JPH0810970A - レーザ加工装置及び方法 - Google Patents

レーザ加工装置及び方法

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JPH0810970A
JPH0810970A JP6140578A JP14057894A JPH0810970A JP H0810970 A JPH0810970 A JP H0810970A JP 6140578 A JP6140578 A JP 6140578A JP 14057894 A JP14057894 A JP 14057894A JP H0810970 A JPH0810970 A JP H0810970A
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laser
laser processing
processing apparatus
layers
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Shigeru Akao
茂 赤尾
Keiichi Kimura
景一 木村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光、特に、紫外線レーザを使用して複
数の層からなる複合材料材料を切断し、穴開けし又は溝
加工をするためのレーザ加工装置及び方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 複合材料10を構成する複数の層10A、1
0B、10Cに対してそれぞれ対応するレーザ光束10
0a、100b、100cを用意し、斯かるレーザ光束
の照射点の各々は対応する被加工層10A、10B、1
0Cに対して最適なエネルギ密度が得られるように構成
されている。従って、複合材料10の各層10A、10
B、10Cは最適なエネルギ密度によって加工されるこ
とができるから、非熱的加工を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザを使用して材料の
切断、溝加工又は穴開け加工をするためのレーザ加工装
置及び方法に関し、より詳細には、波長が400nm以
下の紫外線レーザを使用して層状の複合材料を切断し、
溝を形成し又は穴開けするためのレーザ加工装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、材料の切断、穴開け又は溝加工
に、波長が400nm以下のレーザ、即ち、紫外線レー
ザが使用されている。紫外線レーザを使用すると、加工
中に熱が発生しにくく熱歪みが少ない非熱加工、即ちア
ブレーション加工が可能である。従って、従来の波長が
400nm以上のレーザ、例えば、CO2 レーザ(波長
λ=10.6μm)、YAGレーザ(波長λ=1.06
μm)を使用する場合のように熱加工ではないから、よ
り高精度の加工が可能である。
【0003】斯かる紫外線レーザとして、例えば、エキ
シマレーザ(ArF:λ=193nm)、エキシマレー
ザ(KrF:λ=249nm)、Nd:YAGレーザの
4倍波(λ=266nm)がある。
【0004】紫外線レーザを使用して高精度の加工をす
るためには、非熱的加工、即ちアブレーション加工を達
成する必要がある。熱的加工となるか非熱的加工となる
かは、様々な要因によって決まる。斯かる要因として例
えば、紫外線レーザの波長λ、紫外線レーザの照射部に
おける照射エネルギ密度、被加工物の物性等が挙げられ
る。被加工物の物性には、エネルギ吸収率、熱伝導率、
融点、結合解離エネルギ等が含まれる。
【0005】被加工物の表面における照射エネルギ密度
が大きいと熱的加工が支配的となり、熱歪みに起因して
加工精度が低下する。被加工物の表面における照射エネ
ルギ密度が小さいと非熱的加工が支配的になり、高い加
工精度を得ることができるが、加工速度が遅くなり、作
業効率が低下する。
【0006】従って、最適な照射エネルギ密度が存在す
る。斯かる最適な照射エネルギ密度は使用する紫外線レ
ーザの波長と被加工物の物性例えばエネルギ吸収率によ
って決まる。即ち、使用する紫外線レーザの波長と被加
工物の材質によって、最適な照射エネルギ密度も変化す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、被加工物が単一
材料よりなる場合には、紫外線レーザの波長を適当に選
択して、所定の最適な照射エネルギ密度を得ることがで
きた。それによって効率的に非熱的加工によって被加工
物を加工することができた。
【0008】しかしながら、複数の層が積層された複合
材料を加工する場合には、斯かる方法によって高い加工
精度を達成することはできない。なぜなら、各層を形成
する異なる材料に対して最適な紫外線レーザ波長と照射
エネルギ密度はそれぞれ異なる。従って、単一の照射エ
ネルギ密度によって、複合材料を加工すると、1つの層
に対して高い精度で加工することができても、他の層に
対して高い精度にて加工することはできない。
【0009】本発明は斯かる点に鑑み、レーザを使用し
て複数の層が積層された複合材料を加工する場合に、高
い精度にて加工することができるレーザ加工装置及び方
法を提供することを目的とする。
【0010】本発明は斯かる点に鑑み、レーザを使用し
て複数の層が積層された複合材料を加工する場合に、効
率的に加工することができるレーザ加工装置及び方法を
提供することを目的とする。
【0011】本発明は斯かる点に鑑み、紫外線レーザを
使用して複数の層からなる複合材料材料を切断し、穴開
けし又は溝加工をするためのレーザ加工装置及び方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、例えば
図1〜図3に示すように、複数の層10A、10B、1
0Cを含む複合材料10をレーザによって加工するため
のレーザ加工装置において、上記複合材料10の複数の
層10A、10B、10Cに対応して複数のレーザ光束
を生成する光学装置と上記複合材料10を支持し上記複
合材料10を上記光学装置に対して移動させるためのス
ージ装置111とを有し、上記複数のレーザ光束の照射
点の各々は対応する上記複合材料10の複数の層10
A、10B、10Cの各々に対して最適なエネルギ照射
密度が得られるように所定の波長及び光強さを有するこ
とを特徴とする。
【0013】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記レーザ光束は波
長λが400nm以下の紫外線レーザであることを特徴
とする。
【0014】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記複数のレーザ光
束による照射点は互いに隔置されて1直線に沿って配置
され、上記複合材料10の複数の層10A、10B、1
0Cは上側の層より順に対応する上記複数のレーザ光束
の各々によって切断され、それによって上記複合材料1
0が切断されるように構成されていることを特徴とす
る。
【0015】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記複数のレーザ光
束は対応する上記複合材料10の複数の層10A、10
B、10Cの被加工面上にパルス照射されるように構成
されていることを特徴とする。
【0016】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記スージ装置11
1は上記複合材料10を上記1直線方向に及びそれに垂
直な上記複合材料10の厚さ方向にステップ送りに移動
させるように構成されていることを特徴とする。
【0017】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記複数のレーザ光
束のパルス照射毎に上記スージ装置111によって上記
複合材料10は上記複合材料10の厚さ方向にステップ
送りされ、それによって上記複合材料10の層に孔が形
成されると、上記スージ装置111によって上記複合材
料10は上記1直線方向にステップ送りされ、その位置
にて再び上記複合材料10の層に孔が形成され、これを
繰り返して上記複合材料10の層を上記1直線に沿って
切断するように構成されていることを特徴とする。
【0018】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記光学装置は上記
複数のレーザ光束を生成するための複数の光学系を含
み、該光学系の各々は光源11a又は11cとエネルギ
強度分布を均一化するためのホモジナイザ21a又は2
1cとエネルギ強度を減衰するためのアッテネータ23
a、23b又は23cと所定形状の窓を有するマスク2
5a、25b又は25cと該マスクの像を照射点にて結
像させるためのレンズ27a、27b又は27cとを含
むことを特徴とする。
【0019】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記光源はエキシマ
レーザ(ArF:λ=193nm)とエキシマレーザ
(KrF:λ=249nm)を含むことを特徴とする。
【0020】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記複数のレーザ光
束による照射点は同一点であり、上記複合材料10の複
数の層は上側の層より順に対応する上記複数のレーザ光
束の各々によって孔が形成され、それによって上記複合
材料10に孔が形成されるように構成されていることを
特徴とする。
【0021】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記複数のレーザ光
束は対応する上記複合材料10の複数の層10A、10
B、10Cの被加工面上にパルス照射されるように構成
されていることを特徴とする。
【0022】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記スージ装置11
1は上記複合材料10を上記複合材料10の厚さ方向に
ステップ送りに移動させるように構成されていることを
特徴とする。
【0023】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記複数のレーザ光
束のパルス照射毎に上記スージ装置111によって上記
複合材料10は上記複合材料10の厚さ方向にステップ
送りされ、それによって上記複合材料10の各層に順に
孔が形成され、これを繰り返して上記複合材料10に孔
が形成されるように構成されていることを特徴とする。
【0024】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記光学装置は上記
複数のレーザ光束を生成する複数の光学系とそれによっ
て生成された複数のレーザ光束を1点に照射させるため
の集光装置とを有し、上記複数の光学系の各々は光源と
エネルギ強度分布を均一化するためのホモジナイザとエ
ネルギ強度を減衰するためのアッテネータと所定形状の
窓を有するマスクと該マスクの像を照射点にて結像する
ためのレンズとを含むことを特徴とする。
【0025】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工装置において、上記光源はエキシマ
レーザ(ArF:λ=193nm)とエキシマレーザ
(KrF:λ=249nm)を含むことを特徴とする。
【0026】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、複数の層10A、10B、10Cを含む複合材
料10をレーザによって加工するためのレーザ加工方法
において、複合材料10の複数の層10A、10B、1
0Cに対応して複数のレーザ光束を用意することと、上
記複合材料10の複数の層10A、10B、10Cの各
々の照射点に対して最適なエネルギ照射密度が得られる
ように上記複数のレーザ光束の各々の所定の波長及び光
強さ設定することと、上記複合材料10の複数の層10
A、10B、10Cの上側の層から下側の層まで順に対
応する上記複数のレーザ光束の各々によって加工するこ
とと、を含む。
【0027】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工方法において、上記レーザ光束は波
長が400nm以下の紫外線レーザであることを特徴と
する。
【0028】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工方法において、上記複数のレーザ光
束を被加工面上にパルス照射するように構成されている
ことを特徴とする。
【0029】本発明によると、例えば図1に示すよう
に、レーザ加工方法において、上記複数のレーザ光束の
パルス照射毎に上記複合材料10を厚さ方向にステップ
送りし、それ繰り返して上記複合材料10の層に孔を形
成し、次に上記複合材料10を上記1直線方向にステッ
プ送りし、その位置にて再び上記複合材料10の層に孔
を形成し、これを繰り返して上記複合材料10の層を上
記1直線に沿って切断し、それによって上記複合材料1
0の上側の層より順に切断し、それを繰り返して上記複
合材料10を切断するように構成されていることを特徴
とする。
【0030】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工方法において、上記光源はエキシマ
レーザ(ArF:λ=193nm)とエキシマレーザ
(KrF:λ=249nm)を含むことを特徴とする。
【0031】本発明によると、例えば図3に示すよう
に、レーザ加工方法において、上記複数のレーザ光束の
パルス照射毎に上記複合材料10を厚さ方向にステップ
送りし、それを繰り返して上記複合材料10の層に孔を
形成し、それによって同じ位置にて上記複合材料10の
上側の層より順に孔を形成し、それを繰り返して上記複
合材料10に孔を形成するように構成されていることを
特徴とする。
【0032】本発明によると、例えば図1〜図3に示す
ように、レーザ加工方法において、上記光源はエキシマ
レーザ(ArF:λ=193nm)とエキシマレーザ
(KrF:λ=249nm)を含むことを特徴とする。
【0033】
【作用】本発明によれば、複合材料10を構成する複数
の層10A、10B、10Cに対してそれぞれ対応する
レーザ光束100a、100b、100cが提供され、
斯かるレーザ光束の各々は対応する被加工層に対して最
適なエネルギ密度が得られるように構成されている。従
って、複合材料10の各層10A、10B、10Cは最
適なエネルギ密度によって加工されることができるか
ら、非熱的加工を達成することができる。
【0034】
【実施例】以下に図1〜図3を参照して本発明の実施例
について説明する。先ず図1を参照して本発明によるレ
ーザ加工方法を説明する。図1は複数の層からなる複合
材料を切断する場合を示す。複合材料10は2軸ステー
ジ111上に装着されており、斯かる2軸ステージ11
1は複合材料10を2軸方向にステップ送りすることが
できるように構成されている。図示のように、(垂直面
上に又は紙面に平行な面上に)右方向に沿ってY軸をと
り、Y軸に垂直にZ軸をとる。2軸ステージ111は複
合材料10をY軸方向及びZ軸方向にステップ送りに移
動することができる。
【0035】複合材料10は複数の層、例えば、上側の
第1の層10Aと中間の第2の層10Bと下側の第3の
層10Cの3つの層を含む。斯かる3つの層10A、1
0B、10Cは互いに異なる材料によって形成されてい
る。第3の層10Cは、例えば、ガラスであってよい。
【0036】2軸ステージ111の上側に光学系が配置
されており、斯かる光学系は、複合材料10の各層に対
応して複数のレーザ光束を提供することができるように
構成されている。本例では、3つの層10A、10B、
10Cに対応して3つのレーザ光100a、100b、
100cを順次供給するように構成されている。レーザ
光100a、100b、100cは例えばパルス照射さ
れるように構成されてよい。
【0037】斯かる光学系は3つのレーザ光100a、
100b、100cをそれぞれ集光する集光レンズ27
a、27b、27cを有し、斯かる集光レンズ27a、
27b、27cはY軸に沿って順次並べられている。
【0038】図1Aに示すように、切断加工をする場
合、2軸ステージ111によって複合材料10はY軸方
向に移動し、複合材料10の第1の層10Aの先端部の
表面に第1のレーザ光100aが照射されるように配置
される。
【0039】第1のレーザ光100aは第1の層10A
の表面にパルス照射され、各照射毎に複合材料10はZ
軸方向に沿って上方にステップ送りされる。斯かるZ軸
方向のステップ送り量は、第1のレーザ光100aの1
ショットの照射によって除去された第1の層10Aの厚
さ分に略等しい。こうして、第1の集光レンズ27aか
ら第1の層10Aの被加工面までの距離は常に一定に保
たれ、それによって、第1の層10Aの被加工面におけ
る照射エネルギ密度は常に一定になる。
【0040】第1のレーザ光100aによるパルス照射
によって第1の層10Aに穴が形成され、その穴の深さ
が大きくなり第2の層10Bの表面が現れると、複合材
料10は2軸ステージ111によってY軸方向に沿って
右方向にステップ送りされる。斯かるY軸方向のステッ
プ送り量は、第1のレーザ光100aによって第1の層
10Aに形成された孔の直径に略等しい。
【0041】こうして、第1のレーザ光100aによっ
て複合材料10の第1の層10Aに孔が順次形成され、
連続した孔によって複合材料10の第1の層10Aは切
断される。
【0042】第1のレーザ光100aによる照射エネル
ギ密度は第1の層10Aを加工するために最適な値が選
択される。即ち、第1のレーザ光100aは、第1の層
10Aを加工するために最適な照射エネルギ密度を提供
することができるように、波長λ及び光強さが選択され
る。
【0043】こうして、第1のレーザ光100aによっ
て複合材料10の第1の層10Aが順次切断加工され、
第1の層10Aの深さの溝が形成される。複合材料10
はY軸方向に移動し、第2のレーザ光100bが複合材
料10の先端部を照射する位置に到達する。
【0044】図1Bに示すように、 第2のレーザ光1
00bは第1のレーザ光100aによって形成された溝
を照射するように構成されている。従って、第2のレー
ザ光100bによって複合材料10の第2の層10Bの
表面が照射され、それによって第2の層10Bが加工さ
れる。第2のレーザ光100bによる照射エネルギ密度
は第2の層10Bを加工するために最適な値が選択され
る。即ち、第2のレーザ光100bは、第2の層10B
を加工するために最適な照射エネルギ密度を提供するこ
とができるように、波長λ及び光強さが選択される。
【0045】図1Cに示すように、2軸ステージ111
がY軸方向に更に移動し、それによって複合材料10も
更に移動する。その間、第1のレーザ光100aによっ
て複合材料10の第1の層10Aだけが切断され、第2
のレーザ光100bによって複合材料10の第2の層1
0Bだけが切断される。従って、第1のレーザ光100
a及び第2のレーザ光100bによって複合材料10の
第1の層10A及び第2の層10Bの深さの溝が形成さ
れる。
【0046】第3のレーザ光100cは斯かる溝を照射
するように構成されている。従って、同様に、第3のレ
ーザ光100cによって複合材料10の第3の層10C
の表面が照射され、それによって第3の層10Cが加工
される。第3のレーザ光100cによる照射エネルギ密
度は第3の層10Cを加工するために最適な値が選択さ
れる。即ち、第3のレーザ光100cは、第3の層10
Cを加工するために最適な照射エネルギ密度を提供する
ことができるように、波長λ及び光強さが選択される。
【0047】こうして、本例によると、3つの層よりな
る複合材料10を切断する場合、第1のレーザ光100
aによって第1の層10Aが切断され、第2のレーザ光
100bによって第2の層10Bが切断され、第3のレ
ーザ光100cによって第3の層10Cが切断される。
【0048】尚、以上複合材料10を切断する場合につ
いて説明したが、第3のレーザ光100cを使用しない
ことによって第3の層10Cだけを残し、それによって
溝を形成することもできる。又は、第2及び第3のレー
ザ光100b、100cを使用しないことによって第2
及び第3の層10B、10Cを残し、それによって溝を
形成することもできる。
【0049】図2を参照して本発明によるレーザ加工装
置の例を説明する。斯かるレーザ加工装置は図1を参照
して説明した如き複合材料を切断するように構成されて
いる。
【0050】レーザ加工装置は複合材料10を装着して
それをY軸方向及びZ軸方向にステップ送りする2軸ス
テージ111と斯かる2軸ステージ111を支持する定
盤113とを有する。
【0051】2軸ステージ111の上方には複数のレー
ザ光束、例えば3つのレーザ光100a、100b、1
00cを提供するための光学系が配置されている。斯か
る3つのレーザ光100a、100b、100cはパル
ス照射されるように構成されていよい。光学系は第1及
び第2のレーザ光100a、100bを提供するための
第1の光学系と第3のレーザ光100cを提供するため
の第2の光学系とを含む。
【0052】第1の光学系は第1の光源11aと斯かる
光源11aからの光100abを偏向する第1及び第2
の偏向ミラー12a、13aとエネルギ強度分布を均一
にするためのホモジナイザ21aと斯かるホモジナイザ
21aによってエネルギ強度分布が均一化された光束1
00abを2つの光束100a、100bに分割するハ
ーフミラー14aとを有する。
【0053】第1の光学系は更に、ハーフミラー14a
によって得られた第1の光束100aのエネルギ強度を
減衰させるための第1のアッテネータ23aと適当な形
状例えば矩形の窓を有する第1のマスク25aと第1の
光束100aを集光して第1のマスク25aの像を複合
材料10の第1の層10Aの照射面に結像させるための
第1のレンズ27aとを有する。
【0054】第1の光学系は更にまた、ハーフミラー1
4aによって得られた第2の光束100bを偏向するた
めの第3の偏向ミラー14bとエネルギ強度を減衰させ
るための第2のアッテネータ23bと適当な形状例えば
矩形の窓を有する第2のマスク25bと第2の光束10
0bを集光して第2のマスク25bの像を複合材料10
の第2の層10Bの照射面に結像させるための第2のレ
ンズ27bとを有する。
【0055】第2の光学系は第2の光源11cと斯かる
光源11cからの光100cを偏向する第4及び第5の
偏向ミラー12c、13cとエネルギ強度分布を均一に
するためのホモジナイザ21cと斯かるホモジナイザ2
1cによってエネルギ強度分布が均一化された光束10
0cを偏向する第6の偏向ミラー14cとエネルギ強度
を減衰させるための第3のアッテネータ23cと適当な
形状例えば矩形の窓を有する第3のマスク25cと第3
の光束100cを集光して第3のマスク25cの像を複
合材料10の第3の層10Cの照射面に結像させるため
の第3のレンズ27cとを有する
【0056】図1を参照して説明したように、第1、第
2及び第3のレーザ光100a、100b、100cは
それぞれ複合材料10の第1、第2及び第3の層10
A、10B、10Cを加工するために最適な照射エネル
ギ密度が得られるように構成されている。
【0057】第1及び第2の光源11a、11bの波長
は、第1、第2及び第3のレーザ光100a、100
b、100cによって複合材料10の第1、第2及び第
3の層10A、10B、10Cの各被加工面にて最適な
照射エネルギ密度が得られるように、適当に選択され
る。
【0058】第1及び第2の光源11a、11bは適当
な紫外線レーザであってよい。例えば、第1の光源11
aはエキシマレーザ(ArF:λ=249nm)であっ
てよく、第2の光源11bはエキシマレーザ(KrF:
λ=193nm)であってよい。
【0059】最適な照射エネルギ密度を得るために、第
1、第2及び第3のアッテネータ23a、23b、23
cが調節されてよく、第1、第2及び第3のマスク25
a、25b、25cの窓の寸法が調節されてよい。
【0060】図3を参照して本発明によるレーザ加工装
置及び方法の他の例を説明する。この例では、複合材料
10に穴開け加工がなされる。
【0061】このレーザ加工装置は複合材料10を装着
してそれをZ軸方向にステップ送りする1軸ステージ1
11Aを有する。斯かる1軸ステージ111Aは図2の
例と同様に図示しない定盤113の上に支持されてよ
い。
【0062】1軸ステージ111Aの上方には光学系が
配置されており、斯かる光学系は複合材料の複数の層に
対応して複数のレーザ光束、例えば3つのレーザ光束1
00a、100b、100cを生成し、斯かる3つのレ
ーザ光束100a、100b、100cによってそれぞ
れ複合材料10の第1、第2及び第3の層10A、10
B、10Cは穴開けされる。斯かる3つのレーザ光束1
00a、100b、100cは複合材料10の各層の加
工面の1点に照射されるように構成されている。斯かる
3つのレーザ光束100a、100b、100cは例え
ばパルス照射されるように構成されてよい。
【0063】斯かる光学系は第1及び第2のレーザ光1
00a、100bを提供するための第1の光学系と第3
のレーザ光100cを提供するための第2の光学系とを
含む。
【0064】第1の光学系は第1の光源11aと斯かる
光源11aからの光100abを偏向する第1及び第2
の偏向ミラー12a、13aとエネルギ強度分布を均一
にするためのホモジナイザ21aと斯かるホモジナイザ
21aによってエネルギ強度分布が均一化された光束1
00abを2つの光束100a、100bに分割する第
1のハーフミラー14aとを有する。
【0065】第1の光学系は更に、第1のハーフミラー
14aによって得られた第1の光束100aを遮断する
ための第1のシャッタ31aと第1の光束100aのエ
ネルギ強度を減衰するための第1のアッテネータ23a
と適当な形状例えば円形の窓を有する第1のマスク25
aと第1の光束100aを集光して第1のマスク25a
の像を複合材料10の第1の層10Aの照射面に結像さ
せるための第1のレンズ27aとを有する。
【0066】第1の光学系は更にまた、第1のハーフミ
ラー14aによって得られた第2の光束100bを遮断
するための第2のシャッタ31bと第2の光束100b
を偏向するための第3の偏向ミラー14bとエネルギ強
度を減衰するための第2のアッテネータ23bと適当な
形状例えば円形の窓を有する第2のマスク25bと第2
の光束100bを集光して第2のマスク25bの像を複
合材料10の第2の層10Bの照射面に結像するための
第2のレンズ27bとを有する。
【0067】第2の光学系は第2の光源11cと斯かる
光源11cからの光100cを偏向する第4及び第5の
偏向ミラー12c、13cとエネルギ強度分布を均一に
するための第3のホモジナイザ21cと斯かるホモジナ
イザ21cによってエネルギ強度分布が均一化された光
束100cを偏向する第6の偏向ミラー14cとエネル
ギ強度を減衰させるための第3のアッテネータ23cと
適当な形状例えば円形の窓を有する第3のマスク25c
と第3の光束100cを集光して第3のマスク25cの
像を複合材料10の第3の層10Cの照射面に結像させ
るための第3のレンズ27cとを有する。
【0068】本例のレーザ加工装置の光学系は、第1、
第2及び第3の光束100a、100b、100cを複
合材料10の照射面の一点に導くために、第7の偏向ミ
ラー15aと第2及び第3のハーフミラー15b、16
とを有する。
【0069】第2のレンズ27bより出射された第2の
光束100bは第2及び第3のハーフミラー15b、1
6を透過して複合材料10の表面の1点を照射する。第
1のレンズ27aを経由した第1の光束100aは第7
の偏向ミラー15aによって偏向され、第2のハーフミ
ラー15bに導かれる。第1の光束100aは第2のハ
ーフミラー15bによって更に偏向されて第2の光束1
00bの光路に導かれる。こうして第1の光束100a
も複合材料10の表面の照射点に導かれる。
【0070】第3のレンズ27cを経由した第3の光束
100cは第4のハーフミラー16によって偏向され、
第2の光束100bの光路に導かれる。こうして第3の
光束100cも複合材料10の表面の照射点に導かれ
る。
【0071】次に本例のレーザ加工装置による穴開け作
業を説明する。本例のレーザ加工装置は、第1のレーザ
光束100aによって複合材料10の第1の層10Aが
穴開けされ、第2のレーザ光束100bによって複合材
料10の第2の層10Bが穴開けされ、第3のレーザ光
束100cによって複合材料10の第3の層10Cが穴
開けされるように構成されている。
【0072】先ず、第1の光学系によって複合材料10
の第1及び第2の層10A、10Bが加工される。複合
材料10の第1の層10Aに穴開けする場合、第1のシ
ャッタ31aが開かれ、第2のシャッタ31bが閉じら
れる。それによって、第1のレーザ光束100aのみが
複合材料10の第1の層10Aの表面にパルス照射され
る。
【0073】上述の例と同様に、第1のレーザ光束10
0aのパルス照射毎に、1軸ステージ113Aによって
複合材料10はZ軸方向上方に所定の送り量だけステッ
プ送りされる。斯かるZ軸方向の送り量は、第1のレー
ザ光束100aの1パルス照射によって除去された第1
の層10Aの深さに対応している。こうして、第1のレ
ーザ光束100aによって複合材料10の第1の層10
Aに孔が形成され、第2の層10Bが現れると、第2の
レーザ光束100bが使用される。
【0074】複合材料10の第2の層10Bに穴開けす
る場合、第1のシャッタ31aが閉じられ第2のシャッ
タ31bが開かれる。それによって、第2のレーザ光束
100bのみが複合材料10の第2の層10Bの表面に
パルス照射される。
【0075】複合材料10の第1の層10Aに穴開けす
る場合と同様に、第2のレーザ光束100bのパルス照
射毎に、1軸ステージ113Aによって複合材料10は
Z軸方向上方に所定の送り量だけステップ送りされる。
【0076】こうして、複合材料10の第1及び第2の
層10A、10Bに孔が形成されると、次に第3の層1
0Cに穴開け加工がされる。第1の光学系の作動は停止
されて、第2の光学系が作動される。第2の光源11c
からの第3のレーザ光束100cが使用される。
【0077】複合材料10の第1及び第2の層10A、
10Bに穴開けする場合と同様に、第3のレーザ光束1
00cのパルス照射毎に、1軸ステージ113Aによっ
て複合材料10はZ軸方向上方に所定の送り量だけステ
ップ送りされる。こうして、複合材料10の第3の層1
0Cに孔が形成される。複合材料10の第1、第2及び
第3の層10A、10B、10Cに形成された各孔によ
って連続した1つの孔が形成される。
【0078】図1及び図2を参照して説明した例と同様
に、第1、第2及び第3のレーザ光100a、100
b、100cはそれぞれ複合材料10の第1、第2及び
第3の層10A、10B、10Cを加工するために最適
な照射エネルギ密度が得られるように構成されている。
【0079】第1及び第2の光源11a、11bの波長
は、第1、第2及び第3のレーザ光100a、100
b、100cによって複合材料10の第1、第2及び第
3の層10A、10B、10Cの各被加工面にて最適な
照射エネルギ密度が得られるように、適当に選択され
る。
【0080】第1及び第2の光源11a、11bは適当
な紫外線レーザであってよい。例えば、第1の光源11
aはエキシマレーザ(ArF:λ=249nm)であっ
てよく、第2の光源11bはエキシマレーザ(KrF:
λ=193nm)であってよい。
【0081】最適な照射エネルギ密度を得るために、第
1、第2及び第3のアッテネータ23a、23b、23
cが調節されてよく、第1、第2及び第3のマスク25
a、25b、25cの窓の寸法が調節されてよい。
【0082】尚、以上複合材料10に貫通孔を形成する
場合について説明したが、レーザ光の照射を適当な時に
停止することによって貫通孔ではなく所望の深さの穴を
形成することもできる。第3のレーザ光100cを使用
しないことによって第3の層10Cだけを残し、それに
よって第1及び第2の層10A、10Bの厚さに相当す
る穴を形成することもできる。又は、第2及び第3のレ
ーザ光100b、100cを使用しないことによって第
2及び第3の層10B、10Cを残し、それによって第
1の層10Aの厚さに相当する穴を形成することもでき
る。
【0083】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0084】
【発明の効果】本発明によると、レーザを使用して複数
の層を含む複合材料を切断加工し、溝形成加工し又は穴
開け加工する場合に、高い精度にて加工することができ
る利点がある。
【0085】本発明によると、レーザを使用して複数の
層を含む複合材料を切断加工し、溝形成加工し又は穴開
け加工する場合に、効率的に加工することができる利点
がある。
【0086】本発明によると、紫外線レーザを使用して
複数の層を含む複合材料を切断加工し、溝形成加工し又
は穴開け加工する場合に、非熱的加工によって高い加工
精度を得ることができる利点がある。
【0087】本発明によると、紫外線レーザを使用して
複数の層を含む複合材料を切断加工し、溝形成加工し又
は穴開け加工する場合に、加工作業を効率化し且つ高い
加工精度を得ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ加工方法を説明する説明図
である。
【図2】本発明によるレーザ加工装置の第1の例を示す
図である。
【図3】本発明によるレーザ加工装置の第2の例を示す
図である。
【符号の説明】
10 複合材料 10A、10B、10C 層 11a、11c 光源 12a、12c、13a、13c、14b、14c、1
5a 偏向ミラー 21a、21c ホモジナイザ 23a、23b、23c アッテネータ 25a、25b、25c マスク 27a、27b、27c レンズ 31a、31b シャッタ 100a、100b、100ab レーザ光束 111 ステージ 113 定盤

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の層を含む複合材料をレーザによって
    加工するためのレーザ加工装置において、 上記複合材料の複数の層に対応して複数のレーザ光束を
    生成する光学装置と上記複合材料を支持し上記複合材料
    を上記光学装置に対して移動させるためのステージ装置
    とを有し、 上記複数のレーザ光束の照射点の各々は対応する上記複
    合材料の複数の層の各々に対して最適なエネルギ照射密
    度が得られるように所定の波長及び光強さを有すること
    を特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のレーザ加工装置において、
    上記レーザ光束は波長λが400nm以下の紫外線レー
    ザであることを特徴とするレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のレーザ加工装置にお
    いて、上記複数のレーザ光束による照射点は互いに隔置
    されて1直線に沿って配置され、上記複合材料の複数の
    層は上側の層より順に対応する上記複数のレーザ光束の
    各々によって切断され、それによって上記複合材料が切
    断されるように構成されていることを特徴とするレーザ
    加工装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のレーザ加工装置において、
    上記複数のレーザ光束は対応する上記複合材料の複数の
    層の被加工面上にパルス照射されるように構成されてい
    ることを特徴とするレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のレーザ加工装置において、
    上記ステージ装置は上記複合材料を上記1直線方向に及
    びそれに垂直な上記複合材料の厚さ方向にステップ送り
    に移動させるように構成されていることを特徴とするレ
    ーザ加工装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のレーザ加工装置において、
    上記複数のレーザ光束のパルス照射毎に上記ステージ装
    置によって上記複合材料は上記複合材料の厚さ方向にス
    テップ送りされ、それによって上記複合材料の層に孔が
    形成されると、上記ステージ装置によって上記複合材料
    は上記1直線方向にステップ送りされ、その位置にて再
    び上記複合材料の層に孔が形成され、これを繰り返して
    上記複合材料の層を上記1直線に沿って切断するように
    構成されていることを特徴とするレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のレーザ加工装置において、
    上記光学装置は上記複数のレーザ光束を生成するための
    複数の光学系を含み、該光学系の各々は光源とエネルギ
    強度分布を均一化するためのホモジナイザとエネルギ強
    度を減衰するためのアッテネータと所定形状の窓を有す
    るマスクと該マスクの像を照射点にて結像させるための
    レンズとを含むことを特徴とするレーザ加工装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のレーザ加工装置において、
    上記光源はエキシマレーザ(ArF:λ=193nm)
    とエキシマレーザ(KrF:λ=249nm)を含むこ
    とを特徴とするレーザ加工装置。
  9. 【請求項9】請求項1又は2記載のレーザ加工装置にお
    いて、上記複数のレーザ光束による照射点は同一点であ
    り、上記複合材料の複数の層は上側の層より順に対応す
    る上記複数のレーザ光束の各々によって孔が形成され、
    それによって上記複合材料に孔が形成されるように構成
    されていることを特徴とするレーザ加工装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のレーザ加工装置におい
    て、上記複数のレーザ光束は対応する上記複合材料の複
    数の層の被加工面上にパルス照射されるように構成され
    ていることを特徴とするレーザ加工装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載のレーザ加工装置におい
    て、上記ステージ装置は上記複合材料を上記複合材料の
    厚さ方向にステップ送りに移動させるように構成されて
    いることを特徴とするレーザ加工装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載のレーザ加工装置におい
    て、上記複数のレーザ光束のパルス照射毎に上記ステー
    ジ装置によって上記複合材料は上記複合材料の厚さ方向
    にステップ送りされ、それによって上記複合材料の各層
    に順に孔が形成され、これを繰り返して上記複合材料に
    孔が形成されるように構成されていることを特徴とする
    レーザ加工装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載のレーザ加工装置におい
    て、上記光学装置は上記複数のレーザ光束を生成する複
    数の光学系とそれによって生成された複数のレーザ光束
    を1点に照射させるための集光装置とを有し、上記複数
    の光学系の各々は光源とエネルギ強度分布を均一化する
    ためのホモジナイザとエネルギ強度を減衰するためのア
    ッテネータと所定形状の窓を有するマスクと該マスクの
    像を照射点にて結像するためのレンズとを含むことを特
    徴とするレーザ加工装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載のレーザ加工装置におい
    て、上記光源はエキシマレーザ(ArF:λ=193n
    m)とエキシマレーザ(KrF:λ=249nm)を含
    むことを特徴とするレーザ加工装置。
  15. 【請求項15】複数の層を含む複合材料をレーザによっ
    て加工するためのレーザ加工方法において、 複合材料の複数の層に対応して複数のレーザ光束を用意
    することと、 上記複合材料の複数の層の各々の照射点に対して最適な
    エネルギ照射密度が得られるように上記複数のレーザ光
    束の各々の所定の波長及び光強さ設定することと、 上記複合材料の複数の層の上側の層から下側の層まで順
    に対応する上記複数のレーザ光束の各々によって加工す
    ることと、 を含むレーザ加工方法。
  16. 【請求項16】請求項15記載のレーザ加工方法におい
    て、上記レーザ光束は波長が400nm以下の紫外線レ
    ーザであることを特徴とするレーザ加工方法。
  17. 【請求項17】請求項16記載のレーザ加工方法におい
    て、上記複数のレーザ光束を被加工面上にパルス照射す
    るように構成されていることを特徴とするレーザ加工方
    法。
  18. 【請求項18】請求項17記載のレーザ加工方法におい
    て、 上記複数のレーザ光束のパルス照射毎に上記複合材料を
    厚さ方向にステップ送りし、それ繰り返して上記複合材
    料の層に孔を形成し、次に上記複合材料を上記1直線方
    向にステップ送りし、その位置にて再び上記複合材料の
    層に孔を形成し、これを繰り返して上記複合材料の層を
    上記1直線に沿って切断し、それによって上記複合材料
    の上側の層より順に切断し、それを繰り返して上記複合
    材料を切断するように構成されていることを特徴とする
    レーザ加工方法。
  19. 【請求項19】請求項18記載のレーザ加工方法におい
    て、上記光源はエキシマレーザ(ArF:λ=193n
    m)とエキシマレーザ(KrF:λ=249nm)を含
    むことを特徴とするレーザ加工方法。
  20. 【請求項20】請求項17記載のレーザ加工方法におい
    て、 上記複数のレーザ光束のパルス照射毎に上記複合材料を
    厚さ方向にステップ送りし、それを繰り返して上記複合
    材料の層に孔を形成し、それによって同じ位置にて上記
    複合材料の上側の層より順に孔を形成し、それを繰り返
    して上記複合材料に孔を形成するように構成されている
    ことを特徴とするレーザ加工方法。
  21. 【請求項21】請求項20記載のレーザ加工方法におい
    て、上記光源はエキシマレーザ(ArF:λ=193n
    m)とエキシマレーザ(KrF:λ=249nm)を含
    むことを特徴とするレーザ加工方法。
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