JPH08114146A - エンジンのアイドル制御弁用自己診断方法 - Google Patents

エンジンのアイドル制御弁用自己診断方法

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JPH08114146A
JPH08114146A JP24984194A JP24984194A JPH08114146A JP H08114146 A JPH08114146 A JP H08114146A JP 24984194 A JP24984194 A JP 24984194A JP 24984194 A JP24984194 A JP 24984194A JP H08114146 A JPH08114146 A JP H08114146A
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JP
Japan
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speed
engine
diagnosis
valve
allowable
Prior art date
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JP24984194A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Ozaki
寿宣 尾崎
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 診断精度がよく、しかもISC弁の作動不良
が開き側で生じているのか、閉じ側で生じているのかを
簡単に判別できるようにする。 【構成】 アイドル運転時のエンジン回転数Neが、目
標回転数Ne0の許容域±ΔNに収っているかを、2つの
回転数の差の絶対値|Ne0−Ne|と予め設定した許容
回転数ΔNとを比較し(S3)、許容領域から外れてい
る時は、Ne0≧Neの場合には、低回転側診断を行い、
Ne0<Neの場合には、高回転側診断を行う。低回転側
診断では、ISC弁に対する駆動信号のデューティ比D
utyと許容最大値DMAXとを比較し(S5)、一方、高回
転側診断では、デューティ比Dutyと許容最小値DMINと
を比較する(S12)。デューティ比Dutyが許容最大
値DMAX以上、或は許容最小値DMIN以下となり、しかも
この状態が設定時間継続しているとき、低回転側診断で
は、ISC弁が開き側へ、高回転側診断では閉じ側へ作
動しない故障と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイドル制御弁の作動
不良を、閉じ方向へ作動しない高回転側異常と、開き方
向へ作動しない低回転側異常とに判別するエンジンのア
イドル制御弁用自己診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車輌用エンジンのア
イドル回転数制御では、スロットル弁をバイパスするバ
イパス通路の空気流量をアイドル制御(ISC)弁によ
り調整してエンジン回転数を目標回転数となるようにフ
ィードバック制御するバイパスエアー方式が多く採用さ
れている。このISC弁の駆動制御用アクチュエータに
は、ソレノイド式、モータ式、負圧式等があり、例えば
ソレノイド式では、上記目標回転数とエンジン回転数と
の差回転に対応する所定デューティ比の駆動信号で上記
ISC弁を駆動させて、バイパス通路の空気流量を制御
している。すなわち、エンジン回転数Neが予め設定し
た目標回転数Ne0よりも高ければ、上記ISC弁を閉じ
方向へ制御し、一方、エンジン回転数Neが目標回転数
Ne0よりも低ければ、開き方向へ制御する。
【0003】ところで、このISC弁がバイパス通路中
に介在する吸き返し等によるオイル、カーボン等によっ
て固着する、いわゆるバルブスティック等が生じると、
ISC弁の開度制御が不能になり、エンジン回転数が不
安定化してアイドル運転に著しい支障を来たすことにな
る。そのため、このISC弁の作動不良を初期段階で検
出する方法が、従来から種々提案されている。
【0004】例えば、特開昭60−104738号公報
には、アイドル運転時のエンジン回転数が所定時間内に
目標回転数を中心とした所定範囲内に収らないとき、ア
イドル制御の異常と診断する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この先行技術
では、ISC弁の機能劣化等が、開き側で生じているの
か、閉じ側で生じているのかを簡単に判別することがで
きず、サービス工場で不具合現象を再現する場合の運転
領域が広範になり、作業性が悪い。
【0006】同様に、単にISC弁の故障としてサービ
ス工場に入庫され、ここで、不具合現象を再現しようと
しても、例えば、ISC弁が閉じ側で機能劣化等が生じ
ていれば、通常の無負荷アイドル制御では正常に作動し
てしまい、故障を発見することが難しく、無駄な手間と
時間を浪費する結果となる。
【0007】また、例えば、ISC弁の機能劣化等が開
き側で生じていれば、このISC弁に対し閉じ側へ作動
させる駆動信号が出力され続け、一方、この機能劣化が
閉じ側で生じていれば、その逆となるが、この駆動信号
の出力値が許容値(最大値と最小値)に達するまでは、
未だ制御可能範囲であり、エンジン回転数が目標回転数
を中心とする許容範囲に収らないだけで、故障と断定す
る上記先行技術では診断精度に問題がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ISC弁が故障か否かを精度良く、しかも不具合現
象の生じる領域を特定することのできるエンジンのアイ
ドル制御弁用自己診断方法を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による第1のエンジンのアイドル制御弁用自己診
断方法は、スロットル弁をバイパスするバイパス通路に
設けたアイドル制御弁の作動状態を診断するエンジンの
アイドル制御弁用自己診断方法において、アイドル運転
時の目標回転数とエンジン回転数との差回転数を求め、
この差回転数の絶対値が許容回転域から外れていると
き、上記目標回転数と上記エンジン回転数とを比較し、
このエンジン回転数が上記目標回転数よりも低いときに
はアイドル制御弁用駆動信号の出力値と上限値とを比較
し、上記出力値が上記上限値よりも高く、且つその状態
が設定時間継続しているときには上記アイドル制御弁の
低回転側異常と判断することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため本発明による第2
のエンジンのアイドル制御弁用自己診断方法は、スロッ
トル弁をバイパスするバイパス通路に設けたアイドル制
御弁の作動状態を診断するエンジンのアイドル制御弁用
自己診断方法において、アイドル運転時の目標回転数と
エンジン回転数との差回転数を求め、この差回転数の絶
対値が許容回転域から外れているとき、上記目標回転数
と上記エンジン回転数とを比較し、上記エンジン回転数
が上記目標回転数よりも高いときにはアイドル制御弁用
駆動信号の出力値と下限値とを比較し、上記出力値が上
記下限値よりも低く、且つその状態が設定時間継続して
いるときには上記アイドル制御弁の高回転側異常と判断
することを特徴とする。
【0011】
【作 用】第1のエンジンのアイドル制御弁用自己診断
方法では、アイドル運転条件が満足されたとき、アイド
ル運転時の目標回転数をエンジン運転状態に基づいて設
定し、この目標回転数と現在のエンジン回転数との差回
転の絶対値が許容回転域に入っているかを判断し、外れ
ている場合には、上記目標回転数と上記エンジン回転数
とを比較し、上記エンジン回転数が上記目標回転数より
も低い場合、アイドル制御弁用駆動信号の出力値を読込
み、この出力値と予め設定した上限値とを比較する。
【0012】そして、上記出力値が上記上限値よりも高
く、しかも、この状態が設定時間継続しているときに
は、上記アイドル制御弁が開き側へ作動しない低回転側
異常と判断する。
【0013】第2のエンジンのアイドル制御弁用自己診
断方法では、アイドル運転条件が満足されたとき、アイ
ドル運転時の目標回転数をエンジン運転状態に基づいて
設定し、この目標回転数と現在のエンジン回転数との差
回転の絶対値が許容回転域に入っているかを判断し、外
れている場合には、上記目標回転数と上記エンジン回転
数とを比較し、上記エンジン回転数が上記目標回転数よ
りも高い場合、アイドル制御弁用駆動信号の出力値を読
込み、この出力値と予め設定した下限値とを比較する。
【0014】そして、上記出力値が上記下限値よりも低
く、しかも、この状態が設定時間継続しているときに
は、上記アイドル制御弁が閉じ側へ作動しない高回転側
異常と判断する。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0016】図4にエンジンの全体概略図を示す。図中
の符号1はエンジンで、図においては水平対向エンジン
を示す。このエンジン1のシリンダヘッド2に形成され
た気筒毎の吸気ポート2aと排気ポート2bとに、イン
テークマニホルド3とエキゾーストマニホルド4とが各
々連通されている。
【0017】また、上記インテークマニホルド3の上流
に吸入管5が連通され、一方、上記エキゾーストマニホ
ルド4の下流に排気管6が連通され、その下流端にマフ
ラ7が取付けられている。さらに、上記排気管6の上流
側集合部に、フロント触媒コンバータ8aが介装され、
その下流にリア触媒コンバータ8bが介装されている。
【0018】また、上記吸入管5の上流の空気取入れ口
側にエアークリーナ9が取付けられ、中途にスロットル
弁10が介装されている。さらに、この吸入管5の上記
スロットル弁10の下流にエアーチャンバ11が形成さ
れている。
【0019】また、上記吸入管5には、上記スロットル
弁10をバイパスし該スロットル弁10の上流側と下流
側とを連通するバイパス通路12が接続されており、こ
のバイパス通路12にISC(アイドル制御)弁13が
介装されている。さらに、上記インテークマニホルド3
の下流端に、インジェクタ14が各気筒に対応して配設
されている。また、上記シリンダヘッド2に、その先端
を各気筒の燃焼室に露呈する点火プラグ15aが取付け
られ、この点火プラグ15aに連設される点火コイル1
5bがイグナイタ16に接続されている。
【0020】次に、センサ類の配列について説明する。
上記エンジン1のクランクシャフト1bに連設するクラ
ンクロータ21に、このクランクロータ21の外周に形
成した突起を検出するクランク角センサ22が対設され
ている。一方、カムシャフト1cに連設するカムロータ
23に、このカムロータ23の外周に形成された突起を
検出するカム角センサ24が対設されている。
【0021】また、上記エンジン1のシリンダブロック
1aにノックセンサ25が固設され、シリンダブロック
1aの左右バンクを連通する冷却水通路1dには冷却水
温センサ26が臨まされている。さらに、上記吸入管5
の上記エアークリーナ9の直下流に吸入空気量センサ2
7が臨まされ、また、上記スロットル弁10にスロット
ル開度センサ28が連設されている。さらに、上記エキ
ゾーストマニホルド4の上記排気管6に接続する集合部
には、F(フロント)02センサ29aが臨まされ、ま
た上記排気管6の上記リア触媒コンバータ8bの直下流
側にR(リヤ)O2センサ29bが臨まされている。
【0022】一方、上記インジェクタ14、上記点火プ
ラグ15、及び、ISC弁13に対する燃料噴射制御、
点火時期制御、アイドル回転数制御等は、図5に示す電
子制御装置31で行われる。また、この電子制御装置3
1には自己診断機能が備えられている。
【0023】この電子制御装置31は、CPU32、R
OM33、RAM34、バックアップRAM35、及び
I/Oインターフェース36がバスライン37を介して
互いに接続されるマイクロコンピュータを中核として構
成されている。
【0024】また、上記電子制御装置31には定電圧回
路38が内蔵されており、この定電圧回路38は、EC
Uリレー39のリレー接点を介してバッテリ40に接続
されており、ECUリレー39のリレーコイルがイグニ
ッションスイッチ41を介して上記バッテリ40に接続
されている。また、上記定電圧回路38は、上記イグニ
ッションスイッチ41がONされ、上記ECUリレー3
9の接点が閉となったとき、上記バッテリ40の電圧を
安定化して電子制御装置31の各部に供給する。さら
に、上記バックアップRAM35には、バッテリ40が
上記定電圧回路38を介して直接接続されており、上記
イグニッションスイッチ41のON/OFFに拘らず常
時バックアップ用電源が供給される。
【0025】また、上記I/Oインターフェース36の
入力ポートには、バッテリ40が接続されて、バッテリ
電圧がモニタされると共に、車速センサ30、吸入空気
量センサ27、スロットル開度センサ28、ノックセン
サ25、冷却水温センサ26、FO2センサ29a、R
O2センサ29b、クランク角センサ22、カム角セン
サ24が接続されている。
【0026】一方、上記I/Oインターフェース36の
出力ポートには、イグナイタ16が接続され、さらに、
駆動回路42を介して、ISC弁13及びインジェクタ
14の各コイルが接続されていると共に、インストルメ
ントパネルに配設されてシステム故障を表示するMIL
ランプ43が接続されている。
【0027】なお、上記バックアップRAM35には、
トラブルデータ等が格納され、イグニッションスイッチ
41がOFFされた後もデータが保持される。このトラ
ブルデータは、上記電子制御装置31にコネクタ45を
介して接続する故障診断装置(セレクトモニタ)44に
て読出すことができる。尚、上記故障診断装置について
は、本出願人によって先に提出された特開平1−209
334号等に詳述されている。
【0028】ところで、上記電子制御装置31で、アイ
ドル判定用運転条件(スロットル全閉、車速が所定以下
等)が成立したと判断されると、エンジン回転数をアイ
ドル目標回転数に近づけるように、上記ISC弁13の
弁開度をフィードバック制御する。本実施例では、上記
ISC弁13をデューティ比Dutyにより制御してお
り、Duty=100%(最大出力値)で上記ISC弁
13が全開となる。
【0029】このISC弁13が機能劣化等で作動不良
になると、フィードバック制御により設定された上記デ
ューティ比Dutyは、上限値或は下限値に張付いてし
まい制御不能になる。上記電子制御装置31には、上記
ISC弁13の制御不能状態をいち早く検出する自己診
断機能が備えられている。
【0030】以下、上記電子制御装置31による上記I
SC弁13の自己診断ルーチンについて、図1、図2の
フローチャートに従って説明する。この診断ルーチン
は、イグニッションスイッチ41がONされて電子制御
装置31の電源がONされると、アイドル運転状態と判
断されているときのみ、所定時間毎に実行される。
【0031】まず、ステップS1では、入力される各セ
ンサ類の出力値から診断許可条件が成立しているかを判
断する。この診断許可条件としては、各種センサの出力
が正常で、アイドル回転数制御がフィードバック制御中
で、且つダッシュポット補正がなされてない等である。
上記ステップS1で、診断許可条件不成立と判断された
場合は、ステップS20へ分岐し、高回転側で異常(開
き側で作動不良)であることを示す高回転側異常フラグ
FISCHi、及び低回転側で異常(閉じ側で作動不良)で
あることを示す低回転側異常フラグFISCLoをそれぞれ
クリアし、ステップS21で、ISC弁13に対するデ
ューティ比の極限値(最大許容値と最小許容値)側の張
付き時間を計時するタイマをクリアして、ルーチンを抜
ける。
【0032】一方、診断許可条件成立と判断した場合に
は、ステップS2へ進み、まず、アイドル運転時の目標
回転数Ne0を読出す。この目標回転数Ne0は、アイドル
回転数制御ルーチン(図示せず)において設定されるも
ので、冷却水温度TWに基づき、テーブルを補間計算付
で参照して設定する。なお、図3に、冷却水温TWと目
標回転数Ne0との関係を示す。図に示すように、暖機運
転時、冷却水温TWが上昇すると目標回転数Ne0が徐々
に低く設定される。
【0033】そして、ステップS3へ進むと、上記目標
回転数Ne0と現在のエンジン回転数Neとの差回転の絶
対値|Ne0−Ne|と、予め設定されている許容回転数
ΔNとを比較し、エンジン回転数Neが上記目標回転数
Ne0を中心とする許容許容回転数域±ΔNに収っている
かを判断する。そして、ΔN>|Ne0−Ne|の場合に
は、ISC弁13が正常に作動していると判断し、上述
のステップS20へ分岐する。一方、ΔN≦|Ne0−N
e|の場合には、エンジン回転数Neが許容範囲から外れ
ているので、ステップS4へ進み、ステップS4以下で
上記ISC弁13に対する機能診断を行う。
【0034】まず、ステップS4では、上記目標回転数
Ne0とエンジン回転数Neとを比較し、低回転側、すな
わちISC弁13が閉じ側で作動不良を起しているの
か、高回転側、すなわち開き側で作動不良が生じている
のかを判断する。
【0035】Ne0≧Neの場合には、ISC弁13が閉
じ側で作動不良を生じていると判断し、ステップS5へ
進み、低回転側診断を行う。また、Ne0<Neの場合に
は、開き側で作動不良を生じていると判断し、ステップ
S12へ進み、高回転側診断を行う。
【0036】まず、低回転側診断について説明すると、
ステップS5で、ISC弁13に対する駆動信号のデュ
ーティ比Dutyと、このデューティ比Dutyの最大許容値
DMAXとを比較する。そして、Duty<DMAXの場合に
は、上記ISC弁13の開度が未だ制御可能であるた
め、ステップS20へ分岐する。
【0037】一方、Duty≧DMAXの場合には、ステップ
S6へ進み、タイマをセットして、このデューティ比D
utyの最大許容値DMAX側への張付き時間の計時を開始す
る。そして、ステップS7で、上記タイマの計時時間T
cunと、設定時間T0とを比較し、Tcun<T0の場合に
は、ステップS8へ進み、エンジン回転数Neを再び読
込み、このエンジン回転数Neが上記ステップS3と同
様、目標回転数Ne0を中心とした許容回転数域範囲±Δ
Nに収ったかを判断する。
【0038】そして、ΔN>|Ne0−Ne|の場合に
は、ISC弁13が正常作動に復帰していると判断し
て、ステップS20へ進み、上述と同様、高回転側異常
フラグFISCHi、及び低回転側異常フラグFISCLoをクリ
アし、ステップS21で、上記タイマをクリアしてルー
チンを抜ける。一方、エンジン回転数Neが許容範囲か
ら外れている(ΔN≦|Ne0−Ne|)場合には、ステ
ップS9へ進み、目標回転数Ne0とエンジン回転数Ne
とを再び比較し、ISC弁13が閉じ側で作動不良を起
しているのか、開き側で作動不良が生じているのかを判
断する。
【0039】Ne0≧Neの場合には、上記ISC弁13
が、依然、閉じ側で作動不良を生じていると判断し、ス
テップS7へ戻る。一方、Ne0<Neの場合には、上記
ISC弁13が、逆に開き側で作動不良を生じていると
判断し、ステップS10で上記タイマをクリアした後、
ステップS12へ進み、後述の高回転側診断を行う。
【0040】そして、上記デューティ比Dutyが最大許
容値DMAX側に張付いた状態が継続されると、やがて、
上記ステップS7では、Tcun≧T0となり、ステップS
11へ進み、低回転側異常フラグFISCLoをセットし
て、ステップS19へ進み、インストルメントパネルに
配設されたMILランプ43を点灯して、ドライバにI
SC弁13の異常を知らせ、またバックアップRAM3
5に該当するトラブルコード及び診断時の運転条件等の
必要なデータを格納する。そして、ステップS21で、
タイマをクリアした後、ルーチンを抜ける。
【0041】ここで、アイドル時に、ISC弁13が低
回転側異常、すなわち開弁方向への作動不良により閉弁
側に保持されると、ISC弁13によりバイパス通路1
2を流れる空気量を充分得ることができず、目標回転数
Ne0に対してエンジン回転数Neが下回り、このため、
フィードバック制御によりISC弁13に対する制御信
号のデューティ比Dutyが漸次上昇し、やがては、最大
許容値DMAX側に張付いた状態となる。従って、これを
上記ステップS3ないしS11で検出するのである。
【0042】次に高回転側診断について説明する。上記
ステップS4或は上記ステップS9で、Ne0<Neの高
回転側診断と判断されて、ステップS12へ進むと、ま
ず、ISC弁13に対する駆動信号のデューティ比Dut
yと、このデューティ比Dutyの最小許容値DMINとを比
較する。そして、Duty>DMINの場合には、上記ISC
弁13の開度が未だ制御可能であるため、ステップS2
0へ分岐する。
【0043】一方、Duty≦DMINの場合には、ステップ
S13へ進み、タイマをセットして、このデューティ比
Dutyの最小許容値DMIN側への張付き時間の計時を開始
する。そして、ステップS14で、上記タイマの計時時
間Tcunと、設定時間T0とを比較し、Tcun<T0の場合
には、ステップS15へ進み、エンジン回転数Neを再
び読込み、このエンジン回転数Neが目標回転数Ne0を
中心とした許容回転数域範囲±ΔNに収ったかを判断す
る。そして、ΔN>|Ne0−Ne|で許容回転数域に上
記エンジン回転数が収った場合には、ISC弁13が正
常作動に復帰したと判断して、ステップS20へ進み、
高回転側異常フラグFISCHi、及び低回転側異常フラグ
FISCLoをクリアし、ステップS21で、上記タイマを
クリアしてルーチンを抜ける。
【0044】一方、上記ステップS15で、ΔN≦|N
e0−Ne|と判断された場合には、エンジン回転数Ne
が、依然、許容域から外れているので、ステップS16
へ進み、目標回転数Ne0とエンジン回転数Neとを再び
比較し、ISC弁13が閉じ側で作動不良を起している
のか、開き側で作動不良を起しているのかを再度判断す
る。
【0045】Ne0<Neの場合には、上記ISC弁13
が、依然、開き側で作動不良を生じていると判断し、ス
テップS14へ戻る。一方、Ne0≧Neの場合には、上
記ISC弁13が、逆に閉じ側で作動不良を生じている
と判断し、ステップS17で上記タイマをクリアした
後、ステップS5へ進み、上述の低回転側診断を行う。
【0046】そして、上記デューティ比Dutyが最小許
容値DMIN側に張付いた状態が継続されると、やがて、
上記ステップS14では、Tcun≧T0となり、ステップ
S18へ進み、高回転側異常フラグFISCHiをセットし
て、ステップS19へ進み、インストルメントパネルに
配設されたMILランプ43を点灯して、ドライバにI
SC弁13の異常を知らせ、またバックアップRAM3
5に該当するトラブルコード及び診断時の運転条件等の
必要なデータを格納する。そして、ステップS21で、
タイマをクリアした後、ルーチンを抜ける。
【0047】すなわち、アイドル時において、ISC弁
13が高回転側異常、閉弁方向への作動不良により開弁
側に保持されると、バイパス通路12を流れる空気量が
増大してしまい、目標回転数Ne0に対し、エンジン回転
数Neが上回り、この結果、フィードバック制御により
ISC弁13に対する制御信号のデューティ比Dutyが
漸次減少され、やがては、最小許容値DMIN側張付いた
状態となる。従って、これを上記ステップS3,S4,
S12ないしS18で検出するのである。
【0048】そして、MILランプ43が点灯したこと
で、ドライバが車輛をサービス工場に入庫すると、整備
員は電子制御装置31にセレクトモニタ44を接続し
て、上記バックアップRAM35に格納されている上記
高回転側異常フラグFISCHi、及び低回転側異常フラグ
FISCLoの値、及びそのときの運転条件等を読込み、I
SC弁13が閉じ側で作動不良を生じたのか、開き側で
作動不良が生じたのかを判別する。そして、その結果に
基づいて、不具合現象を再現等して必要な処置を施す。
【0049】このように、本実施例では、ISC弁13
が故障した場合、バックアップRAM35に格納されて
いる各回転側異常フラグFISCHi,FISCLoの値を参照す
ることで、このISC弁13が閉じ側で作動不良を生じ
ているのか、開き側で作動不良が生じているのかを簡単
に判別することができ、不具合現象の再現性も良くな
る。その結果、再現し難い不具合現象であっても、見逃
すこと無く、的確な処置を行うことができる。
【0050】また、電子制御装置31において実行され
る自己診断ルーチンでは、上記ISC弁13が故障か否
かの判定を実行する前に、このISC弁13に対する駆
動信号が制御可能な範囲にある場合には、極限値(最大
許容値、或は最小許容値)になるまで制御を実行し、極
限値に達した状態が継続して所定時間経過するまでの間
に、ISC弁13の動作が、依然、正常状態と見做し得
る状態に復帰しない場合にのみ、ISC弁13の故障と
判断するので、高い診断精度が得られ、信頼性が向上す
る。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
請求項1では、アイドル運転時のエンジン回転数が目標
回転数に対して所定許容範囲内に収らない場合でも、直
ちにISC弁の機能劣化等と判断せず、上記目標回転数
と上記エンジン回転数とを比較し、このエンジン回転数
が上記目標回転数よりも低いときには、低回転側の診断
を行うために、まず、アイドル制御弁用駆動信号の出力
値と予め設定した上限値とを比較し、上記出力値が上記
上限値よりも高く且つその状態が設定時間継続している
ときに、ISC弁の低回転側での故障と判断し、また、
請求項2では、上記エンジン回転数が目標回転数に対し
て所定許容範囲内に収らない場合、上記目標回転数と上
記エンジン回転数とを比較し、このエンジン回転数が上
記目標回転数よりも高いときには、高回転側の診断を行
うために、まず、アイドル制御弁用駆動信号の出力値と
予め設定した下限値とを比較し、上記出力値が上記下限
値よりも低く且つその状態が設定時間継続しているとき
に、ISC弁の高回転側での故障と判断するようにした
ので、誤診断がなく、診断精度が高くなり、しかも、故
障原因を高回転側と低回転側とに特定するようしたの
で、トラブルシューティングの際には、不具合現象の再
現性が良くなり、的確な処置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ISC弁用自己診断ルーチンを示すフローチャ
ート
【図2】ISC弁用自己診断ルーチンを示すフローチャ
ート(続き)
【図3】目標回転数を設定するテーブルの概念図
【図4】エンジンの全体概略図
【図5】制御系の回路構成図
【符号の説明】
10…スロットル弁 12…バイパス通路 13…アイドル制御弁 Duty…出力値(デューティ比) DMAX…上限値 DMIN…下限値 Ne0…目標回転数 Ne …エンジン回転数 ΔN…許容回転数 T0 …設定時間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットル弁をバイパスするバイパス通
    路に設けたアイドル制御弁の作動状態を診断するエンジ
    ンのアイドル制御弁用自己診断方法において、 アイドル運転時の目標回転数とエンジン回転数との差回
    転数を求め、 この差回転数の絶対値が許容回転域から外れていると
    き、上記目標回転数と上記エンジン回転数とを比較し、 このエンジン回転数が上記目標回転数よりも低いときに
    はアイドル制御弁用駆動信号の出力値と予め設定した上
    限値とを比較し、 上記出力値が上記上限値よりも高く、且つその状態が設
    定時間継続しているときには上記アイドル制御弁の低回
    転側異常と判断することを特徴とするエンジンのアイド
    ル制御弁用自己診断方法。
  2. 【請求項2】 スロットル弁をバイパスするバイパス通
    路に設けたアイドル制御弁の作動状態を診断するエンジ
    ンのアイドル制御弁用自己診断方法において、 アイドル運転時の目標回転数とエンジン回転数との差回
    転数を求め、 この差回転数の絶対値が許容回転域から外れていると
    き、上記目標回転数と上記エンジン回転数とを比較し、 上記エンジン回転数が上記目標回転数よりも高いときに
    はアイドル制御弁用駆動信号の出力値と予め設定した下
    限値とを比較し、 上記出力値が上記下限値よりも低く、且つその状態が設
    定時間継続しているときには上記アイドル制御弁の高回
    転側異常と判断することを特徴とするエンジンのアイド
    ル制御弁用自己診断方法。
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