JPH08103245A - 抗酸化組成物及びその製造方法 - Google Patents
抗酸化組成物及びその製造方法Info
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- JPH08103245A JPH08103245A JP6243848A JP24384894A JPH08103245A JP H08103245 A JPH08103245 A JP H08103245A JP 6243848 A JP6243848 A JP 6243848A JP 24384894 A JP24384894 A JP 24384894A JP H08103245 A JPH08103245 A JP H08103245A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 余剰活性酸素の消去作用と脂質の過酸化反応
を阻止する高い生体抗酸化作用を有する、胸やけをもた
らすことなく容易に消化される抗酸化組成物及びその製
造方法を提供する。 【構成】 食用米麦類及び豆類並びに食用米麦類及び豆
類の胚芽又は糠の発酵粉砕物からなる抗酸化組成物であ
って、複数種の食用米麦類及び豆類並びに食用米麦類及
び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ独立に焙煎し、焙煎した
ものを独立に粉砕し、粉砕したものを独立に蒸煮し、蒸
煮したものを独立に製麹し、製麹したものにアルコール
を独立に添加して発酵を停止し、発酵停止したものを独
立に乾燥してアルコールを除去し、乾燥した粉末をすべ
て混合して第1の発酵粉砕原料を生成し、焙煎した食用
種子類並びにビタミンC及びビタミンC誘導体を含有す
る植物体を独立に粉砕し、粉砕したものをすべて混合し
て第2の粉砕原料を生成し、第1及び第2の粉砕原料を
混合し、これを造粒してなる。
を阻止する高い生体抗酸化作用を有する、胸やけをもた
らすことなく容易に消化される抗酸化組成物及びその製
造方法を提供する。 【構成】 食用米麦類及び豆類並びに食用米麦類及び豆
類の胚芽又は糠の発酵粉砕物からなる抗酸化組成物であ
って、複数種の食用米麦類及び豆類並びに食用米麦類及
び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ独立に焙煎し、焙煎した
ものを独立に粉砕し、粉砕したものを独立に蒸煮し、蒸
煮したものを独立に製麹し、製麹したものにアルコール
を独立に添加して発酵を停止し、発酵停止したものを独
立に乾燥してアルコールを除去し、乾燥した粉末をすべ
て混合して第1の発酵粉砕原料を生成し、焙煎した食用
種子類並びにビタミンC及びビタミンC誘導体を含有す
る植物体を独立に粉砕し、粉砕したものをすべて混合し
て第2の粉砕原料を生成し、第1及び第2の粉砕原料を
混合し、これを造粒してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗酸化組成物に関し、さ
らに詳しくは、人の健康の維持増進、疾病の予防や治療
に使用される抗酸化組成物に関する。
らに詳しくは、人の健康の維持増進、疾病の予防や治療
に使用される抗酸化組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】動脈硬化や癌、心臓病、糖尿病等いわゆ
る成人病の原因は、近年の医学、生化学等の分野の研究
によると、生体内で生成する活性酸素やフリーラジカル
(以下「活性酸素」と略す。)が起因しているといわれ
ており、その研究も進んでいる。
る成人病の原因は、近年の医学、生化学等の分野の研究
によると、生体内で生成する活性酸素やフリーラジカル
(以下「活性酸素」と略す。)が起因しているといわれ
ており、その研究も進んでいる。
【0003】この活性酸素は、生体において功罪両面の
作用をあわせもっている。すなわち、適量の活性酸素は
生体の感染等に対する防御機構を受け持っているが、コ
ントロールされないで余剰に生成した活性酸素は、核酸
やタンパクの変性、脂質の過酸化反応等の作用により、
成人病や難病等の疾病を引き起こす原因となる。その結
果、余剰活性酸素は生体の酸化作用として大きな問題と
なっている。生体内にはこのようないわゆる活性酸素の
毒性を効果的に抑制する酵素が生成されており、そのひ
とつにスーパーオキシドテイスムターゼ(Superoxide d
ismutase)(以下、SODと略す)がある。このSOD
を投与した疾病を治療する方法も講じられているが、注
射薬のみであり、薬効としても10分間程度の持続時間
しかなく、かつ内服薬としての効果は証明されていな
い。その上、4種類ある活性酸素(ほかに過酸化反応に
関与する活性酸素はさらに6種類ある)のうちSODの
不足から発生する病変に対してのみ有効で限定されてい
る。
作用をあわせもっている。すなわち、適量の活性酸素は
生体の感染等に対する防御機構を受け持っているが、コ
ントロールされないで余剰に生成した活性酸素は、核酸
やタンパクの変性、脂質の過酸化反応等の作用により、
成人病や難病等の疾病を引き起こす原因となる。その結
果、余剰活性酸素は生体の酸化作用として大きな問題と
なっている。生体内にはこのようないわゆる活性酸素の
毒性を効果的に抑制する酵素が生成されており、そのひ
とつにスーパーオキシドテイスムターゼ(Superoxide d
ismutase)(以下、SODと略す)がある。このSOD
を投与した疾病を治療する方法も講じられているが、注
射薬のみであり、薬効としても10分間程度の持続時間
しかなく、かつ内服薬としての効果は証明されていな
い。その上、4種類ある活性酸素(ほかに過酸化反応に
関与する活性酸素はさらに6種類ある)のうちSODの
不足から発生する病変に対してのみ有効で限定されてい
る。
【0004】特公昭61−29711号公報に焙炒粉砕
した玄米粉及び黄粉に緑茶粉を混合し、これに麹菌を少
量添加して粉末原材料とし、胡麻油及び大豆油よりなる
植物性混合油中にその粉末原材料を4日間程度浸漬して
有効成分を混合油中に抽出する植物系栄養剤の製造方法
が記載されている。米国特許第5,009,891号に
は、食用米麦類及び豆類又はその胚芽を焙煎し、次いで
微生物を加えて発酵せしめ、これに焙煎した植物より得
た植物油を添加してなる活性酸素抑制組成物すなわち抗
酸化組成物が記載され、さらに、この組成物にビタミン
C又はビタミンC誘導体を添加したものも提案されてい
る。
した玄米粉及び黄粉に緑茶粉を混合し、これに麹菌を少
量添加して粉末原材料とし、胡麻油及び大豆油よりなる
植物性混合油中にその粉末原材料を4日間程度浸漬して
有効成分を混合油中に抽出する植物系栄養剤の製造方法
が記載されている。米国特許第5,009,891号に
は、食用米麦類及び豆類又はその胚芽を焙煎し、次いで
微生物を加えて発酵せしめ、これに焙煎した植物より得
た植物油を添加してなる活性酸素抑制組成物すなわち抗
酸化組成物が記載され、さらに、この組成物にビタミン
C又はビタミンC誘導体を添加したものも提案されてい
る。
【0005】この抗酸化組成物は、体内で余剰に生じる
活性酸素を消去する作用がある。活性酸素が生体組織の
防御機構に必要な量を上回る産生があるときは脳血管障
害、循環器疾患、眼疾患、糖尿病や発癌等の起因となる
ほか、老化や炎症等も影響を受けるといわれている。つ
まり各種の成人病や難病(悪性関節リュウマチ、ベーチ
ェット病、クローン病、潰瘍性大腸炎等)のほか火傷、
外傷、疲労、宿酔、便秘等の予防や治療に優れており、
特に健康維持に有効である。
活性酸素を消去する作用がある。活性酸素が生体組織の
防御機構に必要な量を上回る産生があるときは脳血管障
害、循環器疾患、眼疾患、糖尿病や発癌等の起因となる
ほか、老化や炎症等も影響を受けるといわれている。つ
まり各種の成人病や難病(悪性関節リュウマチ、ベーチ
ェット病、クローン病、潰瘍性大腸炎等)のほか火傷、
外傷、疲労、宿酔、便秘等の予防や治療に優れており、
特に健康維持に有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開示さ
れている従来の活性酸素抑制組成物が酸化し易い植物油
を含有しているいるので、酸化した油は、体内にて活性
酸素による過酸化脂質の増加を促進することになる。よ
って、従来の活性酸素抑制組成物には、活性酸素を抑制
する抗酸化組成物の作用を自ら抑制する問題ある。
れている従来の活性酸素抑制組成物が酸化し易い植物油
を含有しているいるので、酸化した油は、体内にて活性
酸素による過酸化脂質の増加を促進することになる。よ
って、従来の活性酸素抑制組成物には、活性酸素を抑制
する抗酸化組成物の作用を自ら抑制する問題ある。
【0007】さらに、植物油を含有する従来の活性酸素
抑制組成物を、唾液、胃液の分泌が少ない成人例えば、
老人などが摂取したとき、場合により、容易には消化さ
れず胃にも垂れて胸やけをもたらすという問題ある。発
明の目的は、かかる事情に鑑みかかる問題を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、生体内の高
い抗酸化作用を有し胸やけをもたらすことなく容易に消
化される生体抗酸化組成物を提供することにある。
抑制組成物を、唾液、胃液の分泌が少ない成人例えば、
老人などが摂取したとき、場合により、容易には消化さ
れず胃にも垂れて胸やけをもたらすという問題ある。発
明の目的は、かかる事情に鑑みかかる問題を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、生体内の高
い抗酸化作用を有し胸やけをもたらすことなく容易に消
化される生体抗酸化組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる事情に
鑑みかかる問題を解決するためになされたものであり、
本発明の目的は、生体内の高い抗酸化作用を有し胸やけ
をもたらすことなく容易に消化される生体抗酸化組成物
を提供することにある。本発明は、食用米麦類及び豆類
並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠の発酵粉砕物か
らなる抗酸化組成物であって、複数種の食用米麦類及び
豆類並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ
独立に焙煎し、焙煎したものを独立に粉砕し、粉砕した
ものを独立に蒸煮し、蒸煮したものを独立に製麹し、製
麹したものにアルコールを独立に添加して発酵を停止
し、発酵停止したものを独立に乾燥してアルコールを除
去し、乾燥した粉末をすべて混合して第1の発酵粉砕原
料を生成し、焙煎した食用種子類並びにビタミンC及び
ビタミンC誘導体を含有する植物体を独立に粉砕し、粉
砕したものをすべて混合して第2の粉砕原料を生成し、
第1及び第2の粉砕原料を混合し、これを造粒してなる
ことを特徴とする。
鑑みかかる問題を解決するためになされたものであり、
本発明の目的は、生体内の高い抗酸化作用を有し胸やけ
をもたらすことなく容易に消化される生体抗酸化組成物
を提供することにある。本発明は、食用米麦類及び豆類
並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠の発酵粉砕物か
らなる抗酸化組成物であって、複数種の食用米麦類及び
豆類並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ
独立に焙煎し、焙煎したものを独立に粉砕し、粉砕した
ものを独立に蒸煮し、蒸煮したものを独立に製麹し、製
麹したものにアルコールを独立に添加して発酵を停止
し、発酵停止したものを独立に乾燥してアルコールを除
去し、乾燥した粉末をすべて混合して第1の発酵粉砕原
料を生成し、焙煎した食用種子類並びにビタミンC及び
ビタミンC誘導体を含有する植物体を独立に粉砕し、粉
砕したものをすべて混合して第2の粉砕原料を生成し、
第1及び第2の粉砕原料を混合し、これを造粒してなる
ことを特徴とする。
【0009】本発明者は、得られた植物組成物が高い生
体抗酸化作用(余剰活性酸素の消去作用と脂質の過酸化
反応を阻止する作用)を有しかつ胸やけをもたらすこと
なく容易に消化されるすることを見いだした。本発明の
自然の抗酸化組成物に用いられる食用米麦類及び豆類と
しては、米、小麦、大豆、とうもろこし、鳩麦、小豆等
が例示される。なかでも大豆、鳩麦を用いることが好ま
しい。また、胚芽としては、これら食用米麦類及び豆類
の胚芽が例示されるが、小麦胚芽、米糠等が好んで用い
られる。なお、これらは複数種で用いているのが良い。
体抗酸化作用(余剰活性酸素の消去作用と脂質の過酸化
反応を阻止する作用)を有しかつ胸やけをもたらすこと
なく容易に消化されるすることを見いだした。本発明の
自然の抗酸化組成物に用いられる食用米麦類及び豆類と
しては、米、小麦、大豆、とうもろこし、鳩麦、小豆等
が例示される。なかでも大豆、鳩麦を用いることが好ま
しい。また、胚芽としては、これら食用米麦類及び豆類
の胚芽が例示されるが、小麦胚芽、米糠等が好んで用い
られる。なお、これらは複数種で用いているのが良い。
【0010】個々の食用米麦類及び豆類の好適な組合せ
としては、大豆、鳩麦、小麦胚芽及び米糠が挙げられ、
その使用量は、各々重量で2:1:1:2の配合割合が
例示される。これらの原料はできるだけ高品質で新鮮な
ものを用いることが好ましい。特に、胚芽、中でも糠は
酸化され易いので精米直後のものを用いることが好まし
い。
としては、大豆、鳩麦、小麦胚芽及び米糠が挙げられ、
その使用量は、各々重量で2:1:1:2の配合割合が
例示される。これらの原料はできるだけ高品質で新鮮な
ものを用いることが好ましい。特に、胚芽、中でも糠は
酸化され易いので精米直後のものを用いることが好まし
い。
【0011】本発明の製造の焙煎工程における焙煎と
は、食用米麦類及び豆類等の原材料中の有効成分の重合
を解き、低分子化するために必要な熱を、焦がさないよ
うな条件で与えることを指す。それぞれの焙煎温度は食
用米麦類及び豆類の種類や加熱時間によって異なるが、
80〜90℃で5〜6時間じっくり焙煎する。加熱方法
も、種子や胚芽等の粒子の内層と外層の温度差が小さく
なるように均一に加熱できるような手段を採用すること
が必要である。そのために遠赤外線による加熱、恒温槽
による均一な加熱、流動床による加熱等が採用される
が、石や陶器などの釜又は容器を用いることが好まし
い。
は、食用米麦類及び豆類等の原材料中の有効成分の重合
を解き、低分子化するために必要な熱を、焦がさないよ
うな条件で与えることを指す。それぞれの焙煎温度は食
用米麦類及び豆類の種類や加熱時間によって異なるが、
80〜90℃で5〜6時間じっくり焙煎する。加熱方法
も、種子や胚芽等の粒子の内層と外層の温度差が小さく
なるように均一に加熱できるような手段を採用すること
が必要である。そのために遠赤外線による加熱、恒温槽
による均一な加熱、流動床による加熱等が採用される
が、石や陶器などの釜又は容器を用いることが好まし
い。
【0012】各食用米麦類及び豆類原料をそれぞれ焙煎
したあと、粉砕工程で種類別に粉末にする。この場合、
製麹工程で種麹と良く混合するための粉砕なので、必ず
しも微粉末にする必要はない。粉砕工程の後、焙煎した
粉末をそれぞれ蒸煮工程で蒸煮する。蒸煮は通常の方法
によれば良いが、蒸煮しすぎないように注意する。蒸煮
は、次の発酵を容易にするためであるが、蒸煮しすぎる
と発酵が進み過ぎるので、粉末に若干の湿り気を与える
程度でよい。
したあと、粉砕工程で種類別に粉末にする。この場合、
製麹工程で種麹と良く混合するための粉砕なので、必ず
しも微粉末にする必要はない。粉砕工程の後、焙煎した
粉末をそれぞれ蒸煮工程で蒸煮する。蒸煮は通常の方法
によれば良いが、蒸煮しすぎないように注意する。蒸煮
は、次の発酵を容易にするためであるが、蒸煮しすぎる
と発酵が進み過ぎるので、粉末に若干の湿り気を与える
程度でよい。
【0013】蒸煮工程の後、発酵のため種麹を蒸煮した
粉末に種付けする。ここで発酵とは、微生物により有機
物を分解することを意味し、代謝物が単純な化合物にな
る場合のみを指すものではない。例えば、麹かびやイー
スト等による穏和な分解も包含し、むしろ好ましい。こ
の発酵過程において麹かび等に含有されているアミラー
ゼやプロテアーゼ等の酵素作用により、蛋白質等の低分
子化が進み、生体への浸透が容易となって抗酸化作用が
強化される。
粉末に種付けする。ここで発酵とは、微生物により有機
物を分解することを意味し、代謝物が単純な化合物にな
る場合のみを指すものではない。例えば、麹かびやイー
スト等による穏和な分解も包含し、むしろ好ましい。こ
の発酵過程において麹かび等に含有されているアミラー
ゼやプロテアーゼ等の酵素作用により、蛋白質等の低分
子化が進み、生体への浸透が容易となって抗酸化作用が
強化される。
【0014】この製麹工程においては、蒸煮した粉末の
種類ごとに種付けをする。種麹は粉末が良く、3種類ぐ
らい用意し、粉末の種類ごとに異なる種麹を充分に混ぜ
合わせて行なうことが好ましい。種付けを終えた粉末
を、容器(陶器又はプラスチック製)に移し、発酵させ
る。熟成温度は35〜36℃で最低3日から2週間を要
する。気温や湿度によって日数は変動するので温度管理
には充分な配慮をしなければならない。かかる熟成中に
抗酸化性物質が生成される。
種類ごとに種付けをする。種麹は粉末が良く、3種類ぐ
らい用意し、粉末の種類ごとに異なる種麹を充分に混ぜ
合わせて行なうことが好ましい。種付けを終えた粉末
を、容器(陶器又はプラスチック製)に移し、発酵させ
る。熟成温度は35〜36℃で最低3日から2週間を要
する。気温や湿度によって日数は変動するので温度管理
には充分な配慮をしなければならない。かかる熟成中に
抗酸化性物質が生成される。
【0015】製麹工程の後、製麹したものにアルコール
を独立に添加し撹拌して発酵を停止させる。発酵停止し
たものを独立に乾燥してアルコールを除去し、それぞれ
麹原料を直ちに乾燥工程で乾燥する。乾燥は通常の乾燥
器を用いるが、乾燥温度は100℃以下で行なう。
を独立に添加し撹拌して発酵を停止させる。発酵停止し
たものを独立に乾燥してアルコールを除去し、それぞれ
麹原料を直ちに乾燥工程で乾燥する。乾燥は通常の乾燥
器を用いるが、乾燥温度は100℃以下で行なう。
【0016】乾燥後の麹原料をそれぞれ粉砕し、得られ
た各粉末を全量混合する。粉砕方法は限定されず、粉末
をタイラー標準篩400メッシュ程度の微粉末にするこ
とが好ましい。微粉末にすることによって、これら生体
の体内での成分吸収も向上する。このようにして第1混
合物である発酵粉砕原料を得る。一方、混合して得られ
る発酵粉砕原料とは別に、食用種子類を焙煎して摺りつ
ぶしたマッシュ状の粉砕物と、ビタミンC又はビタミン
C誘導体を含有する植物体の粉砕物と、を混合攪拌した
第2混合物を用意する。
た各粉末を全量混合する。粉砕方法は限定されず、粉末
をタイラー標準篩400メッシュ程度の微粉末にするこ
とが好ましい。微粉末にすることによって、これら生体
の体内での成分吸収も向上する。このようにして第1混
合物である発酵粉砕原料を得る。一方、混合して得られ
る発酵粉砕原料とは別に、食用種子類を焙煎して摺りつ
ぶしたマッシュ状の粉砕物と、ビタミンC又はビタミン
C誘導体を含有する植物体の粉砕物と、を混合攪拌した
第2混合物を用意する。
【0017】ここで食用種子類としては、胡麻、大豆、
とうもろこし、菜種等が挙げられるが、胡麻が最適であ
る。これは胡麻には脂質の過酸化を抑制するビタミンE
が多く含まれているからである。これら食用種子類は前
述した焙煎工程を経なければならない。また、ビタミン
C又はビタミンC誘導体を含有する植物体としては緑茶
葉、大根の若葉、レモン、柚子、ほうれん草等(以下、
ビタミンC野菜と略す)が例示されるが、これらに限定
されない。レモン、柚子などは果汁として用いられる。
これらの中では緑茶葉が最も好ましいので、これに大根
の若葉と柚子汁を加えたものを用いる。これにより食用
種子類の酸化が防止される。これら緑茶葉及び大根の若
葉を乾燥し、粉砕して用いるのが好ましい。とくに緑茶
葉については、通常の加熱方法で炒りながら乾燥させ粉
末にしていくが、タイラー標準篩500メッシュを全量
通過するように微粉末にして用いることが好ましい。
とうもろこし、菜種等が挙げられるが、胡麻が最適であ
る。これは胡麻には脂質の過酸化を抑制するビタミンE
が多く含まれているからである。これら食用種子類は前
述した焙煎工程を経なければならない。また、ビタミン
C又はビタミンC誘導体を含有する植物体としては緑茶
葉、大根の若葉、レモン、柚子、ほうれん草等(以下、
ビタミンC野菜と略す)が例示されるが、これらに限定
されない。レモン、柚子などは果汁として用いられる。
これらの中では緑茶葉が最も好ましいので、これに大根
の若葉と柚子汁を加えたものを用いる。これにより食用
種子類の酸化が防止される。これら緑茶葉及び大根の若
葉を乾燥し、粉砕して用いるのが好ましい。とくに緑茶
葉については、通常の加熱方法で炒りながら乾燥させ粉
末にしていくが、タイラー標準篩500メッシュを全量
通過するように微粉末にして用いることが好ましい。
【0018】これらの食用種子類のマッシュ状の粉砕物
及びビタミンC又はビタミンC誘導体を含有する植物体
の粉砕物の各使用割合は、代表的な例を挙げれば、第1
混合物である発酵粉砕原料の85重量部に対しビタミン
C野菜10重量部、食用種子類5重量部、又は発酵粉砕
原料の90重量部に対しビタミンC野菜5重量部、食用
種子類5重量部を用いる。
及びビタミンC又はビタミンC誘導体を含有する植物体
の粉砕物の各使用割合は、代表的な例を挙げれば、第1
混合物である発酵粉砕原料の85重量部に対しビタミン
C野菜10重量部、食用種子類5重量部、又は発酵粉砕
原料の90重量部に対しビタミンC野菜5重量部、食用
種子類5重量部を用いる。
【0019】次に、前記の緑茶葉、胡麻、大根の若葉、
柚子汁の第2混合物と、別途調製した第1混合物である
前記発酵粉砕原料と混合し、充分攪拌する。この混合工
程を終えた混合物が仕上げ原料粉となる。仕上げ原料粉
には水分が12%程度含まれており、そのままでは再発
酵の恐れがあることや、生成物の化学反応に際する移送
性を改善するために、原料粉を造粒(granulation)工程
にかける。造粒は、流動造粒乾燥機を用いて真空内乾燥
を行いながら造粒する。こうしてはじめて抗酸化組成物
が完成する。
柚子汁の第2混合物と、別途調製した第1混合物である
前記発酵粉砕原料と混合し、充分攪拌する。この混合工
程を終えた混合物が仕上げ原料粉となる。仕上げ原料粉
には水分が12%程度含まれており、そのままでは再発
酵の恐れがあることや、生成物の化学反応に際する移送
性を改善するために、原料粉を造粒(granulation)工程
にかける。造粒は、流動造粒乾燥機を用いて真空内乾燥
を行いながら造粒する。こうしてはじめて抗酸化組成物
が完成する。
【0020】
【実施例】以下、本発明による実施例を図面を参照しつ
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 (本実施例の抗酸化組成物の調製)新鮮な大豆30重量
部、小麦胚芽15重量部、鳩麦15重量部及び精米直後
の糠30重量部を、図1のステップ1に示すようにそれ
ぞれ個別に焙煎した。すなわち、大豆、小麦胚芽、鳩麦
及び糠をそれぞれ恒温槽内において温度80℃で5時間
だけ均一に加熱した。その後これら種子を、図1のステ
ップ2に示すように粉砕し粉末にした。
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 (本実施例の抗酸化組成物の調製)新鮮な大豆30重量
部、小麦胚芽15重量部、鳩麦15重量部及び精米直後
の糠30重量部を、図1のステップ1に示すようにそれ
ぞれ個別に焙煎した。すなわち、大豆、小麦胚芽、鳩麦
及び糠をそれぞれ恒温槽内において温度80℃で5時間
だけ均一に加熱した。その後これら種子を、図1のステ
ップ2に示すように粉砕し粉末にした。
【0021】焙煎した粉末を、図1のステップ3に示す
ようにそれぞれ温度110〜120℃で30分だけ蒸煮
した。次に、麹かびを蒸煮した粉末に充分に混ぜ合わせ
て種付けした。種付けを終えた粉末を、陶器容器に移
し、温度35〜36℃で2週間だけ、図1のステップ4
の製麹工程にて発酵させた。
ようにそれぞれ温度110〜120℃で30分だけ蒸煮
した。次に、麹かびを蒸煮した粉末に充分に混ぜ合わせ
て種付けした。種付けを終えた粉末を、陶器容器に移
し、温度35〜36℃で2週間だけ、図1のステップ4
の製麹工程にて発酵させた。
【0022】製麹後、図1のステップ5の工程にて製麹
したものにアルコールを独立に添加し撹拌して発酵を停
止させる。発酵停止したものを、図1のステップ6の工
程にて独立に温度100℃で乾燥してアルコールを除去
する。乾燥後の麹原料をそれぞれタイラー標準篩400
メッシュ程度の微粉末に粉砕した。
したものにアルコールを独立に添加し撹拌して発酵を停
止させる。発酵停止したものを、図1のステップ6の工
程にて独立に温度100℃で乾燥してアルコールを除去
する。乾燥後の麹原料をそれぞれタイラー標準篩400
メッシュ程度の微粉末に粉砕した。
【0023】図1のステップ7の工程にて、得られた各
粉末を全量混合し、発酵粉砕原料(第1混合物)を得
た。一方、発酵粉砕原料とは別に、図1のステップ8,
9の工程にて、胡麻を焙煎して摺りつぶしマッシュ状の
ものを調製した。また、緑茶葉を図1のステップ10,
11の工程にて、炒りながら乾燥し、タイラー標準篩5
00メッシュ程度の微粉末を調製した。
粉末を全量混合し、発酵粉砕原料(第1混合物)を得
た。一方、発酵粉砕原料とは別に、図1のステップ8,
9の工程にて、胡麻を焙煎して摺りつぶしマッシュ状の
ものを調製した。また、緑茶葉を図1のステップ10,
11の工程にて、炒りながら乾燥し、タイラー標準篩5
00メッシュ程度の微粉末を調製した。
【0024】さらに、大根の若葉を図1のステップ1
2,13の工程にて、炒りながら乾燥し、タイラー標準
篩500メッシュ程度の微粉末を調製した。柚子を図1
のステップ14の工程にて、圧搾して果汁を絞り柚子汁
を調製した。これら胡麻マッシュ並び緑茶葉粉末と大根
の若葉と柚子汁とを図1のステップ15の工程にて全量
混合し、第2混合物を得た。
2,13の工程にて、炒りながら乾燥し、タイラー標準
篩500メッシュ程度の微粉末を調製した。柚子を図1
のステップ14の工程にて、圧搾して果汁を絞り柚子汁
を調製した。これら胡麻マッシュ並び緑茶葉粉末と大根
の若葉と柚子汁とを図1のステップ15の工程にて全量
混合し、第2混合物を得た。
【0025】これら第1及び第2混合物を、図1のステ
ップ16の工程にて、充分混合攪拌し原料粉を調製し
た。使用配合割合は、第1混合物の85重量部に対し、
ビタミンC野菜(緑茶葉粉末と大根の若葉と柚子汁)1
0重量部、胡麻マッシュ5重量部を用いた。原料粉を図
1のステップ17の工程にて、造粒し抗酸化組成物を得
た。
ップ16の工程にて、充分混合攪拌し原料粉を調製し
た。使用配合割合は、第1混合物の85重量部に対し、
ビタミンC野菜(緑茶葉粉末と大根の若葉と柚子汁)1
0重量部、胡麻マッシュ5重量部を用いた。原料粉を図
1のステップ17の工程にて、造粒し抗酸化組成物を得
た。
【0026】上記により得られた抗酸化組成物(以下、
AOBと略す)の脂質過酸化抑制作用を動物実験により
確認した。 (実験方法)動物はすべて雄性のSDラット(Sprague-
Dawley rat)(体重:200g−220g)を用いた。
AOBと略す)の脂質過酸化抑制作用を動物実験により
確認した。 (実験方法)動物はすべて雄性のSDラット(Sprague-
Dawley rat)(体重:200g−220g)を用いた。
【0027】in vitro実験ではAOBは0.5%CMC
懸濁液として用いた。また、ラット脳ホモジネートにお
ける脂質過酸化はTBA反応性物質(TBARS)を測
定することによって指標とした。ex vivo実験において
は、ラットを個別ケージで飼い、対照群には粉末の基本
食のみを与え、AOB群にはその基本食に1g又は5g
のAOBを混ぜ、混餌飼料として与えた。これらのラッ
トを1又は3日飼育し、その後血獎を採取してESR法
のサンプルとした。スピントラッピング剤としてDMPO
(5,5-dimethyl-1-pyrroline-1-oxide)を用い、ESR
分光計(JEOL-JES-FR80:日本電子会社製)にてヒポキサ
ンチン−キサンチンオキシダーゼ系によるスーパーオキ
シド生成系を用いてAOB懸濁液及び血獎中のスーパー
オキシド消去作用を調べた。
懸濁液として用いた。また、ラット脳ホモジネートにお
ける脂質過酸化はTBA反応性物質(TBARS)を測
定することによって指標とした。ex vivo実験において
は、ラットを個別ケージで飼い、対照群には粉末の基本
食のみを与え、AOB群にはその基本食に1g又は5g
のAOBを混ぜ、混餌飼料として与えた。これらのラッ
トを1又は3日飼育し、その後血獎を採取してESR法
のサンプルとした。スピントラッピング剤としてDMPO
(5,5-dimethyl-1-pyrroline-1-oxide)を用い、ESR
分光計(JEOL-JES-FR80:日本電子会社製)にてヒポキサ
ンチン−キサンチンオキシダーゼ系によるスーパーオキ
シド生成系を用いてAOB懸濁液及び血獎中のスーパー
オキシド消去作用を調べた。
【0028】その結果、ESRスピントラッピング法に
おいて、AOB群はin vitro及びexvivo実験共に強いス
ーパーオキシド消去作用を示した。AOB懸濁液におけ
るスーパーオキシドの50%抑制量は42μg/mlであっ
た。また、12倍稀釈した対照群の血獎はSOD活性に
換算して0.152±0.017U/mlであったが、AOBをlg/day
/ratで1日又は3日飼育した後のAOB群は血獎は0.23
3±0.01U/ml、0.280±0.042U/mlの活性を示した。同様
に5g/day/ratで飼育したAOB群の血獎は0.233±0.016
U/ml、0.280±0.042U/mlの活性を示した。さらに、AO
B群はラット脳ホモジネートの脂質過酸化を強く抑制
し、その50%抑制率は8μg/mlであった。
おいて、AOB群はin vitro及びexvivo実験共に強いス
ーパーオキシド消去作用を示した。AOB懸濁液におけ
るスーパーオキシドの50%抑制量は42μg/mlであっ
た。また、12倍稀釈した対照群の血獎はSOD活性に
換算して0.152±0.017U/mlであったが、AOBをlg/day
/ratで1日又は3日飼育した後のAOB群は血獎は0.23
3±0.01U/ml、0.280±0.042U/mlの活性を示した。同様
に5g/day/ratで飼育したAOB群の血獎は0.233±0.016
U/ml、0.280±0.042U/mlの活性を示した。さらに、AO
B群はラット脳ホモジネートの脂質過酸化を強く抑制
し、その50%抑制率は8μg/mlであった。
【0029】従って、フラボノイド類、タンニン、トコ
フェロール類、アスコルビン酸等を含むAOBは大変強
い抗酸化作用を有している。このAOBの強い抗酸化作
用はその中に含まれる成分の発酵により得られた物質の
相加相乗作用によって現われ、従来のものより油分が極
めて少ないので、酸化油による過酸化脂質の増加がない
ためと推定される。
フェロール類、アスコルビン酸等を含むAOBは大変強
い抗酸化作用を有している。このAOBの強い抗酸化作
用はその中に含まれる成分の発酵により得られた物質の
相加相乗作用によって現われ、従来のものより油分が極
めて少ないので、酸化油による過酸化脂質の増加がない
ためと推定される。
【0030】発明者は、AOB活性酸素抑制組成物が、
植物油を含有していないので、唾液、胃液の分泌が少な
い老人が摂取した場合、胃垂れて胸やけなく容易には消
化されることを確認した。本発明による、複数種の食用
米麦類及び豆類並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠
をそれぞれ独立に焙煎し、その後の粉砕し、その後の蒸
煮し、その後の製麹し、その後のアルコールによる発酵
停止を経て乾燥した粉末をすべて混合した第1混合物
に、粉砕された食用種子類及びビタミンC又はビタミン
C誘導体を含有する植物体の粉砕物を添加して混合し、
これを造粒してなる抗酸化組成物は、生体内の高い抗酸
化作用を有し胸やけをもたらすことなく容易に消化され
る。
植物油を含有していないので、唾液、胃液の分泌が少な
い老人が摂取した場合、胃垂れて胸やけなく容易には消
化されることを確認した。本発明による、複数種の食用
米麦類及び豆類並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠
をそれぞれ独立に焙煎し、その後の粉砕し、その後の蒸
煮し、その後の製麹し、その後のアルコールによる発酵
停止を経て乾燥した粉末をすべて混合した第1混合物
に、粉砕された食用種子類及びビタミンC又はビタミン
C誘導体を含有する植物体の粉砕物を添加して混合し、
これを造粒してなる抗酸化組成物は、生体内の高い抗酸
化作用を有し胸やけをもたらすことなく容易に消化され
る。
【0031】発明者は、上記SOD効果を考慮しつつ他
の効果について研究し、生体における窒素酸化物、特に
一酸化窒素(以下、NOという)の寿命を変化させる可
能性を推定した。NOは内皮細胞弛緩因子(EDRF)
として知られ、強い血管緊張低下作用を有するが、半減
期が短い。NOはスーパーオキサイドによって分解さ
れ、SODによって保護される。
の効果について研究し、生体における窒素酸化物、特に
一酸化窒素(以下、NOという)の寿命を変化させる可
能性を推定した。NOは内皮細胞弛緩因子(EDRF)
として知られ、強い血管緊張低下作用を有するが、半減
期が短い。NOはスーパーオキサイドによって分解さ
れ、SODによって保護される。
【0032】よって、AOBはSOD効果を有している
ので、ラットなどの生体に投与されたニトログリセリ
ン、NOC7などのNOドナーがラットなどの生体に投
与された場合、NOの消滅を変化させることができる。
生体におけるNOの効果を、NO−Hb(窒素酸化物−
ヘモグロビン)の検出によって、試験した。
ので、ラットなどの生体に投与されたニトログリセリ
ン、NOC7などのNOドナーがラットなどの生体に投
与された場合、NOの消滅を変化させることができる。
生体におけるNOの効果を、NO−Hb(窒素酸化物−
ヘモグロビン)の検出によって、試験した。
【0033】以下の式によって示されるNOC7(Do
jin)が、共同因子なしでNOを自発的に放出するN
Oドナーとして用いられた。
jin)が、共同因子なしでNOを自発的に放出するN
Oドナーとして用いられた。
【0034】
【化1】
【0035】雄ウイスターラット(BW;300g)を
個別ケージで飼い、AOB群及び対照群とした。対照群
には基本食のみを与え、AOB群にはその基本食とAO
Bとの混合物を3g/ラット/日で与え、3日飼育し
た。血圧及びNO−Hbは、10μmol/kg,iv.のNO
C7注射後、10,30,60,120及び180分に
測定された。NO濃度は、10μmol/kg,iv.のNOC
7注射後、240分に測定された。
個別ケージで飼い、AOB群及び対照群とした。対照群
には基本食のみを与え、AOB群にはその基本食とAO
Bとの混合物を3g/ラット/日で与え、3日飼育し
た。血圧及びNO−Hbは、10μmol/kg,iv.のNO
C7注射後、10,30,60,120及び180分に
測定された。NO濃度は、10μmol/kg,iv.のNOC
7注射後、240分に測定された。
【0036】結果、NOC7による血圧抑制効果は図2
に示され、黒プロット(Control)は対照群を白
プロット(AOB)はAOB群を示す。図3はラット血
中のNOC7により生じたNOレべルを示し、黒プロッ
トは対照群を白プロットはAOB群を示す。図4は両群
のNOC7注射後、240分のNOx濃度を示す。ここ
でNOxはNOが酸化された窒素酸化物を示す、以下同
じ。
に示され、黒プロット(Control)は対照群を白
プロット(AOB)はAOB群を示す。図3はラット血
中のNOC7により生じたNOレべルを示し、黒プロッ
トは対照群を白プロットはAOB群を示す。図4は両群
のNOC7注射後、240分のNOx濃度を示す。ここ
でNOxはNOが酸化された窒素酸化物を示す、以下同
じ。
【0037】図2から、AOBがNOを生むNOC7の
弛緩作用を強化することが分かる。図3から、対照群の
NO−Hbの形成がAOB群のそれより大きいことが確
認できる。図4から、両群のNOxの差異はほとんどな
いことが分かる。AOB処理ラットのNOxが対照群と
大差ないことから、AOBはNOC7からのNO生成に
は作用しない。これからAOB及びその代謝物とNOと
の化学的相互作用は新しい血管拡張剤の生成を導いてい
ることが判る。
弛緩作用を強化することが分かる。図3から、対照群の
NO−Hbの形成がAOB群のそれより大きいことが確
認できる。図4から、両群のNOxの差異はほとんどな
いことが分かる。AOB処理ラットのNOxが対照群と
大差ないことから、AOBはNOC7からのNO生成に
は作用しない。これからAOB及びその代謝物とNOと
の化学的相互作用は新しい血管拡張剤の生成を導いてい
ることが判る。
【0038】よって、AOBの長期摂取は、内皮細胞に
NOを留め血圧を正常化するのに有効である。
NOを留め血圧を正常化するのに有効である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、食用米麦類及び豆類並
びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠の発酵粉砕物から
なる抗酸化組成物であって、複数種の食用米麦類及び豆
類並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ独
立に焙煎し、焙煎したものを独立に粉砕し、粉砕したも
のを独立に蒸煮し、蒸煮したものを独立に製麹し、製麹
したものにアルコールを独立に添加して発酵を停止し、
発酵停止したものを独立に乾燥してアルコールを除去
し、乾燥した粉末をすべて混合して第1の発酵粉砕原料
を生成し、焙煎した食用種子類並びにビタミンC及びビ
タミンC誘導体を含有する植物体を独立に粉砕し、粉砕
したものをすべて混合して第2の粉砕原料を生成し、第
1及び第2の粉砕原料を混合し、これを造粒してなるの
で、余剰活性酸素の消去作用と脂質の過酸化反応を阻止
する高い生体抗酸化作用を有しかつ、内皮細胞にNOを
留め血圧を正常化する作用を有し、胸やけをもたらすこ
となく容易に消化される抗酸化組成物及びその製造方法
を得ることが出来る。
びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠の発酵粉砕物から
なる抗酸化組成物であって、複数種の食用米麦類及び豆
類並びに食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ独
立に焙煎し、焙煎したものを独立に粉砕し、粉砕したも
のを独立に蒸煮し、蒸煮したものを独立に製麹し、製麹
したものにアルコールを独立に添加して発酵を停止し、
発酵停止したものを独立に乾燥してアルコールを除去
し、乾燥した粉末をすべて混合して第1の発酵粉砕原料
を生成し、焙煎した食用種子類並びにビタミンC及びビ
タミンC誘導体を含有する植物体を独立に粉砕し、粉砕
したものをすべて混合して第2の粉砕原料を生成し、第
1及び第2の粉砕原料を混合し、これを造粒してなるの
で、余剰活性酸素の消去作用と脂質の過酸化反応を阻止
する高い生体抗酸化作用を有しかつ、内皮細胞にNOを
留め血圧を正常化する作用を有し、胸やけをもたらすこ
となく容易に消化される抗酸化組成物及びその製造方法
を得ることが出来る。
【図1】 本発明による抗酸化組成物を生成する方法の
フローチャートを示す線図である。
フローチャートを示す線図である。
【図2】 NOC7による血圧抑制効果を示すグラフで
ある。
ある。
【図3】 ラット血中のNOC7により生じたNOレべ
ルを示すグラフである。
ルを示すグラフである。
【図4】 NOC7注射後、240分のNO濃度を示す
グラフである。
グラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 食用米麦類及び豆類並びに食用米麦類及
び豆類の胚芽又は糠の発酵粉砕物からなる抗酸化組成物
であって、複数種の食用米麦類及び豆類並びに食用米麦
類及び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ独立に焙煎し、焙煎
したものを独立に粉砕し、粉砕したものを独立に蒸煮
し、蒸煮したものを独立に製麹し、製麹したものにアル
コールを独立に添加して発酵を停止し、発酵停止したも
のを独立に乾燥してアルコールを除去し、乾燥した粉末
をすべて混合して第1の第1混合物を生成し、焙煎した
食用種子類並びにビタミンC及びビタミンC誘導体を含
有する植物体を独立に粉砕し、粉砕したものをすべて混
合して第2の粉砕原料を生成し、第1及び第2の粉砕原
料を混合し、これを造粒してなることを特徴とする抗酸
化組成物。 - 【請求項2】 前記食用米麦類及び豆類が大豆、鳩麦、
小麦及び米から選ばれるものであり、前記胚芽が米又は
小麦の胚芽及び糠から選ばれるものであり、前記食用種
子類が胡麻であり、前記ビタミンC及びビタミンC誘導
体を含有する植物体が緑茶葉、緑葉類及び柚子から選ば
れるものであることを特徴とする請求項1記載の抗酸化
組成物。 - 【請求項3】 食用米麦類及び豆類並びに食用米麦類及
び豆類の胚芽又は糠の発酵粉砕物からなる抗酸化組成物
の製造方法であって、複数種の食用米麦類及び豆類並び
に食用米麦類及び豆類の胚芽又は糠をそれぞれ独立に焙
煎し、焙煎したものを独立に粉砕し、粉砕したものを独
立に蒸煮し、蒸煮したものを独立に製麹し、製麹したも
のにアルコールを独立に添加して発酵を停止し、発酵停
止したものを独立に乾燥してアルコールを除去し、乾燥
した粉末をすべて混合して第1の第1混合物を生成し、
焙煎した食用種子類並びにビタミンC及びビタミンC誘
導体を含有する植物体を独立に粉砕し、粉砕したものを
すべて混合して第2の粉砕原料を生成し、第1及び第2
の粉砕原料を混合し、これを造粒してなることを特徴と
する方法。 - 【請求項4】 前記食用米麦類及び豆類が大豆、鳩麦、
小麦及び米から選ばれるものであり、前記胚芽が米又は
小麦の胚芽及び糠から選ばれるものであり、前記食用種
子類が胡麻であり、前記ビタミンC及びビタミンC誘導
体を含有する植物体が緑茶葉、緑葉類及び柚子から選ば
れるものであることを特徴とする請求項3記載の抗酸化
組成物の製造方法。 - 【請求項5】 前記ビタミンC及びビタミンC誘導体を
含有する植物体が緑茶葉及び柚子であり、前記ビタミン
C及びビタミンC誘導体を含有する植物体を粉砕する工
程に先だって、緑茶葉を予め焙煎しこれを粉砕工程にて
粉砕し、柚子を圧搾して柚子汁を粉砕された緑茶葉に添
加して混合することを特徴とする請求項4記載の抗酸化
組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6243848A JPH08103245A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 抗酸化組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6243848A JPH08103245A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 抗酸化組成物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103245A true JPH08103245A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17109859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6243848A Pending JPH08103245A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 抗酸化組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08103245A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005263722A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Ozeki Corp | 醸造副産物からの機能性素材の製造方法およびそれにより得られる機能性素材 |
| JP2007075049A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Safe-Tech International Kk | 食用粉末組成物および顆粒状の食用粉末組成物の製造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52154549A (en) * | 1976-06-14 | 1977-12-22 | Akio Yokoo | Method of making pickles |
| JPS6129711A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Toppan Printing Co Ltd | 網点面積率決定装置 |
| JPH02154662A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Kiyourin Yobou Igaku Kenkyusho:Kk | 活性酸素抑制組成物 |
| JPH05146272A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-15 | A O A Japan:Kk | 植物抗酸化組成物 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6243848A patent/JPH08103245A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52154549A (en) * | 1976-06-14 | 1977-12-22 | Akio Yokoo | Method of making pickles |
| JPS6129711A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Toppan Printing Co Ltd | 網点面積率決定装置 |
| JPH02154662A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Kiyourin Yobou Igaku Kenkyusho:Kk | 活性酸素抑制組成物 |
| JPH05146272A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-15 | A O A Japan:Kk | 植物抗酸化組成物 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2005263722A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Ozeki Corp | 醸造副産物からの機能性素材の製造方法およびそれにより得られる機能性素材 |
| JP2007075049A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Safe-Tech International Kk | 食用粉末組成物および顆粒状の食用粉末組成物の製造方法 |
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