JPH08107433A - トレーニング検出装置 - Google Patents
トレーニング検出装置Info
- Publication number
- JPH08107433A JPH08107433A JP6268364A JP26836494A JPH08107433A JP H08107433 A JPH08107433 A JP H08107433A JP 6268364 A JP6268364 A JP 6268364A JP 26836494 A JP26836494 A JP 26836494A JP H08107433 A JPH08107433 A JP H08107433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- alternating pattern
- power
- calculating
- training
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信信号の急激なレベル変動に対しても交互
パターン信号を誤検出することなく、確実かつ正確に検
出可能なモデムにおけるトレーニング検出装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 送信側モデムにより送出されるトレーニング
・シーケンスのうち、交互パターンセグメントを検出す
るトレーニング検出装置であって、受信した交互パター
ンセグメントの復調ベースバンド信号のパワーを算出す
る第1の算出部と、前記ベースバンド信号からボーレイ
トの1/2の周波数成分および直流成分を除去した信号
のパワーを算出する第2の算出部と、この第2の算出部
および前記第1の算出部で算出した両信号のパワーを比
較する比較部と、この比較部の比較結果をもとに無変調
キャリアと交互パターンとを弁別する制御部とを備えた
ことを特徴とする。
パターン信号を誤検出することなく、確実かつ正確に検
出可能なモデムにおけるトレーニング検出装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 送信側モデムにより送出されるトレーニング
・シーケンスのうち、交互パターンセグメントを検出す
るトレーニング検出装置であって、受信した交互パター
ンセグメントの復調ベースバンド信号のパワーを算出す
る第1の算出部と、前記ベースバンド信号からボーレイ
トの1/2の周波数成分および直流成分を除去した信号
のパワーを算出する第2の算出部と、この第2の算出部
および前記第1の算出部で算出した両信号のパワーを比
較する比較部と、この比較部の比較結果をもとに無変調
キャリアと交互パターンとを弁別する制御部とを備えた
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信側モデムにより送
出されるトレーニング・シーケンスを検出するトレーニ
ング検出装置に関し、例えば、ITU−T勧告V.27
ter/bisのセグメント3/1およびV.29/
V.33のセグメント2/1の各トレーニング信号の交
互パターンを検出可能なトレーニング検出装置に関する
ものである。
出されるトレーニング・シーケンスを検出するトレーニ
ング検出装置に関し、例えば、ITU−T勧告V.27
ter/bisのセグメント3/1およびV.29/
V.33のセグメント2/1の各トレーニング信号の交
互パターンを検出可能なトレーニング検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ITU−T勧告V.27te
r型モデム、および、ITU−T勧告V.29型モデム
においては、送受信モデムが通信回線を介して接続され
た後、送信側モデムは受信側モデムの各信号処理部を初
期設定するために、予め定められたトレーニング信号シ
ーケンス(ターン・オン・シーケンス)を送出する。
r型モデム、および、ITU−T勧告V.29型モデム
においては、送受信モデムが通信回線を介して接続され
た後、送信側モデムは受信側モデムの各信号処理部を初
期設定するために、予め定められたトレーニング信号シ
ーケンス(ターン・オン・シーケンス)を送出する。
【0003】例えば、トレーニング信号シーケンスは、
ITU−T勧告V.27ter型モデムにおいては、図
9に示す表1のような構成とするように定められてい
る。
ITU−T勧告V.27ter型モデムにおいては、図
9に示す表1のような構成とするように定められてい
る。
【0004】また、ITU−T勧告V.29型モデムに
おいては、図10に示す表2のような構成とするように
定められている。
おいては、図10に示す表2のような構成とするように
定められている。
【0005】表1に示すITU−T勧告V.27ter
型モデムにおいて、セグメント3の構成は、a)の場
合、14シンボルインタバル、b)の場合、50シンボ
ルインタバルの間線路上で連続180度の位相反転であ
る。
型モデムにおいて、セグメント3の構成は、a)の場
合、14シンボルインタバル、b)の場合、50シンボ
ルインタバルの間線路上で連続180度の位相反転であ
る。
【0006】セグメント4は、等化器調整用パターンで
あり、下記の多項式によって発生する擬似ランダムシ
ーケンスの3ビット分割毎の第3番目のビットを用いて
作成する。
あり、下記の多項式によって発生する擬似ランダムシ
ーケンスの3ビット分割毎の第3番目のビットを用いて
作成する。
【0007】1+X-6+X-7 …… 表2に示すITU−T勧告V.29型モデムにおいて、
セグメント1はセグメント2以降の準備期間である。
セグメント1はセグメント2以降の準備期間である。
【0008】セグメント2は、AGC調整、受信キャリ
ア、タイミング抽出、同期等に用いられ、2つの信号エ
レメントを交互に伝送するエレメントである。すなわ
ち、最初に送信される信号エレメント(A)は、相対振
幅値3を有し、180度の絶対位相を持つ。また、2番
目に伝送されるエレメント(B)は、データ速度に依存
する。なお、それぞれのデータ信号での信号エレメント
の詳細は後述する。
ア、タイミング抽出、同期等に用いられ、2つの信号エ
レメントを交互に伝送するエレメントである。すなわ
ち、最初に送信される信号エレメント(A)は、相対振
幅値3を有し、180度の絶対位相を持つ。また、2番
目に伝送されるエレメント(B)は、データ速度に依存
する。なお、それぞれのデータ信号での信号エレメント
の詳細は後述する。
【0009】セグメント3は、等化器の初期設定用のエ
レメントであり、等化器調整用パターンに従って2つの
信号エレメントを送信する。そして、第1の信号エレメ
ント(C)は、相対振幅値3を有し、0度の絶対位相を
持つ。また、第2の信号エレメント(D)は、データ速
度に依存する。等化器調整用パターンは、下記の多項式
によって発生する擬似ランダムシーケンスによって発
生される。
レメントであり、等化器調整用パターンに従って2つの
信号エレメントを送信する。そして、第1の信号エレメ
ント(C)は、相対振幅値3を有し、0度の絶対位相を
持つ。また、第2の信号エレメント(D)は、データ速
度に依存する。等化器調整用パターンは、下記の多項式
によって発生する擬似ランダムシーケンスによって発
生される。
【0010】1+X-6+X-7 …… セグメント4は、スクランブラ、デスクランブラの同期
のためのエレメントであり、下記の多項式によって発
生する疑似ランダムシーケンスによって発生される。
のためのエレメントであり、下記の多項式によって発
生する疑似ランダムシーケンスによって発生される。
【0011】1+X-18 +X-23 …… 受信モデムは、このトレーニング信号シーケンスを受信
して、受信部の主要構成要素であるAGC、自動等化器
等の初期設定を行う。
して、受信部の主要構成要素であるAGC、自動等化器
等の初期設定を行う。
【0012】表1、2中、V.27ter型モデムのセ
グメント4およびV.29型モデムのセグメント3は、
上述したように受信側モデムに備えられている自動等化
器が、通信回線の逆特性を実現し得るように、初期設定
段階でのタップ係数の調整を行うセグメントであり、こ
の等化器調整用セグメントよりも時間的に早く受信され
るV.27ter型モデムのセグメント3およびV.2
9型モデムのセグメント2の開始時点から受信側モデム
の初期設定動作が行われる。
グメント4およびV.29型モデムのセグメント3は、
上述したように受信側モデムに備えられている自動等化
器が、通信回線の逆特性を実現し得るように、初期設定
段階でのタップ係数の調整を行うセグメントであり、こ
の等化器調整用セグメントよりも時間的に早く受信され
るV.27ter型モデムのセグメント3およびV.2
9型モデムのセグメント2の開始時点から受信側モデム
の初期設定動作が行われる。
【0013】図6AにV.27terモデムの8相位相
変調4800bps(1600)でのセグメント3内の
復調ベースバンド信号の構成を示す。同図中、黒丸●で
示した、互いに180度位相が反転した信号の連続が受
信される。また、図6Bは、このセグメントでの復調ベ
ースバンド信号の周波数成分を表している。
変調4800bps(1600)でのセグメント3内の
復調ベースバンド信号の構成を示す。同図中、黒丸●で
示した、互いに180度位相が反転した信号の連続が受
信される。また、図6Bは、このセグメントでの復調ベ
ースバンド信号の周波数成分を表している。
【0014】図6Bに示すように、この時の復調ベース
バンド信号は、ボー・レイトfbの1/2の周波数であ
る。そして、±fb/2=±1600/2=±800H
zに輝線スペクトラムを有する。
バンド信号は、ボー・レイトfbの1/2の周波数であ
る。そして、±fb/2=±1600/2=±800H
zに輝線スペクトラムを有する。
【0015】また、図7Aは、V.29モデムの16値
直交振幅変調9600bps(2400ボー)でのセグ
メント2内の復調ベースバンド信号の構成を表してい
る。この図7A中、(A)、(B)、(C)、(D)で
示した○で囲った点が、上述したセグメント2およびセ
グメント3における上記各信号エレメントA〜Dに対応
している。すなわち、セグメント2では、A点、B点の
交互パターンが受信される。
直交振幅変調9600bps(2400ボー)でのセグ
メント2内の復調ベースバンド信号の構成を表してい
る。この図7A中、(A)、(B)、(C)、(D)で
示した○で囲った点が、上述したセグメント2およびセ
グメント3における上記各信号エレメントA〜Dに対応
している。すなわち、セグメント2では、A点、B点の
交互パターンが受信される。
【0016】また、図7Bは、この時の復調ベースバン
ド信号の周波数成分を表している。この図7Bに示した
ように、セグメント2における復調ベースバンド信号
は、ボー・レイトの1/2の周波数成分である±fb/
2=±1200Hzと直流に輝線スペクトラムを有す
る。
ド信号の周波数成分を表している。この図7Bに示した
ように、セグメント2における復調ベースバンド信号
は、ボー・レイトの1/2の周波数成分である±fb/
2=±1200Hzと直流に輝線スペクトラムを有す
る。
【0017】セグメント3における擬似ランダムシーケ
ンスは、上述の多項式に従ってPN符号を用いて生成さ
れる。V.27terモデムの場合、擬似ランダムシー
ケンスが“0”である時には、いつもポイントCが伝送
され、擬似ランダムシーケンスが“1”である時は、い
つもポイントDが伝送される。すなわち、擬似ランダム
シーケンスに従って、シーケンスのCDCDCDC・・
・で始まり、384シンボルインタバルの間続く。
ンスは、上述の多項式に従ってPN符号を用いて生成さ
れる。V.27terモデムの場合、擬似ランダムシー
ケンスが“0”である時には、いつもポイントCが伝送
され、擬似ランダムシーケンスが“1”である時は、い
つもポイントDが伝送される。すなわち、擬似ランダム
シーケンスに従って、シーケンスのCDCDCDC・・
・で始まり、384シンボルインタバルの間続く。
【0018】このため、自動等化器の引き込みに当たっ
ては、送信側で擬似ランダムシーケンス信号を送出する
とともに、受信側でも同じ信号を発生する。そして、送
信側から受信側に到来した擬似ランダムシーケンス信号
を受信側で発生させた同信号との差信号に基づいて自動
等化器の初期設定を行うものである。
ては、送信側で擬似ランダムシーケンス信号を送出する
とともに、受信側でも同じ信号を発生する。そして、送
信側から受信側に到来した擬似ランダムシーケンス信号
を受信側で発生させた同信号との差信号に基づいて自動
等化器の初期設定を行うものである。
【0019】以上の各操作を行うためには、到来信号の
なかから確実に交互パターン信号を検出する必要があ
り、また、確実に擬似ランダムシーケンス信号の開始点
を検出する必要がある。
なかから確実に交互パターン信号を検出する必要があ
り、また、確実に擬似ランダムシーケンス信号の開始点
を検出する必要がある。
【0020】そこで次に、このモデム用交互パターン信
号検出装置の従来の構成を図8を用いて説明する。図8
は、従来のモデム用交互パターン信号検出装置の構成を
示すブロック図である。
号検出装置の従来の構成を図8を用いて説明する。図8
は、従来のモデム用交互パターン信号検出装置の構成を
示すブロック図である。
【0021】アナログ入力端子10に到達したアナログ
受信信号S1をA/D変換器11でデジタル信号S2に
変換して自動利得制御装置(AGC)12に送る。
受信信号S1をA/D変換器11でデジタル信号S2に
変換して自動利得制御装置(AGC)12に送る。
【0022】なお、A/D変換器11以後の回路は、実
際にはデジタル信号処理プロセッサ(DSP)のソフト
ウェアで構成されている例が多い。
際にはデジタル信号処理プロセッサ(DSP)のソフト
ウェアで構成されている例が多い。
【0023】AGC12は、デジタル信号S2を適正な
電力に正規化した信号S3に変換する。変調器(DE
M)13は、適正な電力に正規化して信号S3を複素ベ
ースバンド信号S4に復調する。復調された複素ベース
バンド信号S4は2つに分岐される。複素ベースバンド
信号S4の一方は、フィルタ50でフィルタリングさ
れ、信号S5になる。
電力に正規化した信号S3に変換する。変調器(DE
M)13は、適正な電力に正規化して信号S3を複素ベ
ースバンド信号S4に復調する。復調された複素ベース
バンド信号S4は2つに分岐される。複素ベースバンド
信号S4の一方は、フィルタ50でフィルタリングさ
れ、信号S5になる。
【0024】そして従来は、このフィルタ50として、
ボー・レイト周波数fbの1/2を通過域中心周波数と
する帯域通過型狭帯域フィルタが用いられていた。そし
て、さらに、パワー算出器15’において、信号S5の
絶対値の2乗を計算し、信号S7を得る。
ボー・レイト周波数fbの1/2を通過域中心周波数と
する帯域通過型狭帯域フィルタが用いられていた。そし
て、さらに、パワー算出器15’において、信号S5の
絶対値の2乗を計算し、信号S7を得る。
【0025】また、復調された複素ベースバンド信号S
4の他方は、パワー算出器15に送られ、ここで信号S
4の絶対値の2乗を直接計算し、さらに定数乗算器16
で正の定数βを乗じ、信号S6を得る。この2つの信号
S6、S7は、加減算器17に入力される。
4の他方は、パワー算出器15に送られ、ここで信号S
4の絶対値の2乗を直接計算し、さらに定数乗算器16
で正の定数βを乗じ、信号S6を得る。この2つの信号
S6、S7は、加減算器17に入力される。
【0026】加減算器17では、(信号S8)=(信号
S7)−(信号S6)を計算し、これをローパス・フィ
ルタ(LPF)18で平滑化して信号S9を得る。
S7)−(信号S6)を計算し、これをローパス・フィ
ルタ(LPF)18で平滑化して信号S9を得る。
【0027】信号S3は、AGCでパワーが正規化され
ているので、復調信号S4のパワーは、信号のセグメン
トに依らず通常は一定となる。従って、信号S6の大き
さは信号のセグメントに依らず、ほぼ一定値をとる。
ているので、復調信号S4のパワーは、信号のセグメン
トに依らず通常は一定となる。従って、信号S6の大き
さは信号のセグメントに依らず、ほぼ一定値をとる。
【0028】信号S7は、復調信号S4のうちボー・レ
イトの1/2の周波数成分のパワーである。従って、交
互パターン信号のセグメントにおいては、他のセグメン
トに比して、かなり大きな値をとる。
イトの1/2の周波数成分のパワーである。従って、交
互パターン信号のセグメントにおいては、他のセグメン
トに比して、かなり大きな値をとる。
【0029】それゆえ、信号S8は適当なβを選ぶこと
で、交互パターン信号のセグメントで正の値をとり、他
のセグメントで負の値をとるようにすることができる。
で、交互パターン信号のセグメントで正の値をとり、他
のセグメントで負の値をとるようにすることができる。
【0030】従って、信号S8を平滑化した信号S9の
符号を符号判定器19で調べることにより、交互パター
ン信号を検出することができる。
符号を符号判定器19で調べることにより、交互パター
ン信号を検出することができる。
【0031】なお、LPF18はインパルス・ノイズ等
による信号S8の符号の反転の影響を除くために設けて
ある。
による信号S8の符号の反転の影響を除くために設けて
ある。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】前記の構成において、
セグメント1が付加されたV.27terトレーニング
信号の交互パターンを検出しようとした場合、セグメン
ト1は、185ms〜200msの無変調キャリアであ
るため、復調された複素ベースバンド信号は直流に輝線
スペクトラムを持つ。このため、出力信号S5は0にな
る。
セグメント1が付加されたV.27terトレーニング
信号の交互パターンを検出しようとした場合、セグメン
ト1は、185ms〜200msの無変調キャリアであ
るため、復調された複素ベースバンド信号は直流に輝線
スペクトラムを持つ。このため、出力信号S5は0にな
る。
【0033】また、セグメント3は、180度位相反転
の連続と定義される交互パターン信号であり、復調され
た複素ベースバンド信号は±fb/2に輝線スペクトラ
ムを有する。この結果、セグメント1を受信している時
とは反対に、出力信号S5は復調信号S4と同レベルの
大きさを持つ。
の連続と定義される交互パターン信号であり、復調され
た複素ベースバンド信号は±fb/2に輝線スペクトラ
ムを有する。この結果、セグメント1を受信している時
とは反対に、出力信号S5は復調信号S4と同レベルの
大きさを持つ。
【0034】従って、前記従来例における定数βを0.
5程度に設定することにより、セグメント1(無変調キ
ャリア)を交互パターンと誤検出する確率を極めて小さ
くできる。このように、前記従来の構成において、V.
27terのトレーニング信号の交互パターンを検出す
るのには何ら問題がない。
5程度に設定することにより、セグメント1(無変調キ
ャリア)を交互パターンと誤検出する確率を極めて小さ
くできる。このように、前記従来の構成において、V.
27terのトレーニング信号の交互パターンを検出す
るのには何ら問題がない。
【0035】ここで、V.27ter/V.29のいず
れの場合も、無変調キャリアは話者エコーに対する保護
を考慮して付加される場合とされない場合とがある。従
って、トレーニング検出器は、交互パターンと無変調キ
ャリアとを確度良く弁別できなければならない。
れの場合も、無変調キャリアは話者エコーに対する保護
を考慮して付加される場合とされない場合とがある。従
って、トレーニング検出器は、交互パターンと無変調キ
ャリアとを確度良く弁別できなければならない。
【0036】しかしながら、前記従来の構成において、
V.29のトレーニング信号の交互パターンを検出しよ
うとした場合、支障が生じる場合がある。以下に支障の
生じる原因を説明する。
V.29のトレーニング信号の交互パターンを検出しよ
うとした場合、支障が生じる場合がある。以下に支障の
生じる原因を説明する。
【0037】まず、V.27terと同様、無変調キャ
リア受信中の複素ベースバンド信号は、直流に輝線スペ
クトラムを有するために、フィルタ50の出力信号S5
は0になる。
リア受信中の複素ベースバンド信号は、直流に輝線スペ
クトラムを有するために、フィルタ50の出力信号S5
は0になる。
【0038】一方、セグメント2でA点、B点の交互パ
ターンを受信している時には、図7Bに示したように、
復調ベースバンド信号は、ボー・レイトの1/2の周波
数成分である±fb/2=±1200Hzと直流の3周
波に輝線スペクトラムを有する。このため、出力信号S
5は、復調信号S4と同レベルの大きさまで到達せず、
輝線スペクトラムが除去される分だけレベルが低いこと
になる。
ターンを受信している時には、図7Bに示したように、
復調ベースバンド信号は、ボー・レイトの1/2の周波
数成分である±fb/2=±1200Hzと直流の3周
波に輝線スペクトラムを有する。このため、出力信号S
5は、復調信号S4と同レベルの大きさまで到達せず、
輝線スペクトラムが除去される分だけレベルが低いこと
になる。
【0039】従って、V.27terの場合とは異な
り、最適な定数βの値が0.5から外れるためノイズマ
ージンが小さくなり、さらには直流に成分を持つ輝線ス
ペクトラムは通信回線の特性の影響を受けるので、その
レベルの大きさは回線毎に異なることから、定数βの値
を決めるのが困難であり、誤検出の確率も高くなってし
まう。
り、最適な定数βの値が0.5から外れるためノイズマ
ージンが小さくなり、さらには直流に成分を持つ輝線ス
ペクトラムは通信回線の特性の影響を受けるので、その
レベルの大きさは回線毎に異なることから、定数βの値
を決めるのが困難であり、誤検出の確率も高くなってし
まう。
【0040】そして、一度、誤検出が起きるとモデムの
制御部は、データ受信中であるにもかかわらず、モデム
の種々の信号処理部をトレーニング開始以前の状態に強
制的に初期化してしまう。この時には、さらに等化器調
整用信号を誤検出する可能性も極めて高い。すると、モ
デムの制御部は、自動等化器のトレーニングを開始す
る。しかし、実際には、等化器調整用信号を受信してい
ないので、等化器はトレーニングされず発散する。
制御部は、データ受信中であるにもかかわらず、モデム
の種々の信号処理部をトレーニング開始以前の状態に強
制的に初期化してしまう。この時には、さらに等化器調
整用信号を誤検出する可能性も極めて高い。すると、モ
デムの制御部は、自動等化器のトレーニングを開始す
る。しかし、実際には、等化器調整用信号を受信してい
ないので、等化器はトレーニングされず発散する。
【0041】このように、従来の交互パターン検出方法
では、ノイズマージンが少ないため、あるいは通信回線
が期待した特性を有していないため、交互パターン信号
を誤検出することがあり、それ以後、モデムの信号処理
部が正常に動作しなくなるという問題がある。
では、ノイズマージンが少ないため、あるいは通信回線
が期待した特性を有していないため、交互パターン信号
を誤検出することがあり、それ以後、モデムの信号処理
部が正常に動作しなくなるという問題がある。
【0042】本発明は、受信信号の急激なレベル変動に
対しても交互パターン信号を誤検出することなく、確実
かつ正確に検出可能なモデムにおけるトレーニング検出
装置を提供することを目的とする。
対しても交互パターン信号を誤検出することなく、確実
かつ正確に検出可能なモデムにおけるトレーニング検出
装置を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側モデム
により送出されるトレーニング・シーケンスのうち、交
互パターンセグメントを検出するトレーニング検出装置
であって、受信した交互パターンセグメントの復調ベー
スバンド信号のパワーを算出する第1の算出手段と、前
記ベースバンド信号からボーレイトの1/2の周波数成
分および直流成分を除去した信号のパワーを算出する第
2の算出手段と、この第2の算出手段および前記第1の
算出手段で算出した両信号のパワーを比較する比較手段
と、この比較手段の比較結果をもとに無変調キャリアと
交互パターンとを弁別する制御手段とを備えたことを特
徴とする。
により送出されるトレーニング・シーケンスのうち、交
互パターンセグメントを検出するトレーニング検出装置
であって、受信した交互パターンセグメントの復調ベー
スバンド信号のパワーを算出する第1の算出手段と、前
記ベースバンド信号からボーレイトの1/2の周波数成
分および直流成分を除去した信号のパワーを算出する第
2の算出手段と、この第2の算出手段および前記第1の
算出手段で算出した両信号のパワーを比較する比較手段
と、この比較手段の比較結果をもとに無変調キャリアと
交互パターンとを弁別する制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0044】
【実施例】以下、上述した交互パターン信号を正確に検
出可能とした本発明の実施例を説明する。
出可能とした本発明の実施例を説明する。
【0045】図1は、本発明に係る実施例の構成を示す
ブロック図であり、上述した図8と同様の構成には同一
番号を付し、個々の説明は省略する。
ブロック図であり、上述した図8と同様の構成には同一
番号を付し、個々の説明は省略する。
【0046】図1において、フィルタ14は従来のごと
くの狭帯域通過フィルタ50ではなく、図2に示すよう
なボー・レイトの1/2の周波数近傍にゼロ点を持つバ
ンド・イリミネーション・フィルタ(BEF)、あるい
は図3に示すようなボー・レイトの1/2の周波数近傍
ならびに直流にゼロ点を持つバンド・イリミネーション
・フィルタ(BEF)が用いられている。このため、後
述する本実施例に特有の作用効果を得ている。また、パ
ワー算出器15、15’は、複素信号の2乗を計算する
パワー乗算器であり、定数乗算器16は、正の定数αを
乗ずるものとする。
くの狭帯域通過フィルタ50ではなく、図2に示すよう
なボー・レイトの1/2の周波数近傍にゼロ点を持つバ
ンド・イリミネーション・フィルタ(BEF)、あるい
は図3に示すようなボー・レイトの1/2の周波数近傍
ならびに直流にゼロ点を持つバンド・イリミネーション
・フィルタ(BEF)が用いられている。このため、後
述する本実施例に特有の作用効果を得ている。また、パ
ワー算出器15、15’は、複素信号の2乗を計算する
パワー乗算器であり、定数乗算器16は、正の定数αを
乗ずるものとする。
【0047】なお、本実施例においては、AGC12以
降はすべてデジタル信号処理装置で構成される。
降はすべてデジタル信号処理装置で構成される。
【0048】図1に示す実施例においては、復調された
複素ベースバンド信号S4を分岐して、一方をパワー算
出器15に入力し、絶対値の2乗を計算する。さらに、
定数乗算器16で正の定数αを乗じて信号S6を得る。
複素ベースバンド信号S4を分岐して、一方をパワー算
出器15に入力し、絶対値の2乗を計算する。さらに、
定数乗算器16で正の定数αを乗じて信号S6を得る。
【0049】また、他方の複素ベースバンド信号S4
は、BEF14に送られ、V.27terの場合には、
ボー・レイトの1/2の周波数を除去し、V.29の場
合には、ボー・レイトの1/2の周波数並びに直流を除
去した信号S5が生成される。さらに、信号S5の絶対
値の2乗をパワー乗算器15’で計算し、信号S7を得
る。そして、加減算器17では、(信号S8)=(信号
S6)−(信号S7)を計算する。
は、BEF14に送られ、V.27terの場合には、
ボー・レイトの1/2の周波数を除去し、V.29の場
合には、ボー・レイトの1/2の周波数並びに直流を除
去した信号S5が生成される。さらに、信号S5の絶対
値の2乗をパワー乗算器15’で計算し、信号S7を得
る。そして、加減算器17では、(信号S8)=(信号
S6)−(信号S7)を計算する。
【0050】ところで、BEF14の周波数特性として
は、図2(V.27terの場合)、あるいは図3
(V.29の場合)に示す特性を有するものが望まし
い。この場合、BEF14よりの出力信号S5のパワー
はゼロになり、その他のセグメントでは信号S4の全パ
ワーとほぼ等しい。そこで、BEF14の出力パワーが
復調信号のパワーに占める割合が小さくなったことをも
って無変調キャリア、あるいは交互パターン(V.27
terの場合には交互パターンだけ)を検出することが
できる。すなわち、無変調キャリア、あるいは交互パタ
ーンの検出条件は定数α(0<α<1)を用いて、 {(BEF14の出力パワー)/(復調信号のパワ
ー)}<α と表すことができる。すなわち、 αx(復調信号のパワー)−(BEF14の出力パワ
ー)>0 と表すことができる。
は、図2(V.27terの場合)、あるいは図3
(V.29の場合)に示す特性を有するものが望まし
い。この場合、BEF14よりの出力信号S5のパワー
はゼロになり、その他のセグメントでは信号S4の全パ
ワーとほぼ等しい。そこで、BEF14の出力パワーが
復調信号のパワーに占める割合が小さくなったことをも
って無変調キャリア、あるいは交互パターン(V.27
terの場合には交互パターンだけ)を検出することが
できる。すなわち、無変調キャリア、あるいは交互パタ
ーンの検出条件は定数α(0<α<1)を用いて、 {(BEF14の出力パワー)/(復調信号のパワ
ー)}<α と表すことができる。すなわち、 αx(復調信号のパワー)−(BEF14の出力パワ
ー)>0 と表すことができる。
【0051】したがって、原理的には信号S8の符号が
正であるときに、無変調キャリア、あるいは交互パター
ン信号(V.27terの場合には交互パターンだけ)
を検出したことにすればよい。
正であるときに、無変調キャリア、あるいは交互パター
ン信号(V.27terの場合には交互パターンだけ)
を検出したことにすればよい。
【0052】また、本発明においては、BEF14でボ
ー・レイトの1/2の周波数だけでなく、直流成分も除
去しているため、交互パターンを受信している時にも、
従来例とは異なり、BEF14の出力をゼロにすること
ができるため、定数αの値を1/2程度に設定すること
ができる。このため、従来に比べ、ノイズマージンが大
きくなり、検出確度も高くなる。
ー・レイトの1/2の周波数だけでなく、直流成分も除
去しているため、交互パターンを受信している時にも、
従来例とは異なり、BEF14の出力をゼロにすること
ができるため、定数αの値を1/2程度に設定すること
ができる。このため、従来に比べ、ノイズマージンが大
きくなり、検出確度も高くなる。
【0053】さらには、以上の構成においては、フィル
タとして、従来の狭帯域通過フィルタに替えてBEF1
4を用いたために、信号パワーの伝搬遅延はほとんど無
い。よって、ベースバンド信号S4のパワーが急激に変
動した場合には、信号S5のパワーもほぼ同タイミング
で変動する。
タとして、従来の狭帯域通過フィルタに替えてBEF1
4を用いたために、信号パワーの伝搬遅延はほとんど無
い。よって、ベースバンド信号S4のパワーが急激に変
動した場合には、信号S5のパワーもほぼ同タイミング
で変動する。
【0054】従って、受信信号S1のレベルが急激に変
動してAGCの利得が追従しきれず、復調信号S4のパ
ワーが大きく変動した場合においても、信号S9の符号
は安定している。このため、受信信号S1の急激なレベ
ル変動に対しても、交互パターン信号を誤検出すること
はない。
動してAGCの利得が追従しきれず、復調信号S4のパ
ワーが大きく変動した場合においても、信号S9の符号
は安定している。このため、受信信号S1の急激なレベ
ル変動に対しても、交互パターン信号を誤検出すること
はない。
【0055】次に、図1の構成により、実際に交互パタ
ーンを検出するための状態遷移を図4を用いて説明す
る。
ーンを検出するための状態遷移を図4を用いて説明す
る。
【0056】まず、t10によって、モデムメインプロ
グラムから交互パターン検出ルーチンが呼ばれ、t11
で表されるST1に入る。ST1では交互パターン検出
ルーチンが動作し、無変調キャリアあるいは交互パター
ンが検出されたかどうかを監視する。無変調キャリアも
交互パターンも検出されない時には、図1中の信号線S
10は負であり、t13によって同じST1に留まって
いる。無変調キャリアまたは交互パターンのいずれかが
検出され、図1中の信号線S10が正になると、t12
よりt14で表されるST2に遷移する。
グラムから交互パターン検出ルーチンが呼ばれ、t11
で表されるST1に入る。ST1では交互パターン検出
ルーチンが動作し、無変調キャリアあるいは交互パター
ンが検出されたかどうかを監視する。無変調キャリアも
交互パターンも検出されない時には、図1中の信号線S
10は負であり、t13によって同じST1に留まって
いる。無変調キャリアまたは交互パターンのいずれかが
検出され、図1中の信号線S10が正になると、t12
よりt14で表されるST2に遷移する。
【0057】ST2では無変調キャリアまたは交互パタ
ーンに引き続いて擬似ランダムシーケンスが検出された
かどうか監視する。擬似ランダムシーケンスが検出され
ない場合には、t15によりST2に留まっている。な
お、所望の時間経過しても疑似ランダムシーケンスが検
出されない場合には、t17によりST1に戻り、再度
無変調キャリアあるいは交互パターンが検出されるかど
うかを監視する。
ーンに引き続いて擬似ランダムシーケンスが検出された
かどうか監視する。擬似ランダムシーケンスが検出され
ない場合には、t15によりST2に留まっている。な
お、所望の時間経過しても疑似ランダムシーケンスが検
出されない場合には、t17によりST1に戻り、再度
無変調キャリアあるいは交互パターンが検出されるかど
うかを監視する。
【0058】ひとたび、擬似ランダムシーケンスが検出
されると、t16によりt18で表されるST3へ遷移
する。ST3では、到来していると判断された擬似ラン
ダムシーケンスを用いて等化処理が実行される。同時
に、交互パターン検出処理も実行される。
されると、t16によりt18で表されるST3へ遷移
する。ST3では、到来していると判断された擬似ラン
ダムシーケンスを用いて等化処理が実行される。同時
に、交互パターン検出処理も実行される。
【0059】ST3において、無変調キャリアも交互パ
ターンのいずれも検出されない場合には、ST3に留ま
っている。ところが、無変調キャリアまたは交互パター
ンのいずれかが検出されると、t20によりST2に戻
り、再度擬似ランダムシーケンスの検出を開始する。
ターンのいずれも検出されない場合には、ST3に留ま
っている。ところが、無変調キャリアまたは交互パター
ンのいずれかが検出されると、t20によりST2に戻
り、再度擬似ランダムシーケンスの検出を開始する。
【0060】これは、V.29のトレーニング信号に無
変調キャリアが付加されて送信された場合、あるいは誤
検出によって、ST3まで遷移して等化処理を開始して
しまった場合であるが、データ受信中ではないので問題
がない。重要なのは、真の交互パターンが到来した時
に、取りこぼさないということと、データ受信中に無変
調キャリアあるいは交互パターンと誤判断しないことで
ある。
変調キャリアが付加されて送信された場合、あるいは誤
検出によって、ST3まで遷移して等化処理を開始して
しまった場合であるが、データ受信中ではないので問題
がない。重要なのは、真の交互パターンが到来した時
に、取りこぼさないということと、データ受信中に無変
調キャリアあるいは交互パターンと誤判断しないことで
ある。
【0061】真の交互パターンが到来した時には、t2
0によりST2に遷移し、おおよそ交互パターンの継続
時間ST2に留まり、その後、擬似ランダムシーケンス
を検出して、t16によりST3に遷移して、正しいタ
イミングで等化処理が実行される。データ受信中の誤検
出に関しては、上述の通り、αを1/2程度に設定でき
るのでノイズイミュニティが高くその確率は非常に小さ
くできる。
0によりST2に遷移し、おおよそ交互パターンの継続
時間ST2に留まり、その後、擬似ランダムシーケンス
を検出して、t16によりST3に遷移して、正しいタ
イミングで等化処理が実行される。データ受信中の誤検
出に関しては、上述の通り、αを1/2程度に設定でき
るのでノイズイミュニティが高くその確率は非常に小さ
くできる。
【0062】次に、図11は、本発明の第2実施例にお
いて、交互パターンを検出するためのトレーニング検出
動作を示すフローチャートである。
いて、交互パターンを検出するためのトレーニング検出
動作を示すフローチャートである。
【0063】上記第1実施例では、無変調キャリアある
いは交互パターン信号の検出によって、そのまま擬似ラ
ンダムシーケンスの検出に遷移したが、この第2実施例
では、無変調キャリアあるいは交互パターン信号を検出
した場合、その検出状態の継続時間を計時し、その計時
時間によって無変調キャリアと交互パターン信号の弁別
を行うものである。
いは交互パターン信号の検出によって、そのまま擬似ラ
ンダムシーケンスの検出に遷移したが、この第2実施例
では、無変調キャリアあるいは交互パターン信号を検出
した場合、その検出状態の継続時間を計時し、その計時
時間によって無変調キャリアと交互パターン信号の弁別
を行うものである。
【0064】図11に示すトレーニング検出ルーチン
は、シンボルインタバル毎にモデムメインプログラムか
ら呼ばれ、一番初めに呼ばれる時のシンボルカウンタ値
ns の値は0とする。
は、シンボルインタバル毎にモデムメインプログラムか
ら呼ばれ、一番初めに呼ばれる時のシンボルカウンタ値
ns の値は0とする。
【0065】モデムメインプログラムからトレーニング
検出ルーチンが呼ばれると、まずステップ10により、
図1に示す信号線S9が“正”であるか“負”であるか
の判定がなされる。S9が“正”であり、無変調キャリ
アあるいは交互パターンが検出されたと判断されると、
ステップ11に進み、シンボルカウンタns が“1”だ
けインクリメントされる。その後、交互パターン検出フ
ラグp2flgを“0”にクリアし、メインプログラム
に戻る。
検出ルーチンが呼ばれると、まずステップ10により、
図1に示す信号線S9が“正”であるか“負”であるか
の判定がなされる。S9が“正”であり、無変調キャリ
アあるいは交互パターンが検出されたと判断されると、
ステップ11に進み、シンボルカウンタns が“1”だ
けインクリメントされる。その後、交互パターン検出フ
ラグp2flgを“0”にクリアし、メインプログラム
に戻る。
【0066】また、ステップ10によりS9が“負”で
あり、無変調キャリアも交互パターンも検出されないと
判定されると、ステップ13に移行し、シンボルカウン
タ値ns の値がN1 とN2 の間にあるかどうかの判断が
なされる。つまり、ここでの判断は、無変調キャリアあ
るいは交互パターンが最初に検出されてから非検出にな
るまでのシンボル数が、所望の範囲に入っているかどう
かのチェックを行っている。従って、N1 とN2 をおお
よそ交互パターンの継続時間のそれぞれ下限、上限と設
定しておくことにより、無変調キャリアと交互パターン
の弁別ができるようになる。
あり、無変調キャリアも交互パターンも検出されないと
判定されると、ステップ13に移行し、シンボルカウン
タ値ns の値がN1 とN2 の間にあるかどうかの判断が
なされる。つまり、ここでの判断は、無変調キャリアあ
るいは交互パターンが最初に検出されてから非検出にな
るまでのシンボル数が、所望の範囲に入っているかどう
かのチェックを行っている。従って、N1 とN2 をおお
よそ交互パターンの継続時間のそれぞれ下限、上限と設
定しておくことにより、無変調キャリアと交互パターン
の弁別ができるようになる。
【0067】なぜなら、たとえ無変調キャリアが検出さ
れたとしてもV27ter、V29いずれの場合にも継
続時間が185ms〜200msであり、交互パターン
の継続時間(V27terの場合50シンボルインタバ
ル、V29の場合128シンボルインタバル)と比較し
て、はるかに長いのでステップ13の判定で“NO”と
されるからである。
れたとしてもV27ter、V29いずれの場合にも継
続時間が185ms〜200msであり、交互パターン
の継続時間(V27terの場合50シンボルインタバ
ル、V29の場合128シンボルインタバル)と比較し
て、はるかに長いのでステップ13の判定で“NO”と
されるからである。
【0068】そして、ステップ13により交互パターン
と判断されると、ステップ15に移り、交互パターン検
出フラグp2flgを“1”に設定してメインプログラ
ムに戻る。
と判断されると、ステップ15に移り、交互パターン検
出フラグp2flgを“1”に設定してメインプログラ
ムに戻る。
【0069】また、ステップ13でN1 ≦ns ≦N2 の
条件を満たさず、交互パターンとされなかった場合に
は、ステップ14に進み、シンボルカウンタns を
“0”にクリアする。引き続いて、ステップ15に進
み、交互パターン検出フラグp2flgを“0”にクリ
アして、メインプログラムに戻る。
条件を満たさず、交互パターンとされなかった場合に
は、ステップ14に進み、シンボルカウンタns を
“0”にクリアする。引き続いて、ステップ15に進
み、交互パターン検出フラグp2flgを“0”にクリ
アして、メインプログラムに戻る。
【0070】メインプログラムにおいては、シンボル毎
に交互パターン検出フラグを監視し、フラグが立って
“1”になっている場合には、擬似ランダムシーケンス
の検出に進み、フラグが落ちて“0”になっている時に
は、交互パターンの到来を待ち続ける。
に交互パターン検出フラグを監視し、フラグが立って
“1”になっている場合には、擬似ランダムシーケンス
の検出に進み、フラグが落ちて“0”になっている時に
は、交互パターンの到来を待ち続ける。
【0071】以上のような手順により、より確実な検出
を行うことができる。
を行うことができる。
【0072】なお、以上の第1、第2実施例において
は、 α×(復調信号のパワー)−(BEF14の出力パワー)>0 …… を交互パターン信号の検出条件とした。しかし、本発明
は、以上の例に限定されるものではなく、以下のように
様々に変形できる。
は、 α×(復調信号のパワー)−(BEF14の出力パワー)>0 …… を交互パターン信号の検出条件とした。しかし、本発明
は、以上の例に限定されるものではなく、以下のように
様々に変形できる。
【0073】すなわち、 (復調信号のパワー)−α-1×(BEF14の出力パワー)>0 …… (BEF14の出力パワー)−α×(復調信号のパワー)<0 …… α-1×(BEF14の出力パワー)−(復調信号のパワー)<0 …… この中で、の条件式を用いた検出装置を図5に示す。
【0074】また、条件式、の場合は、それぞれ図
1、図5において、加減算器17の方向性を反転し、符
号判定器19は信号S9が負の時に交互パターンを信号
を検出したことにすればよい。
1、図5において、加減算器17の方向性を反転し、符
号判定器19は信号S9が負の時に交互パターンを信号
を検出したことにすればよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信信号の急激なレベル変動に対しても交互パターンを
誤検出することなく、確実かつ正確に検出可能となる効
果がある。しかも、装置構成も極めてシンプルであり、
かつ処理時間も小さくできる効果がある。
受信信号の急激なレベル変動に対しても交互パターンを
誤検出することなく、確実かつ正確に検出可能となる効
果がある。しかも、装置構成も極めてシンプルであり、
かつ処理時間も小さくできる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例で用いるBEFの周波数特性の一例
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図3】上記実施例で用いるBEFの周波数特性の他の
例を示す波形図である。
例を示す波形図である。
【図4】上記実施例において交互パターンを検出するた
めの状態遷移を示す説明図である。
めの状態遷移を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】V27terモデムにおける交互パターン信号
セグメントにおける信号点と復調ベースバンド信号のス
ペクトラムを示す説明図である。
セグメントにおける信号点と復調ベースバンド信号のス
ペクトラムを示す説明図である。
【図7】V29モデムにおける交互パターン信号セグメ
ントにおける信号点と復調ベースバンド信号のスペクト
ラムを示す説明図である。
ントにおける信号点と復調ベースバンド信号のスペクト
ラムを示す説明図である。
【図8】従来の交互パターン信号検出部を示すブロック
図である。
図である。
【図9】V27terモデムにおけるトレーニング信号
シーケンスの構成を示す表である。
シーケンスの構成を示す表である。
【図10】V29モデムにおけるトレーニング信号シー
ケンスの構成を示す表である。
ケンスの構成を示す表である。
【図11】本発明のさらに他の実施例において交互パタ
ーンを検出する動作を示すフローチャートである。
ーンを検出する動作を示すフローチャートである。
10…アナログ入力端子、 11…A/D変換器、 12…AGC、 13…DEM、 14…BEF、 15、15’…パワー算出器、 16…定数乗算器、 17…加減算器、 18…LPF、 19…符号判定器。
Claims (2)
- 【請求項1】 送信側モデムにより送出されるトレーニ
ング・シーケンスのうち、交互パターンセグメントを検
出するトレーニング検出装置であって、 受信した交互パターンセグメントの復調ベースバンド信
号のパワーを算出する第1の算出手段と;前記ベースバ
ンド信号からボーレイトの1/2の周波数成分および直
流成分を除去した信号のパワーを算出する第2の算出手
段と;この第2の算出手段および前記第1の算出手段で
算出した両信号のパワーを比較する比較手段と;この比
較手段の比較結果をもとに無変調キャリアと交互パター
ンとを弁別する制御手段と;を備えたことを特徴とする
トレーニング検出装置。 - 【請求項2】 送信側モデムにより送出されるトレーニ
ング・シーケンスのうち、交互パターンセグメントを検
出するトレーニング検出装置であって、 受信した交互パターンセグメントの復調ベースバンド信
号のパワーを算出する第1の算出手段と;前記ベースバ
ンド信号からボーレイトの1/2の周波数成分および直
流成分を除去した信号のパワーを算出する第2の算出手
段と;この第2の算出手段および前記第1の算出手段で
算出した両信号のパワーを比較する比較手段と;この比
較手段の比較結果をもとに無変調キャリアまたは交互パ
ターンの検出時間を測定することにより、両者を弁別す
るタイマ手段と;を備えたことを特徴とするトレーニン
グ検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6268364A JPH08107433A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | トレーニング検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6268364A JPH08107433A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | トレーニング検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08107433A true JPH08107433A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17457495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6268364A Pending JPH08107433A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | トレーニング検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08107433A (ja) |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6268364A patent/JPH08107433A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11168446A (ja) | データ伝送装置の同期検出方法及びその装置 | |
| US5809085A (en) | Apparatus and method for detecting and discriminating various signal types in the presence of impulse distortions | |
| JPS6326572B2 (ja) | ||
| US4606045A (en) | Method and apparatus for detecting an equalizer training period in a receiving-end modem | |
| US5400365A (en) | Isk receiver | |
| JP3205110B2 (ja) | 周波数オフセット対応式変復調装置 | |
| US5337332A (en) | Training detection apparatus | |
| US5764708A (en) | Device for identifying a predetermined sequence of signals in a modem | |
| JPH08107433A (ja) | トレーニング検出装置 | |
| US6868130B2 (en) | Transmission mode detector for digital receiver | |
| US5602877A (en) | Method and apparatus for information recovery in a radio communication device | |
| US6259750B1 (en) | Digital phase reversal detector | |
| EP0506708B1 (en) | Method and apparatus for random fm noise cancellation | |
| US6018558A (en) | Signal disconnection detection circuit that ensures positive detection of signal disconnection | |
| JP2001285147A (ja) | 自動等化回路 | |
| JPH0378826B2 (ja) | ||
| EP0134860A1 (en) | Improved modem signal acquisition technique | |
| JPS6240829A (ja) | モデムトレ−ニング信号検出器 | |
| JP2524053B2 (ja) | モデム装置 | |
| JP4601212B2 (ja) | データ伝送装置 | |
| JP3387409B2 (ja) | ディジタル復調回路 | |
| JP3251935B2 (ja) | データ・モデム・レシーバ | |
| JPS62122430A (ja) | 自動等化器のトレ−ニング制御回路 | |
| JPH0642643B2 (ja) | トレ−ニング同期方式 | |
| JP2003244118A (ja) | 無線受信機におけるプリアンブル検出方法 |