JPH0810958A - 肉盛溶接装置 - Google Patents

肉盛溶接装置

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Publication number
JPH0810958A
JPH0810958A JP6150028A JP15002894A JPH0810958A JP H0810958 A JPH0810958 A JP H0810958A JP 6150028 A JP6150028 A JP 6150028A JP 15002894 A JP15002894 A JP 15002894A JP H0810958 A JPH0810958 A JP H0810958A
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JP
Japan
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rotary table
workpiece
welding
valve
holding surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6150028A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyata
博志 宮田
Yoshio Chiba
良夫 千葉
Osami Noguchi
修身 野口
Minoru Nakane
実 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Publication of JPH0810958A publication Critical patent/JPH0810958A/ja
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物を載置すべき回転台の保持面に付着
した離型剤及び酸化被膜を自動的に除去し、製品バルブ
の生産効率を向上させることができる肉盛溶接装置を提
供する。 【構成】 被加工物の表面に肉盛溶接を行う溶接トーチ
と、被加工物を溶接トーチに対向させて保持し、かつ被
加工物をその軸線を中心として回転させる回転台38
と、待機位置にある被加工物を把持し回転台38上へ移
送する被加工物搬送手段と、回転台38の近傍に設けら
れ回転台38の被加工物を保持する保持面を清掃する回
転台清掃手段80とを備え、この回転台清掃手段80
は、回転台38の保持面38a方向に移動自在なる移動
部82と、移動部82の先端部に設けられ一軸線の回り
に回転自在なる研削盤84と、研削盤84を回転させる
駆動源85とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接用金属粉末材料を
プラズマアークにより溶融させて被加工物の表面に肉盛
溶接する肉盛溶接装置に係り、特に、内燃機関の給気弁
又は排気弁のバルブのバルブヘッドに溶接用金属を肉盛
溶接する際に用いて好適な肉盛溶接装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の給気弁または排気弁の
バルブ(被加工物)のバルブヘッドは、バルブシートと
高速で当接を繰り返しているので、該バルブヘッドには
高い耐摩耗性が要求される。そこで、図5に示すよう
に、肉盛溶接すべきバルブ(以下、素材バルブとい
う。)1のバルブヘッド2の外縁部に、例えば、Co−
Cr−W−C系合金等の耐摩耗性の高い溶接材料3を肉
盛溶接し、その後、該肉盛溶接部3に研削加工等の機械
加工を施して所望の形状としている。
【0003】バルブヘッド2に肉盛溶接するには、該素
材バルブ1の下端部1aを回転台の保持面に載置し、該
素材バルブ1のバルブヘッド2の外縁部に溶接トーチを
対向させて前記回転台を所定の回転速度で回転させつ
つ、肉盛溶接の開始点から1周すなわち360゜回転す
る位置まで同一条件で肉盛溶接を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の肉盛
溶接では、鍛造時に素材バルブ1の下端部1aに付着し
た油脂成分からなる離型剤が回転台の保持面に転着して
該保持面を汚す場合が多く、この転着した離型剤は、溶
接時に発生するスパッタと一体となって前記保持面に焼
き付き、強固な酸化被膜を形成することとなる。したが
って、該酸化被膜が障害となり、素材バルブ1の回転台
に対する着脱作業に支障が生じるという問題点があっ
た。
【0005】この問題点を解消する手段として、回転台
の内部に水冷管を配設し該回転台の保持面を冷却するこ
とで前記酸化被膜の形成を防止することも考えられてい
るが、前記保持面に付着した離型剤が断熱層となって該
保持面の熱放射を妨げるために冷却効率が低下し、酸化
被膜の形成を防止することができない。そこで、従来で
は、素材バルブ1に肉盛溶接を施す前に、手作業により
該素材バルブ1に付着した離型剤及び酸化被膜を除去し
ているが、この除去作業に多くの時間を要するために製
品バルブの生産効率が低下し、製品バルブのコストダウ
ンが困難になるという新たな問題が生じる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、被加工物を載置すべき回転台の保持面に付着
した離型剤及び酸化被膜を自動的に除去し、製品バルブ
の生産効率を向上させることができる肉盛溶接装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な肉盛溶接装置を採用した。すなわ
ち、請求項1記載の肉盛溶接装置は、溶接用金属粉体を
プラズマアークにより溶融させて被加工物の表面に肉盛
溶接する装置であって、前記被加工物の表面に肉盛溶接
を行う溶接トーチと、前記被加工物を前記溶接トーチに
対向させて保持し、かつ該被加工物をその軸線を中心と
して回転させる回転台と、待機位置にある被加工物を把
持し前記回転台上へ移送する被加工物搬送手段と、前記
回転台の近傍に設けられ該回転台の前記被加工物を保持
する保持面を清掃する回転台清掃手段とを備え、該回転
台清掃手段は、前記回転台の保持面方向に移動自在なる
移動部と、該移動部の先端部に設けられ一軸線の回りに
回転自在なる研削盤と、該研削盤を回転させる駆動源と
を備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の肉盛溶接装置は、請
求項1記載の肉盛溶接装置において、前記研削盤を、一
軸線の回りに回転自在なる回転盤と、該回転盤に着脱自
在に装着され研磨材が含浸されたパッドとにより構成し
たことを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の肉盛溶接装置は、請
求項2記載の肉盛溶接装置において、前記研磨材を、ダ
イヤモンド、コランダム、炭化ケイ素のいずれか1種を
主成分とする粉体からなるものとし、前記パッドを、弾
性体または弾性を有する布のいずれかとしたことを特徴
としている。
【0010】また、請求項4記載の肉盛溶接装置は、請
求項1記載の肉盛溶接装置において、前記駆動源に前記
研削盤の回転数を制御する制御手段を設けたことを特徴
としている。
【0011】
【作用】本発明の請求項1記載の肉盛溶接装置では、前
記移動部を前記回転台の保持面方向に移動させることに
より、該移動部の先端部に設けられた研削盤を前記保持
面に密着させ、前記駆動源により前記研削盤を一軸線の
回りに回転させることにより、該研削盤が前記保持面に
付着した離型剤及び酸化被膜を自動的に研削し該保持面
から速やかに除去し、該保持面の清浄化を行なう。これ
より、被加工物を保持面に載置する際の位置決め等に支
障が生じるおそれがなくなり、製品バルブの生産効率が
向上する。
【0012】また、請求項2記載の肉盛溶接装置では、
前記回転盤に研磨材が含浸されたパッドを着脱させる構
成としたことにより、前記パッドが摩耗して研削効率が
低下した場合、該パッドを脱着するだけで研削効率が回
復し、該研削盤全体を交換する必要がなくなり、作業効
率が向上する。
【0013】また、請求項3記載の肉盛溶接装置では、
前記研磨材を、ダイヤモンド、コランダム、炭化ケイ素
のいずれか1種を主成分とする粉体としたことにより、
これらの粉体が前記保持面に付着した離型剤及び酸化被
膜を速やかに研削し除去する。また、前記パッドを、弾
性体または弾性を有する布のいずれかとしたことによ
り、該パッドが前記保持面に密着し、付着した離型剤及
び酸化被膜を速やかに除去する。
【0014】また、請求項4記載の肉盛溶接装置では、
前記保持面の研削状態が最良となるように前記制御手段
により前記研削盤の回転数を制御し、前記保持面の表面
状態に見合った研削を行い、前記保持面を最良の清浄状
態とする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例の肉盛溶接装置につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本実施例の溶接
トーチが搭載された肉盛溶接装置の正面図、図2は同平
面図であり、肉盛溶接すべき素材バルブAが貯蔵される
素材バルブストック手段10と、素材バルブAのバルブ
ヘッドに肉盛溶接を行う溶接手段20と、該溶接手段2
0の溶接トーチ25に素材バルブAのバルブヘッドが対
向するように素材バルブAを所定の角度傾けた状態で保
持するとともにその軸線を中心として回転させる素材バ
ルブ保持手段30と、前記溶接手段20により肉盛溶接
が成された製品バルブBを貯蔵する製品バルブストック
手段50と、前記素材バルブストック手段10から前記
素材バルブ保持手段30に向けて素材バルブAを搬送す
るとともに、製品バルブBを素材バルブ保持手段30か
ら前記製品バルブストック手段50に向けて搬送するバ
ルブ搬送手段(被加工物搬送手段)60と、溶接手段2
0の溶接トーチ25の位置やプラズマガス条件等の溶接
条件、粉体供給条件、素材バルブAの回転条件等を制御
する制御系を指令するための操作盤70と、前記素材バ
ルブ保持手段30の近傍に設けられた回転台清掃手段8
0とを備えている。
【0016】前記溶接手段20は、鉛直方向に立設され
たガイド柱21と、このガイド柱21に鉛直方向に移動
可能に取り付けられた移動台22と、この移動台22上
に水平方向に移動可能に取り付けられた移動台23と、
この移動台23の下端に固定されたブラケット24と、
このブラケット24の先端に鉛直方向を向けて取り付け
られた溶接トーチ25と、この溶接トーチ25にアルゴ
ンガス流により粉体状となった溶接材料を供給するホッ
パ26とを備えている。
【0017】前記素材バルブ保持手段30は、素材バル
ブAのバルブヘッド2側の端面が当接する回転テーブル
(回転台)31と、該回転テーブル31の斜め上方向に
離間して設けられ素材バルブAのバルブステムを上方か
ら押圧して前記回転テーブル31との間に素材バルブA
を着脱自在に保持するバルブ着脱手段32と、素材バル
ブAを前記回転テーブル31の回転軸とほぼ同軸に位置
決めして取り付けるバルブ取付位置決め手段33とを備
えている。
【0018】前記バルブ取付位置決め手段33は、素材
バルブAを斜めに支持する支持部材34と、該支持部材
34を素材バルブAの軸線方向に移動させる軸方向移動
手段35と、前記支持部材34を素材バルブAの径方向
に移動させる径方向移動手段36とを備えている。
【0019】前記回転テーブル31は、前記ガイド柱2
1に支持部37aにより回転自在に保持された揺動ブロ
ック37と、この揺動ブロック37に回転自在に取り付
けられた回転台38と、揺動ブロック37に固定され、
その回転軸が回転台38にベルトを介して連結されたモ
ータ39とを備えている。
【0020】前記バルブ搬送手段60は、固定側の一点
62を中心として前記素材バルブストック手段10から
素材バルブ保持手段30に向け、さらに前記素材バルブ
保持手段30から製品バルブストック手段50に向け、
さらに前記製品バルブストック手段50から素材バルブ
ストック手段10に向けて、揺動可能に取り付けられた
揺動アーム63と、該揺動アーム63の先端側に回転自
在に取り付けられた回転部材64と、該回転部材64の
外周部の回転部材64の回転軸をはさんだ2位置に取り
付けられ、素材バルブA又は製品バルブBのバルブステ
ムを側面から挟持する2個のチャック手段65,66と
を備えている。
【0021】なお、図2中の71は溶接手段20や素材
バルブ保持手段30に冷却水を循環させる冷却水循環手
段、72は溶接手段20に電源を供給する溶接電源装
置、73は溶接手段20の溶接トーチ25の位置やプラ
ズマガス条件等の溶接条件、粉体供給手段26による粉
体供給条件、素材バルブ保持手段30による素材バルブ
Aの回転条件等を制御する総合制御手段である。
【0022】前記回転台清掃手段80は、図3に示すよ
うに、前記回転台38が取り付けられた揺動ブロック3
7の一端部に設けられた台座81と、該台座81に回転
台38の保持面38a方向に所定の傾斜角度で摺動自在
に支持され該摺動方向の所定の位置に固定可能なアーム
(移動部)82と、該アーム82の先端部上方に水平に
設けられた減速機(制御手段)83と、減速機83の先
端部に設けられ該先端部に対して垂直方向の一軸線の回
りに回転自在なる研削盤84と、前記台座81に内蔵さ
れ減速機83を介して研削盤84を回転させる駆動部
(駆動源)85とから構成されている。この回転台清掃
手段80においては、アーム82を保持面38aから離
間する方向に所定距離摺動させた状態では、研削盤84
が保持面38aの外方上方に位置し、アーム82を保持
面38aに向かって所定距離摺動させた状態では、研削
盤84の周縁部が保持面38aの中心部に位置する様に
該保持面38aに密着される構成である。
【0023】前記研削盤84は、図4に示すように、軸
86の先端部に固定され表面にマジックテープ87が貼
着された円板状の回転盤88と、該回転盤88に着脱自
在に装着されるように表面にマジックテープ89が貼着
され、かつ内部に乾燥状態の研磨材が含浸された円板状
のパッド90とにより構成されている。前記研磨材とし
ては、ダイヤモンド、コランダム、炭化ケイ素等の高硬
度を有する材料を主成分とする粉体が好適に用いられ
る。また、パッド90は、硬質ゴム(弾性体)またはラ
シャ布等の弾性を有する布のいずれかが好適に用いられ
る。
【0024】次に、本実施例の肉盛溶接装置を用いて素
材バルブ1のバルブヘッド2の外縁部に溶接材料3を肉
盛溶接する方法について説明する。まず、肉盛溶接がな
される素材バルブ1の形状、材質及びバルブに肉盛され
る溶接材料3等を操作盤70から入力する。これによ
り、バルブ毎に設定された複数の動作プログラムから肉
盛溶接すべきバルブに最適な動作プログラムが選択され
る。この動作プログラムによって、例えば、バルブ搬送
手段60の動作(例えば、チャック手段65,66によ
る把持位置、素材バルブ保持手段30への供給位置、製
品ストック手段50への排出位置、各動作間の待機時
間、サンプリングのタイミングやサンプリング個数
等)、溶接手段20の溶接トーチ25の位置やプラズマ
ガス条件等の溶接条件、粉体供給手段26による粉体供
給条件、素材バルブ保持手段30による素材バルブAの
回転条件等が設定される。なお、回転台清掃手段80の
アーム82を保持面38aから離間する方向に所定距離
摺動させて、研削盤84を保持面38aの外方上方に退
避させておく。
【0025】以下、選択された動作プログラムにより以
下に述べるような一連の動作が自動的に行われる。ま
ず、揺動アーム手段63を素材バルブストック手段10
側に向けて揺動させ、供給された素材バルブAのバルブ
ステムをチャック手段65により側面から挟持して保持
する。次に、揺動アーム手段63を素材バルブ保持装置
30側に旋回させて揺動させ、チャック手段65により
把持された素材バルブAが素材バルブ保持手段30に対
して回転部材64の回転軸を挟んだ位置になるようにす
る。
【0026】次に、回転部材64を180゜回転させ
て、チャック手段65により挟持された素材バルブAを
素材バルブ保持手段30の回転台38の保持面38a上
方に位置させる。次に、軸方向移動手段35を素材バル
ブAの軸線方向に移動させて支持部材34の先端部を所
定の位置に移動させ、次いで、径方向移動手段36を素
材バルブAの径方向に近接させて支持部材34の先端部
を素材バルブAのバルブステムの外面に当接させる。こ
の後、チャック手段65による挟持を解除して、揺動ア
ーム手段63を若干素材バルブAから離間するように移
動させ、これにより、チャック手段65による素材バル
ブAの保持が解除され、前記支持部材34により素材バ
ルブAが斜めになった状態で保持される。この後、さら
に径方向移動手段36を素材バルブAの径方向に移動さ
せて支持部材34により素材バルブAを回転台38の径
方向に移動させて、素材バルブAの軸心と回転台38の
回転軸とが同軸になるようにする。この径方向移動手段
36の移動量も前記動作プログラムにより予め設定され
ている。
【0027】次に、モータ39を回転させて回転台38
を所定の回転速度で回転させ、移動台22,23を移動
させて溶接トーチ25のプラズマアークをバルブヘッド
2の外縁部に当接させ、粉体噴射孔16より前記プラズ
マアーク中にキャリアガスと共に供給される金属粉体を
噴射させて溶融させ、該溶融金属をバルブヘッド2の外
縁部に肉盛溶接する。
【0028】一方、このように溶接トーチ25により肉
盛溶接を行っている間に、次に肉盛溶接を行う素材バル
ブAを素材バルブストック手段10から素材バルブ保持
手段30近傍に搬送する。
【0029】次に、肉盛溶接が完了したら、モータ39
の回転を停止させて回転台38の回転を停止させる。そ
して、揺動アーム63を肉盛溶接がされた製品バルブB
に近接する方向に移動させて、素材バルブAを挟持して
いないチャック手段66を前記製品バルブBの方に移動
させて該製品バルブBをチャック手段66により挟持
し、回転台38から除去する。
【0030】次に、モータ39を回転させて回転台38
を所定の回転速度で回転させ、前記減速機83に設けら
れた研削盤84のパッド90を垂直な軸線の回りに回転
させつつ前記アーム82を回転台38の保持面38aに
向かって摺動させ、該研削盤84に装着されたパッド9
0の周縁部が保持面38aの中心部に位置する様に、該
パッド90を回転台38の保持面38aに密着させる。
この様に、前記アーム82を回転台38の保持面38a
に向かって摺動させるという1つの操作により、パッド
90が保持面38aの所定位置に密着される。
【0031】所定時間の間、回転台38を回転させる
と、パッド90内に含浸されたダイヤモンド、コランダ
ム、炭化ケイ素等の研磨材が保持面38a上に付着した
離型剤及び酸化被膜を速やかに研削し、該保持面38a
の清浄化を行なう。この工程により、回転台38の保持
面38a上に付着した離型剤及び酸化被膜が除去される
ので、素材バルブAを保持面38aに載置する際の位置
決め等に支障が生じるおそれがなくなり、製品バルブの
生産効率が向上する。
【0032】また、回転盤88にパッド90を貼り合わ
せる場合、マジックテープ87,89同士を貼り合わせ
るだけでよいので、パッド90が摩耗して研削効率が低
下した場合においても、パッド90を簡単に着脱するこ
とにより研削効率が回復する。また、研削盤84全体を
交換する必要がなくなり、作業効率が向上する。
【0033】回転台38の保持面38aの清浄化が完了
したら、再びアーム82を保持面38aから離間する方
向に所定距離摺動させ、研削盤84を保持面38aの外
方上方に退避させ、揺動アーム63を旋回させて前記素
材バルブ供給機構10に移動させ、前述した手順と同様
に、チャック機構65により素材バルブAを挟持し、そ
の後該素材バルブAを素材バルブ保持機構30に向けて
搬送する。その後、再び前述の操作を繰り返し実施する
ことにより、素材バルブAのバルブヘッド2に連続的に
肉盛溶接を行うことができる。
【0034】以上説明したように、本実施例の肉盛溶接
装置によれば、前記回転台38の近傍に該回転台38の
保持面38aを清掃する回転台清掃手段80を備え、該
回転台清掃手段80は、台座81に摺動自在に支持され
たアーム82と、該アーム82の先端部に設けられた減
速機83と、減速機83の先端部に設けられ垂直方向の
一軸線の回りに回転自在なる研削盤84と、駆動部85
とにより構成することとしたので、前記研削盤84が前
記保持面38aに付着した離型剤及び酸化被膜を自動的
に研削し該保持面38aから速やかに除去することがで
き、該保持面38aの清浄化を速やかに行なうことがで
きる。したがって、素材バルブAを保持面38aに載置
する際の位置決め等に支障が生じるおそれがなくなり、
製品バルブの生産効率を向上させることができる。ま
た、前記アーム82を回転台38の保持面38aに向か
って摺動させるという1つの操作だけで、パッド90を
保持面38aに密着させることができる。
【0035】また、回転盤88に研磨材が含浸されたパ
ッド90を着脱させる構成としたので、前記パッド90
が摩耗して研削効率が低下した場合においても、該パッ
ド90を脱着するだけで速やかに研削効率を回復させる
ことができ、該研削盤84全体を交換する必要がなく、
作業効率を向上させることができる。
【0036】また、減速機83により前記回転盤88の
回転数を制御するので、前記保持面38aの表面状態に
見合った研削を行うことができ、前記保持面38aを最
良の清浄状態とすることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の肉盛溶接装置によれば、回転台の被加工物を保持
する保持面を清掃する回転台清掃手段を備え、該回転台
清掃手段は、前記回転台の保持面方向に移動自在なる移
動部と、該移動部の先端部に設けられ一軸線の回りに回
転自在なる研削盤と、該研削盤を回転させる駆動源とを
備えたので、前記研削盤により前記保持面に付着した離
型剤及び酸化被膜を自動的に研削し該保持面から速やか
に除去することができ、該保持面の清浄化を行なうこと
ができる。したがって、被加工物を保持面に載置する際
の位置決め等に支障が生じるおそれがなくなり、製品バ
ルブの生産効率を向上させることができる。また、前記
移動部を保持面に向かって摺動させるという1つの操作
だけで、研削盤を保持面に密着させることができる。
【0038】また、請求項2記載の肉盛溶接装置によれ
ば、前記研削盤を、一軸線の回りに回転自在なる回転盤
と、該回転盤に着脱自在に装着され研磨材が含浸された
パッドとにより構成したので、前記パッドが摩耗して研
削効率が低下した場合においても、該パッドを脱着する
だけで研削効率を回復させることができ、該研削盤84
全体を交換する必要がなく、作業効率を向上させること
ができる。
【0039】また、請求項3記載の肉盛溶接装置によれ
ば、前記研磨材を、ダイヤモンド、コランダム、炭化ケ
イ素のいずれか1種を主成分とする粉体としたので、前
記保持面に付着した離型剤及び酸化被膜を速やかに研削
し除去することができる。また、前記パッドを、弾性体
または弾性を有する布のいずれかとしたので、該パッド
を前記保持面に密着させることができ、付着した離型剤
及び酸化被膜を速やかに除去することができる。
【0040】また、請求項4記載の肉盛溶接装置によれ
ば、前記駆動源に前記研削盤の回転数を制御する制御手
段を設けたので、前記研削盤の回転数を制御することに
より、前記保持面の表面状態に見合った研削を行うこと
ができ、前記保持面を最良の清浄状態とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の肉盛溶接装置を示す正面図
である。
【図2】本発明の一実施例の肉盛溶接装置を示す平面図
である。
【図3】本発明の一実施例の肉盛溶接装置の回転台清掃
手段を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例の研削盤を示す側面図であ
る。
【図5】肉盛溶接が成されたバルブを示す一部破断側面
図である。
【符号の説明】
25 溶接トーチ 30 素材バルブ保持手段 38 回転台 38a 保持面 60 バルブ搬送手段 80 回転台清掃手段 82 アーム(移動部) 83 減速機(制御手段) 84 研削盤 85 駆動部(駆動源) 86 軸 87,89 マジックテープ 88 回転盤 90 パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 実 埼玉県桶川市上日出谷1230番地 三菱マテ リアル株式会社桶川製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接用金属粉体をプラズマアークにより
    溶融させて被加工物の表面に肉盛溶接する装置であっ
    て、 前記被加工物の表面に肉盛溶接を行う溶接トーチと、前
    記被加工物を前記溶接トーチに対向させて保持し、かつ
    該被加工物をその軸線を中心として回転させる回転台
    と、待機位置にある被加工物を把持し前記回転台上へ移
    送する被加工物搬送手段と、前記回転台の近傍に設けら
    れ該回転台の前記被加工物を保持する保持面を清掃する
    回転台清掃手段とを備え、 該回転台清掃手段は、前記回転台の保持面方向に移動自
    在なる移動部と、該移動部の先端部に設けられ一軸線の
    回りに回転自在なる研削盤と、該研削盤を回転させる駆
    動源とを備えたことを特徴とする肉盛溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記研削盤は、一軸線の回りに回転自在
    なる回転盤と、該回転盤に着脱自在に装着され研磨材が
    含浸されたパッドとにより構成されたことを特徴とする
    請求項1記載の肉盛溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記研磨材は、ダイヤモンド、コランダ
    ム、炭化ケイ素のいずれか1種を主成分とする粉体から
    なり、前記パッドは、弾性体または弾性を有する布のい
    ずれかであることを特徴とする請求項2記載の肉盛溶接
    装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動源に、前記研削盤の回転数を制
    御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の肉盛溶接装置。
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