JPH08115321A - 文書作成支援装置 - Google Patents

文書作成支援装置

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JPH08115321A
JPH08115321A JP6274246A JP27424694A JPH08115321A JP H08115321 A JPH08115321 A JP H08115321A JP 6274246 A JP6274246 A JP 6274246A JP 27424694 A JP27424694 A JP 27424694A JP H08115321 A JPH08115321 A JP H08115321A
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JP
Japan
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word
occurrence
search
designated
words
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JP6274246A
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Inventor
Hiroshi Masuichi
博 増市
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共起語辞書から検索された共起語から更に次
の共起語の検索を順次に連鎖的に行い、関連する用例を
提示して文書作成支援を行う文書作成支援装置を提供す
る。 【構成】第1の単語に対する第2の単語の共起関係の強
さを保持する共起関係保持手段と、用例データを保持す
る用例データ保持手段と、任意の単語を指定して入力す
る各々の指定語入力手段と、各々の指定語入力手段に対
応して、指定の第1の単語に対し共起関係のある第2の
単語の一覧を表示し、その中から1つの単語を指定する
各々の共起語表示手段と、各々の共起語表示手段に対応
して、指定の共起語を受け取り、当該共起語と前記指定
語入力手段による指定語とを共に含む用例を検索し、検
索結果を表示する各々の用例データ表示手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共起語辞書により検索
された共起語から更に次の共起語の検索を順次に連鎖的
に行い、関連する用例を提示して文書作成支援を行う文
書作成支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、文献『斎藤裕美,野
上宏康,“日本語ワードプロセッサにおける自然言語処
理”,情報処理,Vol.34, No.10, 第12
41頁〜第1248頁, 1994年』に論じられてい
るように、かな漢字変換システムや文書作成支援システ
ムにおいては、共起語の利用は重要な技術となってい
る。ここでの共起語とは、文や段落単位の多くの文書の
用例において同時に出現する頻度の高い単語対(群)を
意味している。
【0003】このような共起語の一般的な利用例を説明
すると、例えば、第1の利用例として、かな漢字変換に
おいて変換結果の文節系列の同音語候補の中から、共起
語辞書に登録されている単語対と一致したものを優先出
力することにより正解候補を第1順位に引き上げる利用
例や、また、第2の利用例として、文書作成支援システ
ムにおいて、ある単語と共起する単語群を利用者に示す
ことにより、文書作成の発想支援を行う利用例などの例
が挙げられる。
【0004】例えば、特開平4−268945号公報に
記載の「文書作成装置」の提案は、用例表示機能と共起
機能を有する文書作成装置において、用例情報と共に共
起機能で使用される共起情報を利用することにより、よ
り多くの用例を表示できるようにした文書作成装置に関
する提案である。このような文書作成装置によると、文
書作成支援のため、単語を指定し、その単語およびその
単語と共起する単語を共に含む用例が利用者に示される
ので、これにより、利用者は、文書作成の参考に利用で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
従来の技術では、用例辞書に保持される用例データが大
規模になればなるほど、指定単語およびその単語と共起
する単語を共に含む用例の数が多く存在することにな
り、不必要に用例が多く出力されることになる。このた
め、文書作成の支援の際、例えば、利用者が表示画面に
おいてサブウィンドウの操作で参照できることが可能な
テキスト量の限度を越えてしまうという問題が生ずる。
【0006】また、現在の編集中の文書に関する文書作
成支援のために、利用者が参考としたい題材とは関係の
ない用例が多数表示されてしまう。更に、指定された単
語と共起関係にある単語が明示的に利用者に示されない
ため、用例中に存在する共起語を見つけることが困難で
あり、新たな文章を作成する場合に、共起語を利用する
ことが容易でない。
【0007】更に、また、文書作成支援に加えてその中
での発想支援のため、用例中に存在する共起語に対して
更に共起語を得ることを所望しても、共起語の順次の連
鎖的な検索を実行することはできないという問題があ
る。発想支援のために、複数の共起語を連鎖的に検索
し、そこから任意の単語の組を取り出し、それらと共起
する単語を得ることが所望されても、煩雑な手操作によ
り行わなければならず、また、共起語辞書は連鎖的に検
索できるようには構成されておらず、このような発想支
援のために、十分に共起語辞書が利用されていない。
【0008】このように、用例を参照しながら、共起語
を順次に連鎖的に検索することは、文書作成の中で発想
支援を行うための共起語の重要な利用法であるにもかか
わらず、これまで、この種の共起語の利用を実現してい
る文書作成支援装置が存在しないという問題があった。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は、共起語辞書から
検索された共起語から更に次の共起語の検索を順次に連
鎖的に行い、関連する用例を提示して文書作成支援を行
うと共に発想支援も行える文書作成支援装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の第1の特徴とする文書作成支援装置
は、第1の単語に対する第2の単語の共起関係の強さを
保持する共起関係保持手段(1)と、用例データを保持
する用例データ保持手段(2)と、任意の単語を指定し
て入力する各々の指定語入力手段(11,21)と、各
々の指定語入力手段に対応して、指定の第1の単語に対
し共起関係のある第2の単語の一覧を表示し、その中か
ら1つの単語を指定する各々の共起語表示手段(12,
22)と、各々の共起語表示手段に対応して、指定の共
起語を受け取り、当該共起語と前記指定語入力手段によ
る指定語とを共に含む用例を検索し、検索結果を表示す
る各々の用例データ表示手段(13,23)とを備える
ことを特徴とする。
【0011】本発明の第2の特徴とする文書作成装置
は、更に、各々の共起語表示手段において表示された共
起語を共起関係保持手段から得て、順次の表示連鎖過程
を辿って記憶する共起語連鎖処理手段(3)と、共起語
連鎖処理手段に記憶された表示連鎖過程を表示する共起
語連鎖表示手段(4)を備えることを特徴とする。
【0012】本発明の第3の特徴とする文書作成支援装
置は、用例データを保持する用例データ保持手段(7
2)と、単語の間の共起関係として、第1の単語に対す
る第2の単語の共起関係の強さの第1共起度と、第2の
単語に対する第1の単語の共起関係の強さの第2共起度
とをそれぞれに保持する共起関係保持手段(71)と、
単語を指定する単語指定入力手段(61,81)と、前
記単語指定入力手段により入力された単語に対し前記共
起関係保持手段の保持する前記第1共起度または第2共
起度のいずれか一方を検索し、共起関係の強さが所定の
閾値を越える単語を入力された単語の共起語として出力
する共起語検索手段(62,82)と、前記共起語検索
手段により出力された共起語を一覧に表示し、表示され
た共起語から次に検索する共起語の指定単語を選択し指
示する共起語表示指示手段(63,83)と、前記共起
語表示指示手段により指示された共起語と前記単語指定
入力手段により入力された単語を共に含む用例データを
用例データ保持手段から検索する用例データ検索手段
(64,84)と、前記用例データ検索手段により検索
された用例データを表示する用例データ表示手段(6
5,85)とを備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の第1の特徴とする文書作成支援装置に
おいては、共起関係保持手段(1)が、第1の単語に対
する第2の単語の共起関係の強さを保持しており、用例
データ保持手段(2)が、用例データを保持している。
各々の指定語入力手段(11,21)の1つにより、利
用者が任意の単語を指定して入力すると、その対応の1
つの共起語表示手段(12,22)が、指定語入力手段
による指定の第1の単語に対し共起関係のある第2の単
語の一覧を表示し、その中から1つの単語を指定できる
ようにする。また、各々の用例データ表示手段(13,
23)の対応の1つの用例データ表示手段が、その対応
の各々の共起語表示手段による指定の共起語を受け取
り、当該共起語と前記指定語入力手段による指定語とを
共に含む用例を検索し、その検索結果を表示する。これ
により、利用者は、表示された共起語の一覧から単語を
指定することにより、順次に共起語の検索を連鎖的に行
い、その用例を表示できる。
【0014】また、本発明の第2の特徴とする文書作成
装置においては、共起語連鎖処理手段(3)が、各々の
共起語表示手段において表示された共起語を共起関係保
持手段から得て、順次の表示連鎖過程を辿って記憶す
る。共起語連鎖表示手段(4)は、共起語連鎖処理手段
に記憶された表示連鎖過程を表示する。このため、利用
者が、順次に共起語の検索を連鎖的に行った操作の結果
を、共起語の連鎖過程として表示できるので、利用者
は、これまでの操作の共起語の連鎖過程を発想支援に役
立てることができる。
【0015】本発明の第3の特徴とする文書作成支援装
置においては、用例データ保持手段(72)が、用例デ
ータを保持しており、共起関係保持手段(71)が、単
語の間の共起関係として、第1の単語に対する第2の単
語の共起関係の強さの第1共起度と、第2の単語に対す
る第1の単語の共起関係の強さの第2共起度とをそれぞ
れに保持する。
【0016】単語指定入力手段(61,81)が、単語
を指定すると、共起語検索手段(62,82)が、単語
指定入力手段により入力された単語に対して、前記共起
関係保持手段の保持する前記第1共起度または第2共起
度のいずれか一方を検索し、共起関係の強さが所定の閾
値を越える単語を入力された単語の共起語として出力す
る。共起語表示指示手段(63,83)は、前記共起語
検索手段により出力された共起語を一覧に表示し、表示
された共起語から次に検索する共起語の指定単語を選択
し指示する。そして、用例データ検索手段(64,8
4)が、前記共起語表示指示手段により指示された共起
語と前記単語指定入力手段により入力された単語を共に
含む用例データを用例データ保持手段から検索する。こ
の結果を受けて、用例データ表示手段(65,85)
が、前記用例データ検索手段により検索された用例デー
タを表示する。
【0017】このように、本発明の文書作成支援装置に
おいては、文書編集装置とは別に、単語を指定するとそ
の語と共起する語の一覧を表示し、更に、それらの共起
語群から1つの共起語を指定すると、指定語と指定共起
語の両者を含む用例を表示する共起語表示手段と用例デ
ータ表示手段が複数用意される。利用者は、表示された
用例を参照しながら、表示された共起語群の中から、作
成中の文書と関連性の高い共起語を特定し、その共起語
から更にそれに関連する共起語を検索し、その用例まで
検索することができる。このような検索操作を繰り返す
ことによって、作成中の文書と関連性の高い共起語を連
鎖的に検索することができ、文書作成支援および発想支
援まで行える。また、連鎖的に検索を行なった共起語の
連鎖過程を参照することができるので、共起語の連鎖を
確認しながら文書作成を行なうことが可能となる。
【0018】なお、このような文書作成支援の際に用い
る共起語辞書は、共起語を順次に連鎖して検索するの
で、特に、強い共起関係を持つ単語の間にのみ共起関係
を設定したものであることが望ましい。また、その共起
関係についても、共起関係の程度と共に共起関係の方向
性が設定されているものが好ましい。このため、ここで
の共起語辞書としては、第1の単語に対する第2の単語
の共起関係の強さを保持することとし、または、単語の
間の共起関係として、第1の単語に対する第2の単語の
共起関係の強さの第1共起度と、第2の単語に対する第
1の単語の共起関係の強さの第2共起度とをそれぞれに
保持している。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て具体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例の
文書作成支援装置の基本構成を示すブロック図である。
図1において、1は共起関係保持部、2は用例データ保
持部、3は共起語連鎖処理部、4は共起語連鎖表示部で
ある。また、10は第1の検索ウィンドウ、11は第1
の指定語入力部、12は第1の共起語表示部、13は第
1の用例データ表示部、20は第2の検索ウィンドウ、
21は第2の指定語入力部、22は第2の共起語表示
部、23は第1の用例データ表示部である。
【0020】図1に示す文書作成支援装置においては、
共起関係保持部1が、後述するように、第1の単語に対
する第2の単語の共起関係の強さを共起語辞書として保
持しており、用例データ保持部2が、共起語と共にその
用例データを保持している。
【0021】第1の検索ウィンドウ10において、第1
の指定語入力部11により、利用者が任意の単語を指定
すると、その対応の第1の共起語表示部12が、第1の
指定語入力部11で指定された単語を受けて、共起関係
保持部1で保持している当該単語の共起関係から、第1
の単語に対し共起関係のある第2の単語の一覧を表示
し、その中から1つの単語を指定できるようにする。例
えば、共起関係の強さの順に一覧に表示して、その中か
ら1つの単語を次の共起語の検索のために指定できるよ
うにする。これにより、この対応の第1の用例データ表
示部13が、第1の共起語表示部12により指定された
共起語を受け取り、当該共起語と先の第1の指定語入力
部11により指定された指定語とを共に含む用例を検索
し、その検索結果を利用者に対して表示する。
【0022】また、第1の検索ウィンドウ10の第1の
共起語表示部12において表示された共起語の一覧表の
中から1つの単語が選択された場合、選択された単語
は、次の共起語検索のための指定語として、第2の検索
ウィンドウ20の第2の指定語入力部21に入力する。
これにより、第2の検索ウィンドウ20においても、第
1の検索ウィンドウ10における動作と同様に、共起語
検索および表示とその用例の表示の処理を行う。なお、
図示されていないが、第3の検索ウィンドウ,第4の検
索ウィンドウ,…においても、このような検索表示の動
作を順次に繰り返すことにより、順次に共起語の検索を
連鎖的に行い、その用例を利用者に対して表示できる。
【0023】このようにして、順次に共起語の検索を連
鎖的に行った場合、それぞれに表示された各々の共起語
は、その後、共起語連鎖処理部3において、表示連鎖過
程が辿られて記憶される。つまり、共起語連鎖処理部3
が、各々の共起語表示部(12,23)などにおいて表
示された共起語を共起関係保持部1の共起関係のデータ
から得て、順次の表示連鎖過程を辿って記憶する。そし
て、共起語連鎖表示部4が、共起語連鎖保持部3に記憶
された表示連鎖過程を表示する。これにより、共起語の
検索を連鎖的に行った操作の結果が、連鎖過程として表
示される。利用者は、これまでの操作の結果の連鎖起程
の発想支援に役立てることができる。
【0024】なお、ここでの共起関係保持部1において
保持される共起語辞書は、第1の単語に対する第2の単
語の共起関係の強さを保持しており、文書作成支援と共
に、発想支援のための共起語辞書として用いられる。共
起語辞書は、共起語を順次に連鎖的に検索できるような
データ構造に構成することが好ましいので、強い共起関
係を持つ単語の間にはその共起関係の強さを設定したも
のとする。このため、ここでの共起語辞書としては、第
1の単語に対する第2の単語の共起関係の強さを保持す
ることとし、または、単語の間の共起関係として、第1
の単語に対する第2の単語の共起関係の強さの第1共起
度と、第2の単語に対する第1の単語の共起関係の強さ
の第2共起度とをそれぞれに保持し、一方から他方の共
起関係を検索した場合の方向性が判別できような構成と
している。
【0025】図2は、共起関係保持部において保持され
る共起語辞書のデータ構造の一例を示す図である。図2
に示すように、共起語辞書25のデータ構造は表形式で
与えられる。表の中の各セル(カラム)26は、全ての
単語の組に対応して設けられる。各々のセル26の中に
は、組となっている単語aと単語bとの2つの単語の間
の共起関係として、3つのデータが格納される。この3
つのデータを左から順にc1,c2,c3とすると、c
1として格納される共起関係の強さWabは、単語a
(word a)に対する単語b(word b)の共
起関係の強さを示す数値であり、c2として格納される
共起関係の強さWbaは、逆に単語b(word b)
に対する単語a(word a)の共起関係の強さを示
す数値である。ただし、a=bとなるWabは存在しな
い。また、c3として格納されるデータFは、共起語の
検索過程を示す変数である。この検索過程を示す変数の
データFの値は、連鎖的に共起語検索が行なわれた場合
に、各々のセルに対応の単語の組の共起過程の方向性を
示す。このデータFの値を用いて、後するように、共起
語の検索過程の連鎖を辿る処理が行われる。
【0026】つまり、共起語辞書25において、セル2
6中のc1,c2として格納されている共起関係の強さ
がWab,Wbaである場合、更に、c3として格納さ
れてるデータFの値がその共起語の検索過程を示してい
る。データFの値が“0”であれば、単語aおよび単語
bは共起語として未表示(未検索)であることを示して
おり、データFの値が“1”であれば、指定単語の単語
aに対して単語bが、共起語表示部12において共起単
語として表示されたことを示している。また、データF
の値が“2”であれば、指定単語の単語bに対して単語
aを、共起語表示部12において共起単語として表示さ
れたことを示している。また、データFの値が“3”で
あれば、これらの2つの場合における表示がなされたこ
とを示している。つまり、指定単語の単語aに対して単
語bが共起単語として表示され、かつ、指定単語の単語
bに対して単語aが共起単語として既に表示されたこと
を示している。
【0027】また、一般的には、単語aに対する単語b
の共起関係の強さ(重要性)Wabと、単語bに対する
単語aの共起関係の強さ(重要性)Wbaは一致しな
い。したがって、WabとWbaは異なる値となること
が多い。共起関係の比較を行なうため、Wabの数値
は、共起語辞書25の中では標準化されている必要があ
るので、ここではWabの数値を正規化して保持する。
次に、用例データから共起語辞書25を構成する場合の
アリゴリズムについて説明する。
【0028】共起語辞書25中の各セル26の中に格納
される2つの単語の間の共起関係の強さWabは、参照
する用例データから2つの単語の間の共起回数を数え
て、共起関係の強さのデータとして標準化する。この場
合の2つの単語の間の共起関係の強さWabは、次のス
テップ(1)〜ステップ(3)のアルゴリズムにより決
定される。 ステップ(1):用例データに含まれる単語(個数N)
の全ての組み合わせに対応する変数Cij(1≦i≦
N,1≦j≦N,i=jの場合を除く)を用意する。な
お、Cij=Cjiとする。 ステップ(2):全ての変数Cijに対して、単語iと
単語jが用例データの中で共起する回数(1つの文中ま
たは段落中に同時に出現する回数)を格納する。 ステップ3:次の各々の式に基づいて各単語ごとに変数
Cijの値の標準化を行い、共起関係の強さWkl(≠
Wlk)を決定する。Ck =(ΣCkm)/N(Σはmに関する総和) σk=(Σ(Ckm−Ck2/N)1/2(Σはmに関す
る総和) Wkl=0.5+0.1(Ckl−Ck/σk)
【0029】このようなステップ(1)〜ステップ
(3)のアルゴリズムに基づいて、共起関係の強さWa
bの数値データを決定し、共起関係保持部の共起語辞書
のデータ構造に従って、そのセルの中に格納する。つま
り、ここでの共起語辞書は、1つの単語に対して他の全
ての単語それぞれと共起する回数の平均値(Ck)と、
その偏差(σk)が求められ、中心値が「0.5」とな
るように、数値データ化してその共起関係の強さWab
を標準化している。図3は、このようなアルゴリズムに
より計算された結果の共起語辞書の数値データの一例を
示している。
【0030】例えば、指定語入力部11によって共起語
を求める単語kが指定された場合、共起語表示部12で
は、指定の単語kを受け取り、共起関係保持部1に保持
されている共起語辞書(図2)に基づいて共起語の検索
を行うが、その場合の共起語検索を行うアルゴリズムに
ついて説明する。この場合の共起語検索処理は、次のよ
うなステップ〜ステップの処理により共起語の検索
処理が実行される。 ステップ:単語kに対して共起語辞書の対応のセルに
格納された値Wki(1≦i≦N,i≠k)の中から閾
値sを越えるWkiを検索する。 ステップ:ステップの検索の結果として得られたW
kiを格納しているセルから、その対応の組の単語iを
共起語として表示する。この際、値Wkiを格納してい
るセルが、値Wkiをc1として格納しており、かつデ
ータFの値が“1”または“3”である場合と、値Wk
iを格納しているセルが、値Wkiをc2として格納し
ており、かつデータFの値が“2”または“3”である
場合には、表示済を示す値を出力する。 ステップ:更に、ステップの検索の結果として得ら
れたWkiを格納しているセルに対して、データFの値
を更新する。つまり、当該セルが先に検索されており、
データFの値が“1”であり、値Wkiがc2として格
納されていれば、データFの値を“3”とする。また、
データFの値が“2”であり、値Wkiがc1として格
納されていれば、データFの値を“3”とする。また、
ここでのセルが先に検索されておらず、データFの値が
“0”であり、値Wkiがc1として格納されていれ
ば、データFの値を“1”とする。また、同じく、デー
タFの値が“0”であり、値Wkiがc2として格納さ
れていれば、データFの値を“2”とする。それ以外の
場合は何もしない。
【0031】このようにして、用例データから各々の単
語に対して共起回数を求め、更に、上述したようなアル
ゴリスム『ステップ(1)〜ステップ(3)』に従っ
て、それぞれの単語の間の共起関係の強さWabを決定
して共起語辞書を構成する。更に、構成された共起語辞
書を用いて、共起語表示部12は単語の間の共起関係の
強さに従って、指定された単語からその共起語の検索を
行い表示する。
【0032】次に、このような共起語表示部12におけ
る共起語検索処理を具体例にしたがって説明する。ここ
での処理では、共起語辞書が前述したような3つのデー
タを有するデータ構造をとるので、検索結果に従って、
検索過程を示すデータFの値を決定する処理を伴う。
【0033】図5は、共起語検索処理の処理フローを示
すフローチャートである。この共起語検索処理は、上述
のアルゴリズム『ステップ〜ステップ』に従った処
理フローとなっている。図5を参照して、共起語検索処
理を説明する。処理を開始すると、まず、ステップ31
において、指定単語(word k)を受け取る。次
に、ステップ32において、指定の単語(word
k)に対して、共起語辞書の対応のセルに格納された値
Wki(1≦i≦N,i≠k)の中から閾値sを越える
Wkiを検索する。
【0034】検索により得られた閾値sを越えるWki
の全てに対して、それぞれに次のステップ33〜ステッ
プ44までの処理を行い、検索結果に従って、共起単語
を出力すると共に、検索過程を示すデータFの値を決定
する処理を伴う。
【0035】閾値sを越えた1つのWkiに対するステ
ップ33からの処理では、まず、ステップ33におい
て、得られたWkiは、当該Wkiを格納しているセル
がc1として値Wkiを格納しているか否かを判定す
る。この判定の結果、得られたWkiがc1に格納され
ている場合、更に、ステップ34において、当該セルの
データFの値が「F=1またはF=3」であるか否かを
判定する。Fの値が「F=1またはF=3」である場
合、ステップ35において、このセルの対応の単語を共
起単語(word i)として、表示済を示す値と共に
出力する。この場合には、データFの値はそのままとし
て、このWkiに対する処理を終了する。
【0036】また、ステップ34の判定において、当該
セルのデータFの値が「F=1またはF=3」でない場
合、ステップ36において、このセルの対応の単語を共
起単語(word i)として出力する。更に、次のス
テップ37において、当該セルのデータFの値が「F=
0」であるか否かを判定する。Fの値が「F=0」であ
る場合、ステップ38において、このWkiを含むセル
の中のデータFの値を“1”として、このWkiに対す
る処理を終了する。また、ステップ37の判定におい
て、Fの値が「F=0」でない場合、この場合は、Fの
値が「F=2」なので、ステップ39において、ここで
のWkiを含むセルの中のデータFの値を“3”とし
て、このWkiに対する処理を終了する。
【0037】一方、先のステップ33の判定において、
得られたWkiがc1に格納されていない判定の場合
は、得られたWkiが当該セルのc2に格納されている
ので、検索過程の方向が逆となっている場合に対応して
同様な処理を行う。つまり、この場合に、ステップ40
に進み、当該セルのデータFの値が「F=2またはF=
3」であるか否かを判定する。Fの値が「F=2または
F=3」である場合は、ステップ41において、このセ
ルの対応の単語を共起単語(word i)として、表
示済を示す値と共に出力する。この場合は、データFの
値はそのままとして、このWkiに対する処理を終了す
る。
【0038】また、ステップ40の判定において、当該
セルのデータFの値が「F=2またはF=3」でない場
合、ステップ42において、このセルの対応の単語を共
起単語(word i)として出力する。更に、次のス
テップ43において、当該セルのデータFの値が「F=
0」であるか否かを判定する。Fの値が「F=0」であ
る場合、ステップ44において、このWkiを含むセル
の中のデータFの値を“2”として、このWkiに対す
る処理は終了する。また、ステップ43の判定におい
て、Fの値が「F=0」でない場合、この場合は、Fの
値が「F=1」なので、ステップ39において、ここで
のWkiを含むセルの中のデータFの値を“3”とし
て、このWkiに対する処理は終了する。
【0039】このようなステップ33〜ステップ44の
処理を、検索された全ての各々のWkiについて行い、
その共起単語を出力する。この処理の結果、指定単語
(word k)に対して、その共起単語の群が得られ
る。
【0040】ここでの共起語検索処理の理解のため、例
えば、図3に示すような具体的な数値データとして、共
起関係の強さが共起語辞書25に格納されている場合に
ついて、その処理の例を説明する。図3は共起語検索処
理が行われる前の共起語辞書の数値データの一例を示
し、図4は共起語検索処理が行われた後の共起語辞書の
数値データの一例を示している。
【0041】ここでの指定語入力部11には、指定単語
(word 4)が指定されているものとする。共起単
語を検索する場合の共起関係の強さの閾値sは“0.
5”とする。つまり、この場合は、図3に示すように、
共起語辞書27のW41,W42,W43,W45,W
46,W47(網かけにより他と区別して示されている
数値データ)の中から閾値“0.5”を越える2つのW
42,W47(下線かけで示している数値データ)が検
索される。この検索結果に従って、W42,W47の対
応のセルの単語が共起単語として出力されると共に、W
42,W47を格納している該当セルのデータFの値が
更新される。
【0042】つまり、この場合、検索結果に従って、W
42およびW47から単語(word 2)および単語
(word 7)が、指定単語(word 4)に対す
る共起単語として出力される。図3に示すように、W4
2およびW47を含むセル中のデータFの値は、共起語
検索処理が行われる前では、共に“0”であるため、表
示済を示す値は出力されない。また、共起語辞書のセル
に、W42はc1として格納されており、データFの値
が“0”であるため、このセルの次回のデータFの値は
“1”に更新される。また、W47はc2として格納さ
れており、データFの値が“0”であるため、このセル
の次回のデータFの値は“2”に更新される。この結
果、図4に示すように、共起語辞書28における数値デ
ータが更新される。
【0043】このようにして、複数回の共起語の検索が
行われ、共起語辞書のデータFの値が更新された後、そ
の更新されたデータFの値に基づいて、共起語の連鎖を
辿る処理が行われる。この処理は、共起語連鎖処理部3
が、共起関係保持部1の共起辞書を参照して処理を行
い、表示共起語の連鎖過程を辿る処理を行う。図6は、
共起語連鎖の検索処理フローを示すフローチャートであ
る。
【0044】図6を参照して共起語連鎖の検索処理を説
明する。処理を開始すると、ステップ51において、共
起語連鎖を辿るための最初の指定単語(word k)
を受け取る。次に、ステップ52において、ワーク変数
xに指定単語の番号kを代入する。次に、ステップ53
〜ステップ56の処理において、共起語辞書の指定単語
(word k)に関係するセルを検索し、データFの
値を判別して共起語連鎖を順次に辿る処理を行う。な
お、データFの値が“0”のセルは、共起単語として表
示出力されていないので除外される。
【0045】つまり、ステップ53において、Wxi
(1≦i≦N, i≠x)に関して、共起語連鎖を順次
に辿る方向に応じて『Wxiをセルのc1に含む場合は
データFの値が“1”または“3”であるWxj』また
は『Wxiをセルのc2に含む場合はデータFの値が
“2”または“3”であるWxj』を検索する。次に、
ステップ54において、検索結果のWxjから得られる
単語(word j)を、単語(word x)から共
起語検索を行なった結果の共起語として、その方向性を
明示して出力する。この出力により、過去の共起語検索
において、単語(word x)を指定語とした場合
に、単語(word j)が検索結果の共起語として表
示されているので、この共起語を順次に記憶しておくこ
とにより、共起語の連鎖が辿れる。次に、ステップ55
において、全てのWxjについて再帰的に処理を行った
か否かを判定し、全てのWxjについて処理が終ってい
ない場合は、ステップ56に進み、これまで共起単語の
番号jを、次の指定のワーク変数xの次の番号として代
入して、ステップ53に戻り、ステップ53からの処理
を繰り返し行う。これにより、指定の単語の共起語か
ら、共起語辞書のデータFの値に基づいて、その共起単
語が連鎖的に順次に検索される。また、ステップ55に
おいて、全てのWxjについて処理が終っていると判定
される場合は、ここでの処理を終了する。
【0046】このような共起語辞書のデータFの値を用
いて、指定の単語からの共起語を順次に辿ることによ
り、過去の共起語検索の連鎖を表示することが可能とな
る。このような共起語の連鎖の表示により、文書作成支
援ばかりでなく、発想支援のためにも共起語検索が利用
できる。
【0047】図7は、本発明の第2の実施例の文書作成
支援装置の構成をソフトウェア処理機構による各々のプ
ログラム処理モジュールの組合せとして示すブロック図
である。図7において、60は第1の検索ウィンドウ、
61は単語指定部、62は共起語検索部、63は共起語
表/指定部、64は用例データ検索部、65は用例デー
タ表示部、70は文書編集ウィンドウ、71は共起語辞
書保持部、72は用例データ保持部、73は共起語連鎖
処理部、74は共起語連鎖表示部、75は単語指定部、
76は共起語連鎖検索ウィンドウ、80は第2の検索ウ
ィンドウ、81は単語指定部、82は共起語検索部、8
3は共起語表/指定部、84は用例データ検索部、85
は用例データ表示部である。
【0048】文書編集ウィンドウ70は、テキスト入力
処理部70aおよび編集画面表示処理部70bの入出力
処理モジュールを備えており、編集画面を表示して、利
用者は文書作成の操作を行う。ここでの文書作成の際
に、文書作成支援および発想支援を希望する場合に、第
1の検索ウィンドウ60,第2の検索ウィンドウ80,
共起語連鎖検索ウィンドウ76などを順次に開き、それ
ぞれのウィンドウにおいて、作成中の文書に関して、共
起語の順次の検索操作や、共起語連鎖を検索する操作を
行う。
【0049】共起語辞書保持部71は、単語の集合と、
それぞれの単語と共起関係を持つ単語の組と、共起語の
検索過程を格納するための記憶領域を提供するモジュー
ルである。例えば、前述した図2に示すような共起語辞
書を保持している。用例データ保持部72は、文書作成
のための用例データを格納する記憶領域を提供するモジ
ュールである。作成する文書に対応して、参照する用例
集となるような文書の集合が格納されている。すなわ
ち、用例データ保持部72が、用例データを保持してお
り、共起関係保持部71が、用例データから作成された
単語の間の共起関係として、第1の単語に対する第2の
単語の共起関係の強さの第1共起度と、第2の単語に対
する第1の単語の共起関係の強さの第2共起度とをそれ
ぞれに保持ている。
【0050】ここでの文書作成支援装置による動作を説
明する前に、それぞれのウィンドウで動作するプログラ
ム処理モジュールの内容を説明する。なお、第1の検索
ウィンドウ60におけるプログラム処理モジュール(6
1〜65)は、第2の検索ウィンドウ80における処理
モジュール(81〜85)と対応しており、それぞれが
同じ内容なので、第1の検索ウィンドウ60におけるプ
ログラム処理モジュール(61〜65)の内容の説明に
より代表させる。
【0051】単語指定部61および75は、利用者が単
語の指定を行うことが可能なユーザインタフェースを有
するプログラム処理モジュールであり、単語指定部61
は、第1の検索ウィンドウ60において共起語の検索の
ための単語の指定を行うユーザインタフェースを有する
モジュールであり、単語指定部75は、共起語連鎖検索
ウィンドウ76において共起語連鎖の検索のための単語
の指定を行うユーザインタフェースを有するモジュール
である。
【0052】共起語検索部62は、単語指定部61によ
り指定された単語を受け取り、共起語辞書保持部71の
有する情報を検索することにより、指定語と共起関係を
持つ単語群を得るプログラム処理モジュールである。既
に検索済みの単語が得られた場合は、検索済を示す値を
単語と共に、共起語表示/指定部63に通知する。
【0053】共起語表示/指定部63は、共起語検索部
62からの検索結果に基づいて共起語群を表示し、その
中の単語を利用者が指定することが可能なユーザインタ
フェースを有するプログラム処理モジュールである。
【0054】用例データ検索部64は、共起語表示/指
定部63により指定された共起語および単語指定部61
により指定された単語を受け取り、両者を共に含む用例
を、用例データ保持部72を検索することによって得る
プログラム処理モジュールである。また、用例データ表
示部65は、用例データ検索部64からのの検索結果に
基づいて用例データ群を表示するためのユーザインタフ
ェースを有するプログラムモジュールである。
【0055】共起語連鎖処理部73は、単語指定部75
によって指定された単語を入力として、共起語辞書保持
部74の有する共起語の検索過程の情報から、図6によ
り説明したように、検索過程を辿る処理を行うプログラ
ム処理モジュールである。また、共起語連鎖表示部74
は、共起語連鎖処理部73の処理結果を受け取り、共起
語の検索過程を表示するためのユーザインタフェースを
有するプログラムモジュールである。
【0056】次に、このように構成される文書作成支援
装置において、各々のプログラム処理モジュールを起動
して、文書作成の途中に共起語の検索処理を行い、更
に、共起語連鎖の検索を行う。この場合の操作例につい
て、次の図8〜図18を画面例を参照して説明する。図
8は、文書編集ウィンドウの画面例を示す図であり、図
9は、文書編集ウィンドウから第1の検索ウィンドウを
開いた状態の画面を示す図である。図10は、続いて第
1の検索ウィンドウにおいて共起語検索を行った状態の
画面を示す図である。また、図11は、続いて第1の検
索ウィンドウにおいて共起語から用例の検索を行った状
態の画面を示す図である。
【0057】また、図12は、第1の検索ウィンドウか
ら続いて共起語検索のための第2の検索ウィンドウを開
いた状態の画面を示す図である。図13は、続いて第2
の検索ウィンドウにおいて共起語検索を行い更に用例の
検索を行った状態の画面を示す図である。また、図14
は、続いて第2の検索ウィンドウから第3の検索ウィン
ドウを開く状態の画面を示す図であり、図15は、第2
の検索ウィンドウから続く共起語検索のための第3の検
索ウィンドウを開いた状態の画面を示す図である。図1
6は、同じく、図15に続いて第3の検索ウィンドウに
おいて共起語検索を行った状態の画面を示す図であり、
図17は、続いて第3の検索ウィンドウにおいて共起語
から用例の検索を行った状態の画面を示す図である。ま
た、図18は、共起語連鎖検索ウィンドウにより共起語
連鎖の検索を行った状態の画面を示す図である。
【0058】まず、図8を参照すると、例えば、文書編
集ウィンドウ91において文書エディタを起動し、
「1.はじめに」と題する文書の作成を行っている際
に、文書作成支援および発想支援を希望する場合、特定
の単語を指定して共起語を検索する操作を行う。この場
合、例えば、文書中の単語の文字列「自律分散」をマウ
スカーソル90の操作により選択状態として、文書編集
ウィンドウ91の上部のメニューバーの「共起」ボタン
をクリックして開かれるプルダウンメニューの「共起語
検索」メニューを選択する。これにより、図9に示すよ
うに、共起語検索ウィンドウ92が開かれる。共起語検
索ウィンドウ92が開かれると、共起語検索ウィンドウ
92の上部の指定単語入力フィールド92aには、共起
語を検索する際の指定の単語「自律分散」が入力された
状態となっている。
【0059】このような一連の操作は、図7に示すプロ
グラム処理モジュールの動作では、文書編集ウィンドウ
70により、文書作成を行っている際に、第1の検索ウ
ィンドウ60が開かれ、更に、単語指定入力部61にお
いて単語が指定された状態となっている。次に、共起語
検索部62が、単語指定入力部61から入力された単語
に対して、共起関係保持部71の保持する前記第1共起
度または第2共起度のいずれか一方を検索し、共起関係
の強さが所定の閾値を越える単語を入力された単語の共
起語として出力することになる。
【0060】このような共起語検索の処理は、図9に示
す共起語検索ウィンドウ92における操作では、共起語
検索ウィンドウ92の上部のメニューバーに設けられた
「共起」ボタンを、マウスカーソル90の操作によりク
リックすることにより、共起語検索の処理が開始され
る。図10に示すように、共起語検索の検索結果は、共
起語検索ウィンドウ92の左側に設けられたリストアイ
テムフィールド92bに表示される。リストアイテムフ
ィールド92bに表示された各々の共起語は、利用者が
マウスカーソル90の操作によりその1つの単語を選択
することにより、用例の検索のための単語の指示とな
り、その共起語を含む用例が表示される。また、後述す
るように、次の共起語検索ウィンドウを開く場合の次の
共起語検索のための指定単語の指示となり、その指定単
語の入力操作となる。
【0061】つまり、図11に示すように、マウスカー
ソル90の操作により、共起語検索ウィンドウ92のリ
ストアイテムフィールド92bに表示された共起語の中
から1つの単語「暗黙知」の指定の操作を行うと、その
用例の検索が行われて、共起語検索ウィンドウ92の右
側の用例リスト表示フィールド92cに、用例データが
表示される。この場合に、ここで表示される用例データ
は、リストアイテムフィールド92bに表示された共起
語の中の指定単語の「暗黙知」と、指定単語入力フィー
ルド92aに入力されている指定単語「自律分散」とを
共に共起語として含む用例の検索が行われて、用例リス
ト表示フィールド92cに検索結果の用例が表示され
る。
【0062】このような一連の操作は、図7に示すプロ
グラム処理モジュールの動作では、共起語表示/指示部
63によって、共起語検索部62により出力された共起
語を一覧に表示し、表示された共起語から次に検索する
共起語の指定単語を選択し指示する動作となっており、
更に、用例データ検索部64により、共起語表示/指示
部63により指示された共起語と、単語指定入力部61
により入力された単語を共に含む用例データを用例デー
タ保持部72から検索し、その検索の結果を受けて、用
例データ表示部65において、検索された用例データを
表示する動作となっている。
【0063】また、更に続いて、第2の検索ウィンドウ
80を開いて、先に検索された共起語を指定単語とし
て、共起語の検索を行う場合、第2の検索ウィンドウ8
0におけるプログラム処理モジュール81〜85の動作
により、上述の第1の検索ウィンドウ60における場合
と同様な処理を行う。つまり、この場合の操作例を説明
すると、図11に示すように、第1段階の共起語検索を
行い、その用例まで表示した状態において、共起語検索
ウィンドウ92の上部のメニューバーに設けられた「他
のウィンドウ」ボタンを、マウスカーソル90の操作に
よりクリックする。これにより、図12に示すように、
次の共起語検索ウィンドウ93が開かれる。
【0064】共起語検索ウィンドウ93が開かれると、
前述の場合と同様に、共起語検索ウィンドウ93の上部
の指定単語入力フィールド93aには、次の共起語を検
索する際の指定の単語「暗黙知」が入力された状態とな
っている。次に、この共起語検索ウィンドウ93におい
て、前述の場合と同様に、その上部のメニューバーに設
けられた「検索」ボタンを、マウスカーソル90の操作
によりクリックすることにより、第2段階の共起語検索
の処理が開始される。その結果、ここで指定された単語
「暗黙知」と共起関係のある単語が検索され、その共起
語検索の検索結果は、同じく、図12に示すように、次
の共起語検索ウィンドウ93の左側に設けられたリスト
アイテムフィールド93bに表示される。なお、このリ
ストアイテムフィールド93bに表示された共起語の
「自律分散」および「シナジェティックス」に下線が引
いてあるのは、先の共起語検索によって検索され、既に
他の共起語検索ウィンドウで共起語として表示されてい
ることを示すものであり、前述した検索済を示す値を受
けて表示される。
【0065】また、リストアイテムフィールド93bに
表示された各々の共起語に対して、その用例を参照する
場合は、前述の場合と同じく、図13に示すように、利
用者がマウスカーソル90の操作によりその1つの単語
「シナジェティックス」を選択することにより、この操
作が用例検索のための単語の指示入力となり、その共起
語を共に含む用例が表示される。また、更に続いて、次
の共起語検索ウィンドウを開く場合の次の共起語検索の
ための指定単語の指示となり、その指定単語の入力操作
となる。
【0066】すなわち、図13に示すように、マウスカ
ーソル90の操作により、共起語検索ウィンドウ93の
リストアイテムフィールド93bに表示された共起語の
中から1つの単語「シナジェティックス」の指定の操作
を行うと、この場合、先に指定単語入力フィールド93
aに入力されている指定単語「暗黙知」と、リストアイ
テムフィールド93bに表示された共起語の中の指定単
語の「シナジェティックス」とを共に共起語として含む
用例データの検索が行われて、共起語検索ウィンドウ9
3の右側の用例リスト表示フィールド93cには、その
検索結果の用例が表示される。
【0067】このような一連の操作は、図7に示すプロ
グラム処理モジュールの動作では、次のような動作とな
る。つまり、第1の検索ウィンドウ60で検索した共起
語の指定から、第2の検索ウィンドウ80を開き、単語
指定入力部81によって次に検索する単語の指定入力を
行い、共起語検索部82により、単語指定入力部81か
ら入力された単語に対して、共起関係保持部71の保持
する前記第1共起度または第2共起度のいずれか一方を
検索して、共起関係の強さが所定の閾値を越える単語を
入力された単語の共起語として出力する。そして、共起
語表示/指示部83によって、共起語検索部82で検索
された共起語を一覧に表示し、表示された共起語から用
例を検索する共起語の指定単語を選択し指示する。続い
て、用例データ検索部84が、共起語表示/指示部83
により指示された共起語に対し、先に単語指定入力部8
1により入力された単語を共に含む用例データを用例デ
ータ保持部72から検索し、用例データ表示部85にお
いて、その検索結果の用例データを表示する動作となっ
ている。
【0068】更に続いて、次の共起語検索ウィンドウを
開いて、共起語検索を続けて行う場合は、図14に示す
ように、前述の場合と同様に、共起語検索ウィンドウ9
3の上部のメニューバーに設けられた「他のウィンド
ウ」ボタンを、マウスカーソル90の操作によりクリッ
クする。これにより、図15に示すように、更に次の共
起語検索ウィンドウ94が開かれる。
【0069】この場合においても、共起語検索ウィンド
ウ94が開かれると、前述の場合と同様に、共起語検索
ウィンドウ94の上部の指定単語入力フィールド94a
においては、次の共起語を検索する際の指定の単語「シ
ナジェティックス」が入力された状態となっている。検
索を開始する場合は、この共起語検索ウィンドウ94に
おいて、前述の場合と同様に、その上部のメニューバー
に設けられた「検索」ボタンを、マウスカーソル90の
操作によりクリックする。これにより、第3段階の共起
語検索の処理が開始される。その結果、ここで指定され
た単語「シナジェティックス」と共起関係のある単語が
検索され、その共起語検索の検索結果は、同じく、図1
6に示すように、次の共起語検索ウィンドウ94の左側
に設けられたリストアイテムフィールド94bに表示さ
れる。
【0070】また、リストアイテムフィールド94bに
表示された各々の共起語に対して、その用例を参照する
場合は、前述の場合と同じく、図17に示すように、利
用者がマウスカーソル90の操作によりその1つの単語
「オートポイエシス」を選択することにより、この操作
が用例検索のための単語の指示入力となり、その共起語
を共に含む用例が検索されて表示される。なお、ここで
は、更に、指定単語入力フィールド94aに指定単語
「自律分散」を入力しており、この2つの指定単語を共
起語とし、選択された単語「オートポイエシス」を含む
用例を検索するようにしている。
【0071】すなわち、図17に示すように、マウスカ
ーソル90の操作により、共起語検索ウィンドウ94の
リストアイテムフィールド94bに表示された共起語の
中から1つの単語「オートポイエシス」の指定の操作を
行うと、この場合、先に指定単語入力フィールド94a
に入力されている指定単語「シナジェティックス」と指
定単語「自律分散」と、更に、リストアイテムフィール
ド94bに表示された共起語の中の指定単語の「オート
ポイエシス」とを共に共起語として含む用例データの検
索が行われて、共起語検索ウィンドウ94の右側の用例
リスト表示フィールド94cには、その検索結果の用例
が表示される。
【0072】このような複数の共起語検索ウィンドウに
より、複数回の順次の共起語検索を行うと、その共起語
辞書を利用した検索過程は、図2〜図4により説明した
ように、共起語辞書のデータFの値の更新処理として、
共起語辞書保持部71の共起語辞書に登録される。この
結果、データFの値に基づいて、共起語連鎖検索ウィン
ドウ76において、共起語連鎖処理部73が、単語指定
部75により指定された単語から始めて、順次に検索過
程を辿る処理を行い、共起語連鎖表示部74において、
その処理結果の「各々の共起語検索ウィンドウで順次に
表示された共起語群」を表示連鎖過程として表示する。
【0073】このような共起語連鎖を表示する場合の操
作例について説明する。図18を参照すると、共起語連
鎖検索ウィンドウ95により共起語連鎖の検索を行った
状態の画面例が示されている。共起語連鎖を表示する場
合、複数の回の共起語検索の操作を行った後に、図18
に示すように、例えば、文書中の単語の文字列「自律分
散」をマウスカーソル90の操作により選択状態とし
て、文書編集ウィンドウ91の上部のメニューバーの
「共起」ボタンをクリックして開かれるプルダウンメニ
ューの「共起語連鎖」メニューを選択する。これによ
り、指定の単語「自律分散」から始めて、順次に検索過
程を辿る処理が行われ、共起語連鎖検索ウィンドウ95
が開かれ、共起語連鎖検索ウィンドウ95において、そ
の共起語の連鎖過程が表示される。利用者は、共起語連
鎖検索ウィンドウ95に表示された共起語の連鎖過程を
見て、発想支援に利用できる。
【0074】以上のように、本実施例の文書作成支援装
置によれば、文書作成の中で、共起語を明示的に表示
し、それらを連鎖的に検索し、共起語を共通に含む用例
を検索することによって、文書に関する関連知識を引き
だすことができる。このため、作成中の文書において、
記述内容に関する知識があいまいな場合でも、発想支援
の観点において、効率的な文書作成を行なうことができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の文書作
成支援装置によれば、文書編集装置とは別に、単語を指
定するとその語と共起する語の一覧を表示し、更に、そ
れらの共起語群から1つの共起語を指定すると、指定語
と指定共起語の両者を含む用例を表示する共起語表示手
段と用例データ表示手段が複数用意される。利用者は、
表示された用例を参照しながら、表示された共起語群の
中から、作成中の文書と関連性の高い共起語を特定し、
その共起語から更にそれに関連する共起語を検索し、そ
の用例まで検索することができる。このような検索操作
を繰り返すことによって、作成中の文書と関連性の高い
共起語を連鎖的に検索することができ、文書作成支援お
よび発想支援まで行える。また、連鎖的に検索を行なっ
た共起語の連鎖過程を参照することができるので、共起
語の連鎖を確認しながら文書作成を行なうことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第1の実施例の文書作成支援
装置の基本構成を示すブロック図、
【図2】 図2は共起関係保持部において保持される共
起語辞書のデータ構造の一例を示す図
【図3】 図3は共起語検索処理が行われる前の共起語
辞書の数値データの一例を示す図、
【図4】 図4は共起語検索処理が行われた後の共起語
辞書の数値データの一例を示す図、
【図5】 図5は共起語検索処理の処理フローを示すフ
ローチャート、
【図6】 図6は共起語連鎖の検索処理フローを示すフ
ローチャート、
【図7】 図7は本発明の第2の実施例の文書作成支援
装置の構成をソフトウェア処理機構による各々のプログ
ラム処理モジュールの組合せとして示すブロック図、
【図8】 図8は文書編集ウィンドウの画面例を示す
図、
【図9】 図9は文書編集ウィンドウから第1の検索ウ
ィンドウを開いた状態の画面を示す図、
【図10】 図10は続いて第1の検索ウィンドウにお
いて共起語検索を行った状態の画面を示す図、
【図11】 図11は続いて第1の検索ウィンドウにお
いて共起語から用例の検索を行った状態の画面を示す
図、
【図12】 図12は第1の検索ウィンドウから続いて
共起語検索のための第2の検索ウィンドウを開いた状態
の画面を示す図、
【図13】 図13は続いて第2の検索ウィンドウにお
いて共起語検索を行い更に用例の検索を行った状態の画
面を示す図、
【図14】 図14は続いて第2の検索ウィンドウから
第3の検索ウィンドウを開く状態の画面を示す図、
【図15】 図15は第2の検索ウィンドウから続く共
起語検索のための第3の検索ウィンドウを開いた状態の
画面を示す図、
【図16】 図16は同じく図15に続いて第3の検索
ウィンドウにおいて共起語検索を行った状態の画面を示
す図、
【図17】 図17は続いて第3の検索ウィンドウにお
いて共起語から用例の検索を行った状態の画面を示す
図、
【図18】 図18は、共起語連鎖検索ウィンドウによ
り共起語連鎖の検索を行った状態の画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…共起関係保持部、2…用例データ保持部、3…共起
語連鎖処理部、4…共起語連鎖表示部である。また、1
0…第1の検索ウィンドウ、11…第1の指定語入力
部、12…第1の共起語表示部、13…第1の用例デー
タ表示部、20…第2の検索ウィンドウ、21…第2の
指定語入力部、22…第2の共起語表示部、23…第1
の用例データ表示部、25…共起語辞書、26…セル、
27…共起語辞書(検索前)、28…共起語辞書(検索
後)、60…第1の検索ウィンドウ、61…単語指定
部、62…共起語検索部、63…共起語表/指定部、6
4…用例データ検索部、65…用例データ表示部、70
…文書編集ウィンドウ、71…共起語辞書保持部、72
…用例データ保持部、73…共起語連鎖処理部、74…
共起語連鎖表示部、75…単語指定部、76…共起語連
鎖検索ウィンドウ、80…第2の検索ウィンドウ、81
…単語指定部、82…共起語検索部、83…共起語表/
指定部、84…用例データ検索部、85…用例データ表
示部、90…マウスカーソル、91…文書編集ウィンド
ウ、92…共起語検索ウィンドウ、92a…指定単語入
力フィールド、92b…リストアイテムフィールド、9
2c…用例リスト表示フィールド、93…共起語検索ウ
ィンドウ、93a…指定単語入力フィールド、93b…
リストアイテムフィールド、93c…用例リスト表示フ
ィールド、94…共起語検索ウィンドウ、94a…指定
単語入力フィールド、94b…リストアイテムフィール
ド、94c…用例リスト表示フィールド、95…共起語
連鎖検索ウィンドウ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の単語に対する第2の単語の共起関
    係の強さを保持する共起関係保持手段と、 用例データを保持する用例データ保持手段と、 任意の単語を指定して入力する各々の指定語入力手段
    と、 各々の指定語入力手段に対応して、指定の第1の単語に
    対し共起関係のある第2の単語の一覧を表示し、その中
    から1つの単語を指定する各々の共起語表示手段と、 各々の共起語表示手段に対応して、指定の共起語を受け
    取り、当該共起語と前記指定語入力手段による指定語と
    を共に含む用例を検索し、検索結果を表示する各々の用
    例データ表示手段とを備えることを特徴とする文書作成
    支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書作成装置におい
    て、更に、 各々の共起語表示手段において表示された共起語を共起
    関係保持手段から得て、順次の表示連鎖過程を辿って記
    憶する共起語連鎖処理手段と、 共起語連鎖処理手段に記憶された表示連鎖過程を表示す
    る共起語連鎖表示手段を備えることを特徴とする文書作
    成支援装置。
  3. 【請求項3】 用例データを保持する用例データ保持手
    段と、 単語の間の共起関係として、第1の単語に対する第2の
    単語の共起関係の強さの第1共起度と、第2の単語に対
    する第1の単語の共起関係の強さの第2共起度とをそれ
    ぞれに保持する共起関係保持手段と、 単語を指定する単語指定入力手段と、 前記単語指定入力手段により入力された単語に対し前記
    共起関係保持手段の保持する前記第1共起度または第2
    共起度のいずれか一方を検索し、共起関係の強さが所定
    の閾値を越える単語を入力された単語の共起語として出
    力する共起語検索手段と、 前記共起語検索手段により出力された共起語を一覧に表
    示し、表示された共起語から次に検索する共起語の指定
    単語を選択し指示する共起語表示指示手段と、 前記共起語表示指示手段により指示された共起語と前記
    単語指定入力手段により入力された単語を共に含む用例
    データを用例データ保持手段から検索する用例データ検
    索手段と、 前記用例データ検索手段により検索された用例データを
    表示する用例データ表示手段とを備えることを特徴とす
    る文書作成支援装置。
JP6274246A 1994-10-14 1994-10-14 文書作成支援装置 Pending JPH08115321A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193584A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Fujitsu Ltd ワードセットに関係するワードの決定
JP5716223B1 (ja) * 2014-07-14 2015-05-13 株式会社think−plus 思考支援辞書、思考支援辞書システム、思考支援システム、思考支援方法、思考支援プログラム、思考支援プログラム記憶媒体、および思考支援データ記憶媒体
CN117194613A (zh) * 2023-10-08 2023-12-08 长沙丹渥智能科技有限公司 基于图表共现信息的edb指标检索方法、装置、设备及介质

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