JPH08116276A - 送信装置 - Google Patents
送信装置Info
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- JPH08116276A JPH08116276A JP24921294A JP24921294A JPH08116276A JP H08116276 A JPH08116276 A JP H08116276A JP 24921294 A JP24921294 A JP 24921294A JP 24921294 A JP24921294 A JP 24921294A JP H08116276 A JPH08116276 A JP H08116276A
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- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信用の電力増幅器の出力信号を効率的に空
中線から放射出力し得る。 【構成】 電力増幅器1と空中線共用器2との間にリア
クタンス素子などからなる移相回路6を備えている。更
に、空中線共用器2と整合回路3との間にもリアクタン
ス素子などからなる移相回路7を備えている。これらの
移相回路6、7は、電力増幅器1の負荷に対して、電力
増幅器1の出力及び効率が最大となるように負荷インピ
ーダンスの位相を最適に調整し得るように構成している
ものである。
中線から放射出力し得る。 【構成】 電力増幅器1と空中線共用器2との間にリア
クタンス素子などからなる移相回路6を備えている。更
に、空中線共用器2と整合回路3との間にもリアクタン
ス素子などからなる移相回路7を備えている。これらの
移相回路6、7は、電力増幅器1の負荷に対して、電力
増幅器1の出力及び効率が最大となるように負荷インピ
ーダンスの位相を最適に調整し得るように構成している
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は送信装置に関し、送信
効率の改善に関するものである。
効率の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話装置の送信回路において
は、空中線から効率良く電力を放射する手段として、空
中線とそれ以外の回路とのインピーダンスなどの整合を
とるための整合回路が一般に備えられている。
は、空中線から効率良く電力を放射する手段として、空
中線とそれ以外の回路とのインピーダンスなどの整合を
とるための整合回路が一般に備えられている。
【0003】そこで、図2は一般的な送信装置を構成図
である。この図2において、バッテリ5から直流電力が
電力増幅器1に与えられている。電力増幅器1は送信信
号を電力増幅して空中線共用器2に与える。空中線共用
器2は電力増幅された送信信号を整合回路3へ与える。
である。この図2において、バッテリ5から直流電力が
電力増幅器1に与えられている。電力増幅器1は送信信
号を電力増幅して空中線共用器2に与える。空中線共用
器2は電力増幅された送信信号を整合回路3へ与える。
【0004】この整合回路3は空中線4とのインピーダ
ンス整合などをとりながら空中線共用器3からの送信信
号を空中線4へ与える。空中線4は与えられた送信信号
を電磁波として放射するものである。
ンス整合などをとりながら空中線共用器3からの送信信
号を空中線4へ与える。空中線4は与えられた送信信号
を電磁波として放射するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
携帯電話装置の小型化、軽量化に対する要請に伴いバッ
テリ5に対する小形化も進められている。つまり、バッ
テリ容量が小さくなったとしても、空中線4からの放射
特性を劣化させるわけにはいかない。この結果、整合回
路3で整合させるだけでは消費電力が大きくなり、電力
増幅器1の最大出力は得られたとしても、最適効率が得
られないため、小型の容量のバッテリが使用できない問
題があった。
携帯電話装置の小型化、軽量化に対する要請に伴いバッ
テリ5に対する小形化も進められている。つまり、バッ
テリ容量が小さくなったとしても、空中線4からの放射
特性を劣化させるわけにはいかない。この結果、整合回
路3で整合させるだけでは消費電力が大きくなり、電力
増幅器1の最大出力は得られたとしても、最適効率が得
られないため、小型の容量のバッテリが使用できない問
題があった。
【0006】以上のようなことから、送信用の電力増幅
器の出力信号を効率的に空中線から放射出力し得る送信
装置の提供が要請されている。
器の出力信号を効率的に空中線から放射出力し得る送信
装置の提供が要請されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、送
信用信号を電力増幅する電力増幅器と、この電力増幅器
からの出力信号を空中線との整合をとって空中線に与え
る整合回路とを備え、空中線から放射出力する送信装置
において、以下のような構成で上述の課題を解決するも
のである。
信用信号を電力増幅する電力増幅器と、この電力増幅器
からの出力信号を空中線との整合をとって空中線に与え
る整合回路とを備え、空中線から放射出力する送信装置
において、以下のような構成で上述の課題を解決するも
のである。
【0008】即ち、上記電力増幅器と整合回路との間に
介在する線路に、電力増幅器から整合器側をみたときの
負荷インピーダンスの位相を調整する位相調整回路を備
えるものである。
介在する線路に、電力増幅器から整合器側をみたときの
負荷インピーダンスの位相を調整する位相調整回路を備
えるものである。
【0009】
【作用】この発明によれば、電力増幅器と整合回路との
間の線路の、負荷インピーダンスの位相を調整すること
で電力増幅器の負荷を軽くすることができる。このよう
に負荷を軽くすることで電力増幅器は効率的に電力増幅
することができ、少ない消費電力で効率的に電力増幅す
ることができると共に、整合回路との整合をとることも
できる。更に、整合回路から空中線には電力増幅器から
の信号を最適線路状態で給電することができる。
間の線路の、負荷インピーダンスの位相を調整すること
で電力増幅器の負荷を軽くすることができる。このよう
に負荷を軽くすることで電力増幅器は効率的に電力増幅
することができ、少ない消費電力で効率的に電力増幅す
ることができると共に、整合回路との整合をとることも
できる。更に、整合回路から空中線には電力増幅器から
の信号を最適線路状態で給電することができる。
【0010】
【実施例】次にこの発明の好適な実施例を図面を用いて
説明する。図1はこの実施例の送信装置の概略構成図で
ある。この図1において、送信装置は電力増幅器1と、
空中線共有器2と、整合回路3と、空中線4と、バッテ
リ5と、移相回路6、7とから構成されている。この送
信装置の構成で特徴的なことは、電力増幅器1と空中線
共用器2との間にリアクタンス素子などからなる移相回
路6を備えていること。更に、空中線共用器2と整合回
路3との間にもリアクタンス素子などからなる移相回路
7を備えていることも特徴的なところである。
説明する。図1はこの実施例の送信装置の概略構成図で
ある。この図1において、送信装置は電力増幅器1と、
空中線共有器2と、整合回路3と、空中線4と、バッテ
リ5と、移相回路6、7とから構成されている。この送
信装置の構成で特徴的なことは、電力増幅器1と空中線
共用器2との間にリアクタンス素子などからなる移相回
路6を備えていること。更に、空中線共用器2と整合回
路3との間にもリアクタンス素子などからなる移相回路
7を備えていることも特徴的なところである。
【0011】これらの移相回路6、7は、電力増幅器1
の負荷に対して、電力増幅器1の出力及び効率が最大と
なるように負荷インピーダンスの位相を最適に調整し得
るように構成するものである。
の負荷に対して、電力増幅器1の出力及び効率が最大と
なるように負荷インピーダンスの位相を最適に調整し得
るように構成するものである。
【0012】図3は図1の送信装置を更に詳細にした回
路図である。この図3において、送信装置は、電力増幅
器1と、空中線共用器2と、整合回路3と、空中線4
と、移相回路6、7と、方向性結合器8と、ストリップ
ライン線路9と、リードスイッチ10とから構成されて
いる。尚、電力増幅器1へ電力を供給するためのバッテ
リ5は省略している。
路図である。この図3において、送信装置は、電力増幅
器1と、空中線共用器2と、整合回路3と、空中線4
と、移相回路6、7と、方向性結合器8と、ストリップ
ライン線路9と、リードスイッチ10とから構成されて
いる。尚、電力増幅器1へ電力を供給するためのバッテ
リ5は省略している。
【0013】更に、整合回路3は、コンデンサC2とコ
イルL1、L2とから構成されている。コンデンサC2
とコイルL2とは並列接続されている。コイルL1は空
中線4に対して直列に接続される。
イルL1、L2とから構成されている。コンデンサC2
とコイルL2とは並列接続されている。コイルL1は空
中線4に対して直列に接続される。
【0014】送信信号が与えられる電力増幅器1の出力
には方向性結合器8が接続されると共に、移相回路6が
負荷インピーダンスの位相を最適に調整するために接続
されている。また、方向性結合器8は、送信信号の一部
を取り出し、且つ送信信号と受信信号との分離を行うた
めのものである。この方向性結合器8の出力は空中線共
用器2に与えられる。
には方向性結合器8が接続されると共に、移相回路6が
負荷インピーダンスの位相を最適に調整するために接続
されている。また、方向性結合器8は、送信信号の一部
を取り出し、且つ送信信号と受信信号との分離を行うた
めのものである。この方向性結合器8の出力は空中線共
用器2に与えられる。
【0015】空中共用器2は、送信信号に対しては電力
増幅器1の出力から空中線4との間の系統を接続し、受
信信号に対しては受信回路(図示略)と空中線4との間
の系統を接続するように動作するものである。従って、
送信時には方向性結合器8からの送信信号をストリップ
ライン線路9と移相回路7とに与える。
増幅器1の出力から空中線4との間の系統を接続し、受
信信号に対しては受信回路(図示略)と空中線4との間
の系統を接続するように動作するものである。従って、
送信時には方向性結合器8からの送信信号をストリップ
ライン線路9と移相回路7とに与える。
【0016】このストリップライン線路9は、高周波数
信号に対して所定のインダクタンスと、分布容量を確保
しインピーダンス調整するもので、空中線共用器2とリ
ードスイッチ10を介して整合回路3との間に直列接続
されている。尚、このストリップライン線路は、例え
ば、銅製のプリントパターンで、幅0.2mm程度、長
さ25mm程度のパターンで、特性インピーダンス50
Ω程度のものである。
信号に対して所定のインダクタンスと、分布容量を確保
しインピーダンス調整するもので、空中線共用器2とリ
ードスイッチ10を介して整合回路3との間に直列接続
されている。尚、このストリップライン線路は、例え
ば、銅製のプリントパターンで、幅0.2mm程度、長
さ25mm程度のパターンで、特性インピーダンス50
Ω程度のものである。
【0017】特に空中線共用器2の出力に終端するよう
に接続されている移相回路7は、上述の移相回路6に加
えて、更に空中線共用器2の出力側で電力増幅器1から
見た負荷インピーダンスの位相を最適に調整するために
接続されている。
に接続されている移相回路7は、上述の移相回路6に加
えて、更に空中線共用器2の出力側で電力増幅器1から
見た負荷インピーダンスの位相を最適に調整するために
接続されている。
【0018】ストリップライン線路9でインピーダンス
調整された送信信号はリードスイッチ10を介して整合
回路3のコンデンサC2、コイルL1、L2とに与えら
れる。この整合回路3のコンデンサC2とはコイルL2
とは並列にされており、更に空中線4に対して直列に接
続されているコイルL1によって空中線4とのインピー
ダンス整合をとるように動作する。
調整された送信信号はリードスイッチ10を介して整合
回路3のコンデンサC2、コイルL1、L2とに与えら
れる。この整合回路3のコンデンサC2とはコイルL2
とは並列にされており、更に空中線4に対して直列に接
続されているコイルL1によって空中線4とのインピー
ダンス整合をとるように動作する。
【0019】この整合回路3はインピーダンス整合した
送信信号を空中線4に与え、電波放射させるものであ
る。このような構成であるので、移相回路6、7などに
よる負荷インピーダンスの位相調整により、効率的に電
波放射させることができるものである。
送信信号を空中線4に与え、電波放射させるものであ
る。このような構成であるので、移相回路6、7などに
よる負荷インピーダンスの位相調整により、効率的に電
波放射させることができるものである。
【0020】(送信装置の試験・評価): 次に上述
した送信装置の試験を行い、評価したので以下に説明す
る。そこで、試験に使用した送信装置の試験回路図(そ
の1)を図4に示している。この図4において、上述の
図3と異なる所は、移相回路6として、コンデンサC0
を接続していること。更に、移相回路7として、コイル
LDup outを方向性結合器8の出力側に接続して
いることである。
した送信装置の試験を行い、評価したので以下に説明す
る。そこで、試験に使用した送信装置の試験回路図(そ
の1)を図4に示している。この図4において、上述の
図3と異なる所は、移相回路6として、コンデンサC0
を接続していること。更に、移相回路7として、コイル
LDup outを方向性結合器8の出力側に接続して
いることである。
【0021】((コンデンサC0の作用)): 図5
(a)、(b)はコンデンサC0の変化に対する送信装
置の消費電流の関係を表すグラフである。コンデンサC
0の容量は0.3pF、0.5pF、0.8pF、1p
fと、コンデンサC0なしのときの特性を表している。
更に、◆印しによる曲線は周波数f1=898MHzに
おける特性である。『黒四角』印しによる曲線は周波数
f2=915MHzにおける特性である。▲印しによる
曲線は周波数f3=920MHzにおける特性である。
×印しによる曲線は周波数f4=925MHzにおける
特性である。最後に○印しによる曲線は平均値の特性で
ある。
(a)、(b)はコンデンサC0の変化に対する送信装
置の消費電流の関係を表すグラフである。コンデンサC
0の容量は0.3pF、0.5pF、0.8pF、1p
fと、コンデンサC0なしのときの特性を表している。
更に、◆印しによる曲線は周波数f1=898MHzに
おける特性である。『黒四角』印しによる曲線は周波数
f2=915MHzにおける特性である。▲印しによる
曲線は周波数f3=920MHzにおける特性である。
×印しによる曲線は周波数f4=925MHzにおける
特性である。最後に○印しによる曲線は平均値の特性で
ある。
【0022】図5(a)のグラフは、ロングアンテナ、
即ち、空中線伸長時の特性図である。図5(b)のグラ
フは、ショートアンテナ、即ち、空中線収納時の特性図
である。この二つのグラフから、コンデンサC0の値が
大きくなるほど、消費電流が小さくなることが分かっ
た。
即ち、空中線伸長時の特性図である。図5(b)のグラ
フは、ショートアンテナ、即ち、空中線収納時の特性図
である。この二つのグラフから、コンデンサC0の値が
大きくなるほど、消費電流が小さくなることが分かっ
た。
【0023】((コイルLDup outの作用)):
図6(a)、(b)はコイルLDup outの変
化に対する送信装置の消費電流の関係を表すグラフであ
る。コイルLDup outのインダクタンスは20n
H.30nH、40nH、50nHのときの特性を表し
ている。更に◆印しによる曲線は周波数f1=898M
Hzにおける特性である。『黒四角』印しによる曲線は
周波数f2=915MHzにおける特性である。▲印し
による曲線は周波数f3=920MHzにおける特性で
ある。×印しによる曲線は周波数f4=925MHzに
おける特性である。最後に*印しによる曲線は平均値の
特性である。
図6(a)、(b)はコイルLDup outの変
化に対する送信装置の消費電流の関係を表すグラフであ
る。コイルLDup outのインダクタンスは20n
H.30nH、40nH、50nHのときの特性を表し
ている。更に◆印しによる曲線は周波数f1=898M
Hzにおける特性である。『黒四角』印しによる曲線は
周波数f2=915MHzにおける特性である。▲印し
による曲線は周波数f3=920MHzにおける特性で
ある。×印しによる曲線は周波数f4=925MHzに
おける特性である。最後に*印しによる曲線は平均値の
特性である。
【0024】図6(a)のグラフは、ロングアンテナ、
即ち、空中線伸長時の特性図である。この図から周波数
f1では全体的に大きいが、コイルLDup outの
インダクタンスの変化は、消費電流に余り影響を与えて
いないことが分かる。図6(b)のグラフは、ショート
アンテナ、即ち、空中線収納時の特性図である。この図
から、コイルLDup outのインダクタンスの変化
は、各周波数によって50mA程度の影響を与え、イン
ダクタンスが小さいほど消費電流は小さくなっている。
即ち、空中線伸長時の特性図である。この図から周波数
f1では全体的に大きいが、コイルLDup outの
インダクタンスの変化は、消費電流に余り影響を与えて
いないことが分かる。図6(b)のグラフは、ショート
アンテナ、即ち、空中線収納時の特性図である。この図
から、コイルLDup outのインダクタンスの変化
は、各周波数によって50mA程度の影響を与え、イン
ダクタンスが小さいほど消費電流は小さくなっている。
【0025】図7(a)、(b)はコイルLDup o
utの変化に対する送信装置の放射電力の関係を表すグ
ラフである。コイルLDup outのインダクタンス
は20nH、30nH、40nH、50nHのときの特
性を表している。更に、◆印しによる曲線は周波数f1
=898MHzにおける特性である。『黒四角』印しに
よる曲線は周波数f3=920MHzにおける特性であ
る。▲印しによる曲線は周波数f4=925MHzにお
ける特性である。×印しによる曲線は平均値の特性であ
る。
utの変化に対する送信装置の放射電力の関係を表すグ
ラフである。コイルLDup outのインダクタンス
は20nH、30nH、40nH、50nHのときの特
性を表している。更に、◆印しによる曲線は周波数f1
=898MHzにおける特性である。『黒四角』印しに
よる曲線は周波数f3=920MHzにおける特性であ
る。▲印しによる曲線は周波数f4=925MHzにお
ける特性である。×印しによる曲線は平均値の特性であ
る。
【0026】図7(a)のグラフは、ロングアンテナ、
即ち、空中線伸長時の特性図である。この図から周波数
f1では全体的に大きいが、コイルLDup outの
インダクタンスの変化は、周波数f3、f4、インダク
タンス20〜40nHでは1dB程度の放射電力に影響
を与えている。図7(b)のグラフは、ショートアンテ
ナ、即ち、空中線収納時の特性図である。この図から、
コイルLDup outのインダクタンスの変化は、周
波数f3、f4、インダクタンス20〜40nHでは1
dB程度の影響を与えている。
即ち、空中線伸長時の特性図である。この図から周波数
f1では全体的に大きいが、コイルLDup outの
インダクタンスの変化は、周波数f3、f4、インダク
タンス20〜40nHでは1dB程度の放射電力に影響
を与えている。図7(b)のグラフは、ショートアンテ
ナ、即ち、空中線収納時の特性図である。この図から、
コイルLDup outのインダクタンスの変化は、周
波数f3、f4、インダクタンス20〜40nHでは1
dB程度の影響を与えている。
【0027】図8は電力増幅器1に対する負荷位相と消
費電流との関係図である。この図8において、位相−3
0゜〜250゜に対する消費電流540〜490mAが
示されている。位相−80゜〜−50゜において消費電
流が495mA程度となり、良好な値が得られている。
費電流との関係図である。この図8において、位相−3
0゜〜250゜に対する消費電流540〜490mAが
示されている。位相−80゜〜−50゜において消費電
流が495mA程度となり、良好な値が得られている。
【0028】図9は実施例の電力増幅器1に対する負荷
位相と放射電力との関係図である。この図9において、
位相−30゜〜250゜に対する放射電力−13.5〜
−14.9dBmが示されている。位相−80゜〜−5
0゜において放射電力−13.5dBmで最大となり良
好な値が得られる。
位相と放射電力との関係図である。この図9において、
位相−30゜〜250゜に対する放射電力−13.5〜
−14.9dBmが示されている。位相−80゜〜−5
0゜において放射電力−13.5dBmで最大となり良
好な値が得られる。
【0029】次に図10の送信装置の試験回路(その
2)を用いて評価を行った。この図10において、上述
の図3の回路と異なるところは、電力増幅器1の出力に
は方向性結合器8が接続されているものの、移相回路を
接続していない。更に、空中線共用器2に代わって、帯
域通過フィルタ11を方向性結合器8の出力へ接続して
いる。更にまた、この帯域通過フィルタ11の出力には
移相回路として30nHのインダクタンスのコイルを負
荷として接続している。整合回路3のコンデンサC2と
して1pFとした。
2)を用いて評価を行った。この図10において、上述
の図3の回路と異なるところは、電力増幅器1の出力に
は方向性結合器8が接続されているものの、移相回路を
接続していない。更に、空中線共用器2に代わって、帯
域通過フィルタ11を方向性結合器8の出力へ接続して
いる。更にまた、この帯域通過フィルタ11の出力には
移相回路として30nHのインダクタンスのコイルを負
荷として接続している。整合回路3のコンデンサC2と
して1pFとした。
【0030】図11は図10の試験回路における負荷位
相と消費電流との関係図である。この図11において、
●印しはロングアンテナ時、即ち空中線4を伸長時の特
性、○印しはショートアンテナ時、即ち、収納時の特性
である。この特性は上述の図8とほぼ同様な傾きを得て
いる。
相と消費電流との関係図である。この図11において、
●印しはロングアンテナ時、即ち空中線4を伸長時の特
性、○印しはショートアンテナ時、即ち、収納時の特性
である。この特性は上述の図8とほぼ同様な傾きを得て
いる。
【0031】図12は図10の試験回路における負荷位
相と放射電力との関係図である。この図12において、
●印しはロングアンテナ時、即ち空中線4を伸長時の特
性、○印しはショートアンテナ時、即ち、収納時の特性
である。この特性は上述の図9とほぼ同様な傾きを得て
いる。
相と放射電力との関係図である。この図12において、
●印しはロングアンテナ時、即ち空中線4を伸長時の特
性、○印しはショートアンテナ時、即ち、収納時の特性
である。この特性は上述の図9とほぼ同様な傾きを得て
いる。
【0032】図13は図10の試験回路の空中線伸長時
における整合回路のコイルL2に対する消費電流の特性
図である。この図13において、空中線伸長時(ロング
アンテナ)において、●印しはL1=15nHのときの
特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲印
しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=2
3nHのときの特性図である。L2は7〜11nHとし
た。
における整合回路のコイルL2に対する消費電流の特性
図である。この図13において、空中線伸長時(ロング
アンテナ)において、●印しはL1=15nHのときの
特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲印
しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=2
3nHのときの特性図である。L2は7〜11nHとし
た。
【0033】図14は図10の試験回路の空中線収納時
における整合回路のコイルL2に対する消費電流の特性
図である。この図13において、空中線収納時(ショー
トアンテナ)において、●印しはL1=15nHのとき
の特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲
印しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=
23nHのときの特性図である。L2は7〜11nHと
した。
における整合回路のコイルL2に対する消費電流の特性
図である。この図13において、空中線収納時(ショー
トアンテナ)において、●印しはL1=15nHのとき
の特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲
印しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=
23nHのときの特性図である。L2は7〜11nHと
した。
【0034】このような図13と図14とによれば、空
中線が伸長時に消費電流が580mA以下になるために
は、L1=15〜23nH、L2=7〜9nH程度が好
ましい。
中線が伸長時に消費電流が580mA以下になるために
は、L1=15〜23nH、L2=7〜9nH程度が好
ましい。
【0035】図15は図10の試験回路の空中線伸長時
における整合回路のコイルL2に対する放射電力の特性
図である。この図15において、空中線伸長時(ロング
アンテナ)において、●印しはL1=15nHのときの
特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲印
しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=2
3nHのときの特性図である。L2は7〜11nHとし
た。
における整合回路のコイルL2に対する放射電力の特性
図である。この図15において、空中線伸長時(ロング
アンテナ)において、●印しはL1=15nHのときの
特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲印
しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=2
3nHのときの特性図である。L2は7〜11nHとし
た。
【0036】図16は図10の試験回路の空中線収納時
における整合回路のコイルL2に対する放射電力の特性
図である。この図16において、空中線収納時(ショー
トアンテナ)において、●印しはL1=15nHのとき
の特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲
印しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=
23nHのときの特性図である。L2は7〜11nHと
した。
における整合回路のコイルL2に対する放射電力の特性
図である。この図16において、空中線収納時(ショー
トアンテナ)において、●印しはL1=15nHのとき
の特性図、×印しはL1=18nHのときの特性図、▲
印しはL1=21nHのときの特性図、○印しはL1=
23nHのときの特性図である。L2は7〜11nHと
した。
【0037】このような図15と図16とによれば、空
中線が伸長時に消費電流が580mA以下(図13、図
14参照)になるためには、L1=15〜23nH、L
2=7〜9nH程度が好ましく、このときの放射電力は
最低でも−14.8dBmである。
中線が伸長時に消費電流が580mA以下(図13、図
14参照)になるためには、L1=15〜23nH、L
2=7〜9nH程度が好ましく、このときの放射電力は
最低でも−14.8dBmである。
【0038】従って、放射電力を−14.8dBm以上
を満足する電力増幅器1の負荷位相は、上述の図11、
図12が図8、図9と特性が同じような特性であるの
で、図8、図9から負荷位相−80゜〜−50゜の範囲
で最大出力、最適効率が得られる。
を満足する電力増幅器1の負荷位相は、上述の図11、
図12が図8、図9と特性が同じような特性であるの
で、図8、図9から負荷位相−80゜〜−50゜の範囲
で最大出力、最適効率が得られる。
【0039】以上のように電力増幅器1の出力側や、空
中線共用器2の空中線接続側にリアクタンス素子を用い
た移相回路を用い、整合回路3を用いることによって電
力増幅器1の負荷位相を誘導性又は容量性に変化させる
ものである。
中線共用器2の空中線接続側にリアクタンス素子を用い
た移相回路を用い、整合回路3を用いることによって電
力増幅器1の負荷位相を誘導性又は容量性に変化させる
ものである。
【0040】(実施例の効果): 以上の実施例の送
信装置によれば、移相回路6としてコンデンサC0、移
相回路7としてコイルLDup outを用い、整合回
路3の回路定数を最適に選ぶことで、任意に必要な負荷
位相にすることができる。
信装置によれば、移相回路6としてコンデンサC0、移
相回路7としてコイルLDup outを用い、整合回
路3の回路定数を最適に選ぶことで、任意に必要な負荷
位相にすることができる。
【0041】即ち、移相回路6、7にリアクタンス素子
などを用いて負荷位相を変えることによって、電力増幅
器1の出力に最適な負荷位相を与えることができ、これ
によって、電力増幅器1に対して最適効率で最大出力を
行わせることができる。
などを用いて負荷位相を変えることによって、電力増幅
器1の出力に最適な負荷位相を与えることができ、これ
によって、電力増幅器1に対して最適効率で最大出力を
行わせることができる。
【0042】送信効率を改善することで、消費電力を軽
減し、バッテリ5に対する必要容量も軽減することがで
き、小型のバッテリを使用することも可能となる。
減し、バッテリ5に対する必要容量も軽減することがで
き、小型のバッテリを使用することも可能となる。
【0043】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例においては、整合回路3を図3に示すような回路構
成としたが、この他に例えば、図17、図18の回路構
成の整合回路とすることもできる。図17の整合回路は
コイルL1とコイルL2とによるものである。また、図
18の整合回路はコイルL1〜L3とによるT型回路で
ある。
施例においては、整合回路3を図3に示すような回路構
成としたが、この他に例えば、図17、図18の回路構
成の整合回路とすることもできる。図17の整合回路は
コイルL1とコイルL2とによるものである。また、図
18の整合回路はコイルL1〜L3とによるT型回路で
ある。
【0044】(2)また、移相回路6、7は、抵抗、コ
イル、コンデンサなどによる直列回路や並列回路などで
構成することもできる。必要なインダクタンスを得るた
めに誘電体素子を使用することも好ましい。
イル、コンデンサなどによる直列回路や並列回路などで
構成することもできる。必要なインダクタンスを得るた
めに誘電体素子を使用することも好ましい。
【0045】(3)更に、空中線4は携帯電話装置の場
合、リトラクタブルアンテナを使用することで操作性の
向上や小形化を図ることができると考えられる。
合、リトラクタブルアンテナを使用することで操作性の
向上や小形化を図ることができると考えられる。
【0046】(4)更にまた、整合回路3は空中線伸長
時と、収納時で整合状態を切り替えたり、また2種類の
整合回路を備えるものであってもよい。
時と、収納時で整合状態を切り替えたり、また2種類の
整合回路を備えるものであってもよい。
【0047】(5)また、上述の実施例では送信装置と
して説明したが、空中線共用器2を備えていることから
空中線4を送受共用とし、更に受信回路を備えることで
送受信装置として実現することもできる。
して説明したが、空中線共用器2を備えていることから
空中線4を送受共用とし、更に受信回路を備えることで
送受信装置として実現することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明の送信装置は、
電力増幅器と整合回路との間に介在する線路に、電力増
幅器から整合器側をみたときの負荷インピーダンスの位
相を調整する位相調整回路を備えるこで、効率的に送信
信号を放射出力させることができるものである。
電力増幅器と整合回路との間に介在する線路に、電力増
幅器から整合器側をみたときの負荷インピーダンスの位
相を調整する位相調整回路を備えるこで、効率的に送信
信号を放射出力させることができるものである。
【図1】この発明の実施例の送信装置の概略構成図であ
る。
る。
【図2】従来例の送信装置の構成図である。
【図3】実施例の送信装置の詳細機能構成図である。
【図4】実施例の送信装置の評価試験回路図(その1)
である。
である。
【図5】実施例の電力増幅器に対する負荷容量と消費電
流との関係を表す特性図である。
流との関係を表す特性図である。
【図6】実施例の電力増幅器に対する負荷コイルLDu
p outのインダクタンスと消費電流との関係を表す
特性図である。
p outのインダクタンスと消費電流との関係を表す
特性図である。
【図7】実施例の電力増幅器に対する負荷コイルLDu
p outのインダクタンスと放射電力との関係を表す
特性図である。
p outのインダクタンスと放射電力との関係を表す
特性図である。
【図8】実施例の電力増幅器に対する負荷位相と消費電
流との関係図である。
流との関係図である。
【図9】実施例の電力増幅器に対する負荷位相と放射電
力との関係図である。
力との関係図である。
【図10】実施例の送信装置の評価試験回路図(その
2)である。
2)である。
【図11】実施例の評価試験回路図(その2)による負
荷位相と消費電流との関係図である。
荷位相と消費電流との関係図である。
【図12】実施例の評価試験回路図(その2)による負
荷位相と放射電力との関係図である。
荷位相と放射電力との関係図である。
【図13】実施例の評価試験回路図(その2)の空中線
伸長時における整合回路のコイルL2に対する消費電流
の特性図である。
伸長時における整合回路のコイルL2に対する消費電流
の特性図である。
【図14】実施例の評価試験回路図(その2)の空中線
収納時における整合回路のコイルL2に対する消費電流
の特性図である。
収納時における整合回路のコイルL2に対する消費電流
の特性図である。
【図15】実施例の評価試験回路図(その2)の空中線
伸長時における整合回路のコイルL2に対する放射電力
の特性図である。
伸長時における整合回路のコイルL2に対する放射電力
の特性図である。
【図16】実施例の評価試験回路図(その2)の空中線
収納時における整合回路のコイルL2に対する放射電力
の特性図である。
収納時における整合回路のコイルL2に対する放射電力
の特性図である。
【図17】他の実施例の整合回路の回路図(その1)で
ある。
ある。
【図18】他の実施例の整合回路の回路図(その2)で
ある。
ある。
1…電力増幅器、2…空中線共用器、3…整合回路、4
…空中線、5…バッテリ、6、7…移相回路、8…方向
性結合器、9…ストリップライン線路、10…リードス
イッチ。
…空中線、5…バッテリ、6、7…移相回路、8…方向
性結合器、9…ストリップライン線路、10…リードス
イッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】 送信用信号を電力増幅する電力増幅器
と、この電力増幅器からの出力信号を空中線との整合を
とって空中線に与える整合回路とを備え、空中線から放
射出力する送信装置において、 上記電力増幅器と整合回路との間に介在する線路に、電
力増幅器から整合器側をみたときの負荷インピーダンス
の位相を調整する位相調整回路を備えることを特徴とす
る送信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24921294A JPH08116276A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24921294A JPH08116276A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 送信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08116276A true JPH08116276A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17189588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24921294A Pending JPH08116276A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 送信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08116276A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017112467A (ja) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 日立金属株式会社 | 方向性結合器 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP24921294A patent/JPH08116276A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017112467A (ja) * | 2015-12-15 | 2017-06-22 | 日立金属株式会社 | 方向性結合器 |
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