JPH08105481A - エアダンパ - Google Patents

エアダンパ

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Publication number
JPH08105481A
JPH08105481A JP6244176A JP24417694A JPH08105481A JP H08105481 A JPH08105481 A JP H08105481A JP 6244176 A JP6244176 A JP 6244176A JP 24417694 A JP24417694 A JP 24417694A JP H08105481 A JPH08105481 A JP H08105481A
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JP
Japan
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cylinder
piston
air
air damper
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP6244176A
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English (en)
Inventor
Koji Hiramoto
耕治 平本
Takashi Yao
崇 八尾
Koji Toida
浩二 樋田
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
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Priority to KR1019950009533A priority patent/KR0141855B1/ko
Priority to US08/535,351 priority patent/US5697477A/en
Publication of JPH08105481A publication Critical patent/JPH08105481A/ja
Priority to US08/862,832 priority patent/US5884734A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制動力を変えて荷重の変動に対処し、好適な
制動を得る。 【構成】 ピストン12がシリンダ14内を相対的に移
動することによって、空気室44、46の空気がオリフ
ィス48を通って流動し、自動車のグローブボックスの
リッドの開閉動作について制動が行われる。ピストン1
2の移動の際にOリング42はシリンダ14の内周と摺
接し、Oリング42とシリンダ14の内周との間の摩擦
力も、リッド64に制動力を与える。シリンダ14の内
周は、他端部でその他端(右端)へ向けて次第に縮小さ
れ、ピストン12の一方向(矢印C)へ及ぼす荷重がシ
リンダ14の他端部で大きくなるような場合に、その他
端部における縮径部54では、Oリング42とシリンダ
14の内周との間の摩擦力が増してその摩擦力が増す
分、制動力が増し、荷重変動に円滑に対処することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンがシリンダ内
を相対的に移動することによりシリンダ内の空気室の空
気をオリフィスを介して流動させ、制動を行うシリンダ
型のエアダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアダンパとしては、例えば、
自動車のグローブボックスに用いられるものがある。
【0003】すなわち、エアダンパは、シリンダの一端
が底とされて他端がキャップで閉じられ、ピストンロッ
ドがキャップを貫通してシリンダ外へ延出されている。
ピストンには、Oリングが設けられ、Oリングは、ピス
トンの外周に環状に凹設された凹部内に嵌合してシリン
ダの内周と接し、ピストンの移動方向両側にはシリンダ
内に、空気室が区画形成される(シリンダの一端側に第
1空気室が形成され、シリンダの他端側に第2空気室が
形成される)。
【0004】ピストンには、この移動方向前後両側(第
1空気室と第2空気室と)を連通するオリフィスが設け
られている。
【0005】また、凹部は、Oリングをピストン移動方
向に沿ってピストンに対して移動可能とし、ピストンが
シリンダの一端から他端への一方向から反対方向へ移動
方向を変えると、Oリングとシリンダの内周との間の摩
擦力でOリングを第1位置から第2位置へ移動し、逆
に、ピストンが反対方向から一方向へ移動方向を変える
と、上記摩擦力でOリングを第2位置から第1位置へ移
動する。凹部の底には、溝が形成され、Oリングが第2
位置にあるときには、溝を介して、第1空気室と第2空
気室とが連通し、Oリングが第1位置にあるときには、
溝が塞がれるようになっている。
【0006】ピストンが一方向へ移動するときは、空気
流動が、オリフィスで行われ、オリフィスでの流動抵抗
に基づき、制動力が効く。逆に、ピストンが反対方向へ
移動するときは、空気が溝を介して逃げ、制動が減ぜら
れる。
【0007】このようなエアダンパをグローブボックス
に用いる場合、ピストンロッドをグローブボックスのリ
ッドに連結し、シリンダをグローブボックスの収納側に
連結して、リッドを開けるときにピストンロッドがシリ
ンダから引き出されてピストンがシリンダの一端から他
端へ一方向に移動するようにされる。これにより、リッ
ドを開けるときには、その開動作を緩慢として衝撃を生
じないようにする。逆に、リッドを閉めるときにはその
閉動作を敏速としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、グローブボ
ックスのリッドが垂直の状態から水平の状態へ開くよう
な場合、リッドは開くのに伴いピストンの一方向へ及ぼ
す荷重が次第に大きくなり(荷重が変動し)、リッドの
開速度が速くなる。従って、リッドがこの開限度位置に
近づくに従い、エアダンパによる制動力が不十分とな
る。リッドの開限度位置では、反動でバウンドしたりし
て、円滑な開動作が得られない。
【0009】本発明は、上記事実を考慮し、制動力を変
えて荷重の変動に対処し、好適な制動を得るエアダンパ
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明のエアダンパは、シリンダの
内周と接するシール部材をピストンの外周に設けてシリ
ンダ内に空気室を形成し、ピストンがシリンダ内をシリ
ンダの一端と他端との間で相対的に移動することにより
オリフィスを介して空気を流動させ、制動を行うエアダ
ンパにおいて、前記シリンダの他端部において、シリン
ダ内径をシリンダの前記他端へ向けて次第に縮小した縮
径部を備え、縮径部では、ピストンがシリンダの前記他
端へ移動するのに従い、シール部材とシリンダの内周と
の間の摩擦力を増大してなる構成を特徴とする。
【0011】請求項2に係る本発明のエアダンパは、請
求項1の構成において、前記シリンダは前記他端が底と
されて前記一端が開放された有底筒状に形成され、開放
一端はキャップで閉塞されてなることを特徴とする。
【0012】請求項3に係る本発明のエアダンパは、請
求項1の構成において、前記オリフィスは、ピストンに
設けられ、ピストンの移動方向前後両側を連通し、ピス
トンの移動方向に関わらず開放されてなるとともに、同
じくピストンに設けられ、ピストンの移動方向前後両側
を連通する開閉孔を備え、前記シール部材はOリングで
形成され、ピストンの移動方向に沿ってピストンに対し
て第1位置と第2位置との間で相対的に移動可能とさ
れ、第1位置では開閉孔を閉じ、第2位置では開閉孔を
開けるようにされ、ピストンの移動方向がシリンダの前
記一端から前記他端への一方向から反対方向へ変わると
シール部材とシリンダの内周との間の摩擦力に基づき第
1位置から第2位置へ移動し、ピストンの移動方向が前
記反対方向から前記一方向へ変わると前記摩擦力に基づ
き第2位置から第1位置へ移動してなり、前記開閉孔か
ら空気を逃がすことなくオリフィスで空気を流動させる
ことにより制動を効かせてピストンを前記一方向へ移動
させ、開閉孔から空気を逃がすことにより制動を減じて
ピストンを前記反対方向へ移動させてなることを特徴と
する。
【0013】請求項4に係る本発明のエアダンパは、請
求項2の構成が、前記ピストンのピストンロッドがシリ
ンダの底を貫通してシリンダ外へ延出され、シリンダの
開放一端がキャップで気密閉塞されて具体化される。
【0014】
【作用】上記構成によれば、ピストンがシリンダ内を相
対的に移動することによって、オリフィスを介して空気
室の空気が流動し、制動が行われる。
【0015】ピストンの移動の際にシール部材はシリン
ダの内周と摺接し、シール部材とシリンダの内周との間
の摩擦力も、制動力を与える。
【0016】ピストンがシリンダの一端から他端へ向け
て移動し、シール部材がシリンダの他端部の縮径部に到
ると、それ以降はピストンがシリンダの他端へ移動する
のに従い、シール部材とシリンダの内周との間の摩擦力
は増す。
【0017】シール部材とシリンダの内周との間の摩擦
力の増大は、シール部材とシリンダの内周との間の圧接
力が増すことによってなされ、ピストンの移動区間の所
定の位置で、すなわち、ピストンの移動終点部分で可能
となる。例えば、ピストンの一方向へ及ぶ荷重が、シリ
ンダの他端部にピストンがあるときに大きくなるような
場合には、そのピストンの一方向へ及ぶ荷重が大きくな
るシリンダの他端部で、シール部材とシリンダの内周と
の間の摩擦力が増してその摩擦力が増す分、制動力が増
し、荷重変動に対処することができる。
【0018】このように、制動力を変えて荷重の変動に
対処し、好適な制動を得ることができる。
【0019】また、請求項2では、シリンダの他端が底
とされて一端が開放されて有底筒状とされており、縮径
部は、シリンダの底側に形成されるので、シリンダにお
ける縮径部の成形が容易となる。
【0020】請求項3は、いわゆる、ワンウエイ型のエ
アダンパであり、ピストンの反対方向の移動によっては
制動力を減ずるので、例えば、ピストンの反対方向への
移動については、それ程の制動を要しないような場合に
効果的である。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るエアダンパの一実施例
を、自動車のグローブボックスに適用して、図1乃至図
8に基づき説明する。
【0022】図1及び図3に示すように、エアダンパ1
0では、ピストン12が、シリンダ14内に、シリンダ
14の軸方向(図1で左右方向)に沿って、シリンダ1
4の一端(図1で左端)と他端(図1で右端)との間を
相対的に往復移動可能とされる。シリンダ14は、一端
が開放され、他端が底16とされた有底円筒形状のシリ
ンダ本体18と、開放一端を閉塞するキャップ20とで
構成される。キャップ20は、底付き円筒形状とされ、
キャップ20の周面に設けた係合孔22を、これに対応
してシリンダ本体18の外周に突設された係合突起24
と弾性的に係合させて、取り付けられる。キャップ20
とシリンダ本体18との間には、Oリング26が設けら
れ、後述する第1空気室44の気密が図られている。な
お、キャップ20の開放端には、割り溝28が形成さ
れ、係合孔22への係合突起24の係合の容易化が果た
されている。
【0023】図4及び図5に示すように、ピストン12
はシリンダ14と同軸で、シリンダ14の一端側が開放
され他端側に底30を有する底付き円筒形状とされる。
ピストン12の底30には、ピストンロッド32の一端
が連接される。ピストンロッド32は、長板状とされ、
シリンダ14と同軸状に位置し、ピストンロッド32の
他端部は、シリンダ14の底16の貫通孔34を貫通し
てシリンダ14外に延出される。
【0024】ピストン12の外周は、軸方向両端に大径
部36、38を備えて大径部36、38間に環状の凹部
40を形成した形状とされる。凹部40内には、シール
部材としての、例えば、合成樹脂製のゴム等の弾性材で
形成されたOリング42が嵌合し、両大径部36、38
の外周とシリンダ14の内周との間に間隙を形成した状
態で、Oリング42は、シリンダ14の内周と接し、シ
リンダ14内には、ピストン12の軸方向両側(ピスト
ン12の移動方向両側)に、空気室44、46が区画形
成される。すなわち、シリンダ14の一端側に第1空気
室44が形成され、シリンダ14の他端側に第2空気室
46が形成される。
【0025】また、ピストン12の底30には、ピスト
ン12の軸方向両側(第1空気室44と第2空気室46
と)を連通するオリフィス(小孔)48が設けられてい
る。
【0026】一方、凹部40内において、Oリング42
はピストン12に対して軸方向(凹部40の幅方向)に
沿って移動可能とされ、移動範囲は、シリンダ14の一
端側の大径部(第1大径部)36で当接規制される第1
位置(図5の位置)とシリンダ14の他端側の大径部
(第2大径部)38で当接規制される第2位置(図1及
び図4の位置)との間とされる。ピストン12が、シリ
ンダ14の一端から他端への一方向(図に矢印Cで示
す)の移動から反対方向(シリンダ14の他端から一端
への方向)への移動に移動方向を変えると、Oリング4
2とシリンダ14の内周との間の摩擦力でピストン12
の移動に関わらずシリンダ14に対してピストン12の
移動方向に沿ってほぼ不動となり、ピストン12に対し
て第1位置から第2位置へ相対的に移動し、ピストン1
2の続行する反対方向の移動によっては第2位置へ保持
される。逆に、ピストン12が反対方向から一方向へ移
動方向を変えると、Oリング42とシリンダ14の内周
との間の摩擦力でピストン12の移動に関わらずシリン
ダ14に対してピストン12の移動方向に沿ってほぼ不
動となり、ピストン12に対して第2位置から第1位置
へ相対的に移動し、ピストン12の続行する一方向の移
動によっては第1位置へ保持される。
【0027】また、凹部40の底には、凹部40の幅方
向に沿って、第2大径部38の一部を切り欠いてこの切
り欠き50と連通する溝52が形成される。溝52は、
凹部40の幅方向中間まで延びて、第1大径部36には
到らない。Oリング42が第2位置にあるときは、凹部
40の溝52有り部位に位置し、溝52ではOリング4
2との間に間隙ができ、溝52は、一方で、上記切り欠
き50を通って第2空気室46と連通し、他方で、Oリ
ング42の第1大径部36側に露出し、第1大径部36
の外周とシリンダ14の内周との間の間隙を通って第1
空気室44と連通する。Oリング42が第1位置にある
ときは、凹部40の溝52無し部位に位置し、溝52の
他方は、Oリング42の第1大径部36側には露出でき
ず、第1空気室44と第2空気室46とは溝52によっ
ては連通されない。溝52は、ピストン12の一方向の
移動によって閉じ、ピストン12の反対方向の移動によ
っては開く開閉孔を構成する。なお、本実施例では、溝
52は、凹部40において2ヶ所に形成されている。
【0028】また、図2及び図5にも示すように、シリ
ンダ14の他端部には、縮径部54が形成される。縮径
部54では、シリンダ14の内径が、シリンダ14の他
端に向けて次第に縮小され、縮径部54以外の他の部位
のシリンダ14の内周がストレート面で形成されるのに
対して縮径部54におけるシリンダ14の内周はテーパ
ー面で形成される。
【0029】Oリング42は、ピストン12の移動に伴
いシリンダ14の内周と摺接し、Oリング42とシリン
ダ14の内周との間には摩擦力が作用する。この摩擦力
は、Oリング42が上記ストレート面にあるときは一定
であるが、上記テーバー面とされた縮径部54にあると
きは、摩擦力は、ピストン12がシリンダ14の他端に
向かうのに従い増大する。
【0030】溝52によって形成される開閉孔は、オリ
フィス48の孔径より大きくされている。ピストン12
が一方向へ移動するときは、両空気室44、46間に渡
る空気流動は、オリフィス48で行われ、そのオリフィ
ス48を通る空気の流動抵抗に基づき、制動力が及び、
制動が効く。逆に、ピストン12が反対方向へ移動する
ときは、両空気室44、46に渡る空気流動は、主に、
溝52を介して行われ、空気は溝52を通って逃げるよ
うにされ、制動力が弱まり、制動が減ぜられる。
【0031】なお、シリンダ14の一端部には外周に、
取り付け片56が突設され、取り付け片56には取り付
け孔58が形成される。また、ピストンロッド32の延
出先端部には、取り付け孔60が形成される。
【0032】このように構成されたエアダンパ10を用
いる自動車のグローブボックスでは(図8には、グロー
ブボックス62、68が上下に2個、示されているが、
上側のグローブボックス62について説明する)、図6
及び図7に示すように、グローブボックス62の可動部
材としてのリッド64が、この下端の回動軸65でグロ
ーブボックス62の収納部66側に回動自在に支持され
て、垂直な状態(図6の状態)で閉じ、水平な状態(図
7の状態)で開くようになっている。
【0033】シリンダ14は、取り付け片56の取り付
け孔58を介して、グローブボックス62の収納部66
側に支持され、取り付け孔58を中心として回動自在と
され、ピストンロッド32は、取り付け孔60を介して
グローブボックス58のリッド64に支持され、取り付
け孔60を中心として回動自在とされる。
【0034】リッド64が閉じて垂直状態にあるとき
は、ピストンロッド32はシリンダ14内へ引っ込んだ
状態にありピストン12はシリンダ14の一端に位置す
る。図7に示すように、リッド64が垂直状態(図7に
一点鎖線で示す)から矢印Dの向きへ開くのに伴い、ピ
ストンロッド32はシリンダ14から引き出され、ピス
トン12はシリンダ14内を一端から他端へ向けて一方
向へ移動する。リッド64が開き終わった水平位置(図
7に2点鎖線で示す)では、ピストン12はシリンダ1
4の他端に位置する。
【0035】上記構成によれば、ピストン12がシリン
ダ14内を相対的に移動することによって、空気室4
4、46の空気がオリフィス48を介して流動し、リッ
ド64の開閉動作について制動が行われる。
【0036】ピストン12の移動の際にOリング42は
シリンダ14の内周と摺接し、Oリング42とシリンダ
14の内周との間の摩擦力も、リッド64に制動力を与
える。
【0037】ピストン12がシリンダ14の一端から他
端へ向けて移動し、Oリング42がシリンダ14の他端
部の縮径部54に到ると、それ以降はピストン12がシ
リンダ14の他端へ移動するのに従い、Oリング42と
シリンダ14の内周との間の摩擦力は増す。
【0038】Oリング42とシリンダ14の内周との間
の摩擦力の増大は、Oリング42とシリンダ14の内周
との間の圧接力が増すことによってなされ、ピストン1
2の移動区間の所定の位置で、すなわち、ピストン12
の移動終点部分(開動作終点部分)で可能となる。リッ
ド64が回動して垂直位置から水平位置へ近づくのに従
い、リッド64がピストン12の一方向へ及ぼす荷重は
次第に大きくなる。このように、ピストン12の一方向
へ及ぼす荷重が、シリンダ14の他端部にピストン12
があるときに大きくなるような場合には、そのピストン
12の一方向へ及ぶ荷重が大きくなるシリンダ14の他
端部で、Oリング42とシリンダ14の内周との間の摩
擦力が増してその摩擦力が増す分、制動力が増し、荷重
変動に円滑に対処することができる。リッド64の開限
度位置(水平位置)でリッド64はバウンドしたりする
ことなく円滑な開動作が実現される。
【0039】なお、縮径部54において、図1及び図2
に示す、テーパー角度θ、縮径部54の軸方向長さL
は、荷重の変動に好適に対処できるように、適宜設定さ
れる。
【0040】また、シリンダ本体18の他端が底16と
されて一端が開放されており、縮径部54はシリンダ本
体18の底側に形成されるので、シリンダ14における
縮径部54の成形が容易となる。
【0041】更に、ピストンの一方向の移動によって制
動が効き、ピストンの反対方向の移動によって制動が減
ぜられる、いわゆる、ワンウエイ型のエアダンパによれ
ば、リッド64を開くときは、開動作を緩慢として、リ
ッド64を閉じるときは、それ程の制動を要せずにむし
ろ、閉動作を敏速とする場合に、効果的である。
【0042】上記実施例では、エアダンパを自動車のグ
ローブボックスに適用して説明したが、それに限らず、
例えば、テレビ等の操作パネルの開閉カバー等、他のも
のについても適用可能である。
【0043】また、上記実施例では、ピストン側に可動
部材としてのリッドを連結しているが、逆に、シリンダ
側にリッドを連結してもよいものである。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のエアダ
ンパによれば、制動力を変えて荷重の変動に対処し、好
適な制動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアダンパの一実施例を示し、図3の
矢印Aの向きから見た断面図である。
【図2】ピストンがシリンダの他端に位置する状態を示
す、図1に対応する図である。
【図3】本実施例のエアダンパを示す分解斜視図であ
る。
【図4】本実施例のエアダンパの一部を示し、ピストン
がシリンダの一端部に位置する状態を、図3の矢印Bの
向きから見た拡大断面図である。
【図5】本実施例のエアダンパの一部を示し、ピストン
がシリンダの他端部に位置する状態を、図3の矢印Bの
向きから見た拡大断面図である。
【図6】本実施例のエアダンパを自動車のグローブボッ
クスに適用して示す図である。
【図7】グローブボックスのリッドが開いたときのエア
ダンパの状態を示す、図6に対応する図である。
【図8】自動車のグローブボックスを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 エアダンパ 12 ピストン 14 シリンダ 16 底 20 キャップ 32 ピストンロッド 42 Oリング(シール部材) 44 第1空気室(空気室) 46 第2空気室(空気室) 48 オリフィス 52 溝(開閉孔) 54 縮径部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの内周と接するシール部材をピ
    ストンの外周に設けてシリンダ内に空気室を形成し、ピ
    ストンがシリンダ内をシリンダの一端と他端との間で相
    対的に移動し、オリフィスを介して空気を流動させ、制
    動を行うエアダンパにおいて、 前記シリンダの他端部において、シリンダ内径をシリン
    ダの前記他端へ向けて次第に縮小した縮径部を備え、縮
    径部では、ピストンがシリンダの前記他端へ移動するの
    に従い、シール部材とシリンダの内周との間の摩擦力を
    増大してなることを特徴とするエアダンパ。
  2. 【請求項2】 前記シリンダは前記他端が底とされて前
    記一端が開放された有底筒状に形成され、開放一端はキ
    ャップで閉塞されてなる請求項1に記載のエアダンパ。
  3. 【請求項3】 前記オリフィスは、ピストンに設けら
    れ、ピストンの移動方向前後両側を連通し、ピストンの
    移動方向に関わらず開放されてなるとともに、同じくピ
    ストンに設けられ、ピストンの移動方向前後両側を連通
    する開閉孔を備え、 前記シール部材はOリングで形成され、ピストンの移動
    方向に沿ってピストンに対して第1位置と第2位置との
    間で相対的に移動可能とされ、第1位置では開閉孔を閉
    じ、第2位置では開閉孔を開けるようにされ、ピストン
    の移動方向がシリンダの前記一端から前記他端への一方
    向から反対方向へ変わるとシール部材とシリンダの内周
    との間の摩擦力に基づき第1位置から第2位置へ移動
    し、ピストンの移動方向が前記反対方向から前記一方向
    へ変わると前記摩擦力に基づき第2位置から第1位置へ
    移動してなり、 前記開閉孔から空気を逃がすことなくオリフィスで空気
    を流動させることにより制動を効かせてピストンを前記
    一方向へ移動させ、開閉孔から空気を逃がすことにより
    制動を減じてピストンを前記反対方向へ移動させてなる
    請求項1に記載のエアダンパ。
  4. 【請求項4】 前記ピストンのピストンロッドがシリン
    ダの底を貫通してシリンダ外へ延出され、シリンダの開
    放一端がキャップで気密閉塞されてなる請求項2に記載
    のエアダンパ。
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