JPH08116845A - 釣 具 - Google Patents

釣 具

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JPH08116845A
JPH08116845A JP25693894A JP25693894A JPH08116845A JP H08116845 A JPH08116845 A JP H08116845A JP 25693894 A JP25693894 A JP 25693894A JP 25693894 A JP25693894 A JP 25693894A JP H08116845 A JPH08116845 A JP H08116845A
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信義 竹内
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隆嗣 松沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐光性に優れるとともに、極めて長時間の残光
特性を有する新規な蛍光性蓄光体を使用した。 【構成】蓄光性蛍光体を、MAl24 で表わされる化
合物で、Mは、カルシウム、ストロンチウム、バリウム
からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素
からなる化合物を母結晶にしたものとして製造し、その
蓄光性蛍光体を少なくとも表面に用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣具、特に耐光性に優れ
ると共に、極めて長時間の残光特性を有する新規の蓄光
性蛍光体を用いた釣具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に蛍光体の残光時間は極めて短く、
外部刺激を停止すると速やかにその発光は減衰するが、
まれに紫外線等で刺激した後その刺激を停止した後もか
なりの長時間(数10分〜数時間)に渡り残光が肉眼で
認められるものがあり、これらを通常の蛍光体とは区別
して蓄光性蛍光体あるいは燐光体と呼んでいる。
【0003】この蓄光性蛍光体としては、CaS:Bi
(紫青色発光),CaSrS:Bi(青色発光),Zn
S:Cu(緑色発光),ZnCdS:Cu(黄色〜橙色
発光)等の硫化物蛍光体が知られているが、これらのい
ずれの硫化物蛍光体も、化学的に不安定であったり、耐
光性に劣るなど実用面での問題点が多い。現在市場でも
っぱら用いられる硫化亜鉛系蓄光性蛍光体(ZnS:C
u)も、特に湿気が存在すると紫外線により光分解して
黒変したり輝度低下するため、屋外で直接日光に曝され
るような用途での使用は困難であり、夜光時計や避難誘
導標識、屋内の夜間表示等その用途は限定されていた。
【0004】またこの硫化亜鉛系蛍光体を夜光時計に用
いる場合であっても、肉眼でその時刻を認識可能な残光
時間は約30分から2時間程度であり、実用的には、蛍
光体に放射性物質を添加しそのエネルギーで刺激して常
時発光する自発光性の夜光塗料を用いざるを得ないのが
現状であった。このような蓄光性蛍光体の用途のひとつ
として、釣具があった。
【0005】特に夜釣りを行う場合には、夜間における
視認性を向上させ、釣りを行いやすくすることと、発光
に伴なう集魚効果の向上を図ることとを目的として、従
来から蓄光性蛍光体が用いられていた。ただ前述したよ
うに、従来用いられていた蓄光性蛍光体では、耐光性に
劣るだけでなく、輝度の点でも、自発光性の夜光塗料を
用いざるを得ないこととなり、放射性物質の扱いに不便
を生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、前
述のごとき現状に鑑み、市販の硫化物系蛍光体に比べて
遥かに長時間の残光特性を有し、更には化学的にも安定
であり、かつ長期にわたり耐光性に優れる新たな蓄光性
蛍光体を用いることによって、集漁効果の向上及び夜間
における視認性の向上を図った釣具の提供を目的とした
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来から知られている硫
化物系蛍光体とは全く異なる新規の蓄光性蛍光体材料と
してユウロピウム等を賦活したアルカリ土類金属のアル
ミン酸塩に着目し、種々の実験を行った結果、この蓄光
性蛍光体材料が、市販の硫化物系蛍光体に比べて遥かに
長時間の残光特性を有し、更には酸化物系であることか
ら化学的にも安定であり、かつ耐光性に優れることが確
認でき、従来の問題点がことごとく解消でき、放射能を
含有しなくとも1晩中視認可能な夜光塗料あるいは顔料
として、様々な用途に適用可能な長残光の蓄光性蛍光体
を用いた釣具を提供することが可能となることが明らか
となったものである。
【0008】前述したような蓄光性蛍光体として、請求
項1記載のものは、MAl24 で表わされる化合物
で、Mは、カルシウム、ストロンチウム、バリウムから
なる群から選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素から
なる化合物を母結晶にしたものである。また請求項2記
載の発明は、MAl24 で表わされる化合物で、M
は、カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群
から選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素にマグネシ
ウムを添加した複数の金属元素からなる化合物を母結晶
にしたものである。
【0009】また請求項3記載のものは、請求項1また
は2記載の釣具に用いる蓄光性蛍光体に、賦活剤として
ユウロピウムを、Mで表わす金属元素に対するモル%で
0.001 %以上10%以下添加したものである。更に請求項
4記載のものは、請求項3記載の釣具に用いる蓄光性蛍
光体に、共賦活剤としてランタン、セリウム、プラセオ
ジム、ネオジウム、サマリウム、ガドリニウム、テルビ
ウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリ
ウム、イッテルビウム、ルテチウム、マンガン、スズ、
ビスマスからなる群の少なくとも1つ以上の元素を、M
で表わす金属元素に対するモル%で0.001 %以上10%以
下添加したものである。
【0010】またこれらの蓄光性蛍光体の合成に際して
は、フラックスとしてたとえば硼酸を 1〜10重量%の範
囲で添加することができる。ここで添加量が、 1重量%
以下であるとフラックス効果がなくなるし、10重量%を
越えると固化し、その後の粉砕、分級作業が困難とな
る。更に、釣具としては、釣り針自体、あるいは釣り針
の近くの糸あるいは釣具、更には仕掛けの一部等を、こ
の蓄光性蛍光体によって光らせて集魚効果あるいは視認
性を高める目的に使用するもの、餌木、ルアー、ワーム
等のように擬似餌自体を蓄光性蛍光体で光らせて集魚効
果あるいは視認性を高める目的に使用するもの、夜釣り
の際に、ウキ、さお、道具箱等を蓄光性蛍光体で光らせ
て視認性を高めて、釣具の位置を明確にする目的のも
の、等があげられる。
【0011】更に具体的には、例えば、球形あるいは楕
円形の夜光ビーズであり、針のチモトにつけて使用する
発光玉、パイプ状の夜光性ビニールチューブであり、針
のチモトや枝針しかけ等に使用する発光パイプ、中空の
球状であり、針のチモトや中位に付けて使用するシモリ
ウキ、パイプ状の夜光合成ゴムであり、ウキ止メに使用
する夜光ウキゴム、ミミズのような疑似餌であるワー
ム、魚のあたりを視認するウキ、鉛や真鍮を主体とする
重り、等があげられる。
【0012】またここで、蓄光性蛍光体は、少なくとも
釣具の表面にあれば使用に適するものとなる。そのため
には、表面に蓄光性蛍光体を塗ることでも足りる。もち
ろん、樹脂等の中に蓄光性蛍光体を練り込んだ状態で釣
具とすることも可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を説明するにあたって、ここの
釣具の説明を行う前に、本発明にかかわる釣具に使用す
る蓄光性蛍光体について説明する。ここで、MAl2
4 で表される本発明に使用する蓄光性蛍光体の実施例
を、金属元素(M)の種類、賦活剤としてのユウロピウ
ムの濃度あるいは共賦活剤の種類及び濃度を種々変更し
た場合について、順次説明する。
【0014】最初に金属元素(M)としてストロンチウ
ムを用い、賦活剤としてユウロピウムを用いるものの、
共賦活剤を用いない場合の蓄光性蛍光体について、実施
例1として説明する。 実施例1.SrAl24 :Eu蛍光体の合成とその特
性 試料1−(1) 試薬特級の炭酸ストロンチウム146.1 g(0.99モル)お
よびアルミナ102 g(1モル)に賦活剤としてユウロピ
ウムを酸化ユウロピウム(Eu23)で 1.76g(0.005
モル)添加し、更にフラックスとしてたとえば硼酸を
5g(0.08モル)添加し、ボールミルを用いて充分に混
合した後、この試料を電気炉を用いて窒素−水素混合ガ
ス(97:3)気流中(流量:0.1 リットル毎分)で、1300
℃、1時間焼成した。その後室温まで約1時間かけて冷
却し、得られた化合物粉体をふるいで分級し100メッ
シュを通過したものを蛍光体試料1−(1) とした。
【0015】図1には、合成された蛍光体の結晶構造を
XRD(X線回折)により解析した結果を示した。回折
ピークの特性から得られた蛍光体はSrAl24 のス
ピネル構造を有することが明かとなった。図2には本蛍
光体の励起スペクトル及び刺激停止後の残光の発光スペ
クトルを示した。
【0016】図から、発光スペクトルのピーク波長が約
520nmの緑色の発光であることが明らかとなった。
次にこのSrAl24 :Eu蛍光体の残光特性を市販
品で緑色に発光するZnS:Cu蓄光性蛍光体(根本特
殊化学(株)製:品名GSS,発光ピーク波長:530
nm)の残光特性と比較して測定した結果を、図3およ
び表2に示した。
【0017】残光特性の測定は、蛍光体粉末0.05g
を内径8mmのアルミ製試料皿に秤り取り(試料厚さ:
0.1g/cm2 )、約15時間暗中に保管して残光を
消去した後、D65標準光源により200 ルックスの明るさ
で10分間刺激し、その後の残光を光電子増倍管を用い
た輝度測定装置で計測したものである。図3から明らか
なように、本発明に用いるSrAl24 :Eu蛍光体
の残光は極めて大きくその減衰もゆるやかであり,経過
時間とともにZnS:Cu蓄光性蛍光体との残光強度差
が大きくなることが分かる。また図中に、肉眼で充分に
認識可能な発光強度のレベル(約0.3mCd/m2 の
輝度に相当)を破線で示したが、このSrAl24
Eu蛍光体の残光特性から約24時間後でもその発光が
認識可能であると推定される。実際に刺激後15時間経
過したこのSrAl24 :Eu蛍光体を肉眼で観察し
たところその残光を充分に確認することができた。
【0018】また表2中の試料1−(1) には、刺激停止
後10分、30分および100分後の残光強度をZn
S:Cu蓄光性蛍光体の強度に対する相対値で示した。
この表から本発明に用いるSrAl24 :Eu蛍光体
の残光輝度は10分後でZnS:Cu蓄光性蛍光体の2.
9 倍であり100分後では17倍であることが分かる。さ
らに本発明に用いるSrAl24 :Eu蛍光体を光刺
激した際の室温から250℃までの熱発光特性(グロー
カーブ)をTLDリーダー(KYOKKO TLD-2000 システ
ム)を用いて調査した結果を図4に示した。図から本蛍
光体の熱発光は約40℃、90℃、130℃の3つのグ
ローピークからなり約130℃のピークがメイングロー
ピークであることが分かる。図中の破線で示したZn
S:Cu蓄光性蛍光体のメイングローピークが約40℃
であることに照らして、本発明に用いるSrAl2
4 :Eu蛍光体の50℃以上の高温に相当する深い捕獲
準位が残光の時定数を大きくし、長時間にわたる蓄光特
性に寄与していると考えられる。
【0019】試料1−(2) 〜(7) 次に前述と同様の方法で、ユウロピウムの濃度を変化さ
せた表1で表した配合比のSrAl24 :Eu蛍光体
試料(試料1−(2) 〜(7) )を調整した。
【0020】
【表1】
【0021】この試料1−(2) 〜(7) の残光特性を調査
した結果を、1−(1) の残光特性を調査した結果と共
に、表2中に示した。この表2から、Euの添加量が
0.0025〜0.05モルの範囲であると、10分後
の輝度を含めてZnS:Cu蓄光性蛍光体よりも残光特
性に優れていることがわかる。ただEuの添加量が0.
00001モルの場合、あるいは0.1モルの場合であ
っても、刺激停止後30分以上経過することによって、
ZnS:Cu蓄光性蛍光体よりも大きい輝度を有するよ
うになることもわかる。
【0022】またEuが高価であることから、経済性及
び濃度クエンチングによる残光特性の低下を考慮する
と、Euを0.1モル(10モル%)以上にすることに
余り意味がないこととなる。逆に、残光特性から判断す
ると、Euが0.00001モル(0.001モル%)
から0.00005モル(0.005モル%)の間で
は、10分後輝度でZnS:Cu蓄光性蛍光体よりも輝
度で劣るものの、刺激停止後30分以上経過することに
よって、ZnS:Cu蓄光性蛍光体よりも大きい輝度が
得られることから、賦活剤として用いるEuの添加効果
が明らかである。
【0023】更に、SrAl24 :Eu蛍光体は酸化
物系であることから、従来の硫化物系蓄光性蛍光体に比
べて化学的にも安定であり、かつ耐光性に優れるもので
ある(表24及び25参照)。
【0024】
【表2】
【0025】次に、金属元素(M)としてストロンチウ
ムを用い、賦活剤としてユウロピウムを用い、更に共賦
活剤としてジスプロシウムを用いた場合の蓄光性蛍光体
について、実施例2として説明する。 実施例2.SrAl24 :Eu、Dy蛍光体の合成と
その特性 試料2−(1) 試薬特級の炭酸ストロンチウム144.6 g(0.98モル)お
よびアルミナ102 g(1モル)に賦活剤としてユウロピ
ウムを酸化ユウロピウム(Eu23)で1.76g(0 .005
モル)、更に共賦活剤としてジスプロシウムを酸化ジス
プロシウム(Dy23)で1.87g(0.005 モル)添加
し、更にフラックスとしてたとえば硼酸を5 g(0.08モ
ル)添加し、ボールミルを用いて充分に混合した後、こ
の試料を電気炉を用いて窒素−水素混合ガス(97:3)気
流中(流量:0.1リットル毎分)で、1300℃、1時間
焼成した。その後室温まで約1時間かけて冷却し、得ら
れた化合物粉体をふるいで分級し100メッシュを通過
したものを蛍光体試料2−(1) とした。
【0026】この蛍光体の残光特性を前述と同様の方法
で調査した結果を図5および表4の試料2−(1) に示し
た。図5から明らかなように、本発明に用いるSrAl
24 :Eu,Dy蛍光体の残光輝度、特にその残光初
期時の輝度はZnS:Cu蓄光性蛍光体と比較して極め
て高く、またその減衰の時定数も大きいことから、画期
的な高輝度蓄光性蛍光体であることが分かる。図中に示
した視認可能な残光強度レベルとこのSrAl24
Eu,Dy蛍光体の残光特性から約16時間後でもその
発光を識別可能である。
【0027】表4には、刺激後10分、30分、100
分後の残光強度をZnS:Cu蓄光性蛍光体の強度に対
する相対値で示しているが、表から本発明に用いるSr
Al 24 :Eu,Dy蛍光体の残光輝度は10分後で
ZnS:Cu蓄光性蛍光体の12.5倍であり100分後で
は37倍であることが分かる。さらに本発明に用いるSr
Al24 :Eu,Dy蛍光体を光刺激した際の室温か
ら250℃までの熱発光特性(グローカーブ)を調査し
た結果を図6に示した。図6および図4から、共賦活剤
として添加したDyの作用により熱発光のメイングロー
ピーク温度が130℃から90℃に変化したことが分か
る。この90℃の温度に相当する捕獲準位からの大きな
発光が、SrAl24 :Eu蛍光体と比較して、その
残光初期時に高い輝度を示す原因と考えられる。
【0028】試料2−(2) 〜(7) 次に前述と同様の方法で、ジスプロシウムの濃度を変化
させた表3で表した配合比のSrAl24 :Eu,D
y蛍光体試料(試料2−(2) 〜(7) )を調整した。
【0029】
【表3】
【0030】この試料2−(2) 〜(7) の残光特性を調査
した結果を、2−(1) の残光特性を調査した結果と共
に、表4に示した。この表4から、共賦活剤としてのD
yの添加量は、10分後輝度を含めてZnS:Cu蓄光
性蛍光体よりもはるかに優れていることを基準とする
と、0.0025〜0.05モルが最適であることがわ
かる。ただDyの添加量が0.00001モルの場合で
あっても、刺激停止後30分以上経過することによっ
て、ZnS:Cu蓄光性蛍光体よりも大きい輝度を有す
るようになることから、賦活剤及び共賦活剤として用い
たEu及びDyの添加効果が明らかである。またDyが
高価であることから、経済性及び濃度クエンチングによ
る残光特性の低下を考慮すると、Dyを0.1モル(1
0モル%)以上にすることに余り意味がないこととな
る。
【0031】なお、SrAl24 :Eu、Dy蛍光体
は酸化物系であることから、従来の硫化物系蓄光性蛍光
体に比べて化学的にも安定であり、かつ耐光性に優れる
ものである(表24及び25参照)。
【0032】
【表4】
【0033】次に、金属元素(M)としてストロンチウ
ムを用い、賦活剤としてユウロピウムを用い、更に共賦
活剤としてネオジウムを用いた場合の蓄光性蛍光体につ
いて、実施例3として説明する。 実施例3.SrAl24 :Eu、Nd蛍光体の合成と
その特性 試料3−(1) 〜(7) 前述と同様の方法で、ネオジウムの濃度を変化させた表
5で示した配合比のSrAl24 :Eu、Nd系蛍光
体試料(試料3−(1) 〜(7) )を調整した。
【0034】
【表5】
【0035】これらの試料3−(1) 〜(7) の残光特性を
調査した結果を、表6に示した。
【0036】
【表6】
【0037】この表6から、共賦活剤としてのNdの添
加量が0.0025〜0.10モルの範囲であると、1
0分後の輝度を含めてZnS:Cu蓄光性蛍光体よりも
残光特性に優れていることがわかる。ただNdの添加量
が0.00001モルの場合であっても、刺激停止後6
0分程度を経過することによって、ZnS:Cu蓄光性
蛍光体よりも大きい輝度を有するようになることから、
賦活剤及び共賦活剤として用いたEu及びNdの添加効
果が明らかである。またNdが高価であることから、経
済性及び濃度クエンチングによる残光特性の低下を考慮
すると、Ndを0.1モル(10モル%)以上にするこ
とに余り意味がないこととなる。
【0038】なお、SrAl24 :Eu、Nd蛍光体
は酸化物系であることから、従来の硫化物系蓄光性蛍光
体に比べて化学的にも安定であり、かつ耐光性に優れる
ものである(表24及び25参照)。さらに本発明に用
いるSrAl24 :Eu、Nd蛍光体を光刺激した際
の室温から250℃までの熱発光特性(グローカーブ)
を、試料3−(4) について調査した結果を図7に示し
た。図から共賦活剤としてNdを添加した蛍光体の熱発
光のメイングローピーク温度は約50℃であることが分
かる。
【0039】次に、金属元素(M)としてストロンチウ
ムを用い、賦活剤としてユウロピウムを用い、更に共賦
活剤として、ランタン、セリウム、プラセオジム、サマ
リウム、ガドリニウム、テルビウム、ホルミウム、エル
ビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム、マン
ガン、スズ、ビスマスの元素のいずれかを用いた場合の
蓄光性蛍光体について、実施例4として説明する。
【0040】またここで、賦活剤及び各共賦活剤につい
ては、ユーロピウム及びネオジウムあるいはジスプロシ
ウムを用いた場合の例から、金属元素(M)に対して各
々0.005モル程度添加した場合に高い残光輝度が得
られることを考慮して、賦活剤のEu濃度0.5 モル%
(0.005モル)、共賦活剤の濃度0.5 モル%(0.
005モル)の試料についてのみ例示した。 実施例4.SrAl24 :Eu系蛍光体におけるその
他の共賦活剤の効果 既述の方法で、共賦活剤としてランタン、セリウム、プ
ラセオジム、サマリウム、ガドリニウム、テルビウム、
ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、
ルテチウム、マンガン、スズ、ビスマスを添加した蛍光
体試料についてその残光特性を調査した結果を表7に示
した。
【0041】この表7から明らかなように、標準として
用いた市販のZnS:Cu蛍光体の残光特性と比較し
て、いずれのSrAl24 :Eu系蛍光体試料も、刺
激停止後30分乃至100分以上の長時間を経過すると
残光特性が向上するので、充分実用レベルにあることが
分かる。なお、SrAl24 :Eu系蛍光体は酸化物
系であることから、従来の硫化物系蓄光性蛍光体に比べ
て化学的にも安定であり、かつ耐光性に優れるものであ
る(表24及び25参照)。
【0042】
【表7】
【0043】次に金属元素(M)としてカルシウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用いるものの、共賦活
剤を用いない場合の蓄光性蛍光体、及び金属元素として
カルシウムを用い、賦活剤としてユウロピウムを用い、
共賦活剤としてランタン、セリウム、プラセオジム、ネ
オジウム、サマリウム、ガドリニウム、テルビウム、ジ
スプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イ
ッテルビウム、ルテチウム、、マンガン、スズ、ビスマ
スからなる群の少なくとも1つの元素を用いた場合を、
実施例5として説明する。 実施例5.CaAl24 :Eu系蓄光性蛍光体の合成
とその特性 試薬特級の炭酸カルシウムおよびアルミナに賦活剤とし
てユウロピウムを酸化ユウロピウム(Eu23)として
加えただけのもの、これに共賦活剤として、ランタン、
セリウム、プラセオジム、ネオジウム、サマリウム、ガ
ドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウ
ム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウ
ム、マンガン、スズ、ビスマスの元素のいずれかをそれ
ぞれその酸化物で添加したものに対して、更にフラック
スとしてたとえば硼酸を 5g(0.08モル)添加し、ボー
ルミルを用いて充分に混合した後、この試料を電気炉を
用いて窒素−水素混合ガス(97:3)気流中(流量:0.
1リットル毎分)で、1300℃、1時間焼成した。その後
室温まで約1時間かけて冷却し、得られた化合物粉体を
ふるいで分級し100メッシュを通過したものを蛍光体
試料5−(1) 〜(42)とした。
【0044】なおここで得られた試料5−(2) のXRD
解析の結果を図8に示した。図からこの蛍光体は、単斜
晶系のCaAl24 結晶からなることが明らかとなっ
た。次に、代表例として共賦活剤にネオジウム、サマリ
ウム、ジスプロシウム、トリウムを用いた試料5−(1
0)、5−(16)、5−(22)及び5−(28)について、その熱
発光特性(グローカーブ)を調査した結果を図9及び図
10に示した。いずれも50℃以上の高温域にグローピ
ークがあることから、これらの蛍光体が長い残光特性を
有することが示唆されている。さらに試料についてその
残光の発光スペクトルを測定したところ、図11で示し
たようにいずれの蛍光体もその発光ピーク波長は約44
2nmの青色発光であった。
【0045】そこで従来から市販されている青色発光の
蓄光性蛍光体のCaSrS:Bi(商品名BA−S:根
本特殊化学(株)製 発光波長454nm)を標準とし
てそれぞれの残光特性を相対的に比較調査した結果を表
8乃至表13に示した。表8からCaAl24 :Eu
蛍光体については、Euが0.005モル(0.5モル
%)の場合、残光初期時の輝度は低いものの100分後
で市販標準品とほぼ同等に近い輝度が得られるものがあ
り、更に表9乃至表13に示すように、共賦活剤を添加
することにより大きく増感され、いずれの共賦活剤を用
いても充分実用性の高い蛍光体を得ることができた。特
にNd、SmおよびTmについてはその添加効果が極めて大き
く市販品より一桁以上明るい超高輝度の青色発光の蓄光
性蛍光体が得られることが明かであり画期的な蛍光体と
いえる。図12にはこのNd、SmおよびTmを共賦活するこ
とにより得られた高輝度蛍光体の長時間に亘る残光特性
を調査した結果を示した。
【0046】なお、詳細には金属元素(M)としてカル
シウムを用い、賦活剤としてユウロピウムを用いるもの
の、共賦活剤を用いない場合の蓄光性蛍光体として、5
−(1) 〜(6) に示した蓄光性蛍光体の残光特性について
表8に示した。
【0047】
【表8】
【0048】また金属元素(M)としてカルシウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用い、共賦活剤として
ネオジウムを用いた場合の蓄光性蛍光体として、5−
(7) 〜(12)に示した蓄光性蛍光体の残光特性を表9に示
した。
【0049】
【表9】
【0050】更に金属元素(M)としてカルシウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用い、共賦活剤として
サマリウムを用いた場合の蓄光性蛍光体として、5−(1
3)〜(18)に示した蓄光性蛍光体の残光特性を表10に示
した。
【0051】
【表10】
【0052】また金属元素(M)としてカルシウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用い、共賦活剤として
ジスプロシウムを用いた場合の蓄光性蛍光体として、5
−(19)〜(24)に示した蓄光性蛍光体の残光特性を表11
に示した。
【0053】
【表11】
【0054】また金属元素(M)としてカルシウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用い、共賦活剤として
ツリウムを用いた場合の蓄光性蛍光体として、5−(25)
〜(30)に示した蓄光性蛍光体の残光特性を表12に示し
た。
【0055】
【表12】
【0056】なお金属元素(M)としてカルシウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用い、共賦活剤として
ランタン、セリウム、プラセオジム、ガドリニウム、テ
ルビウム、ホルミウム、エルビウム、イッテルビウム、
ルテチウム、マンガン、スズ、ビスマスの元素のいずれ
かを用いた場合の蓄光性蛍光体として、5−(31)〜(42)
に示した蓄光性蛍光体の残光特性をまとめて表13に示
した。
【0057】なおこの5−(31)〜(42)に示した蓄光性蛍
光体では、賦活剤としてのユーロピウム及び他の共賦活
剤は共に、0.5 モル%づつ添加したものである。
【0058】
【表13】
【0059】次に金属元素(M)としてカルシウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用い、共賦活剤として
ネオジウムを用いるものの、同時に他の共賦活剤も添加
した場合を実施例6として説明する。 実施例6.CaAl24 :Eu,Nd系蓄光性蛍光体
の合成とその特性 試薬特級の炭酸カルシウムおよびアルミナに賦活剤とし
てユウロピウムを酸化ユウロピウム(Eu23)として
加え、これに共賦活剤としてネオジウムを加えたもの、
及び、更に他の共賦活剤として、ネオジウム以外のラン
タン、セリウム、プラセオジム、サマリウム、ガドリニ
ウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エル
ビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム、マン
ガン、スズ、ビスマスの元素のいずれかをそれぞれその
酸化物で添加したものに、フラックスとしてたとえば硼
酸を 5g(0.08モル)添加し、ボールミルを用いて充分
に混合した後、この試料を電気炉を用いて窒素−水素混
合ガス(97:3)気流中(流量:0.1リットル毎分)
で、1300℃、1時間焼成した。その後室温まで約1時間
かけて冷却し、得られた化合物粉体をふるいで分級し1
00メッシュを通過したものを蛍光体試料6−(1) 〜(4
3)とした。
【0060】ここでは、まず最初に、Eu:0.5 モル
%、Nd:0.5 モル%、他の共賦活剤:0.5 モル%とし
て、各種蛍光体試料を調整して、10分後輝度、30分後輝
度及び100 分後輝度を測定した。その結果を、6−(1)
〜(15)として、表14に示す。
【0061】
【表14】
【0062】この測定結果から、ネオジウムと共に添加
する共賦活剤の中で、残光輝度が特に優れるものとして
は、ランタン、ジスプロシウム、ガドリニウム、ホルミ
ウム、エルビウム等であることが確認された。そこで次
に、Eu:0.5 モル%、Nd:0.5 モル%とした上で、
ランタンの濃度を、0.1 モル%から10モル%に変えて実
験を行った。その結果を、6−(16)〜(21)として、表1
5に示す。
【0063】
【表15】
【0064】Eu:0.5 モル%、Nd:0.5 モル%とし
た上で、ジスプロシウムの濃度を、0.1 モル%から10モ
ル%に変えて実験を行った。その結果を、6−(22)〜(2
7)として、表16に示す。
【0065】
【表16】
【0066】Eu:0.5 モル%、Nd:0.5 モル%とし
た上で、ガドリニウムの濃度を、0.1 モル%から10モル
%に変えて実験を行った。その結果を、6−(28)〜(32)
として、表17に示す。
【0067】
【表17】
【0068】Eu:0.5 モル%、Nd:0.5 モル%とし
た上で、ホルミウムの濃度を、0.1モル%から10モル%
に変えて実験を行った。その結果を、6−(33)〜(37)と
して、表18に示す。
【0069】
【表18】
【0070】Eu:0.5 モル%、Nd:0.5 モル%とし
た上で、エルビウムの濃度を、0.1モル%から 5モル%
に変えて実験を行った。その結果を、6−(38)〜(43)と
して、表19に示す。
【0071】
【表19】
【0072】このような測定結果から、共賦活剤を複数
種混合すると、残光輝度が向上するものがあることが確
認された。また更に、その場合、Eu:0.5 モル%、N
d:0.5 モル%とした上で、他の共賦活剤も0.5 モル%
程度添加した場合が、最も優れた残光特性を示すことも
確認された。次に金属元素(M)としてバリウムを用
い、賦活剤としてユウロピウムを用い、更に共賦活剤と
してネオジウムあるいはサマリウムを用いた場合の蓄光
性蛍光体について、実施例7として説明する。 実施例7.BaAl24 :Eu系蛍光体 ここでは、Euを0.5 モル%添加した上で、更にNdあ
るいはSmを各々0.5モル%添加したものを、7−(1)
,(2) として示す。
【0073】また図13には本蛍光体のうち、共賦活剤
としてネオジウムを用いたものの、励起スペクトル及び
刺激停止後30分を経過した後の残光の発光スペクトル
を示した。更に図14には、共賦活剤としてサマリウム
を用いたものの、励起スペクトル及び刺激停止後30分
を経過した後の残光の発光スペクトルを示した。
【0074】発光スペクトルのピーク波長はいずれも約
500nmで緑色の発光であることから、表20には、
その残光特性を市販品で緑色に発光するZnS:Cu蓄
光性蛍光体(根本特殊化学(株)製:品名GSS,発光
ピーク波長:530nm)と比較して、刺激停止後10
分、30分および100分後の残光強度を相対値で示し
た。
【0075】
【表20】
【0076】この表20から、BaAl24 :Eu,
NdはZnS:Cu蓄光性蛍光体よりも刺激停止後30
分程度は残光輝度に優れていることがわかる。またBa
Al 24 :Eu,SmはZnS:Cu蓄光性蛍光体よ
りも若干残光輝度が劣る結果が得られた。しかしながら
Euあるいは他の共賦活剤を添加せず、BaAl2 4
結晶のみで実験した結果、蛍光及び残光がまったく認め
られないことが確認されているので、Eu及びNdある
いはSm添加による賦活効果が得られることは明らかで
ある。
【0077】なお、BaAl24 :Eu系蛍光体は酸
化物系であることから、従来の硫化物系蓄光性蛍光体に
比べて化学的にも安定であり、かつ耐光性に優れるもの
である(表24及び25参照)。次に金属元素(M)と
して、カルシウムとストロンチウムとの混合物を用いた
場合について、実施例8として説明する。 実施例8.SrX Ca1-X Al24 系蓄光性蛍光体の
合成とその特性 試薬特級の炭酸ストロンチウムと炭酸カルシウムをそれ
ぞれ比率を変えて調合しその試料にアルミナを加え、さ
らに賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤としてラン
タン、セリウム、プラセオジム、ネオジウム、サマリウ
ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホル
ミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテ
チウム、マンガン、スズ、ビスマスのいずれかの元素を
添加したものに、フラックスとして例えば硼酸を 5g
(0.08 モル)添加し、既述の方法によりでSrX Ca
1-X Al24 系蛍光体試料を合成した。
【0078】得られた蛍光体の代表特性としてSr0.5
Ca0.5 Al24 :Eu,Dy蛍光体(Eu0.5モ
ル%、Dy0.5モル%添加)の残光の発光スペクトル
を調査した結果を図15に示した。図からSrの一部が
Caに置換されるとその発光スペクトルは短波長側にシ
フトし、SrAl24 系蛍光体による発光とCaAl
24 系蛍光体の発光の中間色の残光を得られることが
明かとなった。
【0079】次に賦活剤および共賦活剤としてEuおよ
びDyをそれぞれ0.5モル%添加したSrx Ca1-x
Al24 系蛍光体試料の残光特性を調査した結果を図
16に示した。この図16からいずれの蛍光体について
も図中の破線で示した市販標準品と比較して同等以上の
優れた残光特性を有する実用性の高い蓄光性蛍光体が得
られることが分かる。
【0080】次に金属元素(M)として、ストロンチウ
ムとバリウムとの混合物を用いた場合について、実施例
9として説明する。 実施例9.SrX Ba1-X Al24 系蓄光性蛍光体の
合成とその特性 試薬特級の炭酸ストロンチウムと炭酸バリウムをそれぞ
れ比率を変えて調合しその試料にアルミナを加え、さら
に賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤としてランタ
ン、セリウム、プラセオジム、ネオジウム、サマリウ
ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホル
ミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテ
チウム、マンガン、スズ、ビスマスのいずれかの元素を
添加したものに、フラックスとして例えば硼酸を 5g
(0.08 モル)添加し、既述の方法によりSrX Ba1-X
Al24 系蛍光体試料を合成した。
【0081】得られた蛍光体の代表特性としてEuを
0.5モル%、Dyを0.5モル%添加して調整したS
X Ba1-X Al24 系蛍光体試料の残光特性を調査
した結果を図17に示した。この図17からいずれの蛍
光体についても図中の破線で示した市販標準品と比較し
て同等以上の優れた残光特性を有する実用性の高い蓄光
性蛍光体が得られることが分かる。
【0082】次に金属元素(M)として、ストロンチウ
ムとマグネシウムとの混合物を用いた場合について、実
施例10として説明する。 実施例10.SrX Mg1-X Al24 系蓄光性蛍光体
の合成とその特性 試薬特級の炭酸ストロンチウムと炭酸マグネシウムをそ
れぞれ比率を変えて調合しその試料にアルミナを加え、
さらに賦活剤としてユウロピウムを、共賦活剤としてラ
ンタン、セリウム、プラセオジム、ネオジウム、サマリ
ウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホ
ルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ル
テチウム、マンガン、スズ、ビスマスのいずれかの元素
を添加したものに、フラックスとして例えば硼酸を 5g
(0.08 モル)添加し、既述の方法によりSrX Mg1-X
Al24 系蛍光体試料を合成した。得られた蛍光体の
代表特性としてEuを0.5モル%、Dyを0.5モル
%添加して調整したSrXMg1-X Al24 系蛍光体
試料の残光特性を調査した結果を図18に示した。
【0083】この図18から、ストロンチウム/マグネ
シウムが0.1/0.9の場合を除いて、いずれの蛍光
体についても図中の破線で示した市販標準品と比較して
同等以上の優れた残光特性を有する実用性の高い蓄光性
蛍光体が得られることが分かる。次に金属元素(M)と
して、複数の金属元素を用い、かつ賦活剤としてユウロ
ピウムを用い、更には共賦活剤を2種類用いた場合につ
いて、実施例11として説明する。 実施例11.Ca1-X SrX Al24 :Eu、Nd,
X蛍光体の合成とその特性 試薬特級の炭酸ストロンチウムと炭酸カルシウムをそれ
ぞれ比率を変えて調合しその試料にアルミナを加え、さ
らに賦活剤としてユウロピウム0.5モル%を、共賦活
剤としてネオジウム0.5モル%を加え、更に他の共賦
活剤として、ランタン、ジスプロシウム、ホルミウムの
元素のいずれかを0.5モル%添加したものに、フラッ
クスとして例えば硼酸を 5g(0.08 モル)添加し、既述
の方法によりでCa1-X SrX Al24 :Eu、N
d,X系蛍光体試料11−(1) 〜(9) を合成し、その残
光特性を調査した。まず、試薬特級の炭酸ストロンチウ
ムと炭酸カルシウムをそれぞれ比率を変えて調合しその
試料にアルミナを加え、さらに賦活剤としてユウロピウ
ム0.5モル%を、共賦活剤としてネオジウム0.5モ
ル%を加え、更に他の共賦活剤として、ランタンを0.
5モル%添加したものを11−(1) 〜(3) として、表2
1に示す。
【0084】
【表21】
【0085】また試薬特級の炭酸ストロンチウムと炭酸
カルシウムをそれぞれ比率を変えて調合しその試料にア
ルミナを加え、さらに賦活剤としてユウロピウム0.5
モル%を、共賦活剤としてネオジウム0.5モル%を加
え、更に他の共賦活剤として、ジスプロシウムを0.5
モル%添加したものを11−(4) 〜(6) として、表22
に示す。
【0086】
【表22】
【0087】また試薬特級の炭酸ストロンチウムと炭酸
カルシウムをそれぞれ比率を変えて調合しその試料にア
ルミナを加え、さらに賦活剤としてユウロピウム0.5
モル%を、共賦活剤としてネオジウム0.5モル%を加
え、更に他の共賦活剤として、ホルミウムを0.5モル
%添加したものを11−(7) 〜(9) として、表23に示
す。
【0088】
【表23】
【0089】これらの測定結果から、金属元素(M)
が、カルシウム及びストロンチウムからなる複数の金属
元素(M)を用い、賦活剤としてユウロピウムを添加
し、かつ複数の共賦活剤を添加した場合であっても、1
0分後輝度を含めて、CaSrS:Biに比べて優れて
いることが確認できた。 実施例12.耐湿特性試験 本発明に用いられる蓄光性蛍光体の耐湿特性を調査した
結果を表24に示した。
【0090】この調査では、複数の蛍光体試料を、40
℃、95%RHに調湿した恒温恒湿槽中に500時間放
置しその前後における輝度変化を測定した。表から、い
ずれの組成の蛍光体も湿度に対してほとんど影響を受け
ず安定であることが分かる。
【0091】
【表24】
【0092】実施例13.耐光性試験結果 本発明に用いられる蓄光性蛍光体の耐光性試験を行なっ
た結果を硫化亜鉛系蛍光体の結果と比較して表25に示
した。この試験は、JIS規格に従い、試料を飽和湿度
に調湿した透明容器内に入れ300Wの水銀灯下30c
mの位置で3時間、6時間及び12時間光照射し、その
後の輝度変化を測定した。
【0093】表から従来の硫化亜鉛系蛍光体と比較して
極めて安定であることが分かる。
【0094】
【表25】
【0095】なお以上の説明で、種々のMAl24
ついて説明した。ここでMAl24 は、MO+Al2
3 の形を有するものである。ただここで。たとえば MO+Al2.13.15 =MAl2.14.15 のような形を取ることもできる。
【0096】このように、数値が若干ずれた場合であっ
ても、本発明を理解するに当たって、耐光性に優れ、か
つ長時間の残光輝度を有するにあっては、本発明のMA
24 に含めて考えることができる。もちろんここ
で、 MO+Al2.053.075 =MAl2.054.075 という数値のMAl24 も含むものである。このよう
な本発明に用いられる蓄光性蛍光体は、釣具の表面に塗
布して使用することもできるが、プラスチック、ゴムあ
るいはガラス等に練り込んだ状態で釣具として使用する
こともできる。
【0097】次に、図19ないし図25に示した実施例
にしたがって、具体的な釣具を例にして、本発明を説明
する。図19に示した実施例は、釣具として発光玉10
を示した正面図である。ここで発光玉10は、球形ある
いは楕円形のビーズ状に形成され、針のチモトに付けて
使用するものである。針90のチモトに付けることか
ら、昼夜を問わず針90付近への集魚効果が向上すると
共に、特に夜間における視認性が向上し、針90の位置
の確認が容易に行えるものである。なお図において、9
1は釣り糸である。
【0098】またこの発光玉10は、硬質あるいは軟質
の樹脂あるいはゴム等で製造することができ、蓄光性蛍
光体を樹脂に練り込んで発光玉10にすることができる
だけでなく、あらかじめ蓄光性蛍光体を練り込んだりし
ない状態で製造した発光玉10の表面に、蓄光性蛍光体
を塗布あるいは吹きつけ等によって全面もしくは一部に
付着させてこの発明にかかわる発光玉10とすることも
できる。
【0099】図20に示した実施例は、釣具として夜光
パイプ20を示した正面図である。ここで夜光パイプ2
0は、パイプ状の夜光性ビニールチューブによって形成
され、使用者が適宜長さに切って使用するものである。
また使用場所は、針90のチモトや枝針仕掛け等に付け
て使用するものである。針90のチモトや枝針仕掛け等
に付けることから、昼夜を問わず針90付近への集魚効
果が向上すると共に、特に夜間における視認性が向上
し、仕掛けの位置の確認が容易に行えるものである。な
お図において、91は釣り糸である。
【0100】またこの夜光パイプ20は、硬質あるいは
軟質の樹脂あるいはゴム等で製造することができ、蓄光
性蛍光体を樹脂に練り込んで夜光パイプ20にすること
ができるだけでなく、あらかじめ蓄光性蛍光体を練り込
んだりしない状態で製造したパイプの表面に、蓄光性蛍
光体を塗布あるいは吹きつけ等によって全面もしくは一
部に付着させてこの発明にかかわる夜光パイプ20とす
ることもできる。
【0101】図21に示した実施例は、釣具としてシモ
リウキ30を示した正面図である。ここでシモリウキ3
0は、中空の球形あるいは浮力のある素材で形成され、
針90のチモトや中位に付けて使用するものである。浮
力があるので水中では仕掛けを持ち上げる効果があり、
更には、昼夜を問わず針90付近への集魚効果が向上す
る。また、特に夜間における視認性が向上するので、ウ
キそのものとしてや、あるいは目印として使用すること
ができる。なお図において、91は釣り糸である。
【0102】またこのシモリウキ30は、硬質あるいは
軟質の樹脂あるいはゴム等で製造することができ、蓄光
性蛍光体を樹脂に練り込んでシモリウキ30にすること
ができるだけでなく、あらかじめ蓄光性蛍光体を練り込
んだりしない状態で製造したシモリウキ30の表面に、
蓄光性蛍光体を塗布あるいは吹きつけ等によって全面も
しくは一部に付着させてこの発明にかかわるシモリウキ
30とすることもできる。
【0103】図22に示した実施例は、釣具として夜光
ウキゴム40を示した正面図である。ここで夜光ウキゴ
ム40は、パイプ状の夜光合成ゴムであり、ウキ止めと
して使用するものである。ウキに付けることから、特に
夜間における視認性が向上し、ウキの位置の確認が容易
に行えるものである。なお、この他にも、魚種や仕掛け
の大きさに応じて針90のチモト等に付けて使用する
と、集魚効果が向上するものである。なお図において、
91は釣り糸である。
【0104】またこの夜光ウキゴム40は、硬質あるい
は軟質の合成ゴム等で製造することができ、蓄光性蛍光
体を合成ゴムに練り込んで夜光ウキゴム40にすること
ができるだけでなく、あらかじめ蓄光性蛍光体を練り込
んだりしない状態で製造したウキゴムの表面に、蓄光性
蛍光体を塗布あるいは吹きつけ等によって全面もしくは
一部に付着させて本発明にかかわる夜光ウキゴム40と
することもできる。ただこの夜光ウキゴム40も、弾性
を有する材料であれば、合成ゴム以外の材料によって形
成することも可能である。
【0105】図23に示した実施例は、釣具としてワー
ム50を示した正面図である。ここでワーム50は、ミ
ミズのような形状をした疑似餌であり、バスフィッシン
グ等に使用されるものである。このようにワーム50と
して使用すると、夜光を使用することで集魚効果を持た
せることができるだけでなく、同時に視認性が向上し、
フックの位置を容易に確認することができる。なお図に
おいて、90は針であり、91は釣り糸である。
【0106】またこのワーム50は、硬質あるいは軟質
の樹脂あるいはゴム等で製造することができ、蓄光性蛍
光体を樹脂に練り込んでワーム50にすることができる
だけでなく、あらかじめ蓄光性蛍光体を練り込んだりし
ない状態で製造したワーム50の表面に、蓄光性蛍光体
を塗布あるいは吹きつけ等によって全面もしくは一部に
付着させて本発明にかかわるワーム50とすることもで
きる。
【0107】図24に示した実施例は、釣具としてウキ
60を示した正面図である。ここでウキ60に使用する
と、夜光を使用しているので、夜釣りの際の魚のあたり
を視認することが容易となる。またこのウキ60は、硬
質あるいは軟質の樹脂あるいはゴム等で製造することが
でき、蓄光性蛍光体を樹脂に練り込んでウキ60にする
ことができるだけでなく、あらかじめ蓄光性蛍光体を練
り込んだりしない状態で製造したウキ60の表面に、蓄
光性蛍光体を塗布あるいは吹きつけ等によって全面もし
くは一部に付着させて本発明にかかわるウキ60とする
こともできる。
【0108】図25に示した実施例は、釣具として重り
70を示した正面図である。ここで重り70は、その主
体が鉛や真鍮でできており、仕掛けをポイントまで沈め
るために使用するものである。重り70として使用する
ことによって、昼夜を問わず針90付近への集魚効果が
向上すると共に、特に夜間における視認性が向上し、仕
掛けの位置の確認が容易に行えるものである。なお図に
おいて、91は釣り糸である。
【0109】またこの重り70は、あらかじめ鉛や真鍮
によって製造した重り70の表面に、蓄光性蛍光体を塗
布あるいは吹きつけ等によって全面もしくは一部に付着
させたり、あるいは蓄光性蛍光体を混入した熱収縮性の
パイプを重り70に巻きつけたりして、本発明にかかわ
る重り70とすることができる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来か
ら知られている硫化物系蛍光体とは全く異なる新との蓄
光性蛍光体材料を用いた釣具に関するものであり、使用
されている蓄光性蛍光体が市販の硫化物系蛍光体と比べ
て、遥かに長時間、高輝度の残光特性を有し、更には酸
化物系であることから化学的にも安定であり、かつ耐光
性に優れた釣具となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】SrAl24 :Eu蛍光体の結晶構造をXR
Dにより解析した結果を示したグラフである。
【図2】SrAl24 :Eu蛍光体の励起スペクトル
と刺激停止後30分を経過した後の発光スペクトルとを
示したグラフである。
【図3】SrAl24 :Eu蛍光体の残光特性をZ
n:S蛍光体の残光特性と比較した結果を示したグラフ
である。
【図4】SrAl24 :Eu蛍光体の熱発光特性を示
したグラフである。
【図5】SrAl24 :Eu,Dy蛍光体の残光特性
をZn:S蛍光体の残光特性と比較した結果を示したグ
ラフである。
【図6】SrAl24 :Eu,Dy蛍光体の熱発光特
性を示したグラフである。
【図7】SrAl24 :Eu,Nd蛍光体の熱発光特
性を示したグラフである。
【図8】CaAl24 :Eu系蛍光体の結晶構造をX
RDにより解析した結果を示したグラフである。
【図9】CaAl24 :Eu系蛍光体のうち共賦活剤
としてネオジウムあるいはサマリウムを用いた蛍光体の
熱発光特性を示したグラフである。
【図10】CaAl24 :Eu系蛍光体のうち共賦活
剤としてジスプロシウムあるいはトリウムを用いた蛍光
体の熱発光特性を示したグラフである。
【図11】CaAl24 :Eu系蛍光体の刺激停止後
5分を経過した後の発光スペクトルを示したグラフであ
る。
【図12】CaAl24 :Eu,Sm蛍光体及びCa
Al24 :Eu,Nd蛍光体の残光特性をZn:S蛍
光体の残光特性と比較した結果を示したグラフである。
【図13】BaAl24 :Eu,Nd蛍光体の励起ス
ペクトルと刺激停止後30分を経過した後の発光スペク
トルとを示したグラフである。
【図14】BaAl24 :Eu,Sm蛍光体の励起ス
ペクトルと刺激停止後30分を経過した後の発光スペク
トルとを示したグラフである。
【図15】Sr0.5 Ca0.5 Al24 :Eu,Dy蛍
光体の発光スペクトルを示したグラフである。
【図16】Srx Ca1-x Al24 :Eu,Dy蛍光
体の残光特性をZn:S蛍光体及びCaSrS:Bi蛍
光体の残光特性と比較したグラフである。
【図17】Srx Ba1-x Al24 :Eu,Dy蛍光
体の残光特性をZn:S蛍光体の残光特性と比較したグ
ラフである。
【図18】Srx Mg1-x Al24 :Eu,Dy蛍光
体の残光特性をZn:S蛍光体の残光特性と比較したグ
ラフである。
【図19】釣具として発光玉を示した正面図である。
【図20】釣具として夜光パイプを示した正面図であ
る。
【図21】釣具としてシモリウキを示した正面図であ
る。
【図22】釣具として夜光ウキゴムを示した正面図であ
る。
【図23】釣具としてワームを示した正面図である。
【図24】釣具としてウキを示した正面図である。
【図25】釣具として重りを示した正面図である。
【符号の説明】
10 発光玉 20 夜光パ
イプ 30 シモリウキ 40 夜光ウ
キゴム 50 ワーム 60 ウキ 70 重り 90 針 91 釣り糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松沢 隆嗣 東京都杉並区上荻1−15−1 丸三ビル 根本特殊化学株式会社内 (72)発明者 高橋 寛 大阪府大阪市旭区新森4丁目20−9 東邦 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MAl24 で表わされる化合物で、M
    は、カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群
    から選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素からなる化
    合物を母結晶にした蓄光性蛍光体を少なくとも表面に用
    いたことを特徴とする釣具。
  2. 【請求項2】 MAl24 で表わされる化合物で、M
    は、カルシウム、ストロンチウム、バリウムからなる群
    から選ばれる少なくとも1つ以上の金属元素にマグネシ
    ウムを添加した複数の金属元素からなる化合物を母結晶
    にした蓄光性蛍光体を少なくとも表面に用いたことを特
    徴とする釣具。
  3. 【請求項3】 蓄光性蛍光体の賦活剤としてユウロピウ
    ムを、Mで表わす金属元素に対するモル%で0.001 %以
    上10%以下添加したことを特徴とする請求項1または2
    記載の釣具。
  4. 【請求項4】 蓄光性蛍光体の共賦活剤としてランタ
    ン、セリウム、プラセオジム、ネオジウム、サマリウ
    ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホル
    ミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテ
    チウム、マンガン、スズ、ビスマスからなる群の少なく
    とも1つ以上の元素を、Mで表わす金属元素に対するモ
    ル%で0.001 %以上10%以下添加したことを特徴とする
    請求項3記載の釣具。
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