JPH08105371A - 小さな燃料噴射量を測定するための方法および該方法を実施するための測定装置 - Google Patents
小さな燃料噴射量を測定するための方法および該方法を実施するための測定装置Info
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Abstract
度を著しく高める。 【解決手段】 測定室3を再び基準容積BVにまで排出
する過程で、測定ピストン5のほぼ一定の戻り速度を維
持し、前記電気的に制御される弁12の閉鎖運動特性曲
線に基づき認められる切換遅延を考慮して、該切換遅延
の時間内に進む測定ピストン5の移動距離を算入して、
測定ピストン5の出発位置に前置された切換閾値で、前
記放圧管路11を電磁弁によって再閉鎖するための切換
信号を該電磁弁に送出する。
Description
を測定するための方法であって、該燃料噴射量を噴射過
程時に燃料噴射弁によって測定室内に噴射し、該測定室
の容積増加を測定ピストンを介して検出し、この場合、
該測定ピストンを測定室の基準容積に相当する出発位置
から、一定の戻し力に抗して、噴射過程終了後の測定容
積に相当する終端位置にまでもたらし、基準容積と測定
容積との間の差から噴射量を測定ピストン移動量により
求め、続いて測定過程後に、測定室から導出された放圧
管路に設けられた、測定ピストンの運動によって電気的
に制御される弁を介して、測定室を再び基準容積にまで
排出する形式のものに関する。
るための測定装置であって、測定室が設けられており、
該測定室が測定ピストンの一方の端面によって仕切られ
ており、該測定ピストンが、測定室に噴射された燃料に
よって、一定の戻し力に抗してシリンダ内を移動可能で
あり、測定ピストンの移動量が、距離信号発生器によっ
て検出されるようになっており、測定室から放圧管路が
導出されていて、該放圧管路に電気的に制御される弁が
設けられており、該弁によって、測定室内への燃料噴射
の終了後に前記放圧管路が開放され、測定ピストンの戻
り時に測定ピストンが規定の位置に到達すると、該測定
ピストンによって発動された制御信号によって前記放圧
管路が再び閉鎖されるようになっている形式のものに関
する。
は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3916419号
明細書に基づき公知である。この公知の方法および装置
では、放圧管路に設けられた、制御される電磁弁の、測
定室の基準容積の再調節時における切換遅延が考慮され
ていない。これによって、測定結果は不正確性を甘受し
なければならない。
で述べた形式の方法を改良して、極めて小さな燃料噴射
量の測定時でも測定精度が著しく高められるような方法
を提供することである。
実施するための有利な測定装置を提供することである。
に本発明の方法では、測定室を再び基準容積にまで排出
する過程で、測定ピストンのほぼ一定の戻り速度を維持
し、前記電気的に制御される弁の閉鎖運動特性曲線に基
づき認められる切換遅延を考慮して、該切換遅延の時間
内に進む測定ピストンの移動距離を計算に入れて、測定
ピストンの出発位置に前置された切換閾値で、前記放圧
管路を前記電気的に制御される弁によって再閉鎖するた
めの切換信号を該電気的に制御される弁に送出するよう
にした。
測定装置の構成では、前記放圧管路に、電気的に制御さ
れる弁に対して付加的に圧力制限弁が配置されているよ
うにした。
量を測定する場合でも測定精度は著しく高められる。本
発明による方法では、測定ピストンの戻し速度を一定に
保持し、かつ電磁弁の切換遅延を求めることができるこ
とに基づき、高い精度で基準容積が維持される。このた
めには、僅かな手間しか必要とならず、しかもこの基準
容積を調節するために別個の制御装置は必要とならな
い。これによって、各測定時において測定ピストンの再
現可能な出発位置と、各燃料噴射量の正確な検出とが得
られる。特に、測定ピストンの戻し速度差による測定結
果に対する動的影響に基づく測定結果変動も回避され
る。
程中に測定ピストンの規定の移動距離が超えられない場
合に、測定ピストンの戻しを実施するのではなく、累積
的に個々の噴射過程を順次に実施することにより、極め
て小さな燃料噴射量における測定誤差が減少させられ
る。この場合、請求項3に記載の構成では、測定ピスト
ンの移動距離に関して噴射量が、連続して行なわれた2
つの噴射の間の差として容積測定される。
構成では、測定室を放圧する放圧管路に、電気的に制御
される弁の他にさらに圧力制限弁が設けられていること
に基づき、測定ピストンの一定の戻し速度が得られる。
請求項6に記載の有利な構成では、この圧力制限弁は、
戻し力として測定ピストンと同じ圧力にさらされている
弁部材を備えている。これにより、ばねを用いて放圧管
路の流過横断面において一定の差圧を調節することがで
きるので、こうして単位時間当たり測定室から流出する
流出量、ひいては測定ピストンの戻し速度を一定に保持
することができる。
面につき詳しく説明する。
さな燃料噴射量を測定するためには、図1に示したよう
にこの燃料噴射弁1が測定装置2に挿入される。このよ
うな燃料噴射弁1は有利には、自己着火式の内燃機関に
おいて使用される高圧噴射弁である。この燃料噴射弁1
は最小燃料噴射量を、測定装置2に形成された測定室3
内に噴射する。この測定室3は図示の実施例では閉じら
れたシリンダ4として形成されており、このシリンダ4
内には、測定ピストン5が摺動可能に配置されている。
この測定ピストン5の端面6はシリンダ4内で測定室3
を仕切っている。測定ピストン5の裏面はガスを充填さ
れたガス充填室7を仕切っており、このガス充填室7に
は、窒素リザーバタンク22から一定の圧力下にある窒
素が供給される。窒素ガスの圧力は、測定室3への燃料
噴射時に測定ピストン5が窒素ガスの戻し力に抗して変
位し得るように調整されている。測定ピストン5の運動
は距離信号発生器8によって検出される。この距離信号
発生器8はコンタクトピン9で測定ピストン5の端面6
の裏側に作用している。燃料噴射弁1は測定室3に通じ
た管片10に装着されている。測定室3からは、放圧管
路11が導出されており、この放圧管路11には、電気
的に制御される弁、たとえば電磁弁12が配置されてい
る。この電磁弁12は2ポート2位置弁として放圧管路
11の通流部を開閉する。放圧管路11は引き続き電磁
弁12の下流側にも延びており、放圧管路11には圧力
制限弁14が設けられている。この圧力制限弁14を介
して、放圧管路11は無圧に燃料流出部に通じている。
この圧力制限弁14はピストン16の形の可動の壁を有
しており、このピストン16は圧力制限弁14のケーシ
ング18に設けられた孔17に密に案内されている。こ
のピストン16の一方の、つまり第1の端面19は圧力
制限弁14のケーシング18に設けられた圧力室20に
隣接している。この圧力室20は供給管路21を介し
て、測定ピストン5の裏面に加えられる圧力を供給する
窒素リザーバタンクと同じ窒素リザーバタンク22に接
続されている。
24は、流入室25を仕切っている。この流入室25に
は、孔17の軸線に対して平行に供給管路26が開口し
ている。この供給管路26は圧力制限弁14に進入した
放圧管路11に常時接続されている。孔17の軸線に対
して同軸的に、第2の端面24に向かい合って位置する
側で流出通路27が導出されている。この流出通路27
の、流入室25への開口部は弁座28として形成されて
いる。この弁座28は、弁部材として働くボール29と
協働する。このボール29はピストン16の第2の端面
24に固定されている。流出通路27の範囲では、この
弁部材29にプランジャ31が押圧されている。このプ
ランジャ31はその後端部で流出通路27内に密に案内
されている。このプランジャ31の裏面33は圧力制限
弁14のケーシングに支持されたばね32によって負荷
されている。さらにプランジャ31の裏面33は圧力制
限弁14に進入した放圧管路11に接続されている。プ
ランジャ31は弁部材29に向かい合って位置する側に
作動ピン34を保持している。この作動ピン34は流出
通路27との間に環状室を開放している。この環状室は
側方で流出通路27から導出された孔35に常時接続さ
れている。この孔35は、引き続き延びる放圧管路11
の部分に通じている。この放圧管路11はこの場合、圧
力制限弁14から導出された燃料を燃料リザーバタンク
に無圧で供給する。
鎖する電磁弁12によって測定室3内に燃料容量を封入
することができる。電磁弁12は小さな燃料噴射量の測
定開始時にこのような位置をとっている。このときに、
測定ピストン5は出発位置をとっている。この出発位置
において、測定ピストン5は基準容積の燃料を測定室3
内に封入している。この出発位置は距離信号発生器8を
介して制御装置36にフィードバックされる。この制御
装置36は電磁弁12を制御するためにも働く。測定室
3内の燃料は、ガス充填室7内の窒素圧によって規定さ
れた値にある。図示の実施例では、燃料噴射ポンプによ
って燃料が燃料噴射弁1を介して測定室3に噴射され
る。このときに、容積増大が生ぜしめられ、その結果、
測定ピストン5が移動させられる。この測定ピストン5
の移動はやはり距離信号発生器8によって検出される。
噴射過程後に測定ピストン5の終端位置で測定された測
定容積から基準容積を差し引いた容積差から、制御装置
36と、接続されたコンピュータとによって噴射容積が
算出される。
るために、測定ピストン5は第1の測定過程の終了後に
再びその出発位置に戻される。この出発位置で測定ピス
トン5はやはり基準容積を仕切っている。この測定ピス
トン5の戻しは電磁弁12によって放圧管路11を開放
することによって行なわれる。このときに流出する燃料
は、放圧管路11を介してまず圧力制限弁14に流入す
る。圧力制限弁14では、弁部材29が圧力室20内の
圧力の作用を受けて閉鎖位置に位置している。この圧力
室20内の圧力は、ばね32によってピストン16に伝
達される力よりも大きな合成力をピストン16に加えて
いる。流入室25への燃料の導入によって、ピストン1
6は付加的に第2の端面24で流入室25から給圧さ
れ、しかもこの圧力はプランジャ31の裏面33を介し
て同じくピストン16に作用する。流入室25に流入す
る圧力がガス充填室7内の圧力によって規定され、他方
ではガス充填室7に形成される圧力と同じ圧力がピスト
ン16の第1の端面19にも作用するので、ピストン1
6は、このピストン16に作用する流体力に関しては力
補償されている。しかしピストン16には、付加的にば
ね32のばね力が作用している。このばね32はこのと
き、流入室25内の圧力と相まって、弁部材29を弁座
28から持ち上げて、燃料を孔35もしくは引き続き延
びる放圧管路11に流出させることができる。流入室2
5に設けられた弁座28における燃料流過横断面が過大
になることによって圧力が減少していくと、圧力室20
の側からピストン16に加えられる閉鎖力が優勢とな
り、流過横断面は減じられる。こうしてこのような弁に
よって、圧力制限弁の弁部材29と弁座28との間の流
過横断面に一定の圧力降下が調節されるようになる。こ
れによって単位時間当たり一定に流出する燃料量が得ら
れることに基づき、測定ピストン5は一定の速度で出発
位置に戻されるようになる。
の閉鎖によって行なわれる。このことは、距離信号発生
器8によって検知される測定ピストン5の規定の位置が
越えられると、制御装置36に制御信号が送出されて、
この制御装置36を介して電磁弁12が作動させられる
ことによって行なわれる。電磁弁の作動形式は図2に示
した線図から明らかである。この線図では、曲線Aで測
定ピストン5の運動が示されている。到達された所定の
レベル、つまり噴射過程の行なわれた後の測定ピストン
5の終端位置に相当する測定容積MVから出発して、時
点t1において放圧管路11が開放され、その結果、測
定ピストン5は図示の傾斜に相応して、ほぼ一定の速度
でその出発位置、つまり時点t2で到達される基準容積
BVにまで戻る。この位置で測定ピストン5は、時点t
3での新たな測定過程において再び燃料が測定室3に噴
射されるまで留まる。時点t3で再び燃料が測定室3に
噴射されると、測定ピストン5は変位させられ、このと
き測定ピストン5は場合によっては小さな行き過ぎ過程
を伴い、次いで再び所定の終端位置に到達する。測定ピ
ストン5は、新たな測定サイクルの導入前に放圧管路1
1の開放によって再び出発位置に戻されるまで、前記終
端位置に留まる。
る。電磁弁12は曲線Cで示した電磁弁12における電
圧経過によって制御される。図2の線図から認められる
ように、時点t0で電磁弁12における電圧降下が行な
われると電磁弁12はまず閉鎖位置に留まり、時点t1
ではじめて開放を開始する。信号導入と、電磁弁の閉鎖
部材の実際の運動との間で生じるこのような時間遅延は
良く知られており、このような時間遅延は、閉鎖部材の
運動がばねの作用を受けて行なわれるので一定である。
実際に電磁弁12の開放が開始された後でしか、燃料は
圧力制限弁14に流入することができない。電磁弁12
に対する電圧供給もしくは電流供給の時点t1′での再
上昇側縁は、やはり一定の遅延時間後に電磁弁12の閉
鎖運動を導入する。時点t2に達したときに、はじめて
電磁弁12は時点t1′後に時間tE分だけ遅延されて
閉鎖される。この時点では、放圧管路11による燃料の
流出も完全に中断され、測定ピストン5は休止状態にも
たらされる。以上の理由から、測定ピストン5が、基準
容積に相当する所望のレベルBVに戻るようにするため
には、電磁弁12の閉鎖過程を導入するための発動点が
時間tEだけ早めに位置していなければならない。しか
しこの時間は、測定ピストン5の運動における一定点に
相当している。なぜならば、測定ピストン5は一定の速
度で戻るからである。こうして、測定ピストン5の戻し
運動における一点を切換閾値として簡単に捕捉すること
ができ、この切換閾値において、電磁弁の閉鎖運動の電
気的な発動と、実際に行なわれる閉鎖運動との間の切換
遅延が考慮される。これによって、極めて正確な測定結
果と、測定ピストン5の出発位置の極めて正確な維持と
が容易に得られる。
な燃料噴射量を検出することができる。しかし、たとえ
ば自己着火式の内燃機関のための燃料前噴射の範囲にあ
る極めて小さな噴射量の場合には、測定ピストンの構成
寸法に基づき、変位運動として極端に小さな運動ステッ
プしか行なわれないという不都合が生じる。この場合に
出発位置への戻しを行なおうとすると、一定に保持され
た戻し運動にもかかわらず、つまり相応して小さく保持
され得る測定ピストン戻し速度にもかかわらず、ある程
度の誤差が生じてしまう。このような場合、本発明によ
る装置は、測定ピストンの出発位置への再戻しが測定ピ
ストンの規定の変位が超えられた後でしか可能にならな
いように調整される。このような、極めて小さな燃料噴
射量で行なわれる噴射過程は、まず測定ピストンの所要
の変位が行われるまで複数回累積的に行なわれる。この
ような個々の噴射量の測定は、個々の噴射過程の間の測
定ピストン位置差として検出することができる。このと
きに、先行して行なわれた噴射の終了時における測定ピ
ストンの位置は、それぞれ基準容積である基準量を成し
ている。このような過程は図3に示されている。
弁14の可動壁がピストン16として形成されている
が、この第1実施例とは異なり、第4図に示した第2実
施例では、この可動壁がダイヤフラム116として形成
されている。このダイヤフラム116は圧力制限弁11
4のケーシング118の第1のケーシング部分118a
と第2のケーシング部分118bとの間に密に締付け固
定されている。ダイヤフラム116として形成された可
動壁は図1に示した第1実施例の場合と同様に、一方の
端面119で、既に第1実施例で説明した圧力室20を
取り囲んでいる。この圧力室20はやはり供給管路21
を介して窒素リザーバタンク22に接続されている。ダ
イヤフラム116の第2の端面は圧力室20とは反対の
側で流入室125を閉鎖している。この流入室125に
は、第2のケーシング部分118bに円筒状に挿入され
た弁体部分40の対称軸線に対して平行に延びる供給管
路126が開口している。弁体部分40の端面は流入室
125の他方の端部を仕切っている。供給管路126の
他方の端部は放圧管路部分111aに接続されている。
さらにこの弁体部分40には、弁体部分40の長手方向
軸線に貫通孔として流出通路127が設けられている。
この流出通路127の、流入室125への開口部は弁座
128として形成されている。この弁座128は、弁部
材として働く、円錐状に延びるシール面を備えた弁ヘッ
ド41と協働する。この弁ヘッド41は結合部材42を
介してダイヤフラム116と固く連結されている。弁ヘ
ッド41はガイド軸部43に移行しており、このガイド
軸部43はガイドピストン44と共に、流出通路127
の円筒状の孔内に常時突入している。さらに、ガイド軸
部43はこのガイド軸部43と、弁ヘッド41に設けら
れたシール面との間で流出通路27と共に環状室45を
形成している。この環状室45は、この環状室45の範
囲で流出通路127から分岐された放圧管路部分111
bに常時接続されている。ガイドピストン44の、弁ヘ
ッド41とは反対の側の裏面133は、弁体部分40か
ら進出する流出通路127の開口を介して、電磁弁12
から延びる放圧管路部分111aに接続されている。こ
の放圧管路部分111aは同じく供給管路126を介し
て流入室25に接続されている。
る。すなわち、図1に示した第1実施例のピストン16
の特別な可動性や、ガスクッションに対して維持されな
ければならないシール性をもはや考慮しなくて済む。な
ぜならば、ダイヤフラム116の、ヒステリシスの少な
い高い可動性が得られると同時に、このダイヤフラム1
16によって、圧力室20と流入室125との申し分の
ない隔離が保証されているからである。弁ヘッド41と
ガイド軸部43とを備えた弁部材のガイドはガイド孔と
して設けられた流出通路127によって引き受けられ
る。これに関連して、摩擦の少ないガイドが得られるこ
とに基づき、図1に示した第1実施例で使用されたばね
32のような補助ばねを不要にすることもできる。その
他の点において、この圧力制限弁の作業形式は図1に示
した第1実施例のものと同じである。
に示した第1実施例で使用された測定ピストン5が特に
簡単に形成されていなければならず、極めて肉薄なポッ
ト形のピストンとして形成されると有利である。他面に
おいて、測定結果もピストンのガイドにおける摩擦の影
響によって影響を与えられる。このためには、このガイ
ドが潤滑されなければならない。このことは測定室から
の漏れ燃料を介して行なわれると有利である。これに関
しては、特にディーゼル燃料が潤滑特性を有している。
しかしこの漏れ燃料がガス充填室7に流入しないように
するためには、ピストンを案内するシリンダの壁に漏れ
溝を設けることが必要となる。このことは図5に示され
ている。図5に示した実施例では、上で説明したように
肉薄に形成された測定ピストン105の端面が、やはり
シリンダ104内で測定室103を仕切っている。この
測定室103には、燃料噴射弁101によって燃料が導
入される。この燃料は放圧管路111を介して、図1に
示した第1実施例におけると同様に電気的に制御される
弁112によって制御されて再び導出することができ
る。前記漏れ溝は、シリンダ104の、測定ピストン1
05の肉薄な外周壁48によって常時カバーされる範囲
に環状溝47として設けられており、したがって閉じら
れた環状室を形成している。この環状室47は、電気的
に制御される弁112から延びる放圧管路部分211a
を介して接続されている。この放圧管路の他方の端部は
環状室47から導出されて、圧力制限弁14;114に
開口している。したがって、この環状室47は電気的に
制御される弁112によって出力制御された燃料によっ
て貫流され、肉薄な外周壁48はこの溝の範囲で、ガス
充填室7に形成された窒素圧に相当する燃料圧によって
負荷される。こうして、ピストンの肉薄な外周壁が環状
室47の範囲で変形させられることは回避される。この
ような変形は、測定ピストンの故障または少なくとも運
動性の悪化を招く恐れがある。また、ピストンの潤滑も
損なわれる恐れがある。このような手段を用いると、漏
れ燃料が環状室47を介して逃出し得るので、ガス成分
と燃料成分との申し分のない分離が得られる。また、環
状室47が無圧の場合に生じる恐れのある、環状室47
への窒素流入も回避される。環状室47に窒素が流入す
ると、少なくとも下端部のピストン外周壁範囲がこの窒
素流によって乾燥させられ、ひいてはピストンの摺動特
性が著しく減じられる恐れがある。本発明による手段に
よって、これらの不都合は十分に阻止される。
る装置の第1実施例の概略図である。
電磁弁制御経過および弁部材運動経過との関係を示す線
図である。
ピストンの運動を時間との関係で示す線図である。
面図である。
す概略図である。
シリンダ、 5 測定ピストン、 6 端面、 7
ガス充填室、 8 距離信号発生器、 9 コンタクト
ピン、 10 管片、 11 放圧管路、 12 電磁
弁、 14 圧力制限弁、 16 ピストン、 17
孔、 18 ケーシング、 19 第1の端面、 20
圧力室、 21 供給管路、 22 窒素リザーバタ
ンク、24 第2の端面、 25 流入室、 26 供
給管路、 27 流出通路、28 弁座、 29 ボー
ル、 31 プランジャ、 32 ばね、 33 裏
面、 34 作動ピン、 35 孔、 36 制御装
置、 40 弁体部分、41 弁ヘッド、 42 結合
部材、 43 ガイド軸部、 44 ガイドピストン、
45 環状室、 47 環状溝、 48 外周壁、
101 燃料噴射弁、 103 測定室、 104 シ
リンダ、 105 測定ピストン、 111 放圧管
路、 111a 放圧管路部分、 111b 放圧管路
部分、 112 弁、 114 圧力制限弁、 116
ダイヤフラム、 118 ケーシング、 118a,
118b ケーシング部分、 119 端面、 125
流入室、 126 供給管路、 127 流出通路、
128 弁座、 133 裏面、 211a 放圧管
路部分
Claims (16)
- 【請求項1】 小さな燃料噴射量を測定するための方法
であって、該燃料噴射量を噴射過程時に燃料噴射弁によ
って測定室(3)内に噴射し、該測定室(3)の容積増
加を測定ピストン(5)を介して検出し、この場合、該
測定ピストン(5)を測定室(3)の基準容積(BV)
に相当する出発位置から、一定の戻し力に抗して、噴射
過程終了後の測定容積(MV)に相当する終端位置にま
でもたらし、基準容積(BV)と測定容積(MV)との
間の差から噴射量を測定ピストン移動量により求め、続
いて測定過程後に、測定室(3)から導出された放圧管
路(11)に設けられた、測定ピストン(5)の運動に
よって電気的に制御される弁(12)を介して、測定室
(3)を再び基準容積(BV)にまで排出する形式のも
のにおいて、測定室(3)を再び基準容積(BV)にま
で排出する過程で、測定ピストン(5)のほぼ一定の戻
り速度を維持し、前記電気的に制御される弁(12)の
閉鎖運動特性曲線に基づき認められる切換遅延を考慮し
て、該切換遅延の時間内に進む測定ピストン(5)の移
動距離を計算に入れて、測定ピストン(5)の出発位置
に前置された切換閾値で、前記放圧管路(11)を前記
電気的に制御される弁(12)によって再閉鎖するため
の切換信号を該電気的に制御される弁に送出することを
特徴とする、小さな燃料噴射量を測定するための方法。 - 【請求項2】 測定室(3)の再排出を、累積合計して
測定ピストン(5)の出発位置からの規定の移動距離が
達成された複数回の噴射過程または複数回の噴射過程か
ら成る噴射シリーズの後でしか行なわない、請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 累積合算しても測定ピストン(5)の規
定の移動距離が達成されなかった複数回の噴射過程から
成る噴射シリーズで、測定ピストン(5)の、それぞれ
先行して行なわれた噴射過程の後に達成された位置を、
噴射容積を求めるための基準容積とをして使用する、請
求項2記載の方法。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項記載
の方法を実施するための測定装置であって、測定室
(3)が設けられており、該測定室(3)が測定ピスト
ン(5)の一方の端面(6)によって仕切られており、
該測定ピストン(5)が、測定室(3)に噴射された燃
料によって、一定の戻し力に抗してシリンダ(4)内を
移動可能であり、測定ピストン(5)の移動量が、距離
信号発生器(8)によって検出されるようになってお
り、測定室(3)から放圧管路(11)が導出されてい
て、該放圧管路(11)に電気的に制御される弁(1
2)が設けられており、該弁(12)によって、測定室
(3)内への燃料噴射の終了後に前記放圧管路(11)
が開放され、測定ピストン(5)の戻り時に測定ピスト
ン(5)が規定の位置に到達すると、該測定ピストン
(5)によって発動された制御信号によって前記放圧管
路(11)が再び閉鎖されるようになっている形式のも
のにおいて、前記放圧管路(11)に、電気的に制御さ
れる弁(12)に対して付加的に圧力制限弁(14)が
配置されていることを特徴とする、小さな燃料噴射量を
測定するための測定装置。 - 【請求項5】 前記圧力制限弁(14)が、電磁弁とし
て形成された前記電気的に制御される弁(12)の下流
側に配置されている、請求項4記載の測定装置。 - 【請求項6】 測定ピストン(5)が一定の流体圧によ
って負荷されており、前記圧力制限弁(14)が、可動
の壁(16)を有しており、該壁(16)が、一方の第
1の端面(19)で前記一定の流体圧によって負荷され
ていて、他方の第2の端面(24)で、前記電気的に制
御される弁(12)の下流側の前記放圧管路(11)内
の圧力と、ばね(32)のばね力とによって負荷されて
おり、該ばね(32)の作用と共に、前記第2の端面
(24)に対する圧力の作用を受けて、前記可動の壁
(16)によって移動調節可能な弁部材(29)が閉鎖
位置から運動可能である、請求項4または5記載の測定
装置。 - 【請求項7】 前記可動の壁(16)が、前記圧力制限
弁(14)のケーシング(18)内に案内された円筒状
のピストン(16)として形成されており、該ピストン
(16)の第2の端面(24)が、前記圧力制限弁(1
4)の上流側に位置する前記放圧管路(11)に接続さ
れた流入室(25)を仕切っており、前記弁部材(2
9)が、前記ピストン(16)の第2の端面(24)に
結合されており、さらに前記弁部材(29)が、前記流
入室(25)に突入して、この場所に開口した流出通路
(27)に設けられた弁座(28)と協働する、請求項
6記載の測定装置。 - 【請求項8】 前記ピストン(16)を負荷するばね
(32)が、前記流出通路(27)の延長上に案内され
たプランジャ(31)を介して前記ピストン(16)に
作用している、請求項7記載の測定装置。 - 【請求項9】 前記プランジャ(31)の裏面が、同じ
く前記圧力制限弁(14)の上流側の前記放圧管路(1
1)内の圧力にさらされている、請求項8記載の測定装
置。 - 【請求項10】 前記弁部材(29)として、前記ピス
トン(16)に押し込まれてプレス嵌めされたボールが
設けられている、請求項9記載の測定装置。 - 【請求項11】 前記可動の壁が、前記圧力制限弁(1
14)のケーシング(118a,118b)に緊定され
たダイヤフラム(116)として形成されており、該ダ
イヤフラム(116)の第2の端面(124)が、前記
放圧管路の、前記圧力制限弁(114)の上流側に位置
する部分(111a)に接続された流入室(125)を
仕切っており、前記弁部材(129)が、前記ダイヤフ
ラム(116)の第2の端面(124)に結合されてお
り、しかも前記弁部材(129)が、前記流入室(12
5)に突入して、この場所に開口した流出通路(12
7)に設けられた弁座(128)と協働する、請求項6
記載の測定装置。 - 【請求項12】 前記弁部材(129)が、ガイド軸部
(43)を備えた弁ヘッド(41)を有しており、該弁
ヘッド(41)に続いて前記ガイド軸部(43)が環状
溝を有しており、該環状溝の他方の端部が、前記ガイド
軸部(43)に設けられたガイドピストン(44)によ
って仕切られていて、前記流出通路(127)と共に環
状室(45)を形成しており、該環状室(45)が、前
記放圧管路の、前記流出通路(127)の内壁から導出
された部分(111b)に常時接続されており、前記弁
ヘッド(41)が結合部分(42)を介して前記ダイヤ
フラム(116)と連結されていて、前記弁ヘッド(4
1)に設けられたシール面が前記流出通路(127)を
制御するようになっている、請求項11記載の測定装
置。 - 【請求項13】 前記ガイド軸部(43)の、前記弁ヘ
ッド(41)とは反対の側の裏面が、同じく前記放圧管
路の、前記圧力制限弁(114)の上流側の部分(11
1a)内の圧力にさらされている、請求項12記載の測
定装置。 - 【請求項14】 測定ピストン(105)が、ポット形
に形成された、肉薄な周壁(48)を備えたピストンと
して形成されており、該ピストンの、外方を向いた底面
が端面として測定室(103)を仕切っており、前記ピ
ストンの内側の底面に、距離信号発生器(8)が摩擦接
続式に連結されていて、しかも流体圧によって負荷され
ている、請求項6記載の測定装置。 - 【請求項15】 シリンダ(104)の、前記測定ピス
トン(105)が案内されている壁に、環状溝(47)
が配置されており、該環状溝(47)が、前記測定ピス
トン(105)と共に環状室を形成していて、該環状室
が、前記放圧管路の、前記電気的に制御される弁(1
2)の上流側に位置する部分(211a)に常時接続さ
れている、請求項14記載の測定装置。 - 【請求項16】 前記環状室(47)が、前記電気的に
制御される弁(12)と、前記圧力制限弁(114)と
の間で、前記放圧管路部分(211a)に配置されてい
る、請求項15記載の測定装置。
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