JPH08103013A - 回転型ケーブル被覆剥離具 - Google Patents
回転型ケーブル被覆剥離具Info
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- JPH08103013A JPH08103013A JP6237779A JP23777994A JPH08103013A JP H08103013 A JPH08103013 A JP H08103013A JP 6237779 A JP6237779 A JP 6237779A JP 23777994 A JP23777994 A JP 23777994A JP H08103013 A JPH08103013 A JP H08103013A
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Landscapes
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 迅速な作業が可能で、所定長の導体の剥き出
しが容易であり、堅固で変形困難な被覆にも適用でき、
カッター交換も容易であるケーブル被覆剥離具を提供す
る。 【構成】 ケーブル被覆剥離具Pは、導体周囲に被覆が
施された丸形ケーブルに対し回動自在の円筒状の被覆ホ
ルダー部1と、該円筒状の被覆ホルダー部1後端に連設
され、剥き出された導体の先頭が底部10Aに当接する
まで挿入される導体収容孔10を備える筒部2と、筒部
2後端に連設されたチャッキング部3とを備えている。
この被覆ホルダー部1内壁1Bには、螺旋をなして設け
られ、被覆ホルダー部1の回動によってケーブルの被覆
を漸次、剥き切る被覆剥離カッター15が設けられてお
り、被覆ホルダー部1の後端壁部分ならびに筒部2の前
端壁部分の切欠きで形成された剥切屑排出口5が設けら
れている。
しが容易であり、堅固で変形困難な被覆にも適用でき、
カッター交換も容易であるケーブル被覆剥離具を提供す
る。 【構成】 ケーブル被覆剥離具Pは、導体周囲に被覆が
施された丸形ケーブルに対し回動自在の円筒状の被覆ホ
ルダー部1と、該円筒状の被覆ホルダー部1後端に連設
され、剥き出された導体の先頭が底部10Aに当接する
まで挿入される導体収容孔10を備える筒部2と、筒部
2後端に連設されたチャッキング部3とを備えている。
この被覆ホルダー部1内壁1Bには、螺旋をなして設け
られ、被覆ホルダー部1の回動によってケーブルの被覆
を漸次、剥き切る被覆剥離カッター15が設けられてお
り、被覆ホルダー部1の後端壁部分ならびに筒部2の前
端壁部分の切欠きで形成された剥切屑排出口5が設けら
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転型ケーブル被覆剥離
具、とりわけ丸形多芯ケーブルの被覆を剥離して導体を
露出させる回転型ケーブル被覆剥離具に関するものであ
る。
具、とりわけ丸形多芯ケーブルの被覆を剥離して導体を
露出させる回転型ケーブル被覆剥離具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】丸形多芯ケーブルの被覆を剥離して、導
体を露出させるケーブル被覆剥離作業に適用される従来
技術として、導体とそれを覆う被覆との境界に切開用の
刃を押入し、刃の先端を被覆外周から突出させた状態
で、刃側あるいはケーブル側を移動させて、被覆をその
外周部分まであわせて切開する装置がある。このような
装置として、例えば特開平5―292620号公報で開
示された多芯ケーブル外被剥離装置では、多芯ケーブル
先端を径方向にクランプで挟んで強圧し、ケーブル被覆
部分に歪みによる変形を与えて、被覆部分と導体間に空
隙を形成させる。ついで該空隙にカッターの刃先を押入
してカッターを回転させつつカッターを所定量だけ移動
させ、よって被覆を切除して所定長の導体を剥きだすも
のである。
体を露出させるケーブル被覆剥離作業に適用される従来
技術として、導体とそれを覆う被覆との境界に切開用の
刃を押入し、刃の先端を被覆外周から突出させた状態
で、刃側あるいはケーブル側を移動させて、被覆をその
外周部分まであわせて切開する装置がある。このような
装置として、例えば特開平5―292620号公報で開
示された多芯ケーブル外被剥離装置では、多芯ケーブル
先端を径方向にクランプで挟んで強圧し、ケーブル被覆
部分に歪みによる変形を与えて、被覆部分と導体間に空
隙を形成させる。ついで該空隙にカッターの刃先を押入
してカッターを回転させつつカッターを所定量だけ移動
させ、よって被覆を切除して所定長の導体を剥きだすも
のである。
【0003】さらに別構成による従来のケーブル被覆剥
離具として、図5に示すような手動の装置が知られてい
る。同図で、ケーブル被覆剥離装置100は、2極構成
の手回しハンドル102の中心に、カッター104がス
トローク調節可能に配設され、被覆剥離するケーブル3
0をハンドル102と直角に把持するクランパー103
が設けられている。カッター104のストローク調節
は、ハンドル102両端の調整用ノブ101で調整され
る。このケーブル被覆剥離装置100を用いてケーブル
30を被覆剥離するには、まず前作業としてケーブル3
0の被覆のシースおよびテープ類をカッターナイフ等で
手作業で切り取った後、このケーブル30にケーブル被
覆剥離装置100を図のようにセットする。ついで調整
用ノブ101を操作してカッター104のストローク位
置を調整し、ハンドル102を手動で回転させると、被
覆は薄い中空円板状105に切られて除去されるもので
ある。
離具として、図5に示すような手動の装置が知られてい
る。同図で、ケーブル被覆剥離装置100は、2極構成
の手回しハンドル102の中心に、カッター104がス
トローク調節可能に配設され、被覆剥離するケーブル3
0をハンドル102と直角に把持するクランパー103
が設けられている。カッター104のストローク調節
は、ハンドル102両端の調整用ノブ101で調整され
る。このケーブル被覆剥離装置100を用いてケーブル
30を被覆剥離するには、まず前作業としてケーブル3
0の被覆のシースおよびテープ類をカッターナイフ等で
手作業で切り取った後、このケーブル30にケーブル被
覆剥離装置100を図のようにセットする。ついで調整
用ノブ101を操作してカッター104のストローク位
置を調整し、ハンドル102を手動で回転させると、被
覆は薄い中空円板状105に切られて除去されるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなケーブル被覆部分に歪みによる変形を与えて、発
生する空隙にカッターを捩込んで切開する従来技術は、
比較的堅固で変形を加えるのが難しい被覆を有する大電
流用ケーブルについては適用できないという問題点があ
った。さらに、前記の従来のケーブル被覆剥離具では、
前段階の切除や、剥離具のケーブルへの組付け、カッタ
ーのストローク調節、さらにハンドルの手動回転といっ
た面倒で生産性の低い作業が必須である。このため剥離
に時間がかかり、迅速な作業ができないという欠点があ
った。さらに、導体の剥出長さを制御する機能が備わっ
ていないために、作業途中で剥出し部分長さを度々実測
する等の、面倒で信頼性の低い操作が不可欠であり、よ
って所定長さや所望長さの導体の剥き出しが容易でな
く、ケーブル被覆剥離の作業性の改善が困難であった。
ようなケーブル被覆部分に歪みによる変形を与えて、発
生する空隙にカッターを捩込んで切開する従来技術は、
比較的堅固で変形を加えるのが難しい被覆を有する大電
流用ケーブルについては適用できないという問題点があ
った。さらに、前記の従来のケーブル被覆剥離具では、
前段階の切除や、剥離具のケーブルへの組付け、カッタ
ーのストローク調節、さらにハンドルの手動回転といっ
た面倒で生産性の低い作業が必須である。このため剥離
に時間がかかり、迅速な作業ができないという欠点があ
った。さらに、導体の剥出長さを制御する機能が備わっ
ていないために、作業途中で剥出し部分長さを度々実測
する等の、面倒で信頼性の低い操作が不可欠であり、よ
って所定長さや所望長さの導体の剥き出しが容易でな
く、ケーブル被覆剥離の作業性の改善が困難であった。
【0005】本発明は、従来技術の有するこのような課
題や欠点を解決するためなされたもので、その目的は所
定長の導体の剥き出し作業が容易で生産性が高く、大電
流用ケーブルにも適用できて、剥き出し長さの設定が容
易であり、さらにカッター交換が容易な回転型ケーブル
被覆剥離具を提供することにある。
題や欠点を解決するためなされたもので、その目的は所
定長の導体の剥き出し作業が容易で生産性が高く、大電
流用ケーブルにも適用できて、剥き出し長さの設定が容
易であり、さらにカッター交換が容易な回転型ケーブル
被覆剥離具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を実現するため
本発明に係る回転型ケーブル被覆剥離具は、導体に被覆
が施された丸形ケーブルの被覆剥離具であって、中空円
筒状により形成される被覆ホルダー部と、該被覆ホルダ
ー部の内壁から突設され、前記被覆ホルダー部の回動に
伴い回動して、前記内壁に摺接する前記ケーブルの被覆
を漸次、切開剥離して導体を剥き出す螺旋状の刃先を有
する被覆剥離カッターと、前記被覆ホルダー部の後端に
連設され、導体先頭が当接する底部を有し、前記被覆ホ
ルダー部を形成する中空円筒内に連通する中空状の導体
収容孔を有する筒部と、前記被覆ホルダー部に設けられ
た被覆剥離カッターの下方に形成された剥切屑排出口
と、前記筒部の後端に連設され、前記筒部を介して前記
被覆剥離カッターを有する前記被覆ホルダー部に回転力
を付与するチャッキング部とを具備して成ることを特徴
とする。あるいは前記被覆剥離カッター15は、一端を
なす周端部15Aから少なくとも他端をなす底端部15
Bにいたる端面に設けられた刃先15Cを備え、該刃先
15Cは前記被覆ホルダー部1の内壁1B先端側から中
心軸方向に突出を始めて内壁1B後端側に向かい、前記
底面部7に至るまで螺旋状に連通して徐々に中心軸方向
に張出されて成ることを特徴とする。
本発明に係る回転型ケーブル被覆剥離具は、導体に被覆
が施された丸形ケーブルの被覆剥離具であって、中空円
筒状により形成される被覆ホルダー部と、該被覆ホルダ
ー部の内壁から突設され、前記被覆ホルダー部の回動に
伴い回動して、前記内壁に摺接する前記ケーブルの被覆
を漸次、切開剥離して導体を剥き出す螺旋状の刃先を有
する被覆剥離カッターと、前記被覆ホルダー部の後端に
連設され、導体先頭が当接する底部を有し、前記被覆ホ
ルダー部を形成する中空円筒内に連通する中空状の導体
収容孔を有する筒部と、前記被覆ホルダー部に設けられ
た被覆剥離カッターの下方に形成された剥切屑排出口
と、前記筒部の後端に連設され、前記筒部を介して前記
被覆剥離カッターを有する前記被覆ホルダー部に回転力
を付与するチャッキング部とを具備して成ることを特徴
とする。あるいは前記被覆剥離カッター15は、一端を
なす周端部15Aから少なくとも他端をなす底端部15
Bにいたる端面に設けられた刃先15Cを備え、該刃先
15Cは前記被覆ホルダー部1の内壁1B先端側から中
心軸方向に突出を始めて内壁1B後端側に向かい、前記
底面部7に至るまで螺旋状に連通して徐々に中心軸方向
に張出されて成ることを特徴とする。
【0007】あるいは前記被覆剥離カッターを前記被覆
ホルダー部と別体に構成し、前記被覆ホルダー部の壁部
に、前記被覆剥離カッターを装着させるカッター装着溝
を設けたことを特徴とする。あるいは前記導体収容孔の
底部が前記筒部の軸方向に移動自在に構成されたことを
特徴とする。
ホルダー部と別体に構成し、前記被覆ホルダー部の壁部
に、前記被覆剥離カッターを装着させるカッター装着溝
を設けたことを特徴とする。あるいは前記導体収容孔の
底部が前記筒部の軸方向に移動自在に構成されたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る回転型ケーブル被覆剥離具では、
中空円筒状の被覆ホルダー部が軸中心に回動されつつ、
被覆ホルダー部の中空部先端から被覆付きケーブルが、
その被覆外周を被覆ホルダー部内壁に摺接させて連続的
に押し込まれる(装挿される)。一方、被覆ホルダー部
内壁の先端側には、被覆剥離カッターの周端部における
刃先が中心軸側に突出されている。したがって内壁に摺
接して押し込まれた被覆付きケーブルの最外側被覆が、
突出している被覆剥離カッターの刃先に当たり、よって
まずケーブル先頭の最外側被覆が切り込まれる。
中空円筒状の被覆ホルダー部が軸中心に回動されつつ、
被覆ホルダー部の中空部先端から被覆付きケーブルが、
その被覆外周を被覆ホルダー部内壁に摺接させて連続的
に押し込まれる(装挿される)。一方、被覆ホルダー部
内壁の先端側には、被覆剥離カッターの周端部における
刃先が中心軸側に突出されている。したがって内壁に摺
接して押し込まれた被覆付きケーブルの最外側被覆が、
突出している被覆剥離カッターの刃先に当たり、よって
まずケーブル先頭の最外側被覆が切り込まれる。
【0009】被覆剥離カッターの刃先は、周端部から底
端部側に向かって螺旋状に連続しており、かつ被覆ホル
ダー部内壁先端側から後端に向かい徐々に突出している
から、ケーブルが被覆ホルダー部内壁に摺接してさらに
深く押し込まれると、ケーブル先頭は当たっていた周端
部にある刃先から進んで、より底端部側にある刃先に当
たるようになる。この結果、ケーブル先頭の被覆はさら
に内側に深く切り込まれる。同時に、ケーブル先頭より
も後方の被覆が周端部の刃先に当たるから、ケーブル後
方の被覆も漸次切り込まれることになる。このようにし
て、ケーブルが被覆ホルダー部内にさらに深く押し込ま
れると、剥離が進行し、やがてケーブル先頭が被覆剥離
カッターの底端部刃先に当たる。被覆剥離カッター底端
部の刃先は、ケーブル被覆の最内周の位置まで張出して
いるから、これによりケーブル被覆は最内周まで完全に
切除されて、ケーブル先頭の導体が剥き出される。
端部側に向かって螺旋状に連続しており、かつ被覆ホル
ダー部内壁先端側から後端に向かい徐々に突出している
から、ケーブルが被覆ホルダー部内壁に摺接してさらに
深く押し込まれると、ケーブル先頭は当たっていた周端
部にある刃先から進んで、より底端部側にある刃先に当
たるようになる。この結果、ケーブル先頭の被覆はさら
に内側に深く切り込まれる。同時に、ケーブル先頭より
も後方の被覆が周端部の刃先に当たるから、ケーブル後
方の被覆も漸次切り込まれることになる。このようにし
て、ケーブルが被覆ホルダー部内にさらに深く押し込ま
れると、剥離が進行し、やがてケーブル先頭が被覆剥離
カッターの底端部刃先に当たる。被覆剥離カッター底端
部の刃先は、ケーブル被覆の最内周の位置まで張出して
いるから、これによりケーブル被覆は最内周まで完全に
切除されて、ケーブル先頭の導体が剥き出される。
【0010】さらにケーブルが被覆ホルダー部内壁に摺
接して深く押し込まれるにつれて、ケーブル被覆の剥離
がケーブル先頭から後方に進行し、よって導体が剥き出
された部分が長くなる。剥き出された導体は被覆ホルダ
ー部から筒部に進み、筒部内部の導体収容孔内を筒部後
端方向に進行する。さらにケーブルが被覆ホルダー部内
に押し込まれると、やがて剥き出された導体の先頭が導
体収容孔の底部に当接し、これ以上のケーブル押し込み
を不可能にする。
接して深く押し込まれるにつれて、ケーブル被覆の剥離
がケーブル先頭から後方に進行し、よって導体が剥き出
された部分が長くなる。剥き出された導体は被覆ホルダ
ー部から筒部に進み、筒部内部の導体収容孔内を筒部後
端方向に進行する。さらにケーブルが被覆ホルダー部内
に押し込まれると、やがて剥き出された導体の先頭が導
体収容孔の底部に当接し、これ以上のケーブル押し込み
を不可能にする。
【0011】ところで、導体先頭が導体収容孔の底部に
当接した時点で、剥出された導体の長さは導体収容孔の
深さと等しくなっている。したがって導体収容孔の深さ
が所定の剥出された導体長さに等しいものを用いれば、
剥き出された導体の先頭が導体収容孔の底部に当接した
時点で、剥離作業が自動的に完了することになる。この
ように、導体収容孔の深さを所定の長さにすることで、
容易な作業で、しかも迅速に所定の長さの導体を剥き出
すことが可能になる。またこの間、剥切屑は被覆剥離カ
ッター背面の剥切屑排出口から排出され、よって剥切屑
がケーブル被覆剥離具内に停留しない。
当接した時点で、剥出された導体の長さは導体収容孔の
深さと等しくなっている。したがって導体収容孔の深さ
が所定の剥出された導体長さに等しいものを用いれば、
剥き出された導体の先頭が導体収容孔の底部に当接した
時点で、剥離作業が自動的に完了することになる。この
ように、導体収容孔の深さを所定の長さにすることで、
容易な作業で、しかも迅速に所定の長さの導体を剥き出
すことが可能になる。またこの間、剥切屑は被覆剥離カ
ッター背面の剥切屑排出口から排出され、よって剥切屑
がケーブル被覆剥離具内に停留しない。
【0012】また、被覆剥離カッターを被覆ホルダー部
と別体に構成し、被覆ホルダー部のカッター装着溝に、
被覆剥離カッターを着脱自在に装着させることにより、
被覆剥離カッターの交換が容易となる。さらに、被覆ホ
ルダー部の壁部に穿設されたカッター係止孔に螺挿され
た係止螺子が、カッター装着溝に装着された被覆剥離カ
ッターを確実に係止し、よって被覆剥離カッターのぐら
つきや脱落を防止する。またストッパーが筒部の後端開
口から導体収容孔に嵌挿され、係止突起が筒部壁の横ス
リットに嵌挿されると、該ストッパーが筒部内を軸方向
に移動可能になる。所望の軸方向位置にストッパーの移
動後に、ストッパーが若干回動されて、係止突起が横ス
リットに直角に設けられた縦スリットに嵌め込まれる
と、係止突起は縦スリット壁面によって係止される。係
止突起の該係止によって、ストッパーはその位置に係止
され、この結果、ストッパーの端面が導体収容孔の底部
を形成する。前記のように、ストッパーが移動自在であ
り、さらにストッパーは任意の位置に係止可能であるか
ら、導体収容孔の底部を筒部軸方向の任意の位置に設定
可能となる。この結果、所望の深さの導体収容孔が形成
され、よって所望の長さの導体を容易に剥き出すことが
可能となる。
と別体に構成し、被覆ホルダー部のカッター装着溝に、
被覆剥離カッターを着脱自在に装着させることにより、
被覆剥離カッターの交換が容易となる。さらに、被覆ホ
ルダー部の壁部に穿設されたカッター係止孔に螺挿され
た係止螺子が、カッター装着溝に装着された被覆剥離カ
ッターを確実に係止し、よって被覆剥離カッターのぐら
つきや脱落を防止する。またストッパーが筒部の後端開
口から導体収容孔に嵌挿され、係止突起が筒部壁の横ス
リットに嵌挿されると、該ストッパーが筒部内を軸方向
に移動可能になる。所望の軸方向位置にストッパーの移
動後に、ストッパーが若干回動されて、係止突起が横ス
リットに直角に設けられた縦スリットに嵌め込まれる
と、係止突起は縦スリット壁面によって係止される。係
止突起の該係止によって、ストッパーはその位置に係止
され、この結果、ストッパーの端面が導体収容孔の底部
を形成する。前記のように、ストッパーが移動自在であ
り、さらにストッパーは任意の位置に係止可能であるか
ら、導体収容孔の底部を筒部軸方向の任意の位置に設定
可能となる。この結果、所望の深さの導体収容孔が形成
され、よって所望の長さの導体を容易に剥き出すことが
可能となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。先ず、この発明の構成を説明する。図1
は、本発明に係る回転型ケーブル被覆剥離具の一実施例
の斜視図である。図2は、図1のケーブル被覆剥離具の
使用時を説明する斜視図である。図3は、図1のケーブ
ル被覆剥離具へのケーブル嵌挿時の部分断面図である。
前記各図で、本発明に係るケーブル被覆剥離具Pは、円
環状の壁部1cにより形成される中空円筒状の被覆ホル
ダー部1と、該被覆ホルダー部1に連設される筒部2
と、該筒部2後端に連設されたチャッキング部3とを具
備して成る。さらに前記被覆ホルダー部1には、被覆付
きケーブルの被覆を剥離するための被覆剥離カッター1
5が装着されている。
て説明する。先ず、この発明の構成を説明する。図1
は、本発明に係る回転型ケーブル被覆剥離具の一実施例
の斜視図である。図2は、図1のケーブル被覆剥離具の
使用時を説明する斜視図である。図3は、図1のケーブ
ル被覆剥離具へのケーブル嵌挿時の部分断面図である。
前記各図で、本発明に係るケーブル被覆剥離具Pは、円
環状の壁部1cにより形成される中空円筒状の被覆ホル
ダー部1と、該被覆ホルダー部1に連設される筒部2
と、該筒部2後端に連設されたチャッキング部3とを具
備して成る。さらに前記被覆ホルダー部1には、被覆付
きケーブルの被覆を剥離するための被覆剥離カッター1
5が装着されている。
【0014】中空円筒状の被覆ホルダー部1の中空部先
端から、被覆付きのケーブル30が装挿される。したが
って被覆ホルダー部1の中空部1Aを形成する内壁1B
は、嵌挿される丸型ケーブル30の被覆外周を摺接させ
るに適する寸法に設定されている。また壁部1cを形成
する内壁1Bの後端には底面部7が段付形成され、該底
面部7には後述する剥き出された導体36を挿通可能に
して、筒部2の後述する導体収容孔10に連通する導体
案内入口部10Bが開口形成されている。これによって
剥き出された導体36は、被覆ホルダー部1の中空部1
Aから筒部2の導体収容孔10内に円滑に移動して挿入
される。
端から、被覆付きのケーブル30が装挿される。したが
って被覆ホルダー部1の中空部1Aを形成する内壁1B
は、嵌挿される丸型ケーブル30の被覆外周を摺接させ
るに適する寸法に設定されている。また壁部1cを形成
する内壁1Bの後端には底面部7が段付形成され、該底
面部7には後述する剥き出された導体36を挿通可能に
して、筒部2の後述する導体収容孔10に連通する導体
案内入口部10Bが開口形成されている。これによって
剥き出された導体36は、被覆ホルダー部1の中空部1
Aから筒部2の導体収容孔10内に円滑に移動して挿入
される。
【0015】筒部2は、被覆ホルダー部1の前記底面部
7に連設されて軸方向後方に伸展する中空円筒状をな
し、被覆ホルダー部1と一体的な軸を形成する。筒部2
の中空部分は、剥き出された導体36が挿入可能な導体
収容孔10を形成している。さらに導体収容孔10は、
後部側に底部10Aを有している。
7に連設されて軸方向後方に伸展する中空円筒状をな
し、被覆ホルダー部1と一体的な軸を形成する。筒部2
の中空部分は、剥き出された導体36が挿入可能な導体
収容孔10を形成している。さらに導体収容孔10は、
後部側に底部10Aを有している。
【0016】被覆剥離カッター15は、被覆ホルダー部
1の内壁1Bに螺旋をなして設けられている。螺旋状の
被覆剥離カッター15は、その一端である周端部15A
から、その他端である底端部15Bにいたるまでの内側
端面に連続して設けられた刃先15Cを有する。かつ、
この螺旋状の被覆剥離カッター15は、被覆ホルダー部
1の内壁1Bの先端側から内壁1Bに沿って後端側に向
かい、底面部7に至るまで、斜めに角度を有して連通し
て徐々に突設されている。すなわち被覆剥離カッター1
5の周端部15Aにある刃先15Cは、図1および図2
に示すように、被覆ホルダー部1の内壁1Bの先端側途
中の位置から中心軸方向に突出を始める。ついで被覆剥
離カッター15は、内壁1Bの後端側に向かい斜行する
が、この斜行につれて刃先15Cが徐々に被覆ホルダー
部1の中心軸方向に張出する。被覆ホルダー部1の底面
部7においては、被覆剥離カッター15の底端部15B
にある刃先15Cが、装挿されたケーブル30の被覆の
最内周にいたる径方向位置まで張出された構成となって
いる。また、被覆剥離カッター15の底端部15Bは、
被覆ホルダー部1の底面部7に接して構成されている。
1の内壁1Bに螺旋をなして設けられている。螺旋状の
被覆剥離カッター15は、その一端である周端部15A
から、その他端である底端部15Bにいたるまでの内側
端面に連続して設けられた刃先15Cを有する。かつ、
この螺旋状の被覆剥離カッター15は、被覆ホルダー部
1の内壁1Bの先端側から内壁1Bに沿って後端側に向
かい、底面部7に至るまで、斜めに角度を有して連通し
て徐々に突設されている。すなわち被覆剥離カッター1
5の周端部15Aにある刃先15Cは、図1および図2
に示すように、被覆ホルダー部1の内壁1Bの先端側途
中の位置から中心軸方向に突出を始める。ついで被覆剥
離カッター15は、内壁1Bの後端側に向かい斜行する
が、この斜行につれて刃先15Cが徐々に被覆ホルダー
部1の中心軸方向に張出する。被覆ホルダー部1の底面
部7においては、被覆剥離カッター15の底端部15B
にある刃先15Cが、装挿されたケーブル30の被覆の
最内周にいたる径方向位置まで張出された構成となって
いる。また、被覆剥離カッター15の底端部15Bは、
被覆ホルダー部1の底面部7に接して構成されている。
【0017】被覆剥離カッター15は、カッター交換の
便宜上、図1または図2に示すように被覆ホルダー部1
と別体に構成するのが望ましい。このため被覆ホルダー
部1の中空円筒状の壁部1Cに、被覆ホルダー部1の径
方向に貫通するカッター装着溝4が設けられ、このカッ
ター装着溝4に被覆剥離カッター15が外側より装着さ
れる。
便宜上、図1または図2に示すように被覆ホルダー部1
と別体に構成するのが望ましい。このため被覆ホルダー
部1の中空円筒状の壁部1Cに、被覆ホルダー部1の径
方向に貫通するカッター装着溝4が設けられ、このカッ
ター装着溝4に被覆剥離カッター15が外側より装着さ
れる。
【0018】さらに、図3に示すように、被覆ホルダー
部1の壁部1Cの先端から軸方向後端に、螺溝を有して
少なくともカッター装着溝4に至るカッター係止孔6が
複数個設けられ、これらカッター係止孔6に係止螺子2
0を螺挿して、カッター装着溝4に装着された被覆剥離
カッター15を係止するよう構成されている。ここで、
係止螺子20はその先端が被覆剥離カッター15に設け
られた孔を貫通して係止する構成とすることが望ましい
が、あるいはその先端が被覆剥離カッター15の当接し
た面を強く押圧して係止する構成とすることも可能であ
る。あるいは別の構成として、被覆剥離カッター15を
被覆ホルダー部1に溶接等で固着させ、該被覆ホルダー
部1と一体に、着脱不能に構成することも可能である。
部1の壁部1Cの先端から軸方向後端に、螺溝を有して
少なくともカッター装着溝4に至るカッター係止孔6が
複数個設けられ、これらカッター係止孔6に係止螺子2
0を螺挿して、カッター装着溝4に装着された被覆剥離
カッター15を係止するよう構成されている。ここで、
係止螺子20はその先端が被覆剥離カッター15に設け
られた孔を貫通して係止する構成とすることが望ましい
が、あるいはその先端が被覆剥離カッター15の当接し
た面を強く押圧して係止する構成とすることも可能であ
る。あるいは別の構成として、被覆剥離カッター15を
被覆ホルダー部1に溶接等で固着させ、該被覆ホルダー
部1と一体に、着脱不能に構成することも可能である。
【0019】被覆ホルダー部1と筒部2との間で、かつ
被覆剥離カッター15の下方には、被覆剥離カッター1
5によって剥かれたケーブル30の被覆を排出させるた
めの剥切屑排出口5が形成されている。剥切屑排出口5
は、底面部7における被覆剥離カッター15の底端部1
5Bが径方向に突設された位置から底面部7の一部分に
わたり形成された切欠と、さらに連設された筒部2の前
端壁の一部分に形成された切欠とによって形成されてい
る。さらに、チャッキング部3は若干のテーパを有する
中実円錐状で、筒部2と一体に形成されている。
被覆剥離カッター15の下方には、被覆剥離カッター1
5によって剥かれたケーブル30の被覆を排出させるた
めの剥切屑排出口5が形成されている。剥切屑排出口5
は、底面部7における被覆剥離カッター15の底端部1
5Bが径方向に突設された位置から底面部7の一部分に
わたり形成された切欠と、さらに連設された筒部2の前
端壁の一部分に形成された切欠とによって形成されてい
る。さらに、チャッキング部3は若干のテーパを有する
中実円錐状で、筒部2と一体に形成されている。
【0020】次に、動作を説明する。図2あるいは図3
に示すように、ケーブル被覆剥離具P後部のチャッキン
グ部3が、電機ドリル等の回転装置40に堅締され、回
転装置40の回転によってケーブル被覆剥離具P全体が
その長軸を中心に回転する。一方、ケーブル30は大電
流用の丸形ケーブルで、導体36の外周に被覆として内
側から外側に順に、絶縁体35、半導電性テープ34、
銅層33、不織布32、シース31がそれぞれ施されて
いる。導体36は、図2に示すように多芯で構成されて
いる。
に示すように、ケーブル被覆剥離具P後部のチャッキン
グ部3が、電機ドリル等の回転装置40に堅締され、回
転装置40の回転によってケーブル被覆剥離具P全体が
その長軸を中心に回転する。一方、ケーブル30は大電
流用の丸形ケーブルで、導体36の外周に被覆として内
側から外側に順に、絶縁体35、半導電性テープ34、
銅層33、不織布32、シース31がそれぞれ施されて
いる。導体36は、図2に示すように多芯で構成されて
いる。
【0021】このケーブル30が、回転する被覆ホルダ
ー部1の中空部の内壁1Bに摺接して、図中D2方向に
装挿される。すなわち、ケーブル30に対し被覆ホルダ
ー部1を相対的に回動させつつ、被覆ホルダー部1にケ
ーブル30が先頭から連続的に押し込まれる(装挿され
る)。これによりケーブル30先頭が、先ず、内壁1B
の先端側に突出している被覆剥離カッター15の周端部
15Aの刃先15Cに当たるから、ケーブル30先頭の
最外側シース31が、先ず切り込まれる。ついでケーブ
ル30が被覆ホルダー部1に押し込まれ続けるにつれ
て、徐々に張り出した刃先15Cがケーブル30の被覆
をさらに内径側に漸次切り込んでいく。すなわち、被覆
ホルダー部1の内壁1Bにあって、周端部15Aから底
端部15B側に、斜めに角度を有して半月刀状に連なる
刃先1Cは、シース31、不織布32、銅層33、半導
電性テープ34、絶縁体35の順に切り込んでいく。こ
の過程で、切り込まれた被覆31〜35は剥切屑排出口
5より排出される。このようにして、押し込まれたケー
ブル30先頭が被覆ホルダー部1の底面部7に対応する
位置まで進むと、底端部15Bの刃先15Cによってす
べての被覆31〜35が切除されて、導体36が剥き出
される。剥き出された導体36は、被覆ホルダー部1の
底面部7の導体案内入口部10Bを通過して筒部2内部
の導体収容孔10内に挿入される。
ー部1の中空部の内壁1Bに摺接して、図中D2方向に
装挿される。すなわち、ケーブル30に対し被覆ホルダ
ー部1を相対的に回動させつつ、被覆ホルダー部1にケ
ーブル30が先頭から連続的に押し込まれる(装挿され
る)。これによりケーブル30先頭が、先ず、内壁1B
の先端側に突出している被覆剥離カッター15の周端部
15Aの刃先15Cに当たるから、ケーブル30先頭の
最外側シース31が、先ず切り込まれる。ついでケーブ
ル30が被覆ホルダー部1に押し込まれ続けるにつれ
て、徐々に張り出した刃先15Cがケーブル30の被覆
をさらに内径側に漸次切り込んでいく。すなわち、被覆
ホルダー部1の内壁1Bにあって、周端部15Aから底
端部15B側に、斜めに角度を有して半月刀状に連なる
刃先1Cは、シース31、不織布32、銅層33、半導
電性テープ34、絶縁体35の順に切り込んでいく。こ
の過程で、切り込まれた被覆31〜35は剥切屑排出口
5より排出される。このようにして、押し込まれたケー
ブル30先頭が被覆ホルダー部1の底面部7に対応する
位置まで進むと、底端部15Bの刃先15Cによってす
べての被覆31〜35が切除されて、導体36が剥き出
される。剥き出された導体36は、被覆ホルダー部1の
底面部7の導体案内入口部10Bを通過して筒部2内部
の導体収容孔10内に挿入される。
【0022】さらにケーブル30が被覆ホルダー部1に
押し込まれ続けるにつれて、導体36が剥き出された部
分が長くなり、剥き出された導体36は筒部2内部の導
体収容孔10内を漸次後端に向かい前進する。さらにケ
ーブル30が被覆ホルダー部1に押し込まれ続けると、
やがて剥き出された導体36の先頭が導体収容孔10の
底部10Aに当接する。この導体36の先頭の底部10
Aへの当接によって、ケーブル30のこれ以上の押し込
みが不可能になるが、ここでケーブル30は、被覆31
〜35が螺旋状の切込みから平面状の切断に移って導体
36から切り離される。また導体36の当接と同時に、
剥出された導体36の長さが導体収容孔10の深さLと
なっており、よって所望の剥出部長さLが実現されてい
る。したがって剥離作業はここで自動的に完了すること
になる。
押し込まれ続けるにつれて、導体36が剥き出された部
分が長くなり、剥き出された導体36は筒部2内部の導
体収容孔10内を漸次後端に向かい前進する。さらにケ
ーブル30が被覆ホルダー部1に押し込まれ続けると、
やがて剥き出された導体36の先頭が導体収容孔10の
底部10Aに当接する。この導体36の先頭の底部10
Aへの当接によって、ケーブル30のこれ以上の押し込
みが不可能になるが、ここでケーブル30は、被覆31
〜35が螺旋状の切込みから平面状の切断に移って導体
36から切り離される。また導体36の当接と同時に、
剥出された導体36の長さが導体収容孔10の深さLと
なっており、よって所望の剥出部長さLが実現されてい
る。したがって剥離作業はここで自動的に完了すること
になる。
【0023】すなわち、ケーブル30の押し込みが出来
なくなるまで、回転する被覆ホルダー部1内にケーブル
30を押し込み続けるという操作をするのみで、導体3
6を所定の長さLだけ剥き出したケーブルが自動的に製
造される。したがって従来必要であった、例えば作業途
中で剥き出し部分長さを実測する等の、面倒で信頼性の
低い作業が一切必要なくなり、よってケーブル被覆剥離
の作業性を顕著に改善することができる。
なくなるまで、回転する被覆ホルダー部1内にケーブル
30を押し込み続けるという操作をするのみで、導体3
6を所定の長さLだけ剥き出したケーブルが自動的に製
造される。したがって従来必要であった、例えば作業途
中で剥き出し部分長さを実測する等の、面倒で信頼性の
低い作業が一切必要なくなり、よってケーブル被覆剥離
の作業性を顕著に改善することができる。
【0024】図4は、導体収容孔10の底部を筒部2の
軸方向に移動自在とした構成の実施例を示す。同図に基
づいて、この構成を以下に説明する。同図で、チャッキ
ング部3Aは、筒部2Aと別体に着脱自在に構成されて
いて、円錐状部分の突端に丸棒状部分3Cが連設されて
いる。また円錐状部分の基部側外周には軸方向および周
方向に延びてL型状に形成された凹状の係合溝3Bが複
数個、配設されている。筒部2A後端の開口10B寄り
の内壁には、中心方向に突出した係合突部2Dが複数個
配設され、チャッキング部3Aの円錐状部分が筒部2A
後端の開口10Bに嵌入された際に、チャッキング部3
A側の各係合溝3Bが、筒部2A側の各係合突部2Dと
嵌合して係合される。筒部2A後端の開口10Bはさら
に、導体収容孔10に連通している。
軸方向に移動自在とした構成の実施例を示す。同図に基
づいて、この構成を以下に説明する。同図で、チャッキ
ング部3Aは、筒部2Aと別体に着脱自在に構成されて
いて、円錐状部分の突端に丸棒状部分3Cが連設されて
いる。また円錐状部分の基部側外周には軸方向および周
方向に延びてL型状に形成された凹状の係合溝3Bが複
数個、配設されている。筒部2A後端の開口10B寄り
の内壁には、中心方向に突出した係合突部2Dが複数個
配設され、チャッキング部3Aの円錐状部分が筒部2A
後端の開口10Bに嵌入された際に、チャッキング部3
A側の各係合溝3Bが、筒部2A側の各係合突部2Dと
嵌合して係合される。筒部2A後端の開口10Bはさら
に、導体収容孔10に連通している。
【0025】また、筒部2Aには、筒部2A後端壁部に
開口を有して筒部2A壁部を先端方向に延びる横スリッ
ト2Cと、前記横スリット2Cに連設して所定の位置
に、該横スリット2Cと直角方向に伸びる縦スリット2
Bが設けられている。さらに、中実円柱状のストッパー
8が導体収容孔10内に嵌挿される。ストッパー8に
は、その外周から径方向に突出した係止突起8Aが備え
られ、この係止突起8Aは筒部2A壁部に設けられた前
記横スリット2Cおよび縦スリット2Bに嵌挿可能に構
成される。また、ストッパー8の中実円柱状部分の嵌挿
方向前面は、平坦な端面8Bを形成している。尚、横ス
リット2Cは少なくとも1本あればよいが、複数本設け
ることも可能である。また、これに対応して、係止突起
8Aを複数本備えることも可能である。
開口を有して筒部2A壁部を先端方向に延びる横スリッ
ト2Cと、前記横スリット2Cに連設して所定の位置
に、該横スリット2Cと直角方向に伸びる縦スリット2
Bが設けられている。さらに、中実円柱状のストッパー
8が導体収容孔10内に嵌挿される。ストッパー8に
は、その外周から径方向に突出した係止突起8Aが備え
られ、この係止突起8Aは筒部2A壁部に設けられた前
記横スリット2Cおよび縦スリット2Bに嵌挿可能に構
成される。また、ストッパー8の中実円柱状部分の嵌挿
方向前面は、平坦な端面8Bを形成している。尚、横ス
リット2Cは少なくとも1本あればよいが、複数本設け
ることも可能である。また、これに対応して、係止突起
8Aを複数本備えることも可能である。
【0026】前記の構成の作動を以下に説明する。中実
円柱状のストッパー8が筒部2Aの後端開口から導体収
容孔1に嵌挿され、横スリット2Cに沿って進み、係止
突起8Aが適当な縦スリット2Bに嵌挿されると、スト
ッパ8はその位置に係止される。次いでチャッキング部
3Aが筒部2Aの軸方向に移動され、係合溝3Bに筒部
2Aの係合突部2Dが嵌挿されると、さらにチャッキン
グ部3Aと筒部2Aは相方向に回転され、被覆剥離具は
組み立てられる。上記のように組み立てられた被覆剥離
具は、ストッパー8の端面8B、すなわち被覆ホルダー
部1寄りの面が、導体収容孔10の底部10A(図1、
3参照)として作用する。このように、ストッパー8は
適宜位置に移動され、該位置で係止されることで、導体
収容孔10の底部10Aが筒部2Aの軸方向の任意位置
に設定される。なお、図示はしないが、上記各実施例に
加えて、被覆ホルダー部の先端面より外方へ向かって徐
々に拡径した形状のケーブル案内フード部を該被覆ホル
ダーと一体に設けることができる。このようなフードを
設けることにより、ケーブルの被覆ホルダー部内への導
入を容易にすることができる。
円柱状のストッパー8が筒部2Aの後端開口から導体収
容孔1に嵌挿され、横スリット2Cに沿って進み、係止
突起8Aが適当な縦スリット2Bに嵌挿されると、スト
ッパ8はその位置に係止される。次いでチャッキング部
3Aが筒部2Aの軸方向に移動され、係合溝3Bに筒部
2Aの係合突部2Dが嵌挿されると、さらにチャッキン
グ部3Aと筒部2Aは相方向に回転され、被覆剥離具は
組み立てられる。上記のように組み立てられた被覆剥離
具は、ストッパー8の端面8B、すなわち被覆ホルダー
部1寄りの面が、導体収容孔10の底部10A(図1、
3参照)として作用する。このように、ストッパー8は
適宜位置に移動され、該位置で係止されることで、導体
収容孔10の底部10Aが筒部2Aの軸方向の任意位置
に設定される。なお、図示はしないが、上記各実施例に
加えて、被覆ホルダー部の先端面より外方へ向かって徐
々に拡径した形状のケーブル案内フード部を該被覆ホル
ダーと一体に設けることができる。このようなフードを
設けることにより、ケーブルの被覆ホルダー部内への導
入を容易にすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る回転型
ケーブル被覆剥離具は、被覆ホルダー部の内壁から突設
され、該ホルダー部の回動に伴い回動する螺旋状の刃先
を有した被覆剥離カッターを備えているので、前記内壁
に摺接するケーブルの被覆を漸次、切開剥離して導体を
剥き出しできる。また、剥き出された導体を収容する導
体収容孔の深さを所定の長さに設定しておけば、回動す
る被覆ホルダー部にケーブルを嵌挿させて、ケーブル押
し込みを続ける作業のみで、所定長さの導体を自動的
に、しかも迅速に剥き出すことができる。これによっ
て、ケーブル被覆剥離作業を極めて容易とすることがで
きる。
ケーブル被覆剥離具は、被覆ホルダー部の内壁から突設
され、該ホルダー部の回動に伴い回動する螺旋状の刃先
を有した被覆剥離カッターを備えているので、前記内壁
に摺接するケーブルの被覆を漸次、切開剥離して導体を
剥き出しできる。また、剥き出された導体を収容する導
体収容孔の深さを所定の長さに設定しておけば、回動す
る被覆ホルダー部にケーブルを嵌挿させて、ケーブル押
し込みを続ける作業のみで、所定長さの導体を自動的
に、しかも迅速に剥き出すことができる。これによっ
て、ケーブル被覆剥離作業を極めて容易とすることがで
きる。
【0028】また剥離作業の間に発生する剥切屑は、剥
切屑排出口から効果的に排出されるから、被覆ホルダー
部内に滞留して剥離作業を妨げることがなく、よって作
業性を改善することができる。
切屑排出口から効果的に排出されるから、被覆ホルダー
部内に滞留して剥離作業を妨げることがなく、よって作
業性を改善することができる。
【0029】また、被覆剥離カッターを被覆ホルダー部
と別体に構成し、被覆ホルダー部のカッター装着溝に、
被覆剥離カッターを着脱自在に装着させることにより、
被覆剥離カッターの交換が容易となり、保全性が改善さ
れる。さらに、被覆ホルダー部壁部に穿設されたカッタ
ー係止孔に螺挿された係止螺子が、カッター装着溝に装
着された被覆剥離カッターを確実に係止するので、被覆
剥離カッターがぐらつくことがなく、安定した被覆剥離
作業が可能になる。
と別体に構成し、被覆ホルダー部のカッター装着溝に、
被覆剥離カッターを着脱自在に装着させることにより、
被覆剥離カッターの交換が容易となり、保全性が改善さ
れる。さらに、被覆ホルダー部壁部に穿設されたカッタ
ー係止孔に螺挿された係止螺子が、カッター装着溝に装
着された被覆剥離カッターを確実に係止するので、被覆
剥離カッターがぐらつくことがなく、安定した被覆剥離
作業が可能になる。
【0030】またストッパーは筒部の軸方向に移動可能
に設けられ、かつ所定位置に係止される構造を有するこ
とにより、所望深さLの導体収容孔10を形成でき、よ
って所望長さの導体を剥き出すことが可能となる。しか
もストッパーの移動よって、深さLは容易に変更できる
から、1基のケーブル被覆剥離具で多種類の剥離条件に
対応できる。
に設けられ、かつ所定位置に係止される構造を有するこ
とにより、所望深さLの導体収容孔10を形成でき、よ
って所望長さの導体を剥き出すことが可能となる。しか
もストッパーの移動よって、深さLは容易に変更できる
から、1基のケーブル被覆剥離具で多種類の剥離条件に
対応できる。
【図1】本発明に係るケーブル被覆剥離具の一実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のケーブル被覆剥離具の使用時を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1のケーブル被覆剥離具へのケーブル嵌挿時
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図4】本発明に係るケーブル被覆剥離具の別の実施例
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図5】従来のケーブル被覆剥離具の使用時の説明図で
ある。
ある。
P 回転型ケーブル被覆剥離具 1 被覆ホルダー部 1B 内壁 2 筒部 3 チャッキング部 4 カッター装着溝 5 剥切屑排出口 6 カッター係止孔 7 底面部 10 導体収容孔 10A 底部 15 被覆剥離カッター 15A 周端部 15B 底端部 15C 刃先 20 係止螺子
Claims (4)
- 【請求項1】 導体に被覆が施された丸形ケーブルの被
覆剥離具であって、中空円筒状より形成される被覆ホル
ダー部と、該被覆ホルダー部の内壁から突設され、前記
被覆ホルダー部の回動に伴い回動して、前記内壁に摺接
する前記ケーブルの被覆を漸次、切開剥離して導体を剥
き出す螺旋状の刃先を有する被覆剥離カッターと、前記
被覆ホルダー部の後端に連設され、導体先頭が当接する
底部を有し、前記被覆ホルダー部を形成する中空円筒内
に連通する中空状の導体収容孔を有する筒部と、前記被
覆ホルダー部に設けられた被覆剥離カッターの下方に形
成された剥切屑排出口と、前記筒部の後端に連設され、
前記筒部を介して前記被覆剥離カッターを有する前記被
覆ホルダー部に回転力を付与するチャッキング部とを具
備して成ることを特徴とする回転型ケーブル被覆剥離
具。 - 【請求項2】 前記被覆剥離カッターは、一端をなす周
端部から少なくとも他端をなす底端部にいたる端面に設
けられた刃先を備え、該刃先は前記被覆ホルダー部の内
壁先端側から中心軸方向に突出を始めて内壁後端側に向
かい、前記底面部に至るまで螺旋状に連通して徐々に中
心軸方向に張出されて成ることを特徴とする請求項1記
載の回転型ケーブル被覆剥離具。 - 【請求項3】 前記被覆剥離カッターを前記被覆ホルダ
ー部と別体に構成し、前記被覆ホルダー部の壁部に、前
記被覆剥離カッターを装着させるカッター装着溝を設け
たことを特徴とする請求項1乃至2記載の回転型ケーブ
ル被覆剥離具。 - 【請求項4】 前記導体収容孔の底部が前記筒部の軸方
向に移動自在に構成されたことを特徴とする請求項1乃
至4記載の回転型ケーブル被覆剥離具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6237779A JPH08103013A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 回転型ケーブル被覆剥離具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6237779A JPH08103013A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 回転型ケーブル被覆剥離具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103013A true JPH08103013A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17020312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6237779A Pending JPH08103013A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 回転型ケーブル被覆剥離具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08103013A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101324768B1 (ko) * | 2012-07-09 | 2013-11-08 | 주식회사 넥센테크 | 케이블 단부 차폐층 마감기구 |
| JP2017220977A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社永木精機 | 被覆線皮剥器、および、被覆線皮剥方法 |
| CN107681417A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-02-09 | 浙江欧导自动化设备有限公司 | 一种漆包线表面剥皮用枪头 |
| CN109494636A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-03-19 | 湖南文理学院 | 一种防刮损的电磁感应实验用导线剥线装置 |
| CN116365430A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-06-30 | 国网安徽省电力有限公司涡阳县供电公司 | 一种用于电缆的快速剥皮装置 |
| CN118832513A (zh) * | 2024-09-24 | 2024-10-25 | 徐州鑫贝克电力设备股份有限公司 | 一种变压器铜线剥皮装置 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6237779A patent/JPH08103013A/ja active Pending
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
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