JPH08110672A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08110672A
JPH08110672A JP6247521A JP24752194A JPH08110672A JP H08110672 A JPH08110672 A JP H08110672A JP 6247521 A JP6247521 A JP 6247521A JP 24752194 A JP24752194 A JP 24752194A JP H08110672 A JPH08110672 A JP H08110672A
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JP
Japan
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developing
toner
electrostatic latent
latent image
potential
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JP6247521A
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English (en)
Inventor
Kuninori Kono
訓典 河野
Yoshikazu Takahashi
良和 高橋
Kazunori Numao
和則 沼尾
Nagakazu Okegawa
長和 桶川
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電潜像担持体の表面に所定のタイミングで
クリーニング手段を接離させることによって、当該静電
潜像担持体上に残留したトナーを除去するカラー画像形
成装置において、クリーニング作動解除時の静電潜像担
持体上の残留トナーによる現像手段内への混入を防ぎ、
長期に渡り混色のない画質を維持できる画像形成装置を
提供することを目的とする。 【構成】 現像手段の現像ロールに印加する直流電圧を
任意に変更できる制御回路を持ち、画像形成のための現
像動作を行わないときに、少なくとも非画像領域が非現
像ロール通過時に静電潜像担持体の非画像領域の電位と
現像ロールの電位を等しくなるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写複写機、静電
記録装置、ファクシミリ、伝送装置、レーザプリンタ等
として使用されるカラー画像形成装置に関し、特に、複
数の現像装置を備えたカラー画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真技術を使用したカラー画
像形成装置としては、種々の方式のものが既に提案され
ており、製品化されている。かかるカラー画像形成装置
の一つとして、感光体ドラム上に所定色数のトナー像を
順次形成し、この感光体ドラム上に形成された各色のト
ナー像を転写ドラムの周囲に保持された記録紙上に順次
重ねた状態で転写してカラー画像を形成するものがあ
る。この方式のカラー画像形成装置の場合には、ドラム
状の感光体の周囲に、帯電器、露光部、及び各色に対応
した複数の例えばシアン、マゼンタ、イエロー及びブラ
ックの現像器、転写部及びクリーニング装置を配置す
る。そして、感光体ドラムの1回転毎に帯電、露光、現
像、転写、清掃という各工程を繰り返し、感光体ドラム
上に形成された各色のトナー像を順次記録紙上に重ねた
状態で転写して、この記録紙を定着器を通過させること
によりカラー画像を形成するように構成されている。
【0003】また、上記カラー画像形成装置の他の方式
としては、ドラム状の感光体の周囲に、帯電器、露光
部、各色に対応した複数の例えばシアン、マゼンタ、イ
エロー及びブラックの現像器、転写部、及びクリーニン
グ装置を配置し、感光体ドラム上に1回転毎に各色のト
ナー像を順次重ねた状態で形成し、この感光体ドラム上
に形成された各色のトナー像を1回の転写工程で記録紙
上に一括して転写し、カラー画像を形成する1回転写法
のカラー画像形成装置も知られている。
【0004】上記カラー画像形成装置のうち、前者の転
写ドラムの周囲に保持された記録紙上に順次各色のトナ
ー像を重ねた状態で転写する装置の場合には、転写後の
感光体ドラム上には転写残りのトナーが付着している
が、この残留したトナーを清掃するクリーニング装置に
よって感光体ドラムの表面は清掃され、再び感光体ドラ
ムは新たに静電潜像を形成し画像形成を繰り返して行え
るようにしている。このカラー画像形成装置は、例え
ば、複数のシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの
現像器によって画像を形成している最中に、感光体ドラ
ムにクリーニング装置を常時接触させてクリーニング動
作を行うことが可能であり、一色毎にクリーニング部材
を感光体ドラムの表面から当接解除を行う必要はない。
【0005】一方、上記カラー画像形成装置のうち、後
者の感光体ドラム上に1回転毎に各色のトナー像を順次
重ねて形成し、記録紙上に一括して転写する装置の場合
には、画像形成中は感光体ドラムに接触してクリーニン
グ動作を行うと前工程で作成した画像が消去されてしま
うため、クリーニング部材は、感光体ドラムに対する当
接を解除され離間した非接触状態に保たれ、少なくとも
画像形成が終了した後に感光体ドラムの表面に接触して
クリーニング動作を行い、再び感光体ドラムは新たに静
電潜像を形成して画像形成が繰り返して行えるように構
成されている。同様に、上記カラー画像形成装置では、
現像していない現像器も画像形成中は当接を解除され離
間した非接触に保つ必要がある。
【0006】従来、感光体ドラム上に残留したトナーを
清掃するクリーニング手段としては、ブレードクリーニ
ング方式が構造が簡単であるため用いられることが多
い。しかし、後者のカラー画像形成装置では、感光体ド
ラム上にトナー像を重ね合せるため、クリーニング部材
が離間する間に、離間後の感光体ドラム上にブレードエ
ッジのトナー溜まりが筋状に残る。通常、クリーニング
ブレードの離間位置は、感光体ドラム上の非画像領域で
行い、記録用紙上にトナー溜まりの筋が発生することは
ない様になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来のカラー画像形成装置の場合には、ク
リーニング部材が感光体ドラムから離間したときに、当
該感光体ドラム上に発生するブレードエッジのトナー溜
まりが現像器を通過する際に、現像器の現像ロールと感
光体ドラムの最も近接する部分で、現像を行っていない
現像ロールに場合によっては感光体ドラム上のトナー溜
まりが付着するという問題点があった。
【0008】さらに説明すると、上記カラー画像形成装
置において、現像器として現像剤が感光体ドラムに直接
接触せず非接触状態に保持され、振動電界によって現像
剤を現像ロールと感光体ドラムとの間を飛翔させる現像
方式のものを使用した場合には、感光体ドラムと現像ロ
ールとの隙間を小さく設定することによって現像性が確
保されているため、感光体ドラム上のトナー溜まりが現
像ロールに物理的に接触する場合と、他には、感光体ド
ラムと現像ロールの電位差により、電荷を持ったトナー
が感光体ドラムから現像ロール側に飛翔する場合が考え
られる。前者の感光体ドラム上のトナー溜まりが現像ロ
ールに物理的に接触する場合は、画像領域の高濃度部の
重ね合せトナー像を現像器が乱さないように、感光体ド
ラムと現像ロールの空隙は保たれており、非常に高いト
ナー溜まりが感光体上に作成されないかぎり起こりにく
く発生頻度は低い。これに対して、後者の感光体ドラム
と現像ロールの電位差により感光体ドラムから移動する
トナーは、トナーの物理的な高さによらずトナーの電荷
と感光体ドラムとの付着力により、現像ロールに付着す
る量が決定される。
【0009】かかる問題点を解決し得る技術としては、
例えば、特開平1−156773号公報に開示されてい
るように、現像ロールにAC成分とDC成分を重畳した
バイアス電圧を印加することにより、非現像時の混色を
防止するように構成したものがある。これは、現像ロー
ルから感光体ドラムへ向かう方向に電位差を発生させ
て、現像ロールから感光体ドラム側にのみトナーを飛翔
させて、その逆の感光体ドラムから現像ロールにトナー
が付着するのを防止するものである。上記の提案に係る
装置の場合には、非現像時の画像領域に対しては有効な
手段である。それは、画像領域の感光体ドラム上のトナ
ーは、感光体ドラム表面の電位と現像バイアスにより現
像された時の電荷を保持しており、逆極性のトナーを含
んでいないか、逆極性のトナーを含んでいても非常に少
ないため、現像ロールのバイアスと感光体ドラムの電位
とにより発生する電界の方向を、現像器に感光体ドラム
から付着しない方向に規定することが出来る。
【0010】しかし、クリーニングした後のブレードの
エッジに堆積する残留トナーの電荷は、必ずしも同極性
となっていない。これは、感光体ドラム上からトナー像
を記録用紙上に転写する際に、記録用紙の背面よりトナ
ーの極性とは逆極性の放電を行い、感光体ドラム上のト
ナー像の電荷と電荷交換を実施し、用紙上にトナーを付
着させている。このとき感光体ドラム上の転写後の残留
トナーは、転写時の電荷交換の履歴により電荷に差が発
生し、逆極性のトナーが一部に発生する。この逆極性の
トナーが、クリーニングした後のブレードのエッジに堆
積する残留トナーに含まれるため、当然、感光体ドラム
上に発生するブレード離間時のトナー溜まりにも同様に
逆極性のトナーが含まれる。このため、前述したよう
に、現像ロールのバイアス電圧と感光体ドラムの電位と
により発生する電界の方向を、現像器に付着しないよう
に一方向に設定された現像ロールバイアスでは、逆極性
のトナーが感光体ドラム上の残留トナーに含まれている
と、この逆極性のトナーは、現像ロールの方向に引き寄
せられるため、現像ロールに感光体ドラム上の残留トナ
ーが付着するという問題点が発生する。
【0011】その状態で長期にわたり使用を続けると、
感光体ドラム上のクリーニングブレードの離間時に発生
するトナー溜まりから現像器内に混入する異色のトナー
が増加するため、コピー上に色にごりとなって現れ、画
質の低下を発生させるという問題点があった。
【0012】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、静電潜像担持体の表面に所定のタイミングでク
リーニング手段を接離させることによって、当該静電潜
像担持体上に残留したトナーを除去するカラー画像形成
装置において、クリーニング作動解除時の静電潜像担持
体上の残留トナーによる現像手段内への混入を防ぎ、長
期に渡り混色のない画質を維持できる画像形成装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
この発明の請求項第1項に係るカラー画像形成装置で
は、静電潜像担持体の周囲に、帯電手段、露光手段、複
数の現像手段を配置し、前記静電潜像担持体を複数回回
転させて帯電、露光、現像の各工程を複数回繰り返し
て、静電潜像担持体上に複数の色の異なる画像を重ね合
わせて形成した後一括して転写材上に転写する転写手段
を有し、前記静電潜像担持体と接離するクリーニング手
段を有するカラー画像形成装置において、前記現像手段
の現像ロールに印加する直流電圧を任意に変更できる制
御回路を持ち、画像形成のための現像動作を行わないと
きに、少なくとも非画像領域が非現像ロール通過時に静
電潜像担持体の非画像領域の電位と現像ロールの電位を
等しくなるように制御することによって達成される。
【0014】また、この発明の請求項第2項に係るカラ
ー画像形成装置では、前記静電潜像担持体上の非画像領
域の電位に対し、少なくともクリーニング手段が静電潜
像担持体から退避した部分の電位を検知する手段を有
し、検知された静電潜像担持体の電位と等しくするよう
に、現像手段の現像ロールに印加する直流電圧を制御す
ることによって達成される。
【0015】さらに、この発明の請求項第3項に係るカ
ラー画像形成装置では、前記制御を行う現像装置は少な
くともブラックトナーを使用する現像装置以外であるよ
うに構成することによって達成される。
【0016】
【作用】この発明に係るカラー画像形成装置では、現像
手段の現像ロールに印加する直流電圧を任意に変更でき
る制御回路を持ち、画像形成のための現像動作を行わな
いときに、少なくとも非画像領域が非現像ロール通過時
に静電潜像担持体の非画像領域の電位と現像ロールの電
位を等しくなるように制御するように構成されているの
で、クリーニング手段が静電潜像担持体の表面から離間
する際に、クリーニング手段によって清掃した残留トナ
ーが静電潜像担持体の表面に筋状に付着した場合でも、
この残留トナーが付着した静電潜像担持体の表面が非現
像ロールを通過する時に、静電潜像担持体の非画像領域
の電位と現像ロールの電位が等しくなる。そのため、上
記静電潜像担持体の表面に付着した残留トナー中に、正
規に帯電したトナー以外に逆極性に帯電したトナーが存
在していても、静電潜像担持体の非画像領域の電位と現
像ロールの電位が等しくなっているため、当該静電潜像
担持体の非画像領域と現像ロールとの間には、いずれの
方向にも静電界が作用しないため、逆極性に帯電したト
ナー等が現像ロールの表面に静電的に付着するのを防止
することができる。したがって、クリーニング手段の作
動解除時の静電潜像担持体上の残留トナーによる現像手
段内への混入を防ぐことができ、長期に渡り混色のない
画質を維持することができる。
【0017】また、この発明の請求項第2項に係るカラ
ー画像形成装置では、前記静電潜像担持体上の非画像領
域の電位に対し、少なくともクリーニング手段が静電潜
像担持体から退避した部分の電位を検知する手段を有
し、検知された静電潜像担持体の電位と等しくするよう
に、現像手段の現像ロールに印加する直流電圧を制御す
るように構成されているので、静電潜像担持体の非画像
領域の電位と現像ロールの電位を精度良く等しくなるよ
うに制御することができ、現像ロールへの残留トナーの
付着を一層確実に防止することができる。
【0018】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0019】図1はこの発明に係る画像形成装置の一実
施例を示すものである。
【0020】図1において、1は円筒状の静電潜像担持
体としての感光体ドラムを示すものであり、この感光体
ドラム1は、図示しない駆動装置により矢印方向に沿っ
て所定の回転速度で回転駆動されるようになっている。
上記感光体ドラム1の周囲には、1つのスコロトロンか
らなる一次帯電器2と、4台の現像装置3〜6が配置さ
れている。これらの現像装置3〜6は、例えば、イエロ
ー用、マジェンタ用、シアン用、黒用の現像装置から構
成される。
【0021】上記感光体ドラム1は、その表面が一次帯
電器2によって所定の電位(例えば、−650V)に一
様に帯電された後、半導体レーザーとポリゴン回転ミラ
ー7を内蔵するレーザー光発生器8から画像情報に応じ
て出射されるレーザー光9によって、イエロー色に相当
する画像が露光され、感光体ドラム1の表面には、イエ
ロー色に相当する静電潜像が形成される。この感光体ド
ラム1上に形成された静電潜像は、イエロー色用の現像
装置3により現像される。このとき、画像露光を行なう
レーザー光9は、感光体ドラム1上の画像部に書込まれ
るようになっており、一次帯電器2で帯電された感光体
ドラム1の表面電位の極性と同じ極性の電荷を持つトナ
ーによって、感光体ドラム1のレーザー光照射部が反転
現像方式によって現像される。また、上記イエロー色用
の現像装置3は、少なくとも現像終了後には感光体ドラ
ム1に対して非接触状態となるように構成されており、
感光体ドラム1上に一度現像されたトナー像を他色の現
像工程に入るまえに掻き取らないように、非現像時の画
像領域通過時には、現像ロール3aの回転を停止し、任
意の現像ロールバイアスを現像バイアス電源によって印
加するようになっている。
【0022】次に、2色目の画像形成サイクルとして、
上記感光体ドラム1は、一次帯電器2により再帯電さ
れ、前工程(イエロー色の画像形成工程)でレーザー光
9の照射を受け、電位が下がった感光体ドラム1の表面
は、再び元の電位近くまで電位が回復する。その後、上
記感光体ドラム1の表面には、レーザー光発生装置8か
ら出射されるレーザー光9によりマジェンタ色に相当す
る画像が露光され、マジェンタ色に相当する静電潜像が
形成される。この感光体ドラム1上に形成された静電潜
像は、感光体ドラム1の表面電位の極性と同じ極性の電
荷を持つマジェンタトナーが、感光体ドラム1のレーザ
ー光照射部にマジェンタ用の現像装置4によって供給さ
れることにより、現像される。このマジェンタ用の現像
装置4には、前工程において黒色用の現像装置3により
現像された感光体ドラム1上のトナー像を乱したり、感
光体ドラム1上に既に現像されたトナー像が現像装置側
に逆転移しないような工夫が施されている。
【0023】以後同様に、3回目の画像形成サイクルと
して、上記感光体ドラム1の表面に対する一次帯電器2
による再帯電、レーザー光発生器8からのレーザー光9
によるシアン像の照射、シアン用現像装置5によるシア
ン像の現像、4回目のサイクルとして、一次帯電器2に
よる再帯電、レーザー光発生器8からのレーザー光9に
よる黒色像の照射、黒色用現像装置6による黒色像の現
像の各工程を経る。上記シアン用及び黒用の現像装置
5、6は、前工程の現像装置により現像された感光体ド
ラム1上の各色のトナー像を乱したり、感光体ドラム1
上に既に現像されたトナー像が現像装置側に逆転移され
ないように現像装置4と同様の工夫が施されている。
【0024】このようにして、上記黒色用現像装置6に
よる黒色像の現像工程が終了した時点では、感光体ドラ
ム1上に、レーザー光9の照射像に応じたイエロー、マ
ジェンタ、シアン、黒色の4色のトナー像が形成されて
いる。
【0025】その後、上記感光体ドラム1上に形成され
たイエロー、マジェンタ、シアン、黒色のトナー像は、
必要に応じて図示しない転写前帯電器による転写前帯電
を受け、トナー像の転写に最適な状態に帯電または除電
された後、転写帯電器11により、ペーパーガイド12
より進入してきた図示しない転写用紙上に、感光体ドラ
ム1上のイエロー、マジェンタ、シアン、黒色のトナー
像が1回の転写工程で転写される。転写終了後、この転
写用紙は剥離用帯電器13により除電され、感光体ドラ
ム1から剥離されて搬送ベルト14により図示しない定
着装置へ搬送され定着工程が施される。
【0026】また、転写工程終了後、感光体ドラム1上
の残留トナーは、クリーニング装置15のクリーニング
ブレード16によりクリーニングされ、引き続き除電露
光装置17からの露光を受けて一連の画像形成工程が終
了し、必要に応じて再び一次帯電器2による帯電工程に
入り、前述の全工程を繰り返し、複数枚の連続プリント
が出力される。
【0027】ここで、前記クリーニング装置15は、装
置の全部又はクリーニングブレード16がリトラクト可
能な構成となっており、前記4色のトナー像を作像中
は、感光体ドラム1に対し非接触の状態となっており、
感光体ドラム1上に形成されたトナー像を乱さないよう
に構成されている。上記クリーニングブレード16は、
非画像形成領域の位置で退避を行い、次工程のプリント
上に残留トナーの筋を発生させないようになっている。
【0028】なお、感光体ドラム1のクリーニングは、
転写終了後のサイクルに行われ、直前の画像の転写終了
後に感光体ドラム1と接触し、次に作成される画像がク
リーニング装置15に到達するまえに退避する。また、
上記感光体ドラム1表面のクリーニングのために、感光
体ドラム1回転分の時間を設けるように構成しても良
い。前者の場合は、見掛け上のコピー速度を上げること
が可能であるが、クリーニング装置15の退避/接触時
に作像サイクルに入るため、感光体ドラム1に速度変動
を与える要因となる。一方、後者の場合はクリーニング
装置15の退避/接触による影響は少ないが、クリーニ
ングサイクルを別途設ける必要があるため、見掛け上の
コピー速度が低下する。
【0029】ところで、この実施例では、クリーニング
ブレード16が退避した後の残留トナーの筋が、次工程
の現像を行っていない現像装置を通過する時に、当該現
像装置の現像ロールバイアスのDC電圧が感光体ドラム
1の表面電位と同等となるように制御されている。すな
わち、この実施例では、図1に示すように、各現像装置
3〜6の現像ロール3a〜6aに、現像バイアス用の直
流電源20(−500Vor−650V)と交流電源2
1(8KHz、1.6kVP-P )によって、所定の現像
バイアス電圧が印加されるようになっているとともに、
これらの現像ロール3a〜6aに印加される現像バイア
ス電圧は、制御回路22によって所定のタイミングで制
御されるようになっている。
【0030】図2にこの発明の一実施例のシーケンスを
示す。この実施例では、現像ロールバイアスDCを、画
像形成時バイアス、非画像形成時のバイアスと、非画像
形成時のバイアスの3段階の設定に変更するタイミング
を示している。また、混色が問題となりにくい黒トナー
以外の現像装置3〜5を制御している例である。
【0031】以上の構成において、この実施例に係るカ
ラー画像形成装置では、次のようにしてクリーニング作
動解除時の感光体ドラム上の残留トナーによる現像手段
内への混入を防ぎ、長期に渡り混色のない画質を維持で
きるようになっている。すなわち、上記カラー画像形成
装置では、図2に示すように、ドラムモーターを駆動し
て感光体ドラム1を回転駆動するとともに、感光体ドラ
ム1の表面を一次帯電器2によって所定の電位(例え
ば、−650V)に一様に帯電するようになっている。
次に、上記感光体ドラム1の表面には、図1に示すよう
に、レーザー光発生器8から画像情報に応じて出射され
るレーザー光9によって黒に相当する画像が露光され、
感光体ドラム1の表面には、イエロー色に相当する静電
潜像が形成される。この感光体ドラム1上に形成された
静電潜像は、イエロー色用の現像装置3により現像され
る。
【0032】なお、上記感光体ドラム1に対する黒色画
像の露光に先立って、当該感光体ドラム1の表面を清掃
するクリーニング装置15のクリーニングブレード16
は、図1に示すように、感光体ドラム1の表面から退避
するようになっている。そのため、上記感光体ドラム1
の表面には、クリーニングブレード16の退避に伴っ
て、それ以前に除去されたトナーTが筋状に残る。
【0033】ところで、この実施例では、図2に示すよ
うに、上記感光体ドラム1の表面に付着した筋状のトナ
ーが現像装置3〜5を通過する際に、当該現像装置3〜
5の現像ロール3a〜5aには、感光体ドラム1の非画
像領域の電位と等しい電圧(−650V)を印加するよ
うに構成されている。
【0034】以後、図2に示すように同様の動作が、マ
ジェンタ、シアン、黒色のトナー像に対して繰り返され
る。
【0035】こうすることにより、クリーニングブレー
ド16の退避により感光体ドラム1上に発生したトナー
溜まりTは、現像ロールと感光体ドラム1が近接する部
分を通過する時に、現像ロール側に移動しない。これ
は、感光体ドラム1上にトナー像を形成する時には、ほ
ぼ同一極性に帯電されたトナー粉が、現像装置3〜5側
から感光体ドラム1に向かう方向に電界の力を受けて移
動し、感光体ドラム1の静電潜像電位の大きさに比例し
トナー像を形成する。このようにして形成された感光体
ドラム1上のトナーは、トナー自身の電荷は多少変化す
るものの、電荷を失うことや、増してや極性を反転させ
るような変化は起こらない。そのため、感光体ドラム1
上からトナーを飛散させないようにするためには、現像
ロールバイアスを感光体ドラム1からトナーが飛翔しな
い方向の電界を形成出来るように決定すれば良い。
【0036】しかし、クリーニングブレード16の離間
により感光体ドラム1上に発生したトナー溜まりの電荷
は、現像直後のトナー電荷と違い広い帯電分布を持って
いる。これは次のような理由による。すなわち、感光体
ドラム1上の転写後の残留トナーは、転写時の電荷交換
の履歴により電荷に差が発生し、逆極性のトナーが一部
に発生する。この逆極性のトナーは、クリーニングした
後のブレード16のエッジに堆積する残留トナーに含ま
れるため、当然、感光体ドラム1上に発生するブレード
16が離間する時のトナー溜まりも同様に逆極性のトナ
ーを含むことになる。その結果、感光体ドラム1に対し
正負どちらかに変位したバイアスを印加した現像ロール
近傍を、感光体ドラム1上に付着したトナー溜まりが通
過した場合には、現像ロールに付着する。
【0037】これに対して、上述したように、クリーニ
ングブレード16が退避した後の残留トナーの筋が、次
工程の現像を行っていない現像装置3〜5を通過する時
に、当該現像装置3〜5の現像ロールバイアスのDC電
圧が感光体ドラム1の表面電位と同等となるように制御
することにより、感光体ドラム1上に付着したトナー溜
まりが現像ロールの近傍を通過する際に、トナー溜まり
中の逆極性のトナーが現像ロールに付着するのを防止す
ることができる。
【0038】図3に、実機によるテストの結果を示す。
本結果は現像ロールの通過前後の感光体ドラム1上の残
留トナーの重量を測定し、残留トナー部の感光体ドラム
1の電位が−650Vの時の残留トナーの減少量を比較
した。現像ロールと感光体ドラム1表面の空隙は約20
0μmとし、感光体ドラム1上に発生したトナー溜まり
の高さは最大で50μmであり、トナー溜まりは、物理
的に接触しない高さであることは確認されている。その
結果、現像ロールバイアスDCが感光体ドラム1の表面
電位に近い値の時、残留トナーの減少が少なく、現像装
置内に混入しにくいことが分かる。
【0039】なお、前記実施例では、予め設定された帯
電による感光体ドラムの電位に、現像ロールのDC電圧
値を合わせることを示しているが、確実に一致させるた
めには、図4に示すように、クリーニングブレード16
の離間時に発生する残留トナーの部分の感光体ドラム1
の電位を、現像器通過直前に電位計30で検知し、現像
ロールバイアスDCを制御することにより可能となる。
【0040】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、像担持体の表面に所定のタイミングでクリー
ニング手段を接離させることによって、当該像担持体上
に残留したトナーを除去する画像形成装置において、ク
リーニング作動解除時の像担持体上の残留トナーによる
現像器内への混入を防ぎ、長期に渡り混色のない画質を
維持できる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係るカラー画像形成装置の
一実施例を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明に係るカラー画像形成装置の
一実施例の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 図3はこの発明に係るカラー画像形成装置の
一実施例の効果を示すグラフである。
【図4】 図4はこの発明に係るカラー画像形成装置の
他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム、3〜6 現像装置、3a〜6a 現
像ロール、20 現像バイアスの直流電源、21 現像
バイアスの交流電源、22 制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桶川 長和 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体の周囲に、帯電手段、露
    光手段、複数の現像手段を配置し、前記静電潜像担持体
    を複数回回転させて帯電、露光、現像の各工程を複数回
    繰り返して、静電潜像担持体上に複数の色の異なる画像
    を重ね合わせて形成した後一括して転写材上に転写する
    転写手段を有し、前記静電潜像担持体と接離するクリー
    ニング手段を有するカラー画像形成装置において、前記
    現像手段の現像ロールに印加する直流電圧を任意に変更
    できる制御回路を持ち、画像形成のための現像動作を行
    わないときに、少なくとも非画像領域が非現像ロール通
    過時に静電潜像担持体の非画像領域の電位と現像ロール
    の電位を等しくなるように制御したことを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記静電潜像担持体上の非画像領域の電
    位に対し、少なくともクリーニング手段が静電潜像担持
    体から退避した部分の電位を検知する手段を有し、検知
    された静電潜像担持体の電位と等しくするように、現像
    手段の現像ロールに印加する直流電圧を制御することを
    特徴とする請求項第1項に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御を行う現像装置は少なくともブ
    ラックトナーを使用する現像装置以外であることを特徴
    とする請求項第1項又は第2項に記載の画像形成装置。
JP6247521A 1994-10-13 1994-10-13 カラー画像形成装置 Pending JPH08110672A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110142477A1 (en) * 2009-12-15 2011-06-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus

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