JPH08106830A - ワイヤハーネス用グロメット - Google Patents

ワイヤハーネス用グロメット

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Publication number
JPH08106830A
JPH08106830A JP6261540A JP26154094A JPH08106830A JP H08106830 A JPH08106830 A JP H08106830A JP 6261540 A JP6261540 A JP 6261540A JP 26154094 A JP26154094 A JP 26154094A JP H08106830 A JPH08106830 A JP H08106830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grommet
partition plate
wire harness
partition board
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP6261540A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Iio
清一 飯尾
Hideki Umagami
英樹 馬上
Hiroshige Nogami
浩成 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の隔板7の貫通孔8に嵌め着ける嵌着溝
4を周設した大径環体の隔板取着部2の一側に、ワイヤ
ハーネス10を挿通する小径の挿通管部3を設け、隔板
取着部2の縦中心線12と、挿通管部3の管中心線11
を直交状にしたL字形ワイヤハーネス用グロメット1に
おいて、貫通孔8への取着固定の作業性の向上と、グロ
メット性能の安定を図る。 【構成】 一方の橋脚6Aが隔板取着部2の外周に存在
する略逆U字形状の引き出し用把持部5を一体に橋設す
ると共に、把持部5を、楕円形外周の隔板取着部2の長
径軸13と平行に配設し、隔板7の裏側へ通したグロメ
ット1の把持部5を指先で握って、隔板7の表側へ引き
出し、貫通孔8に取着固定する構造が特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体等の隔板にワイヤ
ハーネスを貫通して配設する場合に、そのワイヤハーネ
スに装着して貫通孔に取着固定し、ワイヤハーネスの貫
通配設姿勢を整えて保持すると共に、その貫通部位の防
水等を図るのに使用するワイヤハーネス用グロメットに
関するもので、詳しくは、その貫通孔を貫通したワイヤ
ハーネスを、隔板に平行または傾斜させて曲げ配設する
L字形ワイヤハーネス用グロメットに関するものであ
る。以下、このL字形ワイヤハーネス用グロメットを、
L字形グロメットと略称する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤハーネス用グロメットは、ゴム製
弾性体にして(図4の(A)参照)、車体等の隔板7の
貫通孔8の周縁9に嵌め着ける周縁嵌着溝4を外周に周
設して、内部空間内にワイヤハーネス10を遊挿する大
径環体の隔板取着部2に、ワイヤハーネス10を防水状
に挿通する小径の挿通管部3を、一体に連設した基本構
造を有し、前記の曲げ配設用のL字形グロメット1は、
隔板取着部2と挿通管部3の中心線が略L字に交差する
形状を有している。
【0003】そして、ワイヤハーネス10に装着したグ
ロメット1を、貫通孔8に取着固定するには、貫通孔8
を通したワイヤハーネス10のグロメット1を、予め隔
板7の裏側に位置させ、しかるのち、隔板7の表側へ引
き出すことによって、周縁嵌着溝4を貫通孔8の周縁9
に係合させて、隔板取着部2を貫通孔8に取着固定し、
隔板7を貫通したワイヤハーネス10を曲げ姿勢に配設
するようになっている。
【0004】しかし、L字形グロメット1の隔板取着部
2を引き出して周縁9に係合させるとき、隔板取着部2
から隔板7の表側へ突き出している挿通管部3とワイヤ
ハーネス10は、隔板7に対して曲った姿勢を呈するの
で、その姿勢のものを引き出して貫通孔8に嵌め着ける
作業はやりづらい難作業になる。
【0005】そこで、以上の難点解消を図るものとして
実願平5ー7645号の明細書に示される公知例があ
り、(図4の(B)参照)、隔板取着部2の外周に、隔
板取着部2の縦中心線上に位置する引張用棒体13を突
設し、この引張用棒体13を握って引き出し、隔板取着
部2を貫通孔8の周縁9に嵌め着ける構造になってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の公知例のもの
は、引張用棒体13の不存在のものより、隔板取着部2
の引き出し取着がし易くなるものの、その引き出し力は
相当大なるものが必要とされる場合が多いので、引き出
し応力が集中する引張用棒体13の基部が破損して、隔
板取着部2の防水性低下をもたらすことがあると共に、
小形のL字形グロメット1では、引張用棒体13も小形
になるので、指先で握り難く、実用できない不具合があ
る。
【0007】さらに、楕円形の貫通孔8に、楕円形の隔
板取着部2を嵌め着ける場合は、引張用棒体13の基部
に近い前記楕円の短径方向の外周に引き上げ力が強く伝
達され、引張用棒体13の基部から遠い前記楕円の長径
方向の外周は、伝達される引き出し力が小となるので、
引き出し力による隔板取着部2の弾性縮径が一様となら
ず、その嵌着作業が甚だ困難となり、L字形グロメット
1の隔板8への取着作業は、極めて非能率にして手数が
かかり、ワイヤハーネス10の車体への配設生産性を阻
害すると共に、時として貫通孔8への取着不備のものを
生じて、ワイヤハーネス10の貫通曲げ配設姿勢の崩れ
や、室内浸水等の品質トラブルを生ずる難点がある。
【0008】本発明は、以上の従来技術の難点を解消す
るL字形グロメットを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のL字形グロメットは「車体・機器の隔板の貫
通孔に嵌着する周縁嵌着溝を外周に周設した大径環体の
隔板取着部の一側に、ワイヤハーネスを防水状に挿通す
る小径の挿通管部を一体に連設すると共に、前記隔板取
着部と前記挿通管部の中心線を略L字に交差させたL字
形ワイヤハーネス用グロメットにおいて、少くとも一方
の橋脚を前記隔板取着部の外周に有して、略逆U字形状
をなす引き出し用把持部を一体に橋設した構造」になっ
ている。
【0010】即ち、本発明のL字形グロメットは、隔板
の貫通孔に取着固定するとき、その隔板の裏側へ入れた
L字形グロメットの前記の引き出し用把持部を、指先等
で握って隔板表側へ引き出すようにしたもので、楕円形
状の隔板取着部の場合は、その楕円の長径方向に引き出
し用把持部が橋設される。
【0011】
【作用】以上の構成の本発明のL字形グロメットは、隔
板の貫通孔へ取着固定するとき、逆U字橋形状の引き上
げ用把持部に、指先等を掛けて引き出すことができるの
で、その引き出し嵌着作業がし易く、その上、その把持
部は橋脚点の2点において、引き出し力を伝達するの
で、強い引き出し力を要する場合でも、引き出し力分散
による集中応力の緩和によって、隔板取着部の壁部を損
傷・破損するおそれが極めて少くなる。そして、小形の
L字形グロメットの場合でも、少くとも単数の指先を掛
けるに足るサイズの引き出し用把持部に形成できるの
で、円滑な引き出し嵌着ができる。
【0012】そして、その引き出し用把持部の2点の橋
脚が、引き出し力の力点として作用するので、その橋脚
点を適正に設定することによって、楕円外周に概ね一様
な引き出し力を付与して、外周全周を概ね一様に弾性縮
径させて引き出し、楕円状の隔板取着部でも、容易かつ
的確に取着固定できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本発明の第一実施例を示す図1を参照して、車体の
隔板7の貫通孔8の周縁9に嵌め着ける周縁嵌着溝4を
外周に周設し、内部空間にワイヤハーネス10を遊挿す
る大径環体の隔板取着部2の一側に、ワイヤハーネス1
0を防水状に挿通する小径の貫通管部3を一体に連設す
ると共に、隔板取着部2の縦中心線12と、挿通管部3
の管中心線11を直交状になしたゴム製弾性質のL字形
グロメット1において、その外周に、略逆U字形状をな
す引き出し用把持部5が一体に橋設されている。
【0014】詳しくは、この実施例の隔板取着部2は、
楕円形状の外径を有し、引き出し用把持部5は、両端の
脚橋6A・6Bを、隔板取着部2の外周と、挿通管部3
の基部に有すると共に、その楕円形の長径軸13と平行
(管中心線11にも平行)に配設されている。そして、
2〜3本の指先を入れて握める程度の橋下空間14と、
応分の引き出し力に耐え得る機械的強度を有している。
【0015】そして、図1の(C)のように、隔板取着
部2を嵌着孔8に嵌着するとき、隔板7の裏側へ予め通
したL字形グロメット1の把持部5を指先で握って引張
り、隔板取着部2の主要部を隔板7の表側に引き出し
て、嵌着溝4を貫通孔8の周縁に嵌め着けて、L字形グ
ロメット1を貫通孔8に嵌着固定する構造になってい
る。
【0016】以上の図1実施例のものは前記の作用があ
り、把持部5が長径軸13と平行に位置し、2個の橋脚
6A・6Bが楕円形状の隔板取着部2の外周の左半部と
右半部に存在しているので、把持部5に掛けた指先によ
って、橋脚6A・6Bに加わる引き出し力は、楕円外周
に概ね一様に伝達され、楕円外周の一様な弾性縮径を生
じさせる。従って、貫通孔8への嵌着固定が容易かつ的
確にできると共に、橋脚2点による引き出しのため、隔
板取着部2の過剰な集中応力がなく、引き出し嵌着に原
因するL字形グロメット1の損傷のおそれは極めて少く
なる。
【0017】つぎに、図2・図3を参照して本発明の他
の実施例のL字形グロメット1を説明する。即ち、図1
実施例と同様な引き出し用把持部5を設けたものにおい
て、図2のものは、把持部5を逆V字に近い逆U字形状
になしたもので、単数の指先が掛け易く、小形のL字形
グロメットに適する。また、図3のものは、把持部5を
並設ツイン配設にしたもので、大形にして大なる引き出
し力を要するL字形グロメットに適する。
【0018】なお、本発明のL字形グロメットの把持部
5は、円形外周の通常タイプの隔板取着のものにも応用
するものであり、さらに、把持部5の橋設方向は、挿通
管部3の管中心線11と必ずしも平行させる必要はな
く、必要に応じて管中心線11と交差する方向にするこ
とがある。
【0019】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のL字形ワ
イヤハーネス用グロメットは、車体等の隔板貫通孔への
取着固定がし易く、ワイヤハーネスの隔板貫通の配設作
業性を向上する。そして、その取着固定に基づくグロメ
ット損傷のおそれが少くなると共に、その作業性向上に
伴って、隔板への取着固定不備の不良発生を防止し、ワ
イヤハーネス用グロメットの性能安定を図る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のL字形グロメットを示し、
(A)はその正面図、(B)はその平面図、(C)は隔
板へ取着する手法・手順と取着状態を示す正面図
【図2】本発明の他の実施例のL字形グロメットの正面
【図3】本発明の他の実施例のL字形グロメットの斜視
【図4】従来のL字形グロメットを示し、(A)(B)
ともその斜視図
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス用グロメット 2 隔板取着部 3 挿通管部 4 嵌着溝 5 引き出し用把持部 6A・6B 橋脚 7 隔板 8 貫通孔 9 周縁 10 ワイヤハーネス 11 管中心線 12 縦中心線 13 長径軸 14 橋下空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体・機器の隔板の貫通孔に嵌着する周
    縁嵌着溝を外周に周設した大径環体の隔板取着部の一側
    に、ワイヤハーネスを防水状に挿通する小径の挿通管部
    を一体に連設すると共に、前記隔板取着部と前記挿通管
    部の中心線を略L字に交差させたL字形ワイヤハーネス
    用グロメットにおいて、少くとも一方の橋脚を前記隔板
    取着部の外周に有して、略逆U字形状をなす引き出し用
    把持部を一体に橋設した構造を特徴とするワイヤハーネ
    ス用グロメット。
  2. 【請求項2】 楕円形外周の隔板取着部のワイヤハーネ
    ス用グロメットにおいて、前記楕円の長径軸方向に引き
    出し用把持部を配設した請求項1のワイヤハーネス用グ
    ロメット。
JP6261540A 1994-09-30 1994-09-30 ワイヤハーネス用グロメット Pending JPH08106830A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021090305A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 矢崎総業株式会社 グロメット、及び、ワイヤハーネス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021090305A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 矢崎総業株式会社 グロメット、及び、ワイヤハーネス
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