JPH08105643A - 空調設備 - Google Patents
空調設備Info
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- JPH08105643A JPH08105643A JP23885794A JP23885794A JPH08105643A JP H08105643 A JPH08105643 A JP H08105643A JP 23885794 A JP23885794 A JP 23885794A JP 23885794 A JP23885794 A JP 23885794A JP H08105643 A JPH08105643 A JP H08105643A
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- Japan
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- post
- outlet
- conditioned
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Abstract
(57)【要約】
【目的】天井が高く、広い床面を有する大空間室内に空
調空気の分布が偏向することなく快適な空調空間を形成
でき、且つ省エネになる空調設備を提供する。 【構成】複数本の吹出ポスト28と複数本の吸込ポスト
30を、大空間室内10の床面に立設させる。そして、
吹出ポスト28の上部側面に形成した吹出口26から空
調空気を吹き出し、吸込ポスト30の下部側面に形成し
た吸込口29から還気空気を吸気するように構成した。
これにより、吹出ポスト28と吸込ポスト30の設置場
所を、自由にレイアウトすることができる。また、吹出
ポスト28の高さを変えることにより吹出口26の高さ
も自由に設定できる。これにより、大空間室内の非居住
空間である天井面近傍を空調せずに、人が居住する居住
空間のみを空調することができるので、省エネになる。
調空気の分布が偏向することなく快適な空調空間を形成
でき、且つ省エネになる空調設備を提供する。 【構成】複数本の吹出ポスト28と複数本の吸込ポスト
30を、大空間室内10の床面に立設させる。そして、
吹出ポスト28の上部側面に形成した吹出口26から空
調空気を吹き出し、吸込ポスト30の下部側面に形成し
た吸込口29から還気空気を吸気するように構成した。
これにより、吹出ポスト28と吸込ポスト30の設置場
所を、自由にレイアウトすることができる。また、吹出
ポスト28の高さを変えることにより吹出口26の高さ
も自由に設定できる。これにより、大空間室内の非居住
空間である天井面近傍を空調せずに、人が居住する居住
空間のみを空調することができるので、省エネになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空調設備に係り、特に、
図書館やアトリウム等の天井が高く、広い床面を有する
大空間室内の空調に好適な空調設備に関する。
図書館やアトリウム等の天井が高く、広い床面を有する
大空間室内の空調に好適な空調設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図書館やアトリウム等の天井が高
く、広い床面を有する大空間室内の空調は、空調機から
供給される空調空気を大空間室内の天井面に形成した複
数の吹出口から吹き出し、還気空気を大空間室内の壁面
に形成した複数の吸気口から吸い込んで空調機に戻す集
中型ビル空調方式が一般的である。
く、広い床面を有する大空間室内の空調は、空調機から
供給される空調空気を大空間室内の天井面に形成した複
数の吹出口から吹き出し、還気空気を大空間室内の壁面
に形成した複数の吸気口から吸い込んで空調機に戻す集
中型ビル空調方式が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大空間
室内では、従来の集中型ビル空調方式のように天井面か
ら空調空気が吹き出される場合、空調空気の分布が偏向
しやすく、また空調の不要な天井面近傍の非居住空間ま
でも空調されてしまうという欠点がある。特に暖房空調
では、温かく軽い空調空気が天井近傍に滞留しやすく、
空調の必要な居住空間が暖房されにくいという欠点があ
る。
室内では、従来の集中型ビル空調方式のように天井面か
ら空調空気が吹き出される場合、空調空気の分布が偏向
しやすく、また空調の不要な天井面近傍の非居住空間ま
でも空調されてしまうという欠点がある。特に暖房空調
では、温かく軽い空調空気が天井近傍に滞留しやすく、
空調の必要な居住空間が暖房されにくいという欠点があ
る。
【0004】ところで、集中型ビル空調方式に変えて大
空間室内の空調を多数のユニットエアコンで行おうとす
ると、壁際に設置せざるを得ないので、空調空気の吹出
口及び吸込口の位置が限定される。従って、局所的な空
調になるので、大空間室内の場合では中央部が空調され
にくいという欠点がある。また、ユニットエアコンは、
空調空気の吹き出し高さが低いので、空調空気が居住者
に直接吹きかかり不快感を与えるという欠点がある。
空間室内の空調を多数のユニットエアコンで行おうとす
ると、壁際に設置せざるを得ないので、空調空気の吹出
口及び吸込口の位置が限定される。従って、局所的な空
調になるので、大空間室内の場合では中央部が空調され
にくいという欠点がある。また、ユニットエアコンは、
空調空気の吹き出し高さが低いので、空調空気が居住者
に直接吹きかかり不快感を与えるという欠点がある。
【0005】従って、集中式ビル空調やユニットエアコ
ンによる空調は、大空間室内を空調する空調設備として
満足できるものではなかった。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、天井が高く、広い床面を有す
る大空間室内の空調に好適で、且つ省エネになる空調設
備を提供することを目的とする。
ンによる空調は、大空間室内を空調する空調設備として
満足できるものではなかった。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、天井が高く、広い床面を有す
る大空間室内の空調に好適で、且つ省エネになる空調設
備を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、空調機から供給される空調空気を下端部から導
入して上部側面の吹出口から吹き出す複数本の筒状の吹
出ポストと、前記空調機に還気される還気空気を下部側
面の吸入口から吸気して下端部から排出する複数本の筒
状の吸込ポストとを、室内の床面に立設させることを特
徴とする。
る為に、空調機から供給される空調空気を下端部から導
入して上部側面の吹出口から吹き出す複数本の筒状の吹
出ポストと、前記空調機に還気される還気空気を下部側
面の吸入口から吸気して下端部から排出する複数本の筒
状の吸込ポストとを、室内の床面に立設させることを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、空調機に連通する複数本の吹
出ポストと複数本の吸込ポストを、室内の床面に立設さ
せる。そして、吹出ポストの上部側面に形成した吹出口
から空調空気を吹き出し、吸込ポストの下部側面に形成
した吸込口から還気空気を吸気するように構成した。こ
の構成により、吹出ポストと吸込ポストを室内の床面に
自由にレイアウトすることができ、しかも、吹出ポスト
の高さを変えることにより吹出口の高さも自由に設定で
きる。これにより、大空間室内の場合でも空調空気の分
布を自在に設定できると共に、空調に必要な居住空間の
みを空調することができる。従って、本発明の空調設備
は、特に大空間室内の空調設備として好適であり、且
つ、省エネになる。
出ポストと複数本の吸込ポストを、室内の床面に立設さ
せる。そして、吹出ポストの上部側面に形成した吹出口
から空調空気を吹き出し、吸込ポストの下部側面に形成
した吸込口から還気空気を吸気するように構成した。こ
の構成により、吹出ポストと吸込ポストを室内の床面に
自由にレイアウトすることができ、しかも、吹出ポスト
の高さを変えることにより吹出口の高さも自由に設定で
きる。これにより、大空間室内の場合でも空調空気の分
布を自在に設定できると共に、空調に必要な居住空間の
みを空調することができる。従って、本発明の空調設備
は、特に大空間室内の空調設備として好適であり、且
つ、省エネになる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る空調設備
の好ましい実施例について詳説する。図1は本発明の空
調設備の構成を説明する断面図である。図1に示すよう
に、空調される大空間室内10の床12は、電気配線や
空調用ダクトを配設するための空間13を有する二重床
構造に形成されると共に、大空間室内10に隣接した空
調機械室14内に空調機16が設置される。また、大空
間室内10の床面12には、複数の吹出開口18、18
…と複数の吸込開口20、20…が形成され、吹出開口
18は供給ダクト22を介して空調機16の吹出側に連
通すると共に、吸込開口20は還気ダクト24を介して
空調機16の吸込側に連通する。そして、吹出開口18
には上部側面に空調空気の吹出口26を有する吹出ポス
ト28が立設され、吸込開口20には下部側面に還気空
気の吸込口29を有する吸込ポスト30が立設される。
の好ましい実施例について詳説する。図1は本発明の空
調設備の構成を説明する断面図である。図1に示すよう
に、空調される大空間室内10の床12は、電気配線や
空調用ダクトを配設するための空間13を有する二重床
構造に形成されると共に、大空間室内10に隣接した空
調機械室14内に空調機16が設置される。また、大空
間室内10の床面12には、複数の吹出開口18、18
…と複数の吸込開口20、20…が形成され、吹出開口
18は供給ダクト22を介して空調機16の吹出側に連
通すると共に、吸込開口20は還気ダクト24を介して
空調機16の吸込側に連通する。そして、吹出開口18
には上部側面に空調空気の吹出口26を有する吹出ポス
ト28が立設され、吸込開口20には下部側面に還気空
気の吸込口29を有する吸込ポスト30が立設される。
【0009】また、空調機16は、吸込側から順に冷却
器32、加熱器34、ファン36により構成され、空調
機16で調整された暖房用空調空気或いは冷房用空調空
気は、供給ダクト22を介して複数本の吹出ポスト28
の吹出口26から大空間室内10に吹き出されると共
に、大空間室10内の還気空気は吸込ポスト30の吸込
口29から吸気されて還気ダクト24を介して空調機1
6に循環される。この循環において、還気空気の一部が
排気ダクト38から屋外に排気され、代わりに新鮮な外
気が外気導入ダクト40から導入される。
器32、加熱器34、ファン36により構成され、空調
機16で調整された暖房用空調空気或いは冷房用空調空
気は、供給ダクト22を介して複数本の吹出ポスト28
の吹出口26から大空間室内10に吹き出されると共
に、大空間室10内の還気空気は吸込ポスト30の吸込
口29から吸気されて還気ダクト24を介して空調機1
6に循環される。この循環において、還気空気の一部が
排気ダクト38から屋外に排気され、代わりに新鮮な外
気が外気導入ダクト40から導入される。
【0010】次に、図2により吹出ポスト28について
説明する。吹出ポスト28は、円筒形状等の筒状に形成
され、上端が閉塞されると共に下端が開口して床12面
に形成された前記吹出開口18に連通する。また、吹出
ポストの上部側面には、縦方向に長孔状の吹出口26が
開口されると共に、吹出口26には格子状の桟42が取
り付けられる。この桟42は、吹出口26から吹き出さ
れる空調空気の吹き出し方向に影響を与えない形状及び
太さに形成される。吹出ポスト28の材質は木製、金属
製、プラスチック製等の各種の材質を使用することがで
き、更には、吹出ポスト28の外面に装飾を施してもよ
い。このように、吹出ポスト28は、大空間室内10の
インテリアとしても使用できる外観を呈している。
説明する。吹出ポスト28は、円筒形状等の筒状に形成
され、上端が閉塞されると共に下端が開口して床12面
に形成された前記吹出開口18に連通する。また、吹出
ポストの上部側面には、縦方向に長孔状の吹出口26が
開口されると共に、吹出口26には格子状の桟42が取
り付けられる。この桟42は、吹出口26から吹き出さ
れる空調空気の吹き出し方向に影響を与えない形状及び
太さに形成される。吹出ポスト28の材質は木製、金属
製、プラスチック製等の各種の材質を使用することがで
き、更には、吹出ポスト28の外面に装飾を施してもよ
い。このように、吹出ポスト28は、大空間室内10の
インテリアとしても使用できる外観を呈している。
【0011】また、吹出ポスト28内にはスライド機構
44に支持された球形の弁体46が上下動可能に設けら
れる。スライド機構44としては、例えば、吹出ポスト
28内の上端面に片端が支持されて縦方向に配設された
棒状のリニアモータスケール48と、弁体46を支持し
てリニアモータスケール48上をスライドするスライダ
50とから成るリニアモータ機構を用いることができ
る。また、吹出ポスト28内を上下動する弁体46は、
吹出口26側(弁体46の前面側と称することにする)
の吹出ポスト28内面とは近接する一方、吹出ポスト2
8の吹出口26反対側(弁体46の背面側)の吹出ポス
ト28内面とは所定幅(D)の間隔を有しており、弁体
46の背面に、空調空気が弁体46の上面側に回り込む
ための通路52を形成している。また、吹出ポスト28
内の上端部には、湾曲面を有する湾曲部材54が固着さ
れる。そして、弁体46を上下動させて吹出口26に対
する弁体46の位置を変えることにより、吹出口26か
ら吹き出す空調空気の方向を制御することができる。こ
こで、図2に示すように、弁体46の位置は、吹出口2
6の下端部から弁体の中心線55までの距離(H)で表
し、空調空気の吹き出し方向は角度θで表すものとす
る。そして、水平方向への吹き出しの角度θを0(ゼ
ロ)とし、上向き吹き出しを+θ、下向き吹き出しを−
θで表す。
44に支持された球形の弁体46が上下動可能に設けら
れる。スライド機構44としては、例えば、吹出ポスト
28内の上端面に片端が支持されて縦方向に配設された
棒状のリニアモータスケール48と、弁体46を支持し
てリニアモータスケール48上をスライドするスライダ
50とから成るリニアモータ機構を用いることができ
る。また、吹出ポスト28内を上下動する弁体46は、
吹出口26側(弁体46の前面側と称することにする)
の吹出ポスト28内面とは近接する一方、吹出ポスト2
8の吹出口26反対側(弁体46の背面側)の吹出ポス
ト28内面とは所定幅(D)の間隔を有しており、弁体
46の背面に、空調空気が弁体46の上面側に回り込む
ための通路52を形成している。また、吹出ポスト28
内の上端部には、湾曲面を有する湾曲部材54が固着さ
れる。そして、弁体46を上下動させて吹出口26に対
する弁体46の位置を変えることにより、吹出口26か
ら吹き出す空調空気の方向を制御することができる。こ
こで、図2に示すように、弁体46の位置は、吹出口2
6の下端部から弁体の中心線55までの距離(H)で表
し、空調空気の吹き出し方向は角度θで表すものとす
る。そして、水平方向への吹き出しの角度θを0(ゼ
ロ)とし、上向き吹き出しを+θ、下向き吹き出しを−
θで表す。
【0012】図3は、弁体46の位置と吹出口26から
吹き出される空調空気の吹き出し方向を示した図であ
り、図4は、弁体46の位置を表すHを小から大或いは
大から小に変化させた時の吹き出し角度θの変化を示し
ている。図3及び図4から分かるように、弁体46の位
置を下降させると、即ちHを小さくすると、吹出口26
の下側部分が遮蔽されると共に上側部分が開放される。
これにより、吹出ポスト28の下端から供給されて吹出
ポスト28内を上向流となって流れる空調空気は、弁体
46の下面に当たり、更に弁体46の背面の通路を通っ
て弁体46の上面に回り込む。回り込んだ空調空気は、
湾曲部材54によりその方向が斜め下向きに変えられ
て、吹出口26の開放された上側部分から下向きの空調
空気(図3の実線)として吹き出される。この時、湾曲
部材54がなくても回り込んだ空調空気は吹出ポスト2
8の天井に当たってその方向を斜め下向きに変えること
ができるが、湾曲部材54を備えた方が空調空気の流れ
をスムーズにできる。
吹き出される空調空気の吹き出し方向を示した図であ
り、図4は、弁体46の位置を表すHを小から大或いは
大から小に変化させた時の吹き出し角度θの変化を示し
ている。図3及び図4から分かるように、弁体46の位
置を下降させると、即ちHを小さくすると、吹出口26
の下側部分が遮蔽されると共に上側部分が開放される。
これにより、吹出ポスト28の下端から供給されて吹出
ポスト28内を上向流となって流れる空調空気は、弁体
46の下面に当たり、更に弁体46の背面の通路を通っ
て弁体46の上面に回り込む。回り込んだ空調空気は、
湾曲部材54によりその方向が斜め下向きに変えられ
て、吹出口26の開放された上側部分から下向きの空調
空気(図3の実線)として吹き出される。この時、湾曲
部材54がなくても回り込んだ空調空気は吹出ポスト2
8の天井に当たってその方向を斜め下向きに変えること
ができるが、湾曲部材54を備えた方が空調空気の流れ
をスムーズにできる。
【0013】また、弁体46の位置を上昇させると、即
ちHを大きくすると、吹出口26の上側部分が遮蔽され
ると共に下側部分が開放される。これにより、吹出ポス
ト28の下端から供給された上向流の空調空気は、弁体
46の背面の通路52から弁体46の上面に回り込むこ
となく、吹出口26の開放された下端部から上向きの空
調空気(図3の破線)として吹き出される。また、図3
には示さなかったが、弁体46を吹出口26の真ん中位
置に移動させると、吹出口26の上側部分と下側部分が
均等に開放される。これにより、吹出ポスト28の下端
から供給された上向流の空調空気は、弁体46の下面に
当たり、一部の空調空気が吹出口26の開放下端部から
上向きに吹き出され、残りの空調空気が弁体46の背面
の通路52を通って弁体46の上面に回り込み吹出口の
開放上端部から下向きに吹き出される。この結果、上向
きの空調空気と下向きの空調空気が干渉しあって水平向
きの空調空気として吹き出される。図3では、吹出ポス
ト28の弁体46を球形としたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、図5のように立方体や直方体、或
いは図6にように半球形にすることもできる。要は、弁
体46の前面で吹出口26の一部を遮蔽でき、しかも弁
体46の背面から上面に回り込ませるような空調空気の
通路52を形成できる形体の弁体46であればよい。ま
た、球形や半球形の弁体46は、立方体や直方体の弁体
46に比べて多方向への吹き出し気流を発生させやすい
特徴がある。
ちHを大きくすると、吹出口26の上側部分が遮蔽され
ると共に下側部分が開放される。これにより、吹出ポス
ト28の下端から供給された上向流の空調空気は、弁体
46の背面の通路52から弁体46の上面に回り込むこ
となく、吹出口26の開放された下端部から上向きの空
調空気(図3の破線)として吹き出される。また、図3
には示さなかったが、弁体46を吹出口26の真ん中位
置に移動させると、吹出口26の上側部分と下側部分が
均等に開放される。これにより、吹出ポスト28の下端
から供給された上向流の空調空気は、弁体46の下面に
当たり、一部の空調空気が吹出口26の開放下端部から
上向きに吹き出され、残りの空調空気が弁体46の背面
の通路52を通って弁体46の上面に回り込み吹出口の
開放上端部から下向きに吹き出される。この結果、上向
きの空調空気と下向きの空調空気が干渉しあって水平向
きの空調空気として吹き出される。図3では、吹出ポス
ト28の弁体46を球形としたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、図5のように立方体や直方体、或
いは図6にように半球形にすることもできる。要は、弁
体46の前面で吹出口26の一部を遮蔽でき、しかも弁
体46の背面から上面に回り込ませるような空調空気の
通路52を形成できる形体の弁体46であればよい。ま
た、球形や半球形の弁体46は、立方体や直方体の弁体
46に比べて多方向への吹き出し気流を発生させやすい
特徴がある。
【0014】また、図示しないが、吸込ポスト30は吹
出ポスト28と同形の筒状に形成され、上端が閉塞され
ると共に下端が開口して床面12に形成された前記吸込
開口20に連通する。また、吸込ポスト30の下部側面
には、縦方向に長孔状の吸込口29が開口されると共
に、吸込口29には格子状の桟が取り付けられる。吸込
ポスト30の材質も吹出ポスト28と同様の材質を用い
ることができる。
出ポスト28と同形の筒状に形成され、上端が閉塞され
ると共に下端が開口して床面12に形成された前記吸込
開口20に連通する。また、吸込ポスト30の下部側面
には、縦方向に長孔状の吸込口29が開口されると共
に、吸込口29には格子状の桟が取り付けられる。吸込
ポスト30の材質も吹出ポスト28と同様の材質を用い
ることができる。
【0015】図7及び図8は、上記の如く構成された本
発明の大空間用空調設備を、図書館やアトリウムのよう
な大空間室内10に設置した一例である。図7は吹出ポ
スト28と吸込ポスト30の配置例を示した上面図であ
り、図8は図7の一部を側面から見た側面図である。図
7、図8に示すように、大空間室内10は、例えば、床
面12の広さが縦l−横w約70m、50mを有すると
共に、床面12から天井59までの高さhが約5mの大
空間で形成されれる。また、床面12には、縦l−横w
それぞれ5mおきに柱56が設けられる。そして、柱5
6の4角位置の床面12に形成した吹出開口18又は吸
込開口20にそれぞれ吹出ポスト28又は吸込ポスト3
0を配置した。図7において、黒塗りの丸は吹出ポスト
28を示し、白塗りの丸は吸込ポスト30を示す。ま
た、図8に示すように、吹出ポスト28の吹出口26の
高さは空調空気が人58に直接吹き付けられるのを防止
し、且つ、天井59近傍の非居住空間の無駄な空調を行
わないようにするために、人58の頭よりやや高い位置
に(例えば床面12から2〜2.5m程度)設定するの
が好ましい。また、吸込ポスト30の高さは、吹出ポス
ト28とのバランスを考慮して吹出ポスト28と同じ高
さにすることが好ましいが、特に限定するものではな
い。そして、空調機16を駆動することにより、空調空
気は供給ダクト22を介して複数の吹出ポスト28の吹
出口26から図7及び図8の矢印60方向に吹き出さ
れ、大空間室内10の居住空間のみを満遍なく空調す
る。また、大空間室内10の空気は、吸込ポスト30の
吸込口29から吸い込まれて還気ダクト24を介して空
調機に戻る。
発明の大空間用空調設備を、図書館やアトリウムのよう
な大空間室内10に設置した一例である。図7は吹出ポ
スト28と吸込ポスト30の配置例を示した上面図であ
り、図8は図7の一部を側面から見た側面図である。図
7、図8に示すように、大空間室内10は、例えば、床
面12の広さが縦l−横w約70m、50mを有すると
共に、床面12から天井59までの高さhが約5mの大
空間で形成されれる。また、床面12には、縦l−横w
それぞれ5mおきに柱56が設けられる。そして、柱5
6の4角位置の床面12に形成した吹出開口18又は吸
込開口20にそれぞれ吹出ポスト28又は吸込ポスト3
0を配置した。図7において、黒塗りの丸は吹出ポスト
28を示し、白塗りの丸は吸込ポスト30を示す。ま
た、図8に示すように、吹出ポスト28の吹出口26の
高さは空調空気が人58に直接吹き付けられるのを防止
し、且つ、天井59近傍の非居住空間の無駄な空調を行
わないようにするために、人58の頭よりやや高い位置
に(例えば床面12から2〜2.5m程度)設定するの
が好ましい。また、吸込ポスト30の高さは、吹出ポス
ト28とのバランスを考慮して吹出ポスト28と同じ高
さにすることが好ましいが、特に限定するものではな
い。そして、空調機16を駆動することにより、空調空
気は供給ダクト22を介して複数の吹出ポスト28の吹
出口26から図7及び図8の矢印60方向に吹き出さ
れ、大空間室内10の居住空間のみを満遍なく空調す
る。また、大空間室内10の空気は、吸込ポスト30の
吸込口29から吸い込まれて還気ダクト24を介して空
調機に戻る。
【0016】また、暖房空調の場合には温かい空調空気
は軽く上昇し易いので、吹出ポスト28の弁体46を下
降させて空調空気を下向きに吹き出すようにする。一
方、冷房空調の場合には、冷たい空気は重く下降し易い
ので、弁体46を上昇させて冷房用空調空気を上向きに
吹き出すようにする。また、弁体46の上下動は、暖房
空調、冷房空調の2段階で切り換わるようにしてもよ
く、或いは大空間室内10の所定位置に設置した温度セ
ンサ(図示せず)と弁体46を駆動するスライド機構4
4とを接続して、温度センサの検知温度に基づいて弁体
46の上下動をきめ細かに自動制御するようにしてもよ
い。
は軽く上昇し易いので、吹出ポスト28の弁体46を下
降させて空調空気を下向きに吹き出すようにする。一
方、冷房空調の場合には、冷たい空気は重く下降し易い
ので、弁体46を上昇させて冷房用空調空気を上向きに
吹き出すようにする。また、弁体46の上下動は、暖房
空調、冷房空調の2段階で切り換わるようにしてもよ
く、或いは大空間室内10の所定位置に設置した温度セ
ンサ(図示せず)と弁体46を駆動するスライド機構4
4とを接続して、温度センサの検知温度に基づいて弁体
46の上下動をきめ細かに自動制御するようにしてもよ
い。
【0017】このように、本発明の大空間用空調設備に
よれば、空調機16に連通する複数本の吹出ポスト28
と複数本の吸込ポスト30を、大空間室内10の床面1
2に立設させる。そして、吹出ポスト28の上部側面に
形成した吹出口26から空調空気を吹き出し、吸込ポス
ト30の下部側面に形成した吸込口29から還気空気を
吸気するように構成した。この構成により、吹出ポスト
28と吸込ポスト30を床面に自由にレイアウトするこ
とができ、しかも、吹出ポスト28の高さを変えること
により吹出口26の高さも自由に設定できる。これによ
り、大空間室内10の場合でも空調空気の分布を自在に
設定できると共に、空調に必要な居住空間のみを空調す
ることができる。例えば、大空間室内10の居住空間全
体を空調するように吹出ポスト28と吸込ポスト30と
を配置(例えば図7)することもできるし、居住空間の
一部のみを空調するように吹出ポスト28と吸込ポスト
30とを配置させることもできる。
よれば、空調機16に連通する複数本の吹出ポスト28
と複数本の吸込ポスト30を、大空間室内10の床面1
2に立設させる。そして、吹出ポスト28の上部側面に
形成した吹出口26から空調空気を吹き出し、吸込ポス
ト30の下部側面に形成した吸込口29から還気空気を
吸気するように構成した。この構成により、吹出ポスト
28と吸込ポスト30を床面に自由にレイアウトするこ
とができ、しかも、吹出ポスト28の高さを変えること
により吹出口26の高さも自由に設定できる。これによ
り、大空間室内10の場合でも空調空気の分布を自在に
設定できると共に、空調に必要な居住空間のみを空調す
ることができる。例えば、大空間室内10の居住空間全
体を空調するように吹出ポスト28と吸込ポスト30と
を配置(例えば図7)することもできるし、居住空間の
一部のみを空調するように吹出ポスト28と吸込ポスト
30とを配置させることもできる。
【0018】また、吹出ポスト28の高さを変えること
により、吹出口20の高さを自由に設定できるので、人
58が居住する居住空間のみを空調することができる。
これにより、従来の天井面吹き出しの集中型ビル空調方
式のように非居住空間までも空調されてしまうことがな
いので、空調効率が良くなり省エネになる。また、吹出
ポスト28内に上下動可能な弁体46を設け、弁体46
を上下させるだけで空調空気の吹き出し方向を可変でき
るようにした。これにより、ルーバのように吹出ポスト
の外側から吹き出し方向を可変する装置が見えないの
で、外観的な見栄えが良くなる。
により、吹出口20の高さを自由に設定できるので、人
58が居住する居住空間のみを空調することができる。
これにより、従来の天井面吹き出しの集中型ビル空調方
式のように非居住空間までも空調されてしまうことがな
いので、空調効率が良くなり省エネになる。また、吹出
ポスト28内に上下動可能な弁体46を設け、弁体46
を上下させるだけで空調空気の吹き出し方向を可変でき
るようにした。これにより、ルーバのように吹出ポスト
の外側から吹き出し方向を可変する装置が見えないの
で、外観的な見栄えが良くなる。
【0019】尚、本実施例では、吹出ポストと吸込ポス
トとを柱の4角位置に配置することで説明したが、柱の
近傍に限定されるものではなく、自由にレイアウトでき
る。
トとを柱の4角位置に配置することで説明したが、柱の
近傍に限定されるものではなく、自由にレイアウトでき
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空調設備
によれば、吹出ポストと吸込ポストを空調すべき室内の
床面に自由にレイアウトすることができ、しかも、吹出
ポストの高さを変えることにより吹出口の高さも自由に
設定できる。これにより、天井が高く、広い床面を有す
る大空間室内の場合でも空調空気の分布を自在に設定で
きると共に、空調に必要な居住空間のみを空調すること
ができる。例えば、大空間室内の居住空間全体を空調す
るように吹出ポストと吸込ポストとを配置することもで
きるし、居住空間の一部のみを空調するように吹出ポス
トと吸込ポストとを配置させることもできる。従って、
大空間室内に快適な空調空間を容易に形成することがで
きる。
によれば、吹出ポストと吸込ポストを空調すべき室内の
床面に自由にレイアウトすることができ、しかも、吹出
ポストの高さを変えることにより吹出口の高さも自由に
設定できる。これにより、天井が高く、広い床面を有す
る大空間室内の場合でも空調空気の分布を自在に設定で
きると共に、空調に必要な居住空間のみを空調すること
ができる。例えば、大空間室内の居住空間全体を空調す
るように吹出ポストと吸込ポストとを配置することもで
きるし、居住空間の一部のみを空調するように吹出ポス
トと吸込ポストとを配置させることもできる。従って、
大空間室内に快適な空調空間を容易に形成することがで
きる。
【0021】また、人が居住する居住空間のみを空調す
ることができるので、空調効率が良くなり省エネにな
る。また、吹出ポスト内に上下動可能な弁体を設け、弁
体を上下させるだけで空調空気の吹き出し方向を可変で
きるようにし、ルーバのように吹出ポストの外側から吹
き出し方向を可変する装置が見えないので、外観的な見
栄えが良くなる。
ることができるので、空調効率が良くなり省エネにな
る。また、吹出ポスト内に上下動可能な弁体を設け、弁
体を上下させるだけで空調空気の吹き出し方向を可変で
きるようにし、ルーバのように吹出ポストの外側から吹
き出し方向を可変する装置が見えないので、外観的な見
栄えが良くなる。
【図1】図1は、本発明に係る空調設備の構成を説明す
る断面図
る断面図
【図2】図2は、吹出ポストの吹き出し方向を可変する
構造を説明する断面図
構造を説明する断面図
【図3】図3は、吹出ポストの弁体の移動位置による吹
き出し方向を説明する説明図
き出し方向を説明する説明図
【図4】図4は、弁体の移動位置と吹き出し方向の関係
を示した関係図
を示した関係図
【図5】図5は、弁体の他の態様を説明する断面図
【図6】図6は、弁体の別の態様を説明する断面図
【図7】図7は、大空間室内における吹出ポストと吸込
ポストとの配置例を示した上面図
ポストとの配置例を示した上面図
【図8】図8は、図7の一部を側面から見た側面図
10…大空間室内 12…床面 16…空調機 22…供給ダクト 24…還気ダクト 26…吹出口 28…吹出ポスト 29…吸込口 30…吸込ポスト 42…吹出口の桟 44…スライド機構 46…弁体 52…弁体背面の通路 56…柱 58…人 59…天井 60…空調空気の方向
Claims (4)
- 【請求項1】空調機から供給される空調空気を下端部か
ら導入して上部側面の吹出口から吹き出す複数本の筒状
の吹出ポストと、前記空調機に還気される還気空気を下
部側面の吸入口から吸気して下端部から排出する複数本
の筒状の吸込ポストとを、室内の床面に立設させること
を特徴とする空調設備。 - 【請求項2】前記吹出ポストの吹出口から吹き出される
空調空気の吹き出し気流方向を可変する気流可変手段を
設けたことを特徴とする請求項1の空調設備。 - 【請求項3】前記気流可変手段は前記吹出ポスト内を吹
出口に沿って上下動して前記吹出口の一部を遮蔽する弁
体から成ると共に、該弁体と吹出口反対側の吹出ポスト
内面との間には空調空気が弁体の上面に回り込む通路が
形成されていることを特徴とする請求項2の空調設備。 - 【請求項4】前記弁体は略球形をしていることを特徴と
する請求項3の空調設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23885794A JPH08105643A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 空調設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23885794A JPH08105643A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 空調設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105643A true JPH08105643A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17036297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23885794A Pending JPH08105643A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 空調設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105643A (ja) |
-
1994
- 1994-10-03 JP JP23885794A patent/JPH08105643A/ja active Pending
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