JPH08107326A - 混合器および分波器 - Google Patents
混合器および分波器Info
- Publication number
- JPH08107326A JPH08107326A JP6263292A JP26329294A JPH08107326A JP H08107326 A JPH08107326 A JP H08107326A JP 6263292 A JP6263292 A JP 6263292A JP 26329294 A JP26329294 A JP 26329294A JP H08107326 A JPH08107326 A JP H08107326A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- terminal
- pass filter
- band
- mixer
- Prior art date
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- Transceivers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 近接した周波数帯域の信号を混合できる混
合器を提供する。 【構 成】 第一端子1に入力された周波数帯域が低域
とされている第1の信号は、LPF2を介して第三端子
10に出力され、第二端子5に入力された周波数帯域が
高域とされている第2の信号はHPF6、BPF7及び
インピーダンス補償回路8の直列回路を介して第1の信
号と混合されて第三端子10に出力される。BPF7及
びインピーダンス補償回路8により、阻止帯域の幅を狭
くすることができるLPF2とHPF6を実現でき、第
1の信号と第2の信号との周波数帯域幅を近接させるこ
とができる。
合器を提供する。 【構 成】 第一端子1に入力された周波数帯域が低域
とされている第1の信号は、LPF2を介して第三端子
10に出力され、第二端子5に入力された周波数帯域が
高域とされている第2の信号はHPF6、BPF7及び
インピーダンス補償回路8の直列回路を介して第1の信
号と混合されて第三端子10に出力される。BPF7及
びインピーダンス補償回路8により、阻止帯域の幅を狭
くすることができるLPF2とHPF6を実現でき、第
1の信号と第2の信号との周波数帯域幅を近接させるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCS−IFチャ
ンネル信号とBS−IFチャンネル信号等の相互に極め
て近接した広い周波数帯域を有する信号同士を混合する
混合器、および極めて近接した広い周波数帯域を有する
信号に分波可能な分波器に関するものであり、特に共聴
システムに適用して好適なものである。
ンネル信号とBS−IFチャンネル信号等の相互に極め
て近接した広い周波数帯域を有する信号同士を混合する
混合器、および極めて近接した広い周波数帯域を有する
信号に分波可能な分波器に関するものであり、特に共聴
システムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】衛星放送には現在、BS放送とCS放送
とがあり、それぞれテレビ放送や音声放送等が行われて
いる。これらの放送は個別に受信アンテナを設置して受
信されているが、集合住宅等においては、CS放送とB
S放送とをそれぞれ受信するアンテナ系を設置して両放
送を一条の同軸ケーブルにより伝送可能にする共同受信
システムが提案されている。
とがあり、それぞれテレビ放送や音声放送等が行われて
いる。これらの放送は個別に受信アンテナを設置して受
信されているが、集合住宅等においては、CS放送とB
S放送とをそれぞれ受信するアンテナ系を設置して両放
送を一条の同軸ケーブルにより伝送可能にする共同受信
システムが提案されている。
【0003】この共同受信システム機器を図10(a)
に示す。この図において、JCSAT2号の通信衛星か
ら送信された垂直偏波と水平偏波とからなる直交偏波は
CSアンテナ101により受信されて、その信号はCS
−IF変換装置103に入力され中間周波数(CS−I
F)信号に変換される。また、スーパーバードBの通信
衛星から送信された垂直偏波と水平偏波とからなる直交
偏波はCSアンテナ102により受信されて、その信号
はCS−IF変換装置103に入力され中間周波数(C
S−IF)信号に変換される。
に示す。この図において、JCSAT2号の通信衛星か
ら送信された垂直偏波と水平偏波とからなる直交偏波は
CSアンテナ101により受信されて、その信号はCS
−IF変換装置103に入力され中間周波数(CS−I
F)信号に変換される。また、スーパーバードBの通信
衛星から送信された垂直偏波と水平偏波とからなる直交
偏波はCSアンテナ102により受信されて、その信号
はCS−IF変換装置103に入力され中間周波数(C
S−IF)信号に変換される。
【0004】一方、BS放送を受信するBSアンテナ1
04により受信され、中間周波数(BS−IF)に変換
された信号は、BS・U/V増幅器108の一方に入力
されて所定レベルに増幅されている。そして、UHFア
ンテナ105により受信されたUHFテレビ信号と、V
HFアンテナ106により受信されたVHFテレビ信号
とは、U/V混合器107により混合されてBS・U/
V増幅器108の他方に入力されて所定レベルに増幅さ
れると共に、BS−IF信号に混合されてBS・U/V
増幅器108から出力されている。
04により受信され、中間周波数(BS−IF)に変換
された信号は、BS・U/V増幅器108の一方に入力
されて所定レベルに増幅されている。そして、UHFア
ンテナ105により受信されたUHFテレビ信号と、V
HFアンテナ106により受信されたVHFテレビ信号
とは、U/V混合器107により混合されてBS・U/
V増幅器108の他方に入力されて所定レベルに増幅さ
れると共に、BS−IF信号に混合されてBS・U/V
増幅器108から出力されている。
【0005】また、CS−IF変換装置103より出力
されるCS−IF信号とBS・U/V増幅器108より
出力される信号とは、CS/BS・UV混合器109に
より混合されて同軸ケーブルに出力され、この混合信号
が同軸ケーブルを伝送していき、たとえば集合住宅の各
宅内に分岐される。各宅内では、分岐された信号をチュ
ーナーに入力させることにより、所望の放送を受信でき
るようになる。
されるCS−IF信号とBS・U/V増幅器108より
出力される信号とは、CS/BS・UV混合器109に
より混合されて同軸ケーブルに出力され、この混合信号
が同軸ケーブルを伝送していき、たとえば集合住宅の各
宅内に分岐される。各宅内では、分岐された信号をチュ
ーナーに入力させることにより、所望の放送を受信でき
るようになる。
【0006】ところで、U/V混合器107およびCS
/BS・UV混合器109などの混合器は通常図10
(b)に示す構造をしている。この混合器において、入
力端子111には周波数帯域が低い方の入力信号が入力
され、入力端子112には周波数帯域が高い方の入力信
号が入力される。そして、入力端子111に入力された
低い周波数帯域の信号はローパスフィルター(LPF)
113を介して、また、入力端子112に入力された高
い周波数帯域の信号はハイパスフィルター(HPF)1
14を介して、混合されて出力端子115から出力され
る。
/BS・UV混合器109などの混合器は通常図10
(b)に示す構造をしている。この混合器において、入
力端子111には周波数帯域が低い方の入力信号が入力
され、入力端子112には周波数帯域が高い方の入力信
号が入力される。そして、入力端子111に入力された
低い周波数帯域の信号はローパスフィルター(LPF)
113を介して、また、入力端子112に入力された高
い周波数帯域の信号はハイパスフィルター(HPF)1
14を介して、混合されて出力端子115から出力され
る。
【0007】ところで、このLPF113とHPF11
4とは、相互にインピーダンス干渉をおこし、LPF1
13およびHPF114の特性が劣化するため、阻止帯
域が広くされた混合器を得ることは出来るものの、逆に
阻止帯域が比帯域に比べて極めて狭くされた混合器を得
ることは困難である。また、前記した混合器は可逆性を
有しており、端子115に入力された信号の低い周波数
帯域成分を分波して端子111に、高い周波数成分を分
波して端子112に得ることができる。したがって、前
記した混合器を分波器として用いることができるが、混
合器と同様に阻止帯域が比帯域に比べて極めて狭くされ
る分波器を得ることは困難であった。そこで、従来のC
S/BS・UV混合器(分波器)においては、阻止帯域
を45MHzとして10〜1335MHzの周波数帯域
の信号と、1380〜1770MHzの周波数帯域の信
号とを混合(分波)できるようにしている。
4とは、相互にインピーダンス干渉をおこし、LPF1
13およびHPF114の特性が劣化するため、阻止帯
域が広くされた混合器を得ることは出来るものの、逆に
阻止帯域が比帯域に比べて極めて狭くされた混合器を得
ることは困難である。また、前記した混合器は可逆性を
有しており、端子115に入力された信号の低い周波数
帯域成分を分波して端子111に、高い周波数成分を分
波して端子112に得ることができる。したがって、前
記した混合器を分波器として用いることができるが、混
合器と同様に阻止帯域が比帯域に比べて極めて狭くされ
る分波器を得ることは困難であった。そこで、従来のC
S/BS・UV混合器(分波器)においては、阻止帯域
を45MHzとして10〜1335MHzの周波数帯域
の信号と、1380〜1770MHzの周波数帯域の信
号とを混合(分波)できるようにしている。
【0008】ところで、BS放送に割り当てられたIF
チャンネルの周波数とチャンネル配列、およびCS放送
のIFチャンネルの周波数とチャンネル配列の構成は図
11に示す通りである。この図に示すCS−IFチャン
ネルのうち一番低い周波数のJ1チャンネル(ch)の
周波数帯域は1309.75〜1336.75MHzで
あり、BS−IFチャンネルのうち一番高い周波数のチ
ャンネルBS−15チャンネルの周波数帯域は103
4.50〜1331.50MHzとされている。このよ
うに、J1チャンネルとBS15チャンネルとの周波数
帯域は重複しているため、このままCS/BS・UV混
合器109により混合するようにすると、信号が重なり
互いに妨害を与えてしまうようになる。そこで、周波数
帯域が重複しないように、CS−IFチャンネルをCS
−IF変換装置103により拡張チャンネルに再配置し
ている。
チャンネルの周波数とチャンネル配列、およびCS放送
のIFチャンネルの周波数とチャンネル配列の構成は図
11に示す通りである。この図に示すCS−IFチャン
ネルのうち一番低い周波数のJ1チャンネル(ch)の
周波数帯域は1309.75〜1336.75MHzで
あり、BS−IFチャンネルのうち一番高い周波数のチ
ャンネルBS−15チャンネルの周波数帯域は103
4.50〜1331.50MHzとされている。このよ
うに、J1チャンネルとBS15チャンネルとの周波数
帯域は重複しているため、このままCS/BS・UV混
合器109により混合するようにすると、信号が重なり
互いに妨害を与えてしまうようになる。そこで、周波数
帯域が重複しないように、CS−IFチャンネルをCS
−IF変換装置103により拡張チャンネルに再配置し
ている。
【0009】この再配置の構成の一例を図12に示す
が、CS放送のテレビ放送用チャンネルとして、JCS
AT2に6チャンネル、スーパーバードBに6チャンネ
ルの合計12チャンネルが割り当てられているため、図
12にはCS放送として割り当てられた12チャンネル
とBS−IFチャンネルとを混合する場合の1系統CS
テレビジョン配列を示している。すなわち、BS−IF
チャンネルと重複するJ1チャンネルを拡張チャンネル
JC20に再配置し、同様にJ5チャンネルをJC22
に、J7チャンネルをJC24に、J9チャンネルをJ
C26に、J11チャンネルをJC28に、J13チャ
ンネルをJC30に再配置している。また、スーパーバ
ードBのS1チャンネルを拡張チャンネルSC13に再
配置している。
が、CS放送のテレビ放送用チャンネルとして、JCS
AT2に6チャンネル、スーパーバードBに6チャンネ
ルの合計12チャンネルが割り当てられているため、図
12にはCS放送として割り当てられた12チャンネル
とBS−IFチャンネルとを混合する場合の1系統CS
テレビジョン配列を示している。すなわち、BS−IF
チャンネルと重複するJ1チャンネルを拡張チャンネル
JC20に再配置し、同様にJ5チャンネルをJC22
に、J7チャンネルをJC24に、J9チャンネルをJ
C26に、J11チャンネルをJC28に、J13チャ
ンネルをJC30に再配置している。また、スーパーバ
ードBのS1チャンネルを拡張チャンネルSC13に再
配置している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
の混合器においては10〜1335MHzの周波数帯域
の信号と、1380〜1770MHzの周波数帯域の信
号とを混合できるのであるが、前記図12のように配列
されたCS−IFチャンネルは1335〜1771.7
5MHzとされているため、S3チャンネルを混合して
伝送することができない。すなわち、従来の混合器にお
いては阻止帯域が45MHz程度とされているため、C
S−IFチャンネルは11チャンネルしか伝送すること
ができないという問題点があった。
の混合器においては10〜1335MHzの周波数帯域
の信号と、1380〜1770MHzの周波数帯域の信
号とを混合できるのであるが、前記図12のように配列
されたCS−IFチャンネルは1335〜1771.7
5MHzとされているため、S3チャンネルを混合して
伝送することができない。すなわち、従来の混合器にお
いては阻止帯域が45MHz程度とされているため、C
S−IFチャンネルは11チャンネルしか伝送すること
ができないという問題点があった。
【0011】これを解決しようとして、BS・U/Vの
周波数帯域である1331.5MHz以下の周波数の信
号と、CS放送の周波数帯域である1355MHz以上
の周波数帯域の信号を前記図10(b)に示す回路で混
合しようとすると、理論上は7次の楕円関数(チェビシ
ェフ型)フィルターでLPF113とHPF114とを
実現することが可能である。しかしながら、この場合に
は、フィルターを構成するコンデンサーCおよびコイル
Lのクオリティファクター(Q)を無限大としなければ
ならず、現実には実現不可能である。また、実現し得た
としても、2つのフィルターを接続すると、その接続点
において相互のフィルターにインピーダンス干渉が生じ
て、その特性が劣化するため、混合器あるいは分波器と
して所望の機能を発揮することができない。
周波数帯域である1331.5MHz以下の周波数の信
号と、CS放送の周波数帯域である1355MHz以上
の周波数帯域の信号を前記図10(b)に示す回路で混
合しようとすると、理論上は7次の楕円関数(チェビシ
ェフ型)フィルターでLPF113とHPF114とを
実現することが可能である。しかしながら、この場合に
は、フィルターを構成するコンデンサーCおよびコイル
Lのクオリティファクター(Q)を無限大としなければ
ならず、現実には実現不可能である。また、実現し得た
としても、2つのフィルターを接続すると、その接続点
において相互のフィルターにインピーダンス干渉が生じ
て、その特性が劣化するため、混合器あるいは分波器と
して所望の機能を発揮することができない。
【0012】そこで、本発明は第1の信号の周波数帯域
と第2の信号の周波数帯域とが互いに近接していても混
合または分波することができるように、阻止帯域の幅を
極めて小さくすることのできる混合器及び分波器を提供
することを目的としている。
と第2の信号の周波数帯域とが互いに近接していても混
合または分波することができるように、阻止帯域の幅を
極めて小さくすることのできる混合器及び分波器を提供
することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の混合器あるいは分波器は、周波数帯域が低
域とされている第1の信号が入力あるいは出力される第
一端子と、周波数帯域が高域とされている第2の信号が
入力あるいは出力される第二端子と、前記第1の信号と
前記第2の信号とが混合された信号が出力、あるいは前
記第1の信号と前記第2の信号とに分波される信号が入
力される第三端子とを備え、前記第一端子にはローパス
フィルターの一端が接続され、前記第二端子にはハイパ
スフィルターの一端が接続され、前記ローパスフィルタ
ーの他端および前記ハイパスフィルターの他端が接続さ
れて結線部を形成し、この結線部が前記第三端子に接続
されている混合器あるいは分波器において、前記ローパ
スフィルターと前記結線部との間または前記ハイパスフ
ィルターと前記結線部との間には、バンドパスフィルタ
ーおよびインピーダンス補償回路が直列に接続されて介
在されているようにしたものである。
に、本発明の混合器あるいは分波器は、周波数帯域が低
域とされている第1の信号が入力あるいは出力される第
一端子と、周波数帯域が高域とされている第2の信号が
入力あるいは出力される第二端子と、前記第1の信号と
前記第2の信号とが混合された信号が出力、あるいは前
記第1の信号と前記第2の信号とに分波される信号が入
力される第三端子とを備え、前記第一端子にはローパス
フィルターの一端が接続され、前記第二端子にはハイパ
スフィルターの一端が接続され、前記ローパスフィルタ
ーの他端および前記ハイパスフィルターの他端が接続さ
れて結線部を形成し、この結線部が前記第三端子に接続
されている混合器あるいは分波器において、前記ローパ
スフィルターと前記結線部との間または前記ハイパスフ
ィルターと前記結線部との間には、バンドパスフィルタ
ーおよびインピーダンス補償回路が直列に接続されて介
在されているようにしたものである。
【0014】そして、前記第1の信号の比帯域が前記第
2の信号の比帯域よりも小さい場合には、前記バンドパ
スフィルターおよび前記インピーダンス補償回路は、前
記ローパスフィルターと前記結線部との間に介在されて
おり、また、逆に前記第1の信号の比帯域が前記第2の
信号の比帯域よりも大きい場合には、前記バンドパスフ
ィルターおよび前記インピーダンス補償回路は、前記ハ
イパスフィルターと前記結線部との間に介在されるよう
にしたものである。
2の信号の比帯域よりも小さい場合には、前記バンドパ
スフィルターおよび前記インピーダンス補償回路は、前
記ローパスフィルターと前記結線部との間に介在されて
おり、また、逆に前記第1の信号の比帯域が前記第2の
信号の比帯域よりも大きい場合には、前記バンドパスフ
ィルターおよび前記インピーダンス補償回路は、前記ハ
イパスフィルターと前記結線部との間に介在されるよう
にしたものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、ハイパスフィルターとローパ
スフィルターとの相互のインピーダンス干渉はインピー
ダンス補償回路により防止することができる。また、従
来の混合器あるいは分波器において、一方のフィルター
を調整すると、その影響が他方のフィルターの設定に影
響を与え、交互にフィルターを何度も調整し直す必要が
あるが、バンドパスフィルターを設けるようにすると、
相互の影響を防止でき調整作業が簡単になる。そして、
このようにインピーダンス補償回路およびバンドパスフ
ィルターを設けることにより、低域とされた周波数帯域
と高域とされた周波数帯域とが相互に近接していても、
混合または分波することが可能な混合器あるいは分波器
を得ることができる。
スフィルターとの相互のインピーダンス干渉はインピー
ダンス補償回路により防止することができる。また、従
来の混合器あるいは分波器において、一方のフィルター
を調整すると、その影響が他方のフィルターの設定に影
響を与え、交互にフィルターを何度も調整し直す必要が
あるが、バンドパスフィルターを設けるようにすると、
相互の影響を防止でき調整作業が簡単になる。そして、
このようにインピーダンス補償回路およびバンドパスフ
ィルターを設けることにより、低域とされた周波数帯域
と高域とされた周波数帯域とが相互に近接していても、
混合または分波することが可能な混合器あるいは分波器
を得ることができる。
【0016】
【実施例】本発明の混合器の一実施例を図1ないし図8
を用いて説明するが、本発明における混合器は可逆性を
有しており、同一の構成により分波器としても動作する
ため、本発明の混合器および分波器を、以下混合器(分
波器)と記す。図1は本発明の混合器(分波器)の一実
施例のブロック図である。この図において、低い方の周
波数帯域の第1の信号が入力(出力)される第一端子1
にはローパスフィルター(LPF)2が接続され、高い
方の周波数帯域の第2の信号が入力(出力)される第二
端子5にはハイパスフィルター(HPF)6、バンドパ
スフィルター(BPF)7およびインピーダンス補償回
路8が直列に接続されている。そして、LPF2とイン
ピーダンス補償回路8とは接続されて結線部(分岐部)
9を形成し、この結線部9には第1の信号と第2の信号
が混合された信号が出力される(第1の信号と第2の信
号に分波される信号が入力される)第三端子10が接続
されている。
を用いて説明するが、本発明における混合器は可逆性を
有しており、同一の構成により分波器としても動作する
ため、本発明の混合器および分波器を、以下混合器(分
波器)と記す。図1は本発明の混合器(分波器)の一実
施例のブロック図である。この図において、低い方の周
波数帯域の第1の信号が入力(出力)される第一端子1
にはローパスフィルター(LPF)2が接続され、高い
方の周波数帯域の第2の信号が入力(出力)される第二
端子5にはハイパスフィルター(HPF)6、バンドパ
スフィルター(BPF)7およびインピーダンス補償回
路8が直列に接続されている。そして、LPF2とイン
ピーダンス補償回路8とは接続されて結線部(分岐部)
9を形成し、この結線部9には第1の信号と第2の信号
が混合された信号が出力される(第1の信号と第2の信
号に分波される信号が入力される)第三端子10が接続
されている。
【0017】この様な混合器(分波器)は、例えば図1
0で示したCS/BS・UV混合器109として用いら
れ、低域の周波数帯域の信号であるBS・U/Vの信号
が第一端子1に入力され、高域の周波数帯域の信号であ
るCS−IFチャンネルの信号が第二端子5に入力され
る。そして、これら信号が混合された信号が第三端子1
0から出力される。この場合、LPF2側の混合周波数
帯域は10〜1332MHzとされ、その通過損失は4
dB以下、阻止帯域減衰量は18dB以上、電圧定在波
比(VSWR)は2.2以下とされ、HPF6側の混合
周波数帯域は1355〜1880MHzとされ、その通
過損失は5dB以下、阻止帯域減衰量は20dB以上、
電圧定在波比(VSWR)は2.0以下とされている。
0で示したCS/BS・UV混合器109として用いら
れ、低域の周波数帯域の信号であるBS・U/Vの信号
が第一端子1に入力され、高域の周波数帯域の信号であ
るCS−IFチャンネルの信号が第二端子5に入力され
る。そして、これら信号が混合された信号が第三端子1
0から出力される。この場合、LPF2側の混合周波数
帯域は10〜1332MHzとされ、その通過損失は4
dB以下、阻止帯域減衰量は18dB以上、電圧定在波
比(VSWR)は2.2以下とされ、HPF6側の混合
周波数帯域は1355〜1880MHzとされ、その通
過損失は5dB以下、阻止帯域減衰量は20dB以上、
電圧定在波比(VSWR)は2.0以下とされている。
【0018】この混合器(分波器)の具体的な回路図を
図2に示し、この回路図において第一端子1にはLPF
2を構成する4個のコイルL1〜L4が直列に接続され
ており、そして、これらコイルL同士の接続部は各々1
個のコイルL5〜L7および1個のコンデンサーC1〜
C3の直列回路を介してアースされている。これらコイ
ルL1〜L7およびコンデンサーC1〜C3によりチェ
ビシェフ型のLPF2が構成されている。また、第二端
子5にはHPF6を構成する4個のコンデンサーC4〜
C7が直列に接続されており、そして、これらコンデン
サーC同士の接続部は各々1個のコイルL8〜L10お
よび1個のコンデンサーC8〜C10の直列回路を介し
てアースされている。これらコイルL8〜L10および
コンデンサーC4〜C10によりチェビシェフ型のHP
F6が構成されている。
図2に示し、この回路図において第一端子1にはLPF
2を構成する4個のコイルL1〜L4が直列に接続され
ており、そして、これらコイルL同士の接続部は各々1
個のコイルL5〜L7および1個のコンデンサーC1〜
C3の直列回路を介してアースされている。これらコイ
ルL1〜L7およびコンデンサーC1〜C3によりチェ
ビシェフ型のLPF2が構成されている。また、第二端
子5にはHPF6を構成する4個のコンデンサーC4〜
C7が直列に接続されており、そして、これらコンデン
サーC同士の接続部は各々1個のコイルL8〜L10お
よび1個のコンデンサーC8〜C10の直列回路を介し
てアースされている。これらコイルL8〜L10および
コンデンサーC4〜C10によりチェビシェフ型のHP
F6が構成されている。
【0019】このHPF6の一端には、BPF7を構成
するコンデンサーC11、コイルL11、コイルL12
およびコンデンサーC12が直列に接続されており、そ
して、コイルL11とコイルL12との接続部はコンデ
ンサーC13を介してアースされている。これらコイル
L11〜L12およびコンデンサーC11〜C13によ
りブロードな周波数特性のBPF7が構成されている。
このBPF7の一端には、インピーダンス補償回路8を
構成している2個のコンデンサーC14,C15が直列
に接続されており、そして、このコンデンサーC14と
バンドパスフィルター7のコンデンサーC12との接続
部はコイルL13を介してアースされ、また、コンデン
サーC14とコンデンサーC15との接続部はコイルL
14を介してアースされている。これらコイルL13,
L14およびコンデンサーC14,C15からなる回路
によりインピーダンス補償回路8が構成されている。
するコンデンサーC11、コイルL11、コイルL12
およびコンデンサーC12が直列に接続されており、そ
して、コイルL11とコイルL12との接続部はコンデ
ンサーC13を介してアースされている。これらコイル
L11〜L12およびコンデンサーC11〜C13によ
りブロードな周波数特性のBPF7が構成されている。
このBPF7の一端には、インピーダンス補償回路8を
構成している2個のコンデンサーC14,C15が直列
に接続されており、そして、このコンデンサーC14と
バンドパスフィルター7のコンデンサーC12との接続
部はコイルL13を介してアースされ、また、コンデン
サーC14とコンデンサーC15との接続部はコイルL
14を介してアースされている。これらコイルL13,
L14およびコンデンサーC14,C15からなる回路
によりインピーダンス補償回路8が構成されている。
【0020】そして、前記したように、この混合器(分
波器)は第一端子1には10〜1332MHzの信号
を、第二端子5には1355〜1880MHzの信号を
入力して混合することができる。すなわち、この阻止帯
域は1355−1332=23MHzであり、従来の図
10で図示した45MHzよりも格段に狭い帯域幅とさ
れている。このため、従来はCS−IFチャンネルを1
1チャンネルしか伝送出来なかったが、従来使用できな
かった1355〜1380MHzの帯域が利用できるこ
とにより、S3チャンネルを新たに伝送できるため、1
チャンネル増えて12チャンネル伝送することが可能と
なる。
波器)は第一端子1には10〜1332MHzの信号
を、第二端子5には1355〜1880MHzの信号を
入力して混合することができる。すなわち、この阻止帯
域は1355−1332=23MHzであり、従来の図
10で図示した45MHzよりも格段に狭い帯域幅とさ
れている。このため、従来はCS−IFチャンネルを1
1チャンネルしか伝送出来なかったが、従来使用できな
かった1355〜1380MHzの帯域が利用できるこ
とにより、S3チャンネルを新たに伝送できるため、1
チャンネル増えて12チャンネル伝送することが可能と
なる。
【0021】ところで、図10(b)に図示する従来の
混合器(分波器)では、LPF113とHPF114と
が直接接続されており、その接続点において相互のイン
ピーダンス干渉が生じるため、阻止帯域を小さくする
と、混合器(分波器)として必要とする特性を得ること
ができなかった。そこで、この実施例では、HPF6と
LPF2とのインピーダンス干渉をなくすためにインピ
ーダンス補償回路8が挿入されている。
混合器(分波器)では、LPF113とHPF114と
が直接接続されており、その接続点において相互のイン
ピーダンス干渉が生じるため、阻止帯域を小さくする
と、混合器(分波器)として必要とする特性を得ること
ができなかった。そこで、この実施例では、HPF6と
LPF2とのインピーダンス干渉をなくすためにインピ
ーダンス補償回路8が挿入されている。
【0022】また、このインピーダンス補償回路8によ
り相互のインピーダンス干渉は防止され、それぞれ良好
なフィルター特性を得ることができるが、依然としてL
PF2を調整すると、その影響がHPF6に現れてHP
F6の調整が狂ってしまう。また、逆にHPF6を調整
しても、LPF2の調整が狂い、LPF2とHPF6と
は相互に影響し合っている。この相互の影響を防止する
ためにBPF7が設けられている。なお、BPF7を挿
入することにより、インピーダンス補償回路8における
コンデンサC15の容量値を非常に小さくすることがで
きるので、LPF2とHPF6との相互干渉をより少な
くすることができる。
り相互のインピーダンス干渉は防止され、それぞれ良好
なフィルター特性を得ることができるが、依然としてL
PF2を調整すると、その影響がHPF6に現れてHP
F6の調整が狂ってしまう。また、逆にHPF6を調整
しても、LPF2の調整が狂い、LPF2とHPF6と
は相互に影響し合っている。この相互の影響を防止する
ためにBPF7が設けられている。なお、BPF7を挿
入することにより、インピーダンス補償回路8における
コンデンサC15の容量値を非常に小さくすることがで
きるので、LPF2とHPF6との相互干渉をより少な
くすることができる。
【0023】ところで、第二端子5に入力されるCS−
IFチャンネル信号の周波数帯域における比帯域は、第
一端子1に入力されるBS・U/V信号の周波数帯域に
おける比帯域よりも格段に小さいので、比帯域の小さい
側のHPF6の後にブロードな周波数特性のBPF7お
よびインピーダンス補償回路8を挿入することにより、
LPF2とHPF6との相互間の干渉を少なくするよう
にしている。すなわち、BPF7は一種のバッファーと
して機能している。このBPF7を挿入することによ
り、HPF6を調整しても、LPF2の調整には直接的
にはあまり影響を与えないようにすることができる。
IFチャンネル信号の周波数帯域における比帯域は、第
一端子1に入力されるBS・U/V信号の周波数帯域に
おける比帯域よりも格段に小さいので、比帯域の小さい
側のHPF6の後にブロードな周波数特性のBPF7お
よびインピーダンス補償回路8を挿入することにより、
LPF2とHPF6との相互間の干渉を少なくするよう
にしている。すなわち、BPF7は一種のバッファーと
して機能している。このBPF7を挿入することによ
り、HPF6を調整しても、LPF2の調整には直接的
にはあまり影響を与えないようにすることができる。
【0024】次に、この実施例の混合器(分波器)の周
波数特性を図3ないし図8に示す。これらの図におい
て、Aは低域の上限周波数である1332MHzの位置
を、Bは高域の下限周波数である1355MHzの位置
を、またCは高域の上限周波数である1880MHzの
位置を示している。混合器(分波器)の第二端子5に信
号を入力した場合、すなわちHPF6側の通過帯域損失
特性と電圧定在波比(VSWR)の特性を図3および図
4に示す。なお、図4は図3よりも狭い阻止帯域近傍に
おける特性である。この図の(a)は通過帯域損失特性
を示し、また(b)は反射損失特性を示している。そし
て、この図の(a)に示すように、Aとして示す133
2MHz以下では20dB以上で十分に減衰されてお
り、BからCとして示す1355〜1880MHzでは
5dB以下の通過帯域損失とされている。また、この図
の(b)に示すように、反射損失は1355〜1880
MHzにおいて9.54dB以下となっているため、そ
のVSWRは略2.0以下となり良好な特性が得られて
いる。
波数特性を図3ないし図8に示す。これらの図におい
て、Aは低域の上限周波数である1332MHzの位置
を、Bは高域の下限周波数である1355MHzの位置
を、またCは高域の上限周波数である1880MHzの
位置を示している。混合器(分波器)の第二端子5に信
号を入力した場合、すなわちHPF6側の通過帯域損失
特性と電圧定在波比(VSWR)の特性を図3および図
4に示す。なお、図4は図3よりも狭い阻止帯域近傍に
おける特性である。この図の(a)は通過帯域損失特性
を示し、また(b)は反射損失特性を示している。そし
て、この図の(a)に示すように、Aとして示す133
2MHz以下では20dB以上で十分に減衰されてお
り、BからCとして示す1355〜1880MHzでは
5dB以下の通過帯域損失とされている。また、この図
の(b)に示すように、反射損失は1355〜1880
MHzにおいて9.54dB以下となっているため、そ
のVSWRは略2.0以下となり良好な特性が得られて
いる。
【0025】また、混合器(分波器)の第一端子1に信
号を入力した場合、すなわちLPF2側の通過帯域損失
特性とVSWRの特性を、図5および図6に示す。な
お、図6は図5よりも狭い阻止帯域における特性であ
る。この図の(a)は通過帯域損失特性を示し、また
(b)は反射損失特性を示している。そして、この図の
(a)に示すように、Bとして示す1355MHz以上
では18dB以上で十分に減衰されており、10〜13
32MHzでは4dB以下の減衰量とされている。ま
た、この図の(b)に示すように、反射損失は10〜1
332MHzにおいて8.52dB以下となっているた
め、そのVSWRは略2.2以下となり良好な特性とさ
れている。
号を入力した場合、すなわちLPF2側の通過帯域損失
特性とVSWRの特性を、図5および図6に示す。な
お、図6は図5よりも狭い阻止帯域における特性であ
る。この図の(a)は通過帯域損失特性を示し、また
(b)は反射損失特性を示している。そして、この図の
(a)に示すように、Bとして示す1355MHz以上
では18dB以上で十分に減衰されており、10〜13
32MHzでは4dB以下の減衰量とされている。ま
た、この図の(b)に示すように、反射損失は10〜1
332MHzにおいて8.52dB以下となっているた
め、そのVSWRは略2.2以下となり良好な特性とさ
れている。
【0026】さらに、これらを総合した特性を図7およ
び図8に示す。なお、図8は前記と同様に阻止帯域近傍
における特性である。この図の(a)は通過帯域損失特
性を示し、また(b)は反射損失特性を示している。そ
して、(a)に示すように通過帯域損失特性は、10〜
1880MHzの周波数帯域全体にわたり良好な特性と
なっている。なお、インピーダンス補償回路8を挿入し
たことにより、図7,図8の(a)に示すように、通過
帯域損失特性の肩特性すなわちAおよびBに示す周波数
近傍での通過帯域損失のバランスを取ることができた。
また、(b)に示すように10〜1880MHzにおい
て反射損失は8.52dB以下となっているため、その
VSWRは略2.2以下となり、良好な特性を示してい
る。さらに、図8(b)に示すように、1332〜13
55MHzにおいて、反射損失は、破線で図示する従来
の混合器(分波器)の様に劣化した特性を示していな
い。これは、インピーダンス補償回路8の作用によるも
のである。
び図8に示す。なお、図8は前記と同様に阻止帯域近傍
における特性である。この図の(a)は通過帯域損失特
性を示し、また(b)は反射損失特性を示している。そ
して、(a)に示すように通過帯域損失特性は、10〜
1880MHzの周波数帯域全体にわたり良好な特性と
なっている。なお、インピーダンス補償回路8を挿入し
たことにより、図7,図8の(a)に示すように、通過
帯域損失特性の肩特性すなわちAおよびBに示す周波数
近傍での通過帯域損失のバランスを取ることができた。
また、(b)に示すように10〜1880MHzにおい
て反射損失は8.52dB以下となっているため、その
VSWRは略2.2以下となり、良好な特性を示してい
る。さらに、図8(b)に示すように、1332〜13
55MHzにおいて、反射損失は、破線で図示する従来
の混合器(分波器)の様に劣化した特性を示していな
い。これは、インピーダンス補償回路8の作用によるも
のである。
【0027】なお、図2において、LPF2とHPF6
との相互干渉を除去するためには、LPF2側からみた
HPF6側のインピーダンス(LPF2側からみたHP
F側のインピーダンス)、すなわちインピーダンス補償
回路8のインピーダンスを上げる必要があるが、HPF
6とインピーダンス補償回路8との間にBPF7を設け
るようにしたため、インピーダンス補償回路8のコンデ
ンサーC15の容量を非常に小さくすることができる。
したがって、インピーダンス補償回路8のインピーダン
スを大きくすることができ、このため上記相互干渉をほ
とんど除去することができる。
との相互干渉を除去するためには、LPF2側からみた
HPF6側のインピーダンス(LPF2側からみたHP
F側のインピーダンス)、すなわちインピーダンス補償
回路8のインピーダンスを上げる必要があるが、HPF
6とインピーダンス補償回路8との間にBPF7を設け
るようにしたため、インピーダンス補償回路8のコンデ
ンサーC15の容量を非常に小さくすることができる。
したがって、インピーダンス補償回路8のインピーダン
スを大きくすることができ、このため上記相互干渉をほ
とんど除去することができる。
【0028】また、LPF2及びHPF6においてはイ
ンダクタンを大きくキャパシタンスを小さくしてフィル
ターのQを大きくするようにしているため、LPF2の
コンデンサーC1,C2およびHPF6のコンデンサー
C9の容量が小さく、フィルターの遮断特性がシャープ
となる。このように、コンデンサーC1,C2,C9の
容量が非常に小さい場合には、ディスクリート部品に替
えて分布定数によりコンデンサーを形成するようにして
もよい。すなわち、プリント基板の両面の銅箔を利用し
て上記コンデンサーを形成するようにする。この場合の
混合器(分波器)の回路図を図9に示すが、プリント基
板を利用して分布定数により形成するコンデンサーは破
線で示されている。
ンダクタンを大きくキャパシタンスを小さくしてフィル
ターのQを大きくするようにしているため、LPF2の
コンデンサーC1,C2およびHPF6のコンデンサー
C9の容量が小さく、フィルターの遮断特性がシャープ
となる。このように、コンデンサーC1,C2,C9の
容量が非常に小さい場合には、ディスクリート部品に替
えて分布定数によりコンデンサーを形成するようにして
もよい。すなわち、プリント基板の両面の銅箔を利用し
て上記コンデンサーを形成するようにする。この場合の
混合器(分波器)の回路図を図9に示すが、プリント基
板を利用して分布定数により形成するコンデンサーは破
線で示されている。
【0029】以上説明したように、HPF6にBPF7
およびインピーダンス補償回路8を直列に接続すること
により、10〜1332MHzの信号と1355〜18
80MHzの信号を互いに影響することなく混合(分
波)することができる。すなわち、阻止帯域をわずか2
3MHzとした混合器(分波器)を実現することがで
き、従来のよりも格段に阻止帯域の幅を狭くすることが
できる。このため、従来使用できなかった1355〜1
380MHzの帯域が利用できることにより、CS−I
FチャンネルのS3チャンネルを伝送することができる
ようになり、従来は11チャンネルしか伝送出来なかっ
たが、1チャンネル増えて12チャンネル伝送すること
が可能となる。
およびインピーダンス補償回路8を直列に接続すること
により、10〜1332MHzの信号と1355〜18
80MHzの信号を互いに影響することなく混合(分
波)することができる。すなわち、阻止帯域をわずか2
3MHzとした混合器(分波器)を実現することがで
き、従来のよりも格段に阻止帯域の幅を狭くすることが
できる。このため、従来使用できなかった1355〜1
380MHzの帯域が利用できることにより、CS−I
FチャンネルのS3チャンネルを伝送することができる
ようになり、従来は11チャンネルしか伝送出来なかっ
たが、1チャンネル増えて12チャンネル伝送すること
が可能となる。
【0030】なお、LPF2にはBPF7およびインピ
ーダンス補償回路8が直列に接続されておらず、コイル
が直列に接続されているため、第一端子1と第三端子1
0との間を直流電流が通過することが可能であり、BS
アンテナ104に電源を伝送することができる。以上の
説明においては、CS−IFチャンネルを伝送する高域
側の比帯域が小さいためインピーダンス補償回路8およ
びBPF7をHPF6に直列に接続するようにしたが、
低域側の比帯域が小さい場合はLPF2に直列に接続す
るようにする。また、前記した実施例においては混合器
(分波器)は混合器として説明されているが、実施例に
おける混合器は可逆性を有しているので、第三端子10
に信号を入力し、第一端子1および第二端子5にその信
号を分波する分波器として用いることが可能である。
ーダンス補償回路8が直列に接続されておらず、コイル
が直列に接続されているため、第一端子1と第三端子1
0との間を直流電流が通過することが可能であり、BS
アンテナ104に電源を伝送することができる。以上の
説明においては、CS−IFチャンネルを伝送する高域
側の比帯域が小さいためインピーダンス補償回路8およ
びBPF7をHPF6に直列に接続するようにしたが、
低域側の比帯域が小さい場合はLPF2に直列に接続す
るようにする。また、前記した実施例においては混合器
(分波器)は混合器として説明されているが、実施例に
おける混合器は可逆性を有しているので、第三端子10
に信号を入力し、第一端子1および第二端子5にその信
号を分波する分波器として用いることが可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、バンドパスフィルターおよび
インピーダンス補償回路をいずれかのフィルターに直列
に設けるようにしたので、混合器(分波器)の阻止帯域
幅を簡単な構成で狭くすることができる。その結果、周
波数帯域が近接した信号を混合したり、近接した周波数
帯域の信号に分波したりすることができる。また、CS
放送とBS放送とを一条の同軸ケーブルにより伝送する
共同受信システムにこの混合器(分波器)を用いると、
従来使用できなかった1355〜1380MHzの帯域
が利用できることにより、1チャンネル増えて12チャ
ンネルのCS−IFチャンネルを伝送することが可能と
なる。
インピーダンス補償回路をいずれかのフィルターに直列
に設けるようにしたので、混合器(分波器)の阻止帯域
幅を簡単な構成で狭くすることができる。その結果、周
波数帯域が近接した信号を混合したり、近接した周波数
帯域の信号に分波したりすることができる。また、CS
放送とBS放送とを一条の同軸ケーブルにより伝送する
共同受信システムにこの混合器(分波器)を用いると、
従来使用できなかった1355〜1380MHzの帯域
が利用できることにより、1チャンネル増えて12チャ
ンネルのCS−IFチャンネルを伝送することが可能と
なる。
【図1】本発明の混合器(分波器)の一実施例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】混合器(分波器)の回路である。
【図3】混合器(分波器)のHPF側の通過帯域損失特
性と電圧定在波比(VSWR)の特性図であり、(a)
は通過帯域損失特性を示し、(b)は反射損失特性を示
している。
性と電圧定在波比(VSWR)の特性図であり、(a)
は通過帯域損失特性を示し、(b)は反射損失特性を示
している。
【図4】図3の阻止帯域近傍における特性図である。
【図5】混合器(分波器)のLPF側の通過帯域損失特
性とVSWRの特性図であり、(a)は通過帯域損失特
性を示し、(b)は反射損失特性を示している。
性とVSWRの特性図であり、(a)は通過帯域損失特
性を示し、(b)は反射損失特性を示している。
【図6】図5の阻止帯域近傍における特性図である。
【図7】図3に示す特性及び図5に示す特性を総合した
特性図で、(a)は通過帯域損失特性を示し、(b)は
反射損失特性を示している。
特性図で、(a)は通過帯域損失特性を示し、(b)は
反射損失特性を示している。
【図8】図7の阻止帯域近傍における特性図である。
【図9】混合器(分波器)の変形例である。
【図10】従来の混合器の説明図で、(a)は共同受信
システム機器を示す図、(b)は従来の混合器のブロッ
ク図である。
システム機器を示す図、(b)は従来の混合器のブロッ
ク図である。
【図11】BS−IFチャンネルとCS−IFチャンネ
ルの周波数配列を示す図である。
ルの周波数配列を示す図である。
【図12】1系統CSテレビジョン放送配列を示す図で
ある。
ある。
1 第一端子 2 ローパスフィルター(LPF) 5 第二端子 6 ハイパスフィルター(HPF) 7 バンドパスフィルター(BPF) 8 インピーダンス補償回路 9 結線部 10 第三端子
Claims (4)
- 【請求項1】 周波数帯域が低域とされている第1の信
号が入力される第一端子と、周波数帯域が高域とされて
いる第2の信号が入力される第二端子と、前記第1の信
号と前記第2の信号とを混合した信号が出力される第三
端子とを備え、前記第一端子にはローパスフィルターの
一端が接続され、前記第二端子にはハイパスフィルター
の一端が接続され、前記ローパスフィルターの他端およ
び前記ハイパスフィルターの他端が接続されて結線部が
形成され、この結線部が前記第三端子に接続されている
混合器において、 前記ローパスフィルターと前記結線部との間または前記
ハイパスフィルターと前記結線部との間には、バンドパ
スフィルターおよびインピーダンス補償回路が直列に接
続されて介在されていることを特徴とする混合器。 - 【請求項2】 前記第1の信号の比帯域が前記第2の信
号の比帯域よりも小さい場合には、前記バンドパスフィ
ルターおよび前記インピーダンス補償回路は、前記ロー
パスフィルターと前記結線部との間に介在されており、
また、逆に前記第1の信号の比帯域が前記第2の信号の
比帯域よりも大きい場合には、前記バンドパスフィルタ
ーおよび前記インピーダンス補償回路は、前記ハイパス
フィルターと前記結線部との間に介在されていることを
特徴とする請求項1記載の混合器。 - 【請求項3】 周波数帯域が低域とされている第1の信
号が出力される第一端子と、周波数帯域が高域とされて
いる第2の信号が出力される第二端子と、前記第1の信
号と前記第2の信号とに分波する信号が入力される第三
端子とを備え、前記第一端子にはローパスフィルターの
一端が接続され、前記第二端子にはハイパスフィルター
の一端が接続され、前記ローパスフィルターの他端およ
び前記ハイパスフィルターの他端が接続されて結線部が
形成され、この結線部が前記第三端子に接続されている
分波器において、 前記ローパスフィルターと前記結線部との間または前記
ハイパスフィルターと前記結線部との間には、バンドパ
スフィルターおよびインピーダンス補償回路が直列に接
続されて介在されていることを特徴とする分波器。 - 【請求項4】 前記第1の信号の比帯域が前記第2の信
号の比帯域よりも小さい場合には、前記バンドパスフィ
ルターおよび前記インピーダンス補償回路は、前記ロー
パスフィルターと前記結線部との間に介在されており、
また、逆に前記第1の信号の比帯域が前記第2の信号の
比帯域よりも大きい場合には、前記バンドパスフィルタ
ーおよび前記インピーダンス補償回路は、前記ハイパス
フィルターと前記結線部との間に介在されていることを
特徴とする請求項3記載の分波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6263292A JPH08107326A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 混合器および分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6263292A JPH08107326A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 混合器および分波器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08107326A true JPH08107326A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17387452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6263292A Pending JPH08107326A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 混合器および分波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08107326A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005123740A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Fujitsu Media Device Kk | 高周波スイッチモジュール |
| WO2006025179A1 (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | バンドパスフィルタ |
| JP2008295005A (ja) * | 2007-05-26 | 2008-12-04 | Bcne Global Co Ltd | 同軸線路上の低高域周波数分離器 |
| KR101010214B1 (ko) * | 2009-06-25 | 2011-01-21 | 유파인테크놀러지스 주식회사 | 비대칭 임피던스 필터를 이용한 다이플렉서 |
| WO2013192123A1 (en) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | Thomson Licensing | Apparatus and method for inserting electrical power or control signals into a diplexer circuit |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP6263292A patent/JPH08107326A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005123740A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Fujitsu Media Device Kk | 高周波スイッチモジュール |
| WO2006025179A1 (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | バンドパスフィルタ |
| JP2008295005A (ja) * | 2007-05-26 | 2008-12-04 | Bcne Global Co Ltd | 同軸線路上の低高域周波数分離器 |
| KR101010214B1 (ko) * | 2009-06-25 | 2011-01-21 | 유파인테크놀러지스 주식회사 | 비대칭 임피던스 필터를 이용한 다이플렉서 |
| WO2013192123A1 (en) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | Thomson Licensing | Apparatus and method for inserting electrical power or control signals into a diplexer circuit |
| US9479818B2 (en) | 2012-06-18 | 2016-10-25 | Thomson Licensing | Apparatus and method for inserting electrical power or control signals into a diplexer circuit |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000704 |