JPH08103213A - 発酵乳および発酵乳製品の製造法 - Google Patents

発酵乳および発酵乳製品の製造法

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JPH08103213A JP27691594A JP27691594A JPH08103213A JP H08103213 A JPH08103213 A JP H08103213A JP 27691594 A JP27691594 A JP 27691594A JP 27691594 A JP27691594 A JP 27691594A JP H08103213 A JPH08103213 A JP H08103213A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は有害菌に対し感染防御、自浄、整腸
作用等に役立つ、成人婦人腟内に常在するデーデルライ
ン乳酸菌をスターターとし、従来のものに比べ保健上で
顕著な有効性を示す、発酵乳、発酵乳製品の生産を目的
とする。また原料乳にグリコーゲンを添加するもので、
乳酵発酵を促進し、生産の省力化、消費者の体力増進に
も貢献し得る発明である。 【構成】 本発明の実施法は全乳又は脱脂粉乳等の原料
乳、もしくはこれにグリコーゲンを添加したものを殺
菌、冷却後成人婦人腟内に活性状態にある時期のデーデ
ルライン菌叢又はその純粋分離菌によるスターターを添
加、42〜45℃で4〜5時間発酵、冷却製品とする。 【効果】 接種菌叢は低酸性菌で自浄作用強く、従来の
ものに比べ嗜好、保存性に優れ、保健上の効果も大で、
グリコーゲン添加により生産性と食品価値を向上し得
る。(図面参照)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は成人婦人の腟内および
子宮頚管口を酸性に保つことにより、有害菌に対する防
御と自浄作用を営んでいるデーデルライン乳酸菌をスタ
ーターとして調整した発酵乳および発酵乳製品の製造に
係るもので、食品産業上においても、また消費者の健康
増進にも極めて価値の高いものである。
【0002】更にグリコーゲンの添加によって、発酵を
促進し、且つ乳酸生成も早めることにより、産業上省力
化にも役立ち得る。この発明による乳酸発酵は比較的低
酸性にして香味おだやかであり、また接種菌の特性上、
整腸のみでなく、除菌作用、免疫賦与にも役立つので、
病弱者向保健用発酵乳、発酵乳飲料或はその他の発酵乳
製品として供給し得る産業上に着目すべき顕著な利用分
野がある。
【0003】
【従来の技術】従来のプレーンタイプの発酵乳にあって
は、ラクトバチルス・ブルガリア、同アシドフィルス菌
およびビフィズス菌等2、3種の乳酸菌を接種したスタ
ーターを用い製造することが一般的とされている。従っ
て接種菌の特性より、何れの発酵乳も保健上からは整腸
作用のみを主な効果としていた。また従来から発酵乳に
使用している乳酸菌種は比較的に発酵時間は短いが、強
酸生成の菌であり、その製品のpHは3.0〜3.5と
高く、嗜好的にも酸味が強いため、砂糖等を同時パック
し販売に供しているが、砂糖等で味付けしているヨーグ
ルトに比べその嗜好面で消費の伸び悩みをみている。ま
た強酸性であるため、冷蔵庫で低温保存しておいても酸
度は逐次増加して行くため、返ってそれが菌自体の増殖
においても支障を来す要因となり、保存期間や賞味期間
をも短くする原因となっている。また乳酸菌飲料でも製
品の酸度は一般に高く、マイルド性に欠けている。そこ
でこの点を解決するためには、低酸生成型の菌を選択し
て発酵乳のスターターを作り、添加接種すれば、味覚的
にマイルドな発酵乳を製造し得る。このような製品は消
費者にとってもより食べ易く、消費の拡大、健康増進に
も連なることと思われる。しかし従来から低酸性乳酸菌
を使用した場合、発酵速度が遅く、従って乳酸生成にも
時間を要する欠点がある。そこでこの点を解決するには
低酸性菌であっても発酵速度早め、酸生成も順調に進ま
せるような生産技術が望まれるところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の発酵
乳、発酵乳製品の製造技術と比べて、その本質的な品
質、効用面を改善、解決しようとするもので、次のよう
な問題点があげられる。
【0005】先づ通常発酵乳製造に用いられる乳酸菌は
ビフイズス菌、アシドフィルス菌、ブルガリア菌等、
二、三の乳酸菌を主体とするものであって、その生理的
な効用とするところは、腸内を酸性化することにより、
有害細菌類の増殖を抑え、整腸作用を基調とした保健発
酵食品の生産に止まっている。しかし最近では有害細菌
のみでなく、数多くの新たな疾病も世界的に激増しつつ
ある。そこで整腸作用に止まらず、新たな疾病にも対応
し得るような、生理的に免疫賦与、積極的除菌作用、強
力な自己防御能力等を保有るす有用菌叢による発酵食品
の開発が急務とされている。
【0006】また従来のプレーン・タイプ発酵乳製造に
用いる乳酸菌株は、ほとんどが高酸生成タイプの菌なの
で、製品の酸度も一般に高く、マイルド性に欠けてい
る。そこでこの点を解決するためには、低酸生成タイプ
の菌を選択して発酵乳スターターを作り、添加接種すれ
ば、味覚的にマイルドな発酵乳を製造し得る。そのよう
な製品は消費者にとってもより食べ易く、消費の拡大、
健康増進にも連なることと思われる。しかし、従来から
低酸性乳酸菌を使用した場合、発酵速度が遅く、従って
乳酸生成にも時間を要する欠点がある。そこでこの点を
解決するには低酸性菌であっても発酵速度早め、酸生成
も順調に進ませるような生産技術が望まれている。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものであり、体内に侵入した有害菌への除菌、
防御および免疫賦与を有する有用菌叢の接種による生理
的効果にも優れ、且つ嗜好性に富んだ従来にみられない
発酵乳および発酵乳製品を省力的に生産しようとする目
的を達成し得たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、整腸作用
のみならず、多くの感染性微生物等に対して強力な防 優れ、且つ省力生産も可能な発酵乳および発酵乳製品の
製法に新規性を見出し、本発明の完成をみたものであ
る。
【0009】すなわち、本発明では成人の健康な婦人腟
内常在の強力除菌、自浄作用を有する、デーデルライン
菌叢もしくはのそ純粋分離菌を接種したスターターを用
い、またその低酸性発酵および乳酸の生成を促すため、
グリコーゲンの添加発酵させたもので、香味豊にして省
力生産の可能なことを特徴とするものである。
【0010】以下、この発明をより詳細に説明する。こ
の発明におけるスターターに接種した乳酸菌は、186
0〜1991年ドイツの産婦 或はそれより純粋分離した乳酸菌を適宜混合接種し調製
したスターターを、原料乳に添加して発酵乳もしくは発
酵乳製品として製造するものである。この菌は、ラクト
バチルス(Lactobatillus)属、ストレプ
トコッカス(Streptococcus)属等の乳酸
生成菌よりなり、腟上皮細胞に含まれるグリコーゲンを
栄養源として繁殖し、そのため乳酸を生成して腟内をp
H4.5〜5.5程度の酸性に維持することに役立って
いる。また子宮頚部や腟内に有害な病原菌の侵入と定着
を阻止し、自浄作用(antopurificatio
n)力により感染防止の重要な役目を果している。発明
者らは成人婦人のエストロゲン(estrogen)ホ
ルモン分泌の最も活発な排卵直前期が自浄作用が一番強
く、従ってデーデルライン菌叢の活性の強いことに着
目、スターター調製に際しての菌採取、接種の最適時期
とするものである。すなわち、生理の周期でエストロゲ
ン分泌が盛んなとき、腟内壁は最も肥厚し、その細胞に
グリコーゲンが多く蓄積されてることから、それを栄養
源としているデーデルライン乳酸菌の繁殖、除菌作用も
活性化されるためである。しかし、エストロゲンの分泌
をみない閉経後の婦人には有害細菌による腟炎等の症状
がみられるところより、この菌の有害雑菌に対する防
御、自浄作用が強力であることが臨床的に証明づけられ
ている。本発明の目的とする整腸作用以外の除菌、自浄
作用を行なう菌叢を用いる発酵乳の開発を意図したのも
以上のような保健上より一層有効な食品の提供にある。
【0011】本発明に用いたデーデルライン菌叢は、腟
内をおだやかなpH4.5〜5.5の酸性に維持してい
る乳酸菌である。従ってこの菌より作ったスターターを
接種製造した発酵乳の製品酸度もpH4.5〜5.5と
比較的低酸性で、その香味は穏やかな酸味で、従来のプ
レーン・タイプの市販発酵乳のように強酸性でない処か
ら、特に糖無添加であっても、万人向の嗜好であり、特
に小児、病弱者にとっても、飽の来ない食品として提供
出来る品質的特徴を有する。またデーデル乳酸菌中より
分離されているストレプトコッカスサーモオフィルス
(Streptcoccus thermo−phil
us)菌は粘性菌にして、製品は低酸性にも拘らずゲル
化良好で、乳清分離をみない香味、状態とも商品的にも
優れた発酵乳が製造し得る。
【0012】なお一般的に低酸性乳酸においては、発酵
と乳酸生成の速度が遅れがちという技術的問題点が指摘
されている。しかし本発明においては、スターターとし
て使用している、デーデルライン菌は腟内の増殖ではそ
の内壁上皮細胞中のグリコーゲンを菌自体の糖質分解酵
素により単糖類に分解して栄養源とし、発酵する性質を
有することに着目し、スターター調製時、発酵乳製造時
に0.1〜0.5%程度グリコーゲンを添加することに
より、発酵時間および乳酸生成を促進することに成功し
たものである。すなわち本発明は企業的に省力化、栄養
的には栄養価向上に役立ち得る特徴を有する。
【0013】
【作用】本発明で用いたデーデルライン菌は低酸性菌で
あり、その菌を接種して製造した製品の酸度は低め(p
H4.0〜5.0)であって味覚的に好まれる。またデ
ーデルライン菌叢にはストレプトコッカスサーモフィラ
ス菌が存在するところより、その菌の粘保持特性により
ゲル化形成にも良好に作用した。また、製造時、グリコ
ーゲンを添加し、発酵を促す作用により省力生産を可能
とした。更に菌の自浄特性により、製造での工程管理、
製品の品質管理上ともに衛生面確保の上から極めて優れ
た作用が認められた。以上の作用を実験例で示す。
【0014】実験例1 官能試験 資料は本発明の製法によった(実施例1)発酵乳(A)
と市販のプレーンタイプ・ヨーグルト(B)を用い、男
女各5名計10名のパネラーによって、甘味、酸味、旨
味、香りおよび食感の5項目について、5点採点法によ
って評価させた。その評価の成績は表1に示すようであ
って、発酵乳A(本発明の製法によるもの)はB(市販
製品)に比べて各項目において優れていた。なお、本実
験に供試した本発明による製品(A)のpHは4.4、
糖分(屈折糖示度)8.5度、市販品プレーンヨーグル
ト(B)のpHは3.5、糖分(同)は6.3度であっ
た。
【0015】また同試験について嗜好、品質のうえから
好みの順位を評価した結果、A試験を順位1位としてパ
ネラーは10名中8名であり、大部分のパネラーが本発
明の製法による試料Aを好んでいた。
【0016】
【表1】
【0017】実験例2 ゲル強度に関する破断特性試験 本実験に供試した試料のうち、本発明法によるものは、
脱脂粉乳100gに水900mlを加え発酵原料とし、
90℃で15分間殺菌し冷却後にデーデルライン菌接種
のスターター10gを添加した。これをプラスチック容
器(直径6.5cm高さ3cm)各60gずつ充填、試
料Aとした。また別に前記同様の殺菌・冷却後の発酵原
料に、ブルガリア菌、アシドフィルス菌を接種したスタ
ーター10gを添加、前記同様の容器に同量ずつ充填、
試料Bとした。両区を同条件43℃で4時間発酵させ、
1時間おきに破断特性を測定した。ゲル化強度測定法
は、レオメーター(山電製、RE.330)により、測
定条件はプランジャーの直径;15mm、試料台の速
度;1mm/1secとした。
【0018】実験の結果は表2に示すようであって試料
AはBより破断試験に遥かに経時的に強度が早く、ゲル
状が良好であることを示した。
【0019】
【表2】
【0020】実験例3 グリコーゲン添加発酵試験 実験方法として、脱脂粉乳500gに水4.5lを加え
発酵原料とし、グリコーゲン添加区では0.2%量のグ
リコーゲンを添加した。両区とも90℃で15分間殺菌
し冷却後に、デーデルライン菌接種のスターター30g
を添加し、43℃で4時間発酵試験し、発酵開始より1
時間ごとに試料を採取、酸度の測定を行ない、両区にお
ける乳酸生成の経時的変化を調べた。なお酸度の定量法
は10mlを試料とし、同量を加水、フェノールフタレ
イン液を指示薬と、0.1N水酸化ナトリウム溶液にて
滴定。その滴定量から100g当りの乳酸量を求め酸度
とした。なお0.1N水酸化ナトリウム1ml当りの乳
酸は9mg相当とし算出した。
【0021】実験の結果は表3図に示したように、グリ
コーゲン添加区にあっては、発酵開始3時間後の時点で
0.57g、4時間後で0.85gであり、無添加区で
は3時間後0.35g、4時間後0.49gであり、グ
リコーゲン添加区にあって酸度が高く、従って乳酸発酵
が促されていることが認められた。
【0022】すなわち本発明による製造法のグリコーゲ
ン添加区の発酵が促進されたことは婦人腟内における乳
酸菌が腟壁内面のグリコーゲンを栄養源として増殖して
いる作用と一致していたものであった。
【0023】
【表3】
【0024】実験例4 大腸菌群検出試験 大腸菌群試験は、食品衛生法に基づく、乳及び乳製品の
成分規格等に関する省令に従って、次の方法にて大腸菌
群の有無を判定した。すなわち、滅菌ペトリー皿2枚を
用意し、それぞれに滅菌ピペットを用いて試料1mlを
正確に採る。これにあらかじめ加温して溶かし43℃か
ら45℃までの温度を保持させたデソキシコーレイト寒
天培養基を10mlから15mlまでの量加え、静かに
回転し、前後左右に傾斜して混合し、冷却凝固させる。
培養基が凝固した後に、その表面に更に同培養基を3m
lから4mlまでの量加えて冷却凝固させる。この操作
は試料をペトリー皿に採ってから20分間以内に完了さ
せなければならない。
【0025】培養基が凝固したならば、倒置し32℃か
ら35℃までの温度で20時間(前後2時間の余裕認め
る。)培養して集落の有無を観察する。暗赤色の集落を
認めたものは推定試験陽性とし、該当しないものは推定
試験陰性とする。
【0026】上記の方法によって行なった大腸菌群検出
試験結果、培養後集落は検出せず陰性にして、本発明に
よる製品の安全性の高いことを認め得た。なお、本発明
による製品について公的分析機関(日本分析センター)
において検査した結果においても陰性であった。(同セ
ンター分析試験成績書、第47071374.001
号)
【0027】
【実施例】次に本発明の具体的実施例を示す。 実施例1 脱脂粉乳1kgを滅菌した微温湯9lに溶解し10kg
とし、90℃にて15分間殺菌し、温度が43℃になる
迄冷却して発酵乳原料とする。この原料にデーデルライ
て4.5〜5時間発酵すれば、凝固、ゲル化するので8
℃前後での低温で約12時間冷却すれば、低酸性の香味
ゲル化良好な発酵乳製品となる。
【0028】実施例2 脱脂粉乳1kgに実施例1同様に9l加水し、その発酵
原料の0.2%量のグリコーゲンを添加し、実施例1に
準じ発酵乳原料を作る。次に予めグリコーゲンを加え調
製しておいた、デーデル菌スターター150gを添加、
接種し、実施例1同様に分注、同温度条件にて3.5〜
4時間発酵すれば、省力短時間にして、凝固状態も良好
な従来全くみられなかった栄養豊かなグリコーゲン入り
発酵乳を製造し得る。
【0029】実施例3 実施例2により製造された発酵乳10kg当り10%
(1kg)の砂糖もしくは蜂蜜混合の砂糖及び0.1〜
0.2%のゼラチン等の安定剤を添加、ダイエット用と
してはステビア、アスパラテーム或は還元オリゴ糖など
を砂糖に代換して添加後、カードを破砕均一化する。こ
れを容器に充填密封すれば、ドリンクタイプの乳酸菌飲
料製品となる。更に充填密封後のものを95℃で15〜
20分間殺菌、冷却すれば、殺菌乳酸菌飲料製品とな
る。
【0030】実施例4 実施例3の糖分等添加時に、10〜20%の果実もしく
は野菜等の搾汁またはパルプを加えれば、更にビタミ
ン、ミネラル類を含む栄養豊かな発酵乳及び乳酸発酵飲
料を製造することが出来る。
【0031】
【発明の効果】本発明は、成人婦人腟内の常在菌であ
る、デーデルライン菌叢もしくはその純粋分離菌をスタ
ーターとして接種、発酵促進の目的ではグリコーゲンを
添加することを特徴とする、発酵乳および発酵乳製品の
製造法に係るもので次の効果を得ることができる。 (1)本発明に用いる、デーデルライン菌叢は低酸性生
成菌よりなっているもので、この菌により発酵した製品
は何れも酸度低く、従って味覚のうえで糖分無添加で美
味に可食出来る製品を提供し得ることが確認された。ま
た、この菌叢中には粘性菌の一つとされるStrept
ococcusthermophilus菌が混在して
いるところより、低酸でってもpH4.5〜5.0にお
いて極めて良好な状態でゲル化し、且つ水分をよく包
含、その分離もほとんど見られない製品が得られる。従
来の製法には見られない品質に対して優れた効果が認め
られた。 (2)本発明では、エネルギー源として重要な成分であ
るグリコーゲンを添加することによりその発酵を促し発
酵乳の省力生産を行なうことが可能である。従ってこの
発明の方法により、生産性を高め生産コストの低減化を
はかることが出来る。 (3)本発明に用いたデーデル乳酸菌叢は、成人婦人の
腟中に常在し、腟および子子頚管における有害菌に対し
ての強力なる防御、自浄作用に効果ある。従来の発酵乳
が整腸作用のみの生理的効果を期待しているのに比べ、
本発明による製品では、保健衛生上において、種々の有
害菌の防御、除菌、免疫にも効果的に作用する。そこ
で、機能性ある発酵食品の一つとして、健康作りの食生
活に広く貢献し得るものである。
【図面の簡単な説明】
添附図面は、本発明により発酵原料乳にグリコーゲンを
添加したA区と、グリコーゲンを添加しないB区とにデ
ーデルライン菌を接種、両区とも43℃の同条件で4時
間発酵させ、経時的に乳酸の生成量を比較したもので、
グリコーゲン添加のA区はB区より乳酸生成量が多く、
従って発酵が促されていることを示すものである。
【図1】グリコーゲン添加による乳酸生成量の変化を示
す図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料乳基質を発酵するにあたり、成人婦
    人腟内常在乳酸菌叢もしくはその純粋分離菌を接種調整
    したスターターを、乳原料に添加発酵させることを特徴
    とする、発酵乳および発酵乳製品の製造法。
  2. 【請求項2】 スターター、発酵乳もしくは発酵乳製品
    等の原料乳を調整するにあたり、グリコーゲンを添加し
    て、発酵および乳酸の生成を促進させることを特徴とす
    る、発酵乳もしくは発酵乳製品の製造法。
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