JPH08108917A - 圧電駆動型搬送装置 - Google Patents
圧電駆動型搬送装置Info
- Publication number
- JPH08108917A JPH08108917A JP27191194A JP27191194A JPH08108917A JP H08108917 A JPH08108917 A JP H08108917A JP 27191194 A JP27191194 A JP 27191194A JP 27191194 A JP27191194 A JP 27191194A JP H08108917 A JPH08108917 A JP H08108917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- vibrating body
- drive type
- elastic plate
- piezoelectric drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 16
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 abstract 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N lead zirconate titanate Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[Ti+4].[Zr+4].[Pb+2] HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052451 lead zirconate titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Jigging Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】圧電駆動型搬送装置の重量の軽量化を図ること
及び当該装置から発する騒音・振動の低減を図ること。 【構成】加振体を圧電素子と弾性板の二構成要素でなら
しめ,前記弾性板の表裏面に圧電素子を貼着する構成と
加振体の一構成要素である弾性板の一端を搬送体の下面
又は裏面に直接又は連結部材を介して固定する構成と前
記弾性板の他端に質量体を固定する構成と加振体の長手
方向の中間部を支点とし,当該支点を加振体支持体によ
って支持する構成と前記加振体支持体を基台に立設して
固定する構成からなる圧電駆動型搬送装置。 【効果】圧電駆動型搬送装置の重量を同搬送能力を有す
る従来の圧電駆動型搬送装置のそれに比し1/2前後に
まで軽量化し得ること及び当該装置から発する騒音・振
動を大幅に低減し得ること。
及び当該装置から発する騒音・振動の低減を図ること。 【構成】加振体を圧電素子と弾性板の二構成要素でなら
しめ,前記弾性板の表裏面に圧電素子を貼着する構成と
加振体の一構成要素である弾性板の一端を搬送体の下面
又は裏面に直接又は連結部材を介して固定する構成と前
記弾性板の他端に質量体を固定する構成と加振体の長手
方向の中間部を支点とし,当該支点を加振体支持体によ
って支持する構成と前記加振体支持体を基台に立設して
固定する構成からなる圧電駆動型搬送装置。 【効果】圧電駆動型搬送装置の重量を同搬送能力を有す
る従来の圧電駆動型搬送装置のそれに比し1/2前後に
まで軽量化し得ること及び当該装置から発する騒音・振
動を大幅に低減し得ること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気部品或いは機械部品
等の各種部品を振動により整列搬送させる搬送体の振動
源として圧電素子を用いた圧電駆動型搬送装置に係るも
のである。
等の各種部品を振動により整列搬送させる搬送体の振動
源として圧電素子を用いた圧電駆動型搬送装置に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】圧電素子を駆動源とする従来の圧電駆動
型搬送装置には特願・平5−170777号等,既に多
くの発明及び考案が開示されておりその構成及び搬送原
理を図3を用いて説明すると以下のようである。
型搬送装置には特願・平5−170777号等,既に多
くの発明及び考案が開示されておりその構成及び搬送原
理を図3を用いて説明すると以下のようである。
【0003】即ち加振体1と搬送体を連結する連結部材
を全く用いず、加振体1を構成する弾性板の一端を搬送
体3に直接固定する構成と前記弾性板3の他端に質量体
4を固定する構成と基台6から立設する搬送体支持体7
によって搬送体5を支持する構成からなるものである。
を全く用いず、加振体1を構成する弾性板の一端を搬送
体3に直接固定する構成と前記弾性板3の他端に質量体
4を固定する構成と基台6から立設する搬送体支持体7
によって搬送体5を支持する構成からなるものである。
【0004】加振体1の一構成要素である圧電素子2に
交流電圧を印加すると圧電素子2は正の半サイクルで伸
長し,負の半サイクルで収縮する繰り返しの伸縮運動を
惹起し,当該伸縮運動を受けて圧電素子2と一体的に固
着されている弾性板3に撓み運動を生じさせる。加振体
1の一構成要素である前記弾性体3の撓み運動は加振体
1の撓み運動となり、加振体1と搬送体5との固定点を
支点とする矢印方向の振動となって搬送体5を斜め上方
に振動させる。前記搬送体5の斜め上方への振動を受け
て搬送体上に載置される部品8は斜め上方への押圧力を
受けて瞬間的に空中に浮上,その瞬間内に微小変位した
搬送体5はもとの位置に復帰して部品8の搬送をもたら
すのである。
交流電圧を印加すると圧電素子2は正の半サイクルで伸
長し,負の半サイクルで収縮する繰り返しの伸縮運動を
惹起し,当該伸縮運動を受けて圧電素子2と一体的に固
着されている弾性板3に撓み運動を生じさせる。加振体
1の一構成要素である前記弾性体3の撓み運動は加振体
1の撓み運動となり、加振体1と搬送体5との固定点を
支点とする矢印方向の振動となって搬送体5を斜め上方
に振動させる。前記搬送体5の斜め上方への振動を受け
て搬送体上に載置される部品8は斜め上方への押圧力を
受けて瞬間的に空中に浮上,その瞬間内に微小変位した
搬送体5はもとの位置に復帰して部品8の搬送をもたら
すのである。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】前記した従来の圧電
駆動型搬送装置は加振体1に搬送部品8を含む搬送体5
の荷重が付加されないため,前記荷重の変動にかかわら
ず加振体1は安定的に撓み運動をし得るという効果があ
り、これを受けて安定した搬送速度が得られる。また加
振体1への恒常的荷重が付加されないことから加振体1
の損壊を防止でき,耐久性を大幅に向上させるという効
果がある。
駆動型搬送装置は加振体1に搬送部品8を含む搬送体5
の荷重が付加されないため,前記荷重の変動にかかわら
ず加振体1は安定的に撓み運動をし得るという効果があ
り、これを受けて安定した搬送速度が得られる。また加
振体1への恒常的荷重が付加されないことから加振体1
の損壊を防止でき,耐久性を大幅に向上させるという効
果がある。
【0006】しかし前記従来の圧電駆動型搬送装置には
以上に示す欠点及び問題点がある。その一つは基台6は
加振体1で発生する撓み運動に基づく振動を吸収させな
ければならないことの必要上,その重量は搬送体重量の
数倍にせざるを得ず,そのため圧電駆動型搬送装置全体
の重量がきわめて大きくなり、当該装置の運搬及び据付
けに少なからぬ支障をもたらすという問題点がある。ま
た基台6を据付ける床面の条件変化により基台振動の床
面からの反作用が搬送体支持体7を通して搬送体5に付
加され,搬送体5の振動が安定しないという問題点もあ
り看過することができない。
以上に示す欠点及び問題点がある。その一つは基台6は
加振体1で発生する撓み運動に基づく振動を吸収させな
ければならないことの必要上,その重量は搬送体重量の
数倍にせざるを得ず,そのため圧電駆動型搬送装置全体
の重量がきわめて大きくなり、当該装置の運搬及び据付
けに少なからぬ支障をもたらすという問題点がある。ま
た基台6を据付ける床面の条件変化により基台振動の床
面からの反作用が搬送体支持体7を通して搬送体5に付
加され,搬送体5の振動が安定しないという問題点もあ
り看過することができない。
【0007】更にもう一つの問題点は圧電駆動型搬送装
置から発する騒音・振動が大きいことであり,その原因
は当該装置の構成に起因するものである。本発明は前記
した従来の圧電駆動型搬送置がかかえる欠点及び問題点
の解決を図った新規な圧電駆動型搬送装置を提供せんと
するものである。
置から発する騒音・振動が大きいことであり,その原因
は当該装置の構成に起因するものである。本発明は前記
した従来の圧電駆動型搬送置がかかえる欠点及び問題点
の解決を図った新規な圧電駆動型搬送装置を提供せんと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、図1及び図2を用
いてその手段を説明する。本発明に係る圧電駆動型搬送
装置は加振体1の一構成要素である弾性板3の一端を搬
送体の下面又は裏面に直接又は連結部材を介して固定す
る構成と前記弾性板3の他端に質量体4を固定する構成
と加振体1の長手方向の中間部に支点9を付設し当該支
点9を加振体支持体10によって支持する構成と前記加
振体支持体10を基台6上に立設して固定する構成から
なるものである。
いてその手段を説明する。本発明に係る圧電駆動型搬送
装置は加振体1の一構成要素である弾性板3の一端を搬
送体の下面又は裏面に直接又は連結部材を介して固定す
る構成と前記弾性板3の他端に質量体4を固定する構成
と加振体1の長手方向の中間部に支点9を付設し当該支
点9を加振体支持体10によって支持する構成と前記加
振体支持体10を基台6上に立設して固定する構成から
なるものである。
【0009】更に前記構成に加えて本発明における加振
体1は圧電素子2と弾性板3の二構成要素でなり,弾性
板3の表裏面に圧電素子2を貼着することによって構成
される。
体1は圧電素子2と弾性板3の二構成要素でなり,弾性
板3の表裏面に圧電素子2を貼着することによって構成
される。
【0010】固体変位材料の一つであり,電気エネルギ
ーを直接振動エネルギーに変換することのできる圧電素
子2として本発明ではチタン酸ジルコン酸鉛Pb(Ti
xZrl−x)O3を主成分とする圧電磁器組成物を加
圧成形し焼成して焼結体を形成する。その後、当該焼結
体は所定の形状及び寸法となるよう切断し,次いで前記
焼結体に圧電性を付与させるため厚さ方向又は長手方向
に直流電圧を印加する分極処理が施されて圧電素子が形
成される。
ーを直接振動エネルギーに変換することのできる圧電素
子2として本発明ではチタン酸ジルコン酸鉛Pb(Ti
xZrl−x)O3を主成分とする圧電磁器組成物を加
圧成形し焼成して焼結体を形成する。その後、当該焼結
体は所定の形状及び寸法となるよう切断し,次いで前記
焼結体に圧電性を付与させるため厚さ方向又は長手方向
に直流電圧を印加する分極処理が施されて圧電素子が形
成される。
【0011】圧電素子2貼着の支持体となる弾性板3は
不銹鋼,ばね鋼等の高弾性及び導電性を具有する板材で
なり,所定の形状及び寸法に成形加工される。
不銹鋼,ばね鋼等の高弾性及び導電性を具有する板材で
なり,所定の形状及び寸法に成形加工される。
【0012】前記所定の形状及び寸法に形成された圧電
素子2及び弾性板3はエポキシ樹脂等適宜の接着剤を用
いて弾性板3の表裏に圧電素子2を貼着し,圧電素子2
の表面に形成された電極に給電線(図示せず)を接続し
て本発明のバイモルフ構造でなる加振体1が形成され
る。ここで弾性板3の表裏面への圧電素子2の貼着は加
振体1を支持する加振体1に付設された支点9を中心と
して長手方向の一方側又は両方側の表裏面のいずれであ
ってもよい。
素子2及び弾性板3はエポキシ樹脂等適宜の接着剤を用
いて弾性板3の表裏に圧電素子2を貼着し,圧電素子2
の表面に形成された電極に給電線(図示せず)を接続し
て本発明のバイモルフ構造でなる加振体1が形成され
る。ここで弾性板3の表裏面への圧電素子2の貼着は加
振体1を支持する加振体1に付設された支点9を中心と
して長手方向の一方側又は両方側の表裏面のいずれであ
ってもよい。
【0013】本発明において基台6は搬送体5及び加振
体1を支持するためのものであることにおいては従来の
圧電駆動型搬送装置に用いられる基台と異なるところは
ない。しかしその支持形態は著しく相違する。即ち従来
の圧電駆動型搬送装置においては加振体の一構成要素で
ある弾性板3の一端を搬送体5に傾斜させて直接固定す
ることによって加振体1を支持する形態であったのに対
し本発明での支持形態は加振体1の長手方向の中間部の
両側面に支点9を付設し,当該支点9を加振体支持体1
0によって支持し,もって搬送体5及び加振体1を支持
するものであり,加振体1か直接基台6に固定されるも
のではない。前記加振体支持体10は基台6上に立設し
て固定される。よって加振体1は加振体支持体10を介
して基台6に支持されることにより搬送体5を介して基
台に加振体1を支持固定する従来の圧電駆動型搬送装置
とはその構成において大きく相違する。
体1を支持するためのものであることにおいては従来の
圧電駆動型搬送装置に用いられる基台と異なるところは
ない。しかしその支持形態は著しく相違する。即ち従来
の圧電駆動型搬送装置においては加振体の一構成要素で
ある弾性板3の一端を搬送体5に傾斜させて直接固定す
ることによって加振体1を支持する形態であったのに対
し本発明での支持形態は加振体1の長手方向の中間部の
両側面に支点9を付設し,当該支点9を加振体支持体1
0によって支持し,もって搬送体5及び加振体1を支持
するものであり,加振体1か直接基台6に固定されるも
のではない。前記加振体支持体10は基台6上に立設し
て固定される。よって加振体1は加振体支持体10を介
して基台6に支持されることにより搬送体5を介して基
台に加振体1を支持固定する従来の圧電駆動型搬送装置
とはその構成において大きく相違する。
【0014】本発明では加振体1の一構成要素である弾
性板3の一端は直接又は連結部材を介して搬送体5に固
定される。ここで連結部材は加振体から生じる屈曲振動
を撓み運動に変換させる部材であり、搬送体5の振動振
幅を増大させる必要があるときは連結部材を加振体1の
一構成要素である弾性板3の一端と搬送体5との間に介
在させて加振体1の屈曲振動を搬送体5に伝達させるの
である。逆に搬送体5の振動振幅を特に増大させる必要
のないときは加振体1の一構成要素である弾性板3の一
端を搬送体5に直接固定することで足る。
性板3の一端は直接又は連結部材を介して搬送体5に固
定される。ここで連結部材は加振体から生じる屈曲振動
を撓み運動に変換させる部材であり、搬送体5の振動振
幅を増大させる必要があるときは連結部材を加振体1の
一構成要素である弾性板3の一端と搬送体5との間に介
在させて加振体1の屈曲振動を搬送体5に伝達させるの
である。逆に搬送体5の振動振幅を特に増大させる必要
のないときは加振体1の一構成要素である弾性板3の一
端を搬送体5に直接固定することで足る。
【0015】加振体1の一構成要素である弾性板3の他
端には質量体4が固定される。当該質量体4は加振体1
の一構成要素である弾性板3の端部に搬送体5と質量体
4を固定して加振体1を屈曲振動させたとき,搬送体5
と質量体4との重量上の平衡によって加振体1の長手方
向で屈曲振動か零となる点即ち節を生じさせるために固
定されるものである。しかるにこの点を加振体1の側面
に支点9として付設し,当該支点9を加振体支持体10
によって支持すれば基台6には加振体1の屈曲振動は伝
達されない。
端には質量体4が固定される。当該質量体4は加振体1
の一構成要素である弾性板3の端部に搬送体5と質量体
4を固定して加振体1を屈曲振動させたとき,搬送体5
と質量体4との重量上の平衡によって加振体1の長手方
向で屈曲振動か零となる点即ち節を生じさせるために固
定されるものである。しかるにこの点を加振体1の側面
に支点9として付設し,当該支点9を加振体支持体10
によって支持すれば基台6には加振体1の屈曲振動は伝
達されない。
【0016】
【作用】加振体1の一構成要素である圧電素子2に交流
電圧を印加するとバイモルフ構造でなる加振体1は圧電
素子2の伸縮に伴なって屈曲振動を生じる。即ち交流電
圧の印加によって圧電素子2は正の半サイクルで伸長
し,負の半サイクルで収縮する運動を行うことから弾性
板3への圧電素子2の貼着を一面で伸長,他面で収縮す
る構成とすれば加振体1からは印加する交流電圧の周波
数に応じた周期の屈曲振動が生じることになる。この屈
曲振動は印加する交流電圧の極性によって正反転するこ
とによって生じるものである。ここで加振体1を傾斜さ
せて配設させておけば前記加振体1の屈曲振動を受けて
搬送体5に斜め上方への振動をもたらし搬送体5上に部
品8が載置されていれば当該部品8(以下搬送部品とい
う)に斜め上方への押圧力が付加され,搬送部品8を瞬
間的に空中に浮上させ,その瞬間に微小変位した搬送体
5をもとの位置に復帰させて搬送部品8の搬送をもたら
すのである。
電圧を印加するとバイモルフ構造でなる加振体1は圧電
素子2の伸縮に伴なって屈曲振動を生じる。即ち交流電
圧の印加によって圧電素子2は正の半サイクルで伸長
し,負の半サイクルで収縮する運動を行うことから弾性
板3への圧電素子2の貼着を一面で伸長,他面で収縮す
る構成とすれば加振体1からは印加する交流電圧の周波
数に応じた周期の屈曲振動が生じることになる。この屈
曲振動は印加する交流電圧の極性によって正反転するこ
とによって生じるものである。ここで加振体1を傾斜さ
せて配設させておけば前記加振体1の屈曲振動を受けて
搬送体5に斜め上方への振動をもたらし搬送体5上に部
品8が載置されていれば当該部品8(以下搬送部品とい
う)に斜め上方への押圧力が付加され,搬送部品8を瞬
間的に空中に浮上させ,その瞬間に微小変位した搬送体
5をもとの位置に復帰させて搬送部品8の搬送をもたら
すのである。
【0017】前記搬送体5の斜め上方への振動は横方向
と上下方向の双方向に変位する振動の合成ベクトルとし
て搬送体5上に載置される搬送部品8に振動加速度によ
って生じる慣性力と摩擦力との複合作用によって相対す
べりと跳躍現象をもたらす。ここで搬送体5の上下方向
にも振動を必要とするのは搬送体5と搬送部品8との接
触面の摩擦力に非対称性をもたせるためである。かかる
上下方向の振動により搬送部品8に作用する上下方向の
力(以下,法線力という)は時間的に変化し搬送部品8
は見かけ上重くなったり軽くなったりする。ところで前
記摩擦力は搬送体5面の法線力に摩擦係数を乗じたもの
であるから搬送体5の振動方向や位相を適宜に選定すれ
ば振動の往路と復路とで相異なる大きさの摩擦が得ら
れ,その結果として搬送部品8は一方向のみに搬送され
る。
と上下方向の双方向に変位する振動の合成ベクトルとし
て搬送体5上に載置される搬送部品8に振動加速度によ
って生じる慣性力と摩擦力との複合作用によって相対す
べりと跳躍現象をもたらす。ここで搬送体5の上下方向
にも振動を必要とするのは搬送体5と搬送部品8との接
触面の摩擦力に非対称性をもたせるためである。かかる
上下方向の振動により搬送部品8に作用する上下方向の
力(以下,法線力という)は時間的に変化し搬送部品8
は見かけ上重くなったり軽くなったりする。ところで前
記摩擦力は搬送体5面の法線力に摩擦係数を乗じたもの
であるから搬送体5の振動方向や位相を適宜に選定すれ
ば振動の往路と復路とで相異なる大きさの摩擦が得ら
れ,その結果として搬送部品8は一方向のみに搬送され
る。
【0018】前記したように本発明では加振体1の支持
を加振体1の長手方向における屈曲振動が零となる点で
行うため、加振体1から生じる屈曲振動は基台6には伝
達されない。そのため加振体1は基台6からの拘束を受
けずに搬送体5と質量体4との平衡下に自由に屈曲振動
を行うことができる。
を加振体1の長手方向における屈曲振動が零となる点で
行うため、加振体1から生じる屈曲振動は基台6には伝
達されない。そのため加振体1は基台6からの拘束を受
けずに搬送体5と質量体4との平衡下に自由に屈曲振動
を行うことができる。
【0019】
【実施例】第1の実施例は前記加振体1の長手方向にお
ける屈曲振動が零となる点を支点9として当該支点9を
加振体支持体10によって支持する構成と前記加振体支
持体10を基台6に立設して固定する構成と加振体1の
一端に質量体4を固定する構成でなる圧電駆動型搬送装
置において加振体の他端を搬送体に直接固定する構成で
なる圧電駆動型搬送装置である。
ける屈曲振動が零となる点を支点9として当該支点9を
加振体支持体10によって支持する構成と前記加振体支
持体10を基台6に立設して固定する構成と加振体1の
一端に質量体4を固定する構成でなる圧電駆動型搬送装
置において加振体の他端を搬送体に直接固定する構成で
なる圧電駆動型搬送装置である。
【0020】第2の実施例は前記第1の実施例の圧電駆
動型搬送装置に代えて加振体1を構成する弾性板3の一
端と搬送体5との間に連結部材を介在させてなる構成と
する圧電駆動型搬送装置である。
動型搬送装置に代えて加振体1を構成する弾性板3の一
端と搬送体5との間に連結部材を介在させてなる構成と
する圧電駆動型搬送装置である。
【0021】第3の実施例は前記第1の実施例又は前記
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において弾性板3へ
の圧電素子2の貼着を加振体1の支点9を中心として長
手方向の両方側の表裏面に行う構成とする圧電駆動型搬
送装置である。
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において弾性板3へ
の圧電素子2の貼着を加振体1の支点9を中心として長
手方向の両方側の表裏面に行う構成とする圧電駆動型搬
送装置である。
【0022】第4の実施例は前記第1の実施例又は前記
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において弾性板3へ
の圧電素子2の貼着を加振体1に付設した支点9を中心
として長手方向の一方側の表裏面に行う構成とする圧電
駆動型搬送装置である。
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において弾性板3へ
の圧電素子2の貼着を加振体1に付設した支点9を中心
として長手方向の一方側の表裏面に行う構成とする圧電
駆動型搬送装置である。
【0023】第5の実施例は前記第1の実施例又は前記
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体支持
体をアルミニウム台金又はニッケル合金でなる吸振材を
用いる構成とする圧電駆動型搬送装置である。
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体支持
体をアルミニウム台金又はニッケル合金でなる吸振材を
用いる構成とする圧電駆動型搬送装置である。
【0024】第6の実施例は前記第1の実施例又は前記
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体を直
線的構成とする圧電駆動型搬送装置である。
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体を直
線的構成とする圧電駆動型搬送装置である。
【0025】第7の実施例は前記第1の実施例又は前記
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体1を
直列かつ二列に平行に配設する構成(
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体1を
直列かつ二列に平行に配設する構成(
【図2】に示す加振体)とする圧電駆動型搬送装置であ
る。本実施例に係る装置は搬送体5と基台6との間隔を
狭小化させ得るものである。
る。本実施例に係る装置は搬送体5と基台6との間隔を
狭小化させ得るものである。
【0026】第8の実施例は前記第1の実施例又は前記
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体1を
構成する弾性板3の一端への質量体4の固定を加振体1
ごとに個別に行う構成とする圧電駆動型搬送装置であ
る。
第2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体1を
構成する弾性板3の一端への質量体4の固定を加振体1
ごとに個別に行う構成とする圧電駆動型搬送装置であ
る。
【0027】第9の実施例は前記第1の実施例と前記第
2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体1を二
以上用いる構成にあっては加振体1を構成する弾性板3
の一端への質量体4の固定を一又は二以上の質量体4の
固定によらしめる構成とする圧電駆動型搬送装置であ
る。
2の実施例の圧電駆動型搬送装置において加振体1を二
以上用いる構成にあっては加振体1を構成する弾性板3
の一端への質量体4の固定を一又は二以上の質量体4の
固定によらしめる構成とする圧電駆動型搬送装置であ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の第一の効果は基台重量を搬送体
重量の数倍にする必要が全くなくなったことから圧電駆
動型搬送装置の重量を著しく軽量化し得たことである。
具体的には従来比において1/2前後まで軽量化し得た
ことである。かかる圧電駆動型搬送装置の軽量化は当該
装置の運搬及び据付けを容易なものとし,また使用資材
の節減に寄与する。
重量の数倍にする必要が全くなくなったことから圧電駆
動型搬送装置の重量を著しく軽量化し得たことである。
具体的には従来比において1/2前後まで軽量化し得た
ことである。かかる圧電駆動型搬送装置の軽量化は当該
装置の運搬及び据付けを容易なものとし,また使用資材
の節減に寄与する。
【0029】第二の効果は基台への振動伝達が殆どされ
ないため基台自体の振動かなくなり,この効果を受けて
基台設置床面からの反作用が殆どなくなり,搬送体の振
動をきわめて安定的に維持することができ得たことであ
り騒音もこれに伴って低減し得たことである。
ないため基台自体の振動かなくなり,この効果を受けて
基台設置床面からの反作用が殆どなくなり,搬送体の振
動をきわめて安定的に維持することができ得たことであ
り騒音もこれに伴って低減し得たことである。
【0030】第三の効果は本発明は直線搬送をさせるリ
ニアフイーダはもとよりいわゆるボウルフイーダにも適
用できることである。
ニアフイーダはもとよりいわゆるボウルフイーダにも適
用できることである。
【図1】は本発明に係る圧電駆動型搬送装置の正面図で
ある。
ある。
【図2】は本発明に係る別の構成でなる圧電駆動型搬送
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図3】は従来の圧電駆動型搬送装置の正面図である。
1.加振体 2.圧電素子 3.弾性板 4.質量体 5.搬送体 6.基台 7.搬送体支持体 8.搬送部品 9.支点 10.加振体支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡原 秀銘 東京都秋川市引田13番地 リオン電子株式 会社内 (72)発明者 富岡 清 東京都秋川市引田13番地 リオン電子株式 会社内
Claims (8)
- 【請求項1】加振体を圧電素子と弾性板の二構成要素で
ならしめ,前記弾性板の表裏面に圧電素子を貼着する構
成と加振体の一構成要素である弾性板の一端を搬送体の
下面又は裏面に直接又は連結部材を介して固定する構成
と前記弾性板の他端に質量体を固定する構成と加振体の
長手方向の中間部に支点を付設し当該支点を加振体支持
体によって支持する構成と前記加振体支持体を基台に立
設して固定する構成からなる圧電駆動型搬送装置。 - 【請求項2】弾性板への圧電素子の貼着を加振体に付設
した支点を中心として長手方向の両方側の表裏面に行な
う構成とする請求項1の圧電駆動型搬送装置。 - 【請求項3】弾性板への圧電素子の貼着を加振体に付設
した支点を中心として長手方向の一方側の表裏面に行う
構成とする請求項1の圧電駆動型搬送装置。 - 【請求項4】加振体支持体をアルミニウム合金又はニッ
ケル合金でなる吸振材を用いる構成とする請求項1の圧
電駆動型搬送装置。 - 【請求項5】加振体を直線的構成とする請求項1の圧電
駆動型搬送装置。 - 【請求項6】加振体を直列かつ二列に平行に配設する構
成とする請求項1の圧電駆動型搬送装置。 - 【請求項7】加振体を構成する弾性板の一端への質量体
の固定を加振体ことに個別に行う構成とする請求項1の
圧電駆動型搬送装置。 - 【請求項8】加振体を二以上用いる構成にあっては加振
体を構成する弾性板の一端への質量体の固定を一又は二
以上の質量体の固定によらしめる構成とする請求項1の
圧電駆動型搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06271911A JP3086942B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 圧電駆動型搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06271911A JP3086942B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 圧電駆動型搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08108917A true JPH08108917A (ja) | 1996-04-30 |
| JP3086942B2 JP3086942B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=17506604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06271911A Expired - Fee Related JP3086942B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 圧電駆動型搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086942B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017190190A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | パーツフィーダ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0520473U (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-12 | 三洋電機株式会社 | テレビジヨン受像機 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP06271911A patent/JP3086942B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0520473U (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-12 | 三洋電機株式会社 | テレビジヨン受像機 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017190190A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | パーツフィーダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3086942B2 (ja) | 2000-09-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4280293B2 (ja) | 振動式搬送装置 | |
| JP4303258B2 (ja) | 振動式搬送装置 | |
| JP3009206U (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JP2740891B2 (ja) | 圧電駆動形搬送装置 | |
| JP3086942B2 (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JP2762211B2 (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JPH0544328Y2 (ja) | ||
| JPH0544329Y2 (ja) | ||
| JP2903079B2 (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JPH08165013A (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JPH08244945A (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| KR101014956B1 (ko) | 진동식 반송장치 | |
| JP4590763B2 (ja) | リニアフィーダ | |
| JPH1191928A (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JPH0255330B2 (ja) | ||
| JPH0561171B2 (ja) | ||
| JPH07168631A (ja) | 振動制振装置 | |
| JPH0738027U (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JPH0251806B2 (ja) | ||
| JPH0613369B2 (ja) | 圧電駆動形搬送装置 | |
| JPS602082A (ja) | 超音波振動を利用した直進駆動装置 | |
| JPH06345238A (ja) | 振動搬送装置 | |
| JP2789416B2 (ja) | 圧電駆動型搬送装置 | |
| JPH072336A (ja) | 振動搬送装置 | |
| JP2006044944A (ja) | 圧電駆動形パーツフィーダ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |