JPH08106590A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JPH08106590A
JPH08106590A JP6243595A JP24359594A JPH08106590A JP H08106590 A JPH08106590 A JP H08106590A JP 6243595 A JP6243595 A JP 6243595A JP 24359594 A JP24359594 A JP 24359594A JP H08106590 A JPH08106590 A JP H08106590A
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Yasuo Torigoe
康男 鳥越
Naoki Kosugi
直樹 小杉
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    • G08BSIGNALLING SYSTEMS, e.g. PERSONAL CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B26/00Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station
    • G08B26/001Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station with individual interrogation of substations connected in parallel

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防災監視装置に関し、アドレスの自動設定を
CPUを用いて行うことで、アドレス設定の信頼性を向
上させることを目的とする。 【構成】 感知器ベース5内に、アドレス情報を記憶し
た第1の記憶手段17を設け、感知器本体1内に、アド
レス情報を記憶した第2の記憶手段14と、パワーオン
時に第1の記憶手段17のアドレス情報を読み出すとと
もに第2の記憶手段14のアドレス情報を読み出す読出
手段10Aと、読み出した両アドレス情報を比較する比
較手段10Bと、比較手段10Bによる比較結果が一致
しているときは第2の記憶手段14のアドレス情報を有
効なものとして残し、一致しないときは第1の記憶手段
17のアドレス情報を第2の記憶手段14に書き込むア
ドレス生成手段10Cを有するCPU10を設けるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アドレス自動設定を行
うことができる防災監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防災監視装置に接続されるアナロ
グ型感知器としては、例えば特公平1−72635号公
報に記載されているものが知られている。このアナログ
型感知器は、センサ部をヘッドに、センサ部と中央装置
との間の信号送受を行う伝送処理部をベースに有する。
伝送処理部は、中央装置から送られてくるアドレス位置
とそれに続く指令信号を識別してセンサ部に伝達する機
能と、センサ部から得られる各種の情報を中央装置に伝
達する機能を有する。
【0003】このアナログ型感知器にあっては、施工時
には感知器のヘッドを取り外した状態で感知器回線に高
電圧をかけ、耐久試験を行うが、ベースに伝送処理部が
設けられているため、耐圧試験で伝送処理部が故障して
しまう恐れがあった。また、他の火災報知機としては、
例えば特開平2−77996号公報に記載されているも
のが知られている。
【0004】この火災報知機においては、アドレスコー
ドを定義するための受動手段のみをベースに備えるよう
にしているため、前記のような伝送処理部の故障の発生
を防止することができ、また、報知機が据え付けられて
いる場所のアドレスを不注意によって変更する危険性を
伴わず、報知機を変換することができる。すなわち、こ
の火災報知機においては、アドレスコードは機械的手段
のみによって取付ベース内に設定され、センサーは機械
的コード化手段の位置、あるいはその存在または不存在
を感知するための手段を備えており、それによってセン
サーがベースに挿入されたとき、機械的アドレス手段の
設定を読み取り、それらを均等な電気的コードに変換す
ることが可能となる。このようにしてセンサーがベース
に挿入された場合、そのベース内のアドレスはセンサー
に移される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の火災報知機にあっては、清掃などで多数のベ
ースから多数の感知器本体を取り外して、清掃後もとの
ベースに接続されていた感知器本体を再び取り付けるこ
とができない場合でもアドレスの再設定を行うことがで
きるが、センサーで機械的アドレス手段の設定を読み込
むようになっているため、接点不良が起きやすく、アド
レスの読み間違いが発生し、アドレス設定の信頼性が低
下するという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、アドレスの自動設定をCPU
を用いて行うことで、アドレス設定の信頼性を向上させ
ることができる防災監視装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は、受信機1と、該受信機1に感知器
回線4を介して接続される感知器ベース5と該感知器ベ
ース5に嵌合され伝送処理部12および火災監視部16
を内蔵した感知器本体6よりなる火災感知器7を備えた
防災監視装置において、前記感知器ベース5内に、アド
レス情報を記憶した第1の記憶手段17を設け、前記感
知器本体6内に、アドレス情報を記憶した第2の記憶手
段14と、パワーオン時に前記第1の記憶手段17のア
ドレス情報を読み出すとともに第2の記憶手段14のア
ドレス情報を読み出す読出手段10Aと、読み出した両
アドレス情報を比較する比較手段10Bと、該比較手段
10Bによる比較結果が一致しているときは第2の記憶
手段14のアドレス情報を有効なものとして残し、一致
しないときは第1の記憶手段17のアドレス情報を第2
の記憶手段14に書き込むアドレス生成手段10Cを有
するCPU10を設けている。
【0008】また、本発明は、前記第1の記憶手段17
と前記CPU10の間に、前記感知器回線4と独立し
て、CPU10から第1の記憶手段17に電源を供給す
る電源線27と、CPU10から第2の記憶手段17に
アドレスクロックを送出するアドレス信号線30と、第
1の記憶手段17からアドレスクロックに同期してCP
U10にデータを送出するデータ信号線31を設けてい
る。
【0009】また、本発明は、前記受信機1に、前記火
災感知器7の前記第1の記憶手段17のアドレス情報と
前記第2の記憶手段14のアドレス情報を受信機1に送
信するようにCPU10に命令する命令手段と、送信さ
れてきたアドレス情報を比較する比較手段と、比較手段
の比較結果を表示する表示手段を設けている。
【0010】また、本発明は、受信機と、該受信機に感
知器回線を介して接続される感知器ベースと該感知器ベ
ースに嵌合され伝送処理部および火災監視部を内蔵した
感知器本体よりなる火災感知器を備えた防災監視装置に
おいて、前記感知器ベース内に、アドレス情報を記憶し
た第1の記憶手段を設け、前記感知器本体内に、アドレ
ス情報を記憶した第2の記憶手段と前記第1の記憶手段
および該第2の記憶手段を制御するCPUを設け、前記
受信機内に、前記第1の記憶手段に記憶されるアドレス
情報および前記第2の記憶手段に記憶されるアドレス情
報を予めそれぞれ記憶しておくデータテーブルと、前記
第1の記憶手段に記憶されたアドレス情報および前記第
2の記憶手段に記憶されたアドレス情報を受信機に送信
するように前記CPUに命令する送信命令手段と、送信
されてきたアドレス情報と前記データテーブルのアドレ
ス情報を比較する比較手段と、一致したときは第2の記
憶手段に記憶されたアドレス情報を残し、一致しないと
きは第1の記憶手段に記憶したアドレス情報を第1の記
憶手段に書き込むように前記CPUに命令するアドレス
生成命令手段を設けている。
【0011】また、本発明は、受信機と、該受信機に感
知器回線を介して接続される感知器ベースと該感知器ベ
ースに嵌合され伝送処理部および火災監視部を内蔵した
感知器本体よりなる火災感知器を備えた防災監視装置に
おいて、前記感知器ベース内に、アドレス情報を記憶し
た第1の記憶手段を設け、前記感知器本体内に、アドレ
ス情報を記憶した第2の記憶手段と前記第1の記憶手段
および該第2の記憶手段を制御するCPUを設け、前記
受信機内に、前記第1の記憶手段に記憶されたアドレス
情報および前記第2の記憶手段に記憶されたアドレス情
報を受信機に送信するように前記CPUに命令する送信
命令手段と、送信されてきたアドレス情報同士を比較す
る比較手段と、一致したときは第2の記憶手段に記憶さ
れたアドレス情報を残し、一致しないときは第1の記憶
手段に記憶したアドレス情報を第1の記憶手段に書き込
むように前記CPUに命令するアドレス生成命令手段を
設けている。
【0012】また、本発明は、前記送信命令手段により
前記第1の記憶手段に記憶されたアドレス情報および前
記第2の記憶手段に記憶されたアドレス情報を受信機に
送信するように命令しても返信がない場合には、異常表
示を行う表示手段を前記受信機に設けている。また、本
発明は、前記第1の記憶手段を前記感知器ベースに着脱
自在に装着した。
【0013】なお、上述のCPUは、特許請求の範囲に
記載した制御手段としての機能を持つ。
【0014】
【作用】このような構成を備えた本発明の防災監視装置
によれば、パワーオン時に感知器ベースに設けた第1の
記憶手段のアドレス情報を読み出すとともに感知器本体
に設けた第2の記憶手段のアドレス情報を読み出して比
較し、比較結果が一致しているときは第2の記憶手段の
アドレス情報を有効なものとして残し、一致しないとき
は第1の記憶手段のアドレス情報を第2の記憶手段に書
き込むようにしたため、清掃などで感知器ベースから感
知器本体を取り外して、清掃後所定の位置に取り付けら
れなくてもアドレスの再設定を自動的に行うことができ
る。
【0015】また、機械式接点に比べて接点不良が生じ
ないので、アドレス設定の信頼性を高めることができ
る。また、第1の記憶手段とCPUの間に、感知器回線
と独立して、CPUから第1の記憶手段に電源を供給す
る電源線と、CPUから第1の記憶手段にアドレスクロ
ックを送出するアドレス信号線と、第1の記憶手段から
アドレスクロックに同期してCPUにデータを送出する
データ信号線を設けるようにしたため、感知器本体を取
り外した状態で、感知器回線の絶縁試験を行っても感知
器ベースに設けた第1の記憶手段を破壊する恐れはな
い。
【0016】また、受信機に、火災感知器の第1の記憶
手段のアドレス情報と第2の記憶手段のアドレス情報を
受信機に送信するようにCPUに命令する命令手段と、
送信されてきたアドレス情報を比較する比較手段と、比
較手段の比較結果を表示する表示手段を設けるようにし
たため、感知器ベースと感知器本体を嵌合した後にアド
レス情報が一致しているかを確認することができ、不一
致の場合には第1または第2の記憶手段の故障を検出す
ることができる。
【0017】また、感知器ベース内に、アドレス情報を
記憶した第1の記憶手段を設け、感知器本体内に、アド
レス情報を記憶した第2の記憶手段と第1の記憶手段お
よび第2の記憶手段を制御するCPUを設け、受信機内
に、第1の記憶手段に記憶されるアドレス情報および第
2の記憶手段に記憶されるアドレス情報を予めそれぞれ
記憶しておくデータテーブルと、第1の記憶手段に記憶
されたアドレス情報および第2の記憶手段に記憶された
アドレス情報を受信機に送信するようにCPUに命令す
る送信命令手段と、送信されてきたアドレス情報と前記
データテーブルのアドレス情報を比較する比較手段と、
一致したときは第2の記憶手段に記憶されたアドレス情
報を残し、一致しないときは第1の記憶手段に記憶した
アドレス情報を第1の記憶手段に書き込むようにCPU
に命令するアドレス生成命令手段を設けるようにしたた
め、受信機側でもアドレスの自動設定を行うことができ
る。
【0018】また、同様に、受信機内に第1の記憶手段
に記憶されたアドレス情報および第2の記憶手段に記憶
されたアドレス情報を受信機に送信するようにCPUに
命令する送信命令手段と、送信されてきたアドレス情報
同士を比較する比較手段と、一致したときは第2の記憶
手段に記憶されたアドレス情報を残し、一致しないとき
は第1の記憶手段に記憶したアドレス情報を第1の記憶
手段に書き込むように前記CPUに命令するアドレス生
成命令手段を設けるようにしたため、データテーブルを
設けることなく、受信機側でアドレスの自動設定を行う
ことができる。
【0019】また、送信命令手段により第1の記憶手段
に記憶されたアドレス情報および第2の記憶手段に記憶
されたアドレス情報を受信機に送信するように命令して
も返信がない場合には、異常表示を行う表示手段を受信
機に設けるようにしたため、第1または第2の記憶手段
の故障を検出することができる。さらに、第1の記憶手
段を感知器ベースに着脱自在に装着するようにしたた
め、感知器の機種を増加させる必要がなく、1種類の生
産で済む。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図4は本発明の第1実施例を示す図であ
る。図2は本発明の第1実施例を示す全体構成図であ
る。図2において、1は受信機であり、受信機1から電
源兼用信号線2とコモン線3からなる感知器回線4が引
き出され、感知器回線4には感知器ベース5と感知器本
体6からなる複数の火災感知器7が接続される。感知器
ベース5には感知器本体6が嵌合される。
【0021】感知器本体6の感知器ベース5側には、整
流回路8が設けられ、整流回路8は接続極性を無極性化
するために設けられている。整流回路8に続いて伝送受
信回路9が設けられ、伝送受信回路9は受信機1からの
電圧モードによる呼出信号を検出して、制御手段として
のCPU10に送信する。また、伝送受信回路9に続い
て応答送信回路11が設けられ、応答送信回路11はC
PU10からの応答信号を受信機1に返送する。
【0022】伝送受信回路9と応答送信回路11が全体
として伝送処理部12を構成している。応答送信回路1
1に続いて定電圧回路13が設けられ、定電圧回路13
は受信機1からの一定電圧、例えば24Vを受信し、5
Vの一定電圧に変換して、CPU10、メモリ14,1
5および火災監視部としての火災監視回路16に電源と
して供給する。
【0023】火災監視回路16は、火災監視を行い、検
出信号をCPU10に出力する。CPU10は検出信号
をA/D変換した後にRAMよりなるメモリ15に格納
する。一方、メモリ14は書き込みおよび消去が可能な
不揮発性メモリ(EEPROM)よりなり、このメモリ
14にはイニシャル情報が格納される。イニシャル情報
としては、工場における製造番号や製造時または設置時
にアドレス設定治具で設定される任意の番号、種別情報
などを含む。これらのイニシャル情報の全て、またはイ
ニシャル情報のうちの特定のナンバー、例えば製造番号
をアドレス情報として利用する。
【0024】また、製造番号の一部をアドレス情報とし
て利用しても良い。したがって、メモリ14はアドレス
情報を記憶する第2の記憶手段としての機能を有する。
通常のポーリングによる呼出信号を伝送受信回路9で検
出したときは、CPU10はメモリ14に格納されたア
ドレス情報が一致したら、メモリ(RAM)15に記憶
している検出データを応答送信回路11から受信機1に
返送する。受信機1からのコマンドがサンプリングコマ
ンドのときは、CPU10は火災監視回路16の検出信
号を読み出して、デジタル変換した後にメモリ(RA
M)15に格納し、格納した検出データの中に火災検出
処理のデータがあるか否かをチェックし、あれば火災検
出信号を応答送信回路11から応答信号として受信機1
に送信する。
【0025】17は感知器ベース5内に設けられた第1
の記憶手段としてのメモリであり、メモリ17は書込み
および消去が可能な不揮発性メモリ(EEPROM)よ
りなる。このメモリ17は感知器ベース5に着脱自在に
装着される。したがって、ユーザの要求の違いによる感
知器機種をそれぞれ準備する必要がなく、1種類の生産
で済むようにしている。メモリ17には、前記メモリ1
4と同じアドレス情報が格納される。
【0026】メモリ17とCPU10は端子18,19
とトランジスタ26を介して電源線27により接続さ
れ、また、トランジスタ26のベースはCPU10の出
力ポート28に制御線29を介して接続されている。C
PU10の出力ポート28の出力を“ロー”レベルにす
ると、トランジスタ26がオンになり、定電圧回路13
から電源線27を介して一定の電源がメモリ17に供給
される。
【0027】また、メモリ17とCPU10は、端子2
0,21を介してアドレス信号線30により接続されて
いる。CPU10はアドレス信号線30を介してメモリ
17に読み出し命令および読み出したいメモリアドレス
を示すクロックを出力する。また、メモリ17とCPU
10は端子22,23を介してデータ信号線31により
接続されている。メモリ17はクロックに同期して指定
されたアドレス情報をCPU10に返信する。また、メ
モリ17とCPU10は端子24,25を介してグラン
ド線32によりCPU10に接続されている。
【0028】このように、メモリ17とCPU10は、
感知器回線4と独立して、電源線27、アドレス信号線
30、データ信号線31およびグランド線32を介して
接続されているので、メモリ17には感知器回線4の絶
縁テスト時に高電圧が印加されないので、メモリ17が
破壊される恐れがない。なお、感知器回線4の絶縁試験
は、感知器本体6を感知器ベース5から取り外した状態
で行う。
【0029】ここで、感知器ベース5に感知器本体6が
嵌合され、パワーオンになると、CPU10は動作を始
める。すなわち、CPU10は、感知器ベース5のメモ
リ17のアドレス情報を読み出すとともに感知器本体6
のメモリ14のアドレス情報を読み出す読出手段10
A、読み出した両アドレス情報を比較する比較手段10
Bおよび比較結果が一致しているときはメモリ14のア
ドレス情報を有効なものとして残し、一致していないと
きはメモリ17のアドレス情報をメモリ14に書き込む
アドレス生成手段10Cとしての機能を有する。
【0030】こうして、アドレスの自動設定が行われ
る。一方、受信機1にはCPU33が設けられ、CPU
33に対して表示手段としての表示部34、操作部3
5、警報や音声メッセージを出力する鳴動部36および
電源部37が設けられている。CPU33はメモリ14
のアドレス情報とメモリ17のアドレス情報を受信機1
に送信するように、感知器本体6のCPU10に命令す
る命令手段33Aおよび感知器本体6から送信されてき
た両アドレス情報を比較する比較手段33Bとしての機
能を有する。
【0031】操作部35には両アドレス情報の送信を命
令するためスイッチ35Aが設けられ、スイッチ35A
のオン操作で命令手段33Aを起動させる。表示部34
には比較手段33Bによる比較結果が表示される。比較
結果が不一致のとき、またはアドレス情報が送られてこ
ないときは、メモリ14またはメモリ17に故障が発生
したと判断する。
【0032】こうして、アドレスの自動設定後に、アド
レス情報が一致しているかを確認し、不一致のときは、
メモリ14,17の故障を検出することができる。次に
動作を説明する。図3は感知器本体6に設けたCPU1
0の動作を説明するフローチャートである。また、図4
は感知器ベース5のメモリ17とCPU10の信号の送
受を示す図である。
【0033】まず、図3において、感知器ベース5に感
知器本体6が嵌合されると、受信機1から電源が感知器
本体6に供給され、数秒の遅延時間が経過すると、ステ
ップS1でCPU10の初期設定が行われる。次に、ス
テップS2でCPU10は感知器ベース5のメモリ17
に電源を供給する。すなわち、図4(A)に示すよう
に、CPU10が出力ポート28の出力を“ロー”レベ
ルにすると、トランジスタ26がオンになり、図4の
(B)に示すように、電源線27からメモリ17に電源
が供給される。
【0034】次に、ステップS3で感知器ベース5のメ
モリ17のアドレス情報を読み出す。このため、図4の
(C)に示すように、CPU10は、読出し命令および
読み出したいメモリアドレスを示すクロックをアドレス
信号線30を介してメモリ17に送出する。メモリ17
は、指定されたメモリアドレスの内容、すなわちアドレ
ス情報をクロックに同期してデータ信号線31を介して
CPU10に返送する。
【0035】こうして、感知器ベース5のメモリ17の
アドレス情報の読み出しが終了すると、ステップS4で
CPU10は出力ポート28の出力を“ハイ”レベルと
してトランジスタ26をオフとし、メモリ17に対する
電源供給を遮断する。次に、ステップS5でCPU10
はメモリ17から読み出したアドレス情報が正規なアド
レス情報か否かを判別し、リードエラーのときは、ステ
ップS3に戻り、リードエラーでないときは、ステップ
S6に進む。
【0036】ステップS6では感知器本体6のメモリ1
4のアドレス情報を読み出し、ステップS7で感知器ベ
ース5のメモリ17のアドレス情報と比較する。両アド
レス情報が一致したときは、ステップS8に進み、感知
器本体6のメモリ14のアドレス情報を有効なものとし
てそのまま残す。両アドレス情報が一致しないときは、
ステップS9に進み、感知器ベース5のメモリ17のア
ドレス情報を感知器本体6のメモリ14に書き込む。
【0037】これにより、感知器ベース5のメモリ17
のアドレス情報と感知器本体6のメモリ14のアドレス
情報を一致させる。両アドレス情報が一致したら、ステ
ップS10に進み、火災監視を行う。受信機1からの呼
出信号を伝送受信回路9で検出すると、これをCPU1
0に送り、CPU10は呼出アドレスとメモリ14のア
ドレス情報との一致をチェックし、一致したとき、通常
のポーリングにあっては、メモリ(RAM)15に記憶
している検出データを応答送信回路11から受信機1に
送信する。サンプリングコマンドを受信したときは、火
災監視回路16の検出結果を読み出し、A/D変換後に
メモリ(RAM)15に格納し、格納した検出データの
中に火災検出領域のデータがあるか否かをチェックし、
あるときは火災検出信号を応答送信回路11から受信機
1に送信する。
【0038】以上のように、清掃などで多数の感知器ベ
ース5から多数の感知器本体6を取り外して、清掃後所
定の感知器ベース5に所定の感知器本体6を取り付けら
れなくても、アドレスの再設定を自動的に行うことがで
きる。EEPROMからなるメモリ14,17を用いて
いるため、機械式接点に比べて接点不良が起きることが
ないので、アドレス設定の信頼性を高めることができ
る。
【0039】また、感知器本体6を取り外した状態で、
感知器ベース5から感知器回線4の絶縁試験を行って
も、メモリ17は感知器回線4を独立して設けてあるの
で、破壊する恐れがない。さらに、メモリ17は感知器
ベース5に対して着脱自在に設けてあるので、感知器機
種を増加させる必要がなく、1種類の生産で済む。
【0040】次に、図5は受信機1の動作を説明するフ
ローチャートである。図5において、まず、感知器ベー
ス5に対する感知器本体6の嵌合が完了したら、アドレ
スが一致しているかを確認するために、ステップS11
で操作部35のスイッチ35Aをオンにする。次に、ス
テップS12でCPU33の命令手段33Aを起動し
て、感知器本体6のCPU10にメモリ14のアドレス
情報およびメモリ17のアドレス情報を受信機1に送信
するように命令する。
【0041】次に、ステップS13でメモリ14,17
より各アドレス情報を受信したか否かを判別し、受信し
ないときは、メモリ14,17に故障が発生したと判断
して、ステップS16で表示部34に異常表示を行う。
また、アドレス情報を受信したときは、ステップS14
に進み、両アドレス情報が一致するかを判別し、一致し
ないときは、メモリ14,17に故障が発生したと判断
して、ステップS16で表示部34に異常表示を行い、
一致するときは、ステップS15で表示部34に正常表
示を行う。このように、本実施例においては、受信機1
側でメモリ14のアドレス情報とメモリ17のアドレス
情報が一致しているかを確認することができ、一致して
いないときは、メモリ14,17に故障が発生したこと
を検出することができる。
【0042】次に、図6は本発明の第2実施例を示す図
である。本実施例は、アドレスの自動設定を受信機41
側で行うようにしたものである。図6において、42は
受信機41内に設けられたCPUであり、CPU42に
対して、アドレス情報を予め記憶しておくデータテーブ
ル43、表示手段としての表示部34、操作部35、警
報や音声メッセージを出力する鳴動部36および電源部
37がそれぞれ設けられている。
【0043】データテーブル43には感知器ベース5の
メモリ17に記憶されているアドレス情報および感知器
本体6のメモリ14に記憶されているアドレス情報が予
め格納されている。CPU42は、メモリ14のアドレ
ス情報およびメモリ17のアドレス情報を受信機41に
送信するように感知器本体6のCPU44に命令する送
信命令手段42A、送信されてきた各アドレス情報とデ
ータテーブル43のアドレス情報を比較する比較手段4
2Bおよび比較結果が一致したときメモリ14のアドレ
ス情報を有効なものとして残し、一致しないときはメモ
リ17のアドレス情報をメモリ14に書き込むようCP
U44に命令するアドレス生成命令手段42Cとしての
機能を有する。
【0044】感知器本体6のCPU44は、送信命令を
受信すると、メモリ14,17からアドレス情報をそれ
ぞれ読み出して受信機41に返送する。また、CPU4
4はアドレス生成命令を受信すると、メモリ17のアド
レス情報をメモリ14に書き込む。一方、受信機41の
CPU42は受信機41に対してアドレス情報の返信が
ないときは、アドレス情報はメモリ14,17の故障に
より消滅したと判断して、表示部34に異常表示を表示
させる。また、操作部35には送信命令を起動するため
のスイッチ35Aが設けられている。
【0045】次に、図7は受信機41の動作を説明する
フローチャートである。図7において、まず、感知器ベ
ース5と感知器本体6の嵌合が完了したら、ステップS
21で受信機41の操作部35のスイッチ35Aをオン
にする。スイッチ35Aのオンにより、ステップS22
でCPU42の送信命令手段42Aが起動され、メモリ
14のアドレス情報およびメモリ17のアドレス情報を
受信機41に送信するように感知器本体6のCPU44
に命令する。
【0046】次に、ステップS23でCPU42は感知
器本体6のCPU44からメモリ14,17のアドレス
情報を受信したか否かを判別する。受信したときは、ス
テップS25に進み、受信しないときは、ステップS2
4に進み、メモリ14,17に故障が発生してアドレス
情報が消滅したと判断して、表示部34に異常を表示す
る。
【0047】次に、ステップS25で受信した各アドレ
ス情報とデータテーブル43内に予め格納しておいた各
アドレス情報をそれぞれ比較する。アドレス情報が一致
するときは、ステップS26で感知器本体6のメモリ1
4のアドレス情報を有効なものとして残すように、CP
U44に命令する。また、アドレス情報が一致しないと
きは、ステップS27で感知器ベース5のメモリ17の
アドレス情報をメモリ14に書き込むようにCPU44
に命令する。
【0048】その後、ステップS28で火災監視命令を
火災感知器7に対して出力する。本実施例は、前記実施
例と同様な効果を得ることができるだけではなく、受信
機41側でアドレスの自動設定を行うことができる。次
に、図8は本発明の第3実施例を示す図である。本実施
例もアドレスの自動設定を受信機41側で行うようにし
たものである。
【0049】図8において、46は受信機45内に設け
られたCPUであり、CPU46に対して、表示手段と
しての表示部34、操作部35、警報や音声メッセージ
を出力する鳴動部36および電源部37がそれぞれ設け
られている。CPU46は、メモリ14のアドレス情報
およびメモリ17のアドレス情報を受信機45に送信す
るように感知器本体6のCPU44に命令する送信命令
手段46A、送信されてきた各アドレス情報同士を比較
する比較手段46Bおよび比較結果が一致したときメモ
リ14のアドレス情報を有効なものとして残し、一致し
ないときはメモリ17のアドレス情報をメモリ14に書
き込むようCPU44に命令するアドレス生成命令手段
46Cとしての機能を有する。
【0050】感知器本体6のCPU44は、送信命令を
受信すると、メモリ14,17からアドレス情報をそれ
ぞれ読み出して受信機45に返送する。また、CPU4
4はアドレス生成命令を受信すると、メモリ17のアド
レス情報をメモリ14に書き込む。一方、受信機45の
CPU46は受信機41に対してアドレス情報の返信が
ないときは、アドレス情報はメモリ14,17の故障に
より消滅したと判断して、表示部34に異常表示を表示
させる。また、操作部35には送信命令を起動するため
のスイッチ35Aが設けられている。
【0051】本実施例の動作は、前記実施例のステップ
S25の内容が異なるが、他は同じである。前記実施例
においては、ステップS25ではデータテーブル43の
各アドレス情報と受信した各アドレス情報を比較した
が、本実施例においては、受信した各アドレス情報同士
を比較する。比較結果が一致したときは、感知器本体6
のメモリ14のアドレス情報を有効なものとして残し、
一致しないときは、感知器ベース5のメモリ17のアド
レス情報を感知器本体6のメモリ14に書き込むように
命令する。こうして、アドレスの自動設定を行う。本実
施例は、データテーブル43を必要とせず、前記実施例
と同様な効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、清掃などで感知器ベースから感知器本体を取り外し
て、清掃後所定の位置に取り付けられなくてもアドレス
の自動設定を行うことができる。機械式接点に比べて接
点不良が起きないので、アドレス設定の信頼性を高める
ことができる。
【0053】また、感知器本体を取り外した状態で、感
知器回線の絶縁試験を行っても感知器ベースに設けた第
1の記憶手段を破壊する恐れはない。また、第1の記憶
手段は、感知器ベースに対して着脱自在に装着されるた
め、感知器機種を増加させる必要がない。また、受信機
において、第1の記憶手段のアドレス情報と第2の記憶
手段のアドレス情報が一致しているか否かを確認するこ
とができ、一致しないときは、第1または第2の記憶手
段の故障を検出することができる。
【0054】さらに、他の実施例においては、受信機側
において、アドレスの自動設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の第1実施例を示す全体構成図
【図3】第1実施例の動作を説明するフローチャート
【図4】データの送受を説明する説明図
【図5】受信機の動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の第2実施例を示す全体構成図
【図7】第2実施例の動作を説明するフローチャート
【図8】本発明の第3実施例を示す全体構成図
【符号の説明】
1:受信機 2:電源兼用信号線 3:コモン線 4:感知器回線 5:感知器ベース 6:感知器本体 7:火災感知器 8:整流回路 9:伝送受信回路 10:CPU 10A:読出手段 10B:比較手段 10C:アドレス生成手段 11:応答送信回路 12:伝送処理部 13:定電圧回路 14:メモリ(第2の記憶手段) 15:メモリ(RAM) 16:火災監視回路(火災監視部) 17:メモリ(第1の記憶手段) 18〜25:端子 26:トランジスタ 27:電源線 28:出力ポート 29:制御線 30:アドレス信号線 31:データ信号線 32:グランド線 33:CPU 33A:命令手段 33B:比較手段 34:表示部(表示手段) 35:操作部 35A:スイッチ 36:鳴動部 37:電源部 41,45:受信機 42,44,46:CPU 42A,46A:送信命令手段 42B,46B:比較手段 42C,46C:アドレス生成命令手段 43:データテーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機と、該受信機に感知器回線を介して
    接続される感知器ベースと該感知器ベースに嵌合され伝
    送処理部および火災監視部を内蔵した感知器本体よりな
    る火災感知器を備えた防災監視装置において、 前記感知器ベース内に、アドレス情報を記憶した第1の
    記憶手段を設け、 前記感知器本体内に、アドレス情報を記憶した第2の記
    憶手段と、 パワーオン時に前記第1の記憶手段のアドレス情報を読
    み出すとともに第2の記憶手段のアドレス情報を読み出
    す読出手段と、 読み出した両アドレス情報を比較する比較手段と、 該比較手段による比較結果が一致しているときは第2の
    記憶手段のアドレス情報を有効なものとして残し、一致
    しないときは第1の記憶手段のアドレス情報を第2の記
    憶手段に書き込むアドレス生成手段を有する制御手段を
    設けたことを特徴とする防災監視装置。
  2. 【請求項2】前記第1の記憶手段と前記制御手段の間
    に、前記感知器回線と独立して、制御手段から第1の記
    憶手段に電源を供給する電源線と、 制御手段から第2の記憶手段にアドレスクロックを送出
    するアドレス信号線と、 第1の記憶手段からアドレス
    クロックに同期して制御手段にデータを送出するデータ
    信号線を設けたことを特徴とする請求項1記載の防災監
    視装置。
  3. 【請求項3】前記受信機に、前記火災感知器の前記第1
    の記憶手段のアドレス情報と前記第2の記憶手段のアド
    レス情報を受信機に送信するように制御手段に命令する
    命令手段と、 送信されてきたアドレス情報を比較する比較手段と、 比較手段の比較結果を表示する表示手段を設けたことを
    特徴とする請求項1,2記載の防災監視装置。
  4. 【請求項4】受信機と、該受信機に感知器回線を介して
    接続される感知器ベースと該感知器ベースに嵌合され伝
    送処理部および火災監視部を内蔵した感知器本体よりな
    る火災感知器を備えた防災監視装置において、 前記感知器ベース内に、アドレス情報を記憶した第1の
    記憶手段を設け、 前記感知器本体内に、アドレス情報を記憶した第2の記
    憶手段と前記第1の記憶手段および該第2の記憶手段を
    制御する制御手段を設け、前記受信機内に、前記第1の
    記憶手段に記憶されるアドレス情報および前記第 2の記憶手段に記憶されるアドレス情報を予めそれぞれ
    記憶しておくデータテーブルと、 前記第1の記憶手段に記憶されたアドレス情報および前
    記第2の記憶手段に記憶されたアドレス情報を受信機に
    送信するように前記制御手段に命令する送信命令手段
    と、 送信されてきたアドレス情報と前記データテーブルのア
    ドレス情報を比較する比較手段と、 一致したときは第2の記憶手段に記憶されたアドレス情
    報を残し、一致しないときは第1の記憶手段に記憶した
    アドレス情報を第1の記憶手段に書き込むように前記制
    御手段に命令するアドレス生成命令手段を設けたことを
    特徴とする防災監視装置。
  5. 【請求項5】受信機と、該受信機に感知器回線を介して
    接続される感知器ベースと該感知器ベースに嵌合され伝
    送処理部および火災監視部を内蔵した感知器本体よりな
    る火災感知器を備えた防災監視装置において、 前記感知器ベース内に、アドレス情報を記憶した第1の
    記憶手段を設け、 前記感知器本体内に、アドレス情報を記憶した第2の記
    憶手段と前記第1の記憶手段および該第2の記憶手段を
    制御する制御手段を設け、 前記受信機内に、前記第1の記憶手段に記憶されたアド
    レス情報および前記第2の記憶手段に記憶されたアドレ
    ス情報を受信機に送信するように前記制御手段に命令す
    る送信命令手段と、 送信されてきたアドレス情報同士を比較する比較手段
    と、 一致したときは第2の記憶手段に記憶されたアドレス情
    報を残し、一致しないときは第1の記憶手段に記憶した
    アドレス情報を第1の記憶手段に書き込むように前記制
    御手段に命令するアドレス生成命令手段を設けたことを
    特徴とする防災監視装置。
  6. 【請求項6】前記送信命令手段により前記第1の記憶手
    段に記憶されたアドレス情報および前記第2の記憶手段
    に記憶されたアドレス情報を受信機に送信するように命
    令しても返信がない場合には、異常表示を行う表示手段
    を前記受信機に設けたことを特徴とする請求項4,5記
    載の防災監視装置。
  7. 【請求項7】前記第1の記憶手段を前記感知器ベースに
    着脱自在に装着したことを特徴とする請求項1〜6記載
    の防災監視装置。
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