JPH08117637A - 電気集塵エレメント - Google Patents

電気集塵エレメント

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JPH08117637A
JPH08117637A JP25712494A JP25712494A JPH08117637A JP H08117637 A JPH08117637 A JP H08117637A JP 25712494 A JP25712494 A JP 25712494A JP 25712494 A JP25712494 A JP 25712494A JP H08117637 A JPH08117637 A JP H08117637A
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pieces
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bent
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JP25712494A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kato
敏之 加藤
Koichi Yamahata
浩一 山端
Hachiro Kurokawa
八郎 黒川
Yasuo Sato
安夫 佐藤
Kazuya Okada
一也 岡田
Yoshihide Ito
芳英 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】隣合うエレメント片10,20を互いに連続さ
せる連続部分において、該各エレメント片10,20の
平行間隔の保持の妨げとなるテンションが作用するを防
止し、隣合うエレメント片10,20の平行間隔を良好
に保持する。 【構成】各エレメント片10,20は、直交折曲部7に
対し、直角を超えて一旦鋭角状に折り曲げ、台紙に折り
癖を付けた後に、直角に戻して修正し、自然状態で折り
曲げ部分が勝手に開いたりすることなく、その直角度が
良好に保持できるものとする。直角度が良好に保たれる
直交折曲部7の長さに基づいて、隣合うエレメント片1
0,20の間隔を設定し、その平行間隔を良好に保持さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気清浄機や空気調和
機等に組み込んで使用する電気集塵エレメントに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に電気集塵エレメントは、空
気中の汚れ粒子を正又は負に帯電させるイオン化部と、
帯電させた汚れ粒子を捕集して付着させる集塵部とから
成っており、その汚れ粒子が付着する集塵部を、洗浄の
要らない使い捨て可能な仕様とし、ユーザー或いはサー
ビスマンの利便を図る工夫がなされている。
【0003】このような工夫を講じたものとして、例え
ば実開平1−174056号公報に開示されたものがあ
る。このものは、図12に示すように、台紙P上にプラ
ス又はマイナスとする一側極性の集塵部第1電極Vをパ
ターン化した第1エレメント片Aと、同じく台紙P上に
他側極性とする集塵部第2電極Gをパターン化した第2
エレメント片Bとを交互に備え、これらエレメント片
A,Bを紙面奥行き方向に飛び飛びに設ける複数個の細
幅な連結片Rを介して互いに連続させると共に、各台紙
Pの平面上に突設するスペーサ突起S及び位置決め突起
Tにより、表裏のエレメント片A,Bの平行間隔を保持
するようにしている。
【0004】こうして、主として、台紙Pへの各電極
A,Bのパターン化と、連結片Rを介した2種のエレメ
ント片A,Bの連続形成とによって低コスト化を実現
し、一定時間の使用で汚れが生じると、全体を廃棄して
新品と取り替えることとし、使い捨て仕様に良好に適合
させているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ものは、基本的に、各エレメント片A,Bの平行間隔を
台紙Pに突設するスペーサ突起Sの高さで決めるもので
あって、連結片Rは表裏のエレメント片A,Bを互いに
連続させるものに過ぎず、その連結片Rの具体的な構造
は、中央頂部に一つの山折り線をもつ鋭角状の折曲部b
か、あるいは円弧状の屈曲部cとするものである。
【0006】従って、図13(b)又は(c)に示すよ
うに、連結片Rを中心として、表裏のエレメント片A,
Bの間隔を押し拡げようとするテンションfが働き、連
結片R自体に、各エレメント片A,Bを平行に保つよう
な保形力を付与できないため、各エレメント片A,Bの
平行間隔を良好に保持し難い問題がある。このため、各
エレメント片A,Bの積層方向上下から適当な押圧力を
付与する必要が生じ、最終的な保持構造が複雑になると
共に、押圧力如何によってスペーサ突起Sが座屈する恐
れがあるし、座屈を避けようとして突起の数を増やすと
空気の通路抵抗が増え、圧損が増大する問題もある。
【0007】本発明では、隣合うエレメント片を互いに
連続させる連続部分において、該各エレメント片の平行
間隔の保持の妨げとなるテンションが作用するを防止で
き、隣合うエレメント片の平行間隔を良好に保持するこ
とができる電気集塵エレメントを提供することをその主
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、図1に示すよう
に、一側極性の電極1,2を台紙上にパターン化して成
る第一エレメント片10と、他側極性の電極3を台紙上
にパターン化して成る第二エレメント片20とを、これ
ら各エレメント片10,20にそれぞれ直交状に折り曲
げる直交折曲部7を介して交互に連続させ、隣合うエレ
メント片10,20の間隔を、直交折曲部7の長さに基
づいて設定している構成にした。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、各エレメント片10,20の上下方向及び
幅方向双方に空隙を確保しつつ、隣合うエレメント片1
0,20の平行間隔を良好に保持するため、直交折曲部
7は、空気の流れ方向上下一側の一辺に沿って平行に折
り曲げられ、第一エレメント片10と隣接する第二エレ
メント片20とを飛び飛びに連続させる複数個の第一帯
状連結片71と、空気の流れ方向上下他側の一辺に沿っ
て平行に折り曲げられ、第二エレメント片20と次列の
第一エレメント片10とを飛び飛びに連続させる複数個
の第二帯状連結片72とから成る構成にした。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、最小の数の連結片によって隣合うエレメン
ト片10,20の平行間隔を良好に保持するため、第一
帯状連結片71は、各エレメント片10,20の幅方向
両端に位置する端部片71a,71bと、幅方向中間に
位置する中間部片71cとから成り、第二帯状連結片7
2は、各エレメント片10,20の幅方向両端に位置す
る端部片72a,72bと、幅方向中間に位置する中間
部片72cとから成る構成にした。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3何れか一記載の発明において、直交折曲部7の折り
曲げを容易にして、その直角度を良好に出せるようにす
るため、直交折曲部7と各エレメント片10,20との
間の折り曲げ線の端部に、丸穴70を開口している構成
にした。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、その直交折曲部7
は、各エレメント片10,20にそれぞれ直交状に折り
曲げられるものであって、第一エレメント片10と直交
折曲部7との間、並びに、第二エレメント片20と直交
折曲部7との間に、合計二箇所の直角の折り曲げ線がで
きることとなる。このため、図13(a)に示すよう
に、第一エレメント片10は、直交折曲部7に対し、直
角を超えて一旦鋭角状に折り曲げ(状態10A)、台紙
に折り癖を付けた後に、直角に戻して修正することがで
きるから、自然状態で、折り曲げ部分が開いたりするこ
となく、その直角度が良好に保持できる。同様に、第二
エレメント片20は、直交折曲部7に対し、直角を超え
て一旦鋭角状に折り曲げ(状態20A)、台紙に折り癖
を付けた後に、直角に戻して修正することができるか
ら、自然状態で、折り曲げ部分が開いたりすることな
く、その直角度が良好に保持できる。こうして、このよ
うに直角度が良好に保たれる直交折曲部7の長さに基づ
いて、隣合うエレメント片10,20の間隔を設定して
いるから、該各エレメント片10,20の平行間隔を良
好に保持することができるのである。
【0013】請求項2記載の発明では、直交折曲部7を
構成する第一帯状片71は、空気の流れ方向上下一側の
一辺に沿って平行に折り曲げられ、第一エレメント片1
0と隣接する第二エレメント片20とを飛び飛びに連続
させる複数個のものであり、隣合う第一帯状連結片7
1,71の間に空隙を確保できる。同様に、直交折曲部
7を構成する第二帯状片72は、空気の流れ方向上下他
側の一辺に沿って平行に折り曲げられ、第二エレメント
片20と次列の第一エレメント片10とを飛び飛びに連
続させる複数個のものであり、隣合う第二帯状連結片7
2,72の間に空隙を確保できる。このため、エレメン
ト片10,20の上下方向に空気通路を良好に確保でき
ると共に、これら帯状連結片71,72が対面しないエ
レメント片10,20の幅方向両端の全域が開放され、
殺菌用紫外線灯の照射等が可能となる。こうして、各エ
レメント片10,20の上下方向及び幅方向双方に空隙
を確保できながら、直角に折り曲げる各帯状連結片7
1,72により、隣合うエレメント片10,20の平行
間隔を良好に保持することができる。
【0014】請求項3記載の発明では、隣合うエレメン
ト片10,20は、幅方向両端において、左右の端部片
71a,72a、又は、71b,72bによって間隔が
決められると共に、その中間部において、中間部片71
c又は72cによって間隔が決められる。両端部とその
中間部という合計3片の最小の数の連結片によって、隣
合うエレメント片10,20の平行間隔を良好に保持す
ることができる。
【0015】請求項4記載の発明では、丸穴70をつな
ぐ折り曲げ線に沿って直交折曲部7を折り曲げるため、
その折り曲げを容易にできると共に、各エレメント片1
0,20と直交折曲部7との直角度を良好に出すことが
できる。
【0016】
【実施例】図11は、本発明に係る電気集塵エレメント
500を2体内装する天井カセット式の空気清浄機であ
って、下部に吸込口502及び吹出口503を設けた化
粧板501をもつ本体ケーシング504の内部に、比較
的大きな埃等を予め除去する抗菌プレフィルタ505、
前記集塵エレメント500,500、該各エレメント5
00の側方から照射する殺菌用の紫外線灯506,50
6、活性炭等から成るオゾン分解触媒507、循環用の
ファン508を設けている。
【0017】電気集塵エレメント500は、図1に示す
ように、マイナス高電圧に対してプラス側となるアース
に接続する電極1,2をもつ第一エレメント片10と、
マイナス高電圧に接続する電極3をもつ第二エレメント
片20とを複数枚交互に平行配置している。第一エレメ
ント片10は、空気の流れ方向上流側に左右一対のイオ
ン化部対向電極1,1を、そのやや下流側にライン状の
集塵部第一電極2をそれぞれ有し、これら各電極1,
1,2を台紙Pの表面及び裏面双方について、カーボン
含有の導電性塗料の両面印刷によりパターン化させてい
る。又、第二エレメント片20は、第一エレメント片1
0の裏面にその表面を対面させるものであり、集塵部第
一電極2の更に下流にライン状の集塵部第二電極3を有
し、この電極3を同じく台紙Pの表面及び裏面双方につ
いて、カーボン含有の導電性塗料の両面印刷によりパタ
ーン化させている。2h,3hは、導電性塗料を両面印
刷する前に開けておくスルーホールであり、このスルー
ホール2h,3hが開けられている台紙Pの上から導電
性塗料を両面印刷し、表裏の電極を互いに導通させてい
るのである。
【0018】第一エレメント片10における左右のイオ
ン化部対向電極1,1とライン状の集塵部第一電極2と
は、台紙Pの表面側及び裏面側双方において、短尺な接
続用パターン4,4を介して互いに接続している。この
接続用パターン4,4も、同じくカーボン含有の導電塗
料の両面印刷によるものである。
【0019】台紙Pは、図2に示すように、厚みをコン
マ数ミリから数ミリメートル程度例えば0.38mmと
した上下方向に長い一枚の長尺な電気絶縁紙から成り、
各エレメント片10,20は、図2中点線で示す山折線
及び一点鎖線で示す谷折線に従って直交状に折り曲げる
ことによって交互に連続形成するものである。隣合うエ
レメント片10,20の間隔は、その直交折曲部7の長
さに基づいて設定しているのである。
【0020】直交折曲部7は、空気の流れ方向上流側に
位置する第一エレメント片10の一辺に沿って山折りさ
れ、隣接する第二エレメント片20を台紙Pの幅方向に
飛び飛びに連続させる複数個の第一帯状連結片71と、
空気の流れ方向下流側に位置する第二エレメント片20
の一辺に沿って谷折りされ、隣接する次列の第一エレメ
ント片10を台紙Pの幅方向に飛び飛びに連続させる複
数個の第二帯状連結片72とから成る。第一帯状連結片
71は、幅方向左右の端部片71a,71b及び中間の
中間部片71cとの3片から成り、同じく第二帯状連結
片72は、幅方向左右の端部片72a,72b及び中間
の中間部片72cとの3片から成る。
【0021】又、各折り曲げ線の端部には、折り曲げを
容易にすると共に直角度を出すために、小さなパンチ穴
から成る丸穴70を開口している。
【0022】更に、各エレメント片10,20における
空気の流れ方向上流側の辺には、第一帯状連結片71に
おける左側の端部片71aと中間部片71cとの間に入
れる切込線71d、並びに、右側の端部片71bと中間
部片71cとの間に入れる切込線71eにより、それぞ
れ、これら各切込線71d,71eの両端部間のスパン
に相当する幅をもち、第一エレメント片10と同一平面
を形成する第一フラット片73,73を設けている。同
様に、各エレメント片10,20における空気の流れ方
向下流側の辺には、第二帯状連結片72における左側の
端部片72aと中間部片72cとの間に入れる切込線7
2d、並びに、右側の端部片72bと中間部片72cと
の間に入れる切込線72eにより、それぞれ、これら各
切込線72d,72eの両端部間のスパンに相当する幅
をもち、第一エレメント片10と同一平面を形成する第
二フラット片74,74を設けている。
【0023】第一フラット片73,73は、高さ方向上
下の長さを比較的大きく確保しており、この部分に対応
した切込線71d,71eは、第二エレメント片20の
平面に食い込むように設け、第二エレメント片20にお
ける空気の流れ方向上流側の一辺には、第一フラット片
73の上端に上積みして設ける延長部73aに相当する
大きさの盗み部23を設けている。
【0024】そして、こうして大きく確保した第一フラ
ット片73に、イオン化部対向電極1をパターン化させ
ているのである。
【0025】尚、第二フラット片74は、第一エレメン
ト片10と同一平面になるように設けたが、第二エレメ
ント片20と同一平面になるように設けてもよい。
【0026】次に、各電極1〜3の端子構造について説
明する。第一エレメント片10に具備するイオン化部対
向電極1及び集塵部第一電極2の共通の端子部5は、集
塵部第一電極2の左側から取り出すこととしており、台
紙Pの幅方向左側で高さ方向上側に位置する第一帯状連
結辺71の左側端部片71aにパターン化している。
又、第二エレメント片20に具備する集塵部第二電極3
の端子部6は、右側から取り出すこととしており、台紙
Pの幅方向右側で高さ方向下側に位置する第二帯状連結
辺72の右側端部片72aにパターン化している。尚、
これら各端子部5,6は、電極1,2,3と同様、導電
性塗料を台紙Pに両面印刷することにより形成してい
る。
【0027】又、各端子部5,6は、これらを形成する
各端部片71a,72bを挾んで両側に位置する第一エ
レメント片10及び第二エレメント片20の表面に股が
らせてパターン化しており、後述する導電性クッション
91との接触性を向上できるようにしている。
【0028】そして、このような端子構造を採った上
で、集塵部第一電極2の右側のパターン長を短くして、
該第一電極2の反端子部側のパターン端部21と、この
第一電極2と反対極となる右側の端子部6との間に、せ
ん絡を防止するスパンを確保している。同様に、集塵部
第二電極3の左側のパターン長を短くして、該第二電極
3の反端子部側のパターン端部31と、この第二電極3
と反対極となる左側の端子部5との間に、せん絡を防止
するスパンを確保している。
【0029】こうして、以上のように構成する図2の台
紙Pを、山折線及び谷折線に沿って折り曲げていき、図
1に示すように、各エレメント片10,20を互い違い
に平行配置するのである。
【0030】この折り曲げに際して、或いは、折り曲げ
後の状態保持に際しては、図3に示すような治具600
を用いる。この治具600は、基板601に、第一帯状
連結片71の裏面を受け止める長身側支え板602と、
第二フラット片74を逃がす短身側支え板603とを交
互に並設したものであり、各エレメント片10,20の
折り曲げ部分の直角度及び各エレメント片10,20の
平行間隔を良好に出せるようにしている。
【0031】そして、図3に示した状態で、第一帯状連
結片71を挾んで隣合うエレメント片10,20の上端
部を受入れる凹部81と、第一帯状連結片71の非介在
部分において隣合うエレメント片10,20の間隙に突
入する凸部82とをもった間隔保持ホルダー8を形成し
て、このホルダー8を上方部から挿入する。
【0032】このホルダー8は、第一帯状連結片71に
おける左右の端部片71a,71b及び中間部片71c
に対応して上方部から3本挿入することとしており、各
ホルダー8は、各連結片71a,71b,71cに対応
た細幅な本体80を備えている。
【0033】第一帯状連結片71側へのホルダー8の挿
入が終わった後は、治具600からエレメントを取り外
して、反対側の第二帯状連結片72側にも、同様に、そ
の左右の端部片72a,72b及び中間部片72cに対
応させて3本の間隔保持ホルダー8を挿入することとし
ているのである。
【0034】間隔保持ホルダー8のうち、少なくとも、
端子部5,6をその端面に形成する端部片71a,72
bに挿入するものについては、図4に示すように、その
本体80に設ける溝80aに、エレメント片10,20
の並設方向に延びる長尺なアルミ板等から成る導体9及
び導電性ウレタン等から成る導電性クッション91を保
持させている。導電性クッション91は、間隔保持ホル
ダー8の凹部81の端面から突出させており、間隔保持
ホルダー8をエレメント側に挿入したとき、各端子部
5,6は導体9側に良好に圧接されるようになってい
る。
【0035】尚、部品の共通化のために、端子部をもた
ない端部片71b,72aや中間部片71c,72cに
挿入するホルダー8にも、同様に、その本体80に溝8
0aを設けている。この場合、その溝80aにはダミー
のクッションを介装してもよいし、又、組付時の区別を
無くして製造管理を容易にするためには、端子部5,6
への挿入側と全く同様な構成としてもよい。
【0036】間隔保持ホルダー8に設ける凸部82は、
溝80aを挾んで一対の凸片82a,82bから成り、
これら凸片82a,82bには、該凸片82a,82b
の突入部分におけるエレメント片10,20の間隙を側
方に開放させるスリット状の欠落部84を設けており、
図11で示した側方からの紫外線灯506の照射が間隙
部全域に良好に届くようにしている。又、各凸片82
a,82bの先端部には、エレメント片10,20の間
隙部への挿入性を良くする傾斜状のカット部82cを設
けている。
【0037】尚、図5に示すように、間隔保持ホルダー
8における凸部82のエレメント片10,20に対する
接触部には突起83,83を設けると共に、エレメント
片10,20にはその突起83,83を受入れる受入穴
30を設けて、ホルダー8とエレメント片10,20と
の抜けを防止し、両者の挿入状態を良好に保持させるよ
うにするのも好ましい。
【0038】間隔保持ホルダー8の両端部には、図6に
示すように、突合せ片85,85を設けており、この突
合せ片85を介して、上下のホルダー8,8を突き合
せ、エレメントを箱形に形成してその保形を行うように
している。
【0039】突合せ片85は、間隔保持ホルダー8の両
端から突合せ部位に向けて延びる第一部材85aと、該
第一部材85aから外側方に延びる第二部材85bとか
ら成り、上下の間隔保持ホルダー8に備える第二部材8
5b,85b同士を束ねて、エレメント片10,20の
外側に配置する端板900に設ける嵌合穴910に嵌合
させている。
【0040】図6に示した完成品は、集塵部側の電極
2,3をもつ集塵部200に、本来的にはイオン化部1
00を構成するイオン化部対向電極1が一体にモジュー
ル化したものである。そして、このモジュール化した完
成品は、図7及び図8に示すように、空気の入口部40
1及び出口部402をもち、リベット410で枠組みし
た箱形のフレーム400に支持させている。
【0041】図7及び図8において、1Aは、イオン化
部対向電極1に臨ませてイオン化部100を構成する放
電極であり、第二エレメント片20の上流側であって隣
合う第一エレメント片10,10の中心線上に配設して
いる。又、端部において幅方向に多数個備える刃部1a
をイオン化部対向電極1に臨ませている。
【0042】イオン化部100を構成する放電極1Aの
四隅には、支持部101を設けている。集塵部200
は、端板900の外方全6か所において突出する突合せ
片85の第二部材85bのうち、四隅の4個分を支持部
201としている。そして、これら支持部101,20
1を、フレーム400の四隅に支持する4つの絶縁用の
碍子300に対して同軸状に取り付けている。
【0043】碍子300は、全体をフェノール樹脂等の
絶縁材料で形成しており、フレーム400に取り付ける
第一軸部301と、これの上部に同軸状に嵌合する第二
軸部302とから成っている。第一軸部301には、第
二軸部302とねじ嵌合するボルト304を、第二軸部
302には、そのボルト304を受入れるボス305そ
れぞれ埋め込んでおり、これら第一及び第二軸部30
1,302の嵌合部に、イオン化部100を構成する放
電極1Aを挟み込んでいる。又、第二軸部302の端部
にもボルト306を埋め込んでおり、ナット307を介
して集塵部200を取り付けている。
【0044】碍子300の第一軸部301の下端には、
図9に示すように、小径な環状凹所303を設けてお
り、この環状凹所303を、フレーム400の四隅に設
けるU字形の受入溝403に挿入させている。
【0045】次に、集塵作用を図10に基づいて説明す
る。微細塵埃やウイルス、細菌、タバコの煙等の汚れ粒
子dを含む空気が入ってくると、マイナスの高電圧とさ
れた放電極1Aの刃部1aと、プラス側のイオン化部対
向電極1との間で起こる負コロナにより、その汚れ粒子
dがマイナスに帯電される。そして、このマイナスに帯
電された汚れ粒子dは、集塵部第一電極2と第二電極3
との間の電界の作用により、プラス側の第一電極2をも
つ第一エレメント片10に吸着されていく。こうして、
最終的に、汚れ粒子dをほとんど含まないクリーンな空
気が出口側から取り出されるのである。
【0046】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、隣
合うエレメント片10,20を直交折曲部7を介して連
続させ、その間隔を直交折曲部7の長さに基づいて設定
しているから、隣合うエレメント片10,20を互いに
連続させる連続部分において、該各エレメント片10,
20の平行間隔の保持の妨げとなるテンションが作用す
るを防止でき、隣合うエレメント片10,20の平行間
隔を良好に保持することができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、各エレメン
ト片10,20の上下方向及び幅方向双方に空隙を確保
できながら、直角に折り曲げる第一及び第二帯状連結片
71,72により、隣合うエレメント片10,20の平
行間隔を良好に保持することができる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、端部片71
a,72a又は71b,72bと、その中間部片71c
又は72cという3箇所の少ない連結片によって、隣合
うエレメント片10,20の平行間隔を良好に保持する
ことができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、丸穴70に
より、直交折曲部7の折り曲げを容易にできると共に、
各エレメント片10,20と直交折曲部7との直角度を
良好に出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気集塵エレメントの要部の斜視
図。
【図2】同エレメントを構成するパターン台紙の展開
図。
【図3】同エレメントの第一の製造過程を示す断面図。
【図4】同間隔保持ホルダーの要部の斜視図
【図5】同間隔保持ホルダーの別実施例を示す要部の断
面図。
【図6】同エレメントの第二の製造過程を示す側面図。
【図7】同エレメントの組込状態を示す断面図。
【図8】同図7のイ,イ線での断面図。
【図9】同碍子部分の要部の斜視図。
【図10】同エレメントの集塵作用を説明する断面図。
【図11】同エレメントを具備する空気清浄機の断面
図。
【図12】従来例の断面図。
【図13】本発明と従来例との作用効果の対比説明図。
【符号の説明】
1;イオン化部対向電極、2;集塵部第一電極、3;集
塵部第二電極、4;接続用パターン、5,6;端子部、
10;第一エレメント片、20;第二エレメント片、
7;直交折曲部、71;第一帯状連結片、72;第二帯
状連結片、71a,71b,72a,72b;端部片、
71c,72c;中間部片、70;丸穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒川 八郎 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 佐藤 安夫 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 岡田 一也 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 伊藤 芳英 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側極性の電極(1,2)を台紙上にパ
    ターン化して成る第一エレメント片(10)と、他側極
    性の電極(3)を台紙上にパターン化して成る第二エレ
    メント片(20)とを、これら各エレメント片(10,
    20)にそれぞれ直交状に折り曲げる直交折曲部(7)
    を介して交互に連続させ、隣合うエレメント片(10,
    20)の間隔を、直交折曲部(7)の長さに基づいて設
    定していることを特徴とする電気集塵エレメント。
  2. 【請求項2】 直交折曲部(7)は、空気の流れ方向上
    下一側の一辺に沿って平行に折り曲げられ、第一エレメ
    ント片(10)と隣接する第二エレメント片(20)と
    を飛び飛びに連続させる複数個の第一帯状連結片(7
    1)と、空気の流れ方向上下他側の一辺に沿って平行に
    折り曲げられ、第二エレメント片(20)と次列の第一
    エレメント片(10)とを飛び飛びに連続させる複数個
    の第二帯状連結片(72)とから成る請求項1記載の電
    気集塵エレメント。
  3. 【請求項3】 第一帯状連結片(71)は、各エレメン
    ト片(10,20)の幅方向両端に位置する端部片(7
    1a,71b)と、幅方向中間に位置する中間部片(7
    1c)とから成り、第二帯状連結片(72)は、各エレ
    メント片(10,20)の幅方向両端に位置する端部片
    (72a,72b)と、幅方向中間に位置する中間部片
    (72c)とから成る請求項2記載の電気集塵エレメン
    ト。
  4. 【請求項4】 直交折曲部(7)と各エレメント片(1
    0,20)との間の折り曲げ線の端部に、丸穴(70)
    を開口している請求項1又は請求項2若しくは請求項3
    記載の電気集塵エレメント。
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