JPH08110254A - 超音波流量計 - Google Patents
超音波流量計Info
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- JPH08110254A JPH08110254A JP6244991A JP24499194A JPH08110254A JP H08110254 A JPH08110254 A JP H08110254A JP 6244991 A JP6244991 A JP 6244991A JP 24499194 A JP24499194 A JP 24499194A JP H08110254 A JPH08110254 A JP H08110254A
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- ultrasonic
- pipe
- ultrasonic wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】管内の流速分布が乱れている配管の屈曲部近く
に配置しても高精度の流量測定が可能な超音波流量計を
提供する。 【構成】超音波流量計の流量検出部を、配管に音響的に
結合して設けられ、超音波送受波器10a 10bを配管の管
軸の回りに周回移動を案内する超音波送受波器のそれぞ
れに対応する一対のステー3a,3bと、一対の超音波送受
波器を超音波を送波して受波する位置に配置して結合す
るアーム8と、一体に結合された超音波送受波器を前記
ステーに沿って移動させる駆動手段とによって構成し、
計測制御部を、駆動手段を通じて一体に結合された超音
波送受波器を配管軸の回りの予め定めた複数位置に移動
させて各位置で流速を測定し、各位置で測定した流速の
平均値を演算して平均流量値として出力するようにす
る。
に配置しても高精度の流量測定が可能な超音波流量計を
提供する。 【構成】超音波流量計の流量検出部を、配管に音響的に
結合して設けられ、超音波送受波器10a 10bを配管の管
軸の回りに周回移動を案内する超音波送受波器のそれぞ
れに対応する一対のステー3a,3bと、一対の超音波送受
波器を超音波を送波して受波する位置に配置して結合す
るアーム8と、一体に結合された超音波送受波器を前記
ステーに沿って移動させる駆動手段とによって構成し、
計測制御部を、駆動手段を通じて一体に結合された超音
波送受波器を配管軸の回りの予め定めた複数位置に移動
させて各位置で流速を測定し、各位置で測定した流速の
平均値を演算して平均流量値として出力するようにす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の流れによる超音
波の伝搬時間差から流体の流速または流量を計測する超
音波流量計に関する。
波の伝搬時間差から流体の流速または流量を計測する超
音波流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波が流れのある流体中を伝播すると
き、上流から下流に向かう場合と下流から上流に向かう
場合では伝播速度が異なる。この伝播速度の速度差が流
体の流速に比例関係になることを利用して流速を測定す
る従来技術による透過形超音波流量計の原理構成を図3
に示し、この図によって従来技術を説明する。
き、上流から下流に向かう場合と下流から上流に向かう
場合では伝播速度が異なる。この伝播速度の速度差が流
体の流速に比例関係になることを利用して流速を測定す
る従来技術による透過形超音波流量計の原理構成を図3
に示し、この図によって従来技術を説明する。
【0003】図3の超音波流量計において、1aと1b
とは超音波振動子であり、2aと2bとは配管5の中の
流体9と超音波振動子とを音響的に結合する斜角楔であ
り、超音波振動子と斜角楔は音響的に結合して超音波送
受波器10a,10bを構成している。図3の超音波流量計
の上流の超音波送受波器10aに励振パルスを印加して励
振すると超音波が射出され、射出された超音波は斜角楔
2aを経て配管5から配管内の流体9へと伝播する。そ
うして、配管内の流体9へと伝搬した音波は配管の対向
面に到着し、斜角楔2bに案内されて受波モードとなっ
ている超音波送受波器10bに導かれて受信される。この
上流の超音波送受波器10aから下流の超音波送受波器10
bに到着するまでの音波の伝搬時間をT12とし、逆に下
流の超音波送受波器10bを励振して上流の超音波送受波
器10aで音波を受信する場合の伝播時間をT21とする
と、それぞれの伝播時間T12とT21とは、下記の式
(1)および式(2)で表される。
とは超音波振動子であり、2aと2bとは配管5の中の
流体9と超音波振動子とを音響的に結合する斜角楔であ
り、超音波振動子と斜角楔は音響的に結合して超音波送
受波器10a,10bを構成している。図3の超音波流量計
の上流の超音波送受波器10aに励振パルスを印加して励
振すると超音波が射出され、射出された超音波は斜角楔
2aを経て配管5から配管内の流体9へと伝播する。そ
うして、配管内の流体9へと伝搬した音波は配管の対向
面に到着し、斜角楔2bに案内されて受波モードとなっ
ている超音波送受波器10bに導かれて受信される。この
上流の超音波送受波器10aから下流の超音波送受波器10
bに到着するまでの音波の伝搬時間をT12とし、逆に下
流の超音波送受波器10bを励振して上流の超音波送受波
器10aで音波を受信する場合の伝播時間をT21とする
と、それぞれの伝播時間T12とT21とは、下記の式
(1)および式(2)で表される。
【0004】
【数1】
【0005】
【数2】
【0006】ここにD; 配管の内径 τ; 配管、斜角楔での伝搬時間 C; 流体中での音速 V; 流体の流速 θ; 流体中への超音波の入射角 上式より明らかなように、流速があるとT12、T21に時
間差が発生する。
間差が発生する。
【0007】超音波流量計では、式(1)で与えられる
流れに沿う方向の超音波の伝播時間T12と、式(2)で
与えられる流れに逆方向の超音波の伝播時間T21を計測
して連立方程式に代入、流速Vを演算によって求めてい
る。超音波流量計を構成するに当たって、超音波送受波
器を図3の原理説明図の通り、流体配管5をはさんで両
側に超音波の伝播経路がZ字形になるよう配置して構成
する場合と、配管の管壁で反射されて音波打出し側と同
側に戻った反射超音波をとらえるよう、超音波送受波器
を配管の同側に超音波の伝播経路がV字形になるように
配置して図4に例示のように構成する場合とがある。
流れに沿う方向の超音波の伝播時間T12と、式(2)で
与えられる流れに逆方向の超音波の伝播時間T21を計測
して連立方程式に代入、流速Vを演算によって求めてい
る。超音波流量計を構成するに当たって、超音波送受波
器を図3の原理説明図の通り、流体配管5をはさんで両
側に超音波の伝播経路がZ字形になるよう配置して構成
する場合と、配管の管壁で反射されて音波打出し側と同
側に戻った反射超音波をとらえるよう、超音波送受波器
を配管の同側に超音波の伝播経路がV字形になるように
配置して図4に例示のように構成する場合とがある。
【0008】図4に例示のように超音波送受波器を流体
配管の同側に配置すると、超音波は配管の直径方向を往
復して受信されるので、式(1)と(2)中の配管内径
Dを2Dとすることによって伝波時間T12,T21と流速
Vの関係が与えられ、図3の構成の超音波流量計と原理
的には全く同等である。図4のように超音波送受波器を
配管の同側に配置してV方式の超音波流量計を構成する
と、超音波送受波器の取付機構部をコンパクト簡素に構
成でき、超音波送受波器の配管への取付と位置の調整が
容易になる。
配管の同側に配置すると、超音波は配管の直径方向を往
復して受信されるので、式(1)と(2)中の配管内径
Dを2Dとすることによって伝波時間T12,T21と流速
Vの関係が与えられ、図3の構成の超音波流量計と原理
的には全く同等である。図4のように超音波送受波器を
配管の同側に配置してV方式の超音波流量計を構成する
と、超音波送受波器の取付機構部をコンパクト簡素に構
成でき、超音波送受波器の配管への取付と位置の調整が
容易になる。
【0009】ところで、実際の流体は多少とも粘性を有
しているので配管中を流れるとき、管壁付近では流速が
低下し、管の中心部で最大流速となる図5の(a)に例
示のような流速分布U(X) をもつこととなる。このた
め、図3の測定原理の超音波流量計が検出する流速は、
超音波送受波器1aと1bとを結ぶ直線が乗る平面上で
流速分布U(X) を積分平均した式(3)で表される平均
流速となる。
しているので配管中を流れるとき、管壁付近では流速が
低下し、管の中心部で最大流速となる図5の(a)に例
示のような流速分布U(X) をもつこととなる。このた
め、図3の測定原理の超音波流量計が検出する流速は、
超音波送受波器1aと1bとを結ぶ直線が乗る平面上で
流速分布U(X) を積分平均した式(3)で表される平均
流速となる。
【0010】
【数3】
【0011】配管の直管部が十分に長い場合には、配管
中で流体は配管軸に関して軸対称に流れることとなるの
で、管内の流速分布U(X) は管軸に関し軸対称となり、
超音波送受波器1aと1bとを結ぶ線が配管軸を横切る
配置関係にあるかぎり、管軸に対する超音波送受波器の
取付方位に依存せずに平均流速が検出される。一方、配
管が屈曲している部位あるいは口径が急に大きくなって
いるような部位では流れは屈曲によって乱され、流速分
布は図5の(b)に例示のように配管軸に関して軸対称
でなくなり、管の軸方向断面における平均流速は断面の
軸に関する回転方位で異なることとなる。このため流管
の屈曲部分近辺に超音波送受波器を配置すると、検出さ
れる平均流速は管軸に対する超音波送受波器の取付方位
に依存し、流量計測の誤差が超音波送受波器取付方位に
大きく存在することとなる。
中で流体は配管軸に関して軸対称に流れることとなるの
で、管内の流速分布U(X) は管軸に関し軸対称となり、
超音波送受波器1aと1bとを結ぶ線が配管軸を横切る
配置関係にあるかぎり、管軸に対する超音波送受波器の
取付方位に依存せずに平均流速が検出される。一方、配
管が屈曲している部位あるいは口径が急に大きくなって
いるような部位では流れは屈曲によって乱され、流速分
布は図5の(b)に例示のように配管軸に関して軸対称
でなくなり、管の軸方向断面における平均流速は断面の
軸に関する回転方位で異なることとなる。このため流管
の屈曲部分近辺に超音波送受波器を配置すると、検出さ
れる平均流速は管軸に対する超音波送受波器の取付方位
に依存し、流量計測の誤差が超音波送受波器取付方位に
大きく存在することとなる。
【0012】配管の屈曲部で乱されて流速分布が管軸に
関して軸対称でなくなった流れは、十分に長い直管部を
流れる間に流体が有する粘性を介する相互作用の結果平
均化され、その位置で流速分布U(X) は再び管軸に関し
軸対称となる。このため従来技術による超音波流量計に
おいては超音波送受波器を十分な直管部を設けて配置す
るよう要請されている。
関して軸対称でなくなった流れは、十分に長い直管部を
流れる間に流体が有する粘性を介する相互作用の結果平
均化され、その位置で流速分布U(X) は再び管軸に関し
軸対称となる。このため従来技術による超音波流量計に
おいては超音波送受波器を十分な直管部を設けて配置す
るよう要請されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】超音波流量計を設置し
ようとするプラント施設の状況によっては、十分な直管
長を確保できない場合がある。このような場合、図6に
例示のように配管の管軸に直交する複数の測線上に超音
波送受波器を配置し、複数の流量計による流量測定値の
平均値を求める計測装置システムを構成すれば、配管の
屈曲部の直近であっても高精度の測定が原理的には可能
である。
ようとするプラント施設の状況によっては、十分な直管
長を確保できない場合がある。このような場合、図6に
例示のように配管の管軸に直交する複数の測線上に超音
波送受波器を配置し、複数の流量計による流量測定値の
平均値を求める計測装置システムを構成すれば、配管の
屈曲部の直近であっても高精度の測定が原理的には可能
である。
【0014】しかしながら、実際に複数対の超音波送受
波器を屈曲部近くの流管に配置し取付けることは困難で
あり、装置システムの構成は複雑となり設置接続の調
整、さらには保守の作業も面倒なものとなり、更に費用
も過大となる。本発明は、管内の流速分布が乱れていて
もその影響を測線の数を増やすことなく回避して測定す
る配管の屈曲部近くに配置しても高精度の流量測定が可
能な超音波流量計を提供することを目的とする。
波器を屈曲部近くの流管に配置し取付けることは困難で
あり、装置システムの構成は複雑となり設置接続の調
整、さらには保守の作業も面倒なものとなり、更に費用
も過大となる。本発明は、管内の流速分布が乱れていて
もその影響を測線の数を増やすことなく回避して測定す
る配管の屈曲部近くに配置しても高精度の流量測定が可
能な超音波流量計を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】流体の流れ方向とその逆
方向に、それぞれ超音波を伝搬させたときの各々の伝搬
時間に基づいて計測制御部が流体の流速流量を演算して
出力する超音波流量計が流量測定に要する時間間隔は、
配管中の流体の流量時間変動に比べ通常十分に早い。そ
こで、本発明においては、超音波流量計の流量検出部
を、配管に音響的に結合して設けられ、かつ超音波送受
波器の配管の管軸回りの周回移動を案内する超音波送受
波器のそれぞれに対応する一対のステーと、一対の超音
波送受波器を超音波を送波して受波する位置に配置して
結合するアームと、一体に結合された超音波送受波器を
前記ステーに沿って移動させる駆動手段とによって構成
し、計測制御部を、駆動手段を通じて一体に結合された
超音波送受波器を配管軸の回りの予め定めた複数位置に
移動させて各位置で流速を測定し、各位置で測定した流
速の平均値を演算して平均流量値として出力するように
する。
方向に、それぞれ超音波を伝搬させたときの各々の伝搬
時間に基づいて計測制御部が流体の流速流量を演算して
出力する超音波流量計が流量測定に要する時間間隔は、
配管中の流体の流量時間変動に比べ通常十分に早い。そ
こで、本発明においては、超音波流量計の流量検出部
を、配管に音響的に結合して設けられ、かつ超音波送受
波器の配管の管軸回りの周回移動を案内する超音波送受
波器のそれぞれに対応する一対のステーと、一対の超音
波送受波器を超音波を送波して受波する位置に配置して
結合するアームと、一体に結合された超音波送受波器を
前記ステーに沿って移動させる駆動手段とによって構成
し、計測制御部を、駆動手段を通じて一体に結合された
超音波送受波器を配管軸の回りの予め定めた複数位置に
移動させて各位置で流速を測定し、各位置で測定した流
速の平均値を演算して平均流量値として出力するように
する。
【0016】
【作用】アームによって一体に結合された一対の超音波
送受波器は、駆動手段によって配管の管軸の回りに音響
的に結合して設けられたステーに沿って移動し、移動し
た位置において配管中流体を伝播する超音波の伝播時間
が測定され、計測制御部は各位置で測定された流速の平
均値を演算して平均流量値を求めて出力する。
送受波器は、駆動手段によって配管の管軸の回りに音響
的に結合して設けられたステーに沿って移動し、移動し
た位置において配管中流体を伝播する超音波の伝播時間
が測定され、計測制御部は各位置で測定された流速の平
均値を演算して平均流量値を求めて出力する。
【0017】
【実施例】本発明にもとづいてV方式の超音波流量計を
構成する場合の超音波送受波器取付機構部の1実施例の
構造を図1に示し本発明を説明する。図1において1a
と1bとは超音波振動子であり、2a,2bは超音波振
動子を配管5を流れる流体9と音響的に結合する斜角楔
であり、超音波振動子と斜角楔は音響的に結合して超音
波送受波器10a,10bを構成している。そして、3a,
3bは、超音波送受波器10a,10bを配管5の外周に沿
って音響結合を保ちながら移動させるにあたってガイド
となるステーである。このステー3には斜角楔2から突
出させたキー21が嵌挿される案内溝31が周設されてお
り、ステー3aと3bとは、可塑性部剤からなるコンパ
ウンド4を介して配管5に音響的に結合固着されてい
る。
構成する場合の超音波送受波器取付機構部の1実施例の
構造を図1に示し本発明を説明する。図1において1a
と1bとは超音波振動子であり、2a,2bは超音波振
動子を配管5を流れる流体9と音響的に結合する斜角楔
であり、超音波振動子と斜角楔は音響的に結合して超音
波送受波器10a,10bを構成している。そして、3a,
3bは、超音波送受波器10a,10bを配管5の外周に沿
って音響結合を保ちながら移動させるにあたってガイド
となるステーである。このステー3には斜角楔2から突
出させたキー21が嵌挿される案内溝31が周設されてお
り、ステー3aと3bとは、可塑性部剤からなるコンパ
ウンド4を介して配管5に音響的に結合固着されてい
る。
【0018】8は、一対の超音波送受波器10a,10bが
配管軸に平行にステー3a,3bのそれぞれに沿って同
時に一体となって摺動周回するように両送受波器を結合
固定するアームであり、両超音波送受波器の固定間隔
は、一方の超音波送受波器10aの超音波振動子1aから
放射された超音波が配管5中の流体9を伝播して配管の
他端で反射され、入射側の配管壁に戻って再度配管に侵
入して伝播する超音波をとらえる位置に、もう一方の超
音波送受波器10bの超音波振動子1bが配置されるよう
に定められている。
配管軸に平行にステー3a,3bのそれぞれに沿って同
時に一体となって摺動周回するように両送受波器を結合
固定するアームであり、両超音波送受波器の固定間隔
は、一方の超音波送受波器10aの超音波振動子1aから
放射された超音波が配管5中の流体9を伝播して配管の
他端で反射され、入射側の配管壁に戻って再度配管に侵
入して伝播する超音波をとらえる位置に、もう一方の超
音波送受波器10bの超音波振動子1bが配置されるよう
に定められている。
【0019】配管5と斜角楔2および配管中を流れる流
体9の材質から、これらの部材中での音速の値が既知で
ある場合、各部材の境界面における超音波の屈折角は音
響原理にもとづく計算式によって求められるので、斜角
楔2,ステー3,配管5の肉厚と内径などの各部材の寸
法が与えられればアーム8の検出器取付間隔は計算によ
って定めることができる。
体9の材質から、これらの部材中での音速の値が既知で
ある場合、各部材の境界面における超音波の屈折角は音
響原理にもとづく計算式によって求められるので、斜角
楔2,ステー3,配管5の肉厚と内径などの各部材の寸
法が与えられればアーム8の検出器取付間隔は計算によ
って定めることができる。
【0020】一方、7は、上記アーム8に配管5の外壁
面を押圧するように回転可能に取付られた弾性部材から
なる、または弾性部材を周設した厚い円板状のローダで
あり、このローダ7は同じくアーム8に取りつけられた
ステップモータ6と共に一体に結合された超音波送受波
器10a,10bとを、ステー3a,3bに沿って移動させ
る駆動手段を構成する。すなわち、ローダ7がステップ
モータ6で回転駆動されると、この回転にともない、ア
ーム8に固着された2つの超音波送受波器10a,10bと
が、ステー3a,3bに案内されて音響的結合を保って
配管5の外周を摺動回転する。
面を押圧するように回転可能に取付られた弾性部材から
なる、または弾性部材を周設した厚い円板状のローダで
あり、このローダ7は同じくアーム8に取りつけられた
ステップモータ6と共に一体に結合された超音波送受波
器10a,10bとを、ステー3a,3bに沿って移動させ
る駆動手段を構成する。すなわち、ローダ7がステップ
モータ6で回転駆動されると、この回転にともない、ア
ーム8に固着された2つの超音波送受波器10a,10bと
が、ステー3a,3bに案内されて音響的結合を保って
配管5の外周を摺動回転する。
【0021】以上に説明の図1の構成の超音波送受波器
取付機構部を備えた超音波流速検出部10を測定対象の配
管に配置し、パルスモータ6を通じて配管5の管軸の回
りの異なる方位に超音波送受波器10a,10bを配向させ
て各配向での管内流速を測定すると、それぞれの配向に
おいて配管内の超音波伝播方向の直線が乗る平面上の平
均流速が計測される。ところで、V方式の超音波流量計
では、超音波送受波器10a,10bは配管の同側に配管軸
に平行に配置して配置対向管壁からの反射超音波を受波
しているので、超音波送受波器を配管の半周範囲を移動
させれば等価的に全周を移動させたことなる。それゆ
え、超音波送受波器10a,10bを配管5の外周に沿って
案内するステー3a,3bは配管半周の範囲に設け、こ
の範囲内で超音波送受波器を移動させればよい。
取付機構部を備えた超音波流速検出部10を測定対象の配
管に配置し、パルスモータ6を通じて配管5の管軸の回
りの異なる方位に超音波送受波器10a,10bを配向させ
て各配向での管内流速を測定すると、それぞれの配向に
おいて配管内の超音波伝播方向の直線が乗る平面上の平
均流速が計測される。ところで、V方式の超音波流量計
では、超音波送受波器10a,10bは配管の同側に配管軸
に平行に配置して配置対向管壁からの反射超音波を受波
しているので、超音波送受波器を配管の半周範囲を移動
させれば等価的に全周を移動させたことなる。それゆ
え、超音波送受波器10a,10bを配管5の外周に沿って
案内するステー3a,3bは配管半周の範囲に設け、こ
の範囲内で超音波送受波器を移動させればよい。
【0022】上記図1の構成の超音波流速検出部10を、
配管の曲管部位近くで管内流速分布が管軸に関して軸対
称となっていない部位に配置して計測を実行すると、超
音波流速検出部10の超音波送受波器10a,10bと管軸を
結ぶ直線を乗せる面における平均流速として計測される
流速値は、超音波流速検出部10の管軸に対する配位方向
に依存して変動するが、多数の方位に超音波流速検出部
10を設定して得た流速値の平均値を求めれば管内の総平
均流速が得られることとなる。
配管の曲管部位近くで管内流速分布が管軸に関して軸対
称となっていない部位に配置して計測を実行すると、超
音波流速検出部10の超音波送受波器10a,10bと管軸を
結ぶ直線を乗せる面における平均流速として計測される
流速値は、超音波流速検出部10の管軸に対する配位方向
に依存して変動するが、多数の方位に超音波流速検出部
10を設定して得た流速値の平均値を求めれば管内の総平
均流速が得られることとなる。
【0023】図2は、上記図1の構成の超音波流速検出
部10を備え、この超音波流速検出部を配管軸に関し異な
る方位に配向させて得た個別の流速計測値の平均値を求
めて流量値に換算して出力する本発明による計測制御回
路の1実施例の構成を示すブロック図である。図2にお
いて40は図1の構成の超音波流速検出部10を駆動して各
配位に対応の平均流速を求める演算処理を行う個別流速
演算部である。
部10を備え、この超音波流速検出部を配管軸に関し異な
る方位に配向させて得た個別の流速計測値の平均値を求
めて流量値に換算して出力する本発明による計測制御回
路の1実施例の構成を示すブロック図である。図2にお
いて40は図1の構成の超音波流速検出部10を駆動して各
配位に対応の平均流速を求める演算処理を行う個別流速
演算部である。
【0024】この個別流速演算部40は、超音波流速検出
部10における超音波送受波器10a,10bの超音波送波受
波の状態を交互に切替える順逆切替器41、送受信回路4
2、超音波送受波器10aから送波されて10bで受波され
る超音波の伝播時間T12と、上記とは逆方向に送受波さ
れる超音波の伝播時間T21との差を検出する時間差検出
回路43および時間差検出回路43で検出された時間差をも
とにする演算処理によって流速値を求める流速演算プロ
グラム44とから構成されている。
部10における超音波送受波器10a,10bの超音波送波受
波の状態を交互に切替える順逆切替器41、送受信回路4
2、超音波送受波器10aから送波されて10bで受波され
る超音波の伝播時間T12と、上記とは逆方向に送受波さ
れる超音波の伝播時間T21との差を検出する時間差検出
回路43および時間差検出回路43で検出された時間差をも
とにする演算処理によって流速値を求める流速演算プロ
グラム44とから構成されている。
【0025】一方、60は個別流速演算部40における流速
の演算処理が修了したとき駆動回路61を通じて超音波流
速検出部10のステップモータ6に駆動電力を与えて超音
波送受波器10a,10bとを所定の方位に配向させる制御
を行う検出部方位制御部であり、この検出部方位制御部
60、また、個別流速演算部40と、次に説明の平均流速演
算部50の起動リセットの制御を併せて行うものである。
の演算処理が修了したとき駆動回路61を通じて超音波流
速検出部10のステップモータ6に駆動電力を与えて超音
波送受波器10a,10bとを所定の方位に配向させる制御
を行う検出部方位制御部であり、この検出部方位制御部
60、また、個別流速演算部40と、次に説明の平均流速演
算部50の起動リセットの制御を併せて行うものである。
【0026】平均流量演算部50は、個別流速演算部40で
得られた複数の流速データの平均値を求めて平均流量値
を出力する処理を行う演算部であり、個別流速演算部40
が出力する流速演算データの複数データを格納しておく
流速値メモリ51と、流速値メモリ51に格納された流速デ
ータの平均値を求めて平均流量値として出力する処理を
行う平均流量値演算プログラム52とで構成されており、
検出部方位制御部60が超音波送受波器10a,10bの方位
を設定する毎に、個別流速演算部40で計測演算されて出
力される流速値は流速値メモリ51に格納され、予め定め
た各方位への超音波送受波器10a,10bの設定が一巡し
て修了したことが検出部方位制御60から通知されると、
平均流量値演算プログラム52は流速値メモリ51に格納の
データの平均値を求め、配管の断面積の値を乗じて平均
流量値として出力する。
得られた複数の流速データの平均値を求めて平均流量値
を出力する処理を行う演算部であり、個別流速演算部40
が出力する流速演算データの複数データを格納しておく
流速値メモリ51と、流速値メモリ51に格納された流速デ
ータの平均値を求めて平均流量値として出力する処理を
行う平均流量値演算プログラム52とで構成されており、
検出部方位制御部60が超音波送受波器10a,10bの方位
を設定する毎に、個別流速演算部40で計測演算されて出
力される流速値は流速値メモリ51に格納され、予め定め
た各方位への超音波送受波器10a,10bの設定が一巡し
て修了したことが検出部方位制御60から通知されると、
平均流量値演算プログラム52は流速値メモリ51に格納の
データの平均値を求め、配管の断面積の値を乗じて平均
流量値として出力する。
【0027】ところで、配管の注目する部分における流
体流の流速分布は、注目部分の配管の前後、特に前側の
部分の流路の形状に依存して定まり、形状が固定されて
いれば、分布の形態も一定に定まる。それゆえ、曲管部
の近くに本発明による超音波流量計検出部10を設置して
流速を測定する場合、超音波送受波器10a,10bの各配
位において測定される流速値のゆらぎは同一のパターン
を示すこととなり、各配位における測定値の平均値に一
致または近い流速値を与える配置を選択することができ
る。したがって、流量計検出部10を設置したときに、超
音波送受波器10a,10bの各方位における流速測定値を
調べて平均値に最も近い計測値を与える方位を選びだ
し、この方位に超音波送受波器10a,10bの設定を固定
して、検出部の配管軸のまわりの周回走査を行わなくて
も平均流速を代表しうる計測値を得ることができ、この
ようにすれば超音波送受波器を移動させて複数回を測定
を繰返して得た値の平均値を演算する処理は不要となり
流速測定の応答速度を大きく早めることができる。
体流の流速分布は、注目部分の配管の前後、特に前側の
部分の流路の形状に依存して定まり、形状が固定されて
いれば、分布の形態も一定に定まる。それゆえ、曲管部
の近くに本発明による超音波流量計検出部10を設置して
流速を測定する場合、超音波送受波器10a,10bの各配
位において測定される流速値のゆらぎは同一のパターン
を示すこととなり、各配位における測定値の平均値に一
致または近い流速値を与える配置を選択することができ
る。したがって、流量計検出部10を設置したときに、超
音波送受波器10a,10bの各方位における流速測定値を
調べて平均値に最も近い計測値を与える方位を選びだ
し、この方位に超音波送受波器10a,10bの設定を固定
して、検出部の配管軸のまわりの周回走査を行わなくて
も平均流速を代表しうる計測値を得ることができ、この
ようにすれば超音波送受波器を移動させて複数回を測定
を繰返して得た値の平均値を演算する処理は不要となり
流速測定の応答速度を大きく早めることができる。
【0028】さらに、常時は超音波送受波器10a,10b
の配位の方向を固定して使用することが明らかな場合に
は、超音波送受波器10a,10bとを、ステー3a,3b
に沿って移動させる駆動手段であるローダ7とステップ
モータ6とを動作させずに超音波送受波器10a,10bを
予め選定した方位に設定してステー3a,3bに固定す
る手段を設けるようにしてもよい。
の配位の方向を固定して使用することが明らかな場合に
は、超音波送受波器10a,10bとを、ステー3a,3b
に沿って移動させる駆動手段であるローダ7とステップ
モータ6とを動作させずに超音波送受波器10a,10bを
予め選定した方位に設定してステー3a,3bに固定す
る手段を設けるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明による超音波流速計測装置では、
配管周囲に音響的に密着して設けられた一対のステーの
上を一体に結合された一対の超音波送受波器が移動して
配管軸に関して異なる複数の方位に超音波送受波器が設
定されたときの流速値を検出測定し、各方位における流
速検出測定値の平均値を求めて出力しているので、配管
手流体の流速分布が配管軸に関して対称でない場合でも
平均の流速値の計測が可能となり、配管の屈曲部の近く
で流速分布が軸対称とならないような配管部でも本発明
による超音波流量計検出部を設置して正確な流量計の測
定が可能になるという効果が得られる。
配管周囲に音響的に密着して設けられた一対のステーの
上を一体に結合された一対の超音波送受波器が移動して
配管軸に関して異なる複数の方位に超音波送受波器が設
定されたときの流速値を検出測定し、各方位における流
速検出測定値の平均値を求めて出力しているので、配管
手流体の流速分布が配管軸に関して対称でない場合でも
平均の流速値の計測が可能となり、配管の屈曲部の近く
で流速分布が軸対称とならないような配管部でも本発明
による超音波流量計検出部を設置して正確な流量計の測
定が可能になるという効果が得られる。
【図1】本発明による超音波流計の超音波流速検出部の
1実施例構成図
1実施例構成図
【図2】本発明による超音波流計の計測制御部の1実施
例のブロック図
例のブロック図
【図3】超音波流量計の原理説明図
【図4】V形超音波流量計の検出器配置説明図
【図5】配管内流体流速分布説明図
【図6】超音波送受波器配置方位と誤差の関係の例を示
す図
す図
10 超音波計測部 10a,10b 超音波送受波器 1a,1b 超音波振動子 2a,2b 斜角楔 3a,3b ステー 4 コンパウンド 5 配管 6 ステップモータ 7 駆動輪 8 アーム 9 流体 40 個別流速演算部 50 平均流量演算部 60 検出部方位制御部
Claims (2)
- 【請求項1】一対の超音波送受波器からなる超音波検出
部を流体の流れる配管の外周に設置し、流体の流れ方向
と逆方向に超音波を伝搬させたときそれぞれの伝播時間
を計測し、伝播時間に基づいて計測制御部が流体の流量
を演算して出力する超音波流量計において、 超音波検出部が、配管に音響的に結合して設けられ、か
つ超音波送受波器の配管の管軸回りの周回移動を案内す
る超音波送受波器のそれぞれに対応する一対のステー
と、 前記一対の超音波送受波器を超音波を送波して受波する
位置に配置して結合するアームと、 一体に結合された超音波送受波器を前記ステーに沿って
移動させる駆動手段と、を備え、 計測制御部が、前記駆動手段を通じて一体に結合された
超音波送受波器の配管軸に対する位置を制御する検出部
方位制御部と、 超音波送受波器の各配置位置において超音波を発信受信
して各配位に対応の平均流速を求める演算処理を行う個
別流速演算部と、 前記個別流速演算部で超音波送受波器の各配置位置に対
応して得られた複数の流速データを一時格納し、格納値
の平均値を求めて平均流量値を演算出力する平均流量演
算部と、 を備えたことを特徴とする超音波流量計。 - 【請求項2】流量検出部が、超音波送受波器をステーに
沿う任意に選定した位置に固着する締結手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の超音波流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244991A JPH08110254A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 超音波流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6244991A JPH08110254A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 超音波流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110254A true JPH08110254A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17126960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6244991A Pending JPH08110254A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 超音波流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110254A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008216034A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 流量計測方法および流量計測用治具 |
| KR101254649B1 (ko) * | 2011-08-02 | 2013-04-23 | 한국표준과학연구원 | 초음파 유량 센서용 설치지그 |
| CN117516650A (zh) * | 2024-01-08 | 2024-02-06 | 张家港市浦尔环保机械有限公司 | 一种智能污水流量测量装置及预警通信系统 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP6244991A patent/JPH08110254A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008216034A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 流量計測方法および流量計測用治具 |
| KR101254649B1 (ko) * | 2011-08-02 | 2013-04-23 | 한국표준과학연구원 | 초음파 유량 센서용 설치지그 |
| CN117516650A (zh) * | 2024-01-08 | 2024-02-06 | 张家港市浦尔环保机械有限公司 | 一种智能污水流量测量装置及预警通信系统 |
| CN117516650B (zh) * | 2024-01-08 | 2024-03-12 | 张家港市浦尔环保机械有限公司 | 一种智能污水流量测量装置及预警通信系统 |
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