JPH08112480A - ミシンの釣合調整機構 - Google Patents
ミシンの釣合調整機構Info
- Publication number
- JPH08112480A JPH08112480A JP24917894A JP24917894A JPH08112480A JP H08112480 A JPH08112480 A JP H08112480A JP 24917894 A JP24917894 A JP 24917894A JP 24917894 A JP24917894 A JP 24917894A JP H08112480 A JPH08112480 A JP H08112480A
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- JP
- Japan
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- upper shaft
- actuator
- sewing machine
- inertial force
- needle bar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上軸に生じる慣性力を確実に除去することが
でき、ミシンの振動の発生を防止することのできるミシ
ンの釣合調整機構を提供する。 【構成】 ミシンの上軸1の一端部にアクチュエータ2
9を取付けるとともに、このアクチュエータ29に半径
方向に突出し先端部に重錘31が固着された直動軸31
を前記アクチュエータ29の動作により進退自在に配設
し、前記上軸1の回転角に応じて前記アクチュエータ2
9を駆動するための駆動信号を前記アクチュエータ29
に出力する駆動装置34を配設したことを特徴とする。
でき、ミシンの振動の発生を防止することのできるミシ
ンの釣合調整機構を提供する。 【構成】 ミシンの上軸1の一端部にアクチュエータ2
9を取付けるとともに、このアクチュエータ29に半径
方向に突出し先端部に重錘31が固着された直動軸31
を前記アクチュエータ29の動作により進退自在に配設
し、前記上軸1の回転角に応じて前記アクチュエータ2
9を駆動するための駆動信号を前記アクチュエータ29
に出力する駆動装置34を配設したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミシンの釣合調整機構に
係り、特にミシンの上軸の回転により生じる慣性力を除
去するための釣合調整機構に関する。
係り、特にミシンの上軸の回転により生じる慣性力を除
去するための釣合調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ミシンにおいては、縫製時にミ
シンの上軸の回転運動を天秤機構を介して針棒機構に伝
達させ、天秤および針棒を上下運動させるようになって
いるので、縫製作業時の天秤および針棒の上下運動によ
り振動が発生したり、天秤機構および針棒機構部品の摺
動部の摩耗が増大したり、騒音が発生することが知られ
ている。そのため、従来から、ミシンにおいては、前記
振動を低減させるための釣合調整機構が設けられてい
る。
シンの上軸の回転運動を天秤機構を介して針棒機構に伝
達させ、天秤および針棒を上下運動させるようになって
いるので、縫製作業時の天秤および針棒の上下運動によ
り振動が発生したり、天秤機構および針棒機構部品の摺
動部の摩耗が増大したり、騒音が発生することが知られ
ている。そのため、従来から、ミシンにおいては、前記
振動を低減させるための釣合調整機構が設けられてい
る。
【0003】図5はこのような従来の一般的なミシンを
示したもので、長尺の円筒形状を有する上軸1は、ミシ
ン本体に保持された円筒状の上軸前メタル2、上軸中メ
タル3および上軸後メタル4により回転自在に支持され
ており、この上軸1の一端部には、図示しない駆動系か
ら例えばVベルト等の伝達手段を介して回転駆動される
はずみ車5がはずみ車ねじ6により固着されている。ま
た、前記上軸1の他端部には、釣合錘7が止めねじ8に
より取付けられており、この釣合錘7には、前記上軸1
に対して偏心した貫通孔9が穿設されている。さらに、
前記上軸1の上軸中メタル3および上軸後メタル4の間
には、送り偏心カム10が配設されている。
示したもので、長尺の円筒形状を有する上軸1は、ミシ
ン本体に保持された円筒状の上軸前メタル2、上軸中メ
タル3および上軸後メタル4により回転自在に支持され
ており、この上軸1の一端部には、図示しない駆動系か
ら例えばVベルト等の伝達手段を介して回転駆動される
はずみ車5がはずみ車ねじ6により固着されている。ま
た、前記上軸1の他端部には、釣合錘7が止めねじ8に
より取付けられており、この釣合錘7には、前記上軸1
に対して偏心した貫通孔9が穿設されている。さらに、
前記上軸1の上軸中メタル3および上軸後メタル4の間
には、送り偏心カム10が配設されている。
【0004】また、前記釣合錘7の近傍には、天秤11
が配設されており、この天秤11は、ミシン本体に保持
された天秤支持軸12に先端部が軸支される天秤クラン
ク13およびこの天秤クランク13に対してほぼL字状
に突出されるリンク天秤14をそれぞれ有している。前
記釣合錘7の貫通孔9には、保護板、前記リンク天秤1
4の先端部およびニードルベアリング15を介して針棒
クランク16が止めねじ17により挿入固定されてお
り、前記釣合錘7の回転動作により、前記針棒クランク
16が回転駆動されるとともに、前記天秤11が上下に
揺動駆動されるようになされている。
が配設されており、この天秤11は、ミシン本体に保持
された天秤支持軸12に先端部が軸支される天秤クラン
ク13およびこの天秤クランク13に対してほぼL字状
に突出されるリンク天秤14をそれぞれ有している。前
記釣合錘7の貫通孔9には、保護板、前記リンク天秤1
4の先端部およびニードルベアリング15を介して針棒
クランク16が止めねじ17により挿入固定されてお
り、前記釣合錘7の回転動作により、前記針棒クランク
16が回転駆動されるとともに、前記天秤11が上下に
揺動駆動されるようになされている。
【0005】また、前記針棒クランク16の偏心した先
端部には、ニードルベアリング18を介して針棒クラン
クロッド19がクランクロッド止めねじ20により取付
けられており、この針棒クランクロッド19の下端部に
は、図示しないガイドにより上下方向に案内される針棒
抱き案内コロ21を介して針棒抱き22の側方に突出さ
れる軸部22aが針棒クランクロッド19の下端部に対
して回転自在に挿入されている。さらに、前記針棒抱き
22には、針棒上メタル24および針棒下メタル25に
より上下方向に往復動自在に支持された針棒26が取付
けられており、この針棒26の下端部には、針27が固
着されている。
端部には、ニードルベアリング18を介して針棒クラン
クロッド19がクランクロッド止めねじ20により取付
けられており、この針棒クランクロッド19の下端部に
は、図示しないガイドにより上下方向に案内される針棒
抱き案内コロ21を介して針棒抱き22の側方に突出さ
れる軸部22aが針棒クランクロッド19の下端部に対
して回転自在に挿入されている。さらに、前記針棒抱き
22には、針棒上メタル24および針棒下メタル25に
より上下方向に往復動自在に支持された針棒26が取付
けられており、この針棒26の下端部には、針27が固
着されている。
【0006】このような従来のミシンにおいては、図示
しない駆動系によりはずみ車5を回転駆動させることに
より、前記上軸1が上軸前メタル2、上軸中メタル3お
よび上軸後メタル4により支持されながら回転駆動さ
れ、前記釣合錘7が回転駆動される。これにより、針棒
クランク16が偏心して回転駆動されるとともに、前記
天秤11が上下に揺動駆動され、前記針棒クランク16
の回転により針棒クランクロッド19が駆動されて針棒
抱き22を介して針棒26が上下に往復動作されるよう
になっている。
しない駆動系によりはずみ車5を回転駆動させることに
より、前記上軸1が上軸前メタル2、上軸中メタル3お
よび上軸後メタル4により支持されながら回転駆動さ
れ、前記釣合錘7が回転駆動される。これにより、針棒
クランク16が偏心して回転駆動されるとともに、前記
天秤11が上下に揺動駆動され、前記針棒クランク16
の回転により針棒クランクロッド19が駆動されて針棒
抱き22を介して針棒26が上下に往復動作されるよう
になっている。
【0007】そして、一般に、前記ミシンにおいては、
上軸1の回転動作により、この上軸1に対して偏心して
回転駆動される針棒クランク16を介して針棒26の上
下方向の往復運動が行なわれるとともに、天秤11の上
下方向の揺動運動が行なわれるものであるため、前記上
軸1を回転動作させると、この上軸1に慣性力が生じる
ことになる。
上軸1の回転動作により、この上軸1に対して偏心して
回転駆動される針棒クランク16を介して針棒26の上
下方向の往復運動が行なわれるとともに、天秤11の上
下方向の揺動運動が行なわれるものであるため、前記上
軸1を回転動作させると、この上軸1に慣性力が生じる
ことになる。
【0008】図6は上軸1の回転角に対して生じる上軸
1の慣性力により上軸前メタル2の内側に半径方向に加
わる反力を示したもので、これによれば、前記上軸1が
1回転する間に、この上軸1の回転位置により前記上軸
前メタル2の内側に大きさの異なる反力が加わり、上軸
前メタル2に対して周方向で異なる負荷が加わっている
ことが分かる。
1の慣性力により上軸前メタル2の内側に半径方向に加
わる反力を示したもので、これによれば、前記上軸1が
1回転する間に、この上軸1の回転位置により前記上軸
前メタル2の内側に大きさの異なる反力が加わり、上軸
前メタル2に対して周方向で異なる負荷が加わっている
ことが分かる。
【0009】このような上軸1に加わる慣性力は、この
上軸1の回転駆動により生じる一次成分の他に、前記針
棒クランク16の回転および天秤11の揺動運動により
生じる二次以上の高次成分が加わって発生するものであ
ると考えられる。特に、前記上軸1が高速回転で駆動さ
れた場合に、前記高次成分の慣性力は、天秤11の揺動
による影響が大きくなる。
上軸1の回転駆動により生じる一次成分の他に、前記針
棒クランク16の回転および天秤11の揺動運動により
生じる二次以上の高次成分が加わって発生するものであ
ると考えられる。特に、前記上軸1が高速回転で駆動さ
れた場合に、前記高次成分の慣性力は、天秤11の揺動
による影響が大きくなる。
【0010】前記従来のミシンにおいては、、このよう
な上軸1に生じる慣性力は、前記上軸1に取付けられた
釣合錘7により除去するようしているが、この釣合錘7
により除去できるのは、慣性力の一次成分のみであり、
二次以上の高次成分に対しては効果が少ない。
な上軸1に生じる慣性力は、前記上軸1に取付けられた
釣合錘7により除去するようしているが、この釣合錘7
により除去できるのは、慣性力の一次成分のみであり、
二次以上の高次成分に対しては効果が少ない。
【0011】そのため、従来から、このような慣性力を
除去する手段として図7に示すものがある。これは、上
軸1の端部にこの上軸1と平行に支軸28を配設し、こ
の支軸28にほぼ扇形を有する釣合錘7を前記支軸28
を中心として揺動自在に取付けるようにしたものであ
る。
除去する手段として図7に示すものがある。これは、上
軸1の端部にこの上軸1と平行に支軸28を配設し、こ
の支軸28にほぼ扇形を有する釣合錘7を前記支軸28
を中心として揺動自在に取付けるようにしたものであ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の釣
合調整機構においては、前記上軸1のねじり方向の振動
を低減させることは可能であるが、前記天秤11の揺動
運動等により生じる二次以上の高次成分に基づく上軸1
の慣性力を効果的に除去することはできず、やはり、ミ
シン自体の振動が生じてしまうという問題を有してい
る。
合調整機構においては、前記上軸1のねじり方向の振動
を低減させることは可能であるが、前記天秤11の揺動
運動等により生じる二次以上の高次成分に基づく上軸1
の慣性力を効果的に除去することはできず、やはり、ミ
シン自体の振動が生じてしまうという問題を有してい
る。
【0013】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、上軸に生じる慣性力を確実に除去することがで
き、ミシンの振動の発生を防止することのできるミシン
の釣合調整機構を提供することを目的とするものであ
る。
であり、上軸に生じる慣性力を確実に除去することがで
き、ミシンの振動の発生を防止することのできるミシン
の釣合調整機構を提供することを目的とするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るミシンの釣合調整機構は、ミシンの上軸の
回転により生じる慣性力を除去するためのミシンの釣合
調整機構において、前記上軸の一端部にアクチュエータ
を取付けるとともに、このアクチュエータに半径方向に
突出し先端部に重錘が固着された直動軸を前記アクチュ
エータの動作により進退自在に配設し、前記上軸の回転
角に応じて前記アクチュエータを駆動するための駆動信
号を前記アクチュエータに出力する駆動装置を配設した
ことを特徴とするものである。
本発明に係るミシンの釣合調整機構は、ミシンの上軸の
回転により生じる慣性力を除去するためのミシンの釣合
調整機構において、前記上軸の一端部にアクチュエータ
を取付けるとともに、このアクチュエータに半径方向に
突出し先端部に重錘が固着された直動軸を前記アクチュ
エータの動作により進退自在に配設し、前記上軸の回転
角に応じて前記アクチュエータを駆動するための駆動信
号を前記アクチュエータに出力する駆動装置を配設した
ことを特徴とするものである。
【0015】また、好ましくは、前記上軸の中途部に前
記駆動装置からの駆動信号を前記アクチュエータに中継
するための中継器を配設したことを特徴とするものであ
る。
記駆動装置からの駆動信号を前記アクチュエータに中継
するための中継器を配設したことを特徴とするものであ
る。
【0016】
【作用】本発明に係るミシンの釣合調整機構によれば、
駆動装置により、上軸の回転角に応じて、元来、前記上
軸に生じる慣性力と逆方向反力を有する慣性力を発生さ
せるようにアクチュエータに駆動信号を出力することに
より、前記アクチュエータが駆動されて直動軸が進退動
作され、重錘が半径方向に移動される。これにより、前
記上軸の慣性力を上軸の回転角に応じて変化させること
ができ、元来、前記上軸に生じる慣性力と前記重錘の移
動により発生する逆方向の慣性力との合力が前記上軸に
作用することになり、前記上軸に生じる慣性力をほとん
ど打ち消すことができるものである。
駆動装置により、上軸の回転角に応じて、元来、前記上
軸に生じる慣性力と逆方向反力を有する慣性力を発生さ
せるようにアクチュエータに駆動信号を出力することに
より、前記アクチュエータが駆動されて直動軸が進退動
作され、重錘が半径方向に移動される。これにより、前
記上軸の慣性力を上軸の回転角に応じて変化させること
ができ、元来、前記上軸に生じる慣性力と前記重錘の移
動により発生する逆方向の慣性力との合力が前記上軸に
作用することになり、前記上軸に生じる慣性力をほとん
ど打ち消すことができるものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4を参照
して説明する。
して説明する。
【0018】図1乃至図3は本発明に係るミシンの釣合
調整機構の一実施例を示したもので、ミシン本体の円筒
状の上軸前メタル2、上軸中メタル3および上軸後メタ
ル4により回転自在に支持された上軸1の一端部には、
図示しない駆動系から例えばVベルト等の伝達手段を介
して回転駆動されるはずみ車5がはずみ車ねじ6により
固着されており、前記上軸1の他端部には、本実施例に
おいては、前記従来の釣合錘の代りにアクチュエータ2
9が取付けられている。また、このアクチュエータ29
には、半径方向に突出する直動軸30が前記アクチュエ
ータ29の動作により進退自在に配設されており、この
直動軸30の先端部には、重錘31が固着されている。
さらに、前記アクチュエータ29には、前記上軸1に対
して偏心した貫通孔32が穿設されており、この貫通孔
32には、図示しない針棒クランクが装着されるように
なされている。
調整機構の一実施例を示したもので、ミシン本体の円筒
状の上軸前メタル2、上軸中メタル3および上軸後メタ
ル4により回転自在に支持された上軸1の一端部には、
図示しない駆動系から例えばVベルト等の伝達手段を介
して回転駆動されるはずみ車5がはずみ車ねじ6により
固着されており、前記上軸1の他端部には、本実施例に
おいては、前記従来の釣合錘の代りにアクチュエータ2
9が取付けられている。また、このアクチュエータ29
には、半径方向に突出する直動軸30が前記アクチュエ
ータ29の動作により進退自在に配設されており、この
直動軸30の先端部には、重錘31が固着されている。
さらに、前記アクチュエータ29には、前記上軸1に対
して偏心した貫通孔32が穿設されており、この貫通孔
32には、図示しない針棒クランクが装着されるように
なされている。
【0019】また、前記上軸1の中途部には、前記アク
チュエータ29を駆動するための駆動信号を中継するた
めの中継器33が配設されており、この中継器33に
は、前記アクチュエータ29を駆動するための駆動信号
を前記中継器33に出力する駆動装置34が接続されて
いる。さらに、この駆動装置34には、前記上軸1の回
転位相角を検出してその検出信号を前記駆動装置34に
出力する検出器35が接続されている。
チュエータ29を駆動するための駆動信号を中継するた
めの中継器33が配設されており、この中継器33に
は、前記アクチュエータ29を駆動するための駆動信号
を前記中継器33に出力する駆動装置34が接続されて
いる。さらに、この駆動装置34には、前記上軸1の回
転位相角を検出してその検出信号を前記駆動装置34に
出力する検出器35が接続されている。
【0020】次に、本実施例の作用について説明する。
【0021】本実施例においては、図示しない駆動系に
よりはずみ車5を回転駆動させることにより、前記上軸
1が上軸前メタル2、上軸中メタル3および上軸後メタ
ル4により支持されながら回転駆動され、前記アクチュ
エータ29も一緒に回転駆動される。これにより、図示
しない針棒クランクが偏心して回転駆動されるととも
に、天秤が上下に揺動駆動され、前記針棒クランクの回
転により針棒が上下に往復動作されるようになってい
る。
よりはずみ車5を回転駆動させることにより、前記上軸
1が上軸前メタル2、上軸中メタル3および上軸後メタ
ル4により支持されながら回転駆動され、前記アクチュ
エータ29も一緒に回転駆動される。これにより、図示
しない針棒クランクが偏心して回転駆動されるととも
に、天秤が上下に揺動駆動され、前記針棒クランクの回
転により針棒が上下に往復動作されるようになってい
る。
【0022】このとき、本実施例においては、前記検出
器35により上軸1の回転角を常時検出するようになっ
ており、この検出器35の検出信号を駆動装置34に出
力し、この駆動装置34により、図4に示すように、前
記従来の図6に示す慣性力と逆方向反力を有する慣性力
を発生させるように、前記中継器33を介してアクチュ
エータ29に駆動信号を出力する。そして、この駆動信
号に基づいてアクチュエータ29を駆動させることによ
り、直動軸30が進退動作され、重錘31が半径方向に
移動される。これにより、前記上軸1の慣性力を上軸1
の回転角に応じて変化させることができ、元来、前記上
軸1に生じる慣性力と前記重錘31の移動により発生す
る逆方向の慣性力との合力が前記上軸1に作用すること
になり、前記上軸1に生じる慣性力をほとんど打ち消す
ことができる。
器35により上軸1の回転角を常時検出するようになっ
ており、この検出器35の検出信号を駆動装置34に出
力し、この駆動装置34により、図4に示すように、前
記従来の図6に示す慣性力と逆方向反力を有する慣性力
を発生させるように、前記中継器33を介してアクチュ
エータ29に駆動信号を出力する。そして、この駆動信
号に基づいてアクチュエータ29を駆動させることによ
り、直動軸30が進退動作され、重錘31が半径方向に
移動される。これにより、前記上軸1の慣性力を上軸1
の回転角に応じて変化させることができ、元来、前記上
軸1に生じる慣性力と前記重錘31の移動により発生す
る逆方向の慣性力との合力が前記上軸1に作用すること
になり、前記上軸1に生じる慣性力をほとんど打ち消す
ことができる。
【0023】したがって、本実施例においては、アクチ
ュエータ29により直動軸30を介して重錘31を半径
方向に移動させることにより、前記上軸1の慣性力を上
軸1の回転角に応じて変化させ、前記上軸1に生じる慣
性力をほとんど打ち消すことができるので、上軸1に生
じる一次成分のみならず高次成分の慣性力を完全に除去
することができ、ミシンの振動の発生を確実に防止する
ことができる。
ュエータ29により直動軸30を介して重錘31を半径
方向に移動させることにより、前記上軸1の慣性力を上
軸1の回転角に応じて変化させ、前記上軸1に生じる慣
性力をほとんど打ち消すことができるので、上軸1に生
じる一次成分のみならず高次成分の慣性力を完全に除去
することができ、ミシンの振動の発生を確実に防止する
ことができる。
【0024】なお、本発明は前述した実施例に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することが可能
である。
るものではなく、必要に応じて種々変更することが可能
である。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るミシンの
釣合調整機構は、アクチュエータにより直動軸を介して
重錘を半径方向に移動させることにより、上軸の慣性力
を上軸の回転角に応じて変化させ、前記上軸に生じる慣
性力をほとんど打ち消すことができるので、上軸に生じ
る一次成分のみならず高次成分の慣性力を完全に除去す
ることができ、ミシンの振動の発生を確実に防止するこ
とができる等の効果を奏する。
釣合調整機構は、アクチュエータにより直動軸を介して
重錘を半径方向に移動させることにより、上軸の慣性力
を上軸の回転角に応じて変化させ、前記上軸に生じる慣
性力をほとんど打ち消すことができるので、上軸に生じ
る一次成分のみならず高次成分の慣性力を完全に除去す
ることができ、ミシンの振動の発生を確実に防止するこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミシンの釣合調整機構の一実施例
を示す分解斜視図
を示す分解斜視図
【図2】図1のアクチュエータ部分の側面図
【図3】図1のアクチュエータ部分の正面図
【図4】本発明による上軸の回転角に対する軸受反力を
示す説明図
示す説明図
【図5】従来の一般的なミシンを示す分解斜視図
【図6】従来の上軸の回転角に対する軸受反力を示す説
明図
明図
【図7】従来の釣合調整機構を示す一部の斜視図
1 上軸 5 はずみ車 29 アクチュエータ 30 直動軸 31 重錘 33 中継器 34 駆動装置 35 検出器
Claims (2)
- 【請求項1】 ミシンの上軸の回転により生じる慣性力
を除去するためのミシンの釣合調整機構において、前記
上軸の一端部にアクチュエータを取付けるとともに、こ
のアクチュエータに半径方向に突出し先端部に重錘が固
着された直動軸を前記アクチュエータの動作により進退
自在に配設し、前記上軸の回転角に応じて前記アクチュ
エータを駆動するための駆動信号を前記アクチュエータ
に出力する駆動装置を配設したことを特徴とするミシン
の釣合調整機構。 - 【請求項2】 前記上軸の中途部に前記駆動装置からの
駆動信号を前記アクチュエータに中継するための中継器
をしたことを特徴とする請求項1に記載のミシンの釣合
調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24917894A JPH08112480A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | ミシンの釣合調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24917894A JPH08112480A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | ミシンの釣合調整機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112480A true JPH08112480A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17189068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24917894A Pending JPH08112480A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | ミシンの釣合調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08112480A (ja) |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP24917894A patent/JPH08112480A/ja active Pending
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