハングを抑制でき
るとともに、ボイドの発生が抑制でき、基板表面での平
坦性が向上し、高品質の配線膜を歩留まり良く形成でき
る。以上より、低抵抗で、かつ低抵抗コンタクトな銅配
線層2を形成でき、銅配線層2を用いた高品質の集積回
路を基板の表面に効率良く形成でき、耐エレクトロマイ
グレーション性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性
高く製造できる。
【0067】実施例3.図2は集積回路の他の実施例を
示す構成断面図である。1はシリコン基板、2は銅配線
層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシリコン
基板1と銅配線層2との間に形成された下地層であり、
この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層2側に
向かって順次配設されるチタン層からなる密着層31
(d)、TiN層からなるバリア層32(d)、配線下
地層33(d)から構成されている。ここで、配線下地
層33(d)は例えばチタン、シリコン、ゲルマニウム
などの金属と銅との合金によって形成されてる。なお、
上記実施例では、バリア層32(d)としてTiN層を
適用したが、勿論これに限定されるものではなく、Ti
Nに替えてTiWN、TiW、TiCN、TiONなど
を適用しても同様の効果を得る。
示す構成断面図である。1はシリコン基板、2は銅配線
層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシリコン
基板1と銅配線層2との間に形成された下地層であり、
この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層2側に
向かって順次配設されるチタン層からなる密着層31
(d)、TiN層からなるバリア層32(d)、配線下
地層33(d)から構成されている。ここで、配線下地
層33(d)は例えばチタン、シリコン、ゲルマニウム
などの金属と銅との合金によって形成されてる。なお、
上記実施例では、バリア層32(d)としてTiN層を
適用したが、勿論これに限定されるものではなく、Ti
Nに替えてTiWN、TiW、TiCN、TiONなど
を適用しても同様の効果を得る。
【0068】次に、上記のように構成された本実施例に
おける集積回路の薄膜形成を、図7および8に示す集積
回路の薄膜形成装置を用いて行う場合について説明す
る。まず、実施例1の場合と同様にして、チタン層から
なる密着層31(d)および窒化チタン層からなるバリ
ヤ層32(d)を形成した後、流量調整バルブ84を閉
じて真空槽80内への窒素ガスの供給を停止し、シャッ
ター87(a)を閉じるとともに残りの両シャッター8
7(b)、(c)を開の状態にすると、第2のイオンビ
ーム源50(b)もしくは磁界印加型イオンビーム源1
50(b)からはシリコン52(b)のイオン化された
蒸気および蒸気が、また、第3のイオンビーム源50
(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源150(c)
からは銅52(c)のイオン化された蒸気および蒸気
が、それぞれ基板1上に照射され衝突することによっ
て、図2に示すように銅とシリコンの合金層33(d)
が窒化チタン層からなるバリヤ層32(d)上に形成さ
れて、下地層3が構成される。
おける集積回路の薄膜形成を、図7および8に示す集積
回路の薄膜形成装置を用いて行う場合について説明す
る。まず、実施例1の場合と同様にして、チタン層から
なる密着層31(d)および窒化チタン層からなるバリ
ヤ層32(d)を形成した後、流量調整バルブ84を閉
じて真空槽80内への窒素ガスの供給を停止し、シャッ
ター87(a)を閉じるとともに残りの両シャッター8
7(b)、(c)を開の状態にすると、第2のイオンビ
ーム源50(b)もしくは磁界印加型イオンビーム源1
50(b)からはシリコン52(b)のイオン化された
蒸気および蒸気が、また、第3のイオンビーム源50
(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源150(c)
からは銅52(c)のイオン化された蒸気および蒸気
が、それぞれ基板1上に照射され衝突することによっ
て、図2に示すように銅とシリコンの合金層33(d)
が窒化チタン層からなるバリヤ層32(d)上に形成さ
れて、下地層3が構成される。
【0069】その後、第2のシャッター87(b)を閉
じて第3のシャッター87(c)のみを開とし、実施例
1の場合と同様にして、銅配線層の形成を行うことによ
り、合金層33(d)上に銅配線層2が形成されて集積
回路が構成される。
じて第3のシャッター87(c)のみを開とし、実施例
1の場合と同様にして、銅配線層の形成を行うことによ
り、合金層33(d)上に銅配線層2が形成されて集積
回路が構成される。
【0070】上記のように構成された本実施例における
集積回路では、銅配線層2形成の際に、実施例1の場合
と同様の基板温度制御を行うことにより、合金層33d
と銅配線層2との反応により銅配線の融点を低下させ、
リフローしやすくするため、コンタクトホール5に対す
る埋め込み性は向上し、また残りの各層31(d)、3
2(d)によって電気的コンタクト性およびバリア性も
向上する。
集積回路では、銅配線層2形成の際に、実施例1の場合
と同様の基板温度制御を行うことにより、合金層33d
と銅配線層2との反応により銅配線の融点を低下させ、
リフローしやすくするため、コンタクトホール5に対す
る埋め込み性は向上し、また残りの各層31(d)、3
2(d)によって電気的コンタクト性およびバリア性も
向上する。
【0071】実施例4.図3は集積回路のさらに他の実
施例を示す構成断面図である。1はシリコン基板、2は
銅配線層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシ
リコン基板1と銅配線層2との間に形成された下地層で
あり、この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層
2側に向かって順次配設されるチタン層からなる密着層
31(e)、TiN層からなるバリア層32(e)、配
線下地層33(e)から構成されている。ここで、前記
配線下地層33(e)は例えばチタン、シリコン、ゲル
マニウムなどの金属と銅との合金によって形成されると
ともに銅配線層2に接近するにつれて、チタン、シリコ
ン、ゲルマニウムなどの金属の組成が銅の組成に対して
逓減するように形成されている。なお、上記実施例で
は、バリア層32(e)としてTiN層を適用したが、
勿論これに限定されるものではなく、TiNに替えてT
iWN、TiW、TiCN、TiONなどを適用しても
同様の効果を得る。
施例を示す構成断面図である。1はシリコン基板、2は
銅配線層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシ
リコン基板1と銅配線層2との間に形成された下地層で
あり、この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層
2側に向かって順次配設されるチタン層からなる密着層
31(e)、TiN層からなるバリア層32(e)、配
線下地層33(e)から構成されている。ここで、前記
配線下地層33(e)は例えばチタン、シリコン、ゲル
マニウムなどの金属と銅との合金によって形成されると
ともに銅配線層2に接近するにつれて、チタン、シリコ
ン、ゲルマニウムなどの金属の組成が銅の組成に対して
逓減するように形成されている。なお、上記実施例で
は、バリア層32(e)としてTiN層を適用したが、
勿論これに限定されるものではなく、TiNに替えてT
iWN、TiW、TiCN、TiONなどを適用しても
同様の効果を得る。
【0072】次に、上記のように構成された本実施例に
おける集積回路の薄膜形成を、図7および8に示す集積
回路の薄膜形成装置を用いて行う場合について説明す
る。まず、実施例3の場合と同様にして、チタン層31
(e)からなる密着層および窒化チタン層からなるバリ
ア層32(e)を形成した後、第1のシャッター87
(a)を閉じるとともに流量調整バルブ84を閉じて真
空槽80内への窒素ガスの供給を停止し、残りの両シャ
ッター87(b)、(c)を開の状態にすると、第2の
イオンビーム源50(b)もしくは磁界印加型イオンビ
ーム源150(b)からはシリコン52(b)のイオン
化された蒸気および蒸気が、また、第3のイオンビーム
源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源150
(c)からは銅52(c)のイオン化された蒸気および
蒸気が、それぞれ基板(1)上に照射され衝突すること
によって、図3に示すように銅とシリコンの合金層33
(e)がバリヤ層32(e)上に形成される。この際、
図17(a)ないし図17(j)に示すように、蒸着が
進むにつれて、シリコンの蒸着量を逓減させるか、ある
いは銅の蒸着量を逓増させるようにすれば、銅配線層2
に接近するにつれて、シリコンの組成が銅の組成に対し
て逓減するような合金層が形成できる。
おける集積回路の薄膜形成を、図7および8に示す集積
回路の薄膜形成装置を用いて行う場合について説明す
る。まず、実施例3の場合と同様にして、チタン層31
(e)からなる密着層および窒化チタン層からなるバリ
ア層32(e)を形成した後、第1のシャッター87
(a)を閉じるとともに流量調整バルブ84を閉じて真
空槽80内への窒素ガスの供給を停止し、残りの両シャ
ッター87(b)、(c)を開の状態にすると、第2の
イオンビーム源50(b)もしくは磁界印加型イオンビ
ーム源150(b)からはシリコン52(b)のイオン
化された蒸気および蒸気が、また、第3のイオンビーム
源50(c)もしくは磁界印加型イオンビーム源150
(c)からは銅52(c)のイオン化された蒸気および
蒸気が、それぞれ基板(1)上に照射され衝突すること
によって、図3に示すように銅とシリコンの合金層33
(e)がバリヤ層32(e)上に形成される。この際、
図17(a)ないし図17(j)に示すように、蒸着が
進むにつれて、シリコンの蒸着量を逓減させるか、ある
いは銅の蒸着量を逓増させるようにすれば、銅配線層2
に接近するにつれて、シリコンの組成が銅の組成に対し
て逓減するような合金層が形成できる。
【0073】その後、第2のシャッター87(b)を閉
じて第3のシャッター87(c)のみを開とし、実施例
1の場合と同様にして、銅配線層の形成を行うことによ
り、合金層33(e)上に銅配線層2が形成されて集積
回路が構成される。
じて第3のシャッター87(c)のみを開とし、実施例
1の場合と同様にして、銅配線層の形成を行うことによ
り、合金層33(e)上に銅配線層2が形成されて集積
回路が構成される。
【0074】上記のように構成された本実施例における
集積回路では、銅配線層2形成の際に、実施例1の場合
と同様の基板温度制御を行うことにより、銅配線層2の
銅が合金層33(e)表面の合金と合金化して、銅配線
層2の銅の融点が低下し、その合金がコンタクトホール
5内で流動化して、銅配線層2をコンタクトホール5内
に迅速且つ容易に埋め込むことができる。また、残りの
各層31(e)、32(e)によって電気的コンタクト
性およびバリア性も向上する。
集積回路では、銅配線層2形成の際に、実施例1の場合
と同様の基板温度制御を行うことにより、銅配線層2の
銅が合金層33(e)表面の合金と合金化して、銅配線
層2の銅の融点が低下し、その合金がコンタクトホール
5内で流動化して、銅配線層2をコンタクトホール5内
に迅速且つ容易に埋め込むことができる。また、残りの
各層31(e)、32(e)によって電気的コンタクト
性およびバリア性も向上する。
【0075】実施例5.図4は集積回路のさらに他の実
施例を示す構成断面図である。1はシリコン基板、2は
銅配線層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシ
リコン基板1と銅配線層2との間に形成された下地層で
あり、この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層
2側に向かって順次配設される密着層31(f)、バリ
ア層32(f)、配線下地層33(f)から構成されて
いる。ここで、バリア層32(f)は、組成的に傾斜機
能を有しており、基板1から銅配線層2に向かって組成
Xが変化する窒化チタン(TiNx)薄膜層から形成さ
れている。
施例を示す構成断面図である。1はシリコン基板、2は
銅配線層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3はシ
リコン基板1と銅配線層2との間に形成された下地層で
あり、この下地層3は、シリコン基板1側から銅配線層
2側に向かって順次配設される密着層31(f)、バリ
ア層32(f)、配線下地層33(f)から構成されて
いる。ここで、バリア層32(f)は、組成的に傾斜機
能を有しており、基板1から銅配線層2に向かって組成
Xが変化する窒化チタン(TiNx)薄膜層から形成さ
れている。
【0076】図5は集積回路の他の実施例を示す構成断
面図である。1はシリコン基板、2は銅配線層、4は絶
縁層、5はコンタクトホール、3はシリコン基板1と銅
配線層との間に形成された下地層であり、この下地層3
は、シリコン基板1側から銅配線層2側に向かって順次
配設される密着層31(g)、バリア層32(g)、配
線下地層33(g)から構成されている。ここで、バリ
ア層32(g)は、組成的に傾斜機能を有しており、基
板1から銅配線層2に向かってチタン層10(g)、窒
化二チタン層11(g)、そして窒化チタン層12
(g)から形成されている。
面図である。1はシリコン基板、2は銅配線層、4は絶
縁層、5はコンタクトホール、3はシリコン基板1と銅
配線層との間に形成された下地層であり、この下地層3
は、シリコン基板1側から銅配線層2側に向かって順次
配設される密着層31(g)、バリア層32(g)、配
線下地層33(g)から構成されている。ここで、バリ
ア層32(g)は、組成的に傾斜機能を有しており、基
板1から銅配線層2に向かってチタン層10(g)、窒
化二チタン層11(g)、そして窒化チタン層12
(g)から形成されている。
【0077】図6はさらに他の実施例を示す集積回路の
一実施例を示す構成断面図である。1はシリコン基板、
2は銅配線層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3
はシリコン基板1と銅配線層2との間に形成された下地
層であり、この下地層3は、シリコン基板1側から銅配
線層2側に向かって順次配設される密着層31(h)、
バリア層32(h)、配線下地層33(h)から構成さ
れている。ここで、バリア層32(h)は、組成的に傾
斜機能を有しており、基板1から銅配線層2に向かって
チタン層10(h)、徐々に窒素組成がチタン組成に対
して大きくなるようにした窒化チタン層11(h)、そ
して最後に窒化チタン層12(h)から形成されてい
る。
一実施例を示す構成断面図である。1はシリコン基板、
2は銅配線層、4は絶縁層、5はコンタクトホール、3
はシリコン基板1と銅配線層2との間に形成された下地
層であり、この下地層3は、シリコン基板1側から銅配
線層2側に向かって順次配設される密着層31(h)、
バリア層32(h)、配線下地層33(h)から構成さ
れている。ここで、バリア層32(h)は、組成的に傾
斜機能を有しており、基板1から銅配線層2に向かって
チタン層10(h)、徐々に窒素組成がチタン組成に対
して大きくなるようにした窒化チタン層11(h)、そ
して最後に窒化チタン層12(h)から形成されてい
る。
【0078】次に、上記のように構成された本実施例に
おける集積回路の薄膜形成を図7および8に示す集積回
路の薄膜形成装置を用いて行う場合について説明する。
下地層3の密着層31(f)、31(g)、31(h)
までは実施例1の場合と同様にして形成を行う。次いで
第1のイオンビーム源50(a)もしくは磁界印加型イ
オンビーム源150(a)から照射されるイオン化され
たチタンの蒸気およびチタン蒸気と、基板近傍に導入さ
れた反応性ガスである窒素ガスとの反応が基板上で進行
して窒化チタン薄膜が形成される。
おける集積回路の薄膜形成を図7および8に示す集積回
路の薄膜形成装置を用いて行う場合について説明する。
下地層3の密着層31(f)、31(g)、31(h)
までは実施例1の場合と同様にして形成を行う。次いで
第1のイオンビーム源50(a)もしくは磁界印加型イ
オンビーム源150(a)から照射されるイオン化され
たチタンの蒸気およびチタン蒸気と、基板近傍に導入さ
れた反応性ガスである窒素ガスとの反応が基板上で進行
して窒化チタン薄膜が形成される。
【0079】ここで、図18は導入される窒素ガスの量
を変化させた場合に形成された窒化チタン層の結晶性を
X線回折法で分析した結果である。この図より、窒素ガ
ス分圧が4.0×10-6Torr以下ではチタン(T
i)、1.0×10-5Torrでは窒化二チタン(Ti
2N)、1.7×10-5Torrでは窒化二チタン(T
i2N)と窒化チタン(TiN)との混晶、3.0×1
0-5Torr以上では窒化チタン(TiN)となってい
て、窒素ガス分圧によって結晶性と膜中の窒素とチタン
の組成が自由に制御することができる。また、図19は
窒化チタンの比抵抗の窒化チタン組成依存性を示す。組
成的には窒素に対するチタンの比率が増加するほど比抵
抗が低いことがわかる。
を変化させた場合に形成された窒化チタン層の結晶性を
X線回折法で分析した結果である。この図より、窒素ガ
ス分圧が4.0×10-6Torr以下ではチタン(T
i)、1.0×10-5Torrでは窒化二チタン(Ti
2N)、1.7×10-5Torrでは窒化二チタン(T
i2N)と窒化チタン(TiN)との混晶、3.0×1
0-5Torr以上では窒化チタン(TiN)となってい
て、窒素ガス分圧によって結晶性と膜中の窒素とチタン
の組成が自由に制御することができる。また、図19は
窒化チタンの比抵抗の窒化チタン組成依存性を示す。組
成的には窒素に対するチタンの比率が増加するほど比抵
抗が低いことがわかる。
【0080】また、本実施例における集積回路の薄膜形
成を図9および10に示す集積回路の薄膜形成装置を用
いて行う場合を以下に説明する。下地層3の密着層31
(f)、31(g)、31(h)までは、実施例1およ
び2の場合と同様にして形成を行う。
成を図9および10に示す集積回路の薄膜形成装置を用
いて行う場合を以下に説明する。下地層3の密着層31
(f)、31(g)、31(h)までは、実施例1およ
び2の場合と同様にして形成を行う。
【0081】次に、真空排気装置86によって、高真空
に保持された真空槽80内に、基板1近傍にガス導入管
83によって窒素ガスを導入する一方、流量調整バルブ
90を調整することにより、ガスイオン源の電子ビーム
引き出し電極93内にガス導入管90より不活性ガスで
あるアルゴンガスを導入し、真空槽80内のガス圧をア
ルゴン分圧と窒素分圧を合わせて10-5〜10-3Tor
r程度になるように調整する。ここで、基板1近傍に導
入するガスとしては窒素ガスを用いたが、窒素ガスの混
合ガスもしくは窒素元素を含む混合ガスを用いても同様
の効果を得る。
に保持された真空槽80内に、基板1近傍にガス導入管
83によって窒素ガスを導入する一方、流量調整バルブ
90を調整することにより、ガスイオン源の電子ビーム
引き出し電極93内にガス導入管90より不活性ガスで
あるアルゴンガスを導入し、真空槽80内のガス圧をア
ルゴン分圧と窒素分圧を合わせて10-5〜10-3Tor
r程度になるように調整する。ここで、基板1近傍に導
入するガスとしては窒素ガスを用いたが、窒素ガスの混
合ガスもしくは窒素元素を含む混合ガスを用いても同様
の効果を得る。
【0082】次いで、フィラメント加熱電源97によ
り、電子ビーム放出手段である加熱されたフィラメント
92から、電子ビーム引き出し電極93に向かって電子
ビームが放出されるように直流電源98によってバイア
ス電圧を印加すると、放出された熱電子が電子ビーム引
き出し電極93内のアルゴンガスと衝突してプラズマを
形成し、イオン化が行われる。この際、図10の薄膜形
成装置の場合、磁界印加手段96により、電子ビームが
回転運動できように数百ガウス程度の磁束密度を印加し
たので、イオン化効率を高めることができる。以上よ
り、生成したアルゴンイオンは、加速電極94で形成さ
れる電界による加速を受けて、多孔電極95により引き
出されて基板1に照射される。
り、電子ビーム放出手段である加熱されたフィラメント
92から、電子ビーム引き出し電極93に向かって電子
ビームが放出されるように直流電源98によってバイア
ス電圧を印加すると、放出された熱電子が電子ビーム引
き出し電極93内のアルゴンガスと衝突してプラズマを
形成し、イオン化が行われる。この際、図10の薄膜形
成装置の場合、磁界印加手段96により、電子ビームが
回転運動できように数百ガウス程度の磁束密度を印加し
たので、イオン化効率を高めることができる。以上よ
り、生成したアルゴンイオンは、加速電極94で形成さ
れる電界による加速を受けて、多孔電極95により引き
出されて基板1に照射される。
【0083】次いで、実施例1および実施例2の場合と
同様にして、第1のイオンビーム源50(a)もしくは
磁界印加型イオンビーム源150(a)からチタン52
(a)のイオン化された蒸気および蒸気を基板1上に照
射し、衝突させる。一方、基板1および基板1近傍には
ガス導入管83より供給される窒素ガスが存在し、アル
ゴンイオン照射によって励起、解離もしくはイオン化さ
れた活性な状態にあり、この窒素ガスは蒸着物質のチタ
ン52(a)のイオン化された蒸気および蒸気と衝突し
て、効率良く反応が進行し窒化チタン薄膜が基板1上に
形成される。この際、窒素ガス分圧あるいは、基板1に
照射するアルゴンイオンの量を変化させると、膜中のチ
タンと窒素の組成比が変化するため、自由に組成比を制
御することが可能となる。
同様にして、第1のイオンビーム源50(a)もしくは
磁界印加型イオンビーム源150(a)からチタン52
(a)のイオン化された蒸気および蒸気を基板1上に照
射し、衝突させる。一方、基板1および基板1近傍には
ガス導入管83より供給される窒素ガスが存在し、アル
ゴンイオン照射によって励起、解離もしくはイオン化さ
れた活性な状態にあり、この窒素ガスは蒸着物質のチタ
ン52(a)のイオン化された蒸気および蒸気と衝突し
て、効率良く反応が進行し窒化チタン薄膜が基板1上に
形成される。この際、窒素ガス分圧あるいは、基板1に
照射するアルゴンイオンの量を変化させると、膜中のチ
タンと窒素の組成比が変化するため、自由に組成比を制
御することが可能となる。
【0084】実施例6.図11は集積回路の薄膜形成装
置の基板回転保持装置81の一実施例を示す構成断面図
である。図において、1は基板、301は基板1を回転
保持する基板ホルダー、302は1回転毎に回転方向を
反転させることができる基板回転機構、303はランプ
加熱、高温ガスなどによる基板加熱機構、304は水、
液体窒素などによる基板冷却機構、305は基板加熱機
構303および基板冷却機構304をそれぞれ独立に上
下移動させることができる上下移動機構、82は基板加
熱機構303、基板冷却機構304および上下移動機構
305より構成される基板温度制御機構である。
置の基板回転保持装置81の一実施例を示す構成断面図
である。図において、1は基板、301は基板1を回転
保持する基板ホルダー、302は1回転毎に回転方向を
反転させることができる基板回転機構、303はランプ
加熱、高温ガスなどによる基板加熱機構、304は水、
液体窒素などによる基板冷却機構、305は基板加熱機
構303および基板冷却機構304をそれぞれ独立に上
下移動させることができる上下移動機構、82は基板加
熱機構303、基板冷却機構304および上下移動機構
305より構成される基板温度制御機構である。
【0085】次に、上記薄膜形成装置の動作について説
明する。例として、実施例1および2で銅配線層形成時
に行った温度制御を示す図16について説明を行う。ま
ず、1回転毎に回転方向を反転させる機構を備えた基板
回転機構302により、基板回転を行うわけであるが、
この基板回転機構302の基板回転により、基板温度制
御機構82として基板加熱機構303および基板冷却機
構304を備えた場合でも、配管、配線などのねじれを
1回転毎に緩和することができ、装置構造が複雑になら
ず、容易に一方向に連続して回転した場合と同様の基板
回転の効果が得られる。
明する。例として、実施例1および2で銅配線層形成時
に行った温度制御を示す図16について説明を行う。ま
ず、1回転毎に回転方向を反転させる機構を備えた基板
回転機構302により、基板回転を行うわけであるが、
この基板回転機構302の基板回転により、基板温度制
御機構82として基板加熱機構303および基板冷却機
構304を備えた場合でも、配管、配線などのねじれを
1回転毎に緩和することができ、装置構造が複雑になら
ず、容易に一方向に連続して回転した場合と同様の基板
回転の効果が得られる。
【0086】次いで、本基板温度制御機構82による制
御方法であるが、基板加熱機構303および基板冷却機
構304をそれぞれ独立に上下移動させることができる
上下移動機構305により、必要とされる温度に対応し
て、基板加熱機構303あるいは基板冷却機構304を
基板1に対して接近あるいは接触させることにより、基
板加熱効果あるいは冷却効果が増大するので、必要とさ
れる基板温度に短時間にしかも精度良く設定することが
できる。
御方法であるが、基板加熱機構303および基板冷却機
構304をそれぞれ独立に上下移動させることができる
上下移動機構305により、必要とされる温度に対応し
て、基板加熱機構303あるいは基板冷却機構304を
基板1に対して接近あるいは接触させることにより、基
板加熱効果あるいは冷却効果が増大するので、必要とさ
れる基板温度に短時間にしかも精度良く設定することが
できる。
【0087】例えば、図16の場合は、上下移動機構3
05により、基板冷却機構304を基板1に対して接近
あるいは接触させ、必要とされる温度T1まで基板温度
を冷却した後、膜形成を行う。所定の膜厚x1形成中は
所定温度T1に保持する。次いで、上下移動機構305
により基板冷却機構304を基板1に対して遠ざけると
ともに、基板加熱機構303を基板1に対して接近ある
いは接触させ、基板温度をリフロー開始温度T2まで上
昇させ、所定時間保持した後、上下移動機構305によ
り基板加熱機構303を基板1に対して遠ざけるととも
に、基板冷却機構304を基板1に対して接近あるいは
接触させ、再び、必要とされる温度T1まで基板温度を
冷却し、所定の膜厚x1形成中は所定温度T1に保持す
るという操作を繰り返す。
05により、基板冷却機構304を基板1に対して接近
あるいは接触させ、必要とされる温度T1まで基板温度
を冷却した後、膜形成を行う。所定の膜厚x1形成中は
所定温度T1に保持する。次いで、上下移動機構305
により基板冷却機構304を基板1に対して遠ざけると
ともに、基板加熱機構303を基板1に対して接近ある
いは接触させ、基板温度をリフロー開始温度T2まで上
昇させ、所定時間保持した後、上下移動機構305によ
り基板加熱機構303を基板1に対して遠ざけるととも
に、基板冷却機構304を基板1に対して接近あるいは
接触させ、再び、必要とされる温度T1まで基板温度を
冷却し、所定の膜厚x1形成中は所定温度T1に保持す
るという操作を繰り返す。
【0088】以上の操作により、成膜中に基板温度の昇
温降温を短時間に精度良く制御することが可能となる。
従って、この基板回転保持装置81によれば、基板温度
制御機構82として基板加熱機構303および基板冷却
機構304を備えた場合でも、装置構造が複雑になら
ず、容易に一方向に連続して回転した場合と同様の基板
回転の効果が得られるとともに、成膜中に基板温度の昇
温降温をより短時間に制御性良く行うことができ、成膜
時の温度管理が精度良く行えるため、品質のばらつきが
少なくできるとともに、生産性を向上させことができ
る。
温降温を短時間に精度良く制御することが可能となる。
従って、この基板回転保持装置81によれば、基板温度
制御機構82として基板加熱機構303および基板冷却
機構304を備えた場合でも、装置構造が複雑になら
ず、容易に一方向に連続して回転した場合と同様の基板
回転の効果が得られるとともに、成膜中に基板温度の昇
温降温をより短時間に制御性良く行うことができ、成膜
時の温度管理が精度良く行えるため、品質のばらつきが
少なくできるとともに、生産性を向上させことができ
る。
【0089】実施例7.図12は集積回路の薄膜形成装
置の基板搬送機構の一実施例を示す構成図である。図に
おいて、310は段差付き馬蹄型基板ホルダー、311
(a)は段差付き長方形の基板搬送用フォーク、312
(a)は基板との接触部である。
置の基板搬送機構の一実施例を示す構成図である。図に
おいて、310は段差付き馬蹄型基板ホルダー、311
(a)は段差付き長方形の基板搬送用フォーク、312
(a)は基板との接触部である。
【0090】図13は集積回路の薄膜形成装置の基板搬
送機構の基板搬送用フォークの他の実施例を示す構成図
である。図において、311(b)は段差付き長方形の
基板搬送用フォーク、312(b)はテフロン、ポリピ
レンなどが被覆された基板との接触部であり、これらを
被覆することにより、基板1に対するダストの発生を抑
制することができ、集積回路製造時の歩留まりを向上さ
せることができる。
送機構の基板搬送用フォークの他の実施例を示す構成図
である。図において、311(b)は段差付き長方形の
基板搬送用フォーク、312(b)はテフロン、ポリピ
レンなどが被覆された基板との接触部であり、これらを
被覆することにより、基板1に対するダストの発生を抑
制することができ、集積回路製造時の歩留まりを向上さ
せることができる。
【0091】図14は集積回路の薄膜形成装置の基板搬
送機構の基板搬送用フォークの一実施例を示す構成図で
ある。図において、311(c)は段差付き長方形の基
板搬送用フォーク、312(c)は基板との接触部、3
13は中空構造部であり、基板搬送用フォーク311
(c)を中空とすることにより、基板搬送用フォークの
自重の軽量化が可能となり、基板搬送時の位置精度を向
上させることができる。
送機構の基板搬送用フォークの一実施例を示す構成図で
ある。図において、311(c)は段差付き長方形の基
板搬送用フォーク、312(c)は基板との接触部、3
13は中空構造部であり、基板搬送用フォーク311
(c)を中空とすることにより、基板搬送用フォークの
自重の軽量化が可能となり、基板搬送時の位置精度を向
上させることができる。
【0092】次に動作について説明する。まず、段差付
き馬蹄型基板ホルダー310に基板を装着する場合につ
いて説明する。図20に示すように、段差付き長方形の
基板搬送用フォーク311に載せられた基板1は水平方
向に移動することにより段差付き馬蹄型基板ホルダー3
10の直上に搬送される(図21参照)。
き馬蹄型基板ホルダー310に基板を装着する場合につ
いて説明する。図20に示すように、段差付き長方形の
基板搬送用フォーク311に載せられた基板1は水平方
向に移動することにより段差付き馬蹄型基板ホルダー3
10の直上に搬送される(図21参照)。
【0093】次に、段差付き長方形の基板搬送用フォー
ク311を垂直方向に下降させるか、あるいは、段差付
き馬蹄型基板ホルダー310を垂直方向に上昇させるこ
とにより、基板の受け渡しを行う(図22参照)。
ク311を垂直方向に下降させるか、あるいは、段差付
き馬蹄型基板ホルダー310を垂直方向に上昇させるこ
とにより、基板の受け渡しを行う(図22参照)。
【0094】最後に、段差付き長方形の基板搬送用フォ
ーク311を水平方向に移動することにより段差付き馬
蹄型基板ホルダー310への基板1の装着は完了する
(図23参照)。また、段差付き馬蹄型基板ホルダー31
0から基板1を搬出する場合は上記の手順の逆を行えば
良い。
ーク311を水平方向に移動することにより段差付き馬
蹄型基板ホルダー310への基板1の装着は完了する
(図23参照)。また、段差付き馬蹄型基板ホルダー31
0から基板1を搬出する場合は上記の手順の逆を行えば
良い。
【0095】以上の操作により、基板1搬入搬出が行わ
れるわけであるが、基板ホルダー310および基板搬送
用フォーク311の形状がそれぞれ馬蹄型および長方形
であるので、上下方向の運動のみにより容易に基板の受
け渡しが可能である。また、段差を形成することによ
り、搬送時および受け渡し時の基板1の墜落および位置
ずれなどを抑制でき、また、基板1との接触部312
(a)面積を小さくできる。
れるわけであるが、基板ホルダー310および基板搬送
用フォーク311の形状がそれぞれ馬蹄型および長方形
であるので、上下方向の運動のみにより容易に基板の受
け渡しが可能である。また、段差を形成することによ
り、搬送時および受け渡し時の基板1の墜落および位置
ずれなどを抑制でき、また、基板1との接触部312
(a)面積を小さくできる。
【0096】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に係
る集積回路によれば、配線層として銅または銅合金を用
いているので、低抵抗でエレクトロマイグレーション
(EM)耐性に優れた配線層が形成でき、また、集積回
路の下地層における密着層およびバリア層は薄膜化して
も電気的コンタクトおよびバリア性が良く、さらに、下
地層における配線下地層は、配線層の銅または銅合金と
合金を形成しやすい金属であるので、配線層形成時に、
配線層の銅または銅合金と反応して、合金化することに
より、銅または銅合金から構成された配線層の融点を低
下させ、良好なステップカバレッジを確保でき、配線層
をコンタクトホール内へ良好に埋め込むことが可能な集
積回路を提供することができ、従って、銅または銅合金
からなる配線層を用いた高品質の集積回路を基板表面に
効率良く形成でき、低抵抗で耐エレクトロマイグレーシ
ョン性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性高く製造
できる。
る集積回路によれば、配線層として銅または銅合金を用
いているので、低抵抗でエレクトロマイグレーション
(EM)耐性に優れた配線層が形成でき、また、集積回
路の下地層における密着層およびバリア層は薄膜化して
も電気的コンタクトおよびバリア性が良く、さらに、下
地層における配線下地層は、配線層の銅または銅合金と
合金を形成しやすい金属であるので、配線層形成時に、
配線層の銅または銅合金と反応して、合金化することに
より、銅または銅合金から構成された配線層の融点を低
下させ、良好なステップカバレッジを確保でき、配線層
をコンタクトホール内へ良好に埋め込むことが可能な集
積回路を提供することができ、従って、銅または銅合金
からなる配線層を用いた高品質の集積回路を基板表面に
効率良く形成でき、低抵抗で耐エレクトロマイグレーシ
ョン性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性高く製造
できる。
【0097】また、請求項2または請求項3に係る集積
回路によれば、集積回路の下地層における配線下地層
は、チタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウ
ムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅と
から形成される銅合金であるので、配線層形成時に、配
線層の銅または銅合金と反応して、合金化することによ
り、銅または銅合金から構成された配線層の融点を低下
させ、良好なステップカバレッジを確保でき、配線層を
コンタクトホール内へ良好に埋め込むことが可能な集積
回路を提供することができ、従って、銅または銅合金配
線層を用いた高品質の集積回路を基板表面に効率良く形
成でき、低抵抗で耐エレクトロマイグレーション性に優
れた超LSIの微細配線膜を信頼性高く製造できる。
回路によれば、集積回路の下地層における配線下地層
は、チタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウ
ムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅と
から形成される銅合金であるので、配線層形成時に、配
線層の銅または銅合金と反応して、合金化することによ
り、銅または銅合金から構成された配線層の融点を低下
させ、良好なステップカバレッジを確保でき、配線層を
コンタクトホール内へ良好に埋め込むことが可能な集積
回路を提供することができ、従って、銅または銅合金配
線層を用いた高品質の集積回路を基板表面に効率良く形
成でき、低抵抗で耐エレクトロマイグレーション性に優
れた超LSIの微細配線膜を信頼性高く製造できる。
【0098】また、請求項4ないし請求項6のいずれか
に記載の集積回路によれば、請求項1ないし請求項3の
いずれかに記載の集積回路において、集積回路の下地層
におけるバリア層は、チタンと窒素との組成を変化させ
た傾斜構造としたことによりバリア層を薄膜化しても電
気的コンタクトおよびバリア性が向上するという効果が
あり、従って、銅または銅合金配線層を用いた高品質の
集積回路を基板表面に効率良く形成でき、低抵抗で耐エ
レクトロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配
線膜を信頼性高く製造できる。
に記載の集積回路によれば、請求項1ないし請求項3の
いずれかに記載の集積回路において、集積回路の下地層
におけるバリア層は、チタンと窒素との組成を変化させ
た傾斜構造としたことによりバリア層を薄膜化しても電
気的コンタクトおよびバリア性が向上するという効果が
あり、従って、銅または銅合金配線層を用いた高品質の
集積回路を基板表面に効率良く形成でき、低抵抗で耐エ
レクトロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配
線膜を信頼性高く製造できる。
【0099】また、請求項7に係る集積回路の薄膜形成
装置によれば、基板回転保持装置の基板温度制御機構
を、基板加熱機構と基板冷却機構とを備えることによ
り、成膜中の基板温度の昇降温度制御性が高く、イオン
ビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化し、かつ加
速手段によりイオン化された蒸気に運動エネルギーを付
与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コンタクトな銅
または銅合金配線層を形成でき、また、銅または銅合金
配線層形成時にイオンビーム源により1〜500(μA
/cm2)のイオン照射を行うとともに、前記基板温度
制御機構により昇温降温の温度サイクルを繰り返すこと
により、配線材料である銅または銅合金のリフローを促
進し、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く
配線層を形成することができ、また、反応性が高いの
で、良好な電気的コンタクトおよびバリア性を有するT
iNなどのバリア層を形成できる。さらに、チタンと窒
素の組成比が変化した傾斜構造のバリア層の形成も可能
である。さらに、集積回路の下地層における配線下地層
であるチタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニ
ウムからなる群から選ばれたすくなくとも1種の金属と
銅とから形成される銅合金層を形成する場合、複数のイ
オンビーム源により、銅と合金元素を混合蒸着し、各蒸
着速度を制御することにより、銅と合金元素の組成比を
自由に変化でき、また、傾斜構造とすることもでき、従
って、銅または銅合金配線層を用いた高品質の集積回路
を基板の表面に効率良く形成でき、耐エレクトロマイグ
レーション性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性高
く製造できる製造装置を提供することができる。
装置によれば、基板回転保持装置の基板温度制御機構
を、基板加熱機構と基板冷却機構とを備えることによ
り、成膜中の基板温度の昇降温度制御性が高く、イオン
ビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化し、かつ加
速手段によりイオン化された蒸気に運動エネルギーを付
与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コンタクトな銅
または銅合金配線層を形成でき、また、銅または銅合金
配線層形成時にイオンビーム源により1〜500(μA
/cm2)のイオン照射を行うとともに、前記基板温度
制御機構により昇温降温の温度サイクルを繰り返すこと
により、配線材料である銅または銅合金のリフローを促
進し、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く
配線層を形成することができ、また、反応性が高いの
で、良好な電気的コンタクトおよびバリア性を有するT
iNなどのバリア層を形成できる。さらに、チタンと窒
素の組成比が変化した傾斜構造のバリア層の形成も可能
である。さらに、集積回路の下地層における配線下地層
であるチタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニ
ウムからなる群から選ばれたすくなくとも1種の金属と
銅とから形成される銅合金層を形成する場合、複数のイ
オンビーム源により、銅と合金元素を混合蒸着し、各蒸
着速度を制御することにより、銅と合金元素の組成比を
自由に変化でき、また、傾斜構造とすることもでき、従
って、銅または銅合金配線層を用いた高品質の集積回路
を基板の表面に効率良く形成でき、耐エレクトロマイグ
レーション性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性高
く製造できる製造装置を提供することができる。
【0100】また、請求項8に係る集積回路の薄膜形成
装置によれば、基板温度制御機構は、基板加熱機構と基
板冷却機構とを備えることにより、成膜中の基板温度の
昇降温度制御性が高く、集積回路の薄膜形成装置のイオ
ンビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化し、かつ
加速手段によりイオン化された蒸気に運動エネルギーを
付与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コンタクトな
銅または銅合金配線層を形成でき、また、銅または銅合
金配線層形成時にガスイオン源により不活性ガスイオン
を照射しながらイオンビーム源によって前記基板上にイ
オン照射しながら銅または銅合金の蒸着を行うととも
に、前記基板温度制御機構により昇温降温の温度サイク
ルを繰り返すことにより、配線材料である銅または銅合
金のリフローを促進し、微細なコンタクトホールに対し
ても穴埋め性良く配線層を形成することができ、また、
基板近傍に導入された窒素ガスが前記ガスイオン源から
の不活性ガスイオン照射により、活性化して基板に蒸着
するので、蒸着物質の蒸気との反応効率が向上し、良好
な電気的コンタクトおよびバリア性を有するTiNなど
のバリア層を形成できる。さらに、チタンと窒素の組成
比が変化した傾斜構造のバリア層の形成も可能である。
さらに、集積回路の下地層における配線下地層であるチ
タン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウムから
なる群からえらばれた少なくとも1種の金属と銅とから
形成される銅合金層を形成する場合、複数のイオンビー
ム源により、銅と合金元素とを混合蒸着し、各蒸着速度
を制御することにより、銅と合金元素との組成比を自由
に変化でき、また、傾斜構造とすることもできるという
効果があり、従って、銅または銅合金配線層を用いた高
品質の集積回路を基板の表面に効率良く形成でき、耐エ
レクトロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配
線膜を信頼性高く製造できる製造装置を提供する。
装置によれば、基板温度制御機構は、基板加熱機構と基
板冷却機構とを備えることにより、成膜中の基板温度の
昇降温度制御性が高く、集積回路の薄膜形成装置のイオ
ンビーム源により、蒸着物質の蒸気をイオン化し、かつ
加速手段によりイオン化された蒸気に運動エネルギーを
付与しているので、低抵抗で、かつ低抵抗コンタクトな
銅または銅合金配線層を形成でき、また、銅または銅合
金配線層形成時にガスイオン源により不活性ガスイオン
を照射しながらイオンビーム源によって前記基板上にイ
オン照射しながら銅または銅合金の蒸着を行うととも
に、前記基板温度制御機構により昇温降温の温度サイク
ルを繰り返すことにより、配線材料である銅または銅合
金のリフローを促進し、微細なコンタクトホールに対し
ても穴埋め性良く配線層を形成することができ、また、
基板近傍に導入された窒素ガスが前記ガスイオン源から
の不活性ガスイオン照射により、活性化して基板に蒸着
するので、蒸着物質の蒸気との反応効率が向上し、良好
な電気的コンタクトおよびバリア性を有するTiNなど
のバリア層を形成できる。さらに、チタンと窒素の組成
比が変化した傾斜構造のバリア層の形成も可能である。
さらに、集積回路の下地層における配線下地層であるチ
タン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウムから
なる群からえらばれた少なくとも1種の金属と銅とから
形成される銅合金層を形成する場合、複数のイオンビー
ム源により、銅と合金元素とを混合蒸着し、各蒸着速度
を制御することにより、銅と合金元素との組成比を自由
に変化でき、また、傾斜構造とすることもできるという
効果があり、従って、銅または銅合金配線層を用いた高
品質の集積回路を基板の表面に効率良く形成でき、耐エ
レクトロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配
線膜を信頼性高く製造できる製造装置を提供する。
【0101】また、請求項9に係る集積回路の薄膜形成
装置によれば、請求項7または請求項8記載の集積回路
の薄膜形成装置において、集積回路の薄膜形成装置の磁
界印加型イオンビーム源は、イオン化手段として、グロ
ー放電のプラズマ密度を増加させる磁界印加手段を備え
るとともに、その配置として、磁界を与える磁石をイオ
ン化部周囲およびイオン化部の中心軸上に配置すること
により、電子が回転できるように数百ガウスの磁束密度
を電子ビーム放出フィラメントとるつぼとの間のイオン
化空間に効率良く印加できるため、蒸着物質の蒸気を非
常に高いイオン化効率でイオン化でき、また、磁界印加
型ガスイオン源は、ガスイオン化手段として、磁界印加
手段を備えるとともに、その配置として、磁界を与える
磁石をイオン化部周囲およびイオン化部の中心軸上に配
置することにより、電子ビームが回転運動できように数
百ガウス程度の磁束密度を電子ビーム引き出し電極内部
のイオン化空間に効率良く印加できるため、イオン化効
率を高めることができ、従って、請求項7および8と同
様に、以下に示す効果がある。低抵抗で、かつ低抵抗コ
ンタクトな銅または銅合金配線層を形成でき、銅または
銅合金配線層形成時に磁界印加型イオンビーム源により
1〜500(μA/cm2)のイオン照射を行うととも
に、基板温度制御機構により昇温降温の温度サイクルを
繰り返すことにより、配線材料である銅または銅合金の
リフローを促進し、微細なコンタクトホールに対しても
穴埋め性良く配線層を形成することができ、さらに、反
応性が高いので、良好な電気的コンタクトおよびバリア
性を有するTiNなどのバリア層を形成できる。また、
銅または銅合金配線層形成時に磁界印加型ガスイオン源
により不活性ガスイオンを照射しながら磁界印加型イオ
ンビーム源によって前記基板上にイオン照射しながら銅
または銅合金の蒸着を行うとともに、前記基板温度制御
機構により昇温降温の温度サイクルを繰り返すことによ
り、配線材料である銅または銅合金のリフローを促進
し、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く配
線層を形成することができ、さらに、基板近傍に導入さ
れた窒素ガスが前記磁界印加型ガスイオン源からの不活
性ガスイオン照射により、活性化して基板に蒸着するの
で、蒸着物質の蒸気との反応効率が向上し、良好な電気
的コンタクトおよびバリア性を有するTiNなどのバリ
ア層を形成できる。さらに、チタンと窒素の組成比が変
化した傾斜構造のバリア層の形成も可能である。さら
に、集積回路の下地層における配線下地層であるチタ
ン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウムからな
る群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅とから形成
される銅合金層を形成する場合、複数の磁界印加型イオ
ンビーム源により、銅と合金元素とを混合蒸着し、各蒸
着速度を制御することにより、銅と合金元素の組成比を
自由に変化でき、また、傾斜構造とすることもできると
いう効果がある。以上より、銅または銅合金配線層を用
いた高品質の集積回路を基板の表面に効率良く形成で
き、耐エレクトロマイグレーション性に優れた超LSI
の微細配線膜を信頼性高く製造できる製造装置を提供す
る。
装置によれば、請求項7または請求項8記載の集積回路
の薄膜形成装置において、集積回路の薄膜形成装置の磁
界印加型イオンビーム源は、イオン化手段として、グロ
ー放電のプラズマ密度を増加させる磁界印加手段を備え
るとともに、その配置として、磁界を与える磁石をイオ
ン化部周囲およびイオン化部の中心軸上に配置すること
により、電子が回転できるように数百ガウスの磁束密度
を電子ビーム放出フィラメントとるつぼとの間のイオン
化空間に効率良く印加できるため、蒸着物質の蒸気を非
常に高いイオン化効率でイオン化でき、また、磁界印加
型ガスイオン源は、ガスイオン化手段として、磁界印加
手段を備えるとともに、その配置として、磁界を与える
磁石をイオン化部周囲およびイオン化部の中心軸上に配
置することにより、電子ビームが回転運動できように数
百ガウス程度の磁束密度を電子ビーム引き出し電極内部
のイオン化空間に効率良く印加できるため、イオン化効
率を高めることができ、従って、請求項7および8と同
様に、以下に示す効果がある。低抵抗で、かつ低抵抗コ
ンタクトな銅または銅合金配線層を形成でき、銅または
銅合金配線層形成時に磁界印加型イオンビーム源により
1〜500(μA/cm2)のイオン照射を行うととも
に、基板温度制御機構により昇温降温の温度サイクルを
繰り返すことにより、配線材料である銅または銅合金の
リフローを促進し、微細なコンタクトホールに対しても
穴埋め性良く配線層を形成することができ、さらに、反
応性が高いので、良好な電気的コンタクトおよびバリア
性を有するTiNなどのバリア層を形成できる。また、
銅または銅合金配線層形成時に磁界印加型ガスイオン源
により不活性ガスイオンを照射しながら磁界印加型イオ
ンビーム源によって前記基板上にイオン照射しながら銅
または銅合金の蒸着を行うとともに、前記基板温度制御
機構により昇温降温の温度サイクルを繰り返すことによ
り、配線材料である銅または銅合金のリフローを促進
し、微細なコンタクトホールに対しても穴埋め性良く配
線層を形成することができ、さらに、基板近傍に導入さ
れた窒素ガスが前記磁界印加型ガスイオン源からの不活
性ガスイオン照射により、活性化して基板に蒸着するの
で、蒸着物質の蒸気との反応効率が向上し、良好な電気
的コンタクトおよびバリア性を有するTiNなどのバリ
ア層を形成できる。さらに、チタンと窒素の組成比が変
化した傾斜構造のバリア層の形成も可能である。さら
に、集積回路の下地層における配線下地層であるチタ
ン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウムからな
る群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅とから形成
される銅合金層を形成する場合、複数の磁界印加型イオ
ンビーム源により、銅と合金元素とを混合蒸着し、各蒸
着速度を制御することにより、銅と合金元素の組成比を
自由に変化でき、また、傾斜構造とすることもできると
いう効果がある。以上より、銅または銅合金配線層を用
いた高品質の集積回路を基板の表面に効率良く形成で
き、耐エレクトロマイグレーション性に優れた超LSI
の微細配線膜を信頼性高く製造できる製造装置を提供す
る。
【0102】また、請求項10に係る集積回路の薄膜形
成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集積回
路の薄膜形成装置において、基板加熱機構および基板冷
却機構は、それぞれ独立に上下移動が可能な機構を備え
ることにより、基板温度の昇温あるいは降温時に前記基
板加熱機構あるいは基板冷却機構を基板に対して接近あ
るいは接触させることができ、基板温度の昇温降温をよ
り短時間に制御性良く行うことができる。また、基板回
転機構としては、1回転毎に回転方向を反転させる機構
を備えたことにより、前記基板加熱機構および基板冷却
機構を備えた場合でも、装置構造が複雑にならず、容易
に一方向に連続して回転した場合と同様の基板回転の効
果が得られる。
成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集積回
路の薄膜形成装置において、基板加熱機構および基板冷
却機構は、それぞれ独立に上下移動が可能な機構を備え
ることにより、基板温度の昇温あるいは降温時に前記基
板加熱機構あるいは基板冷却機構を基板に対して接近あ
るいは接触させることができ、基板温度の昇温降温をよ
り短時間に制御性良く行うことができる。また、基板回
転機構としては、1回転毎に回転方向を反転させる機構
を備えたことにより、前記基板加熱機構および基板冷却
機構を備えた場合でも、装置構造が複雑にならず、容易
に一方向に連続して回転した場合と同様の基板回転の効
果が得られる。
【0103】また、請求項11に係る集積回路の薄膜形
成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集積回
路の薄膜形成装置において、基板搬送機構は、段差付き
馬蹄型基板ホルダーおよび段差付き基板搬送用フォーク
を用いることにより、上下方向の運動のみにより容易に
基板の受け渡しができる。また、段差を形成することに
より、搬送時および受け渡し時の基板の墜落および位置
ずれなどを抑制でき、また、基板との接触面積を小さく
できるので、基板に対するダストの発生を抑制すること
ができる。
成装置によれば、請求項7または請求項8記載の集積回
路の薄膜形成装置において、基板搬送機構は、段差付き
馬蹄型基板ホルダーおよび段差付き基板搬送用フォーク
を用いることにより、上下方向の運動のみにより容易に
基板の受け渡しができる。また、段差を形成することに
より、搬送時および受け渡し時の基板の墜落および位置
ずれなどを抑制でき、また、基板との接触面積を小さく
できるので、基板に対するダストの発生を抑制すること
ができる。
【0104】また、請求項12に係る集積回路の薄膜形
成装置によれば、請求項11の集積回路の薄膜形成装置
において、基板搬送用フォークは、基板との接触部分を
テフロン、ポリピレンなどの合成樹脂を被覆することに
より、基板に対するダストの発生を抑制することがで
き、集積回路形成時の歩留まりを向上させることができ
るという効果がある。
成装置によれば、請求項11の集積回路の薄膜形成装置
において、基板搬送用フォークは、基板との接触部分を
テフロン、ポリピレンなどの合成樹脂を被覆することに
より、基板に対するダストの発生を抑制することがで
き、集積回路形成時の歩留まりを向上させることができ
るという効果がある。
【0105】また、請求項13に係る集積回路の薄膜形
成装置によれば、請求項11の集積回路の薄膜形成装置
において、基板搬送用フォークは、中空構造とすること
により、基板搬送用フォークの自重の軽量化が可能とな
り、基板搬送時の位置精度を向上させることができると
いう効果がある。
成装置によれば、請求項11の集積回路の薄膜形成装置
において、基板搬送用フォークは、中空構造とすること
により、基板搬送用フォークの自重の軽量化が可能とな
り、基板搬送時の位置精度を向上させることができると
いう効果がある。
【0106】また、請求項14に係る集積回路の製造方
法によれば、集積回路の下地層における配線下地層であ
るチタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウム
からなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅とか
ら形成される銅合金層を形成する場合、複数のイオンビ
ーム源もしくは磁界印加型イオンビーム源により、銅と
合金元素を混合蒸着し、各蒸着速度を制御することによ
り、銅と合金元素の組成比を自由に変化でき、また、傾
斜構造とすることもできるという効果がある。また、集
積回路の下地層における配線下地層は、チタン、シリコ
ン、アルミニウムおよびゲルマニウムからなる群から選
ばれた少なくとも1種の金属と銅とから形成される銅合
金であるので、銅または銅合金配線層形成時に、銅また
は銅合金配線層の銅または銅合金と反応して、合金化す
ることにより、配線層の融点を低下させ、良好なステッ
プカバレッジを確保でき、銅または銅合金配線層をコン
タクトホール内へ良好に埋め込むことできるという効果
がある。以上より、銅または銅合金配線層を用いた高品
質の集積回路を基板表面に効率良く形成でき、低抵抗で
耐エレクトロマイグレーション性に優れた超LSIの微
細配線膜を信頼性高く製造できる。
法によれば、集積回路の下地層における配線下地層であ
るチタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウム
からなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅とか
ら形成される銅合金層を形成する場合、複数のイオンビ
ーム源もしくは磁界印加型イオンビーム源により、銅と
合金元素を混合蒸着し、各蒸着速度を制御することによ
り、銅と合金元素の組成比を自由に変化でき、また、傾
斜構造とすることもできるという効果がある。また、集
積回路の下地層における配線下地層は、チタン、シリコ
ン、アルミニウムおよびゲルマニウムからなる群から選
ばれた少なくとも1種の金属と銅とから形成される銅合
金であるので、銅または銅合金配線層形成時に、銅また
は銅合金配線層の銅または銅合金と反応して、合金化す
ることにより、配線層の融点を低下させ、良好なステッ
プカバレッジを確保でき、銅または銅合金配線層をコン
タクトホール内へ良好に埋め込むことできるという効果
がある。以上より、銅または銅合金配線層を用いた高品
質の集積回路を基板表面に効率良く形成でき、低抵抗で
耐エレクトロマイグレーション性に優れた超LSIの微
細配線膜を信頼性高く製造できる。
【0107】また、請求項15または請求項16に係る
集積回路の製造方法によれば、チタンと窒素との組成比
を変化させる傾斜構造を真空槽内に導入される窒素ガス
の量を制御することにより、容易に形成できるという効
果がある。また、集積回路の下地層におけるバリア層
は、チタンと窒素との組成を変化させた傾斜構造とした
ことによりバリア層を薄膜化しても電気的コンタクトお
よびバリア性が向上するという効果がある。以上より、
銅または銅合金配線層を用いた高品質の集積回路を基板
表面に効率良く形成でき、低抵抗で耐エレクトロマイグ
レーション性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性高
く製造できる。
集積回路の製造方法によれば、チタンと窒素との組成比
を変化させる傾斜構造を真空槽内に導入される窒素ガス
の量を制御することにより、容易に形成できるという効
果がある。また、集積回路の下地層におけるバリア層
は、チタンと窒素との組成を変化させた傾斜構造とした
ことによりバリア層を薄膜化しても電気的コンタクトお
よびバリア性が向上するという効果がある。以上より、
銅または銅合金配線層を用いた高品質の集積回路を基板
表面に効率良く形成でき、低抵抗で耐エレクトロマイグ
レーション性に優れた超LSIの微細配線膜を信頼性高
く製造できる。
【0108】また、請求項17に係る集積回路の製造方
法によれば、集積回路の銅または銅合金配線層の製造方
法は、銅または銅合金配線層形成時にガスイオン源もし
くは磁界印加型ガスイオン源により不活性ガスイオンを
照射しながら、イオンビーム源もしくは磁界印加型イオ
ンビーム源によって、基板上にイオンを照射しながら銅
または銅合金を蒸着することにより、銅または銅合金配
線膜の結晶粒成長を抑制するとともに、配線材料である
銅または銅合金がリフローし易くなり、微細なコンタク
トホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成できる。
また、配線層成膜中に基板温度を室温からリフロー開始
温度まで連続的に昇温することにより、同様に配線材料
である銅または銅合金がリフローし易くなり、微細なコ
ンタクトホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成で
きるという効果がある。以上より、銅または銅合金配線
層を用いた高品質の集積回路を基板表面に効率良く形成
でき、低抵抗で耐エレクトロマイグレーション性に優れ
た超LSIの微細配線膜を信頼性高く製造できる。
法によれば、集積回路の銅または銅合金配線層の製造方
法は、銅または銅合金配線層形成時にガスイオン源もし
くは磁界印加型ガスイオン源により不活性ガスイオンを
照射しながら、イオンビーム源もしくは磁界印加型イオ
ンビーム源によって、基板上にイオンを照射しながら銅
または銅合金を蒸着することにより、銅または銅合金配
線膜の結晶粒成長を抑制するとともに、配線材料である
銅または銅合金がリフローし易くなり、微細なコンタク
トホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成できる。
また、配線層成膜中に基板温度を室温からリフロー開始
温度まで連続的に昇温することにより、同様に配線材料
である銅または銅合金がリフローし易くなり、微細なコ
ンタクトホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成で
きるという効果がある。以上より、銅または銅合金配線
層を用いた高品質の集積回路を基板表面に効率良く形成
でき、低抵抗で耐エレクトロマイグレーション性に優れ
た超LSIの微細配線膜を信頼性高く製造できる。
【0109】また、請求項18に係る集積回路の製造方
法によれば、銅または銅合金配線層形成時にガスイオン
源もしくは磁界印加型ガスイオン源により不活性ガスイ
オンを照射しながら、イオンビーム源もしくは磁界印加
型イオンビーム源によって、基板上にイオンを照射しな
がら銅または銅合金を蒸着することにより、銅または銅
合金配線膜の結晶粒成長が抑制されるとともに、配線材
料である銅または銅合金がリフローし易くなり、微細な
コンタクトホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成
できる。また、基板温度を室温で配線層を所定の膜厚だ
け堆積した後、リフロー開始温度まで昇温し、再び、室
温に冷却し、所定の膜厚を堆積するという周期を繰り返
すことにより、同様に配線材料である銅または銅合金が
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も穴埋め性良く配線膜を形成できるという効果がある。
以上より、銅または銅合金配線層を用いた高品質の集積
回路を基板表面に効率良く形成でき、低抵抗で耐エレク
トロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配線膜
を信頼性高く製造できる。
法によれば、銅または銅合金配線層形成時にガスイオン
源もしくは磁界印加型ガスイオン源により不活性ガスイ
オンを照射しながら、イオンビーム源もしくは磁界印加
型イオンビーム源によって、基板上にイオンを照射しな
がら銅または銅合金を蒸着することにより、銅または銅
合金配線膜の結晶粒成長が抑制されるとともに、配線材
料である銅または銅合金がリフローし易くなり、微細な
コンタクトホールに対しても穴埋め性良く配線膜を形成
できる。また、基板温度を室温で配線層を所定の膜厚だ
け堆積した後、リフロー開始温度まで昇温し、再び、室
温に冷却し、所定の膜厚を堆積するという周期を繰り返
すことにより、同様に配線材料である銅または銅合金が
リフローし易くなり、微細なコンタクトホールに対して
も穴埋め性良く配線膜を形成できるという効果がある。
以上より、銅または銅合金配線層を用いた高品質の集積
回路を基板表面に効率良く形成でき、低抵抗で耐エレク
トロマイグレーション性に優れた超LSIの微細配線膜
を信頼性高く製造できる。
【図1】 この発明の大規模集積回路の一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】 この発明の大規模集積回路の他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】 この発明の大規模集積回路の更に他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】 この発明の大規模集積回路の更に他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】 この発明の大規模集積回路の更に他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】 この発明の大規模集積回路の更に他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置の
一実施例を示す構成図である。
一実施例を示す構成図である。
【図8】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置の
他の実施例を示す構成図である。
他の実施例を示す構成図である。
【図9】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置の
更に他の実施例を示す構成図である。
更に他の実施例を示す構成図である。
【図10】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置
の更に他の実施例を示す構成図である。
の更に他の実施例を示す構成図である。
【図11】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置
の基板回転保持装置の一実施例を示す断面図である。
の基板回転保持装置の一実施例を示す断面図である。
【図12】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置
の基板搬送機構の一実施例を示す図である。
の基板搬送機構の一実施例を示す図である。
【図13】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置
の基板搬送機構の基板搬送用フォークの一実施例を示す
図である。
の基板搬送機構の基板搬送用フォークの一実施例を示す
図である。
【図14】 この発明の大規模集積回路の薄膜形成装置
の基板搬送機構の基板搬送用フォークの他の実施例を示
す図である。
の基板搬送機構の基板搬送用フォークの他の実施例を示
す図である。
【図15】 この発明の大規模集積回路の製造方法にお
ける基板温度制御プロセスの一実施例を示す図である。
ける基板温度制御プロセスの一実施例を示す図である。
【図16】 この発明の大規模集積回路の製造方法にお
ける基板温度制御プロセスの他の実施例を示す図であ
る。
ける基板温度制御プロセスの他の実施例を示す図であ
る。
【図17】 この発明の大規模集積回路の製造方法にお
ける銅合金からなる配線下地層の製造プロセスの各実施
例を示す図である。
ける銅合金からなる配線下地層の製造プロセスの各実施
例を示す図である。
【図18】 窒化チタンの結晶性を示す図である。
【図19】 窒化チタンの比抵抗を示す図である。
【図20】 この発明の基板搬送機構の一実施態様を示
す図である。
す図である。
【図21】 この発明の基板搬送機構の別の実施態様を
示す図である。
示す図である。
【図22】 この発明の基板搬送機構のさらに別の実施
態様を示す図である。
態様を示す図である。
【図23】 この発明の基板搬送機構のさらにまた別の
実施態様を示す図である。
実施態様を示す図である。
【図24】 従来の大規模集積回路の一例を示す断面図
である。
である。
【図25】 従来の大規模集積回路の薄膜形成装置の一
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図26】 従来の大規模集積回路の他の例を示す断面
図である。
図である。
1 基板、2 銅配線層、3 複数の層から構成される
下地層、31 密着層、32 バリア層、33 配線下
地層、50 イオンビーム源、55 蒸気発生手段、5
9 イオン化手段、75 電源装置、81 基板回転保
持装置、82基板温度制御機構、85 窒素ガス導入手
段、100 基板搬送機構、110ガスイオン源、12
0 磁界印加型ガスイオン源、150 磁界印加型イオ
ンビーム源、303 基板加熱機構、304 基板冷却
機構、310 基板ホルダー、311 基板搬送用フォ
ーク。
下地層、31 密着層、32 バリア層、33 配線下
地層、50 イオンビーム源、55 蒸気発生手段、5
9 イオン化手段、75 電源装置、81 基板回転保
持装置、82基板温度制御機構、85 窒素ガス導入手
段、100 基板搬送機構、110ガスイオン源、12
0 磁界印加型ガスイオン源、150 磁界印加型イオ
ンビーム源、303 基板加熱機構、304 基板冷却
機構、310 基板ホルダー、311 基板搬送用フォ
ーク。
Claims (18)
- 【請求項1】 基板上に複数の層から構成される下地層
を介して配線層が形成された集積回路において、前記配
線層は銅または銅合金により構成され、前記下地層は、
前記基板から配線層に向かって、密着層、バリア層およ
び前記配線層の銅または銅合金と合金を形成しやすい金
属からなる配線下地層から構成されることを特徴とする
集積回路。 - 【請求項2】 基板上に配線下地層を含む複数の層から
構成された下地層を介して銅または銅合金から構成され
た配線層が形成された集積回路において、前記配線下地
層は、チタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニ
ウムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅
とで形成される銅合金からなることを特徴とする集積回
路。 - 【請求項3】 基板上に配線下地層を含む複数の層から
構成された下地層を介して銅または銅合金から構成され
た配線層が形成された集積回路において、前記配線下地
層は、チタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニ
ウムからなる群から選ばれた少なくとも1種の金属と銅
とで形成される銅合金から構成されるとともに、前記配
線層に接近するにつれてチタン、シリコン、アルミニウ
ムおよびゲルマニウムから選ばれた少なくとも1種の金
属の組成が銅の組成に対して逓減することを特徴とする
集積回路。 - 【請求項4】 基板上に複数の層から構成された下地層
を介して銅または銅合金から構成された配線層が形成さ
れた集積回路において、前記下地層に含まれたバリア層
は、前記基板から前記配線層に向かって組成Xが変化す
る窒化チタン(TiNX)薄膜層であることを特徴とす
る請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の集積回
路。 - 【請求項5】 基板上に複数の層から構成された下地層
を介して銅または銅合金から構成された配線層が形成さ
れた集積回路において、前記下地層に含まれたバリア層
は、前記基板から前記配線層に向かってチタン層、窒化
二チタン層および窒化チタン層の順序で形成されたこと
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
の集積回路。 - 【請求項6】 基板上に複数の層から構成される下地層
を介して銅または銅合金から構成された配線層が形成さ
れた集積回路において、前記下地層に含まれたバリア層
は、前記基板から前記配線層に向かって、チタン層、徐
々に窒素組成がチタン組成に対して大きくなるようにし
た窒化チタン(TiNX)層そして最後に窒化チタン
(TiN)層の順序で形成されたことを特徴とする請求
項1ないし請求項3のいずれかに記載の集積回路。 - 【請求項7】 所定の真空度に保持された真空槽内に基
板の搬入、搬出を行う基板搬送機構と、前記基板上近傍
に窒素ガスを導入する窒素ガス導入手段と、前記基板を
回転する基板回転機構と、前記基板を加熱する基板加熱
機構および前記基板を冷却する基板冷却機構とを有し成
膜中の基板温度を制御する基板温度制御機構と、 前記基板に向けて蒸着物質の蒸気を発生させる蒸気発生
手段と、前記蒸着物質の蒸気の一部をイオン化するイオ
ン化手段と、イオン化された蒸気を加速制御して、イオ
ン化されていない蒸着物質の蒸気とともに基板に輸送す
る加速手段から構成されるイオンビーム源であって、蒸
着物質である銅、チタンおよび銅合金の構成元素である
チタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウムか
らなる群から選ばれた金属を前記基板に供給するイオン
ビーム源とを備え、 銅または銅合金から構成される配線層の形成時には、前
記イオンビーム源により1〜500(μA/cm2)の
イオン照射を行うとともに、前記基板温度制御機構によ
り昇温、降温の温度サイクルを繰り返すようにしたこと
を特徴とする集積回路の薄膜形成装置。 - 【請求項8】 所定の真空度に保持された真空槽内に基
板の搬入搬出を行う基板搬送機構と、前記基板上近傍に
流量を調整された窒素ガスの混合ガスもしくは窒素元素
を含む混合ガスを導入するガス導入手段と、前記基板を
回転する基板回転機構と、前記基板を加熱する基板加熱
機構および前記基板を冷却する基板冷却機構を有し、成
膜中の基板温度を制御する基板温度制御機構と、 前記基板に向けて蒸着物質の蒸気を発生させる蒸気発生
手段と、前記蒸着物質の蒸気の一部をイオン化するイオ
ン化手段と、イオン化された蒸気を加速制御して、イオ
ン化されていない蒸着物質の蒸気とともに基板に輸送す
る加速手段から構成されるイオンビーム源であって、蒸
着物質である銅、チタンおよび銅合金の構成元素である
チタン、シリコン、アルミニウムおよびゲルマニウムか
らなる群から選ばれた金属を前記基板に供給するイオン
ビーム源とを備えた集積回路の薄膜形成装置において、 前記真空槽内に設けられた不活性ガス導入手段と、不活
性ガスの導入部分に配置され不活性ガスをイオン化する
ガスイオン化手段と、このガスイオン化手段によりイオ
ン化された不活性ガスを加速制御する加速手段から構成
されるガスイオン源とを備えるとともに、 銅または銅合金から構成された配線層の形成時には、前
記ガスイオン源により前記不活性ガスイオンを照射しな
がら前記イオンビーム源によって前記基板上にイオン照
射しながら銅または銅合金の蒸着を行うとともに、前記
基板温度制御機構により昇温降温の温度サイクルを繰り
返すようにしたことを特徴とする集積回路の薄膜形成装
置。 - 【請求項9】 イオンビーム源は、磁界を与える磁石を
イオン化部周囲およびイオン化部の中心軸線上に配置し
た磁界印加型イオン化手段を備える磁界印加型イオンビ
ーム源であり、ガスイオン源は、磁界を与える磁石をイ
オン化部周囲およびイオン化部の中心軸線上に配置した
磁界印加型ガスイオン化手段を備える磁界印加型ガスイ
オン源であることを特徴とする請求項7または請求項8
記載の薄膜形成装置。 - 【請求項10】 基板温度制御機構は、基板加熱機構、
基板冷却機構それぞれ独立に上下移動が可能な機構を備
えるとともに、基板回転機構は、1回転毎に回転方向を
反転させる機構を備えたことを特徴とする請求項7また
は請求項8記載の集積回路の薄膜形成装置。 - 【請求項11】 基板搬送機構は、段差付き馬蹄型基板
ホルダーおよび段差付き基板搬送用フォークを有するこ
とを特徴とする請求項7または請求項8記載の集積回路
の薄膜形成装置。 - 【請求項12】 基板搬送機構の基板搬送用フォーク
は、基板との接触部分を合成樹脂で被覆したことを特徴
とする請求項11記載の集積回路の薄膜形成装置。 - 【請求項13】 基板搬送機構の基板搬送用フォーク
は、中空構造としたことを特徴とする請求項11記載の
集積回路の薄膜形成装置。 - 【請求項14】 基板上に配線下地層を含む複数の層か
ら構成された下地層を介して銅または銅合金から構成さ
れた配線層が形成された集積回路であって、複数のイオ
ンビーム源により、銅と合金元素であるチタン、シリコ
ン、アルミニウム、ゲルマニウムからなる群から選ばれ
た少なくとも1種の金属とを混合蒸着しながら銅合金か
らなる前記配線下地層を形成することを特徴とする集積
回路の製造方法。 - 【請求項15】 基板上に複数の層から構成される下地
層を介して銅または銅合金から構成された配線層が形成
される集積回路であって、真空槽中の前記基板に向かっ
て窒素ガスを導入する量を順次制御しながら、イオンビ
ーム源によって前記基板上にイオンを照射しながらチタ
ンを蒸着して、組成Xが変化する窒化チタン(Ti
NX)薄膜層からなる前記下地層に含まれたバリア層を
形成したことを特徴とする集積回路の製造方法。 - 【請求項16】 基板上にバリア層を含む複数の層から
構成される下地層を介して銅または銅合金から構成され
た配線層が形成される集積回路であって、真空槽中の基
板近傍に窒素ガスの混合ガスもしくは窒素元素を含む混
合ガスを導入する量を順次制御しながら、前記基板に不
活性ガスイオンを照射してイオンビーム源によって前記
基板上にイオンを照射しながらチタンを蒸着して、組成
Xが変化する窒化チタン(TiNX)薄膜層からなる前
記バリア層を形成したことを特徴とする集積回路の製造
方法。 - 【請求項17】 基板上に複数の層から構成される下地
層を介して銅または銅合金から構成された配線層が形成
される集積回路であって、配線層形成時にはガスイオン
源により不活性ガスイオンを照射しながら、イオンビー
ム源によって、前記基板上にイオンを照射して銅または
銅合金を蒸着するとともに、配線層成膜時には基板温度
を室温からリフロー開始温度まで連続的に昇温しながら
配線層を形成したことを特徴とする集積回路の製造方
法。 - 【請求項18】 基板上に複数の層から構成される下地
層を介して銅または銅合金配線層が形成される集積回路
であって、配線層形成時にはガスイオン源により不活性
ガスイオンを照射しながら、イオンビーム源によって、
前記基板上にイオンを照射して銅または銅合金を蒸着す
るとともに、基板温度を室温で配線層を所定の膜厚だけ
堆積した後、リフロー開始温度まで昇温し、再び、室温
に冷却し、所定の膜厚を堆積するという周期を繰り返す
ことにより配線層を形成したことを特徴とする集積回路
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23781594A JPH08102463A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 集積回路、その製造方法およびその薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23781594A JPH08102463A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 集積回路、その製造方法およびその薄膜形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102463A true JPH08102463A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17020818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23781594A Pending JPH08102463A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 集積回路、その製造方法およびその薄膜形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102463A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-09-30 JP JP23781594A patent/JPH08102463A/ja active Pending
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| US6486559B1 (en) | 1997-06-25 | 2002-11-26 | Nec Corporation | Copper wiring structure comprising a copper material buried in a hollow of an insulating film and a carbon layer between the hollow and the copper material in semiconductor device and method of fabricating the same |
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