JPH08105813A - ガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置Info
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- JPH08105813A JPH08105813A JP14878294A JP14878294A JPH08105813A JP H08105813 A JPH08105813 A JP H08105813A JP 14878294 A JP14878294 A JP 14878294A JP 14878294 A JP14878294 A JP 14878294A JP H08105813 A JPH08105813 A JP H08105813A
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Abstract
ガス圧力を、通電電流に影響されることなく、高精度な
温度補正を行い基準温度におけるガス圧力換算値を求
め、ガス漏れを早期に検出することのできる低廉な監視
装置を提供する。 【構成】 ガス絶縁開閉装置の複数の密閉タンク1A〜
1Cに、それぞれガス圧力センサ4A〜4Cを設け、い
ずれか1つの密閉タンク1Cの外壁表面に表面温度セン
サ5を設け、ガス絶縁開閉装置の近傍に気温センサ6を
設け、開閉部7A、7Bの状態を出力する補助接点8
A、8Bを設ける。また、ガス圧力センサ4A〜4Cと
表面温度センサ5、気温センサ6の出力信号を取込み、
補助接点8A、8Bの状態から通電電流の有無を認識し
て、基準温度におけるガス圧力換算値を算出する温度補
正手段9を設け、このガス圧力換算値を、あらかじめ設
定した判定値と比較してガス漏れの有無を判定するガス
漏れ判定手段10を設ける。
Description
た絶縁ガスの漏れを監視するガス絶縁開閉装置のガス漏
れ監視装置に関する。
硫黄などの絶縁ガスは、高圧導体や開閉部を密閉タンク
から電気的に絶縁し、また対流作用により密閉タンク内
を冷却する機能を備えている。したがって絶縁ガスの漏
れは開閉装置の性能に大きな影響を与えるので、従来は
ガス密度スイッチを用いて監視していた。
公報にみられるようにガス圧力センサと気温センサを組
合せたガス漏れ監視装置や、特開平4−192509号
公報にみられるように最高ガス温度とガス圧力と負荷率
とを検出するガス漏れ検出装置が導入されている。
ガス密度スイッチを用いた監視では、ガス平均温度に相
当する箇所にガス密度スイッチを取付ければ良いが、実
際には密閉タンク内の温度分布は通電電流による内部発
熱の影響を受けて複雑に変化するために誤差を生じ、ガ
ス漏れの判定値を厳しくすると誤動作が発生し、判定値
を緩くするとガス漏れの検出が遅れる難点があった。ま
た、この方法はあらかじめ設定しておいた所定の判定値
に達した時点で初めて警報を発する方式であり、ガス圧
力を常時監視してその低下傾向から微少なガス漏れを早
期に判定して、ガス漏れ箇所の調査、修理や絶縁ガスの
補充などの処置を計画的に行うことが困難であった。
ンサを用いてガス圧力の値を常時検出する装置が導入さ
れているが、ガス圧力は温度に依存して変化するので、
ガス圧力の低下が温度低下に起因するものかあるいはガ
ス漏れに起因するものかを判断することが難しい。すな
わち、前記ガス圧力センサと気温センサを組合せたガス
漏れ監視装置では、ガス平均温度の代用として外気温度
を用いて補正を行うために、通電電流による内部発熱の
小さいことがガス漏れ判定時の前提となり、適用上の制
約がある。また、前記最高ガス温度とガス圧力と負荷率
とを検出する装置では、時間的に変化する負荷率からガ
ス平均温度を求めるために、電気機器の熱容量や温度変
化の時定数を考慮した繁雑な演算処理が必要であり、ま
た、各密閉タンクに温度センサを設ける必要上センサ数
やデータ量も多くなり、監視装置は高価なものとなって
いた。
センサで検出したそれぞれのガス圧力を、通電電流に影
響されることなく、高精度な温度補正を行い基準温度に
おけるガス圧力換算値を求め、ガス漏れを早期に検出す
ることのできる低廉な監視装置を提供することである。
部分を有する高圧導体ならびに開閉部を収納するガス絶
縁開閉装置の複数の密閉タンクに、封入された絶縁ガス
の圧力を検出するガス圧力センサをそれぞれ設け、密閉
タンクのいずれか1つの外壁の表面に、外壁表面温度を
検出する表面温度センサを設け、ガス絶縁開閉装置の近
傍に外気温度を検出する気温センサを設ける。また、前
記複数のガス圧力センサで検出したそれぞれのガス圧力
と前記表面温度センサで検出した外壁表面温度と前記気
温センサで検出した外気温度の出力信号を取り込み、高
圧導体に通電電流が流れている密閉タンクでは外壁表面
温度をガス平均温度とみなし、高圧導体に通電電流が流
れていない密閉タンクでは外気温度をガス平均温度とみ
なして、基準温度におけるガス圧力換算値をそれぞれ算
出する温度補正手段を設け、算出したガス圧力換算値
を、あらかじめ設定しておいた判定値と比較してガス漏
れの有無を判定するガス漏れ判定手段を設ける。
れば、ガス圧力を補正して基準温度におけるガス圧力換
算値を算出する際に、通電電流の有無により補正に用い
る温度を、外壁表面温度あるいは外気温度から選択する
ことで通電電流の影響を無くすことができる。すなわ
ち、高圧導体に通電電流の流れている密閉タンクでは、
通電電流によるガス平均温度の上昇が密閉タンクの壁面
温度を上昇させるため、外壁の表面に設けられた表面温
度センサはガス平均温度上昇を検出することができるの
で、この温度をガス圧力の補正に用いることで、通電電
流の影響をキャンセルすることができる。一方、高圧導
体に通電電流の流れていない密閉タンクでは、外気温度
を用いることで通電電流の影響を受けずに補正を行うこ
とができる。以上、いずれの場合にも高精度な温度補正
を行うことができ、ガス漏れを早期に検出することがで
きる。
ス漏れ監視装置の一実施例である。ガス絶縁開閉装置の
密閉タンク1A〜1Cの内部の空隙には高圧導体2A〜
2Cや開閉部7A、7Bを密閉タンク1A〜1Cから電
気的に絶縁し、また対流作用により密閉タンク1A〜1
Cの内部を冷却するために絶縁ガス3A〜3Cが所定の
圧力で封入されている。このガス圧力を検出するため
に、密閉タンク1A〜1Cに配管やフランジなどを用い
てガス圧力センサ4A〜4Cをそれぞれ設ける。また、
密閉タンク1Cの外壁の表面に、外壁表面温度を検出す
る表面温度センサ5を設け、ガス絶縁開閉装置の近傍に
外気温度を検出する気温センサ6を設ける。また、高圧
導体2A〜2Cの通電電流の有無を検出するために、開
閉部7A、7Bの開閉状態を出力する補助接点8A、8
Bを設ける。さらに、複数のガス圧力センサ4A〜4C
で検出したそれぞれのガス圧力と、表面温度センサ5で
検出した外壁表面温度と、気温センサ6で検出した外気
温度の出力信号ならびに補助接点8A、8Bの信号を取
り込み、補助接点8Aあるいは8Bが開閉部7Aあるい
は7Bの閉路すなわち通電電流が流れている状態を示し
ていれば外壁表面温度をガス平均温度とみなし、開閉部
7Aあるいは7Bの開路すなわち通電電流が流れていな
い状態を示していれば外気温度をガス平均温度とみなし
て、基準温度におけるガス圧力換算値をそれぞれ算出す
る温度補正手段9を設け、算出したガス圧力換算値を取
り込み、あらかじめ設定しておいた判定値と比較してガ
ス漏れの有無を判定するガス漏れ判定手段10を設け
る。
体式歪ゲージやポテンショメータ付圧力計、表面温度セ
ンサ5や気温センサ6には白金測温抵抗体や熱電対、温
度補正手段9やガス漏れ判定手段10にはマイクロプロ
セッサやパーソナルコンピュータなどをそれぞれ用い
る。
けるガス漏れ監視の方法について説明する。密閉タンク
1Cの内部のガス圧力は、図2中の曲線Xに示すように
ガス平均温度に依存して変化するので、定格封入ガス圧
力として、通常は図2の状態0、すなわち基準温度t0
におけるガス圧力P0で表現される。実際の機器運転時
には、外気温度の変化に加えて、通電電流や日射、風雨
などの外乱の影響を受けてガス平均温度は複雑に変化
し、またこれに伴いガス圧力も変化する。今、機器が図
2の状態Yに相当する、ガス平均温度t1、ガス圧力P
1である場合を想定すると、ガス圧力センサ4Cならび
に表面温度センサ5は、それぞれ圧力P1と温度t1を
検出して、これに相当する電気信号を出力する。温度補
正手段9はこれらの電気信号を取り込み、所定の補正式
を用いることで図2の状態Zで示される基準温度t0で
のガス圧力換算値P2を求めることができる。ガス漏れ
判定手段10は、ガス圧力換算値P2があらかじめ設定
しておいた判定値PNよりも小さければガス漏れと判定
して、接点出力やランプ点灯などの異常通報を行う。
それぞれガス絶縁開閉装置の引出し端子を示しており、
それぞれ他の機器や送電線などに連係して運転する。開
閉部7Aが閉、開閉部7Bが開の状態を想定すると、引
出し端子11Aと11Cの間が接続されて通電電流が高
圧導体2Aと2Cに流れ、ジュール熱などの内部発熱を
生じ、密閉タンク1Aと1Cの内部の絶縁ガス3Aと3
Cは温度上昇し、これに伴いガス圧力も上昇する。この
時、絶縁ガス3Cの温度上昇に伴い密閉タンク1Cの外
壁の温度も上昇し、外壁表面温度はガス平均温度にほぼ
一致するため密閉タンク1Cの外壁の表面に設けられた
表面温度センサ5により、絶縁ガス3Cの平均温度を間
接的に求めることができる。したがって、温度補正手段
9において密閉タンク1Cに設けたガス圧力センサ4C
で検出した圧力を表面温度センサ5で検出した外壁表面
温度で補正することにより、通電電流の影響をキャンセ
ルして正確なガス圧力換算値を求めることができる。
Aの温度は当該タンク1Aの外壁表面では検出していな
いが、通電電流の多少による温度上昇の程度は密閉タン
ク1Cと同様である。したがって、温度補正手段9にお
いて補助接点8Aにより通電電流の流れていることを認
識して、ガス圧力センサ4Aで検出したガス圧力を密閉
タンク1Cの外壁表面温度センサ5で検出した外壁表面
温度で補正することにより、通電電流の影響をキャンセ
ルして正確なガス圧力換算値を求めることができる。
されて高圧導体2Bには通電電流は流れていないため、
内部の絶縁ガス3Bは温度上昇せず、ガス平均温度は外
気温度に一致する。したがって温度補正手段9におい
て、補助接点8Bにより通電電流の流れていないことを
認識して、ガス圧力センサ4Bで検出したガス圧力を気
温センサ6で検出した外気温度で補正することにより、
正確なガス圧力換算値を求めることができる。
閉部7Bが閉の状態では、通電電流は高圧導体2Bと2
Cに流れる。したがって、温度補正手段9において、ガ
ス圧力センサ4Bと4Cで検出した圧力を表面温度セン
サ5で検出したガス平均温度で補正し、通電電流の影響
を受けないガス圧力センサ4Aで検出したガス圧力を気
温センサ5で検出した外気温度で補正することにより、
いずれの密閉タンク1A、1Bについても正確なガス圧
力換算値を求めることができる。
において、補正を行う際の温度として外壁表面温度と外
気温度のいずれを選択するかについては、開閉部7A、
7Bの開閉状態を出力する補助接点を参照して次のよう
に決定する。すなわち、密閉タンク1A、1Bでは開閉
部7A、7Bの状態により通電電流の有無を認識して、
開状態では外気温度、閉状態では外壁表面温度を選択す
ればよく、密閉タンク1Cでは常時通電電流が流れるの
で、常時外壁表面温度を選択すればよい。
開閉状態から通電電流の有無を認識して、外壁表面温度
あるいは外気温度のいずれか一方を選択してガス圧力を
補正することにより、正確なガス圧力換算値を求めるこ
とができる。したがって、ガス漏れ判定手段10におけ
る判定値を厳しく設定して、ガス漏れを早期に検出する
ことができる。
して、外壁表面温度あるいは外気温度のいずれか一方を
選択してガス圧力を補正するので、正確なガス圧力換算
値を求めて、ガス漏れを早期に検出することができる。
また、従来と比較して温度センサの数も減少させること
ができ、処理するデータ量も含め、監視装置の低廉化を
図ることができる。
圧力センサ3個と表面温度センサ1個、気温センサ1個
を用いるのに対して、従来の技術では3個の密閉タンク
それぞれにガス圧力センサと温度センサが必要であり、
温度センサを1個節約できる。1箇所に多数のガス絶縁
開閉装置が設置される場合には温度センサ節約の効果は
顕著であり、例えば前記実施例に示すガス絶縁開閉装置
10台が設置されている場合、従来の技術では温度セン
サは全密閉タンク数=3×10=30個必要であるのに
対して、本発明によれば、いずれか1つの密閉タンクに
設ける表面温度センサ10個と共通の気温センサ1個の
計11個の温度センサで済み、19個の温度センサを節
約することができる。
装置の一実施例を示す図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の密閉タンク内に、分岐部分を有す
る高圧導体ならびに開閉部を収納して、空隙に絶縁ガス
を所定の圧力で封入したガス絶縁開閉装置において、 前記複数の密閉タンクにそれぞれ設けられて、封入され
た絶縁ガスの圧力を検出する複数のガス圧力センサと、 前記密閉タンクのいずれか1つの外壁の表面に設けられ
て、外壁表面温度を検出する表面温度センサと、 前記ガス絶縁開閉装置の近傍に設けられて、外気温度を
検出する気温センサと、 前記複数のガス圧力センサで検出したそれぞれのガス圧
力と前記表面温度センサで検出した外壁表面温度および
前記気温センサで検出した外気温度の出力信号を取り込
み、前記高圧導体に通電電流が流れている前記密閉タン
クでは外壁表面温度をガス平均温度とみなし、前記高圧
導体に通電電流が流れていない前記密閉タンクでは外気
温度をガス平均温度とみなして、基準温度におけるガス
圧力換算値をそれぞれ算出する温度補正手段と、 算出したガス圧力換算値を、あらかじめ設定しておいた
判定値と比較してガス漏れの有無を判定するガス漏れ判
定手段と、 を有するガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6148782A JP3049702B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | ガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6148782A JP3049702B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | ガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105813A true JPH08105813A (ja) | 1996-04-23 |
| JP3049702B2 JP3049702B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=15460561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6148782A Expired - Fee Related JP3049702B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | ガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3049702B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018150949A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 株式会社フジキン | 流体制御器の異常検知装置、異常検知システム、異常検知方法、及び流体制御器 |
| EP4462095A1 (en) * | 2023-05-10 | 2024-11-13 | Schneider Electric Industries Sas | Method for determining a quantity of gas contained in an insulated switchgear |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP6148782A patent/JP3049702B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018150949A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 株式会社フジキン | 流体制御器の異常検知装置、異常検知システム、異常検知方法、及び流体制御器 |
| KR20190077496A (ko) * | 2017-02-20 | 2019-07-03 | 가부시키가이샤 후지킨 | 유체 제어기의 이상 검지 장치, 이상 검지 시스템, 이상 검지 방법 및 유체 제어기 |
| CN109983318A (zh) * | 2017-02-20 | 2019-07-05 | 株式会社富士金 | 流体控制器的异常检测装置、异常检测系统、异常检测方法及流体控制器 |
| JPWO2018150949A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2020-01-23 | 株式会社フジキン | 流体制御器の異常検知装置、異常検知システム、異常検知方法、及び流体制御器 |
| TWI687658B (zh) * | 2017-02-20 | 2020-03-11 | 日商富士金股份有限公司 | 流體控制器的異常檢測裝置、異常檢測系統、異常檢測方法及流體控制器 |
| US11226257B2 (en) | 2017-02-20 | 2022-01-18 | Fujikin Inc. | Anomaly detection device for fluid controller, anomaly detection system, anamoly detection method, and fluid controller |
| EP4462095A1 (en) * | 2023-05-10 | 2024-11-13 | Schneider Electric Industries Sas | Method for determining a quantity of gas contained in an insulated switchgear |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3049702B2 (ja) | 2000-06-05 |
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