JPH0810575B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH0810575B2
JPH0810575B2 JP60217805A JP21780585A JPH0810575B2 JP H0810575 B2 JPH0810575 B2 JP H0810575B2 JP 60217805 A JP60217805 A JP 60217805A JP 21780585 A JP21780585 A JP 21780585A JP H0810575 B2 JPH0810575 B2 JP H0810575B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は回路遮断器に係り、特に接点の接触状態が良
好に優れた遮断特性を得るのに好適な接点圧発生手段を
備えた回路遮断器に関する。
〔発明の背景〕
回路遮断器の小形化に当り従来は実公48−35967号記
載のように、短絡電流による電磁反撥力を利用し、機構
部の引外し動作に先立って、接点を開離し、アーク電圧
を上昇させ、通過電流を制限する限流遮断方式を採用す
るものが多かった。しかし接点が電磁反撥力によって開
離する場合、接触圧力を与えるための接点ばねによる反
開離方向のトルクが直線的に増加するのに対し、電磁反
撥力は、開離距離の2乗に反比例する形で減少するた
め、反撥開離速度は制限され、充分なアーク電圧上昇が
得られないので、通過電流を制限できず遮断性能が不充
分であった。また、開閉時のアークによる接点損耗の影
響を無くし、接触抵抗を安定させるため、接点上におけ
る開閉時のアーク発生点と通電時の接触点を離すことを
目的として接点の摺動(以下ワイプ)を設けることが従
来行われており、このワイプが大きい程、前記2点間の
距離が大きくなり、接触抵抗は安定する。さきさ、ワイ
プ増加は開閉機構に対して、大きな負荷となるため、小
形化された遮断器の場合、このワイプを大きく取れず、
接点の接触抵抗が不安定になるものがあった。
以下、従来例における問題点を第36図〜39図を用いて
具体的に説明する。第36図は、従来の片反発機構の断面
図である。1は一端に可動接点を有する可動接点台で開
閉機構により開閉される。4は、固定接点3を有する固
定接点台である。可動接点台1はピン6により開閉機構
に係合し、ばね傾斜の小さいばね5により固定接点台側
に常に付勢されている。7はレバー下、9はレバー上で
一端がピン8によりレバー下に軸支されて他端がフレー
ム26に形成された係止部9aに回動自在に係止されてお
り、ピン8には駆動ばね10が掛けられ、他端はハンドル
レバー11に係合している。開閉はハンドル12を動作する
ことにより、レバー下7、レバー上9及び駆動ばね10の
関係による。このON状態におけるレバー上9の角度を0
に取り、係止部9aを中心として反時計方向の角度をθと
し、レバー上9にかかるトルクをTとすると第37図のト
ルク曲線が得られる。同図において13はトルク曲線、14
はばね5による反トルクを示す。
本図ではワイプ量Wをレバー上9の回転角度θに換算
して表示している。ここで接触抵抗を安定させるためW
分だけワイプを増加させた場合、トルク13と反トルク14
の余裕が無くなり、投入不能となる。この対策として、
機構のリンク余裕の確保、駆動ばね力の増加等が考えら
れるが、小形化された回路遮断器では、スペースに制限
があるため、限度があった。
次に可動接点台1のON状態の角度を0に取り時計方向
の角度をθ′とすると、ばね5のトルク曲線は第38図の
様になる。従来はθ′の増加に伴うトルクT′の増加を
小さくするばね傾斜の小さいばねを使用していたが、ば
ね傾斜を小さくすることは、ばねスペースを大きく取る
必要があり、回路遮断器の小形化に相反するとともに、
ばね傾斜の小さいばねを使用しても、θ′の増加ととも
にばね荷重が増加するのに対し、電磁反撥力は減少する
ため、接点台速度の大巾な向上、すなわちアーク電圧の
急激な立上りによる限流特性にも限界があった。
第39図は従来の両反撥の断面図である。この場合の接
触位置は、第2の接点台36にトルクを与える第2ばね37
と第1の接点台38にトルクを与える第1ばね39によって
決定される。ここで第2ばね37のトルクは、機構部によ
って制限され、第1ばね39とのトルク差を大きく取れな
いので、例えば一点鎖線の接触位置に停止する場合もあ
り、接触抵抗は不安定である。又第1の接点側のばね39
も反撥時にトルクが増加し、遮断性能の向上は望めな
い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は接触抵抗が安定で良好な遮断特性を有
する回路遮断器を提供することにある。
〔発明の概要〕
第1の接点が固着された第1の接点台と、前記第1の
接点内に対向する第2の接点が固着された第2の接点台
と、複数極に共通する引はずし軸に固定され前記第2の
接点台を回動自在に軸支する可動フレームと、該可動フ
レームを介して前記第2の接点台を開閉操作する開閉機
構と、前記第1および第2の接点間に接点圧を付加する
押圧手段を備えて成る回路遮断器において、前記可動接
点台に設けた第1のピンと、前記可動フレームに設けた
第2のピンと、前記可動フレームの回動軸に枢着され、
前記引はずし軸に共通する支点部と、前記第1のピンに
係止される第1付勢部と、第2のピンに係止される第2
付勢部を有する捩りばねからなる押圧手段を有し、この
押圧手段は、第1、第2付勢部により、前記開閉機構の
回動トルク曲線以内の低トルク領域において、前記第1
および第2の接点動作の3段階、すなわち、完全開放時
点、接触動作開始時点または反撥動作開始時点、接触動
作完了時点のそれぞれに対応した異なる押圧力を付加す
るように構成されたことを特徴とする回路遮断器であ
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第35図により説明す
る。
第1図は、本発明の第1実施例の回路遮断器の断面図
である。
第1の接点である固定接点3は第1の接点台である固
定接点台4に固着されてケース内の底面近傍に配設さ
れ、固定接点3に対向して設けられた第2の接点である
可動接点2が固着された第2の接点台である可動接点台
1が可動フレーム17に回動自在に軸支される。可動フレ
ーム17は一端が各極間の貫通して設けられた共通引はず
し軸19に固定され、他端が可動接点台1と回動自在に軸
支されるとともに、可動接点台1の上方に配設された開
閉機構20のレバー下7にピン6により回動自在に軸支さ
れる。なお、本実施例においては開閉機構20は可動フレ
ーム17に軸支されたレバー下7と、一端がピン8により
レバー下7に回動自在に軸支され他端がフレーム26に形
成された係止部9aに回動自在に係止されたレバー上9
と、ハンドル12が嵌着されたハンドルレバー11と、ピン
8とハンドルレバー11間に張設された駆動ばね10とによ
り構成される。
本実施例において、可動接点台1は可動接点2とピン
6との略中間の側面に突設されたピン15を備え、ピン15
には可動接点台1を反時計方向に付勢する押圧手段であ
るばね16の端部が係止される。可動接点台1の詳細を第
2図に示す。なお、第1実施例〜第5実施例に押圧手段
として用いられるばねはいずれも第2図に示すばね16と
同様に中央部が連結されて2つの端部を有するねじりば
ねである。
1端に可動接点2を有する可動接点台1は、ピン6に
嵌着されたばね16により反時計方向に付勢され、ピン16
により可動フレーム17に回動自在に軸支される。ばね16
の1端16aは、可動接点台1に係合したピン15の上面15a
部分に当接している。ばね16の他端である16bは可動フ
レーム17の打出し17aにより形成された押圧力の変動手
段である凸部17bに当接している。
次に本実施例の動作を第3図,第4図により説明す
る。第3図は、開閉機構20が動作し、可動接点2が固定
接点3に接触した瞬間である。この状態では、ばねの一
端16bは、可動フレーム17の打出し17aの凸部17bに当接
し、可動接点台1に突設されたピン15とギャップがあ
る。ばね16の他端である。16aは、ピン15に当接し、可
動接点台1に反時計方向の付勢力を与えている。このON
瞬間のばね16付勢力は一端16aしか当接していないた
め、1/2となっている。この状態より可動接点2はワイ
プを始め、ばね16の一端16bとピン15のギャップが0に
なった時、ばね16の保有する全付勢力が可動接点台1に
与えられる。この状態より更にワイプし、最終のON状態
(ワイプ完了状態)が第4図である。この状態では、ば
ね16の両端16a,16bはピン15と当接し、可動接点台1に
付勢力を与えることにより、可動接点2と固定接点3間
に所定の接触圧力を与えている。第3図の状態では、可
動フレーム17の打出し17aの凸部17bとばね16の一端16b
間にはギャップが有る。本実施例では凸部17bを打出し
により形成しているが、切り起こし等により形成しても
よい。本実施例の構成についてレバー上9に関するトル
ク曲線を書くと第5図の様になる。13は開閉機構20のト
ルク曲線、18は本実施例の反トルク曲線である。同図に
おいてT03部分が、第3図の状態、T02部分が、ばね16の
両端16a,16bが可動接点台1に突設されたピン15に当接
した状態、T01が第4図のON状態であり、T02,T03におい
てグラフは変曲点を有し不連続となる。反トルク曲線18
を変曲点の有る傾斜にすることにより、機構部のトルク
の小さい所では、反トルクも小さくすることができ、投
入余裕が十分取れる。従ってT03とT02の間だけ、ワイプ
が大きく取れ、アーク点と接触点間が離れるので、接触
抵抗は安定する。
本発明の第2実施例を第6図〜第9図により説明す
る。
本実施例は遮断時のばね傾斜に変曲点を設けたもので
ある。第6図は、片反撥機構の反撥部分の断面図であ
る。22は可動接点2を一端に有する第2の接点台である
可動接点台ピン6により可動フレーム23と開閉機構部20
に軸支されている。押圧手段であるばね25は、ピン6の
下方で可動フレーム23に軸支されたピン24に嵌着され、
ばね25の一端は、可動接点台22に突設されたピン15に当
接し、他端は可動フレーム23に当接している。可動接点
台22に対向して固定接点3を有する第1の接点台である
固定接点台21が配置されている。電流の方向は、同図中
に矢印AA′で示すように可動接点台22と固定接点台21と
は逆向きとなり、短絡時に大電流が流れた場合、各接点
台間に電磁反発力が働く。電磁反発力がばね25の可動接
点台22に与えるトルクP0l1より大きくなると可動接点台
22は、ピン6を支点として時計方向に回転を始める。こ
の開極の途中が第7図である。本実施例では、可動接点
台22の回転支点とばね25の支点が相異なるため、可動接
点台22のピン15と、ばね25の当接位置が変化し、第7図
の状態ではばね25の押圧力変動手段である曲げ部25aに
ピン15は当接する。この位置が、ばね25の可動接点台22
に与えるトルクの変曲点となる。更に可動接点台22が回
転し全反撥した状態が第8図である。ばね25とピン15の
当接位置は、25bに移動する。この状態での可動接点台
に与えるトルクはP1l1となる。第7図から第8図までの
可動接点22にばね25が与えるトルクはばね25の曲げ部分
25aがあるため、この部分が無い場合と比較して、ばね2
5の角度にしてθだけ増加することを抑制できる。
すなわち、可動接点台が回転する途中での電磁反撥力
が小さくなった状態でも、ばね25のトルクの増加が無く
なるので、可動接点台22の回転速度は小さくならない。
このため、アーク電圧を急に立上げることが出来、短絡
電流値を小さく抑えられ、遮断性能が向上する。
以上の動作のトルク曲線が第9図であり、第6図の可
動接点台22の角度θ′をθ′=0とし、時計方向にθ′
を取っている。
同図においてWの区間はワイプ状態を示し、可動接点
台22は反時計方向にθw回転する。また、同図において
T04が第6図に示すON状態、T05が第7図に示す反撥開始
状態、T06が第8図に示す全反撥状態におけるトルクを
それぞれ示す。すなわちT05からT06まで、トルクの増加
が無い。第9図では、T05からT06まで平行であるが、ば
ね25の1端の曲げ角度を変更することにより、このトル
クの傾斜角度を容易に変更することができる。なお、第
9図において一点鎖線は折曲部がない場合のトルク曲線
を示す。又、第10図は本実施例の変形例を示しばね25に
曲げ部25cを追加することにより、可動接点台22を反撥
状態でロックすることもできるようにしたものである。
尚、このロック状態の可動接点台22を通常の位置(OFF,
TRI位置)に戻すには、機構の引外し動作を利用し容易
に行うことができる。
本発明の第3実施例を第11図,第12図により説明す
る。第11図がON状態の断面図である。第2図の接点台で
ある可動接点台29はピン6により、可動フレーム30と開
閉機構20に軸支している。押圧手段であるばね33は可動
フレーム30に軸支されたピン31に嵌着される。ばね33
は、一端がピン6に当接し、他端が可動接点台29に軸支
されたピン32に当接するため、可動接点台29は常に反時
計方向へのトルクを与える。この状態より、短絡電流が
流れ、可動接点台29が回転した状態が第12図である。可
動接点台29の回転支点となるピン6とばね33の支点とな
るピン31の位置が相異なるため、可動接点台29の回転に
伴いピン32とばね33の当接位置が変化する。ばね33には
押圧力の変動手段として折曲部33aが形成されているの
で、本実施例においても第9図と同様なトルク曲線が得
られる。
本発明の第4実施例を第13図,第14図により説明す
る。
本実施例は本発明の第1実施例と第2実施例とを組合
せたものである。
本実施例は第13図に示すように可動フレーム34に、第
2実施例と同様に変動手段である折曲部25aを有する押
圧手段であるばね25の当接する凸部35を設けるとともに
可動接点台22にピン15を突設したものである。この動作
はON状態までは、第1実施例の動作となってばね25と凸
部35との係合による変曲点T07を有し、反撥時は第2実
施例の動作となってピン15が折曲部25aを通過すること
による変曲点T09を有する。ON状態の可動接点台22の角
度をθ′=0とすると、ばね25の可動接点台に与えるト
ルクは、第14図となり、2つの変曲点T07,T09を有し、
この点で不連続なトルク曲線が得られる。なお、T08
θ′=0におけるトルクであり、区間Wに示すワイプ時
には可動接点台22は反時計方向にθw回転する。
本発明の第5実施例を第15図〜第19図により説明す
る。
本実施例は第1の接点台および第2の接点台がそれぞ
れ回動自在に設けられ、両方が反撥する構造の第1の接
点台側に本発明を適用したものである。
すなわち、本実施例は第15図〜第18図に示すように一
端に第1の接点40を有する第1の接点台41を、ピン44に
より支持枠45に軸支したものである。押圧手段である第
2のばね42は支持枠45に軸支されたピン43に嵌着され
る。第2のばね42の一端42aは、第1の接点台41に突設
されたピン46に当接し、他端42bは支持枠45に形成され
た変動手段である突起45a部分に当接する。第2のばね4
2の他端42bはOFF状態において、ピン46と若干のギャッ
プを有するよう設けられ、この状態より第2の接点側が
ON動作し、第1の接点側がワイプして第16図の状態を経
て第17図に示す完全なON状態へ移行する。第16図は第1
の接点台41が回転し、ピン46がばね42の両端42a,42bに
当接した状態である。この時点では支持枠45の突起45a
とばね端42bにはギャップが無い。この状態以前は、第
1の接点台に与えるトルクはばね42の1端42aだけなの
でトルクは半分となる。更にワイプし第17図では、ばね
42の一端42bと支持枠45の突起45aとの間にギャップを生
じて、ばね42の全トルクが第1の接点台41に働く。第17
図の状態で短絡電流が流れ、電磁反撥力が働き、ばね42
が第1の接点台41に与えるトルクより大きくなると、第
1の接点台41は反時計方向に回転し、第1の接点台41の
第1の接点40と反対側の端部に形成されたストッパ41a
がピン43に当接して第18図の状態になる。ばね42a,42b
とピン46の当接位置は、第1の接点台41の回転支点であ
るピン44とばね42の支点であるピン43の位置が相異なる
ため移動する。又ばね42は変動手段である折曲部42cが
形成されているのでこの位置よりピン46が端に移動する
と、ばね42が第1の接点台41に与えるトルクは増加せず
ほぼ一定となる。以上の動作を第15図の第1の接点台41
の角度θ′をθ′=0として、角度θ′とトルクTを表
わすと第19図のようになり、T10が第15図、T11が第16
図、T12が第17図、T13が第18図の状態をそれぞれ示す。
本実施例においても第2の接点側に設けた場合と同じ効
果が得られる。
以上の実施例は、いずれも押圧手段としてねじりばね
を使用したものであるが、他のばね使用による実施例を
以下にあげる。
本発明の第6実施例を第20図,第21図により説明す
る。
第20図は、本実施例のワイプ開始時の状態を示す。51
は一端に第2の接点2を有する第2の接点台である可動
接点台で、ピン53により可動フレーム54およびレバー下
7に軸支されている。第2の接点台51に接触圧力を与え
るばね56及びばね57はそれぞれ一端を可動フレーム54に
形成されたばね受け部54aに支持され、ばね56は可動接
点台51に当接して押圧手段として接触圧力を与えるが、
ばね57は変動手段として設けられ、可動接点台51とギャ
ップG1を有するようにそれぞればね長が設定される。こ
の状態で可動接点台51の可動接点2の反対側の端部51b
は可動フレーム54の係止部54bに当接し係止される。こ
の状態よりワイプを始めるとギャップG1は小さくなり、
逆に係止部54b部分にキャップG2が発生するようにな
る。更にワイプをするとギャップG1が0となり、可動接
点台51には、ばね56,57の両方が作用する。ワイプ完了
した完全なON状態を第21図に示す。この状態では、可動
接点台51の端部51bと可動フレーム54の係止部54bとの間
にはギャップG2が存在し、ばね56およびばね57が可動接
点台51に接触圧力を与える。本実施例によればワイプ中
に押圧手段であるばねに加えて、他のばねを作用させる
様な構成とすることにより、ワイプ中のトルク特性に変
曲点を持たせることが可能となる。
本発明の第7実施例を第22図,第23図により説明す
る。
第22図は本実施例のON状態を示す。61は一端に第2の
接点62を有する第2の接点台である可動接点台で、ピン
63により可動フレーム65及びレバー下7に軸支される。
67はピン66により可動フレーム65に回動自在に軸支さ
れ、押圧手段であるばね69により、反時計方向に回転力
が与えられている可動板である。この可動板67は、可動
接点台61の他端に突設されたピン68に当接し、可動接点
台61に接触圧力を与えている。この状態で短絡電流の様
な大電流が流れた場合に発生する電磁反撥力が、接触圧
力により大きくなると、可動接触台61は、時計方向に回
転を始める。ここで第2の接点台61の支点であるピン63
と可動板67の支点であるピン66の位置が相異なることに
より、可動板67とピン68の当接面は移動する。この当接
位置が変動手段である折曲部67aを越えることにより、
ばね69が可動接点台61に与える負荷はほぼ一定となる。
完全に可動接点台61が反撥した状態が第23図である。
本実施例においても、接点台の回転の支点とは相異な
る位置にばねの支点を設けることにより、ばね負荷の増
大を抑制し、反撥時のトルク特性中に変曲点を設けるこ
とができる。
本発明の第8実施例を第24図〜第26図により説明す
る。
本実施例は第7実施例の可動板を複数の折曲部を有す
る可動板70としたものである。第24図は本実施例のON状
態になる際の可動接点のワイプ状態を示す。この状態で
は、可動接点台71に突設されたピン68は可動板70の第1
の折曲部70a部分に当接する。完全なON状態図が第25図
である。この状態では、可動接点台71と可動板70の支点
が相異なるため、可動板70とピン68の当接位置は、第2
の折曲部70bを越えて第1の直線部70cに移動する。従っ
て70aより70cに移動する段差分だけ、ON瞬時の接点圧力
を軽減できる。第25図のON状態で短絡電流が流れた場
合、接点台間に発生する電磁反撥力が、接点ばね69によ
る接触圧力より大きくなると可動接点台71は反発開極を
しはじめ、ピン68が第3の折曲部70dを越えて第2の直
線部70eを当接し完全な反撥状態の第26図となる。
本実施例の様に可動板70に複数の折曲部を設けること
により、ワイプと反撥時中に特性を変曲点を設けること
が出来る。
本発明の第9実施例を第27図〜第30図により説明す
る。
本実施例は押圧手段であるばね76の一端を他のばね77
にて支えた場合の実施例を示す。第27図はON瞬時の側面
図である。第2の接点台である可動接点台72はピン75に
より可動フレーム74に軸支されている。接点ばね76の一
端76aは可動接点台72に突設されたピン73に当接し、他
端76bは可動フレーム74に形成された変動手段である凸
部74aに当接している。ばね76の連結された一端76cは、
他のばね77によって支持されている。この状態により完
全にONとなった状態が第28図である。接点ばね76の76a,
76b部分の可動接点台72への作用は第1実施例と同様で
あるが、連結されたもう一端がばね77によって支持され
ているため、荷重による接点はばね76のたわみ角度の増
加分だけ、ばね77を下方に変位し、接点ばね76の端部76
a,76bと76cとがなす角度を一定に保とうとする。第28図
より可動接点台72が電磁反撥力により、完全に開極した
状態が第29図である。完全な反撥状態では、接点ばね76
のたわみ角度(接点台への負荷荷重)は更に増加するよ
うになるが、ばね77が更に下方に変位することにより、
この増加は抑制される。第28図は可動接点台72の角度
θ′をθ′=0とし、時計方向にθ′をとってトルク特
性を書いた図が第30図である。T14が第27図、T15が第28
図、T16が第29図の状態をそれぞれ示す。以上のように
ばねの一端を他のばねによって支持することによって、
平坦なトルク特性を得られるとともに、可動接点台72の
ワイプ中に変曲点を得ることができる。なお、第30図に
おいて区間Wに示すワイプ時には可動接点台72は反時計
方向にθw回転する。
次に本発明の第10実施例を第31図〜第35図により説明
する。
本実施例は第2の接点台である可動接点台81の支点が
1つで、かつ2本のばねを使用したものである。第31図
はON瞬時の側面図である。可動接点台81はピン82より可
動フレーム84に軸支され、ピン82に嵌着された押圧手段
である接点ばね83は、一端を可動フレーム84に、他端を
可動フレーム84の凸部85にそれぞれ当接している。この
状態では、可動接点台81に係合する変動手段であるピン
86と接点ばね83の一端83aとには、ギャップが存在して
いる。ピン86と可動フレーム84に軸支されたピン87との
間には、ばね88が張設され、この状態で可動接点台81を
接触方向に回転させる力を与えている。この状態より完
全にONになった状態が第32図である。この第31図から第
32図のワイプ途中で接点ばね83の一端83aはピン86に当
接し、第2の接点台81に接触方向に回転させる力が働
く。凸部85と一端83aにはギャップが存在する様にな
る。第32図では、可動接点台81の接触圧力は、接点ばね
83,88の両方から与えられる。このON状態で、大電流が
流れて電流反発力が働き、完全に反発開極した状態が第
33図である。この状態での可動接点台81に働く各ばねの
力方向は、ばね83が、常に接触方向の力となるのに対
し、ばな88はトルク点である支点82をばね88の作用線が
越えることにより、可動接点台81を接触方向と反対方向
に保とうとする力になる。第32図の可動接点台81の角度
θ′をθ′=0とし時計方向にθ′を取りトルク曲線を
書くと第34図,第35図の様になる。第34図において89は
ばね88のトルク特性、90がばね83のトルク特性である。
すなわち可動接点台81へのトルクは、この2本のばね
83,88の合力となり、第35図に示す特性となる。T17が第
31図、T18がばね83の端部83aとピン86が当接した時、T
19が第32図、T20が第33図の状態をそれぞれ示す。2本
のばね荷重を変化させることにより、第35図のトルク特
性の傾斜を自由に変更することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば接触抵抗が安定で良好な遮断特性を有
する回路遮断器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における回路遮断器の構成
を示す側断面図、第2図は第1実施例における可動接点
台および可動フレームを示す斜視図、第3図,第4図は
それぞれ第1実施例における可動接点が固定接点に接触
した瞬間および最終のON状態を示す主要部の側面図、第
5図は第1実施例のレバー上9に関するトルク特性図、
第6図,第7図,第8図はそれぞれ本発明の第2実施例
における回路遮断器の主要部のそれぞれON状態、過電流
による反撥開始状態、過電流による全反撥状態を示す側
面図、第9図は第2実施例における可動接点台のトルク
特性図、第10図は第2実施例の変形例の主要部を示す側
面図、第11図,第12図は本発明の第3実施例における回
路遮断器の主要部のそれぞれON状態および反撥状態にお
ける側面図、第13図は本発明の第4実施例における回路
遮断器の主要部のON状態の側面図、第14図は第4実施例
における可動接点台のトルク特性図、第15図,第16図,
第17図,第18図は本発明の第5実施例における回路遮断
器の主要部のそれぞれOFF状態、OFFからONに移行しワイ
プ中の状態、完全なON状態、過電流による反撥状態を示
す側面図、第19図は、第5実施例における第1の接点台
のトルク特性図、第20図,第21図は本発明の第6実施例
における回路遮断器の主要部のそれぞれワイプ開始時の
状態、および完全なON状態を示す側面図、第22図,第23
図は本発明の第7実施例における回路遮断器の主要部の
それぞれON状態および過電流による反撥状態を示す側面
図、第24図,第25図,第26図は本発明の第8実施例にお
ける回路遮断器の主要部のそれぞれワイプ開始時、ON状
態、反撥状態を示す側面図、第27図,第28図,第29図は
本発明の第9実施例における回路遮断器の主要部のそれ
ぞれワイプ開始時の状態、ON状態、反撥状態を示す側面
図、第30図は第9実施例における可動接点台のトルク特
性図、第31図,第32図,第33図は本発明の第10実施例に
おける回路遮断器の主要部のそれぞれワイプ開始時の状
態、ON状態、反撥状態を示す側面図、第34図は第10実施
例におけるばね83およびばね88のトルク特性図、第35図
は第10実施例における可動接点台のトルク特性図、第36
図は従来の回路遮断器で片反撥機構を備えたものの構成
を示す側断面図、第37図は従来の回路遮断器のレバー上
9のトルク特性図、第38図は従来の回路遮断器の可動接
点台のトルク特性図、第39図は従来の回路遮断器で両反
撥機構を備えたものの主要部を示す側面図である。 1,22,29,71,72,81:第2の接点台、2:第2の接点、3,40:
第1の接点、4,21,41:第1の接点台、16,25,33,42,56,6
9,76,83:押圧手段、17,23,30,34,54,74,84:可動フレー
ム、17b,25a,33a,35,42c,45a,57,67a,70a,70b,70d,74a,
86:変動手段、17b,35,74a:凸部、20:開閉機構、25a,33
a,42c,67a,70a,70b,70d:折曲部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−164126(JP,A) 実開 昭59−150146(JP,U) 実公 昭59−4535(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の接点が固着された第1の接点台と、
    前記第1の接点台に対向する第2の接点が固着された第
    2の接点台と、複数極に共通する引はずし軸に固定され
    前記第2の接点台を回動自在に軸支する可動フレーム
    と、該可動フレームを介して前記第2の接点台を開閉操
    作する開閉機構と、前記第1および第2の接点間に接点
    圧を付加する押圧手段を備えて成る回路遮断機におい
    て、 前記可動接点台に設けた第1のピンと、 前記可動フレームに設けた第2のピンと、 前記可動フレームの回動軸に枢着され、前記引はずし軸
    に共通する支点部と、前記第1のピンに係止される第1
    付勢部と、第2のピンに係止される第2付勢部を有する
    捩りばねからなる押圧手段を有し、 この押圧手段は、第1、第2付勢部により、前記開閉機
    構の回動トルク曲線以内の領域において、前記第1およ
    び第2の接点動作の3段階、すなわち、完全開放時点、
    接触動作開始時点または反撥動作開始時点、接触動作完
    了時点のそれぞれに対応した異なる押圧力を付加するよ
    うに構成されたことを特徴とする回路遮断器である。
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