JPH08106448A - 気象予測装置 - Google Patents
気象予測装置Info
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- JPH08106448A JPH08106448A JP23979194A JP23979194A JPH08106448A JP H08106448 A JPH08106448 A JP H08106448A JP 23979194 A JP23979194 A JP 23979194A JP 23979194 A JP23979194 A JP 23979194A JP H08106448 A JPH08106448 A JP H08106448A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】気象レーダ画像を系統的に分類・管理し,各ク
ラスタごとのレーダ画像を用いて学習した神経回路網モ
デルの重みを利用することにより,新たに計測されたレ
ーダ画像の学習時間を短縮する。また,不等間隔の予測
時刻におけるレーダ画像を少ない計算量により求めるこ
とを目的とする。 【構成】入力部100 からのレーダ画像を,パターン分類
用神経回路網モデルを用いてパターン分類する(201) 。
その結果から該当するクラスタで過去に作成された学習
・予測部203 で使用する神経回路網モデルの重みを得
て,初期値として設定し,再学習する。また,パターン
分類されたクラスタごとに最適な重みを作成し,データ
ベース部202 に登録して利用する。また,予測時間を表
す指標を,レーダ画像と共に学習・予測部203 の神経回
路網モデルの入力とする。
ラスタごとのレーダ画像を用いて学習した神経回路網モ
デルの重みを利用することにより,新たに計測されたレ
ーダ画像の学習時間を短縮する。また,不等間隔の予測
時刻におけるレーダ画像を少ない計算量により求めるこ
とを目的とする。 【構成】入力部100 からのレーダ画像を,パターン分類
用神経回路網モデルを用いてパターン分類する(201) 。
その結果から該当するクラスタで過去に作成された学習
・予測部203 で使用する神経回路網モデルの重みを得
て,初期値として設定し,再学習する。また,パターン
分類されたクラスタごとに最適な重みを作成し,データ
ベース部202 に登録して利用する。また,予測時間を表
す指標を,レーダ画像と共に学習・予測部203 の神経回
路網モデルの入力とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,気象レーダ画像を神経
回路網モデルに与えてパターン認識,学習させることに
より,過去のレーダ画像を系統的に分類し,効率的に降
雨量,降雪量などの気象学的特徴量,および,天候に左
右される商品の売り上げ個数等を予測する気象予測装置
に関するものである。
回路網モデルに与えてパターン認識,学習させることに
より,過去のレーダ画像を系統的に分類し,効率的に降
雨量,降雪量などの気象学的特徴量,および,天候に左
右される商品の売り上げ個数等を予測する気象予測装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず初めに,本発明が適用できる神経回
路網モデルの一例を挙げる。ここでは,階層型神経回路
網モデルを典型例として用いるが,回帰結合をもつ神経
回路網モデルなど,他の形式のモデルにも適用できる。
路網モデルの一例を挙げる。ここでは,階層型神経回路
網モデルを典型例として用いるが,回帰結合をもつ神経
回路網モデルなど,他の形式のモデルにも適用できる。
【0003】図2は,階層型神経回路網モデルの一例を
示す図である。階層型神経回路網モデルは,1層の入力
層,複数層の中間層,1層の出力層からなる層状のネッ
トワークモデルであり,各層はユニット,重み,バイア
スから構成される。
示す図である。階層型神経回路網モデルは,1層の入力
層,複数層の中間層,1層の出力層からなる層状のネッ
トワークモデルであり,各層はユニット,重み,バイア
スから構成される。
【0004】ユニットは,前層のユニットの出力値(x
i (i=1,2,…,L,L:前層のユニット数)と重
み(wi ,i:重みの番号)の積の総和,および,バイ
アス(bi ,i:ユニットの番号)を加算した値を入力
値として受け,入力値にある非線形変換(f(・))を
施した値(y)を出力し,この出力値を次層のユニット
へ伝達する構造をもつ(式(1) )。
i (i=1,2,…,L,L:前層のユニット数)と重
み(wi ,i:重みの番号)の積の総和,および,バイ
アス(bi ,i:ユニットの番号)を加算した値を入力
値として受け,入力値にある非線形変換(f(・))を
施した値(y)を出力し,この出力値を次層のユニット
へ伝達する構造をもつ(式(1) )。
【0005】ただし,ここでは,入力層のユニットの入
出力変換関数は線形,入力層以外の層のユニットの非線
形変換関数f(・)は,典型例であるシグモイド関数を
用いる(式(1) )が,モデルに応じて他の変換関数を用
いることも考えられる。
出力変換関数は線形,入力層以外の層のユニットの非線
形変換関数f(・)は,典型例であるシグモイド関数を
用いる(式(1) )が,モデルに応じて他の変換関数を用
いることも考えられる。
【0006】 y=f(x) =1/{1−exp(−Σwi xi +bi )} …… (1) 〔Σはi=1からLまでの総和〕 従来の気象予測装置では,計測されたレーダ画像を神経
回路網モデルに与えることにより,雲の動き(気象ダイ
ナミックス)を学習させ,学習後の神経回路網モデルを
用いてレーダ画像を予測する手法が提案されていた。例
えば,特願平5−160530号の「並列計算型気象レ
ーダ画像予測装置」,特願平5−213830号の「並
列計算型降雨レーダ画像予測装置」,および,特願平5
−274065号の「非線形並列計算型降雨レーダ画像
予測装置」では,計測されたレーダ画像を積和計算ユニ
ットをもつ神経回路網モデルに与えて,気象ダイナミッ
クスを学習させ,学習後の神経回路網モデルを用いて降
雨,降雪などを予測している。
回路網モデルに与えることにより,雲の動き(気象ダイ
ナミックス)を学習させ,学習後の神経回路網モデルを
用いてレーダ画像を予測する手法が提案されていた。例
えば,特願平5−160530号の「並列計算型気象レ
ーダ画像予測装置」,特願平5−213830号の「並
列計算型降雨レーダ画像予測装置」,および,特願平5
−274065号の「非線形並列計算型降雨レーダ画像
予測装置」では,計測されたレーダ画像を積和計算ユニ
ットをもつ神経回路網モデルに与えて,気象ダイナミッ
クスを学習させ,学習後の神経回路網モデルを用いて降
雨,降雪などを予測している。
【0007】しかしながら,過去のレーダ画像に基づい
て系統的にレーダ画像を分類し,かつ,これを利用する
手段は用いられていない。また,リアルタイムに予測す
るために,神経回路網モデルの学習における計算量をさ
らに低減する必要があるが,これに対する手段などは用
いられていない。
て系統的にレーダ画像を分類し,かつ,これを利用する
手段は用いられていない。また,リアルタイムに予測す
るために,神経回路網モデルの学習における計算量をさ
らに低減する必要があるが,これに対する手段などは用
いられていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,計測された
レーダ画像を自動的にパターン認識することにより,計
測レーダ画像を過去のレーダ画像のパターン分類結果に
基づいて系統的に分類するための判断基準となる指標を
自動的に生成することを目的とする。また,認識された
クラスタに属するレーダ画像を用いて学習させた学習後
の神経回路網モデルの重みを再設定することにより,新
たに計測されたレーダ画像の学習時間を短縮することを
目的とする。
レーダ画像を自動的にパターン認識することにより,計
測レーダ画像を過去のレーダ画像のパターン分類結果に
基づいて系統的に分類するための判断基準となる指標を
自動的に生成することを目的とする。また,認識された
クラスタに属するレーダ画像を用いて学習させた学習後
の神経回路網モデルの重みを再設定することにより,新
たに計測されたレーダ画像の学習時間を短縮することを
目的とする。
【0009】さらに本発明は,前述のレーダ画像のパタ
ーン認識結果に基づき,新たに計測されたレーダ画像お
よび分類された各クラスタに属するレーダ画像を用いて
学習させ,学習後の神経回路網モデルの重みなどの学習
結果をデータベースに登録することにより,これらのデ
ータの再利用を容易にすることを目的とする。
ーン認識結果に基づき,新たに計測されたレーダ画像お
よび分類された各クラスタに属するレーダ画像を用いて
学習させ,学習後の神経回路網モデルの重みなどの学習
結果をデータベースに登録することにより,これらのデ
ータの再利用を容易にすることを目的とする。
【0010】さらにまた本発明は,特定の構造をもつ神
経回路網モデルを用いることにより,一回の前向きの計
算のみにより,任意時刻の気象を予測し,予測に要する
計算量を削減することを目的とする。また,不等間隔の
予測時間におけるレーダ画像を少ない計算量により求め
ることを目的とする。
経回路網モデルを用いることにより,一回の前向きの計
算のみにより,任意時刻の気象を予測し,予測に要する
計算量を削減することを目的とする。また,不等間隔の
予測時間におけるレーダ画像を少ない計算量により求め
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の気象予測
装置における第1の手段では,計測されたレーダ画像の
パターン認識を行うために神経回路網モデルを用いる。
この神経回路網モデルは入力としてレーダ画像,出力と
してレーダ画像を分類した各クラスタへの類似度を用い
る。パターン分類用神経回路網モデルは,人間が決定し
たレーダ画像の各クラスタへの類似度などを参考に学習
させ,作成しておく。レーダ画像のクラスタは,雲量や
雲の形などに応じて種々定めることができる。
装置における第1の手段では,計測されたレーダ画像の
パターン認識を行うために神経回路網モデルを用いる。
この神経回路網モデルは入力としてレーダ画像,出力と
してレーダ画像を分類した各クラスタへの類似度を用い
る。パターン分類用神経回路網モデルは,人間が決定し
たレーダ画像の各クラスタへの類似度などを参考に学習
させ,作成しておく。レーダ画像のクラスタは,雲量や
雲の形などに応じて種々定めることができる。
【0012】また,第2の手段では,第1の手段により
得られた認識結果に基づき,計測されたレーダ画像と類
似したレーダ画像をもつクラスタに属する神経回路網モ
デルの学習後の重みを初期値として,学習用の神経回路
網モデルに設定し,再学習させる。
得られた認識結果に基づき,計測されたレーダ画像と類
似したレーダ画像をもつクラスタに属する神経回路網モ
デルの学習後の重みを初期値として,学習用の神経回路
網モデルに設定し,再学習させる。
【0013】請求項2記載の気象予測装置における第3
の手段では,計測されたレーダ画像と類似したレーダ画
像をもつクラスタに属するレーダ画像を神経回路網モデ
ルに与えて学習させ,学習後の重みをそのクラスタの最
適重みとして登録する。または,パターン認識の結果,
計測されたレーダ画像がいずれのクラスタにも属さない
場合,新たにクラスタを追加する。この際,追加された
クラスタに対する神経回路網モデルの最適重みを,他の
クラスタの最適重みを利用して平均値操作等により生成
する。どのクラスタにも属さないか否かは,既存のクラ
スタに対する最大の類似度と所定の閾値との比較により
決定することができる。
の手段では,計測されたレーダ画像と類似したレーダ画
像をもつクラスタに属するレーダ画像を神経回路網モデ
ルに与えて学習させ,学習後の重みをそのクラスタの最
適重みとして登録する。または,パターン認識の結果,
計測されたレーダ画像がいずれのクラスタにも属さない
場合,新たにクラスタを追加する。この際,追加された
クラスタに対する神経回路網モデルの最適重みを,他の
クラスタの最適重みを利用して平均値操作等により生成
する。どのクラスタにも属さないか否かは,既存のクラ
スタに対する最大の類似度と所定の閾値との比較により
決定することができる。
【0014】請求項3記載の第4の手段では,レーダ画
像をパターン分類する際のクラスタの個数(クラスタ
数)の上限を予め指定すると,神経回路網モデルの学習
機能を利用してクラスタ数を変更することにより,レー
ダ画像,学習後の神経回路網モデルの重みの値などをも
つデータベースの規模を拡大,縮小する。この際,デー
タベースに登録されていないパターンをもつレーダ画像
が入力された場合,新たにクラスタを追加し,指定され
た上限まで追加することができる。
像をパターン分類する際のクラスタの個数(クラスタ
数)の上限を予め指定すると,神経回路網モデルの学習
機能を利用してクラスタ数を変更することにより,レー
ダ画像,学習後の神経回路網モデルの重みの値などをも
つデータベースの規模を拡大,縮小する。この際,デー
タベースに登録されていないパターンをもつレーダ画像
が入力された場合,新たにクラスタを追加し,指定され
た上限まで追加することができる。
【0015】また,データベースの規模が大きくなり過
ぎた場合,レーダ画像のパターンが似ているクラスタ同
士を統合することによりクラスタ数を減少させる。請求
項4記載の気象予測装置の第5の手段では,神経経路網
モデルの入力としてレーダ画像以外に,予測時間を表す
指標を与え,出力として,入力側で与えた予測時間後の
レーダ画像を得るようにする。
ぎた場合,レーダ画像のパターンが似ているクラスタ同
士を統合することによりクラスタ数を減少させる。請求
項4記載の気象予測装置の第5の手段では,神経経路網
モデルの入力としてレーダ画像以外に,予測時間を表す
指標を与え,出力として,入力側で与えた予測時間後の
レーダ画像を得るようにする。
【0016】第6の手段では,第5の手段により求めら
れたレーダ画像を,再度,神経回路網モデルの入力値と
して与え,更に先の時刻におけるレーダ画像を予測す
る。この繰り返しにより,不等間隔の時刻におけるレー
ダ画像を少ない繰り返し計算により求める。
れたレーダ画像を,再度,神経回路網モデルの入力値と
して与え,更に先の時刻におけるレーダ画像を予測す
る。この繰り返しにより,不等間隔の時刻におけるレー
ダ画像を少ない繰り返し計算により求める。
【0017】請求項4記載の気象予測装置に用いる神経
回路網モデルとして,階層型神経回路網モデルを用いた
場合,中間層のユニットの入出力特性は次式(式(2) )
のように記述される。ただし,tは神経回路網モデルが
出力するレーダ画像の予測時間を表す指標とする。
回路網モデルとして,階層型神経回路網モデルを用いた
場合,中間層のユニットの入出力特性は次式(式(2) )
のように記述される。ただし,tは神経回路網モデルが
出力するレーダ画像の予測時間を表す指標とする。
【0018】 y=f(x,t) =1/{1−exp(−Σwi xi −wi+1 t+bi )} …… (2) 〔Σはi=1からL(L:前層のユニット数)までの総
和〕
和〕
【0019】
【作用】請求項1記載の気象予測装置の第1,2の手段
では,レーダ画像をパターン認識することにより,気象
のパターンを自動識別することを可能にする。また,パ
ターン認識の結果に基づいて過去のレーダ画像をデータ
ベース化することにより,これらのレーダ画像を系統的
に分類・管理する手間を簡略化できる。
では,レーダ画像をパターン認識することにより,気象
のパターンを自動識別することを可能にする。また,パ
ターン認識の結果に基づいて過去のレーダ画像をデータ
ベース化することにより,これらのレーダ画像を系統的
に分類・管理する手間を簡略化できる。
【0020】請求項2,3記載の気象予測装置の第3,
4の手段では,上記のデータベースを利用することによ
り,神経回路網モデルを再学習させる際に与える重みの
初期値決定を自動化することが可能となる。また,再学
習に要する学習時間も,パターン分類されたクラスタご
とに行われることになるため短縮される。
4の手段では,上記のデータベースを利用することによ
り,神経回路網モデルを再学習させる際に与える重みの
初期値決定を自動化することが可能となる。また,再学
習に要する学習時間も,パターン分類されたクラスタご
とに行われることになるため短縮される。
【0021】請求項4記載の気象予測装置の第5の手段
では,予測時間を表す指標をレーダ画像と共に神経回路
網モデルに与えることにより,任意の時刻のレーダ画像
を予測することが可能となる。第6の手段では,第5の
手段を繰り返し実行することにより,不等間隔の時刻に
おけるレーダ画像を少ない計算量で予測することが可能
となる。
では,予測時間を表す指標をレーダ画像と共に神経回路
網モデルに与えることにより,任意の時刻のレーダ画像
を予測することが可能となる。第6の手段では,第5の
手段を繰り返し実行することにより,不等間隔の時刻に
おけるレーダ画像を少ない計算量で予測することが可能
となる。
【0022】
【実施例】本発明による気象予測装置の一実施例を図面
により説明する。図1は,請求項1〜3記載の気象予測
装置の一実施例を示すブロック図であり,図中の100
は入力部,200はデータ処理部,300は出力部を表
す。
により説明する。図1は,請求項1〜3記載の気象予測
装置の一実施例を示すブロック図であり,図中の100
は入力部,200はデータ処理部,300は出力部を表
す。
【0023】入力部100は,降雨・降雪領域を計測す
る気象レーダ101,神経回路網モデルの学習,パター
ン認識,予測に必要となる情報を読み込むためのファイ
ル読み込み装置102からなる。
る気象レーダ101,神経回路網モデルの学習,パター
ン認識,予測に必要となる情報を読み込むためのファイ
ル読み込み装置102からなる。
【0024】データ処理部200は,計測されたレーダ
画像のパターンを識別するパターン認識部201,過去
のレーダ画像,および,学習後の神経回路網モデルの最
適重みなどを系統的に分類,管理するデータベース部2
02,気象ダイナミックスを学習し,レーダ画像を予測
する学習・予測部203からなる。
画像のパターンを識別するパターン認識部201,過去
のレーダ画像,および,学習後の神経回路網モデルの最
適重みなどを系統的に分類,管理するデータベース部2
02,気象ダイナミックスを学習し,レーダ画像を予測
する学習・予測部203からなる。
【0025】入力部100の気象レーダ101を用いて
計測されたレーダ画像を入力し,データ処理部200に
転送する。また,ファイル読み込み装置102から,学
習に必要な学習率などの値を読み込み,パターン認識部
201,学習・予測部203に転送する。
計測されたレーダ画像を入力し,データ処理部200に
転送する。また,ファイル読み込み装置102から,学
習に必要な学習率などの値を読み込み,パターン認識部
201,学習・予測部203に転送する。
【0026】パターン認識部201は,入力部100か
ら転送されるレーダ画像をパターン分類用神経回路網モ
デルに入力し,その画像がデータベース内のどのクラス
タに属するかを判定する指標を出力する。
ら転送されるレーダ画像をパターン分類用神経回路網モ
デルに入力し,その画像がデータベース内のどのクラス
タに属するかを判定する指標を出力する。
【0027】データベース部202は,パターン認識部
201の判定結果に基づき,入力されたレーダ画像と類
似したパターンをもつクラスタに,新たにそのレーダ画
像を追加する。また,そのクラスタに属する最適重み,
および,過去のレーダ画像を学習・予測部203に転送
する。
201の判定結果に基づき,入力されたレーダ画像と類
似したパターンをもつクラスタに,新たにそのレーダ画
像を追加する。また,そのクラスタに属する最適重み,
および,過去のレーダ画像を学習・予測部203に転送
する。
【0028】学習・予測部203では,データベース部
202から転送される最適重みを重みの初期値として気
象予測用神経回路網モデルに設定し,入力部100から
転送されるレーダ画像,および,データベース部202
から転送される過去のレーダ画像を用いて再学習する。
再学習の終了後,神経回路網モデルの重みを固定して,
レーダ画像が計測された以降の時刻におけるレーダ画像
を予測し,予測結果を出力部300に転送する。出力部
300では,予測結果をディスプレイなどに表示する。
202から転送される最適重みを重みの初期値として気
象予測用神経回路網モデルに設定し,入力部100から
転送されるレーダ画像,および,データベース部202
から転送される過去のレーダ画像を用いて再学習する。
再学習の終了後,神経回路網モデルの重みを固定して,
レーダ画像が計測された以降の時刻におけるレーダ画像
を予測し,予測結果を出力部300に転送する。出力部
300では,予測結果をディスプレイなどに表示する。
【0029】本発明の請求項1〜請求項3記載の気象予
測装置に用いる神経回路網モデルは,例えば図2に示す
ようなモデルを用い,入出力としてレーダ画像を取り扱
う。これに対し,請求項4記載の気象予測装置に用いる
神経回路網モデルでは,図3に示すように,入力側に予
測する時刻に関する情報(t)を入力する。この時間情
報に基づいて,神経回路網モデルは入出力間に形成する
写像の時間間隔(入出力間のレーダ画像の時間間隔)を
任意に変更することが可能となる。
測装置に用いる神経回路網モデルは,例えば図2に示す
ようなモデルを用い,入出力としてレーダ画像を取り扱
う。これに対し,請求項4記載の気象予測装置に用いる
神経回路網モデルでは,図3に示すように,入力側に予
測する時刻に関する情報(t)を入力する。この時間情
報に基づいて,神経回路網モデルは入出力間に形成する
写像の時間間隔(入出力間のレーダ画像の時間間隔)を
任意に変更することが可能となる。
【0030】図4は,請求項4記載の気象予測装置の一
実施例のブロック図である。図中,図1と同符号のもの
は図1に示すものと同様であり,204は入力となるレ
ーダ画像を切り替える入力切替え部,205は予測時間
を指定する予測時間指定部を表す。
実施例のブロック図である。図中,図1と同符号のもの
は図1に示すものと同様であり,204は入力となるレ
ーダ画像を切り替える入力切替え部,205は予測時間
を指定する予測時間指定部を表す。
【0031】この実施例の場合,通常,入力切替え部2
04は気象レーダ101により計測したレーダ画像を学
習・予測部203への入力として選択するように設定さ
れている。予測時間指定部205は,予測する時刻に関
する情報tをレーダ画像とともに学習・予測部203に
与える。この結果,固定時間間隔ではなく,学習した時
刻に応じた任意の時間後の予測が可能になる。例えば学
習時に5分から最大30分までの予測時間を表す指標を
与えて学習した場合,30分までは1回の神経回路網モ
デルへの入力で予測結果を得ることができる。30分よ
り先の時刻のレーダ画像を予測する場合には,学習・予
測部203により予測した30分後のレーダ画像を入力
切替え部204を介して学習・予測部203に与え,必
要な次の予測時間を指定して学習・予測部203による
予測を繰り返すことにより,不等間隔の時刻におけるレ
ーダ画像を少ない計算量で予測する。
04は気象レーダ101により計測したレーダ画像を学
習・予測部203への入力として選択するように設定さ
れている。予測時間指定部205は,予測する時刻に関
する情報tをレーダ画像とともに学習・予測部203に
与える。この結果,固定時間間隔ではなく,学習した時
刻に応じた任意の時間後の予測が可能になる。例えば学
習時に5分から最大30分までの予測時間を表す指標を
与えて学習した場合,30分までは1回の神経回路網モ
デルへの入力で予測結果を得ることができる。30分よ
り先の時刻のレーダ画像を予測する場合には,学習・予
測部203により予測した30分後のレーダ画像を入力
切替え部204を介して学習・予測部203に与え,必
要な次の予測時間を指定して学習・予測部203による
予測を繰り返すことにより,不等間隔の時刻におけるレ
ーダ画像を少ない計算量で予測する。
【0032】請求項1〜請求項3記載の気象予測装置で
は,神経回路網モデルが形成する入出力間の写像は,固
定の時間間隔でしか形成できなかった。例えば,入力す
るレーダ画像の時刻に対して5分後の予測レーダ画像を
出力するように学習させた場合,30分後,2時間後の
レーダ画像を予測するためには,各々,6回,24回の
繰り返し操作が必要となる。
は,神経回路網モデルが形成する入出力間の写像は,固
定の時間間隔でしか形成できなかった。例えば,入力す
るレーダ画像の時刻に対して5分後の予測レーダ画像を
出力するように学習させた場合,30分後,2時間後の
レーダ画像を予測するためには,各々,6回,24回の
繰り返し操作が必要となる。
【0033】これに対して,請求項4記載の気象予測装
置を用いると,30分後,2時間後のレーダ画像を予測
するために,最大予測時間が例えば30分として学習し
たモデルを用いた場合,各々,1回,4回の繰り返し操
作のみにより予測が可能となる。
置を用いると,30分後,2時間後のレーダ画像を予測
するために,最大予測時間が例えば30分として学習し
たモデルを用いた場合,各々,1回,4回の繰り返し操
作のみにより予測が可能となる。
【0034】上記実施例において,例えば天候に左右さ
れる商品の売上げ個数の実績を,レーダ画像とともに神
経回路網モデルに学習させることにより,商品の売上げ
個数を予測するような応用も可能である。
れる商品の売上げ個数の実績を,レーダ画像とともに神
経回路網モデルに学習させることにより,商品の売上げ
個数を予測するような応用も可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の気象予測装置の第1の手
段によって,初めにパターン分類用神経回路網モデルを
作成する際に人間の判断基準を学習することが可能であ
るため,計測されたレーダ画像と過去のレーダ画像との
類似度など,人間の判断基準に近い基準により自動的に
検出することが可能となる。
段によって,初めにパターン分類用神経回路網モデルを
作成する際に人間の判断基準を学習することが可能であ
るため,計測されたレーダ画像と過去のレーダ画像との
類似度など,人間の判断基準に近い基準により自動的に
検出することが可能となる。
【0036】また,第2の手段によって,第1の手段に
よるパターン認識の結果に基づき,計測されたレーダ画
像に類似したクラスタに属する神経回路網モデルの学習
後の重みを,再学習用神経回路網モデルに再設定するこ
とにより,重みの初期値決定を自動化し,かつ,再学習
に要する学習時間を短縮することが可能となる。
よるパターン認識の結果に基づき,計測されたレーダ画
像に類似したクラスタに属する神経回路網モデルの学習
後の重みを,再学習用神経回路網モデルに再設定するこ
とにより,重みの初期値決定を自動化し,かつ,再学習
に要する学習時間を短縮することが可能となる。
【0037】請求項2記載の気象予測装置では,第3の
手段を用いることにより,ある特定のクラスタに対する
最適な重みを,系統的に分類された過去のレーダ画像を
利用して神経回路網モデルを学習させずに作成すること
が可能となる。
手段を用いることにより,ある特定のクラスタに対する
最適な重みを,系統的に分類された過去のレーダ画像を
利用して神経回路網モデルを学習させずに作成すること
が可能となる。
【0038】請求項3記載の第4の手段を用いれば,レ
ーダ画像のパターン分類する際のクラスタの個数を神経
回路網モデルの学習機能を利用して変更することが可能
となり,レーダ画像,および,学習後の神経回路網モデ
ルの重みの値などを管理するデータベースの規模を自動
的に拡大,縮小することが可能となる。
ーダ画像のパターン分類する際のクラスタの個数を神経
回路網モデルの学習機能を利用して変更することが可能
となり,レーダ画像,および,学習後の神経回路網モデ
ルの重みの値などを管理するデータベースの規模を自動
的に拡大,縮小することが可能となる。
【0039】請求項4記載の気象予測装置では,第5の
手段を用いることにより,任意の時刻のレーダ画像を予
測することが可能となる。また,一回の前向きの計算の
みにより予測できるため,予測に要する計算量,予測処
理時間を削減することが可能となる。また,第6の手段
を用いることにより,任意の時刻のレーダ画像を繰り返
し予測することが可能となるため,不等間隔の予測時刻
におけるレーダ画像を少ない計算量により求めることが
可能となる。
手段を用いることにより,任意の時刻のレーダ画像を予
測することが可能となる。また,一回の前向きの計算の
みにより予測できるため,予測に要する計算量,予測処
理時間を削減することが可能となる。また,第6の手段
を用いることにより,任意の時刻のレーダ画像を繰り返
し予測することが可能となるため,不等間隔の予測時刻
におけるレーダ画像を少ない計算量により求めることが
可能となる。
【図1】請求項1〜3記載の気象予測装置の一実施例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】請求項1〜3記載の気象予測装置に用いる神経
回路網モデルの一例を示す図である。
回路網モデルの一例を示す図である。
【図3】請求項4記載の気象予測装置に用いる神経回路
網モデルの一例を示す図である。
網モデルの一例を示す図である。
【図4】請求項4記載の気象予測装置の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
100 入力部 101 気象レーダ 102 ファイル読み込み装置 200 データ処理部 201 パターン認識部 202 データベース部 203 学習・予測部 300 出力部
Claims (4)
- 【請求項1】 神経回路網モデルに気象レーダ画像を与
えて気象ダイナミックスを学習させ,学習後の神経回路
網モデルを用いて降雨,降雪などの天候の短時間予測を
行う気象予測装置において,(1) 計測されたレーダ画像
をパターン分類用の神経回路網モデルに与えて,過去の
レーダ画像の分類基準に基づいたパターン認識をし,レ
ーダ画像をパターン分類する第1の手段と,(2) 計測さ
れたレーダ画像のパターン認識結果に基づき,計測され
たレーダ画像のパターンと類似したパターンをもつ過去
のレーダ画像を用いて作成された気象予測用の神経回路
網モデルの重みを初期値として気象予測用の神経回路網
モデルに設定し,再学習させる第2の手段とを有するこ
とを特徴とする気象予測装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の気象予測装置において,
前記第1の手段によりパターン分類された特定のクラス
タに属するレーダ画像を気象予測用の神経回路網モデル
に与えて学習させ,これらのレーダ画像に含まれる気象
ダイナミックスを表現するためにそのクラスタに対して
最適な重みを作成する,または,どのクラスタにも属さ
ない場合には,新たにクラスタを作成し,そのクラスタ
に応じた神経回路網モデルの最適重みを生成する第3の
手段を有することを特徴とする気象予測装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の気象予測装置において,
前記第1の手段によるパターン認識の結果に基づき,前
記第3の手段により作成された神経回路網モデルの重
み,および,学習に用いたレーダ画像をデータベースへ
登録して管理するとともに,クラスタの追加または統合
によりデータベースの規模を自動的に拡大・縮小する第
4の手段を有することを特徴とする気象予測装置。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3記載
の気象予測装置において,(1) 気象予測用の神経回路網
モデルにレーダ画像を与えるとともに予測時間を表す指
標を与え,任意の時刻のレーダ画像を予測する第5の手
段と,(2) 予測したレーダ画像を繰り返し神経回路網モ
デルに与えることにより,更に,先の任意の時刻のレー
ダ画像を予測する第6の手段とを有することを特徴とす
る気象予測装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23979194A JPH08106448A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 気象予測装置 |
| US08/538,723 US5796611A (en) | 1994-10-04 | 1995-10-03 | Weather forecast apparatus and method based on recognition of echo patterns of radar images |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23979194A JPH08106448A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 気象予測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08106448A true JPH08106448A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17049935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23979194A Pending JPH08106448A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 気象予測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08106448A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1144890A (ja) * | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Toshiba Corp | 液晶表示装置、およびカラーフィルタ基板の製造方法 |
| WO1999067775A1 (en) * | 1998-06-24 | 1999-12-29 | Fonix Corporation | Method and apparatus for signal classification using a multilayernetwork |
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| JP2018194497A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | 気象予測システム、気象予測方法、気象予測プログラム |
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| CN119620240A (zh) * | 2024-12-04 | 2025-03-14 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 降水预测方法、降水预测装置、存储介质及电子设备 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP23979194A patent/JPH08106448A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| TWI764101B (zh) * | 2019-09-06 | 2022-05-11 | 日商三菱電機股份有限公司 | 學習裝置、學習方法、學習資料產生裝置、學習資料產生方法、推論裝置以及推論方法 |
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