JPH08102719A - アナログ信号通信装置の補助装置及びこれを用いた通信装置 - Google Patents

アナログ信号通信装置の補助装置及びこれを用いた通信装置

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JPH08102719A
JPH08102719A JP23923294A JP23923294A JPH08102719A JP H08102719 A JPH08102719 A JP H08102719A JP 23923294 A JP23923294 A JP 23923294A JP 23923294 A JP23923294 A JP 23923294A JP H08102719 A JPH08102719 A JP H08102719A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログFPU(通信装置の一種)より遠距
離伝送が可能になるディジタルFPUを、安価に構築す
ることを可能にする補助装置を提供する。 【構成】 アナログのテレビ信号をディジタル信号に変
換し画像圧縮した後、4レベルからなる4値信号に変換
して出力する送信補助装置29を用意する。そして既に
所有しているアナログFPU送信装置1と、この送信補
助装置を接続する。同様に送信補助装置の逆変換を実行
する受信補助装置34を用意し、アナログFPU受信装
置6と接続する。 【効果】 既に使用中のアナログFPUを利用できるの
で、上記の各補助装置のみ購入すればよく、ディジタル
FPUを安価に構築することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号通信装置
に接続し、簡易なディジタル信号通信装置を構成できる
補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の地上伝送用として、図6に示
す構成のアナログFPU(Field PickUp)通信装置(以
下「通信装置」を省略する)が広く普及している。図6
において、アナログFPU送信装置1の入力端子2から
入力したNTSC信号(テレビ信号)は、FM変調回路
3で周波数変調(以下FM変調と記す)する。そして送
信用増幅回路4で増幅した後、アンテナ5から放射す
る。一方、アナログFPU受信装置6では、アンテナ7
と受信用増幅回路8で受信し増幅した信号をFM復調回
路9で復調し、再びNTSC信号に戻して出力端子10
から出力する。
【0003】ところで伝送する信号をディジタル信号に
すると、雑音の影響を受け難く伝送距離を伸ばすこと
が出来る、回路の調整が容易になる、等の利点があ
る。そのため、アナログ信号をディジタル信号に変換
し、ディジタル信号の伝送に適したBPSK,QPS
K,16QAM等(山本平一編「衛星通信」丸善,pp7
0)の変調方式で変調して伝送するディジタルFPUが
検討されている。
【0004】このディジタルFPUの装置の構成例を図
7に示す。送信装置の入力端子11から入力したNTS
C信号(テレビ信号)は、NTSC−YUV変換回路1
2で輝度信号Yと2つの色差信号U,V信号に分離す
る。そしてA/D変換回路13でディジタル信号に変換
した後、画像圧縮回路14で符号量を圧縮する。画像圧
縮回路14から出力された画像圧縮信号は、誤り訂正符
号化回路15において、誤りが生じた時に正しい符号に
訂正可能な別の符号に変換する。誤り訂正符号化回路1
5から出力した誤り訂正符号化信号(2値のディジタル
信号)は、BPSK変調回路16で変調した後、送信用
増幅回路4で増幅してアンテナ5から放射する。
【0005】一方、受信装置では、アンテナ7と受信用
増幅回路8で受信し増幅した信号を、BPSK復調回路
19で復調する。BPSK復調回路19で復調された誤
り訂正符号化信号(2値のディジタル信号)は、誤り訂
正回路20で正しい画像圧縮信号に直す。そして、画像
圧縮信号伸長回路21,D/A変換回路22,YUV−
NTSC変換回路23によって再びNTSC信号に戻
し、出力端子24から出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6のアナ
ログFPUは非常に高価な装置である。一方、図7のデ
ィジタルFPUではその送信装置内のBPSK変調回路
16,送信用増幅回路4,アンテナ5の部分、及び受信
装置内のアンテナ7,受信用増幅回路8,BPSK復調
回路19の部分は、図6のアナログFPUと同様の機能
を果たす部分であり、回路規模もほぼ同程度かやや大き
めになる。そのため、この回路部分だけでも、アナログ
FPUと同程度かやや高めの高価な装置になる。また、
ディジタルFPUには、更に画像圧縮回路14と画像圧
縮信号伸長回路21が加わる。しかも画像圧縮回路14
と画像圧縮信号伸長回路21は複雑な回路で、回路規模
も大きく、現状ではアナログFPUと同程度かそれ以上
の価格になる。すなわちディジタルFPUは、それ自身
高価なアナログFPUの約2倍以上の高価なものにな
り、購入が非常に困難な装置になってしまう。
【0007】この問題を解決する手段として、図7の送
信装置内のBPSK変調回路16,送信用増幅回路4,
アンテナ5の部分あるいは更に誤り訂正符号化回路15
を持つディジタルFPU変調装置25(図7に破線で示
す)と、その残りの部分からなる画像圧縮装置26の2
つの装置に分離する方法(受信装置もディジタルFPU
復調装置27と画像圧縮信号伸長装置28に分離する)
が考えられる。この方法では、高価な2つの回路が各々
の装置に分離される。そのためディジタルFPU変調装
置とディジタルFPU復調装置の1対の装置と、画像圧
縮装置と画像圧縮信号伸長装置の1対の装置の値段は、
それぞれアナログFPUの値段とほぼ同程度で、図7の
ディジタル装置の約半分の値段にすることが出来る。
【0008】しかし、この装置を購入して通信装置を構
成しようとする購入者には、依然としてこれら2対の装
置を1度に購入するのは難しい。そのため、数年に分け
て順次購入して行くことになるが、先に購入した装置は
全てが揃うまで倉庫に積み上げておくしかなく、不経済
である。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決し、従来
のアナログ通信装置に追加することにより、アナログ通
信装置と同程度のコストで簡易ディジタル通信装置を構
成できる通信装置の補助装置、本格的なディジタル通信
装置を段階的に構成できる、通信装置の補助装置、また
はこれらの補助装置を用いた通信装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は以下のように構成したものである。
【0011】(1)アナログ信号送信装置に接続して簡
易ディジタル信号送信装置を構成するための送信補助装
置であって、ディジタル化された信号をN値信号に変換
する2値−N値変換回路(ただしN=4,8,16,3
2,・・)と、N値信号を出力するための多値信号出力
端子とを有する送信補助装置である。
【0012】(2)アナログ信号受信装置に接続して簡
易ディジタル信号受信装置を構成するための受信補助装
置であって、N値信号を入力するための多値信号入力端
子と、N値信号を2値信号に変換するN値−2値変換回
路(ただしN=4,8,16,32,・・)とを有する
受信補助装置である。
【0013】(3)アナログ信号送信装置に接続して簡
易ディジタル信号送信装置を構成するか又はディジタル
信号変調装置に接続してディジタル信号送信装置を構成
するための送信補助装置であって、アナログ信号をA/
D変換し、圧縮する圧縮装置と、この装置の出力に誤り
訂正のための符号化を行う誤り訂正符号化回路と、この
回路の出力をN値信号に変換する2値−N値変換回路
(ただしN=4,8,16,32,・・)と、N値信号
を出力するための多値信号出力端子とを有するととも
に、上記圧縮装置の出力信号を外部に出力する出力端子
と、誤り訂正符号化回路の出力信号を外部に出力する出
力端子のうち、少なくとも1つの出力信号端子を有する
送信補助装置である。
【0014】(4)アナログ信号受信装置に接続して簡
易ディジタル信号受信装置を構成するか又はディジタル
信号復調装置に接続してディジタル信号受信装置を構成
するための受信補助装置であって、N値信号を入力する
ための多値信号入力端子と、N値信号を2値信号に変換
するN値−2値変換回路(ただしN=4,8,16,3
2,・・)と、この回路の出力の符号誤りを訂正する誤
り訂正回路と、この回路の出力の圧縮信号を伸長し、D
/A変換してアナログ信号にする圧縮信号伸長装置とを
有するとともに、上記誤り訂正回路に入力する信号を外
部から入力するための入力端子と、上記圧縮信号伸長装
置に入力する信号を外部から入力するための入力端子の
うち、少なくとも1つの入力端子を有する受信補助装置
である。
【0015】(5)(3)において、さらに、圧縮装置
の出力が入力される第2の誤り訂正符号化回路と、この
回路の出力に接続される出力端子とを有する送信補助装
置である。
【0016】(6)(4)において、さらに出力が圧縮
信号伸長装置に入力される第2の誤り訂正回路と、この
回路の入力に接続される誤り訂正符号化信号入力端子と
を有する受信補助装置である。
【0017】(7)(5)において、さらに圧縮装置の
出力信号を外部に出力するための圧縮信号出力端子を有
する送信補助装置である。
【0018】(8)(6)において、さらに圧縮信号伸
長装置に入力する信号を外部から入力するための圧縮信
号入力端子を有する受信補助装置である。
【0019】(9)FM変調回路を有するアナログ信号
送信装置と、1、3、5、7項のいずれか1項の送信補
助装置とを接続してなる送信装置である。
【0020】(10)FM復調回路を有するアナログ信
号受信装置と、2、4、6、8項のいずれか1項の受信
補助装置とを接続してなる受信装置である。
【0021】(11)ディジタル変調装置と、3、5、
7項のいずれか1項の送信補助装置とを接続してなる送
信装置である。
【0022】(12)ディジタル復調装置と、4、6、
8項のいずれか1項の受信補助装置とを接続してなる受
信装置である。
【0023】(13)FM復調回路を有するアナログ信
号受信装置とFM変調回路を有するアナログ信号送信装
置との間に接続され中継装置を構成するための中継補助
装置であって、N値信号を入力するための多値信号入力
端子と、N値−2値変換回路(ただしN=4,8,1
6,32,・・)と、誤り訂正回路と、誤り訂正符号化
回路と、2値−N値変換回路と、N値信号を出力するた
めの多値信号出力端子とを有する中継補助装置である。
【0024】(14)FM復調回路を有するアナログ信
号受信装置とFM変調回路を有するアナログ信号送信装
置との間に、13項の中継補助装置を接続してなる中継
装置である。
【0025】
【作用】本発明による送信補助装置と受信補助装置を、
例えば画像信号を伝送するFPUに適用する場合、送信
補助装置と受信補助装置には、高価な回路としては画像
圧縮回路14あるいは画像圧縮信号伸長回路21しか含
まれない。そのため送信補助装置と受信補助装置は、ア
ナログFPUとほぼ同程度の価格、すなわち図7のディ
ジタルFPUの約半分の値段にすることが出来る。ま
た、用いる電波帯域が等しい場合、FM変調方式で2値
のディジタル信号を伝送しようとすると、BPSK,Q
PSK,16QAMの様なディジタル信号を伝送するの
に適した変調方式を用いる場合に比べ、伝送レート(一
定時間に伝送できる符号量)が小さく、一定以上の画質
が得られる画像信号を伝送するには不足する。
【0026】しかし、本発明による送信補助装置と受信
補助装置では、2値−N値変換回路で2値のディジタル
信号を多値化し、不足する伝送レート量を補う。そして
この多値信号(FM変調回路にそのまま入力できるアナ
ログ信号)を出力する。そのため、この多値信号を、既
に使用しているアナログFPUを通して伝送するだけ
で、図7のディジタルFPUに近い性能を有する通信装
置を構成することが出来る。すなわち図7のディジタル
FPUを購入する場合の、約半分の価格の本発明による
送信補助装置と受信補助装置を購入し、既に使用してい
るアナログFPUに接続するだけで、図7の本格的ディ
ジタルFPUに近い性能を有する簡易ディジタルFPU
を安価に構成することが出来る。
【0027】また、上記(3)の手段による送信補助装
置は、2値−N値変換する前の信号である画像圧縮信
号、あるいは誤り訂正符号化信号を出力する出力端子を
持つ。同様に(4)の手段による受信補助装置は、画像
圧縮信号あるいは誤り訂正符号化信号を入力するための
入力端子を持つ。そしてこれらの端子を介し、送信補助
装置と図7のディジタルFPU変調装置25とを、また
ディジタルFPU復調装置27と受信補助装置とを接続
することにより、図7の本格的ディジタルFPUと同じ
構成の通信装置を構成することが出来る。また、ディジ
タルFPU変調装置25とディジタルFPU復調装置2
7の1対の装置の値段は、上記した様にアナログFPU
の値段とほぼ同程度に成る。
【0028】そのため、まず送信補助装置と受信補助装
置を購入してアナログFPUと接続し、本格的ディジタ
ルFPUに近い性能を有する簡易ディジタルFPUを構
成する。そして、この簡易ディジタルFPUを使用しな
がら、本格的ディジタルFPUを構成するのに必要な、
残りの装置を購入する別の機会を待つことが出来る。そ
して、一定の期間後に、改めてディジタルFPU変調装
置25とディジタルFPU復調装置27の1対の装置を
購入し、既に購入済みの送信補助装置と受信補助装置に
接続することにより、本格的なディジタルFPUを構成
することが出来る。すなわち、資金の不足で、送信補助
装置と受信補助装置の1対の装置と、ディジタルFPU
変調装置とディジタルFPU復調装置の1対の装置を段
階的に購入せざるを得えない場合でも、先に購入した装
置を、全てが揃うまで倉庫に積み上げておく様な無駄が
生じない、経済的な購入法が可能になる。
【0029】また、上記(5)と(6)の手段による送
信補助装置と受信補助装置は、FM変調方式に適した第
1の誤り訂正回路の他に、例えばBPSKの変調方式に
適した第2の誤り訂正回路を有している。そのためディ
ジタルFPU変調装置とディジタルFPU復調装置が、
誤り訂正符号化回路あるいは誤り訂正回路を有しない場
合においても、送信補助装置と受信補助装置を接続して
確実に本格的ディジタルFPUを構成することが出来
る。
【0030】また、上記(7)の手段による中継補助装
置では、アナログ信号受信装置から出力したN値信号
を、2値のディジタル信号に戻す。そして符号の誤りを
訂正した後、再びN値信号に変換してアナログ信号送信
装置に出力する。そのためこの中継補助装置を用いる
と、既に所有しているアナログ中継装置に、この安価な
中継補助装置を接続するだけで、中継途中で混入する雑
音の影響を取り除ける簡易ディジタル中継装置を構成す
ることが出来る。
【0031】
【実施例】本発明の第1の実施例による、新たに購入し
た送信補助装置と受信補助装置,及び既に使用している
アナログFPU送信装置とアナログFPU受信装置を用
いて通信装置を構成する際の、装置の構成例を図1に示
す。図1において、送信補助装置29の入力端子11か
ら入力したNTSC信号(テレビ信号)は、図7と同様
に、NTSC−YUV変換回路12,A/D変換回路1
3,画像圧縮回路14で画像圧縮信号に変換する。そし
て誤り訂正符号化回路30で、本実施例の方式に適した
誤り訂正符号化信号に変換する。ここで出力された誤り
訂正符号化信号は、2値のディジタル信号である。2値
−4値変換回路31では、図2に模式的に示す様に、こ
の2値のディジタル信号を2ビットづつ1組にし、それ
ぞれ4つのレベルの内の1つに対応させた、4レベルか
らなるアナログの4値信号に変換する。多値信号出力端
子32から出力したアナログの4値信号は、接続線を通
してアナログFPU送信装置1の入力端子2に入力し、
FM信号に変調してアンテナから電波として伝送する。
【0032】伝送されてきたFM信号を受信したアナロ
グFPU受信装置6では、受信信号をFM復調して出力
する。この時、アナログFPU受信装置6の出力端子1
0から出力される信号はアナログの4値信号である。こ
の4値信号を、受信補助装置34の多値信号入力端子3
5を通し、4値−2値変換回路36に入力する。そして
2値−4値変換回路31で実行した変換の逆変換を実行
することにより、2値のディジタル信号からなる誤り訂
正符号化信号に戻す。2値の誤り訂正符号化信号は誤り
訂正回路37に入力し、誤り訂正符号化回路30に対応
した符号の誤り訂正を実行する。そして符号の誤りを訂
正して得た画像圧縮信号は、図7と同様にして、画像圧
縮信号伸長回路21,D/A変換回路22,YUV−N
TSC変換回路23によって再びNTSC信号に戻し、
出力端子24から出力する。
【0033】この様に本実施例によれば、図7の本格的
ディジタルFPUの約半分の値段の送信補助装置と受信
補助装置のみを新たに購入し、既に使用しているアナロ
グFPU送信装置とアナログFPU受信装置に接続する
だけで、雑音の影響を受け難く伝送距離を伸ばすことが
出来る、本格的ディジタルFPUに近い性能を有する簡
易ディジタルFPUを構成することが出来る。
【0034】本発明の第2の実施例による、ディジタル
FPUの構成例を図3に示す。図3は、送信補助装置と
受信補助装置を既に使用している時、新たに購入したデ
ィジタルFPU変調装置(変調方式はBPSKを用いる
ものとして説明する)とディジタルFPU復調装置を用
い、本格的ディジタルFPUを構成する際の通信装置の
構成例である。図3のディジタルFPU変調装置25内
の誤り訂正符号化回路15は、BPSKの変調方式に適
した図7と同じ誤り訂正符号化回路である。また、ディ
ジタルFPU復調装置27内の誤り訂正回路20は、誤
り訂正符号化回路15に対応した、図7と同じ誤り訂正
回路である。また、送信補助装置29は、画像圧縮回路
14の出力信号を外部に出力するための画像圧縮信号出
力端子38を有している。同様に受信補助装置34は、
画像圧縮信号伸長回路21に入力する信号を外部から入
力するための画像圧縮信号入力端子39を有している。
本実施例では、この画像圧縮信号出力端子38をディジ
タルFPU変調装置25の入力端子40に、またディジ
タルFPU復調装置27の出力端子41を画像圧縮信号
入力端子39に接続して使用する。
【0035】図3において、第1の実施例と同様に画像
圧縮して得た画像圧縮信号は、画像圧縮信号出力端子3
8とディジタルFPU変調装置25の入力端子40を通
し、ディジタルFPU変調装置25内の誤り訂正符号化
回路15に入力する。そしてBPSK変調回路16で変
調したBPSK信号を、アンテナから電波として伝送す
る。伝送されてきたBPSK信号を受信したディジタル
FPU復調装置27では、受信信号をBPSK復調回路
19で復調する。そして誤り訂正回路20で符号の誤り
を訂正する。符号誤りを訂正して得た画像圧縮信号は、
ディジタルFPU復調装置27の出力端子41と画像圧
縮信号入力端子39を通し、画像圧縮信号伸長回路21
に入力する。そして第1の実施例と同様にして、再びN
TSC信号に戻して出力端子24から出力する。
【0036】一般に、限られた周波数帯域を持つ伝送系
を通し、FM変調方式で2値のディジタル信号を伝送し
ようとすると、BPSK,QPSK,16QAM等のデ
ィジタル信号の伝送に適した変調方式を用いる場合に比
べ、単位時間当りに伝送できる符号量である伝送レート
が小さくなる。第1の実施例では、この伝送レートの不
足を多値化することで補った。多値化したディジタル信
号をFM変調方式で伝送すると、アナログのNTSC信
号を直接FM変調して伝送する場合に比べ雑音の影響が
大幅に低減されるため、伝送可能な距離を伸ばすことが
出来る。しかしディジタル信号の伝送に適したBPSK
等の変調方式を用いる場合に比べると、雑音の影響をや
や受け易く、伝送可能な距離が若干短くなる。
【0037】本実施例では、ディジタル信号の伝送に適
した変調方式の1つであるBPSKを用いる。そのため
第1の実施例の通信装置に比べ、伝送可能な距離を更に
伸ばすことが可能になる。あるいは伝送レートを更に増
加させることが出来る。この様に本実施例によれば、既
に送信補助装置と受信補助装置を使用している時は、図
7の本格的ディジタルFPUの約半分の値段のディジタ
ルFPU変調装置25とディジタルFPU復調装置27
のみを新たに購入するだけで、第1の実施例の通信装置
より更に遠距離の伝送が可能な、本格的ディジタルFP
Uを構成することが出来る。
【0038】本発明の第3の実施例による、ディジタル
FPUの構成例を図4に示す。図4は、送信補助装置と
受信補助装置を既に使用している時、新たに購入したデ
ィジタルFPU変調装置(変調方式はBPSKを用いる
ものとして説明する)とディジタルFPU復調装置を用
いて本格的ディジタルFPUを構成する際の、他の通信
装置構成例である。図4の装置は、誤り訂正符号化回路
15を有しないディジタルFPU変調装置42と、誤り
訂正回路20を有しないディジタルFPU復調装置43
を用いる点が、図3の装置構成と異なる。また、FM変
調に適した第1の誤り訂正符号化回路である誤り訂正符
号化回路30と、BPSK変調に適した第2の誤り訂正
符号化回路である誤り訂正符号化回路15を有する送信
補助装置44を用いる点が、図3の装置構成と異なる。
また、誤り訂正符号化回路30に対応した第1の誤り訂
正回路である誤り訂正回路37と、誤り訂正符号化回路
15に対応した第2の誤り訂正回路である誤り訂正回路
20を有する受信補助装置45を用いる点が図3の装置
構成と異なる。本実施例では、送信補助装置44内の第
2の誤り訂正符号化回路である誤り訂正符号化回路15
の出力信号を外部に出力するための誤り訂正符号化信号
出力端子46を、ディジタルFPU変調装置42の入力
端子47に接続する。また、ディジタルFPU復調装置
43の出力端子48を、第2の誤り訂正回路である誤り
訂正回路20に入力する信号を外部から入力するための
訂正符号化信号入力端子49に接続して使用する。
【0039】図4において、第1の実施例と同様に画像
圧縮して得た画像圧縮信号は、誤り訂正符号化回路15
で誤り訂正符号化信号に変換した後、誤り訂正符号化信
号出力端子46とディジタルFPU変調装置42の入力
端子47を通し、ディジタルFPU変調装置42内のB
PSK変調回路16に入力する。そしてアンテナから電
波として伝送する。伝送されてきたBPSK信号を受信
したディジタルFPU復調装置43では、受信信号をB
PSK復調回路19で復調する。復調して得た誤り訂正
符号化信号は、出力端子48と訂正符号化信号入力端子
49を通し、誤り訂正回路20に入力する。そして符号
誤りを訂正して得た画像圧縮信号を、第1の実施例と同
様にして再びNTSC信号に戻し、出力端子24から出
力する。この様に本実施例によれば、第2の実施例と同
様に、既に送信補助装置と受信補助装置を使用している
時は、図7の本格的ディジタルFPUの約半分の値段の
ディジタルFPU変調装置42とディジタルFPU復調
装置43のみを新たに購入するだけで、第1の実施例の
通信装置より更に遠距離の伝送が可能な、本格的ディジ
タルFPUを構成することが出来る。
【0040】本発明の第4の実施例による、中継装置の
構成例を図5に示す。図5は、新たに購入した中継補助
装置50,及び既に使用しているアナログFPU受信装
置6とアナログFPU送信装置1を用いて構成する、中
継装置の構成例である。図5のアナログFPU受信装置
6では、例えば第1の実施例と同様にして2値のディジ
タル信号を4値化して伝送されたFM信号を受信し、F
M復調して出力する。この時、出力される信号はアナロ
グの4値信号である。この4値信号を、中継補助装置5
0の多値信号入力端子51を通して4値−2値変換回路
36に入力し、2値のディジタル信号からなる誤り訂正
符号化信号に戻す。そして誤り訂正回路37によって、
誤りを訂正した正しい2値のディジタル信号に戻す。し
かる後、誤り訂正符号化回路30と2値−4値変換回路
31で、再びアナログの4値信号に変換する。多値信号
出力端子52から出力したアナログの4値信号は、入力
端子2を通してアナログFPU送信装置1に入力し、F
M信号に変調してアンテナから電波として伝送する。こ
の様に本実施例によれば、ディジタルFPUの送受信装
置やディジタルFPU専用の中継装置を購入する場合に
比べ、回路が比較的簡単で安価に製作可能な中継補助装
置50のみを新たに購入するだけで、既に使用している
アナログFPU受信装置とアナログFPU送信装置に接
続することによって、あるいは既に使用しているアナロ
グFPU用の中継装置に組み込むことによって、雑音の
影響を受け難く伝送距離を伸ばすことが出来る簡易ディ
ジタルFPU中継装置を構成することが出来る。
【0041】なお、上記第3の実施例(図4)では、誤
り訂正符号化回路15を有しないディジタルFPU変調
装置42に接続する送信補助装置として、第2の誤り訂
正符号化回路15を有する送信補助装置44を用いた。
しかし図1の送信補助装置29の様に、誤り訂正符号化
回路30の出力信号を外部へ出力できる誤り訂正符号化
信号出力端子53を用意した送信補助装置を用いる。ま
た、誤り訂正符号化回路30を実装したICあるいは回
路基盤を、BPSKの変調方式に適した図4の誤り訂正
符号化回路15と同じ構成の回路を実装したICあるい
は回路基盤と交換する。そして送信補助装置29の誤り
訂正符号化信号出力端子53と、図4のディジタルFP
U変調装置42の入力端子47を接続する様にしても良
いのは明かである。
【0042】同様に図1の受信補助装置34の様に、誤
り訂正回路37に外部から信号を入力できる訂正符号化
信号入力端子54を用意した受信補助装置を用いる。ま
た、誤り訂正回路37を実装したICあるいは回路基盤
を、BPSKの変調方式に適した図4の誤り訂正回路2
0と同じ構成の回路を実装したICあるいは回路基盤と
交換する。そして図4のディジタルFPU復調装置43
の出力端子48と、受信補助装置34の訂正符号化信号
入力端子54を接続する様にしても良いのは明かであ
る。
【0043】また、アナログFPU送信装置1(図1)
を、ディジタルFPU変調装置25(図3)あるいはデ
ィジタルFPU変調装置42(図4)と交換すると、伝
送できる符号量である伝送レートが変化する。そこで図
3の様に、画像圧縮回路14で画像圧縮する際の圧縮率
を、用いる変調方式に応じて変更するスイッチ55を設
けることが好ましい。あるいは図4の様に、用いる変調
方式の伝送レートに対応する圧縮率を記憶するICメモ
リ56を用意し、このメモリに記憶する値を書き換え
る、あるいは別の値を記憶したICメモリと交換するよ
うに構成しておくことが好ましい。
【0044】また、2値−4値変換回路における対応関
係の例を図2に示した。しかし、この対応関係は、任意
に設定することが出来るのは言うまでもない。あるいは
更に、2値のディジタル信号を、N=4,8,16,3
2,・・を満たす任意の多値に変換する2値−N値変換
回路とその逆変換を実行するN値−2値変換回路を用い
ても良いのは明かである。
【0045】また、図1,図3,図4の各装置では、2
値−4値変換回路31と画像圧縮回路14、及び4値−
2値変換回路36と画像圧縮信号復号回路21を一体化
した場合について説明した。しかし、例えば図1の破線
の位置で2分する等の方法で、複数の装置に分離しても
良いのは明かである。
【0046】以上、本発明の実施例による送信補助装置
と受信補助装置は、従来のアナログFPUと同程度の価
格で製作が可能である。そのためアナログFPUを使用
している者は、新たにこのアナログFPUと同程度の価
格の送信補助装置と受信補助装置を購入し、既に所有し
ているアナログFPUと接続するだけで、アナログFP
Uの約2倍の高価な本格的ディジタルFPUに近い性能
を有する、簡易ディジタルFPU装置を構築することが
出来る。また、本発明による送信補助装置と受信補助装
置を使用している者は、新たにアナログFPUと同程度
の価格のディジタルFPU変調装置とディジタルFPU
復調装置を購入し、既に所有している送信補助装置と受
信補助装置にそれぞれ接続するだけで、アナログFPU
の約2倍の高価な本格的ディジタルFPUそのものを構
築することが出来る。
【0047】また、ディジタル変調方式として、BPS
K方式を用いて説明した。しかしQPSK,16QAM
等の任意の変調方式に適用可能なことは明かである。ま
た、以上アナログFPU通信装置を用いて説明したが、
FM変調回路とFM復調回路を有するアナログ信号通信
装置であれば良いのは明かである。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、送信補助装置と受信補
助装置を購入すると、簡易ディジタル通信装置から本格
的な高価なディジタル通信装置へと段階的に構成するこ
とができ、購入が容易になる。また、段階的に購入する
際、先に購入した装置は、既に所有している装置に接続
しても使用できる。そのため全てが揃うまで倉庫に積み
上げておく様な不経済な購入をせずにすますことが出来
る。また、本発明による中継補助装置を用いると、既に
所有しているアナログ中継装置に、この安価な中継補助
装置を接続するだけで、中継途中で混入する雑音の影響
を取り除ける、簡易ディジタル中継装置を構成すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の簡易ディジタルFPU
通信装置の構成図である。
【図2】2値−N値変換の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例の本格的ディジタルFP
U通信装置の構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例の本格的ディジタルFP
U通信装置の構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例の簡易ディジタルFPU
中継装置の構成図である。
【図6】従来のアナログFPU通信装置の構成図であ
る。
【図7】従来の本格的ディジタルFPU通信装置の構成
図である。
【符号の説明】
1 アナログFPU送信装置 3 FM変調回路 4 送信用増幅回路 5,7 アンテナ 6 アナログFPU受信装置 8 受信用増幅回路 9 FM復調回路 2,11,40,47 入力端子 12 NTSC−YUV変換回路 13 A/D変換回路 14 画像圧縮回路 15,30 誤り訂正符号化回路 16 BPSK変調回路 19 BPSK復調回路 20,37 誤り訂正回路 21 画像圧縮信号復号回路 22 D/A変換回路 10,24,41,48 出力端子 25,42 ディジタルFPU変調装置 27,43 ディジタルFPU復調装置 29,44 送信補助装置 31 2値−4値変換回路 32,52 多値信号出力端子 34,45 受信補助装置 35,51 多値信号入力端子 36 4値−2値変換回路 38 画像圧縮信号出力端子 39 画像圧縮信号入力端子 46,53 誤り訂正符号化信号出力端子 49,54 訂正符号化信号入力端子 50 中継補助装置 55 スイッチ 56 ICメモリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号送信装置に接続して簡易デ
    ィジタル信号送信装置を構成するための送信補助装置で
    あって、ディジタル化された信号をN値信号に変換する
    2値−N値変換回路(ただしN=4,8,16,32,
    ・・)と、N値信号を出力するための多値信号出力端子
    を有することを特徴とする送信補助装置。
  2. 【請求項2】 アナログ信号受信装置に接続して簡易デ
    ィジタル信号受信装置を構成するための受信補助装置で
    あって、N値信号を入力するための多値信号入力端子
    と、N値信号を2値信号に変換するN値−2値変換回路
    (ただしN=4,8,16,32,・・)とを有するこ
    とを特徴とする受信補助装置。
  3. 【請求項3】 アナログ信号送信装置に接続して簡易デ
    ィジタル信号送信装置を構成するか又はディジタル信号
    変調装置に接続してディジタル信号送信装置を構成する
    ための送信補助装置であって、アナログ信号をA/D変
    換し、圧縮する圧縮装置と、この装置の出力に誤り訂正
    のための符号化を行う誤り訂正符号化回路と、この回路
    の出力をN値信号に変換する2値−N値変換回路(ただ
    しN=4,8,16,32,・・)と、N値信号を出力
    するための多値信号出力端子とを有するとともに、上記
    圧縮装置の出力信号を外部に出力する出力端子と、誤り
    訂正符号化回路の出力信号を外部に出力する出力端子の
    うち、少なくとも1つの出力信号端子を有するをことを
    特徴とする送信補助装置。
  4. 【請求項4】 アナログ信号受信装置に接続して簡易デ
    ィジタル信号受信装置を構成するか又はディジタル信号
    復調装置に接続してディジタル信号受信装置を構成する
    ための受信補助装置であって、N値信号を入力するため
    の多値信号入力端子と、N値信号を2値信号に変換する
    N値−2値変換回路(ただしN=4,8,16,32,
    ・・)と、この回路の出力の符号誤りを訂正する誤り訂
    正回路と、この回路の出力の圧縮信号を伸長し、D/A
    変換してアナログ信号にする圧縮信号伸長装置とを有す
    るとともに、上記誤り訂正回路に入力する信号を外部か
    ら入力するための入力端子と、上記圧縮信号伸長装置に
    入力する信号を外部から入力するための入力端子のう
    ち、少なくとも1つの入力端子を有することを特徴とす
    る受信補助装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、さらに圧縮装置の出
    力が入力される第2の誤り訂正符号化回路と、この回路
    の出力に接続される出力端子とを有することを特徴とす
    る送信補助装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、さらに出力が圧縮信
    号伸長装置に入力される第2の誤り訂正回路と、この回
    路の入力に接続される誤り訂正符号化信号入力端子とを
    有することを特徴とする受信補助装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、さらに圧縮装置の出
    力信号を外部に出力するための圧縮信号出力端子を有す
    ることを特徴とする送信補助装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、さらに圧縮信号伸長
    装置に入力する信号を外部から入力するための圧縮信号
    入力端子を有することを特徴とする受信補助装置。
  9. 【請求項9】 FM変調回路を有するアナログ信号送信
    装置と、請求項1、3、5、7のいずれか1項の送信補
    助装置とを接続してなる送信装置。
  10. 【請求項10】 FM復調回路を有するアナログ信号受
    信装置と、請求項2、4、6、8のいずれか1項の受信
    補助装置とを接続してなる受信装置。
  11. 【請求項11】 ディジタル変調装置と、請求項3、
    5、7のいずれか1項の送信補助装置とを接続してなる
    送信装置。
  12. 【請求項12】 ディジタル復調装置と、請求項4、
    6、8のいずれか1項の受信補助装置とを接続してなる
    受信装置。
  13. 【請求項13】 FM復調回路を有するアナログ信号受
    信装置とFM変調回路を有するアナログ信号送信装置と
    の間に接続され中継装置を構成するための中継補助装置
    であって、N値信号を入力するための多値信号入力端子
    と、N値−2値変換回路(ただしN=4,8,16,3
    2,・・)と、誤り訂正回路と、誤り訂正符号化回路
    と、2値−N値変換回路と、N値信号を出力するための
    多値信号出力端子とを有することを特徴とする中継補助
    装置。
  14. 【請求項14】 FM復調回路を有するアナログ信号受
    信装置とFM変調回路を有するアナログ信号送信装置と
    の間に、請求項13に記載の中継補助装置を接続してな
    る中継装置。
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