JPH0810860Y2 - テープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構 - Google Patents
テープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構Info
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- JPH0810860Y2 JPH0810860Y2 JP9538289U JP9538289U JPH0810860Y2 JP H0810860 Y2 JPH0810860 Y2 JP H0810860Y2 JP 9538289 U JP9538289 U JP 9538289U JP 9538289 U JP9538289 U JP 9538289U JP H0810860 Y2 JPH0810860 Y2 JP H0810860Y2
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- head mounting
- head
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- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 12
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 2
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、再生動作状態から、ピンチローラをキャプ
スタンから完全に離反させた後に磁気ヘッドを後退させ
ることを可能にしたテープ駆動装置のヘッドとピンチロ
ーラの連動機構に関する。
スタンから完全に離反させた後に磁気ヘッドを後退させ
ることを可能にしたテープ駆動装置のヘッドとピンチロ
ーラの連動機構に関する。
(従来の技術) テープ駆動装置では、一般に、再生操作により、磁気
ヘッドを取り付けたヘッド取付板を停止位置から再生動
作位置まで移動させ、このときのヘッド取付板の移動力
でピンチローラをキャプスタンに圧接させて再生動作状
態を得るために、ヘッド取付板の移動力を、ばね部材を
介してピンチローラアームに伝達するようにしている。
ヘッドを取り付けたヘッド取付板を停止位置から再生動
作位置まで移動させ、このときのヘッド取付板の移動力
でピンチローラをキャプスタンに圧接させて再生動作状
態を得るために、ヘッド取付板の移動力を、ばね部材を
介してピンチローラアームに伝達するようにしている。
従来の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構では、ヘ
ッド取付板とピンチローラアームとの間に、ばね部材を
介して連動関係をもたせ、ヘッド取付板が前進するとき
も、後退するときも、ピンチローラアームがこれに追随
する構成とし、例えば、再生動作状態からキューまたは
レビュー動作状態への移行は、ヘッド取付板を再生動作
位置から僅かに後退させて、磁気ヘッドとテープとの接
触圧を軽減すると共に、ピンチローラをキャプスタンか
ら離反させることにより行なっていた。
ッド取付板とピンチローラアームとの間に、ばね部材を
介して連動関係をもたせ、ヘッド取付板が前進するとき
も、後退するときも、ピンチローラアームがこれに追随
する構成とし、例えば、再生動作状態からキューまたは
レビュー動作状態への移行は、ヘッド取付板を再生動作
位置から僅かに後退させて、磁気ヘッドとテープとの接
触圧を軽減すると共に、ピンチローラをキャプスタンか
ら離反させることにより行なっていた。
(考案が解決しようとする課題) ところが、ヘッド取付板とピンチローラアームとをた
だ単にばね部材を介して連動させるようにしただけで
は、再生動作状態からキューまたはレビュー動作状態へ
移行する際、ピンチローラがまだキャプスタンから離反
しないうちに、磁気ヘッドとテープとの間の接触圧が軽
減されるため、このとき、テープが幅方向に動いてしま
い、極端な場合は、テープがキャプスタンから外れてし
まう等の不具合が生じる虞があった。
だ単にばね部材を介して連動させるようにしただけで
は、再生動作状態からキューまたはレビュー動作状態へ
移行する際、ピンチローラがまだキャプスタンから離反
しないうちに、磁気ヘッドとテープとの間の接触圧が軽
減されるため、このとき、テープが幅方向に動いてしま
い、極端な場合は、テープがキャプスタンから外れてし
まう等の不具合が生じる虞があった。
また、再生動作状態からポーズ状態へ移行する際にも
同様の問題が生じるため、ヘッド取付板は再生動作位置
に保持したままで、ピンチローラをキャプスタンから離
反させるための格別の機構を設けねばならず、構成が複
雑になる、という新たな問題が生じていた。
同様の問題が生じるため、ヘッド取付板は再生動作位置
に保持したままで、ピンチローラをキャプスタンから離
反させるための格別の機構を設けねばならず、構成が複
雑になる、という新たな問題が生じていた。
そこで本考案の目的は、構成を複雑にすることなし
に、再生動作状態からキュー、レビュー動作状態または
ポーズ状態へ移行する際に、磁気ヘッドが復帰方向へ移
動し始める前にピンチローラをキャプスタンから完全に
離反させることを可能にし、テープが幅方向に動いた
り、キャプスタンから外れたりすることを確実に防止で
きるテープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動
機構を提供することにある。
に、再生動作状態からキュー、レビュー動作状態または
ポーズ状態へ移行する際に、磁気ヘッドが復帰方向へ移
動し始める前にピンチローラをキャプスタンから完全に
離反させることを可能にし、テープが幅方向に動いた
り、キャプスタンから外れたりすることを確実に防止で
きるテープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動
機構を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、磁気ヘッドを取り
付けたヘッド取付板に第1のばね部材を介して連結され
た再生操作連動部材を、再生操作により移動させて、前
記ヘッド取付板を停止位置から再生動作位置まで移動さ
せると共に、このときの前記ヘッド取付板の移動力を第
2のばね部材を介してピンチローラアームに伝達してピ
ンチローラをキャプスタンに圧接させ、前記再生操作連
動部材を係止機構で移動位置に係止することにより、前
記ヘッド取付板及びピンチローラをそれぞれの移動位置
に留めるようにしたテープ駆動装置の磁気ヘッドとピン
チローラの連動機構において、前記ヘッド取付板と、こ
れと同一方向に進退自在に設けられたスライド板とを、
第3のばね部材を介して連結すると共に、前記スライド
板にはピンチローラアーム係合部とヘッド取付板係合部
とを設け、前記ヘッド取付板が再生動作位置にある状態
で前記スライド板を前記第3のばね部材の付勢力に抗し
て後退させるとき、該スライド板で前記ピンチローラア
ームを復帰方向に移動させて前記ピンチローラを前記キ
ャプスタンから離反させた後、続いて前記スライド板で
前記ヘッド取付板を前記第1のばね部材の付勢力に抗し
て復帰方向に移動させるようにしたことを特徴とするも
のである。
付けたヘッド取付板に第1のばね部材を介して連結され
た再生操作連動部材を、再生操作により移動させて、前
記ヘッド取付板を停止位置から再生動作位置まで移動さ
せると共に、このときの前記ヘッド取付板の移動力を第
2のばね部材を介してピンチローラアームに伝達してピ
ンチローラをキャプスタンに圧接させ、前記再生操作連
動部材を係止機構で移動位置に係止することにより、前
記ヘッド取付板及びピンチローラをそれぞれの移動位置
に留めるようにしたテープ駆動装置の磁気ヘッドとピン
チローラの連動機構において、前記ヘッド取付板と、こ
れと同一方向に進退自在に設けられたスライド板とを、
第3のばね部材を介して連結すると共に、前記スライド
板にはピンチローラアーム係合部とヘッド取付板係合部
とを設け、前記ヘッド取付板が再生動作位置にある状態
で前記スライド板を前記第3のばね部材の付勢力に抗し
て後退させるとき、該スライド板で前記ピンチローラア
ームを復帰方向に移動させて前記ピンチローラを前記キ
ャプスタンから離反させた後、続いて前記スライド板で
前記ヘッド取付板を前記第1のばね部材の付勢力に抗し
て復帰方向に移動させるようにしたことを特徴とするも
のである。
(作用) 再生操作により移動する再生操作連動部材とヘッド取
付板とは第1のばね部材を介して連結され、ヘッド取付
板とスライド板とは第2のばね部材を介して連結され、
更に、ピンチローラアームは、ヘッド取付板が停止位置
から再生動作位置に向って移動する際、第3のばね部材
を介してヘッド取付板の移動力を受けてキャプスタンに
圧接するようになる。また、スライド板はヘッド取付板
に対して一定範囲移動自在に係合しており、復帰方向へ
移動する際、ピンチローラアームを復帰方向へ押し戻す
ように作用する。
付板とは第1のばね部材を介して連結され、ヘッド取付
板とスライド板とは第2のばね部材を介して連結され、
更に、ピンチローラアームは、ヘッド取付板が停止位置
から再生動作位置に向って移動する際、第3のばね部材
を介してヘッド取付板の移動力を受けてキャプスタンに
圧接するようになる。また、スライド板はヘッド取付板
に対して一定範囲移動自在に係合しており、復帰方向へ
移動する際、ピンチローラアームを復帰方向へ押し戻す
ように作用する。
そこで、再生動作状態からキュー、レビュー動作状態
またはポーズ状態へ移行させる場合には、スライド板を
復帰方向へ移動させる。これにより、磁気ヘッドが復帰
方向へ移動し始める前にピンチローラをキャプスタンか
ら完全に離反させることができる。
またはポーズ状態へ移行させる場合には、スライド板を
復帰方向へ移動させる。これにより、磁気ヘッドが復帰
方向へ移動し始める前にピンチローラをキャプスタンか
ら完全に離反させることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。第
1図は本考案のテープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチロ
ーラの連動機構の組立状態の平面図、第2図は同分解状
態の平面図、第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図
であり、第1図及び第3図中1は基板で、その上面には
ヘッド取付板2が停止位置と再生動作位置との間に亘っ
て矢印A,B方向に進退自在に設けられている。このヘッ
ド取付板2の先端部には長孔3が穿設され、この長孔3
は、基板1の上面に突設されたガイド軸4に摺動自在に
嵌合され、この長孔3の範囲内でヘッド取付板2が矢印
A,B方向に移動する。ヘッド取付板2の後端部中央上面
には磁気ヘッド5が取り付けられている。ヘッド取付板
2の一側に位置して基板1の下面には再生操作部材6及
びこれと連動する再生操作連動部材7がヘッド取付板2
と同一方向(矢印A,B方向)に進退自在に設けられてい
る。再生操作連動部材7は再生操作部材6と共に復帰ば
ね8により後退方向(矢印B方向)に付勢されている。
この復帰ばね8は、コイルばねよりなり、その一端が再
生操作連動部材7の第1ばね掛部9aに、他端が基板1の
第1ばね掛部(図示省略)にそれぞれ掛け止めされてい
る。この再生操作連動部材7は第1のばね部材10を介し
てヘッド取付板2に連結されている。第1のばね部材10
はコイルばねよりなり、その一端が再生操作連動部材7
の第2ばね掛片9bに且つ他端がヘッド取付板2の後端部
中央に垂直下方に向けて突設されたばね掛部兼用の係合
壁11にそれぞれ掛け止められている。そして、再生操作
部材6を介して再生操作連動部材7を復帰ばね8の付勢
力に抗して矢印A方向に前進移動させることにより、ヘ
ッド取付板2が停止位置から再生動作位置まで移動す
る。再生操作連動部材7の後端部には当接突起7aが設け
られており、この当接突起7aはヘッド取付板2の係合壁
11の前面に当接係合している。再生操作連動部材7は図
示しない係止機構により移動位置に係止される。ヘッド
取付板2の移動力は、第2のばね部材12を介してピンチ
ローラアーム13に伝達される。第2のばね部材12は、ト
ーションばねよりなり、ヘッド取付板2の両側上面に設
けられている。第2のばね部材12は、その中央のコイル
部12aがヘッド取付板2の第2ばね掛部14に且つ一端12b
がヘッド取付板2の第3ばね掛部15にそれぞれ掛け止め
られていると共に他端12cがピンチローラアーム13のば
ね当接部13aに当接するようになっている。このピンチ
ローラアーム13は、ヘッド取付板2の両側に位置して基
板1の上面に回動自在に軸支されている。ピンチローラ
アーム13にはピンチローラ16が回動自在に軸支され、こ
のピンチローラ16は、ピンチローラアーム13の回動に伴
い対応するキャプスタン17に接離する。このキャプスタ
ン17は、ヘッド取付板2の両側に位置して基板1の上面
に回転自在に突設されている。そして、再生操作連動部
材7を係止機構で移動位置に係止することにより、ヘッ
ド取付板2及びピンチローラ16が移動位置に留められる
ようになっている。ヘッド取付板2の下側に位置して基
板1の上面にはスライド板18がヘッド取付板2と同一方
向に進退自在に設けられている。このスライド板18は、
第3のばね部材19を介してヘッド取付板2と互いに引き
合う方向に連結されている。この第3のばね部材19は第
1のばね部材10より弱いコイルばねよりなり、その一端
がヘッド取付板2の第4ばね掛部20に且つ他端がスライ
ド板18のばね掛部21にそれぞれ掛け止めされている。ス
ライド板18には長孔22が穿設されており、この長孔22は
ヘッド取付板2の長孔3と同様にガイド軸4に摺動自在
に嵌合されている。スライド板18の後端部両側にはピン
チローラアーム係合部としての係合孔18bが穿設され、
これらの係合孔18bに、ピンチローラアーム13の係合片1
3bが当接係合されている。スライド板18の略中央部には
上向きのヘッド取付板係合部としての係合突起24が突設
され、この係合突起24はヘッド取付板2の第2の長孔25
内に移動可能に係合している。スライド板18の後端部中
央には当接突起18aが設けられ、この当接突起18aはヘッ
ド取付板2の係合壁11の後面に当接係合している。スラ
イド板18の略中央部には下向きの係合壁26が突設され、
この係合壁26には戻しレバー27の一端27aが当接する。
1図は本考案のテープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチロ
ーラの連動機構の組立状態の平面図、第2図は同分解状
態の平面図、第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図
であり、第1図及び第3図中1は基板で、その上面には
ヘッド取付板2が停止位置と再生動作位置との間に亘っ
て矢印A,B方向に進退自在に設けられている。このヘッ
ド取付板2の先端部には長孔3が穿設され、この長孔3
は、基板1の上面に突設されたガイド軸4に摺動自在に
嵌合され、この長孔3の範囲内でヘッド取付板2が矢印
A,B方向に移動する。ヘッド取付板2の後端部中央上面
には磁気ヘッド5が取り付けられている。ヘッド取付板
2の一側に位置して基板1の下面には再生操作部材6及
びこれと連動する再生操作連動部材7がヘッド取付板2
と同一方向(矢印A,B方向)に進退自在に設けられてい
る。再生操作連動部材7は再生操作部材6と共に復帰ば
ね8により後退方向(矢印B方向)に付勢されている。
この復帰ばね8は、コイルばねよりなり、その一端が再
生操作連動部材7の第1ばね掛部9aに、他端が基板1の
第1ばね掛部(図示省略)にそれぞれ掛け止めされてい
る。この再生操作連動部材7は第1のばね部材10を介し
てヘッド取付板2に連結されている。第1のばね部材10
はコイルばねよりなり、その一端が再生操作連動部材7
の第2ばね掛片9bに且つ他端がヘッド取付板2の後端部
中央に垂直下方に向けて突設されたばね掛部兼用の係合
壁11にそれぞれ掛け止められている。そして、再生操作
部材6を介して再生操作連動部材7を復帰ばね8の付勢
力に抗して矢印A方向に前進移動させることにより、ヘ
ッド取付板2が停止位置から再生動作位置まで移動す
る。再生操作連動部材7の後端部には当接突起7aが設け
られており、この当接突起7aはヘッド取付板2の係合壁
11の前面に当接係合している。再生操作連動部材7は図
示しない係止機構により移動位置に係止される。ヘッド
取付板2の移動力は、第2のばね部材12を介してピンチ
ローラアーム13に伝達される。第2のばね部材12は、ト
ーションばねよりなり、ヘッド取付板2の両側上面に設
けられている。第2のばね部材12は、その中央のコイル
部12aがヘッド取付板2の第2ばね掛部14に且つ一端12b
がヘッド取付板2の第3ばね掛部15にそれぞれ掛け止め
られていると共に他端12cがピンチローラアーム13のば
ね当接部13aに当接するようになっている。このピンチ
ローラアーム13は、ヘッド取付板2の両側に位置して基
板1の上面に回動自在に軸支されている。ピンチローラ
アーム13にはピンチローラ16が回動自在に軸支され、こ
のピンチローラ16は、ピンチローラアーム13の回動に伴
い対応するキャプスタン17に接離する。このキャプスタ
ン17は、ヘッド取付板2の両側に位置して基板1の上面
に回転自在に突設されている。そして、再生操作連動部
材7を係止機構で移動位置に係止することにより、ヘッ
ド取付板2及びピンチローラ16が移動位置に留められる
ようになっている。ヘッド取付板2の下側に位置して基
板1の上面にはスライド板18がヘッド取付板2と同一方
向に進退自在に設けられている。このスライド板18は、
第3のばね部材19を介してヘッド取付板2と互いに引き
合う方向に連結されている。この第3のばね部材19は第
1のばね部材10より弱いコイルばねよりなり、その一端
がヘッド取付板2の第4ばね掛部20に且つ他端がスライ
ド板18のばね掛部21にそれぞれ掛け止めされている。ス
ライド板18には長孔22が穿設されており、この長孔22は
ヘッド取付板2の長孔3と同様にガイド軸4に摺動自在
に嵌合されている。スライド板18の後端部両側にはピン
チローラアーム係合部としての係合孔18bが穿設され、
これらの係合孔18bに、ピンチローラアーム13の係合片1
3bが当接係合されている。スライド板18の略中央部には
上向きのヘッド取付板係合部としての係合突起24が突設
され、この係合突起24はヘッド取付板2の第2の長孔25
内に移動可能に係合している。スライド板18の後端部中
央には当接突起18aが設けられ、この当接突起18aはヘッ
ド取付板2の係合壁11の後面に当接係合している。スラ
イド板18の略中央部には下向きの係合壁26が突設され、
この係合壁26には戻しレバー27の一端27aが当接する。
この戻しレバー27は、その中央部が基板1の下面に回
動自在に軸支されている。戻しレバー27の他端27bは早
送り操作部材28の先端部の係合突起29と係合する。この
早送り操作部材28はヘッド取付板2の他側に位置して基
板1の下面に、このヘッド取付板2と同一方向(矢印A,
B方向)に進退自在に設けられている。早送り操作部材2
8は、復帰ばね30により後退方向(矢印B方向)に付勢
されている。この復帰ばね30はコイルばねよりなり、そ
の一端が早送り操作部材28のばね掛部31に且つ他端が基
板1のばね掛部(図示省略)にそれぞれ掛け止められて
いる。そして、ヘッド取付板2が再生動作位置にある状
態で、早送り操作部材28を復帰ばね30の付勢力に抗して
前進させることにより、その係合突起29が戻しレバー27
の他端27bに当接係合し、この戻しレバー27が第2図中
反時計方向に回動し、この戻しレバー27の一端27aがス
ライド板18の係合壁26に当接係合することによって、こ
のスライド板18が第3のばね部材19の付勢力に抗して後
退方向に押し戻されるようになっている。基板1の上面
には、ヘッド取付板2の再生動作位置における磁気ヘッ
ド5の位置を決めるためのストッパ32が垂直上方に向け
て突設されている。このストッパ32に、再生操作連動部
材18の先端18cが当接する。
動自在に軸支されている。戻しレバー27の他端27bは早
送り操作部材28の先端部の係合突起29と係合する。この
早送り操作部材28はヘッド取付板2の他側に位置して基
板1の下面に、このヘッド取付板2と同一方向(矢印A,
B方向)に進退自在に設けられている。早送り操作部材2
8は、復帰ばね30により後退方向(矢印B方向)に付勢
されている。この復帰ばね30はコイルばねよりなり、そ
の一端が早送り操作部材28のばね掛部31に且つ他端が基
板1のばね掛部(図示省略)にそれぞれ掛け止められて
いる。そして、ヘッド取付板2が再生動作位置にある状
態で、早送り操作部材28を復帰ばね30の付勢力に抗して
前進させることにより、その係合突起29が戻しレバー27
の他端27bに当接係合し、この戻しレバー27が第2図中
反時計方向に回動し、この戻しレバー27の一端27aがス
ライド板18の係合壁26に当接係合することによって、こ
のスライド板18が第3のばね部材19の付勢力に抗して後
退方向に押し戻されるようになっている。基板1の上面
には、ヘッド取付板2の再生動作位置における磁気ヘッ
ド5の位置を決めるためのストッパ32が垂直上方に向け
て突設されている。このストッパ32に、再生操作連動部
材18の先端18cが当接する。
次に、上記構成のテープ駆動装置の磁気ヘッドとピン
チローラの連動機構の動作を説明する。
チローラの連動機構の動作を説明する。
第1図乃至第3図は停止状態を示している。この状態
においては、ヘッド取付板2はスライド板18と共に矢印
B方向に後退して磁気ヘッド5は停止位置にあると共
に、両ピンチローラ16がいずれも対応するキャプスタン
17から離反している。このような停止状態から、図示し
ないテープカセットを所定位置に装填して、再生操作部
材6を介して復帰ばね8の付勢力に抗して再生操作連動
部材7を矢印A方向に前進させると、これに伴って第1
のばね部材10を介してヘッド取付板2とスライド板18と
が互いに一体となって矢印A方向に前進する。このヘッ
ド取付板2の前進に伴い、その両側の第2のばね部材12
が、ピンチローラアーム13のばね当接部13aを押圧する
ことにより、第1図及び第2図中左方のピンチローラア
ーム13が反時計方向に回動され、且つ右方のピンチロー
ラアーム13が時計方向に回動される。そして、再生操作
連動部材7が前進位置に係止されると、再生操作連動部
材18の先端18cが基板1のストッパ32に当接した状態で
再生動作位置に係止されると共に、第2図中左方のピン
チローラ16が対応するキャプスタン7に圧接した状態
に、且つ第2図中右方のピンチローラ16は、図示しない
テープ走行方向反転機構によって、対応するキャプスタ
ン17から若干離反した状態にそれぞれ保持され、第4図
に示す再生動作状態となる。この状態においては、磁気
ヘッド5の両側にテープカセット内のテープガイド33が
位置し、このテープガイド33相互間において磁気ヘッド
5がテープ34に接触した状態で、このテープ34が第4図
中右方から左方に走行されて、再生動作が行なわれる。
においては、ヘッド取付板2はスライド板18と共に矢印
B方向に後退して磁気ヘッド5は停止位置にあると共
に、両ピンチローラ16がいずれも対応するキャプスタン
17から離反している。このような停止状態から、図示し
ないテープカセットを所定位置に装填して、再生操作部
材6を介して復帰ばね8の付勢力に抗して再生操作連動
部材7を矢印A方向に前進させると、これに伴って第1
のばね部材10を介してヘッド取付板2とスライド板18と
が互いに一体となって矢印A方向に前進する。このヘッ
ド取付板2の前進に伴い、その両側の第2のばね部材12
が、ピンチローラアーム13のばね当接部13aを押圧する
ことにより、第1図及び第2図中左方のピンチローラア
ーム13が反時計方向に回動され、且つ右方のピンチロー
ラアーム13が時計方向に回動される。そして、再生操作
連動部材7が前進位置に係止されると、再生操作連動部
材18の先端18cが基板1のストッパ32に当接した状態で
再生動作位置に係止されると共に、第2図中左方のピン
チローラ16が対応するキャプスタン7に圧接した状態
に、且つ第2図中右方のピンチローラ16は、図示しない
テープ走行方向反転機構によって、対応するキャプスタ
ン17から若干離反した状態にそれぞれ保持され、第4図
に示す再生動作状態となる。この状態においては、磁気
ヘッド5の両側にテープカセット内のテープガイド33が
位置し、このテープガイド33相互間において磁気ヘッド
5がテープ34に接触した状態で、このテープ34が第4図
中右方から左方に走行されて、再生動作が行なわれる。
このような再生状態において、早送り操作部材28を復
帰ばね30の付勢力に抗して矢印A方向の押し込むと、そ
の係合突起29が、戻しレバー27の他端27bに当接係合す
ることにより、この戻しレバー27が第4図中反時計方向
に回動される。この戻しレバー27の回動に伴い、その一
端27aがスライド板18の係合壁26に当接係合することに
よって、このスライド板18のみが第3のばね部材19の付
勢力に抗して矢印B方向に後退する。このスライド板18
の後退に伴い、その係合孔18bに係合片13bが係合してい
る両ピンチローラアーム13のうちの第4図中左方のピン
チローラアーム13が時計方向に且つ右方のピンチローラ
アーム13が反時計方向に、それぞれ第2のばね部材12の
付勢力に抗して回動されて、両ピンチローラ16が対応す
るキャプスタン17からそれぞれ離反する。なお、ヘッド
取付板2は再生動作位置のまま変化しない(第5図の状
態)。この第5図の状態から早送り操作部材28が更に矢
印A方向に前進すると、これに伴い戻しレバー27を介し
てスライド板18が矢印B方向に後退し、これに伴い、両
ピンチローラ16も対応するキャプスタン17から更に離反
すると共に、スライド板18の係合突起24がヘッド取付板
2の長孔25の後端面25aに当接係合することにより、ヘ
ッド取付板2も矢印B方向に後退して第6図に示す如く
早送り動作状態となる。この状態においては、磁気ヘッ
ド5がテープ34に軽く接触した状態となり、テープ34は
第6図中右方から左方へ高速にて走行する。そして、早
送り操作部材28の押し込み力を除去すると、この早送り
操作部材28が復帰ばね30の付勢力で復帰すると共に、ヘ
ッド取付板2とスライド板18及び各ピンチローラ16が、
上記と逆の動作により、第4図に示す再生動作状態に再
び復帰して、再生動作が行なわれる。因みに、早送り操
作部材28を押し込み位置に係止し、所望のテープ位置を
検出したとき、その信号により係止を解除する構成にし
てもよい。
帰ばね30の付勢力に抗して矢印A方向の押し込むと、そ
の係合突起29が、戻しレバー27の他端27bに当接係合す
ることにより、この戻しレバー27が第4図中反時計方向
に回動される。この戻しレバー27の回動に伴い、その一
端27aがスライド板18の係合壁26に当接係合することに
よって、このスライド板18のみが第3のばね部材19の付
勢力に抗して矢印B方向に後退する。このスライド板18
の後退に伴い、その係合孔18bに係合片13bが係合してい
る両ピンチローラアーム13のうちの第4図中左方のピン
チローラアーム13が時計方向に且つ右方のピンチローラ
アーム13が反時計方向に、それぞれ第2のばね部材12の
付勢力に抗して回動されて、両ピンチローラ16が対応す
るキャプスタン17からそれぞれ離反する。なお、ヘッド
取付板2は再生動作位置のまま変化しない(第5図の状
態)。この第5図の状態から早送り操作部材28が更に矢
印A方向に前進すると、これに伴い戻しレバー27を介し
てスライド板18が矢印B方向に後退し、これに伴い、両
ピンチローラ16も対応するキャプスタン17から更に離反
すると共に、スライド板18の係合突起24がヘッド取付板
2の長孔25の後端面25aに当接係合することにより、ヘ
ッド取付板2も矢印B方向に後退して第6図に示す如く
早送り動作状態となる。この状態においては、磁気ヘッ
ド5がテープ34に軽く接触した状態となり、テープ34は
第6図中右方から左方へ高速にて走行する。そして、早
送り操作部材28の押し込み力を除去すると、この早送り
操作部材28が復帰ばね30の付勢力で復帰すると共に、ヘ
ッド取付板2とスライド板18及び各ピンチローラ16が、
上記と逆の動作により、第4図に示す再生動作状態に再
び復帰して、再生動作が行なわれる。因みに、早送り操
作部材28を押し込み位置に係止し、所望のテープ位置を
検出したとき、その信号により係止を解除する構成にし
てもよい。
なお、図示しない停止操作部材を操作すると、再生操
作連動部材7の係止状態が解除されて、第1図乃至第3
図に示す如くヘッド取付板2と共にスライド板18が停止
位置に復帰する。
作連動部材7の係止状態が解除されて、第1図乃至第3
図に示す如くヘッド取付板2と共にスライド板18が停止
位置に復帰する。
(考案の効果) 以上の如く、本考案のテープ駆動装置に磁気ヘッドと
ピンチローラの連動機構は、ヘッド取付板と、これと同
一方向に進退自在に設けられたスライド板とを、第3の
ばね部材を介して連結し、且つ、前記スライド板にはピ
ンチローラアーム係合部とヘッド取付板係合部とを設
け、前記ヘッド取付板が再生動作位置にある状態で前記
スライド板を前記第3のばね部材の付勢力に抗して後退
させるとき、該スライド板で前記ピンチローラアームを
復帰方向に移動させて前記ピンチローラを前記キャプス
タンから離反させた後、続いて前記スライド板で前記ヘ
ッド取付板を前記第1のばね部材の付勢力に抗して復帰
方向に移動させるようにしたから、構成を複雑にするこ
となしに、再生動作状態からキュー、レビュー動作状態
またはポーズ状態へ移行する際に、磁気ヘッドが復帰方
向へ移動し始める前にピンチローラをキャプスタンから
完全に離反させることを可能にし、テープが幅方向に動
いたり、キャプスタンから外れたりすることを確実に防
止できるものである。
ピンチローラの連動機構は、ヘッド取付板と、これと同
一方向に進退自在に設けられたスライド板とを、第3の
ばね部材を介して連結し、且つ、前記スライド板にはピ
ンチローラアーム係合部とヘッド取付板係合部とを設
け、前記ヘッド取付板が再生動作位置にある状態で前記
スライド板を前記第3のばね部材の付勢力に抗して後退
させるとき、該スライド板で前記ピンチローラアームを
復帰方向に移動させて前記ピンチローラを前記キャプス
タンから離反させた後、続いて前記スライド板で前記ヘ
ッド取付板を前記第1のばね部材の付勢力に抗して復帰
方向に移動させるようにしたから、構成を複雑にするこ
となしに、再生動作状態からキュー、レビュー動作状態
またはポーズ状態へ移行する際に、磁気ヘッドが復帰方
向へ移動し始める前にピンチローラをキャプスタンから
完全に離反させることを可能にし、テープが幅方向に動
いたり、キャプスタンから外れたりすることを確実に防
止できるものである。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案のテー
プ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構の平
面図、第2図は同機構の分解平面図、第3図は第1図の
III−III線に沿う断面図、第4図乃至第6図は同機構の
動作を説明するための分解平面図である。 2…ヘッド取付板、5…磁気ヘッド、7…再生操作連動
部材、10…第1のばね部材、12…第2のばね部材、13…
ピンチローラアーム、16…ピンチローラ、17…キャプス
タン、18…スライド板、18b…係合孔(ピンチローラア
ーム係合部)、19…第3のばね部材、24…係合突起(ヘ
ッド取付板係合部)。
プ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構の平
面図、第2図は同機構の分解平面図、第3図は第1図の
III−III線に沿う断面図、第4図乃至第6図は同機構の
動作を説明するための分解平面図である。 2…ヘッド取付板、5…磁気ヘッド、7…再生操作連動
部材、10…第1のばね部材、12…第2のばね部材、13…
ピンチローラアーム、16…ピンチローラ、17…キャプス
タン、18…スライド板、18b…係合孔(ピンチローラア
ーム係合部)、19…第3のばね部材、24…係合突起(ヘ
ッド取付板係合部)。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッド(5)を取り付けたヘッド取付
板(2)に第1のばね部材(10)を介して連結された再
生操作連動部材(7)を再生操作により移動させて前記
ヘッド取付板を停止位置から再生動作位置まで移動させ
ると共に、このときの前記ヘッド取付板の移動力を第2
のばね部材(12)を介してピンチローラアーム(13)に
伝達して該ピンチローラアームに支持されたピンチロー
ラ(16)をキャプスタン(17)に圧接させ、前記再生操
作連動部材を係止機構にて移動位置に係止して前記磁気
ヘッド及びピンチローラをそれぞれの移動位置に留める
ようにしたテープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラ
の連動機構において、 前記ヘッド取付板と同一方向に進退自在に設けられたス
ライド板(18)を第3のばね部材(19)を介して前記ヘ
ッド取付板に連結し、 前記スライド板には、再生動作位置から停止位置方向に
移動するときに前記ピンチローラアームと係合して前記
ピンチローラを前記キャプスタンから引き離すピンチロ
ーラアーム係合部(18b)を設けると共に、その後、更
に停止位置方向に移動するときに前記ヘッド取付板と係
合して該ヘッド取付板を停止位置方向に移動させるヘッ
ド取付板係合部(24)を設けたことを特徴とするテープ
駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9538289U JPH0810860Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | テープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9538289U JPH0810860Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | テープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337630U JPH0337630U (ja) | 1991-04-11 |
| JPH0810860Y2 true JPH0810860Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31644644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9538289U Expired - Fee Related JPH0810860Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | テープ駆動装置の磁気ヘッドとピンチローラの連動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810860Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP9538289U patent/JPH0810860Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337630U (ja) | 1991-04-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |