JPH08110060A - 温水式床暖房装置 - Google Patents
温水式床暖房装置Info
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- JPH08110060A JPH08110060A JP24633194A JP24633194A JPH08110060A JP H08110060 A JPH08110060 A JP H08110060A JP 24633194 A JP24633194 A JP 24633194A JP 24633194 A JP24633194 A JP 24633194A JP H08110060 A JPH08110060 A JP H08110060A
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- Japan
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- hot water
- heat
- floor
- floor heating
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長期に渡ってヒートパネルの熱を効率的に伝
え、かつフロアを区画されたエリア毎に温度設定できる
ようにする。 【構成】 ヒートパネル7に架橋ポリエチレン、ポリブ
デン若しくは超低密度ポリエチレン製の樹脂チューブ8
を組み込み、複数枚のヒートパネル7に装着した樹脂チ
ューブ8を繋げて温水の循環回路aを形成する。この循
環回路aを並列してフロアを半分に分ける区画エリア
A,Bを形成する。そして、循環回路aに循環する温水
量はモーター弁21で制御し、このモーター弁21を区画エ
リアA,Bに対応して設けた温度コントローラ23で制御
する。 【効果】 区画エリアA,B毎に温度コントローラ23が
設けてあるから、各区画エリアA,Bの室温をそれぞれ
独自に管理できる。
え、かつフロアを区画されたエリア毎に温度設定できる
ようにする。 【構成】 ヒートパネル7に架橋ポリエチレン、ポリブ
デン若しくは超低密度ポリエチレン製の樹脂チューブ8
を組み込み、複数枚のヒートパネル7に装着した樹脂チ
ューブ8を繋げて温水の循環回路aを形成する。この循
環回路aを並列してフロアを半分に分ける区画エリア
A,Bを形成する。そして、循環回路aに循環する温水
量はモーター弁21で制御し、このモーター弁21を区画エ
リアA,Bに対応して設けた温度コントローラ23で制御
する。 【効果】 区画エリアA,B毎に温度コントローラ23が
設けてあるから、各区画エリアA,Bの室温をそれぞれ
独自に管理できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放熱路内に温水を循環
させ、その輻射熱によって暖房する温水式床暖房装置に
関する。
させ、その輻射熱によって暖房する温水式床暖房装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、部屋の空気を汚さず、また、均一
的な暖房が得られる床暖房が普及しており、こような床
暖房装置として、断熱性のパネルボードの表面側に、温
水を循環させる放熱路を蛇行状に這わせてヒートパネル
を形成し、このヒートパネルをフロアに敷設して、ボイ
ラーなどの熱源によって加温した温水を放熱路に循環さ
せ、その輻射熱によって室内を暖房する温水式床暖房装
置が知られている。
的な暖房が得られる床暖房が普及しており、こような床
暖房装置として、断熱性のパネルボードの表面側に、温
水を循環させる放熱路を蛇行状に這わせてヒートパネル
を形成し、このヒートパネルをフロアに敷設して、ボイ
ラーなどの熱源によって加温した温水を放熱路に循環さ
せ、その輻射熱によって室内を暖房する温水式床暖房装
置が知られている。
【0003】また、通常、この種の温水式床暖房装置に
おいて、温水を循環させる放熱路は、施工時の利便性を
考慮して例えばナイロン等の可撓性を有する樹脂チュー
ブによって形成し、この樹脂チューブをパネルボードに
形成する溝に嵌め入れてヒートパネルを構成している。
おいて、温水を循環させる放熱路は、施工時の利便性を
考慮して例えばナイロン等の可撓性を有する樹脂チュー
ブによって形成し、この樹脂チューブをパネルボードに
形成する溝に嵌め入れてヒートパネルを構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記樹脂チ
ューブは、低温から高温域までの温水を循環させること
から、その素材として耐熱性が要求されるが、樹脂チュ
ーブの素材としてナイロンを用いた場合、耐蝕性にやや
難があり、特に酸に侵され易いため、長期間使用すると
劣化し、樹脂チューブのコーナー部分にクラックが生
じ、その部分から水漏れする虞れがあり、このように、
樹脂チューブが劣化した場合、樹脂チューブを交換する
ことになるが、施工後における樹脂チューブの交換は、
床材を剥がす作業が伴うことから、極めて困難である。
また、樹脂チューブ内に循環させる温水として不凍液が
使用されるが、この不凍液中にリンが含有していると、
そのリンと温水の熱源となるボイラー、ポンプ、メイン
配管に含まれる亜鉛と反応することによって亜鉛が溶出
してリン酸亜鉛に変化し、熱交換能力が著しく低下して
しまう。この結果、暖房能力の低下を引き起こすため、
従来は、樹脂チューブ内に温水を循環させる前に亜鉛除
去剤を循環させて洗浄する必要があり、手間と時間がか
かり、作業性に劣る面があった。
ューブは、低温から高温域までの温水を循環させること
から、その素材として耐熱性が要求されるが、樹脂チュ
ーブの素材としてナイロンを用いた場合、耐蝕性にやや
難があり、特に酸に侵され易いため、長期間使用すると
劣化し、樹脂チューブのコーナー部分にクラックが生
じ、その部分から水漏れする虞れがあり、このように、
樹脂チューブが劣化した場合、樹脂チューブを交換する
ことになるが、施工後における樹脂チューブの交換は、
床材を剥がす作業が伴うことから、極めて困難である。
また、樹脂チューブ内に循環させる温水として不凍液が
使用されるが、この不凍液中にリンが含有していると、
そのリンと温水の熱源となるボイラー、ポンプ、メイン
配管に含まれる亜鉛と反応することによって亜鉛が溶出
してリン酸亜鉛に変化し、熱交換能力が著しく低下して
しまう。この結果、暖房能力の低下を引き起こすため、
従来は、樹脂チューブ内に温水を循環させる前に亜鉛除
去剤を循環させて洗浄する必要があり、手間と時間がか
かり、作業性に劣る面があった。
【0005】さらに、例えば、10帖以上の比較的広い
フロアでは、複数枚のヒートパネルをフロアに敷設して
いるが、熱源となるボイラーから各ヒートパネルに温水
が分岐して供給され、そのフロア全体に温水を循環させ
ているため、フロア全体の室温管理は可能であるとして
も、例えば、フロアの所定エリアを他のエリアと異なる
温度に設定することは不可能であり、少人数であるにも
拘らず、広いフロア全てを暖房するといった不経済な面
があった。
フロアでは、複数枚のヒートパネルをフロアに敷設して
いるが、熱源となるボイラーから各ヒートパネルに温水
が分岐して供給され、そのフロア全体に温水を循環させ
ているため、フロア全体の室温管理は可能であるとして
も、例えば、フロアの所定エリアを他のエリアと異なる
温度に設定することは不可能であり、少人数であるにも
拘らず、広いフロア全てを暖房するといった不経済な面
があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、樹脂チューブの耐久性を向上させて長期
間使用に耐え得る温水式床暖房装置を提供することを第
1の目的とし、また、樹脂チューブ内に循環させる温水
と配管中の亜鉛との反応による暖房能力の低下を防止で
きる温水式床暖房装置を提供することを第2の目的とす
る。さらに、広いフロアを区画された所定エリア毎にそ
れぞれ異なる温度に設定することのできる温水式床暖房
装置を提供することを第3の目的とする。
とするもので、樹脂チューブの耐久性を向上させて長期
間使用に耐え得る温水式床暖房装置を提供することを第
1の目的とし、また、樹脂チューブ内に循環させる温水
と配管中の亜鉛との反応による暖房能力の低下を防止で
きる温水式床暖房装置を提供することを第2の目的とす
る。さらに、広いフロアを区画された所定エリア毎にそ
れぞれ異なる温度に設定することのできる温水式床暖房
装置を提供することを第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フロ
アに敷設するヒートパネルの表面側に放熱路を形成し、
この放熱路に温水を循環させる温水式床暖房装置におい
て、前記放熱路を架橋ポリエチレン、ポリブデン又は超
低密度ポリエチレン製の樹脂チューブで構成したもので
ある。
アに敷設するヒートパネルの表面側に放熱路を形成し、
この放熱路に温水を循環させる温水式床暖房装置におい
て、前記放熱路を架橋ポリエチレン、ポリブデン又は超
低密度ポリエチレン製の樹脂チューブで構成したもので
ある。
【0008】請求項2の発明は、前記請求項1の温水と
してリンを含有しない不凍液を用いたものである。
してリンを含有しない不凍液を用いたものである。
【0009】請求項3の発明は、フロアに敷設するヒー
トパネルの表面側に放熱路を形成し、この放熱路に温水
を循環させる温水式床暖房装置において、前記フロアに
敷設する複数のヒートパネルを組み合わせて温水の循環
回路を形成し、この循環回路に流れる温水流量を制御す
る温水制御手段を設けるとともに、前記循環回路を並列
させて複数のエリアに区画し、この区画エリアに対応し
て前記温水制御手段を制御してその区画エリアの室温を
それぞれ個別に制御する室温制御手段を設けたものであ
る。
トパネルの表面側に放熱路を形成し、この放熱路に温水
を循環させる温水式床暖房装置において、前記フロアに
敷設する複数のヒートパネルを組み合わせて温水の循環
回路を形成し、この循環回路に流れる温水流量を制御す
る温水制御手段を設けるとともに、前記循環回路を並列
させて複数のエリアに区画し、この区画エリアに対応し
て前記温水制御手段を制御してその区画エリアの室温を
それぞれ個別に制御する室温制御手段を設けたものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1の温水式床暖房装置では、樹脂チュー
ブ内に温水を循環させ、その輻射熱によって暖房が成さ
れるが、低温から高温域までの温水を循環させる樹脂チ
ューブを耐久性、耐熱性、耐蝕性に優れた架橋ポリエチ
レン、ポリブデン又は超低密度ポリエチレン製の樹脂チ
ューブで形成したので、長期に渡って樹脂チューブの劣
化が抑制される。
ブ内に温水を循環させ、その輻射熱によって暖房が成さ
れるが、低温から高温域までの温水を循環させる樹脂チ
ューブを耐久性、耐熱性、耐蝕性に優れた架橋ポリエチ
レン、ポリブデン又は超低密度ポリエチレン製の樹脂チ
ューブで形成したので、長期に渡って樹脂チューブの劣
化が抑制される。
【0011】請求項2の温水式床暖房装置では、循環さ
せる温水によって熱源側の配管中の亜鉛が溶出しないか
ら、温水の熱交換不良を防止できる。
せる温水によって熱源側の配管中の亜鉛が溶出しないか
ら、温水の熱交換不良を防止できる。
【0012】請求項3の温水式床暖房装置では、温水制
御手段を室温制御手段によって制御し、循環回路に流れ
る温水を各区画エリアで異なるように制御すれば、区画
エリアの室温をそれぞれ個別に制御できるから、例え
ば、広いフロアの所定エリアを他のエリアと異なる温度
に設定でき、小人数で広いフロアを使用する場合、使用
するエリアが狭いにも拘らず、広いフロアを全て暖房す
るといった無駄もない。
御手段を室温制御手段によって制御し、循環回路に流れ
る温水を各区画エリアで異なるように制御すれば、区画
エリアの室温をそれぞれ個別に制御できるから、例え
ば、広いフロアの所定エリアを他のエリアと異なる温度
に設定でき、小人数で広いフロアを使用する場合、使用
するエリアが狭いにも拘らず、広いフロアを全て暖房す
るといった無駄もない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の温水式床暖房装置を添付図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0014】図1ないし図3は、本発明の一実施例を示
し、同図において、1は互いに平行する直線的な溝2を
縦設する断熱性のパネルボード、3,4はパネルボード
1の上下に連設するエンドパネルであり、前記両エンド
パネル3,4に前記パネルボード1の溝2の末端を連通
させるU字状の溝5を形成している。そして、図1に示
すように、上側エンドパネル3と下側エンドパネル4の
溝5で隣接するパネルボードの溝2を上下で交互に連通
させることによって全体として蛇行状の放熱路6を形成
してヒートパネル7を構成している。また、前記溝2,
5に沿って、耐久性、耐熱性、耐蝕性に優れた架橋ポリ
エチレン、ポリブデン若しくは超低密度ポリエチレン
(VLDPE)製の樹脂チューブ8が組込まれている。
この樹脂チューブ8を嵌め入れる溝2,5は、図2に示
すように、断面U字状に形成され、その開口部から内側
に抜け止め用の突部9を対向して一体形成している。そ
して、前記樹脂チューブ8内に循環させる温水は、リン
を含有しないエチレングリコールをベースとして樹脂チ
ューブ8の保護剤、防錆剤を配合した不凍液が使用さ
れ、その不凍液の熱源10としては、灯油又はガス式のボ
イラーや電気温水器などを用いる。なお、前記ヒートパ
ネル7の全長は、中央のパネルボード1の枚数を適宜変
えることによって設定可能であり、また、図3に示すよ
うに、複数枚(最大で4枚)のヒートパネル7から引き
出された樹脂チューブ8が共通1個のマニホールド11に
接続され、このマニホールド11とメインヘッダー12が1
本のメインパイプ13で接続されている。すなわち、メイ
ンヘッダー12からメインパイプ13を通ってサプライ(往
路)側のマニホールド11に温水が供給され、そのマニホ
ールド11から複数のヒートパネル7に組み付けた樹脂チ
ューブ8に温水が分岐して供給され、この樹脂チューブ
8内を流れた温水がリターン(復路)側のマニホールド
11を経てメインヘッダー12に戻る温水の循環回路aを形
成している。なお、図3では、計2枚のパネルボード1
を繋げて1枚のヒートパネル7を形成し、そのヒートパ
ネル7を3枚組み合わせて温水の循環回路aを形成し、
これを4回路並列させることによって、計12枚のヒート
パネル7をフロアに敷設した例を示しているが、ヒート
パネル7の全長を決定するパネルボード1の枚数や、ヒ
ートパネル7を何枚組み合わせて循環回路aを構成する
かは、敷設するフロアの面積に応じて適宜設定可能であ
る。
し、同図において、1は互いに平行する直線的な溝2を
縦設する断熱性のパネルボード、3,4はパネルボード
1の上下に連設するエンドパネルであり、前記両エンド
パネル3,4に前記パネルボード1の溝2の末端を連通
させるU字状の溝5を形成している。そして、図1に示
すように、上側エンドパネル3と下側エンドパネル4の
溝5で隣接するパネルボードの溝2を上下で交互に連通
させることによって全体として蛇行状の放熱路6を形成
してヒートパネル7を構成している。また、前記溝2,
5に沿って、耐久性、耐熱性、耐蝕性に優れた架橋ポリ
エチレン、ポリブデン若しくは超低密度ポリエチレン
(VLDPE)製の樹脂チューブ8が組込まれている。
この樹脂チューブ8を嵌め入れる溝2,5は、図2に示
すように、断面U字状に形成され、その開口部から内側
に抜け止め用の突部9を対向して一体形成している。そ
して、前記樹脂チューブ8内に循環させる温水は、リン
を含有しないエチレングリコールをベースとして樹脂チ
ューブ8の保護剤、防錆剤を配合した不凍液が使用さ
れ、その不凍液の熱源10としては、灯油又はガス式のボ
イラーや電気温水器などを用いる。なお、前記ヒートパ
ネル7の全長は、中央のパネルボード1の枚数を適宜変
えることによって設定可能であり、また、図3に示すよ
うに、複数枚(最大で4枚)のヒートパネル7から引き
出された樹脂チューブ8が共通1個のマニホールド11に
接続され、このマニホールド11とメインヘッダー12が1
本のメインパイプ13で接続されている。すなわち、メイ
ンヘッダー12からメインパイプ13を通ってサプライ(往
路)側のマニホールド11に温水が供給され、そのマニホ
ールド11から複数のヒートパネル7に組み付けた樹脂チ
ューブ8に温水が分岐して供給され、この樹脂チューブ
8内を流れた温水がリターン(復路)側のマニホールド
11を経てメインヘッダー12に戻る温水の循環回路aを形
成している。なお、図3では、計2枚のパネルボード1
を繋げて1枚のヒートパネル7を形成し、そのヒートパ
ネル7を3枚組み合わせて温水の循環回路aを形成し、
これを4回路並列させることによって、計12枚のヒート
パネル7をフロアに敷設した例を示しているが、ヒート
パネル7の全長を決定するパネルボード1の枚数や、ヒ
ートパネル7を何枚組み合わせて循環回路aを構成する
かは、敷設するフロアの面積に応じて適宜設定可能であ
る。
【0015】次に、本発明の温水式床暖房装置の概要を
図3を参照して説明する。
図3を参照して説明する。
【0016】前記熱源10とメインヘッダー12はボール弁
14を介して循環パイプ15で接続され、そのサプライ(往
路)側にポンプ16、圧力計17及びメンテナンス用として
のゲート弁18が接続され、一方、リターン(復路)側に
は、配管類の破損を防止する安全弁19と冷水から温水に
加熱した際、温水の膨張吸収用として膨張タンク20及び
循環パイプ15中のエア抜き用の自動空気抜き弁20Aが接
続されている。また、サプライ側のメインヘッダー12と
各メインパイプ13は、循環回路aに流れる温水流量を制
御する温水制御手段たるモーター弁21を介して接続さ
れ、一方、リターン側は、メインヘッダー12と各メイン
パイプ13がボール弁22を介して接続されている。そし
て、サプライ側のメインヘッダー12とメインパイプ13を
接続する各モーター弁21を室温制御手段たる温度コント
ローラ23によって制御し、これにより、循環回路aに流
れる温水流量を制御して室温を調整するように構成して
いる。なお、この温度コントローラ23は、温水又は室温
を検知するサーミスター24の信号に基づいて前記モータ
ー弁21を制御している。また、前述したように、本実施
例では、ヒートパネル7を3枚組み合わせて循環回路a
を形成し、これを4回路並列して、計12枚のヒートパネ
ル7をワンフロアに敷設しているが、その半分の2回路
を並列した循環回路aによって、フロアを区画してい
る。すなわち、3枚のヒートパネル7から成る循環回路
aを2回路並列して計6枚のヒートパネル7によってフ
ロアを区画しているので、フロアを半分に分けて区画
し、この区画エリアA,Bに流れる温水を前記温度コン
トローラ23でモーター弁21を制御することによって、各
区画エリアA,Bの室温を制御するように構成している
が、その温度コントローラ23は、各区画エリアA,Bに
対応して2つ設けられており、各温度コントローラ23に
よって各区画エリアA,Bの室温をそれぞれ個別に設定
することができる。なお、図中25は、前記熱源10の制御
盤である。
14を介して循環パイプ15で接続され、そのサプライ(往
路)側にポンプ16、圧力計17及びメンテナンス用として
のゲート弁18が接続され、一方、リターン(復路)側に
は、配管類の破損を防止する安全弁19と冷水から温水に
加熱した際、温水の膨張吸収用として膨張タンク20及び
循環パイプ15中のエア抜き用の自動空気抜き弁20Aが接
続されている。また、サプライ側のメインヘッダー12と
各メインパイプ13は、循環回路aに流れる温水流量を制
御する温水制御手段たるモーター弁21を介して接続さ
れ、一方、リターン側は、メインヘッダー12と各メイン
パイプ13がボール弁22を介して接続されている。そし
て、サプライ側のメインヘッダー12とメインパイプ13を
接続する各モーター弁21を室温制御手段たる温度コント
ローラ23によって制御し、これにより、循環回路aに流
れる温水流量を制御して室温を調整するように構成して
いる。なお、この温度コントローラ23は、温水又は室温
を検知するサーミスター24の信号に基づいて前記モータ
ー弁21を制御している。また、前述したように、本実施
例では、ヒートパネル7を3枚組み合わせて循環回路a
を形成し、これを4回路並列して、計12枚のヒートパネ
ル7をワンフロアに敷設しているが、その半分の2回路
を並列した循環回路aによって、フロアを区画してい
る。すなわち、3枚のヒートパネル7から成る循環回路
aを2回路並列して計6枚のヒートパネル7によってフ
ロアを区画しているので、フロアを半分に分けて区画
し、この区画エリアA,Bに流れる温水を前記温度コン
トローラ23でモーター弁21を制御することによって、各
区画エリアA,Bの室温を制御するように構成している
が、その温度コントローラ23は、各区画エリアA,Bに
対応して2つ設けられており、各温度コントローラ23に
よって各区画エリアA,Bの室温をそれぞれ個別に設定
することができる。なお、図中25は、前記熱源10の制御
盤である。
【0017】そして、前記ヒートパネル7の施工に際し
て、図2に示すように、まず、根太30間に敷設した断熱
材31上にコンパネなどの下地材32を釘付けし、この下地
材32の上にパネルボード1及びエンドパネル3を敷設す
る。この後、パネルボード1及びエンドパネル3の溝
2,5に樹脂チューブ8を嵌め入れる。この時、溝2,
5に嵌め入れる樹脂チューブ8は、溝2,5の上端部に
突設する突部9によって溝2,5に抜け止め保持され
る。このようにして、パネルボード1及びエンドパネル
3の溝2,5に樹脂チューブ8を蛇行状に這わせてヒー
トパネル7を構成し、そのヒートパネル7上に仕上げ材
33を固定し、さらに、その上にシート34を敷設する。
て、図2に示すように、まず、根太30間に敷設した断熱
材31上にコンパネなどの下地材32を釘付けし、この下地
材32の上にパネルボード1及びエンドパネル3を敷設す
る。この後、パネルボード1及びエンドパネル3の溝
2,5に樹脂チューブ8を嵌め入れる。この時、溝2,
5に嵌め入れる樹脂チューブ8は、溝2,5の上端部に
突設する突部9によって溝2,5に抜け止め保持され
る。このようにして、パネルボード1及びエンドパネル
3の溝2,5に樹脂チューブ8を蛇行状に這わせてヒー
トパネル7を構成し、そのヒートパネル7上に仕上げ材
33を固定し、さらに、その上にシート34を敷設する。
【0018】以上のように構成される本発明の作用につ
いて説明する。床暖房に際しては、熱源10からの温水が
ポンプ16によってサプライ側のヘッダー12から各マニホ
ールド11に供給され、そのマニホールド11から各ヒート
パネル7の樹脂チューブ8に同時に分岐して供給され、
この後、樹脂チューブ8内を流れた温水がリターン側の
各マニホールド11、メインヘッダー12を経て熱源10に再
び戻る。このようにして循環する温水の熱がヒートパネ
ル7上の仕上げ材33、シート34に均一的に伝わり、その
輻射熱によって室内の暖房がなされる。この場合、サー
ミスター24によって、室温又は温水の検知し、その検知
信号に基づいて温度コントローラ23によってモーター弁
21を制御することによって、樹脂チューブ8に流れる温
水流量を調整して室温を自由にコントロールできる。
いて説明する。床暖房に際しては、熱源10からの温水が
ポンプ16によってサプライ側のヘッダー12から各マニホ
ールド11に供給され、そのマニホールド11から各ヒート
パネル7の樹脂チューブ8に同時に分岐して供給され、
この後、樹脂チューブ8内を流れた温水がリターン側の
各マニホールド11、メインヘッダー12を経て熱源10に再
び戻る。このようにして循環する温水の熱がヒートパネ
ル7上の仕上げ材33、シート34に均一的に伝わり、その
輻射熱によって室内の暖房がなされる。この場合、サー
ミスター24によって、室温又は温水の検知し、その検知
信号に基づいて温度コントローラ23によってモーター弁
21を制御することによって、樹脂チューブ8に流れる温
水流量を調整して室温を自由にコントロールできる。
【0019】このように、本発明は、パネルボード1及
びエンドパネル3の溝2,5に嵌め入れる樹脂チューブ
8の材質として耐久性、耐熱性、耐蝕性に優れた架橋ポ
リエチレン、ポリブデン若しくは超低密度ポリエチレン
を使用するから、劣化による水漏れを抑制でき、施工後
における樹脂チューブ8の交換も長期に渡って不要であ
るため、床暖房装置の耐久性を高めることができる。ま
た、樹脂チューブ8内に循環させる温水としてリンを含
有しない不凍液を使用することから、この不凍液によっ
て熱源10となるボイラーやポンプ16、循環パイプ15中に
含まれる亜鉛を溶かすことがないため、温水の熱交換不
良を防止できる。しかも、本実施例では、循環回路aを
並列してフロアを区画エリアA,Bに分割し、この各区
画エリアA,Bの室温をそれぞれの区画エリアA,Bに
対応して設けた温度コントローラ23によって制御できる
ため、比較的広いフロアを半分に分けてそれぞれ個別に
温度制御することができるので、広いフロアを全て暖房
することは勿論、そのフロアの半分だけを暖房すること
もできるから、小人数で広いフロアを使用する場合、使
用するエリアが狭いにも拘らず、広いフロアを全て暖房
するといった無駄もなく、また、フロア半分の区画エリ
アA,Bをそれぞれ異なる温度にコントロールすること
も可能であるため、きめ細かな温度管理が可能となる。
びエンドパネル3の溝2,5に嵌め入れる樹脂チューブ
8の材質として耐久性、耐熱性、耐蝕性に優れた架橋ポ
リエチレン、ポリブデン若しくは超低密度ポリエチレン
を使用するから、劣化による水漏れを抑制でき、施工後
における樹脂チューブ8の交換も長期に渡って不要であ
るため、床暖房装置の耐久性を高めることができる。ま
た、樹脂チューブ8内に循環させる温水としてリンを含
有しない不凍液を使用することから、この不凍液によっ
て熱源10となるボイラーやポンプ16、循環パイプ15中に
含まれる亜鉛を溶かすことがないため、温水の熱交換不
良を防止できる。しかも、本実施例では、循環回路aを
並列してフロアを区画エリアA,Bに分割し、この各区
画エリアA,Bの室温をそれぞれの区画エリアA,Bに
対応して設けた温度コントローラ23によって制御できる
ため、比較的広いフロアを半分に分けてそれぞれ個別に
温度制御することができるので、広いフロアを全て暖房
することは勿論、そのフロアの半分だけを暖房すること
もできるから、小人数で広いフロアを使用する場合、使
用するエリアが狭いにも拘らず、広いフロアを全て暖房
するといった無駄もなく、また、フロア半分の区画エリ
アA,Bをそれぞれ異なる温度にコントロールすること
も可能であるため、きめ細かな温度管理が可能となる。
【0020】以上、本発明の一実施例について詳述した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例
えば、ヒートパネルのレイアウトや温水制御手段などは
適宜設定すればよい。また、フロアを二区画とした例を
示したが、二区画以上に区画することも可能であり、さ
らに、ワンフロアを2つに区画することなく、1階と2
階とに分離させて区画することも可能である。
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例
えば、ヒートパネルのレイアウトや温水制御手段などは
適宜設定すればよい。また、フロアを二区画とした例を
示したが、二区画以上に区画することも可能であり、さ
らに、ワンフロアを2つに区画することなく、1階と2
階とに分離させて区画することも可能である。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、フロアに敷設するヒ
ートパネルの表面側に放熱路を形成し、この放熱路に温
水を循環させる温水式床暖房装置において、前記放熱路
を架橋ポリエチレン、ポリブデン又は超低密度ポリエチ
レン製の樹脂チューブで構成したことにより、樹脂チュ
ーブの劣化を防止し、耐久性に優れた温水式床暖房装置
を提供することができる。
ートパネルの表面側に放熱路を形成し、この放熱路に温
水を循環させる温水式床暖房装置において、前記放熱路
を架橋ポリエチレン、ポリブデン又は超低密度ポリエチ
レン製の樹脂チューブで構成したことにより、樹脂チュ
ーブの劣化を防止し、耐久性に優れた温水式床暖房装置
を提供することができる。
【0022】請求項2の発明は、前記請求項1の温水が
リンを含有しない不凍液であるから、温水によって配管
中の亜鉛が溶け出さず、温水の熱交換性を安定した状態
で保つことのできる温水式床暖房装置を提供することが
できる。
リンを含有しない不凍液であるから、温水によって配管
中の亜鉛が溶け出さず、温水の熱交換性を安定した状態
で保つことのできる温水式床暖房装置を提供することが
できる。
【0023】請求項3の発明は、フロアに敷設するヒー
トパネルの表面側に放熱路を形成し、この放熱路に温水
を循環させる温水式床暖房装置において、前記フロアに
敷設する複数のヒートパネルを組み合わせて温水の循環
回路を形成し、この循環回路に流れる温水流量を制御す
る温水制御手段を設けるとともに、前記循環回路を並列
させて複数のエリアに区画し、この区画エリアに対応し
て前記温水制御手段を制御してその区画エリアの室温を
それぞれ個別に制御する室温制御手段を設けたことによ
り、区画エリア毎に異なる温度に設定することのできる
温水式床暖房装置を提供することができる。
トパネルの表面側に放熱路を形成し、この放熱路に温水
を循環させる温水式床暖房装置において、前記フロアに
敷設する複数のヒートパネルを組み合わせて温水の循環
回路を形成し、この循環回路に流れる温水流量を制御す
る温水制御手段を設けるとともに、前記循環回路を並列
させて複数のエリアに区画し、この区画エリアに対応し
て前記温水制御手段を制御してその区画エリアの室温を
それぞれ個別に制御する室温制御手段を設けたことによ
り、区画エリア毎に異なる温度に設定することのできる
温水式床暖房装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すヒートパネルの分解斜
視図である。
視図である。
【図2】同上、ヒートパネルの施工状態を示す一部を拡
大した断面図である。
大した断面図である。
【図3】同上、温水式床暖房装置の概略説明図である。
6 放熱路 7 ヒートパネル 8 樹脂チューブ 21 ボール弁(温水制御手段) 23 温度コントローラー(室温制御手段) a 循環回路 A,B 区画エリア
Claims (3)
- 【請求項1】 フロアに敷設するヒートパネルの表面側
に放熱路を形成し、この放熱路に温水を循環させる温水
式床暖房装置において、前記放熱路を架橋ポリエチレ
ン、ポリブデン又は超低密度ポリエチレン製の樹脂チュ
ーブで構成したことを特徴とする温水式床暖房装置。 - 【請求項2】 前記温水は、リンを含有しない不凍液で
あることを特徴とする請求項1記載の温水式床暖房装
置。 - 【請求項3】 フロアに敷設するヒートパネルの表面側
に放熱路を形成し、この放熱路に温水を循環させる温水
式床暖房装置において、前記フロアに敷設する複数のヒ
ートパネルを組み合わせて温水の循環回路を形成し、こ
の循環回路に流れる温水流量を制御する温水制御手段を
設けるとともに、前記循環回路を並列させて複数のエリ
アに区画し、この区画エリアに対応して前記温水制御手
段を制御してその区画エリアの室温をそれぞれ個別に制
御する室温制御手段を設けたことを特徴とする温水式床
暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24633194A JPH08110060A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 温水式床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24633194A JPH08110060A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 温水式床暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110060A true JPH08110060A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17146981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24633194A Pending JPH08110060A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 温水式床暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110060A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011226666A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Gastar Corp | 放熱マット |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP24633194A patent/JPH08110060A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011226666A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Gastar Corp | 放熱マット |
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