JPH08106172A - 光反応性カラートナー及びそれを用いた印刷装置 - Google Patents
光反応性カラートナー及びそれを用いた印刷装置Info
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- JPH08106172A JPH08106172A JP6266110A JP26611094A JPH08106172A JP H08106172 A JPH08106172 A JP H08106172A JP 6266110 A JP6266110 A JP 6266110A JP 26611094 A JP26611094 A JP 26611094A JP H08106172 A JPH08106172 A JP H08106172A
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- toner
- light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トナーを1種類として現像工程を簡略化し、
カラープリンタの小型化を進めると共に、普通紙でもカ
ラー印刷を行えるようにした、一元の光反応性カラート
ナー及びそれを用いた印刷方法を提供する。 【構成】 異なる色素をもった3種類以上のロイコ染料
11a,12a,13aを、それぞれ異なる波長の光で
硬化する光硬化性樹脂11b,12b,13bでコーテ
ングして3種類以上の色素カプセル11,12,13を
形成し、該3種類以上の色素カプセルと顕色剤14とを
熱可塑性樹脂15を用いて重合して形成したことを特徴
とする電子写真用の光反応性カラートナーを構成する。
そして、各色素カプセルを硬化させる、波長の異なる3
種類以上の光の画像データを、記録紙のトナー画像の上
に順次照射してフルカラー発色させる。
カラープリンタの小型化を進めると共に、普通紙でもカ
ラー印刷を行えるようにした、一元の光反応性カラート
ナー及びそれを用いた印刷方法を提供する。 【構成】 異なる色素をもった3種類以上のロイコ染料
11a,12a,13aを、それぞれ異なる波長の光で
硬化する光硬化性樹脂11b,12b,13bでコーテ
ングして3種類以上の色素カプセル11,12,13を
形成し、該3種類以上の色素カプセルと顕色剤14とを
熱可塑性樹脂15を用いて重合して形成したことを特徴
とする電子写真用の光反応性カラートナーを構成する。
そして、各色素カプセルを硬化させる、波長の異なる3
種類以上の光の画像データを、記録紙のトナー画像の上
に順次照射してフルカラー発色させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光反応性カラートナー及
びそれを用いたカラー印刷方法に関し、更に詳しくは、
3種類以上のロイコ染料と顕色剤とその10倍量前後の
熱可塑性樹脂とから成る電子写真用の一元カラートナ
ー、及びこのような一元カラートナーを用いて電子写真
方式にてカラー印刷を行う印刷装置に関する。
びそれを用いたカラー印刷方法に関し、更に詳しくは、
3種類以上のロイコ染料と顕色剤とその10倍量前後の
熱可塑性樹脂とから成る電子写真用の一元カラートナ
ー、及びこのような一元カラートナーを用いて電子写真
方式にてカラー印刷を行う印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラープリンタ装置は、カラー記
録に必要な3原色のイエロー、マゼンタ、シアンを含む
3〜4種類の異なる色のトナーをそれぞれ別個に用いて
現像を行い、フルカラーの印刷を行っていた。例えば、
マルチドラム型のカラープリンタでは、図3に示すよう
に、印刷用紙Sの進行方向(矢印A)に沿って、3〜4
個の現像ユニット(図では、Y,M,C,B)の4個の
現像ユニット)を順次配置し、各現像ユニットは感光体
ドラム31を有すると共に、帯電器32、露光器33、
各色のトナーをそれぞれ収容した現像器34、及び転写
器35を具備している。各現像ユニットでは、帯電器3
2により帯電された感光体ドラム31上に、各色に現像
されるべき画像の静電潜像が露光器33により形成さ
れ、次に現像器34にて各感光体ドラム31上にトナー
が適用されて、各色のトナー画像が形成される。印刷用
紙Sが各現像ユニットY,M,C,Bを通過する間に転
写器35により、第1の現像ユニットではイエロー
(Y)のトナー画像が印刷用紙上に転写され、同様に第
2、第3、第4の現像ユニット上ではそれぞれマゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(B)のカラートナー
画像が印刷用紙にそれぞれ重ねて転写され、最後に加熱
ローラ等から成る定着器36を通過させることにより、
これらのカラートナー画像が印刷用紙S上に定着されフ
ルカラー画像が得られる。
録に必要な3原色のイエロー、マゼンタ、シアンを含む
3〜4種類の異なる色のトナーをそれぞれ別個に用いて
現像を行い、フルカラーの印刷を行っていた。例えば、
マルチドラム型のカラープリンタでは、図3に示すよう
に、印刷用紙Sの進行方向(矢印A)に沿って、3〜4
個の現像ユニット(図では、Y,M,C,B)の4個の
現像ユニット)を順次配置し、各現像ユニットは感光体
ドラム31を有すると共に、帯電器32、露光器33、
各色のトナーをそれぞれ収容した現像器34、及び転写
器35を具備している。各現像ユニットでは、帯電器3
2により帯電された感光体ドラム31上に、各色に現像
されるべき画像の静電潜像が露光器33により形成さ
れ、次に現像器34にて各感光体ドラム31上にトナー
が適用されて、各色のトナー画像が形成される。印刷用
紙Sが各現像ユニットY,M,C,Bを通過する間に転
写器35により、第1の現像ユニットではイエロー
(Y)のトナー画像が印刷用紙上に転写され、同様に第
2、第3、第4の現像ユニット上ではそれぞれマゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(B)のカラートナー
画像が印刷用紙にそれぞれ重ねて転写され、最後に加熱
ローラ等から成る定着器36を通過させることにより、
これらのカラートナー画像が印刷用紙S上に定着されフ
ルカラー画像が得られる。
【0003】また、シングルドラム型のカラープリンタ
では、図4に示すように、1個の感光体ドラム41の周
囲に、その回転方向Pに沿って、3〜4個の現像ユニッ
ト(図では、Y,M,C,Bの4個の現像ユニット)を
順次配置し、各現像ユニットにて、感光体ドラム41上
に、順次、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(B)の各色に現像されるべき画像の
静電潜像を露光形成すると共に現像器にて各色トナーを
順次適用して順次各色トナーのカラー画像を感光体ドラ
ム41上に重ねて形成してゆき、このようにした得られ
た感光体ドラム上のカラートナー画像を転写器42にて
印刷用紙Sに転写した後、定着器43によりカラー画像
を印刷用紙S上に定着する。
では、図4に示すように、1個の感光体ドラム41の周
囲に、その回転方向Pに沿って、3〜4個の現像ユニッ
ト(図では、Y,M,C,Bの4個の現像ユニット)を
順次配置し、各現像ユニットにて、感光体ドラム41上
に、順次、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(B)の各色に現像されるべき画像の
静電潜像を露光形成すると共に現像器にて各色トナーを
順次適用して順次各色トナーのカラー画像を感光体ドラ
ム41上に重ねて形成してゆき、このようにした得られ
た感光体ドラム上のカラートナー画像を転写器42にて
印刷用紙Sに転写した後、定着器43によりカラー画像
を印刷用紙S上に定着する。
【0004】他のカラー印刷方式として、光導電性物質
を含む感光板に光透過性粒子を静電気的に付着させ、し
かるのち像露光して感光板上の光照射を受けた部分の電
荷を除去し、外部から必要十分な力を加えることによっ
て前記部分の粒子を系外に取り出し、感光板上に粒子像
を得、電子受容性物質と加熱して、粒子に含まれている
昇華性カラーフォーマを昇華させて電子受容物質上で発
色させて着色画像を得る方式が知られている(特開昭5
9−90865号公報)。
を含む感光板に光透過性粒子を静電気的に付着させ、し
かるのち像露光して感光板上の光照射を受けた部分の電
荷を除去し、外部から必要十分な力を加えることによっ
て前記部分の粒子を系外に取り出し、感光板上に粒子像
を得、電子受容性物質と加熱して、粒子に含まれている
昇華性カラーフォーマを昇華させて電子受容物質上で発
色させて着色画像を得る方式が知られている(特開昭5
9−90865号公報)。
【0005】この方式では、光透過性粒子として、青紫
光を透視しイエローに発色する光透過性粒子と、緑光を
透視しマゼンタに発色する光透過性粒子と、赤光を透視
しシアンに発色する光透過性粒子の3種類混合した粒子
を用いる。そして、荷電した光導電性感光体の表面に3
種類の混合した光透過性粒子を付着させ、その上にカラ
ー原稿の光像を露光する。この露光より、光像の光を選
択透過した粒子の部分では感光体の電荷は光減衰し、静
電付着力を失ってその部位の粒子が離脱し、感光体上に
はカラー原稿を色分解した粒子像が得られる。次に、感
光体上の粒子像を像受容体に静電転写した後、加熱ロー
ラで粒子を加熱することにより、粒子中の昇華性カラー
フォーマが昇華して、像受容体の顕色剤と反応して発色
する。
光を透視しイエローに発色する光透過性粒子と、緑光を
透視しマゼンタに発色する光透過性粒子と、赤光を透視
しシアンに発色する光透過性粒子の3種類混合した粒子
を用いる。そして、荷電した光導電性感光体の表面に3
種類の混合した光透過性粒子を付着させ、その上にカラ
ー原稿の光像を露光する。この露光より、光像の光を選
択透過した粒子の部分では感光体の電荷は光減衰し、静
電付着力を失ってその部位の粒子が離脱し、感光体上に
はカラー原稿を色分解した粒子像が得られる。次に、感
光体上の粒子像を像受容体に静電転写した後、加熱ロー
ラで粒子を加熱することにより、粒子中の昇華性カラー
フォーマが昇華して、像受容体の顕色剤と反応して発色
する。
【0006】また、同じ特開昭59−90865号公報
では、光透過性粒子として、着色剤と昇華性カラーフォ
ーマを透明樹脂結着剤に粒子分散又は分子分散して造粒
したもの、透明粒子もしくは着色剤により染着された粒
子の表面を昇華性カラーフォーマを含む層で被覆した構
造のもの、透明粒子を核とし、着色剤を含む透明な着色
透明層で被覆し、さらに昇華性カラーフォーマを含む層
で被覆した構造のもの、も開示している。
では、光透過性粒子として、着色剤と昇華性カラーフォ
ーマを透明樹脂結着剤に粒子分散又は分子分散して造粒
したもの、透明粒子もしくは着色剤により染着された粒
子の表面を昇華性カラーフォーマを含む層で被覆した構
造のもの、透明粒子を核とし、着色剤を含む透明な着色
透明層で被覆し、さらに昇華性カラーフォーマを含む層
で被覆した構造のもの、も開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、3〜4
種類の異なる色のトナーをそれぞれ別個に用いて現像を
行い、現像したカラー画像を感光体ドラム上又は印刷用
紙上で重ねてゆく方式のものでは、混色を避けるため
に、各色毎の現像ユニットが必要で、これらのユニット
を正確を配置し且つ駆動するために、複雑な構造を必要
とした。
種類の異なる色のトナーをそれぞれ別個に用いて現像を
行い、現像したカラー画像を感光体ドラム上又は印刷用
紙上で重ねてゆく方式のものでは、混色を避けるため
に、各色毎の現像ユニットが必要で、これらのユニット
を正確を配置し且つ駆動するために、複雑な構造を必要
とした。
【0008】また、特開昭59−90865号公報のよ
うに、異なる光透過性粒子を混合したトナーを用いる方
式のものにあっては、多種類のトナーを混合したものを
使用しなければならず、カラートナーの取扱が不便であ
り、また記録用紙として、顕色剤を含んだ専用紙を使用
しなければならず、適用の範囲が限られていた。そこ
で、本発明では、トナーを1種類として現像工程を簡略
化し、カラープリンタの小型化を進めると共に、普通紙
でもカラー印刷を行えるようにした、一元の光反応性カ
ラートナー及びそれを用いた印刷方法を提供することを
目的とする。
うに、異なる光透過性粒子を混合したトナーを用いる方
式のものにあっては、多種類のトナーを混合したものを
使用しなければならず、カラートナーの取扱が不便であ
り、また記録用紙として、顕色剤を含んだ専用紙を使用
しなければならず、適用の範囲が限られていた。そこ
で、本発明では、トナーを1種類として現像工程を簡略
化し、カラープリンタの小型化を進めると共に、普通紙
でもカラー印刷を行えるようにした、一元の光反応性カ
ラートナー及びそれを用いた印刷方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、請求項1によれば、図1に示すように、異なる色
素をもった3種類以上のロイコ染料11a,12a,1
3aを、それぞれ異なる波長の光で硬化する光硬化性樹
脂11b,12b,13bでコーテングして3種類以上
の色素カプセル11,12,13を形成し、該3種類以
上の色素カプセルと顕色剤14とを熱可塑性樹脂15を
用いて重合して形成したことを特徴とする電子写真用の
光反応性カラートナーが提供される。
めに、請求項1によれば、図1に示すように、異なる色
素をもった3種類以上のロイコ染料11a,12a,1
3aを、それぞれ異なる波長の光で硬化する光硬化性樹
脂11b,12b,13bでコーテングして3種類以上
の色素カプセル11,12,13を形成し、該3種類以
上の色素カプセルと顕色剤14とを熱可塑性樹脂15を
用いて重合して形成したことを特徴とする電子写真用の
光反応性カラートナーが提供される。
【0010】即ち、種々の色に変わるトナーを実現する
ために、次の手順により光反応性カラートナーを作成す
る。 色素としてロイコ染料11a,12a,13aを使用
し、それを特定の光で硬化する樹脂モノマー11b,1
2b,13bで覆う。ロイコ染料としては、表1〜表4
に示す公知のものを使用することができる。黄色の染料
としては、例えば、表1のNo.1のY−721(商品
名)を使用するのが好適である。赤色の染料としては、
例えば、表1のNo.6のRed500(商品名)が好
適である。更に、青色の染料としては、例えば、表4の
Blue220(商品名)が好適である。
ために、次の手順により光反応性カラートナーを作成す
る。 色素としてロイコ染料11a,12a,13aを使用
し、それを特定の光で硬化する樹脂モノマー11b,1
2b,13bで覆う。ロイコ染料としては、表1〜表4
に示す公知のものを使用することができる。黄色の染料
としては、例えば、表1のNo.1のY−721(商品
名)を使用するのが好適である。赤色の染料としては、
例えば、表1のNo.6のRed500(商品名)が好
適である。更に、青色の染料としては、例えば、表4の
Blue220(商品名)が好適である。
【0011】なお、表1〜4において、M.W.とは染
料の分子量 (molecular weight) であり、M.P.
(℃)とは当該染料の溶融温度、λmax (nm)とは当該染
料の最大吸収波長、MITI No. とは既存化学物質番
号、CAS番号(No.)とはアメリカのCAS Chemistry Sy
stemに登録された番号(Chemical Abstracts Service Re
gistry Numbers) 、TSCAとは米国有害物規制法の登
録の有無、ELINCSとは「ECの安全に関する法
律」に登録されているかの有無を示している。
料の分子量 (molecular weight) であり、M.P.
(℃)とは当該染料の溶融温度、λmax (nm)とは当該染
料の最大吸収波長、MITI No. とは既存化学物質番
号、CAS番号(No.)とはアメリカのCAS Chemistry Sy
stemに登録された番号(Chemical Abstracts Service Re
gistry Numbers) 、TSCAとは米国有害物規制法の登
録の有無、ELINCSとは「ECの安全に関する法
律」に登録されているかの有無を示している。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】
【表4】
【0016】次に顕色剤14を添加する。顕色剤とし
ては、表5に示す公知のもの、即ち1)〜6)の何れか
を使用することができる。なお、表5において、m.
p.(℃)とは当該顕色剤の溶融温度を示している。
ては、表5に示す公知のもの、即ち1)〜6)の何れか
を使用することができる。なお、表5において、m.
p.(℃)とは当該顕色剤の溶融温度を示している。
【0017】
【表5】
【0018】帯電量を調整する薬剤(電荷16)を添
加する。 熱可塑性樹脂15で全体を一体化する。 以上のようにして、図1に示すような、一元カラートナ
ーが形成される。本発明の請求項2によると、光硬化性
樹脂モノマー11b,12b,13bの触媒として、有
機ホウ素アンモニウム塩、シアニン色素ホウ素酸塩を含
有することを特徴とする請求項1に記載の光反応性カラ
ートナーが提供される。
加する。 熱可塑性樹脂15で全体を一体化する。 以上のようにして、図1に示すような、一元カラートナ
ーが形成される。本発明の請求項2によると、光硬化性
樹脂モノマー11b,12b,13bの触媒として、有
機ホウ素アンモニウム塩、シアニン色素ホウ素酸塩を含
有することを特徴とする請求項1に記載の光反応性カラ
ートナーが提供される。
【0019】また、請求項3によれは、請求項1に記載
の光反応性カラートナー10を使用する、電子写真用印
刷装置として、図2に示すように、感光体20と、該感
光体上にモノクロの静電潜像を形成する露光部21と、
感光体上の静電潜像に前記カラートナーを適用してトナ
ー画像を得る現像部22と、感光体上のトナー画像を記
録紙に転写する転写部23と、該記録紙への転写と同時
又は転写後にトナー画像上に発光ダイオード、レーザ、
又は光源ランプ等より、前記光反応性カラートナーの各
色素カプセルを硬化させる、波長の異なる3種類以上の
光の画像データを順次照射する光データ照射部24とを
具備することを特徴とするカラー印刷装置が提供され
る。
の光反応性カラートナー10を使用する、電子写真用印
刷装置として、図2に示すように、感光体20と、該感
光体上にモノクロの静電潜像を形成する露光部21と、
感光体上の静電潜像に前記カラートナーを適用してトナ
ー画像を得る現像部22と、感光体上のトナー画像を記
録紙に転写する転写部23と、該記録紙への転写と同時
又は転写後にトナー画像上に発光ダイオード、レーザ、
又は光源ランプ等より、前記光反応性カラートナーの各
色素カプセルを硬化させる、波長の異なる3種類以上の
光の画像データを順次照射する光データ照射部24とを
具備することを特徴とするカラー印刷装置が提供され
る。
【0020】
【作用】上記の一元トナーに従来の電子写真のプロセス
でモノクロ画像を形成し、紙への転写と同時にあるいは
転写後3種類以上の波長の異なるLED,レーザあるい
は各種ランプにより、波長の異なるY,M,C,黒の画
像データを照射することにより、フルカラー発色させ
る。
でモノクロ画像を形成し、紙への転写と同時にあるいは
転写後3種類以上の波長の異なるLED,レーザあるい
は各種ランプにより、波長の異なるY,M,C,黒の画
像データを照射することにより、フルカラー発色させ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。まず最初に本発明の一元カラートナーの製造方法に
ついて説明する。 ・色素カプセル(図1の11、12、13)の製造方法 1lのフラスコに水0.5lとイソプチレン無水マレイ
ン酸共重合体0.1lを入れ、3000rpmのミキサ
ーで1時間攪拌する。ペクチンを10グラム添加し20
分攪拌する。10%酢酸溶液を使用してペーハ(PH)
を4に調整する。3000rpmのミキサーで攪拌しな
がら、20グラムの染料を添加する。20分後ミキサー
の速度を2000rpmに下げ、50%尿素溶液50グ
ラム、ホルムアルデヒト70グラム、5%硫酸アンモニ
ウム40グラムを添加し、5分間攪拌する。温度を60
℃に上げ3時間攪拌し、カプセル壁を形成する。20%
水酸化ナトリウムを添加してペーハ(PH)を9にす
る。冷却してカプセルを取り出す。
る。まず最初に本発明の一元カラートナーの製造方法に
ついて説明する。 ・色素カプセル(図1の11、12、13)の製造方法 1lのフラスコに水0.5lとイソプチレン無水マレイ
ン酸共重合体0.1lを入れ、3000rpmのミキサ
ーで1時間攪拌する。ペクチンを10グラム添加し20
分攪拌する。10%酢酸溶液を使用してペーハ(PH)
を4に調整する。3000rpmのミキサーで攪拌しな
がら、20グラムの染料を添加する。20分後ミキサー
の速度を2000rpmに下げ、50%尿素溶液50グ
ラム、ホルムアルデヒト70グラム、5%硫酸アンモニ
ウム40グラムを添加し、5分間攪拌する。温度を60
℃に上げ3時間攪拌し、カプセル壁を形成する。20%
水酸化ナトリウムを添加してペーハ(PH)を9にす
る。冷却してカプセルを取り出す。
【0022】・トナーの製造方法 3種類以上の色素カプセル(図1の11、12、13)
各30グラム、顕色剤(図1の14)を60〜90グラ
ム、帯電制御剤(図1の電荷16)を30グラム、スチ
レンアクリル樹脂(図1の熱可塑性樹脂15)を850
グラム〜880グラムを用いて乳化重合法でトナーを作
成する。
各30グラム、顕色剤(図1の14)を60〜90グラ
ム、帯電制御剤(図1の電荷16)を30グラム、スチ
レンアクリル樹脂(図1の熱可塑性樹脂15)を850
グラム〜880グラムを用いて乳化重合法でトナーを作
成する。
【0023】このようにして、図1で示すような、一元
カラートナー10が作成される。図1において、例え
ば、11は黄色(イエローY)の色素カプセル、12は
赤(マゼンタM)の色素カプセル、13は青(シアン
C)の色素カプセルである。11aはイエローの染料、
12aはマゼンタの染料、13aは青の染料である。ま
た、11bはイエローの色素カプセルを硬化させる光硬
化性樹脂、12bはマゼンタの色素カプセルを硬化させ
る光硬化性樹脂、13cはシアンの色素カプセルを硬化
させる光硬化性樹脂である。14は顕色剤、15は熱可
塑性樹脂、16は電荷である。なお、一元カラートナー
10は、ブラック(B)の色素カプセルを含むものであ
っても良い。
カラートナー10が作成される。図1において、例え
ば、11は黄色(イエローY)の色素カプセル、12は
赤(マゼンタM)の色素カプセル、13は青(シアン
C)の色素カプセルである。11aはイエローの染料、
12aはマゼンタの染料、13aは青の染料である。ま
た、11bはイエローの色素カプセルを硬化させる光硬
化性樹脂、12bはマゼンタの色素カプセルを硬化させ
る光硬化性樹脂、13cはシアンの色素カプセルを硬化
させる光硬化性樹脂である。14は顕色剤、15は熱可
塑性樹脂、16は電荷である。なお、一元カラートナー
10は、ブラック(B)の色素カプセルを含むものであ
っても良い。
【0024】このような粒子構造の一元カラートナーを
使用し、図2に示すような印刷装置でカラー印刷を行
う。図2の装置において、符号24で示す光データ照射
部以外は、従来の電子写真方式の印刷装置と同様であ
る。印刷用紙Sとしては、普通紙を使用する。まず、感
光体ドラム20は図示しない帯電器にて帯電され、露光
器21において発光ダイオード(LED)により露光さ
れる。この場合の露光はモノクロの場合と同様で、感光
体ドラム21上に静電潜像が形成される。現像器22に
は、上記のように作成した、本発明の一元カラートナー
が充填されていて、感光体ドラム20上にはトナー画像
が形成される。ついで、転写部23において、矢印A方
向に搬送される印刷用紙S上の感光体ドラム20のトナ
ー画像が転写される。
使用し、図2に示すような印刷装置でカラー印刷を行
う。図2の装置において、符号24で示す光データ照射
部以外は、従来の電子写真方式の印刷装置と同様であ
る。印刷用紙Sとしては、普通紙を使用する。まず、感
光体ドラム20は図示しない帯電器にて帯電され、露光
器21において発光ダイオード(LED)により露光さ
れる。この場合の露光はモノクロの場合と同様で、感光
体ドラム21上に静電潜像が形成される。現像器22に
は、上記のように作成した、本発明の一元カラートナー
が充填されていて、感光体ドラム20上にはトナー画像
が形成される。ついで、転写部23において、矢印A方
向に搬送される印刷用紙S上の感光体ドラム20のトナ
ー画像が転写される。
【0025】光データ照射部24は、発光ダイオード、
レーザ、又は光源ランプ等によって、トナー画像が転写
された印刷用紙S上に画像信号を照射する。例えば、ま
ず最初、イエロー(Y)の色素カプセルを硬化させる光
硬化性樹脂と反応する波長の光を照射し、次にマゼンタ
(M)の色素カプセルを硬化させる光硬化性樹脂と反応
する波長の光を照射し、最後にシアン(C)の色素カプ
セルを硬化させる光硬化性樹脂と反応する波長の光を照
射する。これにより、各画像信号のデータに基づいて、
所定の色素カプセルが硬化し、非硬化の色素カプセルが
発色して、フルカラーの発色が行われる。ついで、定着
器25によりカラー画像が印刷用紙S上に定着される。
ブラック(B)の色素カプセルを含む一元カラートナー
の場合は、光データ照射部24において、シアン(C)
に対応する光照射の後に、ブラック(B)の色素カプセ
ルを硬化させる光硬化性樹脂と反応する波長の光を照射
する。
レーザ、又は光源ランプ等によって、トナー画像が転写
された印刷用紙S上に画像信号を照射する。例えば、ま
ず最初、イエロー(Y)の色素カプセルを硬化させる光
硬化性樹脂と反応する波長の光を照射し、次にマゼンタ
(M)の色素カプセルを硬化させる光硬化性樹脂と反応
する波長の光を照射し、最後にシアン(C)の色素カプ
セルを硬化させる光硬化性樹脂と反応する波長の光を照
射する。これにより、各画像信号のデータに基づいて、
所定の色素カプセルが硬化し、非硬化の色素カプセルが
発色して、フルカラーの発色が行われる。ついで、定着
器25によりカラー画像が印刷用紙S上に定着される。
ブラック(B)の色素カプセルを含む一元カラートナー
の場合は、光データ照射部24において、シアン(C)
に対応する光照射の後に、ブラック(B)の色素カプセ
ルを硬化させる光硬化性樹脂と反応する波長の光を照射
する。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したような、本発明によれ
ば、簡易的なプロセスでフルカラー印刷が出来る。現像
後、転写工程が一度で済むため、小型化が可能である。
ば、簡易的なプロセスでフルカラー印刷が出来る。現像
後、転写工程が一度で済むため、小型化が可能である。
【図1】本発明で用いる電子写真用の光反応性一元カラ
ートナーの粒子を示す概略図である。
ートナーの粒子を示す概略図である。
【図2】本発明による一元カラートナーを使用するカラ
ー印刷装置の概略図である。
ー印刷装置の概略図である。
【図3】従来のマルチドラム型カラープリンタの概略図
である。
である。
【図4】従来のシングルドラム型カラープリンタの概略
図である。
図である。
10…一元カラートナー 11、12、13…色素カプセル 11a、12a、13a…ロイコ染料 11b、12b、13b…光硬化性樹脂 14…顕色剤 15…熱可塑性樹脂 16…電荷 20…感光体ドラム 21…露光器 22…現像器 23…転写器 24…光データ照射部 25…定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 J 15/04
Claims (3)
- 【請求項1】 異なる色素をもった3種類以上のロイコ
染料(11a,12a,13a)を、それぞれ異なる波
長の光で硬化する光硬化性樹脂(11b,12b,13
b)でコーテングして3種類以上の色素カプセル(1
1,12,13)を形成し、該3種類以上の色素カプセ
ルと顕色剤(14)とを熱可塑性樹脂(15)を用いて
重合して形成したことを特徴とする電子写真用の光反応
性カラートナー。 - 【請求項2】 光硬化性樹脂の触媒として、有機ホウ素
アンモニウム塩、シアニン色素ホウ素酸塩を含有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の光反応性カラートナ
ー。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光反応性カラートナー
(10)を使用する、電子写真用印刷装置であって、感
光体(20)と、該感光体上にモノクロの静電潜像を形
成する露光部(21)と、感光体上の静電潜像に前記カ
ラートナーを適用してトナー画像を得る現像部(22)
と、感光体上のトナー画像を記録紙に転写する転写部
(23)と、該記録紙への転写と同時又は転写後にトナ
ー画像上に発光ダイオード、レーザ、又は光源ランプ等
より、前記光反応性カラートナーの各色素カプセルを硬
化させる、波長の異なる3種類以上の光の画像データを
順次照射する光データ照射部(24)とを具備すること
を特徴とするカラー印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266110A JPH08106172A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 光反応性カラートナー及びそれを用いた印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266110A JPH08106172A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 光反応性カラートナー及びそれを用いた印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08106172A true JPH08106172A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17426463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6266110A Pending JPH08106172A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 光反応性カラートナー及びそれを用いた印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08106172A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1380902A1 (en) * | 2002-07-10 | 2004-01-14 | Casio Computer Co., Ltd. | Color image forming method and apparatus, and microcapsule toner for use therewith |
| US7022444B2 (en) | 2002-07-10 | 2006-04-04 | Casio Computer Co., Ltd. | Color image forming method and apparatus, and microcapsule toner for use therewith |
| JP2008046294A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法及び画像形成装置 |
| JP2008181002A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| US7820349B2 (en) | 2006-03-01 | 2010-10-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner for electrostatic latent image development, production method thereof, and developer for electrostatic latent image development |
| US8433223B2 (en) | 2009-06-01 | 2013-04-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus forming transparent toner coat layer on recording medium |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6266110A patent/JPH08106172A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1380902A1 (en) * | 2002-07-10 | 2004-01-14 | Casio Computer Co., Ltd. | Color image forming method and apparatus, and microcapsule toner for use therewith |
| US7022444B2 (en) | 2002-07-10 | 2006-04-04 | Casio Computer Co., Ltd. | Color image forming method and apparatus, and microcapsule toner for use therewith |
| US7820349B2 (en) | 2006-03-01 | 2010-10-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner for electrostatic latent image development, production method thereof, and developer for electrostatic latent image development |
| JP2008046294A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法及び画像形成装置 |
| JP2008181002A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| US8433223B2 (en) | 2009-06-01 | 2013-04-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus forming transparent toner coat layer on recording medium |
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