JPH0811342A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0811342A
JPH0811342A JP15084394A JP15084394A JPH0811342A JP H0811342 A JPH0811342 A JP H0811342A JP 15084394 A JP15084394 A JP 15084394A JP 15084394 A JP15084394 A JP 15084394A JP H0811342 A JPH0811342 A JP H0811342A
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JP15084394A
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Hirohiko Mochida
裕彦 持田
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各種のデータ転送速度性能のホストコンピュー
タに対処し汎用性を向上する。しかも濃度むらのない印
刷を実現する。 【構成】ホストコンピュータ11から画像データをライ
ン単位で受信し、その受信した画像データに基づいて頁
単位で印刷動作を行うプリンタにおいて、受信する画像
データの1ラインの転送速度を検出するホスト性能検出
手段21と、この性能検出手段21が検出した転送速度
に基づいて1ラインの印刷周期を決定する印刷周期決定
手段26とを設け、印刷制御回路18は印刷周期決定手
段26が決定した印刷周期でラインメモリ15,16か
らの画像データを1ライン単位で印刷制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
ら印刷データを受信し、この印刷データに基づいて印刷
動作を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタとしては、例え
ばサーマルプリンタやレーザプリンタ等がある。レーザ
プリンタは通常1頁分の画像メモリを備え、ホストコン
ピュータからの印刷データを画像メモリに1頁分蓄えた
後、その画像メモリから一定のライン周期で印刷データ
を読出して印刷動作を行っている。また、サーマルプリ
ンタでも1頁分の印刷バッファを備え、ホストコンピュ
ータからの印刷データを印刷バッファに1頁分蓄えた
後、その印刷バッファから一定のライン周期で印刷デー
タを読出して印刷動作を行うものがある。
【0003】しかし、このように1頁分の容量の画像メ
モリや印刷バッファを備えたものでは、必要なメモリの
容量が多くなり、それだけコスト高となる問題がある。
【0004】このようなことから、数ライン分の印刷デ
ータを格納するバッファメモリを設け、このバッファメ
モリにある程度の印刷データの蓄積が行われると、その
バッファメモリから1ライン分の印刷データを読出して
印刷を行い、これを一定のライン周期で繰返すものが知
られている。
【0005】また、サーマルプリンタでは、発熱抵抗体
を配置したサーマルヘッドを使用し、印刷する場合には
発熱抵抗体に対して所定電圧を所定時間印加する制御を
行うため、1ラインの印刷周期、すなわち印刷速度に応
じて各発熱抵抗体の熱履歴を考慮して電圧印加時間を調
整する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】数ライン分の印刷デー
タを格納するバッファメモリを設けて印刷を一定のライ
ン周期で繰返すものでは、印刷のライン周期を一定に保
つために1頁の印刷が終了するまでバッファメモリに格
納する印刷データが空にならないように制御する必要が
ある。
【0007】このため、プリンタに印刷データを転送す
るホストコンピュータとして、ある程度転送速度性能が
保証されたものが要求されることになり、使用できるホ
ストコンピュータが制限されてしまう問題があった。
【0008】そこで本発明は、データ転送速度性能の低
いものから高いものまで各種のデータ転送速度性能のホ
ストコンピュータに対処できて汎用性を向上でき、しか
も濃度むらのない印刷ができるプリンタを提供する。
【0009】また、本発明は、サーマルヘッドを使用し
たものにおいて、データ転送速度性能の低いものから高
いものまで各種のデータ転送速度性能のホストコンピュ
ータに対処できると共に各種の印刷速度に対して熱履歴
補正ができて汎用性を向上でき、しかも濃度むらのない
印刷ができるプリンタを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の本発明
は、ホストコンピュータから印刷データをライン単位で
受信し、この受信した印刷データに基づいて頁単位で印
刷動作を行うプリンタにおいて、受信する頁単位の印刷
データの1ラインの転送速度を検出する性能検出手段
と、この性能検出手段が検出した転送速度に基づいて1
ラインの印刷周期を決定する印刷周期決定手段とを設
け、印刷周期決定手段が決定した印刷周期により印刷を
行うものである。
【0011】請求項2対応の発明は、ホストコンピュー
タから印刷データをライン単位で受信し、この受信した
印刷データに基づいてサーマルヘッドの各発熱抵抗体へ
の印加電圧の時間制御を行って頁単位で印刷動作を行う
プリンタにおいて、受信する頁単位の印刷データの1ラ
インの転送速度を検出する性能検出手段と、この性能検
出手段が検出した転送速度に基づいて予め設定した複数
種の1ラインの印刷周期から任意の印刷周期を選択して
決定する印刷周期決定手段と、予め設定した複数種の1
ラインの印刷周期に基づいてそれぞれ決められた熱履歴
係数を印刷周期決定手段が決定した印刷周期に基づいて
選択する履歴係数選択手段と、この履歴係数選択手段が
選択した熱履歴係数に基づいて1ラインの各画素の電圧
印加時間の熱履歴補正を行う熱履歴補正手段とを設け、
印刷周期決定手段が決定した印刷周期により印刷を行う
ものである。
【0012】
【作用】請求項1対応の本発明においては、印刷データ
の1ラインの転送速度を検出し、この検出した転送速度
に基づいて1ラインの印刷周期を決定し、この決定した
印刷周期により印刷を行う。
【0013】請求項2対応の本発明においては、印刷デ
ータの1ラインの転送速度を検出し、この検出した転送
速度に基づいて1ラインの印刷周期を決定する。そして
決定した印刷周期に基づいて熱履歴係数を選択し、この
選択した熱履歴係数に基づいて1ラインの各画素に対す
る発熱抵抗体の電圧印加時間の熱履歴補正を行い、決定
した印刷周期により印刷を行う。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、本実施例は本発明をラインサーマルプリ
ンタに適用したものについて述べる。
【0015】図1において、11はホストコンピュータ
で、このホストコンピュータ11は、先ず初めに転送
(印刷)する画像データ(印刷データ)の水平方向、垂
直方向のサイズ等の情報をプリンタのインターフェース
回路12に転送する。この情報はさらにCPU(中央処
理装置)13に転送される。
【0016】ホストコンピュータ11は、次にデジタル
な画像データを1ライン単位で前記インターフェース回
路12に転送する。
【0017】前記インターフェース回路12は、受信し
た画像データを切換器14に供給し、この切換器14で
第1のラインメモリ15に入力するか第2のラインメモ
リ16に入力するかを切換える。
【0018】前記各ラインメモリ15,16は、CPU
13の指示により、その機能を画像データ受信用メモリ
及び印刷用メモリに1ライン毎に交互に切換えるように
なっている。
【0019】すなわち、前記ホストコンピュータ11か
ら最初の1ライン目の画像データを受信した時は、前記
第1のラインメモリ15が画像データ受信用メモリとし
て機能し、切換器14は受信した画像データを前記第1
のラインメモリ15に供給する。
【0020】続いて、前記ホストコンピュータ11から
2ライン目の画像データを受信した時は、前記第2のラ
インメモリ16が画像データ受信用メモリとして機能
し、切換器14は受信した画像データを前記第2のライ
ンメモリ16に供給する。このとき前記第1のラインメ
モリ15は印刷用メモリとして機能し、格納している1
ライン目の画像データをセレクタ17を介して印刷制御
回路18に出力するようになっている。
【0021】続いて、前記ホストコンピュータ11から
3ライン目の画像データを受信した時は、前記第1のラ
インメモリ15が再び画像データ受信用メモリとして機
能し、切換器14は受信した画像データを前記第1のラ
インメモリ15に供給する。このとき前記第2のライン
メモリ16は印刷用メモリとして機能し、格納している
2ライン目の画像データをセレクタ17を介して印刷制
御回路18に出力するようになっている。
【0022】以後、各ラインの画像データ毎に各ライン
メモリ15,16はその機能を画像データ受信用メモリ
及び印刷用メモリに交互に切換える。
【0023】前記印刷制御回路18は、入力する画像デ
ータに基づいてヘッドドライバ19を制御するとともに
メカ制御部20を制御する。前記ヘッドドライバ19は
ラインサーマルヘッドを駆動し、前記メカ制御部20は
用紙搬送モータ等を駆動する。
【0024】前記インターフェース回路12は、内部に
ホスト性能検出手段21を設け、前記ホストコンピュー
タ11から最初の1ライン目の画像データを受信すると
き、ホストコンピュータ11の性能を検出するようにな
っている。
【0025】前記ホストコンピュータ11からは前記イ
ンターフェース回路12に対してデジタル画像データ
が、図2に示すように1ライン毎にパラレル転送され
る。すなわち、ホストコンピュータ11は、データ転送
許可信号であるビジィ信号(図2の(c) )がローレベル
のとき、パラレルデータ(図2の(b) )とストローブ信
号(図2の(a) )を転送し、ビジィ信号がローレベルの
間はデータの転送を継続する。
【0026】前記インターフェース回路12は、図3に
示すように、前記ホスト性能検出手段21のほか、スト
ローブ数カウンタ22、ビジィ制御回路23を設けてい
る。前記ホスト性能検出手段21はフリップフロップ2
4とタイマ回路25で構成している。
【0027】前記ストローブ数カウンタ22には前記C
PU13により予め1ラインの画像データ数(水平方向
の画素数)がセットされ、最初の1ライン目のストロー
ブ信号数をカウントすることにより、1ラインのデータ
転送の終了を検出し、その終了検出を後段の前記ホスト
性能検出手段21及び前記ビジィ制御回路23に供給し
ている。
【0028】前記ビジィ制御回路23は、CPU13の
指示により、ビジィ信号をローレベルにしてホストコン
ピュータ11にデータ転送を許可し、その後前記ストロ
ーブ数カウンタ22からデータ転送の検出信号が入力さ
れると一旦前記ホストコンピュータ11からのデータ転
送を不許可にするためにビジィ信号をハイレベルにす
る。
【0029】前記ホスト性能検出手段21は、1ライン
目の最初のストローブ信号により前記フリップフロップ
24をセット動作して出力Aをハイレベルにし、その後
前記ストローブ数カウンタ22からデータ転送の検出信
号が入力されると前記フリップフロップ24をリセット
動作して出力Aをローレベルにする。
【0030】前記タイマ回路25は、前記フリップフロ
ップ24からの出力Aがハイレベルの時間をカウント
し、その結果を1ラインデータ転送時間として前記CP
U13に知らせるようになっている。
【0031】前記CPU13は、最初の1ライン目のデ
ータ転送時間を、ホストコンピュータ11の性能として
認識し、ソフトウエアにより構成される印刷周期決定手
段26により、1ラインの転送時間よりも若干長い時間
を1ラインの印刷周期として決定し、前記印刷制御回路
18に知らせるようになっている。例えば、1ラインの
データ転送時間に1msを加算した時間を1ラインの印
刷周期として決定する。 前記印刷制御回路18は、前
記各ラインメモリ15,16が印刷用メモリとして機能
するとき、その各ラインメモリ15,16からの画像デ
ータを入力して印刷制御を行うが、このとき1ラインの
印刷周期をCPU13の印刷周期決定手段26が決定し
た印刷周期としてヘッドドライバ19及びメカ制御部2
0を制御する。そして、印刷周期を1頁分の印刷が終了
するまで保持する。
【0032】このような構成の実施例においては、ホス
トコンピュータ11から最初の1ライン目のデジタル画
像データをインターフェース回路12が受信すると、ホ
スト性能検出手段21がその1ラインのデータ転送時間
をタイマ回路25でカウントしてCPU13に知らせ
る。
【0033】また、インターフェース回路12が受信し
た1ライン目の画像データは切換器14を介して第1の
ラインメモリ15に格納される。
【0034】そして、1ライン目の画像データの受信が
終了すると、CPU13はホスト性能検出手段21から
の1ラインのデータ転送時間によりホストコンピュータ
11の性能を認識して印刷制御回路18に知らせる。
【0035】また、CPU13は切換器14を制御して
切換器14の出力ラインを第1のラインメモリ15から
第2のラインメモリ16に切換える。また、セレクタ1
7を制御してセレクタ17への入力ラインを第2のライ
ンメモリ16から第1のラインメモリ15に切換える。
【0036】こうして第1のラインメモリ15は印刷用
メモリとなり、第2のラインメモリは画像データ受信用
メモリとして機能するようになる。
【0037】しかして、印刷制御回路18は第1のライ
ンメモリ15からの画像データに基づいて決定された印
刷周期で印刷制御を開始する。
【0038】一方、インターフェース回路12はホスト
コンピュータ11から2ライン目の画像データを受信
し、切換器14を介して第2のラインメモリ16に転送
する。
【0039】そして2ライン目の画像データの受信及び
1ライン目の画像データの印刷が終了すると、CPU1
3は切換器14を制御して切換器14の出力ラインを第
2のラインメモリ16から第1のラインメモリ15に切
換える。また、セレクタ17を制御してセレクタ17へ
の入力ラインを第1のラインメモリ15から第2のライ
ンメモリ16に切換える。
【0040】こうして第1のラインメモリ15は再び画
像データ受信用メモリとなり、第2のラインメモリは再
び印刷用メモリとして機能するようになる。
【0041】しかして、印刷制御回路18は第2のライ
ンメモリ16からの画像データに基づいて決定された印
刷周期で印刷制御を開始する。
【0042】一方、インターフェース回路12はホスト
コンピュータ11から3ライン目の画像データを受信
し、切換器14を介して第1のラインメモリ15に転送
する。
【0043】以降、各ラインメモリ15,16が画像デ
ータ受信用と印刷用に1ライン毎に交互に切換えられ1
頁分の印刷が行われる。そして1頁分の印刷が終了する
まで、印刷制御回路18は最初に決定された印刷周期を
保持して各ラインの印刷を制御する。
【0044】そして1頁の印刷が終了すると、プリンタ
はホストコンピュータ11から次の頁の画像データを受
信して印刷動作を行うようになるが、このときも最初の
1ライン目の受信時にホスト性能検出手段21で1ライ
ンのデータ転送時間を検出してCPU13に知らせ、C
PU13では印刷周期決定手段26によりデータ転送時
間から印刷周期を決定して印刷制御回路18に知らせ
る。
【0045】こうして印刷制御回路18は2頁目も印刷
周期決定手段26で決定した印刷周期で各ラインの印刷
制御を行うようになる。
【0046】このように、ホストコンピュータ11から
転送される1頁の最初の1ライン目のデータ転送時間か
ら各ラインの印刷周期、すなわち印刷速度を決めて印刷
制御回路18に知らせ、印刷制御回路18は決定した印
刷周期で各ラインの印刷制御を行うので、ホストコンピ
ュータ11としてどのような性能、すなわちデータ転送
速度のものを接続しても、それに応じて印刷周期を決め
て各ラインの印刷制御ができる。
【0047】すなわち、ホストコンピュータ11として
高速なデータ転送ができるものを接続した場合には高速
印刷ができ、また低速なデータ転送しかできないものを
接続した場合にはそれに応じて低速印刷ができる。従っ
て、どのようなホストコンピュータに対しても対処する
ことができ汎用性を向上できる。
【0048】また、2つのラインメモリ15,16を1
ライン毎に画像データ受信用と印刷用に交互に切換えて
使用しているので、必要とするメモリ容量は2ライン分
あればよく、従って1頁分の画像メモリを備えたものに
比べてメモリ容量を大幅に減らすことができ、コスト低
下を図ることができる。
【0049】また、1頁の最初の1ライン目の画像デー
タの受信時に1ラインのデータ転送時間を検出して印刷
周期を決定し、以後1頁の印刷が終了するまでその決定
した印刷周期を保持して印刷制御を行うので、1頁の印
刷中は各ライン毎に印刷速度が変化することはなく、濃
度むら等の画質劣化は生じない。
【0050】次に本発明の他の実施例を図面を参照して
説明する。なお、本実施例は本発明を多階調ラインサー
マルプリンタに適用したものについて述べる。また、前
記実施例と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0051】図4に示すように、ホストコンピュータ1
1は、先ず初めに転送する画像データの水平方向、垂直
方向のサイズ等の情報をプリンタのインターフェース回
路12に転送する。この情報はさらにCPU(中央処理
装置)131に転送される。
【0052】ホストコンピュータ11は、次にデジタル
な画像データを1ライン単位で前記インターフェース回
路12に転送する。
【0053】前記インターフェース回路12は、受信し
た画像データを切換器141に供給し、この切換器14
1で第1、第2、第3、第4のラインメモリ15,1
6,31,32のいずれに入力するかを切換える。
【0054】前記各ラインメモリ15,16,31,3
2は、CPU131の指示により、その機能を画像デー
タ受信用メモリ、印刷用メモリ、第1の履歴補正用メモ
リ、第2の履歴補正用メモリに1ライン毎に順次切換え
るようになっている。
【0055】すなわち、前記ホストコンピュータ11か
ら最初の1ライン目の画像データを受信した時は、前記
第1のラインメモリ15が画像データ受信用メモリとし
て機能し、切換器141は受信した画像データを前記第
1のラインメモリ15に供給する。
【0056】続いて、前記ホストコンピュータ11から
2ライン目の画像データを受信した時は、前記第2のラ
インメモリ16が画像データ受信用メモリとして機能
し、切換器141は受信した画像データを前記第2のラ
インメモリ16に供給する。このとき前記第1のライン
メモリ15は印刷用メモリとして機能する。
【0057】また、第3のラインメモリ31は第2の履
歴補正用メモリ、第4のラインメモリ32は第1の履歴
補正用メモリとして機能するが最初はクリアされてい
る。
【0058】前記第2のラインメモリ16に2ライン目
の画像データが格納されるタイミングで、前記第1のラ
インメモリ15に格納されている1ライン目の画像デー
タ及び第3のラインメモリ31、第4のラインメモリ3
2のデータはセレクタ171を介して印刷制御回路18
1に出力するようになる。
【0059】前記インターフェース回路12のホスト性
能検出手段21は、前記ホストコンピュータ11から最
初の1ライン目の画像データを受信すると、そのデータ
転送時間を検出して前記CPU131に知らせる。
【0060】前記CPU131は、最初の1ライン目の
データ転送時間を、ホストコンピュータ11の性能とし
て認識し、ソフトウエアにより構成される印刷周期決定
手段26により図5に示すメモリ33から対応する1ラ
インの印刷周期を選択して決定する。また、前記CPU
131は、ソフトウエアにより構成される履歴係数選択
手段34により前記メモリ33から1ライン目のデータ
転送時間に対応する熱履歴係数A,B,C,Dを選択す
る。
【0061】すなわち、1ライン目のデータ転送時間が
3ms未満であれば1ライン印刷周期を4msに決定
し、熱履歴係数A〜Dを1/16,1/8,1/16,
1/16にする。
【0062】また、1ライン目のデータ転送時間が3m
s以上7ms未満であれば1ライン印刷周期を8msに
決定し、熱履歴係数A〜Dを1/32,1/16,1/
16,1/16にする。
【0063】また、1ライン目のデータ転送時間が7m
s以上11ms未満であれば1ライン印刷周期を12m
sに決定し、熱履歴係数A〜Dを1/64,1/32,
1/16,1/16にする。
【0064】さらに、1ライン目のデータ転送時間が1
1ms以上15ms未満であれば1ライン印刷周期を1
6msに決定し、熱履歴係数A〜Dを0,1/64,1
/16,1/16にする。
【0065】さらにまた、1ライン目のデータ転送時間
が15ms以上であれば1ライン印刷周期を24msに
決定し、熱履歴係数A〜Dを0,0,1/16,1/1
6にする。
【0066】図6に示すように、熱履歴係数Aは、図中
斜線で示す注目画素Pのラインに対して2ライン前の該
当位置の画素PA に対する熱履歴係数であり、熱履歴係
数Bは、注目画素Pのラインに対して1ライン前の該当
位置の画素PB に対する熱履歴係数であり、熱履歴係数
C及びDは、注目画素Pの左右に隣接した画素PC ,P
D に対する熱履歴係数である。
【0067】そして選択した1ラインの印刷周期及び熱
履歴係数A,B,C,Dを前記印刷制御回路181に知
らせるようになっている。
【0068】前記各ラインメモリ15,16,31,3
2は、各ライン毎にその機能を図7に示すように画像デ
ータ受信用メモリ、印刷用メモリ、第1の履歴補正用メ
モリ、第2の履歴補正用メモリに順次切換えるようにな
っている。
【0069】すなわち、1ライン目の画像データを印刷
し、2ライン目の画像データを受信するときには、第1
のラインメモリ15が印刷用メモリで、第2のラインメ
モリ16が画像データ受信用メモリで、第3のラインメ
モリ31が第2の履歴補正用メモリで、第4のラインメ
モリ32が第1の履歴補正用メモリとし機能する。
【0070】また、2ライン目の画像データを印刷し、
3ライン目の画像データを受信するときには、第2のラ
インメモリ16が印刷用メモリで、第3のラインメモリ
31が画像データ受信用メモリで、第4のラインメモリ
32が第2の履歴補正用メモリで、第1のラインメモリ
15が第1の履歴補正用メモリとし機能する。
【0071】また、3ライン目の画像データを印刷し、
4ライン目の画像データを受信するときには、第3のラ
インメモリ31が印刷用メモリで、第4のラインメモリ
32が画像データ受信用メモリで、第1のラインメモリ
15が第2の履歴補正用メモリで、第2のラインメモリ
16が第1の履歴補正用メモリとし機能する。
【0072】また、4ライン目の画像データを印刷し、
5ライン目の画像データを受信するときには、第4のラ
インメモリ32が印刷用メモリで、第1のラインメモリ
15が画像データ受信用メモリで、第2のラインメモリ
16が第2の履歴補正用メモリで、第3のラインメモリ
31が第1の履歴補正用メモリとし機能する。
【0073】このように各ラインメモリ15,16,3
1,32の機能は、各ライン毎に所定の順序で順次切換
えられるようになっている。
【0074】前記印刷制御回路181は、内部に熱履歴
補正回路35を備え、入力する画像データに基づいてヘ
ッドドライバ19を制御するとともにメカ制御部20を
制御する。
【0075】前記熱履歴補正回路35は、注目画素Pの
補正係数kを、k=(画素PA のデータ×熱履歴係数
A)+(画素PB のデータ×熱履歴係数B)+(画素P
C のデータ×熱履歴係数C)+(画素PD のデータ×熱
履歴係数D)、の演算により求める。
【0076】そして、前記印刷制御回路181は印刷制
御を行うとき注目画素Pに対して求めた補正係数kに基
づいて各画素の電圧印加時間の熱履歴補正を行うように
なっている。
【0077】このような構成の実施例においては、ホス
トコンピュータ11から最初の1ライン目のデジタル画
像データをインターフェース回路12が受信すると、ホ
スト性能検出手段21がその1ラインのデータ転送時間
を検出してCPU131に知らせる。
【0078】また、インターフェース回路12が受信し
た1ライン目の画像データは切換器141を介して第1
のラインメモリ15に格納される。
【0079】そして、1ライン目の画像データの受信が
終了すると、CPU131はホスト性能検出手段21か
らの1ラインのデータ転送時間により1ラインの印刷周
期を決定し印刷制御回路181に知らせる。また、CP
U131は1ラインのデータ転送時間により該当する熱
履歴係数A〜Dを選択して印刷制御回路181に知らせ
る。
【0080】また、CPU131は切換器141を制御
して切換器141の出力ラインを第1のラインメモリ1
5から第2のラインメモリ16に切換える。また、セレ
クタ171を制御して第1のラインメモリ15に格納し
た画像データを印刷制御回路181に供給すると共に第
3のラインメモリ31のデータ及び第4のラインメモリ
32のデータを熱履歴補正データとして印刷制御回路1
81に供給する。
【0081】しかして、印刷制御回路181は第1のラ
インメモリ15からの画像データに基づいて決定された
印刷周期で印刷制御を開始する。このとき熱履歴補正回
路35は注目画素Pの補正係数kを、k=(画素PA の
データ×熱履歴係数A)+(画素PB のデータ×熱履歴
係数B)+(画素PC のデータ×熱履歴係数C)+(画
素PD のデータ×熱履歴係数D)、の演算により求め、
その補正係数kに基づいてラインサーマルヘッドの該当
する発熱抵抗体への電圧印加時間の熱履歴補正を行う。
【0082】一方、インターフェース回路12はホスト
コンピュータ11から2ライン目の画像データを受信す
ると、切換器141を介して第2のラインメモリ16に
転送する。
【0083】そして2ライン目の画像データの受信及び
1ライン目の画像データの印刷が終了すると、今度は2
ライン目の画像データを印刷し、3ライン目の画像デー
タを受信することになるが、このときには第2のライン
メモリ16の画像データを印刷し、受信する画像データ
は第3のラインメモリ31に格納する。また、第4のラ
インメモリ32のデータ及び第1のラインメモリ15の
データを履歴補正用データとして印刷制御回路181に
転送する。
【0084】しかして、印刷制御回路181は第2のラ
インメモリ16からの画像データに基づいて決定された
印刷周期で印刷制御を開始する。このとき熱履歴補正回
路35は注目画素Pの補正係数kを、k=(画素PA の
データ×熱履歴係数A)+(画素PB のデータ×熱履歴
係数B)+(画素PC のデータ×熱履歴係数C)+(画
素PD のデータ×熱履歴係数D)、の演算により求め、
その補正係数kに基づいてラインサーマルヘッドの該当
する発熱抵抗体への電圧印加時間の熱履歴補正を行う。
【0085】このように画像データを印刷するときに各
画素毎にラインメモリに格納している1ライン前の画素
データ、2ライン前の画素データ及び左右の隣接した画
素データとメモリ33の印刷周期に応じた熱履歴係数A
〜Dとから熱履歴による補正係数kを演算により求めて
発熱抵抗体への電圧印加時間の熱履歴補正を行うことが
できる。そして注目画素の補正係数kを演算により求め
ているので、テーブルを使用して熱履歴補正するものに
比べて必要なメモリ容量を小さくできる。
【0086】また、この実施例においても、ホストコン
ピュータ11から転送される1頁の最初の1ライン目の
データ転送時間から各ラインの印刷周期、すなわち印刷
速度を決めて印刷制御回路181に知らせ、印刷制御回
路181は決定した印刷周期で各ラインの印刷制御を行
うので、どのようなホストコンピュータに対しても対処
することができ、汎用性を向上できる。
【0087】また、4つのラインメモリ15,16,3
1,32を1ライン毎に画像データ受信用、印刷用、履
歴補正用に順次切換えて使用しているので、必要とする
メモリ容量は4ライン分あればよく、従って1頁分の画
像メモリを備えたものに比べてメモリ容量を大幅に減ら
すことができ、コスト低下を図ることができる。
【0088】また、一度決定した印刷周期を1頁の印刷
が終了するまで保持するので、1頁の印刷中は各ライン
毎に印刷速度が変化することはなく、濃度むら等の画質
劣化は生じない。
【0089】なお、前記実施例では、ラインメモリに格
納した画像データを印字のために使用した後、そのまま
残して熱履歴補正用のデータとして使用するため、ライ
ンメモリにデータはそのままとなっているが、第1の履
歴補正用メモリ及び第2の履歴補正用メモリとして機能
するラインメモリのデータを熱履歴補正後のデータに書
き替えて使用することもできる。
【0090】また、前記実施例では、1ラインの印刷周
期の最大値を24msとしたが、これはプリンタの1ラ
インの画素数に依存するものであり、これに限定するも
のではない。
【0091】また、前記実施例では、印刷周期に応じた
熱履歴係数A〜Dを選択した後、1ライン前の画素デー
タ、2ライン前の画素データ及び左右の隣接した画素デ
ータを使用して注目画素の補正係数kを演算により求め
たが、必ずしもこれに限定するものではなく、各印刷周
期に応じた注目画素の補正係数kをテーブルに予め用意
し、1ライン前の画素データ、2ライン前の画素データ
及び左右の隣接した画素データ等を使用してテーブルか
ら該当する補正係数kを選択するものであってもよい。
このようにすれば必要なメモリ容量は増大するが補正係
数kを迅速に求めることができる。
【0092】なお、前記各実施例ではホストコンピュー
タ11から転送される1頁の最初の1ライン目のデータ
転送時間から印刷速度を決定するものについて述べたが
必ずしもこれに限定するものではなく、例えば最初の数
ラインのデータ転送時間を検出し、その平均値を1ライ
ンのデータ転送時間として印刷速度を決定するものであ
ってもよい。
【0093】
【発明の効果】以上、本発明によれば、データ転送速度
性能の低いものから高いものまで各種のデータ転送速度
性能のホストコンピュータに対処できて汎用性を向上で
き、しかも濃度むらのない印刷ができるプリンタを提供
できる。
【0094】また、本発明によれば、サーマルヘッドを
使用したものにおいて、データ転送速度性能の低いもの
から高いものまで各種のデータ転送速度性能のホストコ
ンピュータに対処できると共に各種の印刷速度に対して
熱履歴補正ができて汎用性を向上でき、しかも濃度むら
のない印刷ができるプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例のホストコンピュータとインターフェ
ース回路とのデータ及び信号の送受信タイミングを示す
図。
【図3】同実施例のインターフェース回路の要部構成を
示すブロック図。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】同実施例の1ラインデータ転送時間に対応する
1ライン印刷周期及び熱履歴補正係数を格納したメモリ
の構成を示す図。
【図6】同実施例の熱履歴補正を説明するための図。
【図7】同実施例のラインメモリの機能変化を説明する
ための図。
【符号の説明】
11…ホストコンピュータ 12…インターフェース回路 13…CPU(中央処理装置) 14…切換器 15,16…ラインメモリ 17…セレクタ 18…印刷制御回路 21…ホスト性能検出手段 26…印刷周期決定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから印刷データをラ
    イン単位で受信し、この受信した印刷データに基づいて
    頁単位で印刷動作を行うプリンタにおいて、受信する頁
    単位の印刷データの1ラインの転送速度を検出する性能
    検出手段と、この性能検出手段が検出した転送速度に基
    づいて1ラインの印刷周期を決定する印刷周期決定手段
    とを設け、前記印刷周期決定手段が決定した印刷周期に
    より印刷を行うことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータから印刷データをラ
    イン単位で受信し、この受信した印刷データに基づいて
    サーマルヘッドの各発熱抵抗体への印加電圧の時間制御
    を行って頁単位で印刷動作を行うプリンタにおいて、受
    信する頁単位の印刷データの1ラインの転送速度を検出
    する性能検出手段と、この性能検出手段が検出した転送
    速度に基づいて予め設定した複数種の1ラインの印刷周
    期から任意の印刷周期を選択して決定する印刷周期決定
    手段と、予め設定した複数種の1ラインの印刷周期に基
    づいてそれぞれ決められた熱履歴係数を前記印刷周期決
    定手段が決定した印刷周期に基づいて選択する履歴係数
    選択手段と、この履歴係数選択手段が選択した熱履歴係
    数に基づいて1ラインの各画素の電圧印加時間の熱履歴
    補正を行う熱履歴補正手段とを設け、前記印刷周期決定
    手段が決定した印刷周期により印刷を行うことを特徴と
    するプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7542060B2 (en) 2005-07-25 2009-06-02 Seiko Epson Corporation Thermal printer and thermal printer control method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7542060B2 (en) 2005-07-25 2009-06-02 Seiko Epson Corporation Thermal printer and thermal printer control method

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