JPH08112584A - 粒状複合材料とその二次加工体およびそれらの製造方法 - Google Patents

粒状複合材料とその二次加工体およびそれらの製造方法

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JPH08112584A JP25070694A JP25070694A JPH08112584A JP H08112584 A JPH08112584 A JP H08112584A JP 25070694 A JP25070694 A JP 25070694A JP 25070694 A JP25070694 A JP 25070694A JP H08112584 A JPH08112584 A JP H08112584A
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育司 辻田
Takuji Kajiwara
拓治 梶原
Osamu Yamase
修 山瀬
Toru Naruse
徹 成瀬
Shinji Matsuhiro
真治 松廣
Taketsugu Sugiguchi
剛継 杉口
Hiroshi Sarai
寛 皿井
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃材からの材料リサイクルを可能とする粒状
複合材料とその二次加工体およびそれらの製造方法の提
供。 【構成】 廃材のシュレッダーダストを原料とし、嵩密
度が0.3g/cm3 以下に管理された粒状複合材料
1。シュレッダーダストから金属を除去し、粉砕機と篩
機で粒サイズを20mm以下にする粒状複合材料1の製
造方法。上記粒状複合材料1を樹脂材7をバインダーと
して固めて二次加工体6とする。樹脂材7に繊維状熱可
塑性樹脂を用いた二次加工体6の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃材(たとえば、廃自
動車)のシュレッダーダスト(シュレッダーにかけられ
なくてもシュレッダーダスト程度のサイズにされたダス
トを含む、以下同じ)から材料リサイクルした、粒状複
合材料とその二次加工体(粒状複合材料を固めて固形体
としたもの)およびそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】廃材の材料リサイクルは、たとえば実開
平5−85629号公報等で提案されている。廃材、と
りわけ廃車のシュレッダーダストのように、多種類の材
料を含む廃材は、従来、図12に示すように、鉄、非鉄
金属の回収が主目的とされ、残りのプラスチック、ゴ
ム、ウレタン、繊維等はその材料の多様性から材料リサ
イクルは無理と考えられ、専ら埋立て処分または焼却処
分されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】廃車シュレッダーダス
トのうちサイズが20mm以上のものの重量比率は図1
0に示す通りであり、サイズが20mm以上のものの容
積比率は図11に示す通りである。したがって、金属類
は重量では10%を占めていても容積にすると1%以下
であり、ほとんどすべてが、プラスチック、ゴム、ウレ
タン、繊維である。そして、廃車シュレッダーダストの
年間発生量は、1台当り165kg、年に500万台廃
車になるとして825、000トン/年にもなり、それ
らを埋立処分、焼却処分にすると埋立地の不足、CO2
等の多量発生という問題を生じる。本発明の目的は、シ
ュレッダーダストのうち金属を除いたもの、すなわちプ
ラスチック、ゴム、ウレタン、繊維を含むものを、他の
物の材料に利用できるように材料リサイクルした粒状複
合材料とその二次加工体、およびそれらの製造方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は次の通りである。 (1) シュレッダーダストを原材料とし、ウレタン、
繊維、プラスチック、ゴムを主成分とし、サイズが約1
0〜20mm以下の各種サイズとされ、嵩密度が0.3
g/cm3 以下に管理されている粒状複合材料。 (2) サイズが約10〜20mm以上のシュレッダー
ダストを複合材料の原材料に選定し、前記シュレッダー
ダストから、鉄、非鉄金属、ワイヤハーネスを選別除去
して、ウレタン、繊維、プラスチック、ゴムを主成分と
する軽い材料の混合物を選別し、前記軽い材料の混合物
を粉砕機により粉砕して前記約10〜20mmのサイズ
以下の各種のサイズとすることにより嵩密度が0.3g
/cm3 以下の基材とする、工程からなる粒状複合材料
の製造方法。 (3) 前記嵩密度が0.3g/cm3 以下の基材を、
さらに篩にかけて、篩上のウレタン、繊維を主成分とす
る軽いものと篩を通過したプラスチック、ゴムを主成分
とするやや重いものに大別する、工程をさらに有する
(2)記載の粒状複合材料の製造方法。 (4) シュレッダーダストを原材料とし約10〜20
mm以下の各種サイズに粉砕され嵩密度が0.3g/c
3 以下の粒状複合材料と、該粒状複合材料を固めて所
定形状の固形体となしている樹脂材と、から成る複合材
料二次加工体。 (5) 前記樹脂材が繊維状の熱可塑性樹脂材である
(4)記載の複合材料二次加工体。 (6) 前記樹脂材が粒状複合材料とつなぎ材とからな
る(4)記載の複合材料二次加工体。 (7) 前記樹脂材が複合繊維である(4)記載の複合
材料二次加工体。 (8) 前記樹脂材が複合繊維であり、前記固形体が自
動車防音材である(4)記載の複合材料二次加工体。 (9) 前記樹脂材がウレタン系接着剤であり、前記固
形体がU字溝である(4)記載の複合材料二次加工体。 (10) シュレッダーダストを原材料とし約10〜2
0mm以下の各種サイズに粉砕され嵩密度が0.3g/
cm3 以下の粒状複合材料と樹脂材とを混合し、該粒状
複合材料と樹脂材との混合物を加熱、固化して所定形状
の固形体となす、工程からなる複合材料二次加工体の製
造方法。 (11) さらに、前記固形体を、目的の形状に加熱プ
レス成形する(10)記載の複合材料二次加工体の製造
方法。
【0005】
【作用】上記(1)の粒状複合材料では、嵩密度が0.
3g/cm3 以下に管理されているため、粒の各々の材
質は多種であるにかかわらず、総じて比重がほぼ一定と
なり、他の物、たとえば防音材やU字溝等の原材料とし
て容易に利用され得るようになる。したがって、従来は
多種の材料を含むため利用不可能として埋設、焼却され
ていたものが、嵩密度基準で管理することにより、あた
かも1種類の材料を扱うが如くに、他の物への原材料と
して利用できるようになる。上記(2)の粒状複合材料
の製造方法は、上記(1)の粒状複合材料の得るための
方法で、シュレッダーダストから金属を除去した後、約
10〜20mm以下の各種サイズに粉砕することによ
り、嵩密度が0.3g/cm3 以下の粒状複合材料が自
動的に得られる。上記(3)の方法では、嵩密度が0.
3g/cm3 以下の基材を粉砕機の目より所定量大きい
(たとえば、+3mm)目の篩にかけて、篩上のものと
篩下(篩の目を通ったもの)のものとにわけることによ
り、自動的に、軽いもの(ウレタン、繊維等)とやや重
いもの(プラスチック、ゴム等)にわけることができ、
たとえば軽いものは防音材の原材料に、やや重いものは
U字溝の原材料にと、用途に応じて使いわけが可能とな
る。上記(4)では、複合材料が樹脂材で固められて二
次加工(固形化)されるので、とり扱いが容易であり、
固形化される形状を最終製品形状とすればそのまま最終
製品ともなる。上記(5)では、固めるための樹脂材が
繊維状であるため、固形体の強度が高い。最終製品が板
状防音材である場合、固形体とした段階でそのまま防音
材材料になり得る。上記(6)では、固めるための樹脂
材が粒状複合材料とつなぎ材(雑反毛、綿、麻、化繊
等)からなるため、固形体の強度がより高くなる。上記
(7)では、樹脂材が複合繊維であるため、固形体の強
度が高い。上記(8)では、自動車防音材が用途上の最
終製品であるため、シュレッダーダストに廃車シュレッ
ダーダストを用いた場合、車から車への材料リサイクル
がはかれる。上記(9)では、樹脂材がウレタン系接着
材であるため、固形体の硬さ、強度が高く、U字溝とし
て利用され得る。上記(10)では、樹脂材と混ぜて加
熱することにより所定形状の固形体に固められる。上記
(11)では、さらに加熱プレスによって所望の最終製
品形状に加工される。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の望ましい実施例を、図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例の粒状複
合材料1を示している。この粒状複合材料1は、シュレ
ッダーダスト、たとえば廃車シュレッダーダストを原材
料とし、ウレタン2、繊維3、プラスチック4、ゴム5
の各粒を主成分とし、各粒のサイズが約10〜20mm
以下(10〜20mmの篩を通ったもの)の各種サイズ
とされ、嵩密度が0.3g/cm3 以下(たとえば、
0.3g/cm3 〜0.05g/cm3 )に管理された
ものからなる。ここで、嵩密度は、粒状複合材料1を所
定容積の容器に押えつけないで満杯に入れ、その時の粒
状複合材料1の質量を容器容積で除した値として求めら
れる。
【0007】上記粒状複合材料1は、図2の方法により
製造される。まず、工程11でシュレッダーダストを用
意する。ついで、工程12でこのシュレッダーダストを
回転式篩機(目開きが10〜20mmにあるもの)にか
けて、サイズが約10〜20mm以上のダストを採取す
る(篩の上に残ったもの、工程13)。篩を通った小さ
な粉末状のダストは、廃棄、または他に利用すべく再生
する。ついで、工程14にて、約10〜20mm以上の
サイズのシュレッダーダストを磁選機にかけて鉄材を除
去する。ついで、工程15でシュレッダーダストを非鉄
金属選別機にかけてアルミ、銅等の非鉄金属を除去す
る。上記の磁選機、非鉄金属選別機は従来公知のもので
よい。ついで、工程16にワイヤーハーネスを除去す
る。ワイヤーハーネスは、粒状であるプラスチック、ゴ
ム、ウレタン、繊維等に比べて長く、格子櫛子を通すこ
と等により除去できる。ワイヤーハーネスを除去したも
のは、軽い粒状の混合物として選別採取される(工程1
7)。ついで、この軽い複合物を、工程18にて、回転
式粉砕機に少なくとも1段かけて、約10〜20mmの
サイズであった粒状ダストを約10〜20mmのサイズ
以下の各種サイズ、たとえば1、2、3、6、8、12
mm等に粉砕する。この工程で得られたものが基材(工
程19)であり、この基材の粒状物は、金属は含まず、
サイズが約10〜20mm以下の各種サイズの、プラス
チック、繊維、ウレタン、ゴムを主成分とする混合粒状
物からなる。この基材は、図3に示すように、嵩密度
は、基材上限と基材下限との間にあり、粒径が1〜20
mm(図では12mmまでを示した)の範囲では粒径に
よらず、ほぼ0.3g/cm3 以下(0.3〜0.05
g/cm3 )にある。したがって、粒径を工程18で粉
砕機にかけて、サイズ1〜20mmの各種サイズとする
ことにより、種々の材料、すなわちプラスチック、ゴ
ム、ウレタン、繊維を含むにかかわらず、自動的に嵩密
度を、0.3g/cm3 以下に管理できる。これによっ
て、他の物の原材料として再利用が容易になり、従来、
埋立、焼却されていたものを材料リサイクルできるよう
になる。
【0008】さらに、図2に示すように、基材(プラス
チック、ゴム、ウレタン、繊維の粒状物)は、工程20
で、粉砕粒径+約3mmの目をもつ回転式篩機にかけら
れ、篩上に残った軽い粒状物(ウレタン、繊維を主成分
とする粒状物、以下、材料Aという)と(工程21で採
取)、篩下のやや重い粒状物(プラスチック、ゴムを主
成分とする粒状物、以下、材料Bという)と(工程22
で採取)に、大別される。プラスチック、ゴムは粉砕後
の材料の膨張(スプリングバック)による粒径拡大が小
で、粉砕機の粉砕粒径より約3mm大の径の目とした篩
を通り抜けるが、ウレタン、繊維は粉砕後の膨張による
粒径拡大が大で、篩の目を通り抜けることができず、こ
れによって、ウレタン、繊維を主成分とする粒状物と、
プラスチック、ゴムを主成分とする粒状物とに大別され
る。上記で、粉砕粒径が互いに異なる粉砕機で粉砕し、
その度毎にその粉砕粒径+3mmの篩で選別することに
より、粒状物は、たとえば、約12mmの粒径のA材
料、約12mmの粒径のB材料、約8mmの粒径のA材
料、約8mmの粒径のB材料、・・・、約1mmの粒径
のA材料、約1mmの粒径のB材料に分別できる。そし
て、それぞれの嵩密度を測定してプロットすると図3に
示すようになる。B材料は各種粒径でほぼ単一の嵩密度
を示す(嵩密度がほとんどばらつかない)が、A材料は
上限値と下限値との間(0.12〜0.03)でばらつ
く。ただし、そのばらつきは小さく、材料の比重はA材
料で約0.06,B材料で約0.23である。そして、
このことは粒径の変化、材料の変化の如何を問わずいえ
ることである。このため、多種の材料、1mm〜20m
mの種々の粒径を含んだ基材を、さらに比重がほぼ一定
の、扱い易い工業材料に分別できることを示し、材料リ
サイクルがさらに適切に、かつ容易になる。
【0009】図4は、本発明の第2実施例である、粒状
複合材料を固形化した二次加工体6を示している。図4
中、1は第1実施例の粒状複合材料1であり、サイズが
約10〜20mm以下の各種サイズに粉砕され、嵩密度
が0.3g/cm3 の、ウレタン、繊維、プラスチッ
ク、ゴムを主成分とする混合材料である。また、7は、
粒状複合材料を固めて所定形状の固形体となしているバ
インダーとしての樹脂材である。樹脂材7は、熱可塑性
樹脂または熱硬化性樹脂からなる。樹脂材7は、熱を加
えられて粒状複合材料1と固形化される前は、繊維状の
熱可塑性樹脂であるポリエステル複合繊維の場合もあ
り、PEパウダ、フェノールパウダ等の各種繊維材につ
なぎ材としての雑反毛、綿、麻等の天然繊維を加える場
合もあり、さらにはウレタン系接着剤である場合もあ
る。繊維状熱可塑性樹脂を5〜10%混合することによ
り二次加工体6の防音効果(図7に車両防音材の防音効
果の試験例を示す)、強度(図8)が大となり、ウレタ
ン系接着剤の場合はブロック体への成形が容易となる。
また、二次加工体6は、ある場合は自動車用防音材8
(たとえばダッシュサイレンサー)であり、またある場
合はU字溝9である。防音材の場合は、粒状複合材料1
には望ましくは軽いA材料(ウレタン、繊維)が用いら
れ、樹脂材7には望ましくは繊維状熱可塑性樹脂が用い
られる。また、U字溝の場合は、粒状複合材料1には望
ましくは基材(工程19)またはやや重いB材料(プラ
スチック、ゴム)が用いられ、樹脂材7には望ましくは
ウレタン系接着剤が用いられる。
【0010】図5、図6、図9は二次加工体6の製造方
法を防音材、U字溝を例にとって示している。図5の製
造方法では、工程31において、コンベア36で繊維状
熱可塑性樹脂を予備解繊工程32に供給する。予備解繊
工程32では、解繊機37により繊維状熱可塑性樹脂を
予備解繊し、綿状のシートを作製する。ついで、廃材投
入工程33で、シュレッダーダストの基材(粒状複合材
料1、望ましくは軽いA材料)を綿状シートの上に一定
量均一に散布し、ついで混合解繊工程34にてこれを混
合解繊する。ついで、工程35で、混合解繊を行った綿
状のシートをオーブン40で加熱し、必要厚みに圧縮し
て冷却を行い、目的の二次加工体、たとえば車両用防音
材を得る。このような二次加工体は、繊維状樹脂を利用
したことにより通気性を有するとともに、強度を有す
る。また、繊維状樹脂を利用することにより製造工程か
ら出る有害物質も少なくなり、環境衛生面にもよい効果
がある。図6は、図5の工程にプレス工程41を加えた
もので、このプレス工程41において、プレス機42に
より、熱プレス成形、もしくは再度加熱して冷間プレス
成形を行い、最終形状の二次加工体、たとえば車両防音
材であるダッシュサイレンサー並びにフロアサイレンサ
ーに加工する。
【0011】図9は二次加工体6がU字溝である場合で
ある。工程51で粒サイズが20mm以上の廃車シュレ
ッダーダストから金属、ワイヤハーネスを除去したもの
57を用意する。ついで、粉砕工程52で回転式粉砕機
58により10〜20mmサイズ以下の各種サイズに粉
砕し、基材19を得る。この基材19を回転式篩工程5
3において、回転式篩機59により軽い材料Aとやや重
い材料Bに大別する。このうち、たとえばB材料を接着
剤混合工程54に送って、そこで混合機60によりウレ
タン系接着剤と混合する。この混合物を加熱成形工程5
5にて、プレス機61を利用して加熱成形し、回収固形
物採取工程56にて、U字溝62として採取される。従
来は廃車シュレッダーダストの樹脂分は埋設、焼却され
ていたが、図9の例ではU字溝62として再生される。
このU字溝は腐食がなく、耐久性にすぐれている。ま
た、従来のコンクリート製に比べて軽量なため、施工が
容易である。また、コンクリート製と異なり、鋸での切
断、釘、ボルトによる固定、接着等が可能であり、現物
組立を容易にする。
【0012】
【発明の効果】請求項1の粒状複合材料によれば、嵩密
度で管理され、粒径も20mm以下にほぼそろえられる
ので、多種の混合材にかかわらず、材料としての一様性
(比重、サイズ)が生まれ、材料リサイクルが可能とな
る。請求項2の粒状複合材料の製造方法によれば、従
来、金属が回収された後は材料リサイクルできないと思
われていた多種材料混合ダストを、粉砕、篩して嵩密度
で管理できるようになり、材料リサイクル可能な粒状複
合材料へと変化させることが可能になる。請求項3の方
法によれば、基材をさらに軽いものとやや重いものとに
分別するので、材料リサイクルにより適した複合材料が
得られる。請求項4の二次加工体によれば、樹脂材と混
合して所望の二次加工体にできる。請求項5によれば、
樹脂材に繊維状のものを用いたため、二次加工体の強度
が上る。請求項6によれば、固めるための樹脂材が粒状
複合材料とつなぎ材(雑反毛、綿、麻、化繊等)からな
るため、固形体の強度がより高くなる。請求項7によれ
ば、樹脂材に複合繊維を用いたため、二次加工体の強度
が上る。請求項8によれば、車両防音材に成形するの
で、廃車シュレッダーダストの車防音材への同一分野内
での材料リサイクルが可能となる。請求項9によれば、
U字溝にリサイクルしたので、軽量で施工性のよいU字
溝が得られる。請求項10の方法によれば、樹脂材と混
合して加熱固化するので、所望形状の二次加工体を容易
に製造できる。請求項11によれば、さらに加熱プレス
成形により、最終製品にまで容易に成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の粒状複合材料の混合の一
例を示す図である。
【図2】本発明の粒状複合材料の製造方法を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の粒状複合材料の嵩密度と粒のサイズと
の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の第2実施例の二次加工体の一例を示す
図である。
【図5】本発明の二次加工体の製造方法を示すブロック
図である。
【図6】図5の製造方法にさらにプレス成形工程を加え
たブロック図である。
【図7】本発明による防音材の透過損失と周波数との関
係を示すグラフである。
【図8】本発明においてバインダー樹脂が繊維状の場合
の二次加工体の引張強度とバインダー量との関係を示す
グラフである。
【図9】本発明において二次加工体がU字溝である場合
の製造方法を示すブロック図である。
【図10】廃車シュレッダーダストのうち粒サイズが2
0mm以上のものの重量比率を示す円グラフである。
【図11】廃車シュレッダーダストのうち粒サイズが2
0mm以上のものの容積比率を示す円グラフである。
【図12】従来の廃車シュレッダーダストの金属資源回
収工程を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 粒状複合材料 2 ウレタン粒 3 繊維粒 4 プラスチック粒 5 ゴム粒 6 二次加工体 7 樹脂材(バインダー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山瀬 修 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 成瀬 徹 愛知県名古屋市中区千代田五丁目21番11号 株式会社中外内 (72)発明者 松廣 真治 愛知県名古屋市中区千代田五丁目21番11号 株式会社中外内 (72)発明者 杉口 剛継 愛知県名古屋市中区千代田五丁目21番11号 株式会社中外内 (72)発明者 皿井 寛 愛知県名古屋市中区千代田五丁目21番11号 株式会社中外内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シュレッダーダストを原材料とし、ウレ
    タン、繊維、プラスチック、ゴムを主成分とし、サイズ
    が約10〜20mm以下の各種サイズとされ、嵩密度が
    0.3g/cm3 以下に管理されている粒状複合材料。
  2. 【請求項2】 サイズが約10〜20mm以上のシュレ
    ッダーダストを複合材料の原材料に選定し、 前記シュレッダーダストから、鉄、非鉄金属、ワイヤハ
    ーネスを選別除去して、ウレタン、繊維、プラスチッ
    ク、ゴムを主成分とする軽い材料の混合物を選別し、 前記軽い材料の混合物を粉砕機により粉砕して前記約1
    0〜20mmのサイズ以下の各種のサイズとすることに
    より嵩密度が0.3g/cm3 以下の基材とする、工程
    からなる粒状複合材料の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記嵩密度が0.3g/cm3 以下の基
    材を、さらに篩にかけて、篩上のウレタン、繊維を主成
    分とする軽いものと篩を通過したプラスチック、ゴムを
    主成分とするやや重いものに大別する、工程をさらに有
    する請求項2記載の粒状複合材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 シュレッダーダストを原材料とし約10
    〜20mm以下の各種サイズに粉砕され嵩密度が0.3
    g/cm3 以下の粒状複合材料と、 該粒状複合材料を固めて所定形状の固形体となしている
    樹脂材と、から成る複合材料二次加工体。
  5. 【請求項5】 前記樹脂材が繊維状の熱可塑性樹脂材で
    ある請求項4記載の複合材料二次加工体。
  6. 【請求項6】 前記樹脂材が粒状複合材料とつなぎ材と
    からなる請求項4記載の複合材料二次加工体。
  7. 【請求項7】 前記樹脂材が複合繊維である請求項4記
    載の複合材料二次加工体。
  8. 【請求項8】 前記樹脂材が複合繊維であり、前記固形
    体が自動車防音材である請求項4記載の複合材料二次加
    工体。
  9. 【請求項9】 前記樹脂材がウレタン系接着剤であり、
    前記固形体がU字溝である請求項4記載の複合材料二次
    加工体。
  10. 【請求項10】 シュレッダーダストを原材料とし約1
    0〜20mm以下の各種サイズに粉砕され嵩密度が0.
    3g/cm3 以下の粒状複合材料と樹脂材とを混合し、 該粒状複合材料と樹脂材との混合物を加熱、固化して所
    定形状の固形体となす、工程からなる複合材料二次加工
    体の製造方法。
  11. 【請求項11】 さらに、前記固形体を、目的の形状に
    加熱プレス成形する請求項10記載の複合材料二次加工
    体の製造方法。
JP25070694A 1994-10-17 1994-10-17 粒状複合材料とその二次加工体およびそれらの製造方法 Expired - Fee Related JP3210813B2 (ja)

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