JPH0810868A - 中空形材の穴明け加工方法 - Google Patents

中空形材の穴明け加工方法

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JPH0810868A
JPH0810868A JP17207794A JP17207794A JPH0810868A JP H0810868 A JPH0810868 A JP H0810868A JP 17207794 A JP17207794 A JP 17207794A JP 17207794 A JP17207794 A JP 17207794A JP H0810868 A JPH0810868 A JP H0810868A
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JP17207794A
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Shigenobu Yasunaga
繁信 安永
Masatoshi Yoshida
正敏 吉田
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業用貫通穴1dおよび取付用貫通穴1eの
穴明け加工をダイスを用いずにプレス打ち抜き方式によ
り行うことを可能にして生産性を向上させる。 【構成】 第1パンチ部材6を第2パンチ部材8方向に
移動させることによって、バンパーリインフォースメン
ト1の外フランジ面1fをプレス打ち抜きして大口径の
作業用貫通穴1dを形成し、第1パンチ部材6の打ち抜
き面6cが内フランジ面1gに当接したときに、第1パ
ンチ部材6の移動を停止し、第1パンチ部材6の打ち抜
き面6cを内フランジ面1gに当接させながら、第2パ
ンチ部材8を第1パンチ部材6方向に移動させることに
よって、内フランジ面1gをプレス打ち抜きして小口径
の取付用貫通穴1eを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲げ加工が施される中
空形材の一方面および他方面に、小口径の貫通穴が高い
寸法精度となるように、大口径および小口径の貫通穴を
それぞれ同軸上に形成する中空形材の穴明け加工方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】中空形材は、種々の分野に利用されてお
り、代表的な利用例としては、自動車用バンパー装置の
構成部材であるバンパーリインフォースメントが挙げら
れる。自動車用バンパー装置は、通常、バンパーリイン
フォースメントの他、バンパー樹脂成形品およびランプ
等を構成部材として有しており、これらの構成部材は、
バンパーリインフォースメントに形成された貫通穴に嵌
合されて支持されている。
【0003】また、バンパーリインフォースメントは、
ステイ等を介して車両本体に取り付けられるようになっ
ていたり、或いは車両のサイドメンバに取り付けられる
ようになっており、取り付け方法は、バンパーリインフ
ォースメントの外フランジ面に作業用貫通穴を形成する
と共に、内フランジ面の同軸上に作業用貫通穴よりも小
口径の取付用貫通穴を形成し、取付用貫通穴をステイや
サイドメンバ等の取り付け部位に位置合わせした後、ね
じ部材を作業用貫通穴から取付用貫通穴に挿通して取り
付け部位の雌ねじ部に螺合させるようになっている。
【0004】このように、バンパーリインフォースメン
トは、通常、多くの貫通穴が形成されるようになってお
り、これらの貫通穴を形成する際には、従来、下記の穴
明け加工方法が採用されている。即ち、第1の穴明け加
工方法としては、図6に示すように、ダイス51をバン
パーリインフォースメント52の中へ挿入し、上部から
所定形状のパンチ53で打ち抜いて貫通穴を形成するプ
レス打ち抜き方式があり、この方式は、ランプ用等の長
円形状の貫通穴を形成する際に多用されている。また、
第2の穴明け加工方法としては、ドリルにより切削して
貫通穴を形成するドリル方式があり、この方式は、作業
用や取付用等の円形状の貫通穴を形成する際に一般的に
採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、斜め衝突への対応およびデザイン上の制約から曲
げ加工がバンパーリインフォースメント52に施される
ことが多くなっており、このようなバンパーリインフォ
ースメント52をプレス打ち抜き方式により穴明け加工
する場合には、曲げ加工工程前にプレス工程を増設して
プレス打ち抜きを行うか、曲げ加工後に可動式のダイス
を挿入して曲面へのセッティング後にプレス打ち抜きを
行う必要があるため、生産性が大きく低下するという問
題がある。
【0006】そこで、ランプ用等の長円形状で比較的に
大きいサイズの穴明け加工に対しては、図7に示すよう
に、バンパーリインフォースメント52の中リブ54・
54をダイスとして代用し、パンチ53を中リブ54・
54に沿って打ち抜く穴明け加工方法が特開平1−13
3619号公報に開示されている。この穴明け加工方法
によれば、ダイス無しでの打ち抜きのため、生産性が向
上し、曲げ加工後の穴明け加工も可能となってライン構
成の自由度も向上することになる。
【0007】しかしながら、上述のバンパーリインフォ
ースメント52の外フランジ面および内フランジ面にそ
れぞれ形成される作業用および取付用の貫通穴のよう
に、中リブ54・54をダイスとして用いることができ
ない口径の貫通穴を形成する場合には、上記の加工方法
を適用すると、貫通穴の周囲に凹みが生じて貫通穴の寸
法精度を低下させることになる。従って、高い寸法精度
が要求される取付用貫通穴をダイスを用いずに形成する
場合には、ドリル方式による穴明け加工を行うことが必
要になっており、従来は、高い寸法精度を要しない作業
用貫通穴もドリル方式により穴明け加工されるようにな
っている。
【0008】上記のドリル方式の穴明け加工方法は、最
近におけるNC(Numerical Control )化の進展に伴っ
て作業効率が改善されているものの、切削時間を要する
ことから通常のプレス打ち抜き方式と比較して生産性が
低下したものである。そこで、作業用貫通穴と取付用貫
通穴とが同軸上に存在することに着目し、段付きドリル
を用いることによって、作業用貫通穴および取付用貫通
穴を同時に穴明け加工して生産性を向上させる方法が考
えられるが、この場合には、段付きドリルの工具寿命お
よび工具費用により生産コストの上昇を招来することに
なる。
【0009】このように、従来の穴明け加工方法では、
曲げ加工が施されるバンパーリインフォースメント52
等の中空形材の両面に、小口径の貫通穴が高い寸法精度
となるように、大口径および小口径の貫通穴をそれぞれ
同軸上に形成する際に、可動式のダイスを用いたプレス
打ち抜き方式やドリル方式により両貫通穴を穴明け加工
することが必要になっており、生産性を向上させる場合
の大きな問題点となっている。従って、本発明は、上記
の両貫通穴の穴明け加工をダイスを用いずにプレス打ち
抜き方式により行うことを可能にして生産性を向上させ
ることができる中空形材の穴明け加工方法を提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、曲げ加工が施される中空形材の一方面および他方面
に、小口径の貫通穴が高い寸法精度となるように、大口
径および小口径の貫通穴をそれぞれ同軸上に形成するも
のであり、下記の特徴を有している。
【0011】即ち、上記小口径の貫通穴に対応する打ち
抜き面を先端部に有する第2パンチ部材と、上記大口径
の貫通穴に対応する打ち抜き面を先端部に有し、該打ち
抜き面に上記第2パンチ部材の先端部を収容可能な収容
部が形成された第1パンチ部材とを、打ち抜き面同士が
対向するように上記中空形材の両側に同軸上に配置し、
上記第1パンチ部材を上記第2パンチ部材方向に移動さ
せることによって、上記中空形材の一方面をプレス打ち
抜きして大口径の貫通穴を形成し、上記第1パンチ部材
の打ち抜き面が中空形材の他方面に当接したときに、該
第1パンチ部材の移動を停止し、上記第1パンチ部材の
打ち抜き面を中空形材の他方面に当接させながら、上記
第2パンチ部材を上記第1パンチ部材方向に移動させる
ことによって、中空形材の他方面をプレス打ち抜きして
小口径の貫通穴を形成することを特徴としている。
【0012】
【作用】これにより、中空形材の一方面をプレス打ち抜
きした第1パンチ部材の打ち抜き面により中空形材の他
方面を支持させながら、この他方面を第2パンチ部材に
よりプレス打ち抜きさせることによって、小口径の貫通
穴を高い寸法精度で形成することが可能になっている。
従って、両貫通穴がダイスを用いることなくプレス打ち
抜きにより形成されるため、可動式のダイスを用いたプ
レス打ち抜方式やドリル方式により形成する場合と比較
して生産性を向上させることが可能になっている。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5を用いて
説明する。本実施例に係る中空形材の穴明け加工方法
は、図3に示すように、例えば自動車用バンパー装置の
バンパーリインフォースメント1(中空形材)に貫通穴
を形成する際に採用されるようになっている。バンパー
リインフォースメント1は、車幅方向に平行に配置され
る直状部1aと、直状部1aの両端から車両本体方向に
曲げ加工された一対の張り出し部1b・1bとからなっ
ており、アルミニウム製等の押出形材や引き抜き形材、
鋼板のプレス加工材や溶接組立材、或いは、これら部材
の複合材を用いて長さ方向に一様な断面を有するように
形成されている。そして、バンパーリインフォースメン
ト1は、内部に補強用の中リブ2・2が上下2段に設け
られており、断面形状が“目”の字形にされている。
【0014】上記のバンパーリインフォースメント1に
おける張り出し部1b・1bの外フランジ面1fには、
ライト3が嵌合される貫通穴1c・1cがそれぞれ形成
されている。また、張り出し部1b・1bから直状部1
aにかけて曲げ加工された外フランジ面1fには、高い
寸法精度を要しない作業用貫通穴1d…が複数形成され
ており、これらの作業用貫通穴1d…と同軸上の内フラ
ンジ面1gには、作業用貫通穴1d…の口径よりも小口
径であり、且つ高い寸法精度を要する取付用貫通穴1e
…が形成されている。そして、各取付用貫通穴1eに
は、ねじ部材5が挿通されており、ねじ部材5は、内フ
ランジ面1gに当接されたステイ4の雌ねじ部4aに螺
合されることによって、バンパーリインフォースメント
1とステイ4とを固定させるようになっている。
【0015】上記のバンパーリインフォースメント1の
作業用貫通穴1dおよび取付用貫通穴1eは、プレス打
ち抜き装置により形成されるようになっている。プレス
打ち抜き装置は、図1および図2に示すように、バンパ
ーリインフォースメント1が載置される載置台10と、
大口径の作業用貫通穴1dに対応した打ち抜き面6cを
先端部に有する円柱形状の第1パンチ部材6と、小構成
の取付用貫通穴1eに対応した打ち抜き面8bを先端部
に有する円柱形状の第2パンチ部材8とを有している。
【0016】上記の載置台10は、第2パンチ部材8が
挿通可能な挿通穴10aを有している。挿通穴10aの
上方には、第1パンチ部材6が設けられており、第1パ
ンチ部材6は、第1ホルダー7を介して図示しない第1
プレス手段に設けられている。そして、第1プレス手段
は、載置台10に載置されたバンパーリインフォースメ
ント1の上方からパンチ部材6を下降させて外フランジ
面1fを打ち抜かせた後、打ち抜き面6cが内フランジ
面1gに当接したときに下降を停止させて固定するよう
になっている。
【0017】上記のパンチ部材6の打ち抜き面6cは、
内フランジ面1gに対して平行となるように平面状に形
成されており、中心部には、第2パンチ部材8の先端部
を収容可能な収容部6aが形成されている。収容部6a
には、第1パンチ部材6の内部に形成された空気供給孔
6bの一端が連通されており、空気供給孔6bの他端
は、第1ホルダー7内の空気供給路を介して図示しない
第1空気圧送手段に接続されている。そして、第1空気
圧送手段は、図1に示すように、第1パンチ部材6が外
フランジ面1fを打ち抜いたときに、空気供給孔6bを
介して収容部6aに空気を圧送することによって、打ち
抜き面6cに残存する打ち抜き片11を吹き飛ばして除
去するようになっている。
【0018】一方、載置台10の挿通穴10aの下方に
は、第2パンチ部材8が設けられており、第2パンチ部
材8は、打ち抜き面8bが第1パンチ部材6の打ち抜き
面6cに対向するように、第1パンチ部材6と同軸上に
配置されている。第2パンチ部材8は、第2ホルダー9
を介して図示しない第2プレス手段に設けられており、
第2プレス手段は、挿通穴10aの下方から第2パンチ
部材8を上昇させて内フランジ面1gを打ち抜かせた
後、第2パンチ部材8先端部を第1パンチ部材6の収容
部6aに収容させるようになっている。
【0019】上記の第2パンチ部材8の内部には、空気
供給孔8aが形成されており、空気供給孔8aの一端
は、第2パンチ部材8の打ち抜き面8bに位置されてい
る。一方、空気供給孔8aの他端は、第2ホルダー9内
の空気供給路を介して図示しない第2空気圧送手段に接
続されており、第2空気圧送手段は、図2に示すよう
に、第2パンチ部材8が内フランジ面1gを打ち抜いた
後、第1パンチ部材6が上昇したときに、空気供給孔8
aを介して第2パンチ部材8の打ち抜き面8bに空気を
圧送することによって、打ち抜き面8bに残存する打ち
抜き片11を吹き飛ばして除去するようになっている。
【0020】上記の構成において、肉厚が2mm前後の
6000系アルミニウム合金の押出形材を用いてバンパ
ーリインフォースメント1を作成し、このバンパーリイ
ンフォースメント1の外フランジ面1fおよび内フラン
ジ面1gに、直径20mmの丸穴である作業用貫通穴1
dおよび直径8mmの丸穴である取付用貫通穴1eをそ
れぞれ形成する場合におけるプレス打ち抜き装置の動作
を通じて穴明け加工方法について説明する。
【0021】先ず、図1に示すように、大口径の作業用
貫通穴1dおよび小口径の取付用貫通穴1eにそれぞれ
対応するように、20mmの打ち抜き面6cを有する第
1パンチ部材6と、8mmの打ち抜き面8bを有する第
2パンチ部材8とがプレス打ち抜き装置の第1ホルダー
7および第2ホルダー9にそれぞれ取り付けられること
になる。尚、第1パンチ部材6の収容部6aは、第1お
よび第2パンチ部材6・8の取り付け精度や振れ分等を
考慮し、第2パンチ部材8を収容したときの間隙が0.
5mm程度となるように形成されている。
【0022】この後、両端部に曲げ加工を施したバンパ
ーリインフォースメント1が載置台10上に自動搬送さ
れて位置決めされると、第1パンチ部材6が下降(第2
パンチ部材8方向に移動)され、この第1パンチ部材6
の打ち抜き面6cがバンパーリインフォースメント1の
外フランジ面1fを打ち抜くことによって、この打ち抜
き面6cに一致した口径の作業用貫通穴1dが外フラン
ジ面1fに形成されることになる。この際、第1パンチ
部材6によるプレス打ち抜き時において、外フランジ面
1fの内側がダイス等により支持されていないため、作
業用貫通穴1dの周囲に凹み(1mm程度の凹み量)が
生じることになるが、工具の挿入やねじ止め作業に用い
られる寸法精度の要しない作業用貫通穴1dにとっては
全く問題とならないものである。
【0023】上記の第1パンチ部材6は、外フランジ面
1fを打ち抜いた後も下降を継続することになる。そし
て、この下降の継続時に、図示しない第1空気圧送手段
から空気供給孔6bを介して嵌合部6aに空気が圧送さ
れることによって、この打ち抜き面6cに残存する打ち
抜き片11が吹き飛ばされて除去されることになる。こ
の後、第1パンチ部材6の打ち抜き面6cが内フランジ
面1gに当接すると、第1パンチ部材6は、下降が停止
されて固定されることになる。
【0024】次に、図2に示すように、載置台10の下
方に位置していた第2パンチ部材8が上昇(第1パンチ
部材6方向に移動)され、第2パンチ部材8の打ち抜き
面8bが内フランジ面1gを打ち抜くことによって、こ
の打ち抜き面8bに一致した口径の取付用貫通穴1eが
内フランジ面1gに形成されることになる。この際、第
2パンチ部材8によるプレス打ち抜き時において、内フ
ランジ面1gの内側が第1パンチ部材6の打ち抜き面6
cにより支持された状態となっているため、取付用貫通
穴1eの周囲に凹みが生じることはない。従って、取付
用貫通穴1eは、高い寸法精度で内フランジ面1gに形
成されることになる。また、第2パンチ部材8によるプ
レス打ち抜き時において、第2パンチ部材8の先端部が
第1パンチ部材6の収容部6aに収容されるため、第2
パンチ部材8の先端部を内フランジ面1gよりも上方に
上昇させる際に、内フランジ面1gをダイス代わりに支
持する第1パンチ部材6が障害となることもない。
【0025】この後、第1パンチ部材6が上昇され、第
2パンチ部材8の先端部が第1パンチ部材6の収容部6
aから抜脱されると、図示しない第2空気圧送手段から
空気供給孔8aを介して第2パンチ部材8の打ち抜き面
8bに空気が圧送され、この打ち抜き面8bに残存する
打ち抜き片11が吹き飛ばされて除去されることにな
る。
【0026】尚、本実施例においては、第1パンチ部材
6の打ち抜き面6cが平面状に形成されているが、これ
に限定されることはない。即ち、第1パンチ部材6の打
ち抜き面6cは、図4および図5に示すように、斜め刃
形状や馬蹄形状に形成されていても良く、この場合に
は、凹み量を0.2mm以下に抑制することが可能にな
る。
【0027】このように、本実施例の穴明け加工方法
は、図1および図2に示すように、曲げ加工が施される
バンパーリインフォースメント1(中空形材)の外フラ
ンジ面1f(一方面)および内フランジ面1g(他方
面)に、小口径の取付用貫通穴1eが高い寸法精度とな
るように、大口径の作業用貫通穴1dおよび小口径の取
付用貫通穴1eをそれぞれ同軸上に形成するため、下記
の手順でプレス打ち抜きを行うようになっている。
【0028】即ち、小口径の取付用貫通穴1eに対応す
る打ち抜き面8bを先端部に有する第2パンチ部材8
と、大口径の作業用貫通穴1dに対応する打ち抜き面6
cを先端部に有し、この打ち抜き面6cに第2パンチ部
材8の先端部を収容可能な収容部6aが形成された第1
パンチ部材6とを、打ち抜き面6c・8b同士が対向す
るようにバンパーリインフォースメント1の両側に同軸
上に配置し、第1パンチ部材6を第2パンチ部材8方向
に移動させることによって、バンパーリインフォースメ
ント1の外フランジ面1fをプレス打ち抜きして大口径
の作業用貫通穴1dを形成し、第1パンチ部材6の打ち
抜き面6cが内フランジ面1gに当接したときに、第1
パンチ部材6の移動を停止し、第1パンチ部材6の打ち
抜き面6cを内フランジ面1gに当接させながら、第2
パンチ部材8を第1パンチ部材6方向に移動させること
によって、内フランジ面1gをプレス打ち抜きして小口
径の取付用貫通穴1eを形成するようになっている。
【0029】これにより、寸法精度の要しない作業用貫
通穴1dをプレス打ち抜きした第1パンチ部材6の打ち
抜き面6cにより内フランジ面1gを支持しながら、内
フランジ面1gを第2パンチ部材8によりプレス打ち抜
きするようになっているため、第2パンチ部材8のプレ
ス打ち抜きにより形成された取付用貫通穴1eの周囲に
凹みが生じることはなく、取付用貫通穴1eが高い寸法
精度で内フランジ面1gに形成されることになる。従っ
て、作業用貫通穴1dおよび取付用貫通穴1eがダイス
を用いることなくプレス打ち抜きにより形成されるた
め、両貫通穴1d・1eを可動式のダイスを用いたプレ
ス打ち抜方式やドリル方式により形成する場合と比較し
て生産性を向上させることが可能になっている。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように、小口径の貫通
穴に対応する打ち抜き面を先端部に有する第2パンチ部
材と、上記大口径の貫通穴に対応する打ち抜き面を先端
部に有し、該打ち抜き面に上記第2パンチ部材の先端部
を収容可能な収容部が形成された第1パンチ部材とを、
打ち抜き面同士が対向するように上記中空形材の両側に
同軸上に配置し、上記第1パンチ部材を上記第2パンチ
部材方向に移動させることによって、上記中空形材の一
方面をプレス打ち抜きして大口径の貫通穴を形成し、上
記第1パンチ部材の打ち抜き面が中空形材の他方面に当
接したときに、該第1パンチ部材の移動を停止し、上記
第1パンチ部材の打ち抜き面を中空形材の他方面に当接
させながら、上記第2パンチ部材を上記第1パンチ部材
方向に移動させることによって、中空形材の他方面をプ
レス打ち抜きして小口径の貫通穴を形成する構成であ
る。
【0031】これにより、寸法精度の要しない大口径の
貫通穴をプレス打ち抜きにより一方面に形成した第1パ
ンチ部材の打ち抜き面により中空形材の他方面を支持さ
せながら、他方面を第2パンチ部材によりプレス打ち抜
きするようになっているため、第2パンチ部材のプレス
打ち抜きにより形成された小口径の貫通穴が高い寸法精
度で形成されることになる。よって、両貫通穴がダイス
を用いることなくプレス打ち抜きにより形成されるた
め、可動式のダイスを用いたプレス打ち抜方式やドリル
方式を適用する場合と比較して生産性を向上させること
が可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穴明け加工方法を示す説明図である。
【図2】本発明の穴明け加工方法を示す説明図である。
【図3】バンパーリインフォースメントの斜視図であ
る。
【図4】第1パンチ部材の打ち抜き面の形状を示す説明
図である。
【図5】第1パンチ部材の打ち抜き面の形状を示す説明
図である。
【図6】従来の穴明け加工方法を示す説明図である。
【図7】従来の穴明け加工方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 バンパーリインフォースメント 1a 直状部 1b 張り出し部 1d 作業用貫通穴 1e 取付用貫通穴 1f 外フランジ面 1g 内フランジ面 3 ライト 4 ステイ 5 ねじ部材 6 第1パンチ部材 6a 収容部 6b 空気供給孔 6c 打ち抜き面 7 第1ホルダー 8 第2パンチ部材 8a 空気供給孔 8b 打ち抜き面 9 第2ホルダー 10 載置台 11 打ち抜き片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ加工が施される中空形材の一方面お
    よび他方面に、小口径の貫通穴が高い寸法精度となるよ
    うに、大口径および小口径の貫通穴をそれぞれ同軸上に
    形成する中空形材の穴明け加工方法において、 上記小口径の貫通穴に対応する打ち抜き面を先端部に有
    する第2パンチ部材と、上記大口径の貫通穴に対応する
    打ち抜き面を先端部に有し、該打ち抜き面に上記第2パ
    ンチ部材の先端部を収容可能な収容部が形成された第1
    パンチ部材とを、打ち抜き面同士が対向するように上記
    中空形材の両側に同軸上に配置し、 上記第1パンチ部材を上記第2パンチ部材方向に移動さ
    せることによって、上記中空形材の一方面をプレス打ち
    抜きして大口径の貫通穴を形成し、 上記第1パンチ部材の打ち抜き面が中空形材の他方面に
    当接したときに、該第1パンチ部材の移動を停止し、 該第1パンチ部材の打ち抜き面を中空形材の他方面に当
    接させながら、上記第2パンチ部材を第1パンチ部材方
    向に移動させることによって、中空形材の他方面をプレ
    ス打ち抜きして小口径の貫通穴を形成することを特徴と
    する中空形材の穴明け加工方法。
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JP (1) JPH0810868A (ja)

Cited By (2)

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