JPH08111258A - 電源プラグ - Google Patents

電源プラグ

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JPH08111258A
JPH08111258A JP24524694A JP24524694A JPH08111258A JP H08111258 A JPH08111258 A JP H08111258A JP 24524694 A JP24524694 A JP 24524694A JP 24524694 A JP24524694 A JP 24524694A JP H08111258 A JPH08111258 A JP H08111258A
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cover body
plug
terminal piece
power plug
outlet
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JP24524694A
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Atsuhiko Tsuzuki
敦彦 都筑
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源プラグをコンセントに接続する際の感電
防止や感電の不安感を解消し得るようにするとともに、
コンセントに接続されている電源プラグの端子片突出部
に金属片が接触しないようにする。 【構成】 プラグ本体1の前面1a部分に、筒状のカバ
ー体4を、端子片3,3の突出部3b,3bの外側をカ
バーし得る突出位置と該突出部3b,3bを露出させる
没入位置との間で出没自在に設置するとともに、カバー
体4は、自由状態においては突出位置に維持される一方
で該カバー体4の前面を押圧することによりプラグ本体
1に対して没入位置まで没入し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電源プラグに関し、
さらに詳しくはコンセントに接続(又は離脱)する際の
感電防止機構を備えた電源プラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10には、従来の一般的な電源プラグ
X(2極式)が示されているが、この従来の電源プラグ
Xでは、プラグ本体1の前面1a部分に2本の端子片
3,3の先側を突出(突出部3b,3b)させている。
そして、この電源プラグXをコンセント7に接続させる
には、プラグ本体1部分を指でつまんで各端子片3,3
の突出部3b,3bをコンセント7の各挿入穴70,7
0に差し込むことによって行われる。尚、コンセント7
の各挿入穴70,70の奥側には、電源側の接続端子
(2枚の接点板を1組としている)が配置されており、
電源プラグをコンセントに接続させた状態では、各端子
片突出部3b,3bがそれぞれ電源側の接続端子に挟圧
保持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電源
プラグXでは、各端子片突出部3b,3bがプラグ本体
1の前方に剥き出しになっており、この電源プラグXを
コンセント7に接続する際に、特に幼児では誤って端子
片突出部3b,3bに指を接触させたままでコンセント
7の挿入穴70,70に差し込むおそれがあった。この
ように、端子片突出部3b,3bに指を接触させたまま
で、該端子片突出部3b,3bをコンセント7側の接続
端子に接続させた場合には、感電事故が発生するという
問題があった。又、大人が電源プラグXをコンセント7
に接続操作する場合であっても、各端子片突出部3b,
3bが剥き出しになっていると、該端子片突出部3b,
3bに指が接触して感電するという不安感がある。さら
に、この従来の電源プラグXでは、コンセント7に接続
させた状態でも、プラグ本体1の前面1aとコンセント
7の前面7aとの間に多少の隙間(1〜2mm程度の隙
間)が生じることがあり、該隙間から細い(又は薄い)
金属片が端子片突出部3b,3bに接触するおそれもあ
り、その場合にも感電や漏電の危険性がある。
【0004】本願発明は、従来の電源プラグにおける上
記のような問題点に鑑み、電源プラグをコンセントに接
続する際の感電防止や感電の不安感を解消し得るように
するとともに、コンセントに接続されている電源プラグ
の端子片突出部に金属片が接触しないようにした電源プ
ラグを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として、次のような構成を有してい
る。尚、本願発明の電源プラグは、プラグ本体としてケ
ース状のものを使用し、該ケース状のプラグ本体と端子
片とをビス等で組付けた組立型のものでも、あるいはプ
ラグ本体内に端子片の基端部側を埋め込んだ一体型のも
のでもよい。又、端子片は、2極のものでもよいし3極
以上のものでもよい。
【0006】まず、本願請求項1の発明は、プラグ本体
の前面から端子片の先側を突出させた電源プラグにおい
て、プラグ本体の前面部分に、筒状のカバー体を、端子
片の突出部の外側をカバーし得る突出位置と該突出部を
露出させる没入位置との間で出没自在に設置するととも
に、カバー体をプラグ本体に対して付勢部材で突出方向
に付勢させている。
【0007】本願請求項1の電源プラグにおいて、カバ
ー体は、プラスチック等の硬質材からなる四角筒形のも
のが採用できる。又、該カバー体は、単一のもので各端
子片突出部の外側をまとめてカバーし得る大きさに形成
するのが望ましい。
【0008】又、本願請求項1の電源プラグでは、カバ
ー体は、プラグ本体内に出没させるようにしたものでも
よく、あるいはプラグ本体の外面に沿って出没させるよ
うにしたものでもよい。このカバー体は、付勢部材(例
えばスプリング)によって常時突出方向に付勢された状
態で設置されているが、該カバー体が最突出状態におい
てプラグ本体から抜け出さないようにするための抜け止
め機構を設けるとよい。そして、カバー体は、その自由
状態においては付勢部材の付勢力により端子片突出部の
外側をカバーし得る突出位置に維持される一方で、該カ
バー体の前面を押圧すると付勢部材の付勢力に抗して端
子片突出部を露出させる没入位置まで没入せしめ得るよ
うになっている。尚、付勢部材の付勢力は、この電源プ
ラグをコンセントに接続させた状態において、各端子片
突出部がコンセント側の接続端子に挟圧保持される保持
力より小さくなるように設定されており、カバー体が突
出方向に付勢されていても電源プラグが不用意にコンセ
ントから抜け出さないようになっている。
【0009】次に、本願請求項2の発明は、プラグ本体
の前面から端子片の先側を突出させた電源プラグにおい
て、プラグ本体の前面部分に、端子片の突出部の外側を
カバーし得るカバー体を設置するとともに、カバー体を
伸縮自在な蛇腹状で且つ自由状態において自己弾発力に
よって伸長するように構成している。そして、このカバ
ー体は、自由状態においては自己弾発力によって端子片
突出部の外側をカバーする位置に維持される一方で、該
カバー体の前面を押圧すると自己弾発力に抗して端子片
突出部を露出させる位置まで縮小せしめ得るようになっ
ている。この本願請求項2の電源プラグでも、該電源プ
ラグをコンセントに接続させた状態において、カバー体
の自己弾発力によって電源プラグが不用意にコンセント
から抜け出さないようになっている。
【0010】さらに、本願請求項3の発明では、請求項
1又は2の電源プラグにおいて、カバー体を透明材で形
成しており、該透明のカバー体を通して端子片突出部の
位置を視認し得るようにしている。尚、請求項1又は2
の電源プラグでは、カバー体を非透明材で形成すること
も可能であるが、その場合には、カバー体の突出状態
(あるいは伸長状態)において、カバー体の外面におけ
る端子片突出部が対応する位置に、ポイントマークを付
したりスリットを形成したりして、該端子片突出部の位
置を外部から確認し得るようにするとよい。
【0011】
【作用】本願請求項1の電源プラグでは、カバー体の自
由状態においては、該カバー体が付勢部材によって付勢
されて突出位置にあり、該カバー体で端子片突出部の外
側をカバーしている。又、本願請求項2の電源プラグで
も、カバー体の自由状態においては、該カバー体が自己
弾発力によって伸長していて、該カバー体で端子片突出
部の外側をカバーしている。このように、本願請求項
1,2の電源プラグでは、カバー体の自由状態において
は、カバー体で端子片突出部の外側をカバーしているの
で、指が端子片突出部に接触することがない。又、電源
プラグをコンセントに接続する際には、プラグ本体部分
を指でつまんで支持し、端子片突出部をコンセントの挿
入穴に対応させた状態でプラグ本体をコンセント側に押
圧すればよい。すると、まずカバー体の前面がコンセン
ト前面に当接した後、該カバー体がプラグ本体側に没入
(あるいは縮小)すると同時に端子片突出部がコンセン
トの挿入穴に進入し、該端子片突出部がコンセント側の
接続端子部分で挟圧保持されるようになる。この状態で
は、該接続端子部分による挟圧保持力が、カバー体に対
する付勢力や自己弾発力より大きくなっており、プラグ
本体から指を離しても電源プラグがコンセントに接続さ
れたままで維持される。又、このように電源プラグがコ
ンセントに接続されている状態では、カバー体の前面が
コンセント前面に圧接されており、プラグ本体前面とコ
ンセント前面との間に多少の隙間が生じても、該隙間は
カバー体で閉塞されているので、該隙間から端子片突出
部が露出することがない。
【0012】そして、コンセントに接続させている電源
プラグを、プラグ本体部分を指でつまんで抜き外すと、
カバー体が自動的に突出あるいは伸長して、該カバー体
で端子片突出部の外側をカバーするようになる。
【0013】又、本願請求項3のように、カバー体を透
明材で形成したものでは、カバー体で端子片突出部の外
側をカバーしている状態であっても、外部から該カバー
体を通して端子片突出部を見ることができ、該端子片突
出部をコンセント側の挿入穴に位置合わせする作業が容
易となる。
【0014】
【発明の効果】本願請求項1及び2の各電源プラグで
は、自由状態においてカバー体が端子片突出部の外側を
カバーしているので、この電源プラグをコンセントに接
続させる際に指が端子片突出部に接触することがなくな
り、従って端子片突出部に接触して感電するという危険
性を確実に防止することができるとともに、そのような
感電するという不安感も解消できる。又、カバー体は、
プラグ本体に対して出没自在(あるいは伸縮自在)とし
ているので、カバー体を設けたものであっても、電源プ
ラグをコンセントに接続させるのに何ら支障がない。さ
らに、この電源プラグをコンセントに接続させた状態で
は、プラグ本体前面とコンセント前面との間に隙間が生
じていても、該隙間はカバー体で閉塞されているので、
カバー体内方の端子片突出部に金属片が接触することが
なくなり、該金属片による感電や漏電等の危険性を未然
に防止できる等の効果がある。
【0015】さらに、本願請求項3の電源プラグでは、
カバー体を透明材で形成しているので、該カバー体の外
側から端子片突出部を視認することができ、端子片突出
部の外側をカバー体でカバーしたものであっても、電源
プラグをコンセントに接続させる作業を支障なく行える
という効果がある。
【0016】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して本願発明の実施
例を説明すると、図1〜図5には本願第1実施例、図6
〜図7には同第2実施例、図8には同第3実施例、図9
には同第4実施例の電源プラグがそれぞれ示されてい
る。又、本願では、電源プラグとして、プラグ本体1の
前面1aから端子片3,3の先側を突出させた構造のも
のを対象としている。これらの実施例では、電源プラグ
に使用される端子片3は、2極でもよいし3極以上の適
数極であってもよい。尚、以下の説明では、各実施例の
電源プラグにおいて、端子片3の突出部3bが突出して
いる側を前側といい、電線8の接続側を後側という。
【0017】先ず、図1〜図5に示す第1実施例の電源
プラグY1について説明すると、この第1実施例の電源
プラグY1は、プラグ本体1の前面1aから2本の端子
片3,3を突出させるとともに、該プラグ本体1の前面
1a部分に、各端子片3,3の突出部3b,3bの外側
をカバーする矩形筒状のカバー体4をプラグ本体1の前
後方向に出没自在に設置し、さらに該カバー体4を突出
方向に付勢させる付勢部材6を備えて構成されている。
【0018】プラグ本体1は、この第1実施例では、合
計3つのケース体(11,12,20)を組立てて構成
されている。即ち、このプラグ本体1は、上下に2分割
された上ケース11と下ケース12からなる外ケース1
0と、該外ケース10内に収容される中ケース20とで
構成されている。外ケース10(上下両ケース11,1
2)及び中ケース20は、それぞれ合成樹脂によって成
形されている。
【0019】外ケース10は、その上下各ケース11,
12をビス9で合体させて一体化されるが、該上下両ケ
ース11,12を合体させた状態では、外ケース10の
内部に中ケース20を収容するための空所が形成される
とともに、該外ケース10の前面側にかなり大きな開口
15が形成されるようになっている。又、上下両ケース
11,12の後壁部分には、それぞれ切欠が形成されて
おり、該両切欠を合体させることによってコード挿通穴
14を構成するようになっている。
【0020】下ケース12の後側寄り上面中央部には、
中ケース20の位置決め用の突起17が一体成形されて
いる。尚、この突起17には、上下両ケース11,12
を合体させた状態でビス9の先端側が螺入される。
【0021】中ケース20は、矩形の底壁21の外周部
に後壁22と前壁23と左右両側壁24,24とを一体
成形して上面側が開放された箱形に構成されている。こ
の中ケース20は、その前面視における大きさが外ケー
ス10の前面開口15の大きさよりやや小さくなるよう
に形成されている。底壁21には、その後側寄り中央部
に下ケース12側の突起17に嵌合する位置決め穴25
が形成されている。後壁22には、コード挿通用の切欠
26が形成されている。前壁23には、各端子片3,3
の先端部(突出部となる)3b,3bをそれぞれ挿通さ
せるための2つの挿通穴27,27が形成されている。
左右両側壁24,24には、後述するカバー体4の内向
き突起43を案内するための内方に凹入する凹条溝2
8,28がそれぞれ形成されている。この各凹条溝2
8,28は、側壁24の後端部から先端部近傍位置まで
のかなり長い範囲に亘って連続して形成されている。各
凹条溝28,28の前端部は、後述するようにカバー体
4の抜け止め作用をするストッパー29となる。尚、こ
の各凹条溝28内の空所は、後述する付勢部材(コイル
状のスプリング)6を設置するための設置スペースにも
なる。
【0022】カバー体4は、この実施例では、前面視に
おいて横長矩形で所定長さを有する透明材からなる筒体
41で形成されている。又、該筒体41は、その筒体内
形が前記中ケース20の前面視における外形よりごく僅
かに大きい程度で且つ筒体外形が外ケース10の前面開
口15よりごく僅かに小さくされている。
【0023】カバー体4の左右両側壁の後端部には、そ
れぞれ外方及び内方に突出する外向き突起42,42と
内向き突起43,43とが一体形成されている。各内向
き突起43,43は、前記中ケース20の各凹条溝2
8,28内にそれぞれ嵌入してスライドするものであ
る。又、各外向き突起42,42は、カバー体4の外側
面と外ケース10の内側面との間に後述するように付勢
部材6を設置するためのスペースを確保するためのもの
である。
【0024】付勢部材6としては、この第1実施例では
コイル状のスプリングが採用されている。又、このスプ
リング6は、左右一対使用されている。
【0025】各端子片3,3は細板状に形成されてお
り、この基端部3a側をビス30で中ケース20の底壁
21上に固定して設置される。
【0026】図1〜図5に示す第1実施例の電源プラグ
1は、次の〜ようにして組立てられる。 先ず、図4の分解状態において、各端子片3,3の
突出部3b,3bとなる先端側を中ケース20の内方側
から前壁23の各挿通穴27,27に挿通させて、該各
端子片3,3の基端部3a,3aを中ケース20内に収
容させる。 次に、カバー体4を中ケース20の後端側から該中
ケース20の外側に嵌合させて前方側にスライドさせて
おく。この状態では、各端子片3,3の基端部3a,3
aが中ケース20の上部開放部分から上方に露出してい
る。 次に、各スプリング6,6をカバー体4の後端側に
おいて中ケース20の各凹条溝28,28内に嵌入させ
た状態で、中ケース20をカバー体4及び各スプリング
6,6とともに下ケース12内に収容させる。このと
き、中ケース20側の位置決め穴25を下ケース12側
の突起17に外嵌合させて、該中ケース20を下ケース
12内で位置決めする。この際に、下ケース12の前面
と中ケース20の前面とが同一平面上に揃うようになっ
ている。 次に、各端子片3,3の基端部3a,3aと中ケー
ス20の底壁21とをそれぞれビス30,30により下
ケース12に締め付けて、下ケース12と中ケース20
と各端子片3,3とを一体化させる。尚、このとき、各
ビス30,30で電線8の各リード線端部を端子片基端
部3a,3aに接続固定させる。この状態では、カバー
体4は下ケース12及び中ケース20に対して前後方向
にスライド自在となっており、又、各スプリング6,6
は、カバー体4の左右後端面と下ケース12の後壁13
との間に若干圧縮状態で介設されて、その各スプリング
6,6の弾発力によってカバー体4が前方側に付勢され
るようになっている。 次に、上ケース11を下ケース12の上部にかぶせ
た後、ビス9で該上ケース11と下ケース12とを締め
付け固定すれば、この電源プラグY1の組立ては完了す
る。
【0027】このようにした組立てられた電源プラグY
1では、カバー体4が各スプリング6,6によって前方
に付勢されていて、カバー体4の自由状態では、図1及
び図2に示すように該カバー体4の前端面が各端子片
3,3の先端より若干長さ(例えば1〜3mm程度)だけ
突出するようになっている。従って、各端子片3,3の
突出部3b,3bは、その外側がカバー体4の突出部分
でカバーされている。尚、カバー体4はスプリング6に
よって前方に付勢されているが、カバー体の自由状態で
は該カバー体4側の各内向き突起43,43が凹条溝2
8,28の前端部(ストッパー29,29)に衝合して
いて、カバー体4がそれ以上、前方に突出する(抜け出
る)ことはない。
【0028】又、この電源プラグY1をコンセント7
(図1又は図5)に接続させる際には、プラグ本体1を
指でつまみ、各端子片突出部3b,3bをコンセント7
の挿入穴70,70に対応させる。このとき、この実施
例のようにカバー体4を透明材で形成しておけば、カバ
ー体4で端子片突出部3b,3bの外側をカバーしてい
る状態であっても、外部から該カバー体4を通して端子
片突出部3b,3bを見ることができ、該端子片突出部
3b,3bをコンセント側の挿入穴70,70に位置合
わせする作業が容易となる。そして、電源プラグY1
コンセント側に押し込むと、先ずカバー体4の先端面が
コンセント7の前面に当接した後、該カバー体4が各ス
プリング6,6の弾発力に抗してプラグ本体1内の空所
16部分を内方(後方)側に没入し、それと同時に端子
片突出部3b,3bがコンセント7の挿入穴70,70
に進入して、該端子片突出部3b,3bがコンセント7
側の接続端子71,71部分で挟圧保持されるようにな
る。この状態(図5の状態)では、該接続端子71,7
1部分による挟圧保持力が、カバー体4に対するスプリ
ング付勢力より大きくなっており、プラグ本体1から指
を離しても電源プラグY1がコンセント1に接続された
ままで維持される。又、コンセントに接続させている電
源プラグY1を、プラグ本体1部分を指でつまんで抜き
外すと、カバー体4が各スプリング6,6の付勢力によ
って自動的に突出して、該カバー体4で端子片突出部3
b,3bの外側をカバーするようになる。
【0029】このように、この電源プラグY1では、自
由状態においてカバー体4が端子片突出部3b,3bの
外側をカバーしているので、この電源プラグをコンセン
ト7に接続させる際に指が端子片突出部3b,3bに接
触することがなくなり、従って端子片突出部3b,3b
に接触して感電するという危険性を確実に防止すること
ができるとともに、そのような感電するという不安感も
解消できる。又、カバー体4は、プラグ本体1に対して
出没自在(あるいは伸縮自在)としているので、カバー
体4を設けたものであっても、電源プラグY1をコンセ
ント7に接続させるのに何ら支障がない。さらに、図5
に示すように、電源プラグをコンセントに接続させた状
態では、プラグ本体前面3aとコンセント前面7aとの
間に隙間が生じていても、該隙間はカバー体4で閉塞さ
れているので、カバー体内方の端子片突出部3b,3b
に金属片が接触することがなくなり、該金属片による感
電や漏電等の危険性を未然に防止できる。
【0030】図6〜図7に示す第2実施例の電源プラグ
2では、プラグ本体1は、各端子片3,3の基端部3
a,3aを埋め込んだ中実部18と該中実部18の上下
左右に所定間隔の空所16をもたせた状態で周壁部19
を一体成形して構成されている。そして、この第2実施
例では、端子片突出部3b,3bの外側をカバーするカ
バー体4がプラグ本体1の環状の空所16内で出没し得
るように設置されている。又、カバー体4の筒体41と
プラグ本体1の中実部18間には、カバー体4の抜け止
め機構が設けられている。即ち、この抜け機構は、カバ
ー体4(筒体41)の後端部上・下壁にそれぞれ内向き
爪44,44を形成する一方、中実部18の先端部上・
下面にそれぞれ外向き爪31,31を形成しており、カ
バー体4が最突出したときに各側の爪44,31が係合
して、カバー体4の抜け出しを防止するようになってい
る。尚、プラグ本体1とカバー体4とを結合させるに
は、カバー体(筒体41)の後端部をプラグ本体1の前
面側から環状の空所16内に強く押し込めば、筒体41
の弾性変形によりカバー体4側の爪44,44がプラグ
本体1側の爪31,31を乗り越えてその奥側に進入す
るようになる。尚、その後は、筒体41が弾性復帰し
て、カバー体4側の爪44,44がプラグ本体1側の爪
31,31に係合するようになる。この第2実施例の電
源プラグY2では、プラグ本体1と端子片3,3とが一
体に成形されているので、それらの組付け作業が不要と
なる。
【0031】図8に示す第3実施例の電源プラグY3
は、第2実施例と同様に、各端子片3,3の基端部3
a,3aはプラグ本体1内に埋め込まれている。又、カ
バー体4は、プラグ本体1の外側で前後にスライドし得
るように組付けている。カバー体4(筒体41)には前
壁45が一体成形されており、他方プラグ本体1の前面
1aには後方に向けてかなり大深さの穴32が形成され
ている。そして、このカバー体4は、前壁45と穴32
の底面との間にスプリング6を介設して、該カバー体4
を突出方向に付勢している。又、カバー体4は、筒体4
1の後端部に設けた内向き爪47,47をプラグ本体1
の先端部に設けた外向き爪33,33に係合させること
によってプラグ本体1から抜け出さないようにしてい
る。カバー体4の前壁45には端子片突出部3b,3b
を挿通させる開口46,46が形成されている。この第
3実施例の電源プラグY3では、カバー体4は、符号
4′で示すようにプラグ本体1の外側で出没するように
しているので、プラグ本体1側の構成が図6のものより
簡単となる。
【0032】図9に示す第4実施例の電源プラグY4
は、カバー体5を硬質のケースに変えて透明材からなる
蛇腹状の筒体51を採用している。この蛇腹状の筒体5
1は、プラグ本体1の前面1a部分において伸縮自在と
なっている。又、この蛇腹状筒体51には伸長用のスプ
リング52を設けており、カバー体5が自己弾発力を有
するように構成している。そして、この第4実施例の電
源プラグY4では、カバー体5の自由状態においては、
図9において実線図示するように端子片突出部3b,3
bの外側をカバーする位置まで伸長しており、他方、コ
ンセントに接続させた状態では(端子片突出部3b,3
bがコンセント側の接続端子によって挟圧保持される)
カバー体5が符号5′で示すように縮小状態に維持せし
められるようになっている。尚、電源プラグY4をコン
セントに接続させた状態から、該電源プラグを抜き外す
と、カバー体5が自己弾発力により自動で伸長状態に復
帰するようになっている。
【0033】上記第2〜第4実施例の各電源プラグにお
いて、第1実施例のものと同符号を付しているものは当
該部材と同様の作用を有するものであり、又、第2〜第
4実施例の各電源プラグにおいても、第1実施例の電源
プラグY1と同様の作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例にかかる電源プラグの水
平断面図(図2のI−I断面図)である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1の電源プラグの分解斜視図である。
【図5】図1の状態変化図である。
【図6】本願発明の第2実施例にかかる電源プラグの水
平断面図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】本願発明の第3実施例にかかる電源プラグの水
平断面図である。
【図9】本願発明の第4実施例にかかる電源プラグの水
平断面図である。
【図10】従来の電源プラグの斜視図である。
【符号の説明】
1はプラグ本体、1aは前面、3は端子片、3aは基端
部、3bは突出部、4はカバー体、5はカバー体、6は
付勢部材(スプリング)、7はコンセントである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグ本体(1)の前面(1a)から端
    子片(3,3)の先側を突出させた電源プラグであっ
    て、前記プラグ本体(1)の前面(1a)部分に、筒状
    のカバー体(4)を、前記端子片(3,3)の突出部
    (3b,3b)の外側をカバーし得る突出位置と該突出
    部(3b,3b)を露出させる没入位置との間で出没自
    在に設置するとともに、前記カバー体(4)は前記プラ
    グ本体(1)に対して付勢部材(6)で突出方向に付勢
    させ、さらに前記カバー体(4)は、自由状態において
    は前記突出位置に維持される一方で該カバー体(4)の
    前面を押圧することによりプラグ本体(1)に対して前
    記没入位置まで没入し得るようにしたことを特徴とする
    電源プラグ。
  2. 【請求項2】 プラグ本体(1)の前面(1a)から端
    子片(3,3)の先側を突出させた電源プラグであっ
    て、前記プラグ本体(1)の前面(1a)部分に、前記
    端子片(3,3)の突出部(3b,3b)の外側をカバ
    ーし得るカバー体(5)を設置するとともに、前記カバ
    ー体(5)は伸縮自在な蛇腹状で且つ自由状態において
    自己弾発力によって伸長するように構成し、さらに前記
    カバー体(5)は、自由状態においては前記端子片突出
    部(3b,3b)の外側をカバーする位置に維持される
    一方で該カバー体(5)の前面を押圧することにより前
    記端子片突出部(3b,3b)を露出させる位置まで縮
    小せしめ得るようにしたことを特徴とする電源プラグ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、カバー体
    (4,5)は透明材で形成したことを特徴とする電源プ
    ラグ。
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