JPH08103413A - 眼科測定装置 - Google Patents
眼科測定装置Info
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- JPH08103413A JPH08103413A JP6263117A JP26311794A JPH08103413A JP H08103413 A JPH08103413 A JP H08103413A JP 6263117 A JP6263117 A JP 6263117A JP 26311794 A JP26311794 A JP 26311794A JP H08103413 A JPH08103413 A JP H08103413A
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- light
- eye
- refractive power
- fundus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 瞳孔内の詳細な眼屈折力分布を測定し、被検
眼の正確な角膜屈折状態を認識する。 【構成】 被検眼Eと装置との位置合わせを行い、位置
合わせが完了すると測定スイッチを押して測定を開始す
る。ここで、視標6が点灯して光束が被検眼Eの眼底Ef
に投影され、眼底Efからの反射光は偏光ビームスプリッ
タ2を反射して、リング絞り8及びプリズム9を介して
複数のリング状の反射像を撮像素子11上に結像する。
反射像の形状や大きさは被検眼Eの屈折状態に依存する
ので、反射像を解析することによって、各位置での眼屈
折力を算出して瞳孔内の眼屈折力分布を求める。
眼の正確な角膜屈折状態を認識する。 【構成】 被検眼Eと装置との位置合わせを行い、位置
合わせが完了すると測定スイッチを押して測定を開始す
る。ここで、視標6が点灯して光束が被検眼Eの眼底Ef
に投影され、眼底Efからの反射光は偏光ビームスプリッ
タ2を反射して、リング絞り8及びプリズム9を介して
複数のリング状の反射像を撮像素子11上に結像する。
反射像の形状や大きさは被検眼Eの屈折状態に依存する
ので、反射像を解析することによって、各位置での眼屈
折力を算出して瞳孔内の眼屈折力分布を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼の瞳孔内におけ
る屈折力分布を測定する眼科測定装置に関するものであ
る。
る屈折力分布を測定する眼科測定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、オフサルモメータやケラトメ
ータとして、角膜に視標を投影しその角膜による反射像
の形状から角膜形状をトーリック面と仮定して、最強主
経線屈折力、最弱主経線屈折力、角膜乱視軸などを計測
する装置が知られている。また最近では、角膜トポグラ
フィやフォトケラトスコープとして、多数のリング状の
視標を角膜上に投影して、これら視標の角膜反射像の形
状を解析することにより、角膜の形状を詳細に測定する
装置が公知とされている。
ータとして、角膜に視標を投影しその角膜による反射像
の形状から角膜形状をトーリック面と仮定して、最強主
経線屈折力、最弱主経線屈折力、角膜乱視軸などを計測
する装置が知られている。また最近では、角膜トポグラ
フィやフォトケラトスコープとして、多数のリング状の
視標を角膜上に投影して、これら視標の角膜反射像の形
状を解析することにより、角膜の形状を詳細に測定する
装置が公知とされている。
【0003】一方、被検眼の眼底に所定の視標を投影
し、その眼底反射像から被検眼の球面屈折力、乱視屈折
力、乱視角度を測定するオートレフラクトメータも広く
知られるようになり、本出願人による特開平5−310
75号公報には、被検眼の瞳孔中心から異なる距離にあ
る複数の領域から球面度や乱視屈折力などを測定する装
置が開示されている。
し、その眼底反射像から被検眼の球面屈折力、乱視屈折
力、乱視角度を測定するオートレフラクトメータも広く
知られるようになり、本出願人による特開平5−310
75号公報には、被検眼の瞳孔中心から異なる距離にあ
る複数の領域から球面度や乱視屈折力などを測定する装
置が開示されている。
【0004】元々、フォトケラトスコープは被検眼の角
膜に向けて多数のリング状の視標を投影し、これらの視
標の角膜による反射像をフィルム上に記録して、その形
状を解析することにより角膜形状や角膜屈折力分布を測
定するものであるが、最近のコンピュータのハードウェ
アやソフトウェアの進歩により、従来はフィルムから解
析していたものを、撮像素子からのビデオ信号をデジタ
ル画像に変換して、コンピュータによる画像処理によっ
て測定するようになっている。
膜に向けて多数のリング状の視標を投影し、これらの視
標の角膜による反射像をフィルム上に記録して、その形
状を解析することにより角膜形状や角膜屈折力分布を測
定するものであるが、最近のコンピュータのハードウェ
アやソフトウェアの進歩により、従来はフィルムから解
析していたものを、撮像素子からのビデオ信号をデジタ
ル画像に変換して、コンピュータによる画像処理によっ
て測定するようになっている。
【0005】更に、最近増加している白内障、眼内レン
ズ挿入手術、屈折矯正手術等の眼屈折に影響を与える手
術の普及により、手術前後の屈折状態を従来よりも詳細
に測定する必要性が増加したため、フォトケラトスコー
プを用いた患者の手術前後の角膜の屈折状態の詳細測定
が普及している。
ズ挿入手術、屈折矯正手術等の眼屈折に影響を与える手
術の普及により、手術前後の屈折状態を従来よりも詳細
に測定する必要性が増加したため、フォトケラトスコー
プを用いた患者の手術前後の角膜の屈折状態の詳細測定
が普及している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フォトケラトスコープでは角膜の屈折要素の一部のみの
情報しか得られず、実際の患者の屈折状態を表すには十
分でない。即ち、人眼の全屈折力を測定するものにオー
トレフラクトメータがあるが、これは眼鏡レンズの処方
を基準に屈折力、乱視屈折力、乱視軸角度だけを表示し
ているため、詳細な屈折状態を表現するには情報量が少
な過ぎるという欠点がある。特に屈折矯正手術におい
て、屈折矯正のための球面及び乱視の矯正は可能である
が、現状では詳細な眼屈折力を測定する装置がないため
に、原理的に可能とされる不正乱視の矯正が実施できな
いという問題点がある。
フォトケラトスコープでは角膜の屈折要素の一部のみの
情報しか得られず、実際の患者の屈折状態を表すには十
分でない。即ち、人眼の全屈折力を測定するものにオー
トレフラクトメータがあるが、これは眼鏡レンズの処方
を基準に屈折力、乱視屈折力、乱視軸角度だけを表示し
ているため、詳細な屈折状態を表現するには情報量が少
な過ぎるという欠点がある。特に屈折矯正手術におい
て、屈折矯正のための球面及び乱視の矯正は可能である
が、現状では詳細な眼屈折力を測定する装置がないため
に、原理的に可能とされる不正乱視の矯正が実施できな
いという問題点がある。
【0007】本発明の第1の目的は、上述の問題点を解
消し、瞳孔内の詳細な眼屈折力分布を求めて正確な被検
眼の屈折状態を知る眼科測定装置を提供することにあ
る。
消し、瞳孔内の詳細な眼屈折力分布を求めて正確な被検
眼の屈折状態を知る眼科測定装置を提供することにあ
る。
【0008】本発明の第2の目的は、瞳孔内の眼屈折力
分布と角膜屈折力分布を同一装置で測定し、角膜の眼屈
折への影響を知る眼科測定装置を提供することにある。
分布と角膜屈折力分布を同一装置で測定し、角膜の眼屈
折への影響を知る眼科測定装置を提供することにある。
【0009】本発明の第3の目的は、角膜以外の屈折要
素が眼屈折に及ぼす影響を測定する眼科測定装置を提供
することにある。
素が眼屈折に及ぼす影響を測定する眼科測定装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る眼科測定装置は、光源からの光束又は
光源により照明された視標からの光束を被検眼の眼底に
投影する投影光学系と、前記光源又は前記視標の眼底か
らの反射光を光電素子で受光する測定光学系とを有する
眼科測定装置において、前記投影又は測定光学系内に配
置し異なる直径を有する複数の同心円状の円環状の光束
のみを通過させる絞りと、眼底からの反射光による前記
光電素子の受光信号から瞳孔内での眼屈折力分布を算出
する演算手段とを設けたことを特徴とする。
の第1発明に係る眼科測定装置は、光源からの光束又は
光源により照明された視標からの光束を被検眼の眼底に
投影する投影光学系と、前記光源又は前記視標の眼底か
らの反射光を光電素子で受光する測定光学系とを有する
眼科測定装置において、前記投影又は測定光学系内に配
置し異なる直径を有する複数の同心円状の円環状の光束
のみを通過させる絞りと、眼底からの反射光による前記
光電素子の受光信号から瞳孔内での眼屈折力分布を算出
する演算手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】また、第2発明に係る眼科測定装置は、光
源からの光束又は光源により照明された第1の視標から
の光束を被検眼の眼底に投影し、異なる直径を有する複
数の同心円状の円環状の光束のみを通過させる絞りを介
して、前記光源又は前記第1の視標の眼底からの反射光
を第1の光電素子で受光する眼屈折力測定手段と、被検
眼の角膜に異なる直径を有する複数の同心円状の円環状
の第2の視標を投影して角膜による前記第2の視標の反
射像を第2の光電素子に結像する角膜形状測定手段と、
眼底からの反射光による前記第1の光電素子の受光信号
による瞳孔内での眼屈折力分布及び角膜からの反射光に
よる前記第2の光電素子の受光信号による角膜屈折力分
布を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする。
源からの光束又は光源により照明された第1の視標から
の光束を被検眼の眼底に投影し、異なる直径を有する複
数の同心円状の円環状の光束のみを通過させる絞りを介
して、前記光源又は前記第1の視標の眼底からの反射光
を第1の光電素子で受光する眼屈折力測定手段と、被検
眼の角膜に異なる直径を有する複数の同心円状の円環状
の第2の視標を投影して角膜による前記第2の視標の反
射像を第2の光電素子に結像する角膜形状測定手段と、
眼底からの反射光による前記第1の光電素子の受光信号
による瞳孔内での眼屈折力分布及び角膜からの反射光に
よる前記第2の光電素子の受光信号による角膜屈折力分
布を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】更に、第3発明に係る眼科測定装置は、光
源からの光束又は光源により照明された第1の視標から
の光束を被検眼の眼底に投影し、異なる直径を有する複
数の同心円状の円環状の光束のみを通過させる絞りを介
して、前記光源又は前記第1の視標の眼底からの反射光
を第1の光電素子で受光する眼屈折力測定手段と、被検
眼の角膜に異なる直径を有する複数の同心円状の円環状
の第2の視標を投影して角膜による前記第2の視標の反
射像を第2の光電素子に結像する角膜形状測定手段と、
眼底からの反射光による前記第1の光電素子の受光信号
による瞳孔内での眼屈折力分布及び角膜からの反射光に
よる前記第2の光電素子の受光信号による角膜屈折力分
布を算出し更にこれら両分布の差を演算する演算手段
と、前記眼屈折力分布及び前記角膜屈折力分布とこれら
両分布の差とを表示する表示手段とを有することを特徴
とする。
源からの光束又は光源により照明された第1の視標から
の光束を被検眼の眼底に投影し、異なる直径を有する複
数の同心円状の円環状の光束のみを通過させる絞りを介
して、前記光源又は前記第1の視標の眼底からの反射光
を第1の光電素子で受光する眼屈折力測定手段と、被検
眼の角膜に異なる直径を有する複数の同心円状の円環状
の第2の視標を投影して角膜による前記第2の視標の反
射像を第2の光電素子に結像する角膜形状測定手段と、
眼底からの反射光による前記第1の光電素子の受光信号
による瞳孔内での眼屈折力分布及び角膜からの反射光に
よる前記第2の光電素子の受光信号による角膜屈折力分
布を算出し更にこれら両分布の差を演算する演算手段
と、前記眼屈折力分布及び前記角膜屈折力分布とこれら
両分布の差とを表示する表示手段とを有することを特徴
とする。
【0013】
【作用】上述の構成を有する第1発明の眼科測定装置
は、投影光学系により視標からの光束を被検眼の眼底に
投影し、眼底からの反射光を測定光学系により光電素子
に受光する。被検眼の瞳孔を中心として複数の異なる直
径の円環状の光束のみを通過させる絞りを投影又は測定
光学系内に配置し、眼底からの反射光の内、この絞りを
通過する光束を受光素子により受光し、この信号から演
算手段により被検眼の瞳孔内における眼屈折力分布を算
出する。
は、投影光学系により視標からの光束を被検眼の眼底に
投影し、眼底からの反射光を測定光学系により光電素子
に受光する。被検眼の瞳孔を中心として複数の異なる直
径の円環状の光束のみを通過させる絞りを投影又は測定
光学系内に配置し、眼底からの反射光の内、この絞りを
通過する光束を受光素子により受光し、この信号から演
算手段により被検眼の瞳孔内における眼屈折力分布を算
出する。
【0014】また、第2発明の眼科測定装置は、眼屈折
力測定手段により視標からの光束を眼底に投影し、眼底
からの反射光の内、投影又は測定光学系内に配置した複
数の異なる直径の円環状の絞りを通過した光束を、第1
の光電素子で受光して瞳孔内の眼屈折力分布を算出す
る。また、角膜形状測定手段により角膜に複数の異なる
直径の円環状の視標を投影し、角膜からの視標の反射光
を第2の光電素子で受光し、この信号から角膜屈折力分
布を算出する。
力測定手段により視標からの光束を眼底に投影し、眼底
からの反射光の内、投影又は測定光学系内に配置した複
数の異なる直径の円環状の絞りを通過した光束を、第1
の光電素子で受光して瞳孔内の眼屈折力分布を算出す
る。また、角膜形状測定手段により角膜に複数の異なる
直径の円環状の視標を投影し、角膜からの視標の反射光
を第2の光電素子で受光し、この信号から角膜屈折力分
布を算出する。
【0015】更に、第3発明の眼科測定装置は、眼屈折
力測定手段により視標を眼底に投影し、眼底からの反射
光の内、投影又は測定光学系に配置した複数の異なる直
径の円環状の絞りを通過した光束を、第1の光電素子で
受光して瞳孔内の眼屈折力分布を算出して表示手段に表
示する。また、角膜形状測定手段により角膜に複数の直
径の円環状の視標を投影して、角膜からの反射光を第2
の光電素子で受光し、この信号から角膜屈折力分布を算
出して表示手段に表示する。更に、眼屈折力分布と角膜
屈折力分布の差を演算して両者の差を表示手段に表示す
る。
力測定手段により視標を眼底に投影し、眼底からの反射
光の内、投影又は測定光学系に配置した複数の異なる直
径の円環状の絞りを通過した光束を、第1の光電素子で
受光して瞳孔内の眼屈折力分布を算出して表示手段に表
示する。また、角膜形状測定手段により角膜に複数の直
径の円環状の視標を投影して、角膜からの反射光を第2
の光電素子で受光し、この信号から角膜屈折力分布を算
出して表示手段に表示する。更に、眼屈折力分布と角膜
屈折力分布の差を演算して両者の差を表示手段に表示す
る。
【0016】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図を示し、被検眼Eの
前方の光路上には、対物レンズ1、通過光と反射光をそ
れぞれP成分とS成分に分割する偏光ビームスプリッタ
2、被検眼Eの瞳孔Epを通過する光束を規制する絞り
3、投影リレーレンズ4、5、視標6、この視標6を背
後から照明する光源7が順次に配列されており、絞り3
は瞳孔Epと光学的に共役位置に配置されている。
する。図1は第1の実施例の構成図を示し、被検眼Eの
前方の光路上には、対物レンズ1、通過光と反射光をそ
れぞれP成分とS成分に分割する偏光ビームスプリッタ
2、被検眼Eの瞳孔Epを通過する光束を規制する絞り
3、投影リレーレンズ4、5、視標6、この視標6を背
後から照明する光源7が順次に配列されており、絞り3
は瞳孔Epと光学的に共役位置に配置されている。
【0017】偏光ビームスプリッタ2の反射方向の光路
上には、図2に示すように同心円状に複数の円環状開口
を有するリング絞り8、このリング絞り8の開口部に対
応して逆円錐状の斜面を有するプリズム9、測定レンズ
10、撮像素子11が順次に配列されており、リング絞
り8は瞳孔Epと光学的に共役位置に配置されている。
上には、図2に示すように同心円状に複数の円環状開口
を有するリング絞り8、このリング絞り8の開口部に対
応して逆円錐状の斜面を有するプリズム9、測定レンズ
10、撮像素子11が順次に配列されており、リング絞
り8は瞳孔Epと光学的に共役位置に配置されている。
【0018】なお、投影リレーレンズ4と測定レンズ1
0は図示しない駆動手段に接続されており、被検眼Eの
屈折力に応じて視標6が眼底Efと、更に眼底Efからの反
射像が撮像素子11と共役となるように、光軸方向に移
動可能となっている。
0は図示しない駆動手段に接続されており、被検眼Eの
屈折力に応じて視標6が眼底Efと、更に眼底Efからの反
射像が撮像素子11と共役となるように、光軸方向に移
動可能となっている。
【0019】被検眼Eと装置との位置合わせは図示しな
い摺動機構により行われ、位置合わせが完了すると検者
は測定スイッチを押して測定を開始する。これによって
光源7が点灯して、光源7から発した光束は視標6を照
明する。視標6の像は投影リレーレンズ5、4を通って
対物レンズ1の焦点位置Fに結像し、更にこの光束は瞳
孔Epを通過して眼底Efに視標像を結像する。
い摺動機構により行われ、位置合わせが完了すると検者
は測定スイッチを押して測定を開始する。これによって
光源7が点灯して、光源7から発した光束は視標6を照
明する。視標6の像は投影リレーレンズ5、4を通って
対物レンズ1の焦点位置Fに結像し、更にこの光束は瞳
孔Epを通過して眼底Efに視標像を結像する。
【0020】眼底Efを反射した光束は瞳孔Epから再び対
物レンズ1を通過し、眼底Efは拡散面と考えられるので
偏光成分は保存されず、その光束の一部は偏光ビームス
プリッタ2によって反射され、複数の開口を有するリン
グ絞り8に至る。リング絞り8において、瞳孔Epを通過
した光束の内のリング絞り8の各開口に対応する異なる
直径の円環状部分を通過した光束だけがプリズム9に至
り、プリズム9においてリング絞り8の各開口に対応す
る逆円錐状の斜面によって偏向されて各光束は分離し、
測定レンズ10によって撮像素子11上に結像され、眼
底Efからの反射像が図3に示すように複数の円環状の
像、即ちリング像として観察される。
物レンズ1を通過し、眼底Efは拡散面と考えられるので
偏光成分は保存されず、その光束の一部は偏光ビームス
プリッタ2によって反射され、複数の開口を有するリン
グ絞り8に至る。リング絞り8において、瞳孔Epを通過
した光束の内のリング絞り8の各開口に対応する異なる
直径の円環状部分を通過した光束だけがプリズム9に至
り、プリズム9においてリング絞り8の各開口に対応す
る逆円錐状の斜面によって偏向されて各光束は分離し、
測定レンズ10によって撮像素子11上に結像され、眼
底Efからの反射像が図3に示すように複数の円環状の
像、即ちリング像として観察される。
【0021】また、リング像の形状や大きさは被検眼E
の屈折状態により変化するので、例えば中心のリング像
の形状を測定することにより瞳孔Epの中心付近の屈折力
を求めることができる。なお、角膜Ecによって鏡面反射
された測定光の成分は偏光方向が保存されているので、
全てが偏光ビームスプリッタ2を透過し測定系に入射す
ることはない。
の屈折状態により変化するので、例えば中心のリング像
の形状を測定することにより瞳孔Epの中心付近の屈折力
を求めることができる。なお、角膜Ecによって鏡面反射
された測定光の成分は偏光方向が保存されているので、
全てが偏光ビームスプリッタ2を透過し測定系に入射す
ることはない。
【0022】図4は本実施例で使用するブロック回路構
成図を示し、データバス12には、全データの制御を行
うMPU13、ROM14、RAM15、画像RAM1
6が接続され、画像RAM16にはA/D変換器17を
介して撮像素子11の出力が接続されている。更に、デ
ータバス12には、測定光源18、測定スイッチ19、
投影リレーレンズ4を移動する駆動モータ20、測定レ
ンズ10を移動する駆動モータ21、VRAM22が接
続され、VRAM22の出力はD/A変換器23を介し
てCRTディスプレイなどのテレビモニタ24に接続さ
れている。
成図を示し、データバス12には、全データの制御を行
うMPU13、ROM14、RAM15、画像RAM1
6が接続され、画像RAM16にはA/D変換器17を
介して撮像素子11の出力が接続されている。更に、デ
ータバス12には、測定光源18、測定スイッチ19、
投影リレーレンズ4を移動する駆動モータ20、測定レ
ンズ10を移動する駆動モータ21、VRAM22が接
続され、VRAM22の出力はD/A変換器23を介し
てCRTディスプレイなどのテレビモニタ24に接続さ
れている。
【0023】検者が測定スイッチ19を押すと、MPU
13がこれを検知して測定光源18が点灯する。このと
き、撮像素子11からのテレビ信号はA/D変換器17
によりデジタル信号に変換されて、画像RAM16にデ
ジタル画像情報として記憶される。MPU13はROM
14に記憶されたプログラムに従って、画像RAM16
の画像情報から眼底Efに投影されたリング像を抽出、解
析して屈折力を算出する。
13がこれを検知して測定光源18が点灯する。このと
き、撮像素子11からのテレビ信号はA/D変換器17
によりデジタル信号に変換されて、画像RAM16にデ
ジタル画像情報として記憶される。MPU13はROM
14に記憶されたプログラムに従って、画像RAM16
の画像情報から眼底Efに投影されたリング像を抽出、解
析して屈折力を算出する。
【0024】被検眼Eの屈折力が近視又は遠視の場合
は、駆動モータ20及び21を駆動してそれぞれ投影リ
レーレンズ4及び測定レンズ10を所定方向に所定量だ
け移動し、撮像素子11上での眼底像のピントを合わせ
て、再度画像RAM16に画像を取り込み屈折力の計算
を行う。計算結果は所定の形式に変換され、VRAM2
2を介してD/A変換器23によりビデオ信号に変換さ
れ、本体内部に備えられたテレビモニタ24に表示され
る。これら全てのデータに関しては、データバス12を
介してMPU13が制御を行っている。
は、駆動モータ20及び21を駆動してそれぞれ投影リ
レーレンズ4及び測定レンズ10を所定方向に所定量だ
け移動し、撮像素子11上での眼底像のピントを合わせ
て、再度画像RAM16に画像を取り込み屈折力の計算
を行う。計算結果は所定の形式に変換され、VRAM2
2を介してD/A変換器23によりビデオ信号に変換さ
れ、本体内部に備えられたテレビモニタ24に表示され
る。これら全てのデータに関しては、データバス12を
介してMPU13が制御を行っている。
【0025】図4においては、回路が全て装置内に組込
まれているように表示されているが、実際には測定光源
18、測定スイッチ19等の画像取り込みに関する部分
と、MPU13、RAM15、テレビモニタ24等の通
信手段を介して汎用のコンピュータによってデータ交換
を行う部分とは分離した構造であってもよい。このよう
に分離した構造を採用することにより、ソフトウェアの
追加や更新等を行って、より拡張性を持たせることがで
きる。
まれているように表示されているが、実際には測定光源
18、測定スイッチ19等の画像取り込みに関する部分
と、MPU13、RAM15、テレビモニタ24等の通
信手段を介して汎用のコンピュータによってデータ交換
を行う部分とは分離した構造であってもよい。このよう
に分離した構造を採用することにより、ソフトウェアの
追加や更新等を行って、より拡張性を持たせることがで
きる。
【0026】図5に屈折力の算出方法の説明図を示し、
リング像の任意の1点と画面中心との距離を求めること
により屈折力を算出する。任意の角度θの直線Lとリン
グ像R1、R2、R3それぞれとの交点を求め、各交点の原点
Oからの距離D1、D2、D3の値を基に屈折力を算出する。
これを角度θについて、0°〜360°まで求めると、
瞳孔Ep上での屈折力の分布が計算できる。ただし、各リ
ング像R1、R2、R3の大きさは模型眼等によって予め校正
されている。
リング像の任意の1点と画面中心との距離を求めること
により屈折力を算出する。任意の角度θの直線Lとリン
グ像R1、R2、R3それぞれとの交点を求め、各交点の原点
Oからの距離D1、D2、D3の値を基に屈折力を算出する。
これを角度θについて、0°〜360°まで求めると、
瞳孔Ep上での屈折力の分布が計算できる。ただし、各リ
ング像R1、R2、R3の大きさは模型眼等によって予め校正
されている。
【0027】図6はテレビモニタ24に表示した屈折力
分布を示し、同じ屈折力を有する部分を同色、同濃度と
するトポグラフィの形式で表示されてある。この表示方
法は非常に多くの測定データを定性的に理解するために
極めて有効である。いま、図5に示すようにリング像R
1、R2、R3が楕円状で、各経線での屈折力が一定である
とすると、ほぼ図6に示すように表され、これらの屈折
力分布の算出やトポグラフィの計算は演算手段であるM
PU13が行う。なお、図6は屈折力の変化を濃度変化
で表示したが、色の変化等を用いて、より明確に変化の
度合いを表示することもできる。
分布を示し、同じ屈折力を有する部分を同色、同濃度と
するトポグラフィの形式で表示されてある。この表示方
法は非常に多くの測定データを定性的に理解するために
極めて有効である。いま、図5に示すようにリング像R
1、R2、R3が楕円状で、各経線での屈折力が一定である
とすると、ほぼ図6に示すように表され、これらの屈折
力分布の算出やトポグラフィの計算は演算手段であるM
PU13が行う。なお、図6は屈折力の変化を濃度変化
で表示したが、色の変化等を用いて、より明確に変化の
度合いを表示することもできる。
【0028】図7は第2の実施例の構成図を示し、被検
眼Eの前方の光路上に、光束の50%を透過し50%を
反射するハーフミラー30、投影対物レンズ31、被検
眼Eの瞳孔Epと共役位置に配置された図8に示すような
形状の多孔絞り32、この多孔絞り32の各開口に対応
したエレメントを有するプリズム33、投影リレーレン
ズ34、光源35が順次に配列されている。
眼Eの前方の光路上に、光束の50%を透過し50%を
反射するハーフミラー30、投影対物レンズ31、被検
眼Eの瞳孔Epと共役位置に配置された図8に示すような
形状の多孔絞り32、この多孔絞り32の各開口に対応
したエレメントを有するプリズム33、投影リレーレン
ズ34、光源35が順次に配列されている。
【0029】なお、プリズム33の各エレメントは所定
角度を有する平面から成り、多孔絞り32の各開口に入
射する光束を所定方向に偏向するようになっており、被
検眼E内では光束は多孔絞り32の各開口に対応して分
離された状態で眼底Efを照明するようになっている。ま
た、ハーフミラー30の反射方向には、測定対物レンズ
36、被検眼Eの瞳孔Epと共役位置に配置された絞り3
7、測定レンズ38、撮像素子39が順次に配列されて
いる。
角度を有する平面から成り、多孔絞り32の各開口に入
射する光束を所定方向に偏向するようになっており、被
検眼E内では光束は多孔絞り32の各開口に対応して分
離された状態で眼底Efを照明するようになっている。ま
た、ハーフミラー30の反射方向には、測定対物レンズ
36、被検眼Eの瞳孔Epと共役位置に配置された絞り3
7、測定レンズ38、撮像素子39が順次に配列されて
いる。
【0030】光源35から出射した光束は、投影リレー
レンズ34によって投影対物レンズ31の焦点位置に結
像し、このとき光路中に配置されたプリズム33、多孔
絞り32により、あたかも同心円状に複数の点光源が配
置されているような状態で被検眼Eの眼底Efを照明す
る。この照明光束は眼底Efによって反射され、各点像が
二次光源となって瞳孔Epから出射され、光束の50%が
ハーフミラー30で反射される。そして、この光束は測
定対物レンズ36を透過して絞り37で規制され、測定
レンズ38により撮像素子39に投影される。
レンズ34によって投影対物レンズ31の焦点位置に結
像し、このとき光路中に配置されたプリズム33、多孔
絞り32により、あたかも同心円状に複数の点光源が配
置されているような状態で被検眼Eの眼底Efを照明す
る。この照明光束は眼底Efによって反射され、各点像が
二次光源となって瞳孔Epから出射され、光束の50%が
ハーフミラー30で反射される。そして、この光束は測
定対物レンズ36を透過して絞り37で規制され、測定
レンズ38により撮像素子39に投影される。
【0031】本実施例の場合は第1の実施例とは逆に、
同心円状に配置された複数の光源像が被検眼Eの眼底Ef
に投影され、眼底Efからの反射光は瞳孔Epの中心部から
同心円状に取り出されて測定光学系に至り、複数の光源
の眼底反射像として撮像素子39上に結像される。この
場合は、眼底Efの撮像素子39上への投影倍率を第1の
実施例の場合よりも小さくすることにより、図1の投影
リレーレンズ4のような可動部を設ける必要がない構成
となっている。眼底Efへ投影される光源像は図9に示す
ような形状であり、この撮像素子39からの信号をテレ
ビモニタ上に表した形状も図9と同様となる。
同心円状に配置された複数の光源像が被検眼Eの眼底Ef
に投影され、眼底Efからの反射光は瞳孔Epの中心部から
同心円状に取り出されて測定光学系に至り、複数の光源
の眼底反射像として撮像素子39上に結像される。この
場合は、眼底Efの撮像素子39上への投影倍率を第1の
実施例の場合よりも小さくすることにより、図1の投影
リレーレンズ4のような可動部を設ける必要がない構成
となっている。眼底Efへ投影される光源像は図9に示す
ような形状であり、この撮像素子39からの信号をテレ
ビモニタ上に表した形状も図9と同様となる。
【0032】図10はブロック回路構成図を示し、測定
装置本体40側のコネクタ41に撮像素子39と測定ス
イッチ42の出力端子が設けられており、コネクタ41
はケーブル43により汎用パーソナルコンピュータ44
の拡張ボード45のコネクタ46に接続されている。拡
張ボード45はビデオ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器47を有し、拡張用バス48を介してパーソ
ナルコンピュータ44の内部記憶装置に接続されてい
る。
装置本体40側のコネクタ41に撮像素子39と測定ス
イッチ42の出力端子が設けられており、コネクタ41
はケーブル43により汎用パーソナルコンピュータ44
の拡張ボード45のコネクタ46に接続されている。拡
張ボード45はビデオ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器47を有し、拡張用バス48を介してパーソ
ナルコンピュータ44の内部記憶装置に接続されてい
る。
【0033】撮像素子39のビデオ信号及び測定スイッ
チ42のスイッチ信号は、コネクタ41からケーブル4
3を介してパーソナルコンピュータ44の拡張ボード4
5に至り、ビデオ信号はA/D変換器47によりA/D
変換されて、拡張用バス48を介してパーソナルコンピ
ュータ44の内部記憶装置にデジタル画像として記憶さ
れる。
チ42のスイッチ信号は、コネクタ41からケーブル4
3を介してパーソナルコンピュータ44の拡張ボード4
5に至り、ビデオ信号はA/D変換器47によりA/D
変換されて、拡張用バス48を介してパーソナルコンピ
ュータ44の内部記憶装置にデジタル画像として記憶さ
れる。
【0034】屈折力分布の測定方法は第1の実施例と同
様であるが、本実施例の場合は眼底に離散的に光源像が
結像しているため、多孔絞り32に対応した角度方向の
情報しか得られない。しかし、1つの円の上に36個の
孔を設ければ10°おきの情報が得られ、これを先の情
報に補完することによって詳細な屈折力分布表示を行う
ことができる。なお、この表示はパーソナルコンピュー
タの操作ディスプレイ上で行えば、特に専用の表示器を
用意する必要はない。
様であるが、本実施例の場合は眼底に離散的に光源像が
結像しているため、多孔絞り32に対応した角度方向の
情報しか得られない。しかし、1つの円の上に36個の
孔を設ければ10°おきの情報が得られ、これを先の情
報に補完することによって詳細な屈折力分布表示を行う
ことができる。なお、この表示はパーソナルコンピュー
タの操作ディスプレイ上で行えば、特に専用の表示器を
用意する必要はない。
【0035】図11は第3の実施例の構成図を示し、フ
ォトケラトスコープと屈折力分布測定装置を複合化した
ものである。被検眼Eの前方には、ハーフミラー50、
対物レンズ51、偏光ビームスプリッタ52、絞り5
3、投影リレーレンズ54、視標55、この視標55を
照明する光源56が順次に配列されている。更に、偏光
ビームスプリッタ52の反射方向には、ミラー57、リ
ング絞り58、プリズム59、測定レンズ60、撮像素
子61が順次に配列されており、これらによって図1の
第1の実施例とほぼ同様の屈折力分布の測定光学系が構
成されている。
ォトケラトスコープと屈折力分布測定装置を複合化した
ものである。被検眼Eの前方には、ハーフミラー50、
対物レンズ51、偏光ビームスプリッタ52、絞り5
3、投影リレーレンズ54、視標55、この視標55を
照明する光源56が順次に配列されている。更に、偏光
ビームスプリッタ52の反射方向には、ミラー57、リ
ング絞り58、プリズム59、測定レンズ60、撮像素
子61が順次に配列されており、これらによって図1の
第1の実施例とほぼ同様の屈折力分布の測定光学系が構
成されている。
【0036】また、被検眼Eとハーフミラー50との間
には、リング状のレンズ62とリング状の照明光源63
が配置されている。ハーフミラー50の入射方向には、
結像レンズ64、照明光源63の発光波長を反射し可視
光を透過する波長選択ミラー65、ミラー66、可動レ
ンズ67、所定形状の固視目標68、この固視目標68
を照明する光源69が順次に配列され、波長選択ミラー
65の反射方向に、結像レンズ70、角膜形状測定時に
光路に挿入される絞り71、撮像素子72が配列されて
おり、これらによってフォトケラトスコープの測定光学
系が構成されている。
には、リング状のレンズ62とリング状の照明光源63
が配置されている。ハーフミラー50の入射方向には、
結像レンズ64、照明光源63の発光波長を反射し可視
光を透過する波長選択ミラー65、ミラー66、可動レ
ンズ67、所定形状の固視目標68、この固視目標68
を照明する光源69が順次に配列され、波長選択ミラー
65の反射方向に、結像レンズ70、角膜形状測定時に
光路に挿入される絞り71、撮像素子72が配列されて
おり、これらによってフォトケラトスコープの測定光学
系が構成されている。
【0037】なお、光路に絞り71を挿入することによ
って、装置と被検眼Eとの作動距離に若干の誤差があっ
ても、撮像素子72上に投影されるリング像の倍率を常
に一定に保つようになっている。また、光源69により
照明された固視目標68は被検者が測定中に視線をそら
さないようにするための視標であり、可動レンズ67に
より被検者の屈折状態に対応して任意の光学的位置に配
置され、屈折異常を有する被検者でも明確に認識できる
ように制御されるようになっている。また、通常のオー
トレフラクトメータと同様に、器械近視を除去するため
に雲霧させるように移動することも可能である。
って、装置と被検眼Eとの作動距離に若干の誤差があっ
ても、撮像素子72上に投影されるリング像の倍率を常
に一定に保つようになっている。また、光源69により
照明された固視目標68は被検者が測定中に視線をそら
さないようにするための視標であり、可動レンズ67に
より被検者の屈折状態に対応して任意の光学的位置に配
置され、屈折異常を有する被検者でも明確に認識できる
ように制御されるようになっている。また、通常のオー
トレフラクトメータと同様に、器械近視を除去するため
に雲霧させるように移動することも可能である。
【0038】光源56から出射した光束は視標55を照
明し、投影リレーレンズ54によって対物レンズ51の
焦点位置付近に一旦結像し、更にこの光束は被検眼Eの
瞳孔Epを介して眼底Efに結像する。眼底Efからの光束は
再び対物レンズ51を通過し、偏光ビームスプリッタ5
2、ミラー57で反射され、リング絞り58、プリズム
59により偏向されて分離し、測定レンズ60により撮
像素子61に投影される。
明し、投影リレーレンズ54によって対物レンズ51の
焦点位置付近に一旦結像し、更にこの光束は被検眼Eの
瞳孔Epを介して眼底Efに結像する。眼底Efからの光束は
再び対物レンズ51を通過し、偏光ビームスプリッタ5
2、ミラー57で反射され、リング絞り58、プリズム
59により偏向されて分離し、測定レンズ60により撮
像素子61に投影される。
【0039】一方、フォトケラトスコープとしては、光
源63からの光束はリング状レンズ62により複数のリ
ング状光源からの照明光として角膜Ecに投影され、この
角膜反射像は被検眼Eの前眼部と共に結像レンズ64、
70及び波長選択ミラー65を介して撮像素子72に結
像する。
源63からの光束はリング状レンズ62により複数のリ
ング状光源からの照明光として角膜Ecに投影され、この
角膜反射像は被検眼Eの前眼部と共に結像レンズ64、
70及び波長選択ミラー65を介して撮像素子72に結
像する。
【0040】角膜Ecに投影された複数のリング状の視標
の角膜反射像の形状を測定し、角膜Ecの部分的な変形、
所謂不正乱視を定量化して角膜屈折力分布を測定するこ
とにより、図6に示したように全屈折力、角膜屈折力を
同時に図形表示することができ、全屈折力の変化による
角膜に及ぼす影響を測定することができる。
の角膜反射像の形状を測定し、角膜Ecの部分的な変形、
所謂不正乱視を定量化して角膜屈折力分布を測定するこ
とにより、図6に示したように全屈折力、角膜屈折力を
同時に図形表示することができ、全屈折力の変化による
角膜に及ぼす影響を測定することができる。
【0041】また本実施例によれば、撮像素子72上に
投影された角膜反射像の形状及び大きさを解析すること
により、角膜形状を詳細に測定することが可能となり、
屈折状態の分布測定装置が複合化されているために、角
膜Ecによる屈折力分布と全屈折力分布との差から、角膜
以外の屈折要素による屈折力の変化の分布を算出して表
示することができる。従って、屈折矯正手術時に一層細
かな矯正を行うことができ、例えば挿入後の眼内レンズ
の全屈折力に及ぼす影響を測定することもでき、手術後
の視力回復に対しても細かい処置を行うことができる。
投影された角膜反射像の形状及び大きさを解析すること
により、角膜形状を詳細に測定することが可能となり、
屈折状態の分布測定装置が複合化されているために、角
膜Ecによる屈折力分布と全屈折力分布との差から、角膜
以外の屈折要素による屈折力の変化の分布を算出して表
示することができる。従って、屈折矯正手術時に一層細
かな矯正を行うことができ、例えば挿入後の眼内レンズ
の全屈折力に及ぼす影響を測定することもでき、手術後
の視力回復に対しても細かい処置を行うことができる。
【0042】なお、本実施例の電気回路では、図4にお
いて制御可能なフォトケラトスコープ用の光源、角膜形
状測定時に絞り71を光学系に挿入するためのアクチュ
エータ、固視目標用の可動レンズ67を駆動するモータ
等がMPUの下で制御できるようになっている。
いて制御可能なフォトケラトスコープ用の光源、角膜形
状測定時に絞り71を光学系に挿入するためのアクチュ
エータ、固視目標用の可動レンズ67を駆動するモータ
等がMPUの下で制御できるようになっている。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼科
測定装置は、複数の異なる直径の円環状の絞りを設けて
眼屈折力を算出することにより、被検眼の瞳孔内の眼屈
折力分布を測定して被検者の屈折状態を詳細に知ること
ができるので、不正乱視の矯正手術のためのデータを提
供することができる。
測定装置は、複数の異なる直径の円環状の絞りを設けて
眼屈折力を算出することにより、被検眼の瞳孔内の眼屈
折力分布を測定して被検者の屈折状態を詳細に知ること
ができるので、不正乱視の矯正手術のためのデータを提
供することができる。
【0044】また、第2発明に係る眼科測定装置は、眼
屈折力分布と共に角膜屈折力分布を同一装置で測定する
ことができるので、眼屈折力分布における被検者の角膜
による眼屈折への影響を容易に求めることができる。
屈折力分布と共に角膜屈折力分布を同一装置で測定する
ことができるので、眼屈折力分布における被検者の角膜
による眼屈折への影響を容易に求めることができる。
【0045】更に、第3発明に係る眼科測定装置は、眼
屈折力分布と角膜屈折力分布の差を求めることにより、
眼屈折力分布における角膜以外の屈折要素による眼屈折
への影響を知ることができ、より細部に渡って被検眼の
屈折状態が判明し、更に表示手段を設けたことにより測
定結果を定性的に表示して、瞬時に屈折分布状態を把握
することができる。
屈折力分布と角膜屈折力分布の差を求めることにより、
眼屈折力分布における角膜以外の屈折要素による眼屈折
への影響を知ることができ、より細部に渡って被検眼の
屈折状態が判明し、更に表示手段を設けたことにより測
定結果を定性的に表示して、瞬時に屈折分布状態を把握
することができる。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】リング絞りの正面図である。
【図3】撮像素子上の反射像の説明図である。
【図4】ブロック回路構成図である。
【図5】屈折力分布の測定原理の説明図である。
【図6】テレビモニタ上の屈折力分布表示の説明図であ
る。
る。
【図7】第2の実施例の構成図である。
【図8】多穴絞りの正面図である。
【図9】撮像素子上の反射像の説明図である。
【図10】ブロック回路構成図である。
【図11】第3の実施例の構成図である。
2、52 偏光ビームスプリッタ 6、55 視標 7、35、56、63、69 光源 11、39、61、72 撮像素子 13 MPU 14 ROM 16 画像RAM 22 VRAM 24 テレビモニタ 44 パーソナルコンピュータ 65 波長分割ミラー 68 固視目標
Claims (17)
- 【請求項1】 光源からの光束又は光源により照明され
た視標からの光束を被検眼の眼底に投影する投影光学系
と、前記光源又は前記視標の眼底からの反射光を光電素
子で受光する測定光学系とを有する眼科測定装置におい
て、前記投影又は測定光学系内に配置し異なる直径を有
する複数の同心円状の円環状の光束のみを通過させる絞
りと、眼底からの反射光による前記光電素子の受光信号
から瞳孔内での眼屈折力分布を算出する演算手段とを設
けたことを特徴とする眼科測定装置。 - 【請求項2】 前記投影又は測定光学系内の被検眼の瞳
孔とほぼ共役な位置に異なる直径の複数の円環状開口を
有し、前記各開口を通過する光束を異なる角度に偏向す
る第1の光偏向部材を設けた請求項1に記載の眼科測定
装置。 - 【請求項3】 前記投影又は測定光学系内の被検眼の瞳
孔とほぼ共役な位置に異なる直径の複数の円周上に複数
の開口を有し、前記各開口を通過する光束を異なる角度
に偏向する第2の光偏向部材を設けた請求項1に記載の
眼科測定装置。 - 【請求項4】 前記演算手段により算出した眼屈折力分
布を表示する表示手段を設けた請求項1に記載の眼科測
定装置。 - 【請求項5】 前記第1の光偏向部材は複数の前記円環
状開口に対応して異なる頂角を有する円錐形の一部分か
ら成るプリズムとした請求項2に記載の眼科測定装置。 - 【請求項6】 前記第2の光偏向部材は各要素が前記各
開口に対応して異なる角度の平面で形成されたプリズム
とした請求項3に記載の眼科測定装置。 - 【請求項7】 前記表示手段は本体に内蔵されたCRT
ディスプレイとした請求項4に記載の眼科測定装置。 - 【請求項8】 前記表示手段は本体とケーブルにより結
合されたパーソナルコンピュータの表示器とした請求項
4に記載の眼科測定装置。 - 【請求項9】 光源からの光束又は光源により照明され
た第1の視標からの光束を被検眼の眼底に投影し、異な
る直径を有する複数の同心円状の円環状の光束のみを通
過させる絞りを介して、前記光源又は前記第1の視標の
眼底からの反射光を第1の光電素子で受光する眼屈折力
測定手段と、被検眼の角膜に異なる直径を有する複数の
同心円状の円環状の第2の視標を投影して角膜による前
記第2の視標の反射像を第2の光電素子に結像する角膜
形状測定手段と、眼底からの反射光による前記第1の光
電素子の受光信号による瞳孔内での眼屈折力分布及び角
膜からの反射光による前記第2の光電素子の受光信号に
よる角膜屈折力分布を算出する演算手段とを備えたこと
を特徴とする眼科測定装置。 - 【請求項10】 前記投影又は測定光学系内の被検眼の
瞳孔とほぼ共役な位置に異なる直径の複数の円環状開口
を有し、前記各開口を通過する光束を異なる角度に偏向
する第1の光偏向部材を設けた請求項9に記載の眼科測
定装置。 - 【請求項11】 前記投影又は測定光学系内の被検眼の
瞳孔とほぼ共役な位置に異なる直径の複数の円周上に複
数の開口を有し、前記各開口を通過する光束を異なる角
度に偏向する第2の光偏向部材を設けた請求項9に記載
の眼科測定装置。 - 【請求項12】 前記演算手段により算出された眼屈折
力分布と角膜屈折力分布を表示する表示手段を設けた請
求項9に記載の眼科測定装置。 - 【請求項13】 前記第1の光偏向部材は複数の前記円
環状開口に対応して異なる頂角を有する円錐形の一部分
から成るプリズムとした請求項10に記載の眼科測定装
置。 - 【請求項14】 前記第2の光偏向部材は各要素が前記
各開口に対応して異なる角度の平面で形成したプリズム
とした請求項11に記載の眼科測定装置。 - 【請求項15】 前記表示手段は本体に内蔵したCRT
ディスプレイとした請求項12に記載の眼科測定装置。 - 【請求項16】 前記表示手段は本体とケーブルにより
結合したパーソナルコンピュータの表示器とした請求項
12に記載の眼科測定装置。 - 【請求項17】 光源からの光束又は光源により照明さ
れた第1の視標からの光束を被検眼の眼底に投影し、異
なる直径を有する複数の同心円状の円環状の光束のみを
通過させる絞りを介して、前記光源又は前記第1の視標
の眼底からの反射光を第1の光電素子で受光する眼屈折
力測定手段と、被検眼の角膜に異なる直径を有する複数
の同心円状の円環状の第2の視標を投影して角膜による
前記第2の視標の反射像を第2の光電素子に結像する角
膜形状測定手段と、眼底からの反射光による前記第1の
光電素子の受光信号による瞳孔内での眼屈折力分布及び
角膜からの反射光による前記第2の光電素子の受光信号
による角膜屈折力分布を算出し更にこれら両分布の差を
演算する演算手段と、前記眼屈折力分布及び前記角膜屈
折力分布とこれら両分布の差とを表示する表示手段とを
有することを特徴とする眼科測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6263117A JPH08103413A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 眼科測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6263117A JPH08103413A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 眼科測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103413A true JPH08103413A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17385069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6263117A Pending JPH08103413A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 眼科測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08103413A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6361168B1 (en) | 1999-09-29 | 2002-03-26 | Nidek Co., Ltd. | Ophthalmic apparatus |
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