JPH08115573A - ダブルラック機構を有する駆動力伝達装置 - Google Patents
ダブルラック機構を有する駆動力伝達装置Info
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- JPH08115573A JPH08115573A JP27613994A JP27613994A JPH08115573A JP H08115573 A JPH08115573 A JP H08115573A JP 27613994 A JP27613994 A JP 27613994A JP 27613994 A JP27613994 A JP 27613994A JP H08115573 A JPH08115573 A JP H08115573A
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- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成により、回転ギアとの噛合が良好な
ダブルラック機構を提供する。 【構成】弾性部材を介して連結された主動ラック1と従
動ラック2が、回転ギアとの噛合により移動されるもの
であり、両ラックの移動を規制するストッパを備え、主
動ラック1と従動ラック2が回転ギアに噛合した状態に
おいて、主動ラックの最端にある歯と従動ラックの最端
にある歯が少なくとも1歯分以上の所定量分ずれるよう
にし、さらに主動ラックと従動ラックの端部の距離は、
前記所定量より長くなるように構成する。
ダブルラック機構を提供する。 【構成】弾性部材を介して連結された主動ラック1と従
動ラック2が、回転ギアとの噛合により移動されるもの
であり、両ラックの移動を規制するストッパを備え、主
動ラック1と従動ラック2が回転ギアに噛合した状態に
おいて、主動ラックの最端にある歯と従動ラックの最端
にある歯が少なくとも1歯分以上の所定量分ずれるよう
にし、さらに主動ラックと従動ラックの端部の距離は、
前記所定量より長くなるように構成する。
Description
【0001】
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクプ
レーヤのピックアップ送り機構などに用いて好適なダブ
ルラック機構を有する駆動力伝達装置の改良に関する。
レーヤのピックアップ送り機構などに用いて好適なダブ
ルラック機構を有する駆動力伝達装置の改良に関する。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】第3図は、ダブルラック機構を有する駆
動力伝達装置をコンパクトディスクプレーヤのピックア
ップ送り機構に用いた一例を示すものである。
動力伝達装置をコンパクトディスクプレーヤのピックア
ップ送り機構に用いた一例を示すものである。
【0005】
【0003】同図において、100はピックアップ送り
機構の全体を示し、101はピックアップ機構を示し、
このピックアップ送り機構101は、ターンテーブル1
02上に載置されたコンパクトディスク(CD)に記録
されたデジタルオーディオ信号をレーザービームにより
読み取るためのものである。
機構の全体を示し、101はピックアップ機構を示し、
このピックアップ送り機構101は、ターンテーブル1
02上に載置されたコンパクトディスク(CD)に記録
されたデジタルオーディオ信号をレーザービームにより
読み取るためのものである。
【0006】
【0004】102はガイド棒であり、ピックアップ1
01をコンパクトディスクの内周面より外周面方向へ移
動させる時のガイドとなるものである。ピックアップ機
構101の上述した移動は、ピックアップ機構101と
一体的に設けられた主動ラック及びこの主動ラックと弾
性的に結合され、主動ラックに対して従動する従動ラッ
クとから構成されるダブルラック機構103に回転ギア
104を介して、モータMの時計方向または反時計方向
への回転が伝達されることにより可能となる。
01をコンパクトディスクの内周面より外周面方向へ移
動させる時のガイドとなるものである。ピックアップ機
構101の上述した移動は、ピックアップ機構101と
一体的に設けられた主動ラック及びこの主動ラックと弾
性的に結合され、主動ラックに対して従動する従動ラッ
クとから構成されるダブルラック機構103に回転ギア
104を介して、モータMの時計方向または反時計方向
への回転が伝達されることにより可能となる。
【0007】
【0005】第4図及び第5図は、ダブルラック機構1
03の要部及び要部断面をそれぞれ示す図であり、主動
ラック103aはピックアップ機構101と一体的に設
けられ、従動ラック103bは主動ラック103aに対
して弾性スプリング105を介して弾性的に結合される
と共に、半ピッチずれた状態で配されている。
03の要部及び要部断面をそれぞれ示す図であり、主動
ラック103aはピックアップ機構101と一体的に設
けられ、従動ラック103bは主動ラック103aに対
して弾性スプリング105を介して弾性的に結合される
と共に、半ピッチずれた状態で配されている。
【0008】
【0006】さらに、ダブルラックの動作を説明する第
6図Aに示すように、回転ギア104の歯がダブルラッ
ク機構103を構成する主動ラック103aの歯a1と
従動ラック103bの歯b2の間に配されると、主動ラ
ック103aと従動ラック103b間のピッチが半ピッ
チ以上ずれることとなるので、弾性スプリング105の
作用により、回転ギア104の歯は主動及び従動ラック
103a、103bのそれぞれの歯間で弾性的に挟持さ
れる。この弾性的挟持によって、バックラッシュを小さ
くすることができるため、以上のダブルラック機構を用
いると、安価で信頼性の高い駆動力伝達装置を提供する
ことができる。そのため、この伝達装置はコンパクトデ
ィスクプレーヤのピックアップ送り機構等に多く用いら
れている。
6図Aに示すように、回転ギア104の歯がダブルラッ
ク機構103を構成する主動ラック103aの歯a1と
従動ラック103bの歯b2の間に配されると、主動ラ
ック103aと従動ラック103b間のピッチが半ピッ
チ以上ずれることとなるので、弾性スプリング105の
作用により、回転ギア104の歯は主動及び従動ラック
103a、103bのそれぞれの歯間で弾性的に挟持さ
れる。この弾性的挟持によって、バックラッシュを小さ
くすることができるため、以上のダブルラック機構を用
いると、安価で信頼性の高い駆動力伝達装置を提供する
ことができる。そのため、この伝達装置はコンパクトデ
ィスクプレーヤのピックアップ送り機構等に多く用いら
れている。
【0009】
【0007】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来装置においては、第6図B〜Dに示すようにダブルラ
ック機構103が回転ギア104の反時計方向への回転
により左方の終端に移動したとき、主動ラック103a
の歯a1が回転ギアの歯と噛合する位置からはずれる
と、主動ラック103aはストッパ106に当接するた
め、それ以上は移動できないが、従動ラック103bは
弾性スプリング105の弾力に抗して移動する。(第6
図B)さらに、従動ラック103bが移動し、主動ラッ
ク103aと同相となってから(第6図C)、回転ギア
104とダブルラック機構103との噛合状態が一瞬解
除されることとなるので、主動ラック103aはその位
置を保持するも、従動ラック103bは弾性スプリング
105の作用により、従動ラック103bの歯b1が回
転ギア104の歯と噛合する位置まで復帰する。(第6
図D)この状態で回転ギア104が反時計方向の回転を
維持する間は、第6図のB→C→D状態を繰り返すこと
となる。
来装置においては、第6図B〜Dに示すようにダブルラ
ック機構103が回転ギア104の反時計方向への回転
により左方の終端に移動したとき、主動ラック103a
の歯a1が回転ギアの歯と噛合する位置からはずれる
と、主動ラック103aはストッパ106に当接するた
め、それ以上は移動できないが、従動ラック103bは
弾性スプリング105の弾力に抗して移動する。(第6
図B)さらに、従動ラック103bが移動し、主動ラッ
ク103aと同相となってから(第6図C)、回転ギア
104とダブルラック機構103との噛合状態が一瞬解
除されることとなるので、主動ラック103aはその位
置を保持するも、従動ラック103bは弾性スプリング
105の作用により、従動ラック103bの歯b1が回
転ギア104の歯と噛合する位置まで復帰する。(第6
図D)この状態で回転ギア104が反時計方向の回転を
維持する間は、第6図のB→C→D状態を繰り返すこと
となる。
【0011】
【0008】次に、この状態からモータMの回転方向が
変わり回転ギア104が時計方向に回転すると、回転ギ
ア104は今度は主動ラック103aの歯1aと従動ラ
ック103bの歯1bとの間に入り込もうとする。とこ
ろが第6図Dからわかるように、従動ラック103bの
最端にある歯b1は回転ギア104の歯間まで復帰でき
ていないため、その噛合は確実なものとはならず、よっ
て歯先に負担がかかり歯欠けが生じるという不具合があ
った。
変わり回転ギア104が時計方向に回転すると、回転ギ
ア104は今度は主動ラック103aの歯1aと従動ラ
ック103bの歯1bとの間に入り込もうとする。とこ
ろが第6図Dからわかるように、従動ラック103bの
最端にある歯b1は回転ギア104の歯間まで復帰でき
ていないため、その噛合は確実なものとはならず、よっ
て歯先に負担がかかり歯欠けが生じるという不具合があ
った。
【0012】
【0009】そこでこの対策としては、ストッパ106
を弾性部材で形成することが行われていた。すなわち第
6図においてストッパ106を弾性部材で形成し、主動
ラック103aがストッパ106に当接して移動規制さ
れるときに反発力を受けるようにすると、回転ギア10
4が時計方向に回転すると同時に、主動ラック103a
は右方へ強制的に移動され、それに伴って従動ラック1
03bも右方へ移動する。従って、従動ラック103b
の最端にある歯b1を回転ギア104の歯間まで復帰移
動させることができるようになり、その噛合を確実なも
のとすることができる。
を弾性部材で形成することが行われていた。すなわち第
6図においてストッパ106を弾性部材で形成し、主動
ラック103aがストッパ106に当接して移動規制さ
れるときに反発力を受けるようにすると、回転ギア10
4が時計方向に回転すると同時に、主動ラック103a
は右方へ強制的に移動され、それに伴って従動ラック1
03bも右方へ移動する。従って、従動ラック103b
の最端にある歯b1を回転ギア104の歯間まで復帰移
動させることができるようになり、その噛合を確実なも
のとすることができる。
【0013】
【0010】しかし、ストッパ106を弾性部材で構成
することは、コスト高を招くこととなり、また主動ラッ
ク103aの停止位置にばらつきが生じるという問題も
あった。
することは、コスト高を招くこととなり、また主動ラッ
ク103aの停止位置にばらつきが生じるという問題も
あった。
【0014】
【0011】
【0015】
【課題を解決するための手段】以上述べた従来装置の問
題点を解決するため、本発明においては、回転ギアと、
直線移動可能に配された主動ラックと、前記主動ラック
との間に弾性部材を介して結合された従動ラックとを有
し、前記回転ギアの歯が主動ラックの歯と従動ラックの
歯との間で弾性的に挟持され、前記回転ギアの回転によ
り前記主動ラック及び従動ラックを直線移動させるよう
にしたダブルラック機構を有する駆動力伝達装置であっ
て、主動ラックと従動ラックの端部に当接することによ
り、その直線移動を規制するストッパを備え、主動ラッ
クの歯と従動ラックの歯が回転ギアの歯を挟持した状態
において、主動ラックの最端にある歯と従動ラックの最
端にある歯が少なくとも1歯分以上の所定量分ずれるよ
うにし、主動ラックの端部と従動ラックの端部の距離
は、前記所定量より長くすることを特徴とするものであ
る。
題点を解決するため、本発明においては、回転ギアと、
直線移動可能に配された主動ラックと、前記主動ラック
との間に弾性部材を介して結合された従動ラックとを有
し、前記回転ギアの歯が主動ラックの歯と従動ラックの
歯との間で弾性的に挟持され、前記回転ギアの回転によ
り前記主動ラック及び従動ラックを直線移動させるよう
にしたダブルラック機構を有する駆動力伝達装置であっ
て、主動ラックと従動ラックの端部に当接することによ
り、その直線移動を規制するストッパを備え、主動ラッ
クの歯と従動ラックの歯が回転ギアの歯を挟持した状態
において、主動ラックの最端にある歯と従動ラックの最
端にある歯が少なくとも1歯分以上の所定量分ずれるよ
うにし、主動ラックの端部と従動ラックの端部の距離
は、前記所定量より長くすることを特徴とするものであ
る。
【0016】更に本発明は、主動ラックと従動ラックと
が、その歯列方向における長さが同じであり、その歯数
が同じであること第2の特徴とするものである。
が、その歯列方向における長さが同じであり、その歯数
が同じであること第2の特徴とするものである。
【0017】
【0012】
【0018】
【作用】主動ラックがストッパに当接したとき、従動ラ
ックはその最端にある歯が回転ギアの歯に挟まれる状態
で噛合しており、この状態から1歯分以上ストッパ側に
移動可能であるので、従動ラックがさらに移動しその最
端にある歯と回転ギアとの噛合が外れると、弾性部材は
主動ラックがストッパに当接した状態から1歯分以上収
縮されることとなる。
ックはその最端にある歯が回転ギアの歯に挟まれる状態
で噛合しており、この状態から1歯分以上ストッパ側に
移動可能であるので、従動ラックがさらに移動しその最
端にある歯と回転ギアとの噛合が外れると、弾性部材は
主動ラックがストッパに当接した状態から1歯分以上収
縮されることとなる。
【0019】従って、回転ギアが逆方向に回転すると、
従動ラックは、弾性部材の弾性力によってストッパから
離れる方向に1歯分以上押し戻され、最端にある歯が回
転ギアの歯に挟まれる位置まで復帰することができる。
このように、従動ラックの噛合位置への復帰力を弾性部
材によって得ることができるので、従動ラックと回転ギ
アとの噛合を確実にすることができ、また、従来装置の
ようにストッパを弾性部材で構成する必要がないので、
主動ラックの停止位置を正確に決定することができる。
従動ラックは、弾性部材の弾性力によってストッパから
離れる方向に1歯分以上押し戻され、最端にある歯が回
転ギアの歯に挟まれる位置まで復帰することができる。
このように、従動ラックの噛合位置への復帰力を弾性部
材によって得ることができるので、従動ラックと回転ギ
アとの噛合を確実にすることができ、また、従来装置の
ようにストッパを弾性部材で構成する必要がないので、
主動ラックの停止位置を正確に決定することができる。
【0020】
【0013】
【0021】
【実施例】以下、本発明にかかるダブルラック機構につ
いて第1図A〜Cをもとに説明する。
いて第1図A〜Cをもとに説明する。
【0022】従来と同様に、主動ラック1と従動ラック
2は弾性スプリング3を介して連結されており、その弾
性力を利用することで主動ラック1と従動ラック2の歯
が回転ギア10の歯を挟持するように噛合している。ま
た、1p、2pは、両ラックのストッパ20に当接する
端部を示している。
2は弾性スプリング3を介して連結されており、その弾
性力を利用することで主動ラック1と従動ラック2の歯
が回転ギア10の歯を挟持するように噛合している。ま
た、1p、2pは、両ラックのストッパ20に当接する
端部を示している。
【0023】なお第1図A〜Cにおいて、主動ラック1
は細線、従動ラック2は太線で描写されている。
は細線、従動ラック2は太線で描写されている。
【0024】従来と異なる構成は、主動ラック1と従動
ラック2が回転ギア10に噛合した状態において、従動
ラック2の歯がストッパ20から離れる方向に1歯多く
設けられていること(従動ラック2の最端にある歯2
1)と、主動ラック1の端部1pが従動ラック2の端部
2pよりストッパ20に近接する側にあり、両者が1歯
分以上の間隔をもって配されていることである。
ラック2が回転ギア10に噛合した状態において、従動
ラック2の歯がストッパ20から離れる方向に1歯多く
設けられていること(従動ラック2の最端にある歯2
1)と、主動ラック1の端部1pが従動ラック2の端部
2pよりストッパ20に近接する側にあり、両者が1歯
分以上の間隔をもって配されていることである。
【0025】
【0014】次に本発明の動作について説明する。まず
回転ギア10が時計回り方向に回転すると、主動ラック
1及び従動ラック2はストッパ20に接近する方向に移
動し、第1図Aのように主動ラック1の端部1pがスト
ッパ20に当接したところでその移動が規制される。こ
のとき主動ラック1は回転ギア10との噛合が外れるよ
うにされているが、従動ラック2の歯はストッパ20か
ら離れる方向に1歯余分に形成されているため、その最
端にある歯21は、回転ギア10の歯10aと10zと
に当接し、両者に挟まれる状態で確実に噛合している。
回転ギア10が時計回り方向に回転すると、主動ラック
1及び従動ラック2はストッパ20に接近する方向に移
動し、第1図Aのように主動ラック1の端部1pがスト
ッパ20に当接したところでその移動が規制される。こ
のとき主動ラック1は回転ギア10との噛合が外れるよ
うにされているが、従動ラック2の歯はストッパ20か
ら離れる方向に1歯余分に形成されているため、その最
端にある歯21は、回転ギア10の歯10aと10zと
に当接し、両者に挟まれる状態で確実に噛合している。
【0026】更に回転ギア10が時計回り方向に回転す
ると、従動ラック2はストッパ20に近接する方向に向
かって、その最端にある歯21が主動ラック1の最端に
ある歯11とほぼ同相となるところまで約1歯分移動す
る。第1図Bはこの状態を示すものである。従って、こ
の従動ラック2の移動により、弾性スプリング3は第1
図Aの状態から1歯分以上収縮される。更に回転ギア1
0が時計回りに回転すると、回転ギア10の歯10aと
従動ラック2の最端にある歯21との噛合が一瞬外れる
が、従動ラック2は、弾性スプリング3の伸張によりス
トッパ20から離れる方向に押し戻されるので、第1図
Cに示されるように、歯21は歯10aの隣にある歯1
0bと当接することとなり、第1図Bと同じ状態に復帰
する。すなわち、主動ラック1がストッパ20に当接し
た状態で回転ギア10が時計方向回りの回転を維持する
間は、間欠的に第1図Bの状態を維持することとなる。
ると、従動ラック2はストッパ20に近接する方向に向
かって、その最端にある歯21が主動ラック1の最端に
ある歯11とほぼ同相となるところまで約1歯分移動す
る。第1図Bはこの状態を示すものである。従って、こ
の従動ラック2の移動により、弾性スプリング3は第1
図Aの状態から1歯分以上収縮される。更に回転ギア1
0が時計回りに回転すると、回転ギア10の歯10aと
従動ラック2の最端にある歯21との噛合が一瞬外れる
が、従動ラック2は、弾性スプリング3の伸張によりス
トッパ20から離れる方向に押し戻されるので、第1図
Cに示されるように、歯21は歯10aの隣にある歯1
0bと当接することとなり、第1図Bと同じ状態に復帰
する。すなわち、主動ラック1がストッパ20に当接し
た状態で回転ギア10が時計方向回りの回転を維持する
間は、間欠的に第1図Bの状態を維持することとなる。
【0027】
【0015】次に、主動ラック1がストッパ20から離
れる方向に移動するときの動作について説明する。
れる方向に移動するときの動作について説明する。
【0028】まず第1図Bにおいて、回転ギア10が反
時計方向に回転すると、歯10aは歯21から離れる方
向に移動するが、このとき従動ラック2も弾性スプリン
グ3の伸張力によりストッパ20から離れる方向に付勢
されているので、歯10aと歯21は互いに当接する状
態を維持しながら移動することになる。この当接状態は
歯21がその1歯分以上移動する間は維持されるが、こ
れは上述したように、第1図Bの状態において弾性スプ
リング3が1歯分以上収縮されていることによる。従っ
て、この当接状態が解除されるとき、歯21は歯10z
と当接できる位置(第1図Aに示される位置)まで復帰
しているので、その後は回転ギア10と確実に噛合した
状態で移動することができる。
時計方向に回転すると、歯10aは歯21から離れる方
向に移動するが、このとき従動ラック2も弾性スプリン
グ3の伸張力によりストッパ20から離れる方向に付勢
されているので、歯10aと歯21は互いに当接する状
態を維持しながら移動することになる。この当接状態は
歯21がその1歯分以上移動する間は維持されるが、こ
れは上述したように、第1図Bの状態において弾性スプ
リング3が1歯分以上収縮されていることによる。従っ
て、この当接状態が解除されるとき、歯21は歯10z
と当接できる位置(第1図Aに示される位置)まで復帰
しているので、その後は回転ギア10と確実に噛合した
状態で移動することができる。
【0029】
【0016】なお、上述した実施例の変形例として、主
動ラック1と従動ラック2が回転ギア10に噛合した状
態において、従動ラック2の歯を主動ラックの歯1より
もストッパ20から離れる方向に2歯以上の所定歯数分
多く形成し、主動ラック1の端部1pと従動ラック2の
端部2pを該所定歯数分の距離以上に離間させて配する
ようにしてもよい。
動ラック1と従動ラック2が回転ギア10に噛合した状
態において、従動ラック2の歯を主動ラックの歯1より
もストッパ20から離れる方向に2歯以上の所定歯数分
多く形成し、主動ラック1の端部1pと従動ラック2の
端部2pを該所定歯数分の距離以上に離間させて配する
ようにしてもよい。
【0030】
【0017】第2図は本発明の応用例として、ストッパ
20を主動ラック1と従動ラック2の移動ストロークの
両端に設けたものである。
20を主動ラック1と従動ラック2の移動ストロークの
両端に設けたものである。
【0031】同図からわかるように、主動ラック1と従
動ラック2は同じ長さ、同一歯数をもって形成されてお
り、その歯列が互いに1歯分ズレた状態で回転ギア10
との噛合がなされている。このように構成すれば、主動
ラック1と従動ラック2の移動規制をそのストロークの
両端において行う場合であっても、両ラックと回転ギア
の噛合を常時確実に行うことができる。また、主動ラッ
ク1と従動ラック2を同一部品とすることが可能となる
ので、大量に製造する場合のコストダウンにも寄与する
という利点がある。
動ラック2は同じ長さ、同一歯数をもって形成されてお
り、その歯列が互いに1歯分ズレた状態で回転ギア10
との噛合がなされている。このように構成すれば、主動
ラック1と従動ラック2の移動規制をそのストロークの
両端において行う場合であっても、両ラックと回転ギア
の噛合を常時確実に行うことができる。また、主動ラッ
ク1と従動ラック2を同一部品とすることが可能となる
ので、大量に製造する場合のコストダウンにも寄与する
という利点がある。
【0032】
【0018】
【0033】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明のダブルラッ
ク機構を有する駆動力伝達装置は、回転ギアと、直線移
動可能に配された主動ラックと、前記主動ラックとの間
に弾性部材を介して結合された従動ラックとを有し、前
記回転ギアの歯が主動ラックの歯と従動ラックの歯との
間で弾性的に挟持され、前記回転ギアの回転により前記
主動ラック及び従動ラックを直線移動させるようにした
ダブルラック機構を有する駆動力伝達装置であって、主
動ラックと従動ラックの端部に当接することにより、そ
の直線移動を規制するストッパを備え、主動ラックの歯
と従動ラックの歯が回転ギアの歯を挟持した状態におい
て、主動ラックの最端にある歯と従動ラックの最端にあ
る歯が少なくとも1歯分以上の所定量分ずれるように
し、主動ラックの端部と従動ラックの端部の距離は、前
記所定量より長くすることを特徴とするものである。
ク機構を有する駆動力伝達装置は、回転ギアと、直線移
動可能に配された主動ラックと、前記主動ラックとの間
に弾性部材を介して結合された従動ラックとを有し、前
記回転ギアの歯が主動ラックの歯と従動ラックの歯との
間で弾性的に挟持され、前記回転ギアの回転により前記
主動ラック及び従動ラックを直線移動させるようにした
ダブルラック機構を有する駆動力伝達装置であって、主
動ラックと従動ラックの端部に当接することにより、そ
の直線移動を規制するストッパを備え、主動ラックの歯
と従動ラックの歯が回転ギアの歯を挟持した状態におい
て、主動ラックの最端にある歯と従動ラックの最端にあ
る歯が少なくとも1歯分以上の所定量分ずれるように
し、主動ラックの端部と従動ラックの端部の距離は、前
記所定量より長くすることを特徴とするものである。
【0034】
【0019】従って、主動ラックと従動ラックがストッ
パにより移動規制された後、ストッパから離れる方向に
移動する際の従動ラックと回転ギアの噛合を確実にでき
る装置を、低コストで実現することができる。
パにより移動規制された後、ストッパから離れる方向に
移動する際の従動ラックと回転ギアの噛合を確実にでき
る装置を、低コストで実現することができる。
【図1】本発明のダブルラック機構とその動作を説明す
る平面図
る平面図
【図2】本発明の第2実施例を示す平面図
【図3】コンパクトディスクプレーヤのピックアップ送
り機構を示す斜視図
り機構を示す斜視図
【図4】従来のダブルラック機構を示す平面図
【図5】従来のダブルラック機構を示す平面図
【図6】従来のダブルラック機構の動作を示す平面図
1、 103a 主動ラック 2、 103b 従動ラック 3, 105 弾性スプリング 10、 104 回転ギア 20、 106 ストッパ
Claims (2)
- 【請求項1】 回転ギアと、直線移動可能に配された主
動ラックと、前記主動ラックとの間に弾性部材を介して
結合された従動ラックとを有し、前記回転ギアの歯が主
動ラックの歯と従動ラックの歯との間で弾性的に挾持さ
れ、前記回転ギアの回転により前記主動ラック及び従動
ラックを直線移動させるようにしたダブルラック機構を
有する駆動力伝達装置であって、 主動ラックと従動ラックの端部に当接することにより、
その直線移動を規制するストッパを備え、 主動ラックの歯と従動ラックの歯が回転ギアの歯を挾持
した状態において、主動ラックの最端にある歯と従動ラ
ックの最端にある歯が少なくとも1歯分以上の所定量分
ずれるようにし、主動ラックの端部と従動ラックの端部
の距離は、前記所定量より長くすることを特徴とするダ
ブルラック機構を有する駆動力伝達装置。 - 【請求項2】 前記主動ラックと従動ラックとは、その
歯列方向における長さが同じであり、その歯数が同じで
あることを特徴とする請求項1に記載のダブルラック機
構を有する駆動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27613994A JPH08115573A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | ダブルラック機構を有する駆動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27613994A JPH08115573A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | ダブルラック機構を有する駆動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08115573A true JPH08115573A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17565326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27613994A Pending JPH08115573A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | ダブルラック機構を有する駆動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08115573A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100420317B1 (ko) * | 1996-09-13 | 2004-06-10 | 엘지전자 주식회사 | 백래시제거기능을갖는슬립형동력전달장치 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP27613994A patent/JPH08115573A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100420317B1 (ko) * | 1996-09-13 | 2004-06-10 | 엘지전자 주식회사 | 백래시제거기능을갖는슬립형동력전달장치 |
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