JPH08108308A - バイト工具による回転切削加工方法 - Google Patents
バイト工具による回転切削加工方法Info
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- JPH08108308A JPH08108308A JP6244015A JP24401594A JPH08108308A JP H08108308 A JPH08108308 A JP H08108308A JP 6244015 A JP6244015 A JP 6244015A JP 24401594 A JP24401594 A JP 24401594A JP H08108308 A JPH08108308 A JP H08108308A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切り屑を確実に不連続化し、切り屑がボーリ
ング工具のボーリングバーなどに巻き付くことを回避す
ること。 【構成】 主軸中心Csを回転中心としてバイト工具2
3を主軸回転数をもって回転駆動し、主軸中心Csの被
加工物Wに対する相対的な移動軌跡が切削すべき形状に
適合したものになるようにバイト工具23と被加工物W
とを軸制御により少なくとも主軸19の回転軸線に直交
する平面に沿って相対変位させてバイト工具23と被加
工物Wとの間に相互補間運動を行わせ、この相互補間運
動による補間軌跡により決まる形状にバイト工具23に
よって被加工物Wをバイト工具23の一回転ごとに間欠
切削する。
ング工具のボーリングバーなどに巻き付くことを回避す
ること。 【構成】 主軸中心Csを回転中心としてバイト工具2
3を主軸回転数をもって回転駆動し、主軸中心Csの被
加工物Wに対する相対的な移動軌跡が切削すべき形状に
適合したものになるようにバイト工具23と被加工物W
とを軸制御により少なくとも主軸19の回転軸線に直交
する平面に沿って相対変位させてバイト工具23と被加
工物Wとの間に相互補間運動を行わせ、この相互補間運
動による補間軌跡により決まる形状にバイト工具23に
よって被加工物Wをバイト工具23の一回転ごとに間欠
切削する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイト工具による回転
切削加工方法に関し、特に同時多軸制御機能を有するN
C工作機械などにおけるバイト工具による回転切削加工
方法に関するものである。
切削加工方法に関し、特に同時多軸制御機能を有するN
C工作機械などにおけるバイト工具による回転切削加工
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボーリング工具などのバイト工具
による回転切削加工は、バイト工具を主軸に装着し、主
軸の回転数を制御して主軸を軸線方向へ移動させること
によりワークテーブル上の被加工物に対してバイト半径
の穴加工、即ちボーリング加工を行う。
による回転切削加工は、バイト工具を主軸に装着し、主
軸の回転数を制御して主軸を軸線方向へ移動させること
によりワークテーブル上の被加工物に対してバイト半径
の穴加工、即ちボーリング加工を行う。
【0003】このボーリング加工においては、連続切削
により、特に軟鋼やアルミニウムなど、展延性の大きい
被削材の切削では切り屑が連続した形態で生成され、こ
の切り屑がボーリング工具のボーリングバーに巻き付く
ことがある。この切り屑の巻き付きは、切削加工を連続
的に行うことに支障を与える。
により、特に軟鋼やアルミニウムなど、展延性の大きい
被削材の切削では切り屑が連続した形態で生成され、こ
の切り屑がボーリング工具のボーリングバーに巻き付く
ことがある。この切り屑の巻き付きは、切削加工を連続
的に行うことに支障を与える。
【0004】またボーリングバーに絡み付いた切り屑が
工具ホルダの自動工具交換用のV溝部にまで達し、工具
の自動交換を行えなくしたり、工具の落下事故の原因に
なったりする。
工具ホルダの自動工具交換用のV溝部にまで達し、工具
の自動交換を行えなくしたり、工具の落下事故の原因に
なったりする。
【0005】このため従来、展延性の大きい被削材を切
削する場合には、刃先にチップブレーカなどを設けて切
り屑を短く破断したり、被削材に予めボーリング加工に
おける取り代に応じた深さのキー溝状の分断溝を切削面
部に加工し、この分断溝をもって非連続切削加工とし、
切り屑が不連続化するなどの方策が取られている。
削する場合には、刃先にチップブレーカなどを設けて切
り屑を短く破断したり、被削材に予めボーリング加工に
おける取り代に応じた深さのキー溝状の分断溝を切削面
部に加工し、この分断溝をもって非連続切削加工とし、
切り屑が不連続化するなどの方策が取られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】チップブレーカなどに
よる切り屑の破断は、切削条件に左右され、切り屑の不
連続化を完璧に行うことはできず、問題を完全に解決す
るには至らない。
よる切り屑の破断は、切削条件に左右され、切り屑の不
連続化を完璧に行うことはできず、問題を完全に解決す
るには至らない。
【0007】分断溝による場合には、切り屑を確実に不
連続化することができるが、しかし、分断溝の加工が必
要で、工数が増える。
連続化することができるが、しかし、分断溝の加工が必
要で、工数が増える。
【0008】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、チップブレーカの装着や分断溝の加
工を必要とすることなく切り屑を確実に不連続化し、切
り屑がボーリング工具のボーリングバーなどに巻き付く
ことを回避し、展延性の大きい被削材の切削加工でも切
り屑による障害を受けることなく連続的に行えるように
するバイト工具による回転切削加工方法を提供すること
を目的としている。
されたものであり、チップブレーカの装着や分断溝の加
工を必要とすることなく切り屑を確実に不連続化し、切
り屑がボーリング工具のボーリングバーなどに巻き付く
ことを回避し、展延性の大きい被削材の切削加工でも切
り屑による障害を受けることなく連続的に行えるように
するバイト工具による回転切削加工方法を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るために、本発明によるバイト工具による回転切削加工
方法は、主軸に取り付けられたバイト工具を主軸の回転
により主軸の回転軸線周りに回転させて被加工物を切削
加工する回転切削加工方法において、主軸中心を回転中
心としてバイト工具を主軸回転数をもって回転駆動し、
主軸中心の被加工物に対する相対的な移動軌跡が切削す
べき形状に適合したものになるようにバイト工具と被加
工物とを軸制御により少なくとも主軸の回転軸線に直交
する平面に沿って相対変位させてバイト工具と被加工物
との間に相互補間運動を行わせ、前記相互補間運動によ
る補間軌跡により決まる形状に前記バイト工具によって
被加工物を前記バイト工具の一回転ごとに間欠切削する
ことを特徴としている。
るために、本発明によるバイト工具による回転切削加工
方法は、主軸に取り付けられたバイト工具を主軸の回転
により主軸の回転軸線周りに回転させて被加工物を切削
加工する回転切削加工方法において、主軸中心を回転中
心としてバイト工具を主軸回転数をもって回転駆動し、
主軸中心の被加工物に対する相対的な移動軌跡が切削す
べき形状に適合したものになるようにバイト工具と被加
工物とを軸制御により少なくとも主軸の回転軸線に直交
する平面に沿って相対変位させてバイト工具と被加工物
との間に相互補間運動を行わせ、前記相互補間運動によ
る補間軌跡により決まる形状に前記バイト工具によって
被加工物を前記バイト工具の一回転ごとに間欠切削する
ことを特徴としている。
【0010】本発明によるバイト工具による回転切削加
工方法は、前記バイト工具として被加工物に実質的に点
接触するシングルポイントバイト工具を使用することを
詳細な特徴としている。
工方法は、前記バイト工具として被加工物に実質的に点
接触するシングルポイントバイト工具を使用することを
詳細な特徴としている。
【0011】
【作用】上述の如き構成によれば、バイト工具が主軸回
転数をもって回転(自転)している状態にて、バイト工
具と被加工物との相対的な軸制御によりバイト工具と被
加工物との間に相互補間運動が行われ、相互補間運動に
よる補間軌跡により決まる任意の形状にバイト工具をも
って回転切削が行われる。この場合、バイト工具の回転
半径(バイト半径)と被加工物の切削半径とは異なった
ものになり、バイト工具は自転により一回転ごとに被加
工物を間欠的に切削することになり、間欠切削によって
切り屑が不連続になる。
転数をもって回転(自転)している状態にて、バイト工
具と被加工物との相対的な軸制御によりバイト工具と被
加工物との間に相互補間運動が行われ、相互補間運動に
よる補間軌跡により決まる任意の形状にバイト工具をも
って回転切削が行われる。この場合、バイト工具の回転
半径(バイト半径)と被加工物の切削半径とは異なった
ものになり、バイト工具は自転により一回転ごとに被加
工物を間欠的に切削することになり、間欠切削によって
切り屑が不連続になる。
【0012】バイト工具としてシングルポイントバイト
工具を使用することにより、エンドミルなどによる場合
に比して切削抵抗が小さく、このことにより軸制御によ
る相互補間運動の速度、即ち切削速度を速めること、あ
るいはステム部(ボーリングバー)が長いバイト工具を
使用して深穴など、軸長が長い加工物を高精度に切削加
工することが可能になる。
工具を使用することにより、エンドミルなどによる場合
に比して切削抵抗が小さく、このことにより軸制御によ
る相互補間運動の速度、即ち切削速度を速めること、あ
るいはステム部(ボーリングバー)が長いバイト工具を
使用して深穴など、軸長が長い加工物を高精度に切削加
工することが可能になる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0014】図1は本発明による回転切削加工方法の実
施例に使用するNC工作機械の一例を示している。NC
工作機械は、ベッド1と、ベッド1上にY軸方向に移動
可能に設けられてY軸テーブル3と、Y軸テーブル3上
にX軸方向に移動可能に設けられてX軸テーブル5とを
有し、X軸テーブル5上に被加工物Wを固定載置され
る。Y軸テーブル3はY軸サーボモータ7によってY軸
方向に駆動され、X軸テーブル5はX軸サーボモータ9
によってX軸方向に駆動され、X軸テーブル5上の被加
工物Wは、Y軸サーボモータ7によるY軸テーブル3の
Y軸方向の移動とX軸サーボモータ9によるX軸テーブ
ル5のX軸方向の移動により、X軸とY軸による水平面
に沿ってX座標とY座標による任意に座標位置に軸制御
する。
施例に使用するNC工作機械の一例を示している。NC
工作機械は、ベッド1と、ベッド1上にY軸方向に移動
可能に設けられてY軸テーブル3と、Y軸テーブル3上
にX軸方向に移動可能に設けられてX軸テーブル5とを
有し、X軸テーブル5上に被加工物Wを固定載置され
る。Y軸テーブル3はY軸サーボモータ7によってY軸
方向に駆動され、X軸テーブル5はX軸サーボモータ9
によってX軸方向に駆動され、X軸テーブル5上の被加
工物Wは、Y軸サーボモータ7によるY軸テーブル3の
Y軸方向の移動とX軸サーボモータ9によるX軸テーブ
ル5のX軸方向の移動により、X軸とY軸による水平面
に沿ってX座標とY座標による任意に座標位置に軸制御
する。
【0015】NC工作機械のコラム11にはZ軸スライ
ダ13が上下方向、即ちZ軸方向に移動可能に装着され
ており、Z軸スライダ13はZ軸サーボモータ15によ
ってZ軸方向に駆動される。
ダ13が上下方向、即ちZ軸方向に移動可能に装着され
ており、Z軸スライダ13はZ軸サーボモータ15によ
ってZ軸方向に駆動される。
【0016】Z軸スライダ13には主軸頭17が取り付
けられており、主軸頭17には主軸19がZ軸と同一方
向の軸線周り、即ちC軸周りに回転可能に装着されてい
る。主軸19は主軸モータ21により回転駆動される。
主軸19にはバイト工具23が装着される。
けられており、主軸頭17には主軸19がZ軸と同一方
向の軸線周り、即ちC軸周りに回転可能に装着されてい
る。主軸19は主軸モータ21により回転駆動される。
主軸19にはバイト工具23が装着される。
【0017】ここで使用されるバイト工具23はシング
ルポイントバイト工具であってよい。ここで云うシング
ルポイントバイト工具は、被加工物に実質的に点接触す
る形式のバイト工具であり、これには、穴ぐりバイト、
中ぐりバイト、突切りバイト、丸こまバイト、旋削バイ
トなどがある。
ルポイントバイト工具であってよい。ここで云うシング
ルポイントバイト工具は、被加工物に実質的に点接触す
る形式のバイト工具であり、これには、穴ぐりバイト、
中ぐりバイト、突切りバイト、丸こまバイト、旋削バイ
トなどがある。
【0018】なお、X軸とY軸による被加工物Wの移動
平面は、主軸19の回転軸線、即ちC軸(Z軸)に直交
する平面である。
平面は、主軸19の回転軸線、即ちC軸(Z軸)に直交
する平面である。
【0019】X軸サーボモータ9、Y軸サーボモータ
7、Z軸サーボモータ15、主軸モータ21の各々には
ロータリエンコーダ25、27、29、31が装着され
ており、このロータリエンコーダ25、27、29、3
1は各軸のサーボモータ9、7、15、主軸モータ21
の回転角を検出し、回転角情報をNC装置33へ出力す
る。
7、Z軸サーボモータ15、主軸モータ21の各々には
ロータリエンコーダ25、27、29、31が装着され
ており、このロータリエンコーダ25、27、29、3
1は各軸のサーボモータ9、7、15、主軸モータ21
の回転角を検出し、回転角情報をNC装置33へ出力す
る。
【0020】NC装置33は、図2に示されているよう
に、NC加工プログラムを実行して各軸指令と主軸回転
数指令を出力するプログラム実行部35と、プログラム
実行部35より軸指令を入力して補間演算を行う補間演
算部37と、主軸制御部39とを有している。
に、NC加工プログラムを実行して各軸指令と主軸回転
数指令を出力するプログラム実行部35と、プログラム
実行部35より軸指令を入力して補間演算を行う補間演
算部37と、主軸制御部39とを有している。
【0021】補間演算部37は、X、Y、Zの各軸の移
動量を指令値として各軸の位置制御・駆動部41、4
3、45へ出力する。
動量を指令値として各軸の位置制御・駆動部41、4
3、45へ出力する。
【0022】位置制御・駆動部41、43、45は、各
々同軸のロータリエンコーダ25、27、29より回転
角情報を入力し、位置フィードバック補償制御により演
算される各軸の操作量をもって各軸のサーボモータ9、
7、15の駆動を制御する。
々同軸のロータリエンコーダ25、27、29より回転
角情報を入力し、位置フィードバック補償制御により演
算される各軸の操作量をもって各軸のサーボモータ9、
7、15の駆動を制御する。
【0023】主軸制御部39は、プログラム実行部35
より主軸回転数指令を与えられ、ロータリエンコーダ3
1より回転角情報を入力し、フィードバック補償制御に
より演算される回転数をもって主軸モータ21の駆動を
制御する。
より主軸回転数指令を与えられ、ロータリエンコーダ3
1より回転角情報を入力し、フィードバック補償制御に
より演算される回転数をもって主軸モータ21の駆動を
制御する。
【0024】本発明による回転切削加工方法において
は、主軸中心の被加工物Wに対する相対的な移動軌跡が
切削すべき形状に適合したものになるように、X、Y、
Zの各軸の指令量をNC加工プログラムで設定してお
き、このNC加工プログラムの実行によってバイト工具
23と被加工物WとをX、Y、Zの軸制御、少なくとも
X、Yの軸制御によって主軸19の回転軸線に直交する
平面に沿って相対変位させてバイト工具23と被加工物
Wとの間に相対補間運動を行わせ、被加工物Wを相対補
間運動による補間軌跡により決まる形状に、主軸19の
回転によって主軸19の中心軸線周りに回転しているバ
イト工具23によって切削する。
は、主軸中心の被加工物Wに対する相対的な移動軌跡が
切削すべき形状に適合したものになるように、X、Y、
Zの各軸の指令量をNC加工プログラムで設定してお
き、このNC加工プログラムの実行によってバイト工具
23と被加工物WとをX、Y、Zの軸制御、少なくとも
X、Yの軸制御によって主軸19の回転軸線に直交する
平面に沿って相対変位させてバイト工具23と被加工物
Wとの間に相対補間運動を行わせ、被加工物Wを相対補
間運動による補間軌跡により決まる形状に、主軸19の
回転によって主軸19の中心軸線周りに回転しているバ
イト工具23によって切削する。
【0025】この場合、バイト工具23の回転半径と被
加工物Wの切削半径とは異なったものになり、バイト工
具23は、主軸19の中心軸線周りの回転により被加工
物Wを、主軸19の一回転ごとに間欠的に切削すること
になる。これにより切り屑は不連続のものになる。
加工物Wの切削半径とは異なったものになり、バイト工
具23は、主軸19の中心軸線周りの回転により被加工
物Wを、主軸19の一回転ごとに間欠的に切削すること
になる。これにより切り屑は不連続のものになる。
【0026】この回転切削加工方法は、X、Yの同時2
軸制御、あるいはX、Y、Zの同時3軸制御との組み合
わせにより、穴加工、外周面加工、テーパ加工、球面加
工、多角形加工、ねじ切り加工、フランジ面加工、自由
形状加工に適用できる。
軸制御、あるいはX、Y、Zの同時3軸制御との組み合
わせにより、穴加工、外周面加工、テーパ加工、球面加
工、多角形加工、ねじ切り加工、フランジ面加工、自由
形状加工に適用できる。
【0027】次に本発明による回転切削加工方法を円筒
内外面加工に適用した場合について詳細に説明する。
内外面加工に適用した場合について詳細に説明する。
【0028】図3、図4に示されているように、円筒面
の半径をR、1回転当たりのZ軸方向送り量をp、Z軸
方向送り開始位置のZ軸座標をZoとすると、各回転角
位置における刃先の座標位置(Xt,Yt,Zt)はX
軸方向を原点とする角度θを媒体変数として下式の関数
式により与えられる。
の半径をR、1回転当たりのZ軸方向送り量をp、Z軸
方向送り開始位置のZ軸座標をZoとすると、各回転角
位置における刃先の座標位置(Xt,Yt,Zt)はX
軸方向を原点とする角度θを媒体変数として下式の関数
式により与えられる。
【0029】Xt=Rcosθ Yt=Rsinθ Zt=Zo−(p/2π)θ 図3に示されている円筒内面加工では刃先軌跡のXY平
面における加工面外向き法線ベクトル→n=(nx,n
y)は下式により示される。
面における加工面外向き法線ベクトル→n=(nx,n
y)は下式により示される。
【0030】nx=−cosθ ny=−sinθ 従って、円筒内面加工においては、主軸中心軌跡Lを定
義する主軸中心座標位置(Xs,Ys,Zs)は下式に
より示される。
義する主軸中心座標位置(Xs,Ys,Zs)は下式に
より示される。
【0031】Xs=Xt+nx・Tr=Rcos−Tr
cosθ=(R−Tr)cosθ Ys=Yt+ny・Tr=Rsin−Trsinθ=
(R−Tr)sinθ Zs=Zt−Tz 図4に示されている円筒外面加工では刃先軌跡のXY平
面における加工面外向き法線ベクトル→n=(nx,n
y)は下式により示される。
cosθ=(R−Tr)cosθ Ys=Yt+ny・Tr=Rsin−Trsinθ=
(R−Tr)sinθ Zs=Zt−Tz 図4に示されている円筒外面加工では刃先軌跡のXY平
面における加工面外向き法線ベクトル→n=(nx,n
y)は下式により示される。
【0032】nx=−cosθ ny=−sinθ 従って、円筒外面加工においては、主軸中心軌跡Lを定
義する主軸中心座標位置(Xs,Ys,Zs)は下式に
より示される。
義する主軸中心座標位置(Xs,Ys,Zs)は下式に
より示される。
【0033】Xs=Xt+nx・Tr=Rcos+Tr
cosθ=(R+Tr)cosθ Ys=Yt+ny・Tr=Rsin+Trsinθ=
(R+Tr)sinθ Zs=Zt−Tz ただし、何れの場合もTrはバイト工具23のバイト半
径、Tzは工具長さ(主軸19のZ軸原点からバイト部
24の刃先までのZ軸方向の軸長)である。
cosθ=(R+Tr)cosθ Ys=Yt+ny・Tr=Rsin+Trsinθ=
(R+Tr)sinθ Zs=Zt−Tz ただし、何れの場合もTrはバイト工具23のバイト半
径、Tzは工具長さ(主軸19のZ軸原点からバイト部
24の刃先までのZ軸方向の軸長)である。
【0034】この場合、主軸中心座標位置(Xs,Y
s)によるX軸とY軸との同時2軸制御により、バイト
工具23と被加工物Wとの間に相互円弧補間運動が行わ
れ、その円弧補間軌跡として、主軸中心軌跡LはR−T
rあるいはR+Trを半径とする真円をなす。
s)によるX軸とY軸との同時2軸制御により、バイト
工具23と被加工物Wとの間に相互円弧補間運動が行わ
れ、その円弧補間軌跡として、主軸中心軌跡LはR−T
rあるいはR+Trを半径とする真円をなす。
【0035】これにより、バイト工具23が主軸19に
より主軸中心Csを回転中心として回転駆動され、上述
の条件を満たしてX、Y、Zの各軸の軸制御が行われる
ことにより、任意の半径Rの円筒内面加工あるいは円筒
外面加工が行われる。
より主軸中心Csを回転中心として回転駆動され、上述
の条件を満たしてX、Y、Zの各軸の軸制御が行われる
ことにより、任意の半径Rの円筒内面加工あるいは円筒
外面加工が行われる。
【0036】この円筒内外面加工においては、バイト工
具23の回転により被加工物Wが間欠的に切削され、被
加工物Wの肉部の切削除去は、取り代を図3、図4に符
号Bで示されている量として、主軸19の一回転の度に
図3、図4に符号Aで示されているように略三ヵ月状に
行われ、この切削により生成される切り屑は略三ヵ月状
の断片的なものになる。即ち、切り屑は不連続に生成さ
れる。
具23の回転により被加工物Wが間欠的に切削され、被
加工物Wの肉部の切削除去は、取り代を図3、図4に符
号Bで示されている量として、主軸19の一回転の度に
図3、図4に符号Aで示されているように略三ヵ月状に
行われ、この切削により生成される切り屑は略三ヵ月状
の断片的なものになる。即ち、切り屑は不連続に生成さ
れる。
【0037】これにより、切り屑が確実に不連続化し、
切り屑がバイト工具23のステム部に巻き付くことがな
く、展延性の大きい被削材の切削加工でも切り屑による
障害を受けることなく連続的に行われるようになる。
切り屑がバイト工具23のステム部に巻き付くことがな
く、展延性の大きい被削材の切削加工でも切り屑による
障害を受けることなく連続的に行われるようになる。
【0038】また生成される切り屑が分断されているか
ら、切り屑の後処理性がよくなる。
ら、切り屑の後処理性がよくなる。
【0039】またバイト工具23としてシングルポイン
トバイト工具が使用されることにより、エンドミルなど
による場合に比して切削抵抗が小さくなる。このことに
よって軸制御による相互補間運動の速度、即ち切削速度
を速めること、あるいはステム部(ボリングバー)が長
いバイト工具23を使用して深穴など、軸長が長い加工
物を高精度に切削加工することが可能になる。
トバイト工具が使用されることにより、エンドミルなど
による場合に比して切削抵抗が小さくなる。このことに
よって軸制御による相互補間運動の速度、即ち切削速度
を速めること、あるいはステム部(ボリングバー)が長
いバイト工具23を使用して深穴など、軸長が長い加工
物を高精度に切削加工することが可能になる。
【0040】上述の軸制御は、上述の関数式の演算をN
C装置内部で行って座標位置データを得る方法と、NC
加工プログラム作成時点で予め座標位置データを点群デ
ータとしてプログラムに記述しておく方法の何れにより
行われてもよい。
C装置内部で行って座標位置データを得る方法と、NC
加工プログラム作成時点で予め座標位置データを点群デ
ータとしてプログラムに記述しておく方法の何れにより
行われてもよい。
【0041】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
いて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定される
ものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による回転切削加工方法によれば、バイト工具は、バイ
ト工具と被加工物との間に相互補間運動による補間軌跡
により決まる任意の形状に被加工物を間欠的に切削する
から、切り屑が不連続になり、チップブレーカの装着や
分断溝の加工を必要とすることなく切り屑が確実に不連
続化する。これにより切り屑がボーリング工具のボーリ
ングバーなどに巻き付くことが回避され、展延性の大き
い被削材の切削加工も切り屑による障害を受けることな
く無人で連続的に行えるようになる。また生成される切
り屑が分断されているから、切り屑の後処理性がよくな
る。
による回転切削加工方法によれば、バイト工具は、バイ
ト工具と被加工物との間に相互補間運動による補間軌跡
により決まる任意の形状に被加工物を間欠的に切削する
から、切り屑が不連続になり、チップブレーカの装着や
分断溝の加工を必要とすることなく切り屑が確実に不連
続化する。これにより切り屑がボーリング工具のボーリ
ングバーなどに巻き付くことが回避され、展延性の大き
い被削材の切削加工も切り屑による障害を受けることな
く無人で連続的に行えるようになる。また生成される切
り屑が分断されているから、切り屑の後処理性がよくな
る。
【0043】またバイト工具としてシングルポイントバ
イト工具が使用されることにより、エンドミルなどによ
る場合に比して切削抵抗が小さくなり、このことにより
軸制御による相互補間運動の速度、即ち切削速度を速め
ること、あるいはステム部が長いバイト工具を使用して
深穴など、軸長が長い加工物を高精度に切削加工するこ
とが可能になる。
イト工具が使用されることにより、エンドミルなどによ
る場合に比して切削抵抗が小さくなり、このことにより
軸制御による相互補間運動の速度、即ち切削速度を速め
ること、あるいはステム部が長いバイト工具を使用して
深穴など、軸長が長い加工物を高精度に切削加工するこ
とが可能になる。
【図1】本発明による回転切削加工方法の実施例に使用
するNC工作機械の一例を示す概略斜視図である。
するNC工作機械の一例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明による回転切削加工方法の実施例に使用
するNC工作機械の制御系を示すブロック線図である。
するNC工作機械の制御系を示すブロック線図である。
【図3】円筒内面加工例を示す説明図である。
【図4】円筒外周面加工を示す説明図である。
3 Y軸テーブル 5 X軸テーブル 7 Y軸サーボモータ 9 X軸サーボモータ 13 Z軸スライダ 15 Z軸サーボモータ 17 主軸頭 19 主軸 21 主軸モータ 25、27、29、31 ロータリエンコーダ 33 NC装置 35 プログラム実行部 37 補間演算部 39 主軸制御部 41、43、45 位置制御・駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 正文 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 主軸に取り付けられたバイト工具を主軸
の回転により主軸の回転軸線周りに回転させて被加工物
を切削加工する回転切削加工方法において、 主軸中心を回転中心としてバイト工具を主軸回転数をも
って回転駆動し、主軸中心の被加工物に対する相対的な
移動軌跡が切削すべき形状に適合したものになるように
バイト工具と被加工物とを軸制御により少なくとも主軸
の回転軸線に直交する平面に沿って相対変位させてバイ
ト工具と被加工物との間に相互補間運動を行わせ、前記
相互補間運動による補間軌跡により決まる形状に前記バ
イト工具によって被加工物を前記バイト工具の一回転ご
とに間欠切削することを特徴とするバイト工具による回
転切削加工方法。 - 【請求項2】 前記バイト工具として被加工物に実質的
に点接触するシングルポイントバイト工具を使用するこ
とを特徴とする請求項1記載のバイト工具による主軸回
転角制御式切削加工方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244015A JPH08108308A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | バイト工具による回転切削加工方法 |
| TW084110094A TW301619B (ja) | 1994-10-07 | 1995-09-27 | |
| US08/538,724 US5713253A (en) | 1994-10-07 | 1995-10-03 | Rotational machining method |
| DE19537292A DE19537292A1 (de) | 1994-10-07 | 1995-10-06 | Spindelrotationswinkelsteuerungs-Bearbeitungsverfahren mit Drehwerkzeugen und Rotationsbearbeitungsverfahren |
| KR1019950034395A KR0180954B1 (ko) | 1994-10-07 | 1995-10-07 | 회전공구에 의한 주축회전각제어 절삭가공방법 및 회전절삭가공방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244015A JPH08108308A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | バイト工具による回転切削加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08108308A true JPH08108308A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17112447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6244015A Pending JPH08108308A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | バイト工具による回転切削加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08108308A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7524152B2 (en) | 2004-12-03 | 2009-04-28 | The Board Of Trustees If The University Of Illinois | Three-axis micro- and meso-scale machining apparatus |
| JP2018536547A (ja) * | 2015-11-24 | 2018-12-13 | シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG | ソリッド形部材を製造する製造装置および当該製造装置を用いてソリッド形部材を製造する方法 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6244015A patent/JPH08108308A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7524152B2 (en) | 2004-12-03 | 2009-04-28 | The Board Of Trustees If The University Of Illinois | Three-axis micro- and meso-scale machining apparatus |
| JP2018536547A (ja) * | 2015-11-24 | 2018-12-13 | シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG | ソリッド形部材を製造する製造装置および当該製造装置を用いてソリッド形部材を製造する方法 |
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